JP2002282081A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2002282081A
JP2002282081A JP2001083882A JP2001083882A JP2002282081A JP 2002282081 A JP2002282081 A JP 2002282081A JP 2001083882 A JP2001083882 A JP 2001083882A JP 2001083882 A JP2001083882 A JP 2001083882A JP 2002282081 A JP2002282081 A JP 2002282081A
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裕太郎 八塚
Akira Shimizu
彰 清水
Masaharu Koizumi
正春 小泉
Masahiro Akutsu
正大 阿久津
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Kokuyo Co Ltd
Tamagawa Gakuen
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Kokuyo Co Ltd
Tamagawa Gakuen
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Abstract

(57)【要約】 【課題】様々な体格の着座者に良好に対応し得る椅子を
提供する。 【解決手段】座2と、背もたれ3と、足を置くための足
置き部4とを少なくとも具備してなる椅子Aにおいて、
座2を上下方向に移動させる座昇降動作と、背もたれ3
を前後方向に移動させる動作と、足置き4を上下方向に
移動させる動作とを連続的に連動させるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校等で主に生徒
用として好適に利用される椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の生徒用の椅子において、特に、
小学校で利用されるものの場合には、低学年〜高学年の
間で体格差が顕著なため、着座者の体格に応じて座の高
さ調整ができるとともに、これに合わせて背もたれの位
置を前後方向に調整することができるタイプが利用され
ることが多い。
【0003】このような椅子の従来の具体的な構成とし
ては、背もたれと座とを別々に調整するものや、螺子送
り運動等の回転運動により座の昇降動作を行い、これと
連動させて背もたれの前後位置を調整することによっ
て、着座者の体格に合わせて座及び背もたれの位置を着
座者の体格にフィットするような適正位置に合わせるこ
とができるもの等がある。
【0004】また、前述したような背もたれの位置を調
整するものと同様に、座の昇降動作と連動させて着座者
の足を保持する足置きをその体格に合わせた適正位置に
調整するものも要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、小学
校でもパソコンを使用して行う授業等が導入されてお
り、パソコン作業を行うための机と椅子の開発が行われ
ている。また、生徒の体格を調査した結果から、膝下か
ら足にかけての膝下長さ及び膝上から臀部にかけての膝
上長さは、成長による体格の変化とともに、最も著しく
変化することが明らかになっている。一方、前述したよ
うなパソコン作業を行う場合には、腕を略直角に保持し
た姿勢で、キーボードやマウスの操作を行うものであ
り、天板面に対する座の位置変化は、体格の違いによっ
てそれ程大きくないことも前記調査で明らかになってい
る。そのため、体格の異なる着座者が、同じ机と椅子を
利用してパソコン作業等を行う場合に適正な姿勢を保持
するためには、体格の違いによって変化が大きい膝下長
さ及び膝上長さに対応させて、足置きの上下高さ位置及
び背もたれの前後位置を利用者の体格に合わせて適正に
調整することが最も望ましいと考えられる。
【0006】このような考えに鑑み、本発明は、着座者
の体格が変化した場合にも、パソコン作業等を行うため
の適正な姿勢を保持し得るような椅子を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、座と、背もたれと、足を置くための
足置きとを少なくとも具備してなるものにおいて、前記
座を上下方向に移動させる座昇降動作と、前記背もたれ
を前後方向に移動させる動作と、前記足置きを上下方向
に移動させる動作とを連続的に連動させるようにしてい
る。
【0008】このような構成のものであると、座、背も
たれ及び足置きのうちの何れか一つの位置を変えれば、
それに合わせて他の2つの位置も連動して変化すること
になり、一回の操作で座、背もたれ及び足置きを適正な
位置に移動させることが可能となる。例えば、小学校低
学年の場合には、座が上方へ移動する動作と、足置きが
上方へ移動する動作と、背もたれが前方へ移動する動作
とを連動させて行うようにすれば、パソコンやキーボー
ドを置いた天板面に腕を略直角に曲げた状態で、座を中
心にして足置きと背もたれとが互いに近付く方向、すな
わち背もたれによって利用者の背を、足置きによって利
用者の足を良好に支持する位置へ連動させ得ることにな
