JP2002302261A - 貨物搬出補助装置、貨物搬出補助システム、貨物搬出補助方法 - Google Patents

貨物搬出補助装置、貨物搬出補助システム、貨物搬出補助方法

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JP2002302261A
JP2002302261A JP2001101462A JP2001101462A JP2002302261A JP 2002302261 A JP2002302261 A JP 2002302261A JP 2001101462 A JP2001101462 A JP 2001101462A JP 2001101462 A JP2001101462 A JP 2001101462A JP 2002302261 A JP2002302261 A JP 2002302261A
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unloading
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Tomofumi Hirai
倫史 平井
Hiroyuki Kurabayashi
浩行 倉林
Shiori Nakamura
詩織 中村
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Information Services International Dentsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 港湾ターミナルから効率的にコンテナを搬出
することができるように貨物搬出を補助する貨物搬出補
助システムを提供する。 【解決手段】本発明に係る貨物搬出補助システム10
は、港湾ターミナルに設けられた貨物搬出補助装置20
と、搬出者が有する搬出者端末30とがインターネット
40によって接続されて構成される。貨物搬出補助装置
20は、貨物の識別番号とその貨物を詰み込んだコンテ
ナのコンテナ番号とを関連付けて格納する貨物情報DB
23と、搬出者端末30から送信される搬出予定情報を
受信する搬出予定情報受信手段21と、搬出予定情報受
信手段21によって受信した搬出予定情報に基づいて、
所定の期間内に搬出されると判定された貨物を詰み込ん
だコンテナを貨物情報DB23から抽出し、そのコンテ
ナを港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤー
ドRYに移動することを指示するコンテナ移動指示手段
22と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾ターミナルに
ストックされた貨物の搬出を補助する貨物搬出補助装
置、貨物搬出補助システム、貨物搬出補助方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテナ船から陸揚げされた(輸
入)貨物は、港湾ターミナル内のコンテナヤードにスト
ックされる。そして、税関による通関手続きがなされ、
その貨物の輸入が許可された後に、貨物の搬出者である
荷主は、コンテナを運搬する車両を港湾ターミナルに向
かわせ、貨物を搬出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】貨物が詰み込まれたコ
ンテナは、港湾ターミナル内において、そのコンテナを
運搬してきたコンテナ船ごとにまとめられ、何段にも積
み重ねられるのが一般的であった。このため、荷主(貨
物の搬出者)がコンテナを搬出にきた場合に、搬出した
いコンテナをピックアップするために他のコンテナを移
動させなければならないという事態がしばしば生じてい
た。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決し、港湾
ターミナルから効率的にコンテナを搬出することができ
るように貨物搬出を補助する貨物搬出補助装置、貨物搬
出補助システム、貨物搬出補助方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る貨物搬出補
助装置は、港湾ターミナルにストックされた貨物の搬出
を補助する貨物搬出補助装置であって、貨物の搬出者が
有する搬出者端末から送信されるコンテナ番号及びその
コンテナ番号を有するコンテナの搬出予定日時に関する
搬出予定情報を受信する搬出予定情報受信手段と、搬出
予定情報受信手段によって受信した搬出予定情報に基づ
いて、所定の期間内に搬出されると判定されたコンテナ
を、港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤー
ドに移動することを指示するコンテナ移動指示手段と、
を備えることを特徴とする。
【0006】本発明に係る貨物搬出補助装置は搬出予定
情報受信手段を有し、コンテナの搬出者が有する搬出者
端末から送信される搬出予定情報を受信する。そして、
コンテナ移動指示手段は、搬出予定情報受信手段によっ
て受信した搬出予定情報に基づいて、現時点から所定の
期間(例えば、翌日など)内に搬出されると判定された
コンテナをコンテナ搬出用ヤードに移動することを指示
する。これにより、所定期間内に搬出されるコンテナを
コンテナ搬出用ヤードにまとめておくことができ、効率
的にコンテナを搬出することができる。
【0007】また、本発明に係る貨物搬出補助装置は、
港湾ターミナルにストックされた貨物の搬出を補助する
貨物搬出補助装置であって、貨物の識別番号とその識別
番号によって特定される貨物を詰み込んだコンテナのコ
