JP2002294656A - 生態系育成用コンクリート固化物 - Google Patents

生態系育成用コンクリート固化物

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JP2002294656A
JP2002294656A JP2001135578A JP2001135578A JP2002294656A JP 2002294656 A JP2002294656 A JP 2002294656A JP 2001135578 A JP2001135578 A JP 2001135578A JP 2001135578 A JP2001135578 A JP 2001135578A JP 2002294656 A JP2002294656 A JP 2002294656A
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biodegradable plastics
water
composite material
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JP2001135578A
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Konosuke Shiotani
浩之介 塩谷
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LIFE STAGE KIGYO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性プラスチックス単独、又はイオン交
換性物質、保水性物質或いは保水性物質の特性を生かし
て生態系改善に効果のあるコンクリート製品を提供す。 【解決の手段】 セメントと混和可能な生分解性プラス
チックスがバクテリア、菌類、アルカリ成分で分解する
ことを利用しコンクリート表面から内部に孔を形成せし
める。さらに 前もって生分解性プラスチックス単独
又は イオン交換性物質、保水性物質或いは保水性物質
を混和して固形化したものをコンクリート成型時に混練
し、コンクリート内部にを配置することにより効果を発
揮せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、コンクリート固
化物の表面から内部にかけて配置固結した生分解性プラ
スチックスの分解と共に空隙孔が形成されることを基本
する。さらに生分解性プラスチックスにイオン交換性物
質、吸着性物質、保水性物質等を混合後成型固化したも
のをコンクリート成型に際して添加使用することも可能
である。これらコンクリート固化物は使用中において内
部の生分解性プラスチックスのみが分解喪失することに
より空隙が生じ、それにより内部にイオン交換性物質、
吸着性物質、保水性物質等が残存する。このことからコ
ンクリート固化物に、永続的生態系育成機能に必要な有
害物質捕捉、保水性、吸着性の付与する技術である。
【0002】
【従来の技術】 従来、海洋における環境改善工事、河
川工事、各種護岸工事、法面工事等における土留擁壁
用、魚礁用、藻礁用或いは河川床用コンクリート固化物
等においては、自然環境保護及び景観改善に関する配慮
は極めて少なく作業性、物性面及びコスト面のみが重要
視されてきた。その結果、河川、湖沼、海洋、における
生態系破壊が進み極めて好ましくない状況になっている
ことはよく知られており問題視されていた。一般的にコ
ンクリート成型品は、型によりに成型されており表面は
平滑か、或いは目的により多少の凹凸をつける程度のも
のが殆どであった。その理由は、大量生産する目的から
型を使用しての製造が一般的であり、成型上表面から内
部にかけて孔状の独立空隙孔を形成することは困難能で
あった。
【0003】 その対策として、骨材の選択による疎水
性コンクリート或いはブロック、又、イオン交換性物
質、吸着性物質、保水性物質等を直接セメントに混合し
てコンクリート固化物とする方法等が取られているが、
これらのものは連続通水路を持ち、疎水性の調節が困難
であり生態系育成機能は不足していた。又コンクリート
固化物の表面に接着剤により保水性物質等を接着する方
法も提案されているが、公害のない接着剤の選定及び耐
久性の面で問題があった。
【0004】 一方、水中植物、陸上植物、苔類或いは
海藻類の定着、繁茂にとり、コンクリート固化物の表面
が凹凸か或いは孔の空ている状態が好ましいことは良く
知られており、特に水中では水中生物の住処となるよう
