JP2002287075A - 光偏向器 - Google Patents

光偏向器

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JP2002287075A
JP2002287075A JP2001092094A JP2001092094A JP2002287075A JP 2002287075 A JP2002287075 A JP 2002287075A JP 2001092094 A JP2001092094 A JP 2001092094A JP 2001092094 A JP2001092094 A JP 2001092094A JP 2002287075 A JP2002287075 A JP 2002287075A
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Japan
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light reflecting
diaphragms
light
optical deflector
reflecting portion
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JP2001092094A
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Takayuki Izeki
隆之 井関
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で低電圧駆動が可能で、しかも光
偏向角を大きくできると共に光偏向角を一定に保持でき
る光偏向器を提供する。 【解決手段】 空洞部3’を有する固定台枠3と、前記
空洞部3’内に配置された光反射部1と、一端が前記光
反射部1に支持され、他端が前記固定台枠3に保持され
た一対の支持部2a,2bと、を有する光偏向器10で
あって、一端が前記光反射部1の下部に近接配置され、
他端が前記固定台枠3に保持された振動板4a,4bを
設け、前記振動板4a,4bの一端を前記一対の支持部
2a,2bのねじり振動周波数より高い前記振動板4
a,4bの共振周波数で振動させて前記光反射部1の前
記下部に衝突させ、前記光反射部1が前記一対の支持部
2a,2bを中心として所定角度だけ傾斜させた状態に
保持できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光偏向器に関する
ものであり、特にレーザ光を連続走査して用いる光スキ
ャナーや、レーザー光を所定の角度に偏向させて方向を
変える、光スイッチや光クロスコネクトなどに好適な光
偏向器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機、レーザビームプリン
タ、バーコードリーダ等の光学機器の走査装置や、光デ
ィスクのトラッキング制御装置の光偏向装置や、レーザ
光をスキャニングして映像を投影する表示装置などに
は、光偏向器が使用されている。
【0003】一般に、機械的に光偏向を行う光偏向器と
しては、回転多面鏡(ポリゴンミラー)、振動型反射鏡
(ガルバノミラー)等があるが、ガルバノミラー型のも
のはポリゴンミラー型のものに比べて機構を小型化で
き、又、最近の半導体プロセス技術を応用してシリコン
基板を用いたマイクロミラーの試作例なども報告されて
おり、さらに小型化、軽量化、低コスト化が期待でき
る。
【0004】このようなガルバノミラー型の光偏向器の
従来例が図8及び図9にそれぞれ示されている。
【0005】図8は、第1従来例の光偏向器を示す分解
斜視図である。図8において、ベース59には左右一対
の支持部51、52が設けられ、この一対の支持部5
1、52上には振動体53が配置されている。この振動
体53は、外枠部54と、この外枠部54の開口部54
aに配置された反射ミラー部55と、この反射ミラー部
55の重心を通る軸上の位置で反射ミラー部55と外枠
部54とを連結する一対の梁部56,56とから一体的
に形成されている。外枠部54の左右両端部分が一対の
支持部51,52上に固定されている。
