JP2002310418A - 廃棄物の処理方法 - Google Patents

廃棄物の処理方法

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JP2002310418A JP2001110205A JP2001110205A JP2002310418A JP 2002310418 A JP2002310418 A JP 2002310418A JP 2001110205 A JP2001110205 A JP 2001110205A JP 2001110205 A JP2001110205 A JP 2001110205A JP 2002310418 A JP2002310418 A JP 2002310418A
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exhaust gas
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Masami Nonokawa
正巳 野々川
Masayuki Yamamoto
昌幸 山本
Shuichi Yoshida
修一 吉田
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エネルギー効率に優れ、設備コストやランニン
グコストを増大させることなく焼却灰中の残留量を抑制
する 【解決手段】有機廃棄物を、好ましくは水蒸気存在下で
空気比0.1〜1.0とした燃焼状態で得られる還元性
ガス雰囲気下、温度500〜900℃、好ましくは60
0〜800℃の状態で燃焼させる第1燃焼工程と、この
第1燃焼工程で生じた焼却灰を温度600℃以上、好ま
しくは800℃以上の状態で排ガスと分離する焼却灰回
収工程と、この焼却灰回収工程を経た排ガスを燃焼させ
る後燃焼工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥などの焼
却による処理方法において、焼却灰に残留する、砒素お
よびその化合物(以下、砒素分と略称する)およびセレ
ンおよびその化合物(以下、セレン分と略称する)の含
有量を少なくできる処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水汚泥や都市ごみなどの有機質
廃棄物の焼却処理では、燃焼用空気を充分に供給した状
態、すなわち余剰空気存在下で焼却が行われるのが通例
であった。ところが、このような焼却では、含有される
砒素分は気化しにくく、結果、焼却灰中の残留すること
となり、またセレン分も、カルシウム分が共存する場合
には焼却では気化しにくく、同様に焼却灰中の残留する
現象が見られる。また、これら砒素分やセレン分は、含
有量あたりの溶出率が高いので、溶出液中濃度が土壌環
境基準や埋立て基準を上回るような場合も生じているた
め、焼却灰の埋立て処分や、再利用のための商品化に当
たって、これら成分の含有が問題となってきた。
【0003】また、砒素分やセレン分を含む無機質廃棄
物の処理については、特公平6−93974号公報、特
開平9−271739号公報に提案されている。例え
ば、前者公報には、1)焼却灰を1200℃以上に再加
熱して砒素分を気化して除去する、2)pH調製した薬
液で、砒素分を溶出して除去する、3)砒素分が濃縮し
ている粒径10μm以下の微粒固形分を分別して除去す
ることが、また後者公報には4)還元剤溶液とセレン不
溶化剤を混合、反応させ、セレン分を不溶化することが
開示されている。ところが、これらの方法は、焼却灰を
再加熱しなければならない、特定の薬剤が必要である、
分離処理が必要となる、などエネルギー効率上、設備コ
スト、ランニングコストなどの点で不利となり、必ずし
も適切な方法とは言いがたかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、一連の廃棄物
焼却過程において、焼却条件を制御することにより、エ
ネルギー効率に優れ、設備コストやランニングコストを
増大させることなく焼却灰中の残留量を抑制することを
可能とする廃棄物の処理方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、有機廃棄
物を還元性ガス雰囲気下(好ましくは、水蒸気存在下、
空気比0.1〜1.0で有機廃棄物を燃焼させた際に得
られる還元性ガス雰囲気下)、温度500〜900℃
(好ましくは600〜800℃)の状態で燃焼させる第
1燃焼工程と、この第1燃焼工程で生じた焼却灰を温度
600℃以上(好ましくは800℃以上)の状態で排ガ
スと分離する焼却灰回収工程と、この焼却灰回収工程を
経た排ガスを燃焼させる後燃焼工程を含むことを特徴と
する、本発明の廃棄物の処理方法によって、解決するこ
とができる。
【0006】また、上記の問題は、有機廃棄物を還元性
ガス雰囲気下(好ましくは、水蒸気存在下、空気比0.
