JP2002295562A - フロントフォーク - Google Patents

フロントフォーク

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JP2002295562A
JP2002295562A JP2001094647A JP2001094647A JP2002295562A JP 2002295562 A JP2002295562 A JP 2002295562A JP 2001094647 A JP2001094647 A JP 2001094647A JP 2001094647 A JP2001094647 A JP 2001094647A JP 2002295562 A JP2002295562 A JP 2002295562A
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Japan
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casing
cushion member
piston rod
front fork
inner periphery
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JP2001094647A
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English (en)
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Norihiko Kurita
典彦 栗田
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 急激な底付きを防止すると共に最圧縮時から
伸長作動に切換わる時、車体に急激なショックが発生す
るのを防止するフロントフォークを提供すること。 【解決手段】 ダンパーシリンダとアウターチューブ1
との間に懸架スプリング7を介装し、ピストンロッド4
の外周に懸架スプリング7を案内するばねガイド6を移
動自在に挿入し、ばねガイド6の上側又は下側にケーシ
ング5,51を設け、これの内にばねガイド6と対向す
るクッション部材8を設けているフロントフォークに於
て、クッション部材8の外周又は内周をケーシング5,
51の内周又はピストンロッド4の外周に摺接させ、圧
縮時にクッション部材8がばねガイド6で押圧されて拡
径し、クッション部材8のケーシング5,51又はピス
トンロッド4に対するフリクションでヒステリシス特性
を発揮して伸長作動に切換った際に急激な反発力が発生
するのを防止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車,自転
車等の車体と前輪車軸との間に介装されて路面からの振
動を減衰する緩衝器とフォークを兼ねたフロントフォー
クに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のフロントフォークにおいて
走行中にジャンプして着地する時急激な底付きを防止す
る構造として、例えば、特開平10−103399号公
報に開示されたものが開発されている。
【0003】このフロントフォークは、図7に示すよう
に車体側アウターチューブ71内に車輪側インナーチュ
ーブを摺動自在に挿入し、インナーチューブの底部中央
にダンパーシリンダを起立し、ダンパーシリンダ内にピ
ストンを介してアウターチューブ71と連動するピスト
ンロッド72を移動自在に挿入し、ダンパーシリンダの
上端ヘッド部とアウターチューブ71の上部との間にア
ウターチューブ71を伸び方向に附勢する懸架スプリン
グ73を介装しているものである。更にアウターチュー
ブの上端部内側に取付けたケーシング74内にクッショ
ンラバー75を設け、ピストンロッド72の上部外周に
クッションラバー75に対向するばねガイドを兼ねたプ
ッシュロッド76を摺動自在に挿入している。
【0004】このフロントフォークによれば、車両が走
行中に例えばジャンプして着地する時アウターチューブ
71とインナーチューブとが相対的に圧縮作動をする。
この時、ダンパーシリンダのヘッド部がプッシュロッド
76の下端に当接して当該プッシュロッド76を押し上
げ、このプッシュロッド76は最圧縮時近傍でクッショ
ンラバー75をつき上げてこのクッションレバー75を
圧縮する。この為クッションラバー75の圧縮による緩
