JP2002297832A - 情報処理装置、料金提示用プログラムおよび料金提示方法 - Google Patents

情報処理装置、料金提示用プログラムおよび料金提示方法

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JP2002297832A
JP2002297832A JP2001099721A JP2001099721A JP2002297832A JP 2002297832 A JP2002297832 A JP 2002297832A JP 2001099721 A JP2001099721 A JP 2001099721A JP 2001099721 A JP2001099721 A JP 2001099721A JP 2002297832 A JP2002297832 A JP 2002297832A
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Masakazu Ito
正和 伊藤
Satoru Yoneya
悟 米家
Hirofumi Tayama
洋文 多山
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Kansai Electric Power Co Inc
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の期間における現時点での資源の利用料
金の予測を実現する。現在の期間における資源の利用の
契約条件を現時点で変更することを可能にする。 【解決手段】 情報処理装置(100)のプロセッサ
は、現在の料金期間内における現時点での供給資源のユ
ーザの消費量に基づいて計算された、その資源の供給に
関する複数の契約条件に対する現在の料金期間のユーザ
のその資源の料金の予測値を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在の料金期間に
おける資源の利用料金の予測に関し、特に、例えばイン
ターネットのようなネットワークを介して家庭における
当月度における現時点での電気、ガスおよび水道等のユ
ティリティ資源の利用料金を予測しその月度の契約条件
を変更する処理に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各家庭における電気、ガスおよび
水道等のユティリティ資源(消費資源)の消費量につい
て、その供給事業者である電力会社、ガス会社等のライ
フライン供給会社が共同でネットワークを用いて遠隔検
針を行うことが計画されている。ネットワークを介した
遠隔検針そのものは公知の技術である。
【0003】各家庭の消費者は、その供給事業者から提
供される情報から、家庭の電気、ガスおよび水道等の前
月度までの過去の消費量および利用料金を確認すること
ができる。また、インターネットのウェブ・サイトにお
いて消費者によるユティリティ資源の消費量および利用
料金の改善法を助言するシステムは存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、消費者は、家
庭において、例えば新しい機器の設置、気象の変動、居
住人数の変動、仕事や学業による生活パターンの変化の
ようなそのユティリティ資源の消費環境条件の変化があ
っても、当月(今月)度中の現時点での消費量および利
用料金を確認して当月度の利用料金の推移を予測するこ
とは簡単にはできない。まして、消費者は、家庭におけ
る当月度のユティリティ資源の利用プランや契約区分等
が当月度における消費形態に最も適合しているかどうか
は簡単には予測および判断できない。
【0005】また、消費者は、ユティリティ資源の利用
プランや契約区分の変更を検討するとしても、具体的に
どのような変更が可能なのかが分からず、また、変更し
た場合に利用料金が数値的にどの程度改善されるのかが
分からない。
【0006】発明者は、遠隔検針に用いられるネットワ
ーク環境をより高度化して、当月度の途中であっても消
費者のユティリティ資源の当月度の利用料金の推移を予
測しその消費形態に最も適合する利用プランや契約区分
を提示し、当月度の途中であっても当月度分の利用プラ
ンや契約区分を変更できるようにすれば、消費者へのサ
ービスを向上することができる、と認識した。
【0007】本発明の主たる目的は、現在の料金期間に
おける現時点での資源の利用料金の予測を実現すること
である。本発明の別の目的は、現在の料金期間における
資源の利用の契約条件を現時点で変更することを可能に
するシステムを実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴の1つによ
れば、本発明の情報処理装置のプロセッサは、1つの資
源の現在の料金期間内の時点において、その現在の料金
期間内のユーザのその資源の実際の消費量に基づいて計
算された、その資源の供給に関する複数の契約条件に対
するその現在の料金期間のユーザのその資源の料金の予
測値を供給する。
【0009】本発明のさらに別の特徴によれば、情報処
理装置に用いられる料金提示用プログラムは、1つの資
源の現在の料金期間内の時点において、その現在の料金
期間内のユーザのその資源の実際の消費量に基づいて計
算された、その資源の供給に関する複数の契約条件に対
するその現在の料金期間のユーザのその資源の料金の予
測値を供給するステップを、そのプロセッサに実行させ
る。
【0010】本発明の実施形態において、その料金提示
用プログラムは、さらに、その現在の料金期間内の時点
