JP2002300628A - ハンドオーバーの処理方法及びその送受信装置 - Google Patents

ハンドオーバーの処理方法及びその送受信装置

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JP2002300628A
JP2002300628A JP2001103240A JP2001103240A JP2002300628A JP 2002300628 A JP2002300628 A JP 2002300628A JP 2001103240 A JP2001103240 A JP 2001103240A JP 2001103240 A JP2001103240 A JP 2001103240A JP 2002300628 A JP2002300628 A JP 2002300628A
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JP
Japan
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handover
base station
mobile station
station
signal
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Application number
JP2001103240A
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English (en)
Inventor
Masaki Muto
正樹 武藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相関係情報の測定および通知をハンドオー
バーの起動毎に行うために、ハンドオーバー制御に遅延
を招き、適切なハンドオーバータイミングでハンドオー
バーを開始できないという問題があった。また、ハンド
オーバー起動と終了がばたついた場合にも、その都度位
相関係情報を測定しているため、移動局の処理負荷を増
加させ、基地局に通知するための制御信号により制御ト
ラヒックを圧迫するという問題がある。 【解決手段】 移動局が現在通信を行っている第1の基
地局からハンドオーバーを行って第2の基地局と通信を
開始する際に、前記ハンドオーバーが開始されるより前
に移動局は前記第2の基地局からモニター用スロットを
受信して、前記モニター用スロットに割り当てられた既
知のパイロットシンボルから同期を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重/時分割多元接続(OFDM/TDMA)方式に基づ
いたセルラーシステムにおいて、ハンドオーバーを行う
ためのハンドオーバーの処理方法及びその送受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA(Time Division Mlutiple Acc
ess:時分割多元接続)方式のセルラーシステムにおい
て、通信速度の向上と周波数の有効利用を目的として、
マルチキャリア伝送方式の一種であるOFDM(Orthog
onal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分
割多重)を変調方式として採用する検討がされている。
【0003】移動体通信の実際の地上伝搬路を考えた場
合、最も大きな問題となるのはマルチパスである。特に
情報伝送速度が高速になるとこのマルチパスの影響によ
り、広い信号帯域全体の周波数特性が平坦でなくなる周
波数選択性フェージングが発生し、信号波形が著しく歪
む。このため、マルチパス対策の1つとしてマルチキャ
リア伝送方式が用いられている。マルチキャリア伝送方
式では、伝送すべきディジタル信号を何系列かの低い伝
送速度の信号に分割して、これを複数の搬送波で伝送す
る方式である。これによって、1つの搬送波の帯域内で
は一様のフェージングとみなすことができる。
【0004】マルチキャリア変調方式の一種であるOF
DMに基づいた信号の送受信について、図7(a),
(b),(c)および(d)を用いて説明する。
【0005】図7(a)は10個の周波数チャンネルU
0,U1…U9を示す。各周波数チャンネルU0,U1
…U9は、伝送される情報に基づいて様々な数の副搬送
