JP2002299289A - 化学的機械的研磨方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

化学的機械的研磨方法および半導体装置の製造方法

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polishing cloth
film
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直人 水野
Masaru Fukushima
大 福島
Yoshikuni Katayama
佳邦 堅山
Hiroyuki Yano
博之 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨布に対する効率の良いドレッサーを用い
ることによりコンディショニングが有効に行えるCMP
方法及びCMP処理システム及び半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】 CMP処理システムにおいて、粒子径を
揃えたダイヤモンド粒子を等間隔に配置したドレッサ2
33を用いて、ウエハ223をCMP処理中に研磨布2
21を低荷重でコンディショニングを行う。CMPを行
うと研磨布上にメタル膜や酸化膜等の研磨屑、スラリ中
の研磨粒子や溶媒等の薬品が付着し、これらは研磨時間
が長くなるにつれて蓄積していくことにより研磨レート
の低下を引き起こす。ドレッサを凹凸のあるシリコン半
導体基板の研磨中にこの研磨布表面に押し付けてコンデ
ィショニングを行うと研磨屑ならびに研磨粒子などを研
磨布上に堆積させずに排除することができ研磨レートの
低下を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、とくに化学的機械的研磨(CMP:Cemica
l Mechanical Polishing)技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来半導体装置に用いられるCMP法
は、CVD(Chemical Vapour Deposition)等により半導
体ウェハ上に形成された絶縁膜や金属膜などの薄膜を平
坦化する際に用いられる。CMP法は、研磨粒子を含ん
だ研磨剤を研磨布表面になじませ、回転する研磨盤上で
半導体ウェハを研磨することにより半導体ウェハ表面の
薄膜を平坦加工する方法である。このような半導体装置
の製造技術に重要なCMP処理システムは、半導体ウェ
ハの表面上の膜をCMP処理する手段とCMP処理され
た半導体ウェハを洗浄する手段とを備えている。そし
て、このシステムでは、CMP装置によってウェハが処
理される。CMP装置は、筐体と、筐体内部に配置され
たCMP部及び洗浄部とを含んでいる。筐体内には、更
にウェハロード/アンロード部が備えられており、CM
P部は、ドレッシングユニットとCMPユニットから構
成されている。
【0003】CMPは、スラリという研磨粒子を含んだ
研磨剤を研磨布表面になじませ、回転する研磨盤上で被
処理基板である半導体ウェハを研磨することにより半導
体ウェハ表面の薄膜を平坦加工する方法である。この方
法を用いる場合、連続してウェハの研磨処理を行うと研
磨布の表面がスラリによる目詰まりを起こし、研磨性能
が劣化するという問題が生じる。このスラリによる目詰
まりを除去する方法としてドレッシングという表面処理
を行う。CMPに使用する研磨布には様々な材料を用い
る。一般的に使用されているものに発泡ポリウレタンパ
ッドがある。この研磨布は、布表面に微小なポアが多数
存在し、その中にスラリを保持してポリッシングを行う
構造になっている。発泡ポリウレタンを研磨布に用いる
場合、研磨布使用開始時に表面をやや荒らすコンディシ
ョニングと呼ばれる初期処理が必要である。この処理を
行ってその表面を荒らさなければ安定したポリッシング
レートとポリッシングの均一性を得ることが出来ない。
【0004】一般に、CMP処理を行うと、研磨布上に
研磨屑や研磨粒子などの固形物が堆積し、その増加にと
もなって、研磨レートが低下するようになる。したっが
て、このような場合、研磨布に対してコンディショニン
グ処理を行う必要が生じてくる。しかしながら、このよ
うなコンディショニングを行うと研磨布表面が必要以上
に荒れてしまう。その結果半導体基板表面に形成された
被処理膜に対してCMP処理を用いても良好な平坦化特
性を得るのが困難であった。本発明は、このような事情
によりなされたものであり、研磨布に対する効率の良い
ドレッサーを用いることによりコンディショニングが有
効に行えるCMP方法及びCMP処理システム及び半導
体装置の製造方法を提供する
