JP2002304445A - 表示方法及び表示システム - Google Patents

表示方法及び表示システム

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JP2002304445A
JP2002304445A JP2001104551A JP2001104551A JP2002304445A JP 2002304445 A JP2002304445 A JP 2002304445A JP 2001104551 A JP2001104551 A JP 2001104551A JP 2001104551 A JP2001104551 A JP 2001104551A JP 2002304445 A JP2002304445 A JP 2002304445A
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JP2001104551A
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Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
Yoshinori Machida
義則 町田
Motohiko Sakamaki
元彦 酒巻
Takeshi Matsunaga
健 松永
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大画面の表示板の表示内容に過誤があった場
合でも容易に書き換えを可能とし、印刷の手間を省くと
共にコストの低減を図る。 【解決手段】 異なる地点に据付けられた複数の表示媒
体に対して、それぞれ関連のある案内情報を表示する表
示方法であって、前記据付け地点毎に案内情報を取り込
み、前記据付け地点を認識し、当該認識した据付け地点
毎に前記案内情報を各表示媒体の据付け地点に基づいて
編集し、前記複数の表示媒体がそれぞれ異なる表示を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示方法及び表示
システムにかかり、特に、案内情報を一元管理し、複数
の表示媒体に異なる表示を行うことが可能な表示方法及
び表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駅に配置される表示板、特
に、当該駅から出発する電車の時刻(以下、時刻表とい
う)や、通行区間と当該駅から目的駅までの運賃(以
下、運賃表という)を表示する表示板は、各駅毎にフイ
ルム等の被印刷媒体に印刷することで作成されている。
【0003】この表示板に記載された内容に過誤がある
と、例えば、表示された運賃と実際に乗客から徴収する
料金とに差異が生じ、運賃徴収に過不足が生じると共に
乗客への補償を強いられるため、表示板の作成者は、表
示される内容に過誤のないように充分に注意しなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の印刷された表示板では、書換が不可能なことか
ら、表示内容に誤りがあった場合や、各鉄道会社におい
てダイヤ改正があった場合や運賃体系が改正された場合
には、当該表示板の一部分をシールを貼付する等して修
正するか、再度印刷作業を繰返さなければならず、手間
がかかると共にコストが嵩むという問題がある。
【0005】また、通常、表示板に表示された時刻表や
運賃表に過誤があるか否かは、人間が目視により確認し
ているが、路線が複雑になって駅の数が増えると確認す
べき表示板の数が増加し、路線が複雑になると乗換え路
線の料金体系も複雑化し確認作業が煩雑且つ困難とな
り、過誤の発見が困難となるという問題がある。
【0006】さらに、特に、時刻表では各駅において路
線、特急、快速など列車の種類、行先など、表示内容は
料金同様多種多様であり、いっそう複雑になっているた
め、表示内容の過誤の有無を確認することが難しい。さ
らにまた、時刻表の切り替えは前日の最終電車と始発電
車の間の数時間の間に行なわなければならないため、作
業の手間、作業者の負担が大きいという問題がある。ま
た、年末年始や指定日など特別編成の場合、通常の時刻
表に記載されていない時間にも列車の発着が行なわれる
ことがあるため、乗客への特別な情報を報知する必要が
ある。
【0007】書き換えが可能な時刻表に関する先行技術
として、特開2000−301863号公報に開示され
る表示媒体がある。しかし、これはユーザがカード型の
表示媒体を携帯して、所定の場所で書き換えを行う方式
のものであり、その書き換えも表示媒体の表示面全体に
処理を施すことで行われる。従って、駅構内に配置され
る大画面の表示を行う表示板に適用するには、大型のリ
