JP2002287789A - ノイズリダクションシステム - Google Patents

ノイズリダクションシステム

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JP2002287789A
JP2002287789A JP2001092087A JP2001092087A JP2002287789A JP 2002287789 A JP2002287789 A JP 2002287789A JP 2001092087 A JP2001092087 A JP 2001092087A JP 2001092087 A JP2001092087 A JP 2001092087A JP 2002287789 A JP2002287789 A JP 2002287789A
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noise
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detection signal
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Shingo Kiuchi
真吾 木内
Koichi Nakada
孝一 中田
Toshiaki Asano
利明 浅野
Nozomi Saito
望 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適応信号処理によらず、フィルタリングによ
るノイズ対策において、車種が違ってもノイズ信号を除
去してSN比を改善する。 【解決手段】 車種毎にノイズリダクション係数を特性
バンク54に記憶しておき、ノイズリダクションシステ
ムが搭載される車種のノイズリダクション係数を特性バ
ンクより求め、ノイズリダクション部52は該ノイズリ
ダクション係数を用いて車種に応じたノイズリダクショ
ン特性をマイクロホン検出信号に作用させて検出信号よ
りノイズ信号を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検出信号よりノイズ
信号を除去するノイズリダクションシステムに係わり、
特に、ノイズリダクション部に車種に応じた最適なノイ
ズリダクション特性を入力し、該ノイズリダクション特
性を検出信号に作用させて検出信号よりノイズ信号を除
去するノイズリダクションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムなど、車載機器
のヒューマンインターフェース(入出力手段)として音
声認識装置が一般化してきている。音声認識装置は、認
識の対象とする音声以外の外乱(エンジンノイズ、風切
り音/タイヤ摩擦音等の車両走行ノイズ)の影響で認識
性能が低下する。このため、さまざまな騒音対策が実現
されている。例えば、音声認識性能に悪影響を与える車
両走行ノイズやエンジンノイズをマイク受信信号から除
去する技術(カーノイズリダクションシステム:CNRシス
テム)が実現されている。
【0003】図4は従来のノイズリダクション方式の構
成図であり、(A)はノイズリダクション係数をディジ
タルフィルタに設定して検出信号よりノイズ信号成分を
除去する方式で、(B)は検出信号の周波数スペクトル
に周波数領域のノイズリダクション係数を乗算してノイ
ズ信号成分を除去する方式、(C)は検出信号の周波数
スペクトルのパワーを演算し、パワースペクトルにパワ
ー領域のノイズリダクション係数を乗算してノイズ信号
成分を除去する方式である。図4(A)において、ディ
ジタルフィルタ10は予め設定されているノイズリダク
ション係数に応じた特性(ノイズリダクション特性)を
マイクロホンから出力される検出信号に作用させてノイ
ズ成分を除去し、音声認識装置に入力する。図4(B)
において、FFT演算部11bは1フレーム毎に高速フ
ーリエ変換を行い、時間軸信号を周波数成分に変換し、
乗算部11cは検出信号の周波数スペクトルに周波数領
域のノイズリダクション係数を乗算し、IFFT演算部
11dは乗算結果を時間軸信号に変換して音声認識装置
に入力する。図4(B)の構成によれば、演算量を少な
くできる。
【0004】図4(C)において、窓関数部12aはマ
イクロホン出力信号に窓関数を作用させて、FFT演算
部11bは1フレーム毎に高速フーリエ変換を行い、時
間軸信号を周波数成分に変換し、パワー算出部12cは
スペクトル信号X(w)からパワースペクトルX(w)
・X(w)*を算出し、乗算部12dはパワースペクト