波を用いて信号を伝送する。例えば図7(a)に示すチ
ャンネルU0及びチャンネルU1は、それぞれが伝送す
る情報に応じて決定されたそれぞれ異なる数の副搬送波
1が割り当てられている。このように、OFDM/TD
MA方式に基づいて信号を送信する送信装置は、様々な
数の副搬送波1を各チャンネルに割り当てる。また、各
チャンネルに割り当てられる搬送波の数は、伝送される
情報量によって決定される。
【0006】図7(b)に示すチャンネルU0は、21
個の副搬送波80を用いて信号を伝送し、チャンネルU
1は、10個の副搬送波80を用いて信号を伝送する。
したがって、チャンネルU0の伝送レートは、チャンネ
ルU1の伝送レートの2倍以上となる。
【0007】チャンネルU0,U1…U9の境界には、
パワーが0の副搬送波であるガードバンド81が設けら
れ、ガードバンド81は、隣接する周波数帯域間の干渉
を最小化するスペクトルマスクとして機能する。隣接す
る周波数帯域間の干渉の影響が小さい場合には、ガード
バンド81を設ける必要はない。一方、周波数帯域間の
干渉の影響が非常に大きい場合には、ガードバンド81
を複数設けてもよい。副搬送波80は、OFDM処理に
より生成される。
【0008】図7(c)において、W(f)は、周波数
軸におけるエネルギを示し、B(Hz)は、2つの隣接
した副搬送波80間の距離を示す。OFDM処理によ
り、多重副搬送波システム(multi-subcarrier-syste
m)を構築することができ、ここで、多重化する副搬送
波の数は、他のチャンネルからの干渉によっては影響さ
れず、割り当てられる帯域幅に基づいて任意に設定する
ことができる。
【0009】このように、チャンネルに割り当てる搬送
波の数を変更することによって、伝送レートを変更する
ことができるので、様々な伝送レートを得ることができ
る。また、各チャンネル間の副搬送波は、フィルタによ
って容易に分離することができるので、S/N特性の劣
化を防ぐことができる。副搬送波の多重化にOFDM処
理を用いることにより、各チャンネル間にガードバンド
81を設ける必要がなくなるため、周波数帯域の利用効
率が非常に高くなる。さらに、上述の処理は、高速フー
リエ変換を用いることができ、これにより処理の効率及
び速度を高めることができる。
【0010】また、図7(d)に示すように、各チャン
ネルグループ内のチャンネル数を変更することもでき
る。図7(d)は、6個のチャンネルU0,U1…U5
からなるチャンネルグループを示す。OFDM/TDM
A方式においては、伝送される情報に基づいて、1つの
グループ内のチャンネル数をその周波数帯域内で変更す
ることができる。
【0011】一方、標準的なGSM(Global System fo
r Mobile Communication:移動通信グローバル方式)シ
ステムにおいては周波数チャンネルは一定であり、隣接
するチャンネル間の周波数帯域幅は200kHzであ
る。FDMA方式によるチャンネル数は124であり、
TDMA方式は、複数の接続を実現するために用いられ
る。GSMシステムにおけるTDMA方式においては、
1つのTDMAフレーム内に8個のGSMタイムスロッ
トを設ける。図8に示すように、1つのGSMタイムフ
レームは、8個のGSMタイムスロットから構成され、
4.615msの長さを有する。また、1つのGSMタ
イムスロットの長さは、576.9μsである。伝送さ
れるGSMタイムスロットは、伝送されるバーストによ
り完全には満たされておらず、GSMシステムの同期が
完全ではない場合でも隣接するGSMタイムスロット間
の干渉が抑制される。ガード期間は、8.25ビット、
すなわち、30.5μsである。ガード期間は2つの部
分に分けられ、一方は、GSMタイムスロットの最初に
配置され、他方GSMタイムスロットの最後に配置され
る。
【0012】図9はGSMシステムにおける各チャンネ
ル間でのタイムスロットの順序および低周波数ホッピン
グを示すもので、移動局MSの受信チャンネルRxを4
チャンネル、送信チャンネルTxを4チャンネル、モニ
ターチャンネルMnを2チャンネルだけ示している。各
チャンネルは連続するフレームで構成され、各フレーム
は8個のタイムスロットを有している。
【0013】ベース局から送信された信号はダウンリン
クの周波数チャンネルC0のタイムスロット91で受信
され、タイムスロット91に対応する送信タイムスロッ
