JP2002300664A - 緊急連絡通信端末、通信基地局、緊急連絡通信プログラム、及び緊急連絡通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

緊急連絡通信端末、通信基地局、緊急連絡通信プログラム、及び緊急連絡通信プログラムを記録した記録媒体

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JP2002300664A
JP2002300664A JP2001103800A JP2001103800A JP2002300664A JP 2002300664 A JP2002300664 A JP 2002300664A JP 2001103800 A JP2001103800 A JP 2001103800A JP 2001103800 A JP2001103800 A JP 2001103800A JP 2002300664 A JP2002300664 A JP 2002300664A
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emergency
modulation
demodulation
transmission
base station
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JP2001103800A
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Masuo Umemoto
益雄 梅本
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Hitachi Ltd
Telecommunications Advancement Organization
Original Assignee
Hitachi Ltd
Telecommunications Advancement Organization
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア無線技術を用いた無線端末及び
無線通信基地局において、複数の緊急連絡手段を有し
て、緊急連絡が効率よくかつ確実に行われる信号処理手
段を提供する。 【解決手段】 記憶部13は、複数の変復調方式の各々
のソフトウェアを記憶する。緊急連絡用情報発生部11
は、緊急情報を発生する。緊急連絡検出部10は、緊急
連絡の要否を判断する。各アンテナ1,2,3及び送受
信回路4,5,6は、基地局との間でデータを送受信す
る。制御回路8は、各アンテナ1,2,3及び送受信回
路4,5,6による受信結果に応じて、交信可能な基地
局に対応する変復調方式に該当するソフトウェアを記憶
部13から読み出す。変復調回路7は、緊急連絡検出部
10による判断結果に応じて、制御回路8により読み出
されたソフトウェアにより緊急連絡用情報発生部11に
より発生された緊急情報で変調する。制御回路8は、変
復調回路7で変調した緊急情報を送信制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウェア無線技
術を用いた緊急連絡通信端末及び通信基地局に関し、特
に、緊急連絡の要否に応じて的確に通報することができ
る緊急連絡通信端末、通信基地局、緊急連絡通信プログ
ラム、及び緊急連絡通信プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】高度道路交通システム(Intelligent Tr
ansport System 以下ITSと略す。)の1つとして、
道路の路側帯の所々に、無線ビーコンが設置され、路車
間通信が行われている。これらの電波ビーコンからは、
例えば、道路交通情報が伝達されており、これを受信す
る車載端末画面には経路案内や行き先までの旅行時間が
表示される。また、同様なシステムとして、高速道路に
おける料金課金のための電子通行料徴収システムが実用
化されつつある。今後はさらに、車車間通信を行い、よ
り一層の安全運転を実現しようとしている。
【0003】しかし、交通事故や急病は思わぬところで
発生し、しかも、運転者、同乗者自身が必ずしも警察や
消防署あるいは道路管理者に連絡できない状況に陥るこ
とが想定される。このため、例えば、車が障害物に衝突
し、エアーバッグが運転者の身体を保護する様に膨張す
