JP2002288054A - 遠隔操作システム - Google Patents

遠隔操作システム

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JP2002288054A
JP2002288054A JP2001086459A JP2001086459A JP2002288054A JP 2002288054 A JP2002288054 A JP 2002288054A JP 2001086459 A JP2001086459 A JP 2001086459A JP 2001086459 A JP2001086459 A JP 2001086459A JP 2002288054 A JP2002288054 A JP 2002288054A
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instruction
target device
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Application number
JP2001086459A
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English (en)
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Takamasa Shimazaki
貴正 島崎
Tomoyuki Morikawa
智之 森川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般ユーザと外部サポート業者それぞれの機
器操作に対するニーズの違いを吸収し、双方にとって最
適な遠隔操作環境を提供し、かつ、ネットワーク機器内
のプライバシー情報への不正なアクセスを防止すること
ができる遠隔操作システムを提供する。 【解決手段】 ゲートウェイ装置5は、遠隔操作用ホス
ト部とサポート用ホスト部を備え、一般ユーザーとサポ
ート業者にそれぞれ別のインターフェースを提供する。
またゲートウェイ装置5は、外部から侵入したプログラ
ムを実行できない構成を有する。遠隔アクセスサーバ装
置3は、ゲートウェイ装置5上の各ホスト部のURLを
隠蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して設備を遠隔操作する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の急速な普及や一般家庭におけ
るインターネット接続率の向上により、家庭内のあらゆ
る電化製品をインターネットに接続し、これら機器を遠
隔操作する需要が高まりつつある。特開2000−22
4167号公報によると、遠隔端末がインターネットを
介し、インターネット連携部を経由して、工場の生産ラ
イン、水処理プラント、化学プラントなどで使用される
各種設備に接続され、遠隔端末では、設備アクセスアプ
リケーションプログラムが、設備向けの制御命令を作成
し、インターネット向けデータ変換プログラムが、デー
タ処理を実行し、インターネットを介して、インターネ
ット連携部に制御命令を送信し、インターネット連携部
は、設備向けネットワークのプロトコル通信ユニットに
対応した制御命令を設備に送信することにより、遠隔端
末から設備の稼働状況や内部状態などをチェックする技
術が開示されている。
【0003】この技術によると、工場等の設備向けネッ
トワークへのアクセスポイントである1個のインターネ
ット連携部を経由して、遠隔端末を操作する誰でもが、
設備の全リソースに対して同様のインターフェースでア
クセスすることができる。一方、一般家庭内における電
化製品のネットワークを構築し、保守し、また運営する
ためには、高度な技術知識が必要であり、専門知識を持
たない一般ユーザには、これら構築、保守、運営などは
難しい。
【0004】このため、専門知識を持ったサポート機関
がネットワークの構築や保守・運営に関して適切にアド
バイスできる環境作りが必要不可欠である。現状では、
電化製品のトラブル等のサポートは主として電話でのや
り取りや技術者の派遣、販売店等への機器の持ち込みに
より対処している。しかし、一般ユーザにとって機器の
故障状況等を電話で伝えることは必ずしも容易ではな
く、この不十分なコミュニケーションが原因でサポート
業者の派遣が無駄足になることも多い。また、ネットワ
ークに対するサポートでは故障原因が複数の機器にまた
がることもあるため、この場合業者への機器の持ち込み
によるサポートは難しい。以上のことは、企業内IT化を
積極的に推進している企業などにも言え、ネットワーク
に関して十分な知識を持つ技術者がいない企業では、外
部サポート機関による適切なサポートを安価に受けられ
る環境作りが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、テレビやビ
デオなどAV機器が接続された家庭内ネットワークに対し
て、上記のインターネットを介した遠隔操作システムを
適用する場合、各機器において、外部からのサポートを
目的として、サポート業者向けの制御信号などが利用で
きるようにすると、一般ユーザにとってはビデオテープ
の内容を外から確認するといった簡単な操作をする際で
も、サポート業者向けの詳細な設定情報が入り混じって
どこをどう操作すればよいか分からず非常に使いづらい
システムとなってしまう恐れがあるという問題点があ
る。
【0006】また、一般ユーザ向けのインターフェース
で遠隔操作システムを提供する場合、サポート業者はサ
ポートに必要な適切な情報が得られにくくなるのに加
え、サポート業者から機器に装填されてテープの中身な
どプライバシー情報を盗まれる危険性が生じ、一般ユー
ザは安心してこのシステムを導入することができないと
いう問題点がある。
【0007】この遠隔操作システムを一般企業のローカ
ルネットワークに適用する場合も同様に、サポート業者
が必要とする設定情報と一般ユーザが必要としている社
内の機密情報の両方に遠隔アクセスできる手段を提供す
るのはセキュリティーの観点から非常に危険である。ま
た、一般ユーザや外部サポート業者に対して遠隔操作環
境を提供することはローカルネットワーク環境を外部ネ
ットワークに対して公開することになるため、不正侵入
者から攻撃される危険性も増大する。
【0008】上記のような問題点を解決するために、本
発明は、一般ユーザと外部サポート業者それぞれの機器
操作に対するニーズの違いを吸収し、双方にとって最適
な遠隔操作環境を提供し、かつ、ネットワーク機器内の
プライバシー情報への不正なアクセスを防止することが
できる遠隔操作システム、遠隔操作システムを構成する
ゲートウェイ装置、サーバ装置、前記ゲートウェイ装置
及びサーバ装置で用いられる方法、コンピュータプログ
ラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インターネットにおいて、ユーザ操作端
末装置及びサポート業者用端末装置が、遠隔アクセスサ
ーバ装置を介して、ゲートウェイ装置と接続されてお
り、制御対象装置は、ローカルネットワークにおいて、
前記ゲートウェイ装置と接続されており、ユーザ操作端
末装置及びサポート業者用端末装置は、前記遠隔アクセ
スサーバ装置及びゲートウェイ装置を介して、前記制御
対象装置を遠隔操作する遠隔操作システムである。
【0010】ここで、前記ゲートウェイ装置は、遠隔操
作用ホスト部とサポート用ホスト部の2つを有し、各々
のホスト部にそれぞれ目的に応じたGUI及び機器制御
プログラムを格納し、かつ、これらGUI及びプログラ
ムへのアクセス手段を有する。また、前記アクセス手段
はHTTPサーバである。また、ゲートウェイ装置は、
命令を取り出す主記憶装置のアドレス範囲を限定するた
めの手段を備えた中央処理ユニットを有し、前記中央処
理ユニットは、ネットワーク外部から取り込まれたデー
タ又はプログラムを前記アクセス範囲外に読み込む。
【0011】ここで、前記遠隔アクセスサーバ装置は、
ゲートウェイ装置から送信されるHTMLデータ中のハ
イパーリンク情報を書き換えることにより、ユーザ操作
端末装置及びサポート業者用端末装置からゲートウェイ
装置のURLを隠蔽するリンク書換え手段を有する。ま
た、前記遠隔アクセスサーバ装置は、プロバイダ内に設
置される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の1の実施の形態としての
遠隔操作システム10について説明する。 1.遠隔操作システム10の構成 遠隔操作システム10は、図1に示すように、ユーザ操
作端末装置1、サポート業者用端末装置2、遠隔アクセ
スサーバ装置3、ゲートウェイ装置5、DVDプレーヤ
6a、D−VHSプレーヤ6b、・・・、デジタルTV
6cから構成されている。ユーザ操作端末装置1、サポ
ート業者用端末装置2、遠隔アクセスサーバ装置3及び
ゲートウェイ装置5は、インターネット8を介して接続
されている。
【0013】また、ゲートウェイ装置5、DVDプレー
ヤ6a、D−VHSプレーヤ6b、・・・、デジタルT
V6cは、LAN接続装置9により接続されており、ゲ
ートウェイ装置5、DVDプレーヤ6a、D−VHSプ
レーヤ6b、・・・、デジタルTV6c及びLAN接続
装置9は、ローカルネットワーク7を構成している。遠
隔操作システム10において、ユーザ操作端末装置1
は、遠隔アクセスサーバ装置3を中継してゲートウェイ
装置5にアクセスし、ローカルネットワーク7内の制御
対象機器であるDVDプレーヤ6a、D−VHSプレー
ヤ6b、・・・、デジタルTV6cを操作するという遠
隔アクセス形態をとる。
【0014】通信プロトコルとして、ユーザ操作端末装
置1から遠隔アクセスサーバ装置3まで、及び遠隔アク
セスサーバ装置3からゲートウェイ装置5まではともに
インターネット上で広く普及しているHTTP(Hyp
er Text Transfar Protoco
l)を用いる。サポート業者用端末装置2から遠隔アク
セスサーバ装置3までについても同様である。また、ゲ
ートウェイ装置5から各制御対象機器までは、制御対象
機器に応じた通信プロトコルやLAN装置(Ether
net、HAViなど)を用いて通信を行う。
【0015】1.1 ゲートウェイ装置5の構成 ゲートウェイ装置5は、図2にその機能ブロック図を示
すように、HTTPサーバ部510、遠隔操作用ホスト
部520、サポート用ホスト部530、CGI実行部5
40、機器API部581、582、・・・、583か
ら構成されている。HTTPサーバ部510は、インタ
ーネット8を介して遠隔アクセスサーバ装置3と接続し
ており、機器API部581、582、・・・、583
は、LAN接続装置9を介して、それぞれDVDプレー
