JP2002288161A - 文書管理システム - Google Patents

文書管理システム

Info

Publication number
JP2002288161A
JP2002288161A JP2001086794A JP2001086794A JP2002288161A JP 2002288161 A JP2002288161 A JP 2002288161A JP 2001086794 A JP2001086794 A JP 2001086794A JP 2001086794 A JP2001086794 A JP 2001086794A JP 2002288161 A JP2002288161 A JP 2002288161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
client
server
creator
recruiter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001086794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4573457B2 (ja
Inventor
Minako Kobayashi
みな子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001086794A priority Critical patent/JP4573457B2/ja
Publication of JP2002288161A publication Critical patent/JP2002288161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4573457B2 publication Critical patent/JP4573457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークに接続された複数の端末間
で文書を管理する文書管理システムにおいて、ユーザー
の負担を軽減すると共に、クライアントの処理負担を軽
減することができる文書管理システムを提供する。 【解決手段】 文書管理クライアント20から入力して
文書管理サーバー30に保存する文書を、当該文書の作
成者が指定する機密レベルに応じて、文書管理クライア
ント20、あるいは文書管理サーバー30で暗号化、及
び復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
に接続された複数の端末間で文書を管理するためのシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワーク技術の発達に伴い、通
信ネットワークに接続された複数の端末間で文書を管理
することは頻繁に行われている。
【0003】文書の管理の形態としては、たとえば、文
書管理サービスなどのように、利用者から文書を収集し
てサーバー上で管理しておき、当該利用者が必要なとき
に、当該文書を利用するものがある。この場合、サーバ
ー上に保存された文書のセキュリティ対策が必要であ
る。すなわち、サーバー上に保存された文書が、通信ネ
ットワークを介して第三者から不正にアクセスされない
ようにすると共に、サーバーの提供者に読取られないよ
うにしなければならない。
【0004】別の文書の管理の形態としては、たとえ
ば、学会誌や論文集に掲載する論文の募集などのよう
に、不特定多数の文書の投稿者から文書を一旦サーバー
上に収集し、募集者がサーバー上に収集された文書を利
用するものがある。この場合、文書のレイアウトの統一
が必要となる。すなわち、投稿された文書のレイアウト
が、掲載される学会誌などで規定したものと違う場合、
投稿された文書のレイアウトを変換しなければならず、
投稿された文書が多ければ、レイアウトの変換の作業負
担は大きくなる。
【0005】サーバー上の文書のセキュリティ対策とし
ては、サーバー上の文書を暗号化する方法がある。特開
平9−233067号公報には、文書をブロックに分割
し、各ブロックの機密レベルに応じた暗号化技術を用い
ることにより、効率的で、かつ文書の機密レベルに応じ
て暗号化を行うようにした知的情報処理方法および装置
が開示されている。
【0006】一方、サーバー上に投稿された文書のレイ
アウトを統一するには、予め文書の作成者にレイアウト
の情報を提供しておき、文書の作成者が当該情報に基づ
いて文書を作成する方法と、作成者から収集した文書の
レイアウトを規定のレイアウトに変換する方法とがあ
る。特開2000−99507号公報には、予め用意さ
れている文書パターンの中から、作成目的や提出先に応
じて目的とする文書パターンが選択可能な定型文書作成
装置及びその方法並びにその制御プログラムを記録した
記録媒体が開示されている。また、特開平5−6366
号公報には、既存の文書原稿をスキャナなどで読み込
み、文書のレイアウトのデータを自動的に抽出して、読
み込んだ原稿と同一の文書データを作成する文書処理方
法及び装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−233067号公報に開示された、文書をブロック
に分割し、それぞれのブロックに対して異なる暗号化方
式を用いる方法では、暗号化の作業はユーザーが行うた
め、ユーザーの負担が大きい。また、すべての機密レベ
ルに対応する暗号化方式の情報をクライアント側で持た
なければならず、暗号化、復号化の処理に関するクライ
アントの処理負担も大きい。
【0008】一方、特開平5−6366号公報に開示さ
れた、自動的に抽出したレイアウトのデータに基づく文
書の処理方法では、作成者自身が作成する文書に当該レ
イアウトを設定しなければならない。また、特開200
0−99507号公報に開示された、複数の文書パター
ンの中から定型文書を選択する方法では、作成者が文書
パターンを取得しなければならない。
【0009】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、文書を登録、または閲
覧するユーザーに負荷を与えず、文書の機密レベルに応
じた適切な方式、場所での暗号化処理を行うことで、ク
ライアントの負担を軽減することができる文書管理シス
テムを提供することを目的とする。また、文書の作成者
が、文書のレイアウトを気にせずに自由な手段で文書を
作成することができると共に、作成された文書を収集す
