JP2002306210A - 歯付きストラップ - Google Patents
歯付きストラップInfo
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- toothed strap
- plastic material
- teeth
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D35/00—Producing footwear
- B29D35/12—Producing parts thereof, e.g. soles, heels, uppers, by a moulding technique
- B29D35/14—Multilayered parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
- A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
- A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
- A43C11/146—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap
- A43C11/148—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap characterised by special protection means to prevent damage or accidental loosening of the fastening means
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- A43C11/146—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap
- A43C11/1486—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap characterised by the shape of the teeth on the ratchet strap
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/21—Strap tighteners
- Y10T24/2183—Ski, boot, and shoe fasteners
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部材の機能性が向上され、魅力的な全体的外観
を与えられた歯付きストラップを提供する。 【解決手段】特に運動靴の取り付け装置のための歯付き
ストラップ（１）が、説明されている。このストラップ
は、主長軸に沿って配置された複数の歯部（６）を備え
た歯付き面（５）を具備する。ストラップは、互いに重
なるようにモールド成形された第１の部分（２０）と第
２の部分（２１）とを有する。この第２の部分は、第１
の部分内に部分的に含まれており、前記歯付き面を介し
て部分的に見ることができるように、第１の部分が形成
されている部材の色とは異なる色の部材で形成されてい
る。
を与えられた歯付きストラップを提供する。 【解決手段】特に運動靴の取り付け装置のための歯付き
ストラップ（１）が、説明されている。このストラップ
は、主長軸に沿って配置された複数の歯部（６）を備え
た歯付き面（５）を具備する。ストラップは、互いに重
なるようにモールド成形された第１の部分（２０）と第
２の部分（２１）とを有する。この第２の部分は、第１
の部分内に部分的に含まれており、前記歯付き面を介し
て部分的に見ることができるように、第１の部分が形成
されている部材の色とは異なる色の部材で形成されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置、特に、主請
求項１の前段部に係わる運動靴のような物品を取着する
ための歯付きストラップに関する。
求項１の前段部に係わる運動靴のような物品を取着する
ための歯付きストラップに関する。
【０００２】
【従来の技術】関連する歯付きストラップが、特に運動
靴等の任意のタイプの物品、もしくは、腕時計のバンド
等のための取着装置と共に使用されるのに適している。
このようなタイプの歯付きストラップは、運動靴、特
に、スケート用ブーツ、スキー用ブーツ、スノーボード
用ブーツのための取着装置の分野で幅広く使用されてい
る。これらは、通常は歯付きストラップの形状で、十分
な可とう性を有するプラスチック材をモールド成形する
ことによって形成されている。また、これらは、レバー
取着装置の留め部並びに／もしくは供給ラチェット機構
と係合するようにされている。
靴等の任意のタイプの物品、もしくは、腕時計のバンド
等のための取着装置と共に使用されるのに適している。
このようなタイプの歯付きストラップは、運動靴、特
に、スケート用ブーツ、スキー用ブーツ、スノーボード
用ブーツのための取着装置の分野で幅広く使用されてい
る。これらは、通常は歯付きストラップの形状で、十分
