JP2002300698A - レシーバおよび携帯用通信機器 - Google Patents

レシーバおよび携帯用通信機器

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JP2002300698A
JP2002300698A JP2001103678A JP2001103678A JP2002300698A JP 2002300698 A JP2002300698 A JP 2002300698A JP 2001103678 A JP2001103678 A JP 2001103678A JP 2001103678 A JP2001103678 A JP 2001103678A JP 2002300698 A JP2002300698 A JP 2002300698A
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portable communication
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JP2001103678A
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Takao Imahori
能男 今堀
Kiyoshi Urushibata
潔 漆畑
Isao Fushimi
功 伏見
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Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルのサイズを従来のものに比し
て大幅に拡大することができる携帯用通信機器を提供す
る。 【解決手段】 携帯電話機100(携帯用通信機器)に
搭載されるレシーバとして、低消費電力でかつ電気音響
変換効率が高く、小型であっても所要の出力を得ること
が可能な、バランスドアーマチャ型の電磁型レシーバ1
0を採用する。これにより、携帯電話機100における
レシーバ10の占有スペースを、従来の動電型レシーバ
2が搭載された携帯電話機200Bに比して大幅に小さ
くする。その際、レシーバ10は、その長尺壁面部が液
晶表示パネル104の上縁辺と平行に配置された状態で
設け、これにより液晶表示パネル104を上方側へ大幅
に拡大可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、携帯用通信機器
に搭載されるレシーバおよび該レシーバが搭載された携
帯用通信機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯用通信機器において
は、そのレシーバ(受話器)として、いわゆる動電型レ
シーバが従来より用いられている。
【0003】図16(a)は、このような動電型レシー
バ2が搭載された携帯電話機200Aを示す正面図であ
る。
【0004】図示のように、この携帯電話機200A
は、そのケーシング202の正面部202aに液晶表示
パネル204が設けられており、この正面部202aに
おける液晶表示パネル204の上方近傍部位に小孔20
2eが形成されている。そして、上記動電型レシーバ2
は、ケーシング202内における小孔202eの近傍部
位に設けられている。
【0005】近年の携帯電話機においては、通話機能の
みならず情報端末としての通信機能も重視される傾向に
ある。このため、液晶表示パネルをできるだけ大きくし
て、文字情報や画像情報を見やすくしたいというニーズ
がある。
【0006】このため従来、携帯電話機の構成部品のレ
イアウトを変更することにより、液晶表示パネルのサイ
ズ拡大化を図る工夫がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動電型
レシーバは、一般に円形の外形形状を有しており、しか
も一定以上の受話音質を確保する必要上、そのサイズも
一定以上の大きさ(φ13mm程度)を確保する必要が
ある。このため、液晶表示パネルのサイズを上方側へ拡
大することは、動電型レシーバの存在により自ずと限界
がある。
【0008】例えば、図16(a)に示す携帯電話機2
00Aの場合、着信表示用LED210や各種操作キー
206の配置を変更することにより、液晶表示パネル2
04のサイズを、同図(b)に示す携帯電話機200B
の程度までは拡大することが可能であるが、動電型レシ
ーバ2の配設スペースを確保する必要上、液晶表示パネ
ル204のサイズをこれ以上上方側へ拡大することは困
難である。
【0009】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、携帯用通信機器における液晶表示パ
ネルのサイズを従来のものに比して大幅に拡大すること
ができるレシーバおよび該レシーバが搭載された携帯用
通信機器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、携帯用通信
機器に搭載されるレシーバとして、従来の動電型レシー
バに代えて、いわゆるバランスドアーマチャ型の電磁型
レシーバを採用することにより、レシーバの小型化を図
り、もって上記目的達成を図るようにしたものである。
【0011】すなわち、本願発明に係るレシーバは、携
