JP2002288216A - 感性商品検索システム及び方法 - Google Patents

感性商品検索システム及び方法

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JP2002288216A
JP2002288216A JP2001089311A JP2001089311A JP2002288216A JP 2002288216 A JP2002288216 A JP 2002288216A JP 2001089311 A JP2001089311 A JP 2001089311A JP 2001089311 A JP2001089311 A JP 2001089311A JP 2002288216 A JP2002288216 A JP 2002288216A
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kansei
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Masahiro Komazawa
正広 駒沢
Tadashi Maruyama
匡 丸山
Yoshio Shimizu
義雄 清水
Masayuki Takadera
政行 高寺
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DENSAN KK
Original Assignee
DENSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の検索効率を向上させた感性商品検索シ
ステム及び方法を提供する。 【解決手段】 商品分類や商品に関する感性語を用いた
感性評価項目などの入力画面を提示して、利用者に商品
分類や商品感性評価データなどの入力を促し、利用者の
嗜好に近い商品群や商品情報を検索画面に出力表示する
検索用入出力部1と、検索用入出力部1からの検索命令
に応じて、商品に関する利用者の感性評価データと予め
商品販売者に登録された当該商品に関する感性評価デー
タとの間で一致度を求めて利用者の嗜好に近い商品を検
索し、近いものから順にソートして商品群を検索用入出
力部1の検索画面に一覧表示させ、該商品群の中から利
用者に選択された商品の詳細情報を出力表示させる商品
検索部3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、同一商品に関する
商品販売者と利用者との感性評価データを利用した感性
商品検索システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者がデパートや商店などで商品を購
入する場合、利用者が実際に店舗内に展示されている商
品を見て歩きながら好みの商品を探して購入する場合、
店員が利用者のニーズを直接聞いたうえで利用者の感性
に合うと思われる商品を在庫の中から複数紹介して勧め
られた中から好みの商品を購入する場合、或いは利用者
が予め紙面広告やカタログなどで購入を希望する商品を
決めておき、当該商品を実際に店舗にて確認したうえで
商品を購入する場合などの態様が考えられる。
【0003】また、通信販売やテレビショッピングのよ
うに、カタログやコマーシャル画面により商品を提示さ
れた利用者が気に入った商品をオーダーし、実際に届い
た商品を確認したうえで、購入か返品かを決めて商品を
購入する形態も利用されている。また、近年のパーソナ
ルコンピュータの普及や情報関連技術(IT)の著しい
進歩発展により、例えばインターネット(World・
Wide・Web)を利用していわゆるインターネット
広告から商品販売業者が提供するポータルサイトにアク
セスして商品情報を取得して希望する商品を購入する販
売形態も急速に普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】利用者が実際に商品を
店舗で見ながら購入する場合には、展示スペースが限ら
れた中で、利用者の好み(感性)に合った商品にたどり
つくには時間と労力を要する。また、店員の勧めにした
がって商品の在庫を確認しながら購入する場合にも、紹
介できる商品数には限りがあり、商品販売のため店員及
び利用者の費やす労力が大きい。
【0005】また、カタログ販売やテレビショッピング
なども、提示できる商品数には限りがあり、かつ利用者
が見るか見ないかが任意であるため広告効果が一方的で
あり、しかも利用者の感性に合った商品が掲載されてい
るとは限らず、販売効果も十分であるとは言い難い。
【0006】また、インターネット上で商品販売業者が
提供するポータルサイトにアクセスして商品に関する情
報を検索して商品を選択する場合にも、商品販売者の提
供可能な商品が掲載されたサイトを利用者が訪れるかど
うかは任意的であり、しかも商品に関する情報はデータ
ベースに登録しておくことで豊富に提供可能であるとし
ても、利用者は大量の商品情報の中から検索により自分
の好み(感性)に合った商品にたどりつくのは容易では
ない。
【0007】また、同一の商品に関する利用者のニーズ
は時代(時間)と共に変遷し易く、主観的、趣味的要素
が反映され易いため、あくまで利用者の感性に完全一致
する商品を提示するのみならずそれにに近い範囲まで、
即ちある程度の幅(曖昧さ)を持たせた範囲で商品を提