る文書の募集者自身が、収集した文書のレイアウトを変
換する必要がない文書管理システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信ネットワークに接続された複数の端末間で文書を管
理するためのシステムであって、文書管理クライアント
と文書管理サーバーとからなり、上記文書管理クライア
ントが、文書と上記文書の機密レベルと上記文書を識別
するIDを入力する手段と、上記機密レベルに応じて上
記文書を暗号化する手段と、上記文書の平文あるいは暗
号化した文書を上記文書管理サーバーに送信する手段
と、上記文書管理サーバーから上記文書の平文あるいは
暗号化した文書を受信する手段と、上記暗号化した文書
を復号化する手段と、上記文書の平文あるいは復号化し
た文書を表示する手段とを有してなり、上記文書管理サ
ーバーが、上記文書管理クライアントが送信した上記文
書の平文あるいは暗号化した文書を受信する手段と、上
記受信した文書の平文を上記機密レベルに応じて暗号化
する手段と、上記暗号化する手段により暗号化した文書
あるいは上記文書管理クライアントから受信した暗号化
した文書を保存する手段と、上記保存された文書を上記
機密レベルに応じて復号化する手段と、上記復号化した
文書あるいは上記文書管理クライアントから受信した暗
号化した文書を上記文書管理クライアントに送信する手
段とを有してなることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、文書管理クライアントから入力される文書
の暗号化は、機密レベルに応じた暗号化方式によること
を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、文書管理サーバーは、文書管理ク
ライアントが生成した鍵を用いて文書を暗号化すること
を特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、通信ネットワーク
に接続された複数の端末間で文書を管理するためのシス
テムであって、募集者クライアントと作成者クライアン
ト及び文書投稿サーバーとからなり、上記募集者クライ
アントが、文書の募集情報と上記文書のレイアウトの情
報を上記文書投稿サーバーに送信する手段と、上記募集
情報に応じて投稿された文書を上記文書投稿サーバーか
ら受信する手段とを有してなり、上記作成者クライアン
トが、上記文書投稿サーバー内の上記文書の募集情報を
閲覧する手段と、上記文書の募集情報に応じて上記文書
投稿サーバーに文書を投稿する手段とを有してなり、上
記文書投稿サーバーが、上記作成者クライアントが投稿
する文書を受信する手段と、上記受信した文書を上記募
集者クライアントから受信したレイアウトの情報に基づ
きレイアウトを変換する手段と、上記レイアウトを変換
した文書を上記募集者クライアントに送信する手段とを
有してなることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、文書投稿サーバーが、レイアウトを変換し
た文書を作成者クライアントに送信する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、作成者クライアントが、文書投稿サーバー
から受信したレイアウトを変換した文書を修正する手段
と、上記修正した文書を上記文書投稿サーバーに送信す
る手段とを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる文書管理システムの実施の形態について説明す
る。
【0017】図1は、本発明にかかる文書管理システム
(以下、本実施の形態において「本システム」とい
う。)の実施の形態を示したブロック図である。本シス
テムは、図示しない通信ネットワークに接続された、文
書管理クライアント20と文書管理サーバー30とから
なる。通信ネットワークの例としては、LANやインタ
ーネットなどのコンピュータネットワークがある。本シ
ステムは、文書管理クライアント20から入力された文
書を、暗号化して文書管理サーバー30内に保存するた
めのものであり、暗号化は、保存する文書の機密レベル
に応じて文書管理クライアント20、あるいは文書管理
サーバー30で行うようにしたものである。
【0018】文書管理クライアント20は、その内部
に、入力手段11、表示手段12、クライアント鍵管理
手段21、鍵生成手段22、クライアント暗号化手段2
3、クライアント復号手段24、を有してなる。
【0019】入力手段11は、ユーザーから文書、文書
の書誌事項、文書の閲覧指示などの入力を受付ける。
【0020】表示手段12は、ユーザーが閲覧指示した
文書管理サーバー30内の文書を表示する。
【0021】クライアント鍵管理手段21は、文書管理
クライアント20において用いられる暗号化鍵の管理を
行い、文書に応じて適当な鍵をクライアント暗号化手段
23、クライアント復号手段24へ提供する。
【0022】鍵生成手段22は、暗号化鍵と復号鍵を生
成し、クライアント鍵管理手段21、またはサーバー鍵
管理手段31へ生成した鍵を登録する。
【0023】クライアント暗号化手段23はユーザーか
ら受け取った文書の暗号化を行う。
【0024】クライアント復号手段24は、文書管理サ
ーバー30から受け取った暗号化された文書の復号化を
行う。
【0025】文書管理サーバー30は、その内部に、サ
ーバー鍵管理手段31、サーバー暗号化手段32、文書
登録手段33、文書データベース34、サーバー復号手
段35、文書閲覧手段36、を有してなる。
【0026】サーバー暗号化鍵管理手段31は、暗号化
鍵の管理を行い、文書によって適切な鍵をサーバー暗号
化手段32、サーバー復号手段35へ提供する。
【0027】サーバー暗号化手段32は、文書管理クラ
イアント20から受け取った文書の暗号化を行う。
【0028】文書登録手段33は、暗号化された文書を
文書データベース34へ登録する。
【0029】文書データベース34は、文書と文書に付
随する書誌事項を関連付けて蓄積する。
【0030】サーバー復号手段35は、文書データベー
ス34から受け取った文書の復号を行う。
【0031】文書閲覧手段36は、文書データベース3
4からユーザーの指定した文書を取得する。
【0032】以下、文書管理クライアント20を用いて
文書管理サーバー30を利用するユーザーが、作成した
文書を文書管理サーバー30に登録する際の本システム
