JP2002313242A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J11/00—Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
- H01J11/20—Constructional details
- H01J11/34—Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
- H01J11/44—Optical arrangements or shielding arrangements, e.g. filters, black matrices, light reflecting means or electromagnetic shielding means
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J11/00—Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
- H01J11/10—AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
- H01J11/12—AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J5/00—Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J5/02—Vessels; Containers; Shields associated therewith; Vacuum locks
- H01J5/16—Optical or photographic arrangements structurally combined with the vessel
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- Optical Filters (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー表示を行うプラズマディスプレイパネ
ルにおいて、輝度低下を最小限に抑えながら、コントラ
スト及び色純度の改善が可能であり、特に、ネオン発光
に伴うコントラスト低下を効果的に抑制する。 【解決手段】 放電空間にネオン及びキセノンを主成分
とする放電ガスを封入してカラー表示を行うプラズマデ
ィスプレイパネルの放電空間から表示面側に、５６０〜
５９０ｎｍの減衰波長領域を有する光学フィルタを配設
する。
ルにおいて、輝度低下を最小限に抑えながら、コントラ
スト及び色純度の改善が可能であり、特に、ネオン発光
に伴うコントラスト低下を効果的に抑制する。 【解決手段】 放電空間にネオン及びキセノンを主成分
とする放電ガスを封入してカラー表示を行うプラズマデ
ィスプレイパネルの放電空間から表示面側に、５６０〜
５９０ｎｍの減衰波長領域を有する光学フィルタを配設
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示を行う
プラズマディスプレイパネルに関し、特に、カラー表示
における表示画面の視認性向上を図ったプラズマディス
プレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネルに関し、特に、カラー表示
における表示画面の視認性向上を図ったプラズマディス
プレイパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、放電空
間を形成する一対のガラス基板が対向配置された構造を
なしており、その表示面側の基板を前面基板、他方側の
基板を背面基板と称している。ＡＣ型と称されるプラズ
マディスプレイパネルの前面基板には、放電のための透
明電極である複数の対をなした行電極が形成され、更に
は、この電極を覆って透明な誘電体層と保護層とが形成
されている。一方、それに対向した背面基板には、書き
込みのためのデータ電極となる列電極が形成され、この
電極を覆って電極保護層が形成されている。
間を形成する一対のガラス基板が対向配置された構造を
なしており、その表示面側の基板を前面基板、他方側の
基板を背面基板と称している。ＡＣ型と称されるプラズ
マディスプレイパネルの前面基板には、放電のための透
明電極である複数の対をなした行電極が形成され、更に
は、この電極を覆って透明な誘電体層と保護層とが形成
されている。一方、それに対向した背面基板には、書き
込みのためのデータ電極となる列電極が形成され、この
電極を覆って電極保護層が形成されている。
【０００３】この前面基板と背面基板は、列電極に沿っ
て放電空間を形成するストライプ状の隔壁を介して、そ
れぞれの基板に形成された電極が直交するように、シー
ル層を介して貼り合わされる。この隔壁で仕切られた放
電空間の内側には、可視光の発光又はカラー化のための
蛍光体層が形成され、その内部にはネオン，キセノンを
主成分とする混合ガスが放電ガスとして封入される。特
に、カラー表示を行うものでは、Ｒ（赤色），Ｇ（緑
色），Ｂ（青色）、３色の蛍光体層が規則的に配されて
いる。
て放電空間を形成するストライプ状の隔壁を介して、そ
れぞれの基板に形成された電極が直交するように、シー
ル層を介して貼り合わされる。この隔壁で仕切られた放
電空間の内側には、可視光の発光又はカラー化のための
蛍光体層が形成され、その内部にはネオン，キセノンを
主成分とする混合ガスが放電ガスとして封入される。特
に、カラー表示を行うものでは、Ｒ（赤色），Ｇ（緑
