JP2002288043A - 文書管理システム - Google Patents

文書管理システム

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JP2002288043A
JP2002288043A JP2001086486A JP2001086486A JP2002288043A JP 2002288043 A JP2002288043 A JP 2002288043A JP 2001086486 A JP2001086486 A JP 2001086486A JP 2001086486 A JP2001086486 A JP 2001086486A JP 2002288043 A JP2002288043 A JP 2002288043A
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JP2001086486A
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Hiroyasu Kurose
博靖 黒瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザアカウントの管理を行なうことなく
個々の文書およびそれを含む文書全般を効率良く管理す
る。 【解決手段】 アクセス権設定装置1は、新規作成時
には、作成した文書の新規文書番号、管理用パスワード
およびアクセス用パスワードをパスワード管理装置2に
入力する。アクセス権の変更時には、管理者から入力さ
れた管理用パスワードをパスワード管理装置2に照会
し、正しければ、新しい管理用パスワードおよびアクセ
ス用パスワードをパスワード管理装置に入力する。パス
ワード管理装置2は、更新時には、文書番号に対応した
管理用パスワードおよびアクセス用パスワードを修正す
る。ユーザアクセス装置4は、ユーザからパスワードと
文書番号を入力させて、パスワードと文書番号をパスワ
ード管理装置2に照会し、正しければ、文書保管管理装
置3において文書番号により文書がアクセスされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1以上の文書の保
存、閲覧および編集等を管理する文書管理システムに係
り、特にユーザアカウントの適正な管理を行なう文書管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書管理システムにおけるセキュ
リティ管理は、外部に対してファイアウォールを形成す
ることにより実現されてきた。また、その内部のセキュ
リティは、データの暗号化という手段で対応するのが一
般的であった。また、機密性の高い文書データを共有シ
ステムで管理する場合には、予めアクセス権を制限した
グループ単位で文書管理を行ったり、文書に対して個々
にアクセス権およびパスワードを付与したりすることが
行われていた。しかしながら、アクセス権を制限したグ
ループ単位で文書管理を行なうと、文書データの効率的
な共有を阻害してしまう。また、個々にアクセス権およ
びパスワードを付与するようにすると、機密文書のアク
セス権範囲の柔軟性を欠いたり、機密性が失われたりす
るばかりでなく、文書を公に開示する際の運用に柔軟に
対応できない場合もあった。例えば、特開平10−18
7542号公報は、文書データを効率よく共有しつつ、
文書のアクセス権範囲を柔軟に管理する従来のシステム
の一例を開示している。特開平10−187542号公
報のシステムにおいては、データサーバ、LAN(ロー
カルエリアネットワーク)に接続された全文検索サービ
スサーバ、および全文検索サービスサーバとデータサー
バとの間に配置されたファイアウォールを有している。
【0003】データサーバに蓄積している文書データま
たは文書イメージデータ等からなる文書を参照したい場
合には、クライアント端末から参照したい文書に含まれ
る文字列を指定することにより検索処理を行う。アクセ
ス制限文字列を検索語に指定したい場合、同時にそれへ
のパスワードを指定することとなる。アクセス制限文字
列とそのパスワードの指定が無い場合、そのアクセス制
限文字列を含む文書は、検索結果として表示されず、あ
たかもそのアクセス制限文字列を含む文書は存在しない
ように見えることになる。すなわち、この特開平10−
187542号公報のシステムでは、アクセスを制限し
ようとする個々の文書にはアクセス制限文字列を定め、
このアクセス制限文字列のアクセスをパスワードにより
制限するようにしている。また、特開平8−12364
1号公報は、プリンタネットワーク等のネットワーク制
御装置において、複数の相手に対してネットワークを経
由して文書(ドキュメント)を出力配布する際に、その
出力配布に同期して文書配布先に文書を出力配布したこ
とを通知することを示している。この特開平8−123
641号公報には、文書を印刷出力せずに、プリントサ
ーバ内にファイルとしてパスワード付きで格納し、それ
に同期して該ファイルのアクセスのためのパスワードを
含む文書配布情報を相手に通知することが示されてい
る。また、パスワード付きでファイルに格納する文書を
管理し、文書へのアクセス権管理およびドキュメントの
印刷処理を制御する手段を設けることも示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文書管理システムにお
いて、文書の読み出し権、変更権、印刷権、削除権およ
びバージョンアップ権等のアクセス権の管理を含むユー
ザアカウントの管理は、非常にコストがかかる作業とな
っている。そこで、煩雑なユーザアカウントの管理を省
略し、管理文書に対するアクセス管理をパスワードによ
るアクセス制御のみとすれば、ユーザアカウントの管理
に要していたコストは効果的に削減されることになる。
しかしながら、単純なパスワードによる管理では、文書
全般の管理が行えないなど、多くの問題を生ずる。ま
た、上述した特開平10−187542号公報には、ア
クセスを制限しようとする個々の文書にアクセス制限文
字列を定め、このアクセス制限文字列のアクセスをパス
ワードにより制限することが示されているが、キーワー
ドによる検索時にアクセス制限文字列を用いるものであ
り、キーワードによる検索以外のアクセスに対しては適
切な対処方法が示されていない。