の動作と、当該ユーザーが文書管理サーバー30に登録
された文書を閲覧する際の本システムの動作について説
明する。また、鍵(暗号化鍵と復号鍵)を生成する際の
本システムの動作についても説明する。
【0033】ユーザーが文書を登録する際の本システム
の動作について説明する。図2は、文書の登録のフロー
チャートである。
【0034】ユーザーは、文書入力手段11を用いて、
文書管理サーバー30に登録する文書を作成すると同時
に、作成した文書の書誌事項の一部として文書の機密レ
ベルを設定する(S1)。ここでは、機密レベルが「1」
から「4」の4段階で定義されている。機密レベルは、
「1」が最も低く、「4」が最も高い。なお、機密レベ
ルは、4段階に限らず、用途などに応じて適宜定義して
よい。ユーザーは、4つの機密レベルのうちから、適切
な機密レベルをひとつ選んで文書の機密レベルとして設
定する。図4(a)は、ユーザーAが作成した機密レベ
ル「2」の文書(文書1)、図4(b)は、ユーザーA
が作成した機密レベル「4」の文書(文書2)の例を示
した図である。
【0035】文書は、本文と書誌事項からなり、書誌事
項には、作成者、機密レベル、暗号化フラグが含まれ
る。暗号化フラグは、文書作成時点ではOFFにセット
される。これらの情報は暗号化されない。
【0036】文書管理クライアント20は、文書入力手
段11より登録すべき文書を得る。クライアント鍵管理
手段21は、文書に付随する書誌事項より、文書の作成
者および文書の機密レベルを取得し、対応する暗号化鍵
を探し、クライアント暗号化手段23へ渡す(S2)。ク
ライアント鍵管理手段21が、ユーザーAに対して図5
に示すような鍵管理テーブルを持っていた場合、文書1
に対しては対応する暗号化鍵がないのでクライアント暗
号化手段23へ鍵は渡されない。文書2に対しては、鍵
“E4”がクライアント暗号化手段23へ渡される。
【0037】クライアント暗号化手段23は、鍵を受け
取ると文書を暗号化し、暗号化した文書の暗号化フラグ
をONにして文書管理サーバー30へ渡す(S3)。ここ
で、クライアント鍵管理手段21より鍵が渡されなかっ
た場合は、暗号化の処理を行わずに文書管理サーバー3
0へ文書を渡す。
【0038】以上より、文書1については平文のまま、
文書2については鍵“E4”で暗号化され、暗号化フラ
グをONにした後、文書管理サーバー30へ渡される。
【0039】サーバー鍵管理手段31は、文書管理クラ
イアント20より渡された文書の暗号化フラグがONの
場合は、そのまま文書登録手段33へと渡す。文書の暗
号化フラグがOFFのときは、文書の作成者、機密レベ
ルを取得し、対応する暗号化鍵を検索してサーバー暗号
化手段32へ渡す(S4)。サーバー鍵管理手段31が、
図6に示すユーザーAに対する鍵管理テーブルを持つ場
合は、文書1について暗号化鍵“02"をサーバー暗号
化手段32へ渡す。
【0040】サーバー暗号化手段32は、受け取った鍵
で文書を暗号化し、文書の暗号化フラグをONにして文
書登録手段33へと渡す(S5)。
【0041】文書登録手段33は、受け取った文書に当
該文書を識別するための文書データベース34内でユニ
ークなID(文書ID)を付加して、文書データベース
34へ渡す(S6)。
【0042】文書データベース34は、渡された文書を
格納する(S7)。
【0043】以上により、文書管理クライアント20か
ら入力された文書が、当該文書の作成者が設定した機密
レベルに応じて、適切なタイミングで、適切な暗号方式
で暗号化され、文書管理サーバー30に登録される。
【0044】次に、ユーザーが文書を閲覧する際の本シ
ステムの動作について説明する。図3は、文書の閲覧の
フローチャートである。
【0045】ユーザーは、入力手段11を用いて閲覧し
たい文書IDを指定する(S8)。その結果、文書管理ク
ライアント20から通信ネットワークを介して文書管理
サーバー30に文書IDが渡される。
【0046】文書管理サーバー30は、文書IDを受け
取り、文書閲覧手段36がIDによって指定された文書
を、文書データベース34から取り出す(S9)。
【0047】サーバー鍵管理手段31は、取り出した文
書の作成者と機密レベルから対応する復号鍵を、サーバ
ー復号手段35へ渡す(S10)。
【0048】取り出した文書が文書1であった場合、サ
ーバー鍵管理手段31は、図6の鍵管理テーブルから復
号鍵“02”をサーバー復号手段35へ渡す。文書2の
場合は、対応する鍵が存在しないので、サーバー復号手
段35には鍵を渡さない。
【0049】サーバー復号手段35は、鍵が渡された場
合には文書の復号を行い、暗号化フラグをOFFにし
て、文書管理クライアント20へ復号した文書を渡す
(S11)。鍵が渡されない場合は、復号を行わずに文書
管理クライアント20へ文書を渡す。すなわち、文書1
に対しては、鍵“02”を用いて復号を行い、暗号化フ
ラグをOFFにする。また、文書2に対しては、そのま
ま文書管理クライアント20に渡す。
【0050】クライアント鍵管理手段21は、文書管理
サーバー30より受け取った文書の暗号化フラグがOF
Fの場合は、そのまま文書表示手段12へ文書を渡す。
また、文書の暗号化フラグがONの場合は、作成者と機
密レベルより対応する復号鍵をクライアント復号手段2
4へ渡す(S12)。すなわち、文書1は、すでに復号さ
れているので、そのまま文書表示手段12へ渡す。ま
た、文書2に対しては図5の鍵管理テーブルより、鍵
“D4”がクライアント復号手段24に渡される。
【0051】クライアント復号手段24は、渡された鍵
を用いて文書を復号し、文書表示手段12へ渡す(S1
3)。
【0052】文書表示手段12は、平文となった文書を
表示する(S14)。
【0053】以上により、ユーザーが閲覧する文書は、
文書管理サーバー30、または文書管理クライアント2
0が対応する鍵を用いて復号化し、平文として文書表示
手段12に表示される。
【0054】次に、鍵を生成する際の本システムの動作
について説明する。
【0055】ユーザーは、入力手段11より鍵の生成を
指示する。その際、自分のユーザー名(作成者)と、作
成する機密レベルを指定する。鍵生成手段22は、ユー
ザーから鍵生成の命令と、作成者、機密レベルの情報を
取得し、適切な暗号方式に基づいた暗号化鍵、復号鍵を
生成する。鍵生成手段22は、生成した鍵をクライアン
ト鍵管理手段21、またはサーバー鍵管理手段31に渡
す。鍵を受け取ったクライアント鍵管理手段21、サー
バー鍵管理手段31は、鍵と鍵の作成者、鍵の機密レベ