におけるユーザの入力に応答してその資源のその複数の
契約条件の中の現在の契約条件をその複数の契約条件の
中の別の契約条件に変更するよう処理するステップを、
そのプロセッサに実行させる。
【0011】また、本発明の実施形態において、その料
金の予測値は、その現在の料金期間におけるユーザのそ
の資源の消費量の予測値に基づいて計算されたものであ
る。
【0012】本発明のさらに別の特徴によれば、料金提
示処理システムにおいて資源の複数の契約条件別の料金
を提示する料金提示方法は、1つの資源の現在の料金期
間内の時点において、その現在の料金期間内のユーザの
その資源の実際の消費量に基づいて計算された、その資
源の供給に関する複数の契約条件に対するその現在の料
金期間のユーザのその資源の料金の予測値を供給するス
テップを含んでいる。
【0013】本発明によれば、現在の料金期間における
現時点での資源の利用料金の予測を実現することができ
る。また、本発明によれば、ネットワークを介して現在
の料金期間における資源の利用の契約条件を現時点で変
更することを可能にするシステムを実現することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態による
ネットワークを介した料金予測および改善提案システム
の構成を示している。図1において、基盤的構成(イン
フラストラクチャ)として、電気、ガス、水、等のユテ
ィリティ資源の供給元のサーバである、電力会社サーバ
・マシン121(以下、単にサーバともいう)、ガス会
社サーバ・マシン123および水道局サーバ・マシン1
25と、ユティリティ資源の供給を受ける消費者宅に設
けられたローカル制御装置150とが、ネットワーク5
0を介して互いに接続されている。ローカル制御装置1
50は、さらにデータ線を介して消費者宅の電力メータ
171、ガス・メータ173および水道メータ175に
接続されている。ネットワーク50は、典型的には、イ
ンターネット、移動体通信網を含む電話回線網、ケーブ
ルテレビ網、電力線搬送網、および/または光ファイバ
網等で構成されている。
【0015】ローカル制御装置150は、ローカル情報
処理用のサーバ153、メモリ155、検針インタフェ
ース157、クライアント・インタフェース159、ユ
ティリティ機器インタフェース161、その他のインタ
フェース、およびその他のモジュールを具えている。機
器インタフェース161は家庭内のLANを介して機器
177等に接続されていてもよい。
【0016】ローカル制御装置150内に設けられたサ
ーバ153は、検針インタフェース157を介して、各
メータ171、173および175から各メータの現在
の指示値を読み取って、その読み取った検針データをロ
ーカル制御装置150内のメモリ155に格納および蓄
積し、サーバ121、123および125の要求に応じ
てその検針データをそれらのサーバに送信する。また、
ローカル制御装置150のサーバ153は、サーバ12
1、123および125の要求に応じて各メータの現在
の指示値を読み取ってその検針データをそれらのサーバ
に送信する。
【0017】本実施形態では、電気およびガス等の検針
データをローカル制御装置150を介して各資源供給元
のサーバに送出するものとして説明するが、電気および
ガス等の検針データを、ローカル制御装置150を介さ
ず、直接それぞれのサーバ121、123および125
に送信するようにしてもよい。
【0018】ユティリティ機器インタフェース161に
は、宅内の例えば空調機器、冷蔵庫、洗濯機、給湯器、
電子レンジ、ガスレンジ等のユティリティ機器177が
データ線を介して接続されていてもよい。そのような各
ユティリティ機器177は、いわゆるインターネット家
電であり、マイクロコンピュータを備えていて、ローカ
ル制御装置150との間でデータの送受信を行い、さら
にネットワーク50を介して外部から受信したデータに
よって制御することができ、またユティリティ機器17
7のメモリに格納されている消費量等の測定データをネ
ットワーク50を介して外部の情報処理装置等に送信す
ることができる。なお、ユティリティ機器177は、図
9に示すように、ローカル制御装置150を介さずにネ
ットワーク50に直接接続されてもよい。
【0019】上述のサーバ121、123および125
には、本発明の特徴に関連する料金予測および改善提案
サーバ・マシン100と、その料金予測および改善提案
サービスのユーザのクライアント・マシン180(以
下、単にクライアントともいう)とが、ネットワーク5
0を介して互いに接続されている。クライアント180
は、ローカル制御装置150との間でデータの送受信を
行い、ローカル制御装置150を介してネットワーク5
0に接続されている。ローカル制御装置150のサーバ
153は、クライアント180、料金予測および改善提
案サーバ100またはユティリティ資源供給元サーバ1
21〜125の要求または命令に従ってデータ処理を行
うことができる。図1には、ローカル制御装置150、
クライアント180、メータ171〜175および機器
177からなる宅内システムが1組しか示されていない
が、ネットワーク50には、同様の複数の宅内システム
が接続されているものとする。
【0020】料金予測および改善提案サーバ・マシン1
00は、装置構成として、典型的にはプロセッサ10
1、磁気ディスクのようなメモリ、ネットワーク50に
接続されたネットワーク・インタフェース105、ビデ
オモニタおよびキーボード等を有する。プロセッサ10
1は、典型的にはCPU、ROMおよびRAMで構成さ
れている。そのサーバ100は、さらに、記憶装置に格