ト92はアップリンクの周波数チャンネルD0で3タイ
ムスロット後に伝送される。
【0014】このサイクルの期間中、移動局MSは隣接
するベース局の信号をタイムスロット93にてモニター
する。モニタリングは、必ずしもタイムスロットと正確
に一致する必要はない。例えば、図に示す例においては
タイムスロットの6番目の中に示されているが、これは
単なる例示であって、タイムスロットの6番目と7番目
との間の適宜の箇所に設けられてもよい。
【0015】これに続く次のフレームでは受信用のタイ
ムスロット94は、先に送信されたタイムスロット91
と同じアップリンク周波数帯域を用いて伝送されるが、
低速周波数ホッピングに基づいて異なる周波数チャンネ
ルC1を介して伝送される。また、タイムスロット94
に対応する送信タイムスロット95は前回のチャンネル
とは異なる周波数チャンネルD1を介して送信され、モ
ニターの周波数チャンネルも前回のE0から変更され
て、周波数チャンネルE1を介して受信される。
【0016】この低速周波数ホッピング及びインターリ
ーブにより、信号伝送の周波数特性及び干渉の特性が改
善される。GSMシステムにおける通常のインターリー
ブの深さは、8×8GSMタイムスロットに対応して3
6.923msである。
【0017】図10は、公知の態様で構築されたGSM
方式のセルラーネットワークの主要構成要素を示す図で
ある。このシステムは、少なくとも1個のセンターMS
C(Mobile Services Switching Center)11を含み、
このセンターMSC11は、電話回路網に接続されてい
る。このセンターMSC11は、基地局のコントローラ
BSC(Base Station Controller)8,9および10
と交信するようになっており、各コントローラは、1個
あるいはそれ以上の数のベース局BTS(BaseTranscei
ver Station)1,2,3,4,5および6を備えてい
る。さらに、各ベース局BTSのセル内では、数個の移
動局MS(Mobile Station)7が移動している。図面を
簡略化するために本例では移動局を1個のみ図示してあ
る。
【0018】また、BTS1と無線通信可能な範囲をセ
ル12、BTS2と無線通信可能な範囲をセル13とす
る。図10では移動局MS7がハンドオーバー元のベー
ス局BTS1のセル12からハンドオーバー先のベース
局BTS2のセル13に移る状態を示している。
【0019】移動局MS7は、当初、無線通信を通じて
ベース局BTS1と交信する。ベース局BTS1は、交
信中、移動局MS7のパワーをモニタリングし、ベース
局コントローラBSC8の制御によってベース局BTS
2へのハンドオーバーが生じることが予測されたときに
このモニタリングの結果をセンターMSC11に通報す
る。移動局MS7は隣接ベースステーションリストを受
け取り、このリストを基にして一定の時間間隔で隣接ベ
ース局の信号をモニタリングし、その結果をBTS1に
通報する。ハンドオーバーの境界条件が整ったとき、ベ
ース局コントローラBSC9へメッセージが送信され
る。このメッセージは、移動局MSを認識するために必
要とされるパラメータと、移動局MSとベース局BTS
2との間の通信に、これから用いられる新しいチャンネ
ル(タイムスロット)に関するデータとを含む。移動局
7がセル12とセル13の重なっている範囲にあると
き、MSC11の制御下においてベース局BTS2への
ハンドオーバーが開始され、移動局7がセル13の範囲
に入るまでにハンドオーバーは終了している。
【0020】一方、CDMA(Code Division Multiple
Access)システムで移動局MS7がベース局BTS1
のセル12から他のベース局BTS2のセル13に移る
場合にはソフトハンドオーバーが用いられる。ソフトハ
ンドオーバーは1個の移動局からの信号を同一のコード
を用いて複数のベース局が受信することが可能である。
同様に、複数のベース局が同一のコードを用いて1つの
移動局に同じ信号を送ることができる。この場合、移動
局はマルチパス伝搬を通じてベース局からの信号を受け
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
位相関係情報の測定および通知をハンドオーバーの起動
毎に行うために、ハンドオーバー制御に遅延を招き、適
