JP2002306481A - 超音波画像処理装置 - Google Patents

超音波画像処理装置

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JP2002306481A
JP2002306481A JP2001118200A JP2001118200A JP2002306481A JP 2002306481 A JP2002306481 A JP 2002306481A JP 2001118200 A JP2001118200 A JP 2001118200A JP 2001118200 A JP2001118200 A JP 2001118200A JP 2002306481 A JP2002306481 A JP 2002306481A
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JP
Japan
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image
area
dimensional
measurement
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Application number
JP2001118200A
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English (en)
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Junichi Ichikawa
純一 市川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0609Display arrangements, e.g. colour displays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前に測定した測定結果を画像上で再現可能に
保存できる超音波画像処理装置を提供する。 【解決手段】 エディットモードに設定して、ラジアル
画像上などで複数の計測点を設定して計測線で囲まれた
計測範囲を指定することにより、CPUは計測範囲内の
面積を計測するので、Save Temmplates
ボタンを操作してFile Dialogueにてフ
ァイル名を入力してOKボタンを操作することにより、
計測点の座標とその画像番号とが面積計測結果として記
録され、その記録後に読み出すことにより、同じ画像上
で計測点などを再現して計測された面積を再現すること
を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体等の検査対象物
に対して3次元領域を走査するように超音波を送受波
し、超音波画像を表示する超音波画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用分野及び工業用分野におい
て、超音波を検査対象に送受信することにより、検査対
象内を非侵襲的に診断する超音波診断装置が広く用いら
れるようになった。
【0003】この場合、超音波の走査により得られる画
像は2次元画像となるため、2次元画像から3次元画像
を構築して、ユーザに対してより診断し易い画像を提供
するために、超音波画像処理装置と組み合わせて使用さ
れる場合がある。例えば特開2000−276550で
は、2次元画像と対応する3次元画像とを同時に表示で
きるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波画像処理
装置では、患部等の関心領域の面積や、体積を計測でき
るようにしたものがある。しかし、従来例ではその計測
結果を記録して、後日記録した結果から面積や体積の計
測のデータを読み出してもその計測を再現できるように
記録出来なかった。このため、例えば患部等に対して治
療の処置を行った場合、その患部の面積や体積の変化の
様子を時間的に調べることにより、治癒の程度等を把握
しようとしても、前のデータの計測結果を再現できない
ので不便であった。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、前に測定した測定結果を画像上で再現可能に保存
できる超音波画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】検査対象物に対して3次
元領域を走査するように超音波を送受波し、得られた3
次元領域のエコーデータを用いて前記検査対象物の超音
波画像を表示する超音波画像装置において、前記3次元
領域のエコーデータを格納する3次元データ記憶手段
と、前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を
