JP2002296853A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002296853A
JP2002296853A JP2001102514A JP2001102514A JP2002296853A JP 2002296853 A JP2002296853 A JP 2002296853A JP 2001102514 A JP2001102514 A JP 2001102514A JP 2001102514 A JP2001102514 A JP 2001102514A JP 2002296853 A JP2002296853 A JP 2002296853A
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image forming
image
charging
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JP2001102514A
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Shinya Yamamoto
慎也 山本
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Canon Inc
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の値に固定されたDC電圧によるDC接
触帯電方式、固定されたDC電圧によるDC接触現像方
式を採用する場合にも、画像濃度、階調性などの変化の
ない、常に安定した画像を形成することのできる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置Aは、帯電手段2に印加す
るDC電圧及び現像手段23に印加するDC電圧はそれ
ぞれ所定の値に固定され、記憶手段26は感光体1の膜
厚に関する情報を記憶し、感光体1の膜厚に関する情報
により、露光手段3の露光量を制御する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した、例えば複写機、プリンタなどの画像形成装置に
関し、特に、所定の値に固定された帯電バイアス、現像
バイアスにて帯電、現像を行う画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成装置において、
低オゾン、低電力などの利点を有することから、接触帯
電装置、即ち、被帯電体に当接させた帯電部材に電圧を
印加して被帯電体の帯電を行う方式の装置が実用化され
ている。特に、帯電部材として帯電ローラを用いたロー
ラ帯電方式の装置は、帯電安定性の点から好ましい。
【0003】ローラ帯電方式の接触帯電装置では、帯電
部材として導電性の弾性ローラを被帯電体に加圧当接さ
せ、これに電圧を印加することにより被帯電体を帯電処
理する。具体的には、帯電部材から被帯電体への放電に
よって帯電が行われる。よって、ある閾値電圧以上の電
圧を帯電部材に印加することにより帯電が開始される。
【0004】一例を示すと、被帯電体として厚さ18μ
mの電子写真OPC感光体(感光体)に対し、帯電ロー
ラを加圧当接させて帯電処理を行う場合、帯電ローラに
対して約600V印加したとき、感光体の表面電位は上
昇を開始する。それ以降は、印加電圧に対して傾き1の
線形に感光体表面電位が増加する。この閾値電圧を、帯
電開始電圧Vthと定義する。
【0005】つまり、電子写真に必要とされる感光体表
面電位Vdを得るためには、Vd+VthなるDC電圧
を帯電部材に印加することが必要である。このように、
DC電圧のみを接触帯電部材に印加して被帯電体の帯電
を行う接触帯電方式を、以下、DC接触帯電方式と称す
る。
【0006】このDC接触帯電方式は、(i)放電によ
って感光体表面が劣化して、通紙或いはクリーニング部
材の当接によって感光体表面が削り取られる量(感光体
削れ量)が少ない、(ii)その他の方式(例えば、コ
ロナ帯電器を用いる方式など)において、帯電する際に
感光体と帯電部材が振動して発生する帯電音が少ないな
どの利点を有する。
【0007】一方、感光体に、現像剤担持体として弾性
及び導電性を有する現像ローラを押圧若しくは接触させ
て静電潜像の現像を行う接触現像方式がある。そして、
この接触現像方式とDC接触帯電方式とを組み合わせた
画像形成装置が実用化されている。
【0008】接触現像方式では、現像バイアスとしてD
C電圧を現像ローラに印加して、感光体に形成した静電
潜像を現像することが可能である。更には、(i)磁性
材料が不要であり、装置の簡略化及び小型化が容易であ
る、(ii)非磁性トナーを使用することで、フルカラ
ー画像形成装置のようなカラー画像形成装置への応用が
可能であるなどの利点を有している。
【0009】上述の利点を生かし、画像形成枚数あたり
のコストが安く、装置自体も安価で小型な画像形成装置
として、DC定電圧によるDC帯電方式、DC定電圧に
よるDC接触現像方式を採用した画像形成装置が実用化
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更に画
像形成枚数あたりのコストを低下させるために、感光体
を長期にわたり使用することが要求される。
【0011】DC接触帯電方式では、感光体表面の削れ
量が少ない利点を有しているが、やはり放電により感光