ヤ6a、D−VHSプレーヤ6b、・・・、デジタルT
V6cと接続されている。
【0016】遠隔操作用ホスト部520は、一般ユーザ
に対して必要な遠隔操作手段を提供する。また、サポー
ト用ホスト部530は、サポート業者に対して必要な遠
隔操作手段を提供する。また、ゲートウェイ装置5は、
具体的には、図3に示すように、マイクロプロセッサ5
51、通信ポート部552、バス553、通信ポート部
554、555、・・・、556、主記憶部557、5
58から構成されている。通信ポート部552は、イン
ターネット8を介して遠隔アクセスサーバ装置3と接続
しており、通信ポート部554、555、・・・、55
6は、LAN接続装置9を介して、それぞれDVDプレ
ーヤ6a、D−VHSプレーヤ6b、・・・、デジタル
TV6cと接続されている。
【0017】主記憶部557は、コンピュータプログラ
ムを記憶している。主記憶部557に記憶されているコ
ンピュータプログラムに従って、マイクロプロセッサ5
51が動作することにより、図2に示す各構成部がその
機能を達成する。 (1)プログラム記憶部522、532 プログラム記憶部522は、主記憶部557内に設けら
れ、図2に示すように、インデックスページプログラム
523、機器GUIページプログラム524、525、
・・・、526、機器制御CGIプログラム527、5
28、・・・、529を記憶している。
【0018】インデックスページプログラム523は、
一例として図5(a)に示すように、HTML(Hyp
er Text Markup Language)言
語を用いて記述されたコンピュータプログラムであり、
複数のハイパーリンク記述523a、523b、・・・
を含み、末端のユーザによる操作の対象となる機器を選
択するためのユーザ遠隔操作用のインデックスページプ
ログラムである。ハイパーリンク記述523a、523
b、・・・は、それぞれ、DVDプレーヤ6a、D−V
HSプレーヤ6b、・・・、デジタルTV6cを操作す
るためのユーザ操作画面へのハイパーリンク操作を示し
ている。
【0019】ローカルネットワーク全体の情報を提供す
るインデックスページは、一般ユーザに対しては、一般
ユーザが分かりやすいようにできるだけシンプルなイン
ターフェースになっている。これに対して、サポート業
者に対しては、サポート業者によるローカルネットワー
ク診断の際には機器間の接続関係などできるだけ詳しい
情報が不可欠であるので、複雑なインターフェースとな
っている。これは、以下の機器GUIページにおいても
同様である。
【0020】機器GUIページプログラム524、52
5、・・・、526は、同様に、HTML言語を用いて
記述されたコンピュータプログラムであり、それぞれ、
複数のハイパーリンク記述を含む遠隔操作用のページで
ある。それぞれは、DVDプレーヤ6a、D−VHSプ
レーヤ6b、・・・、デジタルTV6cを操作するため
のユーザ操作画面を示している。各機器GUIページプ
ログラムに含まれるハイパーリンク記述は、各機器にお
ける様々な操作、例えば、電源ON、電源OFF、録画
開始、録画終了などの操作を示す機器制御CGIプログ
ラムへのハイパーリンクを示している。
【0021】機器制御CGIプログラム527、52
8、・・・、529は、一例として図5(c)に示すよ
うに、各機器の制御手順を記述したコンピュータプログ
ラムである。制御対象機器毎に用意されている。プログ
ラム記憶部532は、プログラム記憶部522と同様
に、主記憶部557内に設けられ、インデックスページ
プログラム533、機器GUIページプログラム53
4、535、・・・、536、機器制御CGIプログラ
ム537、538、・・・、539を記憶している。こ
れらのプログラムは、サポート用のものである。
【0022】(2)データ管理部521、531 データ管理部521は、HTTPサーバ部510からプ
ログラムの取得の要求を受け取る。受け取った要求は、
プログラム記憶部522内に記憶されている各プログラ
ムの識別子を含む。データ管理部521は、前記要求を
受け取ると、要求に含まれるプログラムの識別子により
識別されるプログラムを、プログラム記憶部522から
読み出し、読み出したプログラムをHTTPサーバ部5
10へ出力する。
【0023】データ管理部531についても、データ管
理部521と同様である。 (3)HTTPサーバ部510 HTTPサーバ部510は、インデックスページ要求、
機器GUIページ要求、及び機器制御PG起動要求を受
け取る。ここで、インデックスページ要求及び機器GU
Iページ要求は、ホスト部の識別子及び要求対象のペー
ジプログラムの識別子を含む。また、機器制御PG起動
要求は、ホスト部の識別子及び機器制御CGIプログラ
ムの識別子を含む。
【0024】HTTPサーバ部510がインデックスペ
ージ要求又は機器GUIページ要求を受け取ると、要求
からホストの識別子とページの識別子を抽出し、抽出し
たホストの識別子により識別されるホスト部、つまり、
遠隔操作用ホスト部520又はサポート用ホスト部53
0のいずれかに、抽出した前記ページの識別子を出力す
る。
【0025】次に、HTTPサーバ部510は、遠隔操
作用ホスト部520又はサポート用ホスト部530のい
ずれかから、インデックスページ又は機器GUIページ
を受け取り、受け取ったページを遠隔アクセスサーバ装
置3へ出力する。また、HTTPサーバ部510が機器
制御PG起動要求を受け取ると、機器制御PG起動要求
からホスト部の識別子及び機器制御CGIプログラムの
識別子を抽出し、抽出したホストの識別子により識別さ
れるホスト部、つまり、遠隔操作用ホスト部520又は
サポート用ホスト部530のいずれかに、抽出したCG
Iプログラムの識別子を出力する。
【0026】次に、HTTPサーバ部510は、遠隔操
作用ホスト部520又はサポート用ホスト部530のい
ずれかから、機器制御CGIプログラムを受け取り、受
け取った機器制御CGIプログラムをCGI実行部54
0へ出力する。 (4)CGI実行部540 CGI実行部540は、HTTPサーバ部510から機
器制御CGIプログラムを受け取り、受け取った機器制
御CGIプログラムを解釈し、その解釈の結果に従っ
て、機器API部581、582、・・・、583を制
御する。
【0027】例えば、機器制御CGIプログラムに、D
VDプレーヤ6aの電源ON及び再生開始の命令が記述
されているなら、CGI実行部540は、前記プログラ
ムに記述されている命令の意味を解釈し、解釈した結果
に従って、機器API部581に対して、制御対象とな
るDVDプレーヤ6aの電源ON及び再生開始の命令を
出力する。
【0028】(5)機器API部581、582、・・
・、583 機器API部581は、CGI実行部540から命令を
受け取り、受け取った命令をDVDプレーヤ6aへ出力
する。機器API部582、・・・、583について、
同様に、CGI実行部540から命令を受け取り、受け
取った命令をD−VHSプレーヤ6b、・・・、デジタ
ルTV6cへ出力する。
【0029】(6)主記憶部557 主記憶部557は、具体的には、RAMから構成され、
アドレス空間においてアドレスA1からA2に配置さ
れ、ゲートウェイ装置5を制御するためのコンピュータ
プログラムを格納している。具体的には、前述のインデ
ックスページプログラム、前述の機器GUIページプロ
グラム、前述の機器制御GCIプログラム、HTTPサ
ーバ部510を制御するプログラムであるHTTPサー
バプログラム、各機器API部を制御するプログラムで
ある機器APIプログラムなどである。
【0030】(7)主記憶部558 主記憶部558は、具体的には、RAMから構成され、
アドレス空間においてアドレスA3からA4に配置さ
れ、HTTPリクエストや機器制御信号など通信ポート
部552、554、555、・・・、556を介してネ
ットワークから取り込まれるデータを格納する。
【0031】このように、ゲートウェイ装置5を制御す
るプログラムを格納する主記憶部557装置とネットワ
ークから取り込まれるデータを格納する主記憶部558
とを明確に分離している。 (8)マイクロプロセッサ551 マイクロプロセッサ551は、図4に示すように、増分
回路561、プログラムカウンタ562、カウンタチェ
ック回路563、命令処理部564、レジスタ566、
算術論理回路567から構成されており、プログラムカ
ウンタ562、カウンタチェック回路563、命令処理
部564、レジスタ566、算術論理回路567は、C
PU内部バス565を介して接続されており、また、C
PU内部バス565は、バス553に接続されている。
【0032】プログラムカウンタ562には、次に実行
する命令が格納されている主記憶部557上のアドレス
が格納されており、前記アドレスをカウンタチェック回
路563へ出力する。増分回路561は、コンピュータ
プログラムに従って、プログラムカウンタ562に格納
されているアドレスを更新する。
【0033】カウンタチェック回路563は、プログラ
ムカウンタ562から出力されるアドレスが主記憶部5
57が配置されているアドレスA1からA2内を指して
いるか否かを判断し、アドレスA1からA2内を指して
いる場合には、前記アドレスをCPU内部バス565へ
出力し、命令処理部564は、前記アドレスを受け取
り、受け取った前記アドレスで示される主記憶部557
の位置に格納されている命令をバス553を介して読み
出し、読み出した命令を解読して実行する。
【0034】カウンタチェック回路563が、プログラ
ムカウンタ562から出力されるアドレスが主記憶部5
57が配置されているアドレスA1からA2内を指さな
いと判断する場合には、命令処理部564に対してエラ
ー信号を出力し、命令処理部564は、エラー信号を受
け取ると、処理を中止する。1.2 遠隔アクセスサー
バ装置3遠隔アクセスサーバ装置3は、ゲートウェイ装
置5へのアクセス制限を行う。
【0035】遠隔アクセスサーバ装置3は、図6に示す
ように、ユーザ認証情報表310a、310b、・・
・、ログインCGI実行部311、HTTPサーバ部3
12、プログラム記憶部313a、313b、・・・、
ユーザアクセス状況表314a、314b、・・・、ア
クセスCGI実行部315、リンク書換部316及びリ
ンク対照表317a、317b、・・・から構成されて
いる。
【0036】この装置は、具体的には、マイクロプロセ
ッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディ
スプレィユニット、キーボード、マウス、LAN接続ユ
ニットなどから構成されるコンピュータシステムであ
る。前記RAM又は前記ハードディスクユニットには、
コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイク
ロプロセッサが、前記コンピュータプログラムに従って
動作することにより、前記装置は、その機能を達成す
る。
【0037】なお、遠隔アクセスサーバ装置3は、イン
ターネット上において、www.provider.c
omにより識別されているものとする。 (1)ハードディスクユニット ハードディスクユニットは、図7に示すように、記憶領
域318を有しており、記憶領域318は、複数個のデ
ィレクリィに分割されている。それぞれのディレクトリ
ィは、/ ̄localnet1、/ ̄localnet
2、・・・などにより識別される。各ディレクリィは、
それぞれ各ローカルネットワークに対応している。
【0038】/ ̄localnet1により示されるデ
ィレクトリィには、ユーザ認証情報表310a、プログ
ラム記憶部313a、ユーザアクセス状況表314a、
リンク対照表317aが格納されている。また、/ ̄l
ocalnet2により示されるディレクトリィには、
ユーザ認証情報表310b、プログラム記憶部313
b、ユーザアクセス状況表314b、リンク対照表31
7bが格納されている。以下同様である。
【0039】(a)ユーザ認証情報表310a ユーザ認証情報表310aは、図8(a)に一例として
示すように、ユーザIDとパスワードとからなる組を複
数個記憶している。ユーザIDは、ユーザを識別する識
別子である。パスワードは、当該ユーザであることを認
証するための認証子である。
【0040】(b)ユーザアクセス状況表314a ユーザアクセス状況表314aは、図8(b)に一例と
して示すように、ユーザIDと接続先GWホスト名と状
態とからなる組を複数個記憶している。ユーザIDは、
ユーザを識別する識別子である。接続先GWホスト名
は、接続するゲートウェイ装置とその内部のホスト部を
識別する名称である。状態は、当該ゲートウェイ装置の
内部のホスト部に、前記ユーザによりログインされてい
るか否かを示す。
【0041】(c)リンク対照表317a リンク対照表317aは、図9に一例として示すよう
に、元URL(Uniform Resource L
ocator)と書換後URLとの組を複数個記憶して
いる。元URLは、ゲートウェイ装置5内の各ホスト部
に記憶されているページプログラムにおいて定義されて
いるURLである。
【0042】書換後URLは、ゲートウェイ装置5を隠
蔽するために対応する元URLが書き換えられたもので
ある。 (2)HTTPサーバ部312 (ログインページの取得)HTTPサーバ部312は、
ユーザ操作端末装置1又はサポート業者用端末装置2か
ら、ログインページ要求を受け取る。ログインページ要
求は、ローカルネットワークに対応するディレクトリ名
と、ログインページプログラムの識別子とを含む。ログ
インページ要求を受け取ると、HTTPサーバ部312
は、ログインページ要求からディレクトリ名とログイン
ページプログラムの識別子とを抽出し、抽出したディレ
クトリ名により示されるディレクトリ内のプログラム記
憶部から、抽出した識別子により識別されるログインペ
ージプログラムを読み出し、前記ログインページ要求の
送信元であるユーザ操作端末装置1又はサポート業者用
端末装置2へ、読み出したログインページプログラムを
送信する。
【0043】また、HTTPサーバ部312は、ユーザ
操作端末装置1又はサポート業者用端末装置2から、ロ
グイン要求を受け取る。ログイン要求は、ローカルネッ
トワークに対応するディレクトリ名と、ログインCGI
の識別子と、ユーザIDと、パスワードとを含む。次に
受け取ったログイン要求をログインCGI実行部311
へ出力する。
【0044】次に、HTTPサーバ部312は、ログイ
ンCGI実行部311からユーザ認証結果を受け取る。
ユーザ認証結果は、ユーザが正当であることを示す成
功、及びユーザが不当であることを示す失敗のいずれか
である。ユーザ認証結果が失敗である場合には、HTT
Pサーバ部312は、ログイン要求の送信元のユーザ操
作端末装置1又はサポート業者用端末装置2へ、その旨
を示すメッセージを出力する。
【0045】(インデックスページの取得)ユーザ認証
結果が成功である場合には、HTTPサーバ部312
は、ログイン要求をアクセスCGI実行部315へ出力
する。また、HTTPサーバ部312は、アクセスCG
I実行部315からハイパーリンクが書き換えられた後
のインデックスページプログラムを受け取り、前記ログ
イン要求の送信元のユーザ操作端末装置1又はサポート
業者用端末装置2へ、受け取ったインデックスページプ
ログラムを送信する。
【0046】(機器GUIページの取得)HTTPサー
バ部312は、ユーザ操作端末装置1又はサポート業者
用端末装置2から、機器GUIページ要求を受け取る。
機器GUIページ要求は、ローカルネットワークに対応
するディレクトリ名と、機器GUIページの識別子とを
含む。次に受け取った機器GUIページ要求をアクセス
CGI実行部315へ出力する。
【0047】次に、HTTPサーバ部312は、アクセ
スCGI実行部315からハイパーリンクが書き換えら
れた後の機器GUIページプログラムを受け取り、前記
ログイン要求の送信元のユーザ操作端末装置1又はサポ
ート業者用端末装置2へ、受け取った機器GUIページ
プログラムを送信する。 (機器制御PG起動要求の取得)HTTPサーバ部31
2は、ユーザ操作端末装置1又はサポート業者用端末装
置2から、機器制御PG起動要求を受け取る。機器制御
PG起動要求は、ローカルネットワークに対応するディ
レクトリ名と、機器制御CGIプログラムの識別子と、
機器に対する制御情報とを含む。次に受け取った機器制
御PG起動要求をアクセスCGI実行部315へ出力す
る。
【0048】(3)ログインCGI実行部311 ログインCGI実行部311は、HTTPサーバ部31
2からログイン要求を受け取る。ログイン要求を受け取
ると、受け取ったログイン要求から、ディレクトリ名と
ユーザIDとパスワードとを抽出し、抽出したディレク
トリ名に対応するユーザ認証情報表を1個選択し、抽出
したユーザIDとパスワードと同じ組が選択した前記ユ
ーザ認証情報表内に存在するか否かを判断し、存在する
場合には、ユーザが正当であることを示すユーザ認証結
果を生成し、存在しない場合には、ユーザが不当である
ことを示すユーザ認証結果を生成する。次に、生成した
前記ユーザ認証結果をHTTPサーバ部312へ出力す
る。
【0049】(4)アクセスCGI実行部315 (インデックスページの取得)アクセスCGI実行部3
15は、HTTPサーバ部312からログイン要求を受
け取る。ログイン要求を受け取ると、アクセスCGI実
行部315は、受け取ったログイン要求からディレクト
リ名とユーザIDとを抽出し、抽出したディレクトリ名
に対応するユーザアクセス状況表を1個選択する。次
に、選択した前記ユーザアクセス状況表から、抽出した
ユーザIDに対応する接続先GWホスト名を抽出し、イ
ンデックスページの取得を要求するインデックスページ
要求を生成し、抽出した接続先GWホスト名とインデッ
クスページ要求とを、抽出した接続先GWホスト名で示
される装置へ送信する。ここで、前記装置は、一例とし
て、ゲートウェイ装置5である。
【0050】また、アクセスCGI実行部315は、前
記接続先GWホスト名で示される装置、ここでは、ゲー
トウェイ装置5からインデックスページプログラムを受
信し、受信したインデックスページプログラムをリンク
書換部316へ出力する。次に、アクセスCGI実行部
315は、URLの書き換えられたインデックスページ
プログラムをHTTPサーバ部312へ出力する。
【0051】(機器GUIページの取得)アクセスCG
I実行部315は、HTTPサーバ部312から機器G
UIページ要求を受け取る。機器GUIページ要求を受
け取ると、アクセスCGI実行部315は、受け取った
機器GUIページ要求からディレクトリ名とユーザID
とを抽出し、抽出したディレクトリ名に対応するユーザ
アクセス状況表を1個選択する。次に、選択した前記ユ
ーザアクセス状況表から、抽出したユーザIDに対応す
る接続先GWホスト名を抽出し、抽出した接続先GWホ
スト名と機器GUIページ要求とを、抽出した接続先G
Wホスト名で示される装置へ送信する。ここで、前記装
置は、一例としてゲートウェイ装置5である。
【0052】また、アクセスCGI実行部315は、前
記接続先GWホスト名で示される装置、ここでは、ゲー
トウェイ装置5から機器GUIページプログラムを受信
し、受信した機器GUIページプログラムをリンク書換
部316へ出力する。次に、アクセスCGI実行部31
5は、URLの書き換えられた機器GUIページプログ
ラムをHTTPサーバ部312へ出力する。
【0053】(要求の取得)アクセスCGI実行部31
5は、HTTPサーバ部312から機器GUIペーシ要
求及び機器制御PG起動要求を受け取る。機器GUIペ
ーシ要求及び機器制御PG起動要求を受け取ると、アク
セスCGI実行部315は、これらの要求をリンク書換
部316へ出力する。
【0054】また、アクセスCGI実行部315は、リ
ンク書換部316からURLの書き換えられた機器GU
Iペーシ要求及び機器制御PG起動要求を受け取り、受
け取った機器GUIペーシ要求及び機器制御PG起動要
求をゲートウェイ装置5へ送信する。 (5)リンク書換部316 リンク書換部316は、アクセスCGI実行部315か
らページプログラムを受け取る。ここで、ページプログ
ラムは、インデックスページプログラム及び機器GUI
ページプログラムを含む。受け取ったページプログラム
内に記述されているURLを抽出し、抽出したURLと
同じ内容の元URLをリンク対照表から特定し、特定し
た元URLに対応付けられた書換後URLをリンク対照
表から抽出し、抽出した書換後URLを、前記ページプ
ログラム内のURLと置き換え、URLの置き換えられ
たページプログラムをアクセスCGI実行部315へ出
力する。
【0055】URLの書き換えられたインデックスペー
ジの一例を図10に示す。この図において、URLの書
き換えられたインデックスページ523cは、ハイパー
リンク記述523d、523e、・・・を含む。ハイパ
ーリンク記述523d、523e、・・・は、ハイパー
リンク記述523a、523b、・・・が書き換えられ
たものである。例えば、ハイパーリンク記述523aに
おける「access.localnet1.com/interface-video.html
」がハイパーリンク記述523dにおいて、「www.pro
vider.com/access.cgi?html=video 」に書き換えられて
いる。
【0056】このように、ハイパーリンク記述523a
は、ゲートウェイ装置5を示す記述「access.localnet
1.com」を含んでいるが、ハイパーリンク記述523d
は、含んでいない。リンク書換部316は、アクセスC
