JP2002297467A - ネットワーク同報送信装置、ネットワーク同報返信方法、ネットワーク同報送信プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ネットワーク同報送信装置、ネットワーク同報返信方法、ネットワーク同報送信プログラムおよび記録媒体

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JP2002297467A JP2001101438A JP2001101438A JP2002297467A JP 2002297467 A JP2002297467 A JP 2002297467A JP 2001101438 A JP2001101438 A JP 2001101438A JP 2001101438 A JP2001101438 A JP 2001101438A JP 2002297467 A JP2002297467 A JP 2002297467A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SMBファイル共有プロトコルから全ての同
報宛先に対して同報返信を行なうことのできるネットワ
ーク同報送信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 スキャナから送信されたファイルの送信
宛先に対して同報返信を行なう場合、返信するデータを
含むファイルのファイル名などを指定し、端末からスキ
ャナに対して画像返信を指示する(S20)。端末に常
駐するSMB同報返信アプリケーションを用いて、SM
B共有フォルダにあるファイルを指定した画像返信の指
示であった場合(S21でto SMB)、スキャナ
は、SMB共有フォルダから読出した画像データを、指
定された同報返信宛先に送信する(S22)。画像返信
指示が、SMB共有フォルダ以外にあるファイルを指定
した画像返信の指示であった場合(S21でother
s)、指定されたそれぞれの同報返送の宛先に対応した
プロトコルで画像データを送信する(S23)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はネットワーク同報
送信装置、ネットワーク同報返信方法、ネットワーク同
報送信プログラムおよび記録媒体に関し、特に、複数の
プロトコルの同報送信宛先に対して、同報返信を行なう
ことのできるネットワーク同報送信装置、ネットワーク
同報返信方法、ネットワーク同報送信プログラムおよび
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワーク上で、1つのデ
ータ送信装置から複数のネットワーク機器に対して同時
にデータを送信する、同報送信機能を備える、ネットワ
ーク同報送信装置としてのMFP(Multifunction Peri
pheral:PC周辺装置を統合化した複合機)が考えられ
ている。そのMFPは、電子メールアドレス、インター
ネットファクシミリ端末、ファクシミリ端末、SMB
(Server Message Block:ファイル共有プロトコル)共
有フォルダ、FTP(File Transfer Protocol:ファイ
ル転送用プロトコル)サーバなどの複数のプロトコルに
同報送信することが考えられている。
【0003】図21は、同報送信機能を備えるMFPの
1つであるスキャナが、一般的に行なう同報送信の処理
を示すフローチャートである。この処理で画像データ送
信装置であるスキャナは、複数の宛先を同報送信先とし
て指定し、画像データを送信することができる。
【0004】図21を参照して、ユーザは、スキャナの
操作部で、画像データを送信する複数の宛先を同報送信
先として指定し、画像送信の指示を行なう(S1)。ス
テップS1の指示は、ネットワーク上の他の機器から行
ない、通信回線を介してスキャナに送ってもよい。
【0005】ステップS1で画像送信の指示を受ける
と、スキャナは、読取部で読取った画像データを、ステ
ップS1で指定された同報宛先に送信する(S2)。
【0006】また、例えばデータ送信手段の1つである
電子メールにおいて、同報送信で送信されたデータを受
信したユーザの1人が、他の同報送信宛先に対して同報
返信を行なう方法は、特開平6−216935において
開示されており、容易に同報返信を行なうことができ
る。
【0007】図22は、電子メールの送受信機能を備え
るパーソナルコンピュータなどのMFPが、一般的に行
なう同報返信の処理を示すフローチャートである。この
処理でMFPは、指定されたデータを含むファイルに記
憶されている複数の宛先を同報返信先として、指定され
たデータを返信することができる。
【0008】図22を参照して、ユーザは、パーソナル
コンピュータなどのMFPの操作部で、返信する受信電
子メールデータなどのデータを含むファイルを指定す
る。さらにファイルに記憶されている複数の同報送信宛
先を同報返信先として指定し、データの同報返信の指示
を行なう(S3)。ステップS3の指示は、ネットワー
ク上の他の機器から行ない、通信回線を介してパーソナ
ルコンピュータなどのMFPに送ってもよい。
【0009】ステップS3で同報返信の指示を受ける
と、MFPは、指定されたデータを、ステップS3で指
定された同報宛先に返信する(S4)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MFP
から電子メールアドレス以外のインターネットファクシ
ミリ端末、ファクシミリ端末、SMB共有フォルダ、F
TPサーバなどの複数のプロトコルに同報送信した場
合、各同報宛先のプロトコルが異なるため、データを受
信したユーザは、全ての同報宛先に対して同報返信を行
なうことはできないという問題があった。
【0011】そこで、この発明では、MFPから複数の
プロトコルに対して行なわれた同報送信に対して、ファ
イル共有プロトコルの1つであるSMBから全ての同報
宛先に対して同報返信を行なうことのできるネットワー
ク同報送信装置、ネットワーク同報返信方法、ネットワ
ーク送信プログラムおよび記録媒体を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、ネットワーク同報送信
装置は、異なるプロトコルの同報送信宛先に対して、対
応するプロトコルでデータを送信するデータ送信手段
と、同報送信宛先にファイル共有プロトコルが含まれて
いるとき、データと同報宛先情報とをファイル共有プロ
トコルで送信する宛先情報送信手段と、同報返信要求を
受付ける受付手段と、受付手段で受付けた同報返信要求
に含まれる同報宛先情報に基づき、同報返信要求で指定
されたデータを同報返信宛先に返信するデータ返信手段
とを備える。
【0013】またネットワーク同報送信装置のファイル
共有プロトコルは、SMBプロトコルであることが望ま
しい。
【0014】またネットワーク同報送信装置のデータ送
信手段およびデータ返信手段の少なくとも一方は、電子
メールを用いてデータを送信することが望ましい。
【0015】またネットワーク同報送信装置のデータ送
信手段およびデータ返信手段の少なくとも一方は、ファ
クシミリおよびプリンタを含む印刷装置に対して画像デ
ータを送信することが望ましい。
【0016】またネットワーク同報送信装置のデータ送
信手段およびデータ返信手段の少なくとも一方は、電子
メールアドレス、インターネットファクシミリ端末、フ
ァクシミリ端末、SMB共有フォルダ、およびFTPサ
ーバの少なくとも1つに対してデータを送信することが
望ましい。
【0017】またネットワーク同報送信装置の同報宛先
情報は、データ送信手段で送信した全ての同報送信宛先
についての送信プロトコルと送信アドレスとを含むこと
が望ましい。
【0018】またネットワーク同報送信装置の宛先情報
送信手段は、データ送信手段で送信した全ての同報送信
宛先についての送信プロトコルと送信アドレスとを含む
同報宛先情報と、データ送信手段で送信するデータを含
む同報送信ファイルのファイル名と、データ送信手段で
送信を行なう送信日時と、当該装置のアドレスとを送信
することが望ましい。
【0019】またネットワーク同報送信装置のデータ返
信手段は、同報宛先情報に基づき、データ送信時の対応
するプロトコルと同じプロトコルで、同報返信要求で指
定されたデータを返信することが望ましい。
【0020】またネットワーク同報送信装置の受付手段
で受付ける同報返信要求は、同報送信宛先の中から選択
された同報返信宛先と、当該装置がサポートするプロト
コルである同報返信宛先との、少なくとも一方を含むこ
とが望ましい。
【0021】またネットワーク同報送信装置のデータ返
信手段は、データ送信手段で送信されたデータを受信し
たネットワーク機器に常駐するアプリケーションによっ
て実現されることが望ましい。
【0022】また上述のアプリケーションは、データ送
信手段によって、データがSMB共有フォルダに送信さ