体表面が劣化し、通紙或いはクリーニング部材の当接に
よって感光体表面が削り取られる。そして、電子写真O
PC感光体の膜厚は減少していく。
【0012】上述のように、DC接触帯電方式では、所
望の感光体表面電位Vdに放電開始電圧Vthを加えた
電圧を印加するが、このVthは、感光体の膜厚に依存
し変化する。
【0013】従って、所定のDC定電圧によるDC接触
帯電方式では、感光体の削れに伴う感光体膜厚の減少に
より、感光体表面電位Vdが上昇してしまう。更に、所
定のDC定電圧によるDC接触現像方式を用いた場合、
このVdの変化により、画像濃度、ライン幅、階調性が
変化する。
【0014】これを解消するためには、帯電DC電圧を
変化させて感光体帯電電位Vdを安定化させるための制
御、又現像DC電圧を変化させて階調性を一定にするた
めの制御などを行うことが考えられる。しかし、従来の
方法では、装置が複雑化、大型化してしまう。これで
は、DC定電圧によるDC接触帯電方式、DC接触現像
方式を用いることによる、コスト、装置の小型化などの
利点が得られなくなる。
【0015】従って、本発明の目的は、所定の値に固定
されたDC電圧によるDC接触帯電方式、固定されたD
C電圧によるDC接触現像方式を採用することで、低コ
スト、装置の小型化などを図ることができ、しかも、感
光体の膜厚の減少によりその帯電電位が変化しても、画
像濃度、階調性などの変化のない、常に安定した画像を
形成することのできる画像形成装置を提供することであ
る。
【0016】本発明の他の目的は、所定の値に固定され
たDC電圧によるDC接触帯電方式、固定されたDC電
圧によるDC接触現像方式を採用することで、コスト、
装置の小型化などを図ることができ、しかも、常に安定
した画像を形成しつつ感光体を長期にわたり使用するこ
とが可能であり、画像形成枚数あたりのコストの更なる
低下を図ることのできる画像形成装置を提供することで
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第
1の態様は、感光体層を備えた像担持体に静電潜像を形
成する露光手段と、前記像担持体と接触して帯電を行う
帯電手段と、前記像担持体と接触して静電潜像を現像す
る現像手段と、前記露光手段の露光量を制御する手段
と、前記帯電手段にDC電圧を印加する手段と、前記現
像手段にDC電圧を印加する手段と、記憶手段と、を有
し、前記帯電手段に印加するDC電圧及び前記現像手段
に印加するDC電圧はそれぞれ所定の値に固定され、前
記記憶手段は前記感光体の膜厚に関する情報を記憶し、
前記感光体の膜厚に関する情報により、前記露光手段の
露光量を制御することを特徴とする画像形成装置であ
る。本発明の一実施態様によれば、前記現像手段、前記
帯電手段、前記像担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段のうち少なくとも1つと、前記像担持体とは一体
的に構成され、画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
カートリッジとすることができる。この場合、前記記憶
手段は、前記プロセスカートリッジに取り付けることが
できる。
【0018】本発明の第2の態様によると、感光体層を
備えた像担持体と、前記像担持体と接触して帯電を行う
帯電手段と、前記像担持体と接触して前記像担持体に形
成される静電潜像を現像する現像手段と、前記感光体の
膜厚に関する情報を記憶する記憶手段と、を備えたプロ
セスカートリッジを着脱可能な画像形成装置であって、
装置本体は、前記像担持体に静電潜像を形成する露光手
段と、前記露光手段の露光量を制御する手段と、前記帯
電手段に所定の値に固定されたDC電圧を印加する手段
と、前記現像手段に所定の値に固定されたDC電圧を印
加する手段と、を有し、前記プロセスカートリッジの前
記記憶手段に記憶された前記感光体の膜厚に関する情報
により、前記露光手段の露光量を制御することを特徴と
する画像形成装置が提供される。本発明の一実施態様に
よれば、前記プロセスカートリッジは更に、前記像担持
体をクリーニングするクリーニング手段を一体的に有す
る。
【0019】上記各本発明において、前記感光体の膜厚
に関する情報は、画像形成枚数、画像形成装置内の記録
媒体通過枚数、回転体とされる前記像担持体の回転数、
帯電バイアス印加時間の少なくとも1つを用いて算出す
ることができる。又、上記各本発明において、前記露光
手段の露光量は、光源光量、光源発光時間、露光面積の
少なくとも1つを用いて制御することができる。そし
て、一実施態様によれば、前記光源としては、レーザー
光源を用いることができる。
【0020】上記各本発明の一実施態様によると、前記
感光体の膜厚に関する情報に応じて前記露光手段の最大
露光量、最小露光量の少なくとも1つを変更し、前記露
光手段の露光量使用範囲を変更する。
【0021】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記露光量使用範囲における最小露光量にて、前記帯電手
段によって帯電された前記像担持体を露光した際の前記
像担持体の帯電電位は、常に一定とする。
【0022】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記露光量使用範囲における最大露光量にて、前記帯電手