GI実行部315から機器GUIペーシ要求及び機器制
御PG起動要求を受け取る。次に、上記と同様にして、
各要求内のURLを書き換え、書き換えられた機器GU
Iペーシ要求及び機器制御PG起動要求をアクセスCG
I実行部315へ出力する。
【0057】(6)まとめ 以上説明したように、リンク書換部316は、ゲートウ
ェイ装置5の各ホスト部のURLを、ユーザ操作端末装
置1やサポート業者用端末装置2から隠蔽するので、ゲ
ートウェイ装置5への不正アクセスが防止される。ま
た、このような遠隔アクセスサーバ装置3は、ネットワ
ーク管理の専門家であるプロバイダ4内に設けること
で、最新のウィルスプログラム等の攻撃パターンにいち
早く対処したり、より強力なユーザー認証手段を提供す
るなどということが一般ユーザーと比べてより迅速に行
える。
【0058】ローカルネットワーク内に設けられるゲー
トウェイ装置は、一般に、HTTPサーバや機器制御C
GIなど多くのプログラムを動かせる能力を備えてい
る。したがって、ゲートウェイ装置を通常のPC(パー
ソナルコンピュータ)のようにネットワーク上からダウ
ンロードしたプログラムも簡単に動かせるようにする
と、一方のホスト部にログインしたユーザーがプログラ
ムを侵入させてファイル検索を実行し他方のホスト部の
ファイルに不正アクセスするといったことも可能とな
る。特にサポート業者はこのような不正アクセスを実行
できる技術力を持っている可能性が高いため、このよう
な不正アクセス可能性があるとローカルネットワークの
ユーザは安心してサポートを依頼できない。このような
不正アクセスを防止するため、ゲートウェイ装置5は、
図3及び図4に示すようなハードウェア構成を有し、外
部から侵入したプログラムが実行できないようにしてい
る。
【0059】つまり、ゲートウェイ装置5では、マイク
ロプロセッサ551内にカウンタチェック回路563を
設け、プログラムカウンタ562で指定できるアドレス
の範囲を主記憶部557上のアドレスに制限している。
これにより、主記憶部558内に記憶されているプログ
ラムは実行不可能になるため、外部から不正に取り込ま
れるプログラムをゲートウェイ装置5で実行させること
はできなくなる。
【0060】1.3 ユーザ操作端末装置1 ユーザ操作端末装置1は、図11に示すように、表示部
111、入力部112及び通信部113から構成され
る。この装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、R
OM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレィ
ユニット、キーボード、マウス、LAN接続ユニットな
どから構成されるコンピュータシステムである。前記R
AM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュー
タプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッ
サが、前記コンピュータプログラムに従って動作するこ
とにより、前記装置は、その機能を達成する。
【0061】また、この装置は、Internet E
xplorerなどのWWWブラウザを搭載している。 (1)入力部112 入力部112は、具体的には、キーボード、マウスなど
から構成され、利用者の操作を受け付ける。
【0062】入力部112は、ログインページのUR
L、ユーザID及びパスワードを受け付ける。ログイン
ページのURLの一例は、「http://www.p
rovider.com/ ̄localnet1/lo
gin.html」である。また、表示部111に表示
されているページ内のハイパーリンクボタンの操作を受
け付ける。
【0063】入力部112は、ログインページのURL
を受け付けると、前記URLを含むログインページ要求
を生成し、生成したログインページ要求を通信部113
を介して、遠隔アクセスサーバ装置3へ出力する。入力
部112は、ユーザID及びパスワードを受け付ける
と、ローカルネットワークに対応するディレクトリ名
と、ログインCGIの識別子と、受け付けたユーザID
及びパスワードとを含むログイン要求を生成し、生成し
たログイン要求を通信部113を介して、遠隔アクセス
サーバ装置3へ送信する。
【0064】入力部112は、ハイパーリンクボタンの
操作を受け付けると、各ボタンに対応付けられて付加さ
れている要求を通信部113を介して、遠隔アクセスサ
ーバ装置3へ出力する。ここで、前記要求は、機器GU
Iページ要求及び機器制御PG起動要求を含む。 (2)表示部111 表示部111は、具体的には、ディスプレィユニットな
どから構成され、通信部113を介して、遠隔アクセス
サーバ装置3からページプログラムを受け取り、受け取
ったページプログラムに記述されている命令に従って、
画面を形成し、形成した画面を表示する。前記ページプ
ログラムは、インデックスページプログラム、機器GU
Iページプログラムを含む。
【0065】表示する画面の例を図12、図13
(a)、図14(a)に示す。図12に示す画面は、ロ
グインページであり、遠隔アクセスサーバ装置3のプロ
グラム記憶部313aに記憶されているログインページ
プログラムから形成されたものである。また、図13
(a)に示す画面は、インデックスページであり、ゲー
トウェイ装置5のプログラム記憶部522に記憶されて
いるインデックスページプログラム523から形成され
たものである。また、図14(a)に示す画面は、機器
GUIページであり、ゲートウェイ装置5のプログラム
記憶部522に記憶されている機器GUIページプログ
ラム524から形成されたものである。
【0066】(3)通信部113 通信部113は、インターネット8を介して、遠隔アク
セスサーバ装置3に接続されており、遠隔アクセスサー
バ装置3から情報を受け取り、受け取った情報を表示部
111へ出力する。また、入力部112から情報を受け
取り、受け取った情報を遠隔アクセスサーバ装置3へ出
力する。
【0067】1.4 サポート業者用端末装置2 サポート業者用端末装置2は、ユーザ操作端末装置1と
同様の構成である。詳細については、説明を省略する。
図13(b)及び図14(b)に、サポート業者用端末
装置2において表示される画面の一例を示す。図13
(b)に示す画面は、インデックスページであり、図1
4(b)に示す画面は、機器GUIページである。いず
れもサポート用のページである。
【0068】これらの図に示すように、例えば、サポー
ト業者用の画面におけるビデオテープの再生の表示にお
いて、輝度情報等のみを表示させてプライバシーに関わ
るビデオテープの録画内容は表示させないようにするこ
とにより、一般ユーザのプライバシーを保護している。 1.5 デジタルTV6c デジタルTV6cは、図15に示すように、通信部60
1、制御部602、制御対象部603から構成されてお
り、放送衛星を経由して送信され、映像と音声と番組情
報とが載せられている放送波をアンテナ604を介して
受信する。制御対象部603は、受信した放送波から指
定されたチャネルの信号を選択し、復調してトランスポ
ートストリーム(TS)を生成するチューナ631と、
TSから番組情報とオーディオストリームとビデオスト
リームとを分離するトランスポートデコーダ632と、
前記分離されたオーディオストリームを復号して音声信
号を生成し生成した音声信号をスピーカ634へ出力す
るオーディオデコーダ633と、スピーカ634と、前
記分離されたビデオストリームを復号して映像信号を生
成するビデオデコーダ635と、前記生成された映像信
号を表示するモニタ636と、各部に電流を供給する電
源部637とを含む。
【0069】制御部602は、通信部601を介して、
ゲートウェイ装置5から制御信号を受け取り、受け取っ
た制御信号に従って、制御対象部603を構成する各部
を制御する。 2.遠隔操作システム10の動作 遠隔操作システム10の動作について説明する。なお、
以下においては、一般ユーザ向けの遠隔操作の場合を例
に説明するが、サポート業者による遠隔サポート操作に
おいても同様である。
【0070】(a)インデックスページの取得の動作 遠隔操作システム10のインデックスページの取得の動
作について、図16に示すフローチャートを用いて説明
する。なお、このフローチャートにおいて、破線で囲ま
れた枠内の記述は、フローチャートの各ステップにおい
て、送受信される情報の具体例、例えば、HTTPパケ
ットを示している。図17においても同様である。
【0071】ユーザ操作端末装置1の入力部112は、
ログインページのURL「http://www.pr
ovider.com/ ̄localnet1/log
in.html」の入力を利用者から受け付け、前記U
RLを含むログインページ要求を生成し(ステップS1
01)、入力部112は、生成した前記ログインページ
要求を通信部113を介して、遠隔アクセスサーバ装置
3へ送信する(ステップS102)。遠隔アクセスサー
バ装置3のHTTPサーバ部312は、前記ログインペ
ージ要求を受け取り、プログラム記憶部からログインペ
ージプログラムを読み出し(ステップS103)、前記
ログインページ要求の送信元であるユーザ操作端末装置
1へ、読み出したログインページプログラムを送信する
(ステップS104)。
【0072】表示部111は、遠隔アクセスサーバ装置
3からログインページプログラムを受け取り、ログイン
ページの画面を形成し、形成した画面を表示し、入力部
112は、利用者からユーザID及びパスワードを受け
付け(ステップS105)、受け付けたユーザID及び
パスワードを含むログイン要求を生成し、生成したログ
イン要求を通信部113を介して、遠隔アクセスサーバ
装置3へ出力する(ステップS106)。
【0073】次に、HTTPサーバ部312は、ユーザ
操作端末装置1から、ログイン要求を受け取り、ログイ
ンCGI実行部311は、HTTPサーバ部312から
ログイン要求を受け取り、ユーザ認証情報表を用いてユ
ーザが正当であるか否かを判断してユーザ認証結果を生
成し、ユーザ認証結果をHTTPサーバ部312へ出力
し、ユーザ認証結果が成功である場合には、HTTPサ
ーバ部312は、ログイン要求をアクセスCGI実行部
315へ出力する(ステップS107)。
【0074】次に、アクセスCGI実行部315は、H
TTPサーバ部312からログイン要求を受け取り、受
け取ったログイン要求からディレクトリ名とユーザID
とを抽出し、ユーザアクセス状況表から抽出したユーザ
IDに対応する接続先GWホスト名を抽出し、インデッ
クスページの取得を要求するインデックスページ要求を
生成し(ステップS108)、抽出した接続先GWホス
ト名とインデックスページ要求とを、抽出した接続先G
Wホスト名で示される装置、つまりゲートウェイ装置5