ルを対応付けて管理する。
【0056】以上説明した実施の形態によれば、文書管
理サーバー30に保存する文書を機密レベルに応じて暗
号化するため、すべての文書の暗号化処理を文書管理ク
ライアント20上で行う必要がなく、文書管理クライア
ント20の負荷を軽減することができる。
【0057】また文書の暗号化は、文書作成時に指定し
た文書の機密レベルに応じて、文書管理クライアント2
0、あるいは文書管理サーバー30が自動的に暗号化、
復号化のタイミングや、使用する暗号化方式を決定して
処理するため、ユーザーは機密レベルの指定を行うのみ
でよく、文書の暗号化、復号化にかかるユーザーの負担
を軽減することができる。
【0058】ここで、非対称公開鍵暗号方式を採用する
場合、公開鍵のみを文書管理サーバー30上に置き、秘
密鍵を文書管理クライアント20で管理することによ
り、機密性をさらに高めることができると共に、自由な
文書登録が可能となる。
【0059】以上説明した実施の形態において、文書管
理クライアント20の一部の手段を別の端末に持たせる
ようにしてもよい。図7は、図1に示した文書管理クラ
イアント20が有する手段を、文書管理クライアント2
0xと端末10とに分離した本発明にかかる文書管理シ
ステムの実施の形態を示したブロック図である。端末1
0は、入力手段11と文書表示手段12とを有してな
る。また、文書管理クライアント20xは、クライアン
ト鍵管理手段21、鍵生成手段22、クライアント暗号
化手段23、クライアント復号手段24とを有してな
る。
【0060】図7に示した実施の形態においてユーザー
は、入力手段11と文書表示手段12とを有してなる簡
易な端末10を用いて文書の登録、閲覧、鍵の生成を行
うことができる。また、複数のユーザーの端末から文書
管理クライアント20xを介して文書管理サーバー30
を利用すれば、ユーザーの数、あるいは利用頻度に応じ
て適宜、文書管理クライアント20xの数を調節するこ
とができ、文書管理クライアント20xを効率的に利用
することができる。
【0061】次に、本発明にかかる文書管理システム
(以下、本実施の形態において「本システム」とい
う。)の別の実施の形態について説明する。本システム
は、文書の募集者から予め文書のレイアウトの情報を収
集しておき、文書の作成者が送信した文書を当該レイア
ウトの情報に基づき変更し、募集者に送信するためのも
のである。
【0062】図8は、本実施の形態にかかる文書管理シ
ステムの実施の形態を示したシステム構成図である。本
システムは、通信ネットワーク70に接続された、作成
者クライアント40、募集者クライアント50、及び文
書投稿サーバー60とからなる。通信ネットワーク70
の例としては、LANやインターネットなどのコンピュ
ータネットワークがある。作成者クライアント40、募
集者クライアント50、及び文書投稿サーバー60は、
それぞれ通信回線74,75,76を介して通信ネット
ワーク70と接続する。作成者クライアント40、募集
者クライアント50は、WWWブラウザを用いて、文書
投稿サーバー60内のWEBページを閲覧するなどし
て、文書投稿サーバー60と接続する。
【0063】作成者クライアント40は、入力装置4
1、出力装置42、計算機43、記憶装置44を有して
なる。
【0064】募集者クライアント50は、入力装置5
1、出力装置52、計算機53、記憶装置54を有して
なる。記憶装置54は、計算機53で実行されるプログ
ラムや大量のデータを蓄積する装置であり、磁気ディス
クや半導体メモリなどを利用する。
【0065】文書投稿サーバー60は、文書レイアウト
変換手段61、項目確認手段62、文書編集手段63、
募集者データベース(DB)64、作成者データベース
(DB)65、文書データベース(DB)66、入力装
置67、出力装置68を有してなる。
【0066】入力装置41,51,67は、情報を入力
する機器であり、キーボード、マウスなどのポインティ
ングデバイスなどがある。出力装置42,52,68
は、情報を表示する機器であり、ディスプレイ、プリン
ターなどがある。
【0067】以下、募集者が文書の募集を行う場合、作
成者が募集情報を得て文書を投稿する場合、及び、募集
者が作成者から投稿された文書を入手する場合の本シス
テムの動作について説明する。
【0068】先ず、文書の募集者が、文書の募集を行う
場合の本システムの動作について説明する。図9は、文
書募集のフローチャートである。
【0069】文書募集を行いたい募集者は、募集者クラ
イアント50より文書投稿サーバー60に接続する。募
集者は、文書投稿サーバー60より、募集者クライアン
ト50の画面上で募集者IDの入力を求められる。
【0070】募集者が募集者IDを取得していない場
合、あるいは取得しているが登録内容を変更したい場合
は、図11に例を示す募集者登録画面において、募集者
名、所在地(住所)、電話番号、代表者名、活動内容な
ど、募集者を特定するための情報を入力する(T1)。
【0071】必要事項を入力し、募集者登録画面上の登
録申請ボタンを押すと、文書投稿サーバー60内の図示
しない募集者管理手段より本システム内でユニークな募
集者IDが発行(T2)され、図12に例を示す文書募
集登録画面が表示される。
【0072】募集者管理手段は、募集者クライアント5
0から登録された情報を、募集者DB64へ蓄積する。
【0073】募集者が募集者IDをすでに取得している
場合は、募集者が募集者IDを入力すると、文書募集登
録画面が表示される。
【0074】募集者は、文書募集登録画面上より文書募
集のタイトル、募集概要、募集期間、募集内容を入力す
る(T3)。その際、募集者DB64に文書レイアウト
が登録されていれば、画面上にレイアウト名が表示され
る。募集者は、その中から該当するレイアウトを選択す
る(T5)。
【0075】募集者が、文書レイアウトを登録していな
い場合、または新しい文書レイアウトを利用する場合
は、文書募集登録画面よりレイアウト登録ボタンを押す
と、図13に例を示すレイアウト登録画面が表示され
る。募集者は、レイアウト登録画面において、募集する
文書のレイアウト、例えば上下左右の余白や文字の大き
さ、行間の幅などを細かく指定するか、サンプルとなる
文書の画像、あるいは特定のワープロソフトのフォーマ
ットで記述された文書ファイルを送信することで、募集
する文書のレイアウトを決定する。その際、図13に示
すように、設定の項目を範囲指定した場合、文書作成者
は、この範囲内で自分の作成した文書の文書レイアウト