れたときに通知を行なう通知手段を備えることが望まし
い。
【0023】またネットワーク同報送信装置のデータ返
信手段は、ネットワーク機器のブラウザで、HTTPを
含むプロトコルを用いて当該装置にアクセスし、同報宛
先情報に基づき、同報返信要求を行なうことにより実現
されることが望ましい。
【0024】またネットワーク同報送信装置は、WWW
サーバを含むサーバ機能をさらに備え、サーバ機能は、
同報宛先情報に基づき、ブラウザに同報宛先を表示する
宛先表示手段を備えることが望ましい。
【0025】またネットワーク同報送信装置のデータ送
信手段は、データをSMB共有フォルダに保存する保存
手段と、SMB共有フォルダを含むネットワーク機器に
同報宛先情報を電子メールで送信する宛先情報送信手段
とを備え、受付手段は、宛先情報送信手段によって送信
された同報宛先情報を含む同報返信要求を受付けること
が望ましい。
【0026】またネットワーク同報送信装置の受付手段
は、同報宛先情報を含む同報返信要求を電子メールで受
信し、データ返信手段は、同報返信要求に基づき、SM
B共有フォルダに保存されたデータを返信することが望
ましい。
【0027】またネットワーク同報送信装置のデータ返
信手段は、電子メールに指定されたフォルダに保存され
たデータを返信することが望ましい。
【0028】またネットワーク同報送信装置のデータ送
信手段は、データをSMB共有フォルダに保存する保存
手段と、SMB共有フォルダを含むネットワーク機器
に、異なるプロトコルの同報送信宛先が電子メールアド
レスに変換された同報宛先情報を電子メールで送信する
宛先情報送信手段とを備え、データ返信手段は、同報送
信宛先に対してネットワーク機器から送信された電子メ
ールのアドレスに基づいて、同報送信宛先に対して返信
することが望ましい。
【0029】またネットワーク同報送信装置は、異なる
プロトコルをサポートするサーバ機能をさらに備えるこ
とが望ましい。
【0030】本発明の他の局面に従うと、ネットワーク
同報送信方法は、異なるプロトコルの同報送信宛先に対
して、対応するプロトコルでデータを送信するデータ送
信ステップと、同報送信宛先にファイル共有プロトコル
が含まれているとき、データと同報宛先情報とをファイ
ル共有プロトコルで送信する宛先情報送信ステップと、
同報返信要求を受付ける受付ステップと、受付ステップ
で受付けた同報返信要求に含まれる、同報宛先情報に基
づき、同報返信要求で指定されたデータを同報返信宛先
に返信するデータ返信ステップとを備える。
【0031】本発明の他の局面に従うと、ネットワーク
同報送信プログラムは、異なるプロトコルの同報送信宛
先に対して、対応するプロトコルでデータを送信するデ
ータ送信ステップと、同報送信宛先にファイル共有プロ
トコルが含まれているとき、データと同報宛先情報とを
ファイル共有プロトコルで送信する宛先情報送信ステッ
プと、同報返信要求を受付ける受付ステップと、受付ス
テップで受付けた同報返信要求に含まれる同報宛先情報
に基づき、同報返信要求で指定されたデータを同報返信
宛先に返信するデータ返信ステップとを、コンピュータ
に実行させる。
【0032】また、ネットワーク同報送信プログラムの
ファイル共有プロトコルは、SMBプロトコルであるこ
とが望ましい。
【0033】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ送信ステップおよびデータ返信ステップの少なく
とも一方は、電子メールを用いてデータを送信すること
が望ましい。
【0034】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ送信ステップおよびデータ返信ステップの少なく
とも一方は、ファクシミリおよびプリンタを含む印刷装
置に対して画像データを送信することが望ましい。
【0035】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ送信ステップおよびデータ返信ステップの少なく
とも一方は、電子メールアドレス、インターネットファ
クシミリ端末、ファクシミリ端末、SMB共有フォル
ダ、およびFTPサーバの少なくとも1つに対してデー
タを送信することが望ましい。
【0036】また、ネットワーク同報送信プログラムの
同報宛先情報は、データ送信ステップで送信した全ての
同報送信宛先についての送信プロトコルと送信アドレス
とを含むことが望ましい。
【0037】また、ネットワーク同報送信プログラムの
宛先情報送信ステップは、データ送信ステップで送信し
た全ての同報送信宛先についての送信プロトコルと送信
アドレスとを含む同報宛先情報と、データ送信ステップ
で送信するデータを含む同報送信ファイルのファイル名
と、データ送信ステップで送信を行なう送信日時と、ネ
ットワーク同報送信装置のアドレスとを送信することが
望ましい。
【0038】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ返信ステップは、同報宛先情報に基づき、データ
送信時の対応するプロトコルと同じプロトコルで、同報
返信要求で指定されたデータを返信することが望まし
い。
【0039】また、ネットワーク同報送信プログラムの
受付ステップで受付ける同報返信要求は、同報送信宛先
の中から選択された同報返信宛先と、ネットワーク同報
送信装置がサポートするプロトコルである同報返信宛先
との、少なくとも一方を含むことが望ましい。
【0040】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ返信ステップは、データ送信ステップで送信され
たデータを受信したネットワーク機器に常駐するアプリ
ケーションによって実現されることが望ましい。
【0041】また、ネットワーク同報送信プログラムの
アプリケーションは、データ送信ステップによって、前
記データがSMB共有フォルダに送信されたときに通知
を行なう通知ステップを備えることが望ましい。
【0042】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ返信ステップは、ネットワーク機器のブラウザ
で、HTTPを含むプロトコルを用いてネットワーク同
報送信装置にアクセスし、同報宛先情報に基づき、同報
返信要求を行なうことにより実現されることが望まし
い。
【0043】また、ネットワーク同報送信プログラム
は、WWWサーバを含むサーバ機能をさらに備え、サー
バ機能は、同報宛先情報に基づき、ブラウザに同報宛先
を表示する宛先表示ステップを備えることが望ましい。
【0044】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ送信ステップは、データをSMB共有フォルダに
保存する保存ステップと、SMB共有フォルダを含むネ
ットワーク機器に同報宛先情報を電子メールで送信する
宛先情報送信ステップとを備え、受付ステップは、宛先
情報送信ステップによって送信された同報宛先情報を含
む同報返信要求を受付けることが望ましい。
【0045】また、ネットワーク同報送信プログラムの
受付ステップは、同報宛先情報を含む同報返信要求を電
子メールで受信し、データ返信ステップは、同報返信要
求に基づき、SMB共有フォルダに保存されたデータを
返信することが望ましい。
【0046】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ返信ステップは、電子メールに指定されたフォル
ダに保存されたデータを返信することが望ましい。
【0047】また、ネットワーク同報送信プログラムの
データ送信ステップは、データをSMB共有フォルダに
保存する保存ステップと、SMB共有フォルダを含むネ
ットワーク機器に、異なるプロトコルの同報送信宛先が
電子メールアドレスに変換された同報宛先情報を電子メ
ールで送信する宛先情報送信ステップとを備え、データ
返信ステップは、同報送信宛先に対してネットワーク機
器から送信された電子メールのアドレスに基づいて、同
報送信宛先に対して返信することが望ましい。
【0048】また、ネットワーク同報送信プログラムは
異なるプロトコルをサポートするサーバ機能をさらに備
えることが望ましい。
【0049】本発明の他の局面に従うと、記録媒体は、
上述のネットワーク同報送信プログラムを記録した記録
媒体である。
【0050】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1に、本
実施の形態におけるMFPであるデータ送信装置を用い
たネットワークシステムを示す。本実施の形態において
は、データ送信装置をスキャナとして説明を行なう。
【0051】図1を参照して、ネットワークシステム
は、スキャナ100と、ファクシミリ400と、インタ
ーネットファクシミリ500と、パーソナルコンピュー
タ(以下、PCという)600と、PC610と、PC
620とを含む。