帯用通信機器に搭載されるレシーバであって、ハウジン
グと、このハウジングに周縁部が支持された振動板と、
上記ハウジング内に所定間隙をおいて配置され、該所定
間隙を横断する直流磁界を形成する磁極部材と、この磁
極部材を保持する磁極保持磁性部材と、上記所定間隙内
に挿通され、所定部位において上記磁極保持磁性部材に
固定されるとともに他の所定部位において駆動ピンを介
して上記振動板に連結されたアーマチャと、このアーマ
チャを囲むように配置されたコイルとを備えてなり、上
記コイルへの信号電流の入力により上記アーマチャが撓
み変形して上記振動板が振動するように構成されてい
る、ことを特徴とするものである。
【0012】また、本願発明に係る携帯用通信機器は、
上記レシーバが搭載されてなる、ことを特徴とするもの
である。
【0013】上記「携帯用通信機器」は、携帯可能な通
信機器であれば、その種類は特に限定されるものではな
く、携帯電話機、PHS電話機、PDA、固定電話機の
子機等が採用可能である。
【0014】上記「磁極保持磁性部材」は、磁性体で構
成された部材であれば、その具体的形状等は特に限定さ
れるものではない。
【0015】上記「アーマチャ」は、上記所定間隙内に
挿通され、コイルへの信号電流の入力により撓み変形す
るように構成されたものであれば、その具体的形状や該
アーマチャにおける「所定部位」および「他の所定部
位」の具体的位置は特に限定されるものではない。
【0016】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、携帯用通信機器に搭載されるレシーバとし
て、バランスドアーマチャ型の電磁型レシーバが採用さ
れているので、次のような作用効果を得ることができ
る。
【0017】すなわち、バランスドアーマチャ型の電磁
型レシーバは、低消費電力でかつ電気音響変換効率が高
く、小型であっても所要の出力を得ることが可能である
が、その反面、比較的構造が複雑で製造コストが掛かる
ため、従来は補聴器用レシーバ等の特殊な用途でのみ採
用されていたものである。
【0018】本願発明は、携帯用通信機器における液晶
表示パネルのサイズ拡大のニーズに鑑み、バランスドア
ーマチャ型の電磁型レシーバの特長に着目して、これを
携帯用通信機器に搭載することを着想したものである。
このような構成を採用することにより、携帯用通信機器
におけるレシーバの占有スペースを従来の動電型レシー
バの場合に比して大幅に小さくすることが可能となる。
【0019】しかも、動電型レシーバにおいては、振動
板の後背空間がある程度確保されていないと音響特性が
低下してしまうので、携帯用通信機器のケーシング内に
おけるレシーバの実質的な占有スペースはかなり大きな
ものとなるのに対し、バランスドアーマチャ型の電磁型
レシーバにおいては、たとえ振動板の後背空間が密閉さ
れていたとしても、コイルへの信号電流の入力によるア
ーマチャの撓み変形は何ら支障なく行われるので、音響
特性が低下してしまうことはない。したがって、携帯用
通信機器のケーシング内にはレシーバのサイズと略同じ
大きさのスペースがあれば足り、このためレシーバの実
質的な占有スペースをかなり小さいものとすることがで
きる。
【0020】このように本願発明によれば、携帯用通信
機器におけるレシーバの占有スペースを十分小さくする
ことができるので、携帯用通信機器における液晶表示パ
ネルのサイズを従来のものに比して大幅に拡大すること
ができる。なお、レシーバの小型化により得られた余剰
スペースの全部を液晶表示パネルのサイズ拡大に費やす
必要がなければ、その分だけ携帯用通信機器の小型化を
図ることができる。
【0021】上記構成において、ハウジング内における
振動板の後背空間(すなわち振動板に対してアーマチャ
が設けられている側の空間)は、ハウジングの外部に開
放された空間として形成してもよいし、密閉された空間
として形成してもよいが、密閉空間として形成すれば、
レシーバから周囲への音漏れが発生するのを確実に防止
することができる。
【0022】また上記構成において、ハウジングの外形
形状は特に限定されるものではないが、バランスドアー
マチャ型の電磁型レシーバにおいては、磁極部材で形成
される所定間隙内にアーマチャが挿通され、このアーマ
チャを囲むようにコイルが配置されるので、ハウジング
の外形形状を、アーマチャの中心軸と略平行な壁面部を
有する略直方体に設定すれば、レシーバをよりコンパク
トに構成することができる。
【0023】一方、本願発明に係る携帯用通信機器は、
そのレシーバとして上記バランスドアーマチャ型の電磁
型レシーバが搭載されているので、液晶表示パネルのサ
イズを従来のものに比して大幅に拡大すること、あるい
は携帯用通信機器の小型化を図ることができる。
【0024】この場合において、携帯用通信機器におけ
るレシーバの搭載位置は特に限定されるものではない
が、小孔が形成されたケーシングを備えてなる一般の携
帯用通信機器においては、ケーシング内における小孔の
近傍部位にレシーバを設けることにより、従来の動電型
レシーバが搭載されたものに比して、液晶表示パネルの
サイズ拡大効果あるいは携帯用通信機器の小型化効果を
明確に得ることができる。ただし、上記バランスドアー
マチャ型の電磁型レシーバを、ケーシングの外部に設け