を調整することができる。
【0076】文書投稿サーバー60は、文書レイアウト
変換手段61を用いて、募集者クライアント50から受
け取ったレイアウトの情報、あるいは送信されたファイ
ルの情報を解析して、募集者が指定したレイアウト情報
を作成し、募集者クライアント50に表示する。
【0077】募集者は、表示されたレイアウトの情報を
確認し、必要があれば修正し、名前を付けて登録する。
登録された文書レイアウトは募集者DB64へ蓄積され
る(T4)。
【0078】募集者は、文書レイアウトを含むすべての
募集情報を入力したら、募集者クライアント50より募
集登録ボタンを押す。募集者管理手段は、登録されたレ
イアウト情報とその他の文書募集情報を募集者DB64
へ蓄積する(T6)。
【0079】以上により、文書の募集者が、募集者クラ
イアント50から募集情報を文書投稿サーバー60に登
録することができる。
【0080】次に、作成者が募集情報を得て文書を投稿
する場合の、本システムの動作について説明する。図1
0は、文書投稿のフローチャートである。
【0081】作成者は、作成者クライアント40より文
書投稿サーバー60に接続する。文書投稿サーバー60
は、募集者管理手段を用いて募集者DB64を検索し、
現在文書の募集を行っている募集者の情報に基づいて、
作成者クライアント40へ募集リスト画面を表示する
(T7)。募集リスト画面では、分野やキーワードによ
って表示する募集を限定することもできる。
【0082】作成者は、募集リスト画面より、文書を投
稿しようと思う募集者を選択すると、募集者管理手段
は、募集者DB64を検索し、図14に例を示す募集詳
細画面を作成者クライアント40へ表示する。募集詳細
画面には、募集要綱の詳しい内容と、文書の募集者につ
いての情報が表示される(T8)。
【0083】募集詳細画面上の文書投稿ボタンを押す
と、作成者ID入力画面が表示される。
【0084】作成者が作成者IDを取得していない場
合、あるいは取得しているが登録内容に変更がある場合
には、図15に例を示す作成者登録画面から文書中に埋
め込む作成者情報の他に、連絡先などの文書提出時に必
要な情報、作成者IDを利用するためのパスワード等を
入力する(T9)。ここで作成者登録画面は、作成者I
D入力画面に表示されている作成者登録申請ボタンを押
すと作成者クライアント40上に表示される。
【0085】作成者登録画面の登録ボタンを押すと、作
成者管理手段によって作成者登録が行われ、作成者ID
が発行される(T10)。
【0086】登録された作成者情報は、作成者DB65
へ蓄積される。
【0087】作成者IDを取得、または作成者ID入力
画面にて作成者IDを入力した場合は、図16に例を示
す文書投稿画面が表示される。文書投稿画面では、提出
する文書ファイルを指定する部分と、文書の内容を直接
入力するフィールドが表示される。
【0088】作成者は、文書を作成して投稿する(T1
1)。その際、作成者が、ワープロソフト、あるいはテ
キストエディタ、作図ソフトなどを用いて文書を作成す
る場合は、文書中に項目を指定するタグ、例えば「<<
タイトル>>」、「<<アブストラクト>>」などのタ
グを挿入し、タグを埋め込んだ文書ファイルを指定す
る。作成者が、文書作成用のソフトを用いない場合は、
入力フィールドに文書を入力する。図16においては、
入力フィールドは入力項目ごとに分かれているので、そ
れぞれに入力する。
【0089】作成者は、文書の入力が終えたら、文書登
録ボタンを押す。文書登録ボタンが押されると、入力し
た情報、文書が文書投稿サーバーへ送信される。
【0090】文書投稿サーバー60は、文書レイアウト
変更手段61により、送信された文書を文書募集者が指
定したレイアウトに変更する(T12)。
【0091】項目確認手段62は、文書レイアウト変更
手段61によりレイアウト変更された文書、またその他
の文書作成者の登録した情報を確認する(T13)。
【0092】文書レイアウト変更手段61は、文書ファ
イルが送信された場合には、文書ファイル中よりタグを
読み出して文書を各項目に分ける。その後、募集者から
指定された文書レイアウト情報に従って、レイアウト済
みの文書を作成する。
【0093】必要な項目の中で送信されていないものが
あれば、項目確認手段62は、作成者クライアント40
へ入力を促す画面を表示する。
【0094】作成者は、画面の案内に従って項目を入力
し、再び送信する。
【0095】すべての必要項目がそろい、文書のレイア
ウト変換が終了したら、図示しない文書管理手段は、レ
イアウト変更後の文書を作成者クライアント40に送信
し、図17に例を示す確認画面を表示する。
【0096】作成者は、表示された文書を確認し、それ
でよければ確認終了ボタンを押す。修正を行いたい場合
は、確認画面上で指定された範囲内で修正を行う。修正
した文書は、文書投稿サーバー60に送信する。
【0097】作成者は、確認画面上での修正の指示を図
18に例を示す修正用サブウインドウ上で余白や行間な
どを調整できる範囲で調整し、確認画面でその結果を確
認する(T14)。
【0098】また、作成者は、表示されたレイアウト後
の文書を、画像、あるいはワープロソフト用にフォーマ
ットされたファイルとして保存することができる。文書
管理手段は、作成者から保存の要求が出されたら、一般
的に利用される文書フォーマットや画像フォーマットへ
変換して提供する。
【0099】文書管理手段は、文書を文書DB66へ蓄
積(T15)し、募集者クライアント50へ文書が提出
された旨を電子メールなどで通知する(T16)。
【0100】以上により、作成者が作成者クライアント
40を用いて、文書投稿サーバー60内の募集情報を検
索し、目的の募集者に対して投稿する文書を文書投稿サ
ーバー60に送信する。文書投稿サーバー60は、作成
者クライアント40から送信された文書を、募集者が予
め登録しておいたレイアウトの情報に基づいてレイアウ
トを変更して保存すると共に、募集者に対して文書の投
稿があった旨を通知する。
【0101】次に、募集者が作成者から投稿された文書
を入手する場合の本システムの動作について説明する。
【0102】文書募集者は、募集者IDとパスワードを
募集者クライアント50から入力する。
【0103】募集者管理手段は、募集者DB64より、
入力された募集者IDを持つ募集者の情報を得て、複数
の募集を同時に行っている場合は募集リストを表示す
る。
【0104】募集リストの中から一つを選択すると、投
