JP2002295096A - 車両用ドアラッチ操作装置 - Google Patents

車両用ドアラッチ操作装置

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JP2002295096A JP2001094397A JP2001094397A JP2002295096A JP 2002295096 A JP2002295096 A JP 2002295096A JP 2001094397 A JP2001094397 A JP 2001094397A JP 2001094397 A JP2001094397 A JP 2001094397A JP 2002295096 A JP2002295096 A JP 2002295096A
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甲次 青木
Takaya Goyama
隆弥 合山
Kazuyoshi Mori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的暗号操作部材の操作で機械的操作部材
とラッチ機構とを連係させることができるようにする。 【解決手段】 ラッチ機構3に連係されたリフトレバー
4と、機械的操作部材15に連係されたインサイドレバ
ー83と、リフトレバー4とインサイドレバー83との
間に設けられ機械的操作部材15及び機械的照合操作部
材14に連係されると共にリフトレバー4と係合するよ
う移動自在且つインサイドレバー83と連係及び連係解
除するよう回動自在なオープンリンク81と、81オー
プンリンクを移動自在且つ回動自在に案内する案内機構
53b、53c、81fとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ボデーに対し
て開閉自在な車両ドアを車両ボデーに対して閉状態で保
持するラッチ状態及び車両ドアを前記車両ボデーに対し
て開可能状態とするアンラッチ状態となるラッチ機構を
ラッチ状態からアンラッチ状態へと操作する車両用ドア
ラッチ操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアラッチ操作装
置としては、特開2000−54708号公報及び特開
2000−345752号公報に示されるものが知られ
ている。
【0003】前者の従来装置は、車両ボデーに対して開
閉自在な車両ドアに設けられ車両ドアを車両ボデーに対
して閉状態で保持するラッチ状態及び車両ドアを前記車
両ボデーに対して開可能状態とするアンラッチ状態とな
るラッチ機構と、ラッチ機構をラッチ状態からアンラッ
チ状態へと作動させる電気的駆動機構と、車両室内に設
けられラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと
作動させる機械的操作部材と、車両室外に設けられラッ
チ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと作動させる
機械的照合操作部材とを有するものである。
【0004】後者の従来装置は、車両ボデーに対して開
閉自在な車両ドアに設けられ車両ドアを車両ボデーに対
して閉状態で保持するラッチ状態及び車両ドアを前記車
両ボデーに対して開可能状態とするアンラッチ状態とな
るラッチ機構と、ラッチ機構をラッチ状態からアンラッ
チ状態へと作動させる電気的駆動機構と、車両室内に設
けられラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと
作動させる機械的操作部材とを有するものである。
【0005】又、後者の従来装置では、機械的操作部材
とラッチ機構との間に電気的駆動機構に連係された係脱
機構を配設している。そして、電気的駆動機構の駆動に
よる係脱機構の作動により、機械的操作部材とラッチ機
構とが連係されたアンセット状態及び機械的操作部材と
ラッチ機構との連係が解除されたセット状態を成してい
る。これにより、機械的操作部材が不当に操作されてラ
ッチ機構がアンラッチ状態に作動することがないように
して、車両の盗難防止性を向上させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した前者
の従来装置の機械的操作部材とラッチ機構との間に後者
の従来装置の係脱機構を配設した場合であると、機械的
