JP2002295187A - トンネルの内壁の補修工法、補修装置及び吊下げ補助金具 - Google Patents

トンネルの内壁の補修工法、補修装置及び吊下げ補助金具

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JP2002295187A
JP2002295187A JP2001099427A JP2001099427A JP2002295187A JP 2002295187 A JP2002295187 A JP 2002295187A JP 2001099427 A JP2001099427 A JP 2001099427A JP 2001099427 A JP2001099427 A JP 2001099427A JP 2002295187 A JP2002295187 A JP 2002295187A
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strip
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shaped
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Shogo Yoshimaru
勝吾 吉丸
Shigetoshi Hanada
重敏 花田
Tatsuo Yamaguchi
龍男 山口
Seiji Nishimura
誠司 西村
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Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の短冊状壁材を短時間で効率よく取付け
ることができ、他の車線の車両の走行を妨げることなく
作業を行うことができるトンネルの内壁の補修工法、補
修装置及び吊下げ補助金具を提供する。 【解決手段】 トンネルの内壁の補修工法は、表側から
取外し可能な吊下げ補助金具25が取付けられた複数の
短冊状壁材14の上部を、補修装置10の搬送車両11
に設けられた昇降可能な作業架台13のアーチ状固定部
17にトンネル18の長手方向に沿って並べて取付ける
と共に短冊状壁材14の下端部15を搬送車両11の一
側部にそれぞれ掛止させて支持する第1工程と、複数の
短冊状壁材14を搭載した搬送車両11を作業架台13
を下降させた状態でトンネル18内の所定位置に進入さ
せ、作業架台13を上昇させて短冊状壁材14をそれぞ
れトンネル18の内壁にアンカー部材を用いて固定する
第2工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの内壁に
板状の壁材を取付けてコンクリートの脱落を防止するト
ンネルの内壁の補修工法、補修装置及び吊下げ補助金具
に関する。
【0002】
【従来の技術】施工されてから長期間が経過したトンネ
ルの内部では、例えば、内壁を構成するコンクリートの
劣化による亀裂や崩落が多発している。従来、国道や幹
線道路が通過するトンネルの内壁の補修は、高所作業車
等を用いて目視点検を行い、異常箇所が発見された場合
は、その程度に応じて補修を行っていた。例えば、部分
的な異常が発生した場合は、亀裂発生部への樹脂注入や
部分はつり補修を行い、異常が広範囲に亘る場合には、
トンネル内の壁面にアンカーボルト等の固定部材を用い
て複数の鉄板を整列配置しながら固定し、その後にトン
ネル内の壁面と鉄板の間にコンクリート圧入を実施して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のトンネルの内壁の補修工法は、トンネルの内部がア
ーチ状に形成されているため、複数の鉄板を位置を合わ
せながら1枚ずつ取付けるには長時間を要し、作業性が
悪かった。また、トンネルの内壁の中央上部に鉄板を取
付ける場合には、作業用の架台をトンネル内の道路の中
央線を跨いで構築しなければならず、作業中には、トン
ネル内の道路を全面通行止めにする必要があった。この
ような作業性を改善するため、複数の鉄板を接続した短
冊状壁材を予め形成して取付け回数を減らすことも考え
られる。この場合、トンネルの形状に合わせてアーチ状
に屈曲させた重量のある短冊状壁材を、該短冊状壁材の
半径方向内側から保持してトンネルの内壁に近接させ取
付ける必要があるため、短冊状壁材を保持する吊下げ補
助金具は、短冊状壁材の内側から強固に固定でき、しか
も内側から取外すことができる構造にしなければならな