ると、無線通信端末がその過程を検出し警察や消防署あ
るいは道路管理者に自動的に連絡する緊急通報システム
が実用化されつつある。
【0004】なお、その無線通信端末としては公衆移動
無線機、いわゆる携帯電話を利用している場合が多い。
携帯電話の通話可能地域は日本全土のほとんどをカバー
しているが、山間部では依然通話不可能な場所もある。
また、道路から転落した場合等、道路上は通話可能地域
でも転落した谷からは通話できない状況も考えられる。
全国を完全に通話可能とすることはインフラ整備のため
の投資が大きくなり、経済的に極めて難しく、事実上実
現されることはないと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車で僻
地に行くレジャーは今後ますます盛んになるので、通話
はできなくても、少なくとも緊急事態発生と、発生場所
を知らせることのできるカバー率の一層高い緊急通報シ
ステムの需要は大きい。
【0006】一方、無線通信端末において新しい技術で
あるソフトウェア無線技術では、無線端末に必要な信号
処理はソフトウェアによって記述されており、そのソフ
トウェアに従って、無線信号処理が実行される。従っ
て、その信号処理を変更するには、それに対応するソフ
トウェアを変更すれば良い。このことは、ソフトウェア
を変更することによって、1つの無線通信端末におい
て、異なる無線方式を利用できることを意味する。緊急
通報システムにこのソフトウェア無線技術を取り入れる
ことにより、カバー率の一層高い新たな緊急通報システ
ムが構築されることが望まれる。
【0007】本発明の目的は、緊急連絡の要否に応じて
的確に通報することができるソフトウェア無線技術を用
いた緊急連絡通信端末、通信基地局、緊急連絡通信プロ
グラム、緊急連絡通信プログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の緊急連絡通信端
末は、複数の変復調方式の各々のソフトウェアを記憶す
る記憶手段と、緊急情報を発生する緊急情報発生手段
と、緊急連絡の要否を判断する判断手段と、基地局との
間でデータを送受信する送受信手段と、前記送受信手段
による受信結果に応じて、交信可能な基地局に対応する
変復調方式に該当するソフトウェアを前記記憶手段から
読み出す制御手段と、前記判断手段による判断結果に応
じて、前記制御手段により読み出されたソフトウェアに
より前記緊急情報発生手段により発生された緊急情報で
変調する変復調手段とを備え、前記制御手段は、前記変
復調手段で変調した緊急情報を送信制御するものであ
る。
【0009】また、位置情報を取得する取得手段をさら
に備え、前記判断手段は、緊急連絡の内容の種類毎に緊
急事態を検出し、前記変復調手段は、前記位置情報と前
記緊急連絡の内容の種類を示す識別信号とで変調し、前
記制御手段は、前記変復調手段で変調した位置情報及び
識別信号を送信制御する。本通信端末が設けられる車両
等の各種異常を自動的に検出し、交信可能な基地局に緊
急事態の発生及び位置を通報することができる。
【0010】また、前記送受信手段は、緊急連絡用の基
地局に対応するアンテナ手段を有する。基地局からの電
波を受信するアンテナを固定して設けることで、本通信
端末装置がソフトウェアにより実行する信号処理の負荷
を軽減することができる。また、前記送受信手段は、緊
急連絡時に衛星基地局と交信する。基地局を設置するた
めのコストを低減することができると共に、効率的なイ
ンフラ整備に寄与することができる。
【0011】また、位置情報を取得する取得手段をさら
に備え、前記記憶手段は、前記判断手段により緊急連絡
が必要であると判断された判断時刻、及び前記取得手段
により位置情報が取得された取得時刻を記憶し、前記変
復調手段は、前記判断時刻、前記取得時刻、前記位置情
報、及び前記緊急連絡内容の種類を示す識別信号とで変
調し、前記制御手段は、前記変復調手段で変調した判断
時刻、取得時刻、位置情報、及び識別信号を送信制御す
る。緊急事態の内容及び位置に加えて、それらの情報を
得た時刻を通報することで、緊急連絡センター側により
信憑性のある通報を行うことができる。
【0012】また、前記判断手段は、蓄電池の残留量に
応じて、前記変復調手段で変調する送信情報の長さを制
御する。緊急事態時に限ってバッテリ容量に不安を来た
すことがあり得る。無線装置の動作に欠かせないバッテ