ルにパワー領域のノイズリダクション係数を乗算し、乗
算結果を音声認識装置(図示せず)に入力する。図4
(C)の構成によれば、演算量を少なくでき、しかも、
ノイズリダクション係数の数を半分にできる。
【0005】図5は従来のノイズリダクションシステム
(図4(A))のディジタルフィルタ特性を求めるシス
テムの構成図である。図中、1は車室内の音を検出する
マイクロホンであり、ユーザ(ドライバ)DRの音声を
受信しやすい箇所に設けられている。2はアンプ、3は
ランダムノイズたとえばホワイトノイズを目標信号とし
て発生するシグナルジェネレータ(SG)、4はゲイン
可変アンプ、5は話者口元からマイクロホン迄の伝搬特
性CS1を模擬し、該伝搬特性を目標信号に作用させる伝
達回路、6は伝達回路から出力する信号をマイクロホン
検出信号に加算する加算部である。
【0006】7は適応信号処理部であり、LMS演算部7
aとFIR型ディジタルフィルタ構成の適応フィルタ7b
を有している。信号処理部7は、学習時、加算器6の出
力信号を参照信号とし、エラー信号e(n)のパワーが最
小となるように適応フィルタ係数Wを更新する。8はシ
グナルジェネレータ3からランダムノイズ信号を入力さ
れる遅延処理部である。適応フィルタ7bのタップ長N
の半分の信号遅延時間をdとすれば、遅延処理部8はm
(=N/2)段の遅延を行うもので、遅延時間dの遅延特性を
有し、かつ、オーディオ周波数帯域でフラットな特性
(ゲイン1の特性)を有する。9は演算部であり、遅延
処理部8から出力する信号d(n)より適応信号処理部7
の出力信号y(n)を減算して誤差信号e(n)を出力する。
【0007】適応フィルタ7bは図6に示すように、N
タップのFIR型デジタルフィルタで構成され、例えば、
入力信号を順次1サンプリング時間遅延する(N-1)個の
遅延要素DL1,DL2・・・DLN-1と、各遅延要素出力に係数w
0(n),w1(n),w2(n)・・・wN -1(n)を乗算するN個の乗算
部ML0,ML1,・・・MLN-1と、各乗算部出力を順次加算する
加算部AD0,AD1・・・ ADN-1で実現される。この構成によ
り、現時刻n・Tsにおける加算器6の出力信号をx
(n)、その時の各乗算器の係数をw0(n),w1(n),w
2(n)・・・wN-1(n)、出力信号をy(n)とすれば、適応
フィルタ7bは次式 y(n)=Σiwi(n)・x(n-i) (i=0〜N-1) ・・・(1) の演算を実行して信号y(n)を出力する。ただし、(n)は
現サンプリング時刻の値、(n-1)は1サンプリング時刻
前の値、(n-2)は2サンプリング時刻前の値、・・・であ
る。
【0008】適応信号演算部7aは、現時刻から1サン
プリング時刻Ts後の次の時刻(n+1)・Tsにおける適応
フィルタ7bの係数w0(n+1),w1(n+1),w2(n+1)・・・
N-1(n+1)を、現時刻n・Tsにおける係数w0(n),w
1(n),w2(n)・・・wN-1(n)とエラー信号e(n)を用
いて次の係数更新式 wj(n+1)=wj(n)+α・x(n)・e(n) (j=0〜N-1) ・・・(2) により決定する。ただし、(n+1)は1サンプリング時刻
後の値、αは適応フィルタ係数を更新するステップを決
める定数(ステップサイズパラメータ)であり、1以下の
適当な値に設定される。LMS適応アルゴリズムによる処
理においては、上記演算を1サンプリング時間内に行っ
て、信号y(n)を出力する。
【0009】学習時、マイクロホン1には自動車CRが
発生するノイズXnのみが入力する。伝達回路5は、目標
信号としてのランダムノイズに対し話者口元からマイク
ロホン出力端迄の伝達特性CS1を模擬したCS1^を付与す
る。加算器6は伝達回路5の出力とマイクロホン出力を
合成し、適応信号処理部7は加算器6の合成信号x(n)
とエラー信号e(n)を入力され、エラー信号e(n)のパワ
ーが最小となるように適応信号処理を行って適応フィル
タ7bの係数Wを更新する。学習終了時に得られた係数
Wをノイズリダクション係数として、図4(A)のディ
ジタルフィルタ10に設定し、そのフィルタ出力信号を
音声認識部(図示せず)に入力する。かかるノイズキャ
ンセル装置によれば、音声認識時にノイズは小さくな
り、しかも、大きな話者音声信号が得られSN比を改善
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノイズ信号
のレベル、周波数特性は車種毎によって異なるものであ
る。このため、市販音声認識装置のようにどの車種の車
に搭載されるかわからない場合、一種類の特性では、す
