JP2002304314A - アプリケーションデータファイル参照方式 - Google Patents

アプリケーションデータファイル参照方式

Info

Publication number
JP2002304314A
JP2002304314A JP2001107862A JP2001107862A JP2002304314A JP 2002304314 A JP2002304314 A JP 2002304314A JP 2001107862 A JP2001107862 A JP 2001107862A JP 2001107862 A JP2001107862 A JP 2001107862A JP 2002304314 A JP2002304314 A JP 2002304314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
application
data file
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001107862A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Watanabe
真基 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001107862A priority Critical patent/JP2002304314A/ja
Publication of JP2002304314A publication Critical patent/JP2002304314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種アプリケーションデータファイルに対応
するアプリケーションをインストールできないクライア
ントコンピュータからでも、当該各種アプリケーション
データファイルの内容を確認(参照)できるようにす
る。 【解決手段】 アプリケーション選択部114およびア
プリケーション起動部115は、参照要求対象のアプリ
ケーションデータファイルに対するアプリケーションを
選択し起動する。中間データ作成部116は、起動され
たアプリケーションから渡されたアプリケーションデー
タファイルに基づき中間データファイルを生成する。画
像イメージ作成部117および画像フォーム作成部11
8は、中間データファイルおよび表示態様の指定に基づ
き画像データファイルおよびリンクファイルを生成し、
当該リンクファイル・画像データファイルをレスポンス
データとするように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webブラウザを
備えたクライアントコンピュータとサーバコンピュータ
とがインターネット/イントラネット(インターネット
またはイントラネット)を介して接続されて構成される
ネットワークシステム(ドキュメントデータを記憶する
ファイルサーバ(ファイルサーバコンピュータ)も存在
しうる)においてアプリケーションデータファイルの内
容を参照・出力するためのアプリケーションデータファ
イル参照方式に関する。ここで、アプリケーションデー
タとは、アプリケーション(アプリケーションソフトウ
ェア)に依存するデータ形式をもった依存型データを意
味する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表される情報
通信ネットワークが普及して、世界規模で情報交換(デ
ータ交換)ができる社会基盤が構築されつつあり、国際
的なデータ交換が盛んに行われるようになってきた。
【0003】各国には、データ交換を行うために、数多
くのハードウェアやソフトウェアが存在している。そこ
で作成されるデジタルデータとしては、使用する応用ソ
フトウェアによって数多くのファイル形式のデータが存
在する。ここで、ファイル形式の差異に基づくデータ交
換上の制約は、ネットワークや電子メールを介してデー
タ交換を行う上で、無視できないものとなっている。
【0004】また、Windows(「Window
s」は米国Microsoft Corporatio
nの登録商標である)に代表されるような基本ソフトウ
ェア(オペレーティングシステム(以下、「OS」とい
う))も数多く存在するが、ほとんどのOSには、イン
ターネット/イントラネット(TCP/IP(Tran
smission Control Protocol
/Internet Protocol)通信ネットワ
ーク)上に分散しているデータベース資源(WWW(W
orld Wide Web)サーバ上のアクセス情報
源の1つであるURL(Uniform Resour
ce Locator)で特定されるHTML(Hyp
er Text Mark−up Language)
ファイル形式のデータからなるデータベース資源等)を
表示できるWebブラウザ(汎用Webブラウザ)がイ
ンストールされている。
【0005】しかし、インターネット/イントラネット
(TCP/IP通信ネットワーク)上に分散しているデ
ータベース資源のファイル形式は、HTMLファイル形
式ばかりではなく、数多くのファイル形式が存在する。
【0006】従来、これらのファイル形式(HTMLフ
ァイル形式以外のファイル形式)のデータを表示するた
めには、使用しているOS上に当該ファイル形式のデー
タを表示できるアプリケーションをインストールしなけ
ればならなかった。
【0007】また、電子メール等に添付されているファ
イルの中身を表示する場合でも、電子メールで情報交換
を行う各ユーザは、同じアプリケーションがインストー
ルされているコンピュータ同士の間で情報交換を行うと
きにしか、ファイルの中身を見ることができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
(ファイル参照方式)では、上記のように、インターネ
ット/イントラネット上に分散するデータベース資源の
ファイル形式を表示可能なアプリケーションをOS毎に
各クライアントコンピュータにインストールする必要が
あるという問題点があった。
【0009】この場合に、アプリケーションのバージョ
ンアップ等による保守管理が必要であった。そのため、
ファイルの参照や印刷を行うためだけのアプリケーショ
ンでもクライアントコンピュータ数分のライセンス購入
およびインストール作業が必要となり、多大な環境構築
コストが必要になるという問題点も生じていた。
【0010】本発明の目的は、上述の点に鑑み、クライ
アントコンピュータ側で煩雑なデータ管理やファイル形
式の変換を要することなく、各種アプリケーションデー
タファイルに対応するアプリケーションをインストール
できないクライアントコンピュータ(Webブラウザ機
能を内蔵するクライアントコンピュータ。携帯端末やP
DA(Personal Digital Assis
tants)等の汎用端末を含む)からでも、当該各種
アプリケーションデータファイルの内容を確認(参照)
できるアプリケーションデータファイル参照方式を提供
することにある。さらに、本発明は、上記に加えて、ア
プリケーションデータファイルの内容の確認後にサーバ
コンピュータ側のFAX装置やサーバコンピュータと接
続されている各種プリンタ等の出力装置にその内容を出
力することができるようにすることも目的としている。
【0011】なお、本発明のアプリケーションデータフ
ァイル参照方式に対する従来技術に関する特許公報とし
ては、ネットワークシステムにおけるデータ交換やファ
イル(データ)参照・出力を考察している点で本発明と
類似している「特開平11−134229号公報」,
「特開平11−15610号公報」,および「特開20
00−112691号公報」が存在する。
【0012】上記の特開平11−134229号公報に
記載された技術(「多言語通信端末装置」)は、データ
送信側のコンピュータ上に専用のファイル変換コンバー
タソフトウェアをインストールし、お互いが認識できる
標準データ形式に変換して電子メールに添付し送信する
方法(データ交換方法)を提案する技術である。
【0013】しかし、当該技術は、データ送信側のコン
ピュータ上にファイル変換コンバータソフトウェアをイ
ンストールする必要がある点や、データ交換を行うOS
が異なる場合にはファイル変換コンバータソフトウェア
を各OS毎に作成してインストールする必要がある点
で、本発明とは本質的に相違している。
【0014】また、上記の特開平11−15610号公
報に記載された技術(「印刷システム」)は、クライア
ントコンピュータ側でファイル形式の変換を要すること
なく、各種アプリケーションデータを印刷できるシステ
ムを提案する技術である。
【0015】しかし、当該技術は、クライアントコンピ
ュータ側に印刷するアプリケーションがインストールさ
れていない場合には、印刷せずにファイル内容を知るこ
とができない点で、本発明とは本質的に相違している。
【0016】さらに、上記の特開2000−11269
1号公報に記載された技術(「ネットワーク印刷システ
ム、ネットワークプリンタ及びネットワーク印刷方
法」)は、印刷性能を反映したプレビュー画面を表示す
る方法を提案する技術である。
【0017】しかし、当該技術は、ネットワークに接続
されているプリンタにアクセスしてプレビュー表示する
点や、アクセスしたプリンタの性能に依存したプレビュ
ーとなる点や、対応ファイル形式がHTMLファイル形
式等の一部のファイル形式に限定されている点で、本発
明とは本質的に相違している。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のアプリケーショ
ンデータファイル参照方式は、インターネット/イント
ラネットを介してクライアントコンピュータ群およびサ
ーバコンピュータ群が接続されたネットワークシステム
において、アプリケーションデータファイル自体および
当該アプリケーションデータファイルに対するURL指
定データのいずれかを含む当該アプリケーションデータ
ファイルに対するファイル参照要求をサーバコンピュー
タに送信し、当該ファイル参照要求に対してサーバコン
ピュータから送信されてくるレスポンスデータに基づい
て当該アプリケーションデータファイルの内容のイメー
ジを表示するクライアントコンピュータ上のWebブラ
ウザと、クライアントコンピュータから送信されてくる
ファイル参照要求を受信し、当該ファイル参照要求に対
するレスポンスデータを当該クライアントコンピュータ
に送信するサーバコンピュータ内のデータ送受信部と、
前記データ送受信部により受信されたファイル参照要求
に対応するリンクファイル・画像データファイルがキャ
ッシュされているか否かを判定し、キャッシュされてい
る場合には当該リンクファイル・画像データファイルを
レスポンスデータとして使用するための制御を行うサー
バコンピュータ内のキャッシュ確認部と、前記データ送
受信部により受信されたファイル参照要求を解析し、当
該ファイル参照要求がアプリケーションデータファイル
を含むものであるかURL指定データを含むものである
かを判別し、表示態様を指定するための制御を行うサー
バコンピュータ内の指示解析部と、前記指示解析部によ
り「当該ファイル参照要求がURL指定データを含むも
のである」と判定された場合に、当該URL指定データ
に基づいて当該URLで特定されるアプリケーションデ
ータファイルをインターネット/イントラネットを介し
て取得するサーバコンピュータ内のデータ取得部と、前
記データ送受信部により受信されたアプリケーションデ
ータファイル/前記データ取得部により取得されたアプ
リケーションデータファイルに対応するアプリケーショ
ンを選択するサーバコンピュータ内のアプリケーション
選択部と、前記アプリケーション選択部により選択され
たアプリケーションを起動し、当該アプリケーションに
当該アプリケーションデータファイルを渡すサーバコン
ピュータ内のアプリケーション起動部と、前記アプリケ
ーション起動部により起動されたアプリケーションから
渡されたアプリケーションデータファイルをアプリケー
ションに依存せず出力装置に依存しない非依存型データ
である中間データからなる中間データファイルに変換す
るサーバコンピュータ内の中間データ作成部と、前記中
間データ作成部により生成された中間データファイルに
基づき、前記指示解析部により指定された表示態様に適
合するようにした上で、前記Webブラウザで表示でき
る形式のデータである画像データからなる画像データフ
ァイルと当該画像データファイルに対するリンクファイ
ルとを生成し、当該リンクファイル・画像データファイ
ルを記憶装置にキャッシュし、当該リンクファイル・画
像データファイルをレスポンスデータとして前記データ
送受信部に送付するサーバコンピュータ内の画像変換ド
ライバ(画像イメージ作成部および画像フォーム作成
