JP2002295441A - 吸引ポンプ付吸盤 - Google Patents

吸引ポンプ付吸盤

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JP2002295441A
JP2002295441A JP2001091772A JP2001091772A JP2002295441A JP 2002295441 A JP2002295441 A JP 2002295441A JP 2001091772 A JP2001091772 A JP 2001091772A JP 2001091772 A JP2001091772 A JP 2001091772A JP 2002295441 A JP2002295441 A JP 2002295441A
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suction cup
suction
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suction pump
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Takuji Goto
拓司 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、吸盤本体を壁面等に取付ける場合
に、吸盤本体内側の空気が該吸引ポンプを介して外部へ
排除されるため、吸盤本体を押付ける力が殆んど必要な
く、吸盤本体内の真空度を高くして大きな固定力を得る
ことが出来る吸盤を提供することを課題とする。 【解決手段】吸盤本体2の外側から吸盤本体2の内側に
連絡する吸引ポンプ付排出管3を取り付けた吸引ポンプ
付吸盤1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばハンガー等を
壁に取付ける場合に使用される吸引ポンプ付の吸盤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11および図12に示すように
上面に通気口(3A)を有する無底箱状のベース(2A)と、該
ベース(2A)に内設された吸盤本体(4A)と、該ベース(2A)
上面中央および該吸盤本体(4A)の中央に上下摺動可能に
貫通して設けられた操作ロッド(5A)とからなり、該操作
ロッド(5A)の下端部には吸盤本体(4A)内部においてフラ
ンジ(6A)が固着され、該操作ロッド(5A)中央部のベース
(2A)と吸盤本体(4A)との間にはリング(7A)が固着され、
更に該操作ロッド(5A)はスプリング(8A)によって上方へ
付勢されており、該吸盤本体(4A)にはこの状態でフラン
ジ(6A)によって閉塞される排気口(9A,9A) が設けられて
いる吸盤(1A)が提供されている(特開平3−24312
号)。上記従来の吸盤(1A)では、吸盤(1A)を壁面に取付
ける際には該操作ロッド(5A)を押込むことにより、該操
作ロッド(5A)のリング(7A)を介して該吸盤本体(4A)を壁
面に押付けるとともに該操作ロッド(5A)のフランジ(6A)
によって閉塞されていた排気口(9A,9A) を開口させて吸
盤本体(4A)内部の空気を該ベース(2A)の通気口(3A)を介
して外へ排出し、吸盤本体(4A)内を減圧状態とする。更
に、吸盤(1A)を壁面から取外すためには、吸盤本体(4A)
内部へ空気を取り込むために該操作ロッド(5A)を押込ん
で該吸盤本体(4A)の排気口(9A,9A) を開口させる必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように吸盤(1A)を壁面から取外す場合には、操作ロッ
ド(5A)を押込んで吸盤本体(4A)の排気口(9A,9A) を開口
させる必要があり、そのためには、図12に示すように
該操作ロッド(5A)のフランジ(6A)と壁面との間隔を確保
しなければならず、該吸盤本体(4A)と壁面との間には空
間Sが残存することとなり、その結果、該吸盤本体(4A)
内の真空度は空間Sの分だけ低くなり吸盤(1A)の固定力
も低下して吸盤(1A)が壁面から落下し易くなるという問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、吸盤本体(2) の外側から
吸盤本体(2) の内側に連絡する吸引ポンプ付排出管(3)
を取り付けた吸引ポンプ付吸盤(1) を提供するものであ
る。該吸引ポンプは排出管(3) に連絡するシリンダー
(5) と、該シリンダー(5) 内に摺動可能に装着されてい