生成する断層像生成手段と、前記3次元領域のエコーデ
ータから3次元的な擬似立体像を生成する立体像生成手
段と、前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示
手段と、生成した断層像の面積を計測する面積計測手段
と、前記面積計測手段による面積計測結果を画像上で再
現可能に保存する面積結果保存手段と、を有することに
より、面積結果保存手段に保存した面積計測結果を読み
出すことにより、画像上で面積計測を再現して確認でき
るようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図18は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた
超音波診断装置の全体構成を示し、図2は2次元画像と
3次元画像を得るための超音波走査の様子を示し、図3
は図2の動作からラジアル画像等が得られる様子を示
し、図4は4つの表示エリアに2次元画像と立体画像を
同時に表示した表示例を示し、図5は面積計測して保存
する処理を示し、図6は面積計測を行う計測点を設定し
た様子を示し、図7は面積計測の結果の表示例を示し、
図8は体積計測して保存する処理を示し、図9は体積計
測がされた部分を抽出して表示する表示例を示し、図1
0はその処理を示し、図11は体積計測した部分を白く
表示する表示例を示し、図12はその処理を示し、図1
3は4点以上の計測点を選択指定することにより、面積
計測を行う処理を示し、図14は2枚以上で面積計測を
行うと見積もり体積を算出する処理を示し、図15はそ
の動作説明図を示し、図16は複数の面積計測を行うと
ツリー状にそれらの計測結果を表示する表示例を示し、
図17は計測結果をクリックすると、対応する計測線が
選択表示される表示例を示し図18は計測点をクリック
して計測点を修正等ができる表示例を示す。
【0008】図1に示す本発明の1実施の形態を備えた
超音波診断装置1は、超音波の送受波を行う超音波プロ
ーブ2と、この超音波プローブ2と接続され、超音波プ
ローブ2により得られるエコー信号に対して信号処理し
て超音波断層像の表示を行う超音波観測装置3と、この
超音波観測装置3で得られたエコーデータを基に各種画
像処理を行う超音波画像処理装置本体(以下、画像処理
装置本体と略記))4と、この画像処理装置本体4と接
続され、超音波断層像及び立体画像を表示するモニタ5
とを有している。
【0009】超音波プローブ2は、細長のプローブ挿入
部6を有し、このプローブ挿入部6の先端側には超音波
を送受波する超音波振動子7が内蔵され、超音波振動子
7はプローブ挿入部6内に挿通されたフレキシブルシャ
フト8の先端に取り付けられている。
【0010】また、プローブ挿入部6の後端の把持部内
には駆動部9が内蔵され、この駆動部9を構成する図示
しない第1モータを回転することにより、超音波振動子
7は回転駆動され、超音波を放射状に順次出射する。ま
た、駆動部9内の図示しない第2モータを回転すること
により、フレキシブルシャフト8はプローブ挿入部6の
軸方向(長手方向で例えばZ軸方向とする)に移動さ
れ、従って超音波振動子7により出射される超音波をZ
軸方向にリニア走査することができる。
【0011】また、超音波観測装置3とケーブル11に
より接続される画像処理装置本体4は、ケーブル11と
接続されるネットワークインタフェース(I/Fと略
記)12と、断層像及び立体画像を生成する画像処理
や、面積及び体積を算出する処理を行うCPU13と、
CPU13により画像処理のワークエリアとして使用さ
れたり、画像処理に必要なデータの一時格納などに利用
されるメモリ14と、CPU13が行う画像処理のプロ
グラムデータや画像データが記録されるハードディスク
装置(HDDと略記)15と、モニタ5に表示される画
像データが一時格納されるフレームメモリ16と、画像
データの記録や面積及び体積の計測結果を再現可能に保
存(記録)する大容量の記録手段としてのDVD−RA
M)17及び光磁気ディスク装置(MODと略記)18
とのインタフェース(I/F)))としてのスカジI/
S(SCSII/Fと略記)19と、マウス21及びキ
ーボード22とのI/Fとしての入力デバイスI/F2
3とを内蔵し、ネットワークI/F12、CPU13、
メモリ14、HDD15、フレームメモリ16、SCS
II/F18、入力デバイスI/F21はバス24によ
り接続され、データを転送可能になっている。
【0012】なお、DVD−RAM17及びMOD18
をUSBやイーサネッットを介して接続しても良い。な
お、画像処理装置本体4と、モニタ5と、DVD−RA
M17と、MOD18と、マウス21及びキーボード2
2とで画像処理装置が構成される。
【0013】本実施の形態では、例えばMOD18に着
脱される光磁気ディスク(MOと略記)25に格納され