な大きな孔好ましいとされてきた。陸上部では特に保水
性のあるコンクリート製品が望まれており、又、陸上部
では、保水性があれば動植物への水補給及びコンクリー
トの温度上昇防止効果が発現出来ることも良く知られて
おり、植生改善の効果をあげる最も早い近道であった。
しかし、これまでの技術において、コンクリート固化物
内部に空洞孔を持ち、それによる保水性機能及びその内
部に水浄化機能或いはを持たせたコンクリート固化物は
存在せず、そのような技術も存在しなかった。
【0005】 従来、内部に空洞部を持つものとして、
軽量骨材或いは、合成樹脂発泡物等があり、コンクリー
ト固化物内部に分散する方法があったが、これらのもの
は内部に保水を容易にする孔を形成出来ず、通水性が殆
ど無く、コンクリート固化物の軽量化のみを目的とした
ものであった。
【0006】 又、荒い骨材の選択によるポーラスコン
クリート製品が存在するが、このものは空洞部分が連続
的であり疎水性には優れているが保水性を期待すること
は出来ず、雨水は直接地面に吸収される形式のものであ
り、陸上部での生態系育成環境改善の目的に使用するこ
とには余り適していなかった。
【0007】 従来のコンクリート製品の表面は保水性
がなく植物類繁殖の環境としては適しておらず生態系生
育が進まない。そのために景観は悪く環境改善が望まれ
ていた。その対策として、コンクリート表面を塗装する
かセメントを着色して成型したりすることが盛んに行わ
れていたが、本格的な植物生育環境を形成することと異
なり環境改善に効果のあるコンクリート製品が望まれて
いた。
【0008】 さらに、最近の河川、湖沼、海洋の汚染
は著しく、この原因は生活排水、農畜産排水、工業及び
鉱業排水等が河川、湖沼、海洋に流入していることによ
ることが多い。これらの排水には有害重金属類、有機
物、農薬、肥料、環境ホルモン等が大量に含まれている
ことも珍しくなく、従来のコンクリート製品において
は、これら環境汚染物、有害物質を捕捉し浄化する機能
を持ち合わせたコンクリート製品はなかった。
【0009】 コンクリート製品或いはブロックの表面
に植物類が繁茂することにより、昆虫類の住処が形成さ
れ、さらに植物連鎖としてそれを狙う動物類の環境が出
来上がることは良く知られている。この目的を達成可能
な安価な製造方法は無く、従来のコンクリート製品製造
方法を殆ど変えず、環境を汚染しないコンクリート固化
物製造方法の出現が望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、コンクリート製品の表面から内部にかけて
配置した生分解性プラスチックス部分が、自然界のバク
テリア類、菌類或いはアルカリ成分等の働きにより分解
し、コンクリート表面から内部にかけて目的に応じた孔
部を形成すること、或いはその内部にイオン交換性物
質、吸着性物質、保水性物質等を納置せしめることによ
る肥料分の吸着或いは保水により生態系育成に適する状
態に改善し、植物及び生物の生育環境を整えるとことで
ある。さらに有害物質の吸着により水の浄化を行い、環
境、植物、動物の生育に貢献する生態系育成用コンクリ
ート固化物を提供することにある。さらに詳しくは、本
発明は、土留擁壁工事、魚礁藻礁工事、護岸工事、住宅
関連環境材等、コンクリート製品の改質に適用すること
によって植物、昆虫及び動物の生育環境を整えることを
課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本発明の手段は、コン
クリート成型物を製造する際にその表面から内部にかけ
て生分解性プラスチックス或いはその複合材を骨材と共
にに混練し、コンクリートの表面から内部にかけて納置
することであって、後日その製品を使用して施工した場
合、その生分解性プラスチックス部分が土或いは水中の
バクテリア、菌、コンクリートのアルカリ成分等により
加水分解され、さらに分解物が外部に溶出するか肥料分
となることにより孔部を形成することを基本原理として
いる。さらに形成した孔部内部に、有害物質除去及び捕
捉材、保水材を残存させる方法としては、生分解性プラ
スチックスにイオン交換機能性物質、保水性物質或いは
吸着性物質一つ以上を混入し成型することにより、これ
らの物質の表面を生分解性プラスチックスにて覆った複
合材に成型し、この複合材をコンクリート成型物に使用
することによる。生分解性プラスチックス分解後に生じ
る孔内部には、容易に残存させうることが可能なことを
発見した。コンクリート成型物表面に形成された孔部
は、水性植物類、苔類の繁茂に効果があり、さらにイオ