部)とを有する。
【0019】また、本発明のアプリケーションデータフ
ァイル参照方式は、上記の各構成要素に代えて/加え
て、リンクファイル・画像データファイルの代わりに中
間データファイルがキャッシュされているか否かを判定
し、キャッシュされている場合には当該中間データファ
イルを使用するための制御を行うサーバコンピュータ内
のキャッシュ確認部と、生成した中間データファイルを
リンクファイル・画像データファイルの代わりにサーバ
コンピュータ上にキャッシュするサーバコンピュータ内
の中間データ作成部と、ファイル参照要求/出力指示デ
ータに基づき、画像変換ドライバおよび出力装置用ドラ
イバ群の中から中間データファイルの送付先として適切
なドライバを選択するサーバコンピュータ内のドライバ
選択部と、クライアントコンピュータ側でのアプリケー
ションデータファイルの内容の確認後に、当該クライア
ントコンピュータからの出力指示データおよび前記ドラ
イバ選択部の選択に基づき、前記中間データ作成部によ
り生成されキャッシュされている中間データファイルを
使用して、当該確認内容を出力するための出力装置の制
御を行うサーバコンピュータ内の前記出力装置用ドライ
バとを有するように構成することも可能である。
【0020】なお、本発明のアプリケーションデータフ
ァイル参照方式は、より一般的には、インターネット/
イントラネットを介してクライアントコンピュータ群お
よびサーバコンピュータ群が接続されたネットワークシ
ステムにおいて、アプリケーションデータファイルの内
容を参照するためのファイル参照要求をサーバコンピュ
ータに送信し、当該ファイル参照要求に対してサーバコ
ンピュータから送信されてくるレスポンスデータに基づ
いて当該アプリケーションデータファイルの内容のイメ
ージを表示するクライアントコンピュータ上のWebブ
ラウザと、クライアントコンピュータから送信されてく
るファイル参照要求を受信し、当該ファイル参照要求に
対するレスポンスデータを当該クライアントコンピュー
タに送信するサーバコンピュータ内のデータ送受信部
と、前記データ送受信部により受信されたファイル参照
要求における要求対象のアプリケーションデータファイ
ルに対するアプリケーションを選択し起動するサーバコ
ンピュータ内のアプリケーション選択起動部と、前記ア
プリケーション選択起動部により起動されたアプリケー
ションから渡されたアプリケーションデータファイルに
基づき中間データファイルを生成するサーバコンピュー
タ内の中間データ作成部と、前記中間データ作成部によ
り生成された中間データファイルおよび表示態様の指定
に基づき画像データファイルおよびリンクファイルを生
成し、当該リンクファイル・画像データファイルをレス
ポンスデータとして前記データ送受信部に送付するサー
バコンピュータ内の画像変換ドライバとを有する構成で
あると表現することができる。ここで、上記のアプリケ
ーションデータファイル参照方式は、サーバコンピュー
タ内の出力装置用ドライバ(FAXドライバまたは/お
よびプリンタドライバ等)と連携することで、アプリケ
ーションデータファイルの内容をクライアントコンピュ
ータ側で確認した後に、サーバコンピュータに接続され
ている出力装置(FAX装置または/およびプリンタ
等)に当該確認内容を出力するように構成することも可
能である。
【0021】また、本発明のアプリケーションデータフ
ァイル参照方式は、インターネット/イントラネットを
介してクライアントコンピュータ群およびサーバコンピ
ュータ群が接続されたネットワークシステムにおいて、
アプリケーションデータファイルの内容を参照するため
のファイル参照要求をサーバコンピュータに送信し、当
該ファイル参照要求に対してサーバコンピュータから送
信されてくるレスポンスデータに基づいて当該アプリケ
ーションデータファイルの内容のイメージを表示するク
ライアントコンピュータ上のWebブラウザが存在する
ことを前提として、サーバコンピュータを、クライアン
トコンピュータから送信されてくるファイル参照要求を
受信し、当該ファイル参照要求に対するレスポンスデー
タを当該クライアントコンピュータに送信するデータ送
受信部,前記データ送受信部により受信されたファイル
参照要求における要求対象のアプリケーションデータフ
ァイルに対するアプリケーションを選択し起動するアプ
リケーション選択起動部,前記アプリケーション選択起
動部により起動されたアプリケーションから渡されたア
プリケーションデータファイルに基づき中間データファ
イルを生成する中間データ作成部,ならびに前記中間デ
ータ作成部により生成された中間データファイルおよび
表示態様の指定に基づき画像データファイルおよびリン
クファイルを生成し、当該リンクファイル・画像データ
ファイルをレスポンスデータとして前記データ送受信部
に送付する画像変換ドライバとして機能させるためのプ
ログラムとして実現することも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0023】(1) 第1の実施の形態
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
アプリケーションデータファイル参照方式の構成を示す
ブロック図である。
【0025】図1を参照すると、本実施の形態に係るア
プリケーションデータファイル参照方式は、クライアン
トコンピュータ101と、クライアントコンピュータ1
04と、ドキュメントデータを記憶する記憶装置107
を備えるファイルサーバ(ファイルサーバコンピュー
タ)106と、クライアントコンピュータ101および
クライアントコンピュータ104を含むクライアントコ
ンピュータ群ならびにファイルサーバ106およびサー
バコンピュータ109を含むサーバコンピュータ群を接
続しているインターネット/イントラネット(TCP/
IP通信ネットワーク)108と、WWWサーバやFT
P(File Transfer Protocol)
サーバとしての機能があるサーバコンピュータ109と
を含んで構成されている。
【0026】クライアントコンピュータ101には、例
えば複数のアプリケーションデータファイルが格納され
た記憶装置103が設けられており、Webブラウザ1
02が組み込まれている。
【0027】Webブラウザ102は、ユーザからの指
示に基づき記憶装置103内に格納されているアプリケ
ーションデータファイルを選択し、そのアプリケーショ
ンデータファイルをインターネット/イントラネット1
08を介してサーバコンピュータ109に転送すること
により、当該アプリケーションデータファイルのファイ
ル参照要求をサーバコンピュータ109に対して行う。
【0028】このとき、クライアントコンピュータ10
1内のWebブラウザ102を利用してユーザが選択す
るアプリケーションデータファイルは、クライアントコ
ンピュータ101に設けられた記憶装置103内に格納
されているアプリケーションデータファイルに限られ
ず、クライアントコンピュータ101から直接ファイル
サーバ(ファイルサーバ106等)内のデータを参照で
きる環境であれば、当該ファイルサーバに設けられた記
憶装置(記憶装置107等)内に格納されているアプリ
ケーションデータファイルであってもよい。
【0029】クライアントコンピュータ104は、クラ
イアントコンピュータ104内に記憶装置を持たないク
ライアントコンピュータの例である。クライアントコン
ピュータ104には、Webブラウザ105が組み込ま
れている。
【0030】Webブラウザ105は、インターネット
/イントラネット108上のアプリケーションデータフ
ァイルの格納場所(URL)を決まったフォーマットで
指定し、その指定URLを有するデータ(URL指定デ
ータ)をサーバコンピュータ109に転送することによ
り、当該アプリケーションデータファイルのファイル参
照要求をサーバコンピュータ109に対して行う。な
お、このようなURL指定データの転送によるサーバコ
ンピュータ109へのファイル参照要求の送信は、クラ
イアントコンピュータ101内のWebブラウザ102
も行うことができる。
【0031】サーバコンピュータ109は、データ送受
信部110と、キャッシュ確認部111と、指示解析部
112と、データ取得部113と、アプリケーション選
択部114と、アプリケーション起動部115と、中間
データ作成部116と、画像イメージ作成部117と、
画像フォーム作成部118と、記憶装置119と、アプ
リケーション群120(アプリケーションA,アプリケ
ーションB,アプリケーションC,…)とを含んで構成
されている。ここで、画像イメージ作成部117および
画像フォーム作成部118により、画像変換ドライバが
構成されている。
【0032】データ送受信部110は、インターネット
/イントラネット108とサーバコンピュータ109と
の間におけるデータの送受信を実現する部分である。
【0033】キャッシュ確認部111は、以前に同じ内
容のファイル参照要求(同一のアプリケーションデータ
ファイルに対する同一の表示態様(画像品質等)での参
照の要求)があったかどうかを確認する。以前、同じ内
容のファイル参照要求があった場合には、サーバコンピ
ュータ109上の記憶装置119にキャッシュされてい
るファイルデータ(リンクファイルと画像データファイ
ルとの組合せ)の識別情報(例えば、リンクファイル
名)を画像フォーム作成部118に渡す。また、以前に
同じ内容のファイル参照要求がなかった場合には、当該
ファイル参照要求を指示解析部112に渡す処理を行
う。
【0034】指示解析部112は、インターネット/イ
ントラネット108を介して入力される指示や情報を解
析し制御する部分である。ここで、クライアントコンピ
ュータ101/104から入力されたファイル参照要求
がアプリケーションデータファイルを含むデータフォー
マットの場合には、アプリケーションデータファイル部
分を切り出し、そのアプリケーションデータファイルを
アプリケーション選択部114に渡す処理を実行する。
また、入力されたファイル参照要求がURL指定データ
を含むデータフォーマットの場合には、そのURL指定
データをデータ取得部113に渡す処理を実行する。
【0035】また、指示解析部112は、ファイル参照
要求における表示態様の指示を画像変換ドライバ(画像
イメージ作成部117および画像フォーム作成部11
8)に発行する制御を行う。この表示態様は、ファイル
参照要求に含まれる形式でクライアントコンピュータ1
01/104(ユーザ)から指定されるものもあり、予
め設定されているものもある。
【0036】データ取得部113は、URL指定データ
に基づき、インターネット/イントラネット108上の
ファイルサーバ(図1では、ファイルサーバ106)に
対し、当該URLで特定されるアプリケーションデータ
ファイルについてのデータ取得要求を行う。
【0037】ここで、一般的に、URL、すなわちイン
ターネット/イントラネットのファイル格納場所を示す
データフォーマットは、「http://xxx.xxx.xxx.xxx/abc
/japanese/test.doc」等のように、プロトコル名,サー
バアドレス,およびファイル名を明示するデータフォー
マットとなる。この形式(フォーマット)により、イン
ターネット/イントラネット上のファイルサーバに対
し、ファイル(データ)の取得要求が発行される。する
と、指定されたURLに記載されているサーバアドレス
のファイルサーバ上に指定されたファイルが存在すれ
ば、そのファイルが要求元に転送される。
【0038】また、データ取得部113は、取得したア
プリケーションデータファイルを指示解析部112を介
してアプリケーション選択部114に渡す処理を行う。
【0039】アプリケーション選択部114は、送付さ
れてきたアプリケーションデータファイルの種類(ファ
イル形式)を判別し、取得したアプリケーションデータ
ファイルに対応するアプリケーション(当該アプリケー
ションデータファイルにおけるアプリケーションデータ
が依存しているアプリケーション)がアプリケーション
群120中に存在するか否かを判定する。そして、その
ようなアプリケーションが存在すれば、当該アプリケー
ションを選択しアプリケーション起動部115に送付す
る。
【0040】ここで,アプリケーションデータファイル
の種類の判別方法としては、例えば、アプリケーション
データファイルのファイル名の末尾文字(拡張子)に基
づいてアプリケーションの種類を判別する処理が行われ
る。例えば、拡張子が「.DOC」ならばアプリケーション
Aと判断し、拡張子が「.XLS」ならばアプリケーション
Bと判断するといった方法で判別する。このような判別
方法の場合には、アプリケーションと拡張子との関連付
けがアプリケーションデータファイルと拡張子との関連
付けに一致している必要がある。なお、転送されてきた