納されたアプリケーション・プログラムの形で実装(イ
ンプリメント)された料金予測および改善提案サーバ機
能102と、管理データベース104とを含んでいる。
そのサーバ機能102は、集積回路等のハードウェアの
形の専用プロセッサとして実装されていてもよい。
【0021】ユーザのクライアント・マシン180は、
ローカル制御装置150を介してネットワーク50に接
続され、例えばプロセッサ181、記憶装置、ネットワ
ーク・インタフェース183、キーボードおよびマウス
等の入力装置185、およびビデオモニタ187を備え
た一般的なパーソナル・コンピュータ(PC)であって
も、同様の構成の専用の情報処理装置であってもよい。
【0022】本実施形態では、ユーザのクライアント・
マシン180がローカル制御装置150に接続されてい
るものとして説明するが、図9に示すようにクライアン
ト・マシン180は直接ネットワーク50に接続されて
いてもよい。
【0023】図2は、クライアント180と、クライア
ント180によって起動されて料金予測および料金改善
提案の処理を実行する料金予測および改善提案サーバ1
00と、ユティリティ資源供給元サーバ121〜125
との間の動作の関係を説明するための図である。
【0024】ユティリティ資源供給元サーバ121〜1
25の料金管理機能135は、検針機能134から、例
えば月度毎、1週間毎、日毎または時間帯別に定期的に
ユーザの資源消費量を取得して蓄積する。そのために、
検針機能134は、料金管理機能135または検針機能
134自体の要求に従って、ローカル制御装置150を
介してまたは直接、電力メータ171、ガス・メータ1
73および水道メータ175から現在の消費データを取
得して料金管理機能135に渡す。
【0025】料金予測および改善提案サーバ100は、
クライアント180によってアクセスされると、その問
い合わせ管理機能133が料金管理機能135にアクセ
スしてユーザの現在の料金期間(例えば、今月度)にお
ける現時点での消費量および契約条件等の所要データを
要求し、消費データ管理機能132が料金管理機能13
5からそのデータを受信する。但し、サーバ100は、
定期的に料金管理機能135にアクセスしてそのデータ
を取得してデータベース104に蓄積してもよい。ま
た、サーバ100は、機器177の消費データを、ロー
カル制御装置150を介して定期的あるいは随時に取得
して、データベース104に蓄積する。
【0026】次いで、消費データ管理機能132は、現
在の料金期間の現時点の消費量に基づいて、現在の料金
期間における消費量を予測し、問い合わせ管理機能13
3は、現在の料金期間の消費量予測値をシミュレーショ
ン機能136に通知し、選択可能な契約条件別の料金シ
ミュレーション計算を依頼し、その結果を受け取ってデ
ータベース104に蓄積しそれをクライアント180に
送信する。なお、問い合わせ管理機能133は、シミュ
レーション機能136にアクセスして所要のデータを渡
して、現在の料金期間の消費量予測値および選択可能な
契約条件別の料金のシミュレーション計算を依頼し、そ
の結果を受け取ってデータベース104に蓄積しそれを
クライアント180に送信するようにしてもよい。
【0027】その代替構成として、問い合わせ管理機能
133は料金管理機能135にそれらのシミュレーショ
ンを依頼し、料金管理機能135が、所要のデータをシ
ミュレーション機能136に渡してそのシュミレーショ
ンを実行させてその結果を受け取って、問い合わせ管理
機能133に送信するようにしてもよい。
【0028】クライアント180は、そのユーザの現時
点での現在の料金期間の消費量および予測される現在の
料金期間のユーザの消費量、およびそれぞれの料金等の
所要のデータを受け取って、ビデオモニタ187に表示
する。ユーザは、さらに、入力装置185を操作して、
表示されている現在の料金期間の消費量予測値を修正し
てクライアント180から問い合わせ管理機能133に
送信してその利用料金を問い合せる。問い合わせ管理機
能133は、料金管理機能135を介してまたは直接的
にシミュレーション機能136に、現在の料金期間にお
けるその修正された消費量予測値に対する契約条件別料
金のシミュレーション計算を依頼する。次いで、クライ
アント180は、問い合わせ管理機能133からその修
正された消費量予測値の契約条件別料金を受け取ってユ
ーザに提示し、ユーザは、それを検討して必要に応じて
クライアント180から問い合わせ管理機能133を通
して料金管理機能135に契約条件の変更を申し込む。
【0029】次に、図面を参照して本発明の実施形態の
機能および動作を説明する。但し、説明を簡単にするた
めに、ユティリティ資源として電力のエネルギ資源につ
いてだけ説明するが、本発明は電力以外のガス等のエネ
ルギ資源および水等のユティリティ資源にも同様に適用
可能である。図3は、料金予測および改善提案処理のた
めのフローチャートを示している。図4〜8は、図3の
フローチャートにおいてクライアント180のビデオモ
ニタ187上に表示される各画面を例示している。
【0030】サーバ100のユーザ管理機能131は、
電力の消費者でもある料金予測および改善提案サービス
のユーザの電力消費の環境条件を、ユーザ操作によって
クライアント180から予め収集しデータベース104
に蓄積する。または、この料金予測および改善提案サー
ビスが会員制のサービスである場合は、予め登録されて
いる会員情報に含まれている環境条件に関するデータを
取り出してデータベース104に蓄積するようにしても