操作部材とラッチ機構との連係が解除されセット状態で
電気的駆動機構が故障した場合、機械的暗号操作部材の
操作でラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと
作動させることができるが、切換機構をセット状態から
アンセット状態へと作動させることはできない。このた
め、乗員が機械的暗号操作部材を操作して車両ドアを開
状態とし、車室内に乗車して車両ドアを閉状態とした
際、係脱機構により機械的操作部材とラッチ機構との連
係が解除されたままであることから、乗員が車室内から
下車しようとしても、車室内から車両ドアを開状態とす
ることができなくなってしまう。
【0007】故に、本発明は、機械的暗号操作部材の操
作で機械的操作部材とラッチ機構とを連係させることが
できるようにすることを、その技術的課題とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ラッチ機
構に連係されたリフトレバーと、機械的操作部材に連係
されたインサイドレバーと、前記リフトレバーと前記イ
ンサイドレバーとの間に設けられ前記機械的操作部材及
び前記機械的照合操作部材に連係されると共に前記リフ
トレバーと係合するよう移動自在且つ前記インサイドレ
バーと連係及び連係解除するよう回動自在なオープンリ
ンクと、前記オープンリンクを移動自在且つ回動自在に
案内する案内機構とを有したことである。
【0009】この技術的手段によれば、機械的照合操作
部材を操作すると案内機構によりオープンリンクが移動
しながら回動する。これにより、オープンリンクの移動
によりラッチ機構を作動させながら、オープンリンクの
回動によりインサイドレバーとオープンリンクとを連係
解除状態から連係状態へと復帰させる。よって、機械的
照合操作部材の操作で機械的操作部材とラッチ機構とを
連係させ得る。
【0010】より好ましくは、前記オープンリンクを移
動自在且つ回動自在に支持するベース部材を有し、前記
案内機構は、前記ベース部材に形成され前記オープンリ
ンクの移動及び回動を許容する異形案内部と、前記オー
プンリンクの一端に設けられ前記異形案内部に案内され
る案内ピンとを有して構成され、前記オープンリンク
は、前記一端で前記機械的照合操作部材に連係され且つ
他端で前記インサイドレバーと連係及び連係解除し、前
記機械的暗号操作部材の操作で前記案内ピンが前記異形
案内部に案内されて前記オープンリンクが移動及び回動
する、と良い。
【0011】より好ましくは、前記ラッチ機構をラッチ
状態からアンラッチ状態へと作動させる電気的駆動機構
と、前記リフトレバー及び前記電気的駆動機構に連係さ
れたオープンレバーとを有する、と良い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、車両ボデ
ー11に開閉自在に支持される車両ドア1には、車両ボ
デー11に保持されるストライカ2(図5示)と係脱し
て車両ドア11を閉状態で保持するラッチ機構3が設け
られている。
【0013】図5に示されるように、ラッチ機構3は、
ストライカ2と係脱するラッチ31及びラッチ31と係
脱するポール32とを有して構成されている。ラッチ3
1及びポール32は、これらを収容する樹脂製のボディ
33に、支持ピン31a、32aにより回転自在に支持
されている。ポール32は、ラッチ31と係合すること
でラッチ31の回動を規制し、ラッチ機構3は、ラッチ
31とストライカ2とが係合した状態でラッチ31がポ
ール32と係合することで、車両ドア1を車両ボデーに
対して閉状態で保持するラッチ状態(図5示)となり、
ポール32が図5示反時計方向に回転して、ポール32
がラッチ31に対して係合解除されることで車両ドア1
を車両ボデーに対して開可能とするアンラッチ状態とな
る。ラッチ機構3のアンラッチ状態では、ストライカ2
は、ラッチ3から係合解除でき、これにより、乗員が車
両ドア1の室内外面に設けられたアシストグリップ1
2、13(図1示)をもって車両ドア1を開操作するこ
とで、車両ドア1を開状態とすることができる。
【0014】ポール32の支持ピン32aは、ポール3
2に一体回転するよう固着され、ボディ31を貫通して
その先端が外方に延在している。支持ピン32の先端に
は、リフトレバー4がその一端で支持ピン32aを介し
てポール32と一体に回転するよう固着されている。こ