リの容量を考慮することで、緊急事態時における継続的
な通報が可能となる。また、前記制御手段により読み出
され前記変復調手段にダウンロードされる複数のソフト
ウェアの変復調方式には、誤り訂正符号方式の異なる変
復調方式が含まれる。緊急事態時における周囲環境等の
影響を考慮して、より正確な通報を行うことができる。
【0013】また、前記制御手段により読み出され前記
変復調手段にダウンロードされる複数のソフトウェアの
変復調方式には、異なる送信データレートの変復調方式
が含まれる。緊急事態時における周囲環境等の影響を考
慮して、より正確な通報を行うことができる。他の観点
において、本発明の通信基地局は、第1変復調方式によ
り交信可能状態にある緊急連絡通信端末との交信が不可
能であると判断する判断手段と、前記判断手段により交
信が不可能であると判断されたときに前記第1変復調方
式とは異なる第2変復調方式に変復調方式を変更する変
更手段と、を備えるものである。
【0014】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、複数の変復調方式の各々のソフトウェアを記憶する
記憶手段と、緊急情報を発生する緊急情報発生手段と、
緊急連絡の要否を判断する判断手段と、基地局との間で
データを送受信する送受信手段と、前記送受信手段によ
る受信結果に応じて、交信可能な基地局に対応する変復
調方式に該当するソフトウェアを前記記憶手段から読み
出す制御手段と、前記判断手段による判断結果に応じ
て、前記制御手段により読み出されたソフトウェアによ
り前記緊急情報発生手段により発生された緊急情報で変
調する変復調手段とを備え、前記制御手段は、前記変復
調手段で変調した緊急情報を送信制御する緊急連絡通信
端末として機能させるためのプログラムである。
【0015】他の観点において本発明は、コンピュータ
を、複数の変復調方式の各々のソフトウェアを記憶する
記憶手段と、緊急情報を発生する緊急情報発生手段と、
緊急連絡の要否を判断する判断手段と、基地局との間で
データを送受信する送受信手段と、前記送受信手段によ
る受信結果に応じて、交信可能な基地局に対応する変復
調方式に該当するソフトウェアを前記記憶手段から読み
出す制御手段と、前記判断手段による判断結果に応じ
て、前記制御手段により読み出されたソフトウェアによ
り前記緊急情報発生手段により発生された緊急情報で変
調する変復調手段とを備え、前記制御手段は、前記変復
調手段で変調した緊急情報を送信制御する緊急連絡通信
端末として機能させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0016】本発明の緊急連絡通信端末は、少なくと
も、無線通信アンテナ手段と、ソフトウェア処理の変復
調手段と、該無線通信アンテナ手段及び該変復調手段を
制御する制御手段と、緊急連絡の必要性を判断する緊急
連絡検出手段と、該緊急連絡検出手段の判断に基づき、
位置情報、緊急連絡内容の種類を示す識別信号等を発生
する緊急連絡用情報発生手段から構成されている。ま
た、本実施の形態による通信基地局は、少なくとも、該
通信端末との交信が可能か否かを判断する手段と、該判
断に基づき、変復調方式を変更するソフトウェア化した
変復調手段を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面と対応して詳細に説明する。図1は、本発明の実施
の形態によるソフトウェア無線技術を用いた緊急連絡通
信端末(以下、通信端末と呼ぶ)の構成を示す信号系統
図である。本通信端末は、携帯電話との通信用アンテナ
1、第1緊急基地局との通信用アンテナ2、第2緊急基
地局との通信用アンテナ3、送受信回路4,5,6、変
復調回路7、制御回路8、アンテナ及び受信回路9、緊
急連絡検出部10、緊急連絡用情報発生部11、及び記
憶部13により構成される。
【0018】携帯電話との通信用アンテナ1は、携帯電
話で通常用いられているアンテナである。第1,第2緊
急基地局との通信用アンテナ2,3は、緊急時等におい
て本通信端末が通信する第1,第2緊急基地局(図示せ
ず)との間で情報のやり取りを各々行うためのアンテナ
である。
【0019】送受信回路4,5,6は、RF(無線周波
数)信号を受信する回路であり、その受信帯域は、それ
ぞれが接続されるアンテナの送受信電波の周波数帯域に
整合している。変復調回路7は、ソフトウェア化された