アプリケーションデータファイルとアプリケーション群
120中のアプリケーションとの関連付けが可能な方法
であれば、他の判別方法も採用できる。
【0041】アプリケーション起動部115は、アプリ
ケーション選択部114の選択結果に基づき、選択され
たアプリケーションを自動的に起動する処理を実行す
る。
【0042】中間データ作成部116は、アプリケーシ
ョン起動部115により起動されたアプリケーションか
らアプリケーションデータファイルを受け取り、そのア
プリケーションデータファイル中のアプリケーションデ
ータを、アプリケーションに依存しない中間形式のデー
タである中間データに変換し、そのような中間データ群
からなる中間データファイルを作成する。ここで、中間
データとは、アプリケーションに依存しないデータであ
り、かつ出力装置(デバイス)に依存しないデータをい
う。
【0043】画像イメージ作成部117は、中間データ
作成部116により作成された中間データファイルを画
像データファイル(画像データ群)に変換する。すなわ
ち、画像イメージ作成部117は、中間データ作成部1
16により作成された各中間データをインターネット/
イントラネット108上でWebブラウザ102/10
5が認識できる各画像データ(各ページ(Webペー
ジ)の画像イメージを表現する当該各ページの画像デー
タ)に変換する部分である。
【0044】なお、サーバコンピュータ109のOS
は、グラフィックスに関連する部分(グラフィック用の
インタフェース)を受け持つモジュールをアプリケーシ
ョンに対して提供している。例えば、サーバコンピュー
タ109のOSとしてマイクロソフト社のMS−Win
dowsが用いられた場合には、グラフィックデバイス
インタフェース(GDI)モジュールがアプリケーショ
ンに対して提供される。このGDIモジュールは、デバ
イスドライバ開発のために予め規定されたプリンタやデ
ィスプレイ装置等の出力デバイスには依存しないグラフ
ィック用インタフェースとして、アプリケーションに対
して提供されるものである。GDIモジュールは、デバ
イスドライバ開発のために予め規定されたデバイスドラ
イバインタフェース(DDI)をデバイスドライバに対
して提供している(デバイスドライバは、このDDIに
合わせて、対応するデバイスを設計する)。GDIモジ
ュールは、デバイス非依存形式のGDIファンクション
コールをデバイス依存形式のGDIファンクションコー
ルに変換する役割を持っている(なお、GDIファンク
ションコールはOSのバージョンによって若干異なって
いる)。画像イメージ作成部117は、このようなOS
の存在を前提として、DDIの機能,コマンド解析の機
能,およびコマンド解析に基づく画像データ生成機能を
実現している。
【0045】画像フォーム作成部118は、Webブラ
ウザ102/105からの表示態様の指示内容で指定さ
れたフォーム形式(既定のフォーム形式を採用すること
も可能である)で、画像イメージ作成部117により作
成された画像データファイル内の各ページの画像データ
の画像イメージを決まったフォームに表示するための情
報と当該各ページと他のページとの間のリンク情報とを
有する当該各ページのフォームデータ(例えば、各ペー
ジのHTMLファイル)からなるリンクファイルを作成
し、当該リンクファイルと当該画像データファイルとを
一組とするファイルデータをキャッシュデータとして記
憶装置119に保存する。
【0046】なお、リンクファイル(フォームデータ)
は、例えば、W3C(World Wide Web
Consortium)により規格化されているHTM
Lのスタイルシート(CSSL1:Cascading
Style Sheet Level1)やXML
(eXtensible Markup Langua
ge)のスタイルシート(XSL:eXtensibl
e Style Language)により記述され
る。スタイルシートにより、表示する画像の表示位置等
を記述することができる。HTMLやXMLのスタイル
シートを利用することにより、Webブラウザ機能を内
蔵するクライアントコンピュータから、ファイルを内容
を容易に確認することができる。
【0047】また、画像フォーム作成部118は、デー
タ送受信部110を介して、ファイル参照要求を行った
クライアントコンピュータ101/104に、当該リン
クファイル・画像データファイル(ファイルデータ)を
レスポンスデータとして転送する(「当該リンクファイ
ル・画像データファイルがすでにキャッシュされている
旨」がキャッシュ確認部111から通知された場合に
は、記憶装置119から当該リンクファイル・画像デー
タファイルを取り出して、それをレスポンスデータとす
る)。なお、このレスポンスデータとしては、リンクフ
ァイル・画像データファイル自体ではなく、その識別情
報とすることも可能である(これは、クライアントコン
ピュータ側でリンクファイル・画像データファイルをキ
ャッシュすることや、当該識別情報に基づき適宜リンク
ファイル・画像データファイルをサーバコンピュータ1
09からクライアントコンピュータ101/104に転
送すること等も考えられるからである)。
【0048】ここで、画像変換ドライバである画像イメ
ージ作成部117および画像フォーム作成部118は、
上記の処理において、指示解析部112からの表示態様
(画像品質(画面解像度,画面サイズ,および圧縮の有
無等)やファイル形式やフォーム形式(表示方法および
レイアウトを含む)等)の指定内容をパラメータとして
受け取ることにより、指定された画像品質やファイル形
式等に応じた画像データファイルやリンクファイルを作
成する。
【0049】なお、上記で指定される「ファイル形式」
(Webブラウザで表示可能な画像フォーマットのファ
イル形式)としては、例えば、GIF(Graphic
s Interchange Format)やJPE
G(Joint Photographic Expe
rts Group)等のファイル形式があげられる。
【0050】また、「圧縮の有無」の指定に関して言及
すると、圧縮処理が行われる場合には、一般的に、高解
像度のカラー画像を表示する場合にはJPEGに基づき
画像データが圧縮され、低解像度のカラー画像や白黒画
像を表示する場合にはGIFに基づき画像データが圧縮
される。
【0051】クライアントコンピュータ101/104
のユーザは、Webブラウザ102/105から表示態
様の指示をアプリケーションデータファイルやURL指
定データと一緒にサーバコンピュータ109に送信する
ことにより、Webブラウザ102/105が表示する
際に見やすいレイアウトとなるように、また、Webブ
ラウザ102/105上からクライアントコンピュータ
101/104に接続されたプリンタへの印刷時に適切
な大きさとなるように、リンクファイル・画像データフ
ァイルを作成することができる。
【0052】図2は、本実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式の処理を示す流れ図であ
る。この処理は、アプリケーションデータファイル選択
ステップS101と、プレビュー方法選択ステップS1
02と、ファイル参照要求ステップS103と、キャッ
シュ判別ステップS104と、データ受信方法判別ステ
ップS105と、アプリケーションデータファイル取得
ステップS106と、エラーメッセージ作成ステップS
107と、対応アプリケーションインストール有無判定
ステップS108と、アプリケーションデータファイル
アプリケーション起動部転送ステップS109と、アプ
リケーション起動ステップS110と、中間データファ
イル生成ステップS111と、画像データファイル生成
ステップS112と、リンクファイル生成ステップS1
13と、エラーメッセージ表示指示ステップS114
と、レスポンスデータ送信ステップS115と、レスポ
ンスデータ表示ステップS116とからなる。
【0053】図3は、クライアントコンピュータ101
/104に組み込まれているWebブラウザ102/1
05のユーザインタフェース画面の具体例を示す図であ
る。
【0054】このユーザインタフェース画面において
は、URL等を入力するためのアドレス指定部301
と、Webページを表示するための表示部302とが設
けられている。
【0055】ユーザは、サーバコンピュータ109のW
ebページを利用する場合に、アドレス指定部301に
所望のWebページを特定するためのURLを入力す
る。これにより、インターネット/イントラネット10
8を介し、サーバコンピュータ109からクライアント
コンピュータ101/104に所望のWebページが転
送され、当該Webページが表示部302に表示され
る。
【0056】図4は、「ユーザがクライアントコンピュ
ータ101上でWebブラウザ102を使用して、クラ
イアントコンピュータ101内の記憶装置103に格納
されているアプリケーションデータファイルを選択し、
そのプレビュー画面の表示指示(ファイル参照要求)を
与える操作」が行われる場合のユーザインタフェース画
面の具体例を示す図である。
【0057】ファイル参照ボタン403がクリックされ
ると、クライアントコンピュータ101から参照できる
ファイルの階層構造一覧が表示される。ファイルの階層
構造一覧からプレビュー画面を見たいアプリケーション
データファイルが選択されると、ファイルパス指定部4
02にファイルパスが記載される。また、対応アプリケ
ーション一覧部406には、サーバコンピュータ109
を利用してプレビュー画面を表示することができるファ
イル形式(ファイルの種類)と対応アプリケーション名
とが記載されている。さらに、プレビュー画面の表示の
実現方法毎に、「1ページ毎に表示指示を与えるための
ボタン」としてのプレビューボタン404と、「アプリ
ケーションデータファイル全体の概要が分かるように表
示指示を与えるためのボタン」としてのサムネールボタ
ン405とが設けられている。
【0058】なお、図4に示すユーザインタフェース画
面においては、他にも、表示態様の指示のためのボタン
(プレビュー画面の画面サイズやレイアウト等を指示す
るためのボタン)を追加することも可能である。すなわ
ち、図4に示すユーザインタフェース画面は、あくまで
も一例であり、そのレイアウトを自由に変更することが
できる。
【0059】図5は、「ユーザが、クライアントコンピ
ュータ101/104上でWebブラウザ102/10
5を使用して、インターネット/イントラネット108
上のアプリケーションデータファイル(ファイルサーバ
106内の記憶装置107に格納されているアプリケー
ションデータファイル)をURLの指定によって選択
し、そのプレビュー画面の表示指示(ファイル参照要
求)を与える操作」が行われる場合のユーザインタフェ
ース画面の具体例を示す図である。
【0060】URL指定部502において、インターネ
ット/イントラネット108上のアプリケーションデー
タファイルの格納場所(アドレス)を示すURLが入力
(指定)される。また、ファイルサーバ106が対応で
きるアプリケーション一覧を表示するための対応アプリ
ケーション一覧部505が設けられている。さらに、プ
レビュー画面の表示の実現方法毎に、「1ページ毎に表
示指示を与えるためのボタン」としてのプレビューボタ
ン503と、「アプリケーションデータファイル全体の
概要が分かるように表示指示を与えるためのボタン」と
してのサムネールボタン504とが設けられている。
【0061】なお、図5に示すユーザインタフェース画
面においては、他にも、表示態様の指示のためのボタン
(プレビュー画面の画面サイズやレイアウト等を指示す
るためのボタン)を追加することも可能である。すなわ
ち、図5に示すユーザインタフェース画面は、あくまで
も一例であり、そのレイアウトを自由に変更することが
できる。
【0062】図6は、クライアントコンピュータ101
/104内のWebブラウザ102/105によりアプ
リケーションデータファイル(ファイル参照要求で指定
されたアプリケーションデータファイル)のプレビュー
画面が表示される場合のレイアウトの一例を示す図であ
る。このレイアウト例は、プレビュー画面を1ページず
つ表示する場合の例を示すものである。
【0063】このレイアウトでは、イメージ602に、
プレビュー画面の各ページの画像データの画像イメージ
が埋め込まれている。また、リンク形式の画像データが
用意されており、前ページボタン603がマウス等でク
リックされると前のページが表示され、次ページボタン
604がマウス等でクリックされると次のページが表示
される。このように、1ページ毎の画像データを表示で
きるようにリンクをはることにより、ページ毎の詳細情
報を確認することができる。
【0064】図7は、クライアントコンピュータ101
/104内のWebブラウザ102/105によりアプ
リケーションデータファイル(ファイル参照要求で指定