のリフトレバー4の他端の回転方向とは略直交する面に
は、フランジ壁41が形成されており、このフランジ壁
41には、第1係合片部41a及び第2係合片部41b
が形成されている。第1係合片部41aは、第2係合片
部41bとリフトレバー4の回転中心である支持ピン3
2aとの間に位置し、第2係合片部41bより支持ピン
32aに近接している。
【0015】図2ないし図4に示されるように、ラッチ
機構3は、樹脂製のハウジング5に取り付けられてい
る。ハウジング5は、皿状の支持部分51及び支持部分
51と略直交しカバー53と共働して内部に収容空間を
備える収容部分52からなるL字状を呈するものであ
る。そして、支持部分51にラッチ機構3のボディ33
が、ボディ33に固定されたベースプレート34を介し
てビス止めされ、これにより、リフトレバー4が支持部
分51で覆われるようにラッチ機構3をハウジング5に
支持している。又、収容部分52内には、リリースアク
チュエータ6が収容されている。尚、ボディ33の支持
部分51への支持は、ビス止め以外に、それぞれに形成
された係止爪と係止孔との係止によって行なわれるよう
にしても良い。
【0016】リリースアクチュエータ6は、電気的駆動
機構7とレバー機構8を備えている。電気的駆動機構7
は、駆動源となる電動モータ71、ホールギヤ72を主
として構成されており、レバー機構8は、オープンリン
ク81、キーレバー82及びインサイドレバー83及び
オープンレバー84を主として構成されている。
【0017】ホイールギヤ72は、ピン72aによりハ
ウジング5に回転自在に支持されている。電動モータ7
1の出力軸71aには、ホイールギヤ72と噛合するウ
ォームギヤ73が一体回転するよう固着されており、こ
れにより、ホイールギヤ72は、電動モータ71の駆動
で減速されて回転する。又、ホイールギヤ72には、係
合突部72b(図6示)が形成されている。尚、電動モ
ータ71は、ハウジング5内に配設されたCPU(図示
せず)を備えるコントローラ9を介してコントローラ9
の給電コネクタ部91から給電され、アシストグリップ
12、13に付設され且つコントローラ9のCPUにハ
ーネス12b、13bによって電気的に接続された開ス
イッチ12a、13aを乗員が操作することで駆動する
(図1示)。又、コントローラ9のCPUは、開スイッ
チ12a、13aの操作による電動モータ71の駆動を
禁止する車両ドア1の施錠状態及び前述した開スイッチ
12a、13aの操作による電動モータ71の駆動を許
可する解錠状態を設定するようになっている。この車両
ドア1の施錠状態及び解錠状態の設定操作は、乗員が車
両ドア1の室内面に設けられたロックスイッチや乗員が
携帯する車両のイグニッションキーに設けられた遠隔ロ
ックスイッチを操作したり、乗員が携帯する車両のイグ
ニッションキーとの間で暗号を照合したりする等、様々
な方法で行われる。
【0018】オープンレバー84は、ピン84aにより
ハウジング5に回動自在に支持されている。オープンレ
バー84の一端には、ホイールギヤ72の係合突部72
bと対向配置された係合突起84bが形成されており、
他端には、リフトレバー4の第1係合片部41aと対向
配置された係合爪部84cが形成されている。
【0019】このような構成において、係合突起84b
は、ホイールギヤ72の係合突部72bと係合可能で、
これにより、オープンレバー84は、ホイールギヤ72
に連係されている。そして、オープンレバー84は、ホ
イールギヤ72が図2示反時計方向に回転してホイール
ギヤ72の係合突部72bが係合突起84bと係合する
ことで、図2示反時計方向に回動する。又、係合爪部8
4cは、第1係合片部41aと係合可能で、これによ
り、オープンレバー84は、リフトレバー4に連係され
ている。そして、リフトレバー4は、オープンレバー8
4が図2示時計方向に回転して係合爪部84cが第1係
合片部41aと係合することで、図5示反時計方向に回
転して、ポール32をラッチ31に対して係合解除させ
る。
【0020】又、ハウジング5とオープンレバー84と
の間には、ピン84a周りに支持されたスプリング85
が配設されており、オープンレバー84は、図2示反時
計方向に回動することでスプリング85を撓ませ、又、
このスプリング85の付勢力により初期位置(図2示)
に復帰するようになっている。
【0021】キーレバー82は、その一端に形成された