【0006】又、駆動手段Dは、ベース59上に配置さ
れた左右一対の固定電極57,58を有し、この一対の
固定電極57,58は反射ミラー部55の左右両端部に
対向する位置に配置されている。この一対の固定電極5
7,58の相手側の電極として反射ミラー部55が設け
られ、この一対の固定電極57,58のいずれか一方と
反射ミラー部55との間には切替スイッチSWを介して
選択的に電圧を印加できるようになっている。なお、反
射ミラー部55は外枠部54と一対の梁部56,56を
介して接続されているため、反射ミラー部55への電圧
印加は外枠部54に印加すれば良い。
【0007】上記の構成の第1従来例の光偏向器50A
において、一方の固定電極57と反射ミラー部55との
間に電圧が印加されたときには,反射ミラー部55の図
示向って左側が静電力により吸引されて、反射ミラー部
55が一対の梁部56,56を軸として反時計方向に回
転し、又、他方の固定電極58と反射ミラー部55との
間に電圧が印加されたときには、反射ミラー部55の右
側が静電力により吸引されて反射ミラー部55が一対の
梁部56,56を軸として時計方向に回転する。従っ
て、駆動手段Dによって一対の固定電極57,58に交
互に電圧が印加されることによって反射ミラー部55が
左右に振動するものである。この反射ミラー部55に入
射された光は、反射ミラー部55の振動によって反射角
が変更され、これによって光偏向される。
【0008】図9は、第2従来例の光偏向器を示す分解
斜視図である。図9において、この第2従来例にあって
前記第1従来例と同一構成箇所は図面に同一符号を付し
てその説明を省略し、異なる構成箇所のみを説明する。
【0009】即ち、この第2従来例の光偏向器50Bに
おいては、駆動手段Dはベース59上に配置された左右
一対の永久磁石60,61と、反射ミラー部55の外周
部に配置された駆動用コイル62とを有し、この駆動用
コイル62に正逆交互の駆動電流を通電するように構成
されている。
【0010】上記の構成の光偏向器50Bにおいて、駆
動手段Dにより駆動用コイル62に正逆交互の駆動電流
が通電されると、一対の永久磁石60,61の外部磁界
と駆動用コイル62の電流とによるローレンツ力で反射
ミラー部55が一対の梁部56,56を軸として振動す
るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の第1
及び第2従来例の光偏向器においては、いずれもミラー
反射部及び梁部の構造により定まる機械的共振周波数に
共振する振動をミラー反射部に起すことによって大きな
光偏向角を得ている。そのため、これらの光偏向器を、
たとえば光の方向を所定の位置に切り替えて使う光スイ
ッチなどの用途に用いるためには、光の偏向角度を一定
の位置で固定保持する必要があるが、その場合には、構
造体の共振周波数を用いることができず、大きな光偏向
角を得ることは困難であるという課題があった。
【0012】そこで本発明は、上記課題を解決し、光偏
向器において、構造が簡単で低電圧駆動が可能で、しか
も光偏向角を大きくできると共に光偏向角を一定に保持
できる光偏向器を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明の光偏向器は、空洞部を有する固
定台枠と、前記空洞部内に配置された光反射部と、一端
が前記光反射部に支持され、他端が前記固定台枠に保持
された一対の支持部と、を有する光偏向器であって、一
端が前記光反射部の下部に近接配置され、他端が前記固
定台枠に保持された振動板を設け、前記振動板の一端を
前記一対の支持部のねじり振動周波数より高い前記振動
板の共振周波数で振動させて前記光反射部の前記下部に
衝突させ、前記光反射部が前記一対の支持部を中心とし
て所定角度だけ傾斜させた状態に保持できるようにした
ことを特徴とする光偏向器である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
【0015】<第1実施例>図1は、本発明の光偏向器
の第1実施例を示す斜視図である。図1に示すように、
光偏向器10において、所定厚さの矩形状を有しており
入射した光を反射する光反射部1は、一対の支持部2