【0052】スキャナ100とファクシミリ400と
は、回線200で相互に接続されており、回線200を
介して通信を行なう。また、スキャナ100とインター
ネットファクシミリ500と、PC600とは、回線3
00で相互に接続されており、回線300を介して通信
を行なう。
【0053】図2に、図1に示された、スキャナ100
のハードウェア構成を、ブロック図で示す。
【0054】図2を参照して、スキャナ100は、スキ
ャナ100全体の制御を行なうCPU(Central Proces
sing Unit)101と、各種のプログラムを記憶するR
OM(Read Only Memory)102と、ワークエリアとし
て動作するメモリやHDD(Hard Disk Drive)からな
る記憶部103と、表示を行なう表示部104と、ユー
ザが操作指示を行なう操作部105と、画像を読取る読
取部106と、回線200に接続するためのインタフェ
ースI/F107と、回線300に接続するためのイン
タフェースI/F108とを含む。
【0055】図2に示されるスキャナ100は、ネット
ワークシステムに含まれる他のネットワーク機器の採用
しているプロトコルをサポートしている。
【0056】図3に、図1に示された、ファクシミリ4
00のハードウェア構成を、ブロック図で示す。
【0057】図3を参照して、ファクシミリ400は、
ファクシミリ400全体の制御を行なうCPU401
と、各種のプログラムを記憶するROM402と、ワー
クエリアとして動作するメモリやHDDからなる記憶部
403と、回線200に接続するためのインタフェース
I/F405と、回線200を介して受信した画像デー
タを印刷する印刷部404と、画像データを読取る読取
部406とを含む。
【0058】図3に示されるファクシミリ400はプロ
トコルとして、ITU V.17,V.21,V.27
ter,V29などを採用している。
【0059】図4に、図1に示された、インターネット
ファクシミリ500のハードウェア構成を、ブロック図
で示す。
【0060】図4を参照して、インターネットファクシ
ミリ500は、図3に示されたファクシミリ400と同
様に、CPU501と、ROM502と、記憶部503
と、I/F505と、印刷部504と、読取部506と
を含む。なお、インターネットファクシミリ500に含
まれるI/F505は、回線300に接続するためのイ
ンタフェースである。
【0061】図4に示されるインターネットファクシミ
リ500はプロトコルとして、smtp、pop3など
を採用している。
【0062】図5に、図1に示された、PC600のハ
ードウェア構成を、ブロック図で示す。
【0063】図5を参照して、PC600は、PC60
0全体の制御を行なうCPU601と、メールソフトや
ブラウザなどの各種のプログラムを記憶するROM60
2と、ワークエリアとして動作するメモリやHDDから
なる記憶部603と、表示を行なうディスプレイなどか
ら構成される表示部604と、I/F605と、ユーザ
が操作を行なうキーボードやマウスなどから構成される
操作部606とを含む。なお、PC600に含まれるI
/F605は、回線300に接続するためのインタフェ
ースである。
【0064】また、PC610およびPC620は、P
C600と同様のハードウェア構成であるため、ここで
の説明は繰返さない。
【0065】さらに、本実施の形態においては、図5に
示されるPC600はプロトコルとして、SMTP、p
op3などの採用しており、ROM602に、メール送
受信用のアプリケーションであるメーラを有する。
【0066】またPC610はプロトコルとしてSMB
を採用しており、SMB共有フォルダと、SMB同報返
信アプリケーションとを有する。
【0067】SMB共有フォルダは、SMBを採用し
た、書込み可能なアクセス権が設定され、ネットワーク
上で公開される共有フォルダである。
【0068】SMB同報返信アプリケーションは、RO
Mに常駐し、SMB共有フォルダを常時監視しているア
プリケーションである。SMB共有フォルダに外部から
アクセスがあった場合に表示部に表示する、などの機能
をもつ。アプリケーションの動作については、後に詳し
く説明を行なう。
【0069】またPC620はプロトコルとしてFTP
を採用しており、ROMに、FTPサーバアプリケーシ
ョンを有する。
【0070】FTPサーバアプリケーションは、FTP
を採用し、ネットワーク上でファイル転送を行なうため
のサーバとしての機能を有するアプリケーションであ
る。なお、スキャナ100がFTPサーバアプリケーシ
ョンを有し、PC620はスキャナ100からサービス
を享受するクライアントの機能を有していてもよい。
【0071】図6に、図1〜図5に示されたネットワー
クシステムにおいて、スキャナ100が行なう同報送信
の処理を表わすフローチャートを示す。
【0072】図6を参照して、ユーザは、スキャナ10
0から、複数の相手に対して画像データを同報送信する
場合、スキャナ100の操作部105で、画像データを
送信する複数の宛先を同報送信先として指定し、画像送
信指示を行なう(S10)。ステップS10の指示は、
ネットワーク上のPC600などの他の機器から行な
い、回線200または回線300を介してスキャナ10
0に送ってもよい。
【0073】ステップS10で、ユーザからスキャナ1
00に対して画像送信指示があると、スキャナ100の
CPU101は、同報送信先の宛先が、PC610の有
するSMB共有フォルダか否かを判断する(S11)。
【0074】ステップS10で指定された同報送信先に
SMB共有フォルダが含まれており、SMB共有フォル
ダに送信する場合(S11でto SMB)、スキャナ
100は、指定された宛先のSMB共有フォルダに、読
取部106で読取った画像データを書込む。同時にログ
ファイルも書込む(S12)。
【0075】ステップS10で指定された、SMB共有
フォルダ以外の同報送信先に送信する場合(S11でO
thers)、スキャナ100は、それぞれの宛先に対
応した画像データの送信を行なう(S13)。
【0076】図7に、図6のステップS10で、ユーザ
がスキャナ100に画像送信指示を行なう時の画面の具
体例を示す。図7に示される画面は、スキャナ100か
ら指示を行なう場合はスキャナ100の表示部104に
表示され、他の機器から指示を行なう場合は、他の機器
の表示部に表示される。ユーザは図7に示される画面に
従って、スキャナ100の操作部105などから操作を
行ない、スキャナ100に指示を行なう。
【0077】図7を参照して、ユーザは、画像データの
同報送信先として、ファクシミリ400と、インターネ
ットファクシミリ500と、メール送受信機能を有する
PC600と、SMB共有ファイルを有するPC610
と、FTPクライアントとしての機能を有するPC62
0とに対して、それぞれの送信先を指定する。
【0078】ステップS12またはS13では、スキャ
ナ100は、CPU101で、図7の画面で入力された
送信先に対応するプロトコルを自動的に判断し、インタ
フェースI/F107またはI/F108から、対応し
たプロトコルに応じて画像データの送信を行なう。
【0079】また図8に、図6のステップS12でスキ
ャナ100がSMB共有フォルダに書込むログファイル
の具体例を示す。
【0080】図7の入力画面で入力したファクシミリ4
00と、インターネットファクシミリ500と、PC6
00と、PC610と、PC620とに対して、画像デ
ータを同報送信する場合、ログファイルは図8に示され
た記述となる。
【0081】図8を参照して、ログファイルには、同報
送信を行なうファイル名と、送信年月日時刻と、送信元
スキャナ100のアドレスと、各同報送信宛先のプロト
コルとアドレスとを含む。
【0082】また図9に、図1〜図5に示されたネット
ワークシステムにおいて、スキャナ100が行なう同報
返信の処理を表わすフローチャートを示す。ユーザは、
上述の処理でスキャナ100から送信された画像データ
などのファイルの送信宛先に対して、同報返信を行な
う。
【0083】図9を参照して、ユーザは、スキャナ10
0の操作部105で、返信するデータを含むファイル
の、ファイル名やネットワーク上でファイルが記憶され
ている場所などを指定して、画像返信の指示を行なう
(S20)。ステップS20の指示は、ネットワーク上
のPC600などの他の機器から行ない、回線200ま
たは回線300を介してスキャナ100に送ってもよ
い。
【0084】ステップS20の画像返信指示が、SMB
共有フォルダに記憶されているファイルを指定して返信
を行なう指示であった場合(S21でto SMB)、
スキャナ100のCPU101は、PC610のSMB
共有フォルダに記憶されているファイルに含まれる、返
送するデータを読出す。さらに、ステップS20の画像
返信指示を行なったPC610の、SMB同報返信アプ
リケーションに指定された同報返信宛先に、画像データ
を送信する(S22)。