よい。消費データ管理機能132は、可能であれば、そ
のユーザの過去の月度別の時間帯別および機器別時間帯
別の電力の消費量を予め収集してデータベース104に
蓄積する。
【0031】その消費環境条件の内容は、世帯構成(続
柄、性別、年齢、等)、住居状況(住宅構造(鉄筋、木
造、プレハブ、階数、等)、間取り、築年数または建築
年、等)、使用機器データ(メーカ名、型式等の諸元、
等)、時間帯別の各世帯構成員の在宅時間データ、等を
含んでいる。使用機器が図1の機器177のようにロー
カル制御装置150を介してネットワーク50に接続さ
れたものであれば、サーバ100のユーザ管理機能13
1はローカル制御装置150を介してその機器データを
その機器から収集することができる。また、料金予測お
よび改善提案サーバ100の運営業者は、予めモニタ消
費者を募集して、モニタ消費者の上述の消費環境条件デ
ータを収集してデータベース104に蓄積しておく。サ
ーバ100は、モニタ消費者の電力消費に関する諸デー
タを、料金予測および改善提案サービスのための標準デ
ータまたは参照データとして用いる。
【0032】一般消費者およびモニタ消費者の宅内にお
ける月度別の各使用機器毎の時間帯別の消費量データ
は、その機器が図1の機器177のようにローカル制御
装置150を介してネットワーク50に接続されたもの
であれば、そのデータをローカル制御装置150に蓄積
することができ、さらにサーバ100の消費データ管理
機能132がローカル制御装置150にアクセスしてそ
の消費データを収集してデータベース104に蓄積する
ことができる。あるいは、消費データ管理機能132
は、直接、機器177から消費データを収集してデータ
ベース104に蓄積するようにしてもよい。
【0033】電力会社サーバ121の料金管理機能13
5は、契約条件別の料金表データと、遠隔検針によって
収集した各ユーザによる電力の定期的消費量(月度別、
週別、日別、時間帯別)、ユーザの契約条件および月度
別利用料金等をデータベースに蓄積している。サーバ1
00の消費データ管理機能132は、定期的におよび必
要に応じてネットワーク50を介して電力会社サーバ1
21から、その各ユーザによる電力の定期的消費量(月
度別、週別、日別、時間帯別)、ユーザの契約条件およ
びその月度別利用料金に関するデータを取得することが
できる。サーバ121のシミュレーション機能136
は、サーバ100または料金管理機能135等の要求に
従って、電力消費量に対する利用料金を契約条件別にシ
ミュレーション計算を実行してその計算結果を供給す
る。
【0034】この実施形態において、各契約条件プラン
毎の電力の消費量および料金等のデータの収集は、サー
バ100が中心となって実行するものとして説明する
が、その処理は、サーバ121が中心となって実行して
も、そのような処理プログラムをサーバ100からロー
ドすることによって、ローカル制御装置150またはク
ライアント180において少なくともその一部を実行し
てもよい。また、消費量および料金のシミュレーション
は、サーバ121によって実行されるものとして説明す
るが、その処理は、サーバ100において少なくともそ
の一部を処理してもよく、さらにそのような処理プログ
ラムをサーバ100からロードすることによって、ロー
カル制御装置150またはクライアント180において
少なくともその一部を処理してもよい。
【0035】次に、サーバ100およびクライアント1
80の処理の手順を説明する。料金予測および改善提案
サービスのユーザは、サーバ100の処理サービスを受
けるために、まずクライアント180のビデオモニタ1
87の画面上でユーザIDおよびパスワードを入力して
送信して、サーバ100にログオンする。すると、サー
バ100のユーザ管理機能131が動作して、ユーザI
Dおよびパスワードを確認して、処理を開始し、次の表
示画面が得られるまでビデオモニタ187上に図4の画
面1を表示させる。
【0036】図3は、料金予測および改善提案処理のた
めのフローチャートを示している。ステップ301にお
いて、画面1が表示されている間に、サーバ100の問
い合わせ機能133は、現時点(例えば1月16日)に
おけるそのユーザの当月度(例えば1月)の既に経過し
た日数分(前日分まで)の電力の消費量と前年同月度の
消費量と前月度の消費量とを、データベース104から
取り出してまたはサーバ121の料金管理機能135か
ら取得して、ビデオモニタ187上に、消費量グラフを
含んだ図5の画面2を表示させる。その際、そのユーザ
の当月度の既に経過した日数分の電力の消費量がデータ
ベース104からもサーバ121の料金管理機能135
からも取得できない場合は、問い合わせ機能133はロ
ーカル制御装置150に要求してメモリ155に蓄積さ
れているその消費量を取得するか、あるいは電力メータ
171から直接取得する。画面2において、現時点での
当月度内における(例えば前日の1月15日分までの)
全時間帯(24時間)の電力積算値が下線を付した数値
(60KWh、205KWh、310KWh)で示さ
れ、その推移が実線で示されている。また、前年同月度
の消費量(480KWh)と前月度の消費量(410K
Wh)も併せて表示される。
【0037】次いで、サーバ100の問い合わせ機能1
33は、契約別の料金計算に時間帯別電力消費量データ
が必要な場合は、ステップ303において、ユーザ管理
機能131によってデータベース104中のユーザのデ
ータを参照して、時間帯別消費データが収集可能かどう
かを判断する。但し、契約別料金計算に時間帯別消費デ
ータが必要でない場合、即ち或るユティリティ資源につ