ンテナ番号とを関連付けて格納する貨物情報格納手段
と、貨物の搬出者が有する搬出者端末から送信される、
貨物の識別番号及びその識別番号によって特定される貨
物の搬出予定日時に関する搬出予定情報を受信する搬出
予定情報受信手段と、搬出予定情報受信手段によって受
信した搬出予定情報に基づいて、所定の期間内に搬出さ
れると判定された貨物を詰み込んだコンテナのコンテナ
番号を貨物情報格納手段から抽出し、コンテナ番号を有
するコンテナを港湾ターミナル内に設けられたコンテナ
搬出用ヤードに移動することを指示するコンテナ移動指
示手段と、を備えることを特徴としても良い。
【0008】また、本発明に係る貨物搬出補助装置は搬
出予定情報受信手段を有し、コンテナの搬出者が有する
搬出者端末から送信される搬出予定情報を受信する。そ
して、コンテナ移動指示手段は、搬出予定情報受信手段
によって受信した搬出予定情報に基づいて、現時点から
所定の期間(例えば、翌日など)内に搬出されると判定
された貨物を詰み込んだコンテナのコンテナ番号を貨物
情報格納手段から抽出し、当該コンテナ番号を有するコ
ンテナをコンテナ搬出用ヤードに移動することを指示す
る。これにより、搬出予定情報受信手段によって搬出予
定情報を受信することにより、所定期間内に搬出される
貨物を詰み込んだコンテナをコンテナ搬出用ヤードにま
とめておくことができ、効率的にコンテナを搬出するこ
とができる。
【0009】また、上記貨物搬出補助装置において、コ
ンテナ移動指示手段は、コンテナ搬出用ヤードにコンテ
ナを平積みするよう指示することを特徴としても良い。
【0010】このようにコンテナ搬出用ヤードにコンテ
ナを平積み、すなわち、コンテナを積み重ねないで載置
するよう指示することにより、搬出者がコンテナの搬出
に来た際に所望のコンテナを容易にピックアップするこ
とができる。
【0011】また、上記貨物搬出補助装置において、コ
ンテナ移動指示手段は、コンテナの搬出予定情報に基づ
いて、搬出される順にコンテナをコンテナ搬出用ヤード
に載置するよう指示することを特徴としても良い。
【0012】このように搬出予定情報に基づいて、例え
ば、先に搬出されるコンテナを後に搬出されるコンテナ
の上に重ねるなどして、搬出される順にコンテナを載置
するよう指示することにより、搬出者がコンテナの搬出
に来た際に所望のコンテナを容易にピックアップするこ
とができると共に、コンテナを積み重ねることができ、
コンテナ搬出用ヤードのスペースを有効に活用すること
ができる。
【0013】また、上記貨物搬出補助装置は、コンテナ
移動指示手段からの指示に基づいて、コンテナを搬出用
ヤードに移動させるコンテナ移動手段をさらに備えるこ
とを特徴としても良い。
【0014】このようにコンテナ移動指示手段からの指
示に基づいてコンテナを移動するコンテナ移動手段を有
することにより、コンテナの搬出予定情報を搬出予定情
報受信手段によって受信すると、コンテナ搬出用ヤード
に効率的にコンテナを移動させることができる。
【0015】また、上記貨物搬出補助装置は、貨物を詰
み込んだコンテナの動静に関するコンテナ動静情報を格
納するコンテナ動静情報格納手段と、コンテナ動静情報
格納手段に格納されたコンテナ情報を抽出し、抽出され
たコンテナ動静情報を搬出者端末に送信するコンテナ動
静情報送信手段と、をさらに備えることを特徴としても
良い。
【0016】コンテナ動静情報をコンテナ動静情報格納
手段に格納しておき、コンテナ動静情報格納手段から抽
出されるコンテナ動静情報をコンテナ動静情報送信手段
によって搬入者端末に送信する。これにより、送信され
たコンテナ動静情報を搬出者端末において表示すれば、
搬入者はコンテナ動静情報に基づいて、コンテナの搬出
予定情報を入力することができる。ここで、「コンテナ
動静情報」とは、コンテナがコンテナ船に載っているの
か、又は港湾ターミナル内にあるのかを表すコンテナの
現在位置の情報や、通関手続きが完了しているか否かを
表すコンテナの処理情報などを含む。
【0017】また、上記貨物搬出補助装置は、搬出予定
情報受信手段によって貨物の搬出予定情報を受信する
と、搬出者端末に港湾ターミナルへの入場を許可する入
場許可情報をバーコード情報として搬出者端末に送信す
る入場許可情報送信手段をさらに備えることを特徴とし
ても良い。
【0018】このように入場許可情報送信手段を備え、
港湾ターミナルへの入場を許可する入場許可情報を搬出
者端末に送信することにより、貨物の搬出者は入場許可
情報をあらかじめ取得でき、港湾ターミナルへの入場を
円滑に行うことができる。さらに、入場許可情報には、
どの貨物又はコンテナを搬出するための入場許可である
かを示す情報が含まれていることが好ましい。これによ
り、その貨物又はコンテナがすでに搬出されてしまって
いる場合には、港湾ターミナルへ入場できなくすること
ができる。なお、入場許可の情報は、バーコード情報で
あるので第三者に読み取られる危険を低減できると共
に、バーコード情報をバーコードリーダに読み取らせる
ことにより、容易に港湾ターミナルに入場できる。
【0019】本発明に係る貨物搬出補助システムは、上
記貨物搬出補助装置と、貨物搬出補助装置にインターネ
ットを介して接続されると共に、貨物の搬出者が、搬出
予定情報を入力するための搬出者端末と、を備え、搬出
者端末は、入力された搬出予定情報を貨物搬出補助装置
に送信することを特徴とする。
【0020】このように、貨物搬出補助装置と搬出者が
有する搬出者端末とがインターネットを介して接続され
ることにより、貨物の搬出者は、搬出者端末によってコ
ンテナ動静情報を受信したり、コンテナの搬出予定情報