な可とう性を有するプラスチック材をモールド成形する
ことによって形成されている。また、これらは、レバー
取着装置の留め部並びに／もしくは供給ラチェット機構
と係合するようにされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、歯
付きストラップを形成する部材の機能性を向上させ、同
時に、魅力的な全体的外観を与えるように努めることで
ある。この外観は、この分野では非常に重要である。特
に、本発明の目的のうちの１つは、取着装置を取り付け
るときに、使用者が、ストラップに対する留めラチェッ
ト機構の位置を認識し易く、かくして、取着装置は、最
初に選択されたのと同程度の張力によって比較的早くか
つ容易に取り付けられ得る、歯付きストラップを提供す
ることである。
付きストラップを形成する部材の機能性を向上させ、同
時に、魅力的な全体的外観を与えるように努めることで
ある。この外観は、この分野では非常に重要である。特
に、本発明の目的のうちの１つは、取着装置を取り付け
るときに、使用者が、ストラップに対する留めラチェッ
ト機構の位置を認識し易く、かくして、取着装置は、最
初に選択されたのと同程度の張力によって比較的早くか
つ容易に取り付けられ得る、歯付きストラップを提供す
ることである。
【０００４】他の目的は、使用中に生じるストレスに対
する抵抗、特に、歯付きストラップ内に生じた引張り力
による張力に対する抵抗を改良し、所定の断面を得るた
め、及びストラップの所定の全体的な軽量化を果たすた
めに、負荷下での軸方向の変形を制限することである。
更なる他の目的は、保持歯部がストラップ上で連続した
歯部を飛び越し移動するときに取り付け中のストラップ
の、急激な運動の間に、留めラチェット機構の保持歯部
への、ストラップの歯部の衝撃吸収効果を高めることで
ある。
する抵抗、特に、歯付きストラップ内に生じた引張り力
による張力に対する抵抗を改良し、所定の断面を得るた
め、及びストラップの所定の全体的な軽量化を果たすた
めに、負荷下での軸方向の変形を制限することである。
更なる他の目的は、保持歯部がストラップ上で連続した
歯部を飛び越し移動するときに取り付け中のストラップ
の、急激な運動の間に、留めラチェット機構の保持歯部
への、ストラップの歯部の衝撃吸収効果を高めることで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的は、
本発明の請求項に関連して形成された、取着装置のため
の歯付きストラップによって、本発明により果たされ
る。
本発明の請求項に関連して形成された、取着装置のため
の歯付きストラップによって、本発明により果たされ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の更なる特徴及び利点は、
添付図面を参照した、以下の、非限定的な好ましい実施
形態の詳細な説明により、更に明らかになるだろう。本
発明の歯付きストラップは、運動靴のための取着装置と
して好ましい使用例を参照して、以下に説明されるが、
これは、同じストラップがまた、本発明の権利が保護さ
れる範囲内で、同様に、種々の応用例に対しても使用さ
れ得ることを意図している。特に、上述されたストラッ
プは、ヘルメット、スノーボード、雪靴、スケート、ス
キーなどのための取着装置の一部分を取り付けるために
使用するのに適している。
添付図面を参照した、以下の、非限定的な好ましい実施
形態の詳細な説明により、更に明らかになるだろう。本
発明の歯付きストラップは、運動靴のための取着装置と
して好ましい使用例を参照して、以下に説明されるが、
これは、同じストラップがまた、本発明の権利が保護さ
れる範囲内で、同様に、種々の応用例に対しても使用さ
れ得ることを意図している。特に、上述されたストラッ
プは、ヘルメット、スノーボード、雪靴、スケート、ス
キーなどのための取着装置の一部分を取り付けるために
使用するのに適している。
【０００７】示されている図を参照すると、概して参照
符号１で示された、歯付きストラップは、主長軸に沿っ
て延び、互いに取り付けられる１対の雪靴製品（示され
ず）の端部分２ａ、２ｂに夫々取り付けるために配置さ
れた第１の端部１ａと、この端部と反対側の第２の端部
１ｂとを有する、可とう性ストラップの形状である。端
部１ａは、ストラップを、例えばリベットもしくは他の
同様の取着手段によって端部分２ａに取り付けるための
透孔３を有する。
符号１で示された、歯付きストラップは、主長軸に沿っ
て延び、互いに取り付けられる１対の雪靴製品（示され
ず）の端部分２ａ、２ｂに夫々取り付けるために配置さ
れた第１の端部１ａと、この端部と反対側の第２の端部
１ｂとを有する、可とう性ストラップの形状である。端
部１ａは、ストラップを、例えばリベットもしくは他の
同様の取着手段によって端部分２ａに取り付けるための
透孔３を有する。
【０００８】ストラップ１の一面５は、ストラップの長
軸に対して横方向に配置され、ラック７を共に形成する
複数の歯部６を有する。各歯部は、“のこぎり刃”形状
であり、即ち、ストラップの平面にほぼ垂直な一面８
と、傾斜した側面９とを有する。各側面９は、ベース１