されたアプリケーションデータファイル)のプレビュー
画面が表示される場合のレイアウトの他の一例を示す図
である。このレイアウト例は、サムネール指定のプレビ
ュー画面が表示される場合の例を示すものである。
【0065】このレイアウトでは、各ページに対応する
第1イメージ702〜第6イメージ707が同時に表示
される。なお、第1イメージ702〜第6イメージ70
7の部分をマウス等でクリックすることにより、図6の
ような詳細画面を表示できるようなレイアウトとするこ
とも可能である。
【0066】次に、図1〜図7を参照して、上記のよう
に構成された本実施の形態に係るアプリケーションデー
タファイル参照方式の全体の動作について詳細に説明す
る。ここでは、クライアントコンピュータ101のユー
ザが、Webブラウザ102を起動して、アプリケーシ
ョンデータファイルのファイル参照要求(プレビュー画
面の表示指示)を行う場合の動作について説明する。
【0067】まず、ユーザが、クライアントコンピュー
タ101上でWebブラウザ102を起動する。
【0068】すると、Webブラウザ102は、図3に
示すようなユーザインタフェース画面を表示する。
【0069】ユーザは、サーバコンピュータ109の所
望のWebページ(ここでは、アプリケーションデータ
ファイルのファイル参照要求を行うためのWebペー
ジ)を利用する場合に、アドレス指定部301にサーバ
コンピュータ109の当該Webページを特定するため
のURLを入力し、送信指示を行う。
【0070】これにより、クライアントコンピュータ1
01に、インターネット/イントラネット108を介
し、サーバコンピュータ109の当該Webページが転
送され、当該Webページの画面(図4または図5に示
すインタフェース画面)が表示される。
【0071】ここで、図4に示すインタフェース画面が
表示される場合と、図5に示すインタフェース画面が表
示される場合とに分けて、以下に順次説明する。
【0072】第1に、図4に示すインタフェース画面が
表示される場合について説明する。図4に示すインタフ
ェース画面は、先にも言及したように、内容を表示した
いアプリケーションデータファイルがクライアントコン
ピュータ101に設けられた記憶装置103内に格納さ
れている場合に使用される画面の例である。
【0073】まず、以下のようにして、プレビュー対象
(参照対象)のアプリケーションデータファイルの選択
が行われる(図2のステップS101)。
【0074】すなわち、ユーザは、当該インタフェース
画面に対して、ファイル参照ボタン403をマウス等で
クリックする。
【0075】すると、クライアントコンピュータ101
から参照できるアプリケーションデータファイルの階層
構造一覧が表示される。
【0076】このアプリケーションデータファイルの階
層構造一覧からプレビュー画面を見たいアプリケーショ
ンデータファイルをユーザが選択すると、ファイルパス
指定部402にファイルパスが記載(表示)される。こ
れによって、ステップS101の「アプリケーションデ
ータファイルの選択」が実現される。
【0077】次に、ユーザは、表示したいプレビュー方
法に対応するボタン(プレビューボタン404またはサ
ムネールボタン405)をマウス等でクリックすること
により、プレビュー方法の選択を行う(ステップS10
2)。ここで、ステップS102のプレビュー方法の選
択により、そのプレビュー方法に適合するような「表示
態様の指示」が行われたこととなる。なお、ユーザイン
タフェース画面の内容を変えること等によって、ステッ
プS102のタイミングで、「プレビュー方法の選択」
以外の表示態様の指示を行うこともできる。
【0078】これにより、ステップS101で選択され
たアプリケーションデータファイルについてのファイル
参照要求が、インターネット/イントラネット108を
介してサーバコンピュータ109に送られる(ステップ
S103)。すなわち、当該アプリケーションデータフ
ァイルの内容が、HTTP(Hyper Text T
ransfer Protocol)によっていくつか
に分解されてサーバコンピュータ109に送られる。ま
た、そのアプリケーションデータファイルのプレビュー
に関する表示態様の指示が付随情報として送信される。
この「表示態様」としては、先にも言及したように、画
像品質(画面解像度,画面サイズ,および圧縮の有無
等)やファイル形式やフォーム形式等が考えられる。な
お、ファイル参照要求の際に、表示態様の全部または一
部が、必ずしも、指示されていなくてもかまわない。そ
の指示がない場合には、表示態様は、予め設定されてい
る内容(既定値)によることになる。
【0079】サーバコンピュータ109内のデータ送受
信部110は、送られてきたファイル参照要求を受信
し、アプリケーションデータファイル等の受信データを
メモリ(図示せず)上に展開する。
【0080】キャッシュ確認部111は、以前に同じ内
容のファイル参照要求があって(同一のアプリケーショ
ンデータファイルに対する同一の表示態様でのファイル
参照要求が送られてきて)、当該ファイル参照要求に対
応するリンクファイル・画像データファイル(リンクフ
ァイルと画像データファイルとの組合せ)がキャッシュ
されているか否かを判別(確認)する(ステップS10
4)。
【0081】キャッシュ確認部111は、ステップS1
04で「当該リンクファイル・画像データファイルがキ
ャッシュされている」と判定した場合には、キャッシュ
されている当該リンクファイル・画像データファイルの
識別情報(例えば、リンクファイル名)を画像フォーム
作成部118に渡す。
【0082】一方、キャッシュ確認部111は、ステッ
プS104で「当該リンクファイル・画像データファイ
ルがキャッシュされていない」と判定した場合には、メ
モリ上に展開されている受信データ(図4に示すインタ
フェース画面が使用された場合には、データ送受信部1
10により受信されたアプリケーションデータファイル
等)を指示解析部112に渡す。
【0083】指示解析部112は、当該受信データを解
析し、当該受信データがアプリケーションデータファイ
ルを含むものであるかURL指定データを含むものであ
るかを判定する(データの受信方法を解析・判別する)
(ステップS105)。
【0084】指示解析部112は、図4に示すインタフ
ェース画面が使用された場合には、ステップS105で
「受信データがアプリケーションデータファイルを含む
ものである」と判定し、アプリケーション選択部114
に当該アプリケーションデータファイルを渡す。なお、
指示解析部112は、当該ファイル参照要求でユーザか
ら指示された内容または予めサーバコンピュータ109
に設定されている内容に基づき、表示形態(画像品質
等)の指定を画像変換ドライバ(画像イメージ作成部1
17および画像フォーム作成部118)に対して行う。
【0085】第2に、図5に示すインタフェース画面が
表示される場合について説明する。図5に示すインタフ
ェース画面は、先にも言及したように、内容を表示した
いアプリケーションデータファイルがインターネット/
イントラネット108上に接続されているファイルサー
バ106内の記憶装置107に格納されている場合に使
用される画面の例である。
【0086】ちなみに、このインタフェース画面を使用
する処理は、記憶装置をもたない携帯端末等によって実
現されるクライアントコンピュータ(例えば、クライア
ントコンピュータ104)においても利用できる処理で
ある。
【0087】ユーザは、URL指定部502にインター
ネット/イントラネット108上のアプリケーションデ
ータファイルのアドレス(URL)を入力することによ
り、プレビュー対象(参照対象)のアプリケーションデ
ータファイルの選択を行う(ステップS101)。
【0088】次に、ユーザは、表示したいプレビュー方
法に対応するボタン(プレビューボタン503またはサ
ムネールボタン504)をマウス等でクリックすること
により、プレビュー方法の選択を行う(ステップS10
2)。
【0089】すると、ステップS101で指定されたU
RLによって特定されるアプリケーションデータファイ
ルについてのファイル参照要求が、インターネット/イ
ントラネット108を介してサーバコンピュータ109
に送られる(ステップS103)。すなわち、当該UR
Lを示すデータ(URL指定データ)が、HTTPに基
づきサーバコンピュータ109に送られ、プレビューに
関する表示態様の指示が付随情報として送信される。こ
のとき、よく利用されるURLを予めサーバコンピュー
タ109側に登録しておくことも可能である。
【0090】サーバコンピュータ109内のデータ送受
信部110は、送られてきたファイル参照要求を受信
し、URL指定データ等の受信データをメモリ上に展開
する。
【0091】キャッシュ確認部111は、以前に同じ内
容のファイル参照要求があって、当該ファイル参照要求
に対応するリンクファイル・画像データファイルがキャ
ッシュされているか否かを判別(確認)する(ステップ
S104)。
【0092】キャッシュ確認部111は、ステップS1
04で「当該リンクファイル・画像データファイルがキ
ャッシュされている」と判定した場合には、キャッシュ
されている当該リンクファイル・画像データファイルの
識別情報(例えば、リンクファイル名)を画像フォーム
作成部118に渡す。
【0093】一方、キャッシュ確認部111は、ステッ
プS104で「当該リンクファイル・画像データファイ
ルがキャッシュされていない」と判定した場合には、メ
モリ上に展開されている受信データ(図5に示すインタ
フェース画面が使用された場合には、データ送受信部1
10により受信されたURL指定データ等)を指示解析
部112に渡す。
【0094】指示解析部112は、当該受信データを解
析し、当該受信データがアプリケーションデータファイ
ルを含むものであるかURL指定データを含むものであ
るかを判定する(データの受信方法を解析・判別する)
(ステップS105)。
【0095】指示解析部112は、図5に示すインタフ
ェース画面が使用された場合には、ステップS105で
「受信データがURL指定データを含むものである」と
判定し、データ取得部113に当該URL指定データを
転送する。
【0096】データ取得部113は、取得したURL指
定データに従い、HTTPに基づき、データ要求命令
(当該URLによって特定されるアプリケーションデー
タファイルの取得要求命令)をファイルサーバ106に
対して発行し、当該データ要求命令に対するファイルサ
ーバ106からの応答を受けることにより、指定された
URLで特定されるアプリケーションデータファイルを
取得する(ステップS106)。
【0097】このとき、データ取得部113は、当該U
RLに対応するアプリケーションデータファイルが存在
しない等、指定されたURLのアプリケーションデータ
ファイルの取得に失敗した場合には、HTTPのレスポ
ンスID(IDentification)に対応する
エラーメッセージを作成し(ステップS107)、当該
エラーメッセージをプレビュー画面の表示指示があった
クライアントコンピュータ101にHTTPレスポンス
(レスポンスデータ)として返信する(ステップS11
4およびS115)。これにより、ファイル参照要求
(プレビュー画面の表示指示)を行ったクライアントコ
ンピュータ101のWebブラウザ102によってエラ
ーメッセージが表示される(ステップS116)。
【0098】一方、データ取得部113は、指定された
URLのアプリケーションデータファイルの取得に成功
した場合には、取得したアプリケーションデータファイ
ルを指示解析部112を介してアプリケーション選択部
114に渡す。
【0099】続いて、上記の一連の処理により、アプリ
ケーション選択部114がアプリケーションデータファ
イルを取得した後の動作について説明する。
【0100】アプリケーション選択部114は、サーバ
コンピュータ109内に対応アプリケーション(当該ア
プリケーションデータファイルに対応するアプリケーシ
ョン)がインストールされているか否かを判定(確認)
する(ステップS108)。
【0101】アプリケーション選択部114は、ステッ
プS108で「サーバコンピュータ109内に対応アプ
リケーションがインストールされていない」と判定した
場合には、エラーメッセージを作成し(ステップS10
7)、ファイル参照要求(プレビュー画面の表示指示)
を行ったクライアントコンピュータ101にエラーメッ
セージをレスポンスデータとして返信する(ステップS
114およびS115)。
【0102】一方、アプリケーション選択部114は、
ステップS108で「サーバコンピュータ109内に対
応アプリケーションがインストールされている」と判定
した場合には、転送されてきたアプリケーションデータ
ファイルおよび当該対応アプリケーションをアプリケー