へ送信する(ステップS109)。
【0075】HTTPサーバ部510はインデックスペ
ージ要求を受け取り、前記要求からホストの識別子とペ
ージの識別子を抽出し、抽出したホストの識別子により
識別されるホスト部、つまり、遠隔操作用ホスト部52
0に、抽出した前記インデックスページの識別子を出力
し、データ管理部521は、前記識別子により識別され
るインデックスページプログラムをプログラム記憶部5
22から読み出し(ステップS110)、HTTPサー
バ部510は、読み出したインデックスページプログラ
ムを遠隔アクセスサーバ装置3へ送信する(ステップS
111)。
【0076】アクセスCGI実行部315は、ゲートウ
ェイ装置5からインデックスページプログラムを受信
し、リンク書換部316は、アクセスCGI実行部31
5からインデックスページプログラムを受け取り、リン
ク対照表を用いて、元URLを書換後URLに置き換
え、アクセスCGI実行部315は、URLの書き換え
られたインデックスページプログラムをHTTPサーバ
部312へ出力し(ステップS112)、HTTPサー
バ部312は、前記インデックスページプログラムをユ
ーザ操作端末装置1へを送信する(ステップS12
3)。
【0077】表示部111は、遠隔アクセスサーバ装置
3からインデックスページプログラムを受け取り、受け
取ったインデックスページプログラムに従って、インデ
ックスページの画面を形成し、形成したインデックスペ
ージの画面を表示する(ステップS124)。 (b)機器GUIページの取得の動作 遠隔操作システム10の機器GUIページの取得の動作
について、図17に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0078】入力部112は、表示されているインデッ
クスページの画面の中から、利用者によりページ内のハ
イパーリンクボタンの操作を受け付け、ボタンに対応付
けられて付加されている機器GUIページ要求を生成し
(ステップS151)、生成した機器GUIページ要求
を通信部113を介して、遠隔アクセスサーバ装置3へ
送信する(ステップS152)。
【0079】HTTPサーバ部312は、ユーザ操作端
末装置1から機器GUIページ要求を受け取り、アクセ
スCGI実行部315へ出力し、アクセスCGI実行部
315は、ユーザアクセス状況表からユーザIDに対応
する接続先GWホスト名を抽出し(ステップS15
3)、アクセスCGI実行部315は、抽出した接続先
GWホスト名と機器GUIページ要求とを、抽出した接
続先GWホスト名で示される装置、つまりゲートウェイ
装置5送信する(ステップS154)。
【0080】次に、HTTPサーバ部510は、遠隔操
作用ホスト部520から、前記機器GUIページ要求に
応じた機器GUIページプログラムを受け取り(ステッ
プS155)、受け取った機器GUIページプログラム
を遠隔アクセスサーバ装置3へ出力する(ステップS1
56)。次に、アクセスCGI実行部315は、ゲート
ウェイ装置5から機器GUIページプログラムを受信
し、リンク書換部316は、機器GUIページプログラ
ム内に記述されているURLを書き換え、アクセスCG
I実行部315は、URLの置き換えられた機器GUI
ページプログラムをHTTPサーバ部312へ出力し
(ステップS157)、HTTPサーバ部312は、前
記機器GUIページプログラムをユーザ操作端末装置1
へ送信する(ステップS158)。
【0081】表示部111は、遠隔アクセスサーバ装置
3から機器GUIページプログラムを受け取り、受け取
った機器GUIページプログラムに従って、機器GUI
ページの画面を形成し、形成した機器GUIページの画
面を表示する(ステップS159)。 (c)機器制御PGの起動の動作 遠隔操作システム10の機器制御PGの起動の動作につ
いて、図17に示すフローチャートを用いて説明する。
【0082】入力部112は、表示されている機器GU
Iページの画面の中から、利用者によりページ内のハイ
パーリンクボタンの操作を受け付け、ボタンに対応付け
られて付加されている機器制御PG起動要求を生成し
(ステップS171)、生成した機器制御PG起動要求
を通信部113を介して、遠隔アクセスサーバ装置3へ
送信する(ステップS172)。
【0083】HTTPサーバ部312は、ユーザ操作端
末装置1から、機器制御PG起動要求を受け取り、アク
セスCGI実行部315は、HTTPサーバ部312か
ら機器制御PG起動要求を受け取り、リンク書換部31
6は、アクセスCGI実行部315から機器制御PG起
動要求を受け取り、要求内のURLを書き換え、アクセ
スCGI実行部315は、リンク書換部316からUR
Lの書き換えられた機器制御PG起動要求を受け取り
(ステップS173)、アクセスCGI実行部315
は、受け取った機器制御PG起動要求をゲートウェイ装
置5へ送信する(ステップS174)。
【0084】機器制御PG起動要求を受け取ると、HT
TPサーバ部510は、機器制御PG起動要求からホス
ト部の識別子及び機器制御CGIプログラムの識別子を
抽出し、遠隔操作用ホスト部520から、抽出した識別
子により識別される機器制御CGIプログラムを取得
し、CGI実行部540は、取得した機器制御CGIプ
ログラムを解釈し、その解釈の結果に従って、機器AP
I部を制御する(ステップS175)。
【0085】次に、機器API部は、制御信号を対象機
器であるD−VHSプレーヤ6bへ出力し(ステップS
176)、D−VHSプレーヤ6bは、制御信号を受け
取り、受け取った制御信号に従って動作する(ステップ
S177)。 3.まとめ 一般家庭や専門技術者がいない企業を対象とした遠隔機
器制御システムでは、一般ユーザと外部サポート業者そ
れぞれの機器操作に対するニーズの違いを吸収し、双方
にとって最適な遠隔操作環境を提供する必要がある。ま
た、ネットワーク機器内のプライバシー情報に対して、
サポート業者からアクセスできないようにうまく保護す
る仕組みも必要である。
【0086】遠隔機器制御システムにおいては、不正ア
クセスの防止も重要な課題である。現在、セキュリティ
ーに関する技術は暗号化技術の高度化に支えられ非常に
強力になってきたため、それらを適用すればかなり高レ
ベルのセキュリティーを確保し不正アクセスを防止する
ことが可能である。しかし、ソフト的に実現されたセキ
ュリティー機能では、高度な技術をもったハッカーや新
種のウィルスによる攻撃 を十分に防ぎきれない可能性
があり、また、うっかりパスワードを洩らしてしまうな
ど人為的なミスに対しては全く無力である。そのため、
ソフト的なセキュリティー機能だけでなく、ハード的に
実現されたセキュリティー機能も必要である。
【0087】上記の実施の形態における遠隔操作システ
ムでは、ゲー トウェイ装置内に遠隔操作用ホスト部及
びサポート用ホスト部の2つのホスト部を用意している
ので、制御対象機器に対する一般ユーザとサポート業者
のアクセス手段を明確に分離できる。例えばサポート用
ホスト部へアクセスした場合は、制御対象機器の設定情
報などの技術的情報は詳細までアクセスできるようにす
る反面、ビデオテープの中身などといったプライバシー
情報は隠すなど、一般ユーザのプライバシーを保護しつ
つ適切な外部サポートを受けられる環境を提供できる。
【0088】このように一般ユーザとサポート業者のア
クセス手段を明確に分離することはまた、専門知識を持
たない一般ユーザが例えば不用意に設定情報を変更して
機器やネットワークをダウンさせるといったトラブルも
防止でき、ローカルネットワーク7の保護の観点からも
有用である。また、利用のしやすさといった観点からも
遠隔操作用ホスト部とサポート用ホスト部を分離するこ
とは有用であり、双方にそれぞれ最適な操作環境を提供
できる。
【0089】また、ゲートウェイ装置5のハード構成を
外部から読み込まれたプログラムが絶対に実行できない
ようにしてあるため、一方のホスト部から他方のホスト
部へソフト的な手段によりアクセスすることは不可能で
ある。また、遠隔アクセスサーバ装置3は、リンク書換
部316を備えているので、ゲートウェイ装置5上の遠
隔操作用ホスト部及びサポート用ホスト部のURLをユ
ーザ操作端末装置1及びサポート業者用端末装置2から
隠蔽し、ゲートウェイ装置5への直接アクセスを防止で
きセキュリティーが向上する。
【0090】4.変形例 遠隔操作システム10の変形例としての遠隔操作システ
ム10aについて説明する。遠隔操作システム10a
は、遠隔操作システム10と同様の構成を有している。
以下において、遠隔操作システム10との相違点を中心
として説明する。
【0091】(1)ゲートウェイ装置5 ゲートウェイ装置5のサポート用ホスト部530は、プ
ログラム記憶部532に代えて、図18に示すプログラ
ム記憶部532aを備えている。プログラム記憶部53
2aは、インデックスページプログラム533、ログイ
ンページプログラム541、542、・・・、543、
機器GUIぺージプログラム534、535、536、
機器制御CGIプログラム537、538、・・・、5
39、ログインCGIプログラム544、545、・・
・、546を記憶しており、ログインページプログラム
541、機器GUIぺージプログラム534、機器制御
CGIプログラム537、ログインCGIプログラム5
44は、DVDプレーヤ6aに対応し、ログインページ
プログラム542、機器GUIぺージプログラム53
5、機器制御CGIプログラム538、ログインCGI
プログラム545は、D−VHSプレーヤ6bに対応
し、・・・、ログインページプログラム543、機器G
UIぺージプログラム536、機器制御CGIプログラ
ム539、ログインCGIプログラム546は、デジタ
ルTV6cに対応しているものとする。
【0092】(2)サポート業者用端末装置2 サポート業者用端末装置2は、図19に一例として示す
ように、シリアル番号とパスワードとの組を複数個、あ
らかじめ記憶している。シリアル番号は、制御の対象と
なる対象機器(DVDプレーヤ6a、D−VHSプレー
ヤ6b、・・・、デジタルTV6c)をそれぞれ個別に
識別するための番号である。パスワードは、各対象機器
をメンテナンスするサポート業者が正当であるか否かを
認証するための認証子である。
【0093】サポート業者用端末装置2は、また、ゲー
トウェイ装置5から、遠隔アクセスサーバ装置3を介し
て、ログインページプログラムを受け取り、受け取った
ログインページプログラムからログインページを形成
し、形成したログインページを表示する。図20に、表
示されたログインページの一例を示す。この図に示すよ
うに、前記ログインページは、シリアル番号及びパスワ
ードの入力を受け付けるための入力領域を備えている。
【0094】(3)DVDプレーヤ6a、D−VHSプ
レーヤ6b、・・・、デジタルTV6c 制御の対象となる対象機器としてのDVDプレーヤ6a