かった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、
多数の短冊状壁材を短時間で効率よく取付けることがで
き、他の車線の車両の走行を妨げることなく作業を行う
ことができるトンネルの内壁の補修工法、補修装置及び
吊下げ補助金具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るトンネルの内壁の補修工法は、予め用意された複数
の短冊状壁材の上部を、搬送車両に設けられた昇降可能
な作業架台のアーチ状固定部にトンネルの長手方向に沿
って並べて取付けると共に、前記短冊状壁材の下端部を
前記搬送車両の一側にそれぞれ掛止させて支持する第1
工程と、複数の前記短冊状壁材を搭載した前記搬送車両
を、前記作業架台を下降させた状態で前記トンネル内の
所定位置に進入させ、前記作業架台を上昇させて前記短
冊状壁材をそれぞれ前記トンネルの内壁にアンカー部材
を用いて固定する第2工程とを有する。
【0005】短冊状壁材には、例えば、耐食性のあるス
テンレス板やめっき鋼板等の金属板材を接続したものを
用いるが、長尺の板材をそのまま使用することも可能で
ある。接続して使用する場合には、例えば、ボルト及び
ナットによる締結固定、溶接、又は接着により接続する
ことができる。短冊状壁材は、予めアーチ状のトンネル
の形状に合わせて曲げ加工を施しておくことが好ましい
が、弾性範囲内でトンネルの内壁の形状に合わせて屈曲
可能な薄い板材を用いるのであれば、平板状に形成して
使用することも可能である。アーチ状固定部は、アーチ
状に形成されたトンネルの内壁の少なくとも一部と実質
的に同一形状に形成されている。すなわち、アーチ状固
定部に支持された短冊状壁材は、トンネルの内壁を周方
向に複数に分割した部分にそれぞれ取付けることがで
き、例えば、トンネル内を通過する道路の車線の数に合
わせて分割することができる。かかる構成によって、工
事中の通行止めを車線ごとに行うことができる。
【0006】第1工程では、短冊状壁材が、アーチ状固
定部に上部を支持されると共に下端部を搬送車両の一側
部に掛止させて支持されているので、輸送中に端部が揺
動することを防止して安全性を向上させることができ
る。第2工程では、搬送車両が作業架台を下降させた状
態でトンネル内に進入するので、短冊状壁材がトンネル
の内壁に接触することを防止しながら迅速に移動するこ
とができる。作業架台を上昇させると、短冊状壁材はト
ンネルの内壁の上部に近接する。そして、トンネルの内
壁の上部に近接した短冊状壁材の上部をアンカーボルト
やケミカルアンカー等のアンカー部材で固定して短冊状
壁材の荷重を保持し、次いで、短冊状壁材の中間部及び
下部をトンネルの内壁に固定する。かかる構成によっ
て、多数の短冊状壁材をトンネルの内壁に短時間で効率
よく取付けることができ、その後のモルタル圧入等の作
業を迅速に行い、補修工期を大幅に短縮することができ
る。
【0007】ここで、前記作業架台に前記搬送車両の他
側に前記トンネル内の中央線を越えて突出可能な拡張台
部を設け、前記短冊状壁材を、前記トンネルの内壁の周
方向の長さの半分以上の長さに設け、前記作業架台に、
周方向位置を調整可能なワイヤロープを介して支持させ
ることも可能である。拡張台部は、例えば、作業架台に
折り畳んだ状態で取付けることができ、また、作業架台
にスライド可能に設けておくこともでき、さらには、作
業架台に着脱可能に設けておくことも可能である。搬送
車両の他側に拡張台部を設けるので、拡張台部に短冊状
壁材の上部を支持させることができる。作業架台を上昇
させたときには、拡張台部は、搬送車両が走行する車線
に隣接する他の車線の上方位置に配置されるので、他の
車線の車両の走行を妨げることなく、該他の車線の上方
位置にあるトンネルの内壁に短冊状壁材を取付けること
が可能になる。
【0008】また、短冊状壁材をワイヤロープで支持し
ているので、短冊状壁材をワイヤロープで引張り操作す
ることによって、短冊状壁材のトンネルの内壁に対する
周方向位置を調整することができ、また、短冊状壁材の
トンネルの長手方向の位置を、搬送車両の前進又は後退
によって調整できるので、大型の短冊状壁材の取付けを
迅速に行うことができる。なお、各短冊状壁材は、それ
ぞれ独立して周方向に引張って位置を調整することがで
き、短冊状壁材の位置合わせ時間をさらに短縮すること
ができる。
【0009】前記目的に沿う本発明に係るトンネルの内
壁の補修装置は、複数の短冊状壁材を支持してトンネル