を入力したりすることができる。
【0021】本発明に係る貨物搬出補助方法は、港湾タ
ーミナルにストックされた貨物の搬出を補助する貨物搬
出補助方法であって、貨物の搬出者が有する搬出者端末
から送信されるコンテナ番号及びそのコンテナ番号を有
するコンテナの搬出予定日時に関する搬出予定情報を受
信する搬出予定情報受信ステップと、搬出予定情報受信
ステップにおいて受信した搬出予定情報に基づいて、所
定の期間内に搬出されると判定されたコンテナを、港湾
ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤードに移動
することを指示するコンテナ移動指示ステップと、を備
えることを特徴とする。
【0022】本発明に係る貨物搬出補助方法は搬出予定
情報受信ステップを有し、コンテナの搬出者が有する搬
出者端末から送信される搬出予定情報を受信する。そし
て、コンテナ移動指示ステップでは、搬出予定情報受信
ステップにおいて受信した搬出予定情報に基づいて、現
時点から所定の期間(例えば、翌日など)内に搬出され
ると判定されたコンテナをコンテナ搬出用ヤードに移動
することを指示する。これにより、所定期間内に搬出さ
れるコンテナをコンテナ搬出用ヤードにまとめておくこ
とができ、効率的にコンテナを搬出することができる。
【0023】また、本発明に係る貨物搬出補助方法は、
港湾ターミナルにストックされた貨物の搬出を補助する
貨物搬出補助方法であって、貨物の識別番号とその識別
番号によって特定される貨物を詰み込んだコンテナのコ
ンテナ番号とを関連付けて貨物情報格納手段にあらかじ
め格納させておき、貨物の搬出者が有する搬出者端末か
ら送信される、貨物の識別番号及びその識別番号によっ
て特定される貨物の搬出予定日時に関する搬出予定情報
を受信する搬出予定情報受信ステップと、搬出予定情報
受信ステップにおいて受信した搬出予定情報に基づい
て、所定の期間内に搬出されると判定された貨物を詰み
込んだコンテナのコンテナ番号を貨物情報格納手段から
抽出し、コンテナ番号を有するコンテナを港湾ターミナ
ル内に設けられたコンテナ搬出用ヤードに移動すること
を指示するコンテナ移動指示ステップと、を備えること
を特徴としても良い。
【0024】また、本発明に係る貨物搬出補助方法は搬
出予定情報受信ステップを有し、コンテナの搬出者が有
する搬出者端末から送信される搬出予定情報を受信す
る。そして、コンテナ移動指示ステップでは、搬出予定
情報受信ステップにおいて受信した搬出予定情報に基づ
いて、現時点から所定の期間(例えば、翌日など)内に
搬出されると判定された貨物を詰み込んだコンテナのコ
ンテナ番号を貨物情報格納手段から抽出し、当該コンテ
ナ番号を有するコンテナをコンテナ搬出用ヤードに移動
することを指示する。これにより、搬出予定情報受信ス
テップにおいて搬出予定情報を受信することにより、所
定期間内に搬出される貨物を詰み込んだコンテナをコン
テナ搬出用ヤードにまとめておくことができ、効率的に
コンテナを搬出することができる。
【0025】上記貨物搬出補助方法において、コンテナ
移動指示ステップでは、コンテナ搬出用ヤードにコンテ
ナを平積みするよう指示することを特徴としても良い。
【0026】このようにコンテナ搬出用ヤードにコンテ
ナを平積み、すなわち、コンテナを積み重ねないで載置
するよう指示しておくことにより、搬出者がコンテナの
搬出に来た際に所望のコンテナを容易にピックアップす
ることができる。
【0027】上記貨物搬出補助方法において、コンテナ
移動指示ステップでは、コンテナの搬出予定情報に基づ
いて、搬出される順にコンテナをコンテナ搬出用ヤード
に載置するよう指示することを特徴としても良い。
【0028】このように搬出予定情報に基づいて、例え
ば、先に搬出されるコンテナを後に搬出されるコンテナ
の上に重ねるなどして、搬出される順にコンテナを載置
するよう指示することにより、荷主がコンテナの搬出に
来た際に所望のコンテナを容易にピックアップすること
ができると共に、コンテナを積み重ねることができ、コ
ンテナ搬出用ヤードのスペースを有効に活用することが
できる。
【0029】上記貨物搬出補助方法は、コンテナ移動指
示ステップにおける指示に基づいて、コンテナを搬出用
ヤードに移動させるコンテナ移動ステップをさらに備え
ることを特徴としても良い。
【0030】このようにコンテナ移動指示ステップにお
ける指示に基づいてコンテナを移動するコンテナ移動ス
テップを有することにより、搬出予定情報受信ステップ
においてコンテナの搬出予定情報を受信すると、コンテ
ナ搬出用ヤードに効率的にコンテナを移動させることが
できる。
【0031】上記貨物搬出補助方法は、貨物を詰み込ん
だコンテナの動静に関するコンテナ動静情報をあらかじ
めコンテナ動静情報格納手段に格納させておき、コンテ
ナ動静情報格納手段に格納されたコンテナ情報を抽出
し、抽出されたコンテナ動静情報を搬出者端末に送信す
るコンテナ動静情報送信ステップをさらに備えることを
特徴としても良い。
【0032】コンテナ動静情報をあらかじめコンテナ動
静情報格納手段に格納させておき、コンテナ動静情報送
信ステップにおいて搬入者端末にコンテナ動静情報を送
信する。これにより、送信されたコンテナ動静情報を搬
出者端末において表示すれば、搬入者はコンテナ動静情
報に基づいて、コンテナの搬出予定情報を入力すること
ができる。
【0033】上記貨物搬出補助方法は、搬出予定情報受
信ステップにおいて貨物の搬出予定情報を受信した際
に、搬出者端末に港湾ターミナルへの入場を許可する入
場許可情報をバーコード情報として搬出者端末に送信す
る入場許可情報送信ステップをさらに備えることを特徴