るピストン(6) と、外部へ空気を排出する排気手段とか
らなり、該ピストン(6) の本体(11)には逆止弁付排出孔
(14,14) が一個または複数個設けられており、該逆止弁
(16,16) はピストン(6) が押込み方向に摺動する時開
き、ピストン(6) が引出し方向に摺動する時閉じるよう
に設定されており、更に該排出管(3) にも逆止弁(7) が
取付けられており、該逆止弁(7) はピストン(6) が押込
み方向に摺動する時閉じ、ピストン(6) が引出し方向に
摺動する時開くように設定されていることが望ましく、
更に該排気手段はシリンダー(5) の排出管連絡反対側に
設けられている排出口(10,10) であることが望ましく、
また更に該排出管(3) には栓(8) 付きの空気取入口(9)
が設けられていることが望ましい。または、該ピストン
本体(20)の逆止弁付排出孔(19)はピストン杆(22)内を軸
方向に貫通して外部に連通して排気手段を兼備している
ことが望ましく、該排出管(3) には栓(8) 付きの空気取
入口(9) が設けられていることが望ましい。または、該
吸引ポンプは排出管(3) に連絡し反対側に逆止弁付排出
孔(24)を有し、軸方向に伸縮可能なシリンダー(25)から
なり、該逆止弁(27)は該シリンダー(25)の圧縮時に開
き、該シリンダー(25)の伸長時に閉じるように設定され
ていることが望ましく、該排出管(3) には栓(8) 付きの
空気取入口(9) が設けられていることが望ましい。
【0005】
【作用】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等に取付ける場
合、吸引ポンプを作動させて吸盤本体(2) 内の空気を排
出管(3) を介して外部へ排除すると、吸盤本体(2) 内お
よび排出管(3) 内の空気圧が低くなり外部の空気が逆に
排出管(3) を介して吸盤本体(2) 内へ流入されようとす
るが、該排出管(3) 内部の空気が排出された後は該吸引
ポンプの逆止弁が自動的に閉じて、外部の空気が該吸盤
本体(2) 内部へ流入するのを防止して、該吸盤本体(2)
内部は高い真空度で維持されて大きな固定力が得られ
る。吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等から取外す場合に
は、吸引ポンプ付排出管(3)の所定の箇所に栓(8) 付き
の空気取入口(9) を設けていれば、該栓(8) を取外して
該取入口(9) を開口させると、外部の空気が該取入口
(9) から該吸盤本体(2)内へ流入して該吸盤本体(2) 内
部の真空が破られるので、簡単に該吸盤(1) を壁面から
取外すことが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】〔実施例1〕本発明を図1〜図4
に示す一実施例によって説明する。本実施例において、
図1および図2に示す吸引ポンプ付吸盤(1) は、ドーム
形状の吸盤本体(2) と、該吸盤本体(2) の所定の箇所に
取付けられ吸盤本体(2) の外側から吸盤本体(2) の内側
に連絡する吸引ポンプ付排出管(3) と、該吸盤本体(2)
の上部に設けられている把手(4) とからなる。該吸盤本
体(2) は例えばゴム、エラストマー等の弾性および気密
性を有する材料を使用しており、該把手(4) には例えば
ハンガー、フック、浴室用の石鹸ホルダー、浴室で使用
する椅子等の固定または保持を目的とする物体が取付け
られている。
【0007】該排出管(3) の吸引ポンプは下面において
該排出管(3) に連絡するシリンダー(5) と、該シリンダ
ー(5) 内に上下摺動可能に装着されているピストン(6)
とからなり、該排出管(3) 上面のシリンダー連絡側には
逆止弁(7) が取付けられ、該排出管(3) 側面の所定の位
置には栓(8) 付きの空気取入口(9) が設けられており、
該シリンダー(5) 上面の排出管連絡反対側には複数個の
排出口(10,10) が設けられている。該ピストン(6) は該
シリンダー(5) 内に嵌挿されるピストン本体(11)と、該
ピストン本体(11)から上方へ差出され該シリンダー(5)
上面を貫通するピストン杆(12)と、ピストン杆(12)の上
端に設けられたフランジ部(13)とからなり、該ピストン
本体(11)には複数個の逆止弁付排出孔(14,14) が設けら
れており、該シリンダー(5) の外側上面と該ピストン
(6) のフランジ部(13)下面との間において該ピストン杆
(12)には該ピストン(6) を上方へ付勢するスプリング(1