示できれば、利用者自身も選択に際して都合が良い。ま
た、一般に繰り返し購入され易い商品については、経験
側に基づいて商品販売者や購入者が共通にして抱く印象
を修飾語として表現した場合に、類義語を削除して最も
その商品の感性を的確に表現する用語(感性用語)が限
られた範囲で抽出可能なことが知られている。ある商品
について商品販売者及び購入者が抱く感性を評価するこ
とにより、検索効率を向上させたり、検索結果を後の商
品検索に活用できたら商品販売者のみならず購入者にと
っても有意義なものとなる。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、同種商品に対する商品販売者及び購入者が抱く印
象を尺度付きの感性用語により評価して両者の一致の度
合いを利用して商品を検索することにより、商品の検索
効率を向上させた感性商品検索システム及び方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、感性商品検索シ
ステムにおいては、商品分類や商品に関する感性語を用
いた感性評価項目などの入力画面を提示して、利用者に
商品分類や商品感性評価データなどの入力を促し、利用
者の嗜好に近い商品群や商品情報を検索画面に出力表示
するデータ入出力手段と、データ入出力手段からの検索
命令に応じて、利用者より入力された商品に関する感性
評価データと予め商品販売者より登録された当該商品に
関する感性評価データとの間で一致度を求めて利用者の
嗜好に近い商品を検索し、近いものから順にソートして
商品群をデータ入出力手段の検索画面に一覧表示させ、
該商品群の中から利用者に選択された商品の詳細情報を
出力表示させる商品検索手段とを備えたことを特徴とす
る。商品検索手段は、商品分類や商品毎に評価尺度付き
の感性語が登録された感性語データベースと、当該商品
について予め商品販売者により感性評価項目ごとに感性
評価データが登録された感性評価データベースと、商品
販売者が提供する商品の詳細情報が登録された商品デー
タベースとを備え、感性語データベースより商品分類や
商品に関する感性評価項目を読み出して検索画面に提示
し、入力された利用者の感性評価データと予め感性評価
データベースに登録された商品販売者の感性評価データ
との間のデータ間の距離を求め、該距離が近い商品を商
品データベースから検索してソートし、検索された商品
群を検索画面に一覧表示させることを特徴とする。
【0010】また、商品検索方法においては、商品販売
者が商品名や商品分類、商品画像や商品の詳細情報、評
価尺度が付与された感性評価項目並びに予め商品販売者
が評価した感性評価データなどをデータベースへ登録し
ておくステップと、利用者の検索画面に入力画面を提示
して利用者情報の登録を促すステップと、利用者情報が
登録された後、利用者が希望する商品の分類項目や当該
商品の感性評価項目などの入力画面を提示して入力を促
すステップと、利用者の検索命令に応じて、利用者より
入力された感性評価項目に基づく感性評価データと、予
め商品販売者より登録された当該商品に関する感性評価
データとの一致度を求め、データベースを参照して利用
者の嗜好に近い商品を検索し、検索された商品群を利用
者の検索画面に一覧表示するステップと、表示された商
品群の中から利用者に選択された商品の詳細情報を検索
画面に出力表示するステップとを含むことを特徴とす
る。また、利用者より入力された商品に関する感性評価
データと予め感性評価データベースに登録された当該商
品に関する商品販売者の感性評価データとの間のデータ
間の距離を求め、該距離の近い商品をデータベースから
検索してから順にソートし、商品群を利用者の検索画面
に一覧表示することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。本実施例では、商品
の一例として婦人服について、利用者が店頭で或いはイ
ンターネット上で検索する場合の感性商品検索システム
及び方法について説明する。図1は店頭における感性商
品検索システムの構成を示すブロック図、図2はネット
ワークを利用した感性商品検索システムの構成を示すブ
ロック図、図3はデータ処理及びデータの流れの概要を
示すブロック図、図4〜図7はデータ処理の具体的なプ
ロセスを示すフローチャート、図8〜図16は一連の商
品検索プロセスを示すサンプル画面図である。
【0012】先ず、図1〜図3を参照して、感性商品検
索システムの概略構成について説明する。図1におい
て、1はデータ入出力手段の一例である検索用入出力部
であり、検索画面に商品分類や商品に関する感性語を用
いた感性評価項目などの入力画面を提示して、利用者に
商品分類や商品感性評価データなどの入力を促す。ま
た、検索用入出力部1は利用者の嗜好に近い商品群や商
品情報を検索画面に出力表示する。検索用入出力部1
は、商品を画面表示する検索画面及びデータ入力を行う
ためのテンキーや各種ファンクションキーを有する。検
索用入出力部1には、利用者を識別する利用者情報や商
品検索履歴情報を読取り/書込み可能なICカードを挿
脱可能なカード読取書込み部2が設けられていても良
い。ICカードを利用することで、利用者側は繰り返し
商品検索する場合の検索手続が簡素化されるので使い勝
ってが良く、商品販売者は、商品検索が行われるたびに
利用者の検索履歴情報が更新されるので、利用者の嗜好