a,2bで保持されており、これらの支持部2a,2b
を回転軸として傾くことができる。すなわち、支持部2
a,2bの回転軸は一致しており、支持部2a,2bは
光反射部1の重心の位置に配置されている。支持部2
a,2bから光反射部1の一方の端1tまでの距離1R
は、支持部2a,2bから光反射部1の他方の端1t’
までの距離1Lと同じにしてある。なお、これらの距離
1R、1Lを異ならせても良い。支持部2a,2bの幅
は2Wであり、後に説明する振動板4a,4bの共振振
動周波数に対して、十分小さなねじり振動周波数になる
ように設定される。
【0016】支持部2a、2bはそれぞれ片方の端を固
定台枠3で保持されている。固定台枠3の中央部は、凹
部である空洞部3’となっており、光反射板1が支持部
2a,2bの周りで必要な回転をするのに、支障の無い
ようになっている。一対の振動板4a、4bが一方の端
を固定台枠3で保持されて、他方の端をそれぞれ自由端
になるように形成されており、自由端側にはそれぞれ先
端駆動部5a,5bが形成されており、この先端駆動部
5a,5bの上面は所定の位置で光反射部1の下面に接
している。光反射部1が水平な位置の時、振動板4a,
4bも水平になっている。
【0017】振動板4a,4b上には、電極6a,6b
と、例えば圧電膜7a,7bと、電極8a,8bとがそ
れぞれ積層されて形成される駆動部9a,9bがそれぞ
れ形成されている。電極6a,6bと電極8a,8b間
に所定の電圧を印加することにより、固定台枠3と接続
する端を支点として、駆動部9a,9bにより、振動板
4a,4bはそれぞれユニモルフ(またはバイモルフ)
振動が可能である、すなわち先端駆動部5a,5bが、
矢印aの方向に振動する。振動板4a,4bの形状は、
ユニモルフ振動した場合、振動周波数が所定の共振周波
数になるように設定されている。
【0018】なお、この第1実施例においては、光反射
部1の両方の支持部2a,2b側にそれぞれ振動板4
a,4bを配置しているが、もちろん、例えば1枚の大
きな振動板を設ける構成であってもよい。
【0019】次に、光偏向器10の動作について説明す
る。図2は、図1におけるA−A’断面図であり、光偏
向器10の動作を説明するためのものである。なお、以
下の説明には、図1も参照のこと。
【0020】はじめに、振動板4a、4bを、駆動部9
a,9bにより、共振周波数近傍の周波数において同位
相で振動させる。振動板4a,4bの一端は固定台枠3
に固定されているので、先端駆動部5a,5bが矢印a
に示すように上下に振動する。振動が共振周波数で共振
する状態では、電極6a,6bと電極8a,8bに印加
する電圧が小さくても、すなわち、圧電膜7a,7bの
少ない駆動力でも振動板4a,4bを大きく振動させる
ことができ、先端駆動部5a,5bを大きく変位させる
ことができる。
【0021】振動板4a,4bが振動して、先端駆動部
5a,5bが上の方向に動いたとき、光反射部1は先端
駆動部5a、5bに押し上げられ、支持部2a、2bを
軸として、先端駆動部5a,5bが最大変位する位置ま
で、端1tを上方に最大角度で傾く。その後、先端駆動
部5a,5bは単振動の動きで上下方向の振動を繰り返
す。先端駆動部5a,5bが下方向に変位し、光反射部
1と離れると、光反射部1は、支持部2a,2bが回転
したことによる捻りの復元力により、水平になろうとす
る。
【0022】振動板4a,4bの共振周波数が低い場合
には、光反射部1は先端駆動部5a,5bが下方に移動
し更に上方に移動する期間に、ある角度まで戻って、再
び上に変位してきた先端駆動部5a,5bにより上方に
持ち上げられることを繰り返すことになるので、ある角
度の範囲で、光反射部は振動して、光を反射することが
できる。
【0023】一方、振動板4a,4bの共振周波数が十
分大きく、一方、支持部2a,2bの回転後のねじりに
よる復元の速度が小さくなるように設定した場合には、
光反射部1が元に戻ろうと動き出す前に、再び先端駆動
部5a,5bが光反射板と衝突し、これを繰り返すの
で、光反射部1はほぼ同じ角度に傾いたまま静止する。
【0024】光反射部1の傾き角、すなわち、光偏向の
角度については、振動板4a,4bの共振振動した場合