ードライト装置が必要となるため困難である。
【0008】本発明は、上記事実に鑑み成されたもので
あり、大画面の表示板の表示内容に過誤があった場合で
も容易に書き換えを可能とし、印刷の手間を省くと共に
コストの低減を図ることのできる表示方法及び表示シス
テムを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1の発明は、異なる地点に据付けられた複
数の表示媒体に対して、それぞれ関連のある案内情報を
表示する表示方法であって、前記据付け地点毎に案内情
報を取り込み、前記据付け地点を認識し、当該認識した
据付け地点毎に前記案内情報を各表示媒体の据付け地点
に基づいて編集し、前記複数の表示媒体がそれぞれ異な
る表示を行うことを特徴としている。
【0010】また、請求項2の発明は、異なる地点に据
付けられた複数の表示媒体に対して、それぞれ関連のあ
る案内情報を表示する表示システムであって、前記据付
け地点毎に前記案内情報を取り込む情報取込手段と、前
記表示媒体の据付け地点を認識し、当該認識した据付け
地点に基づいて前記案内情報を編集する編集手段と、前
記複数の表示媒体を駆動制御して前記編集手段により編
集された案内情報を表示する表示制御手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0011】請求項1または請求項2の発明によれば、
異なる地点に据付けられた複数の表示媒体の表示内容を
一括して管理することで、関連ある案内情報を表示する
複数の表示媒体の表示内容に過誤があった場合でも容易
に書き換えを可能とし、印刷の手間を省くと共にコスト
の低減を図ることができる。従って、たとえば、表示媒
体の表示内容が駅に掲げられる運賃表であった場合に、
各地点の表示を管理し自動的に表示することにより、印
刷、手書きなどによって表示される料金の誤りの発生を
なくし、また誤りが合った場合でも容易にその訂正を行
うことができる。
【0012】請求項3の発明は、前記請求項2記載の表
示システムにおいて、前記案内情報には、列車の時刻表
又は列車の運賃表又は高速道路の料金表が含まれること
を特徴としている。
【0013】また、請求項4の発明は、前記請求項2又
は請求項3記載の表示システムにおいて、前記案内情報
には、前記表示媒体の据付け地点の名称又は任意に定め
た基準位置からの距離又は位相又は前記複数の表示媒体
の据付け地点間を移動した場合に要する費用の関係式が
含まれることを特徴としている。
【0014】請求項3又は請求項4の発明によれば、案
内情報に、列車の時刻表又は列車の運賃表又は高速道路
の料金表や、前記表示媒体の据付け地点の名称又は任意
に定めた基準位置からの距離又は位相又は前記複数の表
示媒体の据付け地点間を移動した場合に要する費用の関
係式を含めることで、案内情報を画一化することがで
き、プログラミングを容易にすることができるだけでな
く、チェックシステムを容易に構築できるので、誤りが
発生しにくくかつ誤りが発生しても容易に修正が可能に
なる。
【0015】請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4
の何れか1項記載の表示システムにおいて、前記情報取
り込み手段は、通信回線を介して受信することにより前
記案内情報を取り込むことを特徴としている。
【0016】請求項5の発明によれば、案内情報をイン
ターネット、イントラネット等の通信回線を介して受信
して取り込むことで、送受信のプロトコルを必要とせ
ず、例えば一斉同報の機能を有するメールシステムを用
いることで、案内情報を一度送信するだけで管理下にあ
るすべての据付け地点の情報変更を行なうことができ
る。
【0017】請求項6の発明は、前記請求項2乃至請求
項5の何れか1項記載の表示システムにおいて、前記複
数の表示媒体は、一対の基板と、印加された電界により
前記基板間を移動可能に前記基板の間に封入されると共
に、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群と、を含
む画像表示媒体であることを特徴としている。
【0018】請求項6の発明によれば、前記請求項2乃
至請求項5の何れか1項記載の表示システムにおいて表
示媒体が一対の基板間に封入された粒子の移動によって
行なわれることにより表示媒体の画像表示中には電力を
必要としないため、表示を維持するためのコストを大幅
に低減することができる。特に、数日あるいは年に数回
しか表示の変更を必要としない表示切り替え可能な媒体
に適するものとなる。また、基板間に発生する電界によ
って複数の色および電気特性が異なる粒子が双方の基板
に移動する機構を用いたコントラストの高い、対環境性
に優れた表示を行う媒体を用いることによって、室外に
