JP2002283084A - レーザ加工方法及び装置 - Google Patents

レーザ加工方法及び装置

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JP2002283084A JP2001089396A JP2001089396A JP2002283084A JP 2002283084 A JP2002283084 A JP 2002283084A JP 2001089396 A JP2001089396 A JP 2001089396A JP 2001089396 A JP2001089396 A JP 2001089396A JP 2002283084 A JP2002283084 A JP 2002283084A
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Shinji Takahashi
慎治 高橋
Masanari Watanabe
眞生 渡辺
Takashi Akaha
崇 赤羽
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    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/362Laser etching
    • B23K26/364Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な形状の溝等の微細加工に柔軟に対処し
得るレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 加工対象4を搭載するX軸テーブル15
のみならずマスク3を搭載するM軸テーブル10も移動
可能に形成するとともに、両者を同期させて移動し、マ
スク3で整形されたレーザ光1を結像光学系5を介して
加工対象4に照射して、例えば深さが連続的に変化する
溝等、任意の形状を柔軟に微細加工し得るようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はレーザ加工方法及び
装置に関し、特に溝の深さを連続的に変化させてテーパ
溝とする場合等、多様な形状の溝を微細加工する場合に
適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】μmオーダの溝を形成する等、微細加工
に最適な加工装置としてレーザ加工装置が知られてい
る。従来技術に係るこの種のレーザ加工装置は、加工用
のレーザ光を照射するレーザ発振器(例えばエキシマレ
ーザ発振器)と、前記レーザ光を所定形状に整形するマ
スクと、このマスクを透過したレーザ光を加工対象上に
結像させる結像光学系と、前記加工対象を載置する加工
ステージを任意の方向に移動するテーブルとを有してお
り、マスクを透過することにより所定の形状に整形され
たレーザ光を結像光学系を介して加工対象上に縮小投影
するとともに、この状態でテーブルを移動してこれと一
体的に移動する加工ステージ上の加工対象上に所望の加
工形状を形成する。例えば、直線的な溝を形成する場合
には、結像光学系により加工対象上に溝幅に対応するレ
ーザ光を縮小投影するとともに、かかる状態で所定距離
直線移動する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
係るレーザ加工装置においては、例えば溝を微細加工す
る場合、溝の深さは一定のものに制限されてしまう。加
工対象に対して照射されるレーザ光の光量は常に一定で
あるからである。すなわち、例えば深さが連続的に変化
するテーパ状の溝、深さが段階的に変化する階段状の溝
等、種々の多様な加工形状を微細加工することはでき
ず、加工形状が限定されてしまっていた。 【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、多様な形
状の溝等の微細加工に柔軟に対処し得るレーザ加工方法
及び装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の点を特徴とする。 【0006】1) マスクを透過させることにより整形
したレーザ光を結像光学系により加工ステージ上の加工
対象上に結像させ、加工ステージを移動することにより
加工対象に所定の形状を形成するレーザ加工方法におい
て、前記マスクを、前記加工ステージとの相対的な位置
関係が所定通りになるよう同期させて移動しながら前記
加工対象を加工すること。 【0007】2) 上記1)に記載するレーザ加工方法
において、マスクの移動速度は、加工ステージの移動速
度に結像光学系の縮小倍率を掛けた速度として同期移動
させることにより溝の深さが連続的に変化するテーパ状
の溝を形成すること。 【0008】3) 加工用のレーザ光を照射するレーザ
発振器と、前記レーザ光を所定形状に整形するマスク