の最大変位量が、例えば圧電膜7a,7bの場合には、
圧電膜7a,7bの両側に設けた電極6a,6bと電極
8a,8bとの間の印加電圧の大きさに比例するので、
電圧制御で角度制御が可能である。
【0025】ここで、光反射部1を完全に静止させる場
合、傾いた光反射部1の戻りの速度に対して必要とされ
る振動板の最低の共振周波数を適切に選ばなければなら
ない。光反射部1の戻りはより遅い方がよいが、例えば
支持部2a,2bが固定台枠3に接続されていると、光
反射部1が傾いたときに支持部2a,2bにはねじりの
力が働き、ねじりバネ成分で光反射部1の戻り速度が速
くなってしまい、光反射部1を完全に静止できない場合
がある。このような場合、支持部2a,2bをできるだ
け細くするなどしてバネ成分を減らす方法もある。
【0026】その他に、図3に示すような方法もある。
図3は第1実施例の変更例を示す斜視図である。図3に
示すように、第1実施例の変更例の光偏向器10Aは、
第1実施例の光偏向器10において、支持部2a,2b
に代えて、支持部2a’2b’とし、固定台枠3にヒン
ジ2a1,2b1を新たに設けたものである。すなわ
ち、支持部2a’,2b’を固定台枠3に固定せずに、
ヒンジ2a1,2b1をして、保持する構造にすれば、
バネ成分がなくなり、戻り速度を遅くすることができ
る。このような構造は、ミクロンレベルの小型であって
も、表面マイクロマシン技術、犠牲層エッチング技術等
のマイクロマシン技術で作製することが可能である。な
お、図3には,駆動部9a,9bは図示していない。
【0027】以上、第1実施例の光偏向器10における
振動板4a,4bの駆動を同じにする場合について説明
したが、振動板4aと振動板4bと異なる位相で振動さ
せてもよい。この場合には、最初の光反射部1の偏向時
には、一方の振動板4aのみで光反射部1を持ち上げ
る。次に、振動板4aの先端駆動部5aが上方向に最大
変位して光反射部1から離れて戻るとき、光反射部1も
遅れて戻ろうとするが、そのときもう一方の振動板4b
の先端駆動部5bが上方向に変位してくるので、戻ろう
とする光反射部1を受け止めて静止させる。このような
動作の繰り返しによって、光反射部1の偏向角を一定の
位置で静止させることができる。
【0028】<第2実施例>図4は本発明の光偏向器の
第2実施例を示す斜視図である。図4に示すように、光
偏向器20において、所定厚さの矩形板形状を有する入
射した光を反射する光反射部11は、一対の支持部12
a,12bで保持されており、これらの支持部12a,
12bを回転軸として傾くことができる。すなわち、支
持部12a,12bの回転軸は一致しており、支持部1
2a,12bは光反射部11の重心の位置に配置されて
いる。支持部12a,12bから光反射部11の一方の
端11tまでの距離11Rは、支持部12a,12bか
ら光反射部11の他方の端11t’までの距離11Lと
同じにしてある。なお、これらの距離11R、11Lを
異ならせても良い。支持部12a,12bの幅は12W
であり、後に説明する振動板14a1,14b1,14
a2,14b2の振動周波数に対して、十分小さな共振
周波数になるように設定される。
【0029】支持部12a、12bはそれぞれ片方の端
を固定台枠13で保持されている。固定台枠13の中央
部は、凹部である空洞部13’となっており、光反射板
11が支持部12a,12bの周りで必要な回転をする
のに、支障の無いようになっている。一対の振動板14
a1、14b1が一方の端を固定台枠13の支持部13
Rで保持されて、他方の端をそれぞれ自由端になるよう
に形成されており、自由端側にはそれぞれ先端駆動部1
5a1,15b1が形成されており、この先端駆動部1
5a1,15b1の上面は所定の位置で光反射部11の
下面に接している。光反射部11が水平な位置の時、振
動板14a1,14b1も水平になっている。
【0030】一方、一対の振動板14a2、14b2が
一方の端を固定台枠13の支持部13Lで保持されて、
他方の端をそれぞれ自由端になるように形成されてお
り、自由端側にはそれぞれ先端駆動部15a2,15b
2が形成されており、この先端駆動部15a2,15b
2の下面は所定の位置で光反射部11の上面に接してい