ン交換機能性物質、保水性物質或いは吸着性物質の効果
により生育環境が整えられる。生分解性プラスチックス
の分解の速さは、成型物の形状により決まるが、塊状、
粒状、粉末等未発泡物でも発泡物でも使用可能である。
最終的には生分解性プラスチックス成分は完全に分解
し、主として水と炭酸ガスになり放出される。さらに、
コンクリート製品は、石灰成分を主成分としていること
から、極めて強い且つ持続的なアルカリ性をしめすこと
は、特に生分解性プラスチックスを分解することからこ
の目的に使用することには好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明の基本となる生分解性プ
ラスチックスを内部に納置したコンクリート製品の製造
方法は、セメント、骨材、AE剤、減水剤等を使用した
一般的配合に生分解性プラスチックス或いはその複合材
を加えたものであればよく、型枠による一般的製造方法
で可能である。図1は、固化直後のコンクリート製品
(1)内部に生分解性プラスチックス(2)が分散して
いる状態である。ここで重要なことは、分解性プラスチ
ックス或いは複合材がコンクリート製品全体に分散して
いてもよいが、好ましくはコンクリート製品の表面層に
集中的に集合させることが望ましい。その理由は、コン
クリート製品の施工後のバクテリア、水中動物等の働き
による分解は表面から始まり、内部に向かって拡大して
ゆくからである。その表面層とは、生態系育成用コンク
リート土留擁壁及びブロック、生態系育成用魚礁及び、
藻礁用ブロック、生態系育成用法面施工用ブロック等の
表面部であり極めて重要な部分である。一方、コンクリ
ート製品はアルカリ性であることは良く知られており、
内部においてはセメントに起因する石灰アルカリ成分に
より生分解性プラスチックスは分解し易い。本発明の形
態は、コンクリート固化物の内部に分解可能な生分解性
プラスチックス或いはその複合材を混練固結させること
が特徴であり、さらに後日コンクリート固化物が分解し
孔部を形成すること及び複合材を使用した場合には、孔
内部にイオン交換性物質、吸着性物質、保水性物質等を
残すことを特徴としている。
【0013】 本発明で使用する生分解性プラスチック
スとはバクテリア、水中動物、酸性成分の働きにより分
解しうる生分解性物質であり、分解後に有害物質を出さ
ないものであって、代表例としては微生物産生系として
は、ポリヒドロキシブチレート、ポリ−β−ヒドロキシ
酪酸、化学合成系としてはポリカプロラクトン、ポリブ
チレンサクシネート、ポリ乳酸、ポリビニールアルコー
ル、天然物利用系としては、酢酸セルロース、変成でん
ぷん等が例としてあげられ、その一種或いは二種以上の
組み合わせの混合物が使用可能である。これら生分解性
プラスチックスの形状は、塊状、粒状、バルーン状、糸
状、粉状等コンクリート製品の用途により使用出来、
又、それらの発泡物は特に有効に使用可能である。又、
それらの形状、大きさはコンクリート製品の用途により
選択して使用することが最も有効である。これら生分解
性プラスチックスの使用法において、特に言うならば、
河川、湖沼の護岸用コンクリート製品では、植生の関係
から直径1〜10mmのものを混合して使用することが
有効である。又、藻礁おいては、直径10〜50mmの
ものを使用するのが有効である。
【0014】 本発明において使用する生分解性プラス
チックスは、コンクリートとの混練使用時に直ちに分解
しないことがないことが特徴であり、バクテリア、水中
動物、アルカリ成分の働きにより分解しうる物質であ
る。従って、コンクリート製品成型時には、コンクリー
ト内部で殆ど分解しない物質であれば使用可能である。
コンクリートの養生は完全平衡強度に達するのに環境に
より差はあるが2〜3ケ月あれば十分であり、バクテリ
ア、水中動物、アルカリ成分により分解した生分解性プ
ラスチックスは、低分子化して外部に溶出するのでコン
クリート製品の強度を阻害することはない。従って、生
分解性プラスチックスは早期性能発現のためには、好ま
しくは2〜3月で分解を完了するもが好ましい。
【0015】 本発明で使用するイオン交換性物質は、
無機質イオン交換性物質であり、例えば天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト、人工ゼオライト等の準結晶か結晶
性アルミノケイ酸塩類、又は、リンとアルミニュウム縮
合酸素酸塩、又は、シリカライト等が例として上げられ
る。これらの物質は生分解性プラスチックスに混入可能
であり、かつ水に溶解しないために生分解性プラスチッ