と、このマスクを透過したレーザ光を加工対象上に結像
させる結像光学系と、前記加工対象を載置する加工ステ
ージを任意の方向に移動するテーブルとを有するレーザ
加工装置において、マスクを水平面内における一方向に
移動可能に形成するとともに、前記マスクと前記テーブ
ルとの相対的な位置関係が所定通りになるよう同期させ
て移動するように構成したこと。 【0009】4) 加工用のレーザ光を照射するレーザ
発振器と、前記レーザ光を所定形状に整形するマスク
と、このマスクを透過したレーザ光を加工対象上に結像
させる結像光学系と、前記加工対象を載置する加工ステ
ージを任意の方向に移動するテーブルとを有するレーザ
加工装置において、マスクは、透過するレーザ光を、異
なる形状に整形するための複数個の透過部を有するとと
もに、水平面内における互いに直交する二方向に移動可
能に形成し、さらに前記マスクと前記テーブルとの相対
的な位置関係が所定通りとなるよう同期させて移動する
ように構成したこと。 【0010】5) 上記3)又は4)に記載するレーザ
加工装置において、加工ステージを移動するテーブルの
移動制御は、パルス数に基づくその移動距離及びパルス
間隔に基づくその移動速度を予め設定してあるレーザ加
工装置制御手段から送出するパルスが、上記テーブルの
移動量を検出する移動量検出手段からのフィードバック
値と一致するまで駆動源を駆動することにより行う一
方、マスクの移動制御は、上記レーザ加工装置制御手段
に設定したパルス数及びパルス間隔に基づき加工ステー
ジの移動速度との速度比を考慮して設定する移動距離及
び移動速度で同期制御手段から送出するパルスが、上記
マスクの移動量を検出する移動量検出手段からのフィー
ドバック値と一致するまで駆動源を駆動することにより
行うこと。 【0011】6) 上記5)に記載するレーザ加工装置
において、マスクの移動速度は、加工ステージの移動速
度に結像光学系の縮小倍率を掛けた速度とすること。 【0012】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0013】図1は本発明の実施の形態に係るレーザ加
工装置を概念的に示す説明図である。同図に示すよう
に、当該レーザ加工装置は、加工用のレーザ光1を照射
するレーザ発振器2、レーザ光1を所定形状に整形する
マスク3、このマスク3を透過したレーザ光1を加工対
象4上に結像させる結像光学系5、加工対象4を載置す
る加工ステージ6及び加工ステージ6をX軸方向(図の
左右方向)に移動すべく定盤7上を同方向に移動するX
軸テーブル8を有する。 【0014】当該レーザ加工装置においては、マスク3
も、フーム9で形成する水平面上をX軸方向に移動し得
るように構成してある。すなわち、マスク3はフレーム
9上をX軸方向に移動可能に形成したM軸テーブル10
に載置してあり、このM軸テーブル10と一体的に移動
する。フレーム9は支持部11を介して全反射ミラー1
2を、また支持部13を介して結像光学系5を支持する
固定部となっている。加工ステージ6はZ軸テーブル1
4の上面に、またZ軸テーブル14はY軸テーブル15
の上面に、さらにY軸テーブル15はX軸テーブル8の
上面にそれぞれ載置され、Z軸方向(図の上下方向)及
びY軸方向(図の紙面と直角な方向)にそれぞれ移動す
るように構成してある。すなわち、加工ステージ6は空
間をXYZ軸の何れの方向にも移動可能に構成してあ
る。 【0015】かかる本形態において、レーザ発振器2か
ら水平方向に照射されたレーザ光1は、全反射ミラー1
2で垂直下方にその光路を変更され、マスク3の透過部
3aを透過することにより所定の形状に整形され、結像
光学系5を介して加工対象4に縮小投影される。ここ
で、マスク3とX軸テーブル8との相対的な位置関係が
所定通りになるよう同期させて両者を移動することによ
り加工対象4に所望の形状を微細加工する。この場合の
制御の具体的内容については後に詳述する。 【0016】図2は上記実施の形態に係るレーザ加工装
置の制御系を示すブロック線図である。同図において
は、X軸テーブル8の制御系についてのみ示すが、Y軸
テーブル15及びZ軸テーブル14についてもX軸テー
ブル8の制御系と同様の制御系を構成している。 【0017】図2に示すように、X軸テーブル8の移動
はレーザ加工装置制御部16の制御によりX軸テーブル
ドライバ17を介して行われる。すなわち、レーザ加工
装置制御部16にはX軸制御距離(パルス数)及び速度
(パルス間隔)が予め設定してある。一方、X軸テーブ
ルドライバ17はレーザ加工装置制御部16からの送り
出しパルスを受取り、その値がエンコーダ19からのフ
ィードバック値と一致するまでモータ18を回転させ、
このモータ18を駆動源とてしX軸テーブル8の移動を
制御する。ここで、送り出しパルスの速度がモータ18
の応答速度よりも早い場合、フィードバック情報が遅延
するが、この場合には一時的にX軸テーブルドライバ1