色），Ｂ（青色）、３色の蛍光体層が規則的に配されて
いる。
【０００４】このようなプラズマディスプレイパネルの
表示には、まず、対を成す行電極の一方と列電極との間
に表示ライン毎に表示データに応じて選択放電を生じさ
せ、表示画面を構成する各セルに対して点灯セル（壁電
荷が形成さえたセル）と消灯セル（壁電荷が形成されな
かったセル）を設定する。次に、前表示ラインに対して
一斉に、維持パルスを繰り返して、点灯セルを維持パル
スが印可される毎に放電維持発光させている。
表示には、まず、対を成す行電極の一方と列電極との間
に表示ライン毎に表示データに応じて選択放電を生じさ
せ、表示画面を構成する各セルに対して点灯セル（壁電
荷が形成さえたセル）と消灯セル（壁電荷が形成されな
かったセル）を設定する。次に、前表示ラインに対して
一斉に、維持パルスを繰り返して、点灯セルを維持パル
スが印可される毎に放電維持発光させている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したプラズマディ
スプレイパネルのカラー表示では、外光反射によってコ
ントラストが低下するという問題がある。これは、第１
には、プラズマディスプレイパネルに使用されている蛍
光体が白色の無機蛍光体粉末であることから、外光によ
る反射が大きく、非表示部となる上記の消灯セルが外光
反射による影響を受けて明るく視認され、非発光部で充
分な濃度の黒表示を得られないことによるものである。
スプレイパネルのカラー表示では、外光反射によってコ
ントラストが低下するという問題がある。これは、第１
には、プラズマディスプレイパネルに使用されている蛍
光体が白色の無機蛍光体粉末であることから、外光によ
る反射が大きく、非表示部となる上記の消灯セルが外光
反射による影響を受けて明るく視認され、非発光部で充
分な濃度の黒表示を得られないことによるものである。
【０００６】第２には、放電ガス中のネオン自体が放出
する可視光の影響によるもので、上述したように、放電
ガスとしてネオンとキセノンを主成分とする混合ガスを
使用した場合、放電によって放出される真空紫外線が各
色の蛍光体層を励起し、それぞれの蛍光体に応じた分光
特性の可視光を放出させるが、同時に、放電ガス中のネ
オン自体が発光して、特定の波長領域にピークを有する
可視光を放出させる。このネオン発光は、その波長成分
（約５９０ｎｍ付近にピークを持つ波長成分）を各色の
発光スペクトルに出現させて各色の色純度を低下させる
要因となる。
する可視光の影響によるもので、上述したように、放電
ガスとしてネオンとキセノンを主成分とする混合ガスを
使用した場合、放電によって放出される真空紫外線が各
色の蛍光体層を励起し、それぞれの蛍光体に応じた分光
特性の可視光を放出させるが、同時に、放電ガス中のネ
オン自体が発光して、特定の波長領域にピークを有する
可視光を放出させる。このネオン発光は、その波長成分
（約５９０ｎｍ付近にピークを持つ波長成分）を各色の
発光スペクトルに出現させて各色の色純度を低下させる
要因となる。
【０００７】この外光反射によるコントラスト低下の問
題を解消する手段として、従来より、プラズマディスプ
レイパネルの表示面側にほぼ一様な透過特性を有する吸
収型のＮＤフィルタを配置したり、又はＲ，Ｇ，Ｂ各色
の蛍光体層に対応したカラーフィルタ層を配置すること
が行われている。しかしながら、ＮＤフィルタを使用し
た場合、外光反射をカットすることでコントラストの向
上にはなるが、外光反射とネオン発光の影響を充分に回
避しようとすると、同時に大幅な輝度の低下を伴うとい
う欠点があり、また、カラーフィルタ層を配置する場合
には、各色に対応するカラーフィルタを採用することで
コストが高くなる。
題を解消する手段として、従来より、プラズマディスプ
レイパネルの表示面側にほぼ一様な透過特性を有する吸
収型のＮＤフィルタを配置したり、又はＲ，Ｇ，Ｂ各色
の蛍光体層に対応したカラーフィルタ層を配置すること
が行われている。しかしながら、ＮＤフィルタを使用し
た場合、外光反射をカットすることでコントラストの向
上にはなるが、外光反射とネオン発光の影響を充分に回
避しようとすると、同時に大幅な輝度の低下を伴うとい
う欠点があり、また、カラーフィルタ層を配置する場合
には、各色に対応するカラーフィルタを採用することで
コストが高くなる。
【０００８】本発明は、このような問題に対処するため
に提案されたものであって、ネオン発光に伴うコントラ
スト低下を効果的に抑制することで、輝度低下を最小限
に抑えながら、コントラスト及び色純度の改善が可能な
プラズマディスプレイパネルを提供することを目的とす
る。
に提案されたものであって、ネオン発光に伴うコントラ
スト低下を効果的に抑制することで、輝度低下を最小限
に抑えながら、コントラスト及び色純度の改善が可能な
プラズマディスプレイパネルを提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるプラズマディスプレイパネルは、以下
の特徴を備えるものである。
に、本発明によるプラズマディスプレイパネルは、以下
の特徴を備えるものである。
【００１０】請求項１に係る発明は、対向配置された一
対の基板間に放電空間を形成し、該放電空間内にネオン
及びキセノンを主成分とする放電ガスを封入し、該放電
ガスから放出される紫外線によって励起され、赤色，緑
色，青色の各色を発光する蛍光体層を上記放電空間内に
各色毎に形成したプラズマディスプレイパネルであっ
て、上記放電空間に対して表示面側に、上記ネオンが放
出する可視光の波長領域から上記緑色を発光する蛍光体