０によって、隣接した歯部の一面８に接続されている。
軸に対して横方向に配置され、ラック７を共に形成する
複数の歯部６を有する。各歯部は、“のこぎり刃”形状
であり、即ち、ストラップの平面にほぼ垂直な一面８
と、傾斜した側面９とを有する。各側面９は、ベース１
０によって、隣接した歯部の一面８に接続されている。
【０００９】従来の構造を有し、本発明の主題ではな
い、概して参照符号１１で示された取着装置は、靴上部
の端部分２ｂに取り付けられている。装置１１は、端部
分２ｂに接続されると共に、一対のフランジ１３ａ、１
３ｂを支持するように配置されたベース１２を有する。
一対のフランジ１３ａ、１３ｂの間には、ストラップを
前進させるためのレバー１４を備えたラチェット機構
が、即ち、レバー１４が回動することによってラック７
と係合し得る機構が、回動可能なように設けられてい
る。
い、概して参照符号１１で示された取着装置は、靴上部
の端部分２ｂに取り付けられている。装置１１は、端部
分２ｂに接続されると共に、一対のフランジ１３ａ、１
３ｂを支持するように配置されたベース１２を有する。
一対のフランジ１３ａ、１３ｂの間には、ストラップを
前進させるためのレバー１４を備えたラチェット機構
が、即ち、レバー１４が回動することによってラック７
と係合し得る機構が、回動可能なように設けられてい
る。
【００１０】装置１１はまた、ベース１２に回動可能に
設けられ、作動付属物１７によって延伸されるストッパ
ー爪１６を備えた、留めラチェット機構１５を有する。
ストッパー爪１６は、ラック７のための留め即ち保持ス
トッパー爪であり、即ち、ラック７を制止させるため
に、前記爪が、歯部の一面と爪の後側１６ｂとが係合す
るように歯部を超えるまで、爪の正面側１６ａがラック
の歯部の側面９を滑動するようにされる。かくして、以
下の説明で更に詳述されるように、図５に示された矢印
Ａの方向とは逆方向への滑動が防がれる。
設けられ、作動付属物１７によって延伸されるストッパ
ー爪１６を備えた、留めラチェット機構１５を有する。
ストッパー爪１６は、ラック７のための留め即ち保持ス
トッパー爪であり、即ち、ラック７を制止させるため
に、前記爪が、歯部の一面と爪の後側１６ｂとが係合す
るように歯部を超えるまで、爪の正面側１６ａがラック
の歯部の側面９を滑動するようにされる。かくして、以
下の説明で更に詳述されるように、図５に示された矢印
Ａの方向とは逆方向への滑動が防がれる。
【００１１】本発明の基本形態に係われば、ストラップ
１は、符号２０，２１で夫々示された第１の部分と、第
２の部分とを有し、これら部分は、一方から他方への射
出モールド成形によりプラスチック材から好ましくは形
成されている。重なるモールド成形（オーバ・モール
ド）の結果として、前記第２の部分２１は、歯部が形成
された表面５を通して部分的に見ることができるよう
に、第１の部分２０内に少なくとも部分的に位置されて
いる。詳細に説明すると、ストラップの前記第１の部分
２０は、各は６のベース１０の領域に、１対の互いに横
方向に離間され、かつアラインメントされた開口２２を
有する。これら開口を通ってストラップの前記第２の部
分が突出している。
１は、符号２０，２１で夫々示された第１の部分と、第
２の部分とを有し、これら部分は、一方から他方への射
出モールド成形によりプラスチック材から好ましくは形
成されている。重なるモールド成形（オーバ・モール
ド）の結果として、前記第２の部分２１は、歯部が形成
された表面５を通して部分的に見ることができるよう
に、第１の部分２０内に少なくとも部分的に位置されて
いる。詳細に説明すると、ストラップの前記第１の部分
２０は、各は６のベース１０の領域に、１対の互いに横
方向に離間され、かつアラインメントされた開口２２を
有する。これら開口を通ってストラップの前記第２の部
分が突出している。
【００１２】前記第１並びに第２の部分２０，２１は、
また、前記開口２２を通して見ることができる第１の部
分２１と、第１の部分２０の、残りの歯部が形成された
表面との間で、２つの色彩効果を生じさせるように、異
なる色の材料で形成されている。図２に示されるよう
に、前記第２の部分２１は、２つのアーム部２１ａ，２
１ｂが横方向延出部２１ｃにより互いに接続されて構成
され、平面で細長いＵ字形状を有している。これらアー
ム部２１ａ，２１ｂは、ストラップの長軸に沿って延び
ており、また、これらの横方向のディメンションは、前
記接続部（横方向延出部）２１ｃに向うのに従って長く
なっている（図２）。また、これらアーム部２１ａ，２
１ｂは、図２の軸Ｘにより規定された、ストラップの面
に垂直な中心面に対して、鏡面的に対称となった形状を
好ましくは有する。前記第２の領域２１で延びている各
歯部６は、異なる横方向のディメンションを有する１対
の開口２２と関連付けられている。これら開口２２は、
第２の部分２１の予め選定された色により、歯部が形成
された表面５内に示されている。これら各対の開口２２
は、ストッパー爪１６の位置を示すための手段を構成し
ている。このストッパー爪１６は、取着装置により発生
される張力の夫々の度合いと関連付けられている。
また、前記開口２２を通して見ることができる第１の部