いて時間帯別料金が設定されていない場合は、ステップ
307からステップ311に進む。
【0038】ステップ303において時間帯別消費デー
タが収集可能と判断されたときは、ステップ305にお
いて、問い合わせ管理機能133は、利用料金管理機能
135、ローカル制御装置150、直接的に機器17
7、または各資源供給元のサーバ121〜125にアク
セスして、当月度の現時点での(前日までの)時間帯別
消費量、および過去1年分の月度別、前年同月度分およ
び前月度分の時間帯別消費量を消費データ管理機能13
2によって収集し、それぞれの時間帯別の消費量の比率
(配分)を計算して、それぞれの時間帯別の消費量およ
びその比率をデータベース104に格納する。
【0039】料金管理機能135にそのユーザの電力の
日別(あるいは月別)の時間帯別消費量データが蓄積さ
れている場合は、問い合わせ管理機能133は料金管理
機能135から電力の時間帯別消費量データを収集すれ
ばよい。そのユーザの電力の日別(月別)の時間帯別消
費量データがローカル制御装置150のメモリ155に
蓄積されている場合は、問い合わせ管理機能133は、
ローカル制御装置150からそのデータを収集すること
もできる。また、ローカル制御装置150に例えばイン
ターネット家電のような機器177が接続されていて、
機器別の電力の時間帯別消費データがローカル制御装置
150に蓄積されている場合は、問い合わせ管理機能1
33はローカル制御装置150からそのデータを収集し
て時間帯別に合計して時間帯別消費量を求めてもよい。
また、機器177および各資源供給元のサーバ121〜
125からそのデータを収集して時間帯別消費量を求め
てもよい。
【0040】一方、ステップ303においてユーザの時
間帯別消費データが収集できないと判断されたときは、
ステップ307において、問い合わせ管理機能133
は、ユーザの消費環境条件に合致する標準データをデー
タベース104から取り出す。その標準データとして、
そのユーザと消費環境条件が最も類似している(または
合致している)モニタ消費者のグループの平均データを
使用する。次いで、問い合わせ管理機能133は、ユー
ザの消費環境条件に基づいて、ユーザの前年同月度、前
月度および現時点での当月度分の消費量にそれに対応す
るその標準データの月度別の時間帯別消費量の分布また
は比率を乗算して、ユーザの当月度の現時点までの時間
帯別消費量と、前年同月度および前月度の時間帯別消費
量とを類推する。
【0041】そのユーザの消費環境条件はサーバ100
のユーザ管理機能131によってデータベース104に
予め登録されているが、その後変更されていることもあ
るので、ステップ307において、クライアント180
のビデオモニタ187上にそれを図6の画面3のように
表示させて、ユーザにその消費環境条件のデータを確認
させ修正させまたは追加させてもよい。
【0042】次に、ステップ311において、問い合わ
せ管理機能133は、ステップ305または307にお
いて決定した時間帯別消費量に基づいて、ビデオモニタ
187上に表示された図5の画面2に時間帯別の消費量
を追加表示させる。画面2において、当月度における契
約対象時間帯7:00〜23:00の電力積算値の数値
(42KWh、144KWh、217KWh)が上述の
全時間帯の積算値の下に示され、その推移が一点鎖線で
示され、またその全消費量に対する割合(70%)も示
されている。併せて、時間帯別の前年同月度の消費量
(336KWh)および前月度の消費量(287KW
h)も同様に表示される。このステップ311におい
て、契約条件別の料金を計算するのに必要な基礎データ
が得られ、それがビデオモニタ187に表示される。
【0043】ステップ313において、問い合わせ管理
機能133は、サーバ121のシミュレーション機能1
36に当月度の全時間帯および時間帯別の消費量の予測
値のシミュレーション計算を実行させて、その予測値を
ビデオモニタ187上の画面2にさらに追加表示させ
る。画面2において、その当月度の全時間帯および時間
帯別の消費量(積算値)の予測値が当月度の末日の位置
に示され(全時間帯分:430KWh、7〜23時分:
301KWh)、その予測値の推移が破線で示されてい
る。
【0044】そのシミュレーションを実行させるため
に、問い合わせ管理機能133は、シミュレーション機
能136に、ユーザの前年同月度の消費量、前月度の消
費量、当月度内の現時点での消費量、および適用される
時間帯別消費量比率、等を渡して、そのシミュレーショ
ンを依頼する。その予測方法は、当月度内の現時点にお
ける1日当たりの消費量に、当月度の残りの日数分を単
純に乗算して現時点の消費量に加算したり、または当月
度内の現時点における消費量の積算値に前月度の消費量
の1日当たりの平均増加率および/または前年同月度の
消費量の1日当たりの平均増加率を適用してその予測値
を決定してもよい。また、最近4週間分の各週における
曜日毎の平均の消費比率(分布)を当月度の残りの各曜
日に適用してその予測値を決定してもよい。また、当月
度の残りの日の週および各曜日に最も近い前年同月度の
週および各曜日の消費比率を当月度の残りの各曜日に適
用してその予測値を決定してもよい。
【0045】同じステップ313の画面2において、ユ
ーザが「料金予測実行」をクリックすると、問い合わせ
管理機能133は、電力会社が提供している契約条件別
の当月度の利用料金の予測値をサーバ121に計算させ
る。そのために、問い合わせ管理機能133は、サーバ
121の料金管理機能135およびシミュレーション機
能136にアクセスして、シミュレーション機能136