変化が読み取れるという利点や検索履歴情報を次の商品
検索に有効に利用できる。尚、上記検索用入出力部1
は、店舗(加盟店)に置かれる場合もあるが、後述する
ように利用者が所有する利用者端末(パーソナルコンピ
ュータ、携帯移動端末など)であっても良い。
【0013】3は商品検索手段の一例である商品検索部
であり、検索用入出力部1からの入力された商品に関す
る利用者の感性評価データと予め商品販売者に登録され
た当該商品に関する感性評価データとの間で一致度を求
めて利用者の嗜好に近い商品を検索し、検索された商品
群を近いものから順にソートして検索用入出力部1の検
索画面に出力表示させる。また、商品検索部3は、上記
商品群の中から利用者に選択された商品の詳細情報を検
索画面に出力表示させる。商品検索部3には、検索用入
出力部1から入力された命令に基づいて検索処理や登録
データの更新などが行われ、検索結果を検索用入出力部
1へ転送する検索処理部3aや、商品検索に必要な各種
データが登録されたデータ蓄積部3bが設けられてい
る。
【0014】データ蓄積部3bには、商品毎に感性評価
項目として感性尺度が付与された感性語が登録された感
性語データベース4、当該商品について予め商品販売者
により感性評価項目ごとに感性評価値が登録された感性
評価データベース5と、商品販売者が提供する商品情報
が登録された商品データベース6とを備えている。ま
た、商品検索部3には、予め商品販売者が商品名や商品
分類、商品画像や商品情報、当該商品の感性評価項目並
びに商品販売者が評価した感性評価データなどを予めデ
ータベースへ登録しておくためデータ入力端末7が設け
られている。このデータ入力端末7は、図1に示すよう
に、各店舗(加盟店)に置かれて商品検索部3にネット
ワークを通じてデータ入力するようになっていても良
く、或いは検索用入出力部1と商品検索部3とが店舗に
一体に設けられている場合には、検索用入出力部1と兼
用するようにしても良い。
【0015】感性語データベース(シソーラスデータベ
ース)4には、商品(本実施では婦人服)に関する感性
評価項目としてSD(Semantic・Differential・metho
d)法に基づいて、商品ごとに決定された所定数の形容
詞対が感性語として登録されている。このSD法は、あ
る事柄に対して個人が抱く印象を相反する形容詞の対を
用いて測定するもので、各形容詞対に尺度を持たせ、そ
の尺度の度合いによって対象事項の意味構造を明らかに
しようとする心理学的測定法の一つである。
【0016】本実施例の場合には、予め婦人服に関して
感性評価項目を増やした予備調査から商品との依存関係
や相関関係を求めておいて、8項目(派手なVS地味
な、カジュアルなVSフォーマルな、家庭的なVS都会
的な、個性的なVS一般的な、装飾的なVSシンプル
な、活動的なVSおとなしさ、マニッシュVS女性らし
い、軽やかなVS重厚な)に決定されている。この項目
数は商品間で共通の数でも良いが、商品(商品分類)ご
とに異なった値を用いても良い。商品販売者は、予め検
索用入出力部1やデータ入力端末7を通じて商品(商品
分類)ごとに感性語データを感性語データベース4に登
録しておく。
【0017】また、各形容詞対間に感性尺度となる感性
値が7段階的(−3〜+3)に付与されている。この感
性尺度となる感性値は、商品間で共通の値を用いても良
いが、商品(商品分類)ごとにより異なった値を用いて
も良い。商品販売者は販売する商品について予め感性評
価項目ごとに評価を行い、検索用入出力部1やデータ入
力端末7を通じて入力された感性評価値は、感性評価デ
ータベース5に登録されている。
【0018】また、商品データベース6には、商品販売
者が提供する商品に関する画像が登録されている。商品
画像は、適当な撮像手段(例えばデジタルカメラ、デジ
タルビデオカメラ等)により撮像された画像データを、
検索用入出力部1やデータ入力端末7を通じて商品デー
タベース6に登録しておく。
【0019】検索用入出力部1からの要求に応じて、検
索処理部3aが感性語データベース4より利用者の希望
する商品分類や感性評価項目などの入力画面を検索画面
に提示して入力を促す。そして、検索処理部3aは入力
された利用者の感性評価データと予め感性評価データベ
ース5に登録された商品販売者の感性評価データとの間
のデータ間の距離を求め、該距離が近い商品を商品デー
タベース6から検索し、検索された商品群を利用者の感
性に近いものから順にソートして検索用入出力部1の検
索画面に一覧表示させる。
【0020】利用者の感性評価データと商品販売者の感
性評価データとの間の距離は、感性評価項目に対応する
感性評価値2値間の差分を二乗して項目数分の総和を求
めて平方根をとることによって算出されるユークリッド
距離(若しくはユークリッド距離を標準偏差で割って二
乗して得られるマハラノビスの距離)により求められる
([数1]参照)。
【0021】
【数1】 Pi;データベース中の感性評価値 Ei;利用者が入力した感性評価値
【0022】また、利用者がカード読取書込み部2にI
Cカードを挿入して利用者登録して商品検索を行う場合
には、検索が行われるたびにICカードに当該検索商品
に関する利用者の感性評価データが商品検索履歴情報と
して蓄積される。商品検索部3は、次回の商品検索時に
検索用入出力部1からICカードに蓄積されている感性
評価データを読み込んで、利用者から入力された感性評