ボス部82aでハウジング5に回動自在に支持されてい
る。ボス部82aは、その端面がカバー53を貫通して
ハウジング5外に露出しており、この端面に形成された
十字連結溝82bで車両ドア1の室外面にアシストグリ
ップ13と併設されたキーシリンダ14(図1示)に連
結ロッド(図示せず)を介して連結されている。キーレ
バー82は、乗員が携帯する車両のイグニッションキー
等の専用のキーでキーシリンダ14を操作することで、
図2示時計方向に回動する。キーレバー82は、その他
端に係合腕部分82cを形成している。
【0022】インサイドレバー83は、ハウジング5外
に配置されカバー53にピン83aにより回動自在に支
持されており、車両ドア1の室内面にアシストグリップ
12と併設されたインサイドハンドル15にケーブル1
5aを介して連結されている。インサイドレバー83
は、乗員がインサイドハンドル15を操作することで、
図3示反時計方向に回動する。又、インサイドレバー8
3には、フランジ壁83bが形成されている。
【0023】オープンリンク81は、長尺状のもので、
長手方向が車両上下方向(図2示上下方向)となるよう
に、ハウジング5にピン81a及び長穴81bによって
移動自在に支持されている。長穴81bは、オープンリ
ンク81の長手方向に延びてオープンリンク81に形成
されており、ピン81aは、ハウジング5に設けられ、
長穴81bに挿通されている。オープンリンク81は、
ピン81aを長穴81b内で長穴81aに沿って摺動さ
せながら、その長手方向に移動し、ピン81aを中心と
して回動する。オープンリンク81の下端には、リフト
レバー4の第2係合片部41bと対向配置された係合爪
部81cが形成されており、上端には、キーレバー82
の係合腕部82cと対向配置された係合ピン部81d
(図6示)が形成されている。又、オープンリンク81
の下端には、カバー53を貫通してハウジング5外に延
在し、インサイドレバー83のフランジ壁83bと対向
配置された係合ピン部81eが形成されている。カバー
53には、インサイドレバー83の回動中心であるピン
83aを中心とした円弧形状の長穴53a及びキーレバ
ー82の回動中心であるボス部82aを中心とした円弧
形状の長溝53bが形成されており、係合ピン部81e
は、長穴53aに挿通されてハウジング5外に延在して
いる。又、オープンリンク81の上端には、長溝53b
に嵌入されて案内される案内ピン81fが形成されてい
る。
【0024】このような構成において、係合ピン部81
dは、キーレバー82の係合腕部82cと、係合ピン部
81eは、長穴53aに挿通されている状態でインサイ
ドレバー83のフランジ壁83bとそれぞれ係合可能
で、これにより、オープンリンク81は、キーレバー8
2及びインサイドレバー83に連係されている(レバー
機構8のアンセット状態)。そして、オープンリンク8
1は、インサイドレバー83が図3示反時計方向に回転
してインサイドレバー83のフランジ壁83bが係合ピ
ン部81eと係合する、又は、キーレバー82が図2示
時計方向に回転してキーレバー82の係合腕部82cが
係合ピン部81dと係合することで、図2示上方に長穴
53a、81b及び長溝53bに沿って移動する。又、
係合爪部81cは、リフトレバー4の第2係合片部41
bと係合可能で、これにより、オープンリンク81は、
リフトレバー4に連係されている。そして、リフトレバ
ー4は、オープンリンク81が図2示上方に移動して係
合爪部81cが第2係合片部41bと係合することで、
図5示反時計方向に回転して、ポール32をラッチ31
に対して係合解除させる。
【0025】又、ハウジング5とオープンリンク81と
の間には、スプリング86が配設されており、オープン
レバー81は、図2示上方に移動することでスプリング
86を撓ませ、又、このスプリング86の付勢力により
初期位置(図2示)に復帰するようになっている。
【0026】カバー53には、長穴53aの下から連続
し長穴53aとは異なる形状の長穴53d及び長溝53
bの下端から連続する長溝53bとは異なる形状の長溝
53cが形成されている。オープンリンク81において
は、係合ピン部81eは、長穴53dにも挿通可能で、
案内ピン81fは、長溝53cにも嵌入可能となってい
る。これにより、オープンリンク81は、係合ピン部8
1eが長穴53dに挿通され且つ案内ピン81fが長溝
53cに嵌入されることで、ピン81aを中心として回