衝効果で底付きの衝撃を緩和し、車両のライダーに対す
る乗心地を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフロントフ
ォークにおける圧縮時のばね荷重は懸架スプリング73
によるばね荷重に圧縮ストロークに応じて途中からアウ
ターチューブ71内のリザーバにおける空気室のばね荷
重が加わり、更に最圧縮近傍から最圧縮時までの間にク
ッションラバー75の圧縮によるばね荷重が加わり、圧
縮作動時には上記各ばね荷重の合成のばね荷重が作用し
て衝撃を順次吸収するようになっている。
【0006】しかしながら、上記従来の底付き防止機構
では最圧縮時から伸長作動に切換わるとき、クッション
ラバー75が復元力によるばね荷重特性を発揮して急激
にアウターチューブ71を押し上げるため車体にショッ
クが発生し、乗心地に悪影響を及ぼす場合がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、急激な底付きを
防止すると共に最圧縮時から伸長作動に切換わる時、車
体に急激なショックが発生するのを防止するフロントフ
ォークを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、アウターチューブ内にインナーチ
ューブが摺動自在に挿入され、インナーチューブの中央
にダンパーシリンダを起立し、ダンパーシリンダに挿入
したピストンロッドがアウターチューブに連結され、ダ
ンパーシリンダとアウターチューブとの間に懸架スプリ
ングを介装し、ピストンロッドの外周に懸架スプリング
を案内するばねガイドを移動自在に挿入し、ばねガイド
の上側又は下側にケーシングを設け、このケーシング内
にばねガイドと対向するクッション部材を設けているフ
ロントフォークに於て、クッション部材の外周又は内周
をケーシングの内周又はピストンロッドの外周に摺接さ
せ、圧縮時にクッション部材がばねガイドで押圧されて
拡径し、当該クッション部材のケーシング又はピストン
ロッドに対するフリクションでヒステリシス特性を発揮
して伸長作動に切換った際に急激な反発力が発生するの
を防止させることを特徴とするものである。
【0009】この場合、クッション部材が先細の弾性な
筒体と、筒体の外周又は内周の一方又は両方に形成した
複数の環状リブとからなり、上記環状リブをケーシング
の内周又はピストンロッドの外周に摺接させても良い。
【0010】同じく、ケーシング内にクッション部材と
直列にフリーピストンを設け、フリーピストンの外周を
ケーシングの内周に摺接させても良い。
【0011】同じく、ケーシングの内周にカラーを挿入
し、カラーの内周にテーパ面を形成し、クッション部材
の外周をテーパ面に摺接させても良い。
【0012】同じく、クッション部材がばね特性を有し
ヒステリシス特性を持たない材料で成形されていても良
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
もとづいて説明する。
【0014】各図のフロントフォークは、倒立型のフロ
ントフォークにおいて説明しているが、正立型のフロン
トフォークにも適用できることは言うまでもない。
【0015】図1は本発明の一実施の形態を示す。
【0016】このフロントフォークは図に示すように、
車体側アウターチューブ1内に車輪側インナーチューブ
2を摺動自在に挿入し、インナーチューブ2の底部中央
にダンパーシリンダを起立し、ダンパーシリンダ内にピ
ストンを介してアウターチューブ1と連動するピストン
ロッド4を移動自在に挿入し、ダンパーシリンダの上端
ヘッド部とアウターチューブ1の上部との間にアウター
チューブ1を伸び方向に附勢する懸架スプリング7を介
装している。更にアウターチューブ1の上端部にキャッ
プ3を設け、このキャップ3にケーシング5を取付け、
このケーシング5内にクッション部材8たるクッション
ラバーを設けている。又ピストンロッド4の上部外周に
クッションラバーと対向するプッシュロッドを兼ねたば
ねガイド6を摺動自在に挿入している。
【0017】クッション部材8はばね特性を有しヒステ
リシス特性を持たないゴム等の材料で成形されている。
【0018】クッション部材8は先細の弾性な略々円錐
状の筒体8aと、筒体の基端側外周に形成した一つ又は
は複数の環状リブ8bとで構成され、環状リブ8bの外
周をケーシング5の内周に摺接させている。但し環状リ
ブ8bは無くても良く、又、環状リブ8bとケーシング
