JP2002312727A - Idタグリーダー装置及びidタグ通信システム - Google Patents

Idタグリーダー装置及びidタグ通信システム

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JP2002312727A
JP2002312727A JP2001109416A JP2001109416A JP2002312727A JP 2002312727 A JP2002312727 A JP 2002312727A JP 2001109416 A JP2001109416 A JP 2001109416A JP 2001109416 A JP2001109416 A JP 2001109416A JP 2002312727 A JP2002312727 A JP 2002312727A
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JP2001109416A
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Yasukazu Nakada
安一 中田
Yuichi Iwakata
裕一 岩方
Taiga Matsushita
大雅 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡単、小形にでき、また、読取り動作
の無駄を抑えることができるIDタグリーダー装置及び
IDタグ通信システムを提供する。 【解決手段】 本発明のIDタグリーダー装置は、ID
タグからタグ情報を読み取るIDタグリーダー本体と、
読み取られたタグ情報を出力処理するタグ情報出力装置
とを備える。IDタグリーダー本体は、タグ情報を記憶
するタグ情報記憶手段と、周期的な読取り動作で管轄範
囲内に存在するIDタグのタグ情報を得る読取り手段
と、管轄範囲内に存在するIDタグのタグ情報だけをタ
グ情報記憶手段に常時記憶させておく第1の記憶制御手
段と、記憶されているタグ情報を巡回的かつ周期的に1
個ずつ読み出してタグ情報出力装置に与える第2の記憶
制御手段とを有する。本発明のIDタグ通信システム
は、タグ情報を記憶しているIDタグと、本発明のID
タグリーダー装置とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IDタグリーダー
装置及びIDタグ通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】IDタグ(別名、RF−ID、リモート
ID、データキャリア)は、例えば、可搬物体に取り付
けられたり、動物や人間等の移動体に所持されたりし、
そのIDタグの固有のコードや付加情報等のタグ情報が
IDタグリーダー装置によって読み取られて、可搬物体
や移動体の動向の監視等に用いられる。
【0003】ここで、IDタグリーダー装置は、ホスト
コンピュータやサーバやパソコン等の情報処理(例えば
監視処理)を中心的に行う情報処理装置に接続され、こ
の情報処理装置の制御下で、IDタグのタグ情報を読み
取ったり、読み取ったタグ情報を情報処理装置に転送し
たりするものである。
【0004】また、IDタグリーダー装置が、IDタグ
のタグ情報を周期的かつ自動的に読み取るものであって
も、情報処理装置への転送は、情報処理装置の制御下で
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
IDタグリーダー装置は、情報処理装置との双方向の通
信構成を有するので、構成が複雑、大型化していた。
【0006】また、読み取ったIDタグのタグ情報は、
外部装置(例えば情報処理装置)からの転送起動によっ
て始めて転送するので、転送起動がかけられない限り、
読取り動作が意味を持たないという課題もある。
【0007】そのため、構成が簡単、小形である、しか
も、読取り動作が無駄となることがないIDタグリーダ
ー装置が求められており、そのようなIDタグリーダー
装置を有するIDタグ通信システムが求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1の本発明のIDタグリーダー装置は、ID
タグからのタグ情報を読み取って出力するIDタグリー
ダー本体と、このIDタグリーダー本体から出力された
