JP2002290445A - 通信インタフェース自動切り替え方法および通信インタフェース自動切り替えシステム - Google Patents

通信インタフェース自動切り替え方法および通信インタフェース自動切り替えシステム

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JP2002290445A
JP2002290445A JP2001094096A JP2001094096A JP2002290445A JP 2002290445 A JP2002290445 A JP 2002290445A JP 2001094096 A JP2001094096 A JP 2001094096A JP 2001094096 A JP2001094096 A JP 2001094096A JP 2002290445 A JP2002290445 A JP 2002290445A
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communication
communication interface
mobile
interface
address
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JP2001094096A
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Matsuhisa Hosokawa
松寿 細川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動ホストが固定ホストとの通信を継続しなが
ら、異なる通信技術によるネットワーク間を移動する
際、通信インタフェースの切り替えを行い、その場合、
ネットワーク層レベルまでを自動的に切り替えるように
する。 【解決手段】移動ホストMHは、第1及び第2の通信イ
ンタフェースIF1,IF2の通信状態を監視してその
監視結果に応じた処理を行う通信インタフェース状態管
理手段11と、各通信インタフェースIF1,IF2対
応に割り当てられたケアオブアドレスを各通信インタフ
ェースに対応させて管理するアドレス対応管理部12
と、各通信インタフェースIF1,IF2対応の送信用
パケットキュー14,16と受信用パケットキュー1
5,17とを有する。パケット中継装置PXは、移動ホ
ストMHに割り当てられたホームアドレスHAとその時
点で使用可能な通信インタフェースのケアオブアドレス
CoAとを対応付けるHA/CoA対応テーブルを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動側通信手段が固
定側通信手段との通信を継続しながら、異なった通信技
術を用いたネットワーク間を移動できるような通信イン
タフェース自動切り替え方法および通信インタフェース
自動切り替えシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ネットワーク通信技術の進歩によ
り、情報処理機器間で行われる通信は多種多様なものと
なってきている。特に、携帯型の移動通信機器の発展は
めざましく、今後、その利用範囲はさらに広がり、その
利用形態もますます多様化されて行くものと思われる。
【0003】たとえば、このような移動通信機器が、あ
る固定側通信機器との間で通信を行う際、その移動通信
機器が移動することによって、異なった通信技術(ネッ
トワークアドレスも異なる)を用いたネットワーク内に
入っても上記固定側通信機器との通信を継続できるよう
な通信システムの要求も高まっている。
【0004】その一例として、ある場所ではBluetooth
によるネットワークを利用して固定ホストとの通信が可
能となり、また、あるときにはIEEE802.11b規格(無線
LANなどに用いられる)のネットワークを利用して固
定ホストとの通信が可能となるといった通信技術の要求
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、移動通信手段と
固定側通信手段との通信を改善する技術は数多く存在す
る。たとえば、特開平6−260990、特開平7−2
26973は共に複数の移動通信手段が移動通信モード
のいずれかを選択して通信を行う移動通信方式におい
て、モード間の必要以上の切り替えを減らすことを目的
にしているが、これは、地上移動体通信網と衛生移動体
通信網のように異なる無線インタフェースを持つ複数の
移動通信モードを統合した移動通信器、および移動通信
方式に関するものであるが、これは、いわゆるデータリ
ンク層レベルでの無線インタフェースの切り替え方式に
関するものであり、上述したように、移動通信手段が異
なった通信技術を用いたネットワーク層レベルで(ネッ
トワークアドレスが異なる)移動しながら固定側通信手
段との通信を継続できるような通信システムとは異なる
ものである。
【0006】一方、移動通信手段が異なった通信技術を
用いたネットワークに入っても上記固定通信手段との通
信を継続できるような技術も存在する。たとえば、RFC2
002で規定されているMobileIPv4(version
4)という技術がある。このRFC2002で規定されている
Mobile IPでは、移動通信手段の位置透過性、
移動透過性を実現しているが、複数の通信インタフェー
スを切り替えながら移動通信手段の位置透過性、移動透
過性を実現することはできない。
【0007】また、特開平11-355281ではMobile
IPを利用してIPネットワークに接続する移動通信シ
ステムにおいて、システム内で、効率的なルートでIP
パケットを転送することを実現しているが、これは、一
つの無線インタフェースのみを利用して移動通信機が移
動する際のIPパケット転送を効率化しており、複数の
無線インタフェースを切り替えながら移動する際の通信
については述べられていない。
【0008】そこで本発明は、Mobile IP機能
を備え、かつ、複数の通信インタフェースを備える通信
機器において、利用する通信インタフェースを切り替え
る場合にネットワーク層レベルまで自動的に切り替える
機能を有する通信インタフェース自動切り替え方法およ
び通信インタフェース自動切り替えシステムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の通信インタフェース自動切り替え方法
は、異なった通信技術を用いた複数のネットワークに対
応した複数の通信インタフェースを有するとともに、M
obile IP機能を有する移動側通信手段がパケッ
ト中継装置と連携して、前記Mobile IP機能を
用い、かつ、前記複数の通信インタフェースを切り替え
ることで、固定側通信手段との間の通信を継続しなが
ら、前記複数のネットワーク間を移動可能とする通信イ
ンタフェース自動切り替え方法であって、前記複数の通
信インタフェースの通信状態を監視し、その監視結果に
基づいて、あるネットワークに対応する通信インタフェ
ースの利用が可能な状態であることが検出されると、そ
の利用可能な通信インタフェースに割り当てられた一時
的なアドレスを取得して登録するとともに、その一時的
なアドレスを前記パケット中継装置にも通知し、このパ
ケット中継装置ではその一時的なアドレスを登録し、そ
れによって、当該移動側通信手段と前記固定側通信手段
は、当該移動側通信手段に割り当てられている固定的な
アドレスとその通信インタフェースに割り当てられた一
時的なアドレスを用いて、前記パケット中継装置を利用
した通信を行う。
【0010】そして、前記移動側通信手段が前記あるネ
ットワークから他のネットワークへ移動する際、その移
動途中において、前記他の通信インタフェースの利用が
可能な状態となりつつあることを検出すると、その検出
結果に基づいて、前記他の通信インタフェースに割り当
てられた一時的なアドレスを取得して登録するととも
に、その一時的なアドレスを前記パケット中継装置に通
知し、このパケット中継装置ではその一時的なアドレス
を、既に登録されている前記一時的なアドレスに加えて
登録し、それによって、当該移動側通信手段と前記固定
側通信手段は、当該移動側通信手段に割り当てられてい
る固定的なアドレスと前記それぞれの通信インタフェー
スに割り当てられたそれぞれの一時的なアドレスを用い
て、前記パケット中継装置を利用した通信を行う。
【0011】そして、この状態から前記他の通信インタ
フェースの利用が可能な状態となったことを検出する
と、その検出結果に基づいて、通信インタフェースの切
り替えを行うとともに、前記移動前のネットワークに対
応する通信インタフェースに割り当てられた一時的なア
ドレスの利用停止を前記パケット中継装置に通知し、こ
のパケット中継装置では利用停止の通知を受けた一時的
なアドレスの登録を削除し、それによって、当該移動側
通信手段と前記固定側ホストは、当該移動側通信手段に
割り当てられている固定的なアドレスと移動後のネット
ワークに対応する通信インタフェースに割り当てられた