内を輸送可能な搬送車両と、該搬送車両に設けられた作
業架台と、該作業架台の上部に設けられ、複数の前記短
冊状壁材の上部を支持するアーチ状固定部と、前記作業
架台の一側に設けられ、前記短冊状壁材の下部を一側に
押圧して前記トンネルの内壁に近接させる進退手段と、
前記作業架台に設けられ、前記搬送車両の他側に突出可
能な拡張台部と、前記作業架台の下部に設けられ、前記
短冊状壁材を上昇させて該短冊状壁材の上部を前記トン
ネルの内壁に近接させる昇降手段と、前記作業架台に設
けられ、前記短冊状壁材の下部を吊下げ支持する補助支
持部材と、前記搬送車両の一側部に設けられて前記短冊
状壁材の下端部をそれぞれ掛止するフック部材とを有
し、複数の前記短冊状壁材を前記トンネルの内壁に近接
させてそれぞれ取付ける。作業架台には、昇降手段と、
進退手段が設けられているので、短冊状壁材の上部と下
部をそれぞれ簡単にトンネルの内壁に近接させることが
でき、短冊状壁材のトンネルの内壁への固定を、容易且
つ迅速に行うことができる。また、拡張台部が設けられ
ているので、他の車線の車両の走行を妨げることなく、
他の車線の上方位置のトンネルの内壁の補修作業を行う
ことができる。
【0010】前記目的に沿う本発明に係る吊下げ補助金
具は、重量の大きい金属板の所定位置に設けられて該金
属板を支持し、該金属板の表側から取外し可能な吊下げ
補助金具であって、前記金属板の所定位置に形成された
貫通孔をその頭部が挿通可能なボルトと、縦方向全長さ
が前記貫通孔の直径より長く、幅方向全長さが前記貫通
孔の直径より短く、使用にあっては前記金属板の裏側に
配置され、前記ボルトの雄ねじ部が挿通可能で該ボルト
の頭部が挿通不可能な長円形のボルト孔部を備え、更に
裏側には挿通した前記ボルトの頭部回り止め部が設けら
れた裏当て金と、使用にあっては前記金属板の表側に配
置され、前記ボルトに外嵌して用いられ、前記貫通孔に
被さる座金部材と、ワイヤロープを固定可能な掛止部を
備え、前記金属板の表側から前記ボルトに螺合可能なナ
ット部材とを有する。
【0011】ここで、重量の大きいとは、片手で持ち上
げることができない程度の重量をいい、長円形とは、楕
円形、俵形の他、矩形の長辺の両端部をそれぞれ半円状
に結んだ形状のスリット孔も含む。また、縦方向全長さ
とは、挿通するボルトの軸心に直交する平面上における
最大長さをいい、幅方向全長さとは、挿通するボルトの
軸心に直交する平面上における最小長さをいう。吊下げ
補助金具を取外すときには、まず、ナット部材を回転さ
せる。ボルトの頭部は、裏当て金の頭部回り止め部に掛
止しているので、ナット部材と一緒に回転することが防
止され、簡単に螺合部分を緩めることができる。ボルト
とナット部材の螺合部分を緩めたときには、長円形のボ
ルト孔部を有して雄ねじ部に外挿された裏当て金が、軸
方向に揺動可能になるので、裏当て金を金属板の貫通孔
に挿通して表側に移動させ、吊下げ補助金具を表側から
取外すことができる。かかる構成によって、例えば、ト
ンネルの内壁に取付ける短冊状壁材を金属板で構成した
ときには、短冊状壁材を、表側、すなわち半径方向内側
から取付けた吊下げ補助金具を介してワイヤロープで保
持し、短冊状壁材をトンネルの内壁に近接させアンカー
部材で固定した後に、表側から取外すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1に示すように、本発明の一実
施の形態に係るトンネルの内壁の補修装置10は、搬送
車両11と、搬送車両11の荷台12上に設けられた作
業架台13と、作業架台13の上部に設けられ、複数の
短冊状壁材14の上部を支持するアーチ状固定部17
と、搬送車両11の荷台12の一側部に設けられて短冊
状壁材14の下端部15をそれぞれ掛止するフック部材
16とを有している。以下、詳しく説明する。
【0013】まず、図1、図7を参照して、トンネル1
8に取付けられる短冊状壁材14について説明する。短
冊状壁材14は、複数のめっき処理が施された金属板の
一例である鋼板19、20にアーチ状に形成されたトン
ネル18の半径に合わせて曲げ加工を施し、同様に曲げ
加工を施した補強鋼板21で一列に溶接接続したもので
ある。短冊状壁材14には、図示しないアンカー部材を
挿通可能なアンカーボルト孔23と、短冊状壁材14の
移動及び取付け時に使用すると共にセメント圧入用の貫
通孔の一例である注入パイプ用孔24が所定間隔おきに
複数形成されている。各短冊状壁材14は、鋼板19、