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、CMP処理シ
ステムにおいて、粒子径を揃えたダイヤモンドを等間隔
に配置したドレッサを用いて、ウエハをCMP処理中に
研磨布を低荷重でコンディショニングを行うことを特徴
としている。CMP処理の研磨レート低下、平坦性の向
上及びドレッサの定量的管理が可能になる。CMPを行
うと、研磨布上にメタル膜や酸化膜等の研磨屑、研磨液
(スラリ)中の研磨粒子や溶媒等の薬品が付着すること
が考えられ、これらは研磨時間が長くなるにつれて、蓄
積していくことにより研磨レートの低下を引き起こすと
考えられる。しかし、粒子径が150μmのダイヤモン
ド粒子を0.7μm間隔で電着させた円盤(ドレッサ)
を、メタル膜や酸化膜などを表面に成膜させた凹凸のあ
るシリコン半導体基板の研磨中に、この研磨布表面に押
し付けてコンディショニングを行うと、研磨屑ならびに
研磨粒子などを研磨布上に堆積させることなく排除する
ことができ、研磨レートの低下を抑制することができ
る。
【0006】さらに、ダイヤモンド粒子を電着させた円
盤の押し付け荷重を4.3kgf/cm2 −14.4k
gf/cm2 とすることによって、ダイヤモンド粒子が
研磨布に食い込む量を少なくすることができる。4.3
kgf/cm2 より小さいと研磨時間が長くなり、1
4.4kgf/cm2 を越えるとダイヤモンド粒子が研
磨布に深く食い込み過ぎる。このように、ダイヤモンド
粒子の食い込み量を少なくすることによって研磨布の表
面の荒れを小さくすることができたので、メタル膜や酸
化膜のついた凹凸のある半導体基板の凹部への研磨布の
接触による影響を少なくすることができ、凸部の研磨を
優先的に行い、平坦化特性のもたらすことができる。
【0007】すなわち、本発明のCMP方法は、回転定
盤の表面に貼り付けた研磨布上に研磨液を滴下しなが
ら、被処理膜を成膜させた凹凸のある基板をこの研磨布
に押し付けてCMPする工程と、ダイヤモンド粒子を電
着させた円盤(ドレッサ)を研磨布に所定の圧力で押し
付けて、この研磨布をドレッシングする工程とを備え、
前記CMPする工程とドレッシングする工程とは並行し
て行われることを特徴としている。前記円盤には実質的
に粒径の等しいダイヤモンド粒子を電着させるようにし
ても良い。前記ダイヤモンド粒子の平均粒子径は、10
0μm−200μmであるようにしても良い。前記ダイ
ヤモンド粒子は、略等間隔に円盤上に配置されているよ
うにしても良い。前記所定の圧力は常に一定であるよう
にしても良い。前記所定の圧力は、前記円盤とこの円盤
に繋がっている回転軸からなる系の自重よりも小さいよ
うにしても良い。前記所定の圧力は、4.3kgf/c
2 以上、14.4kgf/cm2 以下であるようにし
ても良い。平坦化特性を維持するためにはドレッサを構
成する円盤に電着されるダイヤモンド粒子の配置間隔
は、0.1−1.0μmが適当である。
【0008】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
ウェハに被処理膜を形成する工程と、前記半導体ウェハ
を上記CMP方法のいずれかにより、研磨して前記被処
理膜を所定の形状にパターニングする工程とを備えたこ
とを特徴としている。前記被処理膜はシリコン酸化膜も
しくはメタル膜であるようにしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1、図6乃至図8を参照し
て第1の実施例を説明する。図1は、本発明及び従来の
CMP処理で用いられるドレッサの平面図及び概略断面
図、図6は、本発明のCMP処理システムを実施する筐
体内部の概略図、図7は、CMP装置の部分斜視図、図
8は、本発明の円盤にダイヤモンド粒子が電着されて構
成されたダイヤモンド粒子のバラツキを説明する特性図
である。図6は、CMP処理システムの概略図である。
CMP処理システムの各部は、筐体内にセットされ、C
MP装置であるCMP部2、CMP後のウェハを洗浄す
る洗浄部(洗浄装置)3及び被処理基板であるシリコン
半導体などのウェハを供給し送り出すウェハロード/ア
ンロード部4が設けられている。ロード/アンロード部
4から供給されたウェハ1は、CMP部2に供給され
る。CMP部2は、ターンテーブル21上のCMPユニ
ット22及びドレッシングユニット23とから構成され
ている。
【0010】図7は、CMPユニット22及びドレッシ
ングユニット23の概略斜視図である。ターンテーブル
21上には研磨布221が取り付けられ、所定の回転数
で回転している。そして、この研磨布221にやはり回
転する駆動シャフト222に取り付けられたトップリン
グ223に固定されたウェハを押し付け、スラリタンク