分２１と、第１の部分２０の、残りの歯部が形成された
表面との間で、２つの色彩効果を生じさせるように、異
なる色の材料で形成されている。図２に示されるよう
に、前記第２の部分２１は、２つのアーム部２１ａ，２
１ｂが横方向延出部２１ｃにより互いに接続されて構成
され、平面で細長いＵ字形状を有している。これらアー
ム部２１ａ，２１ｂは、ストラップの長軸に沿って延び
ており、また、これらの横方向のディメンションは、前
記接続部（横方向延出部）２１ｃに向うのに従って長く
なっている（図２）。また、これらアーム部２１ａ，２
１ｂは、図２の軸Ｘにより規定された、ストラップの面
に垂直な中心面に対して、鏡面的に対称となった形状を
好ましくは有する。前記第２の領域２１で延びている各
歯部６は、異なる横方向のディメンションを有する１対
の開口２２と関連付けられている。これら開口２２は、
第２の部分２１の予め選定された色により、歯部が形成
された表面５内に示されている。これら各対の開口２２
は、ストッパー爪１６の位置を示すための手段を構成し
ている。このストッパー爪１６は、取着装置により発生
される張力の夫々の度合いと関連付けられている。
【００１３】このことは、図示の色付けされたストリッ
プの幅に基づいて、締め付けの間に発生される張力のた
めの基準を使用者に、有効に与えると共に、締め付けの
次の閉成の間に迅速に達成されるように、例えば、基礎
的に予め選定された張力と等しい張力の程度を可能にす
る。この基準は、また、効果的に消すことができると共
に、使用者に明確かつ容易に読み取られる。
プの幅に基づいて、締め付けの間に発生される張力のた
めの基準を使用者に、有効に与えると共に、締め付けの
次の閉成の間に迅速に達成されるように、例えば、基礎
的に予め選定された張力と等しい張力の程度を可能にす
る。この基準は、また、効果的に消すことができると共
に、使用者に明確かつ容易に読み取られる。
【００１４】本発明の更なる態様に係われば、前記第２
の部分２１は、第１の部分２０が形成される材料よりも
柔らかくなるように、柔軟特性のある材料で形成されて
いる。各歯部６のベースの領域で、第２の部分２１の表
面は、前記爪１６の一端部が、歯部から歯部への飛び越
し（ｊｕｍｐｉｎｇ）移動の間に（ストラップ１は、矢
印Ａ方向に移動される）、これらの表面と接触するよう
に、歯部が形成された表面５（図５）の形態を制限され
た程度越えるように突出している。かくして、爪に衝撃
吸収効果を与えることができて、使用者によるストラッ
プの移動を容易にさせ、この移動により生じる振動現象
を減じることができる。
の部分２１は、第１の部分２０が形成される材料よりも
柔らかくなるように、柔軟特性のある材料で形成されて
いる。各歯部６のベースの領域で、第２の部分２１の表
面は、前記爪１６の一端部が、歯部から歯部への飛び越
し（ｊｕｍｐｉｎｇ）移動の間に（ストラップ１は、矢
印Ａ方向に移動される）、これらの表面と接触するよう
に、歯部が形成された表面５（図５）の形態を制限され
た程度越えるように突出している。かくして、爪に衝撃
吸収効果を与えることができて、使用者によるストラッ
プの移動を容易にさせ、この移動により生じる振動現象
を減じることができる。
【００１５】本発明の変形例において、ストラップの第
２の部分２１は、少なくともこれの下部、即ち、歯部が
形成された表面５から離れた場所において、比較的大き
い剛性と引っ張り強度特性とを有するプラスチック材に
より形成されている。例えば、カーボンファイバー、ケ
ブラー(商標名)、ナイロン、もしくは布でできた挿入物
が、使用されるプラスチック材に、所定の断面積と重量
とのストラップに対して長手方向の引っ張り強度を高め
るような向きで、挿入され得る。さらに、布でできた挿
入物は、ストラップの非伸び特性を高めるように第２の
部分２１に挿入され得る。
２の部分２１は、少なくともこれの下部、即ち、歯部が
形成された表面５から離れた場所において、比較的大き
い剛性と引っ張り強度特性とを有するプラスチック材に
より形成されている。例えば、カーボンファイバー、ケ
ブラー(商標名)、ナイロン、もしくは布でできた挿入物
が、使用されるプラスチック材に、所定の断面積と重量
とのストラップに対して長手方向の引っ張り強度を高め
るような向きで、挿入され得る。さらに、布でできた挿
入物は、ストラップの非伸び特性を高めるように第２の
部分２１に挿入され得る。
【００１６】この結果、ストラップは、締め付け荷重に
より生じる引っ張り力に耐える比較的大きい能力を全体
的に有すると共に、歯部間の長手方向の変形を減じてい
る。この変形の減少により、歯部のセットのピッチ（ス
トラップの隣接した歯部間の長手方向の距離）がほとん
ど一定に保たれる。
より生じる引っ張り力に耐える比較的大きい能力を全体
的に有すると共に、歯部間の長手方向の変形を減じてい
る。この変形の減少により、歯部のセットのピッチ（ス
トラップの隣接した歯部間の長手方向の距離）がほとん
ど一定に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明に係わる歯付きストラップの、
上から見た平面図である。
上から見た平面図である。
【図２】図２は、図１のストラップの、下から見た平面