20、補強鋼板21を一列に長く接続して形成されるの
で、トンネル18内の所定位置に固定される前には、自
重により変形しやすい状態になっている。
【0014】次に、図4〜図6を参照して、短冊状壁材
14の注入パイプ用孔24に取付け可能な本発明の一実
施の形態に係る吊下げ補助金具25について説明する。
吊下げ補助金具25は、重量の大きい鋼板19、20、
補強鋼板21(図7参照)を接続した短冊状壁材14の
注入パイプ用孔24に設けられて短冊状壁材14を支持
でき、曲げ加工された短冊状壁材14の半径方向内側で
ある表面26側から取外し可能に設けられている。吊下
げ補助金具25は、注入パイプ用孔24をその頭部27
が挿通可能なボルト28と、ボルト28と共に短冊状壁
材14の裏面32側に配置される裏当て金31と、ボル
ト28の雄ねじ部29に外嵌して用いられ、注入パイプ
用孔24に表面26側から被さる座金部材33と、ワイ
ヤロープ34を固定可能な掛止部35を備え、短冊状壁
材14の表面26側からボルト28に螺合可能なナット
部材の一例であるアイナット36を有している。
【0015】裏当て金31は、縦方向全長さL1が注入
パイプ用孔24の直径より長く、幅方向全長さL2が注
入パイプ用孔24の直径より短く形成されているので、
注入パイプ用孔24を通過して、裏面32側から表面2
6側に移動することができる。また、裏当て金31に
は、ボルト28の雄ねじ部29に外装されるボルト孔部
30が設けられている。ボルト孔部30は、スリット状
(長円形)に形成され、ボルト28の雄ねじ部29が挿
通可能で、且つボルト28の頭部27が挿通不可能な大
きさになっている。さらに、裏当て金31の裏側には、
ボルト28の六角柱状に形成された頭部27の連続した
2側面に側方からそれぞれ当接可能な頭部回り止め部3
7、38が設けられている。また、裏当て金31の表側
には、ボルト孔部30の周縁部の一部に沿って設けら
れ、使用時には注入パイプ用孔24に嵌入可能な実質的
にC形状の位置決め突起部39が2箇所溶接固定されて
いる。
【0016】座金部材33は、角座金40の表側にワッ
シャ41を溶接したもので構成されている。なお、座金
部材33は、アイナット36に一体的に設けることも可
能であり、また、アイナット36を、注入パイプ用孔2
4に嵌入不可能な大きさに形成した場合には省略するこ
とも可能である。吊下げ補助金具25は、ボルト28の
雄ねじ部29に裏当て金31を挿通してから、雄ねじ部
29を短冊状壁材14の注入パイプ用孔24に裏面32
側から挿通し、注入パイプ用孔24から短冊状壁材14
の表面26側に突出したボルト28の雄ねじ部29に座
金部材33を外挿した後、アイナット36を螺合するこ
とによって、短冊状壁材14に締結固定することができ
る。吊下げ補助金具25を取外すときは、短冊状壁材1
4の表面26側からアイナット36を緩め、図6に示す
ように裏当て金31を傾斜させ注入パイプ用孔24を通
過させ、さらにボルト28も注入パイプ用孔24を通過
させ、短冊状壁材14の裏面32側から表面26側に移
動させることによって、確実に表面26側から取外すこ
とができる。なお、吊下げ補助金具25を短冊状壁材1
4に取付けるときも、表面26側のみから行うことが可
能である。この場合は、吊下げ補助金具25を取外すと
きの実質的に逆順に行うとよい。
【0017】次に、図1を参照して搬送車両11につい
て説明する。搬送車両11は、複数の短冊状壁材14を
搬送車両11の長手(移動)方向に並べて支持した状態
でトンネル18内を輸送可能で、一般に使用されるトラ
ックやトレーラ等を用いることができる。また、車輪を
旋回させ、車体の向きと位置を任意に変えることができ
る専用の重量物輸送車両を用いることによって、作業時
間の更なる短縮化を図ることも可能である。次に、図1
〜図3を参照して、作業架台13について説明する。作
業架台13は、搬送車両11の荷台12に固定された基
台部43と、基台部43上に立設する多段チューブ形の
複数の昇降ガイド44と、昇降ガイド44の上部に設け
られて昇降可能な昇降台部45とを備えている。作業架
台13の下部、すなわち基台部43と昇降台部45の間
には、アーチ状固定部17を昇降ガイド44に沿って昇
降可能な昇降手段の一例である油圧シリンダ42が設け
られている。油圧シリンダ42の基部は基台部43に固
定され、昇降するシリンダロッドの先部は、昇降台部4
5に取付けられている。
【0018】搬送車両11の一側部に設けられたフック
部材16は、搬送車両11の長手方向に沿って、短冊状