層の発光特性がピークを示す波長に近接する長波長側の
波長領域までの波長成分を選択的に減衰させる透過特性
を有する光学フィルタを設けたことを特徴とする。
対の基板間に放電空間を形成し、該放電空間内にネオン
及びキセノンを主成分とする放電ガスを封入し、該放電
ガスから放出される紫外線によって励起され、赤色，緑
色，青色の各色を発光する蛍光体層を上記放電空間内に
各色毎に形成したプラズマディスプレイパネルであっ
て、上記放電空間に対して表示面側に、上記ネオンが放
出する可視光の波長領域から上記緑色を発光する蛍光体
層の発光特性がピークを示す波長に近接する長波長側の
波長領域までの波長成分を選択的に減衰させる透過特性
を有する光学フィルタを設けたことを特徴とする。
【００１１】請求項２に係る発明では、請求項１におけ
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタによって選択的に減衰される波長成分は、５６
０〜５９０ｎｍの波長成分であることを特徴とする。
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタによって選択的に減衰される波長成分は、５６
０〜５９０ｎｍの波長成分であることを特徴とする。
【００１２】請求項３に係る発明では、請求項１におけ
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記赤色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の７０％以下であ
ることを特徴とする。
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記赤色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の７０％以下であ
ることを特徴とする。
【００１３】請求項４に係る発明では、請求項１におけ
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記緑色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の８０％以下であ
ることを特徴とする。
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記緑色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の８０％以下であ
ることを特徴とする。
【００１４】請求項５に係る発明では、請求項１におけ
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記青色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の７０％以下であ
ることを特徴とする。
るプラズマディスプレイパネルを前提として、上記光学
フィルタの透過率は、上記選択的に減衰させる波長成分
における透過率が上記青色を発光する蛍光体層の発光特
性がピークを示す波長における透過率の７０％以下であ
ることを特徴とする。
【００１５】上記特徴を備えた本発明は、以下の作用を
なす。
なす。
【００１６】請求項１に係る発明によると、放電空間に
対して表示面側に設けた光学フィルタによって、ネオン
発光による可視光の波長領域から、紫外線励起によって
緑色を発光する蛍光体層の発光特性がピークを示す波長
に近接する長波長側の波長領域までの波長成分を選択的
に減衰させるので、青色発光の蛍光体層又は緑色発光の
蛍光体層が発光部となった場合のネオン発光による長波
長側のピーク、及び赤色発光の蛍光体層が発光部となっ
た場合のネオン発光による短波長側のピークがそれぞれ
減衰されることになり、各色の分光特性が明確に区分さ
れて色純度が向上する。更には、ネオン発光による可視
光の波長領域から紫外線励起によって緑色を発光する蛍
光体層の発光特性がピークを示す波長に近接する長波長
側の波長領域までの波長成分は、室内照明として一般に
用いられる白色蛍光ランプにおける分光特性のピークを
包含する成分であり、また、比視感度の高い波長域であ
るから、これを選択的に減衰させることにより、プラズ
マディスプレイパネル表面の室内照明による外光反射を
有効に減衰させることができ、これにより外光反射によ
るコントラストの低下を有効に防ぐことができる。更
に、光学フィルタにおける上記の波長成分以外の波長領
域では透過率を充分高く設定できるので、光学フィルタ
を設けることによる輝度低下を最小限に抑えることがで
きる。
対して表示面側に設けた光学フィルタによって、ネオン
発光による可視光の波長領域から、紫外線励起によって
緑色を発光する蛍光体層の発光特性がピークを示す波長
に近接する長波長側の波長領域までの波長成分を選択的
に減衰させるので、青色発光の蛍光体層又は緑色発光の
蛍光体層が発光部となった場合のネオン発光による長波
長側のピーク、及び赤色発光の蛍光体層が発光部となっ
た場合のネオン発光による短波長側のピークがそれぞれ
減衰されることになり、各色の分光特性が明確に区分さ
れて色純度が向上する。更には、ネオン発光による可視
光の波長領域から紫外線励起によって緑色を発光する蛍
光体層の発光特性がピークを示す波長に近接する長波長
側の波長領域までの波長成分は、室内照明として一般に
用いられる白色蛍光ランプにおける分光特性のピークを
包含する成分であり、また、比視感度の高い波長域であ
るから、これを選択的に減衰させることにより、プラズ
マディスプレイパネル表面の室内照明による外光反射を