信号処理で動作する回路であり、特に、制御回路8から
の指示に応じた変復調方式により処理を実行する。
【0020】制御回路8は、本通信端末全体の動作を制
御する。具体的には、(1)各アンテナ1,2,3、及
び送受信回路4,5,6に対する送受信制御、(2)各
アンテナ1,2,3の受信状況に応じて、記憶部13に
格納されている変復調方式に関するソフトウェアの読み
出し及び変復調回路7へのダウンロード、等を行う。ア
ンテナ及び受信回路9は、GPS(Global Positioning
Satellite)衛星からの電波を受けて本通信端末の位置情
報を受信する。
【0021】緊急連絡検出部10は、内部に各種センサ
(図2参照)を有しており、これらセンサからの検出信
号に基づいて、緊急連絡の必要性を判断する。緊急連絡
用情報発生部11は、アンテナ及び受信回路9で検出さ
れる位置情報、記憶部13等に記憶されている車両又は
本通信端末の所有者ID番号、緊急連絡内容の種類を示
す識別信号等から緊急送信情報12(図3参照)を作成
する。記憶部13は、RAM、ROM等であり、変復調
方式に関する各種ソフトウェア等を一時的に記憶した
り、本通信端末の処理プログラム等を固定的に記憶す
る。
【0022】なお、本実施の形態では、説明の便宜上分
けて示しているが、制御回路8、緊急連絡検出部10、
及び緊急連絡用情報発生部11による機能の全て、又は
緊急連絡検出部10及び緊急連絡用情報発生部11等が
一体化されても良い。いずれにしてもこれらの動作は、
CPU(中央演算処理装置)により実現される。
【0023】図2は、緊急連絡検出部10の詳細構成を
説明する図である。緊急連絡検出部10は、エアーバッ
グセンサ10−1、温度センサ10−2、水センサ10
−3、緊急ボタン10−4から構成されている。エアー
バッグセンサ10−1は、車両が他車両等と衝突してエ
アーバッグが作動したとき、エアーバッグ作動検出信号
を出力する。温度センサ10−2は、車内の温度が所定
温度以上になったとき、異常温度検出信号を出力する。
水センサ10−3は、車内の所定高さに水が検出された
時、浸水検出信号を出力する。緊急ボタン10−4は、
運転者あるいは同乗者がこのボタンを押した時に、緊急
ボタン検出信号を出力する。
【0024】緊急連絡検出部10は、それぞれの検出信
号に応じて、緊急連絡内容の種類を示す識別信号を変
え、緊急連絡センターにおける対処がより適切になるよ
うにする。当然のことながら、複数個の検出信号が出力
された時は、それらを並列に送る等の手段を用意する。
【0025】図3は、緊急送信情報12のデータ構造を
例示する図である。緊急送信情報12は、緊急連絡用ヘ
ッダー12−1、位置情報12−2、緊急事態の種類を
示す識別信号12−3、緊急事態発生時刻12−4、位
置情報検出時刻12−5、は車体番号12−6、車両所
有者ID番号12−7、その他の情報12−8で構成さ
れる。これら各情報の順序が緊急情報としての重要度を
示している。
【0026】図4は、本実施の形態による通信端末の動
作を説明するフローチャートである。通常状態では図2
の位置Aに通信端末の動作状態がある。すなわち、変復
調回路7は、通常の携帯電話用通信方式のソフトウェア
を実行しており、制御回路8は、携帯電話との通信用ア
ンテナ1及びそれに接続されている送受信回路4だけが
動作するように、制御信号を送受信回路4,5,6に送
っている。
【0027】このような通常状態において、本通信端末
は一定期間毎に、通常の基地局、例えば携帯電話基地局
と交信可能か否かを判断している(ステップS10
1)。具体的には、本通信端末から携帯電話基地局に電
波を発射し、基地局がその電波を受け取れば、基地局は
その通信端末が当該基地局内にあるということを認識
し、基地局からもその通信端末に基地局情報を通知し
て、相互に交信可能であることを認識し合っている。
【0028】一方、緊急事態であるか否かは常時、緊急
連絡検出部10によって判断されている(ステップS1
02)。具体的には、緊急連絡検出部10のセンサから
の各検出信号のいずれかに応答して、緊急連絡が必要で
あると判断する。正常状態では、上記の交信可能か否か
のチェック機能が繰り返し実行されている。さて、緊急
連絡検出部10によって緊急事態であるということが検
出されると、その検出信号は緊急連絡用情報発生部11
に入力される。
【0029】これに基づき、緊急連絡用情報発生部11