稿文書リストが表示される。投稿文書リストの中から文
書を選択すると、文書DB66に蓄積されたレイアウト
後の文書の内容が表示される。また、保存ボタンを押す
と募集者クライアント50に目的の文書が保存される。
【0105】募集リストより、付加情報ボタンを押す
と、ヘッダやフッダ、ページ番号といった付加情報を設
定する付加情報設定画面が表示される。付加情報設定画
面で付加する情報を選択し、投稿文書リストより1つ以
上の文書を順番をつけて選択し、表示ボタンを押すと、
文書管理手段は付加情報を付加し、つけた順番どおりに
連結された文書を表示する。保存ボタンを押すと連結さ
れた文書が募集者クライアント50に保存される。
【0106】以上により、募集者は募集者クライアント
50を用いて、文書投稿サーバー60内に保存された複
数の文書を閲覧すると共に、募集者クライアント50に
保存する。
【0107】以上説明した実施の形態によれば、文書の
作成者が作成した文書のレイアウトは、文書の募集者が
指定したレイアウト情報に基づいて変換されるため、作
成者は、レイアウトを意識せずに文書を作成することが
できる。
【0108】また、文書の募集者が入手する文書は、予
め募集者が指定しておいたレイアウトの情報に基づいて
変換されているため、募集者自身が文書のレイアウト変
更などの処理をする必要がなくなる。
【0109】また、文書の作成者は、文書中にキーワー
ドを埋め込むことによって、文書中の各項目を明確にす
る。これにより、文書作成手段に関わらず、キーワード
によって文書レイアウトの変更が行われる。さらに、文
書の作成者は、文書中に必要な項目をチェックすること
ができる。文書作成者は、異なる募集者の募集に対して
も同一のキーワードを利用できるので、投稿先を考慮に
入れず文書を作成することができる。
【0110】また、作成者クライアント40の画面上に
文書作成のための各項目と入力欄を表示するため、文書
作成手段をもたない文書の作成者は、必要な項目を逃す
ことなく、文書の募集者が要求する文書を投稿すること
ができる。
【0111】また、文書の作成者が作成して文書投稿サ
ーバー60に送信した文書は、レイアウトが変換された
のちに、作成者クライアント40に送信されるため、文
書の作成者は、自分が作成した文書の最終形を確認し、
また文書の募集者が要求した範囲内で修正を行うことが
できる。
【0112】また、文書の作成者が送信した文書に過不
足があった場合、文書投稿サーバー60は作成者に対し
て修正や再作成を要求するため、文書投稿サーバー60
内には、募集者が指定した条件に合致する文書のみが保
存され、不備の修正のための文書募集者と文書作成者の
やり取りは不要となる。
【0113】また、文書の作成者は、あらかじめ自分の
氏名や所属など、作成者に関する情報を文書投稿業者に
登録しておくため、複数の文書を投稿する場合にもその
都度作成者に関する情報を付加する必要はない。
【0114】また、文書投稿サーバー60が同一の募集
に対する複数の投稿文書をまとめて一連の文書として情
報を付加して募集者クライアント50に送信することに
より、文書の募集者は、募集後の編集を自分で行わず、
編集後の付加情報を含んだ文書情報を得ることができ
る。
【0115】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、文書管理
クライアントで作成した文書は、文書の作成者が設定し
た機密レベルに応じて、文書管理クライアントあるいは
文書管理サーバーで暗号化及び復号化されるため、暗号
化及び復号化の処理の負担を文書管理クライアントと文
書管理サーバーの双方に分散することができ、よって、
文書管理クライアントの暗号化、復号化の処理負担を軽
減することができる。また文書の作成者は、文書を暗号
化するためには機密レベルを指定するのみでよいため、
暗号化の処理についてのユーザーの負担はない。
【0116】請求項4記載の発明によれば、文書の作成
者が投稿した文書のレイアウトは、文書の募集者が指定
したレイアウトの情報に基づいて変換されるため、文書
の作成者は、レイアウトを意識することなく文書を投稿
することができ、一方、文書の募集者は、投稿された文
書のレイアウトは、予め指定したレイアウトの情報に基
づき変換されているため、募集者自身が投稿された文書
のレイアウトを変換する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる文書管理システムの実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す文書管理システムでの文書の登録の
フローチャートである。
【図3】図1に示す文書管理システムでの文書の閲覧の
フローチャートである。
【図4】図1に示す文書管理システムで管理する文書
で、(a)は機密レベルが低い、(b)は機密レベルが
高い文書の例を示す図である。
【図5】クライアント鍵管理手段が持つ鍵管理テーブル
のデータ例を示す図である。
【図6】サーバー鍵管理手段が持つ鍵管理テーブルのデ
ータ例を示す図である。
【図7】図1に示す文書管理クライアントの手段の一部
を他の端末に分離した場合の本発明にかかる文書管理シ
ステムの実施の形態を示すブロック図である。
【図8】本発明にかかる文書管理システムの別の実施の
形態を示すシステム構成図である。
【図9】図8に示す文書管理システムでの文書募集のフ
ローチャートである。
【図10】図8に示す文書管理システムでの文書投稿の
フローチャートである。
【図11】図8に示す文書管理システムの募集者登録画
面の例を示す図である。
【図12】図8に示す文書管理システムの文書募集登録
画面の例を示す図である。
【図13】図8に示す文書管理システムのレイアウト登
録画面の例を示す図である。
【図14】図8に示す文書管理システムの募集詳細画面
の例を示す図である。
【図15】図8に示す文書管理システムの作成者登録画
面の例を示す図である。
【図16】図8に示す文書管理システムの文書投稿画面
の例を示す図である。
【図17】図8に示す文書管理システムの確認画面の例
を示す図である。
【図18】図8に示す文書管理システムの修正画面の例
を示す図である。
【符号の説明】
10 端末 20 文書管理クライアント 30 文書管理サーバー 40 作成者クライアント 50 募集者クライアント 60 文書投稿サーバー 70 通信ネットワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続された複数の端