るようにした場合においても、レシーバの小型化による
効果を得ることができる。
【0025】また、一般の携帯用通信機器のように、ケ
ーシングの正面部に液晶表示パネルが設けられるととも
に、その正面部における液晶表示パネルの近傍部位に小
孔が形成されている場合には、上記バランスドアーマチ
ャ型の電磁型レシーバを、その壁面部が液晶表示パネル
の周縁辺と略平行に配置された状態で設けることが、ケ
ーシング内のスペース効率を高める観点から好ましい。
【0026】その際、バランスドアーマチャ型の電磁型
レシーバにおいては、その外形形状がアーマチャの中心
軸が延びる方向に長くなる傾向にあるので、アーマチャ
の中心軸が液晶表示パネルの周縁辺と略平行に配置され
た状態でレシーバを設けることが、ケーシング内のスペ
ース効率をさらに高める観点から好ましい。
【0027】この場合において、液晶表示パネルの「周
縁辺」は、上下左右いずれの周縁辺であってもよいが、
上縁辺である場合には、液晶表示パネルのサイズを上方
側へ拡大することが容易に可能となる。
【0028】上記構成において、ケーシングの正面部に
小孔を形成する代わりに、該正面部を囲む稜線部または
該正面部を囲む端面部に小孔を形成するようにしてもよ
い。この場合には、レシーバも稜線部または端面部の近
傍に設けられることとなるが、このような構成を採用す
ることにより、携帯用通信機器の構造によってはケーシ
ングの小孔周辺部を接耳部として耳に当てやすくするこ
とが可能となる。
【0029】また上記構成において、ケーシングの一部
を膨出部として形成し、この膨出部に小孔を形成するよ
うにすれば、該膨出部の一部あるいは全部が外耳(コン
カ)に挿入されることとなるので、接耳部としての機能
をより高めることができる。
【0030】その際、レシーバの少なくとも一部が膨出
部内に収容されるように構成すれば、その分だけケーシ
ング内のスペースが広がるので、これを有効利用するこ
とが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0032】図1は、本願発明の一実施形態に係るレシ
ーバ10を上向きに配置した状態で示す斜視図であり、
図2は、図1のII-II 線断面詳細図であり、図3は、レ
シーバ10の分解斜視図である。
【0033】これらの図に示すように、本実施形態に係
るレシーバ10は、略直方体の外形形状を有するバラン
スドアーマチャ型の電磁型レシーバであって、上方に開
口するボトムハウジング12と、このボトムハウジング
12内に収容されたモータアッシ14と、ボトムハウジ
ング12の上端開口部12aを、ダイヤフラムアッシ1
6を介して閉塞するトップハウジング18とからなって
いる。
【0034】なお、このレシーバ10に関する説明にお
いては、便宜上、図2において右方向を「前方」、左方
向を「後方」として説明する。
【0035】まず、モータアッシ14の構成について説
明する。
【0036】図4は、モータアッシ14を示す斜視図で
あり、図5は、その分解斜視図である。
【0037】これらの図に示すように、モータアッシ1
4は、アーマチャフレーム20と、ボビン22と、1対
のマグネット24(磁極部材)と、マグネットストラッ
プ26(磁極保持磁性部材)と、コイル28と、駆動ピ
ン30とからなっている。
【0038】アーマチャフレーム20は、金属板を平面
視において略E字状に折曲げ加工してなる部材であっ
て、平面視において前方へ向けて開いたコ字状の鉛直フ
レーム部32と、この鉛直フレーム部32の後面壁32
aの中央部から前方へ水平に延びるカンチレバー状のア
ーマチャ34とからなっている。
【0039】ボビン22は、図6にコイル28を外した
状態でも示すように、ターミナル保持部36と、コイル
巻回部38と、マグネット位置決め部40とが前後方向
に直列で配置されてなり、これら各部は、樹脂材料の射
出成形により一体的に形成されている。そして、この射
出成形の際、ターミナル保持部36には、金属板からな
る左右1対のターミナル42が、その上下両端部を突出
させるようにしてインサートされるとともに、マグネッ
ト位置決め部40には、該マグネット位置決め部40を
囲むようにして上記マグネットストラップ26がインサ
ートされている。
【0040】コイル巻回部38は、前後方向に延びる左
右1対の梁部材で構成されている。そして、このコイル
巻回部38に導線が所定回数巻回されることにより、上
記コイル28が形成されるようになっている。このコイ
ル28のコイル端末28aは、各ターミナル42の上端
部42aに巻掛け固定されている。
【0041】ターミナル保持部36およびマグネット位
置決め部40には、コイル巻回部38における両梁部材
間の空間と連通するようにして、これらを前後方向に貫
通する貫通孔36a、40aが形成されており、これに
よりアーマチャ34を、ボビン22の後方側から貫通孔
36aを介して貫通孔40aの前方側に突出する位置ま
で前後方向に挿通させるようになっている。さらに、マ
グネット位置決め部40には、その貫通孔40aへ向け
て左右両側から階段状に突出する間隙形成部40bが形
成されている。
【0042】マグネットストラップ26は、偏平矩形断
面で前後方向に延びる筒状部材であって、磁性体で構成
されている。このマグネットストラップ26は、該マグ
ネットストラップ26の上下内壁面とマグネット位置決