る。光反射部11が水平な位置の時、振動板14a2,
14b2も水平になっている。支持部13Lと支持部1
3Rは対向している。
【0031】振動板15a1,15b1上には、電極1
6a1,16b1と、例えば圧電膜17a1,17b1
と、電極18a1,18b1とがそれぞれ積層されて形
成される駆動部19a1,19b1がそれぞれ形成され
ている。電極16a1,16b1と電極18a1,18
b1間に所定の電圧を印加することにより、固定台枠1
3の支持部13Rと接続する端を支点として、駆動部1
9a1,19b1により、振動板14a1,14b1は
それぞれユニモルフ(またはバイモルフ)振動が可能で
ある、すなわち先端駆動部15a1,15b1が、矢印
cの方向に振動する。振動板14a1,14b1の形状
は、ユニモルフ振動した場合、振動周波数が所定の共振
周波数になるように設定されている。
【0032】一方、振動板15a2,15b2上には、
電極16a2,16b2と、例えば圧電膜17a2,1
7b2と、電極18a2,18b2とがそれぞれ積層さ
れて形成される駆動部19a2,19b2がそれぞれ形
成されている。電極16a2,16b2と電極18a
2,18b2間に所定の電圧を印加することにより、固
定台枠3の支持部13Lと接続する端を支点として、駆
動部19a2,19b2により、振動板14a2,14
b2はそれぞれユニモルフ(またはバイモルフ)振動が
可能である、すなわち先端駆動部15a1,15b1
が、矢印dの方向に振動する。振動板14a2,14b
2の形状は、ユニモルフ振動した場合、振動周波数が所
定の共振周波数になるように設定されている。
【0033】次に、光偏向器20の動作について説明す
る。図5は、図4におけるB−B’断面図であり、第2
実施例の光偏向器20の動作を説明するためのものであ
る。なお、以下の説明には、図4も参照のこと。
【0034】はじめに、振動板14a1、14b1を、
駆動部19a1,19b1により、共振周波数近傍にお
いて同位相で振動させる。振動板14a1,14b1の
一端は支持部13Rに固定されているので、先端駆動部
15a1,15b1が矢印cに示すように上下に振動す
る。振動が共振周波数で共振する状態では、電極16a
1,16b1と電極18a1,18b1に印加する電圧
が小さくても、すなわち、圧電膜17a1,17b1の
少ない駆動力でも振動板14a1,14b1を大きく振
動させることができ、先端駆動部15a1,15b1を
大きく変位させることができる。
【0035】一方、振動板14a2、14b2を、駆動
部19a2,19b2により、共振周波数近傍において
同位相で、しかし振動板14a1,14b1とは異なる
位相であるが同じ周波数で振動させる。振動板14a
2,14b2の一端は支持部13Lに固定されているの
で、先端駆動部15a2,15b2が矢印dに示すよう
に上下に振動する。振動が共振周波数で共振する状態で
は、電極16a2,16b2と電極18a2,18b2
に印加する電圧が小さくても、すなわち、圧電膜17a
2,17b2の少ない駆動力でも振動板14a2,14
b2を大きく振動されることができ、先端駆動部15a
2,15b2を大きく変位させることができる。
【0036】振動板14a1,14b1が振動して、先
端駆動部15a1,15b1が上の方向に動いたとき、
光反射部11は先端駆動部15a1、15b1に押し上
げられ、支持部12a、12bを軸として、先端駆動部
15a1,15b1が最大変位する位置まで、矢印bの
方向に、端11tを上方に最大角度で傾く。その後、先
端駆動部15a1,15b1は単振動の動きで上下方向
の振動を繰り返す。先端駆動部15a1,15b1が下
方向に変位し、光反射部11と離れると、光反射部11
は、支持部12a,12bが回転したことによるねじり
(捻り)の復元力により、水平になろうとする。
【0037】このとき、振動板14a2,14b2は、
振動板14a1,14b1と異なる位相で振動している
ので、先端駆動部15a2,15b2が下の方向に動
き、光反射部11は先端駆動部15a2、15b2に押
し下げられ、その回転位置を保つ。これが交互に繰り返
される。すなわち、振動板14a2,14b2を振動板
