JP2002301169A - 開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法器 - Google Patents

開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法器

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JP2002301169A
JP2002301169A JP2001109007A JP2001109007A JP2002301169A JP 2002301169 A JP2002301169 A JP 2002301169A JP 2001109007 A JP2001109007 A JP 2001109007A JP 2001109007 A JP2001109007 A JP 2001109007A JP 2002301169 A JP2002301169 A JP 2002301169A
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Kazuhisa Yakumatsu
和久 弥久末
Ayumi Sumino
歩 角野
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Og Giken Co Ltd
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Og Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】筋力増強、機能回復を効果的に行なえ省スペー
スな利便性の高い開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法
器を提供すること。 【構成】 開放性運動連鎖と閉鎖性運動連鎖の両方の運
動が行なえ、その運動に係る筋力の筋力測定手段(3)
及び/又は筋力訓練手段(4)を備え、開放性運動連鎖
と閉鎖性運動連鎖の内いずれか一方の筋力測定を行な
い、その測定から得る一方の筋力値から他方の筋力値を
推測する推測手段(53)を備え、開放性運動連鎖及び
/又は閉鎖性運動連鎖の筋力測定結果に基づいた相対的
評価・指導を演算する相対的評価・指導手段(55)を
備え、、身体を載置したうえ固定する身体載置固定手段
(2)を備え評価・訓練結果を視覚に向けて表示する表
示手段(57)、及び/又は、評価・訓練結果を聴覚に
向けて表示する報知手段(58)を備える開放性・閉鎖
性運動連鎖両用運動療法器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筋力増強、関節の
可動域の改善、その他の機能回復・治療のための測定・
訓練を行なう開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術には特開平11−262542
号公報があり、該公報には、負荷手段と、制御手段とを
備えた運動療法装置が開示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における運動
療法装置では、実施者の筋力が心肺機能に比べて劣って
いても実施者の筋力値に基づいて負荷手段の負荷量を制
御し実施者の筋力に見合った運動負荷を与えることがで
きる。しかし、装置が大掛かりであり、コストが嵩み、
不都合であった。又、特定の筋肉を対象とした測定・訓
練は不可能であり、不便であった。
【0004】本発明の目的は、筋力増強、機能回復を効
果的に行なえ省スペースな利便性の高い開放性・閉鎖性
運動連鎖両用運動療法器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】即ち本発明は、開放性
運動連鎖と閉鎖性運動連鎖の両方の運動が行なえ、その
運動に係る筋力の筋力測定手段(3)及び/又は筋力訓
練手段(4)を備えていることを特徴とする開放性・閉
鎖性運動連鎖両用運動療法器である。又、開放性運動連
鎖と閉鎖性運動連鎖の内いずれか一方の筋力測定を行な
い、その測定から得る一方の筋力値から他方の筋力値を
推測する推測手段(53)を備えている。更に、開放性
運動連鎖及び/又は閉鎖性運動連鎖の筋力測定結果に基
づいた相対的評価・指導を演算する相対的評価・指導手
段(55)を備えている。更に又、測定・評価・訓練結
果を視覚に向けて表示する表示手段(57)、及び/又
は、測定・評価・訓練結果を聴覚に向けて表示する報知