め部40の間隙形成部40bとで、上記1対のマグネッ
ト24を挟持するようになっている。その際、これら1
対のマグネット24は、マグネット位置決め部40の貫
通孔40a内において上下方向に所定間隙をおいて配置
され、両マグネット24により該所定間隙を横断する直
流磁界を形成するようになっている。
【0043】アーマチャフレーム20は、そのアーマチ
ャ34がボビン22の貫通孔36a、40aの略中央を
挿通するように位置決めされた状態で、その鉛直フレー
ム部32の左右両面壁32bにおいてマグネットストラ
ップ26の左右外側面にレーザ溶接等によって固定され
ている。
【0044】駆動ピン30は、所定の細長形状に打抜き
加工された金属板に折曲げ加工が施されてなる逆L字状
部材であって、上下方向に延びるように配置された状態
で、その下端部30aにおいてアーマチャ34の先端面
34aにレーザ溶接等によって固定されており、その上
端部はマグネットストラップ26の上方において後方へ
水平に延びるダイヤフラム当接部30bを構成してい
る。
【0045】図3に示すように、ボトムハウジング12
は、略矩形状の上端開口部12aを有する箱形に形成さ
れており、その底面部12bには、左右1対の矩形孔1
2cが形成されている。そして、モータアッシ14は、
このボトムハウジング12内に収容される際、その1対
のターミナル42の下端部42bおよびターミナル保持
部36の左右下端部に突出形成されたターミナル被覆部
36bが矩形孔12cに挿入嵌合され、該矩形孔12c
を閉塞するようになっている。そして、モータアッシ1
4は、ボトムハウジング12内に収容された状態で、マ
グネットストラップ26の下端面においてボトムハウジ
ング12の底面部12aにレーザ溶接等によって固定さ
れるようになっている。
【0046】次に、ダイヤフラムアッシ16の構成につ
いて説明する。
【0047】図7は、ダイヤフラムアッシ16を示す斜
視図であり、図8は、その分解斜視図である。
【0048】これらの図に示すように、ダイヤフラムア
ッシ16は、金属製のダイヤフラム44(振動板)と、
PET等からなる樹脂フィルム46と、金属製のダイヤ
フラムフレーム48とからなり、ダイヤフラムフレーム
48内にダイヤフラム44が配置されるとともに両部材
44、48の上面に接着剤が塗布された状態で、その上
方から樹脂フィルム46が加熱圧着されることにより形
成されるようになっている。
【0049】ダイヤフラムフレーム48は、略矩形状の
フレームであって、その外周形状は、ボトムハウジング
12の上端開口部12aの外周と同じ形状に設定されて
おり、その内周形状は、ボトムハウジング12の上端開
口部12aの内周よりもやや内周寄りとなる形状に設定
されている。
【0050】ダイヤフラム44は、ダイヤフラムフレー
ム48内の左右方向中央部における後端寄りの位置に、
該ダイヤフラムフレーム48と間に僅かな隙間を形成す
るようにして配置されている。このダイヤフラム44に
は、前後方向に延びる左右1対の凹状ビード44aが形
成されており、その左右方向中央部における前端部寄り
の位置には丸孔44bが形成されるとともに、その後端
部寄りの位置には前後方向に延びる長孔44cが形成さ
れている。これら丸孔44bおよび長孔44cは、ダイ
ヤフラム44をダイヤフラムフレーム48に対して位置
決めする際に用いられるものである。
【0051】樹脂フィルム46は、その外形形状がダイ
ヤフラムフレーム48の外周と同じ形状に設定されてい
る。そして、この樹脂フィルム46には、ダイヤフラム
フレーム48とダイヤフラム44との間の隙間に対応し
たコ字状の凹陥部46aと、ダイヤフラム44の各凹状
ビードに対応した前後1対の凹陥部46bとが形成され
ている。さらに、この樹脂フィルム46には、ダイヤフ
ラム44の丸孔44bに対応する位置に該丸孔44bよ
りもやや大きい丸孔46cが形成されており、ダイヤフ
ラム44の長孔44cに対応する位置に直径30μm程
度のベントホール46dが形成されている。
【0052】図2に示すように、ダイヤフラムアッシ1
6は、ボトムハウジング12の上端開口部12aに載置
された状態で、そのダイヤフラムフレーム48において
ボトムハウジング12にレーザ溶接等により固定される
ようになっている。これにより、ボトムハウジング12
内の空間は密閉空間として形成されることとなるが、樹
脂フィルム46にはベントホール44dが形成されてい
るので、気圧調整機能は確保されるようになっている。
【0053】ダイヤフラムアッシ16がボトムハウジン
グ12の上端開口部12aに載置される際、モータアッ
シ14の駆動ピン30のダイヤフラム当接部30bは、
ダイヤフラム44の下面における丸孔44bが形成され
た部分に当接するようになっている。そしてこのとき、
樹脂フィルム46の丸孔46cおよびダイヤフラム44
の丸孔44bを介して接着剤がダイヤフラム当接部30
bに供給されることにより、駆動ピン30とダイヤフラ
ム44とが接着固定されるようになっている。
【0054】その後、ダイヤフラムアッシ16にトップ
ハウジング18が載置された状態で、ダイヤフラムフレ
ーム48とトップハウジング18とがレーザ溶接等によ
り固定されることにより、レシーバ10が完成するよう
になっている。なお、このとき、ダイヤフラムフレーム