図である。
図である。
【図３】図３は、図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿って切り
取られ、拡大された部分断面図である。
取られ、拡大された部分断面図である。
【図４】図４は、歯付きストラップ上で使用される取着
装置を示す、図１に対応する図である。
装置を示す、図１に対応する図である。
【図５】図５は、図４のストラップを示した、拡大され
た部分側面図である。
た部分側面図である。
１…ストラップ、５…歯付き面、６…歯部、２０…第１
の部分、２１…第２の部分。
の部分、２１…第２の部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4F050 BE16 GA01 HA23 HA60 JA13 JA15
Claims (12)
- 【請求項１】 長軸に沿って配設された複数の歯部を備
えた歯付き面を具備する歯付きストラップにおいて、互
いに重なるようにモールド成形された第１の部分と、第
２の部分とを有し、この第２の部分は、前記第１の部分
内に部分的に含まれており、また、前記歯付き面を介し
て少なくとも部分的に見ることができるように、第１の
部分が形成されている部材の色とは異なる色の部材で形
成されていることを特徴とする歯付きストラップ。 - 【請求項２】 前記第１の部分と第２の部分とは、夫々
のプラスチック材の射出により互いに重なってモールド
成形されていることを特徴とする請求項１の歯付きスト
ラップ。 - 【請求項３】 ベース領域が、前記歯付き面の隣接した
１対の歯部間に規定されており、前記第１の部分は、複
数のベース領域のところに、少なくとも複数の開口を有
し、これら開口中へと第２の部分が延出していることを
特徴とする請求項１もしくは２の歯付きストラップ。 - 【請求項４】 前記第２の部分の一部は、夫々の開口を
通って歯付き面の外面から突出していることを特徴とす
る請求項３の歯付きストラップ。 - 【請求項５】 前記開口は、ストラップの長手方向の端
部の一方に向うのに従って長くなる横方向のディメンシ
ョンを有することを特徴とする請求項３もしくは４の歯
付きストラップ。 - 【請求項６】 前記第２の部分は、長軸にほぼ平行な方
向に長く、一端で横方向に互いに接続されたアーム部を
有し、平面でＵ字形状となっていることを特徴とする請
求項１ないし５のいずれか１の歯付きストラップ。 - 【請求項７】 前記アーム部は、歯付き面に垂直なスト
ラップの中央平面に対して鏡像的に対称となった形状を
有することを特徴とする請求項６の歯付きストラップ。 - 【請求項８】 複数の開口が、前記第２の部分の各アー
ム部に整列して設けられており、これら開口は、歯付き
ストラップに対して、取着装置の留めラチエット機構の
位置を示すための手段を構成していることを特徴とする
請求項６もしくは７の歯付きストラップ。 - 【請求項９】 前記第２の部分を形成するプラスチック
材は、第１の部分を形成するプラスチック材よりも大き
い可撓性並びに柔軟性特性を有することを特徴とする請
求項２ないし８のいずれか１の歯付きストラップ。 - 【請求項１０】 前記第２の部分は、第１の部分のプラ
スチック材よりも大きい引っ張り強度特性を有するプラ
スチック材により形成されていることを特徴とする請求
項２ないし８のいずれか１の歯付きストラップ。 - 【請求項１１】 前記第２の部分のプラスチック材は、
カーボンファイバー、ケブラー、ナイロン、もしくは布
で、長軸に沿った大部分の所で補強されていることを特
徴とする請求項１０の歯付きストラップ。 - 【請求項１２】 前記第２の部分に挿入された布をさら
に有することを特徴とする請求項２ないし８のいずれか
１の歯付きストラップ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT2001PD000053A ITPD20010053A1 (it) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | Fascia dentata per dispositivi di allacciatura, particolarmente per calzature sportive |
| IT2001A000053 | 2001-03-07 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002306210A true JP2002306210A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=11452248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002061946A Pending JP2002306210A (ja) | 2001-03-07 | 2002-03-07 | 歯付きストラップ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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