7の中で溜まり、パルスとして蓄積・記憶される。そし
て、このパルスが無くなるまで、X軸テーブルドライバ
17がモータ18の駆動制御を継続する。 【0018】X軸テーブル8及びM軸テーブル10を同
期させて同量づつ移動させる制御を行う場合に肝要なこ
とは、X軸テーブル8とM軸テーブル10との速度比
が、結像光学系5の縮小倍率と一致するように制御する
ことである。例えば、結像光学系5の縮小倍率が4.2
9倍の場合、X軸テーブル8の速度をVX とすると、M
軸テーブル10の速度VM は4.29VX とする。そこ
で、上述の如くX軸制御距離及び速度をレーザ加工装置
制御部16に設定するのに対応させてX軸−M軸同期制
御部20に縮小倍率(速度比)を設定する。このことに
より、X軸−M軸同期制御部20がM軸制御距離及び速
度を演算し、演算した値をM軸テーブル制御ドライバ2
1へ送出してM軸テーブル10を移動させる。このM軸
テーブル10の移動は、モータ22及びエンコーダ23
を用いた、X軸テーブル8と同態様の制御により行う。 【0019】本形態におけるレーザ発振器2はパルスレ
ーザ発振器であり、レーザ発振器制御部24でその発振
を制御される。すなわち、X軸−M軸同期制御部20か
ら送出されるパルス幅及びパルス数を表す信号に基づき
レーザ発振器2がその間隔及び数のパルスレーザ光を照
射するよう制御する。このときのレーザ発振パルスの間
隔は一定である。このため、テーブル加減速領域でパル
スレーザを照射すれば、加工のバラツキを招く。したが
って、テーブル等速領域のみでパルスレーザ光を照射す
ることとした。しかし、テーブル搭載負荷と等速領域の
関係を厳密に把握することが困難なため、テーブル移動
距離をほぼフルストロークにし、ストローク中央付近を
加工領域(レーザ照射領域)とした。 【0020】図3は上記実施の形態に係るレーザ加工装
置における加工時の態様を示す説明図である。本例はX
軸テーブル8とM軸テーブル10とを同期して同時に移
動する場合である。X軸テーブル8とM軸テーブル10
との図中右方向移動により、マスク3の透過部3aとレ
ーザ光1(網点部分;以下同じ。)との位置関係が図3
(a)に示す状態になったとき、加工対象4の溝4aは
その底部が傾斜した形状となる。移動が継続され図3
(b)の状態になるまで、同様のテーパ状の溝4aの成
形が行われる。かかる状態から、さらに移動を継続すれ
ば、図3(c)に示す形状の溝4aとなる。 【0021】上述の如く、例えば図3(b)に示す状態
でX軸テーブル8及びM軸テーブル10の移動を停止す
れば、テーパ状の底部を有する溝4aを微細加工するこ
とができる。 【0022】上記実施の形態に係るレーザ加工装置にお
いては、X軸テーブル8及びM軸テーブル10の移動距
離及び移動速度を任意に設定して両者の移動の同期をと
ることにより、加工対象4に対するレーザ光1の照射光
量を調節して所望の深さ形状の溝等、多様な形状を微細
加工することができる。すなわち、溝の底部が段階的に
階段状に変化する形状とする等、任意の形状を形成する
ことができる。 【0023】さらに、M軸テーブル10は、X軸方向の
みに移動するように構成したが、これに限定する必要は
ない。X軸方向と直角な水平方向であるY軸方向にも移
動可能に形成することもできる。この場合には、例えば
マスク3をY軸方向に移動して形状が異なる他の透過部
に交換することができる。すなわち、例えば幅狭の溝を
形成した後、続けてこれよりも幅広の溝を形成するとい
う用途に適用することができ、この場合には、加工のタ
クトタイムの短縮に寄与する。 【0024】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
た通り、〔請求項1〕に記載する発明は、マスクを透過
させることにより整形したレーザ光を結像光学系により
加工ステージ上の加工対象上に結像させ、加工ステージ
を移動することにより加工対象に所定の形状を形成する
レーザ加工方法において、前記マスクを、前記加工ステ
ージとの相対的な位置関係が所定通りになるよう同期さ
せて移動しながら前記加工対象を加工するので、一定形
状だけでなく、テーパ状、階段状等、種々の多様な加工
形状を加工対象に微細加工することができる。 【0025】〔請求項2〕に記載する発明は、〔請求項
1〕に記載するレーザ加工方法において、マスクの移動
速度は、加工ステージの移動速度に結像光学系の縮小倍
率を掛けた速度として同期移動させることにより溝の深
さが連続的に変化するテーパ状の溝を形成するので、テ
ーパ状の溝を容易且つ確実に形成することができる。 【0026】〔請求項3〕に記載する発明は、加工用の
レーザ光を照射するレーザ発振器と、前記レーザ光を所
定形状に整形するマスクと、このマスクを透過したレー
ザ光を加工対象上に結像させる結像光学系と、前記加工
対象を載置する加工ステージを任意の方向に移動するテ