は、図21(a)に一例として示すように、シリアル番
号とパスワードとの組を1個、あらかじめ記憶してい
る。シリアル番号は、制御の対象となるDVDプレーヤ
6aを個別に識別するための番号である。パスワード
は、DVDプレーヤ6aをメンテナンスするサポート業
者が正当であるか否かを認証するための認証子である。
【0095】D−VHSプレーヤ6bは、上記と同様
に、図21(b)に一例として示すように、シリアル番
号とパスワードとの組を1個あらかじめ記憶している。
その他の対象機器についても同様である。 (4)遠隔操作システム10aの動作 遠隔操作システム10aの動作について、図22及び図
23に示すフローチャートを用いて説明する。
【0096】サポート業者用端末装置2は、サポート業
者からURLの入力を受け付け(ステップS201)、
ログインページ要求を遠隔アクセスサーバ装置3へ送信
する(ステップS202)。遠隔アクセスサーバ装置3
は、ログインページ要求がサポート業者用端末装置2か
ら送信されたか、否かを判断し、サポート業者用端末装
置2から送信されたと判断する場合に(ステップS20
3)、ログインページ要求のURLを変換しゲートウェ
イ装置5へ送信する(ステップS211)。
【0097】ゲートウェイ装置5は、ログインページプ
ログラムを取得し(ステップS212)、取得したログ
インページプログラムを遠隔アクセスサーバ装置3へ送
信する(ステップS213)。遠隔アクセスサーバ装置
3は、ログインページプログラムのURLを変換し(ス
テップS214)、さらにログインページプログラムを
サポート業者用端末装置2へ送信する(ステップS21
5)。
【0098】サポート業者用端末装置2は、ログインペ
ージプログラムからログインページを形成して表示し、
識別番号とパスワードの入力を受け付ける(ステップS
216)。次に、識別番号とパスワードとを含む情報を
遠隔アクセスサーバ装置3へ送信する(ステップS21
7)。遠隔アクセスサーバ装置3は、識別番号とパスワ
ードとを含む情報のURLを変換し(ステップS21
8)、識別番号とパスワードとを含む情報をゲートウェ
イ装置5へ送信する(ステップS219)。
【0099】次に、ゲートウェイ装置5は、内部から該
当するログインCGIプログラムを取得し(ステップS
220)、取得したCGIプログラムを実行することに
より、識別番号とパスワードとを対象機器に対して要求
する(ステップS221)。対象機器は、前記要求を受
信し、あらかじめ内部に記憶している識別番号及びパス
ワードを読み出して送信し、ゲートウェイ装置5は、識
別番号及びパスワードを取得する(ステップS22
2)。次に、ゲートウェイ装置5は、遠隔アクセスサー
バ装置3から受信した識別番号及びパスワードと、対象
機器から取得した識別番号及びパスワードとが一致する
か否かを判断し、一致または不一致を示す認証結果を生
成する(ステップS223)。
【0100】ゲートウェイ装置5は、生成した認証結果
が不一致を示す場合(ステップS224)、前記認証結
果を遠隔アクセスサーバ装置3へ送信し(ステップS2
25)、遠隔アクセスサーバ装置3は、変換を施し(ス
テップS226)、前記認証結果をさらにサポート業者
用端末装置2へ送信し(ステップS227)、サポート
業者用端末装置2は、前記認証結果を表示する。
【0101】ゲートウェイ装置5は、認証結果を受信
し、受信した認証結果が一致を示す場合(ステップS2
24)、内部から該当する機器GUIページプログラム
を取得し(ステップS231)取得した機器GUIペー
ジプログラムを遠隔アクセスサーバ装置3へ送信する
(ステップS232)。遠隔アクセスサーバ装置3は、
機器GUIページプログラム内のハイパーリンクを書き
換える変換をおこない(ステップS233)、機器GU
Iページプログラムをサポート業者用端末装置2へ送信
する(ステップS234)。
【0102】サポート業者用端末装置2は、機器GUI
ページプログラムに従って機器GUIページを形成し、
形成した機器GUIページを表示する(ステップS23
5)。(5)まとめ サポート業者が、機器毎に機器GUIページにアクセス
する度に、対応するログインページを用いて、制御対象
機器を識別するシリアル番号とパスワードとを入力す
る。シリアル番号とパスワードとは、各制御対象機器に
おいて認証され、認証が成功した場合に、ゲートウェイ
装置5から該当する機器GUIページプログラムが、遠
隔アクセスサーバ装置3を介して、サポート業者用端末
装置2に送信され、サポート業者用端末装置2は、機器
GUIページを表示する。サポート業者は、この機器G
UIページを用いて、制御対象機器を制御する。
【0103】このように、遠隔操作システム10aは、
1個のローカルネットワークに対して複数のサポート業
者がサポートする場合に有効である。機器GUIページ
について、個々のサポート業者毎にアクセス制限を設け
ることができ、サポート外の機器をサポート業者に破壊
されるような事態を避けることができる。 5.その他の変形例 なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してき
たが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのは
もちろんである。以下のような場合も本発明に含まれ
る。
【0104】(1)機器GUIページや機器制御CGI
は、1つの制御対象機器に対して必ずしも1つである必
要はない。2つ以上用意してもよい。 (2)ユーザ認証は上記のような単純な認証手法に限ら
ず、チャレンジ/レスポンス方式やワンタイムパスワー
ド方式などより高度な認証方法を用いてもよい。これら
認証方式を適用する際はユーザ認証情報表の内容を、例
えばチャレンジ/レスポンス方式であれば暗号鍵情報を
加えるなど、適宜変更する。
【0105】(3)上記の機器制御CGIは、HTTP
サーバと連携がとれるプログラムであれば何でもよい。
例えば、Javaのサーブレットであるとしてもよい。 (4)遠隔アクセスサーバ装置3は、ゲートウェイ装置
5が備える上記の構成を備えているとしてもよい。ま
た、逆に、ゲートウェイ装置5は、遠隔アクセスサーバ
装置3が備える上記の構成を備えているとしてもよい。
【0106】また、遠隔アクセスサーバ装置3とゲート
ウェイ装置5とは、一体の装置であるとしてもよい。 (5)上記の実施の形態において、ユーザ操作端末装置
1及びサポート業者用端末装置2は、コンピュータシス
テムであるとしているが、携帯電話や携帯情報端末であ
るとしてもよい。
【0107】(6)本発明は、上記に示す方法であると
してもよい。また、これらの方法をコンピュータにより
実現するコンピュータプログラムであるとしてもよい
し、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号
であるとしてもよい。また、本発明は、前記コンピュー
タプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み
取り可能な記録媒体、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DV
D、DVD−ROM、DVD−RAM、半導体メモリな
ど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録
媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は
前記デジタル信号であるとしてもよい。
【0108】また、本発明は、前記コンピュータプログ
ラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は
有線通信回線、インターネットを代表とするネットワー
ク等を経由して伝送するものとしてもよい。また、本発
明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュ
ータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュー
タプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサ
は、前記コンピュータプログラムに従って動作するとし
てもよい。
【0109】また、前記プログラム又は前記デジタル信
号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は
前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワー
ク等を経由して移送することにより、独立した他のコン
ピュータシステムにより実施するとしてもよい。 (7)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合
わせるとしてもよい。
【0110】
【発明の効果】上記目的を達成するために、本発明は、
複数の操作装置及び対象装置が広域ネットワークを介し
て接続され、各操作装置が前記広域ネットワークを介し
て前記対象装置を操作する遠隔操作システムにおいて、
前記対象装置と前記広域ネットワークとを接続するゲー
トウェイ装置であって、前記対象装置を操作するための
一般利用者向けの操作命令を含む一般操作プログラム
と、前記対象装置を操作するためのサポート業者向けの
操作命令を含むサポート操作プログラムとを記憶してい
る記憶手段と、各操作装置から、一般利用者又はサポー
ト業者による操作指示を前記広域ネットワークを介して
受信する受信手段と、一般利用者による操作指示を受信
した場合に、前記記憶手段から一般操作プログラムを読
み出し、サポート業者による操作指示を受信した場合
に、サポート操作プログラムを読み出す読出手段と、読
み出した前記プログラムに含まれている操作命令に従っ
て、前記対象装置を操作する操作手段とを備える。
【0111】この構成によると、ゲートウェイ装置は、
一般利用者向けの操作命令を含む一般操作プログラム
と、サポート業者向けの操作命令を含むサポート操作プ
ログラムとを記憶しており、一般利用者又はサポート業
者による操作指示を受信した場合に、それぞれ対応する
プログラムを読み出し、読み出した前記プログラムに含
まれている操作命令に従って、前記対象装置を操作する
ので、一般ユーザ及びサポート業者のそれぞれに対して
適切な操作内容を提供することができる。
【0112】ここで、前記ゲートウェイ装置は、マイク
ロプロセッサ、第1メモリ部、第2メモリ部を含むコン
ピュータシステムであって、前記第1メモリ部は、前記
受信手段、前記読出手段、前記操作手段を機能させるた
めの複数の命令を含むコンピュータプログラムのみをあ
らかじめ記憶しており、前記マイクロプロセッサが、前
記第1メモリ部にのみ記憶されている前記コンピュータ