一時的なアドレスを用いて、前記パケット中継装置を利
用した通信を行う。
【0012】このような通信インタフェース自動切り替
え方法において、前記移動側通信手段が前記あるネット
ワークから他のネットワークへ移動する際、その移動途
中において、前記他の通信インタフェースの利用が可能
な状態となりつつある状態では、前記移動側通信手段か
ら前記固定側通信手段宛の通信パケットは、前記複数の
通信インタフェースごとに設けられたそれぞれの送信パ
ケット用キューにそれぞれ接続し、前記固定側通信手段
から前記移動側通信手段宛の通信パケットは、前記パケ
ット中継装置において、前記それぞれ通信インタフェー
スに割り当てられたそれぞれの一時的なアドレス宛の通
信パケットとして前記移動側通信手段宛に送信するよう
にしている。
【0013】また、このような通信インタフェース自動
切り替え方法において、前記移動側通信手段が前記ある
ネットワークから他のネットワークへ移動する際、その
移動途中において、前記複数のネットワークに対応する
通信インタフェースの利用が可能となる状態では、どの
通信インタフェースを選択するかの選択基準の設定を可
能とし、その設定された選択基準に基づいて、利用する
通信インタフェースの選択を行うこも可能である。
【0014】また、本発明の通信インタフェース自動切
り替えシステムは、異なった通信技術を用いた複数のネ
ットワークに対応した複数の通信インタフェースを有す
るとともに、Mobile IP機能を有する移動側通
信手段がパケット中継装置と連携して、前記Mobil
e IP機能を用い、かつ、前記複数の通信インタフェ
ースを切り替えることで、固定側通信手段との間の通信
を継続しながら、前記複数のネットワーク間を移動可能
とする通信インタフェース自動切り替えシステムであっ
て、 前記移動側通信手段は、前記複数の通信インタフ
ェースごとにそれぞれの通信インタフェースの通信状態
を監視してその通信状態を検出し、その検出結果に応じ
た処理を行う通信インタフェース状態管理手段と、前記
移動側通信手段が取得した通信インタフェースに割り当
てられた一時的なアドレスを、それぞれの通信インタフ
ェースに対応させて管理するアドレス対応管理部と、前
記複数の通信インタフェースに設けられた送信用パケッ
トキューおよび受信用パケットキューとを有し、前記パ
ケット中継装置は、前記移動側通信手段に割り当てられ
た固定的なアドレスと前記移動側通信手段が取得した通
信インタフェースに割り当てられた一時的なアドレスと
を対応付けるテーブルを有している。
【0015】そして、移動側通信手段は、複数の通信イ
ンタフェースの通信状態を監視し、その監視結果に基づ
いて、あるネットワークに対応する通信インタフェース
の利用が可能な状態であることが検出されると、その利
用可能な通信インタフェースに割り当てられた一時的な
アドレスを取得して登録するとともに、その一時的なア
ドレスを前記パケット中継装置にも通知し、このパケッ
ト中継装置ではその一時的なアドレスを登録し、それに
よって、当該移動側通信手段と前記固定側通信手段は、
当該移動側通信手段に割り当てられている固定的なアド
レスとその通信インタフェースに割り当てられた一時的
なアドレスを用いて、前記パケット中継装置を利用した
通信を行う。
【0016】そして、前記移動側通信手段が前記あるネ
ットワークから他のネットワークへ移動する際、その移
動途中において、前記他の通信インタフェースの利用が
可能な状態となりつつあることを検出すると、その検出
結果に基づいて、前記他の通信インタフェースに割り当
てられた一時的なアドレスを取得して登録するととも
に、その一時的なアドレスを前記パケット中継装置に通
知し、このパケット中継装置ではその一時的なアドレス
を、既に登録されている前記一時的なアドレスに加えて
登録し、それによって、当該移動側通信手段と前記固定
側通信手段は、当該移動側通信手段に割り当てられてい
る固定的なアドレスと前記それぞれの通信インタフェー
スに割り当てられたそれぞれの一時的なアドレスを用い
て、前記パケット中継装置を利用した通信を行う。
【0017】そして、この状態から前記他の通信インタ
フェースの利用が可能な状態となったことを検出する
と、その検出結果に基づいて、通信インタフェースの切
り替えを行うとともに、前記移動前のネットワークに対
応する通信インタフェースに割り当てられた一時的なア
ドレスの利用停止を前記パケット中継装置に通知し、こ
のパケット中継装置では利用停止の通知を受けた一時的
なアドレスの登録を削除し、それによって、当該移動側
通信手段と前記固定側ホストは、当該移動側通信手段に
割り当てられている固定的なアドレスと移動後のネット
ワークに対応する通信インタフェースに割り当てられた
一時的なアドレスを用いて、前記パケット中継装置を利
用した通信を行う。
【0018】このよう通信インタフェース自動切り替え
システムにおいて、前記移動側通信手段が前記あるネッ
トワークから他のネットワークへ移動する際、その移動
途中において、前記他の通信インタフェースの利用が可
能な状態となりつつある状態では、前記移動側通信手段
から前記固定側通信手段宛の通信パケットは、前記複数
の通信インタフェースごとに設けられたそれぞれの送信
パケット用キューにそれぞれ接続し、前記固定側通信手
段から前記移動側通信手段宛の通信パケットは、前記パ
ケット中継装置において、前記それぞれ通信インタフェ
ースに割り当てられたそれぞれの一時的なアドレス宛の
通信パケットとして前記移動側通信手段宛に送信するよ
うにしている。
【0019】また、このよう通信インタフェース自動切
り替えシステムにおいて、前記移動側通信手段には、通
信インタフェース選択基準管理手段を備え、前記移動側
通信手段が前記あるネットワークから他のネットワーク
へ移動する際、その移動途中において、前記複数のネッ
トワークに対応する通信インタフェースの利用が可能と
なる状態では、どの通信インタフェースを選択するかの
選択基準の設定を可能とし、その設定された選択基準に
基づいて、利用する通信インタフェースの選択を行うこ
とも可能である。
【0020】このように本発明は、前記複数の通信イン
タフェースの通信状態をそれぞれの通信インタフェース
ごとに監視することで、その時点における最適な通信イ
ンタフェースを選択できるようになっている。そして、
現在利用している通信インタフェースから次の通信イン
タフェースへの切り替えを2段階のステップで行い、こ
のとき、それぞれの通信インタフェースの一時的なアド
レス(ケアオブアドレス)を取得し、取得したそれぞれ
の通信インタフェースのケアオブアドレスをパケット中
継装置側にも通知し、パケット中継装置では、移動側通
信手段に割り当てられている固定的なアドレス(ホーム
アドレス)とそれぞれの通信インタフェースに割り当て
られたそれぞれのケアオブアドレスとを対応付けて、移
動側通信手段と固定側通信手段との間の通信の中継を行
うようにしているので、通信インタフェースの切り替え
期間においては、固定側通信手段から移動側通信手段宛
の通信パケットは、切り替え前の通信インタフェースと
切り替え後の通信インタフェースの両方宛に送信され
る。
【0021】それによって、通信インタフェースの切り
替え時における固定側通信手段から移動側通信手段宛の
通信パケットロスを少なくすることができる。また、こ
の通信インタフェースの切り替え期間における移動側通
信手段から固定側通信手段に送信される通信パケット
は、それぞれの通信インタフェースに設けられた送信パ
ケットキューに配置されるので、通信インタフェースの
切り替え時における移動側通信手段から固定側通信手段
宛の通信パケットロスを少なくすることができる。
【0022】このように、本発明では通信インタフェー
スを切り換える場合にデータリンク層の切替だけではな
く、ネットワーク層レベルまで自動的に切り換える機能
を有した通信システムとすることができる。
【0023】また、前記移動側通信手段が前記あるネッ
トワークから他のネットワークへ移動する際、その移動
途中において、前記複数のネットワークに対応する通信
インタフェースの利用が可能となる状態では、どの通信
インタフェースを選択するかの基準を設定しておくこと
ができ、その選択基準に基づいて最適な通信システムを
選択することも可能である。
【0024】具体的には、たとえば、通信の転送速度、
電波受信レベルの大きさ、帯域などを選択基準として用
い、複数の通信インタフェースの利用が可能な状態で
は、たとえば、転送速度の速い方の通信インタフェース
を選択するといった設定や、電波受信レベルの大きい方
の通信インタフェースを選択するといった設定、帯域の
広い方の通信インタフェースを選択するといった設定な
ど種々考えられる。
【0025】さらには、通信費用に差がある場合には通
信費用の安価な方を選択するといった設定なども可能で
あり、複数の通信インタフェースの利用が可能な状態で
は、ユーザの好みやその時の状況に応じた最適な通信イ