手段(58)を備えている。又、身体を載置したうえ固
定する身体載置固定手段(2)を備えている。更に、身
体載置固定手段(2)が、人体を腰掛け姿勢に支持する
椅子様構造体(1)である。更に又、筋力測定手段
(3)及び筋力訓練手段(4)の動作対象は等尺性の筋
収縮であり、運動部位の測定・訓練角度を固定したもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一台の運動療法器64を
用いて、患者に対して、主動筋と拮抗筋を別々に収縮さ
せる開放性運動連鎖の運動の測定・訓練と、主動筋と拮
抗筋を同時収縮させる閉鎖性運動連鎖の運動の測定・訓
練との両方を行なう。前記運動療法器64が備えた筋力
測定手段3及び/又は筋力訓練手段4は、筋力の測定及
び/又は訓練を行なう。
【0007】前記運動療法器64を使用して、開放性運
動連鎖と閉鎖性運動連鎖の内いずれか一方の筋力測定を
行なう。運動療法器64が備える推測手段53は、前述
の一方の筋力測定作業から得た一方の筋力値から他方の
筋力値を推測する。
【0008】相対的評価・指導手段55は、開放性運動
連鎖及び/又は閉鎖性運動連鎖の筋力測定結果に基づい
た相対的評価・指導を演算する。
【0009】本発明を使用して運動しその結果得た数量
その他の情報(=測定・評価・訓練結果)を、表示手段
57は視覚に向けて表示し、報知手段58は聴覚に向け
て表示する。
【0010】本発明を使用しようとする患者を、身体載
置固定手段2に載置した上固定する。
【0011】身体載置固定手段2の実施態様である椅子
様構造体1は、人体を腰掛け姿勢に支持する。
【0012】筋力測定手段3及び/又は筋力訓練手段4
は、運動部位の測定・訓練角度を固定し、それらの測定
・訓練に係る動作対象を等尺性筋収縮とする。
【0013】
【実施例】図1乃至5に本発明の実施例を示す。図1乃
至4は、椅子様構造体1を示しており、図5は電気的構
成をブロック図で示している。前記椅子様構造体1は、
身体を載置した上固定する身体載置固定手段2の具体例
であり、筋力測定手段3及び筋力訓練手段4を備える。
【0014】椅子様構造体1は、腰掛け姿勢で患者を支
持するものであり、患者が座す座シート5と、座シート
5の後部に立つ背部シート6と、座シート5の両側部に
設けられる取っ手7と、患者の腰部を固定する腰部固定
ベルト8と、患者の大腿部を固定する大腿部固定ベルト
9と、体幹を固定する体幹固定ベルト10及び肩部を抑
える肩部押えパッド11等でなる体幹固定機能12と、
操作部13及び表示・報知部14を備えるコントローラ
ー15と、脚枠16と、脚枠16の下部に設けられ機器
を移動容易にする車輪17と、脚枠16の下部に設けら
れ機器を固定する固定足18とからなる。
【0015】前記脚枠16は、前脚枠19と、後脚体2
0と、底脚枠21とからなり、前脚枠19には、取着具
22が移動固定容易に取着されており、該取着具22に
OKC(=開放性運動連鎖)測定用足受け部23が着脱
可能に取着される。
【0016】前脚枠19とOKC測定用足受け部23と
で筋力測定手段3が構成され、該筋力測定手段3で開放
性運動連鎖の運動が行なえる。前記筋力測定手段3は筋
力訓練手段4を兼ねている。筋力測定手段3及び筋力訓
練手段4の動作対象は等尺性の筋収縮であり、運動部位
の測定・訓練角度を固定(=具体例では60度)として
いる。
【0017】座シート5には、膝関節の軸位置を合わせ
るための座位置を指示する貼着シールでなる膝位置合わ
せ機能24が設けられる。閉鎖性運動連鎖の運動を行な
う時には、前記取着具22の付け替え部66を操作して
OKC測定用足受け部23を取り外し、その後前記取着
具22にCKC(=閉鎖性運動連鎖)測定用足受け部2
5を取着する。尚、前脚枠19は、椅子様構造体1の一
構成部材であるが、OKC測定用足受け部23又はCK
C測定用足受け部25を取着する取着枠を兼ねている。
【0018】椅子様構造体1に腰掛け姿勢で座った患者
は、足首をOKC測定用足受け部23に当てがい、足首
ベルト67で固定する。OKC測定用足受け部23が足
首の好適位置であるように、取着具22は前脚枠19上
をスライドさせ足首に位置合わせするスライド位置合わ
せ機能26を持つ。即ち、取着具22は前脚枠19にス
ライド可能に取着されており、ノブボルトでなる固定具
27の操作で取着具22を適宜位置に自在に固定する。
【0019】前記CKC測定用足受け部25の表面に
は、表面に多数の凹凸を有し高摩擦係数の可撓性部材で
なる足滑り止め機能部28が貼着され、更に、足裏をC
