JP2002296144A - マークの検出方法及び装置 - Google Patents

マークの検出方法及び装置

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JP2002296144A
JP2002296144A JP2001101651A JP2001101651A JP2002296144A JP 2002296144 A JP2002296144 A JP 2002296144A JP 2001101651 A JP2001101651 A JP 2001101651A JP 2001101651 A JP2001101651 A JP 2001101651A JP 2002296144 A JP2002296144 A JP 2002296144A
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Yasushi Ando
康司 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、透明体に付されたマークの検出に
関するもので、従来、人の目に頼っていたマーク検出を
自動化するマーク検出方法及び装置を提供する。 【解決手段】 照射面に連続的な明暗パターンを有した
照明装置によって透明体を照射し、透明体を挟んで照明
装置と相対する側において、透明体の画像を取り込み、
その画像から透明体に付されたマークを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明体の位置合わ
せに用いられる透明体に付されたマークの検出方法及び
装置に関し、特に眼鏡レンズやその成形型の位置合わせ
に用いられるマークの検出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡レンズやその成形型には、製品の識
別に用いるマークや、製造過程における加工の基準に用
いるマークが付されている。例えば、プラスチック製の
眼鏡レンズの場合には、あらかじめ成形型に付されてい
るマークを、その成形過程で眼鏡レンズ表面に転写する
方法や、成形以降の工程で眼鏡レンズ表面に刻印する方
法、あるいは、その内部にレーザーによって微小なクラ
ックを発生させてマークを形成する方法などが用いられ
マークが付される。そうして付されたマークは、成形工
程以降で加工などの基準として用いられている。また、
眼鏡フレームに枠入れして眼鏡になった状態でも、眼鏡
レンズの表面や内部に残るマークがあり、このようなマ
ークは店舗における製品識別に用いられている。
【0003】従来より、加工などの基準としてマークを
用いる場合には、マークを人の目によって検出して、そ
れに基づいて眼鏡レンズの位置合わせをおこなってい
る。また、前述した製品識別のためのマークは、眼鏡レ
ンズ上の所定の位置に配置することが好ましいため、最
終的な仕上がりを考慮して、マークの位置を決めて様々
な加工をおこなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、眼鏡レ
ンズのような透明体に、成形過程で転写したり、成形後
に刻印したり、あるいはレーザーによって内部に形成し
たマークは、無色透明であり人の目によっても検出が難
しいため、自動的に検出することは困難であった。その
ため、加工前に人の目によってマークを検出し、人手に
よって位置合わせをおこなったり、容易に位置合わせで
きるように、人の目にも検出しやすい別のマークを付け
ておく必要があった。一部ではカメラで取り込んだ画像
をモニタに表示し、モニタに表示された画像上のマーク
位置を確認しながら、人手によって位置合わせする方法
も採用されてきたが、あくまでも人の目を助ける補助的
な意味合いが強く、自動的な検出は難しかった。
【0005】すなわち、多くの加工や作業に先立って、
位置合わせやそれを補助するための事前の準備作業が必
要であり、多大な手間がかかっていた。また、人の目に
頼っていたため、作業者によって位置合わせの精度が左
右され、精度を一定に保つためには熟練を必要としてい
た。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
ので、人手に頼っていたマークの検出を自動的におこな
うことによって、熟練作業者を不要とし、なおかつ一定
の検出精度、一定の位置合わせ精度を確保することがで
きるマークの検出方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、鋭意努力した結果、照射面に連続的な
明暗を有する照明装置によって、眼鏡レンズを照射する
