JP2002283137A - 切断加工方法およびその装置 - Google Patents

切断加工方法およびその装置

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JP2002283137A
JP2002283137A JP2001080447A JP2001080447A JP2002283137A JP 2002283137 A JP2002283137 A JP 2002283137A JP 2001080447 A JP2001080447 A JP 2001080447A JP 2001080447 A JP2001080447 A JP 2001080447A JP 2002283137 A JP2002283137 A JP 2002283137A
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cutting tool
cutting
stenosis
work
input
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JP2001080447A
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Toshio Ito
利男 伊藤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断中の狭窄による切断工具の破損を未然に
防止するようにした切断加工方法およびその装置を提供
することにある。 【解決手段】 ワークWを切断工具Tで切断加工すると
共に前記切断工具かを自動制御せしめる制御装置57を
備えた切断機1において、前記切断工具Tの移動量を検
出せしめる切断工具移動量検出装置53を前記切断機1
に備えると共に、前記制御装置57に、入出力装置6
1、ワークWの予め設定された狭窄位置Lを記憶せしめ
ておく狭窄位置・メモリ65、前記切断工具移動量検出
装置53で検出された実際の切断工具Wの移動量と狭窄
位置・メモリ65に記憶された狭窄位置とを比較判断す
る比較判断装置67、この比較判断装置67でワークW
の端面からの実際の切断工具Tの移動量が前記狭窄位置
Lに一致したときに前記切断機1を一時停止せしめる停
止用指令部69を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断加工機にお
いて、ワーク(材料)の内部応力により切断工具が挟み
込まれてしまい、切断工具が破損してしまうことを防止
するようにした切断加工方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断加工装置としての例えばバン
ドソー自動機では、スケジュールが完了するまで切断動
作を継続させている。この切断動作中は何か異常を検出
するか、人手による操作によりバンドソー自動機を停止
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バンドソー
自動機において、狭窄では、自動運転中は鋸刃がワーク
に挟まれて、鋸刃が回転できなくなって初めてエラーと
判断され停止となるが、これではすでに鋸刃は破損状態
となって鋸刃が使用できなくなってしまうという問題が
あった。
【0004】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、切断中の狭窄による切断工
具の破損を未然に防止するようにした切断加工方法およ
びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断加工方法は、切断機に
備えた切断工具でワークを切断加工している切断加工中
に、前記ワークの予め設定された狭窄位置に前記切断工
具が到達したとき、前記切断機を一時停止せしめること
を特徴とするものである。
【0006】したがって、切断工具がワークの予め設定
された狭窄位置に到達したとき、前記切断機が自動的に
一時停止されるから、狭窄が防止される。而して、狭窄
により切断工具が破損していたため切断工具寿命が極め
て短かったものがこれにより切断工具寿命の向上が図ら
れる。
【0007】請求項2によるこの発明の切断加工装置
は、ワークを切断工具で切断加工すると共に前記切断工
具を自動制御せしめる制御装置を備えた切断機におい
て、前記切断工具の移動量を検出せしめる切断工具移動
量検出装置を前記切断機に備えると共に、前記制御装置
に、入出力装置、ワークの予め設定された狭窄位置を記
憶せしめておく狭窄位置・メモリ、前記切断工具移動量
検出装置で検出された実際の切断工具の移動量と狭窄位
置・メモリに記憶された狭窄位置とを比較判断する比較
判断装置、この比較判断装置でワークの端面からの実際
の切断工具の移動量が前記狭窄位置に一致したときに前
記切断機を一時停止せしめる停止用指令部を備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0008】したがって、切断加工中の切断工具の位置
が切断工具移動量検出装置により常時検出され、この検
出された切断工具の実際の位置と、入出力装置により入
力され狭窄位置・メモリに記憶されていたワークの予め
設定された狭窄位置とが、比較判断装置に取り込まれ
て、切断工具の実際の位置とワークの予め設定された狭