設置しても安定に表示可能な媒体を提供することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
る表示システム10の概略を示している。なお、本実施
の形態では、駅に配置される運賃表を表示する例につい
て説明する。
【0021】表示システム10は、鉄道会社であるZ社
の本部12と、この本部12に通信回線88により接続
されたZ社の運営する列車の通過する各駅の表示管理部
14A、14B…14Yと、この表示管理部14A、1
4B…14Yに接続された表示板16A、16B…16
Yとを含んで構成される。なお、図1においては、図面
の簡略化のため、表示管理部及び表示板についてB駅、
E駅、X駅のもののみを表示し、以下の説明においては
表示管理部14B、14E、14X、表示板16B、1
6E、16Xについて説明する。
【0022】Z社の本部12は、Z社が運営する列車の
運賃にかかるデータを格納した案内情報記憶部20と、
この案内情報をB駅、E駅、X駅の表示管理部14B、
14E、14Xに送信する案内情報送信部22とを備え
ている。案内情報記憶部には、B駅、E駅、X駅に運賃
表を表示するために必要となるデータが記憶されてい
る。具体的には、例えば表示板16B、16E、16X
が据付けられる地点の名称として「B駅」、「E駅」、
「X駅」なる文字データや、任意に定めた基準位置から
の距離、すなわち、各駅間の距離、B駅、E駅、X駅間
を移動した場合に要する費用の関係式が格納されてい
る。
【0023】案内情報送信部22では、案内情報記憶部
20に格納されたデータからB駅、E駅、X駅へそれぞ
れB駅、E駅、X駅が表示すべき運賃表に関するデータ
を選択して送信したり、B駅、E駅、X駅へ同一データ
を送信したりする。
【0024】表示管理部14B、14E、14Xは、案
内情報取込部24B、24E、24Xと、案内情報編集
部26B、26E、26Xと、表示制御部28B、28
E、28Xとを備えている。案内情報取込部24B、2
4E、24Xでは、案内情報送信部22から送信された
案内情報を各駅毎に取り込む。
【0025】案内情報編集部26B、26E、26Xで
は、自己の地点が表示板16B、16E、16Xの据付
け地点であるB駅、E駅、X駅であることを認識し、認
識した据付け地点を基礎として案内情報取込部24B、
24E、24Xが取り込んだ案内情報を編集する。例え
ば、B駅の案内情報編集部26Bは、案内情報送信部2
2から受信した運賃表に関するデータから、B駅を基準
としてB駅から各駅まで列車に乗車した場合に必要とな
る運賃を求め、求めた運賃にかかるデータを画像データ
として受信した路線図に適合させて表示板16Bに表示
させるべき画像データを編集する。
【0026】表示制御部28B、28E、28Xは、案
内情報編集部26B、26E、26Xで編集されたデー
タを受信して、当該データに基づいて表示板16B、1
6E、16Xを駆動制御して所定の運賃表を表示する。
図2(A)、(B)、(C)に、B駅、E駅、X駅の表
示板16B、16E、16Xでの表示の例を示した。
【0027】表示板16B、16E、16Xは、以下に
述べる表示媒体30から構成される。図3にこの表示媒
体30の概略構成を示した。表示媒体30は画像表示側
となる表示基板202と、表示基板に対向する非表示基
板203とを備え、表示基板202と非表示基板203
との間には隔壁204が設けられ、表示基板202と非
表示基板203とは、隔壁204によって所定間隔を隔
てて配置される。また、表示媒体30の表示基板202
と非表示基板203との間には対外に帯電特性の異なる
黒色粒子群180及び白色粒子群200とが封入されて
いる。
【0028】表示基板202と非表示基板203には、
透明電極205が付設され、非表示基板203側の透明
電極205には、電圧印加装置207が接続されてい
る。なお、図4に非表示基板203と電圧印加装置20
7との配線を示した。そして、電圧印加装置207を駆
動することで透明電極205、205間に所定の電圧を
印加することで表示基板202と非表示基板203との
間に所望の電界を形成する。なお、ここでは電圧印加装
置207を非表示基板側に設ける構成としたが、表示基
板側に設けても良く、また双方に設けても良い。
【0029】表示基板202には、例えば、透明電極I
TO付きのガラス基板や透明フイルムを使用することが
できる。また、非表示基板203に付設されている電極
205と電圧印加装置207との配線を行う場合、ガラ
ス基板や透明フイルムとフレキシブル基板FPCとの接
続を導電性粒子が埋めこまれている異方性導電性シート
による熱圧着によって行い、フレキシブル基板FPCよ
り電圧印加装置207への配線が行われる。特に、大画