ことにより、眼鏡レンズに付された無色透明なマークが
可視化でき、眼鏡レンズを挟んで相対する位置におい
て、眼鏡レンズの画像を取り込むことによって、マーク
が検出できることを見いだした。これは、微少な窪みや
微少な突起、微小なクラックで形成されたマークを、人
の目によって検出するプロセスに着目したものである。
人の目によって眼鏡レンズに付されたマークを検出する
場合、明るい方向に眼鏡レンズをかざし、明るい部分と
その近傍にある暗い部分の境界付近に注目しているとマ
ークが検出しやすい。このような現象を利用することで
マーク検出を可能にしている。
【0008】また、眼鏡レンズの屈折力に応じて、照明
装置または/及び撮像装置と眼鏡レンズとの間に調節レ
ンズを挿入することで、眼鏡レンズの屈折作用による影
響を抑え、撮像装置で取り込んだ画像において、十分な
照明領域が確保できるようにしている。なお、調節レン
ズを撮像装置と眼鏡レンズの間に挿入した場合、眼鏡レ
ンズに付されたマークの像が、調節レンズの屈折による
影響を受けるため、眼鏡レンズの位置合わせに検出した
マークの位置情報を用いる際には、調節レンズは照明装
置と眼鏡レンズとの間に挿入するほうが好ましい。
【0009】撮像装置によって取り込んだ画像におい
て、マークは明暗を含む画素で輪郭が構成されており、
その明暗差も周辺の画素と近いため、安定的に画像内の
他の要素(ノイズなど)と切り分けることが難しい場合
がある。そこで、取り込んだ画像に対して、画像の輪郭
を強調する第1の微分処理と、画像の輪郭を抽出する第
2の微分処理とをおこなうことにより、マークの輪郭を
強調し、周辺の画像とは異なる明るい画素の集合体とし
てマークを抽出できるようにしている。
【0010】その後、画像を所定の閾値で2値化し、画
像内において検出対象であるマークに最も近い特徴を有
するブロッブを抽出することでマークを特定し、検出で
きるようにしている。以降、所定の明るさの画素で構成
される集合体をブロッブと呼ぶ。
【0011】さらに、マークの検出が安定するように、
第1の微分処理または/及び第2の微分処理の後に、画
像からノイズを取り除くためと、ブロッブの分断や欠落
を避けるために平滑化処理をおこなうようにしている。
【0012】また、2値化処理の前後のいずれかで、画
像内における所定の明るさの画素を膨張することによっ
て、ブロッブの欠落や、分断を避けるようにしている。
【0013】そして、画像の所定の領域をマスク処理す
ることで、不要なノイズを除去し、マークの検出が安定
するようにしている。
【0014】なお、本発明は眼鏡レンズやその成形型へ
の利用が好ましいが、微少な窪みや微少な突起、微小な
クラックで形成されたマークが、表面や内部に付されて
いる透明体であれば、広く用いることが可能である。
【0015】従って、本発明によるマークの検出方法及
びマーク検出装置において、請求項1の発明は、透明体
に付されたマークの検出方法であって、照射面に連続的
な明暗パターンを有する照明装置で透明体を照射し、透
明体を挟んで照明装置と相対する側において透明体の画
像を取り込み、その画像から透明体に付されたマークを
検出することを特徴とするマークの検出方法を提供す
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載のマーク
の検出方法において、前記透明体が眼鏡レンズまたはそ
の成形型であることを特徴とするマークの検出方法を提
供する。
【0017】請求項3の発明は、請求項2記載のマーク
の検出方法において、眼鏡レンズまたはその成形型の屈
折力に応じて、照明装置または/及び撮像装置と透明体
との間に調節レンズを挿入し、撮像装置で取り込んだ画
像上における照明領域を調節することを特徴とするマー
クの検出方法を提供する。
【0018】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか一項に記載のマークの検出方法において、取り込ん
だ画像からマークを検出する過程で、前記画像の輪郭を
強調する第1の微分処理と、前記画像の輪郭を抽出する
第2の微分処理と、前記画像を所定の閾値で2値化する
2値化処理と、前記画像から所定の特徴を有するブロッ
ブを抽出するブロッブ処理と、検出対象であるマークに
最も近い特徴を有するブロッブを、マークとして特定す
るマーク検出処理とをおこなうことを特徴とするマーク
の検出方法を提供する。
【0019】請求項5の発明は、請求項4に記載のマー
クの検出方法において、第1の微分処理または/及び第
2の微分処理の後に、前記画像を平滑化する平滑化処理
をおこなうことを特徴とするマークの検出方法を提供す
る。