た状態で販売され、このMO25をMOD18に挿入
し、このプログラムをインストールする作業により、H
DD15にそのプログラムが実行形式で格納されるよう
になる。
【0014】MO25の代わりに、CD−ROM等の他
の記録媒体にプログラムを格納して販売しても良い。イ
ンストールした後は、CPU13はHDD15からプロ
グラムを読み出してそのプログラムに沿った処理を行う
ようになる。
【0015】上述のように駆動部9には、第1モータと
第2モータとを設けてあるので、第1モータと第2モー
タとを同期させて同時に回転駆動させることにより、超
音波をスパイラル状に出射して3次元領域を走査し、Z
軸方向の座標位置が少しづつ異なる断層像を多数得るこ
とができ、これらの断層像から立体画像を構築すること
ができる。
【0016】図2はその概略の動作を示す。プローブ挿
入部6内の(フレキシブルシャフト8の先端の)超音波
振動子7をZ方向に移動しながら回転駆動して超音波を
送受波する事により、プローブ挿入部6の軸方向(つま
りZ軸方向)にほぼ垂直な断面の2次元超音波画像(以
下、ラジアル画像と記す)Grを得る。
【0017】超音波振動子7は、Z方向にPaからPb
の位置まで、所定のピッチ単位でリニア状に移動され
る。その結果、超音波観測装置3を経て画像処理装置本
体4のHDD15には番号N1からNn番目までの、所
定のピッチ毎のラジアル画像Grが格納される。
【0018】得られたラジアル画像Grはメモリ14に
転送され、そのメモリ空間には図3の如く格納され、さ
らにメモリ空間からラジアル画像Grを横から見た(垂
直)リニア画像Gvlのデータが読み出され、CPU1
3は間を補間してフレームメモリ16に転送し、モニタ
5にラジアル画像Gr及び対応するリニア画像Gvlを
表示することができる。
【0019】また、図3に示すラジアル画像Grから立
体画像Gsを生成し、例えば図4に示すように、モニタ
5の表示部には4つの画像表示エリア(具体的には、ラ
ジアル画像表示エリア、垂直リニア画像表示エリア、水
平リニア画像表示エリア、立体画像表示エリア)にそれ
ぞれ画像ラジアル画像Gr、垂直リニア画像Gvl、
(右側から見た)水平リニア画像Ghl、立体画像Gs
とを表示する。
【0020】この場合、ラジアル画像Gr上に設定した
カットラインY1、X1をマウス21でドラッグして移
動すると、それに対応して垂直リニア画像Gvlと、水
平リニア画像Ghlとが更新して表示される。つまり、
ラジアル画像Grに表示されたカットラインY1の位置
に対応した垂直リニア画像Gvlが表示され、カットラ
インX1の位置に対応した水平リニア画像Ghlが表示
される。
【0021】また、立体画像表示エリアにはカットライ
ンY1、X1に対応した切断面M1,M2で立体画像G
sが表示される。また、垂直リニア画像Gvl上で、或
いは水平リニア画像Ghl上で、カットラインZ1をド
ラッグして、移動すると、ラジアル画像Gr及び立体画
像Gsの手前側のラジアル画像部分が更新される。
【0022】カットラインY1,X1や切断面M1、M
2はユーザの操作で位置を変更することが可能であり、
CPU13は変更された位置に対応したラジアル画像G
r、リニア画像Gvl、Ghl、立体画像Gsを生成す
る処理を行い、モニタ5にはそれらの画像が表示され
る。
【0023】また、図4に示すように画像表示エリアの
右側の表示部には測定の際によく用いるエディットボタ
ンBa、データの保存を行うためのSave Temp
latesボタンBb、正確な体積計算を行うRefi
ne (Volume)ボタンBc、Save Tem
platesボタンBbで保存した計測データをロード
するLoad TemplatesボタンBdなどを表
示している。また、その上の部分には、計測を行った計
測結果を表示する計測結果表示エリアKa、Kbが設け
てある。ここで、エリアKaは面積の計測結果を表示
し、エリアKbには体積の計測結果を表示する。
【0024】本実施の形態では、図3に示すように複数
枚のラジアル画像Gr上に例えば患部組織等の関心領域
が存在した場合、その関心領域の面積や体積を計測でき
るようにしている。また、その計測した結果を再現可能
な状態で保存できるように計測データを保存するように
している。
【0025】その場合の作用を図5のフローチャートを
参照して以下に説明する。最初に面積計測の場合で説明
する。計測を開始する場合、まず最初に計測部位を決定
する。そのため、ステップS1に示すようにエディット
モードにする。つまり、図4に示すエディットボタンB
aをマウス21でクリックして編集可能なエディットモ
ードにする。
【0026】次のステップS2で、計測点の設定を行
う。具体的には、図6に示すように、計測を行おうとす
る(画像番号の)ラジアル画像Gr(リニア画像上でも
良い)上で、マウス21により計測開始する計測点P1