面表示で画素が大きい場合には、基板に直接半日付けや
導電性ペースト、たとえば商品名ドータイトの塗布によ
ってITO基板と電線との導通を行ってもよい。
【0030】非表示基板203は、電界を発生する機能
を有する任意の基板を用いることができる。いわゆるプ
リント基板は、電界供給の最も汎用性が高く、銅箔のエ
ッチングによって任意の形状に作成できるだけでなく、
エポキシ樹脂の積層化を行って裏面からあるいは基板内
部から電極へ配線ができるため、非表示基板203に適
用することは好ましい。
【0031】次に、電圧印加装置207について述べ
る。図5に示すように電源とロジック回路ならびにリレ
ーを用いる。具体的には、画素に応じてリレー駆動を促
す信号を与え、電源からの電位を非表示基板203に与
えることで電圧の印加を行う。
【0032】粒子群180、200は極性が同一で均一
な帯電量をもつ流動性に優れた粒子が望ましい。そのた
めには、粒径が均一な球形の粒子がよい。好適な側とし
ては、イソプロピルトリメトキシシラン処理したチタエ
アの微粉末を重量比100対0.4の割合で混合した体
積平均粒径20μmの酸化チタン含有架橋ポリメチルメ
タクリレートの球状微粒子(積水化成品工業(株)製テ
クポリマー船X−20−ホワイトを分級)や体積平均粒
径20μmのカーボン含有架橋ポリメチルメタクリレー
トの球状微粒子(積水化成品工業(株)製テクポリマー
MBX−20−ブラックを分級)のような粒径、球形粒
子に帯電制御を施した形態の粒子を用いることにより、
電界に追従し移動のしやすい粒子を得ることができる。
【0033】以下に、本発明の第1の実施の形態にかか
る表示システムの作用を説明する。Z社の本部12の案
内情報記憶部20から、B駅、E駅、X駅に表示すべき
運賃表に関するデータを検索し、検索されたデータを案
内情報送信部22がB駅、E駅、X駅の表示管理部24
B、24E、24Xへ送信する。表示管理部14B、1
4E、14Xでは、まず、案内情報取込部16B、16
E、16Xが送信された案内情報を取り込み、取り込ん
だ案内情報を案内情報編集部26B、26E、26Xへ
送信する。案内情報編集部26B、26E、26Xで
は、受信した案内情報を解析して、表示板16B、16
E、16Xへ表示するための各駅毎の案内情報を生成、
編集し、編集された案内情報は表示制御部28B、28
E、28Xにより表示板16B、16E、16Xに表示
される。
【0034】ここで、案内情報編集部26における運賃
表の作成方法について、図6に示すフローチヤートに基
づいて簡単に説明する。まず、ステップ300におい
て、自動券売機などで購入できる料金の上限を決定し、
次のステップ302において券売機等により購入可能な
目的地を含む範囲を特定し、ステップ304へ進む。ス
テップ302では、ステップ300において特定した全
範囲を網羅可能な地図、すなわち、路線図を形成する。
次のステップ306では、表示駅を基準として、他の駅
まで該当列車に乗車した場合に必要となる運賃の算出を
行う。続いて、次のステップ308において、算出され
た運賃と、路線図とを適合させ、表示板16に表示すべ
き運賃表にかかる画像データを生成、編集して本ルーチ
ンを終了する。
【0035】なお、購入可能な別路線、競合路線による
特定区間の割引など、各地点固有の運賃システムをあら
かじめ処理装置のプログラムとして案内情報編集部26
に格納しておくことによって、得られた画像の修正が行
なわれる。
【0036】また、表示板16B、16E、16Xの表
示内容を変更する場合には、案内情報送信部22から新
たな案内情報を送信し、上記した表示と同様の手順を経
ることで表示が可能となる。
【0037】ここで、案内情報送信部22からデータを
送信して各駅の案内情報編集部において表示すべき運賃
表の生成、編集を行うこととしたのは、案内情報送信部
22から画像データ等各種データを各駅の表示管理部1
4へ転送することによるトラフイックの負荷を防止する
ため、また、各駅での表示内容を案内情報送信部22に
よってすべて確認しなければならないことを防止するた
めに、案内情報送信部22から送信する情報を単純なデ
ータ化し、各駅ごとにデータを処理し、表示内容を画像
化させることとしたものである。
【0038】このように、本実施の形態によれば、運賃
表を本部12が一括して管理し、各駅において、各駅の
表示形態に適合させて表示板16に運賃表を表示するこ
とができるため管理が容易となる。また、表示内容に誤
りがあった場合にも、容易に修正を行うことができ、再
度の印刷、手書き、シール貼り等による誤りの訂正を行
う必要が無く、表示板作成の手間が省けコストが低減す
ると共に、手書き、シール貼り等によって訂正を行った
場合のように表示板の美観を喪失することは無い。