段によって帯電された前記像担持体を露光した際の前記
像担持体の帯電電位は、常に一定とする。
【0023】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記露光量使用範囲内の露光量と、前記帯電手段によって
帯電された前記像担持体をその露光量にて露光した際の
前記像担持体の帯電電位とは、常に略一次の関係にあ
る。
【0024】上記各本発明において、前記像担持体は、
円筒状の基体上に前記感光体層を有する電子写真感光体
ドラムであってよい。
【0025】又、上記各本発明において、記憶手段とし
ては、接触型若しくは非接触型の不揮発性メモリ、又は
電源を有する揮発メモリとすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。以下に説明する実
施例は、例示的に本発明を説明するものであって、以下
に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配
置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範
囲をそれに限定するものではない。
【0027】実施例1図1は本発明に係る画像形成装置
の一実施例の概略断面を示す。本実施例の画像形成装置
Aは、画像情報に応じて電子写真方式にて記録媒体6、
例えば記録用紙、OHPシートなどに画像を形成するレ
ーザービームプリンタとされる。又、本実施例の画像形
成装置Aは、詳しくは後述するように、プロセスカート
リッジBが着脱可能とされている。
【0028】画像形成装置Aは、パーソナルコンピュー
タなどのホスト14に接続されて用いられる。コントロ
ーラ部33において、ホスト14からのプリント要求信
号並びに画像データを処理し、露光手段であるスキャナ
3を制御することで、像担持体1上に静電潜像を形成す
る。
【0029】つまり、画像形成装置Aは、像担持体とし
て、図中矢印R1方向に回転駆動される円筒の状感光ド
ラム1を有している。本実施例において、感光ドラム1
は、円筒状の基体であるアルミシリンダの周囲に感光層
(電子写真感光体)として膜厚18μmのOPC層が塗
工されたものである。この感光ドラム1の良好な画質を
維持できる最低感光体膜厚は9μmであり、その時点で
感光体寿命となる。
【0030】感光ドラム1は、帯電手段である、感光ド
ラム1に加圧当接されたローラ状の帯電部材、即ち、D
C接触帯電ローラ(帯電ローラ)2によって一様に帯電
される。本実施例では、帯電ローラ2は、芯金上に導電
性ゴムスポンジ層を設け、更に表層として保護抵抗層を
設けた構成とされる。本実施例では、詳しくは後述する
ように、帯電ローラ2には帯電バイアスとして所定の値
に固定された直流電圧が印加され、感光ドラム1の表面
を負に一様に帯電させる。帯電ローラ2は感光体ドラム
1の回転により、図中矢印R4方向に従動回転する。帯
電ローラ2は、感光ドラム1の長手方向(記録媒体6の
搬送方向に直交する方向)略全域に亙って当接されてい
る。
【0031】一様に帯電された感光ドラム1は、露光手
段であるスキャナ3からのレーザー光Lにより露光さ
れ、その表面に静電潜像が形成される。スキャナ3は、
レーザー光源3a、ポリゴンミラー3b、レンズ系3c
などを有し、コントローラ部33の制御により、感光ド
ラム1上を走査露光することができる。
【0032】その後、この静電潜像は、現像装置4によ
って現像剤が供給されて、トナー像として可視化され
る。つまり、現像装置4は、一成分現像剤として負帯電
性の非磁性トナー(トナー)22を収容する現像容器2
1を有する。本実施例では、トナー22には、小粒径化
及び低融点化を達成し、且つ、転写効率を向上させるた
めに、重量平均粒径約7μmの略球形トナーを用いた。
【0033】そして、感光ドラム1と対向する現像容器
21の一部は、感光ドラム1の長手方向略全域に亙り開
口しており、この開口部にローラ状の現像剤担持体(現
像手段)である現像ローラ23が配置されている。現像
ローラ23は、現像装置4の図中左上方に位置する感光
ドラム1に所定の侵入量となるように押圧、接触され、
図中矢印R2方向に回転駆動される。又、その表面は、
トナー22との摺擦確率を高め、且つ、トナー22の搬
送を良好に行うために、適度な凹凸を有している。
【0034】現像ローラ23の図中右下方には、現像ロ
ーラ23への現像剤を供給し、又未現像トナーを現像ロ
ーラ23から剥ぎ取る手段として、弾性ローラ24が当
接されている。弾性ローラ24は、回転可能に現像容器
21に支持されている。又、弾性ローラ24は、現像ロ
ーラ23へのトナー供給及び未現像トナーの剥ぎ取り性
の点からゴムスポンジローラとし、現像ローラ23と同
一方向である図中矢印R3方向に回転駆動する。
【0035】又、現像装置4は、現像ローラ23に担持
させるトナー量を規制する現像剤層厚規制部材として、
現像ブレード25を備えている。現像ブレード25は、
弾性を有するリン青銅製の金属薄板で構成され、自由端
側の先端近傍を現像ローラ23の外周面に面接触にて当
接するように設けられている。弾性ローラ24との摺擦
により現像ローラ23上に担持されたトナーは、現像ブ
レード25との当接部を通過する際に摩擦帯電により電
荷付与され、且つ、薄層に規制される。
【0036】このような構成の現像装置4において、現
像ローラ23には、詳しくは後述するように、現像バイ