クス分解後に孔内部に残存し、その使用目的である水浄
化、保水効果を達成しうる。特に生態系に有害重金属類
の除去に適しており、さらに農薬、除草剤等の除去等で
は目的に適したイオン交換性物質を利用することも可能
である。特にイオン交換容量(陽イオン交換容量=CE
C)の大きな無機質イオン交換機能性物質が適してお
り、かつ空隙部を多数持つものがものが好ましい。本発
明における生分解性プラスチックスの使用方法は、それ
単独でも良いが、無機質イオン交換性物質と生分解性プ
ラスチックスを混練固化し、塊状、粒状、バルーン状、
糸状、ペレット状等使用目的に合わせて複合材成型物と
するか、さらに混合後発泡せしめて発泡物複合材化化し
たもを使用することを特徴としている。無機質イオン交
換性物質と生分解性プラスチックスからなる複合材成型
物をコンクリート製品の表面から内部にかけて配置した
製品は、施工後順次バクテリア、水中動物、アルカリ成
分の働きにより分解を開始し、短い日数で生分解性プラ
スチックスの分解が完了する。その際、無機質イオン交
換性物質は生分解の影響を受けず孔部内部に残す合理的
方法が本発明の基本である。さらに、この際、周囲のコ
ンクリート部に生分解性プラスチックスの分解物が浸透
してコンクリート部の強度劣化を引き起こすことはな
く、単に空洞部が形成されて内部に無機質イオン交換性
物質を納置することが可能となる。
【0016】 本発明における保水性に関しては、アル
ミノ珪酸塩結晶体を持つ無機質は多孔質結晶体でありイ
オン交換性と同時に保水性、吸着性を持つことは良く知
られている。しかし、本発明の保水性、吸着性に関する
目的を十分に達成するために、さらに補助材料を使用す
ることが可能である。それらの補助材料の例としては、
活性炭、ピートモス、バームキュライト、パーライト、
珪藻土等一般的に知られている保水性及び吸着性を有す
るものがあげられる。これらの物質の使用方法は、無機
質イオン交換性物質と生分解性プラスチックスからなる
複合材成型物を製造する方法と同一であり、無機質イオ
ン交換性物質との併用も可能である。さらに、生分解性
プラスチックス分解後の状態も無機質イオン交換性物質
単独使用の場合と同一であり、生分解性プラスチックス
分解後に生じた孔内部に残留することで殆ど流失するこ
とはなく、保水性或いは吸着性を保ことになる。
【0017】
【実施例】 以下、実施例により本発明するが、その趣
旨を越えない限り下記実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 コンクリート製品の表面から内部にかけて生分解性プラ
スチックスを配置し、その分解後に多数の孔を形成する
実施例を記載する。ポルトランドセメント(太平洋セメ
ント製)100重量部、無機質骨材40重量部、水45
重量部、及び生分解性プラスチックスペレット15容積
%を使用した。生分解性プラスチックスペレットは押し
出し成型により製造し、直径7mm、長さ10mmの円
柱型のものを使用した。さらに、生分解性プラスチック
スペレットの原料は、ポリ乳酸系(カーギルジャパン
製、商品名エコプレイ)を使用した。コンクリート製品
製造は、ポルトランドセメント、無機質骨材、及び水を
コンクリートミキサーに投入し15分混練した後、生分
解性プラスチックスペレットを投入しさらに10分間混
練し、この混練物を厚さ10cm、幅30cm、長さ6
0cmの長方形金型に充填して18〜25℃の直射日光
の当たらない場所に3日間放置し硬化せしめた後脱型し
た。さらに一ヵ月同様の条件下にて放置後試験に供し
た。さらに比較のために、生分解性プラスチックスペレ
ットを混入しないものも作成し比較試験の試料に供し
た。このようにして製造した生分解性プラスチックスペ
レットを混入したコンクリート製品と混入していないコ
ンクリート製品を河川水中部及び水面 現場の同一条件
下で施工し、そのコンクリート表面部孔の形成と植物、
昆虫類の繁殖状況の効果について比較を行った。試験観
察は、水中部及び水面からの立ち上がり部分での生態系
変化比較を1ケ月、3ケ月、5ケ月後の間隔で観察し
た。その結果を表1に示す。この結果から、生分解性プ
ラスチックスペレットが分解し孔が形成され、生態系改
善がなされたことが確認された。
【0018】 藻、陸上植物、虫発生状況
【表1】
【0019】実施例2 生分解性プラスチックス発泡物を使用して表面に多数の
凹凸、かつ表面から内部にかけて孔部を形成した藻礁用
コンクリート製品製造に関する実施例を記載する。ポル
トランドセメント(太平洋セメント製)100重量部、