【0039】また、各地点毎に案内情報編集部26等を
備えた表示管理部14を備えていることから、管理の分
散化を図ることができ、各地点ごとに独自の設定を行う
ことができる。さらに、表示板として、上記した表示媒
体30を用いることで、書き換えが可能であると共に、
コントラストの高い表示を行うことができると共に、表
示中に電力を必要としないため、表示を維持する為のコ
ストが不要となる。
【0040】また、案内情報を通信回線88を介して行
うことにより、データの送受信のためのプロトコルを必
要とせず、システム全体の構成が簡略化され、管理する
全ての駅の表示内容の変更を容易に行うことができる。
【0041】(第2の実施の形態)以下、図面を参照し
て本発明の第2の実施の形態について説明する。図7に
は、当該第2の実施の形態にかかる表示システムの概略
構成を示した。なお、図7中、上記した第1の実施の形
態と同一のものには同符号を付し、その説明を省略す
る。
【0042】本実施の形態では、Z社の本部12の案内
情報記憶部20と案内情報送信部22との間に案内情報
編集部26が設けられ、この案内情報編集部26により
各駅に表示される運賃表にかかるデータが編集される。
【0043】案内情報編集部26では、案内情報記憶部
20から案内情報を読み込み、B駅、E駅、X駅を基準
とする運賃表にかかるデータをそれぞれ生成、編集す
る。編集された各データは、案内情報送信部22へ送信
され、案内情報送信部22において、各データを何れの
駅に送信するか判断し、該当駅へデータを送信する。
【0044】各駅の表示管理部14B、14E、14X
では、送信されたデータを取り込み、表示制御部28
B、28E、28Xにより表示板16B、16E、16
Xを駆動し、受信したデータに基づいて表示板16に該
当する運賃表の表示を行う(図2参照)。なお、本部1
2に案内情報編集部が設けられていることから、各駅の
表示管理部14B、14E、14Xには、案内情報編集
部を設ける必要はない。
【0045】このように、本実施の形態によれば、運賃
表を本部12が一括して管理し、各駅において、各駅の
表示形態に適合させて表示板16に運賃表を表示するこ
とができるため管理が容易となる。また、表示内容に誤
りがあった場合にも、容易に修正を行うことができ、再
度の印刷、手書き、シール貼り等による誤りの訂正を行
う必要が無く、表示板作成の手間が省けコストが低減す
ると共に、手書き、シール貼り等によって訂正を行った
場合のように表示板の美観を喪失することは無い。ま
た、各駅に案内情報編集部を設置しないことから、各駅
における構成を簡略化することができる。
【0046】なお、上記した実施の形態では運賃表を例
としたが、運賃表示を例に取ると、運賃システムを決定
するものが、路線距離であることが多い。そこで、全路
線の駅間距離と駅名をデータ化することにより、全路線
すべての駅で共通のデータとして用いることが可能とな
る。また、複雑な乗り継ぎ路線図を規則に従ったデータ
化を行なうことにより、各地点へ同一のデータを供給す
ることができる。
【0047】また、上記した実施の形態では、表示板1
6への表示内容が運賃表である場合について説明した
が、これに限られるものではなく、時刻表表示について
も同様の作業を行なうことにより可能である。時刻表を
表示する場合には、各時間帯の分単位の列車到着時刻と
列車の行先を表示する必要がある。時刻表示の場合、各
列車ごとに駅間に要する時間が微妙に異なるため、ダイ
ヤ改正の際、すべての駅の情報変更の一元管理が難し
い。
【0048】しかし、図8に示すように、列車番号ごと
の管理を行なうことにより時刻表の管理も一括して行な
うことができる。また、各地力までの処理装置に始発情
報、到着ホームの情報などを付与することにより、表示
内容を充実させることができる。
【0049】以上、鉄道の運賃表、時刻表についての実
施の形態について述べたが、その形態は各種料金表示、
時刻表示を行なう形態を用いる商業すべてに適用するも
のであり、小売店、コンビニエンスストアに用いる料金
表示情報においても本実施の形態を用いることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、大画面
の表示板の表示内容に過誤があった場合でも容易に書き
換えを可能とし、印刷の手間を省くと共にコストの低減
を図る、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる表示シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかる表示シス
テムにおいて、各駅における表示板の表示例を示す説明