動するようになっている。
【0027】このような構成において、オープンリンク
81を長穴53d及び長溝53cに沿ってピン81aを
中心に図2示時計方向に回動させることで、係合ピン部
53dがインサイドレバー83のフランジ壁53bから
外れ、インサイドレバー83とオープンリンク81とが
連係解除される(レバー機構8のセット状態)。尚、こ
のオープンリンク81の回動は、電動モータ71若しく
は電動モータ71とは異なる電動モータ等の電気的駆動
源の駆動によって行われる。
【0028】次に作動について説明する。
【0029】図6及び図7では、オープンレバー84及
びオープンリンク81の初期位置にあって、レバー機構
8は、アンセット状態にあって、インサイドレバー83
のフランジ壁83aとオープンリンク81の係合ピン部
81eとが係合可能に対向している。又、ラッチ機構3
は、図5に示すように、車両ドア1を車両ボデー11に
対して閉状態で保持したラッチ状態となっている。
【0030】この状態において、車両ドア1がコントロ
ーラ9のCPUで解錠状態に設定されている時、開スイ
ッチ13a、13bのいずれかを操作して電動モータ7
1を駆動すると、ホイールギヤ72が図6示時計方向に
回転して係合突部72bと係合突起84bとの係合によ
りオープンレバー84が図6示時計方向に回動する。こ
れにより、図8に示すように、係合爪部84cが係合片
部41aに係合してリフトレバー4が図8示反時計方向
に回転する。この結果、ポール32が図5示反時計方向
に回転してラッチ31との係合が解除され、ラッチ機構
3がアンラッチ状態となり、車両ドア1が開可能とな
る。尚、車両ドア1がコントローラ9のCPUで施錠状
態に設定されている時には、開スイッチ13a、13b
を操作しても電動モータ71は駆動されず、ラッチ機構
3はアンラッチ状態とならない。
【0031】インサイドハンドル15を操作してインサ
イドレバー83を図7示反時計方向に回転させると、係
合ピン部81eとフランジ壁83bとの係合により、オ
ープンリンク81が係合ピン部81eを長穴53a内
を、案内ピン81fが長溝53b内をそれぞれ移動させ
ながら図7示上方向に移動する。これにより、図9に示
すように、係合爪部81cが係合片部41bと係合して
リフトレバー4が図9示反時計方向に回転する。この結
果、ポール32が図5示反時計方向に回転してラッチ3
1との係合が解除され、ラッチ機構3がアンラッチ状態
となり、車両ドア1が開可能となる。これにより、車両
ドア1がコントローラ9のCPUによって施錠状態及び
解錠状態のいずれに設定されているかに係わらず、ラッ
チ機構3をアンラッチ状態とさせることができ、よっ
て、コントローラ9の故障等で電動モータ71が作動し
なくなったり車両ドア1を施錠状態から解錠状態に設定
できなくなったとしても、車両ドア1を開可能として乗
員が車室内に閉じ込められる等の不具合を防止し、乗員
の安全性を確保している。
【0032】キーシリンダ14を操作してキーレバー8
2を図7示反時計方向に回動させると、係合腕部82c
と係合ピン部81dとの係合により、オープンリンク8
1が、係合ピン部81eを長穴53a内で、案内ピン8
1fが長溝53b内でそれぞれ移動させながら図7示上
方向に移動する。これにより、図10に示すように、係
合爪部81cが係合片部41bと係合してリフトレバー
4が図10示反時計方向に回転する。この結果、ポール
32が図5示反時計方向に回転してラッチ31との係合
が解除され、ラッチ機構3がアンラッチ状態となり、車
両ドア1が開可能となる。これにより、車両ドア1がコ
ントローラ9のCPUによって施錠状態及び解錠状態の
いずれに設定されているかに係わらず、ラッチ機構3を
アンラッチ状態とせることができ、コントローラ9の故
障等で電動モータ71が作動しなくなったり車両ドア1
を施錠状態から解錠状態に設定できなくなったとして
も、車両ドア1を開可能としている。
【0033】電動モータ71等の駆動源の作動でオープ
ンリンク81を図7示反時計方向に回動させると、図1
1に示すように、係合ピン部81eが長穴53d内を、
案内ピン81fが長溝53c内を、それぞれ移動してフ
ランジ壁83bから外れたセット状態となる。この状態
において、インサイドハンドル15を操作してインサイ
ドレバー83を前述と同様に回動させても、図12に示
されるように、フランジ壁83bが係合ピン部81eに