壁材14を掛止可能に設けられている。フック部材16
は、上方に開口して設けられた溝形の部材で、溝内に短
冊状壁材14の下端部15を嵌入させて掛止することが
できる。次いで、作業架台13の上部に設けられたアー
チ状固定部17について説明する。アーチ状固定部17
は、歩道側(一側)の作業架台13の上部に搬送車両1
1の長手方向に沿って複数設けられた高さの低い手摺部
材55と、作業架台13の上部の前後(長手方向両側)
縁部の中央線59側(他側)に設けられた高さの高い手
摺部材56と、作業架台13の上部の前後縁部の歩道側
に配置され、上端部が手摺部材55、56のそれぞれの
上端部を結ぶように傾斜した手摺部材57を有してい
る。また、前後の手摺り部材56、57には、複数本の
ガイドパイプ58が架け渡して設けられている。また、
作業架台13の上部には、図1に二点鎖線で示すよう
に、搬送車両11の中央線59側に突出可能な拡張台部
46の外側フレーム50及び台部フレーム48が折り畳
まれた状態で設けられている。
【0019】ここで、図2、図3を参照して、拡張台部
46の構成について詳しく説明する。拡張台部46は、
作業架台13の上部に配置された昇降台部45の中央線
59側の端部に鉛直軸回りに水平方向に回動可能(図2
の矢印)に設けられ、折畳み時には、搬送車両11の長
手方向に沿って配置され、組立て時には、中央線59側
に突出して固定される複数の台部フレーム48と、各台
部フレーム48の先端部に水平軸回りに垂直方向に回動
可能(図3の矢印)に設けられ、折畳み時には、各台部
フレーム48にそれぞれ重合して配置され、組立て時に
は上方に突出して固定される外側フレーム50とを有し
ている。拡張台部46を組立てるとき、各台部フレーム
48及び各外側フレーム50は、補強部材51によって
接続され、さらに各台部フレーム48の間には、作業床
52が取付けられる。また、拡張台部46の前後の縁部
には、手摺部材63が取付けられる。
【0020】また、外側フレーム50の外側、台部フレ
ーム48の下側、及び中央線59側の昇降ガイド44の
外側には、屈曲した防護板54が設けられ、作業架台1
3上から他の車線53への部材の落下や、作業時に発生
する粉塵の飛散等を防止している。次いで、作業架台1
3に設けられた進退手段の一例である油圧シリンダ60
及び補助支持部材の一例であるチェーンブロック61に
ついて説明する。油圧シリンダ60は、歩道側に配置さ
れた複数の昇降ガイド44の中間部に垂直方向に回動可
能にそれぞれ支持されており、未使用時には、先端部を
下方に向けて昇降ガイド44に重合して収納され、使用
時には、それぞれ歩道側に長手方向を水平にして固定さ
れ、シリンダロッドを長手方向に突出可能に設けられて
いる。油圧シリンダ60によって、短冊状壁材14の下
部を歩道側に押圧して、トンネル18の内壁に近接させ
ることができる。作業架台13の歩道側には、短冊状壁
材14を吊下げ支持するチェーンブロック61が、歩道
側に突出して設けられた吊下げ用棒材62の先部と、短
冊状壁材14の下部を連結して設けられている。なお、
チェーンブロック61の代わりにワイヤロープ等を用い
ることもできる。
【0021】次いで、補修装置10及び吊下げ補助金具
25を用いたトンネルの内壁の補修工法の手順について
説明する。 (車両移送工程)搬送車両11は、例えば、工場からト
ンネル18の近傍に設けられた作業場まで一般道路を走
行して移動することができる。このとき、搬送車両11
には作業架台13を取付けておくが、図1に2点鎖線で
示すように、作業架台13の昇降台部45を下降させ、
且つ拡張台部46を折畳んだ状態にしてから移動させ
る。また、アーチ状固定部17を構成する手摺部材55
〜57及びガイドパイプ58は取外した状態で移送する
が、搬送車両11の全高が、所定の基準値より小さくな
る場合には、予め取付けておいてもよい。短冊状壁材1
4を構成する鋼板19、20及び補強鋼板21は、他の
輸送車両を用いて必要な数だけ作業場に運搬する。
【0022】(短冊状壁材製造工程)複数の鋼板19、
20及び補強鋼板21を溶接し、短冊状壁材14を製造
する。鋼板19、20の曲げ加工は、輸送前に行ってお
いてもよく、また、作業場で行うこともできる。短冊状
壁材14は、トンネル18の内壁の周方向の長さの半分
以上の長さ、すなわち、半分の長さより拡張台部46の
周方向長さ分だけ長く形成する。各短冊状壁材14に多
数形成されている注入パイプ用孔24のうちの所定位置