(図示しない)より導出されたスラリ供給パイプ224
から供給されるスラリを加工点に滴下しながらCMPを
行う。CMP続行中に駆動シャフト232により支持さ
れたドレッサ233を研磨布221に接触させてコンデ
ィショニングを行う。CMP処理は、スラリと呼ばれる
研磨粒子を含んだ研磨剤を研磨布にしみ込ませ、回転す
るターンテーブル上でウェハをCMPすることによりウ
ェハ表面の薄膜を平坦加工する方法である。この方法を
用いる場合、連続してウェハを研磨処理を行うと研磨布
の表面が研磨屑で目詰まりするという問題が生じる。こ
の目詰まりした表面を回復させる方法としてドレッシン
グと呼ばれる表面処理を行う。
【0011】ドレッシングユニット23は、研磨布をド
レッシングするユニットである。スラリを用いてウェハ
をCMPした後、発泡ポリウレタンなどの研磨布は、ス
ラリ中の研磨粒子以外の高分子系界面活性剤や多糖類な
ど粘性が高い物質を添加することにより劣化する。この
劣化した研磨布を用いることにより微細パターンが密集
する半導体デバイスが形成されたウェハのCMP工程で
は歩留まりを低下させる大きな要因になっている。この
研磨布表面の詰まった異物を除去し表面を削り取るため
にドレッシングユニット23を用いてドレッシング処理
が行われる。通常ウェハ1枚をCMPする毎にドレッシ
ングを行う。しかし、本発明では、回転するターンテー
ブル21上の研磨布221をドレッシング処理を行いな
がらCMP処理を行う。しかも、研磨布221をドレッ
シングするドレッサ233は、本発明の特徴である粒子
径を揃えたダイヤモンドを等間隔に配置した構成をして
いる。
【0012】CMP部で処理が終わったウェハは、洗浄
部3に搬送される。洗浄部3は、ウェハを搬送する搬送
ロボット、ウェハを反転させる反転機、両面ロール洗浄
機やペンシル洗浄機などのウェハ洗浄機が収納されてい
る。CMP部2から搬送されたウェハは、洗浄され、乾
燥されてロード/アンロード部4に搬送され、そこから
外部に搬出されて次の製造工程に送られる。
【0013】図1に本発明及び従来のCMP処理で用い
られるドレッサの平面図及び概略断面図を示す。ドレッ
サ233の基板は、例えば、SUSなどのステンレスか
ら構成されている。この基板の上に、例えば、Niメッ
キ層234が形成されている。そして、約150μm径
の実質的に同形のダイヤモンド粒子235がほぼ等間隔
に配置されている。ダイヤモンド粒子235は、Niメ
ッキ層234に所定の厚さ(t)だけ埋め込まれおり、
基板から剥がれにくくなっている。ダイヤモンド粒子2
35は、粒子径(2R)の50%未満がNiメッキ層2
34から露出している(t/2R)ならば、ダイヤモン
ド粒子235は、ドレッサ233から脱落する事はな
い。粒子間距離(d)は、0.1〜1.0mm、例え
ば、0.7mmが適当である(図1(b))。一方、従
来のドレッサ(図1(a))は、ドレッサの基板は、例
えば、SUSなどのステンレスから構成されている。こ
の基板の上に、例えば、Niメッキ層が施されている。
そして、平均の粒子径が約100μm径の不揃いであ
り、所定の形状に成形されておらず、ダイヤモンド粒子
がほぼ等間隔に配置されている。ダイヤモンド粒子23
5は、Niメッキ層234に所定の厚さだけ埋め込まれ
おり、基板から剥がれ難くなっている。
【0014】図8は、本発明の円盤にダイヤモンド粒子
が電着されて構成されたダイヤモンド粒子のバラツキを
説明する特性図であり、縦軸は、分布数を表わし、横軸
は、ダイヤモンドの粒子径(Diameter)(μ
m)である。図に示すように、本発明に係るドレッサを
構成する円盤に電着されるダイヤモンド粒子の粒子径分
布(A)は、使用される粒子径が所定のサイズ(この図
では160μm)に限定されているので、粒子径分布
(A)は、狭くなっており、従来の幅広の分布(B)と
比較してかなり狭くなった分布となっている。以上、こ
の実施例では、前記研磨布に対する効率の良いドレッサ
を用いることによりコンディショニングが有効に行え、
しかもウェハをCMP処理中に研磨布を低荷重でコンデ
ィショニングを行うことを特徴としている。CMP処理
の研磨レート低下、平坦性の向上及びドレッサの定量的
管理が可能になる。
【0015】次に、図2乃至図5を参照して第2の実施
例を説明する。図2及び図3は、本発明のCMP処理を
行う半導体基板の断面図、図4は、研磨レートの時間的
変化を説明する特性図、図5は、本発明のCMP処理に
よる平坦化特性を説明する特性図である。図2に示すよ
うに、シリコン半導体基板上に膜厚200nmのシリコ
ン酸化物のTEOS膜、その上に膜厚25nmのTaN
膜、TaN膜の上に膜厚2000nmのCu膜を順次積
層したサンプルを用意する。また、図3に示すように、