価データを更新する重回帰分析を用いた検索(いわゆる
ファジー検索)を行い、検索用入出力部1の検索画面に
利用者の嗜好により近い商品群を一覧表示させる。一般
に、重回帰分析は説明変数の値(現在の入力値)から目
的変数の値(過去の入力値)を予測することに用いられ
る多変量解析手法の一つである。これは同一の商品につ
いて同じ利用者が商品検索を行っても、当該商品の嗜好
や趣味が時間的に変化し易いため、感性評価項目への入
力値(感性評価値)が異なる場合が多い。この利用者の
嗜好及び趣味変化を検索履歴情報に基づいて利用者から
入力された感性評価データに反映させて更新(補正)し
てから商品検索を行うことで、利用者の現在の感性によ
り近い商品が即座に検索でき、検索効率を高めることが
できる。
【0023】尚、商品検索部2は、検索用入出力部1と
一体となって店舗(個人商店、加盟店含む)の店頭に置
かれる場合もあるが、商品販売者の管理会社であるデー
タセンターであったり、本件システムを提供するASP
(aplication service provider)などの管理会社やそ
の管理下に置かれても良い。
【0024】検索用入出力部1と商品検索部2間、商品
検索部2とデータ入力端末7間においてネットワークを
通じてデータ通信する場合には、例えばインターネット
によりHTML(hypertext markup language)形式で
記述されたファイル転送を行うHTTP(hypertext tr
ansfer protocol)にしたがって行われ、システム提供
者により予めプログラミングされたプログラム手順に基
づいて実行される。この場合、図2に示すように、検索
用入出力部1は、利用者が希望する商品を検索するため
データの入出力を行う利用者端末(パーソナルコンピュ
ータ、携帯移動端末など)8に置きかえられ、商品検索
部3は、インターネットを通じてデータの送受信を行う
WWWサーバー9と、前述した感性語データベース4、
感性評価データベース5、商品データベース6などを有
するデータベースサーバー10に置きかえられる。
【0025】利用者端末8からインターネットを通じて
WWWサーバー9が提供する商品検索用ポータルサイト
に接続し、利用者が関心ある商品を指定して感性評価項
目を入力して検索を実行することにより、WWWサーバ
ー9はデータベースサーバー10の各種データベース
(感性語データベース4、感性評価データベース5、商
品データベース6)を参照して検索を実行し、データベ
ースサーバーの各種データベースを参照して商品検索を
実行し、利用者の嗜好に近い商品群を利用者端末に出力
表示させ、該商品群より選択された商品の詳細情報を出
力表示させる利用者の嗜好に近い商品群を利用者端末8
に出力表示させ、該商品群より選択された商品の詳細情
報を出力表示させるようになっている。
【0026】図3において、WWWサーバー9は、利用
者を識別すると共に商品検索履歴情報を読取/書込み可
能な利用者情報ファイル(Cookie)11を生成し、WW
Wブラウザを利用してWWWサーバー9が提供する商品
検索用ポータルサイトにアクセスした利用者端末8に利
用者情報ファイル(Cookie)11を送信して格納してお
く。利用者端末8より商品検索が行われるたびに利用者
情報ファイル(Cookie)11に当該商品に関する利用者
の感性評価データが商品検索履歴情報として蓄積され
る。そして、次回の商品検索時にWWWサーバー9に接
続した利用者端末8から利用者情報ファイル(Cookie)
11に蓄積されている感性評価データを読み込んで利用
者より入力された感性評価値を更新(補正)する重回帰
分析を用いた検索(いわゆるファジー検索)を行ってか
ら商品検索を行うことにより、利用者端末8に利用者の
現在の嗜好や趣味により近い商品群を出力表示させる。
【0027】利用者端末8によりインターネットを通じ
て商品検索を行う場合の入力データ及び処理の流れを図
3のブロック図に基づいて図4〜図7に示す詳細ブロッ
ク図を参照しながら具体的に説明する。利用者端末8と
WWWサーバー9とのデータ入出力処理は、セッション
を確立しながらトランザクション処理が行われる。
【0028】図3において、利用者端末8の検索画面に
提示された商品分類入力項目に検索対象となる商品分類
を入力すると(図3矢印a)、図4に示すように、WW
Wサーバー9は感性語データベース4より当該商品に関
する感性評価用の形容詞対を検索して読み出し、HTM
L形式で感性評価値の入力画面を作成し、利用者端末8
の検索画面に提示し感性評価値の入力を促す(図3矢印
b)。
【0029】利用者端末8より、感性評価値が全ての項
目にわたって入力され、検索実行指令が入力されると
(図3矢印c)、図5に示すようにWWWサーバー9は
感性評価データベース5より、当該商品に関する商品販
売者の感性評価データを読み出し、利用者の感性評価デ
ータとの距離を前述した式1に基づいて計算する。そし
て、利用者の感性に近い商品を商品データベース6より
検索して読み出し、近いものから順にソートして一時画
像ファイルを作成すると共に、HTML形式で検索結果
一覧画面を作成し、利用者端末8の検索画面に表示する
(図3矢印d)。
【0030】次いで、利用者端末8より、商品詳細情報
の表示要求があると、図6に示すようにWWWサーバー
9は商品データベース6より、当該商品に関する商品詳