図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態にかかる表示シス
テムに適用される表示媒体の概略構成図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態にかかる表示シス
テムに適用される表示媒体の電圧印加装置と基板との接
続例を示す説明図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態にかかる表示シス
テムにおける表示媒体の表示制御方法詳細を示す説明図
である。
【図6】 運賃表作成の手順の流れの一例を示すフロー
チャートである。
【図7】 本発明の第2の実施の形態にかかる表示シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図8】 表示板に各駅の時刻表を表示する場合の表示
形態の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 表示システム 14 表示管理部 16 表示板 22 案内情報送信部 24 案内情報取込部 26 案内情報編集部 28 表示制御部 30 表示媒体 88 通信回線 180 黒色粒子群 200 白色粒子群 202 表示基板 203 非表示基板 204 隔壁 205 電極 205 透明電極 207 電圧印加装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/00 510V (72)発明者 町田 義則 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 酒巻 元彦 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 松永 健 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA16 BB05 EE05 FF08 GG02 JJ01 JJ02 JJ06 JJ07 KK38 5C082 AA34 BA02 BA13 BB15 CA81 DA61 DA89 EA17 MM07 MM09 5H161 AA01 BB11 CC11 GG03 GG14 GG15 GG17 GG22 JJ01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる地点に据付けられた複数の表示媒
    体に対して、それぞれ関連のある案内情報を表示する表
    示方法であって、 前記据付け地点毎に案内情報を取り込み、 前記据付け地点を認識し、当該認識した据付け地点毎に
    前記案内情報を各表示媒体の据付け地点に基づいて編集
    し、 前記複数の表示媒体がそれぞれ異なる表示を行う表示方
    法。
  2. 【請求項2】 異なる地点に据付けられた複数の表示媒
    体に対して、それぞれ関連のある案内情報を表示する表
    示システムであって、 前記据付け地点毎に前記案内情報を取り込む情報取込手
    段と、 前記表示媒体の据付け地点を認識し、当該認識した据付
    け地点に基づいて前記案内情報を編集する編集手段と、 前記複数の表示媒体を駆動制御して前記編集手段により
    編集された案内情報を表示する表示制御手段と、 を備えた表示システム。
  3. 【請求項3】 前記案内情報には、列車の時刻表又は列
    車の運賃表又は高速道路の料金表が含まれることを特徴
    とする請求項2記載の表示システム。
  4. 【請求項4】 前記案内情報には、前記表示媒体の据付
    け地点の名称又は任意に定めた基準位置からの距離又は
    位相又は前記複数の表示媒体の据付け地点間を移動した
    場合に要する費用の関係式が含まれることを特徴とする
    請求項2又は請求項3記載の表示システム。
  5. 【請求項5】 前記情報取り込み手段は、通信回線を介
    して受信することにより前記案内情報を取り込むことを
    特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項記載の表
    示システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の表示媒体は、 一対の基板と、 印加された電界により前記基板間を移動可能に前記基板
    の間に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複数
    種類の粒子群と、を含む画像表示媒体であることを特徴
    とする請求項2乃至請求項5の何れか1項記載の表示シ
    ステム。
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