としても良い。
【0034】このように入場許可情報送信ステップを備
え、港湾ターミナルへの入場を許可する入場許可情報を
搬出者端末に送信することにより、貨物の搬出者は入場
許可情報をあらかじめ取得でき、港湾ターミナルへの入
場を円滑に行うことができる。さらに、入場許可情報に
は、どの貨物又はコンテナを搬出するための入場許可で
あるかを示す情報が含まれていることが好ましい。これ
により、その貨物又はコンテナがすでに搬出されてしま
っている場合には、港湾ターミナルへ入場できなくする
ことができる。なお、入場許可の情報は、バーコード情
報であるので第三者に読み取られる危険を低減できると
共に、バーコード情報をバーコードリーダに読み取らせ
ることにより容易に港湾ターミナルに入場できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明に係る貨
物搬出補助システムの好適な実施形態について詳細に説
明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0036】図1は、貨物搬出補助システム10の構成
を示すブロック図である。貨物搬出補助システム10
は、港湾ターミナルに設けられた貨物搬出補助装置20
と、貨物搬出補助装置20にインターネット40を介し
て接続された搬出者端末30と、を備えている。
【0037】貨物搬出補助装置20は、搬出者端末30
から送信される搬出予定情報を受信する搬出者情報受信
手段と、搬出予定情報受信手段21によって受信した貨
物の搬出予定情報に基づいてコンテナをコンテナ搬出用
ヤードRYに移動することを指示するコンテナ移動指示
手段22と、コンテナ移動指示手段22に接続された貨
物情報データベース(以下、「貨物情報DB」という)
23と、を有している。また、貨物搬出補助装置20
は、コンテナ動静情報を格納したコンテナ動静情報デー
タベース(以下、「コンテナ動静情報DB」という)2
5と、コンテナ動静情報DB25からコンテナ動静情報
を抽出し、搬出者端末30に送信するコンテナ動静情報
送信手段24と、を有している。さらに、貨物搬出補助
装置20は、コンテナ移動指示手段22によってコンテ
ナ移動の指示がなされると、コンテナの搬出のために港
湾ターミナルに入場することを許可する入場許可情報を
搬出者端末30に送信する入場許可情報送信手段26を
有している。
【0038】次に、貨物搬出補助装置20を構成する各
要素について詳しく説明する。
【0039】搬出予定情報受信手段21は、搬出者端末
30から送信される搬出予定情報を受信する機能を有す
る。ここで、「搬出予定情報」とは、搬出する貨物の識
別番号及びその貨物を搬出する搬出予定日時に関する情
報である。搬出予定情報受信手段21は、搬出者端末3
0から送信された搬出予定情報を受信すると、受信した
搬出予定情報をコンテナ移動指示手段22に入力する機
能を有する。
【0040】貨物情報DB23は、貨物がどのコンテナ
に詰み込まれているかを示す情報を格納したデータベー
スである。図3は、貨物情報DB23に格納されたデー
タの例を示す図である。貨物情報DB23には、「B/
L」、「コンテナ番号」及び「搬出予定日時」の情報が
格納されている。「B/L」とは、船荷証券(Bill of
Lading)であり、貨物を識別する識別番号である。「コ
ンテナ番号」は、B/Lによって識別される貨物が詰み
込まれているコンテナを特定するコンテナ番号である。
「搬出予定日時」は、貨物又は貨物を詰み込んだコンテ
ナを搬出する搬出予定日時を示す情報である。この搬出
予定日時は、搬出予定情報受信手段21によって受信し
た搬出予定情報に基づいて更新される。
【0041】コンテナ移動指示手段22は、搬出予定情
報受信手段21から入力された搬出予定情報に基づい
て、港湾ターミナル内のコンテナをコンテナ搬出用ヤー
ドRYに移動するよう指示する機能を有する。ここで、
港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤードR
Yについて説明する。図2は、港湾ターミナルの例を示
す図である。図2に示されるように、港湾ターミナル
は、コンテナ船CSが停泊する海側の一定の区域がゲー
トによって仕切られて形成されている。港湾ターミナル
は、コンテナを集積するコンテナヤードCYを有し、コ
ンテナヤードCYには、コンテナをストックしておくス
トレージヤードSYと、搬出予定のコンテナを載置する
コンテナ搬出用ヤードRYとが設けられている。複数設
けられたそれぞれのストレージヤードSYには、そのコ
ンテナが積み込まれる(又は、積み込まれていた)コン
テナ船CSごとに仕分けされてコンテナがストックされ
る。
【0042】コンテナ移動指示手段22は、ストレージ
ヤードSYにストックされたコンテナをコンテナ搬出用
ヤードRYに移動するよう指示する機能を有する。具体
的には、搬出予定情報受信手段21によって入力された
搬出予定情報の搬出予定日時に基づいて、あらかじめ定
められた所定の期間(本実施形態においては、1週間と
する)内にコンテナが搬出される予定であるか否かを判
定する。そして、貨物が所定の期間内に搬出される予定
である場合には、当該貨物を詰み込んだコンテナのコン
テナ番号を貨物情報DB23から抽出し、当該コンテナ
番号を有するコンテナをコンテナ搬出用ヤードRYに移
動するよう指示する。
【0043】コンテナ動静情報DB25は、コンテナ動
静情報を格納するデータベースである。コンテナ動静情
報とは、コンテナが現在ある場所を表す情報や、コンテ
ナが通関手続き完了しているか否かを表す情報である。
図4は、コンテナ動静情報DB25に格納されたデータ