細情報を読み出し、一時画像ファイルを作成すると共に
HTML形式で利用者端末8の検索画面に出力表示させ
る(図3矢印e)。検索結果は、利用者ブラウザの利用
者情報ファイル(Cookie)に検索履歴情報として登録さ
れる(図3矢印f)。
【0031】また、利用者ブラウザに生成された利用者
情報ファイル(Cookie)11に登録された検索履歴情報
(ICカードに登録された検索履歴情報も同様)は、次
回の同一の商品分類(例えば婦人服)に関する商品検索
を行う際に、WWWサーバー9(ICカードの場合には
カード読取書込み部2)により読み込まれて、重回帰分
析を行う際の従属変数として用いられる(図3矢印
g)。即ち、図7のフローチャートにおいて、利用者が
商品に関する感性評価値(独立変数)を入力すると、W
WWサーバー9は利用者情報ファイル(Cookie)11に
過去に登録された検索履歴情報から感性評価値(従属変
数)へのデコードが行われ、以下に示す重回帰式を用い
た演算処理が行われる([数2]参照)。
【0032】
【数2】 n;利用者により過去に入力された感性評価値(従属
変数) Tn;利用者により実際に入力された感性評価値(独立
変数)
【0033】この連立方程式を解いて得られた未知数α
1…αnを求めることにより、利用者から入力された感
性評価データの更新(補正)が行われる。即ち、図5の
フローチャートにおいて、利用者端末8より感性評価デ
ータの入力があると、WWWサーバー9は、利用者情報
ファイル(Cookie)11より、検索履歴情報を読み出し
て重回帰分析を行って利用者から入力された感性評価デ
ータの更新(補正)を行う。そして、更新された感性評
価データと予めWWWサーバー9の感性評価データベー
ス5に蓄積されている商品販売者の感性評価データとの
データ間の距離を算出して商品検索を行うことで、利用
者の嗜好変化(感性の変化)を反映した検索結果が得ら
れる。
【0034】次に、商品検索方法の作業手順を図8から
図16に示すサンプル画面図を参照しながら説明する。
商品販売者による商品情報の登録作業について図8〜図
10を参照して説明する。商品販売者は、商店街や各店
舗におかれた検索用入出力端末1又はデータデータ入力
端末7より、商品検索部3に設けられたデータ蓄積部3
b或いはデータベースサーバー10に予め商品情報の登
録を行う。
【0035】図8は商品の分類、商品コード、商品名な
どの基本情報の入力サンプル画面を示すものである。図
9は商品(婦人服)に関する商品販売者による感性評価
値や商品画像の入力サンプル画面を示すものである。感
性評価値は、SD法に基づいて婦人服用に抽出された感
性評価項目8項目にわたって入力される。また、商品画
像として検索表示用画像のほかに商品詳細表示用画像も
合わせて入力される(図9の楕円印部分A、B参照)。
【0036】次に、利用者が商品検索を行う手順につい
て図10〜図15のサンプル画面を参照しながら説明す
る。図10は、利用者端末8よりインターネットを通じ
たネット検索を行う場合のWWWサーバー9が提供する
ポータルサイトのサンプル画面図である。図11(a)
は商店街や店舗などに設置された検索用入出力部1を通
じてICカードを用いた店頭検索を行う場合のサンプル
画面図である。利用者にICカードを所持しているか否
かを尋ねて、所持していれば図11(b)の画面に切り
替わり、ICカードをカード読取書込み部2へ挿入操作
を促す。
【0037】利用者は、図10及び図11(b)で次へ
進むを選択すると、図12に示す個人情報入力用のサン
プル画面に切り替わる。即ち、利用者端末8又は検索用
入出力部1の検索画面に名前、性別、生年月日などの入
力画面を提示して利用者情報の登録を促す。
【0038】利用者情報が登録され、次へ進むを選択す
ると、図13及び図14に示す検索条件入力用のサンプ
ル画面に切り替わる。利用者は、希望する商品(例えば
婦人服)の分類項目(大分類、中分類、小分類)を選択
する(図13楕円部分C参照)。また、利用者の当該商
品の感性評価項目(8項目)に感性評価データを入力す
る(図14楕円部分D参照)。入力ミスがあった場合に
は、リセットすることにより、再入力することが可能で
ある。感性評価データの入力が終了すると検索キーをク
リックすれば商品検索を実行する。
【0039】利用者より検索実行命令が入力されると、
商品検索部3は感性評価項目に基づく感性評価データ
と、予め商品販売者より登録された当該商品に関する感
性評価データとの間で感性評価項目ごとに一致度を求め
る。そして、利用者の嗜好に近い商品群をデータベース
から検索して近いものから順にソートし、検索結果を図
14に示す利用者端末8又は検索用入出力部1の検索画
面に商品群を一覧表示する(図15楕円部分E参照)。
検索画面に一覧表示する商品の数は任意である。
【0040】利用者は、図15に示す検索画面のうち気
に入った商品画像にカーソルを合わせてクリックする
と、図16に示すように当該商品の詳細情報が画像と共
に表示される。このとき、画面表示された商品が気に入
ったか否かに関するアンケートが行われ、「はい」をク
リックすると、利用者検索履歴情報として利用者情報フ
ァイル(Cookie)11又はICカードに保存する。ま
た、「いいえ」をクリックすると、図15に戻って商品
群を一覧表示する。
【0041】上述した感性商品検索システム及び方法を