ション起動部115に渡す(ステップS109)。
【0103】すると、アプリケーション起動部115
は、当該対応アプリケーションを起動し(ステップS1
10)、当該対応アプリケーションに当該アプリケーシ
ョンデータファイルを渡す。
【0104】起動された対応アプリケーションは、当該
アプリケーションデータファイルを中間データ作成部1
16に渡す。
【0105】中間データ作成部116は、当該アプリケ
ーションデータファイルに基づき、アプリケーションに
依存しない中間データファイル(中間データ群)を生成
する(ステップS111)。
【0106】画像イメージ作成部117は、中間データ
作成部116により作成された中間データファイルに基
づき、各ページの画像データ(当該各ページの画像イメ
ージを有する画像データ)からなる画像データファイル
(画像データ群)を生成する(ステップS112)。こ
の場合に、画像イメージ作成部117は、指示解析部1
12から指定された表示態様の内容に基づき、各ページ
毎に指定された画面解像度,画面サイズ(表示サイ
ズ),およびファイル形式等に適合する各画像データを
作成する。
【0107】画像フォーム作成部118は、画像イメー
ジ作成部117により作成されたページ毎の画像データ
群からなる画像データファイルに対するリンクファイル
(各ページのフォームデータを有するリンクファイル)
を、指定されたフォーマット(フォーム形式)に合わせ
て作成し(ステップS113)、当該リンクファイルお
よび当該画像データファイルをデータ送受信部110に
送付する。
【0108】なお、ファイル参照要求に対応するリンク
ファイルおよび画像データファイルが記憶装置119に
キャッシュされている場合には、画像フォーム作成部1
18は、キャッシュ確認部111から渡されたキャッシ
ュ対象の識別情報(例えば、リンクファイル名)に基づ
いて記憶装置119からリンクファイル・画像データフ
ァイルを取得し、当該リンクファイル・画像データファ
イルをデータ送受信部110に送付する。
【0109】ちなみに、上記のような画像変換ドライバ
(画像イメージ作成部117および画像フォーム作成部
118)によるファイル生成処理では、指示解析部11
2から、作成対象のファイルの画像品質(画面解像度,
画面サイズ,および圧縮の有無)やファイル形式やフォ
ーム形式等の表示態様の指示をパラメータとして受け取
ることによって、当該画像品質等に適合するように画像
データファイルおよびリンクファイルの生成が行われ
る。
【0110】データ送受信部110は、クライアントコ
ンピュータ101にリンクファイル・画像データファイ
ルを示すWebデータをレスポンスデータとして返信す
る(ステップS115)。
【0111】クライアントコンピュータ101は、レス
ポンスデータとして当該リンクファイル・画像データフ
ァイルを受け取る。これにより、クライアントコンピュ
ータ101内のWebブラウザ102は、当該リンクフ
ァイル・画像データファイルに基づくプレビュー画面を
表示する(ステップS116)。
【0112】ここで、クライアントコンピュータ101
に表示されるプレビュー画面は、具体的には、ステップ
S102で選択されたプレビュー方法に従って、図6ま
たは図7に示す態様で表示される。
【0113】なお、上記のようにして作成されたリンク
ファイル・画像データファイルは、サーバコンピュータ
109上の記憶装置119にキャッシュされる。そのた
め、再度同じ内容のファイル参照要求(プレビュー画面
の表示指示)が行われた場合には、当該キャッシュデー
タによってプレビュー画面の表示を実現することができ
る。
【0114】ところで、本実施の形態における構成およ
び動作において、ファイル参照要求がアプリケーション
データファイルを含むものだけであるようにすること
(この場合にはデータ取得部113が不要になる)や、
ファイル参照要求がURL指定データを含むものだけで
あるようにすることによって、本発明を簡易化すること
も可能である(このことは後述する第2の実施の形態に
おいても妥当する)。ここで、このように簡易化して本
発明を実現する場合には、指示解析部112によるステ
ップS105の「データの受信方法の判別」は不要とな
る。
【0115】(2) 第2の実施の形態
【0116】図8は、本発明の第2の実施の形態に係る
アプリケーションデータファイル参照方式の構成を示す
ブロック図である。
【0117】図8を参照すると、本実施の形態に係るア
プリケーションデータファイル参照方式は、クライアン
トコンピュータ801と、クライアントコンピュータ8
04と、ドキュメントデータを記憶する記憶装置807
を備えるファイルサーバ(ファイルサーバコンピュー
タ)806と、クライアントコンピュータ801および
クライアントコンピュータ804を含むクライアントコ
ンピュータ群ならびにファイルサーバ806およびサー
バコンピュータ809を含むサーバコンピュータ群を接
続しているインターネット/イントラネット(TCP/
IP通信ネットワーク)808と、WWWサーバやFT
Pサーバとしての機能があるサーバコンピュータ809
とを含んで構成されている。
【0118】クライアントコンピュータ801には、例
えば複数のアプリケーションデータファイルが格納され
た記憶装置803が設けられており、Webブラウザ8
02が組み込まれている。
【0119】クライアントコンピュータ804には、W
ebブラウザ805が組み込まれている。
【0120】ここで、図1中の101〜108の符号で
示される構成要素と、図8中の801〜808の符号で
示される構成要素とは同様のものである。
【0121】サーバコンピュータ809は、データ送受
信部810と、キャッシュ確認部811と、指示解析部
812と、データ取得部813と、アプリケーション選
択部814と、アプリケーション起動部815と、中間
データ作成部816と、画像イメージ作成部817と、
画像フォーム作成部818と、記憶装置819と、アプ
リケーション群820(アプリケーションA,アプリケ
ーションB,アプリケーションC,…)と、ドライバ選
択部821と、FAXドライバ822と、プリンタドラ
イバ823と、プリンタドライバ824とを含んで構成
されている。ここで、画像イメージ作成部817および
画像フォーム作成部818により、画像変換ドライバが
構成されている。また、サーバコンピュータ809は、
FAX装置825と、プリンタ(印刷装置)826と、
プリンタ827とを接続している。
【0122】本実施の形態における中間データ作成部8
16は、作成した中間データファイルをキャッシュデー
タとして記憶装置819に保存する。そうすることによ
り、この中間データファイルは、画像変換ドライバ(画
像イメージ作成部817および画像フォーム作成部81
8),FAXドライバ822,ならびにプリンタドライ
バ823および824により、共通に解釈できるデータ
形式のデータとして利用されることになる。
【0123】ドライバ選択部821は、記憶装置819
内の中間データファイルを利用して処理を行うドライバ
を選択する。すなわち、ドライバ選択部821は、記憶
装置819に保存されている中間データファイルを、指
定されたドライバで解釈させる部分である。各種ドライ
バを選択することにより、Webブラウザ802/80
5で表示可能な画像フォーマットに変換したり、プリン
タドライバ823および824に出力したり、FAXド
ライバ822に出力したりすることができる。
【0124】図9は、本実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式の処理を示す流れ図であ
る。この処理は、アプリケーションデータファイル選択
ステップS201と、プレビュー方法選択ステップS2
02と、ファイル参照要求ステップS203と、キャッ
シュ判別ステップS204と、データ受信方法判別ステ
ップS205と、アプリケーションデータファイル取得
ステップS206と、エラーメッセージ作成ステップS
207と、対応アプリケーションインストール有無判定
ステップS208と、アプリケーションデータファイル
アプリケーション起動部転送ステップS209と、アプ
リケーション起動ステップS210と、中間データファ
イル生成ステップS211と、画像データファイル生成
ステップS212と、リンクファイル生成ステップS2
13と、エラーメッセージ表示指示ステップS214
と、レスポンスデータ送信ステップS215と、レスポ
ンスデータ表示ステップS216と、出力装置選択判定
ステップS217と、FAX番号入力ステップS218
と、出力指示データ送信ステップS219と、出力装置
用ドライバ選択ステップS220と、データ出力ステッ
プS221とからなる。
【0125】図10は、図9中のレスポンスデータ表示
ステップS216で表示される「出力装置(出力デバイ
ス)を選択するためのプレビュー・ユーザインタフェー
ス画面」の具体例を示す図である。
【0126】この画面は、図6に示すプレビュー画面に
おけるアドレス指定部601,イメージ602,前ペー
ジボタン603,および次ページボタン604と同様の
アドレス指定部1001,イメージ1002,前ページ
ボタン1003,および次ページボタン1004を有し
ており、さらに、FAX番号指定部1005および出力
装置指定部1006を備えている。
【0127】次に、図8〜図10を参照して、上記のよ
うに構成された本実施の形態に係るアプリケーションデ
ータファイル参照方式の全体の動作について説明する。
【0128】ここでは、本実施の形態に係るアプリケー
ションデータファイル参照方式の動作が上記の第1の実
施の形態に係るアプリケーションデータファイル参照方
式の動作と異なる点を中心にして、図1および図2と図
8および図9とを比較して説明する。
【0129】図9中のステップS201〜ステップS2
16の処理は、第1の実施の形態における図2中のステ
ップS101〜ステップS116の処理と同様である。
ただし、以下のa〜cに示す点で特有な処理(動作)が
行われる。
【0130】a.キャッシュ確認部811は、ステップ
S204で「当該リンクファイル・画像データファイル
がキャッシュされている」と判定した場合には、キャッ
シュされている当該リンクファイル・画像データファイ
ルの識別情報(例えば、リンクファイル名)をドライバ
選択部821に渡す。
【0131】b.ステップS211で中間データ作成部
816により生成された中間データファイルはキャッシ
ュデータとして記憶装置819に保存される。
【0132】c.ステップS212の画像データファイ
ルの生成およびステップS213のリンクファイルの生
成に際しては、クライアントコンピュータ801側から
アプリケーションデータファイルの参照要求が行われて
いることの認識に基づき、ドライバ選択部821により
画像変換ドライバ(画像イメージ作成部817および画
像フォーム作成部818)が起動される。
【0133】ステップS216で、レスポンスデータで
あるリンクファイル・画像データファイルに基づいてプ
レビュー・ユーザインタフェース画面(図10参照)の
表示が行われた場合に、以下に示すような処理が行われ
ることにより、表示されている画面上のページ部分のデ
ータを、サーバコンピュータ809側で印刷またはFA
X出力することができる。
【0134】クライアントコンピュータ801のユーザ
は、Webブラウザ802に対して、そのプレビュー・
ユーザインタフェース画面における出力装置指定部10
06への入力により、出力装置の選択を行う(ステップ
S217)。
【0135】ステップS217でFAX装置が選択され
た場合には、FAX番号指定部1005への入力によ
り、さらに、電話回線上のFAX番号が指定(入力)さ
れる(ステップS218)。
【0136】ステップS217でプリンタが選択された
場合またはステップS218の入力が終了した場合に
は、選択された出力装置の指定を含む出力指示データが
クライアントコンピュータ801からサーバコンピュー
タ809にインターネット/イントラネット808を介
して送信される(ステップS219)。
【0137】サーバコンピュータ809内のデータ送受
信部810は、この出力指示データを入力してドライバ
選択部821に送付する。
【0138】ドライバ選択部821は、当該出力指示デ
ータで指定された出力装置を示す情報に基づいて、出力
装置用ドライバを選択し、記憶装置819内の当該アプ
リケーションデータファイル(今回の参照・出力対象の
アプリケーションデータファイル)に対応するキャッシ
ュデータを、上記の選択結果により特定された出力装置
用ドライバ(FAXドライバ822,プリンタドライバ
823,またはプリンタドライバ824)に送付する
(ステップS221)。
【0139】これにより、当該出力装置用ドライバは、
所定のページのデータの出力(印刷出力またはFAX出
力)を、対応する出力装置(FAX装置825,プリン