【0005】また、特開平8−123641号公報に
は、文書を印刷出力せずに、プリントサーバ内にファイ
ルとしてパスワード付きで格納し、それに同期して該フ
ァイルのアクセスのためのパスワードを含む文書配布情
報を相手に通知すること、並びにパスワード付きでファ
イルに格納する文書を管理し、文書へのアクセス権管理
およびドキュメントの印刷処理を制御する手段を設ける
ことが示されている。この特開平8−123641号公
報のようなプリンタネットワーク等の場合には、このよ
うな管理でもさほど問題はないが、このような手法で
は、上述したように文書管理システムにおいて文書全般
の管理を行なうことはできない。本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ユーザアカウントの管理を
行なうことなく個々の文書およびそれを含む文書全般を
効率良く管理することを可能とする文書管理システムを
提供することを目的としている。本発明の請求項1の目
的は、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全般
の管理を効果的に行なうことができる文書管理システム
を提供することにある。
【0006】また、本発明の請求項2の目的は、特に、
個別の文書のアクセス制御および文書全般の管理を可能
とし、しかも緊急時等においても対処し得る文書のアク
セス制御および管理を行なうことができる文書管理シス
テムを提供することにある。本発明の請求項3の目的
は、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全般の
管理を可能とし、しかも種々のアクセス権にも対処して
文書のアクセス制御および管理を行なうことができる文
書管理システムを提供することにある。本発明の請求項
4の目的は、特に、個別の文書のアクセス制御および文
書全般の管理を可能とし、しかも複数のアクセス権をも
効率良く管理制御して文書のアクセス制御および管理を
行なうことができる文書管理システムを提供することに
ある。本発明の請求項5の目的は、特に、個別の文書の
アクセス制御および文書全般の管理を可能とし、しかも
管理者アクセス権を含む複数のアクセス権をも効率良く
管理制御して文書のアクセス制御および管理を行なうこ
とができる文書管理システムを提供することにある。
【0007】本発明の請求項6の目的は、特に、個別の
文書のアクセス制御および文書全般の管理を可能とし、
しかも緊急時等においても対処し得るとともに、管理者
アクセス権を含む複数のアクセス権をも効率良く管理制
御して文書のアクセス制御および管理を行なうことがで
きる文書管理システムを提供することにある。本発明の
請求項7の目的は、特に、個別の文書のアクセス制御お
よび文書全般の管理を可能とし、しかもユーザに対する
アクセス権の発行および付与が容易で、確実な文書管理
システムを提供することにある。本発明の請求項8の目
的は、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全般
の管理を可能とし、しかも緊急時等においても対処し得
るとともに、管理者アクセス権を含む複数のアクセス権
をも効率良く管理制御して文書のアクセス制御および管
理を行ない、さらにユーザに対するアクセス権の発行お
よび付与が容易で、確実な文書管理システムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明に係る文書管理システムは、上述した目的を達成する
ために、1以上の文書を管理する文書管理システムにお
いて、個々の文書に対して、管理用のパスワードおよび
アクセス用のパスワードをそれぞれ保持することを特徴
としている。また、請求項2に記載した本発明に係る文
書管理システムは、上述した目的を達成するために、1
以上の文書を管理する文書管理システムにおいて、個々
の文書に対して、管理用のパスワードおよびアクセス用
のパスワードをそれぞれ保持し、且つシステム上にシス
テム全体に有効な管理用のパスワードを保持することを
特徴としている。請求項3に記載した本発明に係る文書
管理システムは、上述した目的を達成するために、1以
上の文書を管理する文書管理システムにおいて、個々の
文書に対して、アクセス権の種類毎のアクセス用のパス
ワードをそれぞれ保持することを特徴としている。
【0009】請求項4に記載した本発明に係る文書管理
システムは、上述した目的を達成するために、1以上の
文書を管理する文書管理システムにおいて、個々の文書
に対して、管理用のパスワードおよびアクセス権の組合
わせ個数のパスワードをそれぞれ保持することによっ
て、アクセス権の任意の組合わせを単一のパスワードで
表現することを特徴としている。請求項5に記載した本
発明に係る文書管理システムは、上述した目的を達成す
るために、1以上の文書を管理する文書管理システムに
おいて、個々の文書に対して、管理者権限も1つのアク
セス権とみなし,利用されるアクセス権の組合わせ個数
のパスワードを保持することによって、アクセス権の任
意の組合わせを単一のパスワードで表現することを特徴
としている。請求項6に記載した本発明に係る文書管理
システムは、上述した目的を達成するために、1以上の
文書を管理する文書管理システムにおいて、システム上
にシステム全体に有効な管理用のパスワードを保持し、
且つ個々の文書に対して、管理者権限も1つのアクセス
権とみなし、利用されるアクセス権の組合わせ個数のパ
スワードを保持することによって、アクセス権の任意の
組合わせを単一のパスワードで表現することを特徴とし
ている。
【0010】請求項7に記載した本発明に係る文書管理
システムは、文書のアクセス権を設定する際に、アクセ
ス権を与えるユーザにメールで設定されたアクセス権に
対応するパスワードを送付することを特徴としている。
請求項8に記載した本発明に係る文書管理システムは、
上述した目的を達成するために、1以上の文書を管理す
る文書管理システムにおいて、システム上にシステム全
体に有効な管理用のパスワードを保持し、且つ個々の文
書に対して、管理者権限も1つのアクセス権とみなし、
利用されるアクセス権の組合わせ個数のパスワードを保
持することによって、アクセス権の任意の組合わせを単
一のパスワードで表現するとともに、文書のアクセス権
を設定する際に、アクセス権を与えるユーザにメールで