の例を示す図である。図4に示されるように、コンテナ
動静情報DB25には、「B/L」「通関情報」「コン
テナ番号」「コンテナ所在場所」の各情報が格納されて
いる。「B/L」及び「コンテナ番号」は、図3に示す
貨物情報DB23に格納された「B/L」「コンテナ番
号」と同じである。「通関情報」は、B/Lによって特
定される貨物について通関手続きが完了しているか否か
を示す情報である。「OK」の場合は、通関手続きが完
了し、貨物を輸入することが税関によって許可されてい
ることを示す。「NG」の場合は、通関手続きが行われ
ていないか、あるいは通関手続きを行った結果、貨物の
輸入が許可されなかったことを示す。「コンテナ所在場
所」は、コンテナが現在どこにあるかを示す情報であ
る。なお、コンテナ動静情報DB25に格納されるコン
テナ動静情報は、海上貨物の輸入通関手続きを処理する
システムから取得すること好ましい。
【0044】コンテナ動静情報送信手段24は、コンテ
ナ動静情報DB25に格納されたコンテナ動静情報を抽
出し、搬出者端末30に送信する機能を有する。コンテ
ナ動静情報送信手段24は、荷主に対して、当該荷主が
所有するコンテナについてのコンテナ動静情報を送信す
ることとしても良いし、搬出者端末30からのアクセス
に応じて指定されたコンテナのコンテナ動静情報を送信
することとしても良い。
【0045】入場許可情報送信手段26は、港湾ターミ
ナルへの入場を許可するための情報を搬出者端末30に
送信する機能を有する。入場許可情報は、例えば、搬出
する貨物のB/L情報であり、入場許可情報送信手段2
6は、入場許可情報をバーコードの形式に変換して搬出
者端末30に送信する。
【0046】搬出者端末30は、貨物の搬出者が所有す
る端末であり、貨物搬出補助装置20とインターネット
40によって接続されている。貨物搬出補助装置20に
は複数の搬出者(荷主)のそれぞれが所有する複数の搬
出者端末30が接続されている。搬出者端末30は、搬
出予定情報を入力させると共に、入力された搬出予定情
報を貨物搬出補助装置20に送信する機能を有する。ま
た、搬出者端末30は、貨物搬出補助装置20から送信
されたコンテナ動静情報や、入場許可情報を出力する機
能を有する。
【0047】次に、実施形態に係る貨物搬出補助システ
ム10の動作について説明すると共に、併せて貨物搬出
補助方法の実施形態について説明する。
【0048】図5は、貨物搬出補助システム10の動作
を示すフローチャートである。まず、貨物搬出補助装置
20のコンテナ動静情報送信手段24は、コンテナ動静
情報DB25からコンテナ動静情報を抽出し、搬出者端
末30にコンテナ動静情報を送信する(S10)。そし
て、それぞれの搬出者端末30は、貨物搬出補助装置2
0から送信されたコンテナ動静情報を受信すると、受信
したコンテナ動静情報を画面表示又はプリントアウトな
どの方法で出力する(S12)。
【0049】次に、貨物の受け取りを希望する搬出者
は、搬出者端末30から出力されたコンテナ動静情報を
参照して、搬出する貨物のB/L、その貨物を搬出する
予定日(搬出予定情報)を搬出者端末30に入力する。
搬出者端末30は入力された搬出予定情報を、貨物搬出
補助装置20に送信する(S14)。貨物搬出補助装置
20は、搬出者端末30から送信された搬出予定情報を
搬出予定情報受信手段21によって受信する(S16)
と、受信した搬出予定情報をコンテナ移動指示手段22
に入力する。コンテナ移動指示手段22は、搬出予定情
報受信手段21によって入力された搬出予定情報に基づ
いて、搬出予定日時が現時点から所定の期間以内である
か否かを判定し(S18)、貨物が所定の時間以内に搬
出されると判定された場合には、その貨物を詰み込んだ
コンテナのコンテナ番号を貨物情報DB23から抽出し
(S20)、当該コンテナをコンテナ搬出用ヤードRY
に移動することを指示する(S22)。このコンテナ移
動指示手段22の動作について、具体例をあげて説明す
る。ここでは、B/Lが1001の貨物を3月6日(現
時点は3月1日とする)に搬出予定であることが搬出予
定情報として、コンテナ移動指示手段22に入力された
とする。現時点は3月1日であるので、搬出予定日時が
3月6日の貨物は搬出予定日時が現時点から1週間以内
であると判定される。従って、搬出予定情報として入力
された当該貨物のB/L(1001)に基づいて、その
貨物が詰み込まれているコンテナ番号を貨物情報DB2
3から抽出する。貨物情報DB23(図3)を参照し
て、B/Lが1001の貨物は、コンテナ番号1212
12〜121214の3個のコンテナに詰み込まれてい
るという情報が抽出される。そして、コンテナ移動指示
手段22は、抽出されたコンテナ番号(121212〜
121214)を有するコンテナをコンテナ搬出用ヤー
ドRYに移動することを引き取り予定日の前日に指示す
る。なお、コンテナ移動指示手段22による指示の方法
は、例えば、コンテナ移動指示書をプリントアウトする
ことによって実現することができる。
【0050】また、コンテナ移動指示手段22によるコ
ンテナの移動指示においては、コンテナをコンテナ搬出
用ヤードRYに平積みするよう指示することが好まし
い。これにより、搬出者はコンテナ搬出用ヤードRYに
載置されたコンテナを容易に搬出することができる。
【0051】次に、貨物搬出補助装置20は、入場許可
情報送信手段26によって、港湾ターミナルへの入場を
許可する入場許可情報を搬出者端末30に送信する(S
24)。そして、搬出者端末30は、貨物搬出補助装置
20から送信された入場許可情報を受信する(S2
6)。これにより、受信した入場許可情報を搬出者端末