タ826,またはプリンタ827)に行わせる。
【0140】このようにして、クライアントコンピュー
タ801/804(ユーザ)は、サーバコンピュータ8
09上の出力装置用ドライバと連携することで、アプリ
ケーションデータファイルの内容の確認(参照)後に、
FAX装置825やプリンタ826および827に送信
・出力指示を行うことが可能になる。
【0141】(3) 第3の実施の形態
【0142】図11は、本発明の第3の実施の形態に係
るアプリケーションデータファイル参照方式の構成を示
すブロック図である。
【0143】図11を参照すると、本発明の第3の実施
の形態に係るアプリケーションデータファイル参照方式
は、図1に示した第1の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式に対して、アプリケーショ
ンデータファイル参照処理プログラム1100を備える
点が異なっている。
【0144】アプリケーションデータファイル参照処理
プログラム1100は、サーバコンピュータ109に読
み込まれ、当該サーバコンピュータ109の動作をデー
タ送受信部110,キャッシュ確認部111,指示解析
部112,データ取得部113,アプリケーション選択
部114,アプリケーション起動部115,中間データ
作成部116,画像イメージ作成部117,および画像
フォーム作成部118として制御する。アプリケーショ
ンデータファイル参照処理プログラム1100の制御に
よるサーバコンピュータ109の動作(記憶装置119
およびアプリケーション群120が存在することを前提
とするデータ送受信部110,キャッシュ確認部11
1,指示解析部112,データ取得部113,アプリケ
ーション選択部114,アプリケーション起動部11
5,中間データ作成部116,画像イメージ作成部11
7,および画像フォーム作成部118の動作)は、第1
の実施の形態におけるデータ送受信部110,キャッシ
ュ確認部111,指示解析部112,データ取得部11
3,アプリケーション選択部114,アプリケーション
起動部115,中間データ作成部116,画像イメージ
作成部117,および画像フォーム作成部118の動作
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0145】(4) 第4の実施の形態
【0146】図12は、本発明の第4の実施の形態に係
るアプリケーションデータファイル参照方式の構成を示
すブロック図である。
【0147】図12を参照すると、本発明の第4の実施
の形態に係るアプリケーションデータファイル参照方式
は、図8に示した第2の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式に対して、アプリケーショ
ンデータファイル参照処理プログラム1200を備える
点が異なっている。
【0148】アプリケーションデータファイル参照処理
プログラム1200は、サーバコンピュータ809に読
み込まれ、当該サーバコンピュータ809の動作をデー
タ送受信部810,キャッシュ確認部811,指示解析
部812,データ取得部813,アプリケーション選択
部814,アプリケーション起動部815,中間データ
作成部816,画像イメージ作成部817,画像フォー
ム作成部818,ドライバ選択部821,FAXドライ
バ822,プリンタドライバ823,およびプリンタド
ライバ824として制御する。アプリケーションデータ
ファイル参照処理プログラム1200の制御によるサー
バコンピュータ809の動作(記憶装置819およびア
プリケーション群820が存在することを前提とするデ
ータ送受信部810,キャッシュ確認部811,指示解
析部812,データ取得部813,アプリケーション選
択部814,アプリケーション起動部815,中間デー
タ作成部816,画像イメージ作成部817,画像フォ
ーム作成部818,ドライバ選択部821,FAXドラ
イバ822,プリンタドライバ823,およびプリンタ
ドライバ824の動作)は、第2の実施の形態における
データ送受信部810,キャッシュ確認部811,指示
解析部812,データ取得部813,アプリケーション
選択部814,アプリケーション起動部815,中間デ
ータ作成部816,画像イメージ作成部817,画像フ
ォーム作成部818,ドライバ選択部821,FAXド
ライバ822,プリンタドライバ823,およびプリン
タドライバ824の動作と全く同様になるので、その詳
しい説明を割愛する。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0150】第1の効果は、データの内容を確認するた
めだけにクライアントコンピュータにアプリケーション
をインストールする必要がなくなり、所有コストおよび
導入コストの低減につながるということである。
【0151】このような効果が生じる理由は、クライア
ントコンピュータにアプリケーションをインストールす
る必要がなくなるためであり、また、アプリケーション
のライセンスをクライアントコンピュータ数分購入する
必要がなくなるためである。
【0152】第2の効果は、使用したいアプリケーショ
ンが動作しないOSのクライアント(パーソナルコンピ
ュータや携帯端末やPDA等)からでも、Webブラウ
ザが動作すれば、インターネット/イントラネット上の
ファイル(アプリケーションデータファイル)の内容や
電子メールに添付されたファイルの内容を参照できる環
境を提供できるようになるということである。
【0153】このような効果が生じる理由は、指定され
たURLやサーバコンピュータに転送されたファイル
を、サーバコンピュータにおいてクライアントコンピュ
ータ上のWebブラウザで表示できるレイアウトや画像
ファイル形式に変換することができるためである。
【0154】第3の効果は、Webブラウザ上でアプリ
ケーションデータファイルの内容を希望の表示態様(画
像品質やファイル形式やレイアウトやカラー/白黒の別
等)で表示することが可能となり、また、Webブラウ
ザ上からの印刷レイアウトの作成が可能な環境を提供で
きるということである。
【0155】このような効果が生じる理由は、サーバコ
ンピュータで、希望の表示態様とするための変換処理を
行うことができるためである。
【0156】第4の効果は、出力装置用ドライバと連携
することで、クライアントコンピュータ側でユーザがア
プリケーションデータファイルの内容を確認した後に、
サーバコンピュータ側のFAX装置やプリンタ等の出力
装置にその内容を出力することができるということであ
る。
【0157】このような効果が生じる理由は、アプリケ
ーションデータファイルをOS上で各種ドライバで解釈
することができる中間データファイルに変換し保存する
ことにより、その中間データファイルを利用して、アプ
リケーションデータファイルの内容をFAX装置やプリ
ンタ等に出力することができるからである。
【0158】以上のように、本発明によると、クライア
ントコンピュータとサーバコンピュータとからなるネッ
トワーク(インターネット/イントラネット)環境にお
いて、サーバコンピュータ上で各種アプリケーションを
一括管理し、クライアントコンピュータからHTTPを
使用してファイルを送信する方式や、インターネット/
イントラネット上のURLを指定する方式によって、ア
プリケーションデータファイルをクライアントコンピュ
ータ上のWebブラウザが表示できるファイルファーマ
ットにサーバコンピュータ側で変換することにより、ク
ライアントコンピュータには各種アプリケーションをイ
ンストールする必要がなく、Webブラウザのみでアプ
リケーションデータファイルの内容を確認できるように
なる。また、出力装置用ドライバと連携することで、F
AX装置や各種プリンタにその確認内容の出力指示を行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示すアプリケーションデータファイル参
照方式の処理を示す流れ図である。
【図3】図1中のクライアントコンピュータにおけるユ
ーザインタフェース画面の具体例を示す図である。
【図4】図1中のクライアントコンピュータにおけるユ
ーザインタフェース画面の具体例を示す図である。
【図5】図1中のクライアントコンピュータにおけるユ
ーザインタフェース画面の具体例を示す図である。
【図6】図1中のクライアントコンピュータにおけるプ
レビュー画面の具体例を示す図である。
【図7】図1中のクライアントコンピュータにおけるプ
レビュー画面の具体例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンデータファイル参照方式の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】図8に示すアプリケーションデータファイル参
照方式の処理を示す流れ図である。
【図10】図8中のクライアントコンピュータにおける
プレビュー・ユーザインタフェース画面の具体例を示す
図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るアプリケー
ションデータファイル参照方式の構成を示すブロック図
である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るアプリケー
ションデータファイル参照方式の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
101,104,801,804 クライアントコンピ
ュータ 102,105,802,805 Webブラウザ 103,107,119,803,807,819 記
憶装置 106,806 ファイルサーバ 108,808 インターネット/イントラネット 109,809 サーバコンピュータ 110,810 データ送受信部 111,811 キャッシュ確認部 112,812 指示解析部 113,813 データ取得部 114,814 アプリケーション選択部 115,815 アプリケーション起動部 116,816 中間データ作成部 117,817 画像イメージ作成部 118,818 画像フォーム作成部 120,820 アプリケーション群 821 ドライバ選択部 822 FAXドライバ 823,824 プリンタドライバ 825 FAX装置 826,827 プリンタ 1100,1200 アプリケーションデータファイル
参照処理プログラム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット/イントラネットを介し
    てクライアントコンピュータ群およびサーバコンピュー
    タ群が接続されたネットワークシステムにおいて、アプ
    リケーションデータファイルの内容を参照するためのフ
    ァイル参照要求をサーバコンピュータに送信し、当該フ
    ァイル参照要求に対してサーバコンピュータから送信さ
    れてくるレスポンスデータに基づいて当該アプリケーシ
    ョンデータファイルの内容のイメージを表示するクライ
    アントコンピュータ上のWebブラウザと、クライアン
    トコンピュータから送信されてくるファイル参照要求を
    受信し、当該ファイル参照要求に対するレスポンスデー
    タを当該クライアントコンピュータに送信するサーバコ
    ンピュータ内のデータ送受信部と、前記データ送受信部
    により受信されたファイル参照要求における要求対象の
    アプリケーションデータファイルに対するアプリケーシ
    ョンを選択し起動するサーバコンピュータ内のアプリケ
    ーション選択起動部と、前記アプリケーション選択起動
    部により起動されたアプリケーションから渡されたアプ
    リケーションデータファイルに基づき中間データファイ
    ルを生成するサーバコンピュータ内の中間データ作成部
    と、前記中間データ作成部により生成された中間データ
    ファイルおよび表示態様の指定に基づき画像データファ
    イルおよびリンクファイルを生成し、当該リンクファイ
    ル・画像データファイルをレスポンスデータとして前記
    データ送受信部に送付するサーバコンピュータ内の画像
    変換ドライバとを有することを特徴とするアプリケーシ
    ョンデータファイル参照方式。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータ内の出力装置用ドラ
    イバと連携することで、アプリケーションデータファイ
    ルの内容をクライアントコンピュータ側で確認した後
    に、サーバコンピュータに接続されている出力装置に当
    該確認内容を出力することを特徴とする請求項1記載の
    アプリケーションデータファイル参照方式。
  3. 【請求項3】 インターネット/イントラネットを介し