ンタフェースを選択することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態で説明する内容は、
本発明の通信インタフェース自動切り替え方法および通
信インタフェース自動切り替えシステムの両方を含むも
のである。
【0027】本発明は前述したように、ある固定側通信
手段(以下、固定ホストという)との通信を行っている
移動側通信手段(以下、移動ホストという)が移動する
ことによって、異なった通信技術(ネットワークアドレ
スも異なる)によるネットワーク内に入っても、固定ホ
ストとの通信を継続できるような通信システムを実現す
るものである。
【0028】それを実現するために、本発明は、Mob
ile IP機能を備え、かつ、複数の通信インタフェ
ースを備える移動ストにおいて、データリンク層の切り
替えだけではなく、ネットワーク層レベルでのIPアド
レスの変更も可能とする機能を有するものである。本発
明の実施の形態を説明する前に、まず、MobileI
Pについて簡単に説明する。
【0029】図1はこのMobile IPを説明する
ための通信システムの構成を概略的に示すもので、固定
ホストFHに対し、移動ホストMHが存在し、この移動
ホストMHが、BluetoothによるネットワークN1とこ
のBluetoothとは異なる通信技術を用いたIEEE802.11b規
格(無線LANなどに使用される)のネットワークN2
に移動しながら固定ホストFHとの間で通信を行う例が
示されている。
【0030】移動ホストMHには、Home Agentの機能を
有するパケット中継装置PXの持つアドレス(ホームア
ドレスHAという)がパケット中継装置PXから割り当
てられているとともに、現在、自分のいるネットワーク
(BluetoothによるネットワークN1)における一時的
なアドレス(ケアオブアドレスCoAという)がForeig
n AgentFA1から割り当てられている。
【0031】なお、このForeign AgentFA1には、移
動ホストMHにどのようなホームアドレスが割り当てら
たかが移動ホストMHによって通知され、それによっ
て、Foreign AgentFA1はパケット中継装置PXに対
し、移動ホストMHにどのようなケアオブアドレスを割
り当てたかを通知する。これによって、パケット中継装
置PXは、移動ホストMHに対するホームアドレス(H
A)/ケアオブアドレス(CoA)対応テーブル(以
下、HA/CoA対応テーブルという)を作成する。
【0032】なお、この移動ホストMHに割り当てられ
たホームアドレスHAを「HA−MH」とし、同様に、
この移動ホストMHに割り当てられたネットワークN1
におけるケアオブアドレスCoAを「CoA−MH1」
とする。
【0033】このように移動ホストMHは、ホームアド
レスHAとケアオブアドレスCoAの2つのアドレスを
持ち、ホームアドレスHAは不変、ケアオブアドレスC
oAは自分が位置するネットワークによって、異なった
アドレスがその都度割り当てられる。
【0034】そして、固定ホストFHが移動ホストMH
に対し通信を行う際は、宛先アドレスとして、移動ホス
トMHに割り当てられたホームアドレスを用いて通信を
行う。たとえば、固定ホストFH自身のアドレスが「F
HA−FH」であるとすれば、自身のアドレスである
「FHA−FH」と相手先のアドレスとして、この場
合、まず、移動ホストMHのホームアドレスとして「H
A−MH」を通信パケットに書き込んで送信する。
【0035】これによって、その通信パケットはパケッ
ト中継装置PXで受信され、その通信パケットを受け取
ったパケット中継装置PXは、HA/CoA対応テーブ
ルを参照して、宛先はどの移動ホストであるかを特定す
る。このHA/CoA対応テーブルによれば、この場
合、「 HA−MH」と「CoA−MH1」とが対応付
けされていることがわかり、最終的な宛先はケアオブア
ドレス「CoA−MH1」であることがわかる。
【0036】それによって、パケット中継装置PXは、
固定ホストFHからの通信パケットに書き込まれたアド
レス情報、つまり、固定ホストFH自身のアドレス「F
HA−FA」と宛先のアドレス「HA−MH」におい
て、その宛先アドレス「HA−MH」を移動ホストMH
に対してその時点で割り当てられているケアオブアドレ
ス「CoA−MH1」に書き替え、そのケアオブアドレ
ス「CoA−MH1」を宛先アドレスとして送出する。
これによって、その通信パケットは最終的な宛先である
移動ホストMHに到達することができる。
【0037】そして、移動ホストMHから固定ホストF
H宛に通信を行う場合には、移動ホストMH自身のアド
レスとして、この場合は自身に割り当てられたホームア
ドレス「HA−MH」を書き込み、宛先アドレスとして
固定ホストFHのアドレス「FHA−FH」を書き込ん
で送出する。
【0038】なお、このように、移動ホストMHから固
定ホストFH宛に通信を行う場合に、ソースアドレスと
して、ホームアドレスを用いるのは、次に固定ホストF
Hから移動ホストMH宛に通信を行う場合、パケット中
継装置PXを経由させるためである。つまり、固定ホス
トFHには、宛先アドレスとして「FHA−FH」、ソ
ースアドレスとして「HA−MH」が書き込まれた通信
パケットが到達し、その通信パケットに対する応答を固
定ホストFHから移動ホストMHに行う場合には、宛先
アドレスとして「 HA−MH」、ソースアドレスとし
て「 FHA−FH」を書き込んだ通信パケットを送れ
ば、上述した手順が繰り返され、それによって、 Bluet
oothによるネットワークN1に存在する移動ホストMH
は固定ホストFHとの間で通信を行うことができ、その
通信手順は図1に示す太線矢印Y1,Y2,Y3の手順
となる。
【0039】そして、移動ホストMHが移動して、 IEE
E802.11b規格のネットワークN2に入ったとすると、今
度は、 Foreign AgentFA2から一時的なアドレスとし
てケアオブアドレス「CoA−MH2」が割り当てられ
る。なお、ホームアドレス「HA−MH」は不変である
のでそのまま持っている。
【0040】この状態で、固定ホストFHが移動ホスト
MHに対し通信を行う際は、前述同様、固定ホストFH
自身のアドレス「FHA−FH」と相手先のアドレスと
して移動ホストMHのホームアドレス「HA−MH」を
通信パケットに書き込んで送信する。
【0041】これによって、その通信パケットはパケッ
ト中継装置PXで受信され、その通信パケットを受け取
ったパケット中継装置PXは、HA/CoA対応テーブ
ルを参照して、 どの移動ホスト宛であるかを特定す
る。そのHA/CoA対応テーブルによれば、この場
合、テーブルの更新がなされていて、「 HA−MH」
と「CoA−MH2」とが対応付けされていることがわ
かり、最終的な宛先はケアオブアドレス「CoA−MH
2」の移動ホストであることがわかる。
【0042】それによって、パケット中継装置PXは、
固定ホストFHからの通信パケットに書き込まれている
アドレス情報、つまり、固定ホストFH自身のアドレス
「FHA−FH」と宛先のアドレス「HA−MH」にお
いて、その宛先アドレス「HHA−MH」を移動ホスト
MHに割り当てられているケアオブアドレス「CoA−
MH2」に書き替え、そのケアオブアドレス「CoA−
MH2」を宛先アドレスとして送出する。
【0043】これによって、その通信パケットは最終的
な宛先である移動ホストMH( IEEE802.11b規格のネッ
トワークN2に位置している)に到達することができ
る。
【0044】そして、この状態で、移動ホストMHから
固定ホストFH宛に通信を行う場合には、移動ホストM
H自身のアドレスとして、この場合は自身に割り当てら
れたホームアドレス「HA−MH」を書き込み、宛先ア
ドレスとして固定ホストFHのアドレス「FHA−F
H」を書き込んで送出する。この手順を繰り返すことに
よって、前述同様、 IEEE802.11b規格のネットワークN
2内に位置する移動ホストMHは固定ホストFHとの間
で通信を行うことができる。
【0045】なお、この図1による説明はMobile
IPv4(version4)での説明であるが、Mobil
eIPv6(version6)においても同じような考え方
で実現できる。このMobileIPv6ではForeign
AgentFA は特に必要ではなくなる。なお、このMob
ileIPv6の場合には、移動ホストMHはたとえば
ICMPv6(Internet Control Message Protocol ve
rsion6)の機能を利用して自動的にケアオブオブアドレ
スを取得することができる。
【0046】本発明はこのようなMobile IP機
能を利用したもので、以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。実施例を説明する前にまず本発明の基本的
な動作を図2により説明する。この図2は移動ホストM
Hの構成とその情報内容を示すものである。
【0047】図2において、移動ホストMHは、第1お
よび第2の通信インタフェースIF1,IF2を備え、