タグ情報を出力処理するタグ情報出力装置とを備えたも
のであり、IDタグリーダー本体が、タグ情報を記憶す
るタグ情報記憶手段と、周期的なタグ情報の読取り動作
を行って、管轄範囲内に存在するIDタグのタグ情報を
得る読取り手段と、この読取り手段が得たタグ情報に基
づいて、上記タグ情報記憶手段に、管轄範囲内に存在す
るIDタグのタグ情報だけを常時記憶させておく、第1
の記憶制御手段と、上記タグ情報記憶手段に記憶されて
いる1又は複数のタグ情報を巡回的かつ周期的に1個ず
つ読み出して、上記タグ情報出力装置に出力する第2の
記憶制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】請求項2の本発明のIDタグリーダー装置
は、請求項1において、上記タグ情報出力装置が、上記
IDタグリーダー本体から与えられ、受信したタグ情報
をそのまま表示する表示装置であることを特徴とする。
【0010】請求項3の本発明のIDタグリーダー装置
は、請求項1において、上記タグ情報出力装置は、複数
の上記IDタグリーダー本体に共通に設けられているも
のであり、上記各IDタグリーダー本体から与えられた
タグ情報をそれぞれ一時格納する受信バッファと、この
受信バッファに格納された複数のタグ情報の出力表示方
法を指定する入力部と、この入力部で指定された出力表
示方法に従い、上記受信バッファに格納されている該当
する1又は複数のタグ情報を取り出す制御部と、この制
御部によって取り出されたタグ情報を表示する表示部と
を有することを特徴とする。
【0011】請求項4の本発明のIDタグ通信システム
は、タグ情報を記憶しているIDタグと、このIDタグ
のタグ情報を読み取るIDタグリーダー装置とを有する
ものであり、上記IDタグリーダー装置として、請求項
1〜3のいずれかの本発明のものを適用したことを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるIDタグリーダー装置及びIDタグ
通信システムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳
述する。
【0013】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態のIDタグ通信システムの全体
構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、第1の実施形態のIDタグ
通信システムは、IDタグ10と、IDタグリーダー装
置20とを有する。IDタグリーダー装置20は、ID
タグリーダー本体20A及び表示装置(タグ情報出力装
置)20Bとからなる。
【0015】IDタグ10は、コードメモリ11、メモ
リ制御部12、送信部13、アンテナ14及び電池15
を有する。
【0016】コードメモリ11は、当該IDタグ10に
固有のコードを格納しているものである。なお、固有コ
ードに加え、付加情報をも記憶していても良い。
【0017】メモリ制御部12は、コードメモリ11に
格納されている固有コードなどのタグ情報を、所定周期
で繰り返し取り出して送信部13に与えるものである。
【0018】送信部13は、メモリ制御部12から与え
られたタグ情報を送信無線信号に変調してアンテナ14
から送信電波を放射させるものである。
【0019】アンテナ14は、送信部13から与えられ
た送信無線信号を電波として空間に放射するものであ
る。
【0020】以上のように、第1の実施形態のIDタグ
10は、IDタグリーダー装置20側からの送信要求を
受けることなく、自律的に送信動作するものである。そ
のため、電池15を内蔵し、送信動作に必要な電源を各
部に供給するようになされている。
【0021】IDタグリーダー本体20Aは、アンテナ
21、受信部22、書込み制御部(第1の記憶制御手
段)23、メモリ(タグ情報記憶手段)24及び読出し
制御部(第2の記憶制御手段)25を有する。その他、
図示は省略しているが、電源部や電源スイッチ等も有す
る。
【0022】アンテナ21は、例えばダイポールアンテ
ナでなり、IDタグ10からの放射電波を捕捉し、得ら
れた受信信号(電気信号)を受信部22に与えるもので
ある。アンテナ21は、例えば、筺体の外部に突出する
形態で設けられていることが好ましく、また、無指向性
であることが好ましい。アンテナ21は、複数設けられ
ていても良い。
【0023】受信部22は、アンテナ21からの受信信
号を復調処理し、IDタグ10が送信しようとしたタグ
情報(固有コード、付加情報)を再生して書込み制御部
23に与えるものである。この第1の実施形態の場合、
IDタグリーダー本体20Aは、複数のIDタグ10の
タグ情報のほぼ同時の読取りができるものである。
【0024】受信部22は、このような同時読取り処理
を行うものであり、その同時読取り処理の周期は、ID
タグ10の送信周期と同様になされている。
【0025】書込み制御部23は、受信部22から与え
られた、あるIDタグ10のタグ情報がメモリ24に格
納されているか否かを確認し、格納されていない場合に
追加して格納するものである。また、書込み制御部23
は、1回の同時読取り処理の周期が終了したときには、
メモリ24にはタグ情報が格納されているが今回の周期
ではタグ情報が受信できなかったものがあるか否かを確
認し、そのようなタグ情報があれば、メモリ24からそ
のタグ情報を消去させるものである。消去は、例えば、
オール0の書込みで行っても良く、そのメモリエリアの
データの無効を表すフラグをセットすることなどで行っ
ても良い。
【0026】なお、IDタグ10のタグ情報が固有コー
ドと付加情報とでなる場合において、書込み制御部23
は、タグ情報がメモリ24に格納されているか否かの確
認を、固有コードだけの照合で行うようにしても良い。
【0027】メモリ24は、例えば、フラッシュROM
でなり、受信したIDタグ10のタグ情報を格納するも
のである。上述した書込み制御部23の機能により、メ
モリ24にタグ情報が格納されている1以上のIDタグ
10は、当該IDタグリーダー本体20Aとの交信可能
距離以内に存在しているものである。
【0028】メモリ24は、また、読出し制御部25の
制御下で、格納しているタグ情報を読み出して読出し制
御部25に与えるものである。
【0029】読出し制御部25は、メモリ24に格納さ
れているIDタグ10のタグ情報を、巡回的に読み出し
て表示装置20Bに与えるものである。例えば、メモリ
24に格納されているタグ情報がA、B、Cであれば、
読出し制御部25は、A、B、C、A、B、C、A、…
と読み出すものであり、メモリ24にさらにタグ情報D
が追加された場合には、A、B、C、D、A、B、C、
D、A、…と読み出すものである。また、このような状
態からタグ情報Cがメモリ24から消去されると、読出
し制御部25は、A、B、D、A、B、D、A、…と読
み出す。
【0030】なお、メモリ24に格納されているIDタ
グ10のタグ情報が固有コードと付加情報とでなる場合
において、読出し制御部25は、メモリ24から付加情
報だけを読み出すようにしても良い。
【0031】また、読出し制御部25から表示装置20
Bへのタグ情報の転送方式はシリアル転送、パラレル転
送のいずれであっても良いが、転送構成の簡易化から、
シリアル転送が好ましい。また、その転送プロトコルは
任意であるが、TCP/IPを適用でき、TCP/IP
パケットで転送するようにしても良い。
【0032】表示装置20Bは、例えば、IDタグリー
ダー本体20Aに対し、ケーブルが利用されないで、コ
ネクタ26によって直接接続されているものである。な
お、IDタグリーダー本体20A及び表示装置20Bが
一体化されて構成されていても良い。
【0033】表示装置20Bは、例えば、液晶ディスプ
レイでなり、IDタグリーダー本体20Aの読出し制御
部25から与えられたタグ情報をそのまま表示するもの
であり、次のタグ情報が与えられたときに表示を更新す
るものである。
【0034】なお、IDタグリーダー本体20Aの各部
は、電源スイッチがオンされているときにのみ動作する
のは勿論である。IDタグリーダー本体20Aの動作電
源は、内蔵するバッテリーによるものであっても良く、
また、電源コードを介した商用電源であっても良い。表
示装置20Bは、電源を内蔵しているものであっても良
いが、コネクタ26を介して、IDタグリーダー本体2
0Aから供給されるものであっても良い。
【0035】この第1の実施形態の場合、IDタグ10
及びIDタグリーダー装置20の少なくとも一方が位置
を変えられるものであれば良い。すなわち、IDタグ1
0が位置を変えられ、IDタグリーダー装置20が位置
が固定のものであっても良く、また、IDタグ10が位
置が固定で、IDタグリーダー装置20が位置を変えら
れるものであっても良く、さらに、IDタグ10及びI
Dタグリーダー装置20の双方が位置を変えられるもの
であっても良い。
【0036】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、第1の実施形態のIDタグ通信システムの動作を
説明する。
【0037】IDタグ10において、コードメモリ11
に格納されているタグ情報は、メモリ制御部12によっ
て、所定周期で取り出されて送信部13に与えられ、送
信部13によって、送信無線信号に変調されてアンテナ
14から送信電波が放射される。
【0038】ここで、送信電波の送信パワーは一定であ
るので、IDタグ10及びIDタグリーダー本体20A
間の交信可能距離はほぼ一定となる。
【0039】そのため、IDタグ10が所定周期で繰り
返し送信電波を放射しても、IDタグリーダー本体20
Aを中心とした半径が交信可能距離の範囲に位置する、
1又は複数のIDタグ10からの放射電波がIDタグリ
ーダー本体20Aに有効に到達する。
【0040】IDタグリーダー本体20Aにおいては、
このような所定範囲内に位置する全てのIDタグ10か
らの放射電波がアンテナ21によって捕捉され、これに
より得られた受信信号が受信部22によって復調処理さ
れ、IDタグ10が送信しようとしたタグ情報が再生さ
れて書込み制御部23に与えられる。
【0041】書込み制御部23においては、与えられた
タグ情報が既にメモり24に格納されているものかが確
認され、格納されていない場合にはそのタグ情報がメモ
リ24に追加して格納される。また、メモリ24に格納
されているタグ情報が受信できなくなったときには、そ
のタグ情報が書込制御部23によって、メモリ24から
消去される。
【0042】このような処理によって、メモリ24に
は、常時、IDタグリーダー本体20Aを中心とした半
径が交信可能距離の範囲に位置する、1又は複数のID
タグ10のタグ情報だけが格納されている。
【0043】メモリ24に格納されているタグ情報は、
読出し制御部25によって、所定周期で、巡回的にメモ
リ24から繰り返し読み出されて表示装置20Bに与え
られ、表示装置20Bは与えられたタグ情報をそのまま
表示出力する。
【0044】(A−3)第1の実施形態の効果 第1の実施形態によれば、複数のIDタグ10からの同
時読取りが可能なIDタグリーダー本体20Aが、ID
タグ10から読み取ったIDタグ10のタグ情報を自動
的にかつ巡回的に繰り返し出力するので、出力のための
制御情報の授受を他の装置と行うための構成を不要とで
き、IDタグリーダー装置20の構成を簡単、小形のも
のとすることができる。
【0045】また、IDタグリーダー本体20Aが、I
Dタグ10から読み取ったIDタグ10のタグ情報は常
時出力されるので、読取り動作が無駄となることはな
い。
【0046】(A−4)第1の実施形態の変形実施形態 上記説明では、IDタグ10から読み取ったタグ情報を
表示出力するものを示したが、他の出力方法を適用して
も良いことは勿論である。例えば、表示装置20Bに代
え、音声合成装置やテキスト/音声変換装置などを適用
して音声出力するようにしても良い。また、IDタグリ
ーダー本体20Aに対し、表示装置20Bや音声合成装
置を自由に着脱できるようにし、ユーザが出力装置を自
由に装着できるようにしても良い。
【0047】また、上記説明では、IDタグ10が自律
的にタグ情報を繰り返し送信するものを示したが、ID
タグリーダー装置の送信要求電波の受信によってタグ情
報を送信する者であっても良い。この場合であっても、
IDタグリーダー装置が送信要求電波を所定周期で繰り
返し送信することが好ましい。
【0048】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるIDタグリーダー装置及びIDタグ
通信システムの第2の実施形態を図面を参照しながら詳
述する。
【0049】第2の実施形態のIDタグ通信システム
は、建物内の人間の位置管理や倉庫内の物品管理などに
適用し得るシステムである。
【0050】人間や物品など移動体や可搬体には、第1
の実施形態で説明したIDタグ10が所持されている。
【0051】図2に示すように、位置管理などのための
区画R1〜R6にはそれぞれ、第1の実施形態で説明し
たIDタグリーダー本体20A−1〜20A−6が固定
的に設けられている。なお、区画R1〜R6はそれぞ
れ、電波的な密室であることが好ましい。
【0052】IDタグリーダー本体20A−1〜20A
−6はそれぞれ、自己が管轄する区画R1〜R6内に位
置するIDタグ10から読み取ったタグ情報を、上述し
たように、繰り返し巡回的に出力するものである。
【0053】この第2の実施形態の場合、IDタグリー
ダー本体20A−1〜20A−6から出力されたタグ情
報は、ケーブルを介して、モニタ装置(タグ情報出力装
置)30に与えられるようになされている。
【0054】モニタ装置30は、図3に示す詳細構成を
有し、IDタグリーダー本体20A−1〜20A−6か
ら与えられたタグ情報を、オペレータが指示した形式で
出力するものである。この第2の実施形態の場合、モニ
タ装置30は、IDタグリーダー本体20A−1〜20
A−6に対する制御機能を備えず、IDタグリーダー本
体20A−1〜20A−6との関係では、単に、IDタ
グ10のタグ情報の受信機能しか備えないものである。
【0055】モニタ装置30は、図3に示すように、受
信バッファ31、制御部32、入力部33及び表示部3
4を備える。
【0056】受信バッファ31は、全てのIDタグリー
ダー本体20A−1〜20A−6から与えられたIDタ
グのタグ情報をバッファリングするものである。受信バ
ッファ31は、各IDタグリーダー本体20A−1、
…、20A−6からのタグ情報を少なくとも1個ずつ格
納できるものであれば良い。
【0057】入力部33は、IDタグリーダー本体20
A−1〜20A−6から与えられたIDタグ10のタグ
情報の出力形式を、オペレータが指示する場合に用いる
ものである。
【0058】出力形式としては、例えば、全てのIDタ
グリーダー本体20A−1〜20A−6(従って、区画
R1〜R6)からのその時点のタグ情報を同時表示する
全区画表示形式、オペレータが指定したIDタグリーダ
ー本体20A−i(iは1〜6;従って区画Ri)から
のその時点のタグ情報を表示する個別区画表示形式、オ
ペレータが指定したIDタグ10のタグ情報をどのID
タグリーダー本体20A−j(jは1〜6;従って区画
Rj)が送信したかを表示する検索表示形式などを有す
る。
【0059】制御部32は、オペレータが指示したID
タグ10のタグ情報の出力形式に従い、受信バッファ3
1に格納されたタグ情報を処理して、表示部34に与え
るものである。
【0060】なお、指示されたタグ情報の出力形式が検
索表示形式である場合には、制御部32は、各IDタグ
リーダー本体20A−jの同時読取り周期毎に、その周
期内で、受信バッファ31に指示されたタグ情報が到来
したか否かを確認し、到来しない場合にはその旨を表示
部34に与え、到来したときには、そのタグ情報を送信
したIDタグリーダー本体20A−jの識別番号又は区
画Rjの識別情報を表示部に与える。
【0061】表示部34は、制御部32から与えられた
指示された出力形式に従った情報を、表示出力するもの
である。
【0062】以上のように、第2の実施形態において
は、各区画Riに設置されたIDタグリーダー本体20
A−iは、モニタ装置30の制御を受けることなく、そ
の区画Riに存在するIDタグ10のタグ情報を読み取
ってモニタ装置30に順次送信し、モニタ装置30はそ
のタグ情報をオペレータに指示された出力形式で表示出
力する。
【0063】第2の実施形態によっても、複数のIDタ
グ10からの同時読取りが可能なIDタグリーダー本体
20A−1〜20A−6が、IDタグ10から読み取っ
たIDタグ10のタグ情報を自動的にかつ巡回的に繰り
返し出力するので、出力のための制御情報の授受を他の
装置と行うための構成を不要とでき、構成を簡単、小形
のものとすることができる。
【0064】また、IDタグリーダー本体20A−1〜
20A−6が、IDタグ10から読み取ったIDタグ1
0のタグ情報は常時出力されるので、読取り動作が無駄
となることはない。
【0065】なお、上記説明では、モニタ装置30での
出力が表示出力のものを示したが、これに加え、又は、
これに代え、音声、音響出力を行うようにしても良い。
【0066】(C)他の実施形態 上記各実施形態では、IDタグリーダー本体20Aが複
数のIDタグ10からの同時読取りが可能のものを示し
たが、1回の読取り周期で1個のタグ情報のみが得られ
るものであっても良い。
【0067】また、本発明は、IDタグリーダー本体2
0Aが垂れ流し的なタグ情報の出力することに最も大き
な特徴を有し、この特徴に関係しない部分の技術は任意
である。例えば、IDタグ10及びIDタグリーダー本
体20A間の無線信号の変調方式や、IDタグ10及び
IDタグリーダー本体20A間の無線回線の結合方式な
どは任意である。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明のIDタグリーダ
ー装置及びIDタグ通信システムによれば、構成を簡
単、小形にでき、また、読取り動作の無駄を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のIDタグ通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】第2の実施形態のIDタグ通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図3】第2の実施形態のモニタ装置の詳細構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10…IDタグ、11…コードメモリ、12…メモリ制
御部、13…送信部、20A、20A−1〜20A−6
…IDタグリーダー本体、20B…表示装置(タグ情報
出力装置)、22…受信部、23…書込み制御部(第1
の記憶制御手段)、24…メモリ(タグ情報記憶手
段)、25…読出し制御部(第2の記憶制御手段)、3
0…モニタ装置(タグ情報出力装置)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B058 CA15 CA23 KA02 KA06 YA11 YA20 5K012 AB05 AC08 AC10 BA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDタグからのタグ情報を読み取って出
    力するIDタグリーダー本体と、このIDタグリーダー
    本体から出力されたタグ情報を出力処理するタグ情報出
    力装置とを備え、 上記IDタグリーダー本体が、 タグ情報を記憶するタグ情報記憶手段と、 周期的なタグ情報の読取り動作を行って、管轄範囲内に
    存在するIDタグのタグ情報を得る読取り手段と、 この読取り手段が得たタグ情報に基づいて、上記タグ情
    報記憶手段に、管轄範囲内に存在するIDタグのタグ情
    報だけを常時記憶させておく、第1の記憶制御手段と、 上記タグ情報記憶手段に記憶されている1又は複数のタ
    グ情報を巡回的かつ周期的に1個ずつ読み出して、上記
    タグ情報出力装置に出力する第2の記憶制御手段とを有
    することを特徴とするIDタグリーダー装置。
  2. 【請求項2】 上記タグ情報出力装置が、上記IDタグ
    リーダー本体から与えられ、受信したタグ情報をそのま
    ま表示する表示装置であることを特徴とする請求項1に
    記載のIDタグリーダー装置。
  3. 【請求項3】 上記タグ情報出力装置は、複数の上記I
    Dタグリーダー本体に共通に設けられているものであ
    り、 上記各IDタグリーダー本体から与えられたタグ情報を
    それぞれ一時格納する受信バッファと、 この受信バッファに格納された複数のタグ情報の出力表
    示方法を指定する入力部と、 この入力部で指定された出力表示方法に従い、上記受信
    バッファに格納されている該当する1又は複数のタグ情
    報を取り出す制御部と、 この制御部によって取り出されたタグ情報を表示する表
    示部とを有することを特徴とする請求項1に記載のID
    タグリーダー装置。
  4. 【請求項4】 タグ情報を記憶しているIDタグと、こ
    のIDタグのタグ情報を読み取るIDタグリーダー装置
    とを有するIDタグ通信システムにおいて、上記IDタ
    グリーダー装置として、請求項1〜3のいずれかに記載
    のものを適用したことを特徴とするIDタグ通信システ
    ム。
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Cited By (5)

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