    てクライアントコンピュータ群およびサーバコンピュー
    タ群が接続されたネットワークシステムにおいて、アプ
    リケーションデータファイル自体および当該アプリケー
    ションデータファイルに対するURL指定データのいず
    れかを含む当該アプリケーションデータファイルに対す
    るファイル参照要求をサーバコンピュータに送信し、当
    該ファイル参照要求に対してサーバコンピュータから送
    信されてくるレスポンスデータに基づいて当該アプリケ
    ーションデータファイルの内容のイメージを表示するク
    ライアントコンピュータ上のWebブラウザと、クライ
    アントコンピュータから送信されてくるファイル参照要
    求を受信し、当該ファイル参照要求に対するレスポンス
    データを当該クライアントコンピュータに送信するサー
    バコンピュータ内のデータ送受信部と、前記データ送受
    信部により受信されたファイル参照要求に対応するリン
    クファイル・画像データファイルがキャッシュされてい
    るか否かを判定し、キャッシュされている場合には当該
    リンクファイル・画像データファイルをレスポンスデー
    タとして使用するための制御を行うサーバコンピュータ
    内のキャッシュ確認部と、前記データ送受信部により受
    信されたファイル参照要求を解析し、当該ファイル参照
    要求がアプリケーションデータファイルを含むものであ
    るかURL指定データを含むものであるかを判別し、表
    示態様を指定するための制御を行うサーバコンピュータ
    内の指示解析部と、前記指示解析部により「当該ファイ
    ル参照要求がURL指定データを含むものである」と判
    定された場合に、当該URL指定データに基づいて当該
    URLで特定されるアプリケーションデータファイルを
    インターネット/イントラネットを介して取得するサー
    バコンピュータ内のデータ取得部と、前記データ送受信
    部により受信されたアプリケーションデータファイル/
    前記データ取得部により取得されたアプリケーションデ
    ータファイルに対応するアプリケーションを選択するサ
    ーバコンピュータ内のアプリケーション選択部と、前記
    アプリケーション選択部により選択されたアプリケーシ
    ョンを起動し、当該アプリケーションに当該アプリケー
    ションデータファイルを渡すサーバコンピュータ内のア
    プリケーション起動部と、前記アプリケーション起動部
    により起動されたアプリケーションから渡されたアプリ
    ケーションデータファイルをアプリケーションに依存せ
    ず出力装置に依存しない非依存型データである中間デー
    タからなる中間データファイルに変換するサーバコンピ
    ュータ内の中間データ作成部と、前記中間データ作成部
    により生成された中間データファイルに基づき、前記指
    示解析部により指定された表示態様に適合するようにし
    た上で、前記Webブラウザで表示できる形式のデータ
    である画像データからなる画像データファイルと当該画
    像データファイルに対するリンクファイルとを生成し、
    当該リンクファイル・画像データファイルを記憶装置に
    キャッシュし、当該リンクファイル・画像データファイ
    ルをレスポンスデータとして前記データ送受信部に送付
    するサーバコンピュータ内の画像変換ドライバとを有す
    ることを特徴とするアプリケーションデータファイル参
    照方式。
  4. 【請求項4】 ファイル参照要求がアプリケーションデ
    ータファイルを含むものだけであり、データ取得部が不
    要であることを特徴とする請求項3記載のアプリケーシ
    ョンデータファイル参照方式。
  5. 【請求項5】 ファイル参照要求がURL指定データを
    含むものだけであることを特徴とする請求項3記載のア
    プリケーションデータファイル参照方式。
  6. 【請求項6】 リンクファイル・画像データファイルの
    代わりに中間データファイルがキャッシュされているか
    否かを判定し、キャッシュされている場合には当該中間
    データファイルを使用するための制御を行うサーバコン
    ピュータ内のキャッシュ確認部と、生成した中間データ
    ファイルをリンクファイル・画像データファイルの代わ
    りにサーバコンピュータ上にキャッシュするサーバコン
    ピュータ内の中間データ作成部と、ファイル参照要求/
    出力指示データに基づき、画像変換ドライバおよび出力
    装置用ドライバ群の中から中間データファイルの送付先
    として適切なドライバを選択するサーバコンピュータ内
    のドライバ選択部と、クライアントコンピュータ側での
    アプリケーションデータファイルの内容の確認後に、当
    該クライアントコンピュータからの出力指示データおよ
    び前記ドライバ選択部の選択に基づき、前記中間データ
    作成部により生成されキャッシュされている中間データ
    ファイルを使用して、当該確認内容を出力するための出
    力装置の制御を行うサーバコンピュータ内の前記出力装
    置用ドライバとを有することを特徴とする請求項3,請
    求項4,または請求項5記載のアプリケーションデータ
    ファイル参照方式。
  7. 【請求項7】 出力装置用ドライバとしてFAXドライ
    バが存在することを特徴とする請求項6記載のアプリケ
    ーションデータファイル参照方式。
  8. 【請求項8】 出力装置用ドライバとしてプリンタドラ
    イバが存在することを特徴とする請求項6記載のアプリ
    ケーションデータファイル参照方式。
  9. 【請求項9】 出力装置用ドライバとしてFAXドライ
    バおよびプリンタドライバが存在することを特徴とする
    請求項6記載のアプリケーションデータファイル参照方
    式。
  10. 【請求項10】 リンクファイルの生成において、HT
    MLのスタイルシート/XMLのスタイルシートを用い
    ることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請
    求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8,ま
    たは請求項9記載のアプリケーションデータファイル参
    照方式。
  11. 【請求項11】 画像品質を含む表示態様をクライアン
    トコンピュータからユーザが指定可能であることを特徴
    とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求
    項5,請求項6,請求項7,請求項8,請求項9,また
    は請求項10記載のアプリケーションデータファイル参
    照方式。
  12. 【請求項12】 インターネット/イントラネットを介
    してクライアントコンピュータ群およびサーバコンピュ
    ータ群が接続されたネットワークシステムにおいて、ア
    プリケーションデータファイルの内容を参照するための
    ファイル参照要求をサーバコンピュータに送信し、当該
    ファイル参照要求に対してサーバコンピュータから送信
    されてくるレスポンスデータに基づいて当該アプリケー
    ションデータファイルの内容のイメージを表示するクラ
    イアントコンピュータ上のWebブラウザが存在するこ
    とを前提として、サーバコンピュータを、クライアント
    コンピュータから送信されてくるファイル参照要求を受
    信し、当該ファイル参照要求に対するレスポンスデータ
    を当該クライアントコンピュータに送信するデータ送受
    信部,前記データ送受信部により受信されたファイル参
    照要求における要求対象のアプリケーションデータファ
    イルに対するアプリケーションを選択し起動するアプリ
    ケーション選択起動部,前記アプリケーション選択起動
    部により起動されたアプリケーションから渡されたアプ
    リケーションデータファイルに基づき中間データファイ
    ルを生成する中間データ作成部,ならびに前記中間デー
    タ作成部により生成された中間データファイルおよび表
    示態様の指定に基づき画像データファイルおよびリンク
    ファイルを生成し、当該リンクファイル・画像データフ
    ァイルをレスポンスデータとして前記データ送受信部に
    送付する画像変換ドライバとして機能させるためのプロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 インターネット/イントラネットを介
    してクライアントコンピュータ群およびサーバコンピュ
    ータ群が接続されたネットワークシステムにおいて、ア
    プリケーションデータファイル自体および当該アプリケ
    ーションデータファイルに対するURL指定データのい
    ずれかを含む当該アプリケーションデータファイルに対
    するファイル参照要求をサーバコンピュータに送信し、
    当該ファイル参照要求に対してサーバコンピュータから
    送信されてくるレスポンスデータに基づいて当該アプリ
    ケーションデータファイルの内容のイメージを表示する
    クライアントコンピュータ上のWebブラウザが存在す
    ることを前提として、サーバコンピュータを、クライア
    ントコンピュータから送信されてくるファイル参照要求
    を受信し、当該ファイル参照要求に対するレスポンスデ
    ータを当該クライアントコンピュータに送信するデータ
    送受信部,前記データ送受信部により受信されたファイ
    ル参照要求に対応するリンクファイル・画像データファ
    イルがキャッシュされているか否かを判定し、キャッシ
    ュされている場合には当該リンクファイル・画像データ
    ファイルをレスポンスデータとして使用するための制御
    を行うキャッシュ確認部,前記データ送受信部により受
    信されたファイル参照要求を解析し、当該ファイル参照
    要求がアプリケーションデータファイルを含むものであ
    るかURL指定データを含むものであるかを判別し、表
    示態様を指定するための制御を行う指示解析部,前記指
    示解析部により「当該ファイル参照要求がURL指定デ
    ータを含むものである」と判定された場合に、当該UR
    L指定データに基づいて当該URLで特定されるアプリ
    ケーションデータファイルをインターネット/イントラ
    ネットを介して取得するデータ取得部,前記データ送受
    信部により受信されたアプリケーションデータファイル
    /前記データ取得部により取得されたアプリケーション
    データファイルに対応するアプリケーションを選択する
    アプリケーション選択部,前記アプリケーション選択部
    により選択されたアプリケーションを起動し、当該アプ
    リケーションに当該アプリケーションデータファイルを
    渡すアプリケーション起動部,前記アプリケーション起
    動部により起動されたアプリケーションから渡されたア
    プリケーションデータファイルをアプリケーションに依
    存せず出力装置に依存しない非依存型データである中間
    データからなる中間データファイルに変換する中間デー
    タ作成部,ならびに前記中間データ作成部により生成さ
    れた中間データファイルに基づき、前記指示解析部によ
    り指定された表示態様に適合するようにした上で、前記
    Webブラウザで表示できる形式のデータである画像デ
    ータからなる画像データファイルと当該画像データファ
    イルに対するリンクファイルとを生成し、当該リンクフ
    ァイル・画像データファイルを記憶装置にキャッシュ
    し、当該リンクファイル・画像データファイルをレスポ
    ンスデータとして前記データ送受信部に送付する画像変
    換ドライバとして機能させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 サーバコンピュータを、請求項13記
    載の機能に代えて/加えて、リンクファイル・画像デー
    タファイルの代わりに中間データファイルがキャッシュ
    されているか否かを判定し、キャッシュされている場合
    には当該中間データファイルを使用するための制御を行
    うキャッシュ確認部,生成した中間データファイルをリ
    ンクファイル・画像データファイルの代わりにサーバコ
    ンピュータ上にキャッシュする中間データ作成部,ファ