【0020】請求項6の発明は、請求項4または5に記
載のマークの検出方法において、2値化処理の前後のい
ずれかで、前記画像内における所定の明るさの画素を膨
張する膨張処理をおこなうことを特徴とするマークの検
出方法を提供する。
【0021】請求項7の発明は、請求項4から6のいず
れか一項に記載のマークの検出方法において、前記画像
の所定の領域を検出の対象外とするマスク処理をおこな
うことを特徴とするマークの検出方法を提供する。
【0022】請求項8の発明は、透明体に付されたマー
クの検出装置であって、透明体を保持する保持手段と、
照射面に連続的な明暗パターンを有し、透明体を照射す
る照明装置と、透明体を挟んで照明装置と相対する側に
おいて、透明体の画像を取り込む撮像装置と、撮像装置
に接続され当該画像からマークを検出する画像処理装置
とを備えることを特徴とするマークの検出装置を提供す
る。
【0023】請求項9の発明は、請求項8に記載のマー
クの検出装置において、前記透明体が眼鏡レンズまたは
その成形型であることを特徴とするマーク検出装置を提
供する。
【0024】請求項10の発明は、請求項9に記載のマ
ークの検出装置において、眼鏡レンズまたはその成形型
の屈折力に応じて、照明装置または/及び撮像装置と透
明体との間に挿入され、撮像装置で取り込んだ画像上に
おける照明領域を調節する調節レンズを備えることを特
徴とするマークの検出装置を提供する。
【0025】請求項11の発明は、請求項8から10の
いずれか一項に記載のマークの検出装置において、前記
画像処理装置は、撮像装置から取り込んだ画像と当該画
像を画像処理した画像を記憶する記憶装置と、画像の輪
郭を強調する第1の微分処理手段と、画像の輪郭を抽出
する第2の微分処理手段と、画像を所定の閾値で2値化
する2値化処理手段と、画像から所定の特徴を有するブ
ロッブを抽出するブロッブ処理手段と、抽出したブロッ
ブの中から検出対象であるマークに最も近い特徴を有す
るブロッブを、マークとして特定するマーク検出手段を
備えることを特徴とするマークの検出装置を提供する。
【0026】請求項12の発明は、請求項11に記載の
マークの検出装置において、前記画像処理装置は、画像
を平滑化する平滑化処理手段を備えることを特徴とする
マークの検出装置を提供する。
【0027】請求項13の発明は、請求項11または1
2に記載のマークの検出装置において、前記画像処理装
置は、画像内における所定の明るさの画素を膨張する膨
張処理手段を備えることを特徴とするマークの検出装置
を提供する。
【0028】請求項14の発明は、請求項11から13
のいずれか一項に記載のマークの検出装置において、前
記画像処理装置は、画像の所定の領域を検出の対象外と
するマスク処理手段を備えることを特徴とするマークの
検出装置を提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、眼鏡
レンズに付された隠しマークの検出を例に取って、本発
明の実施の形態について詳しく説明するが、本発明は下
記の実施の形態に限定されるものではない。
【0030】図1は、本発明によるマーク検出装置の一
例を示す図である。眼鏡レンズ1の下方に照明装置2を
配置し、眼鏡レンズ1の上方に撮像装置3を配置してい
る。この例では眼鏡レンズ1の物体側の面が上方を向い
ており、撮像装置3と対向しているが、物体側の面が照
明装置2と対向するようにしてもよい。もちろん照明装
置2と撮像装置3の位置関係が反対でも問題ない。ま
た、図1で眼鏡レンズ1は保持手段4の上に置かれてい
るが、保持手段4は照明装置2の照射光を透過する材質
で構成されている。もちろん、図1に示しているような
形態でなくても、照明装置2の照射光が眼鏡レンズ1を
照射でき、撮像装置4で眼鏡レンズ1の所定の領域を画
像取込できるような形態であればよい。
【0031】照明装置2の表面は、図2に示すような連
続的な明暗の模様を有している。人の目によって眼鏡レ
ンズ1に付されたマーク7を検出する場合、明るい方向
に眼鏡レンズ1をかざし、明るい部分と、その近傍にあ
る暗い部分の境界付近に注目しているとマーク7を検出
しやすい。このような現象を利用し、明暗パターンを連
続的に設けた照明装置2で、眼鏡レンズ1を照射するこ
とによって、撮像装置3において眼鏡レンズ1に付され
たマーク7を検出できるようにしている。図2には黒地
に白い円を連続的に配置した模様を示しているが、模様
はこれに限定されない。また、連続とは、所定の模様が
必ずしも規則正しく並ぶ必要はなく、明るい部分と暗い
部分が不規則であっても、また、模様が様々な形であっ
ても問題ない。
【0032】図1において、眼鏡レンズ1と照明装置2