設定されたアクセス権に対応するパスワードを送付する
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】すなわち、本発明の請求項1による文書管理シ
ステムは、1以上の文書を管理する文書管理システムに
おいて、個々の文書に対して、管理用のパスワードおよ
びアクセス用のパスワードをそれぞれ保持することを特
徴としている。このような構成により、特に、個別の文
書のアクセス制御および文書全般の管理を効果的に行な
うことができる。また、本発明の請求項2による文書管
理システムは、1以上の文書を管理する文書管理システ
ムにおいて、個々の文書に対して、管理用のパスワード
およびアクセス用のパスワードをそれぞれ保持し、且つ
システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワード
を保持することを特徴としている。このような構成によ
り、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全般の
管理を可能とし、しかも緊急時等においても対処し得る
文書のアクセス制御および管理を行なうことができる。
本発明の請求項3による文書管理システムは、1以上の
文書を管理する文書管理システムにおいて、個々の文書
に対して、アクセス権の種類毎のアクセス用のパスワー
ドをそれぞれ保持することを特徴としている。このよう
な構成により、特に、個別の文書のアクセス制御および
文書全般の管理を可能とし、しかも種々のアクセス権に
も対処して文書のアクセス制御および管理を行なうこと
ができる。
【0012】本発明の請求項4による文書管理システム
は、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、個々の文書に対して、管理用のパスワードおよびア
クセス権の組合わせ個数のパスワードをそれぞれ保持す
ることによって、アクセス権の任意の組合わせを単一の
パスワードで表現することを特徴としている。このよう
な構成により、特に、個別の文書のアクセス制御および
文書全般の管理を可能とし、しかも複数のアクセス権を
も効率良く管理制御して文書のアクセス制御および管理
を行なうことができる。本発明の請求項5による文書管
理システムは、1以上の文書を管理する文書管理システ
ムにおいて、個々の文書に対して、管理者権限も1つの
アクセス権とみなし,利用されるアクセス権の組合わせ
個数のパスワードを保持することによって、アクセス権
の任意の組合わせを単一のパスワードで表現することを
特徴としている。このような構成により、特に、個別の
文書のアクセス制御および文書全般の管理を可能とし、
しかも管理者アクセス権を含む複数のアクセス権をも効
率良く管理制御して文書のアクセス制御および管理を行
なうことができる。
【0013】本発明の請求項6による文書管理システム
は、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワ
ードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理者権限も
1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセス権の組
合わせ個数のパスワードを保持することによって、アク
セス権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現する
ことを特徴としている。このような構成により、特に、
個別の文書のアクセス制御および文書全般の管理を可能
とし、しかも緊急時等においても対処し得るとともに、
管理者アクセス権を含む複数のアクセス権をも効率良く
管理制御して文書のアクセス制御および管理を行なうこ
とができる。本発明の請求項7による文書管理システム
は、文書のアクセス権を設定する際に、アクセス権を与
えるユーザにメールで設定されたアクセス権に対応する
パスワードを送付することを特徴としている。このよう
な構成により、特に、個別の文書のアクセス制御および
文書全般の管理を可能とし、しかもユーザに対するアク
セス権の発行および付与が容易で、確実となる。
【0014】本発明の請求項8による文書管理システム
は、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワ
ードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理者権限も
1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセス権の組
合わせ個数のパスワードを保持することによって、アク
セス権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現する
とともに、文書のアクセス権を設定する際に、アクセス
権を与えるユーザにメールで設定されたアクセス権に対
応するパスワードを送付することを特徴としている。こ
のような構成により、特に、個別の文書のアクセス制御
および文書全般の管理を可能とし、しかも緊急時等にお
いても対処し得るとともに、管理者アクセス権を含む複
数のアクセス権をも効率良く管理制御して文書のアクセ
ス制御および管理を行ない、さらにユーザに対するアク
セス権の発行および付与が容易で、確実となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
き、図面を参照して本発明の文書管理システムを詳細に
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る文
書管理システムのシステム構成を示している(請求項1
に対応する)。図1に示す文書管理システムは、アクセ
ス権設定装置1、パスワード管理装置2、文書保管管理
装置3およびユーザアクセス装置4を具備している。ア
クセス権設定装置1は、文書の新規作成時には、文書保
管管理装置3の内部に文書を作成すると同時に、作成し
た文書の新規文書番号、管理用パスワードおよびアクセ
ス用パスワードをパスワード管理装置2に入力する。ま
た、アクセス権設定装置1は、アクセス権の変更時に
は、管理者から入力された管理用パスワードをパスワー
ド管理装置2に照会して、正しいものであった場合に
は、新しい管理用パスワードおよびアクセス用パスワー