30によって出力させることにより、搬出者は出力され
た入場許可情報を港湾ターミナルで提示して、貨物搬出
時に容易に港湾ターミナルに入場することができる。ま
た、入場許可情報は、バーコード情報に変換して送信さ
れることが好ましい。これにより、第三者に入場許可情
報を読み取られる危険を低減できると共に、港湾ターミ
ナルにおいてそのバーコード情報を読み取らせることに
よって、貨物の搬出者は効率的に港湾ターミナル内に入
場することができる。
【0052】以上で、貨物搬出補助システム10の貨物
搬出補助の動作は終了する。
【0053】本実施形態に係る貨物搬出補助装置20は
搬出予定情報受信手段21を有し、搬出予定情報をそれ
ぞれの貨物搬出者が有する搬出者端末30から送信され
る搬出予定情報を受信する。そして、コンテナ移動指示
手段22は、受信した搬出予定情報に基づいて、所定の
期間内に搬出されるコンテナをコンテナ搬出用ヤードR
Yに移動するよう指示する。これにより、コンテナ搬出
用ヤードRYに搬出されるコンテナをまとめておくこと
により、コンテナの搬出を効率的に行うことができる。
さらに、コンテナ移動指示手段22は、コンテナ搬出用
ヤードRYに、それぞれの搬出者のコンテナごとに載置
するよう指示すれば、貨物搬出の一層の効率化を図るこ
とができる。
【0054】また、コンテナ移動指示手段22は、コン
テナ搬出用ヤードRYにコンテナを平積み、すなわち、
コンテナを積み重ねないで載置するよう指示することに
より、コンテナの搬出に来た搬出者は、所望のコンテナ
を容易にピックアップすることができる。
【0055】また、貨物搬出補助装置20はコンテナ動
静情報DB25を有し、海上貨物の輸入通関手続きを処
理するシステムから取得したコンテナ動静情報を格納し
ている。そして、コンテナ動静情報送信手段24によっ
てコンテナ動静情報を搬出者端末30に送信することに
より、搬出者端末30においてコンテナ動静情報を出力
することができ、搬出者は、いつコンテナが港湾ターミ
ナルに載置されたか、コンテナの通関手続きは完了して
いるか等ついての情報をリアルタイムに取得することが
できる。これにより、搬出者は、効率良く貨物の搬出予
定日を選択し、搬出予定情報を入力することができる。
【0056】また、貨物搬出補助装置20は入場許可情
報送信手段26を有し、港湾ターミナルへの入場許可情
報を搬出者端末30に送信するので、搬出者端末30か
ら入場許可情報を出力し、出力された入場許可情報を貨
物搬出時に港湾ターミナルに持っていくことにより、効
率的に港湾ターミナルに入場することができる。
【0057】本実施形態に係る貨物搬出補助システム1
0は、上記の貨物搬出補助装置20と、搬出者端末30
とがインターネット40によって接続されており、上記
の貨物搬出補助装置20と同様に、コンテナの搬出を効
率的に行うことができる等の効果が得られる。
【0058】さらに、貨物搬出補助システム10は、貨
物搬出補助装置20がそれぞれの荷主が有する搬出者端
末30とインターネット40によって接続されているこ
とにより、各荷主に対してコンテナ移動手数料等の請求
データを送信するサービスや、コンテナを港湾ターミナ
ルから搬出した履歴を送信するサービスを行うことがで
きる。これにより、荷主は履歴情報によって、貨物の搬
出に向かった作業員がいつコンテナを搬出したかを確認
したり、未搬出のコンテナが残っていないか等を容易に
確認することができる。
【0059】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0060】上記実施形態においては、搬出予定情報と
して貨物を特定するB/Lとその貨物の搬出予定日を搬
出者端末30から受信することとしているが、搬出予定
情報はコンテナを特定するコンテナ番号とそのコンテナ
の搬出予定日に関する情報であっても良い。このよう
に、搬出予定情報としてコンテナ番号を指定した場合に
は、コンテナ移動手段は、搬出予定日が所定期間内であ
るか判定し、搬出予定日が所定期間内である場合には、
そのコンテナの移動を指示することができるので、B/
Lからコンテナ番号を抽出するという処理を省略するこ
とができる。
【0061】上記実施形態においては、搬出予定情報受
信手段21によって受信した搬出予定情報は、コンテナ
移動指示手段22に入力され、コンテナ移動指示手段2
2によって搬出予定情報に基づく処理が行われるが、搬
出予定情報受信手段21によって受信した搬出予定情報
を一旦貨物情報DB23に格納することとし、コンテナ
移動指示手段22は定期的(例えば1日おき)に貨物情
報DB23を参照して、各貨物又はコンテナの搬出予定
日をチェックして、搬出予定日がそのチェックの時点か
ら所定期間内であると判定された場合に、そのコンテナ
の移動の指示をすることとしても良い。
【0062】また、上記コンテナ移動指示手段22は、
コンテナ搬出用ヤードRYにコンテナを平積みして載置
するよう指示することとしているが、コンテナ移動指示
手段22は、コンテナを搬出日に基づいて載置するよう
指示することとしても良い。図6は、搬出日に基づいて
コンテナを載置した例を示す図である。図6に示すよう
にコンテナを2段に積み上げる場合には、搬出日の早い
コンテナが上段にくるようにコンテナを載置する。この
ようにコンテナを載置することとすれば、下段にあるコ
ンテナの搬出者が来るときには、上段のコンテナは搬出
されてなくなっているので、円滑にコンテナを搬出する
ことができる。また、このように載置することにより、
平積みする場合に比べてコンテナ搬出用ヤードRYを効
率良く利用することができる。
【0063】また、コンテナ移動指示手段22に接続さ