【0085】ステップS20の画像返信指示が、SMB
共有フォルダ以外に記憶されている画像データを含むフ
ァイルを指定して返信を行なう指示であった場合(S2
1でothers)、ステップS20で指定されたそれ
ぞれの同報返送の宛先に対応した画像データの送信を行
なう(S23)。
【0086】図9のステップS21で、画像返信指示が
SMB共有フォルダに記憶されている画像データを含む
ファイルを指定して返信を行なう指示であった場合、P
C610のROMに常駐するSMB同報返信アプリケー
ションによって、画像返信の指示が行なわれる。
【0087】図10に、PC610のROMに常駐する
SMB同報返信アプリケーションが行なう処理について
表わすフローチャートを示す。
【0088】図10を参照して、SMB同報返信アプリ
ケーションは、常時SMB共有フォルダに書込みがある
か否かを監視する(S30)。
【0089】SMB共有フォルダに書込みが確認される
と(S30でYes)、表示部に表示を行ない、ユーザ
に、SMB共有フォルダに書込みが行なわれたことを通
知する(S31)。
【0090】さらに図9のステップS20でSMB同報
返信アプリケーションによって、スキャナ100に画像
返信の要求を行なう処理について表わすフローチャート
を、図11に示す。
【0091】図11を参照して、SMB同報返信アプリ
ケーションの同報返信用のUI(User Interface)にお
いて、ユーザからログファイルのファイル名やネットワ
ーク上でファイルが記憶されている場所などが指定され
た場合(S40でYes)、SMB同報返信アプリケー
ションは、ステップS40で指定されたログファイルを
解析する。入力されたネットワーク上の場所から指定さ
れたログファイルを読出し、ログファイルに含まれてい
る宛先を、同報宛先の一覧表として、PC610の表示
部に表示する(S41)。
【0092】ステップS41で表示された同報宛先の一
覧表から、ユーザは同報返信を行なう宛先を選択し、さ
らに返信する画像データを含むファイルのファイル名や
ネットワーク上でファイルが記憶されている場所などを
指定し、入力する。その後、同報返信の送信の指示が行
なわれると(S42でYes)、SMB同報返信アプリ
ケーションは、スキャナ100に対して、ステップS4
2で入力された返信宛先情報とファイル指定情報とを送
信し、同報返信の指示を行なう(S43)。
【0093】図9のステップS20で、図11のステッ
プS43で送信された同報返信の指示を受けると、スキ
ャナ100のCPU101は、ステップS21でSMB
からの返信の指示と判断し、ステップS22で指定され
た返信宛先に、指定された画像データを送信する。
【0094】なお、図12に、図11のステップS41
で、PC610の表示部に表示される同報宛先の一覧を
示す画面の具体例を示す。図12に示される画面は、図
11のステップS40で、図8に示されるログファイル
が指定されたときに、図8に示されるログファイルが解
析され、ログファイルに含まれる宛先が読出され、表示
部に表示される。
【0095】ユーザは、図11のステップS42で、図
12に示される同報宛先の一覧から同報返信を行なう宛
先を、操作部でクリックするなどして選択し、入力す
る。さらに、返信する画像データを含むファイルのファ
イル名や記憶されている場所などを入力する。ファイル
の入力は、図12に示されているように直接文字列を入
力する方法でもいいし、同報宛先と同様に、SMB共有
ファイルに含まれるファイルの一覧から選択し、入力す
る方法でもよい。また、返信する画像データを含むファ
イルは、図6のステップS12でスキャナ100から画
像データを受信するSMB共有ファイルとは異なるSM
Bファイルであってもよい。
【0096】スキャナ100は図9のステップS22で
は、CPU101において、図11のステップS42で
入力された同報返信を行なう返信宛先に対応するプロト
コルを自動的に判断し、インタフェースI/F107ま
たはI/F108から、対応したプロトコルに応じて画
像データの送信を行なう。
【0097】なお、本実施の形態においては、上述のS
MB同報返信アプリケーションは、スキャナ100と通
信を行ない、スキャナ100に対して送信指示を行なう
ものとして説明を行なったが、SMB同報返信アプリケ
ーションは、図1には図示されていない、スキャナ10
0とは別のサーバ機能を持つネットワーク機器と通信を
行ない、サーバを介してスキャナ100に送信指示を行
なってもよい。その場合、サーバ機能を持つネットワー
ク機器は、ネットワークシステムに含まれる他のネット
ワーク機器の採用しているプロトコルをサポートしてい
るため、スキャナ100は、上述のプロトコルを全てサ
ポートしていなくても構わない。
【0098】上述のスキャナ100を含むデータ送信装
置であるMFPをネットワークシステムに用いること
で、MFPは、同報送信時に、SMB(ファイル共有プ
ロトコル)を採用したネットワーク上で公開される共有
フォルダであるSMB共有フォルダに、画像データとロ
グファイルとを保存する。
【0099】MFPは、ログファイル含まれる同報宛先
情報から、各宛先のプロトコルを自動的に判別するた
め、ネットワークを介してSMB端末でデータを受信す
るユーザは、SMB共有フォルダに保存されたログファ
イルに含まれる同報宛先情報に基づき、端末が有するS
MB同報返信用のアプリケーションを用いて、異なるプ
ロトコルへ同報送信を行なうことが可能になる。したが
ってユーザは、同報返信を行なおうとする画像データな
どのデータと、同報宛先情報を含むログファイルとを含
むファイルをSMBフォルダに保存し、MFPに対して
上記ファイルを指定して同報返信の指示を行なうだけ
で、自動的に指定する同報宛先に対してデータを返信す
ることができる。
【0100】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おけるネットワークシステムの構成は、図1に示された
構成と同様であるため、ここでの説明は繰返さない。
【0101】図1に示されたネットワークシステムを構
成するスキャナ100は、図2に示されたハードウェア
構成と同様であり、さらにリモートUI(User Interfa
ce)を有する。スキャナ100はWWWサーバ機能を有
し、HTTPプロトコルなどを用いて、各装置からリモ
ートUIにアクセスすることができる。
【0102】また、図1に示されたネットワークシステ
ムを構成するファクシミリ400、インターネットファ
クシミリ500、PC600、PC610、およびPC
620のハードウェア構成は、図3〜図5に示されたハ
ードウェア構成と同様であるため、ここでの説明は繰返
さない。
【0103】また、本実施の形態のネットワークシステ
ムにおいて、スキャナ100が行なう同報送信の処理
は、第1の実施の形態において図6のフローチャートに
示された処理と同様であるため、ここでの説明を繰返さ
ない。
【0104】本実施の形態のネットワークシステムにお
いて、ユーザが同報返信を行なう場合、スキャナ100
にあるリモートUIを用いる。本実施の形態において、
ユーザは、リモートUIを用いて、第1の実施の場合と
同様に、スキャナ100から送信された画像データなど
のファイルの送信宛先に対して、同報返信を行なう。
【0105】図13に、本実施の形態のネットワークシ
ステムにおいて、スキャナ100が行なう同報返信の処
理を表わすフローチャートを示す。
【0106】図13を参照して、ユーザは同報返信を行
なう場合、ネットワークシステムに含まれる機器から、
スキャナ100のリモートUIを起動させる。
【0107】スキャナ100では、ユーザの指示(S5
0でYes)によってリモートUIが起動し、処理を行
なう(S51)。
【0108】ステップS51におけるリモートUIが行
なう処理については、後に説明を行なう。
【0109】ステップS51において、ユーザはリモー
トUIを用いて、スキャナ100に画像返信指示を行な
う。
【0110】ステップS51の画像返信指示が、ユーザ
がPC610を用いて、SMB共有フォルダに記憶され
ているファイルを指定して返信を行なう指示であった場
合(S52でto SMB)、スキャナ100のCPU
101は、リモートUIに指定されたアドレスのSMB
フォルダから、記憶されているファイルに含まれる画像
データを読出す。さらにスキャナ100のCPU101
は、リモートUIに指定された同報返信宛先に、画像デ
ータを送信する(S53)。
【0111】ステップS51の画像返信指示が、SMB
共有フォルダ以外に記憶されている画像データを含むフ
ァイルを指定して返信を行なう指示であった場合(S5
2でothers)、スキャナ100のCPU101
は、リモートUIに指定されたそれぞれの同報返送の宛
先に対応した画像データの送信を行なう(S54)。
【0112】ステップS54では、CPU101におい
て、リモートUIに指定された、同報返信を行なう返信