KC測定用足受け部25の好適な位置へ載せるために、
CKC測定用足受け部25の表面適宜位置に貼着シール
等でなる足裏位置合わせ機能29が取着される。
【0020】又、CKC測定用足受け部25には、足裏
の位置を固定するベルトでなる足裏位置固定機能30が
取着される。
【0021】更に又、前脚枠19との離間距離を調節し
人体足関節回動軸の位置を好適に位置させるために、C
KC測定用足受け部25のアーム基部31と取着具22
の間には、取着具22に対して回動固定可能な足関節軸
位置合わせ機能32が設けられる。
【0022】図5のブロック図に示す実施例は、操作部
13と、検出部33と、制御部34と、データ蓄積記憶
部35と、表示・報知部14と、送受信装置36と、P
C/外部機器37と、印刷装置38とからなる。
【0023】前記操作部13は、実施例に対して指示を
与え操作するものであり、開始スイッチ39、停止スイ
ッチ40、印刷スイッチ41、転送スイッチ42、進む
スイッチ43、戻るスイッチ44、増加スイッチ45、
減少スイッチ46とからなる。これらのスイッチを操作
して、年齢、性別、傷病部位等を入力可能である。
【0024】前記検出部33は、OKC測定用足受け部
23に内蔵され開放性運動連鎖の運動に係る筋力を測定
するOKC検出器47と、CKC測定用足受け部25に
内蔵され閉鎖性運動連鎖の運動に係る筋力を測定するC
KC検出器48とからなる。
【0025】前記制御部34は、信号処理・判定部49
と、送受信制御部50と、印刷制御部51と、表示・報
知制御部52とからなる。
【0026】前記データ蓄積記憶部35は、推測手段5
3(=具体例では推測用デ−タ54)と、相対的評価・
指導手段55(=具体例では、評価・指導用データ5
6)とからなる。
【0027】推測手段53は、開放性運動連鎖と閉鎖性
運動連鎖の内いずれか一方の筋力測定を行ないその測定
から得る一方の筋力値から他方の筋力値を推測するもの
である。
【0028】相対的評価・指導手段55は、開放性運動
連鎖及び/又は閉鎖性運動連鎖の筋力測定結果に基づい
て、相対的評価・指導を演算するものである。
【0029】表示・報知部14は、測定・評価・訓練結
果を視覚に向けて表示する表示手段57と、測定・評価
・訓練結果を聴覚に向けて表示する報知手段58とから
なる。
【0030】表示手段57は、設定値表示器59と、測
定・訓練状態表示器60と、測定結果・推測値・評価・
指導表示器61と、筋力フィードバック表示器62とを
備える。
【0031】報知手段58は報知音・音声報知器63か
らなる。送受信装置36は、該送受信装置36からの信
号、或いは、PC/外部機器37からの信号の両信号を
加工し、両者の信号を両者間に相互に伝達するものであ
り、外部機器接続機能を持つものである。前記送受信制
御部50と送受信装置36とでインターフェース機能を
発揮する。
【0032】PC/外部機器37は、パソコン等の外部
に接続される機器である。印刷装置38は、測定・訓練
結果その他のデータを印刷するものである。
【0033】尚、他の実施例として、図示を省略する
が、筋力測定手段3を椅子様構造体1にしないで、単体
で用いてもよい。その場合、筋力測定手段3を患者に装
着する為の筋力測定手段支持部材等を取着する。又、測
定用足受け部を円弧形状(図示省略)に形成し、該測定
用足受け部を取着具22へ表裏の付け替えをするのみで
OKC測定用足受け部23とCKC測定用足受け部25
に共用することも可能である。
【0034】更に、表示・報知部52の構成を削除し、
PC/外部機37に表示・報知部の機能を発現するよう
にしてもよい。更に又、CKC測定用足受け部25は、
アーム65をもって取着具22より下方にCKC検出具
48を位置させ、OKC測定用足受け部23は取着具2
2の直前にOKC検出具47を位置させている。これ
を、図示を省略するが、取着具22の取着位置を下方に
ずらし、CKC検出具48を取着具22の直前に位置さ
せ、OKC検出具47を取着具22より上方へアームで
支持するように変更してもよい。又、OKC検出具47
とCKC検出具48は突起片68に取り付けて1個の検
出器で共用する構造としてもよい。
【0035】第1実施例を使用して開放性運動連鎖の測
定・訓練を行なう場合は、OKC測定用足受け部23を
取着した後、腰掛け姿勢の患者が、足首をOKC測定用
足受け部23へ当てがい、膝を伸展させる方向へ押す。
OKC測定用足受け部23は前脚枠19に固定的に取着
されているので動かない。
【0036】測定・訓練時には、下肢が伸展又は屈曲す