をクリックすると、そのクリック位置が十字で表示され
る。そして、計測対象を囲むように、複数の計測点(例
えばP1〜P4)をクリックして設定する。4点以上の
計測点を設定すると、それらの計測点を結ぶ計測線Lが
自動的に設定される。
【0027】次にステップS3の計測範囲の確定を行
う。計測線で囲まれた内側の位置にマウスカーソルを設
定してクリックして、その内側の部分が反転表示される
状態となり、計測する部分として確定する。
【0028】またこの計測範囲の確定により、ステップ
S4に示すように計測範囲の面積とその周囲長とを表示
する。つまり、計測範囲が確定されると、CPU13は
計測線で囲まれた計測範囲の内側の面積及びその周囲長
を計測する処理を行い、その面積とその周囲長とを測定
結果表示エリアKaに表示する。図7は測定結果表示エ
リアKa部分に表示される計測結果の表示例を示す。計
測された面積と周囲長が表示される。
【0029】次にこの測定結果を保存するかの判断(ス
テップS5)に対して、保存を望まい場合には、この処
理を終了し、保存を望む場合には、図4のSave T
emplatesボタンBbを操作する(ステップS
6)。
【0030】すると、File Dialogueが開
くので、保存しようとする場合のファイル名を入力する
(ステップS7)。そして、このファイル名の入力後に
OKボタンを操作する(ステップS8)。すると、ステ
ップS9に示すように計測点の座標データと、この計測
点の設定が行われた画像番号とがDVD−RAM17等
に書き込まれて保存される。
【0031】この場合、一連の画像データは面積計測デ
ータと別にセットで保存されるので、計測点の設定が行
われた(一連の画像データ中における)画像番号が座標
データと共に保存するようにしているが、計測点の設定
が行われた画像データと共に、計測点の座標データを保
存しても良い。
【0032】体積計測の場合には、図8に示すように、
まずステップS11の計測部位の設定を行う。例えば図
4のリニア画像Gvl上で、カットラインZ1を移動
し、計測しようとする体積区間の先端に設定し、例えば
計測しようとする計測区間の端の画像番号の画像(先頭
画像)を表示させる。次にエディットモードに設定し、
計測点の設定を行う(ステップS12)。
【0033】次に計測区間の後端に相当する最終画像を
表示させる(ステップS13)。つまり、先頭画像の場
合で説明したように、カットラインZ1を移動し、計測
区間の後端に設定し、最終画像を表示させる。そして、
エディットモードに設定して計測点の設定を行う(ステ
ップS14)。
【0034】次のステップS15で、Refine V
olumeボタンBdを押して、2枚のラジアル画像の
各面積計測を実施した後、これらの間の区間内の(各画
像における)面積を、前後の面積情報から自動的に算出
する。そして、計測結果エリアに各画像間の距離(ピッ
チ)等が加味されて体積を表示する(図4に示すよう
に、体積の計測結果は面積の計測結果を表示するエリア
Kaの下のエリアKbで表示される)。
【0035】次にこの測定結果を保存するかの判断(ス
テップS16)に対して、保存を望まい場合には、この
処理を終了し、保存を望む場合には、図4のSave
TemplatesボタンBbを操作する(ステップS
17)。
【0036】すると、File Dialogueが開
くので、保存しようとする場合のファイル名を入力する
(ステップS18)。そして、このファイル名の入力後
にOKボタンを操作する(ステップS19)。
【0037】すると、ステップS20に示すように計測
点の座標データと、この計測点の設定が行われた各画像
番号とがDVD−RAM17等に(画像データと共に)
書き込まれて保存される。
【0038】従って、このように保存した後に、所望と
する時、Load TemplatesボタンBcを操
作して、計測結果を読み出すことにより、計測が行われ
た画像番号とその画像における計測点の座標とを再現で
きるので、以前に計測した面積や、体積を再度確認する
ことができる。
【0039】本実施の形態の画像処理装置ではこの他に
各種の機能を備えており、代表的な機能を以下に説明す
る。まず、体積計測された部分のみを抽出して表示する
機能を説明する。例えば、その具体的な表示例を図9に
示す。また、この表示を行う処理内容を図10に示す。
【0040】まず、ステップS21の体積計測を行う。
図8等で説明したように所望とする区間の体積計測を行
う。次のステップS22で、立体画像表示エリアで、マ
ウス21の右クリックで、ポップアップメニューを表示
させ、Show tumorのメニューをクリックす
る。
【0041】これにより、体積計測した部分のみ、立体
モデリングを行い(ステップS23)、さらにレンダリ
ング(描画)処理が行われ(ステップS24)、モニタ
5に計測部分のみが抽出して表示される(ステップS2