れるコンテナ移動手段を有し、コンテナ移動指示手段2
2による指示に基づいて、コンテナを移動させることと
しても良い。コンテナ移動手段は、コンテナヤードCY
内に設けられた荷役装置などによって構成される。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、搬出者端末から送信さ
れた搬出予定情報に基づいて、現時点から所定の期間内
に搬出されると判定されたコンテナをコンテナ搬出用ヤ
ードに移動することを指示する。これにより、所定期間
(例えば、翌日など)内に搬出されるコンテナをコンテ
ナ搬出用ヤードにまとめておくことができ、効率的にコ
ンテナを搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る貨物搬出補助システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】港湾ターミナルを示す図である。
【図3】貨物情報データベースに格納されたデータの例
を示す図である。
【図4】コンテナ動静情報データベースに格納されたデ
ータの例を示す図である。
【図5】貨物搬出補助システムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】コンテナ搬出用ヤードに載置されたコンテナの
例を示す図である。
【符号の説明】 10…貨物搬出補助システム、20…貨物搬出補助装
置、21…搬出予定情報受信手段、22…コンテナ移動
指示手段、23…貨物情報データベース、24…コンテ
ナ動静情報送信手段、25…コンテナ動静情報データベ
ース、26…入場許可情報送信手段、30…搬出者端
末、40…インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 詩織 東京都中野区中野4丁目11番10号 株式会 社電通国際情報サービス内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 港湾ターミナルにストックされた貨物の
    搬出を補助する貨物搬出補助装置であって、 貨物の搬出者が有する搬出者端末から送信されるコンテ
    ナ番号及びそのコンテナ番号を有するコンテナの搬出予
    定日時に関する搬出予定情報を受信する搬出予定情報受
    信手段と、 前記搬出予定情報受信手段によって受信した搬出予定情
    報に基づいて、所定の期間内に搬出されると判定された
    コンテナを、港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬
    出用ヤードに移動することを指示するコンテナ移動指示
    手段と、 を備えることを特徴とする貨物搬出補助装置。
  2. 【請求項2】 港湾ターミナルにストックされた貨物の
    搬出を補助する貨物搬出補助装置であって、 貨物の識別番号とその識別番号によって特定される貨物
    を詰み込んだコンテナのコンテナ番号とを関連付けて格
    納する貨物情報格納手段と、 貨物の搬出者が有する搬出者端末から送信される、貨物
    の識別番号及びその識別番号によって特定される貨物の
    搬出予定日時に関する搬出予定情報を受信する搬出予定
    情報受信手段と、 前記搬出予定情報受信手段によって受信した搬出予定情
    報に基づいて、所定の期間内に搬出されると判定された
    貨物を詰み込んだコンテナのコンテナ番号を貨物情報格
    納手段から抽出し、前記コンテナ番号を有するコンテナ
    を港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤード
    に移動することを指示するコンテナ移動指示手段と、 を備えることを特徴とする貨物搬出補助装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテナ移動指示手段は、前記コン
    テナ搬出用ヤードに前記コンテナを平積みするよう指示
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の貨物搬出
    補助装置。
  4. 【請求項4】 前記コンテナ移動指示手段は、前記コン
    テナの搬出予定情報に基づいて、搬出される順に前記コ
    ンテナを前記コンテナ搬出用ヤードに載置するよう指示
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の貨物搬出
    補助装置。
  5. 【請求項5】 前記コンテナ移動指示手段からの指示に
    基づいて、コンテナを搬出用ヤードに移動させるコンテ
    ナ移動手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の貨物搬出補助装置。
  6. 【請求項6】 貨物を詰み込んだコンテナの動静に関す
    るコンテナ動静情報を格納するコンテナ動静情報格納手
    段と、 前記コンテナ動静情報格納手段に格納されたコンテナ情
    報を抽出し、抽出されたコンテナ動静情報を前記搬出者
    端末に送信するコンテナ動静情報送信手段と、をさらに
    備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の貨物搬出補助装置。
  7. 【請求項7】 前記搬出予定情報受信手段によって貨物
    の搬出予定情報を受信すると、前記搬出者端末に港湾タ
    ーミナルへの入場を許可する入場許可情報をバーコード
    情報として前記搬出者端末に送信する入場許可情報送信