アスとして所定の値に固定された直流電圧が印加され
る。これによって、本実施例では、一様に帯電された感
光ドラム1の表面の、負電荷が減衰した露光部を反転現
像により現像する。
【0037】一方、記録媒体6は記録媒体収容部16か
ら供給ローラ12aなどにより分離給送され、レジスト
ローラ12bで一旦停止する。レジストローラ12b
は、記録媒体6の記録位置と感光ドラム1へのトナー像
の形成タイミングとの同期をとり、転写手段である転写
ローラ5と感光ドラム1との対向部(転写部)へと、記
録媒体6を送り出す。
【0038】こうして、可視化された感光ドラム1上の
トナー像は、転写ローラ5の作用によって記録媒体6に
転写される。トナー像を転写された記録媒体6は、定着
装置9に搬送される。ここで、記録媒体6上の未定着の
トナー像は、熱、圧力よって記録媒体6に永久定着され
る。その後、記録媒体6は排出ローラ12cなどにより
機外に排紙される。
【0039】又、転写されずに感光ドラム1上に残留し
た転写残トナーは、クリーニング手段(クリーナ)10
によって清掃する。つまり、クリーナ10は、クリーニ
ング部材であるクリーニングブレード7により転写残ト
ナーを感光ドラム1から掻き取り、廃トナー容器8に収
納する。クリーニングされた感光ドラム1は、上述と同
様にして、を繰り返し画像形成に供される。
【0040】本実施例では、画像形成装置Aは、電子写
真感光体を備えた像担持体と、この像担持体に作用する
プロセス手段とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを装置本体に対して着脱可能とするプロセスカ
ートリッジ方式とされている。ここで、プロセス手段と
しては、電子写真感光体を帯電する帯電手段、電子写真
感光体に現像剤を供給する現像手段、電子写真感光体を
クリーニングするクリーニング手段が含まれる。つま
り、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段及
びクリーニング手段と、電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成
装置本体に着脱可能とするか、或いは、帯電手段、現像
手段、クリーニング手段のうち少なくとも1つと、電子
写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものであるか、
或いは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真
画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。
【0041】本実施例においては、感光ドラム1、帯電
ローラ2、現像装置4、クリーナ10が一体的にカート
リッジ化され、プロセスカートリッジBを形成し、装置
本体13に着脱可能とされている。プロセスカートリッ
ジBは、装置本体13が備えた装着手段15を介して、
取り外し可能に装置本体13に装着される。
【0042】又、上記記録媒体供給ローラ12a、レジ
ストローラ12b、排出ローラ12cなどにより、プロ
セスカートリッジBに対して記録媒体6を搬送し、又画
像形成後の記録媒体6を装置本体13から排出するため
の、記録媒体搬送手段が構成されている。
【0043】本実施例によれば、プロセスカートリッジ
Bには記憶手段26を設ける。記憶手段26としては、
例えば、接触不揮発性メモリ、非接触不揮発性メモリ、
電源を有する揮発性メモリなど、任意の形態を用いるこ
とができる。本実施例では、記憶手段として非接触不揮
発性メモリ26がプロセスカートリッジBに搭載されて
いる。非接触不揮発性メモリ26は、メモリ側の情報伝
達手段であるアンテナ(図示せず)を有し、無線で画像
形成装置本体13が備えた制御手段(CPU)32と通
信することで、情報の読み出し及び書き込みが可能であ
る。本実施例では、CPU32は装置本体側の情報伝達
手段、メモリ26の情報の読み書き手段の機能を備えて
いる。この記憶手段26には、後述する感光ドラム1の
感光体膜厚に関する情報が記憶される。
【0044】次に、本実施例における潜像設定について
説明する。図2は、本実施例の制御態様を模式的に示
す。
【0045】本実施例の画像形成装置Aでは、DC接触
帯電ローラ2に、電源34から帯電バイアスとしてV=
−1250Vに固定された直流電圧を印加する。
【0046】図3は、感光ドラム1の感光体膜厚が使用
初期の18μmであるとき、及び使用末期の9μmであ
るときの、感光ドラム1表面上の露光量と帯電電位との
関係(E−V曲線)を示している。
【0047】ここで、本実施例では、感光ドラム1表面
上の露光量は、4×4のディザマトリックスによる面積
階調と、レーザー発光時間を利用したレーザーパルス幅
変調を用いて256段階(00h〜FFh)に変化させ
る。尚、露光量は、レーザー強度を変化させることで変
化させても良い。即ち、露光手段3の露光量は、光源光
量、光源発光時間、露光面積の少なくとも1つを用いて
制御することができる。光源がレーザーでる場合、これ
らの制御が比較的容易である。
【0048】DC接触帯電方式において、所望の感光体
表面電位Vdを得るためには、このVdにVth(放電
開始電圧)を加えた電圧、即ち、Vd+VthなるDC
電圧を印加することが必要である。上述のように、この
Vthは、感光体膜厚に依存する。
【0049】図3に示すように、本実施例において、帯