1〜1.0で有機廃棄物を燃焼させた際に得られる還元
性ガス雰囲気下)、温度500〜900℃(好ましくは
600〜800℃)の状態で燃焼させる第1燃焼工程
と、この第1燃焼工程で生じた排ガスを燃焼させる後燃
焼工程と、およびこの後燃焼工程を経た排ガスから焼却
灰を温度600℃以上(好ましくは800℃以上)の状
態で分離する焼却灰回収工程を含むことを特徴とする、
本発明の廃棄物の処理方法によって、解決することがで
きる。
【0007】さらに、上記の問題は、有機廃棄物を還元
性ガス雰囲気下(好ましくは、水蒸気存在下、空気比
0.1〜1.0で有機廃棄物を燃焼させた際に得られる
還元性ガス雰囲気下、温度500〜900℃、さらに好
ましくは600〜800℃)で燃焼させる第1燃焼工程
と、この第1燃焼工程で生じた焼却灰を加熱、溶融する
溶融工程と、この溶融工程で得られた溶融状態のスラグ
を排ガスから分離するスラグ回収工程を含むことを特徴
とする、本発明の廃棄物の処理方法によっても、解決す
ることができる。
【0008】また、上記の本発明は、前記焼却灰回収工
程を経た排ガスに粉体を供給して、その粉体に排ガス中
の砒素分およびセレン分を付着させ、その粉体を回収す
る形態、あるいは、前記第1燃焼工程において、FeO
OH、Fe34、Fe23の1種以上を含む鉄化合物の
存在下で燃焼させる形態の廃棄物の処理方法として具体
化され得る。さらに、前記有機廃棄物として、無機廃棄
物と有機物との混合物を用いるようにして、無機廃棄物
をも処理することもでき、また、本発明は、前記有機廃
棄物が下水汚泥である場合や、前記無機廃棄物が下水汚
泥焼却灰または下水汚泥溶融スラグである場合に好まし
く適用される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の廃棄物の処理方法
に係る実施形態について、詳細に説明する。本発明は、
先ず、有機物を含む廃棄物を還元性ガス雰囲気と所定の
温度雰囲気で処理することにより、含有する砒素分およ
びセレン分を気化させて、焼却灰から分離する第1燃焼
工程を重要な構成要件とする。なお、この第1燃焼工程
は、流動炉、循環流動炉、多段炉、回転炉(外熱式、内
熱式)、ストーカー炉など各種形式の焼却炉が適用され
る。また、本発明では、砒素分およびセレン分という語
は、それぞれ金属単体およびそれらの各種化合物を意味
するものとして使用する。
【0010】そして、この還元性ガス雰囲気は、処理対
象物を空気比1.0以下のような燃焼用空気が不足して
いる状態で燃焼させることにより発生するCO、H2
どの還元性ガスを存在させることで得られる。この還元
性ガス雰囲気を得るには、水蒸気が存在するのが好まし
いので、処理対象物が乾燥しているときには、予め水を
加えて、水蒸気が発生するように調整するのが好まし
い。この場合、空気比を0.1〜1.0とした燃焼状態
とすると、適度な還元性ガスが得られるのでさらに好ま
しい。
【0011】また、この第1燃焼工程では、廃棄物が含
有する砒素分およびセレン分を気化させて、焼却灰分か
ら分離するために、温度500〜900℃に保持する必
要があり、その温度は好ましくは600〜800℃であ
る。この温度域を外れると、低温の場合は気化した砒素
分などが焼却灰に再付着したり、高温の場合は不必要に
加熱となり熱効率が低下するなどの不具合が生じるから
である。
【0012】なお、本発明で処理される廃棄物は、下水
汚泥のような有機廃棄物を対象とする他に、無機廃棄物
についても、適宜に有機物を混合した混合物の形態で同
様に処理することができる。この場合にも、前記第1燃
焼工程で還元性ガス雰囲気が得られ易いように適宜量の
水分を添加するのは前述の通りである。なお、この無機
廃棄物としては、従来の焼却方法で得られた下水汚泥焼
却灰または下水汚泥溶融スラグなどが好ましく適用され
る。
【0013】次いで、かくしてセレン分や砒素分が減少