との間には、照明領域を調節する調節レンズ5を配置し
ている。眼鏡レンズ1が発散レンズの場合には、撮像装
置3で取り込んだ画像において、照明装置2が縮小され
て見える。つまり、明暗の模様が縮小されると同時に、
眼鏡レンズ1の表面を十分に照射できなくなるため、マ
ーク7の検出が困難になる。これを回避するため、眼鏡
レンズ1の屈折力に応じて調節レンズ5を挿入する。こ
の調節レンズ5の出し入れは、眼鏡レンズ1の屈折力に
よって切り替えればよく、図示しないホストコンピュー
ターなどから屈折力情報を取得すれば、自動的に動作さ
せることができる。
【0033】撮像装置3に接続している画像処理装置6
は、撮像装置3で取り込んだ画像を受け取り、画像を加
工する機能を備えてる。図3は画像処理装置6のハード
ウェア構成を示すブロック図である。画像処理装置6
は、全体の制御をおこなうCPU(中央処理装置)61
を備え、その他、CRTディスプレイや液晶ディスプレ
イなどの表示装置62、RAM、ROM、磁気ディスク
などで構成される記憶装置63、撮像装置3と接続する
入出力装置64を備え、それぞれがCPU61に接続さ
れている。図示しないが、文字や数字を入力するための
キーボード、表示装置62の画面上に表示されたカーソ
ルで種々の操作をするマウス、ネットワーク経由でホス
トコンピューターなどと接続する入出力装置などを接続
することが可能である。
【0034】図4は記憶装置63の内部構造を示すブロ
ック図である。画像記憶部101は、撮像装置3から取
り込んだ画像(以降、原画像と呼ぶ)を記憶し、必要に
応じて各種の画像処理をおこなった後の画像も記憶す
る。
【0035】第1微分処理部102は、画像の輪郭を強
調する機能を有しており、原画像において不明瞭なマー
ク7を強調することができる。この輪郭強調処理には、
コンボリューション演算(重み付き平均)と呼ばれる手
法が用いられる。コンボリューション演算とは、注目画
素を中心として、例えば、3×3の各画素の輝度データ
を図7の(a)に示すようにA〜Iとし、各画素に対し
て図7の(b)に示すにようなa〜iの重み係数を設定
し、注目画素Eの輝度データを求めるもので、このよう
な計算を画像の各画素についておこない、新たな画像を
得るものである。
【0036】輪郭強調処理では、例えば、図8(a)に
示す重み係数を、数式1に当てはめることによって注目
画素Eの輝度データEを求めるようにしている。
【0037】
【数1】 第2微分処理部103は、第1微分処理部102で処理
された画像に対して、輪郭を抽出するための微分処理を
おこなうものである。原画像及び第1微分処理部102
で処理された画像は、マーク7の輪郭が明暗の輪郭で構
成されており、この状態で2値化処理をおこなっても、
マーク7の輪郭の一部が欠落してしまう。そこで、例え
ば、図8の(b)と(c)に示す2種類の重み係数を用
いて、コンボリューション演算をおこなうことによっ
て、画像内におけるマーク7を明るい画素の集合体とし
て抽出する。数式1に図8の(b)と(c)の重み係数
を当てはめて、それぞれ求めた2つの輝度データについ
て絶対値をとり、それらの平均値を最終的な注目画素E
の輝度データEとしている。
【0038】2値化処理部104は、数階調の明暗で構
成されるグレー画像を、所定の閾値で白黒に2値化す
る。閾値は照明装置2の照度や、撮像装置3に含まれる
絞りの開閉などの条件によって変化するため、一概に言
えない。この例では、あらかじめ様々な屈折力の眼鏡レ
ンズ1をセットし、検出対象にあった閾値を設定するよ
うにしている。
【0039】ブロッブ処理部105は、ブロッブを抽出
する機能を備えており、例えばブロッブの面積や重心位
置、形状(丸いのか角張っているのか)などの特徴を調
べることができる。これによりノイズなどの不要な要素
と、検出したいマーク7とを切り分けることが可能にな
る。
【0040】さらに、マーク検出をより安定させるため
に、いくつかの処理部を備えている。平滑化処理部10
6は、隣接する画像の明暗差が緩やかになるように平滑
化するもので、ノイズを抑えたい場合や、2値化処理の
前にブロッブの分断や欠落を避けたい場合に用いる。平
滑化処理は、例えば、図8の(d)に示すような重み係
数を用い、数式2に当てはめてコンボリューション演算
をし、注目画素Eの輝度データEを求める。なお、平滑
化処理には様々な手法があり、これに限定されない。ま
た、本発明においては、特に第1微分処理部102また
は/及び第2微分処理部103によって処理した画像に
対して平滑化処理を加えるが、必要に応じて用いればよ
い。
【0041】
【数2】 膨張処理部107は、所定の明るさの画素を膨張するも
