JP2002306486A - 超音波探触子の製造方法および超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子の製造方法および超音波探触子

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JP2002306486A JP2001112063A JP2001112063A JP2002306486A JP 2002306486 A JP2002306486 A JP 2002306486A JP 2001112063 A JP2001112063 A JP 2001112063A JP 2001112063 A JP2001112063 A JP 2001112063A JP 2002306486 A JP2002306486 A JP 2002306486A
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Manabu Umeda
學 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造効率を高める。ハンドルを洗浄する際の
不都合を解消する。 【解決手段】 超音波探触子100は、細長胴体905
の第1端901側に超音波振動子を内設し且つ第2端9
02側からケーブル103を引き出した細長胴体905
を持つ超音波探触子本体900と、超音波探触子本体9
00に装着され且つ硬質樹脂製の成形品1の外周に滑り
止め用エラストマー2を複合成形により熱融着して作製
された角度可変ハンドル910とを具備している。 【効果】 実質的に1工程でハンドルを製造できる。滑
り止め用エラストマーが熱融着するので剥離しなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探触子の製
造方法および超音波探触子に関し、さらに詳しくは、製
造効率が高く、しかもハンドルを洗浄する際の不都合を
解消できるようにした超音波探触子の製造方法および超
音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波探触子の従来例としては、例えば
「医用超音波機器ハンドブック;日本電子機械工業会
編;コロナ社;1997年改訂版;pp.80−pp.81」に開
示された経直腸探触子や経膣探触子が知られている。
【0003】この種の超音波探触子は、例えば、細長胴
体の先端側に超音波振動子を内設した超音波探触子本体
と、その超音波探触子本体に装着した把持用のハンドル
とを具備する。前記ハンドルは、硬質樹脂製の成形品の
外周に滑り止め用ラバーを貼って作製される。なお、前
記滑り止め用ラバーを貼る理由は、ハンドルをグリップ
したときに、操作者の手にフィットさせると共に、滑り
にくくしてて操作性を高めるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波探触
子では、成形品を成形加工した後に、滑り止め用ラバー
を接着剤等で貼り付けるという全く別の工程が必要とな
るので、手間がかかり、製造効率が低くなる問題点があ
る。また、ハンドルを超音波探触子本体から取り外して
洗浄するときに、洗浄液で接着剤が変質するなどして、
滑り止め用ラバーが剥離しやすい問題点がある。そこ
で、本発明の目的は、製造効率が高く、しかもハンドル
を洗浄する際の不都合を解消できるようにした超音波探
触子の製造方法および超音波探触子を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、硬質樹脂製の成形品の外周に滑り止め用エラストマ
ーを複合成形により熱融着してハンドルを作製し、超音
波の送信および受信の少なくとも一方を行う超音波探触
子本体に前記ハンドルを装着することを特徴とする超音
波探触子の製造方法を提供する。上記第1の観点による
超音波探触子の製造方法では、成形品の作製と,滑り止
め用エラストマー(elastomer)の熱融着とを、複合成
形または2色成形により実質的に1工程で行うことが可
能となり、製造効率を高くできる。また、滑り止め用エ
ラストマーは、分子レベルで成形品と一体化されるた
め、両者の結合力を十分に高めることが可能となり、洗
浄時の変質や剥離を防止することが出来る。さらに、エ
ラストマーは、硬質樹脂と一般のゴムとの中間に相当す
る適度の弾力性と対物摩擦性を持つので、安定したグリ
ップ感と,良好な滑り止め感を操作者に与えることが可
能となり、操作性を高めることが出来る。
【0006】第2の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記硬質樹脂の材料
は、PP,PBT,ABS,PE,PS,TPX,PO
M,PVC,PPEのいずれか又はそれらのうちの2以
上の組合せからなることを特徴とする超音波探触子の製
造方法を提供する。上記第2の観点による超音波探触子
の製造方法では、PP(PolyPropylene),PBT(Pol
yButylene Terephthalate),ABS(Acrylonitrile B
utadieneStyrene),PE(PolyEthylene),PS(Pol
yStyrene),TPX(polymethylpentene),POM(p
olyacetals),PVC(PolyVinyl Chloride),PPE