した焼却灰を排ガスから分離するには、次の1)、2)
の焼却灰回収工程により行われる。 1)第1燃焼工程の還元性ガス雰囲気を維持しつつ、温
度600℃以上、好ましくは800℃以上の温度条件下
で、排ガスと分離する。この分離装置としては、セラミ
ックフィルタのような耐熱フィルタを用いたセパレータ
が用いられる。そして、この焼却灰回収工程を経た排ガ
スに燃焼用空気、必要に応じて燃料などを追加して完全
燃焼させる後燃焼工程を行う。かくして、大気中に還元
性ガスをそのまま大気に放出することが防止できる。
【0014】2)第1燃焼工程を経た、焼却灰を含む排
ガスに燃焼用空気を追加したり、必要に応じて、燃料と
空気の両方を追加して、燃焼させる後燃焼工程を行い、
その後、温度600℃以上、好ましくは800℃以上の
温度条件下で、焼却灰を排ガスから分離する。
【0015】以上説明した焼却灰回収工程のように、焼
却灰を分離するときに温度を600℃以上、好ましくは
800℃以上と限定するのは、低温になるに従い、気化
した砒素分などが焼却灰に再付着しやすくなるからであ
る。かくして、本発明によれば、一連の廃棄物焼却過程
において、焼却条件を制御することによって、セレン分
や砒素分の含有量が減少した焼却灰が回収できるのであ
り、従来にような専用の設備を設ける必要がなく、特別
なエネルギーを加える必要のないので、エネルギー効率
に優れ、設備コスト、ランニングコストなどにも有利と
なるのである。
【0016】さらに、その他の実施形態について説明す
ると、以下の方法は、焼却灰を溶融スラグの状態で回収
するものであり、前記した第1燃焼工程に続いて、この
第1燃焼工程で生じた焼却灰を1100℃以上に加熱し
て、溶融する溶融工程を行い、次いで、この溶融工程で
得られた溶融状態のスラグを排ガスから分離するという
スラグ回収工程を行う方法である。この溶融したスラグ
には、気化したセレン分や砒素分が再付着しにくいの
で、このスラグ回収工程の雰囲気や温度には特に制約は
ない利点がある。
【0017】また、以上説明した実施形態では、排ガス
に砒素分およびセレン分を移行させるのであるが、この
砒素分およびセレン分をそのまま大気に放出するのは好
ましくない。そこで、本発明では、前記焼却灰回収工程
を経た排ガスに粉体を供給し、混合して接触させること
により、その粉体に排ガス中の砒素分およびセレン分を
付着させ、その粉体を回収することで、それら成分を高
濃度な状態で捕集するよう具体化できる。この目的の粉
体としては、石灰などCa化合物や、焼却灰が好適であ
る。
【0018】また、本発明では、前記第1燃焼工程にお
いて、FeOOH、Fe34、Fe 23の1種以上の鉄
化合物の存在下で燃焼を進行させると、還元性ガスを発
生しやすくする触媒的作用が働くので好ましい。これら
触媒的物質は、適度な粉体の形態で燃焼系に噴霧するな
どして導入すればよい。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下に実験室規模の試験による
実施例を示す。(以下、同様)下水汚泥乾燥品A(Ca
O含有量:1.3%、600℃強熱減量:85.3%)
をるつぼに仕込み、空気を遮断して、800℃、2時間
加熱した。この加熱により、廃棄物を空気不足の状態で
燃焼させることができ、本発明でいう還元性ガス雰囲気
下で処理されることになる。この点は、以下に示す各実
施例においても同様である。また比較例として、同汚泥
を空気中において、空気を十分に供給する状態で800
℃、2時間加熱した。この点は、以下に示す各実施例に
おいても同様である。この結果、空気を遮断した燃焼で
は、予め下水汚泥乾燥品Aが含有していたAs量の30
%が気化したが、空気中の燃焼では、Asは全て焼却灰
に残留していたことが認められた。
【0020】(実施例2)下水汚泥乾燥品B(CaO含
有量:13.8%、600℃強熱減量:59.3%)を