に契約条件別利用料金の予測値を計算させる。この例で
は、1つの契約条件(契約プラン)の料金は、1箇月の
或る所定量までの基本消費量に対する最低月額基本料金
と、その基本消費量を越えた分に対する従量料金との合
計で表される。また、或る契約条件では、料金レートの
高い昼間の従量料金と料金レートの低い深夜の従量料金
とを別々に設定している。
【0046】同じステップ313において、次いで、問
い合わせ管理機能133は、サーバ121から計算結果
の契約条件別利用料金の予測値を受信して、料金グラフ
を作成して、クライアント180のビデオモニタ187
上に、画面2の消費量グラフにその下の料金グラフを加
えた図7の画面4を表示させる。
【0047】画面4の下の料金グラフにおいて、当月度
における、現在のユーザの契約条件の利用料金の現時点
までの金額の推移が実線グラフで示され、その後の金額
の予測推移が破線グラフで示され、それと併せて、別の
提示契約条件の利用料金の現時点までの金額の推移が実
線グラフで示され、その後の金額の予測推移が破線グラ
フで示される。さらに、画面4の下において、電力消費
量を表す横軸における当月度の消費量予測値が縦の太い
実線で示され、その縦の太い実線上の交点で当月度の契
約条件別の利用料金予測値が示されている。また、月度
料金が最も有利で安いと予測される契約条件が推奨契約
条件として表示される。同様に、現時点での消費量が縦
の細い実線で示され、その縦の実線上の交点でその契約
条件別の利用料金が示され、前月度と前年同月度の消費
量が縦の破線で示され、その縦の破線上の交点でその契
約条件別の利用料金が示されている。
【0048】画面4の料金グラフの右側において、さら
に当月度の消費量予測値および時間帯別消費量予測値が
表示される。ユーザは、家庭における消費行動の予定
(例えば、旅行、等)からそれぞれの予測値を修正し
て、画面4中の「料金予測実行」をクリックすると、問
い合わせ管理機能133は、その修正された消費量予測
値に基づく契約条件別の利用料金のシミュレーション計
算を、上述と同様の形態で再度実行させる。その結果
は、再び画面4と同様の形態で表示される。ユーザはこ
の消費量の予測値の修正と料金予測実行を何度行っても
よい。
【0049】ステップ131において、ユーザは、画面
4において契約条件別の料金を比較検討した後、当月度
の契約条件をより有利な契約条件に変更することができ
る。その変更を行うためには、ユーザは、画面4におい
て現在適用されている契約名「電灯従量A」とは異なる
契約名、例えば推奨の「時間帯別電灯」をクリックす
る。ユーザがその異なる契約名をクリックすると、ステ
ップ315において、問い合わせ管理機能133は、ユ
ーザの契約条件変更を電力会社サーバ121の料金管理
機能135に通知する。次いで、問い合わせ機能133
は、サーバ121から契約条件変更の受付を確認する画
面データを受け取ってクライアント180に送信して、
ビデオモニタ187上に契約条件変更の受付を確認する
ための図8の画面5を表示させる。ユーザが画面5の
「OK」(確認)をクリックすると、ユーザによる契約
条件変更の確認が料金管理機能135に通知されて、図
3の処理が終了する。
【0050】以上説明した実施形態では、当月度内の任
意の現在の時点で契約条件を変更することを可能にした
が、そのような契約条件の変更の受付は当月度の末日の
数日前(例えば5日前)までとし、その数日前以降の末
日までの期間は次の月度の契約変更を受け付けるように
してもよい。
【0051】上述の実施形態の図1およびその変形例の
図9では、電力メータ171、ガス・メータ173およ
び水道メータ175および機器177はローカル制御装
置150(インタフェース157および161)を介し
てネットワーク50に接続されているが、メータ171
〜175および機器177は、ローカル制御装置150
を介さずに、それぞれの内部に設けられたネットワーク
・インタフェース(図示せず)を介して直接ネットワー
ク50に接続されていてもよい。また、ローカル制御装
置150は、サーバ153、メモリ155、インタフェ
ース157および161を含まないものであってもよ
く、その場合、メータ171〜175および機器177
は、ローカル制御装置150の共通の1つのネットワー
ク・インタフェース151を介してネットワーク50に
接続されていてもよい。
【0052】以上説明した実施形態は典型例として挙げ
たに過ぎず、その変形およびバリエーションは当業者に
とって明らかであり、当業者であれば本発明の原理およ
び請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく
上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかであ
る。
【0053】(付記1) メモリと、プロセッサと、を
具えた情報処理装置であって、前記プロセッサは、現在
の料金期間内の時点において、前記現在の料金期間内の
ユーザの資源の実際の消費量に基づいて計算された、前
記資源の供給に関する複数の契約条件に対する前記現在
の料金期間の前記ユーザの前記資源の料金の予測値を供
給するものであること、を特徴とする、情報処理装置。 (付記2) 前記プロセッサは、さらに前記現在の料金
期間内の時点における前記ユーザの入力に応答して前記
資源の前記複数の契約条件の中の現在の契約条件を前記
複数の契約条件の中の別の契約条件に変更するよう処理
するものであることを特徴とする、付記1に記載の情報
処理装置。 (付記3) 前記料金の予測値は、前記現在の料金期間