第1の通信インタフェースIF1はある通信技術を用い
たネットワークN1に対応し、第2の通信インタフェー
スIF2は他の通信技術を用いたネットワークN2に対
応するものである。
【0048】また、移動ホストMHは、通信インタフェ
ース状態管理部11、アドレス対応管理部12、Mob
ile IP機能部13、第1の通信インタフェースI
F1側の送信用パケットキュー14と受信用パケットキ
ュー15、第2の通信インタフェースIF2側の送信用
パケットキュー16と受信用パケットキュー17、第1
の通信インタフェースIF1用の入出力ドライバ18、
第2の通信インタフェースIF2用の入出力ドライバ1
9、通信インタフェース選択基準管理部20を有してい
る。
【0049】なお、通信インタフェース状態管理部11
は、第1および第2の通信インタフェースIF1,IF
2を監視してその監視結果を通信インタフェース情報と
して管理するとともに、その監視結果に基づいた処理を
行う。その管理すべき通信インタフェース情報は、第1
の通信インタフェースIF1側の通信インタフェース情
報D11として、その通信インタフェース名、通信状態
の良し悪し、利用可否などであり、同様に、第2の通信
インタフェースIF2側の通信インタフェース情報D1
2として、その通信インタフェース名、通信状態の良し
悪し、利用可否などである。
【0050】また、この通信インタフェース状態管理部
11が行う監視結果に基づく処理は、各通信インタフェ
ースIF1,IF2を監視してその監視結果に基づい
て、通信インタフェース切り替え準備イベントや、通信
インタフェース切り替えイベントを発生したり、その時
点で利用可能な通信インタフェースを選択したりする処
理である。なお、利用可能な通信インタフェースを選択
する際、通信インタフェース選択基準管理部20の持つ
情報を参照して決めることもできる。これについては後
述する。
【0051】一方、アドレス対応管理部12は、通信イ
ンタフェースとその通信インタフェースに割り当てられ
たケアオブアドレスCoAとを対応付けして、それをア
ドレス対応情報として管理するもので、その管理すべき
アドレス対応情報は、第1の通信インタフェースIF1
側のアドレス対応情報D21としては、通信インタフェ
ース名と、その通信インタフェースに対応して取得され
たケアオブアドレスCoAであり、同様に、第2の通信
インタフェースIF2側のアドレス対応情報D22とし
ては、通信インタフェース名と、その通信インタフェー
スに対応して取得されたケアオブアドレスCoAであ
る。
【0052】また、パケット中継装置PXは、Home Age
ntの機能を有し、移動ホストMHが取得したケアオブア
ドレスの登録メッセージや利用停止メッセージを受信
し、ケアオブアドレスの登録メッセージを受信した場合
には、当該移動ホストMHに割り当てられたホームアド
レスとその時点で移動ホストMHに割り当てられたケア
オブアドレスとの対応テーブル(HA/CoA対応テー
ブル)を作成し、利用停止メッセージを受信した場合に
は、そのHA/CoA対応テーブルに登録されているケ
アオブアドレスを削除する。
【0053】このような構成においてその動作を説明す
る。初期状態としては、移動ホストMHが第1の通信イ
ンタフェースIF1を用いて固定ホストFHと通信を行
っているものとし、また、割り当てられたホームアドレ
スHAは「HA−MH」、第1の通信インタフェースI
F1に割り当てられたケアオブアドレスを「CoA−M
H1」とする。なお、図2はこの初期状態における移動
ホストMHとパケット中継装置PXの情報内容を示すも
のである。また、図2における太線の矢印Y1,Y2,
Y3は、図1で説明したように、通信ホストMHと固定
ホストFHとの間の通信経路を示している。また、ネッ
トワークN1,N2と第1および第2の通信インタフェ
ースIF1,IF2との間に示されている「○」や
「×」は通信状態を示すもので、「○」は通信状態が
「good」、「×」は通信不能であることを示している。
【0054】このように、移動ホストMHが第1の通信
インタフェーIF1を用いて固定ホストFHと通信を行
っている間、通信インタフェース状態監視部11は、第
1の通信インタフェースIF1と第2の通信インタフェ
ースIF2の状態を監視している。そして、移動ホスト
MHが移動することにより、ある時点で、第2の通信イ
ンタフェースIF2の利用が可能となったとする。
【0055】このような状態となると、移動ホストMH
は、何らかのアドレス取得手段によって、第2通信イン
タフェースIF2に割り当てられたケアオブアドレス
「CoA−MH2」を取得する。なお、このケアオブア
ドレス「CoA−MH2」の取得は、図1の例では、 F
oreign AgentFBによって行っているが、Mobile
IPv6の場合であれば、 前述したように、たとえ
ば、ICMPv6などのアドレス取得手段を利用するこ
とによって取得することができる。
【0056】このようにして取得したケアオブアドレス
「CoA−MH2」は、アドレス対応管理部12によ
り、第2の通信インタフェースIF2に対応したアドレ
ス対応情報として登録される。
【0057】そして、さらに移動ホストMHが移動し、
通信インタフェース状態管理部11が第1の通信インタ
フェースIF1の通信状態の悪化を検出すると、通信イ
ンタフェース切り替え準備イベントを発生し、移動ホス
トMHは第2の通信インタフェースIF2のケアオブア
ドレス「CoA−MH2」をパケット中継装置PXに登
録するため、ケアオブアドレス「CoA−MH2」の登
録メッセージをパケット中継装置PXに送信する。
【0058】このような状態においては、移動ホストM
Hは、固定ホストFHへの通信パケットを、第1の通信
インタフェースIF1と第2の通信インタフェースIF
2の両方の送信パケット用キュー14,16にそれぞれ
接続するようにする。
【0059】一方、通信インタフェース状態監視部11
が第1の通信インタフェースIF1の利用が不可能な状
態、または、利用が困難な状態にあることを検出する
と、通信インタフェース切り替えイベントを発生する。
それによって、移動ホストMHは、ケアオブアドレス
「CoA−MH1」の利用停止メッセージをパケット中
継装置PXに送信するとともに、第1の通信インタフェ
ースIF1の利用を停し、アドレス対応管理部12に対
しケアオブアドレス「CoA−MH1」の削除を指示す
る。この状態においては、移動ホストMHは、第2の通
信インタフェースIF2を利用し、パケット中継装置P
Xの中継によって固定ホストFHと通信を継続する。
【0060】ところで、パケット中継装置PXは、移動
ホストMHのホームアドレス「HA−MH」とその時点
におけるケアオブアドレスとの対応付けがなされたHA
/CoA対応テーブルが存在する。つまり、第1の通信
インタフェースIF1を利用している場合には、このH
A/CoA対応テーブルは、移動ホストMHのホームア
ドレス「HA−MH」と第1の通信インタフェースIF
1に割り当てられたケアオブアドレス「CoA−MH
1」とが対応付けられているが、通信インタフェース状
態監視部11からの通信インタフェース切り替え準備イ
ベントによって、通信インタフェースの切り替え処理が
開始されると、パケット中継装置PXは、移動ホストM
Hから送られてきたケアオブアドレス「CoA−MH
2」の登録要求メッセージを受信し、移動ホストMHの
ホームアドレス「HA−MH」に対応するケアオブアド
レスとしてCoA−MH2を、すでに登録されているケ
アオブアドレス「CoA−MH1」とともに追加登録す
る。
【0061】したがって、その時点では、HA/CoA
対応テーブルには、移動ホストMHのホームアドレス
「HA−MH」に対して、ケアオブアドレス「CoA−
MH1」と「CoA−MH2」の2つが対応付けられた
状態となる。
【0062】この状態においては、パケット中継装置P
Xは、固定ホストFHから送られてくるホームアドレス
「HA−MH」宛の通信パケットを受信すると、その通
信パケットの宛先をケアオブアドレス「CoA−MH
1」とケアオブアドレス「CoA−MH2」として、第
1および第2の通信インタフェースIF1,IF2の両
方に送る。
【0063】そして、通信インタフェース状態監視部1
1からの通信インタフェース切り替えイベントによっ
て、通信インタフェースの切り替え処理が完了すると、
パケット中継装置PXは、移動ホストMHからケアオブ
アドレス「CoA−MH1」の利用停止メッセージを受
信し、移動ホストMHのHA/CoA対応テーブルから
ケアオブアドレス「CoA−MH1」を削除する。
【0064】以上のような手順で処理がなされることに
よって、移動ホストMHは、 ある通信技術を用いたあ
るネットワークN1からそれぞれ異なった通信技術を用
いた他のネットワークN2に移動しても固定ホストFH
との間の通信を継続することができる。
【0065】次に具体的な実施の形態について説明す
る。なお、この実施の形態では、異なる通信技術による