14a1,14b1とは異なる位相で振動させることに
より、一方の振動板14a1,14b1が衝突して持ち
上げた光反射部11から離れたときに、他方の振動板1
4a2,14b2が光反射部11を押し下げる方向に衝
突して、光反射部11が元に戻ろうとするのを防ぎ、偏
向角度をより正確に、安定して一定に保つことができる
ようになっている。なお、振動板の動作については、第
1実施例で説明したのと同様であるので、説明を省略す
る。
【0038】<第3実施例>図6は本発明の光偏向器の
第3実施例を示す斜視図である。図6に示すように、光
偏向器30において、所定厚さの矩形板形状を有する入
射した光を反射する光反射部21は、一対の支持部22
a,22bで保持されており、これらの支持部22a,
22bを回転軸として傾くことができる。すなわち、支
持部22a,22bの回転軸は一致しており、支持部2
2a,22bは光反射部21の重心の位置に配置されて
いる。支持部22a,22bから光反射部21の一方の
端21tまでの距離21Rは、支持部22a,22bか
ら光反射部21の他方の端21t’までの距離21Lと
同じにしてある。なお、これらの距離21R、21Lを
異ならせても良い。支持部22a,22bの幅は22W
であり、後に説明する振動版24a1,24b1,24
a2,24b2の振動周波数に対して、十分小さな共振
周波数になるように設定される。
【0039】支持部22a、22bはそれぞれ片方の端
を固定台枠23で保持されている。固定台枠23の中央
部は、凹部である空洞部23’となっており、光反射板
21が支持部22a,22bの周りで必要な回転をする
のに、支障の無いようになっている。一対の振動板24
a1、24b1が一方の端を固定台枠23の支持部23
Rで保持されて、他方の端をそれぞれ自由端になるよう
に形成されており、自由端側にはそれぞれ先端駆動部2
5a1,25b1が形成されており、この先端駆動部2
5a1,25b1の上面は所定の位置で光反射部21の
下面に接している。光反射部21が水平な位置の時、振
動板24a1,24b1も水平になっている。
【0040】一方、一対の振動板24a2、24b2が
設けられており、支持部22a,22bに対して,一対
の振動板24a1、24b1と左右対称になっている。
すなわち、一対の振動板24a2、24b2が一方の端
を固定台枠23の支持部23Lで保持されて、他方の端
をそれぞれ自由端になるように形成されており、自由端
側にはそれぞれ先端駆動部25a2,25b2が形成さ
れており、この先端駆動部25a2,25b2の上面は
所定の位置で光反射部21の下面に接している。光反射
部21が水平な位置の時、振動板24a2,24b2も
水平になっている。
【0041】支持部23Lと支持部23Rは対向してい
る。振動板25a1,25b1上には、電極26a1,
26b1と、例えば圧電膜27a1,27b1と、電極
28a1,28b1とがそれぞれ積層されて形成される
駆動部29a1,29b1がそれぞれ形成されている。
電極26a1,26b1と電極28a1,28b1間に
所定の電圧を印加することにより、固定台枠23の支持
部23Rと接続する端を支点として、駆動部29a1,
29b1により、振動板24a1,24b1はそれぞれ
ユニモルフ(またはバイモルフ)振動が可能である、す
なわち先端駆動部25a1,25b1が、矢印eの方向
に振動する。振動板24a1,24b1の形状は、ユニ
モルフ振動した場合、振動周波数が所定の共振周波数に
なるように設定されている。
【0042】一方、振動板25a2,25b2上には、
電極26a2,26b2と、例えば圧電膜27a2,2
7b2と、電極28a2,28b2とがそれぞれ積層さ
れて形成される駆動部29a2,29b2がそれぞれ形
成されている。電極26a2,26b2と電極28a
2,28b2間に所定の電圧を印加することにより、固
定台枠23の支持部23Lと接続する端を支点として、
駆動部29a2,29b2により、振動板24a2,2
4b2はそれぞれユニモルフ(またはバイモルフ)振動
が可能である、すなわち先端駆動部25a2,25b2
が、矢印fの方向に振動する。振動板24a2,24b
2の形状は、ユニモルフ振動した場合、振動周波数が所