べての車種に対応することができず、ある車種では効果
がるあるものの別の車種では効果が出ないおそれがあ
る。また、すべての車種についてそれほど大きな効果が
得られないおそれもある。以上から、本発明の目的は、
フィルタリングによるノイズ対策において、車種が異っ
てもノイズ信号を除去してSN比を改善できるノイズリ
ダクションシステムを提供することである。本発明の別
の目的は、フィルタリングによるノイズ対策において、
車種が異なってもノイズ信号を除去してSN比を改善
し、しかも、メモリ使用量を削減できるノイズリダクシ
ョンシステムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズリダクシ
ョンシステムは、(1) 車室内の音を検出して検出信号を
出力する音検出部、(2) 該検出信号に所定のノイズリダ
クション特性を作用させて検出信号よりノイズ信号を除
去するノイズリダクション部、(3) 予め車種毎のノイズ
リダクション特性のそれぞれに応じた係数を保存する特
性保存部、(4)車種を設定する車種設定部、(5) 設定さ
れた車種に応じた係数を前記特性保存部より読み出して
ノイズリダクション部に入力する手段を備え、ノイズリ
ダクション部は入力された係数に応じたノイズリダクシ
ョン特性を検出信号に作用させて検出信号よりノイズ信
号を除去する。このように、本発明によれば、車種毎に
ノイズリダクション係数を記憶しておき、車種に応じた
ノイズリダクション特性を検出信号に作用させて検出信
号よりノイズ信号を除去するようにしたから、ノイズリ
ダクションシステムが任意の車種に搭載されてもノイズ
信号を除去してSN比を改善することができる。又、予
め車両を排気量などに基づいてカテゴライズし、カテゴ
リー毎のノイズリダクション特性のそれぞれに応じた係
数を保存し、入力された車種に応じたカテゴリーを求
め、該カテゴリーの係数をノイズリダクション部に入力
し、ノイズリダクション部は入力された係数に応じたノ
イズリダクション特性を検出信号に作用させて検出信号
よりノイズ信号を除去するようにしたから、記憶する係
数の数を少なくすることができるためメモリ使用量を削
減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(A)第1実施例 図1は本発明の第1実施例のノイズリダクションシステ
ムの構成図であり、51はドライバの口元近傍に設けら
れた音声検出用のマイクロホンで、ドライバの音声のほ
かに車室内のノイズを検出する。52は図4(A)〜
(C)のいずれかの方式によりノイズ信号を検出信号か
ら除去するノイズリダクション部である。すなわち、ノ
イズリダクション部52は、図4(A)のように時間領
域でフィルタ処理する方式でも良いし、図4(B)のよ
うにFFT処理して周波数領域でフィルタリングする方式
でも良いし、図4(C)のように、さらにパワーを求め
てパワー領域で処理する方式でもよい。
【0013】53は音声認識装置、54は予め市販され
ている全車種のそれぞれについて最適のノイズリダクシ
ョン特性に応じた係数を保存するノイズリダクション特
性バンク部である。尚、ノイズリダクション特性バンク
部54は、図4(A)〜(C)のいずれの方式でノイズ
信号を除去するかにより、時間領域、周波数領域、パワ
ー領域の係数のうち所定のノイズリダクション係数を記
憶する。55はユーザが自分の車種を入力する車種入力
IF部、56は入力された車種のノイズリダクション特性
(係数)をバンク54から選択する特性選択部、57は
選択された係数を記憶するノイズリダクション特性決定
部である。尚、同一の車種であってもグレードが異なれ
ば別の車種とみなしてノイズリダクション係数を保存す
る。
【0014】ユーザが自分の車の車種(グレードを含
む)を車種入力IF部55から入力すると、特性選択部
56は入力された車種に対応したノイズリダクション係
数をノイズリダクション特性バンク54から選択してノ
イズリダクション特性決定部57に送る。ノイズリダク
ション特性決定部57は送られてきたノイズリダクショ
ン係数を記憶し、ノイズリダクション部52はノイズリ
ダクション特性決定部57に記憶された係数を用いてノ
イズリダクションの処理を実行し、ノイズ信号を除去し
た音声信号を音声認識装置53に入力する。
【0015】(B)ノイズリダクション係数算出システ
ム 図2はノイズリダクション係数算出システムの構成図で
あり、61は適応フィルタ係数算出部、62はノイズリ
ダクション係数算出部である。適応フィルタ係数算出部
61は図5の適応信号処理によるノイズリダクションシ