利用すれば、同種商品に対する商品販売者及び利用者が
抱く印象を感性用語により評価してその一致の度合いを
利用して商品を検索することにより、利用者にとっては
当該商品に関する現在の嗜好や趣味に沿った商品検索が
効率良く行え、商品販売者にとっては利用者の嗜好や趣
味に沿った商品提案が行える。また、店頭検索の場合の
ICカードやネット検索の場合の利用者情報ファイル
(Cookie)に利用者の検索履歴情報を蓄積させておくこ
とにより、学習機能を持たせた商品検索が行えるうえ
に、検索履歴情報を用いた重回帰分析を行うことで利用
者から入力された感性評価データを更新してから商品検
索を行うことで、利用者の現在の感性により近い商品が
即座に検索でき、利用者の主観的、趣味的要素が大きい
感性の変化を反映させて検索効率を高めることができ
る。
【0042】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した各実施例に限定される
のものではなく他の検索システム及び手法を用いても良
い。例えば、ファジー検索の多変量解析の一例として重
回帰分析を用いたが、主成分分析(感性評価項目のうち
主軸2本決めて該主軸により構成される平面に感性評価
データを投影して分布図を作成する)やクラスタ分析
(分布図からクラスタ内の分散が最小になる商品群にク
ラスタ分けする)を行って、利用者が新たな感性評価項
目を選択するたびに入力された感性評価データを更新
し、商品検索を行うようにしてもよい。また、データ蓄
積部3bやデータベースサーバー10の各種データベー
スに登録されたデータは随時更新可能になっており、検
索対象となる商品も、婦人服のような被服に限らず、自
動車や家具など他の商品であっても良い。特に、利用者
の検索履歴情報を活用する観点から、繰り返し利用され
る商品について有効である。また、利用者端末8とWW
Wサーバー9とを結ぶネットワークとしては、インター
ネットに限らず、会員制WWWサイト、他の専用回線な
どにより行っても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲
で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る感性商品検索システム及び
方法を用いれば、同種商品に対する商品販売者及び利用
者が抱く印象を感性用語により評価してその一致の度合
いを利用して商品を検索するので、利用者にとっては当
該商品に関する現在の嗜好や趣味に沿った商品検索が効
率良く行え、商品販売者にとっては利用者の嗜好や趣味
に沿った商品提案が行える。また、店頭検索の場合のI
Cカードやネット検索の場合の利用者情報ファイル(Co
okie)に利用者の検索履歴情報を蓄積させておくことに
より、学習機能を持たせた商品検索が行えるうえに、検
索履歴情報を用いた重回帰分析を行うことで利用者から
入力された感性評価データを更新してから商品検索を行
うことで、利用者の現在の感性により近い商品が即座に
検索でき、利用者の主観的、趣味的要素が大きい感性の
変化を反映させて検索効率を高めることができる。ま
た、利用者の検索履歴情報は、検索効率の向上のみなら
ず、商品販売者側にとって商品開発の上でマーケティン
グ情報などに活用することができる。また、商品販売者
としては、検索結果として商品販売者と利用者との商品
に対する厳密な感性の一致を見なくてもあくまで利用者
の嗜好や趣味に沿った範囲で商品提案を行えば足りるの
で、簡易なシステム構成で利用者のニーズの掘り起こし
や商品の販促効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加盟店の店頭における感性商品検索システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】ネットワークを利用した感性商品検索システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】データ処理及びデータの流れの概要を示すブロ
ック図である。
【図4】データ処理の具体的なプロセスを示すフローチ
ャートである。
【図5】データ処理の具体的なプロセスを示すフローチ
ャートである。
【図6】データ処理の具体的なプロセスを示すフローチ
ャートである。
【図7】データ処理の具体的なプロセスを示すフローチ
ャートである。
【図8】基本情報の入力サンプル画面である。
【図9】感性評価値や商品画像の入力サンプル画面であ
る。
【図10】ネット検索用のポータルサイトのサンプル画
面図である。
【図11】店頭検索用のサンプル画面図である。
【図12】一連の商品検索プロセスを示すサンプル画面
図である。
【図13】一連の商品検索プロセスを示すサンプル画面
図である。
【図14】一連の商品検索プロセスを示すサンプル画面
図である。
【図15】一連の商品検索プロセスを示すサンプル画面
図である。
【図16】一連の商品検索プロセスを示すサンプル画面
図である。
【符号の説明】