ーブルとを有するレーザ加工装置において、マスクを水
平面内における一方向に移動可能に形成するとともに、
前記マスクと前記テーブルとの相対的な位置関係が所定
通りになるよう同期させて移動するように構成したの
で、一定形状だけでなく、テーパ状、階段状等、種々の
多様な加工形状を加工対象に微細加工することができ
る。 【0027】〔請求項4〕に記載する発明は、加工用の
レーザ光を照射するレーザ発振器と、前記レーザ光を所
定形状に整形するマスクと、このマスクを透過したレー
ザ光を加工対象上に結像させる結像光学系と、前記加工
対象を載置する加工ステージを任意の方向に移動するテ
ーブルとを有するレーザ加工装置において、マスクは、
透過するレーザ光を、異なる形状に整形するための複数
個の透過部を有するとともに、水平面内における互いに
直交する二方向に移動可能に形成し、さらに前記マスク
と前記テーブルとの相対的な位置関係が所定通りとなる
よう同期させて移動するように構成したので、〔請求項
3〕に記載する発明と同様に、一定形状だけでなく、テ
ーパ状、階段状等、種々の多様な加工形状を加工対象に
微細加工することができ、さらにマスクを平面の何れの
方向にも移動可能であるため、2種類以上のレーザ光の
透過部を選択して2種類以上の形状の加工を迅速に行う
ことができ、これによるタクトタイムの短縮も図り得
る。 【0028】〔請求項5〕に記載する発明は、〔請求項
3〕又は〔請求項4〕に記載するレーザ加工装置におい
て、加工ステージを移動するテーブルの移動制御は、パ
ルス数に基づくその移動距離及びパルス間隔に基づくそ
の移動速度を予め設定してあるレーザ加工装置制御手段
から送出するパルスが、上記テーブルの移動量を検出す
る移動量検出手段からのフィードバック値と一致するま
で駆動源を駆動することにより行う一方、マスクの移動
制御は、上記レーザ加工装置制御手段に設定したパルス
数及びパルス間隔に基づき加工ステージの移動速度との
速度比を考慮して設定する移動距離及び移動速度で同期
制御手段から送出するパルスが、上記マスクの移動量を
検出する移動量検出手段からのフィードバック値と一致
するまで駆動源を駆動することにより行うので、〔請求
項3〕又は〔請求項4〕に記載する発明と同様の作用・
効果を得る。 【0029】〔請求項6〕に記載する発明は、〔請求項
5〕に記載するレーザ加工装置において、マスクの移動
速度は、加工ステージの移動速度に結像光学系の縮小倍
率を掛けた速度とするので、加工対象にテーパ溝を容易
且つ迅速に形成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るレーザ加工装置を概
念的に示す説明図である。 【図2】上記実施の形態に係るレーザ加工装置の制御系
を示すブロック線図である。 【図3】上記実施の形態に係るレーザ加工装置における
加工時の態様を示す説明図である。 【符号の説明】 1 レーザ光 2 レーザ発振器 3 マスク 4 加工対象 5 結像光学系 6 加工ステージ 8 X軸テーブル 10 M軸テーブル 16 レーザ加工装置制御部 18 モータ 19 エンコーダ 20 X軸−M軸同期制御部 22 モータ 23 エンコーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成13年9月4日(2001.9.4) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0014 【補正方法】変更 【補正内容】 【0014】当該レーザ加工装置においては、マスク3
も、フーム9で形成する水平面上をX軸方向に移動し
得るように構成してある。すなわち、マスク3はフレー
ム9上をX軸方向に移動可能に形成したM軸テーブル1
0に載置してあり、このM軸テーブル10と一体的に移
動する。フレーム9は支持部11を介して全反射ミラー
12を、また支持部13を介して結像光学系5を支持す
る固定部となっている。加工ステージ6はZ軸テーブル
14の上面に、またZ軸テーブル14はY軸テーブル1
5の上面に、さらにY軸テーブル15はX軸テーブル8
の上面にそれぞれ載置され、Z軸方向(図の上下方向)
及びY軸方向(図の紙面と直角な方向)にそれぞれ移動
するように構成してある。すなわち、加工ステージ6は
空間をXYZ軸の何れの方向にも移動可能に構成してあ
る。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0018 【補正方法】変更 【補正内容】 【0018】X軸テーブル8及びM軸テーブル10を同
期させて同量つ移動させる制御を行う場合に肝要なこ
とは、X軸テーブル8とM軸テーブル10との速度比
が、結像光学系5の縮小倍率と一致するように制御する
ことである。例えば、結像光学系5の縮小倍率が4.2
9倍の場合、X軸テーブル8の速度をVX とすると、M
軸テーブル10の速度VM は4.29VX とする。そこ