窄位置とが比較判断される。そして、ワークの端面から
の実際の切断工具の移動量が前記狭窄位置に一致したと
きに、停止用指令部により前記切断機が自動的に一時停
止されるから、狭窄が防止される。而して、狭窄により
切断工具が破損していたため切断工具寿命が極めて短か
ったものがこれにより切断工具寿命の向上が図られる。
【0009】請求項3によるこの発明の切断加工装置
は、請求項2記載の切断加工装置において、前記入出力
装置が、画面入出力装置であることを特徴とするもので
ある。
【0010】したがって、入出力装置として画面入出力
装置を使用することにより、ワークの材質、大きさ、予
め設定された狭窄位置等を間違いなく、容易に、しかも
確実に入力される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図4を参照するに、切断機としての例えば
横型帯鋸盤1における基台上には、例えば棒材などのワ
ークWを載置するワークテーブル3が設けられている。
このワークテーブル3には、ワークWを挟時固定するバ
イス装置5が装着されている。
【0013】このバイス装置5に挟時固定されたワーク
Wを切削するために、基台の上方にはエンドレス状の走
行自在な切断工具としての帯鋸刃Tを備えたC型の鋸刃
ハウジング(図示省略)が設けられている。より詳細に
は鋸刃ハウジングの内部には、駆動ホイール7が駆動軸
9を介して、従動ホイール11が回転軸13を介してそ
れぞれ回転自在に設けられており、駆動ホイール7と従
動ホイール11とには、前記エンドレス状の帯鋸刃Tが
巻回されている。前記駆動軸9は、例えばチェン、ベル
トなどの連結部材15を介してサーボモータ17の回転
軸19に連動連結されている。この回転軸19にはロー
タリエンコーダ21が連結されている。
【0014】切削領域において帯鋸刃TをワークWに対
して垂直に案内支持するために鋸刃ハウジングの適宜位
置には左右の鋸刃ガイド23L、23Rが設けられてい
る。前記鋸刃ハウジングはヒンジピン25、リフトシリ
ンダ27などを介して上下方向に回動自在に支承されて
いる。より詳細には、前記ワークテーブル3にはリフト
シリンダ27が設けられており、このリフトシリンダ2
7には上下動自在なピストンロッド29が設けられてい
ると共に、ピストンロッド29の先端部は、鋸刃ハウジ
ングの適宜位置に連結されている。
【0015】また、リフトシリンダ27内に油圧を供
給、排出するために、リフトシリンダ27には油圧回路
31が設けられている。すなわち、リフトシリンダ27
には配管33が接続されてており、この配管33には逆
止弁35、切換弁37、駆動モータ39を備えたポンプ
41、タンク43がそれぞれ設けられていると共に前記
逆止弁35と並列して配管45が接続されている。
【0016】したがって、切換弁37を適宜に操作して
リフトシリンダ27内に圧油を供給、排出することによ
り、ピストンロッド29を上下方向に回動させることが
できる。
【0017】前記帯鋸刃Tの切込み速度を設定制御する
ために、前記配管45には流量制御弁47が設けられて
いる。したがって、流量制御弁47を適宜に操作するこ
とにより、リフトシリンダ27から排出される圧油の流
量が設定制御され切込み速度が設定制御される。
【0018】実際の切込み速度を検出するためのに、前
記ヒンジピン25には、一体的に歯車49が設けられて
いると共に適宜位置にはこの歯車49に噛合した歯車5
1を備えた切断工具移動検出装置としての一例のロータ
リエンコーダ53が設けられている。前記リフトシリン
ダ27には圧力計55が接続されている。
【0019】前記横型帯鋸盤1を制御するために制御装
置57が設けられており、この制御装置57には前記ロ
ータリエンコーダ21、53および圧力計55がそれぞ
れ接続されている。
【0020】前記制御装置57は、図1に示されている
ように、CPU59を備えており、このCPU59には
入出力装置としての画面入出力装置61、画面選択機能
装置63がそれぞれ接続されている。しかも、前記画面
入出力装置61の一例としては、図2に示されているよ
うに、CRT画面を備えた表示装置61Aとキーボー
ド、マウスを備えた入力装置61Bとからなっている。
また、CPU59には前記ロータリエンコーダ21、5
3および圧力計55がそれぞれ接続されている。
【0021】さらに、前記CPU59には予め設定され
た狭窄位置が入力装置61Bより入力されると、狭窄位
置が記憶される狭窄位置・メモリ65が接続されている
と共に、狭窄位置・メモリ65に記憶された予め設定さ
れた狭窄位置とロータリエンコーダ53で検出されたワ
ークWの端面からの実際の距離とが比較判断される比較
判断装置67が接続されている。さらに、ロータリエン
コーダ53で検出されたワークWの端面からの実際の距
離が、狭窄位置・メモリ65に記憶された予め設定され
た狭窄位置と一致した場合に横型帯鋸盤1を一時的に自
動停止せしめるための停止用指令部69が接続されてい
る。
【0022】上記構成により、画面選択機能装置63を
操作して、例えば図2に示されているような表示装置6
1AにおけるCRT画面を選択する。そして、このCR
T画面に表示された指示に基づいて、例えば狭窄材料で
あるワークWの材質、大きさ(径)、狭窄位置のそれぞ
れを作業者が入力装置61Bのキーボード、マウスを用
いて入力せしめる。この状態で図3に示されているフロ