宛先に対応するプロトコルを自動的に判断し、インタフ
ェースI/F107またはI/F108から、対応した
プロトコルに応じて画像データの送信を行なう。
【0113】さらに図14に、図13のステップS51
においてスキャナ100のリモートUIが行なう処理に
ついて、フローチャートを示す。
【0114】図14を参照して、図13のステップS5
0で、ユーザがスキャナ100に指示すると、スキャナ
100のリモートUIが起動する(S60)。
【0115】ステップS60で起動したリモートUI
は、ユーザから、ログファイルのファイル名とネットワ
ーク上でファイルが記憶されている場所との指定を受付
ける(S61)。
【0116】ステップS61においてリモートUIは、
ユーザの操作するネットワーク機器の表示部に、ここに
は図示しない入力画面を表示する。ユーザは、入力画面
によって、ログファイルのファイル名や、ネットワーク
上でファイルが記憶されている場所などの入力を行な
う。
【0117】ステップS61でユーザからログファイル
の入力を受付けると(S61でYes)、リモートUI
は、指定されたログファイルを解析する。入力されたネ
ットワーク上の場所から指定されたログファイルを読出
し、ログファイルに含まれている宛先を、同報宛先の一
覧表として、ユーザの操作するネットワーク機器の表示
部に表示する(S62)。
【0118】ステップS62において表示される一覧表
は、第1の実施の形態において、図12で示される、同
報宛先の一覧を示す画面と同様の画面である。
【0119】ユーザは、ステップS62で表示された図
12に示される画面の一覧から、ユーザは同報返信を行
なう宛先を選択し、さらに返信する画像データを含むフ
ァイルのファイル名や、ネットワーク上でファイルが記
憶されている場所などを指定し、入力する。その後、同
報返信の送信の指示が行なわれると(S63でYe
s)、リモートUIは、スキャナ100に対して、ステ
ップS63で入力された返信宛先情報とファイル指定情
報とを送信し、同報返信の指示を行なう(S64)。
【0120】上述のスキャナ100を含むデータ送信装
置であるMFPをネットワークシステムに用いること
で、ユーザは、同報送信を行なう際、用いるネットワー
ク機器に同報返信用アプリケーションが含まれていない
場合でも、MFPに含まれるリモートUIを用いて同報
返送の指示を行なうことができる。
【0121】同報返信を行なおうとするユーザは、返信
する画像データなどのデータと、同報宛先情報を含むロ
グファイルとを含むファイルをSMBフォルダに保存す
る。ネットワークを介してMFPにアクセスし、MFP
に含まれるリモートUIを用いて、MFPに対して上述
のファイルを指定して同報返信の指示を行なうだけで、
自動的に指定する同報宛先に対してデータを返信するこ
とができる。
【0122】なお、上述のリモートUIを備え、MFP
に対して同報返信の指示を行なう装置は、MFP以外
の、サーバなどのネットワーク機器であってもよい。そ
の場合、MFPは、リモートUIを備えなくてもよい。
【0123】ユーザはリモートUIを備えるサーバなど
のネットワーク機器にアクセスする。リモートUIを備
えるサーバなどは、上述の処理と同様の処理を行ない、
MFPに対して同報返信の指示を行なうことができる。
【0124】また、リモートUIによって、サーバが、
同報返信を行なう画像データと同報宛先を読出し、同報
送信を行なってもよい。
【0125】[第3の実施の形態]第3の実施の形態に
おけるネットワークシステムの構成は、図1に示された
構成と同様である。また、図1に示されたネットワーク
システムを構成するスキャナ100、ファクシミリ40
0、インターネットファクシミリ500、PC600、
PC610、およびPC620のハードウェア構成は、
図2〜図5に示されたハードウェア構成と同様である。
そのため、ここでの説明は繰返さない。
【0126】なお、本実施の形態において、PC610
は、第1および第2の実施の形態と同様にSMB共有フ
ォルダを有する。さらにPC610は、PC600と同
様に、ROMにメーラを有する。
【0127】また、スキャナ100もROM102にメ
ーラを有し、電子メールの送受信が可能である。
【0128】図15に、本実施の形態のネットワークシ
ステムにおいて、スキャナ100が行なう同報送信の処
理を表わすフローチャートを示す。
【0129】図15を参照して、ユーザは、スキャナ1
00から、複数の相手に対して画像データを同報送信す
る場合、画像データを送信する複数の宛先を同報送信先
として指定し、画像送信指示を行なう(S70)。ステ
ップS70での処理は、図6のステップS10における
処理と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰返さな
い。
【0130】ステップS70で、ユーザからスキャナ1
00に対して画像送信の指示が行なわれると(S70で
Yes)、スキャナ100のCPU101は、ユーザか
ら指定された同報送信先の宛先にSMBが含まれている
か否かを判断する(S71)。
【0131】ステップS70で指定された同報送信先
に、PC610の有するSMB共有フォルダが含まれて
おり、SMB共有フォルダに送信する場合(S71でt
o SMB)、スキャナ100は、指定された宛先のS
MB共有フォルダに、読取部106で読取った画像デー
タを書込む。同時に、予め指定された、PC610の電
子メールのアドレスに対して、ログファイルを送信する
(S72)。
【0132】ステップS72で送信されるPC610の
電子メールのアドレスは、予め、スキャナ100の操作
部105より入力され、記憶部103に記憶されてい
る。また、ステップS70で、画像送信の指示と同時
に、アドレスが送信されてもよい。
【0133】ステップS72では、図8に示されるログ
ファイルを、電子メールに書込んでPC610に送信し
てもよいし、添付して送信してもよい。
【0134】ユーザはステップS72でスキャナ100
から送信された電子メールを受信することで、PC61
0のSMB共有フォルダに書込みがあったことを知るこ
とができる。
【0135】ステップS70で指定された、SMB共有
フォルダ以外の同報送信先に送信する場合(S71でo
thers)、スキャナ100は、ステップS70で指
定された同報送信先に、それぞれの宛先に対応した画像
データの送信を行なう(S73)。
【0136】さらに図16に、ユーザが上述の処理でス
キャナ100から送信された画像データなどのファイル
の送信宛先に対して同報返信を行なう場合の、スキャナ
100が行なう同報返信の処理を表わすフローチャート
を示す。
【0137】図16を参照して、ユーザは、ネットワー
ク機器を用いて、返信するデータを含むファイルの、フ
ァイル名やネットワーク上でファイルが記憶されている
場所などを指定して、電子メールにて、スキャナ100
に画像返信の指示を行なう(S80)。ステップS80
での処理は、図9のステップS20における処理と同様
であるため、ここでは詳細な説明を繰返さない。
【0138】ステップS80の画像返信指示が、SMB
共有フォルダに記憶されているファイルを指定して返信
を行なう指示であった場合(S81でto SMB)、
スキャナ100のCPU101は、電子メールに記述さ
れたアドレスから、SMB共有フォルダに記憶されてい
るファイルに含まれる、返送するデータを読出す。スキ
ャナ100は、読出したデータを、電子メールに添付さ
れたログファイルに記述された送信宛先に送信する(S
82)。
【0139】ステップS80の画像返信指示が、SMB
共有フォルダ以外に記憶されている画像データを含むフ
ァイルを指定して返信を行なう指示であった場合(S8
1でothers)、ステップS80で指定されたそれ
ぞれの同報返送の宛先に対応した画像データの送信を行
なう(S83)。
【0140】上述のスキャナ100を含むデータ送信装
置であるMFPをネットワークシステムに用いること
で、ユーザは、同報送信を行なう際、用いるネットワー
ク機器に同報返信用アプリケーションが含まれていない
場合であって、かつMFPにリモートUIが含まれてい
ない場合であっても、電子メールを用いて同報返送の指
示を行なうことができる。
【0141】なお、上述の電子メールを受信し同報返信
を行なう装置は、MFP以外の、電子メール送受信機能
を備えるサーバなどのネットワーク機器であってもよ
い。その場合、MFPは、電子メールの送受信を行なう
メーラや送受信機能を備えなくてもよい。
【0142】ユーザは電子メール送受信機能を備えるサ
ーバなどのネットワーク機器に上述の電子メールを送信
する。サーバなどは、上述の処理と同様の処理を行な
い、MFPに対して同報返信の指示を行なうことができ
る。
【0143】また、受信した電子メールに記述されたア
ドレスから、サーバが、同報返信を行なう画像データと
同報宛先を読出し、同報送信を行なってもよい。