5との間には微少隙間を形成しておいても良い。
【0019】ケーシング5はキャップ3に結合されてお
り、下端は内側に若干折り曲げてクッション部材8の落
下を防止している。
【0020】ケーシング5内にはクッション部材8のみ
を挿入していても良いが、クッション部材8と直列にワ
ッシャ9を挿入し、ワッシャ9を介してばねガイド6が
クッション部材8を押圧するようにしていても良い。
【0021】ケーシング5の下部は懸架スプリング7の
上端を担持してスプリングシートを兼ねさせても良い。
【0022】ばねガイド6は筒体からなり、この筒体の
下部内側に大径部10を形成し、ピストンロッド4の外
周に固定したスナップリング等の止め具11が大径部1
0の端部に係止されることでばねガイド6の下降ストロ
ークを規制している。
【0023】圧縮作動時には、ダンパーシリンダのヘッ
ド部が上方に上昇してばねガイド6に当接し、ばねガイ
ド6も上昇する。この時ばねガイド6の先端がワッシャ
9を介してクッション部材8を押圧し、クッション部材
8を圧縮させることによりそのばね特性で急激な底付き
を防止する。クッション部材8が圧縮すると筒体8a自
体が半径方向に拡径し、環状リブ8bがケーシング5の
内周に圧接されながら摺動し摩擦抵抗が発生する。この
状態から伸長作動に切換わるとクッション部材8の復元
力でばねガイド6は下方に押圧されるが、この際クッシ
ョン部材8は環状リブ8bがケーシング5の内周と摺接
しており、その時のフリクションでヒステリシス特性を
発揮し、急激な復元力による反発力がばねガイド6に作
用しない。この為急激にアウターチューブ1とピストン
ロッド4が押し上げられず、車体にショックが発生せ
ず、乗心地を向上させる。
【0024】ところで、上記のように本発明ではクッシ
ョン部材8の環状リブ8bにより固定摩擦抵抗が発生す
る。この固定摩擦抵抗が圧縮作動時には圧縮に抗する力
としてクッション部材8の反発力を大きくする方向に作
用し、逆に伸長時にはクッション部材8の反発力を小さ
くする方向に作用する。更に固定摩擦抵抗はクッション
部材8が正のポアソン比を持つ円錐形状の構造である限
りにおいては、圧縮ストロークの後方にいくぼどクッシ
ョン部材8の外径が大きくなることにより強くなり、減
衰的なヒステリシス特性を発揮することになる。
【0025】図2(A)(B)(C)は本発明の他の実
施の形態に係るフロントフォークを示す。
【0026】この実施の形態はケーシング51をピスト
ンロッド4の上端外周に設け、このケーシング51内に
クッション部材8を圧入したものである。
【0027】懸架スプリング7はスプリングシート12
を介してキャップ3に担持されている。
【0028】ケーシング51は有底筒状に形成され、底
部側基端がピストンロッド4の上端外周に螺着されてい
る。
【0029】クッション部材8は、図1の実施の形態と
同じく、先細の筒体8aと、筒体の外周に形成した複数
の環状リブ8bとからなり、環状リブ8bをケーシング
51の内周に摺接させている。
【0030】クッション部材8の内周には複数のリブ8
cを形成し、このリブ8cの内周をピストンロッド4の
外周に摺接させても良い。
【0031】ケーシング51がピストンロッド4に結合
されていることによりケーシング51内が油侵となる。
そこでばねガイド6がクッション部材8に当接した時ケ
ーシング51内の油が流出できるようにばねガイド8の
上端に切欠き13を形成し、この切欠き13を油路とし
て利用できるようにしている。
【0032】この実施の形態においても、図1の場合と
同じく、最圧縮時にばねガイド6がクッション部材8を
押圧してこれを拡径しながら圧縮することにより急激な
底付きを防止し、この時環状リブ8bによるフリクショ
ンが発生する。この状態から伸長作動に切換わるとクッ
ション部材8が自己の復元力で元の位置まで伸長して戻
るが、環状リブ8bのフリクションでヒステリシス特性
を発揮し、急激な復元力による反発力がばねガイド6に
作用するのが抑制される。
【0033】この場合のヒステリシス特性aは図2
(B)のグラフに示される。又ストロークに対する荷重
特性は図2(C)に示され、環状リブ8bのフリクショ
ンによる荷重特性はグラフb、クッション部材8の荷重
特性はグラフc、合成された圧縮時の荷重特性はグラフ
d、伸長時の荷重特性はグラフeで示される。
【0034】その他の構造,作用,効果は、図1の実施
の形態と同じである。
【0035】図3は本発明の他の実施の形態を示す。