ステムと同一の構成を備えている。市販の所定の車両に
図2のノイズリダクション係数算出システムを搭載し、
エラー信号e(n)が最小となるタップ長Nのフィルタ係
数WCNRを求める。ついで、このフィルタ係数WCNRをノ
イズリダクション係数算出部62のレジスタ62aにコ
ピーする。FFT演算部62bは時間領域のフィルタ係
数WCNRにFFT処理を施して周波数領域のノイズリダ
クション係数Bを出力し、更に、パワー算出部62cは
該周波数領域の係数を二乗してパワー領域のノイズリダ
クション係数を出力する。同様に全車種について各領域
の係数を求める。
【0016】各車種の特性をノイズリダクション特性バ
ンク54に登録するに際して、車種のノイズリダクショ
ン方式が図4(A)〜(C)のいずれの方式であるかチ
ェックし、(A)の方式であれば時間領域のノイズリダ
クション係数(ディジタルフィルタ係数WCNR)を登録
し、(B)の方式であれば周波数領域のノイズリダクシ
ョン係数を登録し、(C)の方式であればパワー領域の
ノイズリダクション係数を登録する。
【0017】(C)第2実施例 第1実施例においてノイズリダクション特性は、市販さ
れている車種分だけ用意するようにしている。しかし、
市販されている車種数はかなりの数に上り、また、同一
車種においてモデルチェンジが行われる。このため、常
にこれらに対応してノイズリダクション特性を用意する
ことは困難である。そこで、第2実施例はすべての車種
に対応して個別のノイズリダクション特性を用意せず、
市販車輌をカテゴライズし、カテゴリ毎のノイズリダク
ション特性を用意し、それら数個のノイズリダクション
特性の中から車種に応じた所定の特性を選択する。例え
ば、排気量に基づいてカテゴライズする。
【0018】図3は第2実施例のノイズリダクション係
数算出システムの構成図であり、図1の第1実施例と同
一部分には同一符号を付している。異なる点は、(1) 排
気量を複数の範囲(カテゴリ)に区分し、カテゴリー毎
のノイズリダクション係数(時間領域、周波数領域、パ
ワー領域の各ノイズリダクション係数)をノイズリダク
ション特性バンク54に保存する点、(2) 市販車種に対
応させて該車種の排気量、ノイズリダクション方式を記
憶する対応テーブル部71を設けた点、(3) 入力された
車種に応じた排気量、ノイズリダクション方式を求め、
該排気量が属するカテゴリであって該ノイズリダクショ
ン方式に応じたノイズリダクション係数をノイズリダク
ション特性バンク54より読み出してノイズリダクショ
ン特性決定部57に設定する点、である。
【0019】排気量に基づいてカテゴライズする理由
は、同一速度走行時における車輌ノイズの大きさは車輌
の排気量に依存し、大きく5つに分類されることが確認
されているからである(例えば、自動車技術会論文 自動
車騒音低減対策とその実績:大野 進一)。具体的に、市
販車輌を5つのカテゴリに分類する。カテゴリは、 1000cc未満の車輌(カテゴリ1)、 1000cc以上、1300cc未満の車輌(カテゴリ2)、 1300cc以上、1900cc未満の車輌(カテゴリ3)、 1900cc以上、2000cc未満の車輌(カテゴリ4)、 2000cc以上の車輌(カテゴリ5) である。ノイズリダクション係数を登録するには、各カ
テゴリ内で最も排気量の小さい車種を求め、該車種のノ
イズリダクション係数を図2の係数算出システムにより
測定し、時間領域、周波数領域、パワー領域の各ノイズ
リダクション係数をそれぞれノイズリダクション特性バ
ンク54に登録する。この場合、最も排気量の小さい車
種が複数存在すれば、その中で最も販売台数の多い車種
を対象としてノイズリダクション係数を測定して登録す
る。販売台数データは、一般に公表されているデータ、
例えば自動車販売連合会が毎月公表しているデータなど
を用いる。販売台数データについては、半年分のデータ
の累計を用いても良いし、単月のデータでも良いし、1
年分の累計データを用いても良い。
【0020】ユーザが自分の車の車種(グレードを含
む)を車種入力IF部55から入力すると、特性選択部
56は入力された車種の排気量が属するカテゴリ及びノ
イズリダクション方式を対応テーブル71より求め、該
カテゴリにおける該ノイズリダクション方式の係数を特
性バンク54から選択してノイズリダクション特性決定
部57に送る。ノイズリダクション特性決定部57は送
られてきたノイズリダクション係数を記憶し、ノイズリ
ダクション部52は該ノイズリダクション特性決定部5
7に記憶された係数を用いてノイズリダクション処理を
実行し、ノイズ信号を除去した音声信号を音声認識装置