5)が巻着されている。
【0008】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等に取付ける
場合には、図3に示すようにピストン(6) を押込み方向
に摺動させてシリンダー(5) 内の空気圧を高くすると、
空気圧によってピストン本体(11)の逆止弁付排出孔(14,
14) の逆止弁(16,16) が上方へ押開かれて排出孔(14,1
4) が開口し、シリンダー(5) 内部の空気は該ピストン
本体(11)の逆止弁付排出孔(14,14) を介して該シリンダ
ー(5) の排出口(10,10)から外部へ排出される。この場
合、シリンダー(5) 内部の空気が排出されて該ピストン
本体(11)の逆止弁(16,16) にシリンダー(5) 内の空気圧
が及ぼされなくなると、外部の空気が逆に該排出孔(14,
14) からシリンダー(5) 内部に吸入されようとするが、
該ピストン本体(11)の逆止弁(16,16) はその吸入力と弾
性復元力によって自動的に該排出孔(14,14) を閉鎖して
空気が該シリンダー(5) 内に流入するのを防止する。こ
の際、排出管(3) の逆止弁(7) は閉塞した状態のままで
ある。
【0009】そして、図4に示すようにスプリング(15)
の付勢力等により該ピストン(6) が引出し方向に摺動し
てシリンダー(5) 内の空気圧が吸盤本体(2) 内の空気圧
よりも低くなると、差圧によって排出管(3) の逆止弁
(7) が押開かれて開口し、吸盤本体(2) 内部の空気は該
排出管(3) の逆止弁(7) を介してシリンダー(5) 内へと
送られる。この場合、吸盤本体(2) 内部の空気が吸引さ
れてシリンダー(5) 内の空気圧と吸盤本体(2) 内の空気
圧が等しくなり差圧が及ぼされなくなると、シリンダー
(5) 内の空気が逆に該排出管(3) から吸盤本体(2) 内へ
流入しようとするが、該排出管(3) の逆止弁(7) は弾性
復元力によって自動的に該排出管(3) を閉鎖して空気が
該吸盤本体(2) 内に流入するのを防止する。この際、ピ
ストン本体(11)の逆止弁(16,16) は閉じた状態のままで
ある。このようにして吸盤本体(2) 内部の空気を排出し
た後は該逆止弁(7,16)が自動的に閉じて外部の空気が該
吸盤本体(2) 内部へ流入するのを防止し、該吸盤本体
(2) 内部は高い真空度で維持されて大きな固定力が得ら
れる。
【0010】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等から取外す
場合には、排出管(3) の栓(8) を取外して空気取入口
(9) を開口すると、外部の空気が該空気取入口(9) から
該吸盤本体(2) 内へ流入して該吸盤本体(2) 内部の真空
が破られるので、簡単に該吸盤(1) を壁面から取外すこ
とが出来る。
【0011】〔実施例2〕図5〜7には他の実施例が示
される。本実施例では、図1〜図4に示した実施例1に
おいて吸引ポンプの排気手段としてシリンダー(5) 上面
の排出管連絡反対側に複数個の排出口(10,10) が設けら
れていたのに対して、図5に示すように排出口を有しな
いシリンダー(17)内に上下摺動可能に装着されるピスト
ン(18)は、該シリンダー(17)内に嵌挿され下面において
逆止弁付排出孔(19)が開口するピストン本体(20)と、該
ピストン本体(20)から上方へ差出され該シリンダー(17)
上面を貫通しており上端部において該逆止弁付排出孔(1
9)の逆止弁(21)が設けられているピストン杆(22)と、該
ピストン杆(22)の上側に連絡して設けられており上面に
おいて排出孔(19)が開口するフラスコ形状のフランジ部
(23)とからなり、該ピストン本体(20)の逆止弁付排出孔
(19)は該ピストン杆(22)を軸方向に貫通して外部に連通
して排気手段を兼備する。更に該シリンダー(17)の外側
上面と該ピストン(18)のフランジ部(23)下面との間にお
いて該ピストン杆(22)には該ピストン(18)を上方へ付勢
するスプリング(15)が巻着されている。
【0012】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等に取付ける
場合には、図6に示すようにピストン(18)を押込み方向
に摺動させてシリンダー(17)内の空気圧を高くすると、
空気圧によってピストン杆(22)の逆止弁(21)が上方へ押
開かれて排出孔(19)が開口し、シリンダー(17)内部の空
気は該ピストン(18)の逆止弁付排出孔(19)を介して外部
へ排出される。この場合、実施例1と同様、シリンダー