    イル参照要求/出力指示データに基づき、画像変換ドラ
    イバおよび出力装置用ドライバ群の中から中間データフ
    ァイルの送付先として適切なドライバを選択するドライ
    バ選択部,ならびにクライアントコンピュータ側でのア
    プリケーションデータファイルの内容の確認後に、当該
    クライアントコンピュータからの出力指示データおよび
    前記ドライバ選択部の選択に基づき、前記中間データ作
    成部により生成されキャッシュされている中間データフ
    ァイルを使用して、当該確認内容を出力するための出力
    装置の制御を行う前記出力装置用ドライバとして機能さ
    せるための請求項13記載のプログラム。
JP2001107862A 2001-04-06 2001-04-06 アプリケーションデータファイル参照方式 Pending JP2002304314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001107862A JP2002304314A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 アプリケーションデータファイル参照方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001107862A JP2002304314A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 アプリケーションデータファイル参照方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304314A true JP2002304314A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18960112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001107862A Pending JP2002304314A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 アプリケーションデータファイル参照方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002304314A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004259184A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Kainoa Technologies Inc 画像合成シミュレーションシステム
WO2007132748A1 (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corporation 情報処理システム、情報処理方法、それらに用いられる装置及びプログラム
CN100437555C (zh) * 2004-08-09 2008-11-26 三星电子株式会社 打印输出图像数据和文本数据的***及方法
JP2010225176A (ja) * 2010-06-16 2010-10-07 Oki Data Corp 印刷システム
JP2010262680A (ja) * 2010-08-24 2010-11-18 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
JP2012060368A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
WO2012070405A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 株式会社 東芝 医用データ生成装置及び医用データ生成方法
JP2014112434A (ja) * 2014-03-07 2014-06-19 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
WO2015151547A1 (ja) * 2014-04-03 2015-10-08 ソニー株式会社 情報処理装置および記録媒体
WO2016039254A1 (ja) * 2014-09-08 2016-03-17 日本電信電話株式会社 アノテーション装置、アノテーション方法、及びアノテーションプログラム
US10740425B2 (en) 2003-03-24 2020-08-11 Sony Corporation Content administration system

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004259184A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Kainoa Technologies Inc 画像合成シミュレーションシステム
US10740425B2 (en) 2003-03-24 2020-08-11 Sony Corporation Content administration system
CN100437555C (zh) * 2004-08-09 2008-11-26 三星电子株式会社 打印输出图像数据和文本数据的***及方法
US9075676B2 (en) 2006-05-12 2015-07-07 Nec Corporation Information processing system, information processing method, and device and program used for the information processing system and the information processing method
WO2007132748A1 (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Corporation 情報処理システム、情報処理方法、それらに用いられる装置及びプログラム
JP2010225176A (ja) * 2010-06-16 2010-10-07 Oki Data Corp 印刷システム
JP2010262680A (ja) * 2010-08-24 2010-11-18 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
JP2012060368A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
WO2012070405A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 株式会社 東芝 医用データ生成装置及び医用データ生成方法
US9665918B2 (en) 2010-11-22 2017-05-30 Toshiba Medical Systems Corporation Medical data generating apparatus and medical data generating method
JP2014112434A (ja) * 2014-03-07 2014-06-19 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび情報処理システム
WO2015151547A1 (ja) * 2014-04-03 2015-10-08 ソニー株式会社 情報処理装置および記録媒体
US10187489B2 (en) 2014-04-03 2019-01-22 Sony Corporation Information processing device and recording medium
WO2016039254A1 (ja) * 2014-09-08 2016-03-17 日本電信電話株式会社 アノテーション装置、アノテーション方法、及びアノテーションプログラム
US10402242B2 (en) 2014-09-08 2019-09-03 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Annotation apparatus, annotation method, and computer-readable recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8005808B2 (en) Information processing apparatus and information processing method
US8484012B2 (en) Information service apparatus and method, information display apparatus and information service system
JP4803874B2 (ja) 印刷装置、ネットワークインターフェース装置、印刷装置の制御方法及び記憶媒体
JP4340566B2 (ja) Webページ生成装置、組み込み装置、Webページ生成の制御方法、Webページ生成プログラム及び記録媒体
US7028102B1 (en) Method and system for presenting information
JP2000224365A (ja) 通信システム
JP4045799B2 (ja) プリントシステム
JP2002014961A (ja) 翻訳システム及び翻訳装置
US20090037812A1 (en) Print server, preview data generating method, and storage medium
US20110161823A1 (en) Information processing system controlling image processing apparatus to display screen information, control method therefor, external control apparatus, information provision apparatus, image processing apparatus, and storage medium storing program
US20050102281A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP2009301289A (ja) 情報処理装置、データ出力システム、データ生成プログラム及びその記録媒体
JP2002304314A (ja) アプリケーションデータファイル参照方式
JPH11353146A (ja) 印刷処理システム
JP2970521B2 (ja) 文書蓄積装置
US20050094176A1 (en) Information-processing apparatus, method, program, and a medium for file operation
WO2010128339A2 (en) Method and apparatus for printing from a mobile device
US20030163517A1 (en) Method and apparatus for decreasing bandwidth for wireless data interchange
US7196803B1 (en) System and method for printing to a printer without the use of a print driver
JPH11203226A (ja) ハイパーテキスト保存装置及びハイパーテキスト保存装置制御プログラムを記憶した媒体
JPH1166051A (ja) 電子文書のファイリング方法および装置
JP2004103008A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2000059421A (ja) データ通信方法、システム及びその装置
JP2004246472A (ja) 文書出力システム、文書出力方法、コンピュータプログラム、記憶媒体、第1の端末、文書処理サブシステム、文書出力装置
US20020188693A1 (en) System and method for requesting service for imaging data to a web service

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050124

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627