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の貨物搬出補助装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の貨
    物搬出補助装置と、 前記貨物搬出補助装置にインターネットを介して接続さ
    れると共に、貨物の搬出者が、前記搬出予定情報を入力
    するための搬出者端末と、 を備え、 前記搬出者端末は、入力された搬出予定情報を前記貨物
    搬出補助装置に送信することを特徴とする貨物搬出補助
    システム。
  9. 【請求項9】 港湾ターミナルにストックされた貨物の
    搬出を補助する貨物搬出補助方法であって、 貨物の搬出者が有する搬出者端末から送信されるコンテ
    ナ番号及びそのコンテナ番号を有するコンテナの搬出予
    定日時に関する搬出予定情報を受信する搬出予定情報受
    信ステップと、 前記搬出予定情報受信ステップにおいて受信した搬出予
    定情報に基づいて、所定の期間内に搬出されると判定さ
    れたコンテナを、港湾ターミナル内に設けられたコンテ
    ナ搬出用ヤードに移動することを指示するコンテナ移動
    指示ステップと、 を備えることを特徴とする貨物搬出補助方法。
  10. 【請求項10】 港湾ターミナルにストックされた貨物
    の搬出を補助する貨物搬出補助方法であって、 貨物の識別番号とその識別番号によって特定される貨物
    を詰み込んだコンテナのコンテナ番号とを関連付けて貨
    物情報格納手段にあらかじめ格納させておき、 貨物の搬出者が有する搬出者端末から送信される、貨物
    の識別番号及びその識別番号によって特定される貨物の
    搬出予定日時に関する搬出予定情報を受信する搬出予定
    情報受信ステップと、 前記搬出予定情報受信ステップにおいて受信した搬出予
    定情報に基づいて、所定の期間内に搬出されると判定さ
    れた貨物を詰み込んだコンテナのコンテナ番号を貨物情
    報格納手段から抽出し、前記コンテナ番号を有するコン
    テナを港湾ターミナル内に設けられたコンテナ搬出用ヤ
    ードに移動することを指示するコンテナ移動指示ステッ
    プと、 を備えることを特徴とする貨物搬出補助方法。
  11. 【請求項11】 前記コンテナ移動指示ステップでは、
    前記コンテナ搬出用ヤードに前記コンテナを平積みする
    よう指示することを特徴とする請求項9又は10に記載
    の貨物搬出補助方法。
  12. 【請求項12】 前記コンテナ移動指示ステップでは、
    前記コンテナの搬出予定情報に基づいて、搬出される順
    に前記コンテナを前記コンテナ搬出用ヤードに載置する
    よう指示することを特徴とする請求項9又は10に記載
    の貨物搬出補助方法。
  13. 【請求項13】 前記コンテナ移動指示ステップにおけ
    る指示に基づいて、コンテナを搬出用ヤードに移動させ
    るコンテナ移動ステップをさらに備えることを特徴とす
    る請求項9〜12のいずれか1項に記載の貨物搬出補助
    方法。
  14. 【請求項14】 貨物を詰み込んだコンテナの動静に関
    するコンテナ動静情報をあらかじめコンテナ動静情報格
    納手段に格納させておき、 前記コンテナ動静情報格納手段に格納されたコンテナ情
    報を抽出し、抽出されたコンテナ動静情報を前記搬出者
    端末に送信するコンテナ動静情報送信ステップをさらに
    備えることを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項
    に記載の貨物搬出補助方法。
  15. 【請求項15】 前記搬出予定情報受信ステップにおい
    て貨物の搬出予定情報を受信した際に、前記搬出者端末
    に港湾ターミナルへの入場を許可する入場許可情報をバ
    ーコード情報として前記搬出者端末に送信する入場許可
    情報送信ステップをさらに備えることを特徴とする請求
    項9〜14のいずれか1項に記載の貨物搬出補助方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526860A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ジュン,キョン−ジャ コンテナ物流処理方法及び装置
WO2015030551A1 (ko) * 2013-09-02 2015-03-05 주식회사 케이엘넷 컨테이너 반납 관리 서버 및 이를 이용한 컨테이너 반납 서비스 방법
KR101527904B1 (ko) * 2013-05-23 2015-06-11 주식회사 케이엘넷 컨테이너 반출 관리 서버 및 이를 이용한 컨테이너 반출 서비스 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526860A (ja) * 2003-06-30 2007-09-20 ジュン,キョン−ジャ コンテナ物流処理方法及び装置
KR101527904B1 (ko) * 2013-05-23 2015-06-11 주식회사 케이엘넷 컨테이너 반출 관리 서버 및 이를 이용한 컨테이너 반출 서비스 방법
WO2015030551A1 (ko) * 2013-09-02 2015-03-05 주식회사 케이엘넷 컨테이너 반납 관리 서버 및 이를 이용한 컨테이너 반납 서비스 방법

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