無機質骨材40重量部、水45重量部、及び生分解性プ
ラスチックス発泡物10容積%を使用した。生分解性プ
ラスチックス発泡物は、発泡剤を使用し金型内で直径2
0mm、発泡倍率25倍の球形に発泡せしめたものであ
る。原料は変成澱粉(日本コーンスターチ製)を使用し
た。ポルトランドセメント、無機質骨材、及び水をコン
クリートミキサーに投入し15分混練した後、生分解性
プラスチックス発泡物を投入しさらに10分間混練し
た。この混練物を厚さ30cm、幅30cm、長さ60
cmの長方形金型に充填して18〜25℃の直射日光の
当たらない場所に3日間放置し硬化せしめた後脱型し、
さらに一ヵ月同様の条件下にて放置後藻礁用試験に供し
た。さらに生分解性プラスチックス発泡物を混入してい
ない同形のものコンクリート製品を作成し藻礁用試験に
供した。藻礁用試験に際しては、海底3メートルの一定
場所から移動しないようにアンカーにより固定し海草
類、水中生物の繁殖状況の効果について比較を行った。
試験観察は、3ケ月、六ヵ月、1年、3年の経過後の観
察にて効果を判定した。その結果を表2に示す。この結
果から、生分解性プラスチックス発泡物の分解が海水中
では淡水より遅いが、生分解性プラスチックス発泡物を
混入していないものと比較して生態系育成に好影響を与
え改善が成されたことが判った。その理由として、生分
解性プラスチックス発泡物の分解溶出後に藻礁用コンク
リート表面に着床用凹凸が多数形成され海藻類の付着に
最適な状態になったためと判断できた。生分解性プラス
チックス発泡物使用藻礁の1年間海中放置試験後の凹凸
部及び孔形成状況を図39示す。
【0020】 海藻、海生動物発生状況
【表2】
【0021】実施例3 表面から内部にかけて多孔質であり、かつその孔内部に
水浄化及び保水性を付与する目的の天然ゼオライトを内
蔵したコンクリート製品を製造するために、天然ゼオラ
イトの周囲を生分解性プラスチックス発泡物で被覆した
複合材(以下発泡複合材1という)を成型時に使用して
コンクリート製品を製造し、それを用いての生態系改善
に関する実施例を記載する。ポルトランドセメント(太
平洋セメント製)100重量部、無機質骨材40重量
部、水45重量部、及び発泡複合材を15容積%を使用
した。発泡複合材は変成澱粉(日本コーンスターチ製)
に発泡材及び天然ゼオライトを加えて型にて成型して得
た直径20mm、発泡倍率25倍の球形に発泡せしめた
ものであり内部には平均直径12mmの天然ゼオライト
を包含せしめたものである。発泡複合材1を内蔵したコ
ンクリート製品は、ポルトランドセメント、無機質骨
材、及び水をコンクリートミキサーに投入し15分混練
した後、発泡複合材を加えてさらに10分間混練し、こ
の混練物を厚さ10cm、幅30cm、長さ60cmの
長方形金型に充填して18〜25℃の直射日光の当たら
ない場所に3日間放置し硬化せしめた後脱型し、さらに
一ヵ月同様の条件下にて放置後試験に供した。さらに比
較のために、発泡複合材を混入しない同形コンクリート
製品を作成し比較試験の試料に供した。このようにして
製造した発泡複合材1を内蔵したコンクリート製品と混
入していないコンクリート製品を実施例1と同様の施工
と観察を行いそのコンクリート表面部孔の形成と天然ゼ
オライトの残存状況及び植物、昆虫類の繁殖状況の効果
について比較を行った。その結果を表3に示す。この結
果から、発泡複合材の変成澱粉成分は、3ケ月後には分
解して溶出し、形成された孔内部に一部の脱落を除いて
天然ゼオライトが残留して、環境浄化及び保水効果を高
めたと判断されるデータを取得した。
【0022】 藻、虫発生状況
【表3】
【0023】実施例4 本実施例は、表面から内部にかけて多孔質構造を構築
し、かつその孔内部に保水性を付与する目的のピートモ
スを内蔵せしめることにより保水性コンクリート製品を
製造し試験に供した。法面での植物、昆虫類の生育を補
助、環境、美観を改善する目的の試験を実施した。使用
する繊維状ピートモス含有生分解性プラスチックス発泡
物は、前もって繊維状ピートモスと生分解性プラスチッ
クスを混練して成型し、ピートモスを生分解性プラスチ
ックス内部に包含させ被覆した複合材(以下発泡複合材
2という)である。使用した繊維状ピートモスは、苔に
由来するサハリン産のもので、人工的に乾燥したもので
ある。コンクリート製品は、ポルトランドセメント(太
平洋セメント製)100重量部、無機質骨材40重量
部、水45重量部、及び発泡複合材2を15容積%を使
用した。発泡複合材は変成澱粉(日本コーンスターチ
製)に発泡材及び繊維状ピートモスを加えて混練して成