5)。つまり、図9に示すように計測部分が抽出して表
示される。
【0042】次に体積計測された部分のみを抽出して白
く表示する機能を説明する。その具体的な表示例を図1
1に示す。また、図12はその処理のフローチャートを
示す。
【0043】図12に示すようにまず、ステップS31
の体積計測を行う。図8等で説明したように所望とする
区間の体積計測を行う。次のステップS32で、CPU
13は体積計測部分と断面との交差を判定する。そし
て、次のステップS33で、交差部分の内側を白く塗り
つぶす処理を行う。そして、ステップS34でモニタ5
に表示を行い、この処理を終了する。
【0044】次に複数点(4点以上)を選択するのみ
で、面積計測を行う。まず、図13に示すステップS4
1に示すように2次元画像を表示する。そして、その2
次元画像上において、面積計測を行おうとする部分の境
界部分に対して、ステップS42に示すようにマウス2
1で4点以上の計測点を選択する。
【0045】すると、CPU13は各計測点をスプライ
ン曲線で自動的につなぐ(ステップS43)。次に計測
線で囲まれた内側のをマウス21で右クリックして、そ
の内側の部分が反転表示される状態となり、計測する部
分として確定し、面積計測を開始する。そして、計測結
果が表示されるようになる。
【0046】次に2枚以上面積計測を行うと、見積もり
体積を自動的に表示し、その後ボタン操作で詳細な体積
を計算する機能を説明する。図14のステップS51に
示すように同じ画像データのセットで画像プレーンを変
えて面積の計測を数回実施する。
【0047】例えば図15に示すように画像Gr1とG
rm(具体的にはm=4)とで面積計測を行う。する
と、ステップS52に示すようにCPU13は2枚の面
積計測がされた2枚の画像プレーンGr1とGrmを上
底と下底とした筒状物体の体積を見積もり体積(図15
の2点鎖線)として表示する。
【0048】次にRefineボタンBdを操作するこ
とにより、CPU13は、より具体的な体積を測定す
る。つまり、間の画像プレーンGr2、Gr3における
対応する面積を推定し、詳しい体積を計測して表示する
(ステップS53)。また、本実施の形態では例えば複
数の面積計測を行うと、図16に示すようにそれらの面
積をツリー状に表示する。なお、表示の必要がない情報
は、ツリーを畳んで隠すことができる。
【0049】また、図4で示したようにスケールがマウ
ス21の右クリックメニューで、表示したり、この表示
を消して非表示を切替えできる。つまり、表示/非表示
の切替ができる。また、図17に示すように計測結果を
クリックすると、それを反転表示し、それに対応する計
測線が選択される。また、図18に示すように計測点を
ドラッグして、計測点を修正したり、計測点を追加、削
除ができる。
【0050】このように本実施の形態によれば、面積計
測結果をその面積を決定する複数の計測点と共に、保存
するようにしているので、保存した面積計測結果を読み
出すことにより、以前に計測した面積計測結果を画像上
で再現することができる。なお、複数の計測点と共に、
各計測点を連結する計測線を決定するデータを保存する
ようにしても良い。
【0051】[付記] 2.前記立体画像生成手段は、体積計測した領域を抽出
して立体画像を生成可能としたことを特徴とする請求項
1記載の超音波画像処理装置。 3.前記立体画像生成手段は、体積計測した領域を抽出
して立体画像を白く表示する画像を生成可能としたこと
を特徴とする請求項1記載の超音波画像処理装置。 4.前記面積計測手段は、複数の計測点を選択するだけ
で、自動的に計測点が線で結ばれ、面積が計測可能であ
ることを特徴とする請求項1記載の超音波画像処理装
置。
【0052】5.前記面積計測手段は、複数の断層像上
で面積計測を行うと、見積もり体積を自動表示し、その
後ボタン操作により詳細な体積を計算することを特徴と
する請求項1記載の超音波画像処理装置。 6.前記面積結果保存手段は画像データと共に、画像上
の面積を決定する複数の計測点の座標データを保存する
ことを特徴とする請求項1記載の超音波画像処理装置。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、検
査対象物に対して3次元領域を走査するように超音波を
送受波し、得られた3次元領域のエコーデータを用いて
前記検査対象物の超音波画像を表示する超音波画像装置
において、前記3次元領域のエコーデータを格納する3
次元データ記憶手段と、前記3次元領域のエコーデータ
から複数の断層像を生成する断層像生成手段と、前記3
次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体像を生
成する立体像生成手段と、前記生成した断層像と立体像
を表示する画像表示手段と、生成した断層像の面積を計
測する面積計測手段と、前記面積計測手段による面積計