る方向に(OKC測定用足受け部23を蹴る又は引くよ
うに)力を入れる。この時OKC測定用足受け部23は
固定されているので移動しない。この運動を行なえば主
動筋が収縮し、開放性運動連鎖の運動となる。
【0037】OKC測定・訓練モードで運動を行なう。
当該OKC測定用足受け部23には主動筋が収縮し作用
し、開放性運動連鎖の形態で筋力の測定・訓練が行なえ
る。測定後は、測定結果を表示・報知部14、印刷装置
38及びPC/外部機器37へ出力する。
【0038】推測用データを基に測定対象筋の筋力を実
測値で出力し、測定対象筋が含まれる筋群の全体の筋力
と測定対象以外の個々の筋力を推測値で出力する。例え
ば、下肢の場合、股関節と膝関節と足関節の筋力等の全
体の筋力と、測定対象筋以外の股関節の筋力又は足関節
の筋力を推測値で出力する。
【0039】測定の場合は、測定結果とともに、評価・
指導用データと測定結果を比較し、相対的な評価や日常
生活上の注意事項や訓練のアドバイスを出力する。アド
バイスの一部を例示すると、「運動は無理です。医師の
診察が必要です。」「リハビリとして軽いジョギングが
許可されます。」「筋力は優秀です。」等である。
【0040】第1実施例を使用して閉鎖性運動連鎖の測
定・訓練を行なう場合は、取着具22からOKC測定用
足受け部23を外し、代わりにCKC測定用足受け部2
5を取着する。腰掛け姿勢の患者が、足裏をCKC測定
用足受け部25へ載せ、大腿を伸展させる方向へ動か
し、足を踏み付けるような動作をなす。CKC測定用足
受け部25は固定的に取着しているので動かない。
【0041】閉鎖性運動連鎖の運動時はCKC測定・訓
練モードで運動を行なう。当該CKC測定用足受け部2
5には主動筋と拮抗筋が共に収縮し作用しており、閉鎖
性運動連鎖の形態で筋力の測定・訓練が行なえる。推測
用データ54を基に、測定対象筋群の全体の筋力を実測
値で出力し、筋群に含まれる主要筋個々の筋力を推測値
で出力する。
【0042】尚、図示のものは背部シート6が起立した
腰掛け姿勢であるが、背部シート6を後倒(図示省略)
させれば、仰臥姿勢が得られ該仰臥姿勢で測定・訓練を
行える。
【0043】
【発明の効果】本発明は、開放性運動連鎖と閉鎖性運動
連鎖の両方の運動が行なえ、その運動に係る筋力の筋力
測定手段3及び筋力訓練手段4を備えるものであるか
ら、一台の機器で開放性運動連鎖と閉鎖性運動連鎖の両
方の運動形態で出力される測定結果を得られ、省スペー
ス化及びコスト低減化が図れ、利便性も高く、好都合で
ある。
【0044】又、前記測定結果から、筋群全体と特定の
筋肉との筋力値の関係が年齢別、性別、傷病部位別に明
らかにできる。そのため、これらの測定結果に合わせて
最適で効果的なリハビリを行うことができ、好都合であ
る。又、筋群全体又はその中の特定の筋肉を選択的に訓
練でき、好都合である。
【0045】本発明は、開放性運動連鎖と閉鎖性運動連
鎖の内いずれか一方の筋力測定を行ない、その測定から
得る一方の筋力値から他方の筋力値を推測する推測手段
53を備えるものであるから、開放性運動連鎖下での測
定が傷病等で出来なくても、閉鎖性運動連鎖下での測定
だけで特定の筋肉の筋力値推移状況が把握でき、好都合
である。
【0046】又、逆の場合、即ち、開放性運動連鎖下で
の測定だけで特定の筋肉の筋力値推移状況を把握する場
合は、日常生活で必要とされる筋群全体の状況を把握で
き、把握した筋群全体の状況に合わせた最適で効果的な
リハビリが行え、好都合である。
【0047】本発明は、開放性運動連鎖及び/又は閉鎖
性運動連鎖の筋力測定結果に基づいた相対的評価・指導
を演算する相対的評価・指導手段55を備えるものであ
るから、施療者は最適な訓練量の指示ができる。そのた
め、患者の筋力がアップしなかったり、及び、患者が過
剰な訓練により筋肉を傷めたりする等の可能性が無く、
安全に好適な筋力回復訓練が出来、好都合である。又、
患者は相対的な評価を得られるため、理解し易く、モチ
ベーションアップ(=やる気の向上)が図れ、好都合で
ある。
【0048】本発明は、測定・評価・訓練結果を視覚に
向けて表示する表示手段57、及び/又は、測定・評価
・訓練結果を聴覚に向けて表示する報知手段58を備え
るものであるから、測定・訓練の状況を施療者、患者と
もリアルタイムに把握出来る。その為、施療者は迅速な
指示を出せ、又、患者のモチベーションアップが図れ、
好都合である。
【0049】本発明は、患者の身体を載置したうえ固定
する身体載置固定手段2を備えるものであるから、測定
姿勢が安定し、正確なデータが得られ、好都合である。