は、アンテナ及び受信回路9によって得た位置情報、さ
らには車両又は通信端未の所有者ID番号、緊急連絡内
容の種類を示す識別信号(後述する)等によって緊急送
信情報12(図3参照)を構成すると共に、通常基地局
を介して、予め決められている緊急連絡センター(図示
せず)に発呼する。ここで、緊急連絡センターとの電話
を接続し(ステップS103)、緊急送信情報12を自
動的に送信する。
【0030】このとき、運転者又は同乗者が当該通信端
末を用いて、緊急連絡センターのオペレータと通話、交
信すれば、より正確な緊急事態が伝わり、適切な処置が
依頼できる。以上、説明した手順は、携帯電話を用いた
従来の緊急連絡システムと同様である。
【0031】さて、通常の基地局との交信ができない場
所に車両が移動している場合は(ステップS101,N
o)、変復調回路7には通常基地局からの応答信号が一
定期間内に戻ってこない。これを検出した制御回路8
は、第1緊急基地局との交信が可能か否かを判断する
(ステップS104)。交信可能であれば変復調回路7
の変復調方式を第1緊急基地局との交信が可能な変復調
方式に変更し、第1緊急基地局との通信用アンテナ2及
び該アンテナ2に対応する送受信回路5が動作するよう
に制御信号を発生する。
【0032】緊急基地局との連絡を確実にする方法とし
ては、例えば、(1)使用する電波の周波数を変える、
(2)送信する情報のデータレート(伝送速度)を下げ
る、あるいは、(3)誤り訂正符号構成を強力にする、
(4)変調方式を16QAMからQPSK等に変更す
る、等を行う。これらを併用することもある。第1緊急
基地局の通信方式の仕様は予め分かっているので、変復
調回路7にその通信方式に合致した信号処理のソフトウ
ェアをダウンロードすることによって、第1緊急基地局
との交信が可能な変復調方式に変更できる。
【0033】このようにして、第1緊急基地局との交信
が可能な状態において緊急事態が発生すれば(ステップ
S105,Yes)、緊急連絡用情報発生部11は、アン
テナ及び受信回路9によって得た位置情報、さらには車
両又は通信端末の所有者ID番号、緊急連絡内容の種類
を示す識別信号等によって緊急送信情報12を構成する
と共に、第1緊急基地局を介して、予め決められている
緊急連絡センター(図示せず)に緊急送信情報12を送
信する(ステップS106)。この情報を基に、緊急事
態に対処する行動が開始される。
【0034】さらに、通常基地局及び第1緊急基地局と
の交信が不可能になるような場所に車両が移動した場合
は、第2緊急基地局との交信可能な通信方式を変復調回
路7にダウンロードし、その変復調方式を用いて、第2
緊急基地局との交信可能な電波に対応するアンテナ3、
送受信回路6を動作させる(ステップS107)。
【0035】このような状況で、緊急事態が発生した場
合は(ステップS108)、上記と同様に、緊急連絡用
情報発生部11はアンテナ及び受信回路9によって得た
位置情報、さらには車両又は通信端末の所有者ID番
号、緊急連絡内容の種類を示す識別信号等によって緊急
送信情報12を構成すると共に、第2緊急基地局を介し
て、予め決められている緊急連絡センター(図示せず)
に緊急送信情報12を送信する(ステップS109)。
【0036】以上、本実施の形態による通信端末によ
り、車両の位置に応じて、緊急連絡ができる基地局への
通信方式に適応的に変更することによって、緊急事態を
緊急連絡センターに確実に連絡できる体制を整えられ
る。以上の説明においては、通常基地局、第1緊急基地
局、第2緊急基地局は別々のものを想定しているが、基
地局においても、ソフトウェア無線処理技術が適用可能
であるので、次のような実施の形態も本発明に含まれ
る。
【0037】たとえば、通常基地局と車載通信端末とが
交信可能状態を保っていて、その後、車両の移動等によ
って通常の携帯電話による通信方式では交信可能でなく
なった場合、この車載通信端末に対して、第1緊急基地
局として働くように、基地局の変復調方式を変更して交
信可能状態を保つ実施の形態である。ただし、この場合
は、もはや通話を前提とした交信でなく、データのやり
取りができることを前提とした交信である。
【0038】また、第1緊急基地局あるいは第2緊急基
地局のうち、どちらかは衛星の通信基地であることが望
まれる。特に、仰角の高い通信衝星であれば、見通しの
良い通信ができるので緊急連絡に適している。また、図
には示さなかったが、将来、第3の緊急基地局が設けら