48を介して接合されたボトムハウジング12とトップ
ハウジング18とで、レシーバ10のハウジングが構成
されることとなる。
【0055】トップハウジング18は薄いリッド状部材
であって、その上面中心部に丸孔18aが形成されてお
り、この丸孔18aがレシーバ10の放音孔50を構成
するようになっている。なお、このようにする代わり
に、トップハウジング18の前端部等に所定幅にわたっ
て切欠き部を形成しておき、該トップハウジング18が
ダイヤフラムフレーム48に固定されたときに上記放音
孔50が構成されるようにしてもよい。
【0056】本実施形態に係るレシーバ10は、上述し
たように略直方体の外形形状を有しているが、そのアー
マチャ34が前後方向に延びるとともに該アーマチャ3
4に沿って1対のマグネット24およびコイル28が直
列配置で設けられているので、前後方向に長い略直方体
となっている。具体的には、ターミナル42の突出分を
含まないハウジング部分のサイズは、その前後方向(長
さ)寸法が5.6mm、左右方向(幅)寸法が4.3m
m、上下方向(高さ)寸法が2.8mmに設定されてい
る。
【0057】次に、本実施形態に係るレシーバ10の動
作について説明する。
【0058】このレシーバ10においては、1対のマグ
ネット24により形成される所定間隙に、該所定間隙を
横断する直流磁界が両マグネット24により定常的に形
成された状態にあるが、ターミナル42を介してコイル
28に信号電流が入力されると、該コイル28を貫通す
るアーマチャ34、鉛直フレーム部32、マグネットス
トラップ26および両マグネット24からなる磁気回路
に交流磁界が形成される。そして、この交流磁界が上記
直流磁界に重畳されるため、アーマチャ34には信号電
流に応じた上下方向の力が作用し、これによりアーマチ
ャ34が撓み変形する。これに伴い、アーマチャ34の
先端面34aに固定された駆動ピン30が、図2に矢印
で示すように上下方向に変位し、この上下変位がダイヤ
フラム44に伝達されて該ダイヤフラム44が振動する
ので、これにより信号電流に応じた音波が発生する。そ
して、この発生した音波が放音孔50からレシーバ10
の外部へ放射される。
【0059】このとき、アーマチャ34には磁界から十
分大きな力が作用するので、ダイヤフラム44の後背空
間が密閉されているにもかかわらず、コイル28への信
号電流の入力によるアーマチャ34の撓み変形は何ら支
障なく行われ、これにより十分な音響特性が確保され
る。
【0060】次に、本実施形態に係る携帯電話機100
(携帯用通信機器)について説明する。
【0061】図9(a)は、この携帯電話機100を示
す正面図である。
【0062】図示のように、この携帯電話機100に
は、上記バランスドアーマチャ型の電磁型レシーバ10
が搭載されている。
【0063】同図(b)は、動電型レシーバ2を備えた
携帯電話機200Bを、本実施形態に係る携帯電話機1
00との対比のために示す正面図である。なお、この携
帯電話機200Bは、従来例の説明の際に、着信表示用
LED210や各種操作キー206の配置を変更するこ
とにより、液晶表示パネル204のサイズを最大限に拡
大させたものとして採り上げた携帯電話機(図16
(b)に示したもの)である。
【0064】図10は、図9(a)のX部詳細図であ
り、図11は、図10のXI方向矢視図であり、図12
は、図10のXII-XII 線断面図である。
【0065】これらの図に示すように、本実施形態に係
る携帯電話機100は、そのケーシング102の正面部
102aにおける上半部に縦長矩形状の液晶表示パネル
104が設けられるとともに、その下半部に各種操作キ
ー106が設けられている。また、ケーシング102の
左上コーナ部にはアンテナ108が設けられており、ケ
ーシング102の右上コーナ部近傍部位には着信表示用
LED110が設けられている。
【0066】ケーシング102の正面部102aには、
液晶表示パネル104の周縁部を囲むように形成された
縦長矩形状の液晶表示窓102bが形成されており、ま
た、正面部102aの下端部近傍部位にはマイク孔10
2cが形成されている。さらに、正面部102aにおけ
る液晶表示パネル104の上方近傍の左右方向中央部に
は、横長楕円形の浅い凹陥部102dが形成されてい
る。そして、この凹陥部102dの略中央には、ケーシ
ング102を貫通する小孔102eが形成されている。
【0067】上記レシーバ10は、ケーシング102内
の、液晶表示パネル104の上方近傍の左右方向中央部
において、その凹陥部102dと近接するようにして設
けられており、該レシーバ10のターミナル42におい
て基板112に実装されている。その際、レシーバ10
は、その左側の長尺壁面部10a(すなわちアーマチャ
34の中心軸と平行な壁面部)が液晶表示パネル104
の上縁辺104aと平行に配置された状態で設けられて
おり、その放音孔50が小孔102eの後方近傍に位置
するようになっている。
【0068】また、ケーシング102内におけるレシー
バ10と正面部102aとの間には、ゴム等の弾性部材
で形成された環状ガスケット120が介装されている。
この環状ガスケット120は、その中心孔120aがレ
シーバ10の放音孔50とケーシング102の小孔10
2eに位置合わせされた状態で、ケーシング102およ