型し発泡倍率25倍であって直径7mm、長さ10mm
の円柱型に押し出し成型し切断し製造したものを使用し
た。発泡複合材を内蔵したコンクリート製品は、ポルト
ランドセメント、無機質骨材、及び水をコンクリートミ
キサーに投入し15分混練した後、発泡複合材2を加え
てさらに10分間混練した。この混練物を厚さ10c
m、幅30cm、長さ60cmの長方形金型に充填して
18〜25℃の直射日光の当たらない場所に3日間放置
し硬化せしめた後脱型し、さらに1ヵ月同様の条件下に
て放置後試験に供した。さらに比較のために、発泡複合
材を混入しない同形コンクリート製品を作成し比較試験
の試料に供した。本実施例で使用した発泡複合材2を内
蔵したコンクリート製品は、発泡複合材の比重が軽いた
めに成型時に発泡複合材2は表面部に集中的に集まり固
化した。そのために、外部からのバクテリア、菌類の影
響とコンクリートからのアルカリ分で容易に分解し外部
に溶出するか植物の肥料分となり、孔内部にはピートモ
スが残存し内蔵された。このようにして製造した発泡複
合材を内蔵したコンクリート製品と混入していないコン
クリート製品を実施例1と同様の施工と観察を行いその
コンクリート表面部孔の形成とピートモスの残存状況及
び植物、昆虫類の繁殖状況の効果について比較を行っ
た。その結果を表4に示す。この結果から、発泡複合材
2の変成澱粉成分は、3ケ月後には分解して溶出し、形
成された孔内部に一部の脱落を除いてピートモスが残留
し、保水効果を高めたと判断出来た。
【0024】 植物発生状況
【表4】
【0025】
【発明の効果】本発明は、生分解性プラスチックス単
独、又は生分解性プラスチックスとイオン交換性物質、
保水性物質或いは吸着性物質の単独或いは複数の組み合
わせからなる複合材を使用し、それらをコンクリート製
品内部に配置分散せしめて製品とした後、施工後に生分
解性プラスチックスの分解により生じる孔を利用するか
或いはその孔内部にイオン交換性物質、保水性物質或い
は吸着性物質を残存せしめることによりコンクリート製
品に環境汚染物の捕捉機能、保水機能、有害物吸着機能
を付与し、生態系を大幅に改善できる生態系育成用コン
クリート製品の提供出来た。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンクリート製品内での生分解性プラスチッ
クス配置断面図
【図2】 コンクリート製品施工例断面図
【図3】 生分解性プラスチックス複合材分解経過図 (a)生分解性プラスチックス分解前配置断面図 (b)生分解性プラスチックス分解後孔部形成断面図
【図4】 生分解性プラスチックス複合材分解後のイオ
ン交換物質、吸着材、保水材残存状況断面図
【0027】
【符号の説明】
1 生態系育成用コンクリート 2 生分解性プラスチックス 3 孔部連結路 4 土盤部 5 土留めコンクリート 6 水流部 7 生態系育成用コンクリート施工後水中部 8 生態系育成用コンクリート施工後陸上部 9 生分解性プラスチックス分解後孔部 10 イオン交換性物質 11 吸水材 12 保水材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 17/20 104 E02D 17/20 104Z 29/02 311 29/02 311

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート内部にバクテリア、菌類、
    アルカリ成分により分解可能な生分解性物質(以下生分
    解性プラスチックスという)を配置固結し、時間経過と
    ともにバクテリア、菌類、アルカリ成分により生分解性
    プラスチックス部分の分解が進み、空洞部(以下孔とい
    う)が形成されてなることを特徴とする生態系育成用コ
    ンクリート固化物。
  2. 【請求項2】 請求項1において、生分解性プラスチッ
    クスとして微生物産生系、化学合成系、天然物利用系生
    分解性プラスチックスを使用することを特徴とする生態
    系育成用コンクリート固化物。
  3. 【請求項3】 請求項1、2、において、生分解性プラ
    スチックスにイオン交換性無機物、吸着性物質及び保水
    性物質を単独或いは複数混入し成型した固形複合材をセ
    メント混練時に添加し、コンクリート内部に配置固結せ
    しめたことを特徴とする生態系育成用コンクリート固化
    物。
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