有効に減衰させることができ、これにより外光反射によ
るコントラストの低下を有効に防ぐことができる。更
に、光学フィルタにおける上記の波長成分以外の波長領
域では透過率を充分高く設定できるので、光学フィルタ
を設けることによる輝度低下を最小限に抑えることがで
きる。
【００１７】請求項２に係る発明では、上記の請求項１
における光学フィルタの減衰波長成分を更に５６０〜５
９０ｎｍの波長領域に特定したものである。すなわち、
５９０ｎｍ付近に生じるネオン発光によるピークを減衰
させると同時に、減衰特性を緑色発光蛍光体層における
発光特性のピーク波長である５３０ｎｍに近接する付近
にまで広げたものであり、これによって、赤色蛍光体層
におけるオレンジ発光を抑え、且つ緑色発光層及び青色
発光層における黄緑色成分を抑えて、Ｒ，Ｇ，Ｂ各色の
蛍光体層の色純度が改善される。また、非発光部におけ
る外光反射から５６０〜５９０ｎｍの成分が減衰される
ので、この波長成分を多く含む室内照明による外光反射
を有効にカットすることにもなる。
における光学フィルタの減衰波長成分を更に５６０〜５
９０ｎｍの波長領域に特定したものである。すなわち、
５９０ｎｍ付近に生じるネオン発光によるピークを減衰
させると同時に、減衰特性を緑色発光蛍光体層における
発光特性のピーク波長である５３０ｎｍに近接する付近
にまで広げたものであり、これによって、赤色蛍光体層
におけるオレンジ発光を抑え、且つ緑色発光層及び青色
発光層における黄緑色成分を抑えて、Ｒ，Ｇ，Ｂ各色の
蛍光体層の色純度が改善される。また、非発光部におけ
る外光反射から５６０〜５９０ｎｍの成分が減衰される
ので、この波長成分を多く含む室内照明による外光反射
を有効にカットすることにもなる。
【００１８】請求項３〜５に係る発明は、請求項１にお
ける光学フィルタの透過率特性を特定したもので、各請
求項に係る発明では、減衰波長成分における透過率を、
赤色領域における透過率の７０％以下、緑色領域におけ
る透過率の８０％以下、青色領域における透過率の７０
％以下として、各色の透過率を必要以上に確保して表示
における輝度低下を最小限に抑えながら、上述の作用を
得るようにしている。
ける光学フィルタの透過率特性を特定したもので、各請
求項に係る発明では、減衰波長成分における透過率を、
赤色領域における透過率の７０％以下、緑色領域におけ
る透過率の８０％以下、青色領域における透過率の７０
％以下として、各色の透過率を必要以上に確保して表示
における輝度低下を最小限に抑えながら、上述の作用を
得るようにしている。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００２０】図１は本発明の実施形態に係るプラズマデ
ィスプレイパネルの断面図である。図において、１は前
面ガラス基板、２は背面ガラス基板を示している。前面
ガラス基板１の内面には、行電極対１０、この行電極対
１０を被覆する誘電体層１１、この誘電体層１１を保護
する保護層１２が設けられている。一方、この前面ガラ
ス基板１と対向配置される背面ガラス基板２の内面に
は、列電極２０、この列電極２０を覆う電極保護層２１
が設けられており、この電極保護層２１上には、列電極
２０を挟んでストライプ状の隔壁２２が設けられ、この
隔壁２２の内側には、赤色に発光する蛍光体層２３Ｒ、
緑色に発光する蛍光体層２３Ｇ、青色に発光する蛍光体
層２３Ｂが規則的に配されている。そして、この前面ガ
ラス基板１と背面ガラス基板とを対向させて、隔壁２２
によって区画した空間が放電空間３であり、この放電空
間３内における行電極対１０と列電極２０との各交差部
に放電セルが形成されている。
ィスプレイパネルの断面図である。図において、１は前
面ガラス基板、２は背面ガラス基板を示している。前面
ガラス基板１の内面には、行電極対１０、この行電極対
１０を被覆する誘電体層１１、この誘電体層１１を保護
する保護層１２が設けられている。一方、この前面ガラ
ス基板１と対向配置される背面ガラス基板２の内面に
は、列電極２０、この列電極２０を覆う電極保護層２１
が設けられており、この電極保護層２１上には、列電極
２０を挟んでストライプ状の隔壁２２が設けられ、この
隔壁２２の内側には、赤色に発光する蛍光体層２３Ｒ、
緑色に発光する蛍光体層２３Ｇ、青色に発光する蛍光体
層２３Ｂが規則的に配されている。そして、この前面ガ
ラス基板１と背面ガラス基板とを対向させて、隔壁２２
によって区画した空間が放電空間３であり、この放電空
間３内における行電極対１０と列電極２０との各交差部
に放電セルが形成されている。
【００２１】この前面ガラス基板１と背面ガラス基板２
とは、図示しないシール層を介して貼り合わされて上述
の放電空間３が形成されており、この放電空間３内に
は、ネオン，キセノンを主成分とする混合ガスが放電ガ
スとして封入されており、放電によって、キセノンから
放出される真空紫外線が上記各色の蛍光体層２３Ｒ，２
３Ｇ，２３Ｂを励起して各色の可視光が放出される。放
出された各色の光は前面ガラス基板１を介して出射さ
れ、カラーの表示光として視認されている。
とは、図示しないシール層を介して貼り合わされて上述
の放電空間３が形成されており、この放電空間３内に
は、ネオン，キセノンを主成分とする混合ガスが放電ガ
スとして封入されており、放電によって、キセノンから
放出される真空紫外線が上記各色の蛍光体層２３Ｒ，２
３Ｇ，２３Ｂを励起して各色の可視光が放出される。放
出された各色の光は前面ガラス基板１を介して出射さ
れ、カラーの表示光として視認されている。
【００２２】そして、前面ガラス基板１の前面には光学
フィルタ４が全面に亘って設けられている。この光学フ
ィルタ４は、透光性を有する基板に所定の吸収特性を有
する色素材料などを混入させることなどにより形成され
ている。
フィルタ４が全面に亘って設けられている。この光学フ
ィルタ４は、透光性を有する基板に所定の吸収特性を有
する色素材料などを混入させることなどにより形成され
ている。
【００２３】図２は、本発明の実施形態に係るプラズマ
ディスプレイパネルの光学特性を示した説明図であっ
て、各色放電セルの発光特性（相対強度）と光学フィル
タ４の透過特性（透過率）を重ねて示したグラフであ
る。
ディスプレイパネルの光学特性を示した説明図であっ
て、各色放電セルの発光特性（相対強度）と光学フィル
タ４の透過特性（透過率）を重ねて示したグラフであ
る。
【００２４】まず、各色放電セルの発光特性について説
明する。青色の放電セルの場合には、曲線Ｂで示される
ような発光スペクトルを示す。すなわち、放電による真
空紫外線によって励起された蛍光体層２３ＢがＢ１（約
４６０ｎｍ）にピークを有する可視光を放出するが、同
時にネオン発光が生じて、Ｂ２（約５８５ｎｍ）にピー
クを有する波長成分が発光スペクトルに現れる。同様
に、緑色の放電セルの場合には、曲線Ｇで示されるよう
な発光スペクトルを示し、紫外線励起によって蛍光体層
２３ＧがＧ１（約５３０ｎｍ）にピークを有する可視光
を放出するが、ネオン発光によってＧ２（約５８５ｎ
ｍ）にピークを有する波長成分が発光スペクトルに現れ
る。
明する。青色の放電セルの場合には、曲線Ｂで示される
ような発光スペクトルを示す。すなわち、放電による真
空紫外線によって励起された蛍光体層２３ＢがＢ１（約
４６０ｎｍ）にピークを有する可視光を放出するが、同
時にネオン発光が生じて、Ｂ２（約５８５ｎｍ）にピー
クを有する波長成分が発光スペクトルに現れる。同様
に、緑色の放電セルの場合には、曲線Ｇで示されるよう
な発光スペクトルを示し、紫外線励起によって蛍光体層
２３ＧがＧ１（約５３０ｎｍ）にピークを有する可視光
を放出するが、ネオン発光によってＧ２（約５８５ｎ
ｍ）にピークを有する波長成分が発光スペクトルに現れ
る。
【００２５】赤色の放電セルの場合には、発光スペクト
ルは、Ｒ１（約５９０ｎｍ），Ｒ２（約６１５ｎｍ），
Ｒ３（約６３０ｎｍ）の波長において３つの大きなピー
クを有している。
ルは、Ｒ１（約５９０ｎｍ），Ｒ２（約６１５ｎｍ），
Ｒ３（約６３０ｎｍ）の波長において３つの大きなピー
クを有している。
【００２６】そして、光学フィルタ４は、曲線Ｌで示さ
れる分光透過特性を備えている。すなわち、その分光透
過特性は、ネオン発光による可視光の波長領域である５
９０ｎｍ付近を減衰させ、更にその減衰特性を、５３０
ｎｍ付近にピークを持つ緑色放電セルの発光スペクトル
におけるピーク近傍（５６０ｎｍ）にまで広げたもので
ある。
れる分光透過特性を備えている。すなわち、その分光透
過特性は、ネオン発光による可視光の波長領域である５
９０ｎｍ付近を減衰させ、更にその減衰特性を、５３０
ｎｍ付近にピークを持つ緑色放電セルの発光スペクトル
におけるピーク近傍（５６０ｎｍ）にまで広げたもので
ある。
【００２７】また、この光学フィルタ４の透過率を、上
述した減衰波長領域５６０〜５９０ｎｍにおける透過率
が、赤色発光スペクトルのピークである６３０ｎｍ付近
の透過率の７０％以下、緑色発光スペクトルのピークで
ある５３０ｎｍ付近の透過率の８０％以下、青色発光ス
ペクトルのピークである４６０ｎｍ付近の透過率の７０
％以下に設定している。すなわち、光学フィルタ４の減
衰波長領域である５６０〜５９０ｎｍにおける透過率を
３５％に設定したとすると、６３０ｎｍにおける透過率
が５０％以上、５３０ｎｍにおける透過率が４３.８％
以上、４６０ｎｍにおける透過率が５０％以上に設定さ
れる。
述した減衰波長領域５６０〜５９０ｎｍにおける透過率
が、赤色発光スペクトルのピークである６３０ｎｍ付近
の透過率の７０％以下、緑色発光スペクトルのピークで
ある５３０ｎｍ付近の透過率の８０％以下、青色発光ス
ペクトルのピークである４６０ｎｍ付近の透過率の７０
％以下に設定している。すなわち、光学フィルタ４の減
衰波長領域である５６０〜５９０ｎｍにおける透過率を
３５％に設定したとすると、６３０ｎｍにおける透過率
が５０％以上、５３０ｎｍにおける透過率が４３.８％
以上、４６０ｎｍにおける透過率が５０％以上に設定さ
れる。
【００２８】このような光学フィルタ４をプラズマディ
スプレイパネルの放電空間３の表示面側に設けると、各
色の放電セルにおいては次のような視認性の改善が得ら
れる。つまり、青色の放電セルにおいては、発光スペク
トルに含まれるネオン発光の波長成分（５８５ｎｍ近
傍）が、光学フィルタを通過後著しく減衰する。これ
は、光学フィルタが５６０〜５９０ｍｎにおいて充分な
減衰特性を備えていることによるもので、このように青
色発光の黄緑色波長成分及びネオン発光の波長成分を選
択的に減衰させることにより、高い色純度を有する青色
を表示することが可能になる。また一方では、光学フィ
ルタ４は、５６０〜５９０ｎｍの波長成分以外の可視光
に対しては減衰ピークが無く比較的高い透過率を有して
いるので、青色発光の主成分である４３０ｎｍをピーク
とする可視光に対しては減衰が少ない。したがって、青
色放電セルの発光においては、輝度低下を抑えつつ、色
純度を向上させることができる。
スプレイパネルの放電空間３の表示面側に設けると、各
色の放電セルにおいては次のような視認性の改善が得ら
れる。つまり、青色の放電セルにおいては、発光スペク
トルに含まれるネオン発光の波長成分（５８５ｎｍ近
傍）が、光学フィルタを通過後著しく減衰する。これ
は、光学フィルタが５６０〜５９０ｍｎにおいて充分な
減衰特性を備えていることによるもので、このように青
色発光の黄緑色波長成分及びネオン発光の波長成分を選
択的に減衰させることにより、高い色純度を有する青色
を表示することが可能になる。また一方では、光学フィ
ルタ４は、５６０〜５９０ｎｍの波長成分以外の可視光
に対しては減衰ピークが無く比較的高い透過率を有して
いるので、青色発光の主成分である４３０ｎｍをピーク
とする可視光に対しては減衰が少ない。したがって、青
色放電セルの発光においては、輝度低下を抑えつつ、色
純度を向上させることができる。
【００２９】緑色の放電セルにおいても、光学フィルタ
４の有する波長透過率特性により、緑色の発光スペクト
ルに含まれている比視感度の高い黄緑色の波長成分及び
ネオン発光の波長成分（５８５ｎｍ近傍）が、光学フィ
ルタ４を通過後に著しく減衰することになる。緑色発光
は比較的輝度を出しやすい色であるから、緑色の主成分
は出力調整により充分な輝度を確保することができる。
このように、黄緑色の波長成分とネオン発光の波長成分
を選択的に減衰させることにより、高い色純度を有する
緑色を表示することが可能になる。
４の有する波長透過率特性により、緑色の発光スペクト
ルに含まれている比視感度の高い黄緑色の波長成分及び
ネオン発光の波長成分（５８５ｎｍ近傍）が、光学フィ
ルタ４を通過後に著しく減衰することになる。緑色発光
は比較的輝度を出しやすい色であるから、緑色の主成分
は出力調整により充分な輝度を確保することができる。
このように、黄緑色の波長成分とネオン発光の波長成分
を選択的に減衰させることにより、高い色純度を有する
緑色を表示することが可能になる。
【００３０】赤色の放電セルにおいては、発光スペクト
ルは３つの大きなピークを有しているが、光学フィルタ
４を通過後には、この内のネオン発光の波長成分に近接
するオレンジ色の５９０ｎｍ近傍のピーク成分のみが減
衰する。一方、他の２つのピークは、比較的減衰が少な
い。このように、オレンジ色の発光成分及びネオン発光
の波長成分を選択的に減衰させることにより、赤色発光
の色純度を向上させることが可能になる。
ルは３つの大きなピークを有しているが、光学フィルタ
４を通過後には、この内のネオン発光の波長成分に近接
するオレンジ色の５９０ｎｍ近傍のピーク成分のみが減
衰する。一方、他の２つのピークは、比較的減衰が少な
い。このように、オレンジ色の発光成分及びネオン発光
の波長成分を選択的に減衰させることにより、赤色発光
の色純度を向上させることが可能になる。
【００３１】また、各放電セルにおいて、光学フィルタ
４の波長透過率特性により、各放電セルの外光反射にお
いて比視感度の高い波長成分を共通に減衰させることが
できるので、効果的に外光反射を低減することが可能に
なる。
４の波長透過率特性により、各放電セルの外光反射にお
いて比視感度の高い波長成分を共通に減衰させることが
できるので、効果的に外光反射を低減することが可能に
なる。
【００３２】このように、上述の光学フィルタ４は、各
色におけるネオン発光の波長成分のみならず、比視感度
の高い波長成分（緑色の蛍光体層の発光特性がピークを
示す波長より長波長側の成分）を減衰させ、他の成分は
比較的高い透過率で透過させるので、色純度の改善と効
果的な反射光の低下が可能で、輝度低下を最小限に抑え
てコントラストを向上させることができる。
色におけるネオン発光の波長成分のみならず、比視感度
の高い波長成分（緑色の蛍光体層の発光特性がピークを
示す波長より長波長側の成分）を減衰させ、他の成分は
比較的高い透過率で透過させるので、色純度の改善と効
果的な反射光の低下が可能で、輝度低下を最小限に抑え
てコントラストを向上させることができる。
【００３３】特に、屋内で使用されるプラズマディスプ
レイパネルの外光反射に関しては、屋内照明光源の分光
特性に大きく影響されるものであるが、一般的に使用さ
れる白色蛍光ランプの主成分である５７０〜５８０ｎｍ
の波長成分を光学フィルタ４が効果的に減衰させるの
で、効率的な外光反射の抑制が可能である。
レイパネルの外光反射に関しては、屋内照明光源の分光
特性に大きく影響されるものであるが、一般的に使用さ
れる白色蛍光ランプの主成分である５７０〜５８０ｎｍ
の波長成分を光学フィルタ４が効果的に減衰させるの
で、効率的な外光反射の抑制が可能である。
【００３４】上述の実施形態では、光学フィルタ４は、
前面ガラス基板に密着して装着したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、前面基板から適当な隙間を空
けて配置してもよく、この場合にも同様の光学特性が得
られる。
前面ガラス基板に密着して装着したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、前面基板から適当な隙間を空
けて配置してもよく、この場合にも同様の光学特性が得
られる。
【００３５】
【発明の効果】本発明は、上述したように、カラー表示
を行うプラズマディスプレイパネルにおいて、放電空間
から表示面側に、ネオン発光の波長領域から緑色発光の
発光特性がピークを示す波長に近接する長波長側の波長
領域までの波長成分を選択的に減衰させる透過特性を有
する光学フィルタを設けたものであるから、輝度低下を
最小限に抑えながら、コントラスト及び色純度の改善が
可能であり、特に、外光反射及びネオン発光に伴うコン
トラスト低下を効果的に抑制することができ、これによ
ってプラズマディスプレイパネルの視認性を向上させる
ことができる。
を行うプラズマディスプレイパネルにおいて、放電空間
から表示面側に、ネオン発光の波長領域から緑色発光の
発光特性がピークを示す波長に近接する長波長側の波長
領域までの波長成分を選択的に減衰させる透過特性を有
する光学フィルタを設けたものであるから、輝度低下を
最小限に抑えながら、コントラスト及び色純度の改善が
可能であり、特に、外光反射及びネオン発光に伴うコン
トラスト低下を効果的に抑制することができ、これによ
ってプラズマディスプレイパネルの視認性を向上させる
ことができる。
【図１】本発明の実施形態に係るプラズマディスプレイ
パネルの断面図である。
パネルの断面図である。
【図２】本発明の実施形態に係るプラズマディスプレイ
パネルの光学特性を示した説明図であって、各色放電セ
ルの発光特性（相対強度）と光学フィルタ４の透過特性
（透過率）を重ねて示したグラフである。
パネルの光学特性を示した説明図であって、各色放電セ
ルの発光特性（相対強度）と光学フィルタ４の透過特性
（透過率）を重ねて示したグラフである。
１ 前面ガラス基板 １０ 行電極対 １１ 誘電体層 １２ 保護層 ２ 背面ガラス基板 ２０ 列電極 ２１ 電極保護層 ２２ 隔壁 ２３Ｒ，２３Ｇ，２３Ｂ 蛍光体層 ３ 放電空間 ４ 光学フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 明彦 静岡県袋井市鷲巣字西ノ谷15番地の１ 静 岡パイオニア株式会社内 (72)発明者 坪井 啓 静岡県袋井市鷲巣字西ノ谷15番地の１ 静 岡パイオニア株式会社内 Ｆターム(参考） 2H048 CA14 CA19 CA24 5C040 FA01 GB03 GB14 GH01 MA02 5G435 AA02 AA04 BB06 CC09 CC12 DD11 GG12
Claims (5)
- 【請求項１】 対向配置された一対の基板間に放電空間
を形成し、該放電空間内にネオン及びキセノンを主成分
とする放電ガスを封入し、該放電ガスから放出される紫
外線によって励起され、赤色，緑色，青色の各色を発光
する蛍光体層を上記放電空間内に各色毎に形成したプラ
ズマディスプレイパネルであって、 上記放電空間に対して表示面側に、上記ネオンが放出す
る可視光の波長領域から上記緑色を発光する蛍光体層の
発光特性がピークを示す波長に近接する長波長側の波長
領域までの波長成分を選択的に減衰させる透過特性を有
する光学フィルタを設けたことを特徴とするプラズマデ
ィスプレイパネル。 - 【請求項２】 上記光学フィルタによって選択的に減衰
される波長成分は、５６０〜５９０ｎｍの波長成分であ
ることを特徴とする請求項１記載のプラズマディスプレ
イパネル。 - 【請求項３】 上記光学フィルタの透過率は、上記選択
的に減衰させる波長成分における透過率が上記赤色を発
光する蛍光体層の発光特性がピークを示す波長における
透過率の７０％以下であることを特徴とする請求項１記
載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項４】 上記光学フィルタの透過率は、上記選択
的に減衰させる波長成分における透過率が上記緑色を発
光する蛍光体層の発光特性がピークを示す波長における
透過率の８０％以下であることを特徴とする請求項１記
載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項５】 上記光学フィルタの透過率は、上記選択
的に減衰させる波長成分における透過率が上記青色を発
光する蛍光体層の発光特性がピークを示す波長における
透過率の７０％以下であることを特徴とする請求項１記
載のプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111228A JP2002313242A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
| US10/101,266 US6686896B2 (en) | 2001-04-10 | 2002-03-20 | Plasma display panel |
| EP02008022A EP1249854A3 (en) | 2001-04-10 | 2002-04-10 | Plasma display panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001111228A JP2002313242A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002313242A true JP2002313242A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18962865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001111228A Pending JP2002313242A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6686896B2 (ja) |
| EP (1) | EP1249854A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002313242A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005331594A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Pioneer Electronic Corp | 表示装置、プラズマ表示装置及び光学フィルタ |
| KR100843182B1 (ko) * | 2006-06-26 | 2008-07-03 | 히다찌 플라즈마 디스플레이 가부시키가이샤 | 디스플레이 장치 |
| JP2009098698A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Samsung Corning Precision Glass Co Ltd | ディスプレイ装置用フィルター及びその製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004053639A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Sony Corp | 光学フィルター及びこれを備えた画像表示装置 |
| FR2843204B1 (fr) * | 2002-08-05 | 2004-09-17 | Saint Gobain | Structure de filtrage optique et de blindage electromagnetique |
| TWM246791U (en) * | 2003-05-16 | 2004-10-11 | Optimax Tech Corp | Plasma display panel structure with polarizer |
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| JP2000353474A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | プラズマディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル用のフィルタ、およびプラズマディスプレイパネル用の前面パネル |
| JP2001166708A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-22 | Fujitsu Ltd | ガス放電表示装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR940005881B1 (ko) * | 1991-09-28 | 1994-06-24 | 삼성전관 주식회사 | 칼라 플라즈마 표시장치 |
| JPH0992162A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-04-04 | Hitachi Ltd | プラズマディスプレイパネル |
| US6157504A (en) * | 1998-10-20 | 2000-12-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical filter comprising transparent support and filter layer having two absorption maximums |
-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001111228A patent/JP2002313242A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-20 US US10/101,266 patent/US6686896B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-10 EP EP02008022A patent/EP1249854A3/en not_active Withdrawn
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| JP4744098B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2011-08-10 | パナソニック株式会社 | 表示装置、プラズマ表示装置及び光学フィルタ |
| KR100843182B1 (ko) * | 2006-06-26 | 2008-07-03 | 히다찌 플라즈마 디스플레이 가부시키가이샤 | 디스플레이 장치 |
| US7768188B2 (en) | 2006-06-26 | 2010-08-03 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited | Display device |
| JP2009098698A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Samsung Corning Precision Glass Co Ltd | ディスプレイ装置用フィルター及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1249854A3 (en) | 2006-09-06 |
| US20020145386A1 (en) | 2002-10-10 |
| US6686896B2 (en) | 2004-02-03 |
| EP1249854A2 (en) | 2002-10-16 |
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Legal Events
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