電バイアスとしてV=−1250Vに固定された直流電
圧を印加する場合、感光ドラム1の使用初期において感
光体膜厚が18μmであるときには、レーザー無発光時
(00h)の感光体表面電位(帯電電位)はVd=−7
00Vである。これに対して、使用末期において感光体
膜厚が9μmに減少したとき、レーザー無発光時(00
h)の感光体表面電位はVd=−785Vに上昇する。
一方、レーザー全点灯(FFh)時の感光体表面電位
(露光電位)Vl1は、感光体膜厚によらず一定であ
り、Vl1=−80Vである。更に、E−V曲線の傾き
は感光体膜厚に依存して変化する。
【0050】このような、帯電電位Vdの感光体膜厚依
存性、及びE−V曲線の傾きの感光体膜厚依存性のため
に、帯電バイアス並びに現像バイアスを所定の値に一定
とした場合、感光ドラム1の感光体膜厚の減少により、
画像濃度、ライン幅、階調性が変化してしまう。
【0051】そこで、感光ドラム1の感光体膜厚に応じ
て、露光手段3による露光量を制御する。より詳しく
は、本実施例では、感光ドラム1の感光体膜厚に応じて
画像形成する際に使用するレーザー光量(露光量)の範
囲を変化させる。これにより、帯電バイアス並びに現像
バイアスを固定とした場合においても、帯電電位Vd及
びE−V曲線の傾きの変化によらず、画像濃度、ライン
幅、階調表現を安定させることができる。
【0052】更に説明すると、図4には、感光体膜厚が
18μm、又は感光体膜厚が9μmであるときのレーザ
ー光量変化範囲の一具体例を示す。
【0053】プロセスカートリッジBの使用初期(感光
体膜厚18μm)には、レーザー光量がC0h以上で露
光電位がVl1(−80V)となる。これに対し、帯電
動作により感光ドラム1の表面が削れ、その使用末期と
なると(感光体膜厚9μm)、露光電位をVl1(−8
0V)にするためには、FFhのレーザー光量が必要と
なる。
【0054】そこで、本実施例によれば、先ず、感光体
膜厚の変化に対して露光電位Vl電位を一定にするため
に、プロセスカートリッジBの使用初期において、感光
体膜厚が18μmであるときのレーザー光量の最大値を
90hとし、使用末期において感光体膜厚が9μmであ
るときのレーザー光量の最大値をF0hとする。これに
より、感光体膜厚に依存せず、露光電位Vlを、Vl2
=−100Vに一定とすることができる。
【0055】次に、感光ドラム1の表面が削れ、感光体
膜厚が減少することによる帯電電位Vd上昇分を考慮し
て、感光体膜厚が9μmであるときのレーザー光量の最
小値を20hとする。これにより、感光体膜厚に依存せ
ず、帯電電位Vdを、Vd=−700Vに一定とするこ
とができる。
【0056】つまり、本実施例では、感光体膜厚が18
μmであるときには、使用するレーザー光量の範囲は0
0h〜90hの範囲(図中範囲A)とし、感光体膜厚が
9μmであるときには、使用するレーザー光量の範囲は
20h〜F0hの範囲(図中範囲B)とする。
【0057】これにより、潜像電位(ベタ画像)は、V
d=−700V、Vl2=−100Vに固定することが
できる。しかも、図4から分かるように、それぞれの範
囲(A、B)において、両者のE−V曲線を一次の直線
で変化させることができる。
【0058】現像ローラ23に印加する現像バイアス
は、潜像電位であるVd=−700V、Vl=−100
Vにおいて、ベタ濃度、ライン幅を満足するように設定
すれば良い。本実施例においては、感光体膜厚によらず
現像バイアスはVdc=−400Vで一定とした。これ
により、ベタ濃度は反射濃度で1.4、600dpiの
解像度での4ドットライン幅は170μmを達成でき
た。又、感光体膜厚18μmにおいても、感光体膜厚9
μmにおいても、階調性を直線的に変化させることがで
きるため、階調性の再現性も十分満足できるものであっ
た。
【0059】次に、感光体膜厚の変化について説明す
る。前述したように、感光体膜厚は、放電によって感光
ドラム1の表面が劣化し、記録媒体6の通過(通紙)或
いはクリーニング部材7の当接によって感光ドラム1の
表面が削り取られることにより減少する。
【0060】本実施例の画像形成装置Aでは、感光ドラ
ム1における感光体膜厚の減少は、帯電バイアス印加時
間と相関がある。又、この帯電バイアス印加時間は、画
像形成枚数に比例している。従って、感光ドラム1にお
ける感光体膜厚の減少率は、画像形成枚数の一次関数と
して表すことができる。
【0061】本実施例においては、プロセスカートリッ
ジBに搭載した記憶手段26に、感光体膜厚に関する情
報として、画像形成枚数(P)を記憶する。そして、こ
の画像形成枚数(P)情報を用いて、レーザー光量の使
用範囲を変更させる。
【0062】尚、感光体膜厚に関する情報としては、上
記画像形成枚数の他、感光ドラム1の回転数、通紙枚
数、帯電時間(帯電バイアス印加時間)などが挙げら
れ、いずれの情報を選択しても構わない。
【0063】より具体的には、本実施例では、画像形成
1枚当たりの帯電バイアス印加時間は5秒であり、画像
形成1000枚当たりの感光ドラム1の感光体膜厚の減
少率は0.45μm/1000枚であった。従って、使
用初期の感光体膜厚18μmから、感光ドラム1の寿命
である感光体膜厚9μmとなるまでに可能な画像形成枚
数は20000枚であった。
【0064】そこで、本実施例では、レーザー光量範囲
の変更方法を次のようにした。即ち、Vd電位を合わせ
る目的で、レーザー光量の最小値を、画像形成625枚
毎に00hexから01hexずつ大きくする。又、V
l電位を合わせる目的で、レーザー光量の最大値を、画
像形成250枚毎に90hexから01hexずつ大き
くする。
【0065】これによって、図5に示すように、使用初
期(感光体膜厚18μm)から使用末期(感光体膜厚9
μm)に至るまで、いずれの感光体膜厚においても潜像
設定をVd=−700V、Vl2=−100Vに一定と
することができる。
【0066】次に、図6のフローチャートをも参照し
て、レーザー光量の使用範囲変更方法を更に説明する。
【0067】プロセスカートリッジBは記憶手段26を
具備しており、記憶手段26には、プロセスカートリッ
ジBを用いて行った画像形成枚数が記憶されている。ホ
スト14からプリント信号が入力されると(S1)、画
像形成装置本体13が備えた制御手段(CPU)32
は、プロセスカートリッジBに搭載された記憶手段26
と通信を行い、そのプロセスカートリッジBの画像形成
枚数(P)を読み込む(S2)。
【0068】次に、CPU32は、画像形成枚数に応じ
たレーザー光量の使用範囲が予め格納された、画像形成
装置本体側ROM33の内容と、上述のようにCPU3
2に読み込んだ画像形成枚数の値(P)とを比較する
(S3)。次いで、コントローラ33において画像信号
を処理し、スキャナ3を制御して、使用するレーザー光
量範囲を設定し、画像形成動作に移行する(S4)。
【0069】画像形成動作が終了すると画像形成枚数の
カウントを1増加し(S5)、プロセスカートリッジB
の記憶手段26の画像形成枚数のカウントを書き変える
(S6)。続いて、連続プリントの要求があるかを判断
し(S7)、要求がない場合はプリント終了動作に移行
し(S8)、要求がある場合は、連続プリントの要求が
なくなるまで、S3〜S7の動作を繰り返す。
【0070】上述のような制御を行った本実施例の画像
形成装置Aと、DC定電圧によるDC帯電方式及びDC
定電圧によるDC接触現像方式であるが本実施例の制御
を行わない従来の画像形成装置とを用いて20000枚
の画像形成を行い、それぞれにおける画像濃度、階調性
を比較した。図7は、画像形成枚数に対するベタ画像濃
度を、本実施例と従来例とで比較した結果を示す。又、
図8は、画像形成枚数の増加(使用初期、10000枚
画像形成時、使用末期)に対する階調性の変化を、本実
施例(図8(a))と従来例(図8(b))とで比較し
た結果を示す。図7及び図8から明らかなように、本実
施例に従う制御を行う場合、画像形成枚数によらずベタ
画像濃度は安定し、又画像階調性も常に直線的に変化さ
せることができ再現性は良好であった。
【0071】以上、本実施例によれば、所定のDC定電
圧によるDC接触帯電方式、所定のDC定電圧によるD
C接触現像方式を用いても、感光ドラム1の感光体膜厚
に関する情報のうちの一つである画像形成枚数を、プロ
セスカートリッジBに搭載した記憶手段26に記憶し、
その情報に対応してレーザー光量の使用範囲を変更して
いくことで、感光膜厚の減少によらず潜像電位設定を一
定にすることができる。これによって、画像濃度、ライ
ン幅、階調性を安定して再現できる。
【0072】従って、所定の値に固定されたDC電圧に
よるDC接触帯電方式、固定されたDC電圧によるDC
接触現像方式を採用することによる、低コスト、装置の
小型化などの利点を得ながら、常に安定した画像を形成
することができる。又、本実施例によれば、このよう
に、常に安定した画像を形成しつつ感光体を長期にわた
り使用することが可能であり、画像形成枚数あたりのコ
ストの更なる低下を図ることができる。
【0073】尚、本実施例では、記憶手段26をプロセ
スカートリッジBに設けた。これにより、プロセスカー
トリッジ自身に感光体膜厚に関する情報を保持させ得
る。従って、例えば、寿命に達していないプロセスカー
トリッジBを装置本体13に対して交換使用するような
場合でも、常に各プロセスカートリッジBに即した感光
体膜厚に関する情報を装置本体で認識することができ、
極めて有利である。しかし、本発明は、この態様に限定
されるものではなく、本発明の原理は、装置本体に記憶
手段を設ける場合にも適用でき、本実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0074】又、本発明は、画像形成装置がプロセスカ
ートリッジ方式とされていない場合にも適用することが
でき、本実施例と同様の効果を奏し得る。この場合、記
憶手段を装置本体に設け、感光体膜厚に関する情報を記
憶させる。そして、例えば、感光ドラムを個別に交換し
た場合などに、記憶手段内の感光体膜厚に関する情報を
リセットするなどすればよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、感光体層を備えた像担持体に静電潜像を形成す
る露光手段と、像担持体と接触して帯電を行う帯電手段
と、像担持体と接触して静電潜像を現像する現像手段
と、露光手段の露光量を制御する手段と、帯電手段にD
C電圧を印加する手段と、現像手段にDC電圧を印加す
る手段と、記憶手段と、を有し、帯電手段に印加するD
C電圧及び現像手段に印加するDC電圧はそれぞれ所定
の値に固定され、記憶手段は感光体の膜厚に関する情報
を記憶し、感光体の膜厚に関する情報により、露光手段
の露光量を制御する構成とされるので、所定の値に固定
されたDC電圧によるDC接触帯電方式、固定されたD
C電圧によるDC接触現像方式を採用することで、低コ
スト、装置の小型化などを図ることができ、しかも、感
光体の膜厚の減少によりその帯電電位が変化しても、画
像濃度、階調性などの変化のない、常に安定した画像を
形成することができる。又、常に安定した画像を形成し
つつ感光体を長期にわたり使用することが可能であり、
画像形成枚数あたりのコストの更なる低下を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略断
面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例の制御ブ
ロック図である。
【図3】感光体膜厚18μmと9μmのE−V曲線の一
例を示すグラフ図である。
【図4】本発明に従う、感光体膜厚18μm、9μmで
のレーザー光量範囲の一実施例を説明するためのグラフ
図である。
【図5】本発明に従う、感光体膜厚に応じたレーザー光
量範囲の一実施例を説明するためのグラフ図である。
【図6】本発明に従ったレーザー光量範囲の制御手順の
一実施例を説明するためのフローチャート図である。
【図7】画像形成枚数に対するベタ濃度の変化を、本発
明の一実施例と従来例とで比較した結果を示すグラフ図
である。
【図8】画像形成枚数に対する画像階調性の変化を、本
発明の一実施例と従来例とで比較した結果を示すグラフ
図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(電子写真感光体、像担持体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 スキャナ(露光手段) 4 現像装置 7 クリーニングブレード 23 現像ローラ(現像剤担持体、現像手段) 26 非接触メモリ(記憶手段) 32 CPU(制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA06 DA27 DA45 DD09 EA01 EA02 EA05 EE08 2H071 BA04 BA20 BA34 DA06 DA08 DA13 DA15 2H076 AB05 AB12 DA17 DA19

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体層を備えた像担持体に静電潜像を
    形成する露光手段と、前記像担持体と接触して帯電を行
    う帯電手段と、前記像担持体と接触して静電潜像を現像
    する現像手段と、前記露光手段の露光量を制御する手段
    と、前記帯電手段にDC電圧を印加する手段と、前記現
    像手段にDC電圧を印加する手段と、記憶手段と、を有
    し、 前記帯電手段に印加するDC電圧及び前記現像手段に印
    加するDC電圧はそれぞれ所定の値に固定され、前記記
    憶手段は前記感光体の膜厚に関する情報を記憶し、前記
    感光体の膜厚に関する情報により、前記露光手段の露光
    量を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体の膜厚に関する情報は、画像
    形成枚数、画像形成装置内の記録媒体通過枚数、回転体
    とされる前記像担持体の回転数、帯電バイアス印加時間
    の少なくとも1つを用いて算出されることを特徴とする
    請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記露光手段の露光量は、光源光量、光
    源発光時間、露光面積の少なくとも1つを用いて制御す
    ることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光源は、レーザー光源であることを
    特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記感光体の膜厚に関する情報に応じて
    前記露光手段の最大露光量、最小露光量の少なくとも1
    つを変更し、前記露光手段の露光量使用範囲を変更する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記露光量使用範囲における最小露光量
    にて、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体を
    露光した際の前記像担持体の帯電電位は、常に一定とす
    ることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記露光量使用範囲における最大露光量
    にて、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体を
    露光した際の前記像担持体の帯電電位は、常に一定とす
    ることを特徴とする請求項5又は6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記露光量使用範囲内の露光量と、前記
    帯電手段によって帯電された前記像担持体をその露光量
    にて露光した際の前記像担持体の帯電電位とは、常に略
    一次の関係にあることを特徴とする請求項5、6又は7
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記像担持体は、円筒状の基体上に前記