【0050】本発明に係る身体載置固定手段2は、患者
の身体を腰掛け姿勢に支持する椅子様構造体1としたも
のであるから、移乗が容易であり、又、座位は日常生活
に含まれる姿勢であり、違和感なく測定が行なえ、好都
合である。
【0051】本発明は、筋力測定手段3及び筋力訓練手
段4の動作対象は等尺性の筋収縮であり、運動部位の測
定・訓練角度を固定としたものである。前記構成は、等
尺性の訓練・測定であるため、重錘等の負荷手段が不要
であり、装置が小型・軽量化、省スペース化が図れ、測
定・訓練時のセッティングが容易となり、好都合であ
る。
【0052】又、関節運動を伴わないため、関節を回動
させると痛みを生じるリハビリの初期段階からでも本発
明機器を使用してリハビリができ、好都合である。
【0053】又、角度が固定(=具体例では60度)の
ため、検出部周囲を椅子フレームと一体化した簡略な構
造にできる。又、ポジショニングが簡単で、素早く測定
・訓練が行え、多人数の測定が可能となる。更に、ポジ
ショニングの再現性が高くなり、結果としてデータの再
現性も高くなり、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の右側面図である。
【図2】本発明の実施例の正面図である。
【図3】本発明の実施例に係るCKC測定用足受け具を
示す部分側面図である。
【図4】本発明の実施例に係るCKC測定用足受け具を
示す部分正面図である。
【図5】本発明の実施例の電気的構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 椅子様構造体 2 身体載置固定手段 3 筋力測定手段 4 筋力訓練手段 53 推測手段 55 相対的評価・指導手段 57 表示手段 58 報知手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放性運動連鎖と閉鎖性運動連鎖の両方
    の運動が行なえ、その運動に係る筋力の筋力測定手段
    (3)及び/又は筋力訓練手段(4)を備えていること
    を特徴とする開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法器。
  2. 【請求項2】 開放性運動連鎖と閉鎖性運動連鎖の内い
    ずれか一方の筋力測定を行ない、その測定から得る一方
    の筋力値から他方の筋力値を推測する推測手段(53)
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の開放性・
    閉鎖性運動連鎖両用運動療法器。
  3. 【請求項3】 開放性運動連鎖及び/又は閉鎖性運動連
    鎖の筋力測定結果に基づいた相対的評価・指導を演算す
    る相対的評価・指導手段(55)を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の開放性・閉鎖性運動連鎖両用運
    動療法器。
  4. 【請求項4】 測定・評価・訓練結果を視覚に向けて表
    示する表示手段(57)、及び/又は、測定・評価・訓
    練結果を聴覚に向けて表示する報知手段(58)を備え
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちい
    ずれか1項記載の開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動療法
    器。
  5. 【請求項5】 身体を載置したうえ固定する身体載置固
    定手段(2)を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のうちいずれか1項記載の開放性・閉鎖性運
    動連鎖両用運動療法器。
  6. 【請求項6】 身体載置固定手段(2)が、人体を腰掛
    け姿勢に支持する椅子様構造体(1)であることを特徴
    とする請求項5記載の開放性・閉鎖性運動連鎖両用運動
    療法器。
  7. 【請求項7】 筋力測定手段(3)及び筋力訓練手段
    (4)の動作対象は等尺性の筋収縮であり、運動部位の
    測定・訓練角度を固定したものであることを特徴とする
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項記載の開放性
    ・閉鎖性運動連鎖両用運動療法器。
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