JP2002306508A - 治療用co2レーザー装置 - Google Patents

治療用co2レーザー装置

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JP2002306508A
JP2002306508A JP2001111073A JP2001111073A JP2002306508A JP 2002306508 A JP2002306508 A JP 2002306508A JP 2001111073 A JP2001111073 A JP 2001111073A JP 2001111073 A JP2001111073 A JP 2001111073A JP 2002306508 A JP2002306508 A JP 2002306508A
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laser
therapeutic
irradiation
automatically
laser device
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Kazuo Okuma
一夫 大熊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定部分の治療用CO2 レーザー処理におい
て、放射装置の自動運転及びその照射効率の向上を図る
ものである。 【解決手段】治療用CO2 レーザー装置において、自動
的に任意の範囲を移動することができる1又は2以上の
レーザー放射部位を有する装置とした。例えば、レーザ
ー放射部位を球状支持具に固定させ、その支持具を任意
の自動運転すること等が挙げられる。また、2以上の方
向にレーザー照射をすることができるレーザー照射部位
をすることで、効率的なレーザー照射を可能としたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、治療用CO2レー
ザー装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、治療用CO2レーザーを使用した
治療装置が開発されてきた。治療用CO2レーザーは、
他のレーザーと比して皮膚表面及び生体組織中の水分に
吸収されるので、通常のメスや電気メスと比して、生体
組織の侵襲が少なく、組織皮下層のダメージが緩和され
るので、その代替え機器として、多岐にわたり使用され
ることが期待される。その一方で、治療用CO2レーザ
ーは、組織の切開をいう局所的な使用法の他に、CO2
レーザーの性質である軟組織に対する吸収が非常に高い
点などを利用して、炎症部位及びその周辺部への照射に
よる活性化を通じて、早期の回復及び治癒の促進を図る
目的でも使用される。
【0003】これまでの治療用CO2レーザー装置の構
成は、CO2レーザーの発生装置、CO2レーザーを伝達
するレーザー送達装置及びペン状のレーザ出射ユニット
の主に3種から成る。ペン状のレーザ出射ユニットは、
術者が直接持つことができ、患部等への照射を行ってい
る。そのため、レーザ出射ユニットは自由に移動できる
ように、ある程度の範囲で折り曲げ可能な送達装置に直
接結合されているタイプ及び発射装置に結合する送達装
置の一部がマニピュレーター機能を持つタイプが有り、
そのペン状のレーザ出射ユニットの自由移動を可能とし
ている。
【0004】しかし、治療用CO2レーザー装置の用途
において、組織の切開をいう局所的な使用法の他に、炎
症部位及びその周辺部への照射による、治癒の促進及び
早期の回復を図る目的でも使用されることも少なくな
い。医師及び歯科医師によっては、この用途での使用頻
度の高い場合が多くなってきた。本用途での使用法は、
望ましい治癒効果を奏するように、CO2レーザーのエ
ネルギー及び連続照射等の照射形態を選択し、患部に対
する照射距離を定め、CO2レーザーの照射を行う。ま
た、一点での連続照射は好ましくないので、炎症部位等
及びその周辺部へ時間をかけながら一様に照射面を移動
させながら、さらに複数回に渡り、照射する必要があ
る。これまでの治療用CO2レーザー装置は、組織の切
開等の局所的な大出力の使用法を主に考慮した構成とな
っており、上記の用途の場合、術者がペン状のレーザ出
射ユニットを直接持ちながらその作業を行わざるを得な
いため、一回の作業で10分から30分の時間と労力の
負担を強いられていた。また、効果的な治癒効果を奏す
るためには、目的部位との照射距離が重要な要素となる
が、術者が直接に手に持って行うと、その照射距離が必
ずしも安定的でないので、最適な軟組織の活性化が困難
であった。同様な理由から、従来は、1台の治療用CO
2レーザー装置につき、1のレーザ出射ユニットしかな
く、さらに、出射ユニットからは単一方向のみのでしか
照射されておらず、当該用途において効率的な構成とな
っていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記技術の
有する問題点を鑑みて創出されたものであり、その目的
は治療用CO2レーザー装置の放射装置の自動運転、目
的部位への安定的な照射作業の実現及びその照射効率の
向上を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、軟組織等にCO2レーザーを照射する
治療用CO2レーザー装置において、自動的に任意の範
囲を照射できるレーザ出射ユニット及びそのレーザ出射
ユニットを有する治療用CO2レーザー装置を提供する
ものである。ここで、レーザー放射部位の一部に関節部
を設けて、任意に曲げて照射することのできるようにし
てもよい。また、目的部位を一様に照射するために渦巻
き状の軌跡を描くように照射することのできるようにし
てもよい。さらに、その照射効率の向上を図るために、
CO2レーザーを分割して、同時に2以上方向にレーザ
ー照射をできるようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、自動運転できる出射
装置を備えた治療用CO2レーザー装置を提供する。
【0008】上記目的を達成するために、本発明では、
ペン状の出射ユニット若しくは出射部位が自動的に移動
又は回転移動ができるようにしたことを特徴とする。例