における前記ユーザの前記資源の消費量の予測値に基づ
いて計算されたものであることを特徴とする、付記1に
記載のプログラム。 (付記4) 前記現在の料金期間における前記ユーザの
前記資源の消費量の予測値をネットワークを介して別の
情報処理装置から受信することを特徴とする、付記1に
記載の情報処理装置。 (付記5) 前記料金の前記予測値をネットワークを介
して別の情報処理装置から受信することを特徴とする、
付記1に記載の情報処理装置。 (付記6) さらに表示装置を具え、前記プロセッサは
前記料金の予測値を前記表示装置に供給するものである
ことを特徴とする、付記1に記載の情報処理装置。 (付記7) 情報処理装置に用いられる料金提示用プロ
グラムであって、前記情報処理装置はプロセッサとメモ
リとを具えており、現在の料金期間内の時点において、
前記現在の料金期間内のユーザの資源の実際の消費量に
基づいて計算された、前記資源の供給に関する複数の契
約条件に対する前記現在の料金期間の前記ユーザの前記
資源の料金の予測値を供給するステップを、前記プロセ
ッサに実行させることを特徴とする、プログラム。 (付記8) さらに、前記現在の料金期間内の時点にお
ける前記ユーザの入力に応答して前記資源の前記複数の
契約条件の中の現在の契約条件を前記複数の契約条件の
中の別の契約条件に変更するよう処理するステップを、
前記プロセッサに実行させることを特徴とする、付記7
に記載のプログラム。 (付記9) 前記料金の予測値は、前記現在の料金期間
における前記ユーザの前記資源の消費量の予測値に基づ
いて計算されたものであることを特徴とする、付記7に
記載のプログラム。 (付記10) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記現在の料金期間における前記ユーザの前記資
源の消費量の予測値をネットワークを介して別の情報処
理装置から受信するステップを含むものであることを特
徴とする、付記7に記載のプログラム。 (付記11) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記料金の予測値をネットワークを介して別の情
報処理装置から受信するステップを含むものであること
を特徴とする、付記7に記載のプログラム。 (付記12) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記実際の消費量に基づいて計算された前記現在
の料金期間における前記ユーザの前記資源の消費量の予
測値を供給するステップと、前記消費量の予測値に基づ
いて計算された前記料金の予測値を供給するステップ
と、を含むものであることを特徴とする、付記7に記載
のプログラム。 (付記13) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記現在の料金期間内の前記時点において前記実
際の消費量に基づいて計算された、前記現在の料金期間
の前記ユーザの前記資源の消費量の予測値を供給するス
テップと、前記ユーザの入力に応答して前記消費量の予
測値を修正するステップと、前記修正された消費量の予
測値に基づいて計算された前記料金の予測値を供給する
ステップと、を含むものであることを特徴とする、付記
7に記載のプログラム。 (付記14) 前記料金の予測値は、さらに現在の料金
期間とは異なる過去の別の料金期間における前記資源の
消費量に基づいて計算されたものであることを特徴とす
る、付記7に記載のプログラム。 (付記15) 前記料金の予測値の中の1つは、さら
に、前記ユーザの前記資源の時間帯別消費量に基づいて
計算されたものであることを特徴とする、付記7に記載
のプログラム。 (付記16) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、さらに前記ユーザの前記資源の現在の消費条件に
対応する標準データに基づいて、前記料金の予測値の中
の1つを供給するものである、付記7に記載のプログラ
ム。(付記17) さらに、前記ユーザの住居における
前記資源の消費条件をネットワークを介して別の情報処
理装置から受信するステップを、前記プロセッサに実行
させることを特徴とする、付記7に記載のプログラム。 (付記18) 前記料金の予測値をネットワークを介し
て別の情報処理装置に送信するステップを、前記プロセ
ッサに実行させることを特徴とする、付記7に記載のプ
ログラム。 (付記19) 料金提示処理システムにおいて資源の複
数の契約条件別の料金を提示する料金提示方法であっ
て、現在の料金期間内の時点において、前記現在の料金
期間内のユーザの資源の実際の消費量に基づいて計算さ
れた、前記資源の供給に関する複数の契約条件に対する
前記現在の料金期間の前記ユーザの前記資源の料金の予
測値を供給するステップを含むことを特徴とする、料金
提示方法。 (付記20) さらに、前記現在の料金期間内の時点に
おける前記ユーザの入力に応答して前記資源の前記複数
の契約条件の中の現在の契約条件を前記複数の契約条件
の中の別の契約条件に変更するよう処理するステップを
含むことを特徴とする、付記19に記載のデータ処理方
法。 (付記21) 前記料金の予測値は、前記現在の料金期
間における前記ユーザの前記資源の消費量の予測値に基
づいて計算されたものであることを特徴とする、付記1
9に記載のプログラム。 (付記22) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記料金の予測値をネットワークを介して別の情
報処理装置から受信するステップを含むものであること