(PolyPhenylene Ether)又はそれらの合成樹脂で成形
品を作製するので、耐薬品性,耐熱性,耐衝撃性,成形
性などを高めることが出来る。
【0007】第3の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記滑り止め用エラス
トマーの硬度は、A65以上A95以下であることを特
徴とする超音波探触子の製造方法を提供する。上記第3
の観点による超音波探触子の製造方法では、滑り止め用
エラストマーの硬度を、A65以上A95以下としたの
で、ハンドルをグリップしたときに滑り止め用エラスト
マーが過度に変形することを防止して、ほどよいグリッ
プ感を操作者に与えることが出来る。
【0008】第4の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記滑り止め用エラス
トマーの材料は、スチレン系熱可塑性エラストマー,オ
レフィン系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性
エラストマー,エステル系熱可塑性エラストマー,塩素
化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー,ポリ塩化ビニ
ル系可塑性エラストマーのいずれか又はそれらのうちの
2以上の組合せからなることを特徴とする超音波探触子
の製造方法を提供する。上記第4の観点による超音波探
触子の製造方法では、加工性に優れた各種の熱可塑性エ
ラストマーで滑り止め用エラストマーを作製するので、
量産性を高めることが出来る。
【0009】第5の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記滑り止め用エラス
トマーの厚みは、0.1mm以上10mm以下であるこ
とを特徴とする超音波探触子の製造方法を提供する。上
記第5の観点による超音波探触子の製造方法では、滑り
止め用エラストマーの厚みを、0.1mm以上10mm
以下としたので、操作者の手に良好になじませることが
可能となり、把持したときのフィット感をさらに向上で
きる。
【0010】第6の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記成形品の外周面の
うち操作者の手でグリップされる部分のみに前記滑り止
め用エラストマーを形成することを特徴とする超音波探
触子の製造方法を提供する。上記第6の観点による超音
波探触子の製造方法では、グリップされる部分のみに滑
り止め用エラストマーを形成するので、ハンドルを把持
している手が誤って滑ってしまう不都合をいっそう低減
できる。また、意匠的なアクセントを付けて、美観を向
上することが出来る。
【0011】第7の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記ハンドルをその中
心軸の周りに回転させたときに前記中心軸と前記超音波
探触子本体の中心軸とがなす角度が変わるように該ハン
ドルを装着することを特徴とする超音波探触子の製造方
法を提供する。上記第7の観点による超音波探触子の製
造方法では、ハンドルをその中心軸の周りに回転させる
ことで、ハンドルの中心軸と超音波探触子本体の中心軸
とがなす角度を用途に応じて選択することが可能とな
り、操作性を向上できる。
【0012】第8の観点では、本発明は、上記構成の超
音波探触子の製造方法において、前記ハンドルの中心軸
と前記超音波探触子本体の中心軸とがなす角度を可変に
する支点にネジを設けることを特徴とする超音波探触子
の製造方法を提供する。上記第8の観点による超音波探
触子の製造方法では、ネジを締めると、ハンドルの中心
軸と超音波探触子本体の中心軸とがなす角度を固定で
き、ネジを緩めると前記角度を変更できる。したがっ
て、ネジを調節することにより、微妙な角度調整が可能
となり、操作性をいっそう向上できる。
【0013】第9の観点では、本発明は、細長胴体の一
端側に超音波振動子を設け該部分を被検体の体腔内に挿
入して超音波の送信および受信の少なくとも一方を行う
超音波探触子本体と、前記超音波探触子本体に装着され
且つ硬質樹脂製の成形品の外周に滑り止め用エラストマ
ーを複合成形により熱融着して作製されたハンドルとを
具備したことを特徴とする超音波探触子を提供する。上
記第9の観点による超音波探触子では、上記第1の観点
による超音波探触子の製造方法を好適に実施できる。
【0014】第10の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記硬質樹脂の材料は、PP,
PBT,ABS,PE,PS,TPX,POM,PV
C,PPEのいずれか又はそれらのうちの2以上の組合
せからなることを特徴とする超音波探触子を提供する。
上記第10の観点による超音波探触子では、上記第2の
観点による超音波探触子の製造方法を好適に実施でき
る。
【0015】第11の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記滑り止め用エラストマーの
硬度は、A65以上A95以下であることを特徴とする
超音波探触子を提供する。上記第11の観点による超音
波探触子では、上記第3の観点による超音波探触子の製
造方法を好適に実施できる。
【0016】第12の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記滑り止め用エラストマーの
材料は、スチレン系熱可塑性エラストマー,オレフィン
系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラスト
マー,エステル系熱可塑性エラストマー,塩素化ポリエ
チレン系熱可塑性エラストマー,ポリ塩化ビニル系可塑
性エラストマーのいずれか又はそれらのうちの2以上の
組合せからなることを特徴とする超音波探触子を提供す
る。上記第12の観点による超音波探触子では、上記第
4の観点による超音波探触子の製造方法を好適に実施で
きる。
【0017】第13の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記滑り止め用エラストマーの
厚みは、0.1mm以上10mm以下であることを特徴
とする超音波探触子を提供する。上記第13の観点によ
る超音波探触子では、上記第5の観点による超音波探触
子の製造方法を好適に実施できる。
【0018】第14の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記成形品の外周面のうち操作
者の手でグリップされる部分のみに前記滑り止め用エラ
ストマーを形成したことを特徴とする超音波探触子を提
供する。上記第14の観点による超音波探触子では、上
記第6の観点による超音波探触子の製造方法を好適に実
施できる。
【0019】第15の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記ハンドルをその中心軸の周
りに回転させることで前記中心軸と前記超音波探触子本
体の中心軸とがなす角度を変えることを特徴とする超音
波探触子を提供する。上記第15の観点による超音波探
触子では、上記第7の観点による超音波探触子の製造方
法を好適に実施できる。
【0020】第16の観点では、本発明は、上記構成の
超音波探触子において、前記ハンドルの中心軸と前記超
音波探触子本体の中心軸とがなす角度を可変にする支点
にネジを設けたことを特徴とする超音波探触子を提供す
る。上記第16の観点による超音波探触子では、上記第
8の観点による超音波探触子の製造方法を好適に実施で
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態に
かかる超音波探触子100の左側面図である。また、図
2は、同超音波探触子100の平面図である。また、図
3は、同超音波探触子100の正面図である。この超音
波探触子100は、第1端901側に超音波振動子(図
示省略)を内設し且つ第2端902側からケーブル10
3を引き出した細長胴体905を持つ超音波探触子本体
900と、その超音波探触子本体900の第2端902
側に指で回すことが出来るネジキャップ909を利用し
て取り付けられた角度可変ハンドル910とを具備して
構成されている。前記角度可変ハンドル910は、前記
ケーブル103を通すスリット917および中空部を有
している。また、角度可変ハンドル910は、硬質樹脂
製の成形品1の外周面のうち、操作者の手でグリップさ
れる部分に、硬度がA65以上A95以下の滑り止め用
エラストマー2(クロスハッチングを施した領域)を複
合成形により、0.1mm〜10mmの厚みで熱融着し
て作製されている。前記細長胴体905には、穿刺ガイ
ドを係止するための凹部906,907が設けられてい
る。前記細長胴体905の第1端901側を被検体の体
腔内に挿入して超音波の送信および受信の少なくとも一
方を行うことが出来る。また、前記角度可変ハンドル9
10にも、穿刺ガイドを係止するための凹部915が設
けられている。
【0022】図4は、上記超音波探触子100の要部の
右側面図である。第1端901側の中心軸X1と第2端
902側の中心軸X2とが角度α(5゜≦α≦45゜)
を成している。また、前記角度可変ハンドル910は、
前記ネジキャップ909を緩めると、第2端902側の
中心軸X2の周りに回転可能である。さらに、前記第2
端902側の中心軸X2と前記角度可変ハンドル910
の中心軸X3とが角度β(5゜≦β≦45゜)を成して
いる。この結果、図1〜図4の状態では、前記第1端9
01側の中心軸X1と前記角度可変ハンドル910の中
心軸X3とが角度α+β(10゜≦α+β≦90゜)を
成すことになる。
【0023】図5は、前記ネジキャップ909を緩め
て、前記角度可変ハンドル910を、第2端902側の
中心軸X2の周りに180゜回転させてから、再び前記
ネジキャップ909を締めて角度を固定した状態であ
る。この状態では、前記第1端901側の中心軸X1と
前記角度可変ハンドル910の中心軸X3とが角度α−
β(−40゜≦α−β≦40゜)を成すことになる。
【0024】図6は、前記超音波探触子本体900の左
側面図である。また、図7は、同超音波探触子本体90
0の平面図である。第2端902には、前記ネジキャッ
プ909と螺合するネジ908が設けてある。
【0025】図8は、上記超音波探触子100の製造処
理を示すフロー図である。ステップS1は、前記角度可
変ハンドル910を作製する複合成形工程である。これ
は、実質的に1つの工程(例えば1台の異材質成形機内
で連続的になし得る工程)であるが、説明の都合上、前
工程と後工程とに分けて説明する。すなわち、前工程S
1aでは、射出装置等を用いて、樹脂溶融温度(例えば
100℃以上)に加熱した1次側金型(図示せず)内に
熱可塑性樹脂を流し込み、角度可変ハンドル910の成
形品1を作製する。前記熱可塑性樹脂の材料は、例えば
PP,PBT,ABS,PE,PS,TPX,POM,
PVC,PPEのいずれか又はそれらのうちの2以上の
組合せからなる。図9に、前記成形品1の左側面図を例
示する。そして、前記成形品1を固化した後、2次側金
型にセットする。続いて、後工程S1bでは、エラスト
マー溶融温度(例えば100℃未満)に加熱した2次側
金型内に、エラストマーを流し込み、前記成形品1の外
周に、滑り止め用エラストマー2を熱融着する。前記エ
ラストマーの材料は、例えば、スチレン系熱可塑性エラ
ストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ウレタ
ン系熱可塑性エラストマー,エステル系熱可塑性エラス
トマー,塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー,
ポリ塩化ビニル系可塑性エラストマーのいずれか又はそ
れらのうちの2以上の組合せからなる。これにより、角
度可変ハンドル910が作製される。図10は、前記角
度可変ハンドル910の左側面図である。また、図11
は、同角度可変ハンドル910の右側面図である。ま
た、図12は、同角度可変ハンドル910の平面図であ
る。さらに、図13は、同角度可変ハンドル910の縦
断面図である。
【0026】ステップS2では、前記超音波探触子本体
900に前記角度可変ハンドル910を装着する。これ
により、先に図1〜図5を参照して説明した如き超音波
探触子100となる。
【0027】以上の超音波探触子100の製造方法によ
れば、実質的に1工程(硬質樹脂製の成形品1を作製し
てその外周に滑り止め用エラストマー2を熱融着する複
合成形工程)で角度可変ハンドル910を作製すること
が可能となり、製造効率を高くできる。また、滑り止め
用エラストマー2が成形品1に強固に結合するので、洗
浄を繰り返しても、滑り止め用エラストマー2が剥離し
なくなる。
【0028】なお、前記角度可変ハンドル910をその
中心軸の周りに回転させることで、前記角度可変ハンド
ル910の中心軸と前記超音波探触子本体900の中心
軸とがなす角度を変化させる代わりに、前記角度可変ハ
ンドル910の中心軸と前記超音波探触子本体900の
中心軸とがなす角度を可変にする支点にネジを設けても
よい。
【0029】
【発明の効果】本発明の超音波探触子の製造方法および
超音波探触子によれば、次の効果が得られる。 (1)ハンドルのグリップ部分に滑り止め用エラストマ
ーが形成されているため、超音波探触子のハンドルにフ
ィットすると共に滑りにくくなり、手に負担をかけずに
操作できるようになる。 (2)滑り止め用エラストマーは、硬質樹脂製の成形品
と強固に一体化されるため、洗浄を繰り返した場合で
も、剥離しにくくなる。また、滑り止め用エラストマー
と成形品との境界に溝などが生じないので、洗浄を完全
に行うことが可能となると共に、薬品等による腐食を低
減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる超音波探触子の左
側面図である。
【図2】図1の超音波探触子の平面図である。
【図3】図1の超音波探触子の正面図である。
【図4】図1の超音波探触子の要部右側面図である。
【図5】図1の超音波探触子の別の左側面図である。
【図6】図1の超音波探触子における超音波探触子本体
の左側面図である。
【図7】図1の超音波探触子における超音波探触子本体
の平面図である。
【図8】図1の超音波探触子の製造処理を示すフロー図
である。
【図9】成形品の左側面図である。
【図10】角度可変ハンドルの左側面図である。
【図11】角度可変ハンドルの右側面図である。
【図12】角度可変ハンドルの平面図である。
【図13】角度可変ハンドルの縦断面図である。
【符号の説明】
100 超音波探触子 1 成形品 2 滑り止め用エラストマー 103 ケーブル 900 超音波探触子本体 901 第1端 902 第2端 905 細長胴体 906,907,915 凹部 908 ネジ 909 ネジキャップ 910 角度可変ハンドル 917 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 學 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C301 EE20 GA01 GA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質樹脂製の成形品の外周に滑り止め用
    エラストマーを複合成形により熱融着してハンドルを作
    製し、超音波の送信および受信の少なくとも一方を行う
    超音波探触子本体に前記ハンドルを装着することを特徴
    とする超音波探触子の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波探触子の製造方
    法において、前記硬質樹脂の材料は、PP,PBT,A
    BS,PE,PS,TPX,POM,PVC,PPEの
    いずれか又はそれらのうちの2以上の組合せからなるこ
    とを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の超音波
    探触子の製造方法において、前記滑り止め用エラストマ
    ーの硬度は、A65以上A95以下であることを特徴と
    する超音波探触子の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の超音波探触子の製造方法において、前記滑り止め用エ
    ラストマーの材料は、スチレン系熱可塑性エラストマ
    ー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱
    可塑性エラストマー,エステル系熱可塑性エラストマ
    ー,塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー,ポリ
    塩化ビニル系可塑性エラストマーのいずれか又はそれら
    のうちの2以上の組合せからなることを特徴とする超音
    波探触子の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の超音波探触子の製造方法において、前記滑り止め用エ
    ラストマーの厚みは、0.1mm以上10mm以下であ
    ることを特徴とする超音波探触子の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の超音波探触子の製造方法において、前記成形品の外周
    面のうち操作者の手でグリップされる部分のみに前記滑
    り止め用エラストマーを形成することを特徴とする超音
    波探触子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の超音波探触子の製造方法において、前記ハンドルをそ
    の中心軸の周りに回転させたときに前記中心軸と前記超
    音波探触子本体の中心軸とがなす角度が変わるように該
    ハンドルを装着することを特徴とする超音波探触子の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の超音波探触子の製造方法において、前記ハンドルの中
    心軸と前記超音波探触子本体の中心軸とがなす角度を可
    変にする支点にネジを設けることを特徴とする超音波探
    触子の製造方法。
  9. 【請求項9】 細長胴体の一端側に超音波振動子を設け
    該部分を被検体の体腔内に挿入して超音波の送信および
    受信の少なくとも一方を行う超音波探触子本体と、前記
    超音波探触子本体に装着され且つ硬質樹脂製の成形品の
    外周に滑り止め用エラストマーを複合成形により熱融着
    して作製されたハンドルとを具備したことを特徴とする
    超音波探触子。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の超音波探触子におい
    て、前記硬質樹脂の材料は、PP,PBT,ABS,P
    E,PS,TPX,POM,PVC,PPEのいずれか
    又はそれらのうちの2以上の組合せからなることを特徴
    とする超音波探触子。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の超
    音波探触子において、前記滑り止め用エラストマーの硬
    度は、A65以上A95以下であることを特徴とする超
    音波探触子。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11のいずれかに
    記載の超音波探触子において、前記滑り止め用エラスト
    マーの材料は、スチレン系熱可塑性エラストマー,オレ
    フィン系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エ
    ラストマー,エステル系熱可塑性エラストマー,塩素化
    ポリエチレン系熱可塑性エラストマー,ポリ塩化ビニル
    系可塑性エラストマーのいずれか又はそれらのうちの2
    以上の組合せからなることを特徴とする超音波探触子。
  13. 【請求項13】 請求項9から請求項12のいずれかに
    記載の超音波探触子において、前記滑り止め用エラスト
    マーの厚みは、0.1mm以上10mm以下であること
    を特徴とする超音波探触子。
  14. 【請求項14】 請求項9から請求項13のいずれかに
    記載の超音波探触子において、前記成形品の外周面のう
    ち操作者の手でグリップされる部分のみに前記滑り止め
    用エラストマーを形成したことを特徴とする超音波探触
    子。
  15. 【請求項15】 請求項9から請求項14のいずれかに
    記載の超音波探触子において、前記ハンドルをその中心
    軸の周りに回転させることで前記中心軸と前記超音波探
    触子本体の中心軸とがなす角度を変えることを特徴とす
    る超音波探触子。
  16. 【請求項16】 請求項9から請求項15のいずれかに
    記載の超音波探触子において、前記ハンドルの中心軸と
    前記超音波探触子本体の中心軸とがなす角度を可変にす
    る支点にネジを設けたことを特徴とする超音波探触子。
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