対して空振し、オープンリンク81は、前述したように
上方向に移動しない。これにより、インサイドハンドル
15の操作でラッチ機構3がアンラッチ状態となること
はない。このように、レバー機構8のセット状態におい
ては、インサイドハンドル15が操作されてもラッチ機
構3がアンラッチ状態となることがない。よって、乗員
が車両ドア1を施錠状態に設定しようとした際に、レバ
ー機構8をセット状態とすることで、インサイドハンド
ル15の操作によりラッチ機構3がアンラッチ状態とな
るのを防止して、車両の盗難防止性を向上させている。
【0034】図11に示すレバー機構8のセット状態に
おいて、キーシリンダ14を操作してキーレバー82を
図11示反時計方向に回動させると、係合腕部82cが
係合ピン部81dと係合してオープンリンク81を図1
1示上方に移動させる。これにより、前述と同様に、係
合爪部81cが係合片部41bと係合してリフトレバー
4が図11示反時計方向に回転する。この結果、ポール
32が図5示反時計方向に回転してラッチ31との係合
が解除され、ラッチ機構3がアンラッチ状態となり、車
両ドア1が開可能となる。この時、オープンリンク81
は、図13に示されるように、案内ピン81fが長溝5
3cの壁によって案内されて長穴53b内へと移動させ
られることで、図13示時計方向に回動させられ、図7
に示されるアンセット状態に復帰させる。尚、このオー
プンレバー81の回動は、スプリング86の付勢力によ
っても成され、これにより、操作力の軽減が成される。
このように、レバー機構8がセット状態にあっても、キ
ーシリンダ14を操作することで、車両ドア1の施錠状
態及び解錠状態のいずれに設定されているかに係わら
ず、ラッチ機構3をアンラッチ状態とさせ、しかも、レ
バー機構8をアンセット状態とする。これにより、レバ
ー機構8をセット状態及びアンセット状態とさせる電動
モータ71等の駆動源に故障等の異常が発生して駆動源
が作動しなくなったとしても、キーシリンダ14の操作
でレバー機構8を確実にセット状態からアンセット状態
としつつラッチ機構3をアンラッチ状態させ、車両ドア
1を開可能として乗員が車室内に閉じ込められる等の不
具合を防止し、乗員の安全性を確保している。尚、キー
シリンダ14は、乗員が携帯するイグニッションキー等
の専用のキーによって操作されるので、乗員以外が操作
することは困難であり、車両の盗難防止性は確保され
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、機械的操作部材にイン
サイドレバーを介して連係され且つ機械的照合部材に連
係されたオープンリンクをリフトレバーと係合するよう
移動自在に且つインサイドレバーと連係及び連係解除す
るよう回動自在とし、案内機構により機械的照合部材の
操作でオープンリンクが回動されるようにしたので、機
械的暗号操作部材の操作で機械的操作部材とラッチ機構
とを連係させることができ、これにより、車両ドアを確
実に開状態とすることができ、乗員の安全性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置を搭載
した車両の斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のリリ
ースアクチュエータの正面図である。
【図3】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のリリ
ースアクチュエータの裏面図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のリリ
ースアクチュエータの側面図である。
【図5】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のラッ
チ機構の正面図である。
【図6】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレバ
ー機構の初期状態を示す正面図である。
【図7】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレバ
ー機構の初期状態を示す正面図である。
【図8】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレバ
ー機構の作動状態を示す正面図である。