切なハンドオーバータイミングでハンドオーバーを開始
できないという問題があった。
【0022】また、ハンドオーバー起動と終了がばたつ
いた場合にも、その都度位相関係情報を測定しているた
め、移動局の処理負荷を増加させ、基地局に通知するた
めの制御信号により制御トラヒックを圧迫するという問
題がある。
【0023】さらに、複数のベース局を同期したTDM
Aシステムにおいてソフトハンドオーバーを適用する場
合に、2つ又はそれ以上の数のベース局が同一のタイム
スロットおよび同一の搬送波周波数を用いて同時に1つ
の移動局に対して送信を行うように構成すると、移動局
が2つのベース局から同時に受信を行い、かつ、両局か
らの信号の強度がほぼ等しいとすると、強い定在波が生
じて、この定在波において両信号が相互に強めあうか、
あるいは打ち消しあって、移動局に強いフェージングが
生じることになる。この種のフェージングは、マルチパ
ス伝播によって起こるフェージングよりも大きな影響を
生じるものである。
【0024】このような問題は、ベース局相互の間に適
切な時間遅れを設け、両局からの信号が移動局に到達す
る時点を異ならせ、両信号が互いに打ち消しあうことな
く、例えばビタビタイプの受信機で利用できるようにす
ることによって解決される。しかしながら、時間遅れを
調整することは、少なくとも移動局が移動している間は
困難である。また、時間遅れを調整することは、ベース
局と移動局間の信号の送受を増加させることになる。さ
らに、両信号間の時間遅れがあまり大きすぎると、レシ
ーバーが両信号を扱うことが不可能になるので、時間遅
れは一定の範囲内にとどめなければならない。また、隣
接する複数のベース局が特定の周波数を用いるため、回
路網全体の干渉あるいは混信のレベルを増加させるとい
う問題を含む。
【0025】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
直交周波数分割多重/時分割多元接続(OFDM/TD
MA)方式に基づいたセルラーシステムにおいて、高速
で安定性の高いハンドオーバーを実現する通信方法及び
基地局並びに移動局の送信装置と受信装置に関する。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に、本発明に係る通信方法は任意の数の副搬送波が所定
数のGSM方式の周波数チャンネルに対応する周波数帯
域に割り当てられ、OFDM/TDMA方式のタイムス
ロットの整数倍が1又は整数個のGSM方式のタイムス
ロットと一致し、パイロットシンボルが所定の間隔で副
搬送波に割り当てられたGSM方式の通信システムにお
いて、移動局が現在通信を行っている第1の基地局から
ハンドオーバーを行って第2の基地局と通信を開始する
際に、前記ハンドオーバーが開始されるより前に移動局
は前記第2の基地局からモニター用スロットを受信し
て、前記モニター用スロットに割り当てられた既知のパ
イロットシンボルから同期を確立することを要旨とす
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、直交周波数分割多重/時
分割多元接続(OFDM/TDMA)方式に基づいたセ
ルラーシステムにおける本発明の通信方法及び基地局並
びに移動局の送信装置と受信装置の一実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0028】図10は、公知の態様で構築されたGSM
方式のセルラーネットワークの主要構成要素を示す図で
ある。このシステムは、少なくとも1個のセンターMS
C(Mobile Services Switching Center)11を含み、
このセンターMSC11は、電話回路網に接続されてい
る。このセンターMSC11は、基地局のコントローラ
BSC(Base Station Controller)8,9および10
と交信するようになっており、各コントローラは、1個
あるいはそれ以上の数のベース局BTS(BaseTranscei
ver Station)1,2,3,4,5および6を備えてい
る。さらに、各ベース局BTSのセル内では、数個の移
動局MS(Mobile Station)7が移動している。図面を
簡略化するために本例では移動局を1個のみ図示してあ
る。
【0029】また、BTS1と無線通信可能な範囲をセ
ル12、BTS2と無線通信可能な範囲をセル13とす