れた時には、これらに対応する変復調方式等は通常基地
局を介してソフトウェアダウンロードされることにな
る。これによって、さらに確実な緊急連絡体制が確立で
きる。
【0039】また、上記実施の形態では、アンテナ及び
受信回路9によって、車両の位置情報が常に得られると
した。しかし、車両の位置によっては得られない場合も
ある。したがって、車両の位置情報はその検出時間と共
に、一且、記憶部13に記憶させておき常時更新する。
緊急事態が発生した場合、その発生時刻を送信し、かつ
位置情報もその位置検出時刻と共に送信される。これに
よって、緊急事態発生場所の特定精度が緊急連絡センタ
ーで把握できる。
【0040】具体的には、記憶部13は、緊急連絡検出
部10により緊急連絡が必要であると判断された時刻、
及びアンテナ及び受信回路9により位置が取得された取
得時刻を記憶する。変復調回路7は、判断時刻、取得時
刻、位置情報、及び緊急連絡内容の種類を示す識別信号
とで変調する。制御回路8は、送受信回路4,5,6及
び各アンテナ1,2,3を制御して、変復調回路で変調
した判断時刻、取得時刻、位置情報、及び緊急連絡内容
の種類を示す識別信号を送信する。
【0041】また、他の形態として、車載の蓄電池、非
常用電池等の電源残留量を検知して、残留量が少ない場
合は重要度の高い情報のみを所定の周期によって、繰り
返し送信するように、緊急連絡用情報発生部11が制御
する。これによって、より長時間にわたって緊急連絡が
可能になるようにする。この場合、緊急連絡検出部10
により、蓄電池の残留量に応じて、変復調手段により変
調する送信情報の長さが制御される。
【0042】また、上記実施の形態では、緊急連絡検出
部10に設けられている各センサのいずれかからの検出
信号に応じて緊急連絡の要否を判断しているが、所定の
閾値と検出信号の数等との比較に基づいて、緊急連絡の
要否を判断する構成としてもよい。また、上記実施の形
態では、位置情報に加えて、所有者ID番号及び緊急連
絡の内容の種類を示す識別記号が交信可能な基地局に送
信される。本発明はこれに限定されず、緊急事態の発生
及びその位置を交信可能な基地局に対応するソフトウェ
アの信号処理方式で通報する構成であればよい。
【0043】以上により、本発明のソフトウェア無線技
術を用いた緊急連絡は、記憶手段(記憶部13)、判断
手段(緊急連絡検出部10)、緊急情報発生手段(緊急
連絡用情報発生部11)、送受信手段(各アンテナ1,
2,3及び送受信回路4,5,6)、制御手段(制御回
路8)、及び変復調手段(変復調回路7)により構成さ
れる。
【0044】ここで、記憶部13は、複数の変復調方式
の各々のソフトウェアを記憶する。緊急連絡用情報発生
部11は、緊急情報を発生する。緊急連絡検出部10
は、緊急連絡の要否を判断する。各アンテナ1,2,3
及び送受信回路4,5,6は、基地局との間でデータを
送受信する。
【0045】制御回路8は、各アンテナ1,2,3及び
送受信回路4,5,6による受信結果に応じて、交信可
能な基地局に対応する変復調方式に該当するソフトウェ
アを記憶部13から読み出す。変復調回路7は、緊急連
絡検出部10による判断結果に応じて、制御回路8によ
り読み出されたソフトウェアにより緊急連絡用情報発生
部11により発生された緊急情報で変調する。制御回路
8は、変復調回路7で変調した緊急情報を送信制御す
る。
【0046】また、本通信端末は、位置情報を取得する
取得手段(アンテナ及び受信回路9)をさらに有する。
この場合、緊急連絡検出部10は、緊急連絡の内容の種
類毎に緊急事態を検出し、変復調回路7は、位置情報と
緊急連絡の内容の種類を示す識別信号とで変調し、制御
回路8は、変復調回路8で変調した位置情報及び識別信
号を送信制御する。
【0047】なお、本発明のソフトウェア無線技術を用
いた緊急連絡通信端末は、本通信端末を機能させるため
のプログラムで実現されてもよい。このプログラムは、
コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてい
てもよい。
【0048】このプログラムを記録した記録媒体は、図
1に示される記憶部13(ROM)そのものであっても
よいし、また、外部記憶装置としてプログラム読取装置
(図示せず)が設けられ、そこに記録媒体を挿入するこ
とで読み取り可能な記録媒体(図示せず)であってもよ