ドをパスワード管理装置に入力する。
【0016】パスワード管理装置2は、文書の新規作成
時には、新しい文書番号、管理用パスワードおよびアク
セス用パスワードの3つの組を保存し、更新時には、文
書番号に対応した管理用パスワードおよびアクセス用パ
スワードを修正する。また、パスワード管理装置2は、
管理用パスワードチェック時には、文書番号と管理用パ
スワードを入力してそれが正しいパスワードであるか否
かを判定し、その判定結果を返す。さらに、パスワード
管理装置2は、アクセス用パスワードチェック時には、
文書番号とアクセス用パスワードを入力してそれが正し
いパスワードであるか否かを判定し、その判定結果を返
す。文書保管管理装置3は、文書の新規作成時には、文
書を保管して新しい文書番号をつける。また、文書保管
管理装置3は、文書のアクセス時には、文書番号により
文書のアクセスを行う。ユーザアクセス装置4は、ユー
ザからパスワードと文書番号を入力させて、そのパスワ
ードと文書番号をパスワード管理装置2に照会し、正し
いものであった場合には、文書保管管理装置3において
文書番号により文書がアクセスされる。したがって、図
1の文書管理システムにおいては、ユーザアカウントの
管理をすることなく、文書毎にアクセス権の設定および
変更を行うことができるようになる。
【0017】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
文書管理システムのシステム構成を示している(請求項
2に対応する)。図2に示す文書管理システムは、図1
の場合と同様のアクセス権設定装置1、パスワード管理
装置2、文書保管管理装置3およびユーザアクセス装置
4に加えて、さらにシステムパスワード管理装置11を
設けている。システムパスワード管理装置11は、まず
初期稼動時、すなわちシステムを最初に動作させた場合
に、システムパスワードを設定する。そして、システム
パスワード管理装置11は、アクセス権変更時には、ユ
ーザにシステムパスワードを入力させ、それが正しいも
のであった場合には、さらに文書番号、管理用パスワー
ドおよび、アクセス用パスワードを入力させる。それら
のデータを用いてパスワード管理装置2における3つの
組のデータを変更する。したがって、図2の文書管理シ
ステムにおいては、文書毎の管理者がパスワードを忘れ
た場合においても、アクセス権の設定および変更を行う
ことができるようになる。
【0018】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
文書管理システムのシステム構成を示している(請求項
3に対応する)。図3に示す文書管理システムは、アク
セス権設定装置21、パスワードリスト管理装置22、
文書保管管理装置23およびユーザアクセス装置24を
具備している。アクセス権設定装置21は、文書の新規
作成時には、文書保管管理装置23の内部に文書を作成
すると同時に、作成した文書の新規文書番号、管理用パ
スワードおよび〈アクセス権名、パスワード〉のパスワ
ードリスト、をパスワードリスト管理装置22に入力す
る。また、アクセス権設定装置21は、アクセス権の変
更時には、管理者から入力された管理用パスワードをパ
スワードリスト管理装置22に照会し、正しいものであ
った場合には、新しい管理用パスワードおよび〈アクセ
ス権名、パスワード〉のパスワードリストをパスワード
リスト管理装置22に入力する。
【0019】パスワードリスト管理装置22は、文書の
新規作成時には、新しい文書番号、管理用パスワードお
よび〈アクセス権名、パスワード〉のパスワードリスト
の3つの組を保存する。また、パスワードリスト管理装
置22は、更新時には、文書番号に対応した管理用パス
ワードおよび〈アクセス権名、パスワード〉のパスワー
ドリストを修正する。そして、パスワードリスト管理装
置22は、管理用パスワードチェック時には、文書番号
と管理用パスワードを入力してそれが正しいパスワード
であるか否かを判定し、その判定結果を返す。さらに、
パスワードリスト管理装置22は、アクセス用パスワー
ドチェック時には、文書番号とアクセス権名、さらにア
クセス用パスワードを入力してそれが正しいパスワード
であるか否かを判定し、その判定結果を返す。文書保管
管理装置23は、文書の新規作成時には、文書を保管し
て新しい文書番号をつけ、そしてアクセス時には、文書
番号により文書のアクセスを行う。ユーザアクセス装置
24は、ユーザにパスワードと文書番号、およびアクセ
ス権名を入力させ、そして文書番号、アクセス権名およ
びパスワードをパスワードリスト管理装置22に照会
し、正しいものであった場合、文書保管管理装置23に
より文書番号で文書のアクセスを行う。
【0020】したがって、図3の文書管理システムにお
いては、ユーザアカウントの煩雑な管理を行なうことな
しに、きめこまかなアクセス権制御ができるようにな
る。図4は、本発明の第4の実施の形態に係る文書管理
システムのシステム構成を示している(請求項4に対応
する)。図4に示す文書管理システムは、アクセス権設
定装置31、パスワード組合わせリスト管理装置32、
文書保管管理装置33およびユーザアクセス装置34を
具備している。アクセス権設定装置31は、文書の新規
作成時には、文書保管管理装置33の内部に文書を作成
すると同時に、作成した文書の新規文書番号、管理用パ
スワード、およびアクセス権パスワード組み合せリスト
を、パスワード組み合せリスト管理装置32に入力す
る。また、アクセス権設定装置31は、アクセス権の変
更時には、管理者から入力された管理用パスワードをパ
スワード組み合せリスト管理装置32に照会し、それが
正しいものであった場合に、新しい管理用パスワードお
よびアクセス権パスワード組み合せリストをパスワード
組み合せリスト管理装置32に入力する。
【0021】パスワード組合せリスト管理装置32は、
文書の新規作成時には、新しい文書番号、管理用パスワ
ード、およびアクセス権パスワード組み合せリストの3
つの組を保存し、更新時には、文書番号に対応した管理
用パスワードおよびアクセス権パスワード組み合せリス
トを修正する。パスワード組合せリスト管理装置32
は、管理用パスワードチェック時には、文書番号および
管理用パスワードを入力してそれが正しいパスワードで
あるか否かを判定し、その判定結果を返す。さらに、パ