    感光体層を有する電子写真感光体ドラムであることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記現像手段、前記帯電手段、前記像
    担持体をクリーニングするクリーニング手段のうち少な
    くとも1つと、前記像担持体とは一体的に構成され、画
    像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとさ
    れていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、前記プロセスカート
    リッジに取り付けられていることを特徴とする請求項1
    0の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 記憶手段は、接触型若しくは非接触型
    の不揮発性メモリ、又は電源を有する揮発メモリである
    ことを特徴とする請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 感光体層を備えた像担持体と、前記像
    担持体と接触して帯電を行う帯電手段と、前記像担持体
    と接触して前記像担持体に形成される静電潜像を現像す
    る現像手段と、前記感光体の膜厚に関する情報を記憶す
    る記憶手段と、を備えたプロセスカートリッジを着脱可
    能な画像形成装置であって、 装置本体は、前記像担持体に静電潜像を形成する露光手
    段と、前記露光手段の露光量を制御する手段と、前記帯
    電手段に所定の値に固定されたDC電圧を印加する手段
    と、前記現像手段に所定の値に固定されたDC電圧を印
    加する手段と、を有し、前記プロセスカートリッジの前
    記記憶手段に記憶された前記感光体の膜厚に関する情報
    により、前記露光手段の露光量を制御することを特徴と
    する画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記感光体の膜厚に関する情報は、画
    像形成枚数、画像形成装置内の記録媒体通過枚数、回転
    体とされる前記像担持体の回転数、帯電バイアス印加時
    間の少なくとも1つを用いて算出されることを特徴とす
    る請求項13の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記露光手段の露光量は、光源光量、
    光源発光時間、露光面積の少なくとも1つを用いて制御
    することを特徴とする請求項13又は14の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記光源は、レーザー光源であること
    を特徴とする請求項15の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記感光体の膜厚に関する情報に応じ
    て前記露光手段の最大露光量、最小露光量の少なくとも
    1つを変更し、前記露光手段の露光量使用範囲を変更す
    ることを特徴とする請求項13の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記露光量使用範囲における最小露光
    量にて、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体
    を露光した際の前記像担持体の帯電電位は、常に一定と
    することを特徴とする請求項17の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記露光量使用範囲における最大露光
    量にて、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体
    を露光した際の前記像担持体の帯電電位は、常に一定と
    することを特徴とする請求項17又は18の画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記露光量使用範囲内の露光量と、前
    記帯電手段によって帯電された前記像担持体をその露光
    量にて露光した際の前記像担持体の帯電電位とは、常に
    略一次の関係にあることを特徴とする請求項17、18
    又は19の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 記憶手段は、接触型若しくは非接触型
    の不揮発性メモリ、又は電源を有する揮発メモリである
    ことを特徴とする請求項13〜20のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記プロセスカートリッジは更に、前
    記像担持体をクリーニングするクリーニング手段を一体
    的に有することを特徴とする請求項13〜21のいずれ
    かの項に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記像担持体は、円筒状の基体上に前
    記感光体層を有する電子写真感光体ドラムであることを
    特徴とする請求項13〜22のいずれかの項に記載の画
    像形成装置。
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