【図9】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレバ
ー機構の作動状態を示す正面図である。
【図10】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレ
バー機構の作動状態を示す正面図である。
【図11】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレ
バー機構の作動状態を示す正面図である。
【図12】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレ
バー機構の作動状態を示す正面図である。
【図13】本発明に係る車両用ドアラッチ操作装置のレ
バー機構の作動状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 車両ドア 3 ラッチ機構 4 リフトレバー 7 電気的駆動機構 11 車両ボデー 14 キーシリンダ(機械的照合操作部材) 15 インサイドハンドル(機械的操作部材) 81 オープンリンク 83 インサイドレバー 53b 長溝(案内機構、異形案内部) 54c 長溝(案内機構、異形案内部) 81f 案内ピン(案内機構) 84 オープンレバー
フロントページの続き (72)発明者 青木 甲次 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 合山 隆弥 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 森 和良 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 JJ48 KK02 LL01 NN02 PP02 PP13 QQ03 QQ04 QQ10 RR13 RR34 RR43 SS09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボデーに対して開閉自在な車両ドア
    に設けられ該車両ドアを前記車両ボデーに対して閉状態
    で保持するラッチ状態及び前記車両ドアを前記車両ボデ
    ーに対して開可能状態とするアンラッチ状態となるラッ
    チ機構と、車両室内に設けられ前記ラッチ機構をラッチ
    状態からアンラッチ状態へと作動させる機械的操作部材
    と、車両室外に設けられ前記ラッチ機構をラッチ状態か
    らアンラッチ状態へと作動させる機械的照合操作部材と
    を有する車両用ドアラッチ操作装置において、前記ラッ
    チ機構に連係されたリフトレバーと、前記機械的操作部
    材に連係されたインサイドレバーと、前記リフトレバー
    と前記インサイドレバーとの間に設けられ前記機械的操
    作部材及び前記機械的照合操作部材に連係されると共に
    前記リフトレバーと係合するよう移動自在且つ前記イン
    サイドレバーと連係及び連係解除するよう回動自在なオ
    ープンリンクと、前記オープンリンクを移動自在且つ回
    動自在に案内する案内機構とを有する車両用ドアラッチ
    操作装置。
  2. 【請求項2】 前記オープンリンクを移動自在且つ回動
    自在に支持するベース部材を有し、前記案内機構は、前
    記ベース部材に形成され前記オープンリンクの移動及び
    回動を許容する異形案内部と、前記オープンリンクの一
    端に設けられ前記異形案内部に案内される案内ピンとを
    有して構成され、前記オープンリンクは、前記一端で前
    記機械的照合操作部材に連係され且つ他端で前記インサ
    イドレバーと連係及び連係解除し、前記機械的暗号操作
    部材の操作で前記案内ピンが前記異形案内部に案内され
    て前記オープンリンクが移動及び回動する、請求項1記
    載の車両用ドアラッチ操作装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ機構をラッチ状態からアンラ
    ッチ状態へと作動させる電気的駆動機構と、前記リフト
    レバー及び前記電気的駆動機構に連係されたオープンレ
    バーとを有する、請求項1又は2記載の車両用ドアラッ
    チ操作装置。
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