プログラムに含まれる各命令に従って動作することによ
り、前記ゲートウェイ装置は、前記受信手段、前記読出
手段、前記操作手段を機能させ、前記第2メモリ部は、
前記受信手段により受信した情報、及び前記受信手段、
前記読出手段、前記操作手段を機能させるために必要な
作業用の情報を格納する領域を含むように構成してもよ
い。
【0113】この構成によると、第1メモリ部は、コン
ピュータプログラムのみをあらかじめ記憶しており、第
2メモリ部は、前記受信手段により受信した情報を格納
し、マイクロプロセッサは、第1メモリ部にのみ記憶さ
れている前記コンピュータプログラムに含まれる各命令
に従って動作するので、第2メモリ部に外部から不正な
不正なコンピュータプログラムが書き込まれたとして
も、マイクロプロセッサは、この不正なコンピュータプ
ログラムを実行することがない。
【0114】ここで、前記マイクロプロセッサは、命令
が格納されているアドレスを記憶するプログラムカウン
タと、前記プログラムカウンタに格納されているアドレ
スを読み出し、読み出した前記アドレスが前記第1メモ
リ部内を示す場合に、読み出した前記アドレスを出力
し、読み出したアドレスが前記第1メモリ部外を示す場
合に、エラー情報を出力するチェック回路と、チェック
回路からアドレス又はエラー情報を受け取り、エラー情
報を受け取った場合に、処理を停止し、アドレスを受け
取った場合に、受け取ったアドレスにより示される第1
メモリ部内の領域から命令を読み出し、読み出した命令
を実行する命令処理部とを含むように構成してもよい。
【0115】この構成によると、チェック回路は、プロ
グラムカウンタから読み出したアドレスが第1メモリ部
外を示す場合に、エラー情報を出力し、命令処理部は、
エラー情報を受け取った場合に、処理を停止するので、
マイクロプロセッサは、第1メモリ部外のコンピュータ
プログラムを実行することはない。また、本発明は、対
象装置とゲートウェイ装置とが接続されてローカルネッ
トワークを構成し、複数の操作装置及び前記ゲートウェ
イ装置が広域ネットワークを介して接続され、各操作装
置が広域ネットワーク及びローカルネットワークを介し
て前記対象装置を操作する遠隔操作システムにおいて、
前記複数の操作装置と前記ゲートウェイ装置とを接続す
るサーバ装置であって、前記広域ネットワークにおける
前記ゲートウェイ装置及び前記サーバ装置の配置位置
は、それぞれ第1及び第2アドレスにより示され、前記
ゲートウェイ装置は、前記対象装置の操作に係る命令を
含む操作制御プログラムと、前記第1アドレスを含み、
前記操作制御プログラムへのリンクを示すリンク命令を
含むリンク制御プログラムとを記憶しており、各操作装
置からの要求に応じて前記リンク制御プログラムを送信
し、前記サーバ装置は、前記リンク制御プログラムを受
信する受信手段と、受信した前記リンク制御プログラム
内のリンク命令に含まれる前記第1アドレスを前記第2
アクセスに書き換える書換手段と、書き換えられたリン
ク制御プログラムを各操作装置へ送信する送信手段とを
備える。
【0116】この構成によると、受信した前記リンク制
御プログラム内のリンク命令に含まれる第1アドレスを
第2アクセスに書き換え、書き換えられたリンク制御プ
ログラムを各操作装置へ送信するので、ゲートウェイ装
置のURLを隠蔽して、ゲートウェイ装置内への不正な
侵入を防ぐことができる。ここで、各操作装置は、リン
ク制御プログラムを受信し、受信した前記リンク制御プ
ログラム内のリンク命令に含まれる前記第2アドレスが
示す配置位置に配置されている装置へ、前記対象装置の
操作に係る操作指示を送信し、前記サーバ装置におい
て、前記受信手段は、さらに、各操作装置から、前記操
作指示を受信し、前記送信手段は、さらに、受信した前
記操作指示を前記第1アドレスが示す配置位置に配置さ
れている装置へ送信し、前記ゲートウェイ装置は、前記
操作指示を受信するように構成してもよい。
【0117】この構成によると、各操作装置から、前記
操作指示を受信し、受信した前記操作指示を前記第1ア
ドレスが示す配置位置に配置されている装置へ送信する
ので、確実にゲートウェイ装置へ情報を送信することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1の実施の形態としての遠隔操作シス
テム10の構成を示すブロック図である。
【図2】ゲートウェイ装置5の構成を示す機能ブロック
図である。
【図3】ゲートウェイ装置5の具体的なハードウェア構
成を示す。
【図4】マイクロプロセッサ551の詳細の構成を示す
ブロック図である。
【図5】(a)ユーザ用のインデックスページプログラ
ムの一例を示す。 (b)サポート業者用のインデックスページプログラム
の一例を示す。 (c)機器制御CGIプログラムの一例を示す。
【図6】遠隔アクセスサーバ装置3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】遠隔アクセスサーバ装置3が備えるハードディ
スクユニット内のデータ構造を示す。
【図8】(a)ユーザ認証情報表のデータ構造を示す。 (b)ユーザアクセス状況表のデータ構造を示す。
【図9】リンク対照表のデータ構造を示す。
【図10】URLの書き換えられたインデックスページ
の一例を示す。
【図11】ユーザ操作端末装置1の構造を示すブロック
図である。
【図12】ユーザ操作端末装置1に表示されるログイン
ページを示す。
【図13】(a)ユーザ操作端末装置1に表示されるイ
ンデックスページを示す。 (b)サポート業者用端末装置2に表示されるインデッ
クスページを示す。
【図14】(a)ユーザ操作端末装置1に表示される機
器GUIページを示す。 (b)サポート業者用端末装置2に表示される機器GU
Iページを示す。
【図15】デジタルTV6cの構造を示すブロック図で
ある。
【図16】遠隔操作システム10のインデックスページ
の取得の動作を示すフローチャートである。
【図17】遠隔操作システム10の機器GUIページの
取得の動作及び機器制御PGの起動の動作を示すフロー
チャートである。
【図18】プログラム記憶部532aが記憶しているデ
ータを示す。
【図19】サポート業者用端末装置2があらかじめ記憶
しているシリアル番号とパスワードとの組の一例を示
す。
【図20】サポート業者用端末装置2において表示され
るログインページの一例を示す。
【図21】(a)制御の対象となる対象機器としてのD
VDプレーヤ6aがあらかじめ記憶しているシリアル番
号とパスワードとの組の一例を示す。 (b)制御の対象となる対象機器としてのD−VHSプ
レーヤ6bがあらかじめ記憶しているシリアル番号とパ
スワードとの組の一例を示す。
【図22】遠隔操作システム10aの動作を示すフロー
チャートである。図23へ続く。
【図23】遠隔操作システム10aの動作を示すフロー
チャートである。図22から続く。
【符号の説明】
1 ユーザ操作端末装置 2 サポート業者用端末装置 3 遠隔アクセスサーバ装置 4 プロバイダ 5 ゲートウェイ装置 6a DVDプレーヤ 6b D−VHSプレーヤ 6c デジタルTV 7 ローカルネットワーク 8 インターネット 9 LAN接続装置 10 遠隔操作システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 17/04 H04N 17/04 Z 17/06 17/06 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E 321 321E Fターム(参考) 5B089 GA31 GB02 HA06 HA10 HB05 JA35 JB07 JB10 KA17 KB09 KB13 5C061 BB01 BB09 BB15 CC05 CC07 5K030 HB06 HC01 HD03 HD06 KA01 KA02 5K048 BA02 DA05 DC04 EA14 EB01 EB02 FC01 HA01 HA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の操作装置及び対象装置が広域ネッ
    トワークを介して接続され、各操作装置が前記広域ネッ
    トワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作シス
    テムにおいて、前記対象装置と前記広域ネットワークと
    を接続するゲートウェイ装置であって、 前記対象装置を操作するための一般利用者向けの操作命
    令を含む一般操作プログラムと、前記対象装置を操作す
    るためのサポート業者向けの操作命令を含むサポート操
    作プログラムとを記憶している記憶手段と、 各操作装置から、一般利用者又はサポート業者による操
    作指示を前記広域ネットワークを介して受信する受信手
    段と、 一般利用者による操作指示を受信した場合に、前記記憶
    手段から一般操作プログラムを読み出し、サポート業者
    による操作指示を受信した場合に、サポート操作プログ
    ラムを読み出す読出手段と、 読み出した前記プログラムに含まれている操作命令に従
    って、前記対象装置を操作する操作手段とを備えること
    を特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲートウェイ装置は、マイクロプロ
    セッサ、第1メモリ部、第2メモリ部を含むコンピュー
    タシステムであって、 前記第1メモリ部は、前記受信手段、前記読出手段、前
    記操作手段を機能させるための複数の命令を含むコンピ
    ュータプログラムのみをあらかじめ記憶しており、 前記マイクロプロセッサが、前記第1メモリ部にのみ記
    憶されている前記コンピュータプログラムに含まれる各
    命令に従って動作することにより、前記ゲートウェイ装
    置は、前記受信手段、前記読出手段、前記操作手段を機
    能させ、 前記第2メモリ部は、前記受信手段により受信した情
    報、及び前記受信手段、前記読出手段、前記操作手段を
    機能させるために必要な作業用の情報を格納する領域を
    含むことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロプロセッサは、 命令が格納されているアドレスを記憶するプログラムカ
    ウンタと、 前記プログラムカウンタに格納されているアドレスを読
    み出し、読み出した前記アドレスが前記第1メモリ部内
    を示す場合に、読み出した前記アドレスを出力し、読み
    出したアドレスが前記第1メモリ部外を示す場合に、エ
    ラー情報を出力するチェック回路と、 チェック回路からアドレス又はエラー情報を受け取り、
    エラー情報を受け取った場合に、処理を停止し、アドレ