シリコン半導体基板に深さ700nmの溝を形成し、こ
の溝の内部も含めて半導体基板上に膜厚1400nmの
TEOS膜を形成したサンプルを用意する。これらのサ
ンプルを、図1に示すドレッサ233とともに、図7に
示すトップリング223に取り付けたウェハをCMP処
理してCu膜を研磨する。またTEOS膜を研磨して表
面の不要部分を除去してTEOS膜を溝に埋め込み、素
子分離領域などに用いる埋め込み絶縁膜を形成する。
【0016】図4は、縦軸が研磨量(Polishin
g Rate)(nm)(2分研磨時の平均削れ量)を
表わし、横軸に研磨時間(Polishing Tim
e)(min)を表わしている。CMP処理において、
ドレッサの押し付け荷重を4.3kgf/cm2 −2
8.8kgf/cm2 の範囲で変える。CMP処理する
対象は、本発明(In−situ Cnditioni
ng)の押し付け荷重4.3kgf/cm2 でコンディ
ショニングした例(−■−)、押し付け荷重7.2kg
f/cm2 でコンディショニングした例(−▲−)、押
し付け荷重14.4kgf/cm2 でコンディショニン
グした例(−◆−)、押し付け荷重28.8kgf/c
2 でコンディショニングした例(−●−)及び、押し
付け荷重28.8kgf/cm2 でコンディショニング
した従来例(Ex−situ)(−○−)がある。図4
に示すように、本発明のドレッサを用いない従来例では
研磨時間が多くなるにしたがって、単位時間当たりの研
磨量が極端に悪くなる。これに反して、本発明のドレッ
サを用いた例では、研磨時間が多くなっても単位時間当
たりの研磨量が殆ど劣化せず、押し付け荷重が大きいほ
ど単位時間当たりの研磨量が多くなっている。
【0017】図5は、CMP処理の平坦化特性を示す特
性図であり、縦軸は、段差(Local Step H
ight)(@300μm/300μm)を表わしてい
る。300μm/300μmは、図3に示す凸部及び凹
部の幅を表わしている。#100は、ダイヤモンド粒子
径が略100μmの粒子を用いている。#80は、ダイ
ヤモンド粒子径が略160μmの粒子をピッチ0.7m
mで配列したドレッサを用いて研磨布をコンディショニ
ングしている。図に示すように、研磨中にコンディショ
ニングを行わないと研磨レートは低下していくが、コン
ディショニングを行いながらCMPを行うと、研磨レー
トを維持することができる。ドレッサの押し付け荷重を
4.3kgf/cm2 としたドレッシングを用いた場合
に最も良好な平坦化特性が得られた。ドレッサの押し付
け荷重は、4.3kgf/cm2−14.4kgf/c
2 の範囲において良好な平坦化特性が得られた。
【0018】次に、図9を参照して第3の実施例を説明
する。図9は、半導体装置の製造工程断面図であり、本
発明のCMP処理システムを利用したAlダマシン配線
の形成方法を説明する。半導体素子(図示しない)を作
り込んだシリコンなどの半導体基板300上にシリコン
酸化膜などの絶縁膜301を形成する。この絶縁膜30
1上に深さ400nmの配線溝304をパターニング形
成する。次に、絶縁膜301上及び配線溝304内部に
Nbライナ302を30nm程度堆積させる。そして、
この後にAl膜303を600nm程度堆積させる(図
9(a))。
【0019】次に、半導体基板300上のAl膜303
及びNbライナ302を本発明のCMP処理システム
(図7参照)を用いたCMP法により除去する。この処
理プロセスでは、まず、Al膜303を除去するファー
ストステップポリッシュを行う(図9(b))。ついで
Nbライナ302を除去するセカンドステップポリッシ
ュを行う(図9(c))。これを2ステップポリッシュ
という。このCMP処理により配線溝304には配線と
なるAl膜303及びバリヤメタル層であるNbライナ
301が埋め込み形成され、その他の領域に形成された
Al膜及びNbライナは、エッチングなどにより除去さ
れる(図9(c)参照)。この実施例によれば、コンデ
ィショニング処理を行いながらCMP処理を行うので、
平均した研磨レートを維持できるので正確に埋め込み配
線が埋め込み形成される。その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、所定の粒子径のダイヤ
モンド粒子を所定の間隔で電着させたドレッサを、メタ
ル膜や酸化膜などを表面に成膜させた凹凸のあるシリコ
ン半導体基板の研磨中に、この研磨布表面に押し付けて
コンディショニングを行うと、研磨屑ならびに研磨粒子
などを研磨布上に堆積させることなく排除することがで
き、研磨レートの低下を抑制することができる。さら
に、ダイヤモンド粒子の食い込み量を少なくすることに
よって研磨布の表面の荒れを小さくすることができたの
で、メタル膜や酸化膜のついた凹凸のある半導体基板の
凹部への研磨布の接触による影響を少なくすることがで
き、凸部の研磨を優先的に行い、平坦化特性の向上をも
たらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来のCMP処理で用いられるドレ
ッサの平面図及び断面図。
【図2】本発明のCMP処理を行う半導体基板の断面
図。
【図3】本発明のCMP処理を行う半導体基板の断面
図。
【図4】本発明の研磨レートの時間的変化を説明する特
性図。
【図5】本発明のCMP処理による平坦化特性を説明す
る特性図。
【図6】本発明のCMP処理方法を実施する筐体内部の
概略図。
【図7】本発明のCMP装置の部分斜視図。
【図8】本発明の円盤にダイヤモンド粒子が電着されて
構成されたダイヤモンド粒子のバラツキを説明する特性
図。
【図9】本発明の半導体装置の製造工程断面図。
【符号の説明】
1・・・ウェハ、 2・・・CMP部(CMP装
置)、3・・・洗浄部(洗浄装置)、 4・・・ウェハ
ロード/アンロード部、21・・・ターンテーブル、
22・・・CMPユニット、23・・・ドレッシング
ユニット、 221・・・研磨布、222、232・
・・駆動シャフト、 223・・・トップリング、2
24・・・スラリ供給パイプ、 233・・・ドレッ
サ、234・・・Niメッキ層、 235・・・ダイ
ヤモンド粒子、300・・・半導体基板、 301・
・・絶縁膜、302・・・Nbライナ、 303・・
・Al膜、304・・・配線溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堅山 佳邦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 矢野 博之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 3C047 AA34 3C058 AA07 AA19 BA05 CB01 CB03 DA12 DA17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転定盤の表面に貼り付けた研磨布上に
    研磨液を滴下しながら、被処理膜を成膜させた凹凸のあ
    る基板をこの研磨布に押し付けて化学的機械的研磨する
    工程と、 ダイヤモンド粒子を電着させた円盤を研磨布に所定の圧
    力で押し付けて、この研磨布をドレッシングする工程と
    を備え、 前記化学的機械的研磨する工程とドレッシングする工程
    とは並行(In-situ) して行われることを特徴とする化学
    的機械的研磨方法。
  2. 【請求項2】 前記円盤上にダイヤモンド粒子を電着さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研
    磨方法。
  3. 【請求項3】 前記化学的機械的研磨する工程におい
    て、前記ダイヤモンドを電着させた円盤を前記研磨布に
    押し付ける圧力は、4.3kgf/cm2 以上、14.
    4kgf/cm2 以下であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の化学的機械的研磨方法。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤモンド粒子の粒子径は、10
    0μm以上、200μm以下であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の化学的機械的研
    磨方法。
  5. 【請求項5】 前記ダイヤモンド粒子の粒径分布は、4
    0μm以内のばらつきを持つことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の化学的機械的研磨方
    法。1乃至請求項4のいずれかに記載の化学的機械的研
    磨方法。
  6. 【請求項6】 半導体ウェハに被処理膜を形成する工程
    と、 前記半導体ウェハを、請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載の化学的機械的研磨方法により、研磨して前記被
    処理膜を所定の形状にパターニングする工程とを備えた
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記被処理膜は、シリコン酸化膜もしく
    はメタル膜であることを特徴とする請求項6に記載の半
    導体装置の製造方法。
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