通信エリアとして、図1に示すように、 Bluetoothによ
るネットワークN1とこのBluetoothとは異なる通信技
術を用いたIEEE802.11b規格のネットワークN2の2つ
を考える。したがって、移動ホストMHは、 Bluetooth
による通信技術に対応した第1の通信インタフェースI
F1とIEEE802.11b規格の通信技術に対応した第2の通
信インタフェースIF2を有する。
【0066】まず、この実施の形態における通信システ
ムを次のように仮定する。移動ホストMHは、第1およ
び第2の通信インタフェースIF1,IF2を備え、第
1の通信インタフェースIF1をBluetoothを用いたネ
ットワークN1に対応する通信インタフェース(以下、
BluetoothインタフェースIF1という)とし、第2の
通信インタフェースIF2をIEEE802.11b規格の通信イ
ンタフェース(以下、IEEE802.11bインタフェースIF
2という)とする。
【0067】移動ホストMHは固定ホストFH(そのI
Pアドレスを「FHA−FA」とする)と通信を行って
いて、初期状態においては BluetoothインタフェースI
F1を用いた通信を行っており、その状態から徐々に移
動して 最終的にIEEE802.11bインタフェースIF2を用
いた通信に切り替わるものとする。
【0068】また、移動ホストMHのホームアドレスは
「HA−MH」、BluetoothインタフェースIF1に割
り当てられたケアオブアドレスは「CoA−MH1」、
IEEE802.11bインタフェースIF2に割り当てられたケ
アオブアドレスは「CoA−MH2」であるとする。ま
た、ここで利用するMobile IPはMobile
IPv6とする。
【0069】このようなシステムにおいて、移動ホスト
MHがBluetoothインタフェースIF1を用いてネット
ワークN1に接続され、固定ホストFHと通信を行って
いる状態を初期状態とする。この初期状態から固定ホス
トFHとの通信を継続しながら移動ホストMHが徐々に
移動して、やがてIEEE802.11bインタフェースIF2を
用いた通信を行う状態となるまでの動作について説明す
る。
【0070】図3〜図6は本発明の実施の形態を説明す
る図であり、移動ホストMHの移動過程における移動ホ
ストおよびパケット中継装置PXのそれぞれ情報内容の
変化を説明する図である。
【0071】図3は移動ホストMHが Bluetoothによる
ネットワークN1に入っている状態(初期状態)を説明
する図であり、図4と図5は移動ホストMHがBluetoot
hによるネットワークN1からIEEE802.11b規格によるネ
ットワークN2に移行しつつある状態を説明する図で、
図4は移動途中の状態、図5は移動途中において通信イ
ンタフェース状態管理部11から通信インタフェース切
り替え準備イベントが発生された状態を説明する図であ
る。
【0072】また、図6は移動ホストMHが Bluetooth
によるネットワークN1から脱出してIEEE802.11b規格
によるネットワークN2に入った状態でを説明する図
で、通信インタフェース状態管理部11から通信インタ
フェース切り替えイベントが発生された状態を説明する
図ある。
【0073】まず、図3における初期状態においては、
上述したように、移動ホストMHは、Bluetoothインタ
フェースIF1を用いて、固定ホストFHと通信を行っ
ている。このとき、割り当てられているホームアドレス
HAは「HA−MH」であり、このホームアドレス「H
A−MH」は不変である。また、Bluetoothインタフェ
ースIF1に割り当てられたケアオブアドレスCoAは
「CoA−MH1」であるとする。
【0074】したがって、この初期状態においては、移
動ホストMHのアドレス対応管理部12が管理するアド
レス対応情報(通信インタフェース名とケアオブアドレ
スCoAの対応関係を示す情報)は、 Bluetoothインタ
フェースIF1側のアドレス対応情報D21は、図3に
示すように、「インタフェース: Bluetooth」に対して
「CoA :CoA−MH1」となっている。
【0075】一方、 IEEE802.11bインタフェース側IF
2のアドレス対応情報D22は、図3に示すように、
「インタフェース: IEEE802.11b」に対して「CoA
:−」となっている。これは、 IEEE802.11b インタフ
ェースIF2側におけるケアオブアドレスは割り当てら
れていない状態であるということを示している。
【0076】また、移動ホストMHの通信インタフェー
ス状態管理部11が管理する通信インタフェース情報
(通信インタフェース名と通信状態の良し悪しを示す情
報、利用可否を示す情報)は、 Bluetoothインタフェー
スIF1側の通信インタフェース情報D11は図3に示
すように、「インタフェース: Bluetooth」、「通信状
態:good」、「利用可否:available」となっている。
【0077】一方、 IEEE802.11b インタフェースIF
2側の通信インタフェース情報D12は図3に示すよう
に、「インタフェース: IEEE802.11b」、「通信状態:
−」、「利用可否:unavailable」となっている。
【0078】この図3の状態は、Bluetoothインタフェ
ースIF1側は通信状態は良好で、Bluetoothインタフ
ェースIF1を利用することができる状態であるが、 I
EEE802.11bインタフェースIF2側は通信状態は不能で
あって、 IEEE802.11bインタフェースIF2の利用はで
きない状態であることを示している。
【0079】一方、このとき、パケット中継装置PXに
おけるHA/CoA対応テーブルは、 移動ホストMH
のホームアドレス「HA−MH」とそのケアオブアドレ
ス「CoA−MH1」とが対応付けられている。これに
よって、前述したように、移動ホストMHはBluetooth
インタフェースIF1を用い、パケット中継装置PXの
中継によって固定ホストFHとの通信を行うことができ
る。
【0080】なお、図3から図6における太線の矢印Y
1,Y2,Y3は、前述したように、移動ホストMHと
固定ホストFHとの通信経路を示している。また、 Blu
etoothによるネットワークN1とBluetoothインタフェ
ースIF1との間およびIEEE802.11b 規格によるネット
ワークN2とIEEE802.11bインタフェースIF2との間
に示されている「○」や「△」や「×」は通信状態を示
すもので、「○」は通信状態が「good」、「△」は通信
状態が「bad」、「×」は通信不能であることを示して
いる。
【0081】なお、Mobile IP機能部13によ
る通信の処理手順については、すでに詳細に説明したの
でここでは省略する。
【0082】次に、このような初期状態から移動ホスト
MHが移動を開始し、BluetoothによるネットワークN
1とIEEE802.11b規格によるネットワークN2の両方が
重なる部分のほぼ中間位置に到達すると、移動ホストM
Hの持つ情報は図4のような状態となる。
【0083】この図4の状態においては、移動ホストM
Hのアドレス対応管理部12が管理するアドレス対応情
報は、 BluetoothインタフェースIF1側のアドレス対
応情報D21は図4に示すように、「インタフェース:
Bluetooth」に対して「CoA:CoA−MH1」とな
っている。一方、 IEEE802.11bインタフェースIF2側
のアドレス対応情報D22は図4に示すように、「イン
タフェース: IEEE802.11b」に対して「CoA : Co
A−MH2」となる。
【0084】すなわち、移動ホストMHがIEEE802.11b
規格によるネットワークN2内に入ると、通信インタフ
ェース監視部11がIEEE802.11bインタフェースIF2
の電波受信レベルの上昇を検出し、 IEEE802.11bインタ
フェースIF2が利用可能となるので、移動ホストMH
はケアオブアドレス 「CoA−MH2」を取得して、
アドレス管理部12がIEEE802.11bインタフェースIF
2側のアドレス対応情報を更新し、上述したように、
「インタフェース: IEEE802.11b」に対しては「Co
A: CoA−MH2」とする。
【0085】また、移動ホストMHの通信インタフェー
ス状態管理部11が管理する通信インタフェース情報
は、 BluetoothインタフェースIF1側の通信インタフ
ェース情報D11は図4に示すように、「インタフェー
ス: Bluetooth」、「通信状態:bad」、「利用可否:a
vailable」となっている。一方、 IEEE802.11b インタ
フェースIF2側の通信インタフェース情報D12は図
4に示すように、「インタフェース: IEEE802.11b」、
「通信状態:bad」、「利用可否:unavailable」となっ
ている。
【0086】これは、 BluetoothインタフェースIF1
側は通信状態は悪いが、まだ Bluetoothインタフェース
IF1を利用できる状態であり、 IEEE802.11b インタ