い。また、上記記録媒体は、磁気テープ、カセットテー
プ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、MO/MD/DVD等、又は半導体メモリであって
もよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、山岳地帯、海上等緊急
連絡が取り難い場所での遭難、事故における緊急連絡の
確実性を高めることができる。これにより、高度道路情
報システムにおける基本課題である緊急連絡の確実性が
高められ、車社会の広範な普及が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による緊急連絡用通信端末
の構成を示す信号系統図である。
【図2】緊急連絡検出部の詳細構成を説明する図であ
る。
【図3】緊急送信情報のデータ構造を説明する図であ
る。
【図4】本実施の形態による通信端末の動作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 通常の携帯電話との通信用アンテナ 2 第1緊急基地局との通信用アンテナ 3 第2緊急基地局との通信用アンテナ 4,5,6 送受信回路 7 変復調回路 8 制御回路 9 アンテナ及びその受信回路 10 緊急連絡検出部 11 緊急連絡用情報発生部 12 緊急送信情報 13 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA04 BB21 BB39 BB74 CC44 DD03 DD08 DD14 EE14 EE20 FF01 FF02 FF04 FF13 FF17 FF19 FF23 GG11 GG12 GG30 GG67 GG83 GG90 5K067 EE04 EE10 FF20 GG01 GG11 HH22 HH23 KK13 KK15 LL05 LL13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変復調方式の各々のソフトウェア
    を記憶する記憶手段と、緊急情報を発生する緊急情報発
    生手段と、緊急連絡の要否を判断する判断手段と、基地
    局との間でデータを送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段による受信結果に応じて、交信可能な基地局に対
    応する変復調方式に該当するソフトウェアを前記記憶手
    段から読み出す制御手段と、前記判断手段による判断結
    果に応じて、前記制御手段により読み出されたソフトウ
    ェアにより前記緊急情報発生手段により発生された緊急
    情報で変調する変復調手段とを備え、前記制御手段は、
    前記変復調手段で変調した緊急情報を送信制御すること
    を特徴とする緊急連絡通信端末。
  2. 【請求項2】 位置情報を取得する取得手段をさらに備
    え、前記判断手段は、緊急連絡の内容の種類毎に緊急事
    態を検出し、前記変復調手段は、前記位置情報と前記緊
    急連絡の内容の種類を示す識別信号とで変調し、前記制
    御手段は、前記変復調手段で変調した位置情報及び識別
    信号を送信制御する、ことを特徴とする請求項1記載の
    緊急連絡通信端末。
  3. 【請求項3】 前記送受信手段は、緊急連絡用の基地局
    に対応するアンテナ手段を有することを特徴とする請求
    項1項記載の緊急連絡通信端末。
  4. 【請求項4】 前記送受信手段は、緊急連絡時に衛星基
    地局と交信することを特徴とする請求項1記載の緊急連
    絡通信端末。
  5. 【請求項5】 位置情報を取得する取得手段をさらに備
    え、前記記憶手段は、前記判断手段により緊急連絡が必
    要であると判断された判断時刻、及び前記取得手段によ
    り位置情報が取得された取得時刻を記憶し、前記変復調
    手段は、前記判断時刻、前記取得時刻、前記位置情報、
    及び前記緊急連絡内容の種類を示す識別信号とで変調
    し、前記制御手段は、前記変復調手段で変調した判断時
    刻、取得時刻、位置情報、及び識別信号を送信制御す
    る、ことを特徴とする請求項1記載の緊急連絡通信端
    末。
  6. 【請求項6】 前記判断手段は、蓄電池の残留量に応じ
    て、前記変復調手段で変調する送信情報の長さを制御す
    ることを特徴とする請求項1、2又は5記載の緊急連絡