るつぼに仕込み、空気を遮断して、800℃、2時間加
熱した。また比較例として、同汚泥を空気中において8
00℃、2時間加熱した。その結果、空気を遮断した燃
焼では、予め下水汚泥乾燥品Bが含有していたSe量の
40%が気化したが、空気中の燃焼では、そのSeは全
て焼却灰に残留していた。
【0021】(実施例3)下水汚泥焼却灰a(CaO含
有量:11.4%)10重量部、炭素粉末40重量部、
水50重量部を混合・混練した後、るつぼに仕込み、空
気を遮断して800℃、2時間加熱した。また比較例と
して、同混合物を空気中において800℃、2時間加熱
した。その結果、空気を遮断した燃焼では、予め下水汚
泥焼却灰aが含有していたAs量の22%が気化した
が、空気中の燃焼では、そのAsは全て焼却灰に残留し
ていた。
【0022】(実施例4)下水汚泥焼却灰b(CaO含
有量:49.5%)20重両部、炭素粉末30重量部、
水50重量部を混合・混練した後、るつぼに仕込み、空
気を遮断して800℃、2時間加熱した。また比較例と
して、同混合物を空気中において800℃、2時間加熱
した。その結果、空気を遮断した燃焼では、予め含有し
ていたSe量の32%が気化したが、空気中の燃焼で
は、そのSeは全て焼却灰に残留していた。
【0023】(実施例5)Ca(OH)2粉末をカラムに
充填後、150℃に保持し、As:5mg/Nm3、S
e:5mg/Nm3を含むガスをSV=3000h‐1で通
した。この結果、8時間後のカラム出口においてガス中
にAsおよびSeは検出されなかった。
【0024】(実施例6)焼却灰粉末をカラムに充填
後、150℃に保持し、As:5mg/Nm3、Se:5
mg/Nm3を含むガスをSV=3000h-1で通した。
この結果、8時間後のカラム出口ガスにおいて、As:
0.5mg/Nm3であり、Seは検出されなかった。
【0025】(実施例7)下水汚泥乾燥品A(CaO含
有量:1.3%、600℃強熱減量:85.3%)10
0重量部とFeOOH20重量部を混合・混練した後、
るつぼに仕込み、空気を遮断して800℃、2時間加熱
した。また比較例として、同汚泥を空気中において80
0℃、2時間加熱した。この結果、空気を遮断した燃焼
では、下水汚泥乾燥品Aが含有していたAs量の43%
が気化し、同じくSe量の85%が気化したが、空気中
の燃焼では、そのAsおよびSeは、全て焼却灰に残留
していた。
【0026】(実施例8)下水汚泥乾燥品B(CaO含
有量:13.8%、600℃強熱減量:59.3%)1
00重量部とFeOOH:40重量部を混合・混練した
後、るつぼに仕込み、空気を遮断して800℃、2時間
加熱した。また比較例として、同汚泥を空気中において
800℃、2時間加熱した。その結果、空気を遮断した
燃焼では、下水汚泥乾燥品B中のAs量の40%が気化
し、同Se量の60%が気化したが、空気中の燃焼で
は、同As、Seとも全て焼却灰に残留していた。
【0027】
【発明の効果】本発明の廃棄物の処理方法は、以上説明
したように構成されているので、有機および無機廃棄物
を対象として、一連の焼却工程〜焼却灰回収工程におい
て焼却灰中の砒素分やセレン分の残留量を効果的に抑制
することができ、かつ消費エネルギー効率に優れ、設備
コストやランニングコストも抑制できる効果がある。ま
た、後燃焼工程により排ガスは可燃成分を含まなくなる
ので、火災や爆発のおそれがなく、安全に大気に放出で
きる。また、実施形態によっては排ガス中から砒素分や
セレン分を高濃度に回収できるという優れた効果があ
る。よって本発明は、従来の問題点を解消した廃棄物の