定の共振周波数になるように設定されている。
【0043】次に、光偏向器30の動作について説明す
る。図7は図6におけるC−C’断面図であり、第3実
施例の光偏向器30の動作を説明するためのものであ
る。なお、以下の説明には、図6も参照のこと。
【0044】はじめに、電極26a1,26b1と電極
28a1,28b1との間に、交流電源32a,32b
により所定の電圧を印加して、振動板24a1、24b
1を、駆動部219a1,19b1により、共振周波数
近傍において同位相で振動させる。振動板24a1,2
4b1の一端は支持部23Rに固定されているので、先
端駆動部25a1,15b1が矢印eに示すように上下
に振動する。振動が共振周波数で共振する状態では、電
極26a1,26b1と電極28a1,28b1に印加
する電圧が小さくても、すなわち、圧電膜27a1,2
7b1の少ない駆動力でも振動板24a1,24b1を
大きく振動させることができ、先端駆動部25a1,2
5b1を大きく変位させることができる。
【0045】振動板24a1,24b1が振動して、先
端駆動部25a1,25b1が上の方向に動いたとき、
光反射部21は先端駆動部25a1、25b1に押し上
げられ、支持部22a、22bを軸として、先端駆動部
25a1,25b1が最大変位する位置まで、矢印gの
反時計方向に、端21tを上方に最大角度で傾く。その
後、先端駆動部25a1,25b1は単振動の動きで上
下方向の振動を繰り返す。
【0046】先端駆動部25a1,25b1が下方向に
変位し、光反射部21から離れると、光反射部21は、
支持部22a,22bが回転したことによるねじり(捻
り)の復元力により、水平になろうとする。振動板24
a1,24b1の共振周波数が低い場合には、光反射部
21は先端駆動部25a1,25b1が下方に移動し更
に上方に移動する期間に、ある角度まで戻って、再び上
に変位してきた先端駆動部25a1,25b1により上
方に持ち上げられることを繰り返すことになるので、あ
る角度の範囲で、光反射部21は振動して、光を反射す
ることができる。
【0047】一方、振動板24a1,24b1の共振周
波数が十分大きく、一方、支持部22a,22bの回転
後のねじりによる復元の速度が小さくなるように設定し
た場合には、光反射部21が元に戻ろうと動き出す前
に、再び先端駆動部25a1,25b1が光反射部21
と衝突し、これを繰り返すので、光反射部21はほぼ同
じ角度に傾いたまま静止する。
【0048】光反射部21の傾き角、すなわち、光偏向
の角度については、振動板24a1,24b1の共振振
動した場合の最大変位量が、例えば圧電膜27a1,2
7b1の場合には、圧電膜27a1,27b1の両側に
設けた電極26a1,26b1と電極28a1,28b
1との間の印加電圧の大きさに比例するので、電圧制御
で角度制御が可能である。例えば光偏向角の範囲は0度
からα度となる。なお、α度は振動板の振動により光反
射部を傾けることのできる最大角度を示す。
【0049】ここで、他の一対の振動板24a2,24
b2は、先端駆動部25a2,25b2を介して光反射
部21により、下方に押し下げられ、変形する。この変
形量に応じて、圧電膜27a2,27b2からのピエゾ
出力を電極26a2,26b2と電極28a2,28b
2との間に取り出すことができる。このピエゾ出力を電
圧計31a、31bでモニタして、光偏向角の制御に用
いることができる。
【0050】一方、一対の振動板24a2,24b2を
振動させ、一対の振動板24a1,24b1をモニタに
用いることにより、光反射部21を支持部22a,22
bの周りで矢印gの時計方向に、上述の場合と同様にし
て、0度からα度の範囲で光偏向角を変えることができ
る。本第3実施例の光偏向器30においては、光偏向角
±α度の範囲で変更でき、その範囲の所定の角度を正確
にかつ安定に保持することができる。
【0051】振動板24a1,24b1,24a2,2
4b2の振動には共振振動を利用するので、大きな変位
を得ることができ、それによって持ち上げられた光反射
部21も大きな偏向角を得ることができる。また、振動
板24a1,24b1,24a2,24b2と光反射部
21とは切り離され、振動板24a1,24b1,24