る。図10では移動局MS7がハンドオーバー元のベー
ス局BTS1のセル12からハンドオーバー先のベース
局BTS2のセル13に移る状態を示している。また、
図1は本発明の第1の実施の形態におけるハンドオーバ
ーのシーケンスを示す図である。
【0030】以下、図1及び図10を用いて本発明の第
1の実施の形態の通信方法について説明する。
【0031】図1及び図10において、移動局MS7が
ベース局BTS1と通信している時、移動局7はハンド
オーバーに備えて、常に周辺セルから送信されているパ
イロットチャンネルを順次受信し、この受信したパイロ
ットチャンネルのパイロットシンボルから受信レベルと
位相情報を測定し、その測定した各受信レベルと移相情
報を各周辺セルに対応した受信レベルテーブルと位相情
報テーブルとしてメモリに記憶している。
【0032】このとき、ハンドオーバー先のベース局B
TS2を含む各周辺ベース局は、それぞれ異なって割り
当てられた独自のチャンネルでパイロットチャンネルを
生成し、このパイロットチャンネルのパイロットシンボ
ルに自分の通信チャンネルの周波数およびタイムスロッ
トの位相情報を含ませて常時送信している。
【0033】そして、このような状態において、ベース
局BTS1とベース局BTS2の受信レベルを判定し、
基準以上のレベル差になると移動局MS7でハンドオー
バーが起動され、移動局MS7はベース局BTS1にハ
ンドオーバー要求信号を生成し、ハンドオーバー開始要
求をベース局BTS1に行う。図2にハンドオーバーの
開始と終了の契機を示す。
【0034】移動局MS7はベース局BTS1から位相
情報要求を受けると、メモリに予め記憶されている位相
情報のうちハンドオーバー先のベース局BTS2の位相
情報を読み出し、位相情報信号をベース局BTS1を介
してベース局BTS2に通知する。
【0035】以上のように、移動局7の位相情報の測定
は、ハンドオーバーの起動時にいちいち行うのではな
く、ハンドオーバーの起動より前に予め行い、その結果
の位相情報を移動局のメモリに予め記憶しておくことに
より、ハンドオーバーの起動時に新たに位相情報の測定
を行う必要がない。そして、何時ハンドオーバーが発生
してもハンドオーバー先基地局の通信チャンネルの同期
を迅速かつ効率的に確立しようとするものである。
【0036】ベース局BTS1から無線回線指定要求を
受けたベース局BTS2は、移動局MS7の通信チャン
ネルの割り当てを行い、ベース局BTS1を介して移動
局MS7に無線回線指定信号を応答する。更に、移動局
MS7は指定された無線回線のチャンネルで同期するた
めの設定を行い、同期確立をベース局BTS2に通知す
る。ベース局BTS2から同期確立の確認がとれると、
ハンドオーバーを終了する。
【0037】図3は本発明の一実施の形態における移動
局MS7とハンドオーバー元のベース局BTS1及びハ
ンドオーバー先のベース局BTS2の各チャンネル間で
のタイムスロットの流れを示すもので、ベース局BTS
1,BTS2及び移動局MS7の受信チャンネルRxを
4チャンネル、送信チャンネルTxを4チャンネルを示
し、移動局MS7についてはモニターチャンネルMnも
4チャンネルを示している。各チャンネルは連続するフ
レームで構成され、最初の1フレームはハンドオーバー
前、2回目の1フレームはハンドオーバーの最中、3回
目のフレームをハンドオーバー後としている。
【0038】ベース局BTS1から送信されたタイムス
ロット40aの信号は移動局MS7の44aのタイムス
ロットで受信され、移動局MS7から送信されたタイム
スロット46aの信号はベース局BTS1のタイムスロ
ット41aで受信される。
【0039】このサイクルの期間中、移動局MS7は隣
接するベース局の信号をタイムスロット48にてモニタ
ーする。
【0040】これに続く次のフレームでハンドオーバー
が開始されると、ベース局BTS1から送信されたタイ
ムスロット40bの信号は移動局MS7の44bのタイ
ムスロットで受信され、移動局MS7から送信されたタ
イムスロット46bの信号はベース局BTS1のタイム
スロット41bで受信される。ここで、移動局MS7は
周辺基地局のモニターを行わずにベース局BTS2から
送信されるタイムスロット42bの信号を移動局MS7
の45bのタイムスロットで受信するか、もしくは移動
局MS7から送信されるタイムスロット47bの信号を