スワード組合せリスト管理装置32は、アクセス用パス
ワードチェック時には、文書番号とアクセス権名、それ
に加えてパスワードを入力する。文書番号で示される3
つの組の中のパスワードを検索して、入力されたパスワ
ードに合致するものを探す。合致するパスワードがあれ
ば、それに対応するアクセス権の組み合せを読み、入力
されたアクセス権がその組合わせの中にはいっているか
どうかを判定し、その判定結果を返す。なお、合致する
パスワードがない場合には、エラーを返す。
【0022】文書保管管理装置33は、文書の新規作成
時には、文書を保管して新しい文書番号をつけ、そして
アクセス時には、文書番号によって文書のアクセスを行
う。ユーザアクセス装置34は、ユーザに、パスワード
と文書番号、それに加えてアクセス権名を入力させ、そ
して文書番号、アクセス権名およびパスワードをパスワ
ード組み合せリスト管理装置32に照会し、それらが正
しいものであった場合に、文書保管管理装置33により
文書番号で文書のアクセスを行う。なお、アクセス権パ
スワード組み合せリストの定義としては、とり得るアク
セス権の数だけのビットのフィールドにパスワードを対
応させたものを1つの要素とする。例えば図5に示すよ
うな形態であり、リード(read)、ライト(write)、
プリント(print)、削除(delete)およびバージョン
アップ(versionup)等のアクセス権の種類にそれぞれ
1ビットを対応させ、それらとパスワード(Password)
とを組み合わせたものである。このような組のリストを
アクセス権パスワード組み合せリストと称する。
【0023】したがって、図4の文書管理システムにお
いては、単一のパスワードを用いるだけで種々のアクセ
ス権を利用することができるようになる。図6は、本発
明の第5の実施の形態に係る文書管理システムのシステ
ム構成を示している(請求項5に対応する)。図6に示
す文書管理システムは、アクセス権設定装置41、拡張
パスワード組合わせリスト管理装置42、文書保管管理
装置43およびユーザアクセス装置44を具備してい
る。アクセス権設定装置41は、文書の新規作成時に
は、文書保管管理装置43の内部に文書を作成すると同
時に、作成した文書の新規文書番号とアクセス権パスワ
ード組み合せリストを拡張パスワード組み合せリスト管
理装置42に入力する。そして、アクセス権設定装置4
1は、アクセス権の変更時には、管理者から入力された
パスワードを拡張パスワード組み合せリスト管理装置3
2に照会する。そのパスワードが管理者権限を含むもの
であった場合、新しいアクセス権パスワード組み合せリ
ストを拡張パスワード組み合せリスト管理装置42に入
力する。
【0024】拡張パスワード組合せリスト管理装置42
は、文書の新規作成時には、新しい文書番号、およびア
クセス権パスワード組み合せリストの組を保存し、更新
時には、文書番号に対応したアクセス権パスワード組み
合せリストを修正する。また、拡張パスワード組合せリ
スト管理装置42は、パスワードチェック時には、文書
番号とアクセス権名、それに加えてパスワードを入力
し、文書番号で示されるアクセス権パスワード組み合せ
リストを検索して、入力されたパスワードに合致するも
のを探す。合致するパスワードがあれば、それに対応す
るアクセス権の組み合せを読み、入力されたアクセス権
がその組合わせの中にはいっているかどうかを判定し
て、そのの判定を返す。合致するパスワードがない場合
にはエラーを返す。文書保管管理装置43は、文書の新
規作成時には、文書を保管して新しい文書番号を付し、
アクセス時には、文書番号により文書のアクセスを行
う。ユーザアクセス装置44は、ユーザに、パスワード
と文書番号、それに加えてアクセス権名を入力させ、文
書番号、アクセス権名およびパスワードを拡張パスワー
ド組み合せリスト管理装置42に照会し、それが正しい
ものであった場合には、文書保管管理装置43により文
書番号で文書のアクセスを行う。
【0025】なお、この場合のアクセス権パスワード組
み合せリストの定義も、とり得るアクセス権の数だけの
ビットのフィールドにパスワードを対応させたものを1
つの要素とする。例えば図7に示すような形態であり、
管理者(admin)、リード(read)、ライト(write)、
プリント(print)、削除(delete)およびバージョン
アップ(versionup)等のアクセス権の種類にそれぞれ
1ビットを対応させ、それらとパスワード(Password)
とを組み合わせたものである。このような組のリストを
「拡張アクセス権パスワード組み合せリスト」と称す
る。このアクセス権の中には管理者権限も含んでいる。
したがって、図6の文書管理システムにおいては、単一
のパスワードを用いるだけで管理者権限による機能を含
むアクセス権を利用することができるようになる。図8
は、本発明の第6の実施の形態に係る文書管理システム
のシステム構成を示している(請求項6に対応する)。
図8に示す文書管理システムは、図6の場合と同様のア
クセス権設定装置41、拡張パスワード組合わせリスト
管理装置42、文書保管管理装置43およびユーザアク
セス装置44に加えて、さらにシステムパスワード管理
装置51を設けている。
【0026】システムパスワード管理装置51は、まず
初期稼動時、すなわちシステムを最初に動作させた場合
に、システムパスワードを設定する。そして、システム
パスワード管理装置51は、アクセス権変更時には、ユ
ーザにシステムパスワードを入力させ、それが正しいも
のであった場合には、さらに文書番号とアクセス権パス
ワード組合わせリストを入力させる。それらのデータを
用いて拡張パスワード組合わせリスト管理装置42にお
けるデータを変更する。したがって、図8の文書管理シ
ステムにおいては、単一のパスワードを用いるだけで管
理者機能を含むアクセスを利用することができるように
なる上に、文書毎の管理者がパスワードを忘れた場合に
おいても、アクセス権の設定および変更を行うことがで
きるようになる。図9は、本発明の第7の実施の形態に
係る文書管理システムのシステム構成を示している(請
求項7に対応する)。図9に示す文書管理システムは、
アクセス権設定装置61、パスワード管理装置62、文
書保管管理装置63、ユーザアクセス装置64およびパ
スワード転送装置65を具備している。
【0027】アクセス権設定装置61は、文書の新規作