には、吊下げ補助金具25を取付けておく。 (作業架台組立て工程)搬送車両11の中央線59側に
トンネル18内の中央線59を越えて突出可能な台部フ
レーム48及び外側フレーム50を組立て、ガイドパイ
プ58を取付ける。また、作業架台13上には、アーチ
状固定部17を組み立てて固定し、拡張台部46を組立
てる。さらに、防護板54も取付けておく。 (第1工程)前記短冊状壁材製造工程によって製造され
た短冊状壁材14の上部を、図示しないクレーン等で支
持して持ち上げ、昇降可能な作業架台13の上部に設け
られたアーチ状固定部17上に降ろし、図1に示すよう
に短冊状壁材14に取付けられた吊下げ補助金具25
と、アーチ状固定部17のガイドパイプ58とをワイヤ
ロープ34を用いて固定する。このとき、短冊状壁材1
4の下端部15は、搬送車両11のフック部材16に掛
止して支持させる。同様の手順によって複数の短冊状壁
材14を、トンネル18の長手方向に沿ってアーチ状固
定部17に並べて取付ける。そして、短冊状壁材14の
下部と作業架台13をチェーンブロック61で連結し、
さらに、昇降ガイド44に設けられた油圧シリンダ60
を水平にして固定する。
【0023】(第2工程)複数の短冊状壁材14を搭載
した搬送車両11を作業架台13を下降させた状態で運
転してトンネル18内の所定位置に進入させる。このと
き、短冊状壁材14の上部位置は、図1に二点鎖線で示
すように、トンネル18の内壁との間に大きな隙間を形
成している。従って、移動中に短冊状壁材14がトンネ
ル18に接触することを防止しながら迅速に移動するこ
とができる。次に、油圧シリンダ42を作動させて作業
架台13を上昇させる。本実施の形態においては、短冊
状壁材14のトンネル18に対する周方向の取付け基準
位置を短冊状壁材14の下端部15にしている。従っ
て、作業架台13を上昇させるときには、短冊状壁材1
4の上部を固定しているワイヤロープ34と下部を固定
しているチェーンブロック61を徐々に緩めて短冊状壁
材14をアーチ状固定部17に沿って歩道側に摺動移動
させながら、短冊状壁材14の上部をトンネル18の内
壁の上部に近接させる。そして、ワイヤロープ34及び
チェーンブロック61を用いて短冊状壁材14を周方向
のいずれか一方に引張って位置を調整し、短冊状壁材1
4の上部をそれぞれトンネル18の内壁に図示しないア
ンカー部材を用いて固定する。
【0024】次に、昇降ガイド44に設けられた油圧シ
リンダ60を作動させて短冊状壁材14の下部を歩道側
(一側方)に押圧してトンネル18の内壁に近接させ、
短冊状壁材14の中間部及び下部を順次トンネル18の
内壁にアンカー部材を用いて固定する。隣接する短冊状
壁材14は、それぞれの端部を当接させておくだけでよ
いが、溶接固定することも可能である。短冊状壁材14
を固定した後は、吊下げ補助金具25を緩めて短冊状壁
材14の半径方向内側から取外す。そして、吊下げ補助
金具25が締結されていた注入パイプ用孔24に図示し
ない注入パイプを取付け、モルタル等の補強材を注入し
てトンネル18の内壁の補強を行うことができる。この
ような手順によって、トンネル18の内壁の補強を簡単
且つ迅速に行うことができる。
【0025】トンネル18の内壁の広い範囲を補強する
ときには、搬送車両11を作業場に戻し、同様の手順で
短冊状壁材14を再度搬送する。また、反対車線側のト
ンネル18の内壁の補強を行うときには、搬送車両11
の移動方向を逆にして搬送することができ、また、移動
方向を逆にしない場合には、作業架台13とフック部材
16を搬送車両11の荷台12に対して左右逆に取付け
ることによって、同様の手順で作業を行うことができ
る。トンネル18内を通過する道路は、短冊状壁材14
を搬送車両11によって取付け位置まで輸送し、作業架
台13を上昇させるまでは、全面通行止めにする必要が
あるが、作業架台13を上昇させた後、搬送車両11を
配置した車線とは異なる他の車線53は通常通り一般車
両を走行させることができる。以上、本発明に係る実施
の形態について説明してきたが、本発明は、前記実施の
形態に限定されるものではなく、例えば、前記実施の形
態では、短冊状壁材14の取付け基準位置を下端部にし
た場合について説明したが、上端部を基準にすることも
可能である。作業架台13を上昇させるときにワイヤロ
ープ34を緩める必要がなくなるので、作業を迅速に行
うことができる。また、この場合にフック部材16を作
業架台13の昇降台部45に取付けておくと、短冊状壁
材14の下部も作業架台13と一体的に昇降させること