ベース局BTS2のタイムスロット43bで受信する。
次のフレームでハンドオーバーが終了すると、ベース局
BTS2から送信されたタイムスロット42cの信号は
移動局MS7の45cのタイムスロットで受信され、移
動局MS7から送信されたタイムスロット47cの信号
はベース局BTS2のタイムスロット43cで受信され
る。
【0041】以下、本実施の形態における送信装置のブ
ロック図を図4に示す。送信すべき信号は、入力端子5
0を介して、チャンネル符号化器51に供給される。符
号化された信号は、インターリーブ器52に供給され、
例えば8×8OFDM/TDMAフレーム又は16×8
OFDM/TDMAフレームといった所定の深さでイン
ターリーブされる。インターリーブされた信号は、切換
器53bに供給される。パイロットシンボル生成器53
cはパイロットシンボルを生成し、このパイロットシン
ボルは切換器53bにおいて、インターリーブ器52か
ら供給された信号のデータ列に挿入される。さらに、こ
の信号は変調器53aに供給され、変調器53aは、こ
の信号にOFDM処理を施し、所定の数の副搬送波を生
成する。なお、切換器53bは、送信される信号を変調
して搬送する複数の副搬送波に対し、各GSM周波数チ
ャンネルにとって既知のパイロットシンボルを副搬送波
に挿入し、変調処理を施す。
【0042】上述のようにして生成された副搬送波は、
離散/高速離散フーリエ変換器又は離散/高速高速フー
リエ変換器54により時間領域に変換され、ガードイン
ターバル生成器55に供給される。ガードインターバル
生成器55は、時間領域のバーストにガードタイムを加
えるとともに、時間バーストを形成する。OFDM/T
DMAタイムスロットは、さらにD/A変換器56に供
給され、D/A変換器56は、OFDM/TDMAタイ
ムスロットをデジタル信号からアナログ信号に変換し
て、変換した信号をRFアップコンバート器57に供給
する。RFアップコンバート器57は、変換した信号を
アップコンバートする。アップコンバートされた信号
は、アンテナ58を介して送信される。
【0043】図5は1つのパイロットシンボルの割り当
てを説明する図である。図5において60は4つのGS
Mタイムスロットからなる1つのOFDM/TDMAタ
イムスロットであり、61はOFDM/TDMAタイム
スロット60を構成する1つのGSMタイムスロットで
ある。また、62は1つのGSMタイムスロット61内
のOFDMタイムスロットの構成を示したものであり、
パイロットシンボル63が配置されている。
【0044】図5の60に示す例ではOFDM/TDM
Aチャンネルは、4つのGSM周波数チャンネルからな
り、上述のようにOFDM/TDMAシステムにおける
送信周波数帯域は、GSM送信周波数帯域と異なってい
てもよく、この場合、副搬送波はGSM周波数チャンネ
ルの周波数帯域に対応して割り当てられる。なお、この
例においては、OFDM/TDMAチャンネルは、GS
M周波数チャンネルに割り当てられている。GSM周波
数チャンネルの帯域幅は200kHzであるため、OF
DM/TDMAチャンネルの帯域幅は800kHzとな
る。
【0045】図5の62に示す例では、1つのGSM周
波数チャンネルに割り当てられる副搬送波の合計は49
であり、4つのOFDM/TDMAタイムスロットが1
つのGSMタイムスロットにマッピングされている。こ
のGSMタイムスロットの長さは576.9μsであ
る。
【0046】図5の62は200kHzの帯域幅を有す
るGSM周波数チャンネルに割り当てられた副搬送波を
詳細に示す図である。図5の62の例では、49個の副
搬送波を1つのGSM周波数チャンネルへの割り当て、
1つのGSMタイムスロットに4つのOFDM/TDM
Aタイムスロットをマッピングすることによりなされて
いる。図5に示すように、パイロットシンボル63は基
本的に6及び12おきの搬送波に割り当てられ、搬送波
とともに変調されてインターレス処理される。
【0047】本発明を適用した受信装置のブロック図を
図6に示す。アンテナ58は、送信信号を受信してこの
信号をRFダウンコンバート器70に供給する。RFダ
ウンコンバート器70は、この信号をダウンコンバート
し、ダウンコンバートした信号をA/D変換器72に供
給する。A/D変換器72は、この信号をアナログフォ
ーマットからデジタルフォーマットに変換し、変換した