【0144】[第4の実施の形態]第4の実施の形態に
おけるネットワークシステムの構成は、図1に示された
構成と同様である。また、図1に示されたネットワーク
システムを構成するスキャナ100、ファクシミリ40
0、インターネットファクシミリ500、PC600、
PC610、およびPC620のハードウェア構成は、
図2〜図5に示されたハードウェア構成と同様である。
そのため、ここでの説明は繰返さない。
【0145】なお、本実施の形態において、PC610
は、第1〜3の実施の形態と同様にSMB共有フォルダ
を有する。さらにPC610は、第3の実施の形態と同
様に、ROMにメーラを有する。
【0146】図17に、本実施の形態のネットワークシ
ステムにおいて、スキャナ100が行なう同報送信の処
理を表わすフローチャートを示す。
【0147】図17を参照して、ユーザは、スキャナ1
00から、複数の相手に対して画像データを同報送信す
る場合、画像データを送信する複数の宛先を同報送信先
として指定し、画像送信指示を行なう(S90)。ステ
ップS90での処理は、図6のステップS10における
処理と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰返さな
い。
【0148】ステップS90で、ユーザからスキャナ1
00に対して画像送信の指示が行なわれると(S90で
Yes)、スキャナ100のCPU101は、ユーザか
ら指定された同報送信先の宛先にSMBが含まれている
か否かを判断する(S91)。
【0149】ステップS90で指定された同報送信先
に、PC610の有するSMB共有フォルダが含まれて
おり、SMB共有フォルダに送信する場合(S91でt
o SMB)、スキャナ100は、ステップS90でユ
ーザから指定された同報送信先の宛先のプロトコルとア
ドレスとを電子メールのアドレスに自動的に変換する
(S92)。
【0150】ステップS92で変換する電子メールアド
レスについては、後に説明を行なう。
【0151】さらにスキャナ100は、指定された宛先
のSMB共有フォルダに、読取部106で読取った画像
データを書込む。同時に、予め指定された、PC610
の電子メールのアドレスに対して、ログファイルを送信
する(S93)。
【0152】ステップS93で送信されるPC610の
電子メールのアドレスは、図15のステップS72で送
信されるPC610の電子メールのアドレスと同様にし
て記憶されるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0153】ユーザはステップS72でスキャナ100
から送信された電子メールを受信することで、PC61
0のSMB共有フォルダに書込みがあったことを知るこ
とができる。
【0154】ステップS90で指定された、SMB共有
フォルダ以外の同報送信先に送信する場合(S91でo
thers)、スキャナ100は、ステップS90で指
定された同報送信先に、それぞれの宛先に対応した画像
データの送信を行なう(S94)。
【0155】図18に、図17のステップS92で、ス
キャナ100が行なう、同報送信先の宛先のプロトコル
とアドレスから電子メールのアドレスへの変換の具体例
を示す。
【0156】図18を参照して、スキャナ100は、 変換式:#プロトコル#プロトコル用アドレス#送信デ
バイス電子メール用アドレスに従って、自動的に同報送
信先の宛先のプロトコルとアドレスとを電子メールのア
ドレスへ変換する。
【0157】また、この他の変換式に従って変換しても
よい。さらに図19に、ユーザが、上述の処理でスキャ
ナ100から送信された画像データなどのファイルの送
信宛先に対して同報返信を行なう場合の、スキャナ10
0が行なう同報返信の処理を表わすフローチャートを示
す。
【0158】図19を参照して、ユーザは、ネットワー
ク機器を用いて、返信するデータを含むファイルの、フ
ァイル名やネットワーク上でファイルが記憶されている
場所などを指定して、電子メールにて、スキャナ100
に画像返信の指示を行なう(S100)。ステップS1
00での指示については、後に説明を行なう。
【0159】ステップS100の画像返信指示が、SM
B共有フォルダに記憶されているファイルを指定して返
信を行なう指示であった場合(S101でto SM
B)、スキャナ100は、ステップS100でユーザか
ら指定された同報返信先の宛先の電子メールのアドレス
から、プロトコルとアドレスとに自動的に変換する(S
102)。
【0160】さらにスキャナ100のCPU101は、
同報返信の指示の電子メールに記述されたアドレスか
ら、SMB共有フォルダに記憶されているファイルに含
まれる、返送するデータを読出す。スキャナ100は、
ステップS102で電子メールのアドレスから変換した
同報返信先の宛先のプロトコルのアドレスに、読出した
データを送信する(S103)。
【0161】ステップS100の画像返信指示が、SM
B共有フォルダ以外に記憶されている画像データを含む
ファイルを指定して返信を行なう指示であった場合(S
101でothers)、ステップS100で指定され
たそれぞれの同報返送の宛先に対応した画像データの送
信を行なう(S104)。
【0162】また、図20に、図19のステップS10
0で、ユーザがPC610を用い、SMB共有フォルダ
に記憶されているファイルを指定して、スキャナ100
に返信の指示を行なう(ステップS101でto SM
Bの場合)とき、送信されるデータの具体例を示す。図
19に示されるデータは、電子メールにてスキャナ10
0に送信される。
【0163】受信したスキャナ100は、図19のステ
ップS102で、図20に示された同報返信先の宛先の
電子メールのアドレスから、同報返信先の宛先のプロト
コルとアドレスとへ変換する。図9のステップS102
での変換処理は、図17のステップS92における処理
と逆の処理であるため、ここでの説明は繰返さない。図
20に示された同報返信先の宛先の電子メールのアドレ
スは、図18に示された同報返信先の宛先のプロトコル
とアドレスとに変換される。
【0164】上述のスキャナ100を含むデータ送信装
置であるMFPをネットワークシステムに用いること
で、ユーザは、SMBフォルダを用いて、電子メールを
受取る要領で、MFPからデータと同報送信先のアドレ
スを得ることができる。
【0165】さらに同報送信を行なう際、ユーザは、用
いるネットワーク機器に同報返信用アプリケーションが
含まれていない場合であっても、受信した電子メールに
同報返信を行なう要領で、MFPに電子メールを用いて
同報返信の指示を行ない、SMBフォルダに記憶させた
データの同報返信を行なうことが可能である。
【0166】なお、上述の電子メールを受信し同報返信
を行なう装置は、MFP以外の、電子メール送受信機能
を備えるサーバなどのネットワーク機器であってもよ
い。その場合、MFPは、電子メールの送受信を行なう
メーラや送受信機能を備えなくてもよい。
【0167】上述の電子メール送受信機能を備えるサー
バなどのネットワーク機器は、同報送信を行なう場合、
上述の処理と同様の処理を行ない、ユーザに同報送信先
の電子メールのアドレスを通知する。また、同報返信を
行なう場合、ユーザからの指示を受信し、MFPに対し
て同報返信の指示を行なう。
【0168】また、受信した電子メールに記述されたア
ドレスから、サーバが、同報返信を行なう画像データと
同報宛先を読出し変換し、同報送信を行なってもよい。
【0169】なお、以上の実施の形態においては、MF
Pであるデータ送信装置としてスキャナを用いて画像デ
ータの送信について説明を行なったが、その他、文字デ
ータや音声データなどの送信機能を持つデータ送信装置
であっても構わない。
【0170】また、以上の実施の形態においては、ファ
イル共有プロトコルとしてSMBプロトコルを用いて説
明を行なったが、SMBプロトコルにかえて、SMBプ
ロトコルと同様のファイル共有機能を備える他のプロト
コルであっても構わない。
【0171】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるMFPであるデー
タ送信装置を用いたネットワークシステムを示す図であ
る。
【図2】 図1に示された、スキャナ100のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示された、ファクシミリ400のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示された、インターネットファクシミ
リ500のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】 図1に示された、PC600のハードウェア
構成を示すブロック図である。
【図6】 図1〜図5に示されたネットワークシステム
において、スキャナ100が行なう同報送信の処理を表
わすフローチャートである。