フェースIF2側は通信状態は悪く、 IEEE802.11b イ
ンタフェースIF2の利用はまだできない状態であるこ
とを示している。つまり、まだ通信インタフェースの切
り替えがなされていない状態である。
【0087】一方、このとき、パケット中継装置PXに
おけるHA/CoA対応テーブルは、 移動ホストMH
のホームアドレス「HA−MH」とそのケアオブアドレ
ス「CoA−AMH」の対応付けがそのまま保持されて
いる。これによって、この図4の状態であっても、前述
したように、モバイルホストMHは Bluetoothインタフ
ェースIF1を用い、パケット中継装置PXの中継によ
って固定ホストFHとの通信を行うことができる。
【0088】そして、この図4の状態から移動ホストM
Hがさらに移動を行い、Bluetoothによるネットワーク
N1と IEEE802.11b規格によるネットワークN2との重
なる位置で、かつ、 IEEE802.11b規格によるネットワー
クN2側により多く入り込んだ位置に到達すると、移動
ホストMHの持つ情報は図5のような状態となる。
【0089】この図5の状態においては、移動ホストM
Hのアドレス対応管理部12が管理するアドレス対応情
報は、 BluetoothインタフェースIF1側のアドレス対
応情報D21は図5に示すように、「インタフェース:
Bluetooth」に対して「CoA:CoA−MH1」がそ
のまま保持され、 IEEE802.11bインタフェースIF2側
のアドレス対応情報D22は図5に示すように、「イン
タフェース: IEEE802.11b」に対して「CoA:CoA
−MH2」となっている。
【0090】この状態は、通信インタフェース状態管理
部11が BluetoothインタフェースIF1の電波の受信
電波レベルの下降を検出した状態であり、通信インタフ
ェース状態管理部11からは通信インタフェース切り替
え準備イベントが発生され、それによって移動ホストM
Hがパケット中継装置HAにケアオブアドレス「 Co
A−MH2」の登録要求メッセージを送信する。
【0091】そして、その後しばらくの間( IEEE802.1
1b インタフェースIF2側への切り替えが完了するま
での間)は、移動ホストMHから固定ホストFH宛に送
出される通信パケットは、これら両方の通信インタフェ
ースに対する送信パケットキュー14,16にそれぞれ
送信パケットP1を接続する。
【0092】なお、これらの通信パケットP1が固定ホ
ストFHに送られて、固定ホストFH側で同じ送信パケ
ットP1を受信した場合には、重複を防ぐために一方の
送信パケットのみを採用する。
【0093】また、移動ホストMHの通信インタフェー
ス状態管理部11が管理する通信インタフェース情報
は、 BluetoothインタフェースIF1側の通信インタフ
ェース情報D11は図5に示すように、「インタフェー
ス: Bluetooth」、「通信状態:bad」であるが、ま
だ、通信インタフェースは切り替えられていないので、
「利用可否:available」となっている。一方、 IEEE80
2.11b インタフェースIF2側の通信インタフェース情
報D12は図5に示すように、「インタフェース:IEEE
802.11b」、「通信状態:good」であるが、通信インタ
フェースは IEEE802.11b インタフェースIF2側に切
り替えられていないので、「利用可否:unavailable」
となっている。
【0094】一方、パケット中継装置PXは、移動ホス
トMHからのケアオブアドレス「CoA−MH2」の登
録要求メッセージを受信すると、それをHA/CoA対
応テーブルに追加する。
【0095】これによって、この時点では、パケット中
継装置PXのHA/CoA対応テーブルは、 ホームア
ドレス「HA−MH」に対し「CoA−MH1」と「C
oA−MH2」の2つのケアオブアドレスが対応付けら
れている。
【0096】そして、その後しばらくの間( IEEE802.1
1b インタフェースIF2側への切り替えが完了するま
での間)は、パケット中継装置PXは固定ホストFHか
ら移動ホストMH宛の通信パケットP2は、ケアオブア
ドレス「CoA−MH1」宛の通信パケットとケアオブ
アドレス「CoA−MH2」宛の通信パケットとして中
継処理する。
【0097】このように、固定ホストFHから移動ホス
トMH宛(ホームアドレス「HA−MH」宛)の通信パ
ケットを、2つのケアオブアドレス「CoA−MH
1」,「CoA−MH2」宛の通信パケットP2として
中継するのは、この図5のように、Bluetoothインタフ
ェースIF1と IEEE802.11b インタフェースIF2の
両方のインタフェースが使えるようになりつつある状態
は、通信パケットの欠落が生じやすい状態であるため
で、一方の通信インタフェースが利用できなくなって
も、他方の通信インタフェースを利用して受信できるよ
うにするためである。
【0098】そして、この図5の状態から移動ホストM
Hがさらに移動を行い、 Bluetoothによるネットワーク
N1から脱出してIEEE802.11b規格によるネットワーク
N2のみに入った位置に到達すると、移動ホストMHの
持つ情報は図6のような状態となる。
【0099】この図6の状態においては、移動ホストM
Hのアドレス対応管理部12が管理するアドレス対応情
報は、 BluetoothインタフェースIF1側のアドレス対
応情報D21は図6に示すように、「インタフェース:
Bluetooth」に対して「CoA:−」となり、 IEEE80
2.11bインタフェースIF2側のアドレス対応情報D2
2は図6に示すように、 「インタフェース:IEEE802.1
1b」に対して「CoA:CoA−MH2」となってい
る。
【0100】この状態は、通信インタフェース状態管理
部11が BluetoothインタフェースIF1の電波の受信
電波レベルの状態から、 BluetoothインタフェースIF
1の利用ができないことを検出した状態であり、通信イ
ンタフェース状態管理部11は通信インタフェース切り
替えイベントを発生し、それによって、移動ホストMH
はパケット中継装置PXにケアオブアドレス「 CoA
−MH1」の利用停止メッセージを送信するとともに、
BluetoothインタフェースIF1の利用を停止する。
【0101】これによって、移動ホストMHの通信イン
タフェース状態管理部11が管理する通信インタフェー
ス情報は、 BluetoothインタフェースIF1側の通信イ
ンタフェース情報D11は図6に示すように、「インタ
フェース: Bluetooth」、「通信状態:−」とであり、
通信不能な状態となり、「利用可否:unavailable」と
なっている。一方、 IEEE802.11bインタフェースIF2
側の通信インタフェース情報D12は図6に示すよう
に、「インタフェース: IEEE802.11b」、「通信状態:
good」であり、通信インタフェースがIEEE802.11bイン
タフェースIF2側に切り替えられているので、「利用
可否:available」となっている。
【0102】一方、パケット中継装置PXは、移動ホス
トMHからのケアオブアドレス 「CoA−MH1」の
利用停止メッセージを受信し、HA/CoA対応テーブ
ルからケアオブアドレス「 CoA−MH1」を削除
し、 HA/CoA対応テーブルは、 移動ホストMHの
ホームアドレス「HAd−MH」に対し「CoA−MH
2」のケアオブアドレスのみが対応付けられた状態とな
っている。
【0103】したがって、この状態では、パケット中継
装置PXは、固定ホストFHから移動ホストMH宛(ホ
ームアドレス「HAd−MH」宛)の通信パケットに対
しては、ケアオブアドレス「 CoA−MH2」宛のパ
ケットとして中継する。
【0104】ところで、移動ホストMHがあるネットワ
ークから他のネットワーク(前述の実施の形態ではBlue
tooth によるネットワークN1からIEEE802.11b規格に
よるネットワークN2)に移動する際、その移動途中に
おいて、それぞれのネットワーク対応の通信インタフェ
ース(前述の実施の形態ではBluetoothインタフェース
IF1またはIEEE802.11bインタフェースIF2)の両
方が利用可能状態である場合、どの通信インタフェース
を選択するかの基準を設定して、その選択基準を通信イ
ンタフェース選択基準管理部20に格納しておくことが
できる。そして、この通信インタフェース選択基準管理
部20に格納された選択基準に基づいて通信システムを
選択する。
【0105】具体的には、たとえば、通信の転送速度、
電波受信レベルの大きさ、帯域などを選択基準として用
い、複数の通信インタフェースの利用が可能な状態で
は、たとえば、転送速度の速い方の通信インタフェース
を選択するといった設定や、電波受信レベルの大きい方
の通信インタフェースを選択するといった設定、帯域の
広い方の通信インタフェースを選択するといった設定な
ど種々考えられる。
【0106】さらには、通信費用に差がある場合には通
信費用の安価な方を選択するといった設定なども可能で