信号をガードインターバル除去器73とシンボル同期回
路71に供給する。シンボル同期回路71は既知のパイ
ロット信号を検出することで同期を確立し、伝搬特性推
定回路76bを同期させる。
【0048】一方、ガードインターバル除去器73でガ
ードインターバルが除去された信号は、離散/高速フー
リエ変換器75に供給され、離散/高速フーリエ変換器
75は供給された信号を周波数領域に変換する。この離
散/高速フーリエ変換器75は、時間同期器74a及び
周波数同期器74bによって、所定の時間及び周波数に
同期される。
【0049】離散/高速フーリエ変換器75から出力さ
れる周波数領域信号は、副搬送波をデータ信号、シグナ
リング信号、パイロットシンボル等で変調したものであ
り、この信号は、復調手段76aにより復調される。こ
の復調の結果得られた信号のうち、パイロットシンボル
は伝搬特性推定回路76bに供給され、これにより伝搬
特性推定回路76bは対応する送信装置の切換器53b
及びパイロットシンボル生成器53cに対応するよう設
定される。すなわち、本発明を適用した伝送システムに
おいては、受信装置及び送信装置は、それぞれ既知のパ
イロットシンボル及び各GSMチャンネルの副搬送波の
パイロットシンボル変調レートに基づいて作動する。例
えば、無線通信システムにおいて、送信装置が移動局に
おいて用いられ、受信装置が基地局において用いられて
いる場合、移動局と基地局は、それぞれパイロットシン
ボルに関する情報を予め有しており、また、どの副搬送
波にパイロット信号が含まれているかに関する情報を有
している。
【0050】受信装置の伝搬特性推定回路76bは、受
信したパイロットシンボルと、例えばメモリに記録され
た既知のパイロットシンボルとを比較し、これにより、
例えばチャンネルの減衰等のチャンネル伝達関数を推定
し、さらに時間及び周波数を補完するチャンネル伝達関
数を生成する。等価器76cは上述のようにして得られ
たチャンネル伝達関数を用いて、送信されてきたデータ
列に対して等化処理を施し、送信されてきたデータを妥
当且つ正確に等化することができる。等化処理が施され
た信号は、デインターリーブ器77に供給され、デイン
ターリーブ器77でデインターリーブされた信号はチャ
ンネル復号器78に供給される。チャンネル復号器78
は、信号に対してチャンネルデコード処理を施し、出力
端子79より信号を出力する。
【0051】ここで、この受信装置で推定されたチャン
ネル伝達関数とは、例えば、チャンネル減衰などであ
り、伝搬特性推定回路76bによるチャンネル減衰の推
定及びその推定結果に基づいて等価器76cは受信信号
を等化処理する。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明はOFDM/TD
MA方式に基づいて信号を送受信するGSM方式の移動
通信システムにおいて、移動局の移動に伴い現在通信を
行っている基地局から次の基地局に通信をハンドオーバ
ーにより暫時切り替える際の処理実行方法であって、任
意の数の副搬送波が所定数のGSM方式の周波数チャン
ネルに対応する周波数帯域に割り当てられ、OFDM/
TDMA方式のタイムスロットの整数倍が1又は整数個
のGSM方式のタイムスロットと一致し、パイロットシ
ンボルが所定の間隔で副搬送波に割り当てられたGSM
方式の通信システムにおいて、移動局が現在通信を行っ
ている第一の基地局からハンドオーバーを行って第二の
基地局と通信を開始する際に、前記ハンドオーバーが開
始されるより前に移動局は前記第二の基地局からモニタ
ー用スロットを受信して、前記モニター用スロットに割
り当てられた既知のパイロットシンボルから同期を確立
することにより、高速で安定性の高いハンドオーバーを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の通信方法におけるハン
ドオーバーのシーケンスを示す図
【図2】ハンドオーバーの開始と終了の契機を示す図
【図3】本実施の形態における各チャンネル間でのタイ
ムスロットの順序を示す図
【図4】本実施の形態における送信装置のブロック図
【図5】本実施の形態におけるパイロットシンボルの割
り当てを説明する図
【図6】本実施の形態における受信装置のブロック図
【図7】(a)公知のOFDMにおける周波数チャンネ
ルを示す図 (b)公知のOFDMにおけるチャンネル内のキャリア