53に入力する。以上、本発明を実施例により説明した
が、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い
種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するも
のではない。
【0021】
【発明の効果】本発明よれば、車種毎にノイズリダクシ
ョン特性に応じた係数を記憶しておき、ノイズリダクシ
ョンシステムが搭載される車種に応じたノイズリダクシ
ョン特性を検出信号に作用させて検出信号よりノイズ信
号を除去するようにしたから、ノイズリダクションシス
テムが任意の車種に搭載されてもノイズ信号を除去して
SN比を改善することができる。又、本発明よれば、予
め車両を排気量などに基づいてカテゴライズし、カテゴ
リー毎のノイズリダクション特性のそれぞれに応じた係
数を保存し、入力された車種に応じたカテゴリーを求
め、該カテゴリーの係数をノイズリダクション部に入力
し、ノイズリダクション部は入力された係数に応じたノ
イズリダクション特性を検出信号に作用させて検出信号
よりノイズ信号を除去するようにしたから、記憶する係
数はカテゴリー数だけでよいためメモリ使用量を削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のノイズリダクションシステムの構
成図である。
【図2】ノイズリダクション係数算出システムの構成図
である。
【図3】第2実施例のノイズリダクションシステムの構
成図である。
【図4】フィルタリング方式によるノイズ信号除去方法
の説明図である。
【図5】従来のノイズリダクションルシステムにおける
フィルタ係数を求めるシステムの構成図である。
【図6】適応フィルタの構成図である。
【符号の説明】
51・・音声検出用のマイクロホン 52・・ノイズリダクション部 53・・音声認識装置 54・・ノイズリダクション特性バンク部 55・・車種入力IF部 56・・特性選択部 57・・ノイズリダクション特性決定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 利明 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 (72)発明者 斉藤 望 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA11 BC03 BD03 BE04 5D015 EE05 KK01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出信号よりノイズ信号を除去するノイ
    ズリダクションシステムにおいて、 車室内の音を検出して検出信号を出力する音検出部、 該検出信号に所定のノイズリダクション特性を作用させ
    て検出信号よりノイズ信号を除去するノイズリダクショ
    ン部、 予め車種毎のノイズリダクション特性のそれぞれに応じ
    た係数を保存する特性保存部、 車種を設定する車種設定部、 設定された車種に応じた係数を前記特性保存部より読み
    出してノイズリダクション部に入力する手段、 を備え、ノイズリダクション部は入力された係数に応じ
    たノイズリダクション特性を検出信号に作用させて検出
    信号よりノイズ信号を除去する、 ことを特徴とするノイズリダクションシステム。
  2. 【請求項2】 検出信号よりノイズ信号を除去するノイ
    ズリダクションシステムにおいて、 車室内の音を検出して検出信号を出力する音検出部、 該検出信号に所定のノイズリダクション特性を作用させ
    て検出信号よりノイズ信号を除去するノイズリダクショ
    ン部、 予め車両をカテゴライズし、カテゴリー毎のノイズリダ
    クション特性のそれぞれに応じた係数を保存する特性保
    存部、 車種を設定する車種設定部、 車種とカテゴリーの対応を記憶する対応テーブル部、 設定された車種に応じたカテゴリーを求め、該カテゴリ
    ーの係数を前記特性保存部より読み出してノイズリダク
    ション部に入力する手段、 を備え、ノイズリダクション部は入力された係数に応じ
    たノイズリダクション特性を検出信号に作用させて検出
    信号よりノイズ信号を除去する、 ことを特徴とするノイズリダクションシステム。
  3. 【請求項3】 排気量に基づいてカテゴライズすること
    を特徴とする請求項2記載のノイズリダクションシステ
    ム。
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