ので、ブロッブの分断や欠落を回避するために用いる。
膨張処理は主に2値画像において用いられる処理で、注
目画素の近傍に1つでも輝度データが1の画素が存在す
ると、注目画素の輝度データを1とするものである。膨
張処理にも、4近傍、8近傍などの考え方があり、注目
画素を中心として、どの画素まで考慮するかが異なる
が、この場合は8近傍における膨張処理が好ましい。な
お、膨張処理は2値画像に限定されるものではない。
【0042】マスク処理部108は、画像内の所定の領
域を、各種画像処理の対象から外すためにマスクする機
能を備える。具体的には、マスクしたい画像上の領域を
輝度データ0、それ以外の領域の輝度データを最高輝度
(例えば255)にし、マスクしたい画像とANDを取
ればよい。これによって、明らかにマーク7が存在しな
い領域を輝度レベル0にし、そこに存在するノイズを除
くことが可能になる。
【0043】マーク検出部109は、ブロッブ処理によ
って得た単数または複数のブロッブの中から、検出対象
のマーク7に最も近い特徴を有するブロッブを特定す
る。この例では、最も容易な特定方法として、あらかじ
め設定された検出対象の面積と、単数または複数のブロ
ッブの面積を比較する方法を採用している。
【0044】次に、本発明によるマークの検出装置の動
作について具体的に説明する。図5は、本発明によるマ
ーク検出装置の動作フローチャートの一例である。ま
ず、ステップS1において眼鏡レンズ1を保持手段4に
セットする。次にステップS2において、セットした眼
鏡レンズ1の屈折力が、あらかじめ設定された屈折力D
よりも小さいか判断し、小さい場合にはステップS3で
眼鏡レンズ1と照明装置2との間に調節レンズ5を挿入
する。なお、屈折力Dは集光レンズの場合をプラス、発
散レンズの場合をマイナス、屈折がない場合を0として
いる。屈折力Dは、検出の安定性を考慮して設定すれば
よく、撮像装置3、眼鏡レンズ1、照明装置2の距離関
係などによって条件が変わるため一概には言えないが、
この例では−2.0Dとしている。
【0045】次にステップS4で撮像装置3から画像を
取り込み、画像処理装置6の記憶装置63の画像記憶部
101に記憶する。そして、取り込んだ原画像に対し
て、ステップS5において、マスク処理部108によっ
てマスク処理をおこない、画像内の所定の領域を、以降
のステップにおいて処理の対象外となるようにする。例
えば、眼鏡レンズ1の幾何学中心から17mmの円周上
に、2mm角の大きさのマーク7が存在する場合であれ
ば、幾何学中心から半径14mm以内の領域と、半径2
0mm以内の領域よりも外側の領域にはマーク7は存在
しないため、それらの領域はマスクすることができる。
もちろん、この処理は省略しても問題ない。
【0046】続いて、ステップS6において、第1微分
処理部102によって第1微分処理をおこない、図6の
(a)に示すように画像全体の明暗を強調する。その
後、ステップS7において、第2微分処理部103によ
って第2微分処理をおこない、図6の(b)に示すよう
に、隣接している画素が明から暗、暗から明へ変化する
部分を明るく強調し、画像内におけるマーク7を明るい
画素の集合体として抽出する。このときマーク7以外の
部分では、画像の濃淡変化量が小さいため、マーク7だ
けが明るく抽出される。さらに、ステップS8におい
て、平滑化処理部106によって平滑化処理を加え、次
におこなうステップS9の2値化処理後の画像にノイズ
が発生するのを抑えると同時に、ブロッブの分断や欠落
も抑える。この平滑化処理は、ステップS7の前後でそ
れぞれおこなっても、ステップS7の前にだけおこなっ
ても、あるいは省略しても問題ない。
【0047】次に、ステップS9において、2値化処理
部104によって図6の(c)に示すように、画像を所
定の閾値で白黒に2値化する。本発明においては、黒か
ら白まで256階調のグレー画像を前提としているが、
これに限定されるものではなく、これ以外の濃淡階調の
グレー画像でも、2値画像でも、あるいはカラー画像で
も問題ない。この後、ステップS10において、膨張処
理部107によって、所定の明るさの画素を膨張する膨
張処理を加え、図6(d)に示すようにマーク7の分断
や欠落を回避する。膨張処理は、ステップS9の2値化
処理の前後のいずれかでおこなうことが好ましいが、省
略しても問題ない。続いて、ステップS11において、
ブロッブ処理部105によって、所定の明るさのブロッ
ブを抽出するブロッブ処理をおこなう。ブロッブ処理
は、グレー画像においても可能であるが、本発明におい
ては、マーク7の検出に要する処理速度を向上するため
に、ステップS9で2値化処理をおこなった画像に対し
てブロッブ処理をおこなっている。十分な処理速度を確
保できる場合には、ステップS9の2値化処理を省略し
てもよい。ブロッブ処理は、例えば検出するマーク7の
大きさに近い大きさを有するブロッブを抽出する。
【0048】ブロッブ処理が完了したら、ステップS1
2において、マーク検出部109によってマーク7の検
出をおこなう。抽出できたブロッブが複数ある場合は、
検出対象であるマーク7の大きさや形状に最も近いブロ
ッブをマーク7として特定する。特定したマーク7の重
心位置を求めれば、眼鏡レンズ1の位置合わせに用いる
ことができる。
【0049】このように、本発明のマーク検出装置を用
いれば、眼鏡レンズ1に付された無色透明なマーク7を
自動的に、精度良く検出することが可能である。なお、
本発明は、眼鏡レンズのみならず、その成形型や透明体
に広く利用できる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のマーク検
出方法及び装置によれば、従来、人手に頼っていたマー
ク検出作業が自動化できるため、透明体の位置合わせが
精度良く、自動的におこなうことが可能になり、製造工
程における省力化はもちろん、位置合わせの精度向上を
実現することができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマーク検出装置の一例を示す図で
ある。
【図2】照明装置に付された模様の一例を示す図であ
る。
【図3】画像処理装置のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】画像処理装置の記憶装置の内部構造を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明によるマーク検出装置の動作フローチャ
ートの一例を示す図である。
【図6】画像処理過程の各画像の一例を示す図であり、
(a)は第1微分処理後の画像を、(b)は第2微分処
理後の画像を、(c)は2値化処理後の画像を、(d)
は膨張処理後の画像をそれぞれ示す図である。
【図7】注目画素Eを中心とする、3×3マトリックス
について、(a)は各画素の輝度データを、(b)は各
画素に対応する重み係数をそれぞれ示す図である。
【図8】本発明のコンボリューション演算に用いられる
重み係数の一例を示す図であり、(a)は画像強調処理
に用いられる重み係数を、(b)は画像抽出処理に用い
られる第1の重み係数を、(c)は画像抽出処理に用い
られる第2の重み係数を、(d)は平滑化処理に用いら
れる重み係数をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
1.眼鏡レンズ 2.照明装置 3.撮像装置 4.保持手段 5.調節レンズ 6.画像処理装置 7.マーク 61.CPU(中央処理装置) 62.表示装置 63.記憶装置(RAM、ROM、磁気ディスクなど) 64.入出力装置 101.画像記憶部 102.第1微分処理部 103.第2微分処理部 104.2値化処理部 105.ブロッブ処理部 106.平滑化処理部 107.膨張処理部 108.マスク処理部 109.マーク検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G086 FF06 5B047 AA11 AB02 BA02 BC05 BC07 5C054 AA04 CA04 CC00 CD03 CE01 EA00 ED12 ED17 EJ04 FA04 FC05 FC14 FC15 GA01 GA04 GB11 HA01 5L096 AA03 AA06 BA08 BA18 CA02 DA02 EA02 EA06 EA43 FA59 FA60 FA69 GA03 GA12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明体に付されたマークの検出方法であっ
    て、照射面に連続的な明暗パターンを有する照明装置で
    透明体を照射し、透明体を挟んで照明装置と相対する側
    において透明体の画像を取り込み、その画像から透明体
    に付されたマークを検出することを特徴とするマークの
    検出方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマークの検出方法におい
    て、前記透明体が眼鏡レンズまたはその成形型であるこ
    とを特徴とするマークの検出方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のマークの検出方法におい
    て、眼鏡レンズまたはその成形型の屈折力に応じて、照
    明装置または/及び撮像装置と透明体との間に調節レン
    ズを挿入し、撮像装置で取り込んだ画像上における照明
    領域を調節することを特徴とするマークの検出方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一項に記載のマ
    ークの検出方法において、取り込んだ画像からマークを
    検出する過程で、前記画像の輪郭を強調する第1の微分
    処理と、前記画像の輪郭を抽出する第2の微分処理と、
    前記画像を所定の閾値で2値化する2値化処理と、前記
    画像から所定の特徴を有するブロッブを抽出するブロッ
    ブ処理と、検出対象であるマークに最も近い特徴を有す
    るブロッブを、マークとして特定するマーク検出処理と
    をおこなうことを特徴とするマークの検出方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のマークの検出方法におい
    て、第1の微分処理または/及び第2の微分処理の後
    に、前記画像を平滑化する平滑化処理をおこなうことを
    特徴とするマークの検出方法。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載のマークの検出方
    法において、2値化処理の前後のいずれかで、前記画像
    内における所定の明るさの画素を膨張する膨張処理をお
    こなうことを特徴とするマークの検出方法。
  7. 【請求項7】請求項4から6のいずれか一項に記載のマ
    ークの検出方法において、前記画像の所定の領域を検出
    の対象外とするマスク処理をおこなうことを特徴とする
    マークの検出方法。
  8. 【請求項8】透明体に付されたマークの検出装置であっ
    て、透明体を保持する保持手段と、照射面に連続的な明
    暗パターンを有し、透明体を照射する照明装置と、透明
    体を挟んで照明装置と相対する側において、透明体の画
    像を取り込む撮像装置と、撮像装置に接続され当該画像
    からマークを検出する画像処理装置とを備えることを特
    徴とするマークの検出装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のマークの検出装置におい
    て、前記透明体が眼鏡レンズまたはその成形型であるこ
    とを特徴とするマーク検出装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のマークの検出装置にお
    いて、眼鏡レンズまたはその成形型の屈折力に応じて、
    照明装置または/及び撮像装置と透明体との間に挿入さ
    れ、撮像装置で取り込んだ画像上における照明領域を調
    節する調節レンズを備えることを特徴とするマークの検
    出装置。
  11. 【請求項11】請求項8から10のいずれか一項に記載
    のマークの検出装置において、前記画像処理装置は、撮
    像装置から取り込んだ画像と当該画像を画像処理した画
    像を記憶する記憶装置と、画像の輪郭を強調する第1の
    微分処理手段と、画像の輪郭を抽出する第2の微分処理
    手段と、画像を所定の閾値で2値化する2値化処理手段
    と、画像から所定の特徴を有するブロッブを抽出するブ
    ロッブ処理手段と、抽出したブロッブの中から検出対象
    であるマークに最も近い特徴を有するブロッブを、マー
    クとして特定するマーク検出手段を備えることを特徴と
    するマークの検出装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のマークの検出装置に
    おいて、前記画像処理装置は、画像を平滑化する平滑化
    処理手段を備えることを特徴とするマークの検出装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載のマークの
    検出装置において、前記画像処理装置は、画像内におけ
    る所定の明るさの画素を膨張する膨張処理手段を備える
    ことを特徴とするマークの検出装置。
  14. 【請求項14】請求項11から13のいずれか一項に記
    載のマークの検出装置において、前記画像処理装置は、
    画像の所定の領域を検出の対象外とするマスク処理手段
    を備えることを特徴とするマークの検出装置。
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