ができるので、安定性を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び2記載のトンネルの内壁の
補修工法においては、第1工程で、短冊状壁材を、アー
チ状固定部に上部が支持されると共に下端部を搬送車両
の一側部に掛止させて支持するので、輸送中に揺動する
ことを防止して安全性を向上させることができる。ま
た、第2工程では、作業架台を下降させた状態でトンネ
ル内に進入するので、短冊状壁材がトンネルの内壁に接
触することを防止しながら迅速に移動することができ
る。かかる構成によって、多数の短冊状壁材をトンネル
の内壁に短時間で効率よく取付けることができ、その後
のモルタル圧入等の作業を迅速に行い、補修工期を大幅
に短縮することができる。特に、請求項2記載のトンネ
ルの内壁の補修工法においては、搬送車両の他側に拡張
台部を設けるので、他の車線の車両の走行を妨げること
なく、他の車線の上方位置にあるトンネルの内壁に短冊
状壁材を取付けることが可能になる。また、短冊状壁材
をワイヤロープで支持しているので、トンネルの内壁の
周方向位置をワイヤロープで調整することができ、ま
た、短冊状壁材のトンネルの長手方向の位置は搬送車両
を前進又は後退させることによって調整できるので、大
型の短冊状壁材の取付けを迅速に行うことができる。
【0027】請求項3記載のトンネルの内壁の補修装置
においては、作業架台に、昇降手段と、進退手段を設け
ているので、短冊状壁材の上部と下部をそれぞれ簡単に
トンネルの内壁に近接させることができ、短冊状壁材の
トンネルの内壁への固定を、容易且つ迅速に行うことが
できる。また、拡張台部が設けられているので、他の車
線の車両の走行を妨げることなく、他の車線の上方位置
のトンネルの内壁の補修作業を行うことができる。請求
項4記載の吊下げ補助金具は、縦方向全長さが金属板の
貫通孔の直径より長く、幅方向全長さが貫通孔の直径よ
り短い裏当て金を有しているので、ボルト及びナット部
材によって締結固定を行う吊下げ補助金具を表側のみか
ら取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトンネルの内壁の
補修装置の使用状態を示す正断面図である。
【図2】同トンネルの内壁の補修装置の作業架台及び拡
張台部の平断面図である。
【図3】同トンネルの内壁の補修装置の作業架台及び拡
張台部の正断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る吊下げ補助金具の
締結状態を示す正断面図である。
【図5】同吊下げ補助金具の裏当て金の平断面図であ
る。
【図6】同吊下げ補助金具の取外し時の状態を示す正断
面図である。
【図7】トンネルの内壁に取付けられる短冊状壁材の展
開図である。
【符号の説明】
10:補修装置、11:搬送車両、12:荷台、13:
作業架台、14:短冊状壁材、15:下端部、16:フ
ック部材、17:アーチ状固定部、18:トンネル、1
9、20:鋼板(金属板)、21:補強鋼板、23:ア
ンカーボルト孔、24:注入パイプ用孔(貫通孔)、2
5:吊下げ補助金具、26:表面、27:頭部、28:
ボルト、29:雄ねじ部、30:ボルト孔部、31:裏
当て金、32:裏面、33:座金部材、34:ワイヤロ
ープ、35:掛止部、36:アイナット(ナット部
材)、37、38:頭部回り止め部、39:位置決め突
起部、40:角座金、41:ワッシャ、42:油圧シリ
ンダ(昇降手段)、43:基台部、44:昇降ガイド、
45:昇降台部、46:拡張台部、48:台部フレー
ム、50:外側フレーム、51:補強部材、52:作業
床、53:他の車線、54:防護板、55〜57:手摺
部材、58:ガイドパイプ、59:中央線、60:油圧
シリンダ(進退手段)、61:チェーンブロック(補助
支持部材)、62:吊下げ用棒材、63:手摺部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 誠司 福岡県飯塚市下三緒35−359 Fターム(参考) 2D055 CA04 GB11 GC02 LA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め用意された複数の短冊状壁材の上部
    を、搬送車両に設けられた昇降可能な作業架台のアーチ
    状固定部にトンネルの長手方向に沿って並べて取付ける
    と共に、前記短冊状壁材の下端部を前記搬送車両の一側
    にそれぞれ掛止させて支持する第1工程と、複数の前記