で、上述の如くX軸制御距離及び速度をレーザ加工装置
制御部16に設定するのに対応させてX軸−M軸同期制
御部20に縮小倍率(速度比)を設定する。このことに
より、X軸−M軸同期制御部20がM軸制御距離及び速
度を演算し、演算した値をM軸テーブル制御ドライバ2
1へ送出してM軸テーブル10を移動させる。このM軸
テーブル10の移動は、モータ22及びエンコーダ23
を用いた、X軸テーブル8と同態様の制御により行う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 崇 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 4E068 AD00 CD05 CD10 CE04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マスクを透過させることにより整形した
    レーザ光を結像光学系により加工ステージ上の加工対象
    上に結像させ、加工ステージを移動することにより加工
    対象に所定の形状を形成するレーザ加工方法において、 前記マスクを、前記加工ステージとの相対的な位置関係
    が所定通りになるよう同期させて移動しながら前記加工
    対象を加工することを特徴とするレーザ加工方法。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載するレーザ加工方法
    において、 マスクの移動速度は、加工ステージの移動速度に結像光
    学系の縮小倍率を掛けた速度として同期移動させること
    により溝の深さが連続的に変化するテーパ状の溝を形成
    することを特徴とするレーザ加工方法。 【請求項3】 加工用のレーザ光を照射するレーザ発振
    器と、前記レーザ光を所定形状に整形するマスクと、こ
    のマスクを透過したレーザ光を加工対象上に結像させる
    結像光学系と、前記加工対象を載置する加工ステージを
    任意の方向に移動するテーブルとを有するレーザ加工装
    置において、 マスクを水平面内における一方向に移動可能に形成する
    とともに、前記マスクと前記テーブルとの相対的な位置
    関係が所定通りになるよう同期させて移動するように構
    成したことを特徴とするレーザ加工装置。 【請求項4】 加工用のレーザ光を照射するレーザ発振
    器と、前記レーザ光を所定形状に整形するマスクと、こ
    のマスクを透過したレーザ光を加工対象上に結像させる
    結像光学系と、前記加工対象を載置する加工ステージを
    任意の方向に移動するテーブルとを有するレーザ加工装
    置において、 マスクは、透過するレーザ光を、異なる形状に整形する
    ための複数個の透過部を有するとともに、水平面内にお
    ける互いに直交する二方向に移動可能に形成し、さらに
    前記マスクと前記テーブルとの相対的な位置関係が所定
    通りとなるよう同期させて移動するように構成したこと
    を特徴とするレーザ加工装置。 【請求項5】 〔請求項3〕又は〔請求項4〕に記載す
    るレーザ加工装置において、 加工ステージを移動するテーブルの移動制御は、パルス
    数に基づくその移動距離及びパルス間隔に基づくその移
    動速度を予め設定してあるレーザ加工装置制御手段から
    送出するパルスが、上記テーブルの移動量を検出する移
    動量検出手段からのフィードバック値と一致するまで駆
    動源を駆動することにより行う一方、 マスクの移動制御は、上記レーザ加工装置制御手段に設
    定したパルス数及びパルス間隔に基づき加工ステージの
    移動速度との速度比を考慮して設定する移動距離及び移
    動速度で同期制御手段から送出するパルスが、上記マス
    クの移動量を検出する移動量検出手段からのフィードバ
    ック値と一致するまで駆動源を駆動することにより行う
    ことを特徴とするレーザ加工装置。 【請求項6】 〔請求項5〕に記載するレーザ加工装置
    において、 マスクの移動速度は、加工ステージの移動速度に結像光
    学系の縮小倍率を掛けた速度とすることを特徴とするレ
    ーザ加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008105046A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sumitomo Heavy Ind Ltd ビーム照射方法、及び、ビーム照射装置
JP2013122979A (ja) * 2011-12-10 2013-06-20 Ngk Spark Plug Co Ltd 多数個取り配線基板およびその製造方法

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