a2,24b2の押す力で光反射部21が傾くので、振
動板24a1,24b1,24a2,24b2の共振周
波数を早くすれば光反射部21は最大変位した位置から
下がろうとしても振動板24a1,24b1,24a
2,24b2が高速で連続して衝突するのでほぼ一定の
偏向角で光反射部21を静止させることが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光偏向器
は、一端が光反射部の下部に近接配置され、他端が固定
台枠に保持された振動板を設け、前記振動板の一端を一
対の支持部のねじり振動周波数より高い前記振動板の共
振周波数で振動させて前記光反射部の前記下部に衝突さ
せ、前記光反射部が前記一対の支持部を中心として所定
角度だけ傾斜させた状態に保持できるようにしたことに
より、構造が簡単で低電圧駆動が可能で、しかも光偏向
角を大きくできると共に光偏向角を一定に保持できる光
偏向器を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光偏向器の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1におけるA−A’断面図である。
【図3】第1実施例の変更例を示す斜視図である。
【図4】本発明の光偏向器の第2実施例を示す斜視図で
ある。
【図5】図4におけるB−B’断面図である。
【図6】本発明の光偏向器の第3実施例を示す斜視図で
ある。
【図7】図6におけるC−C’断面図である。
【図8】第1従来例の光偏向器を示す分解斜視図であ
る。
【図9】第2従来例の光偏向器を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…光反射部、1t、1t’…端、2a,2b…支持
部、3…固定台枠、3’…空洞部、4a,4b…振動
版、5a,5b…先端駆動部(一端)、6a,6b…電
極、7a,7b…圧電膜、8a,8b…電極、9a,9
b…駆動部、10…光偏向器、11…光反射部、11
t、11t’…端、12a,12b…支持部、13…固
定台枠、13’…空洞部、13R,13L…支持部、1
4a1,14a2,14b1,14b2…振動版、15
a1,15a2,15b1,15b2…先端駆動部、1
6a1,16a2,16b1,16b2…電極、17a
1,17a2,17b1,17b2…圧電膜、18a
1,18a2,18b1,18b2…電極、19a1,
19a2,19b1,19b2…駆動部、20…光偏向
器,21…光反射部、21t、21t’…端、22a,
22b…支持部、23…固定台枠、23’…空洞部、2
3R,23L…支持部、24a1,24a2,24b
1,24b2…振動版、25a1,25a2,25b
1,25b2…先端駆動部、26a1,26a2,26
b1,26b2…電極、27a1,27a2,27b
1,27b2…圧電膜、28a1,28a2,28b
1,28b2…電極、29a1,29a2,29b1,
29b2…駆動部、30…光偏向器、31a,31b…
電圧計、32a,32b…電源、50A…光偏向器、5
0B…光偏向器、51…支持部、52…指示部、53…
振動体、54…外枠部、54a…開口部、55…ミラー
反射部、56…梁部、57…固定電極、58…固定電
極、59…ベース、60…永久磁石、61…永久磁石、
62…駆動用コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空洞部を有する固定台枠と、 前記空洞部内に配置された光反射部と、 一端が前記光反射部に支持され、他端が前記固定台枠に
    保持された一対の支持部と、を有する光偏向器であっ
    て、 一端が前記光反射部の下部に近接配置され、他端が前記
    固定台枠に保持された振動板を設け、 前記振動板の一端を前記一対の支持部のねじり振動周波
    数より高い前記振動板の共振周波数で振動させて前記光
    反射部の前記下部に衝突させ、前記光反射部が前記一対
    の支持部を中心として所定角度だけ傾斜させた状態に保
    持できるようにしたことを特徴とする光偏向器。
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