びレシーバ10に隙間なく密着するように設けられてお
り、これにより放音孔50からケーシング102内部へ
の音漏れを防止するようになっている。
【0069】図示のように、レシーバ10を携帯電話機
100に搭載するために必要な上下幅寸法は、該レシー
バ10の幅寸法(4.3mm)があれば足りるので、液
晶表示パネル104は、その上縁辺104aがケーシン
グ102の上端面部近傍まで延びている。
【0070】以上詳述したように、本実施形態において
は、携帯電話機100に搭載されるレシーバとして、バ
ランスドアーマチャ型の電磁型レシーバ10が採用され
ているので、低消費電力でかつ電気音響変換効率が高
く、小型であっても所要の出力を得ることができる。こ
のため、携帯電話機100におけるレシーバ10の占有
スペースを、従来の動電型レシーバの場合に比して大幅
に小さくすることが可能となる。
【0071】しかも、本実施形態に係るレシーバ10の
ようなバランスドアーマチャ型の電磁型レシーバにおい
ては、ダイヤフラム44の後背空間が密閉されていて
も、コイル28への信号電流の入力によるアーマチャ3
4の撓み変形は何ら支障なく行われるので、従来の動電
型レシーバの場合のように音響特性が低下してしまうこ
とはない。このため、携帯電話機100のケーシング1
02内のレシーバ配設用スペースをレシーバ10のサイ
ズと略同じ大きさにすることができ、これによりレシー
バ10の実質的な占有スペースをかなり小さいものとす
ることができる。
【0072】このように本実施形態によれば、携帯電話
機100におけるレシーバ10の占有スペースを十分小
さくすることができるので、携帯電話機100における
液晶表示パネル104のサイズを従来のものに比して大
幅に拡大することができる。なお、本実施形態のよう
に、レシーバ10の小型化により得られたスペースの全
部を液晶表示パネル104のサイズ拡大に費やす代わり
に、その分だけ携帯電話機100の小型化を図ることも
可能である。
【0073】しかも、本実施形態に係るレシーバ10
は、そのボトムハウジング12内の空間が密閉空間とし
て形成されているので、レシーバ10から周囲への音漏
れが発生するのを確実に防止することができる。なお、
樹脂フィルム46にはベントホール44dが形成されて
いるので、ボトムハウジング12内の空間が完全な密閉
空間となってしまうのを防止して気圧調整機能を確保す
ることができる。
【0074】さらに、本実施形態に係るレシーバ10
は、ボトムハウジング12およびトップハウジング18
からなるハウジングの外形形状が、アーマチャ34の中
心軸と平行な長尺壁面部10aを有する略直方体に設定
されているので、レシーバ10をよりコンパクトに構成
することができる。
【0075】また、本実施形態に係る携帯電話機100
は、そのレシーバとして上記バランスドアーマチャ型の
電磁型レシーバ10が搭載されているので、液晶表示パ
ネル104のサイズを従来のものに比して大幅に拡大す
ることができる。
【0076】その際、上記レシーバ10は、携帯電話機
100のケーシング100内における小孔102eの近
傍部位に設けられているので、図9に示すように、従来
の動電型レシーバ2が搭載された携帯電話機200Bに
比して、液晶表示パネル104のサイズ拡大効果を明確
に得ることができる。
【0077】また、上記レシーバ10は、そのアーマチ
ャ34の中心軸方向に長い略直方体形状に設定されてい
るが、本実施形態においては、アーマチャ34の中心軸
と平行な長尺壁面部10aを液晶表示パネル104の上
縁辺104aと平行に配置した状態で設けられているの
で、液晶表示パネル104のサイズを上方側へ一層拡大
することができ、これによりケーシング102内のスペ
ース効率を一層高めることができる。
【0078】次に上記実施形態の変形例について説明す
る。
【0079】上記実施形態のように、ケーシング102
の正面部102aに小孔102eを形成する代わりに、
図13(a)に示すように、ケーシング102の正面部
102aと上端面部との間の稜線部102fに小孔10
2eを形成し、この小孔102eの近傍にレシーバ10
を配置することも可能である。
【0080】このようにした場合には、小孔102eを
マイク孔102cから十分離れた位置に配置することが
でき、通話を行いやすくすることができる。この場合、
レシーバ10の放音孔50は、図示のように上向きに形
成することが好ましく、また、環状ガスケット120も
放音孔50とケーシング102の小孔102eとの位置
関係に対応させて設けることが好ましい。
【0081】また、同図(b)に示すように、ケーシン
グ102の右上コーナ部(アンテナ108が設けられて
いる左上コーナ部とは反対側のコーナ部)をやや突出す
る突出部102gとして形成するとともに、この突出部
102gの正面部102a寄りの位置に小孔102eを
形成し、この小孔102eの近傍にレシーバ10を配置
することも可能である。
【0082】このようにした場合には、通話の際に右上
コーナ部の突出部102gを接耳部として外耳に挿入す
ることができるので、通話相手の話を聞き取りやすくす
ることができる。また、この場合にも、小孔102eが
マイク孔102cから十分離れた位置に配置されるの
で、通話を行いやすくすることができる。この場合、レ