    通信端末。
  7. 【請求項7】 前記制御手段により読み出され前記変復
    調手段にダウンロードされる複数のソフトウェアの変復
    調方式には、誤り訂正符号方式の異なる変復調方式が含
    まれることを特徴とする請求項1、2又は5記載の緊急
    連絡通信端末。
  8. 【請求項8】 前記制御手段により読み出され前記変復
    調手段にダウンロードされる複数のソフトウェアの変復
    調方式には、異なる送信データレートの変復調方式が含
    まれることを特徴とする請求項1、2又は5記載の緊急
    連絡通信端末。
  9. 【請求項9】 第1変復調方式により交信可能状態にあ
    る緊急連絡通信端末との交信が不可能であると判断する
    判断手段と、前記判断手段により交信が不可能であると
    判断されたときに前記第1変復調方式とは異なる第2変
    復調方式に変復調方式を変更する変更手段と、を備える
    ことを特徴とする通信基地局。
  10. 【請求項10】 コンピュータを、複数の変復調方式の
    各々のソフトウェアを記憶する記憶手段と、緊急情報を
    発生する緊急情報発生手段と、緊急連絡の要否を判断す
    る判断手段と、基地局との間でデータを送受信する送受
    信手段と、前記送受信手段による受信結果に応じて、交
    信可能な基地局に対応する変復調方式に該当するソフト
    ウェアを前記記憶手段から読み出す制御手段と、前記判
    断手段による判断結果に応じて、前記制御手段により読
    み出されたソフトウェアにより前記緊急情報発生手段に
    より発生された緊急情報で変調する変復調手段とを備
    え、前記制御手段は、前記変復調手段で変調した緊急情
    報を送信制御する緊急連絡通信端末として機能させるた
    めのプログラム。
  11. 【請求項11】 コンピュータを、複数の変復調方式の
    各々のソフトウェアを記憶する記憶手段と、緊急情報を
    発生する緊急情報発生手段と、緊急連絡の要否を判断す
    る判断手段と、基地局との間でデータを送受信する送受
    信手段と、前記送受信手段による受信結果に応じて、交
    信可能な基地局に対応する変復調方式に該当するソフト
    ウェアを前記記憶手段から読み出す制御手段と、前記判
    断手段による判断結果に応じて、前記制御手段により読
    み出されたソフトウェアにより前記緊急情報発生手段に
    より発生された緊急情報で変調する変復調手段とを備
    え、前記制御手段は、前記変復調手段で変調した緊急情
    報を送信制御する緊急連絡通信端末として機能させるた
    めのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004066519A1 (fr) * 2002-11-13 2004-08-05 Da Tang Mobile Communications Equipment Co., Ltd. Procede d'etablissement d'un systeme de communication mobile auto-organisateur, duplex, a partition dans le temps
US7720506B1 (en) 2006-07-28 2010-05-18 Rockwell Collins, Inc. System and method of providing antenna specific front ends for aviation software defined radios
US7831255B1 (en) 2006-07-31 2010-11-09 Rockwell Collins, Inc. System and method of providing automated availability and integrity verification for aviation software defined radios
US7885409B2 (en) 2002-08-28 2011-02-08 Rockwell Collins, Inc. Software radio system and method

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