【0036】これはクッション部材8をばねガイド6の
下方に対向して設けたものである。即ち、ケーシング5
2をダンパーシリンダの上端部に設けて上方に起立させ
ている。ケーシング52内には先細の先端を下方に向け
たクッション部材8と、このクッション部材8の基端に
対向して当接するフリーピストン14とを直列に圧入し
ている。
【0037】クッション部材8の構造は図2に示すもの
と同じであり、フリーピストン14は内周に切欠き15
からなる油路が形成されている。ケーシング52が油侵
できることから、切欠き15がケーシング51内に油を
流入,流出を許容するようにしている。
【0038】ばねガイド6はピストンロッド4に挿入さ
れると共に上部が段部19を介してピストンロッド4に
係止され、下部はピストンロッド4に嵌着したスナップ
リング17を挾み込むようにナット16とストッパ18
を螺合して構成した止め具20で保持されている。
【0039】最圧縮にはダンパシリンダに連動してケー
シング52が上昇する。そして、クッション部材8はフ
リーピストン14を介してストッパ18に衝合すること
により拡径しながら圧縮する。この為、環状リブ8bに
よるフリクションが発生すると共にクッション部材8の
ばね特性で急激な底付きを防止する。伸長作動に切換っ
た時はクッション部材8は自己の復元力によるばね特性
を出すが環状リブ8b又は環状リブ8bとフリーピスト
ン14のフリクションでヒステリシス特性を発揮し急激
なつき上げ力がピストンロッド4に作用するのを抑制す
る。その他の構造,作用,効果は、図1,図2の実施の
形態と同じである。
【0040】図4(A)(B)(C)は本発明の他の実
施の形態を示し、これは図2の実施の形態を一部変更し
たものである。
【0041】即ち、これはケーシング51の内周に奥方
向に拡径するテーパ面21を形成し、又はケーシング5
1の内側にカラーを挿入し、このカラーの内周にテーパ
面21を形成したものである。この場合クッション部材
8の環状リブ8bはテーパ面21に摺接する。ケーシン
グ51内にカラーを設け、このカラーにテーパ面21を
形成した場合には組み立て性を確保しながらより大きな
固定摩擦力を発生させるために有利である。
【0042】テーパ面21を形成することでストローク
に依存した固定摩擦力をストローク量に関係してより強
く、又はより弱く発生させることも可能である。
【0043】ヒステリシス特性は図4(B)のグラフa
で示され、荷重特性b,c,d,eは図4(C)で示さ
れ、ヒステリシス特性からわかるように、ケーシング5
1の奥の方でヒステリシスが大きく、大入力のときのは
ねかえりをなくすことができる。その他の構造,作用,
効果は、上記の各実施の形態と同じである。
【0044】図5(A)(B)(C)は本発明の他の実
施の形態に係り、これは図4の実施の形態を更に変更し
たものである。
【0045】即ち、ケーシング51内にクッション部材
8とフリーピストン14を直列に挿入し、クッション部
材8は先細の先端をフリーピストン14に当接してい
る。フリーピストン14はその外周をケーシング51の
内周に摺接してフリクションを発生させるようにしてい
る。フリーピストン14の内周には切欠き15による油
路を形成し、ばねガイド6の上端にも切欠き13による
油路が形成されている。
【0046】この実施の形態ではクッション部材8によ
るフリクションの付加と、これに独立したフリーピスト
ン14によるフリクションの固定摩擦力を発生させるも
のであり、両者を協働させても良く、フリーピストン1
4のフリクションを利用しても良い。
【0047】固定摩擦発生部位をフリーピストン14の
ように、ポアソン比の低い部材となることでストローク
に依存しない固定摩擦力を発生させることが可能であ
る。
【0048】この実施の形態におけるヒステリシス特性
と荷重特性は、図5(B)(C)に示される。
【0049】図6(A)(B)(C)は、本発明の他の
実施の形態を示す。
【0050】これは、図2の実施の形態を変更したもの
である。即ち、ケーシング51内のクッション部材8を
図2のものに比べて逆に圧入したものである。クッショ
ン部材8は先細の先端を下向きにして圧入し、上方の環
状リブ8bをケーシング51の内周に摺接し、クッショ
ン部材8の内周リブ8cをピストンロッド4の外周に摺
接させている。
【0051】この実施の形態は主として内周側リブ8c
とピストンロッド4との間のフリクションで固定摩擦力