成時には、文書保管管理装置63の内部に文書を作成す
ると同時に、作成した文書の新規文書番号、管理用パス
ワード、アクセス用パスワード、およびアクセス用パス
ワードを与えたいユーザのメールアドレスをパスワード
管理装置62に入力する。また、アクセス権設定装置6
1は、アクセス権の変更時には、管理者から入力された
管理用パスワードをパスワード管理装置62に照会し
て、正しいものであった場合には、新しい管理用パスワ
ード、アクセス用パスワードおよびアクセス用パスワー
ドを与えたいユーザのメールアドレスをパスワード管理
装置62に入力するパスワード管理装置62は、文書の
新規作成時には、アクセス権設定装置61から、文書番
号、管理用パスワード、アクセス用パスワードおよびア
クセス用パスワードを与えたいユーザのメールアドレス
を受け取り、新しい文書番号、管理用パスワードおよび
アクセス用パスワードの3つの組を保存して、文書番
号、アクセス用パスワードおよびユーザのメールアドレ
スをパスワード転送装置65に送る。
【0028】パスワード管理装置62は、更新時には、
アクセス権設定装置61から、文書番号、管理用パスワ
ード、アクセス用パスワードおよびアクセス用パスワー
ドを与えたいユーザのメールアドレスを受け取り、文書
番号に対応した管理用パスワードおよびアクセス用パス
ワードを修正して、文書番号、アクセス用パスワードお
よびユーザのメールアドレスをパスワード転送装置65
に送る。また、パスワード管理装置62は、管理用パス
ワードチェック時には、文書番号と管理用パスワードを
入力してそれが正しいパスワードであるか否かを判定
し、その判定結果を返す。さらに、パスワード管理装置
62は、アクセス用パスワードチェック時には、文書番
号とアクセス用パスワードを入力してそれが正しいパス
ワードであるか否かを判定し、その判定結果を返す。文
書保管管理装置63は、文書の新規作成時には、文書を
保管して新しい文書番号をつける。また、文書保管管理
装置63は、文書のアクセス時には、文書番号により文
書のアクセスを行う。
【0029】ユーザアクセス装置64は、ユーザからパ
スワードと文書番号を入力させて、そのパスワードと文
書番号をパスワード管理装置62に照会し、正しいもの
であった場合には、文書保管管理装置63において文書
番号により文書がアクセスされる。パスワード転送装置
65は、文書番号、アクセス用パスワードおよびユーザ
のメールアドレスをパスワード管理装置62から受け取
り、電子メール機能を用いて与えられたメールアドレス
宛に文書番号とアクセス用パスワードを送信する。した
がって、図9の文書管理システムにおいては、パスワー
ドの設定にともなってアクセス権を与えるべき者にパス
ワードを送付できるので、的確なアクセス権の交付を行
なうことができる。図10は、本発明の第8の実施の形
態に係る文書管理システムのシステム構成を示している
(請求項8に対応する)。
【0030】図10に示す文書管理システムは、アクセ
ス権設定装置71、拡張パスワード組合わせリスト管理
装置72、文書保管管理装置73、ユーザアクセス装置
74、システムパスワード管理装置75およびパスワー
ド転送装置76を具備している。アクセス権設定装置7
1は、文書の新規作成時には、文書保管管理装置73の
内部に文書を作成すると同時に、作成した文書の新規文
書番号とアドレス付アクセス権パスワード組み合せリス
トを拡張パスワード組み合せリスト管理装置72に入力
する。また、アクセス権設定装置71は、アクセス権の
変更時には、管理者から入力されたパスワードを拡張パ
スワード組み合せリスト管理装置72に照会する。そし
て、そのパスワードが管理者権限を含むものであった場
合には、アクセス権設定装置71は、新しいアドレス付
アクセス権パスワード組み合せリストを拡張パスワード
組み合せリスト管理装置72に入力する。
【0031】拡張パスワード組合せリスト管理装置72
は、文書の新規作成時には、アドレス付アクセス権パス
ワード組み合せリストからアドレスを除いたものを、ア
クセス権パスワード組み合せリストとして、新しい文書
番号とアクセス権パスワード組み合せリストとの組を保
存するとともに、新しい文書番号とアドレス付アクセス
権パスワード組み合せリストとの組をパスワード転送装
置76に送る。また、拡張パスワード組合せリスト管理
装置72は、更新時には、文書番号に対応したアクセス
権パスワード組み合せリストを修正して、文書番号とア
ドレス付アクセス権パスワード組み合せリストとの組を
パスワード転送装置76に送る。さらに、拡張パスワー
ド組合せリスト管理装置72は、パスワードチェック時
には、文書番号とアクセス権名、それに加えてパスワー
ドを入力し、文書番号で示されるアクセス権パスワード
組み合せリストを検索して、入力されたパスワードに合
致するものを探す。拡張パスワード組合せリスト管理装
置72は、合致するパスワードがあれば、それに対応す
るアクセス権の組み合せを読み、入力されたアクセス権
がその組合わせの中にはいっているかどうかを判定し、
その判定を返す。合致するパスワードがない場合はエラ
ーを返す。
【0032】文書保管管理装置73は、文書の新規作成
時には、文書を保管して新しい文書番号を付し、アクセ
ス時には、文書番号により文書のアクセスを行う。ユー
ザアクセス装置74は、ユーザにパスワードと文書番
号、それに加えてアクセス権名を入力させ、文書番号、
アクセス権名およびパスワードをパスワード組み合せリ
スト管理装置72に照会し、それが正しいものであった
場合には、文書保管管理装置73により文書番号で文書
のアクセスを行う。システムパスワード管理装置75
は、初期稼動時、すなわちシステムを最初に動作させた
場合、には、システムパスワードを設定する。そして、
システムパスワード管理装置75は、アクセス権変更時
には、ユーザにシステムパスワードを入力させ、それが
正しいものであった場合には、さらに文書番号とアドレ
ス付アクセス権パスワード組み合せリストとを入力させ
る。システムパスワード管理装置75は、そのデータを
用いて拡張パスワード組み合せリスト管理装置72のデ
ータを変更する。
【0033】パスワード転送装置76は、文書番号と、
アドレス付アクセス権パスワード組み合せリストとを拡
張パスワード組合わせリスト管理装置72から受け取
り、電子メール機能を用いてメールアドレス宛に文書番
号とアクセス用パスワードをメール送信する。なお、こ