測結果を画像上で再現可能に保存する面積結果保存手段
と、を有するので、面積結果保存手段に保存した面積計
測結果を読み出すことにより、画像上で面積計測を再現
して確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた超音波診断
装置の全体構成を示すブロック図。
【図2】図2の動作からラジアル画像等が得られる様子
を示す図。
【図3】4つの表示エリアに2次元画像と立体画像を同
時に表示した表示例を示す図。
【図4】面積計測して保存する処理を示すフローチャー
ト図。
【図5】面積計測を行う計測点を設定した様子を示す説
明図。
【図6】面積計測の結果の表示例を示す図。
【図7】体積計測して保存する処理を示すフローチャー
ト図。
【図8】体積計測がされた部分を抽出して表示する表示
例を示す図。
【図9】図9の処理を示すフローチャート図。
【図10】体積計測した部分を白く表示する表示例を示
す図。
【図11】図11の処理を示すフローチャート図。
【図12】4点以上の計測点を選択指定することによ
り、面積計測を行う処理を示すフローチャート図。
【図13】4点以上の計測点を選択指定することによ
り、面積計測を行う処理を示すフローチャート図。
【図14】2枚以上で面積計測を行うと見積もり体積を
算出する処理を示すフローチャート図。
【図15】図14の動作説明図。
【図16】複数の面積計測を行うとツリー状にそれらの
計測結果を表示する表示例を示す図。
【図17】計測結果をクリックすると、対応する計測線
が選択表示される表示例を示す図。
【図18】計測点をクリックして計測点を修正等ができ
る表示例を示す図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2…超音波プローブ 3…超音波観測装置 4…画像処理装置本体 5…モニタ 6…プローブ挿入部 7…超音波振動子 8…フレキシブルシャフト 9…駆動部 13…CPU 14…メモリ 15…HDD 16…フレームメモリ 17…DVD−RAM 18…MOD 19…SCSII/F 21…マウス 22…キーボード 25…MO
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Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータを用いて前記検査対象物の超音波画像を表示す
    る超音波画像装置において、 前記3次元領域のエコーデータを格納する3次元データ
    記憶手段と、 前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を生成
    する断層像生成手段と、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成手段と、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示手段
    と、 生成した断層像の面積を計測する面積計測手段と、 前記面積計測手段による面積計測結果を画像上で再現可
    能に保存する面積結果保存手段と、 を有することを特徴とする超音波画像処理装置。
  2. 【請求項2】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータを格納する3次元データ記憶ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから複数の断層像を生成
    する断層像生成ステップと、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成ステップと、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示ステッ
    プと、 生成した断層像の面積を計測する面積計測ステップと、 前記面積計測ステップによる面積計測結果を画像上で再
    現可能に保存する面積結果保存ステップと、 を有することを特徴とする超音波画像処理装置の面積計
    測結果保存方法。
  3. 【請求項3】 検査対象物に対して3次元領域を走査す
    るように超音波を送受波し、得られた3次元領域のエコ
    ーデータから複数の断層像を生成する断層像生成ステッ
    プと、 前記3次元領域のエコーデータから3次元的な擬似立体
    像を生成する立体像生成ステップと、 前記生成した断層像と立体像を表示する画像表示ステッ
    プと、 生成した断層像の面積を計測する面積計測ステップと、 前記面積計測ステップによる面積計測結果を画像上で再
    現可能に保存する面積結果保存ステップと、 を有する面積計測結果保存方法を記録した記録媒体。
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