(17)内部の空気が排出されて該ピストン杆(22)の逆止弁
(21)にシリンダー(17)内の空気圧が及ぼされなくなる
と、外部の空気が逆に該排出孔(19)からシリンダー(17)
内部に吸入されようとするが、該ピストン杆(22)の逆止
弁(21)はその吸入力と弾性復元力によって自動的に該排
出孔(19)を閉鎖して空気が該シリンダー(17)内に流入す
るのを防止する。この際、排出管(3) の逆止弁(7) は閉
塞した状態のままである。
【0013】そして、図7に示すようにスプリング(15)
の付勢力等により該ピストン(18)が引出し方向に摺動し
てシリンダー(17)内の空気圧が吸盤本体(2) 内の空気圧
よりも低くなると、差圧によって排出管(3) の逆止弁
(7) が押開かれて開口し、吸盤本体(2) 内部の空気は該
排出管(3) の逆止弁(7) を介してシリンダー(17)内へと
送られる。この場合、実施例1と同様、吸盤本体(2) 内
部の空気が吸引されてシリンダー(17)内の空気圧と吸盤
本体(2) 内の空気圧が等しくなり差圧が及ぼされなくな
ると、シリンダー(17)内の空気が逆に該排出管(3) から
吸盤本体(2) 内へ流入しようとするが、該排出管(3) の
逆止弁(7) は弾性復元力によって自動的に該排出管(3)
を閉鎖して空気が該吸盤本体(2) 内に流入するのを防止
する。この際、ピストン杆(22)の逆止弁(21)は閉じた状
態のままである。このようにして吸盤本体(2) 内部の空
気を排出した後は該逆止弁(7,21)が自動的に閉じて外部
の空気が該吸盤本体(2) 内部へ流入するのを防止し、該
吸盤本体(2) 内部は高い真空度で維持されて大きな固定
力が得られる。
【0014】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等から取外す
場合には、排出管(3) の栓(8) を取外して空気取入口
(9) を開口すると、実施例1と同様にして外部の空気が
該空気取入口(9) から該吸盤本体(2) 内へ流入して該吸
盤本体(2) 内部の真空が破られるので、簡単に該吸盤
(1) を壁面から取外すことが出来る。
【0015】〔実施例3〕図8〜10には更に他の実施
例が示される。本実施例では、図1〜図4に示した実施
例1に対して、図8に示すように該排出管(3) の吸引ポ
ンプは、下面において排出管(3) に連絡しており、側面
上部の排出管連絡反対側には逆止弁付排出孔(24)を有す
るシリンダー(25)からなり、該シリンダー(25)の中央部
分は蛇腹状とされて軸方向に伸縮可能とされており、伸
長方向に付勢するスプリング(26)が内設されている。
【0016】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等に取付ける
場合には、図9に示すようにシリンダー(25)を圧縮して
シリンダー(25)内の空気圧を高くすると、空気圧によっ
てシリンダー(25)側面上部の逆止弁(27)が押開かれて排
出孔(24)が開口し、シリンダー(25)内部の空気は該シリ
ンダー(25)の逆止弁付排出孔(24)を介して外部へ排出さ
れる。この場合、実施例1と同様、シリンダー(25)内部
の空気が排出されて該シリンダー(25)の逆止弁(27)にシ
リンダー(25)内の空気圧が及ぼされなくなると、外部の
空気が逆に該排出孔(24)からシリンダー(25)内部に吸入
されようとするが、該シリンダー(25)の逆止弁(27)はそ
の吸入力と弾性復元力によって自動的に該排出孔(24)を
閉鎖して空気が該シリンダー(25)内に流入するのを防止
する。この際、排出管(3) の逆止弁(7) は閉塞した状態
のままである。
【0017】そして、図10に示すようにスプリング(2
6)の付勢力等により該シリンダー(25)が伸長してシリン
ダー(25)内の空気圧が吸盤本体(2) 内の空気圧よりも低
くなると、差圧によって排出管(3) の逆止弁(7) が押開
かれて開口し、吸盤本体(2)内部の空気は該排出管(3)
の逆止弁(7) を介してシリンダー(25)内へと送られる。
この場合、実施例1と同様、吸盤本体(2) 内部の空気が
吸引されてシリンダー(25)内の空気圧と吸盤本体(2) 内
の空気圧が等しくなり差圧が及ぼされなくなると、シリ
ンダー(25)内の空気が逆に該排出管(3) から吸盤本体
(2) 内へ流入しようとするが、該排出管(3) の逆止弁
(7) は弾性復元力によって自動的に該排出管(3) を閉鎖
して空気が該吸盤本体(2) 内に流入するのを防止する。
この際、シリンダー(25)側面上部の逆止弁(27)は閉じた