の場合のアクセス権パスワード組み合せリストの定義
も、とり得るアクセス権の数だけのビットのフィールド
にパスワードを対応させたものを1つの要素とする。例
えば図11に示すような形態であり、管理者(admi
n)、リード(read)、ライト(write)、プリント(pr
int)、削除(delete)およびバージョンアップ(versi
onup)等のアクセス権の種類にそれぞれ1ビットを対応
させ、それらとパスワード(Password)とを組み合わせ
たものである。このような組のリストを拡張アクセス権
パスワード組み合せリストと称する。このアクセス権の
中には管理者権限も含んでいる。
【0034】また、この場合のアドレス付きアクセス権
パスワード組み合せリストの定義は、上述したアクセス
権パスワード組み合せリストにメールアドレスを付加し
たものであり、例えば図12に示すように、管理者(ad
min)、リード(read)、ライト(write)、プリント
(print)、削除(delete)およびバージョンアップ(v
ersionup)等のアクセス権の種類にそれぞれ1ビットを
対応させ、それらとパスワード(Password)とを組み合
わせ、さらにメールアドレス(address)を加えたもの
である。このような組のリストを「拡張アクセス権パス
ワード組み合せリスト」と称する。したがって、図10
の文書管理システムにおいては、単一のパスワードを用
いるだけで管理者機能を含むアクセスを利用することが
できるようになり、その上、文書毎の管理者がパスワー
ドを忘れた場合等においても、アクセス権の設定および
変更を行うことができるようになる。またパスワードの
設定とともにアクセス権を与えるべき者にパスワードを
送付できるので、的確なアクセス権の交付が行える。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ユ
ーザアカウントの管理を行なうことなく個々の文書およ
びそれを含む文書全般を効率良く管理することを可能と
する文書管理システムを提供することができる。すなわ
ち本発明の請求項1の文書管理システムによれば、すな
わち、本発明の請求項1による文書管理システムは、1
以上の文書を管理する文書管理システムにおいて、個々
の文書に対して、管理用のパスワードおよびアクセス用
のパスワードをそれぞれ保持することを特徴としてい
る。このような構成により、特に、個別の文書のアクセ
ス制御および文書全般の管理を効果的に行なうことがで
きる。また、本発明の請求項2の文書管理システムによ
れば、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、個々の文書に対して、管理用のパスワードおよびア
クセス用のパスワードをそれぞれ保持し、且つシステム
上にシステム全体に有効な管理用のパスワードを保持す
ることにより、特に、個別の文書のアクセス制御および
文書全般の管理を可能とし、しかも緊急時等においても
対処し得る文書のアクセス制御および管理を行なうこと
ができる。
【0036】本発明の請求項3の文書管理システムによ
れば、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、個々の文書に対して、アクセス権の種類毎のアクセ
ス用のパスワードをそれぞれ保持することにより、特
に、個別の文書のアクセス制御および文書全般の管理を
可能とし、しかも種々のアクセス権にも対処して文書の
アクセス制御および管理を行なうことができる。本発明
の請求項4の文書管理システムによれば、1以上の文書
を管理する文書管理システムにおいて、個々の文書に対
して、管理用のパスワードおよびアクセス権の組合わせ
個数のパスワードをそれぞれ保持することによって、ア
クセス権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現す
ることにより、特に、個別の文書のアクセス制御および
文書全般の管理を可能とし、しかも複数のアクセス権を
も効率良く管理制御して文書のアクセス制御および管理
を行なうことができる。本発明の請求項5の文書管理シ
ステムによれば、1以上の文書を管理する文書管理シス
テムにおいて、個々の文書に対して、管理者権限も1つ
のアクセス権とみなし,利用されるアクセス権の組合わ
せ個数のパスワードを保持することによって、アクセス
権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現すること
により、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全
般の管理を可能とし、しかも管理者アクセス権を含む複
数のアクセス権をも効率良く管理制御して文書のアクセ
ス制御および管理を行なうことができる。
【0037】本発明の請求項6の文書管理システムによ
れば、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワ
ードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理者権限も
1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセス権の組
合わせ個数のパスワードを保持することによって、アク
セス権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現する
ことにより、特に、個別の文書のアクセス制御および文
書全般の管理を可能とし、しかも緊急時等においても対
処し得るとともに、管理者アクセス権を含む複数のアク
セス権をも効率良く管理制御して文書のアクセス制御お
よび管理を行なうことができる。本発明の請求項7の文
書管理システムによれば、文書のアクセス権を設定する
際に、アクセス権を与えるユーザにメールで設定された
アクセス権に対応するパスワードを送付することによ
り、特に、個別の文書のアクセス制御および文書全般の
管理を可能とし、しかもユーザに対するアクセス権の発
行および付与が容易で、確実となる。
【0038】本発明の請求項8の文書管理システムによ
れば、1以上の文書を管理する文書管理システムにおい
て、システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワ
ードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理者権限も
1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセス権の組
合わせ個数のパスワードを保持することによって、アク
セス権の任意の組合わせを単一のパスワードで表現する
とともに、文書のアクセス権を設定する際に、アクセス
権を与えるユーザにメールで設定されたアクセス権に対
応するパスワードを送付することにより、特に、個別の
文書のアクセス制御および文書全般の管理を可能とし、
しかも緊急時等においても対処し得るとともに、管理者
アクセス権を含む複数のアクセス権をも効率良く管理制
御して文書のアクセス制御および管理を行ない、さらに
ユーザに対するアクセス権の発行および付与が容易で、
確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図5】図4の文書管理システムに用いられるアクセス
権パスワード組合わせリストの一例を模式的に示す図で
ある。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図7】図6の文書管理システムに用いられるアクセス
権パスワード組合わせリストの一例を模式的に示す図で
ある。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係る文書管理シス
テムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態に係る文書管理シ
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図11】図10の文書管理システムに用いられるアク
セス権パスワード組合わせリストの一例を模式的に示す
図である。
【図12】図10の文書管理システムに用いられるアド
レス付きアクセス権パスワード組合わせリストの一例を
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,61,71 アクセス権設定装
置 2,62 パスワード管理装置 3,23,33,43,63,73 文書保管管理装置 4,24,34,44,64,74 ユーザアクセス装
置 11,51,75 システムパスワード管理装置 22 パスワードリスト管理装置 32 パスワード組合わせリスト管理装置 42,72 拡張パスワード組合わせリスト管理装置 65,76 パスワード転送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 120 G06F 17/30 120B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、個々の文書に対して、管理用のパスワード
    およびアクセス用のパスワードをそれぞれ保持すること
    を特徴とする文書管理システム。
  2. 【請求項2】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、個々の文書に対して、管理用のパスワード
    およびアクセス用のパスワードをそれぞれ保持し、且つ
    システム上にシステム全体に有効な管理用のパスワード
    を保持することを特徴とする文書管理システム。
  3. 【請求項3】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、個々の文書に対して、アクセス権の種類毎
    のアクセス用のパスワードをそれぞれ保持することを特
    徴とする文書管理システム。
  4. 【請求項4】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、個々の文書に対して、管理用のパスワード
    およびアクセス権の組合わせ個数のパスワードをそれぞ
    れ保持することによって、アクセス権の任意の組合わせ
    を単一のパスワードで表現することを特徴とする文書管
    理システム。
  5. 【請求項5】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、個々の文書に対して、管理者権限も1つの
    アクセス権とみなし,利用されるアクセス権の組合わせ
    個数のパスワードを保持することによって、アクセス権
    の任意の組合わせを単一のパスワードで表現することを
    特徴とする文書管理システム。
  6. 【請求項6】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、システム上にシステム全体に有効な管理用
    のパスワードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理
    者権限も1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセ
    ス権の組合わせ個数のパスワードを保持することによっ
    て、アクセス権の任意の組合わせを単一のパスワードで
    表現することを特徴とする文書管理システム。
  7. 【請求項7】 文書のアクセス権を設定する際に、アク
    セス権を与えるユーザにメールで設定されたアクセス権
    に対応するパスワードを送付することを特徴とする請求
    項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の文書管理
    システム。
  8. 【請求項8】 1以上の文書を管理する文書管理システ
    ムにおいて、システム上にシステム全体に有効な管理用
    のパスワードを保持し、且つ個々の文書に対して、管理
    者権限も1つのアクセス権とみなし、利用されるアクセ
    ス権の組合わせ個数のパスワードを保持することによっ
    て、アクセス権の任意の組合わせを単一のパスワードで
    表現するとともに、文書のアクセス権を設定する際に、
    アクセス権を与えるユーザにメールで設定されたアクセ
    ス権に対応するパスワードを送付することを特徴とする
    文書管理システム。
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