えば、図1に示すように、球状支持具(3)の一部又は
複数部位にペン状の出射ユニット(4)を取付てレーザ
ー出射装置とし、予め設定した任意の回転運動プログラ
ムに従って、球状支持具を自動回転させることで、出射
部位が移動し、任意の範囲を自動的に、CO2レーザー
(5)を移動させながら一様に照射することができる
(図1,図2)。目的部位を網羅するように、球状支持
具(3)の回転運動をさせて、照射することが必要であ
るが、その一例として、渦巻き状の軌跡を描くように照
射することを複数回行うことが挙げられる。ここで、治
療用CO2レーザー装置は、CO2レーザーの発生装置、
レーザー送達装置(1)及びペン状の出射ユニット
(5)の主に3種から成る。
【0009】また、効果的な治癒効果を奏するために
は、目的部位との照射距離が重要な要素となるが、出射
ユニット(5)の位置は固定されており、さらに、患者
の顎等を特定部位に乗せて固定することで、安定的に照
射距離を維持することができる。
【0010】選択的に当該ペン状の出射ユニット(4)
若しくはレーザー送達装置(1)の一部又は複数部が折
り曲げることのできる関節部(6)を有するマニピュレ
ーター機能を付加させることで、より自由度のある自動
レーザー照射を可能とさせてもよい。ここで、本マニピ
ュレーター機能を有する部位(6)は、予め手動若しく
は自動で折り曲げ角度を設定すること又は球状物の自動
回転に併せて、折り曲げ運動をさせてもよい。
【0011】さらに、ペン状のレーザー出射ユニットに
おいても、局所的な使用法を主に考慮した構成となって
おり、単一方向へのレーザー放射のみである(図1、図
2)。しかし、上述のように比較的広い範囲での繰り返
しの照射をする場合には、同時に複数方向へのレーザー
出射ができるとすると、効率よく当該用途における使用
ができることとなる(図3)。同時に異なる2方向への
出射ができるとすると、およそ1/2の作業時間とな
る。ここで、複数方向へのレーザー出射が可能なレーザ
ー出射装置は、任意に切り換えることにより、単一方向
若しくは任意の複数方向へのレーザー出射を可能として
もよい。また、当該レーザー放射装置は、従来の治療用
CO2レーザー装置に取り付けてもよく、若しくは、本
発明の請求項1又は3のいずれかに取り付けてもよい。
【0012】尚、本発明では、術者の手から離れて、C
2レーザーの照射を自動運転するものであるが、上述
の使用法におけるCO2レーザーの照射は、術者の設定
した任意の範囲外の正常な生体組織に照射されたとして
も、そもそも生体組織に損傷を及ぼすことはなく、ま
た、患者が不快と感じた際にその照射を中断できるスイ
ッチの設置を設けることで、より安全に使用することが
できる。
【0013】また、上述の実施例の他に、以下に説明す
る方法のいずれでも、上述した本発明の目的を達成させ
てもよい。 (1)レーザー出射ユニットを移動させることなく、レ
ーザー出射ユニットの内部に自動運転プログラムに従っ
て、自動回転できる鏡を設けて、CO2レーザーを反射
させて、目的部位での照射面を移動させてもよい。 (2)円盤状の支持具に1又は2以上の当該ペン状のレ
ーザー放射装置を取り付けて、その円盤状の支持具を自
動回転運動させることで、上記のレーザー照射運動を達
成させてもよい。 (3)自動運動することのできるレーザー出射装置の固
定支持具に取り付けて、又は、出射ユニットに結合する
送達装置の関節部の一部が自動運動することができ、上
記のレーザー照射運動を達成させてもよい。
【0014】
【発明の効果】従って、術者がCO2レーザーを使用し
て、炎症部位等及びその周辺部へ時間をかけながら一様
に、さらに複数回に渡り照射する必要がある場合に、上
述のようにレーザー出射装置が自動運動を可能とするこ
とで、その時間及び労力の負担が軽減されることとな
る。また、照射距離を安定に保つことができるので、最
適な照射効果を奏することができる。また、レーザー出
射装置を同時期に複数方向へのレーザー出射ができると
すると、効率よく当該用途における使用ができることと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるCO2レーザー伝達装置及び出
射装置を示す説明図
【図2】本発明におけるCO2レーザー出射装置を示す
説明図
【図3】本発明における複数方向へ放射可能とするCO
2レーザー出射装置を示す説明図
【符号の説明】
1 CO2レーザー送達装置 2 CO2レーザー送達経路 3 自動回転運動が可能なCO2レーザー出射ユニッ
トを結合した球状構造物 4 CO2レーザー出射ユニット 5 CO2レーザー 6 関節部位 7 複数方向へ出射可能とするCO2レーザー出射ユ
ニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CO2レーザーを照射する治療用CO2レー
    ザー装置に付属する、自動的に任意の範囲を照射できる
    レーザ出射ユニット。
  2. 【請求項2】CO2レーザーを照射する治療用CO2レー
    ザー装置に付属する、同時に2以上方向にレーザー照射
    をすることができる治療用CO2レーザー装置のレーザ
    出射ユニット。
  3. 【請求項3】自動的に任意の範囲を一様に照射するた
    め、少なくとも渦巻き状の軌跡を描くように照射するこ
    とのできる請求項1又は2のレーザ出射ユニット。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかのレーザ照射ユ
    ニットを有する治療用CO2レーザー装置。
JP2001111073A 2001-04-10 2001-04-10 治療用co2レーザー装置 Withdrawn JP2002306508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517037A (ja) * 2010-01-14 2013-05-16 ミハエル・シュローサー Llltまたは他の光源治療のためのスキャニング機構および治療方法
CN108338835A (zh) * 2018-04-27 2018-07-31 刘喜 一种治疗区域可任意变形的二氧化碳点阵激光治疗仪

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