【図7】 図6のステップS10で、ユーザがスキャナ
100に画像送信指示を行なう時の画面の具体例を示す
図である。
【図8】 図6のステップS12でスキャナ100がS
MB共有フォルダに書込むログファイルの具体例を示す
図である。
【図9】 図1〜図5に示されたネットワークシステム
において、スキャナ100が行なう同報返信の処理を表
わすフローチャートである。
【図10】 PC610のROMに常駐するSMB同報
返信アプリケーションが行なう処理について表わすフロ
ーチャートである。
【図11】 図9のステップS20でSMB同報返信ア
プリケーションによって、スキャナ100に画像返信の
要求を行なう処理について表わすフローチャートであ
る。
【図12】 図11のステップS41で、PC610の
表示部に表示される同報宛先の一覧を示す画面の具体例
を示す図である。
【図13】 第2の実施の形態のネットワークシステム
において、スキャナ100が行なう同報返信の処理を表
わすフローチャートである。
【図14】 図13のステップS51において、スキャ
ナ100のリモートUIが行なう処理について表わすフ
ローチャートである。
【図15】 第3の実施の形態のネットワークシステム
において、スキャナ100が行なう同報送信の処理を表
わすフローチャートである。
【図16】 ユーザが、スキャナ100から送信された
画像データなどのファイルの送信宛先に対して同報返信
を行なう場合の、スキャナ100が行なう同報返信の処
理を表わすフローチャートである。
【図17】 第4の実施の形態のネットワークシステム
において、スキャナ100が行なう同報送信の処理を表
わすフローチャートである。
【図18】 図17のステップS92で、スキャナ10
0が行なう、同報送信先の宛先のプロトコルとアドレス
から電子メールのアドレスへの変換の具体例を示す図で
ある。
【図19】 ユーザが、上述の処理でスキャナ100か
ら送信された画像データなどのファイルの送信宛先に対
して同報返信を行なう場合の、スキャナ100が行なう
同報返信の処理を表わすフローチャートである。
【図20】 図19のステップS100で、ユーザがP
C610を用い、SMB共有フォルダに記憶されている
ファイルを指定して、スキャナ100に返信の指示を行
なうとき、送信されるデータの具体例を示す図である。
【図21】 従来よりある、同報送信機能を備えるMF
Pの1つであるスキャナが、一般的に行なう同報送信の
処理を示すフローチャートである。
【図22】 従来よりある、電子メールの送受信機能を
備えるパーソナルコンピュータなどのMFPが、一般的
に行なう同報返信の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 スキャナ、101 スキャナのCPU、102
スキャナのROM、103 スキャナの記憶部、10
4 スキャナの表示部、105 スキャナの操作部、1
06 スキャナの読取部、107,108 スキャナの
インタフェースI/F、200,300 回線、400
ファクシミリ、401 ファクシミリのCPU、40
2 ファクシミリのROM、403 ファクシミリの記
憶部、404 ファクシミリの印刷部、405 ファク
シミリのインタフェースI/F、406 ファクシミリ
の読取部、500 インターネットファクシミリ、50
1インターネットファクシミリのCPU、502 イン
ターネットファクシミリのROM、503 インターネ
ットファクシミリの記憶部、504 インターネットフ
ァクシミリの印刷部、505 インターネットファクシ
ミリのインタフェースI/F、506 インターネット
ファクシミリの読取部、600 パーソナルコンピュー
タ、601 パーソナルコンピュータのCPU、602
パーソナルコンピュータのROM、603 パーソナ
ルコンピュータの記憶部、604パーソナルコンピュー
タの表示部、605 パーソナルコンピュータのインタ
フェースI/F、606 パーソナルコンピュータの操
作部、610,620 パーソナルコンピュータ。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるプロトコルの同報送信宛先に対し
    て、対応するプロトコルでデータを送信するデータ送信
    手段と、 前記同報送信宛先にファイル共有プロトコルが含まれて
    いるとき、前記データと同報宛先情報とを前記ファイル
    共有プロトコルで送信する宛先情報送信手段と、 同報返信要求を受付ける受付手段と、 前記受付手段で受付けた前記同報返信要求に含まれる前
    記同報宛先情報に基づき、前記同報返信要求で指定され
    たデータを前記同報返信宛先に返信するデータ返信手段
    とを備える、ネットワーク同報送信装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル共有プロトコルは、SMB
    (Server Message Block)プロトコルである、請求項1
    に記載のネットワーク同報送信装置。
  3. 【請求項3】 前記データ送信手段および前記データ返
    信手段の少なくとも一方は、電子メールを用いて前記デ
    ータを送信する、請求項1に記載のネットワーク同報送
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記データ送信手段および前記データ返
    信手段の少なくとも一方は、ファクシミリおよびプリン
    タを含む印刷装置に対して画像データを送信する、請求
    項1に記載のネットワーク同報送信装置。
  5. 【請求項5】 前記データ送信手段および前記データ返
    信手段の少なくとも一方は、電子メールアドレス、イン
    ターネットファクシミリ端末、ファクシミリ端末、SM
    B共有フォルダ、およびFTP(File Transfer Protoc
    ol)サーバの少なくとも1つに対してデータを送信す
    る、請求項1に記載のネットワーク同報送信装置。
  6. 【請求項6】 前記同報宛先情報は、前記データ送信手
    段で送信した全ての前記同報送信宛先についての送信プ
    ロトコルと送信アドレスとを含む、請求項1に記載のネ
    ットワーク同報送信装置。
  7. 【請求項7】 前記宛先情報送信手段は、 前記データ送信手段で送信した全ての前記同報送信宛先
    についての送信プロトコルと送信アドレスとを含む前記
    同報宛先情報と、 前記データ送信手段で送信する前記データを含む同報送
    信ファイルのファイル名と、 前記データ送信手段で送信を行なう送信日時と、 当該装置のアドレスとを送信する、請求項1に記載のネ
    ットワーク同報送信装置。
  8. 【請求項8】 前記データ返信手段は、前記同報宛先情
    報に基づき、前記データ送信時の前記対応するプロトコ
    ルと同じプロトコルで、前記同報返信要求で指定された
    データを返信する、請求項1に記載のネットワーク同報
    送信装置。
  9. 【請求項9】 前記受付手段で受付ける前記同報返信要
    求は、 前記同報送信宛先の中から選択された前記同報返信宛先
    と、 当該装置がサポートするプロトコルである前記同報返信
    宛先との、少なくとも一方を含む、請求項1に記載のネ
    ットワーク同報送信装置。
  10. 【請求項10】 前記データ返信手段は、前記データ送
    信手段で送信された前記データを受信したネットワーク
    機器に常駐するアプリケーションによって実現される、
    請求項1または8に記載のネットワーク同報送信装置。
  11. 【請求項11】 前記アプリケーションは、前記データ
    送信手段によって、前記データがSMB共有フォルダに
    送信されたときに通知を行なう通知手段を備える、請求
    項10に記載のネットワーク同報送信装置。
  12. 【請求項12】 前記データ返信手段は、ネットワーク
    機器のブラウザで、HTTP(Hypertext Transfer Pro
    tocol)を含むプロトコルを用いて当該装置にアクセス
    し、前記同報宛先情報に基づき、前記同報返信要求を行
    なうことにより実現される、請求項1または8に記載の
    ネットワーク同報送信装置。
  13. 【請求項13】 WWW(World Wide Web)サーバを含
    むサーバ機能をさらに備え、 前記サーバ機能は、前記同報宛先情報に基づき、前記ブ
    ラウザに前記同報宛先を表示する宛先表示手段を備え
    る、請求項12に記載のネットワーク同報送信装置。
  14. 【請求項14】 前記データ送信手段は、 前記データをSMB共有フォルダに保存する保存手段
    と、 前記SMB共有フォルダを含むネットワーク機器に前記
    同報宛先情報を電子メールで送信する宛先情報送信手段
    とを備え、 前記受付手段は、前記宛先情報送信手段によって送信さ