1 検索用入出力部 2 カード読取書込み部 3 商品検索部 3a 検索処理部 3b データ蓄積部 4 感性語データベース 5 感性評価データベース 6 商品データベース 7 データ入力端末 8 利用者端末 9 WWWサーバー 10 データベースサーバー 11 利用者情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/40 330 G06F 17/40 330A 17/60 ZEC 17/60 ZEC 318 318G 328 328 G06K 17/00 G06K 17/00 L (72)発明者 清水 義雄 長野県上田市常田3−15−1 信州大学繊 維学部感性工学科内 (72)発明者 高寺 政行 長野県上田市常田3−15−1 信州大学繊 維学部感性工学科内 Fターム(参考) 5B058 CA01 KA02 KA04 YA20 5B075 NK10 PP03 PP13 PP28 PQ02 QM07 UU38

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品分類や商品に関する感性語を用いた
    感性評価項目などの入力画面を提示して、利用者に商品
    分類や商品感性評価データなどの入力を促し、利用者の
    嗜好に近い商品群や商品情報を検索画面に出力表示する
    データ入出力手段と、 データ入出力手段からの検索命令に応じて、利用者より
    入力された商品に関する感性評価データと予め商品販売
    者より登録された当該商品に関する感性評価データとの
    間で一致度を求めて利用者の嗜好に近い商品を検索し、
    近いものから順にソートして商品群をデータ入出力手段
    の検索画面に一覧表示させ、該商品群の中から利用者に
    選択された商品の詳細情報を出力表示させる商品検索手
    段とを備えたことを特徴とする感性商品検索システム。
  2. 【請求項2】 商品検索手段は、商品分類や商品毎に評
    価尺度付きの感性語が登録された感性語データベース
    と、当該商品について予め商品販売者により感性評価項
    目ごとに感性評価データが登録された感性評価データベ
    ースと、商品販売者が提供する商品の詳細情報が登録さ
    れた商品データベースとを備え、 感性語データベースより商品分類や商品に関する感性評
    価項目を読み出して検索画面に提示し、入力された利用
    者の感性評価データと予め感性評価データベースに登録
    された商品販売者の感性評価データとの間のデータ間の
    距離を求め、該距離が近い商品を商品データベースから
    検索してソートし、検索された商品群を検索画面に一覧
    表示させることを特徴とする請求項1記載の感性商品検
    索システム。
  3. 【請求項3】 商品を評価する感性語として、SD(Sem
    antic・Differential・method)法に基づいて商品との
    相関関係において決定された複数の形容詞対が用いら
    れ、各形容詞対に評価尺度となる感性値が付与されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の感性商品検索システ
    ム。
  4. 【請求項4】 検索用入出力手段には、利用者を識別す
    る利用者情報や商品検索履歴情報を読取り/書込み可能
    なICカードを挿脱可能なカード読取書込み部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の感性商品検索
    システム。
  5. 【請求項5】 利用者による商品検索が行われるたび
    に、ICカードに当該検索商品に関する利用者の感性評
    価データが商品検索履歴情報として蓄積され、商品検索
    手段は次の検索時にICカードに蓄積されている前記商
    品の商品検索履歴情報と、利用者から入力された感性評
    価データとを用いた重回帰分析を行い、入力された感性
    評価データの更新を行ってから商品検索を行うことを特
    徴とする請求項4記載の感性商品検索システム。
  6. 【請求項6】 検索用入出力手段は、利用者が商品を検
    索するためデータの入出力を行う利用者端末であり、商
    品検索部は、利用者端末との間でネットワークを通じて
    データの送受信を行うWWWサーバーと、商品毎に評価
    尺度が付与された感性語、当該商品について予め商品販
    売者に入力された感性評価データ、商品販売者が提供す
    る商品の詳細情報等が登録されたデータベースサーバー
    であり、利用者端末からネットワークを通じてWWWサ
    ーバーが提供する商品検索用ポータルサイトに接続し、
    利用者が商品を指定して感性評価項目を入力して検索を
    実行することにより、WWWサーバーはデータベースサ
    ーバーの各種データベースを参照して商品検索を実行
    し、利用者の嗜好に近い商品群を利用者端末に出力表示
    させ、該商品群より選択された商品の詳細情報を出力表
    示させることを特徴とする請求項1記載の感性商品検索
    システム。
  7. 【請求項7】 WWWサーバーは、利用者を識別すると
    共に商品検索履歴情報を読取/書込み可能な利用者情報
    ファイル(Cookie)を生成し、WWWサーバーが提供す
    る商品検索用ポータルサイトにアクセスした利用者端末
    に利用者情報ファイル(Cookie)を送信して格納してお
    き、利用者による商品検索が行われるたびに前記利用者
    情報ファイル(Cookie)に当該商品に関する利用者の感
    性評価データが商品検索履歴情報として蓄積され、WW