あり、ユーザの好みやその時の状況に応じた最適な通信
インタフェースを選択できるような選択基準を通信イン
タフェース選択基準管理部20に定めておくことができ
る。
【0107】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、移動ホストMHは2つの通信イン
タフェース(はBluetoothインタフェースIF1とIEEE8
02.11bインタフェースIF2)を備えるようにしたが、
これは、2つに限られるものではなく、3つ以上の通信
インタフェースを備えるようにすることもできる。それ
によれば、たとえば、3つ以上の異なる通信技術による
ネットワーク間の移動も可能となる。
【0108】また、前述の実施の形態では、通信インタ
フェース状態管理部11とアドレス対応管理部12は別
個に設けるようにしたが、これらは1つにまとめること
も可能である。
【0109】また、前述の実施の形態では、Mobil
eIPとしてはMobileIPv6を用いる例で説明
し、図1のシステム構成はMobileIPv4を用い
た例が示されているが、本発明はMobileIPv
6、MobileIPv4のいずれにも対応できる。
【0110】また、前述の実施の形態では、通信インタ
フェースとして無線通信インタフェース同志の通信イン
タフェースの切り替えを例にとって説明したが、これに
限られるものではなく、無線通信インタフェースと有線
通信インタフェース間の通信インタフェースの切り替え
も可能であり、さらに、有線通信インタフェース同志の
通信インタフェースの切り替えにも適用できる。
【0111】また、本発明は、以上説明した本発明を実
現するための処理手順が記述された処理プログラムを作
成し、その処理プログラムをフロッピィディスク、光デ
ィスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させてお
くことができ、本発明はその処理プログラムが記録され
た記録媒体をも含むものである。また、ネットワークか
ら当該処理プログラムを得るようにしてもよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の通信インタフェースの通信状態をそれぞれの通信イ
ンタフェースごとに監視することで、その時点における
最適な通信インタフェースを選択できるようになってい
る。そして、現在利用している通信インタフェースから
次の通信インタフェースへの切り替えを2段階のステッ
プで行い、このとき、それぞれの通信インタフェースの
一時的なアドレス(ケアオブアドレス)を取得し、取得
したそれぞれの通信インタフェースのケアオブアドレス
をパケット中継装置側にも通知し、パケット中継装置で
は、移動側通信手段に割り当てられている固定的なアド
レス(ホームアドレス)とそれぞれの通信インタフェー
スに割り当てられたそれぞれのケアオブアドレスとを対
応付けて、移動側通信手段と固定側通信手段との間の通
信の中継を行うようにしているので、通信インタフェー
スの切り替え期間においては、固定側通信手段から移動
側通信手段宛の通信パケットは、切り替え前の通信イン
タフェースと切り替え後の通信インタフェースの両方宛
に送信される。
【0113】それによって、通信インタフェースの切り
替え時における固定側通信手段から移動側通信手段宛の
通信パケットロスを少なくすることができる。また、こ
の通信インタフェースの切り替え期間における移動側通
信手段から固定側通信手段に送信される通信パケット
は、それぞれの通信インタフェースに設けられた送信パ
ケットキューに配置されるので、通信インタフェースの
切り替え時における移動側通信手段から固定側通信手段
宛の通信パケットロスを少なくすることができる。
【0114】このように、本発明では通信インタフェー
スを切り換える場合にデータリンク層の切替だけではな
く、ネットワーク層レベルまで自動的に切り換える機能
を有した通信システムとすることができる。
【0115】また、前記移動側通信手段が前記あるネッ
トワークから他のネットワークへ移動する際、その移動
途中において、前記複数のネットワークに対応する通信
インタフェースの利用が可能となる状態では、どの通信
インタフェースを選択するかの基準を設定しておくこと
ができ、その選択基準に基づいて最適な通信システムを
選択することも可能である。
【0116】具体的には、たとえば、通信の転送速度、
電波受信レベルの大きさ、帯域などを選択基準として用
い、複数の通信インタフェースの利用が可能な状態で
は、たとえば、転送速度の速い方の通信インタフェース
を選択するといった設定や、電波受信レベルの大きい方
の通信インタフェースを選択するといった設定、帯域の
広い方の通信インタフェースを選択するといった設定な
ど種々考えられる。さらには、通信費用に差がある場合
には通信費用の安価な方を選択するといった設定なども
可能であり、複数の通信インタフェースの利用が可能な
状態では、ユーザの好みやその時の状況に応じた最適な
通信インタフェースを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が用いるMobile IPの機能を説
明する通信システムの構成図である。
【図2】本発明の基本的な動作を説明する図であり、移
動ホストMHの構成と移動ホストMHおよびパケット中
継装置PXの情報内容を示すものである。
【図3】本発明の実施の形態を説明する図であり、移動
ホストMHが BluetoothによるネットワークN1に入っ
ている状態を説明する図である。
【図4】移動ホストMHがBluetoothによるネットワー
クN1からIEEE802.11b規格によるネットワークN2に
移行しつつある状態を説明する図である。
【図5】移動ホストMHがBluetoothによるネットワー
クN1からIEEE802.11b規格によるネットワークN2に
移行しつつある状態を説明する図であり、通信インタフ
ェース切り替え準備イベントを発生する状態を説明する
図である。
【図6】移動ホストMHが Bluetoothによるネットワー
クN1から脱出してIEEE802.11bによるネットワークN
2に入った状態を説明する図であり、通信インタフェー
ス切り替えイベントを発生する状態を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11 通信インタフェース状態管理部 12 アドレス対応管理部 13 Mobile IP機能部 14 送信パケット用キュー(第1の通信インタフェー
スIF1側) 15 受信パケット用キュー(第1の通信インタフェー
スIF1側) 16 送信パケット用キュー(第2の通信インタフェー
スIF2側) 17 受信パケット用キュー(第2の通信インタフェー
スIF2側) 18 入出力ドライバ(第1の通信インタフェースIF
1用) 19 入出力ドライバ(第2の通信インタフェースIF
2用) 20 通信インタフェース選択基準管理部 N1 Bluetoothによるネットワーク N2 IEEE802.11b規格のネットワーク IF1 第1の通信インタフェース( Bluetoothインタ
フェース) IF2 第2の通信インタフェース( IEEE802.11bイン
タフェース) PX パケット中継装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04Q 7/04 C Fターム(参考) 5K030 HA08 HC09 HD06 JA11 JL01 JT09 KA13 LB05 5K033 CB08 CC01 DA05 DA19 DB18 5K034 EE11 HH01 HH02 HH06 HH63 JJ24 5K067 BB21 CC08 EE04 EE10 EE16 FF16 GG01 GG11 HH32 JJ11 JJ31 JJ66 JJ71

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった通信技術を用いた複数のネット
    ワークに対応した複数の通信インタフェースを有すると
    ともに、Mobile IP機能を有する移動側通信手
    段がパケット中継装置と連携して、前記Mobile
    IP機能を用い、かつ、前記複数の通信インタフェース
    を切り替えることで、固定側通信手段との間の通信を継
    続しながら、前記複数のネットワーク間を移動可能とす
    る通信インタフェース自動切り替え方法であって、 前記複数の通信インタフェースの通信状態を監視し、そ
    の監視結果に基づいて、あるネットワークに対応する通
    信インタフェースの利用が可能な状態であることが検出
    されると、その利用可能な通信インタフェースに割り当
    てられた一時的なアドレスを取得して登録するととも
    に、その一時的なアドレスを前記パケット中継装置にも
    通知し、このパケット中継装置ではその一時的なアドレ
    スを登録し、それによって、当該移動側通信手段と前記