    れた前記同報宛先情報を含む前記同報返信要求を受付け
    る、請求項1に記載のネットワーク同報送信装置。
  15. 【請求項15】 前記受付手段は、前記同報宛先情報を
    含む前記同報返信要求を電子メールで受信し、 前記データ返信手段は、前記同報返信要求に基づき、前
    記SMB共有フォルダに保存された前記データを返信す
    る、請求項14に記載のネットワーク同報送信装置。
  16. 【請求項16】 前記データ返信手段は、前記電子メー
    ルに指定されたフォルダに保存された前記データを返信
    する、請求項15に記載のネットワーク同報送信装置。
  17. 【請求項17】 前記データ送信手段は、 前記データをSMB共有フォルダに保存する保存手段
    と、 前記SMB共有フォルダを含むネットワーク機器に、前
    記異なるプロトコルの同報送信宛先が電子メールアドレ
    スに変換された前記同報宛先情報を電子メールで送信す
    る宛先情報送信手段とを備え、 前記データ返信手段は、前記同報送信宛先に対して前記
    ネットワーク機器から送信された電子メールのアドレス
    に基づいて、前記同報送信宛先に対して返信する、請求
    項1に記載のネットワーク同報送信装置。
  18. 【請求項18】 前記異なるプロトコルをサポートする
    サーバ機能をさらに備える、請求項1〜17のいずれか
    に記載のネットワーク同報送信装置。
  19. 【請求項19】 異なるプロトコルの同報送信宛先に対
    して、対応するプロトコルでデータを送信するデータ送
    信ステップと、 前記同報送信宛先にファイル共有プロトコルが含まれて
    いるとき、前記データと同報宛先情報とを前記ファイル
    共有プロトコルで送信する宛先情報送信ステップと、 同報返信要求を受付ける受付ステップと、 前記受付ステップで受付けた前記同報返信要求に含まれ
    る前記同報宛先情報に基づき、前記同報返信要求で指定
    されたデータを前記同報返信宛先に返信するデータ返信
    ステップとを備える、ネットワーク同報送信方法。
  20. 【請求項20】 異なるプロトコルの同報送信宛先に対
    して、対応するプロトコルでデータを送信するデータ送
    信ステップと、 前記同報送信宛先にファイル共有プロトコルが含まれて
    いるとき、前記データと同報宛先情報とを前記ファイル
    共有プロトコルで送信する宛先情報送信ステップと、 同報返信要求を受付ける受付ステップと、 前記受付ステップで受付けた前記同報返信要求に含まれ
    る前記同報宛先情報に基づき、前記同報返信要求で指定
    されたデータを前記同報返信宛先に返信するデータ返信
    ステップとを、コンピュータに実行させるためのネット
    ワーク同報送信プログラム。
  21. 【請求項21】 前記ファイル共有プロトコルは、SM
    Bプロトコルである、請求項20に記載のネットワーク
    同報送信プログラム。
  22. 【請求項22】 前記データ送信ステップおよび前記デ
    ータ返信ステップの少なくとも一方は、電子メールを用
    いて前記データを送信する、請求項20に記載のネット
    ワーク同報送信プログラム。
  23. 【請求項23】 前記データ送信ステップおよび前記デ
    ータ返信ステップの少なくとも一方は、ファクシミリお
    よびプリンタを含む印刷装置に対して画像データを送信
    する、請求項20に記載のネットワーク同報送信プログ
    ラム。
  24. 【請求項24】 前記データ送信ステップおよび前記デ
    ータ返信ステップの少なくとも一方は、電子メールアド
    レス、インターネットファクシミリ端末、ファクシミリ
    端末、SMB共有フォルダ、およびFTP(File Trans
    fer Protocol)サーバの少なくとも1つに対してデータ
    を送信する、請求項20にネットワーク同報送信プログ
    ラム。
  25. 【請求項25】 前記同報宛先情報は、前記データ送信
    ステップで送信した全ての前記同報送信宛先についての
    送信プロトコルと送信アドレスとを含む、請求項20に
    記載のネットワーク同報送信プログラム。
  26. 【請求項26】 前記宛先情報送信ステップは、 前記データ送信ステップで送信した全ての前記同報送信
    宛先についての送信プロトコルと送信アドレスとを含む
    前記同報宛先情報と、 前記データ送信ステップで送信する前記データを含む同
    報送信ファイルのファイル名と、 前記データ送信ステップで送信を行なう送信日時と、 ネットワーク同報送信装置のアドレスとを送信する、請
    求項20に記載のネットワーク同報送信プログラム。
  27. 【請求項27】 前記データ返信ステップは、前記同報
    宛先情報に基づき、前記データ送信時の前記対応するプ
    ロトコルと同じプロトコルで、前記同報返信要求で指定
    されたデータを返信する、請求項20に記載のネットワ
    ーク同報送信プログラム。
  28. 【請求項28】 前記受付ステップで受付ける前記同報
    返信要求は、 前記同報送信宛先の中から選択された前記同報返信宛先
    と、 ネットワーク同報送信装置がサポートするプロトコルで
    ある前記同報返信宛先との、少なくとも一方を含む、請
    求項20に記載のネットワーク同報送信プログラム。
  29. 【請求項29】 前記データ返信ステップは、前記デー
    タ送信ステップで送信された前記データを受信したネッ
    トワーク機器に常駐するアプリケーションによって実現
    される、請求項20または27に記載のネットワーク同
    報送信プログラム。
  30. 【請求項30】 前記アプリケーションは、前記データ
    送信ステップによって、前記データがSMB共有フォル
    ダに送信されたときに通知を行なう通知ステップを備え
    る、請求項29に記載のネットワーク同報送信プログラ
    ム。
  31. 【請求項31】 前記データ返信ステップは、ネットワ
    ーク機器のブラウザで、HTTPを含むプロトコルを用
    いてネットワーク同報送信装置にアクセスし、前記同報
    宛先情報に基づき、前記同報返信要求を行なうことによ
    り実現される、請求項20または27に記載のネットワ
    ーク同報送信プログラム。
  32. 【請求項32】 WWWサーバを含むサーバ機能をさら
    に備え、 前記サーバ機能は、前記同報宛先情報に基づき、前記ブ
    ラウザに前記同報宛先を表示する宛先表示ステップを備
    える、請求項31に記載のネットワーク同報送信プログ
    ラム。
  33. 【請求項33】 前記データ送信ステップは、 前記データをSMB共有フォルダに保存する保存ステッ
    プと、 前記SMB共有フォルダを含むネットワーク機器に前記
    同報宛先情報を電子メールで送信する宛先情報送信ステ
    ップとを備え、 前記受付ステップは、前記宛先情報送信ステップによっ
    て送信された前記同報宛先情報を含む前記同報返信要求
    を受付ける、請求項20に記載のネットワーク同報送信
    プログラム。
  34. 【請求項34】 前記受付ステップは、前記同報宛先情
    報を含む前記同報返信要求を電子メールで受信し、 前記データ返信ステップは、前記同報返信要求に基づ
    き、前記SMB共有フォルダに保存された前記データを
    返信する、請求項33に記載のネットワーク同報送信プ
    ログラム。
  35. 【請求項35】 前記データ返信ステップは、前記電子
    メールに指定されたフォルダに保存された前記データを
    返信する、請求項34に記載のネットワーク同報送信プ
    ログラム。
  36. 【請求項36】 前記データ送信ステップは、 前記データをSMB共有フォルダに保存する保存ステッ
    プと、 前記SMB共有フォルダを含むネットワーク機器に、前
    記異なるプロトコルの同報送信宛先が電子メールアドレ
    スに変換された前記同報宛先情報を電子メールで送信す
    る宛先情報送信ステップとを備え、 前記データ返信ステップは、前記同報送信宛先に対して
    前記ネットワーク機器から送信された電子メールのアド
    レスに基づいて、前記同報送信宛先に対して返信する、
    請求項21に記載のネットワーク同報送信プログラム。
  37. 【請求項37】 前記異なるプロトコルをサポートする
    サーバ機能をさらに備える、請求項20〜36のいずれ
    かに記載のネットワーク同報送信プログラム。
  38. 【請求項38】 請求項20〜37のいずれかに記載の
    ネットワーク同報送信プログラムを記録した記録媒体。
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