    スを受け取った場合に、受け取ったアドレスにより示さ
    れる第1メモリ部内の領域から命令を読み出し、読み出
    した命令を実行する命令処理部とを含むことを特徴とす
    る請求項2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】 対象装置とゲートウェイ装置とが接続さ
    れてローカルネットワークを構成し、複数の操作装置及
    び前記ゲートウェイ装置が広域ネットワークを介して接
    続され、各操作装置が広域ネットワーク及びローカルネ
    ットワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作シ
    ステムにおいて、前記複数の操作装置と前記ゲートウェ
    イ装置とを接続するサーバ装置であって、 前記広域ネットワークにおける前記ゲートウェイ装置及
    び前記サーバ装置の配置位置は、それぞれ第1及び第2
    アドレスにより示され、 前記ゲートウェイ装置は、前記対象装置の操作に係る命
    令を含む操作制御プログラムと、前記第1アドレスを含
    み、前記操作制御プログラムへのリンクを示すリンク命
    令を含むリンク制御プログラムとを記憶しており、各操
    作装置からの要求に応じて前記リンク制御プログラムを
    送信し、 前記サーバ装置は、 前記リンク制御プログラムを受信する受信手段と、 受信した前記リンク制御プログラム内のリンク命令に含
    まれる前記第1アドレスを前記第2アドレスに書き換え
    る書換手段と、 書き換えられたリンク制御プログラムを各操作装置へ送
    信する送信手段とを備えることを特徴とするサーバ装
    置。
  5. 【請求項5】 各操作装置は、リンク制御プログラムを
    受信し、受信した前記リンク制御プログラム内のリンク
    命令に含まれる前記第2アドレスが示す配置位置に配置
    されている装置へ、前記対象装置の操作に係る操作指示
    を送信し、 前記サーバ装置において、 前記受信手段は、さらに、各操作装置から、前記操作指
    示を受信し、 前記送信手段は、さらに、受信した前記操作指示を前記
    第1アドレスが示す配置位置に配置されている装置へ送
    信し、 前記ゲートウェイ装置は、前記操作指示を受信すること
    を特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 【請求項6】 対象装置とゲートウェイ装置とが接続さ
    れてローカルネットワークを構成し、複数の操作装置及
    び前記ゲートウェイ装置が広域ネットワークを介して接
    続され、前記複数の操作装置と前記ゲートウェイ装置と
    がサーバ装置により接続され、各操作装置が広域ネット
    ワーク及びローカルネットワークを介して前記対象装置
    を操作する遠隔操作システムであって、 一般利用者又はサポート業者から、それぞれ操作指示を
    受け付け、受け付けた操作指示を前記広域ネットワーク
    を介して、前記サーバ装置へ送信する複数の操作装置
    と、 請求項5に記載のサーバ装置と、 請求項1に記載のゲートウェイ装置と、 前記ゲートウェイ装置の操作に従って動作する対象装置
    とから構成されることを特徴とする遠隔操作システム。
  7. 【請求項7】 対象装置とゲートウェイ装置とが接続さ
    れてローカルネットワークを構成し、複数の操作装置及
    び前記ゲートウェイ装置が広域ネットワークを介して接
    続され、前記複数の操作装置と前記ゲートウェイ装置と
    がサーバ装置により接続され、各操作装置が広域ネット
    ワーク及びローカルネットワークを介して前記対象装置
    を操作する遠隔操作システムであって、 一般利用者又はサポート業者から、それぞれ操作指示を
    受け付け、受け付けた操作指示を前記広域ネットワーク
    を介して、前記サーバ装置へ送信する複数の操作装置
    と、 請求項5に記載のサーバ装置であって、 前記対象装置を操作するための一般利用者向けの操作命
    令を含む一般操作プログラムと、前記対象装置を操作す
    るためのサポート業者向けの操作命令を含むサポート操
    作プログラムとを記憶している記憶手段と、 各操作装置から、一般利用者又はサポート業者による操
    作指示を前記広域ネットワークを介して受信する受信手
    段と、 一般利用者による操作指示を受信した場合に、前記プロ
    グラム記憶手段から一般操作プログラムを読み出し、サ
    ポート業者による操作指示を受信した場合に、サポート
    操作プログラムを読み出す読出手段と、 読み出した前記プログラムに含まれている操作命令に従
    って、前記ゲートウェイ装置を介して、前記対象装置を
    操作する操作手段とを備えるサーバ装置と、前記ゲート
    ウェイ装置と、 前記サーバ装置の操作に従って、前記ゲートウェイ装置
    を介して、動作する対象装置とから構成されることを特
    徴とする遠隔操作システム。
  8. 【請求項8】 複数の操作装置及び対象装置が広域ネッ
    トワークを介して接続され、各操作装置が前記広域ネッ
    トワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作シス
    テムにおいて、前記対象装置と前記広域ネットワークと
    を接続するゲートウェイ装置で用いられる接続方法であ
    って、 前記ゲートウェイ装置は、前記対象装置を操作するため
    の一般利用者向けの操作命令を含む一般操作プログラム
    と、前記対象装置を操作するためのサポート業者向けの
    操作命令を含むサポート操作プログラムとを記憶してい
    る記憶手段を備え、 前記接続方法は、 各操作装置から、一般利用者又はサポート業者による操
    作指示を前記広域ネットワークを介して受信する受信ス
    テップと、 一般利用者による操作指示を受信した場合に、前記記憶
    手段から一般操作プログラムを読み出し、サポート業者
    による操作指示を受信した場合に、サポート操作プログ
    ラムを読み出す読出ステップと、 読み出した前記プログラムに含まれている操作命令に従
    って、前記対象装置を操作する操作ステップとを含むこ
    とを特徴とする接続方法。
  9. 【請求項9】 対象装置とゲートウェイ装置とが接続さ
    れてローカルネットワークを構成し、複数の操作装置及
    び前記ゲートウェイ装置が広域ネットワークを介して接
    続され、各操作装置が広域ネットワーク及びローカルネ
    ットワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作シ
    ステムにおいて、前記複数の操作装置と前記ゲートウェ
    イ装置とを接続するサーバ装置で用いられる接続方法で
    あって、前記広域ネットワークにおける前記ゲートウェ
    イ装置及び前記サーバ装置の配置位置は、それぞれ第1
    及び第2アドレスにより示され、 前記ゲートウェイ装置は、前記対象装置の操作に係る命
    令を含む操作制御プログラムと、前記第1アドレスを含
    み、前記操作制御プログラムへのリンクを示すリンク命
    令を含むリンク制御プログラムとを記憶しており、各操
    作装置からの要求に応じて前記リンク制御プログラムを
    送信し、 前記接続方法は、 前記リンク制御プログラムを受信する受信ステップと、 受信した前記リンク制御プログラム内のリンク命令に含
    まれる前記第1アドレスを前記第2アクセスに書き換え
    る書換ステップと、 書き換えられたリンク制御プログラムを各操作装置へ送
    信する送信ステップとを含むことを特徴とする接続方
    法。
  10. 【請求項10】 複数の操作装置及び対象装置が広域ネ
    ットワークを介して接続され、各操作装置が前記広域ネ
    ットワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作シ
    ステムにおいて、前記対象装置と前記広域ネットワーク
    とを接続するゲートウェイ装置としてのコンピュータシ
    ステムで用いられる接続プログラムであって、 前記ゲートウェイ装置は、前記対象装置を操作するため
    の一般利用者向けの操作命令を含む一般操作プログラム
    と、前記対象装置を操作するためのサポート業者向けの
    操作命令を含むサポート操作プログラムとを記憶してい
    る記憶手段を備え、 前記接続プログラムは、 各操作装置から、一般利用者又はサポート業者による操
    作指示を前記広域ネットワークを介して受信する受信ス
    テップと、 一般利用者による操作指示を受信した場合に、前記記憶
    手段から一般操作プログラムを読み出し、サポート業者
    による操作指示を受信した場合に、サポート操作プログ
    ラムを読み出す読出ステップと、 読み出した前記プログラムに含まれている操作命令に従
    って、前記対象装置を操作する操作ステップとを含むこ
    とを特徴とする接続プログラム。
  11. 【請求項11】 対象装置とゲートウェイ装置とが接続
    されてローカルネットワークを構成し、複数の操作装置
    及び前記ゲートウェイ装置が広域ネットワークを介して
    接続され、各操作装置が広域ネットワーク及びローカル
    ネットワークを介して前記対象装置を操作する遠隔操作
    システムにおいて、前記複数の操作装置と前記ゲートウ
    ェイ装置とを接続するサーバ装置としてのコンピュータ
    システムで用いられる接続プログラムであって、 前記広域ネットワークにおける前記ゲートウェイ装置及
    び前記サーバ装置の配置位置は、それぞれ第1及び第2
    アドレスにより示され、 前記ゲートウェイ装置は、前記対象装置の操作に係る命
    令を含む操作制御プログラムと、前記第1アドレスを含
    み、前記操作制御プログラムへのリンクを示すリンク命
    令を含むリンク制御プログラムとを記憶しており、各操
    作装置からの要求に応じて前記リンク制御プログラムを
    送信し、 前記接続プログラムは、 前記リンク制御プログラムを受信する受信ステップと、 受信した前記リンク制御プログラム内のリンク命令に含
    まれる前記第1アドレスを前記第2アクセスに書き換え
    る書換ステップと、 書き換えられたリンク制御プログラムを各操作装置へ送
    信する送信ステップとを含むことを特徴とする接続プロ
    グラム。
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