を特徴とする、付記19に記載の方法。 (付記23) 前記料金の予測値を供給する前記ステッ
プは、前記現在の料金期間内の前記時点において前記実
際の消費量に基づいて計算された、前記現在の料金期間
の前記ユーザの前記資源の消費量の予測値を供給するス
テップと、前記ユーザの入力に応答して前記消費量の予
測値を修正するステップと、前記修正された消費量の予
測値に基づいて計算された前記料金の予測値を供給する
ステップと、を含むものであることを特徴とする、付記
19に記載の方法。 (付記24) さらに、前記現在の料金期間における前
記ユーザの前記資源の消費量の予測値をネットワークを
介して別の情報処理装置に送信するステップを含むこと
を特徴とする、付記19に記載の方法。 (付記25) さらに、前記料金の予測値をネットワー
クを介して別の情報処理装置に送信するステップを含む
ことを特徴とする、付記19に記載のデータ処理方法。
【0054】
【発明の効果】本発明は、前述の特徴によって、現在の
料金期間における現時点での資源の利用料金の予測を実
現でき、また、ネットワークを介して現在の料金期間に
おける資源の利用の契約条件を現時点で変更することを
可能にするシステムを実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態によるネットワーク
を介した料金予測および改善提案システムの構成を示し
ている。
【図2】図2は、クライアントと、クライアントによっ
て起動されて料金予測および料金改善提案の処理を実行
する料金予測および改善提案サーバと、ユティリティ資
源供給元サーバとの間の動作の関係を説明するための図
である。
【図3】図3は、料金予測および改善提案処理のための
フローチャートを示している。
【図4】図4は、図3のフローチャートにおいてビデオ
モニタ上に表示される画面1を示している。
【図5】図5は、図3のフローチャートにおいてビデオ
モニタ上に表示される、消費量グラフを含んだ画面2を
示している。
【図6】図6は、図3のフローチャートにおいてビデオ
モニタ上に表示される画面3を示している。
【図7】図7は、図3のフローチャートにおいてビデオ
モニタ上に表示される、消費量グラフおよび料金グラフ
を含んだ画面4を示している。
【図8】図8は、図3のフローチャートにおいてビデオ
モニタ上に表示される画面5を示している。
【図9】図9は、本発明の別の実施形態におけるネット
ワークを介した料金予測および改善提案システムの構成
を示している。
【符号の説明】
100 料金予測および改善提案サーバ・マシン 121 電力会社サーバ 123 ガス会社サーバ 125 水道局サーバ 150 ローカル制御装置 180 クライアント・マシン 171 電力メータ 172 ガス・メータ 173 水道メータ 177 ユティリティ機器
フロントページの続き (72)発明者 米家 悟 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 多山 洋文 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと、プロセッサと、を具えた情報
    処理装置であって、 前記プロセッサは、現在の料金期間内の時点において、
    前記現在の料金期間内のユーザの資源の実際の消費量に
    基づいて計算された、前記資源の供給に関する複数の契
    約条件に対する前記現在の料金期間の前記ユーザの前記
    資源の料金の予測値を供給するものであること、を特徴
    とする、情報処理装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置に用いられる料金提示用プ
    ログラムであって、前記情報処理装置はプロセッサとメ
    モリとを具えており、 現在の料金期間内の時点において、前記現在の料金期間
    内のユーザの資源の実際の消費量に基づいて計算され
    た、前記資源の供給に関する複数の契約条件に対する前
    記現在の料金期間の前記ユーザの前記資源の料金の予測
    値を供給するステップを、前記プロセッサに実行させる
    ことを特徴とする、プログラム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記現在の料金期間内の時点に
    おける前記ユーザの入力に応答して前記資源の前記複数
    の契約条件の中の現在の契約条件を前記複数の契約条件
    の中の別の契約条件に変更するよう処理するステップ
    を、前記プロセッサに実行させることを特徴とする、請
    求項2に記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 前記料金の予測値は、前記現在の料金期
    間における前記ユーザの前記資源の消費量の予測値に基
    づいて計算されたものであることを特徴とする、請求項
    2に記載のプログラム。
  5. 【請求項5】 料金提示処理システムにおいて資源の複
    数の契約条件別の料金を提示する料金提示方法であっ
    て、 現在の料金期間内の時点において、前記現在の料金期間
    内のユーザの資源の実際の消費量に基づいて計算され
    た、前記資源の供給に関する複数の契約条件に対する前
    記現在の料金期間の前記ユーザの前記資源の料金の予測
    値を供給するステップを含むことを特徴とする、料金提
    示方法。
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