    末間で文書を管理するためのシステムであって、 文書管理クライアントと文書管理サーバーとからなり、 上記文書管理クライアントが、文書と上記文書の機密レ
    ベルと上記文書を識別するIDを入力する手段と、上記
    機密レベルに応じて上記文書を暗号化する手段と、上記
    文書の平文あるいは暗号化した文書を上記文書管理サー
    バーに送信する手段と、上記文書管理サーバーから上記
    文書の平文あるいは暗号化した文書を受信する手段と、
    上記暗号化した文書を復号化する手段と、上記文書の平
    文あるいは復号化した文書を表示する手段とを有してな
    り、 上記文書管理サーバーが、上記文書管理クライアントが
    送信した上記文書の平文あるいは暗号化した文書を受信
    する手段と、上記受信した文書の平文を上記機密レベル
    に応じて暗号化する手段と、上記暗号化する手段により
    暗号化した文書あるいは上記文書管理クライアントから
    受信した暗号化した文書を保存する手段と、上記保存さ
    れた文書を上記機密レベルに応じて復号化する手段と、
    上記復号化した文書あるいは上記文書管理クライアント
    から受信した暗号化した文書を上記文書管理クライアン
    トに送信する手段とを有してなることを特徴とする文書
    管理システム。
  2. 【請求項2】 文書管理クライアントから入力される文
    書の暗号化は、機密レベルに応じた暗号化方式による請
    求項1記載の文書管理システム。
  3. 【請求項3】 文書管理サーバーは、文書管理クライア
    ントが生成した鍵を用いて文書を暗号化する請求項1ま
    たは2記載の文書管理システム。
  4. 【請求項4】 通信ネットワークに接続された複数の端
    末間で文書を管理するためのシステムであって、 募集者クライアントと作成者クライアント及び文書投稿
    サーバーとからなり、 上記募集者クライアントが、文書の募集情報と上記文書
    のレイアウトの情報を上記文書投稿サーバーに送信する
    手段と、上記募集情報に応じて投稿された文書を上記文
    書投稿サーバーから受信する手段とを有してなり、 上記作成者クライアントが、上記文書投稿サーバー内の
    上記文書の募集情報を閲覧する手段と、上記文書の募集
    情報に応じて上記文書投稿サーバーに文書を投稿する手
    段とを有してなり、 上記文書投稿サーバーが、上記作成者クライアントが投
    稿する文書を受信する手段と、上記受信した文書を上記
    募集者クライアントから受信したレイアウトの情報に基
    づきレイアウトを変換する手段と、上記レイアウトを変
    換した文書を上記募集者クライアントに送信する手段と
    を有してなることを特徴とする文書管理システム。
  5. 【請求項5】 文書投稿サーバーが、レイアウトを変換
    した文書を作成者クライアントに送信する手段を有する
    請求項4記載の文書管理システム。
  6. 【請求項6】 作成者クライアントが、文書投稿サーバ
    ーから受信したレイアウトを変換した文書を修正する手
    段と、 上記修正した文書を上記文書投稿サーバーに送信する手
    段とを有する請求項5記載の文書管理システム。
JP2001086794A 2001-03-26 2001-03-26 文書管理システム Expired - Fee Related JP4573457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001086794A JP4573457B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 文書管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001086794A JP4573457B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 文書管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002288161A true JP2002288161A (ja) 2002-10-04
JP4573457B2 JP4573457B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=18942120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001086794A Expired - Fee Related JP4573457B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 文書管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4573457B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004234344A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Kddi Corp データベースアクセスシステム
JP2006039868A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 筆記情報入力装置、文書処理システム、筆記情報入力プログラム及び記録媒体
JP2006072664A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Nec Corp ファイル管理システム、およびファイル管理プログラム
JP2007207166A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示のためのプログラム、装置及び方法
JP2008035494A (ja) * 2006-06-30 2008-02-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP2011022922A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Nec Corp 文書管理システム、文書管理方法、及びプログラム