処理方法として、技術的価値はきわめて大なるものがあ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/10 F23G 5/16 Z 4D059 5/44 Z F23G 5/16 B09B 3/00 303L 5/44 B01D 53/34 136Z (72)発明者 吉田 修一 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA24 AB01 AB03 AC03 AC20 BA05 BA08 BA10 DA12 DA17 3K065 AA24 AB01 AB03 AC02 BA05 BA07 BA08 BA10 HA00 3K078 AA05 BA21 CA02 4D002 AA28 BA03 BA05 CA01 DA05 DA11 DA16 DA22 DA66 GA01 GA03 GB02 GB03 HA01 4D004 AA02 AA36 AB03 BA03 CA28 CA29 CA37 CC03 DA00 DA02 DA06 DA10 4D059 AA03 BB01 BB04 BB06 BC03 DA03 DA22 DA64 EA09 EB09 EB10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機廃棄物を還元性ガス雰囲気下、温度5
    00〜900℃の状態で燃焼させる第1燃焼工程と、こ
    の第1燃焼工程で生じた焼却灰を温度600℃以上の状
    態で排ガスと分離する焼却灰回収工程と、この焼却灰回
    収工程を経た排ガスを燃焼させる後燃焼工程を含むこと
    を特徴とする廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】有機廃棄物を還元性ガス雰囲気下、温度5
    00〜900℃の状態で燃焼させる第1燃焼工程と、こ
    の第1燃焼工程で生じた排ガスを燃焼させる後燃焼工程
    と、およびこの後燃焼工程を経た排ガスから焼却灰を温
    度600℃以上の状態で分離する焼却灰回収工程を含む
    ことを特徴とする廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】前記第1燃焼工程が、水蒸気の存在下空気
    比0.1〜1.0で有機廃棄物を燃焼させて得られる還
    元性ガス雰囲気下、温度が600〜800℃であって、
    焼却灰回収工程の温度が800℃以上である請求項1ま
    たは2に記載の廃棄物の処理方法。
  4. 【請求項4】有機廃棄物を還元性ガス雰囲気下で燃焼さ
    せる第1燃焼工程と、この第1燃焼工程で生じた焼却灰
    を加熱、溶融する溶融工程と、この溶融工程で得られた
    溶融状態の焼却灰スラグを排ガスから分離する焼却灰回
    収工程を含むことを特徴とする廃棄物の処理方法。
  5. 【請求項5】前記第1燃焼工程が、水蒸気の存在下空気
    比0.1〜1.0で有機廃棄物を燃焼させて得られる還
    元性ガス雰囲気下、温度が600〜800℃である請求
    項4に記載の廃棄物の処理方法。
  6. 【請求項6】前記焼却灰回収工程を経た排ガスに粉体を
    供給して、その粉体に排ガス中の砒素分およびセレン分
    を付着させ、その粉体を回収する請求項1〜5のいずれ
    かに記載の廃棄物の処理方法。
  7. 【請求項7】前記第1燃焼工程において、FeOOH、
    Fe34、Fe23の1種以上の鉄化合物の存在下で燃
    焼させる請求項1〜6にいずれかに記載の廃棄物の処理
    方法。
  8. 【請求項8】前記有機廃棄物として、無機廃棄物と有機
    物との混合物を用いる請求項1〜5にいずれかに記載の
    廃棄物の処理方法。
  9. 【請求項9】前記有機廃棄物が下水汚泥である請求項1
    〜7に記載の廃棄物の処理方法。
  10. 【請求項10】前記無機廃棄物が下水汚泥焼却灰または
    下水汚泥溶融スラグである請求項8に記載の廃棄物の処
    理方法。
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