    Wサーバーは次の検索時に利用者端末から利用者情報フ
    ァイル(Cookie)に蓄積されている前記商品の商品検索
    履歴情報と、利用者から入力された感性評価データとを
    用いた重回帰分析を行い、入力された感性評価データの
    更新を行ってから商品検索を行うことを特徴とする請求
    項6記載の感性商品検索システム。
  8. 【請求項8】 商品販売者が商品名や商品分類、商品画
    像や商品の詳細情報、評価尺度が付与された感性評価項
    目並びに予め商品販売者が評価した感性評価データなど
    をデータベースへ登録しておくステップと、 利用者の検索画面に入力画面を提示して利用者情報の登
    録を促すステップと、利用者情報が登録された後、利用
    者が希望する商品の分類項目や当該商品の感性評価項目
    などの入力画面を提示して入力を促すステップと、 利用者の検索命令に応じて、利用者より入力された感性
    評価項目に基づく感性評価データと、予め商品販売者よ
    り登録された当該商品に関する感性評価データとの一致
    度を求め、データベースを参照して利用者の嗜好に近い
    商品を検索し、検索された商品群を利用者の検索画面に
    一覧表示するステップと、 表示された商品群の中から利用者に選択された商品の詳
    細情報を検索画面に出力表示するステップとを含むこと
    を特徴とする商品検索方法。
  9. 【請求項9】 利用者より入力された商品に関する感性
    評価データと予め感性評価データベースに登録された当
    該商品に関する商品販売者の感性評価データとの間のデ
    ータ間の距離を求め、該距離の近い商品をデータベース
    から検索してから順にソートし、商品群を利用者の検索
    画面に一覧表示することを特徴とする請求項8記載の商
    品検索方法。
  10. 【請求項10】 感性評価データは、SD(Semantic・D
    ifferential・method)法に基づいて商品との相関関係
    において決定された複数の形容詞対に付与された尺度と
    なる感性値より算出することを特徴とする請求項8記載
    の商品検索方法。
  11. 【請求項11】 利用者が商品検索を行う際に、ICカ
    ードを用いて利用者情報の登録、感性評価データの入力
    や商品検索履歴情報の読取り/書込みを行うことを特徴
    とする請求項8記載の商品検索方法。
  12. 【請求項12】 利用者が商品検索を行うたびにICカ
    ードに当該商品に関する利用者の感性評価データが検索
    履歴情報として蓄積され、次の商品検索時に商品検索履
    歴情報と利用者から入力された感性評価データとを用い
    た重回帰分析を行い、入力された感性評価データの更新
    を行ってから商品検索を行うことを特徴とする請求項1
    1記載の商品検索方法。
  13. 【請求項13】 商品販売者が商品名や商品分類、商品
    画像や商品の詳細情報、評価尺度が付与された感性評価
    項目並びに予め商品販売者が評価した感性評価データな
    どを予めWWWサーバーを通じてデータベースサーバー
    へ登録しておくステップと、 WWWサーバーが提供する商品検索用ポータルサイト
    に、利用者端末からネットワークを通じて接続した検索
    画面に入力画面を提示して利用者情報の登録を促すステ
    ップと、 利用者登録された検索画面に商品分類並びに当該商品に
    関する感性評価項目の入力画面を提示し、利用者が希望
    する商品分類並びに感性評価データの入力を促すステッ
    プと、 利用者端末からの検索命令に応じて、WWWサーバーは
    利用者より入力された感性評価項目に基づく感性評価デ
    ータと、予め商品販売者より登録された当該商品に関す
    る感性評価データとの一致度を求め、データベースサー
    バーの各種データベースを参照して利用者の嗜好に近い
    商品の検索を実行し、検索された商品群を利用者の検索
    画面に一覧表示するステップと、 表示された商品群のうち利用者により選択された商品の
    詳細情報をデータベースサーバーより読み出して出力表
    示させるステップとを含むことを特徴とする商品検索方
    法。
  14. 【請求項14】 WWWサーバーは、WWWブラウザを
    利用して商品検索用ポータルサイトにアクセスした利用
    者端末に、当該利用者を識別すると共に商品検索履歴情
    報を読取り/書込み可能な利用者情報ファイル(Cooki
    e)を格納しておき、利用者による商品検索が行われる
    たびに前記利用者情報ファイル(Cookie)に当該商品に
    関する利用者の感性評価データが商品検索履歴情報とし
    て蓄積され、WWWサーバーは次の検索時に利用者端末
    から利用者情報ファイル(Cookie)に蓄積されている前
    記商品の商品検索履歴情報と、利用者から入力された感
    性評価データとを用いた重回帰分析を行い、入力された
    感性評価データの更新を行ってから商品検索を行うこと
    を特徴とする請求項13記載の商品検索方法。
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