を示す図 (c)公知のOFDMにおける副搬送波を示す図 (d)公知のOFDMにおける周波数チャンネルを示す
【図8】GSMにおけるタイムフレームとタイムスロッ
トを説明する図
【図9】GSMにおける各チャンネル間でのタイムスロ
ットの順序を示す図
【図10】公知の移動局ネットワークの構成と移動局が
1つのベース局のセルから別のベース局のセルに移動す
る状況を示す図
【符号の説明】
1 ハンドオーバー元のベース局 2 ハンドオーバー先のベース局 7 移動局 8 ベース局1のコントローラー 9 ベース局2のコントローラー 11 センター 12 ベース局1のセル 13 ベース局2のセル
フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA02 AA25 BB04 CC02 CC04 DD02 DD25 EE02 EE10 EE24 EE61 EE71 JJ03 JJ12 JJ13 JJ39 JJ52 JJ54 JJ65

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交周波数分割多重/時分割多元接続方
    式に基づいて信号を送受信する移動通信グローバル方式
    の移動通信システムにおいて、移動局の移動に伴い現在
    通信を行っている基地局から次の基地局に通信をハンド
    オーバーにより暫時切り替える際の処理実行方法であっ
    て、任意の数の副搬送波が所定数の移動通信グローバル
    方式の周波数チャンネルに対応する周波数帯域に割り当
    てられ、直交周波数分割多重/時分割多元接続方式のタ
    イムスロットの整数倍が1又は整数個の移動通信グロー
    バル方式のタイムスロットと一致し、パイロットシンボ
    ルが所定の間隔で副搬送波に割り当てられた移動通信グ
    ローバル方式の通信システムにおいて、移動局が現在通
    信を行っている第1の基地局からハンドオーバーを行っ
    て第2の基地局と通信を開始する際に、前記ハンドオー
    バーが開始されるより前に移動局は前記第2の基地局か
    らモニター用スロットを受信して、前記モニター用スロ
    ットに割り当てられた既知のパイロットシンボルから同
    期を確立するハンドオーバーの処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信方法において、前
    記移動局が前記第1の基地局から前記第2の基地局への
    ハンドオーバーを行っている期間中は、一つの時分割多
    元接続方式のフレーム内で異なるチャンネルを用いて前
    記第1の基地局と前記第2の基地局の両方から受信して
    いることを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバー
    の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記移動局に割り当てられた周波数チャ
    ンネルが複数の連続したグループであることを特徴とし
    た請求項1に記載のハンドオーバーの処理方法。
  4. 【請求項4】 前記移動局に割り当てられたタイムスロ
    ットが複数の連続したグループであることを特徴とした
    請求項1に記載のハンドオーバーの処理方法。
  5. 【請求項5】 前記パイロットシンボルが一定の間隔で
    割り当てられた請求項1に記載のハンドオーバーの処理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記パイロットシンボルの割り当てがス
    キャッターパイロットであることを特徴とする請求項1
    に記載のハンドオーバーの処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のハンドオーバーの処理
    方法において、前記モニター用スロットをハンドオーバ
    ー開始前に送信する送信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のハンドオーバーの処理
    方法において、前記モニター用スロットに割り当てられ
    たパイロットシンボルから同期を行う受信装置。
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