ーチャートに基づいて、ステップS1で横型帯鋸盤1を
起動せしめる。そして、起動中にステップS2でワーク
Wの材質が狭窄材料であると判断されると、ステップS
3に進み、切断加工が開始され、ステップS4でロータ
リエンコーダ53で検出されたワークWの端面からの実
際の距離が、狭窄位置・メモリ65に記憶された予め設
定された狭窄位置Lと一致した場合には、ステップS5
で停止用指令部69から横型帯鋸盤1に停止用指令が出
されて横型帯鋸盤1が一時的に自動停止される。
【0023】したがって、横型帯鋸盤1が一時的に自動
停止されることにより、狭窄を防止することができる。
而して、狭窄により切断工具が破損していたため切断工
具寿命が極めて短かったものがこれにより切断工具寿命
の向上を図ることができる。
【0024】しかも、入出力装置として画面入出力装置
61を使用することにより、ワークWの材質、大きさ、
予め設定された狭窄位置等を間違いなく、容易に、しか
も確実に入力せしめることができる。
【0025】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、切断工
具がワークの予め設定された狭窄位置に到達したとき、
前記切断機が自動的に一時停止されるから、狭窄を防止
することができる。而して、狭窄により切断工具が破損
していたため切断工具寿命が極めて短かったものがこれ
により切断工具寿命の向上を図ることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、切断加工中の切
断工具の位置が切断工具移動量検出装置により常時検出
され、この検出された切断工具の実際の位置と、入出力
装置により入力され狭窄位置・メモリに記憶されていた
ワークの予め設定された狭窄位置とが、比較判断装置に
取り込まれて、切断工具の実際の位置とワークの予め設
定された狭窄位置とが比較判断される。そして、ワーク
の端面からの実際の切断工具の移動量が前記狭窄位置に
一致したときに、停止用指令部により前記切断機が自動
的に一時停止されるから、狭窄を防止することができ
る。而して、狭窄により切断工具が破損していたため切
断工具寿命が極めて短かったものがこれにより切断工具
寿命の向上を図ることができる。
【0028】請求項3の発明によれば、入出力装置とし
て画面入出力装置を使用することにより、ワークの材
質、大きさ、予め設定された狭窄位置等を間違いなく、
容易に、しかも確実に入力せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の横型帯鋸盤を制御するための制御装
置の構成ブロックを示した図である。
【図2】画面入出力装置の一例を示した斜視図である。
【図3】この発明の切断加工方法のフローチャート図で
ある。
【図4】この発明の横型帯鋸盤の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 3 ワークテーブル 5 バイス装置 25 ヒンジピン 27 リフトシリンダ 29 ピストンロッド 53 ロータリエンコーダ(切断工具移動検出装置) 57 制御装置 59 CPU 61 画面入出力装置 63 画面選択機能装置 65 狭窄位置・メモリ 67 比較判断装置 69 停止用指令部 W ワーク T 帯鋸刃(切断工具) L 狭窄位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機に備えた切断工具でワークを切断
    加工している切断加工中に、前記ワークの予め設定され
    た狭窄位置に前記切断工具が到達したとき、前記切断機
    を一時停止せしめることを特徴とする切断加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークを切断工具で切断加工すると共に
    前記切断工具を自動制御せしめる制御装置を備えた切断
    機において、前記切断工具の移動量を検出せしめる切断
    工具移動量検出装置を前記切断機に備えると共に、前記
    制御装置に、入出力装置、ワークの予め設定された狭窄
    位置を記憶せしめておく狭窄位置・メモリ、前記切断工
    具移動量検出装置で検出された実際の切断工具の移動量
    と狭窄位置・メモリに記憶された狭窄位置とを比較判断
    する比較判断装置、この比較判断装置でワークの端面か
    らの実際の切断工具の移動量が前記狭窄位置に一致した
    ときに前記切断機を一時停止せしめる停止用指令部を備
    えてなることを特徴とする切断加工装置。
  3. 【請求項3】 前記入出力装置が、画面入出力装置であ
    ることを特徴とする請求項2記載の切断加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234473A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼材の切断方法および切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234473A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼材の切断方法および切断装置

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