シーバ10の放音孔50は、図示のように右上向きに形
成することが好ましく、また、環状ガスケット120も
放音孔50とケーシング102の小孔102eとの位置
関係に対応させて設けることが好ましい。
【0083】なお、小孔102eを、ケーシング102
の稜線部102fに形成する代わりに、正面部102a
を囲む上端面部あるいは側面部等に形成することも可能
である。
【0084】また、図14(a)に示すように、ケーシ
ング102の正面部102aにおける上端部近傍部位を
部分的に略半球状の膨出部102hとして形成し、この
膨出部102hに小孔102eを形成するようにすれ
ば、該膨出部102hを外耳に挿入することができるの
で、接耳部としての機能をより高めることができる。こ
の場合、レシーバ10の放音孔50は、図示のように前
方向きに形成することが好ましく、また、環状ガスケッ
ト120も放音孔50とケーシング102の小孔102
eとの位置関係に対応させて設けることが好ましい。
【0085】さらに、同図(b)に示すように、上記膨
出部102hよりも大きい膨出部102iを形成し、こ
の膨出部102i内にレシーバ10の一部または全部を
収容するようにすれば、その分だけケーシング102内
のスペースが広がるので、これを有効利用することが可
能となる。この場合にも、レシーバ10の放音孔50
は、図示のように前方向きに形成することが好ましく、
また、環状ガスケット120も放音孔50とケーシング
102の小孔102eとの位置関係に対応させて設ける
ことが好ましい。
【0086】ところで、上記実施形態および各変形例に
おいては、レシーバ10がケーシング102内に設けら
れているものとして説明したが、レシーバ10をケーシ
ング102の外部に設けることも可能である。
【0087】例えば、図15に示すように、ケーシング
102の正面部102aと上端面部との間の稜線部10
2fに切欠き凹部102jを形成するとともに、この切
欠き凹部102jに、レシーバ10を内蔵するとともに
小孔114aが形成されたホルダ114を配置し、この
ホルダ114をケーシング102により回動可能に支持
する構成とすることも可能である。
【0088】そして、同図(a)に示すように、ホルダ
114が切欠き凹部102jに格納された格納位置と、
同図(b)に示すように、ホルダ114が切欠き凹部1
02jから前方へ起き上がった起上り位置とを採り得る
構成とすれば、格納位置では通常の携帯電話機として使
用することができ、起上り位置ではホルダ114を外耳
に挿入することにより接耳部としての機能をより高める
ことができる。
【0089】その際、小孔114aをホルダ114の先
端面114bに形成するとともに、該先端面114bに
小孔114aから前方側へ延びる溝部114cを形成し
ておけば、格納位置でも起上り状態でもレシーバ10か
らの音を耳まで確実に到達させることが容易に可能とな
る。なお、この場合、レシーバ10の放音孔50は、格
納位置において下向きとなるように形成することが好ま
しい。
【0090】ホルダ114の回動は、手動で行われるよ
うにしてもよいし、自動的に行われるようにしてもよ
い。後者の場合には、例えば、携帯電話機100におけ
る通話キーの操作が行われたときにホルダ114を格納
位置から起上り位置へ回動させ、携帯電話機100にお
ける通話終了キーの操作が行われたときにホルダ114
を起上り位置から格納位置へ回動させるように回動制御
する制御機構を備えた構成等が採用可能である。
【0091】上記実施形態に係るレシーバ10は、直流
磁界を形成するための磁極部材が1対のマグネット24
で構成されているが、これ以外の構成を採用することも
可能である。例えば、略U字形に形成された単一のマグ
ネットで磁極部材を構成すること、あるいは一方の磁極
をマグネットで構成するとともに他方の磁極を鋼材等の
磁性体で構成すること等も可能である。
【0092】上記実施形態においては、レシーバ10が
携帯電話機100に搭載される場合について説明した
が、PHS電話機、PDA、固定電話機の子機等の他の
携帯用通信機器に搭載される場合においても、上記実施
形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と
同様の作用効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るレシーバを上向き
に配置した状態で示す斜視図
【図2】図1のII-II 線断面詳細図
【図3】上記レシーバの分解斜視図
【図4】上記レシーバのモータアッシを示す斜視図
【図5】上記モータアッシを示す分解斜視図
【図6】上記レシーバのボビンを、コイルを外した状態
で示す斜視図
【図7】上記レシーバのダイヤフラムアッシを示す斜視
【図8】上記ダイヤフラムアッシを示す分解斜視図
【図9】本願発明の一実施形態に係る携帯電話機(a)
を、従来例(b)と対比して示す正面図
【図10】図9(a)のX部詳細図
【図11】図10のXI方向矢視図
【図12】図10のXII-XII 線断面図
【図13】上記実施形態に係る携帯電話機の2つの変形
例を示す要部正面図
【図14】上記実施形態に係る携帯電話機の他の2つの
変形例を示す要部側断面図
【図15】上記実施形態に係る携帯電話機のさらに他の
変形例を、格納状態(a)および起上り状態(b)で示
す要部正面図