を発生させているが、環状リブ8bのフリクションと協
働させても良い。この実施の形態では伸側作動初期にお
いて大きなヒステリシス特性を有し、ダンパー全体の機
能としてより中間ストローク域の特性改善を行いたい場
合に効果が期待できる。
【0052】ヒステリシス特性と荷重特性は、図6
(B)(C)にそれぞれ示されている。尚、上記各実施
の形態におけるケーシングにはブリード穴が形成される
のが好ましい。
【0053】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、クッション部
材によって最圧縮時に急激な底付きを抑制できると共
に、伸長作動に切換った時クッション部材のフリクショ
ンがクッション部材の反発力を妨げる方向に作用し、そ
の結果クッション部材には減衰的なヒステリシス特性が
発生して急激なピストンロッドとアウターチューブとを
押上げる力が抑制され、車体の安定性を保ち、乗心地を
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフロントフォークの一
部縦断正面図である。
【図2】(A)(B)(C)は他の実施の形態に係るフ
ロントフォークの一部縦断正面図と特性グラフである。
【図3】他の実施の形態に係るフロントフォークの一部
縦断正面図である。
【図4】(A)(B)(C)は他の実施の形態に係るフ
ロントフォークの一部縦断正面図と特性グラフである。
【図5】(A)(B)(C)は他の実施の形態に係るフ
ロントフォークの一部縦断正面図と特性グラフである。
【図6】(A)(B)(C)は他の実施の形態に係るフ
ロントフォークの一部縦断正面図と特性グラフである。
【図7】従来のフロントフオークの一部縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 アウターチューブ 2 インナーチューブ 4 ピストンロッド 5,51 ケーシング 6 ばねガイド 7 懸架スプリング 8 クッション部材 8b,8c 環状リブ 14 フリーピストン 21 テーパ面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターチューブ内にインナーチューブ
    が摺動自在に挿入され、インナーチューブの中央にダン
    パーシリンダを起立し、ダンパーシリンダに挿入したピ
    ストンロッドがアウターチューブに連結され、ダンパー
    シリンダとアウターチューブとの間に懸架スプリングを
    介装し、ピストンロッドの外周に懸架スプリングを案内
    するばねガイドを移動自在に挿入し、ばねガイドの上側
    又は下側にケーシングを設け、このケーシング内にばね
    ガイドと対向するクッション部材を設けているフロント
    フォークに於て、クッション部材の外周又は内周をケー
    シングの内周又はピストンロッドの外周に摺接させ、圧
    縮時にクッション部材がばねガイドで押圧されて拡径
    し、当該クッション部材のケーシング又はピストンロッ
    ドに対するフリクションでヒステリシス特性を発揮して
    伸長作動に切換った際に急激な反発力が発生するのを防
    止させることを特徴とするフロントフォーク。
  2. 【請求項2】 クッション部材が先細の弾性な筒体と、
    筒体の外周又は内周の一方又は両方に形成した複数の環
    状リブとからなり、上記環状リブをケーシングの内周又
    はピストンロッドの外周に摺接させたことを特徴とする
    請求項1のフロントフォーク。
  3. 【請求項3】 ケーシング内にクッション部材と直列に
    フリーピストンを設け、フリーピストンの外周をケーシ
    ングの内周に摺接させたことを特徴とする請求項1又は
    2のフロントフォーク。
  4. 【請求項4】 ケーシングの内周にカラーを挿入し、カ
    ラーの内周にテーパ面を形成し、クッション部材の外周
    をテーパ面に摺接させたことを特徴とする請求項1,2
    又は3のフロントフォーク。
  5. 【請求項5】 クッション部材がばね特性を有しヒステ
    リシス特性を持たない材料で成形されていることを特徴
    とする請求項1,2,3又は4のフロントフォーク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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