状態のままである。このようにして吸盤本体(2) 内部の
空気を排出した後は該逆止弁(7,27)が自動的に閉じて外
部の空気が該吸盤本体(2) 内部へ流入するのを防止し、
該吸盤本体(2) 内部は高い真空度で維持されて大きな固
定力が得られる。
【0018】吸引ポンプ付吸盤(1) を壁面等から取外す
場合には、排出管(3) の栓(8) を取外して空気取入口
(9) を開口すると、実施例1と同様にして外部の空気が
該空気取入口(9) から該吸盤本体(2) 内へ流入して該吸
盤本体(2) 内部の真空が破られるので、簡単に該吸盤
(1) を壁面から取外すことが出来る。
【0019】本発明の吸引ポンプ付吸盤(1) は、例えば
浴室用の石鹸ホルダー、浴室で使用する椅子等に取付け
て使用する場合には、水または湯の中でも上記実施例と
同様にして使用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】したがって本発明では吸盤本体を壁面等
に取付ける場合、吸盤本体内側の空気は該吸引ポンプを
介して外部へ排除されるから、吸盤本体を押付ける力は
殆んど必要なく、吸盤本体内の真空度を高くして大きな
固定力を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】斜視図である。
【図2】側断面図である。
【図3】ピストンを押込んだ状態を示す側断面図であ
る。
【図4】ピストンを引出した状態を示す側断面図であ
る。
【図5】他の実施例の側断面図である。
【図6】他の実施例においてピストンを押込んだ状態を
示す側断面図である。
【図7】他の実施例においてピストンを引出した状態を
示す側断面図である。
【図8】更に他の実施例の側断面図である。
【図9】更に他の実施例においてピストンを押込んだ状
態を示す側断面図である。
【図10】更に他の実施例においてピストンを引出した
状態を示す側断面図である。
【図11】従来例の側断面図である。
【図12】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
1 吸引ポンプ付吸盤 2 吸盤本体 3 吸引ポンプ付排出管 5,17,25 シリンダー 6,18 ピストン 7 逆止弁 8 栓 9 空気取入口 10 排出口 14,19,24 逆止弁付排出孔 16,21,27 逆止弁 11,20 ピストン本体 12,22 ピストン杆

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸盤本体の外側から吸盤本体の内側に連絡
    する吸引ポンプ付排出管を取り付けたことを特徴とする
    吸引ポンプ付吸盤。
  2. 【請求項2】該吸引ポンプは排出管に連絡するシリンダ
    ーと、該シリンダー内に摺動可能に装着されているピス
    トンと、外部へ空気を排出する排気手段とからなり、該
    ピストンの本体には逆止弁付排出孔が一個または複数個
    設けられており、該逆止弁はピストンが押込み方向に摺
    動する時開き、ピストンが引出し方向に摺動する時閉じ
    るように設定されており、更に該排出管にも逆止弁が取
    付けられており、該逆止弁はピストンが押込み方向に摺
    動する時閉じ、ピストンが引出し方向に摺動する時開く
    ように設定されている請求項1に記載の吸引ポンプ付吸
    盤。
  3. 【請求項3】該排気手段はシリンダーの排出管連絡反対
    側に設けられている排出口である請求項2に記載の吸引
    ポンプ付吸盤。
  4. 【請求項4】該排出管には栓付きの空気取入口が設けら
    れている請求項2および請求項3に記載の吸引ポンプ付
    吸盤。
  5. 【請求項5】該ピストン本体の逆止弁付排出孔はピスト
    ン杆内を軸方向に貫通して外部に連通して排気手段を兼
    備している請求項2に記載の吸引ポンプ付吸盤。
  6. 【請求項6】該排出管には栓付きの空気取入口が設けら
    れている請求項5に記載の吸引ポンプ付吸盤。
  7. 【請求項7】該吸引ポンプは排出管に連絡し反対側に逆
    止弁付排出孔を有し、軸方向に伸縮可能なシリンダーか
    らなり、該逆止弁は該シリンダーの圧縮時に開き、該シ
    リンダーの伸長時に閉じるように設定されている請求項
    2に記載の吸引ポンプ付吸盤。
  8. 【請求項8】該排出管には栓付きの空気取入口が設けら
    れている請求項7に記載の吸引ポンプ付吸盤。
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