US10671334B2 (en) 2018-02-14 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Print system, print server, management server, and job list providing method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220462A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Toppan Printing Co Ltd 暗号処理装置及び復号処理装置並びに記録媒体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220462A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Toppan Printing Co Ltd 暗号処理装置及び復号処理装置並びに記録媒体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004234344A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Kddi Corp データベースアクセスシステム
JP2006039868A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 筆記情報入力装置、文書処理システム、筆記情報入力プログラム及び記録媒体
JP2006072664A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Nec Corp ファイル管理システム、およびファイル管理プログラム
JP4539240B2 (ja) * 2004-09-01 2010-09-08 日本電気株式会社 ファイル管理システム、およびファイル管理サーバ
JP2007207166A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示のためのプログラム、装置及び方法
JP2008035494A (ja) * 2006-06-30 2008-02-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP2011022922A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Nec Corp 文書管理システム、文書管理方法、及びプログラム
US10671334B2 (en) 2018-02-14 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Print system, print server, management server, and job list providing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4573457B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010034835A1 (en) Applied digital and physical signatures over telecommunications media
WO2006001268A1 (ja) 文書処理装置、文書閲覧装置および文書処理方法
US20080301431A1 (en) Text security method
JP6575547B2 (ja) ドキュメント管理システム
CN101213538A (zh) 电子名片交换***及方法
JP2015508256A (ja) Epub基盤コンテンツに関するデジタル著作権管理装置及び方法、並びにユーザ権限によるepub基盤コンテンツ提供装置及び方法
JP2006313535A (ja) データ保管装置、データ保管方法及びそのプログラム
CN111723391A (zh) 数据管理***
JP2004110197A (ja) センタ・システムにおける情報処理方法及びアクセス権限管理方法
JP2018156410A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4573457B2 (ja) 文書管理システム
JP2018157383A (ja) 管理装置及びドキュメント管理システム
CN111740940B (zh) 信息处理***
JP2011113167A (ja) 計算機システム及びコンテンツ管理方法
US20050180574A1 (en) Method and system for document transmission
JP7484294B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム
US20210303640A1 (en) Document management system, processing terminal device, and control device
JP2009093670A (ja) ファイルのセキュリティー管理システムおよび認証サーバ、クライアント装置ならびにプログラムおよび記録媒体
JP6849018B2 (ja) ドキュメント管理システム
JP2013150309A (ja) 情報処理装置および情報処理方法およびプログラム
Yu et al. Developing an XML framework for an electronic document delivery system
JP4956969B2 (ja) 文書配信装置、プログラム及び文書配信システム
JP2020017308A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2002132759A (ja) 文書承認方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体
JP2006011916A (ja) 編集物のネットワーク校正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100701

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20100701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees