JP2002312870A - 携帯型ガス検出器 - Google Patents
携帯型ガス検出器Info
- Publication number
- JP2002312870A JP2002312870A JP2001115572A JP2001115572A JP2002312870A JP 2002312870 A JP2002312870 A JP 2002312870A JP 2001115572 A JP2001115572 A JP 2001115572A JP 2001115572 A JP2001115572 A JP 2001115572A JP 2002312870 A JP2002312870 A JP 2002312870A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- alarm
- case
- ultrasonic microphone
- processing circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス漏洩の非常時に漏洩位置を探知できる携
帯型ガス検出器を提供する。 【解決手段】 携帯型ガス検出器１は、ガス入口４と警
報部３と表示部７とがケース２に設けられ、ガス入口４
から導入されたガスの濃度を検出するガスセンサ５と、
指向性を有する超音波マイクロホン８と、ガスセンサ５
で検出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のと
きに警報部３から警報を出力させると共に、超音波マイ
クロホン８で検出された電気信号を処理し表示部７に出
力させる信号処理回路６とがケース２内に配設される。
ガス入口４から導入されたガスの濃度がガスセンサ５に
よって検出され、ガス濃度が所定以上のときに信号処理
回路６によって警報部３から警報が出力される。この警
報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケース２の向きを
変化させて指向性を有する超音波マイクロホン８の指向
方向を変化させることにより、漏洩位置から放射される
超音波が超音波マイクロホン８によって電気信号として
検出され、この電気信号が信号処理回路６で処理されて
表示部７に出力される。
帯型ガス検出器を提供する。 【解決手段】 携帯型ガス検出器１は、ガス入口４と警
報部３と表示部７とがケース２に設けられ、ガス入口４
から導入されたガスの濃度を検出するガスセンサ５と、
指向性を有する超音波マイクロホン８と、ガスセンサ５
で検出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のと
きに警報部３から警報を出力させると共に、超音波マイ
クロホン８で検出された電気信号を処理し表示部７に出
力させる信号処理回路６とがケース２内に配設される。
ガス入口４から導入されたガスの濃度がガスセンサ５に
よって検出され、ガス濃度が所定以上のときに信号処理
回路６によって警報部３から警報が出力される。この警
報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケース２の向きを
変化させて指向性を有する超音波マイクロホン８の指向
方向を変化させることにより、漏洩位置から放射される
超音波が超音波マイクロホン８によって電気信号として
検出され、この電気信号が信号処理回路６で処理されて
表示部７に出力される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントや工場な
どにおいて数多く設置されているガス配管系や密閉され
たガス容器体等の各種設備から漏洩するガスを検出する
携帯型ガス検出器に関し、特に漏洩位置を探知できるも
のに関する。
どにおいて数多く設置されているガス配管系や密閉され
たガス容器体等の各種設備から漏洩するガスを検出する
携帯型ガス検出器に関し、特に漏洩位置を探知できるも
のに関する。
【０００２】有毒ガスや可燃性ガスを取り扱うプラント
や工場などの設備においては、ガス濃度を検出して警報
を出力する携帯型ガス検出器を作業者が携帯し、ガス漏
洩の非常時に避難するようにしている。
や工場などの設備においては、ガス濃度を検出して警報
を出力する携帯型ガス検出器を作業者が携帯し、ガス漏
洩の非常時に避難するようにしている。
【０００３】
【従来の技術】従来の携帯型ガス検出器は、ガス入口と
警報部を有するケース内に、前記ガス入口から導入され
たガスの濃度を検出するガスセンサと、該ガスセンサで
検出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のとき
に前記警報部から警報を出力させる信号処理回路とを配
設したものである。
警報部を有するケース内に、前記ガス入口から導入され
たガスの濃度を検出するガスセンサと、該ガスセンサで
検出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のとき
に前記警報部から警報を出力させる信号処理回路とを配
設したものである。
【０００４】
【本発明が解決しようとする課題】作業者はこの携帯型
ガス検出器を携帯することにより、警報が出力されたガ
ス漏洩の非常時に避難するのであるが、漏洩位置がわか
らないので避難したつもりが、逆に漏洩位置に近づく場
合があり、致命傷を負う虞があった。従って本発明の技
術的課題は、ガス漏洩の非常時に漏洩位置を探知できる
携帯型ガス検出器を提供することである。
ガス検出器を携帯することにより、警報が出力されたガ
ス漏洩の非常時に避難するのであるが、漏洩位置がわか
らないので避難したつもりが、逆に漏洩位置に近づく場
合があり、致命傷を負う虞があった。従って本発明の技
術的課題は、ガス漏洩の非常時に漏洩位置を探知できる
携帯型ガス検出器を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、ガス入口と警
報部を有するケース内に、前記ガス入口から導入された
ガスの濃度を検出するガスセンサと、該ガスセンサで検
出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のときに
前記警報部から警報を出力させる信号処理回路とを配設
した携帯型ガス検出器において、前記ケースに表示部を
設けると共に、前記ケース内に、指向性を有する超音波
マイクロホンを配設し、該超音波マイクロホンで検出さ
れた電気信号を前記信号処理回路で処理し前記表示部に
出力させることを特徴とする携帯型ガス検出器にある。
するために講じた本発明の技術的手段は、ガス入口と警
報部を有するケース内に、前記ガス入口から導入された
ガスの濃度を検出するガスセンサと、該ガスセンサで検
出された電気信号を処理しガス濃度が所定以上のときに
前記警報部から警報を出力させる信号処理回路とを配設
した携帯型ガス検出器において、前記ケースに表示部を
設けると共に、前記ケース内に、指向性を有する超音波
マイクロホンを配設し、該超音波マイクロホンで検出さ
れた電気信号を前記信号処理回路で処理し前記表示部に
出力させることを特徴とする携帯型ガス検出器にある。
【０００６】
【発明の実施の形態】上記の本発明の技術的手段によれ
ば、警報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケースの向
きを変化させて指向性を有する超音波マイクロホンの指
向方向を変化させることにより、超音波マイクロホンの
指向方向が漏洩位置の方向に近づいたときに、漏洩位置
から放射される超音波が超音波マイクロホンによって電
気信号として検出され、この電気信号が信号処理回路で
処理されて表示部に出力される。そして、超音波マイク
ロホンの指向方向が漏洩位置と一致したときに表示部の
出力値が最大になるので、このときの超音波マイクロホ
ンの指向方向により漏洩位置を探知することができる。
ば、警報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケースの向
きを変化させて指向性を有する超音波マイクロホンの指
向方向を変化させることにより、超音波マイクロホンの
指向方向が漏洩位置の方向に近づいたときに、漏洩位置
から放射される超音波が超音波マイクロホンによって電
気信号として検出され、この電気信号が信号処理回路で
処理されて表示部に出力される。そして、超音波マイク
ロホンの指向方向が漏洩位置と一致したときに表示部の
出力値が最大になるので、このときの超音波マイクロホ
ンの指向方向により漏洩位置を探知することができる。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図１に本発明の携帯型ガス検出器の外観正面
図を示し、図２に本発明の携帯型ガス検出器の電気的回
路のブロック図を示す。携帯型ガス検出器１のケース２
は横断面がほぼ四角形の片手で把持できる程度の大きさ
である。ケース２は正面にブザーやランプ等の警報部３
が配設されると共に、上部にガス入口４を有し、内部に
ガス入口４から導入されたガスのガス濃度を検出するガ
スセンサ５と、ガスセンサ５で検出された電気信号を処
理しガス濃度が所定以上のときに警報部３から警報を出
力させる信号処理回路６とが配設される。また、ケース
２は正面に液晶パネル構成の表示部７が配設されると共
に、上部のガス入口４の横に指向性を有する超音波マイ
クロホン８が配設される。信号処理回路６は超音波マイ
クロホン８で検出された電気信号を処理し表示部７に出
力させる。
説明する。図１に本発明の携帯型ガス検出器の外観正面
図を示し、図２に本発明の携帯型ガス検出器の電気的回
路のブロック図を示す。携帯型ガス検出器１のケース２
は横断面がほぼ四角形の片手で把持できる程度の大きさ
である。ケース２は正面にブザーやランプ等の警報部３
が配設されると共に、上部にガス入口４を有し、内部に
ガス入口４から導入されたガスのガス濃度を検出するガ
スセンサ５と、ガスセンサ５で検出された電気信号を処
理しガス濃度が所定以上のときに警報部３から警報を出
力させる信号処理回路６とが配設される。また、ケース
２は正面に液晶パネル構成の表示部７が配設されると共
に、上部のガス入口４の横に指向性を有する超音波マイ
クロホン８が配設される。信号処理回路６は超音波マイ
クロホン８で検出された電気信号を処理し表示部７に出
力させる。
【０００８】ガスセンサ５はガスの濃度に応じた検出信
号を出力するセンサであり、例えば熱線型半導体ガスセ
ンサを用いるが、電気化学式ガスセンサ等の他の形式の
ガスセンサを用いてもよい。信号処理回路６は増幅部１
０とＡ／Ｄ変換部１１とＣＰＵ（中央演算処理部）１２
と増幅部１３とフィルタ部１４と検波部１５と整流部１
６とからなる。ガスセンサ５は増幅部１０、Ａ／Ｄ変換
部１１、ＣＰＵ１２を通して警報部３に連結し、超音波
マイクロホン８は増幅部１３、フィルタ部１４、検波部
１５、整流部１６、ＣＰＵ１２を通して表示部７に連結
する。
号を出力するセンサであり、例えば熱線型半導体ガスセ
ンサを用いるが、電気化学式ガスセンサ等の他の形式の
ガスセンサを用いてもよい。信号処理回路６は増幅部１
０とＡ／Ｄ変換部１１とＣＰＵ（中央演算処理部）１２
と増幅部１３とフィルタ部１４と検波部１５と整流部１
６とからなる。ガスセンサ５は増幅部１０、Ａ／Ｄ変換
部１１、ＣＰＵ１２を通して警報部３に連結し、超音波
マイクロホン８は増幅部１３、フィルタ部１４、検波部
１５、整流部１６、ＣＰＵ１２を通して表示部７に連結
する。
【０００９】ガス入口４から導入されたガスの濃度がガ
スセンサ５によって検出され、ガス濃度が所定以上のと
きに信号処理回路６によって警報部３から警報が出力さ
れる。この警報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケー
ス２の向きを変化させて指向性を有する超音波マイクロ
ホン８の指向方向を変化させることにより、超音波マイ
クロホン８の指向方向が漏洩位置の方向に近づいたとき
に、漏洩位置から放射される超音波が超音波マイクロホ
ン８によって電気信号として検出され、この電気信号が
信号処理回路６で処理されて表示部７に出力される。そ
して、超音波マイクロホン８の指向方向が漏洩位置と一
致したときに表示部７の出力値が最大になるので、この
ときの超音波マイクロホン８の指向方向により漏洩位置
を探知することができる。
スセンサ５によって検出され、ガス濃度が所定以上のと
きに信号処理回路６によって警報部３から警報が出力さ
れる。この警報が出力されたガス漏洩の非常時に、ケー
ス２の向きを変化させて指向性を有する超音波マイクロ
ホン８の指向方向を変化させることにより、超音波マイ
クロホン８の指向方向が漏洩位置の方向に近づいたとき
に、漏洩位置から放射される超音波が超音波マイクロホ
ン８によって電気信号として検出され、この電気信号が
信号処理回路６で処理されて表示部７に出力される。そ
して、超音波マイクロホン８の指向方向が漏洩位置と一
致したときに表示部７の出力値が最大になるので、この
ときの超音波マイクロホン８の指向方向により漏洩位置
を探知することができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、警報が出力されたガス漏洩
の非常時に、漏洩位置を探知できるので、漏洩位置から
遠ざかる方向に避難できるという優れた効果を生じる。
記のように本発明によれば、警報が出力されたガス漏洩
の非常時に、漏洩位置を探知できるので、漏洩位置から
遠ざかる方向に避難できるという優れた効果を生じる。
【図１】本発明の携帯型ガス検出器の実施例を示す外観
正面図。
正面図。
【図２】本発明の携帯型ガス検出器の電気的回路を示す
ブロック図。
ブロック図。
１ 携帯型ガス検出器 ２ ケース ３ 警報部 ４ ガス入口 ５ ガスセンサ ６ 信号処理回路 ７ 表示部 ８ 超音波マイクロホン
Claims (1)
- 【請求項１】 ガス入口と警報部を有するケース内に、
前記ガス入口から導入されたガスの濃度を検出するガス
センサと、該ガスセンサで検出された電気信号を処理し
ガス濃度が所定以上のときに前記警報部から警報を出力
させる信号処理回路とを配設した携帯型ガス検出器にお
いて、前記ケースに表示部を設けると共に、前記ケース
内に、指向性を有する超音波マイクロホンを配設し、該
超音波マイクロホンで検出された電気信号を前記信号処
理回路で処理し前記表示部に出力させることを特徴とす
る携帯型ガス検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115572A JP2002312870A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 携帯型ガス検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115572A JP2002312870A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 携帯型ガス検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002312870A true JP2002312870A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18966445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001115572A Pending JP2002312870A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 携帯型ガス検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002312870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8537020B2 (en) * | 2008-12-23 | 2013-09-17 | Honeywell International Inc. | Visual indicator of gas sensor impairment |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08304124A (ja) * | 1995-05-12 | 1996-11-22 | Hokkaido Univ | 被検体同定方法、装置およびシステム |
| JP2000088786A (ja) * | 1998-07-17 | 2000-03-31 | Riken Keiki Co Ltd | 携帯用ガス検出装置 |
| JP2003501619A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-14 | ラティス インテレクチュアル プロパティー リミテッド | ガス漏れを追跡するためのポータブル装置及び方法 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115572A patent/JP2002312870A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08304124A (ja) * | 1995-05-12 | 1996-11-22 | Hokkaido Univ | 被検体同定方法、装置およびシステム |
| JP2000088786A (ja) * | 1998-07-17 | 2000-03-31 | Riken Keiki Co Ltd | 携帯用ガス検出装置 |
| JP2003501619A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-14 | ラティス インテレクチュアル プロパティー リミテッド | ガス漏れを追跡するためのポータブル装置及び方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8537020B2 (en) * | 2008-12-23 | 2013-09-17 | Honeywell International Inc. | Visual indicator of gas sensor impairment |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080307 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110308 |