    固定側通信手段は、当該移動側通信手段に割り当てられ
    ている固定的なアドレスとその通信インタフェースに割
    り当てられた一時的なアドレスを用いて、前記パケット
    中継装置を利用した通信を行い、 前記移動側通信手段が前記あるネットワークから他のネ
    ットワークへ移動する際、その移動途中において、前記
    他の通信インタフェースの利用が可能な状態となりつつ
    あることを検出すると、その検出結果に基づいて、前記
    他の通信インタフェースに割り当てられた一時的なアド
    レスを取得して登録するとともに、その一時的なアドレ
    スを前記パケット中継装置に通知し、このパケット中継
    装置ではその一時的なアドレスを、既に登録されている
    前記一時的なアドレスに加えて登録し、それによって、
    当該移動側通信手段と前記固定側通信手段は、当該移動
    側通信手段に割り当てられている固定的なアドレスと前
    記それぞれの通信インタフェースに割り当てられたそれ
    ぞれの一時的なアドレスを用いて、前記パケット中継装
    置を利用した通信を行い、 この状態から前記他の通信インタフェースの利用が可能
    な状態となったことを検出すると、その検出結果に基づ
    いて、通信インタフェースの切り替えを行うとともに、
    前記移動前のネットワークに対応する通信インタフェー
    スに割り当てられた一時的なアドレスの利用停止を前記
    パケット中継装置に通知し、このパケット中継装置では
    利用停止の通知を受けた一時的なアドレスの登録を削除
    し、それによって、当該移動側通信手段と前記固定側ホ
    ストは、当該移動側通信手段に割り当てられている固定
    的なアドレスと移動後のネットワークに対応する通信イ
    ンタフェースに割り当てられた一時的なアドレスを用い
    て、前記パケット中継装置を利用した通信を行うことを
    特徴とする通信インタフェース自動切り替え方法。
  2. 【請求項2】 前記移動側通信手段が前記あるネットワ
    ークから他のネットワークへ移動する際、その移動途中
    において、前記他の通信インタフェースの利用が可能な
    状態となりつつある状態では、前記移動側通信手段から
    前記固定側通信手段宛の通信パケットは、前記複数の通
    信インタフェースごとに設けられたそれぞれの送信パケ
    ット用キューにそれぞれ接続し、前記固定側通信手段か
    ら前記移動側通信手段宛の通信パケットは、前記パケッ
    ト中継装置において、前記それぞれ通信インタフェース
    に割り当てられたそれぞれの一時的なアドレス宛の通信
    パケットとして前記移動側通信手段宛に送信することを
    特徴とする請求項1記載の通信インタフェース自動切り
    替え方法。
  3. 【請求項3】 前記移動側通信手段が前記あるネットワ
    ークから他のネットワークへ移動する際、その移動途中
    において、前記複数のネットワークに対応する通信イン
    タフェースの利用が可能となる状態では、どの通信イン
    タフェースを選択するかの選択基準の設定を可能とし、
    その設定された選択基準に基づいて、利用する通信イン
    タフェースの選択を行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載の通信インタフェース自動切り替え方法。
  4. 【請求項4】 異なった通信技術を用いた複数のネット
    ワークに対応した複数の通信インタフェースを有すると
    ともに、Mobile IP機能を有する移動側通信手
    段がパケット中継装置と連携して、前記Mobile
    IP機能を用い、かつ、前記複数の通信インタフェース
    を切り替えることで、固定側通信手段との間の通信を継
    続しながら、前記複数のネットワーク間を移動可能とす
    る通信インタフェース自動切り替えシステムであって、 前記移動側通信手段は、前記複数の通信インタフェース
    ごとにそれぞれの通信インタフェースの通信状態を監視
    してその通信状態を検出し、その検出結果に応じた処理
    を行う通信インタフェース状態管理手段と、前記移動側
    通信手段が取得した通信インタフェースに割り当てられ
    た一時的なアドレスを、それぞれの通信インタフェース
    に対応させて管理するアドレス対応管理部と、前記複数
    の通信インタフェースに設けられた送信用パケットキュ
    ーおよび受信用パケットキューとを有し、 前記パケット中継装置は、前記移動側通信手段に割り当
    てられた固定的なアドレスと前記移動側通信手段が取得
    した通信インタフェースに割り当てられた一時的なアド
    レスとを対応付けるテーブルを有し、 前記移動側通信手段は、複数の通信インタフェースの通
    信状態を監視し、その監視結果に基づいて、あるネット
    ワークに対応する通信インタフェースの利用が可能な状
    態であることが検出されると、その利用可能な通信イン
    タフェースに割り当てられた一時的なアドレスを取得し
    て登録するとともに、その一時的なアドレスを前記パケ
    ット中継装置にも通知し、このパケット中継装置ではそ
    の一時的なアドレスを登録し、それによって、当該移動
    側通信手段と前記固定側通信手段は、当該移動側通信手
    段に割り当てられている固定的なアドレスとその通信イ
    ンタフェースに割り当てられた一時的なアドレスを用い
    て、前記パケット中継装置を利用した通信を行い、 前記移動側通信手段が前記あるネットワークから他のネ
    ットワークへ移動する際、その移動途中において、前記
    他の通信インタフェースの利用が可能な状態となりつつ
    あることを検出すると、その検出結果に基づいて、前記
    他の通信インタフェースに割り当てられた一時的なアド
    レスを取得して登録するとともに、その一時的なアドレ
    スを前記パケット中継装置に通知し、このパケット中継
    装置ではその一時的なアドレスを、既に登録されている
    前記一時的なアドレスに加えて登録し、それによって、
    当該移動側通信手段と前記固定側通信手段は、当該移動
    側通信手段に割り当てられている固定的なアドレスと前
    記それぞれの通信インタフェースに割り当てられたそれ
    ぞれの一時的なアドレスを用いて、前記パケット中継装
    置を利用した通信を行い、 この状態から前記他の通信インタフェースの利用が可能
    な状態となったことを検出すると、その検出結果に基づ
    いて、通信インタフェースの切り替えを行うとともに、
    前記移動前のネットワークに対応する通信インタフェー
    スに割り当てられた一時的なアドレスの利用停止を前記
    パケット中継装置に通知し、このパケット中継装置では
    利用停止の通知を受けた一時的なアドレスの登録を削除
    し、それによって、当該移動側通信手段と前記固定側ホ
    ストは、当該移動側通信手段に割り当てられている固定
    的なアドレスと移動後のネットワークに対応する通信イ
    ンタフェースに割り当てられた一時的なアドレスを用い
    て、前記パケット中継装置を利用した通信を行うことを
    特徴とする通信インタフェース自動切り替えシステム。
  5. 【請求項5】 前記移動側通信手段が前記あるネットワ
    ークから他のネットワークへ移動する際、その移動途中
    において、前記他の通信インタフェースの利用が可能な
    状態となりつつある状態では、前記移動側通信手段から
    前記固定側通信手段宛の通信パケットは、前記複数の通
    信インタフェースごとに設けられたそれぞれの送信パケ
    ット用キューにそれぞれ接続し、前記固定側通信手段か
    ら前記移動側通信手段宛の通信パケットは、前記パケッ
    ト中継装置において、前記それぞれ通信インタフェース
    に割り当てられたそれぞれの一時的なアドレス宛の通信
    パケットとして前記移動側通信手段宛に送信することを
    特徴とする請求項4記載の通信インタフェース自動切り
    替えシステム。
  6. 【請求項6】 前記移動側通信手段には、通信インタフ
    ェース選択基準管理手段を備え、前記移動側通信手段が
    前記あるネットワークから他のネットワークへ移動する
    際、その移動途中において、前記複数のネットワークに
    対応する通信インタフェースの利用が可能となる状態で
    は、どの通信インタフェースを選択するかの選択基準の
    設定を可能とし、その設定された選択基準に基づいて、
    利用する通信インタフェースの選択を行うことを特徴と
    する請求項4または5記載の通信インタフェース自動切
    り替えシステム。
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