    短冊状壁材を搭載した前記搬送車両を、前記作業架台を
    下降させた状態で前記トンネル内の所定位置に進入さ
    せ、前記作業架台を上昇させて前記短冊状壁材をそれぞ
    れ前記トンネルの内壁にアンカー部材を用いて固定する
    第2工程とを有することを特徴とするトンネルの内壁の
    補修工法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネルの内壁の補修工
    法において、前記作業架台は、前記搬送車両の他側に前
    記トンネル内の中央線を越えて突出可能な拡張台部を備
    え、前記短冊状壁材は、前記トンネルの内壁の周方向の
    長さの半分以上の長さを有して、前記作業架台に周方向
    位置を調整可能なワイヤロープを介して支持することを
    特徴とするトンネルの内壁の補修工法。
  3. 【請求項3】 複数の短冊状壁材を支持してトンネル内
    を輸送可能な搬送車両と、該搬送車両に設けられた作業
    架台と、該作業架台の上部に設けられ、複数の前記短冊
    状壁材の上部を支持するアーチ状固定部と、前記作業架
    台の一側に設けられ、前記短冊状壁材の下部を一側に押
    圧して前記トンネルの内壁に近接させる進退手段と、前
    記作業架台に設けられ、前記搬送車両の他側に突出可能
    な拡張台部と、前記作業架台の下部に設けられ、前記短
    冊状壁材を上昇させて該短冊状壁材の上部を前記トンネ
    ルの内壁に近接させる昇降手段と、前記作業架台に設け
    られ、前記短冊状壁材の下部を吊下げ支持する補助支持
    部材と、前記搬送車両の一側部に設けられて前記短冊状
    壁材の下端部をそれぞれ掛止するフック部材とを有し、
    複数の前記短冊状壁材を前記トンネルの内壁に近接させ
    てそれぞれ取付けることを特徴とするトンネルの内壁の
    補修装置。
  4. 【請求項4】 重量の大きい金属板の所定位置に設けら
    れて該金属板を支持し、該金属板の表側から取外し可能
    な吊下げ補助金具であって、前記金属板の所定位置に形
    成された貫通孔をその頭部が挿通可能なボルトと、縦方
    向全長さが前記貫通孔の直径より長く、幅方向全長さが
    前記貫通孔の直径より短く、使用にあっては前記金属板
    の裏側に配置され、前記ボルトの雄ねじ部が挿通可能で
    該ボルトの頭部が挿通不可能な長円形のボルト孔部を備
    え、更に裏側には挿通した前記ボルトの頭部回り止め部
    が設けられた裏当て金と、使用にあっては前記金属板の
    表側に配置され、前記ボルトに外嵌して用いられ、前記
    貫通孔に被さる座金部材と、ワイヤロープを固定可能な
    掛止部を備え、前記金属板の表側から前記ボルトに螺合
    可能なナット部材とを有することを特徴とする吊下げ補
    助金具。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117129A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Takenaka Doboku Co Ltd トンネルの補修・補強装置
KR200461507Y1 (ko) 2012-02-02 2012-07-19 평산에스아이 주식회사 파형강판을 이용한 이동식 대차
JP2016017274A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 日本ヴィクトリック株式会社 構造物用伸縮継手及び可撓セグメント
CN109209440A (zh) * 2018-10-31 2019-01-15 中建隧道建设有限公司 大跨径隧道拱顶沉降处理方法
CN114046157A (zh) * 2022-01-12 2022-02-15 北京科技大学 一种下向水平进路充填法大跨度假顶结构及构筑方法
IT202100014114A1 (it) 2021-05-28 2022-11-28 Luciano Baccelliere Macchina operatrice per l'esecuzione di opere di manutenzione e/o ripristino all'interno di gallerie a supporto oleodinamico

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