【図16】携帯電話機の2つの従来例を示す正面図
【符号の説明】
10 レシーバ 10a 長尺壁面部 12 ボトムハウジング 12a 上端開口部 12b 底面部 12c 矩形孔 14 モータアッシ 16 ダイヤフラムアッシ 18 トップハウジング 18a 丸孔 20 アーマチャフレーム 22 ボビン 24 マグネット(磁極部材) 26 マグネットストラップ(磁極保持磁性部材) 28 コイル 28a コイル端末 30 駆動ピン 30a 下端部 30b ダイヤフラム当接部 32 鉛直フレーム部 32a 後面壁 32b 左右両面壁 34 アーマチャ 36 ターミナル保持部 36a 貫通孔 36b ターミナル被覆部 38 コイル巻回部 40 マグネット位置決め部 40a 貫通孔 40b 間隙形成部 42 ターミナル 42a 上端部 42b 下端部 44 ダイヤフラム(振動板) 44a 凹状ビード 44b 丸孔 44c 長孔 46 樹脂フィルム 46a、46b 凹陥部 46c 丸孔 46d ベントホール 48 ダイヤフラムフレーム 50 放音孔 100 携帯電話機(携帯用通信機器) 102a 正面部 102b 液晶表示窓 102c マイク孔 102d 凹陥部 102e 小孔 102f 稜線部 102g 突出部 102h、102i 膨出部 102j 切欠き凹部 104 液晶表示パネル 104a 上縁辺 106 各種操作キー 108 アンテナ 110 着信表示用LED 112 基板 114 ホルダ 114a 小孔 114b 先端面 114c 溝部 120 環状ガスケット 120a 中心孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏見 功 静岡県静岡市中吉田20番10号 スター精密 株式会社内 Fターム(参考) 5D021 BB05 5K023 AA07 BB03 BB06 EE07 PP11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用通信機器に搭載されるレシーバで
    あって、 ハウジングと、このハウジングに周縁部が支持された振
    動板と、上記ハウジング内に所定間隙をおいて配置さ
    れ、該所定間隙を横断する直流磁界を形成する磁極部材
    と、この磁極部材を保持する磁極保持磁性部材と、上記
    所定間隙内に挿通され、所定部位において上記磁極保持
    磁性部材に固定されるとともに他の所定部位において駆
    動ピンを介して上記振動板に連結されたアーマチャと、
    このアーマチャを囲むように配置されたコイルとを備え
    てなり、上記コイルへの信号電流の入力により上記アー
    マチャが撓み変形して上記振動板が振動するように構成
    されている、ことを特徴とするレシーバ。
  2. 【請求項2】 上記ハウジング内の、上記振動板に対し
    て上記アーマチャが設けられている側の空間が、密閉空
    間として形成されている、ことを特徴とする請求項1記
    載のレシーバ。
  3. 【請求項3】 上記ハウジングの外形形状が、上記アー
    マチャの中心軸と略平行な壁面部を有する略直方体形状
    に設定されている、ことを特徴とする請求項1または2
    記載のレシーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載のレシーバが
    搭載されてなる、ことを特徴とする携帯用通信機器。
  5. 【請求項5】 小孔が形成されたケーシングを備えてな
    り、 このケーシング内における上記小孔の近傍部位に上記レ
    シーバが設けられている、ことを特徴とする請求項4記
    載の携帯用通信機器。
  6. 【請求項6】 上記ケーシングの正面部に液晶表示パネ
    ルが設けられるとともに、上記正面部における上記液晶
    表示パネルの近傍部位に上記小孔が形成されており、 上記レシーバが、該レシーバの壁面部を上記液晶表示パ
    ネルの周縁辺と略平行に配置した状態で設けられてい
    る、ことを特徴とする請求項5記載の携帯用通信機器。
  7. 【請求項7】 上記レシーバが、該レシーバのアーマチ
    ャの中心軸を上記液晶表示パネルの周縁辺と略平行に配
    置した状態で設けられている、ことを特徴とする請求項
    6記載の携帯用通信機器。
  8. 【請求項8】 上記液晶表示パネルの周縁辺が、該液晶
    表示パネルの上縁辺である、ことを特徴とする請求項6
    または7記載の携帯用通信機器。
  9. 【請求項9】 上記ケーシングの、上記正面部を囲む稜
    線部または上記正面部を囲む端面部に、上記小孔が形成
    されている、ことを特徴とする請求項5〜8いずれか記
    載の携帯用通信機器。
  10. 【請求項10】 上記ケーシングの一部が膨出部として
    形成されており、 この膨出部に上記小孔が形成されている、ことを特徴と
    する請求項5〜8いずれか記載の携帯用通信機器。
  11. 【請求項11】 上記レシーバの少なくとも一部が、上
    記膨出部内に収容されている、ことを特徴とする請求項
    10記載の携帯用通信機器。
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