る。同様にして、体格の大きい小学校高学年の場合に
は、座が下方へ移動する動作と、足置きが下方へ移動す
る動作と、背もたれが後方へ移動する動作とを連動させ
て行うようにすれば、パソコンやキーボードを置いた天
板面に腕を略直角に曲げた状態で、座を中心にして足置
きと背もたれとが互いに離間する方向、すなわち背もた
れによって利用者の背を、足置きによって利用者の足を
良好に支持する位置へ連動して移動することになる。し
たがって、利用者は、背と足を椅子により適正に保持し
た状態で作業を行うことが可能となり、例えば、長期間
パソコン作業を行っても、疲労感を感じにくく、また、
姿勢を良好に保って視力低下等を招く恐れを有効に回避
することが可能となる。
【0009】好適な実施の形態としては、座を上下方向
に移動し得る座昇降機構を具備してなり、前記連動装置
が、前記座昇降機構と協働して座の移動動作を前記背も
たれ及び足置きの移動動作と連続的に連動させるものが
挙げられる。
【0010】連動する背もたれと足置きの位置決定のし
易さを図るには、連動装置が、座を基準にして背もたれ
及び足置きの位置を決定するものであることが望まし
い。
【0011】ワンタッチ操作で座、背もたれ及び足置き
の位置調整を行うことを可能にするには、座昇降機構
が、ガススプリングであることが望ましい。
【0012】好適な実施の形態としては、天板面を一定
高さ位置に固定したテーブルや机等の天板付き家具とと
もに使用されるものであることが望ましい。
【0013】前述した作動を行い得るものを、部材を可
及的に少なくして簡素な構造で実現するには、連動装置
が、背もたれを正逆方向に回転可能に支持する第1の回
転支持部と、一端側を前記第1の回転支持部から変位し
た背もたれの一部に正逆方向に回転可能に取り付け、他
端側を前記座昇降機構により上下方向に移動可能に支持
された座側又は足置き側の一部に正逆方向に回転可能に
取り付けた第1のリンク部材と、足置きを正逆方向に回
転可能に支持する第2の回転支持部と、一端側を前記第
2の回転支持部から変位した足置きの一部に正逆方向に
回転可能に取り付け、他端側を前記座昇降機構により上
下方向に移動可能に支持された座側の一部に正逆方向に
回転可能に取り付けた第2のリンク部材とを具備してな
るものが挙げられる。
【0014】さらに部品点数を削減して構造の簡素化を
図るには、第1の回転支持部が、足置きの基端部側を正
逆方向に回転可能に支持する前記第2の回転支持部を兼
ねていることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】本実施の形態の椅子Aは、主として学校等
で生徒用の椅子として利用されるものであり、図1に示
すように、座2と背もたれ3と足置きたる足置き部4と
を具備してなる椅子本体1と、この椅子本体1を支持し
てなる脚体5とを具備してなる。そして、この椅子A
は、天板面が一定高さ位置にあるテーブルや机等の天板
付き家具(図示せず)とともに使用され、特に前記天板
付き家具の天板上にパソコン等のOA装置を置いて執務作
業を行うべく利用されるものである。
【0017】以下、この椅子Aの具体的な構成について
説明する。
【0018】座2は、図1〜図3に示すように、薄板状
のもので、その下面に設けた座受部材21を前記脚体5
の上端部側に座昇降機構たるガススプリング6を介して
上下動可能に支持されている。
【0019】背もたれ3は、平面視略矩形状の薄板部材
で形成された背もたれ本体31と、前記背もたれ本体3
1を支持する背支桿32とを具備している。この背支桿
32は、下半部321と、この下半部321に対して屈
曲している上半部322とから構成される側面視略逆く
の字形状のものである。そして、その上端部32aに前
記背もたれ本体31を当該背支桿32に対して角度調整
可能となるように取り付けている。
【0020】足置き部4は、前記座2の下方に位置する
ものであり、平面視略ロ字形状をなすように屈曲させた
丸パイプ部材により構成されている。具体的には、この
足置き部4は、丸パイプ部材を後方側が一部開口するよ
うに平面視略ロ字形に屈曲させたものであるが、その左
右両端部4aに、溶接する等して連結した前後方向に延
びる薄板状の連結部材41を有している。具体的には、
この連結部材41の略中央部には、前記足置き部4の左
右両端部4aが連結してある。
【0021】脚体5は、例えば、キャスタCにより移動
可能に支持されている5本の脚羽根51と、これら脚羽
根51の中央部から上方へ突出した脚支柱52とを具備
してなる。この脚支柱52の上端部には、前記ガススプ
リング6が設けてあり、このガススプリング6の上方に
前記座2を支持する座受部材21を適宜の手段で上下動
可能に支持させている。
【0022】ガススプリング6は、上端部近傍側に設け
た作動端61を操作レバーBにより押圧している際にだ
け、図示しない弁が開閉して突没軸たるロッド62が突
没動作を行う周知のものである。具体的に説明すると、
座2の位置を調整する場合には、先ず、操作レバーBに
よりガススプリング6の作動端61を押圧し、ロッド6
2が突没動作を行うようにする。その状態で着座者が座
2にかける荷重を増加させると座2は下降し、逆に座2
にかける荷重を減少させると座2は上昇する。
【0023】このような構成のものにおいて、本実施の
形態では、前記背もたれ3を前後方向に移動させる動作
と、前記足置き部4を上下方向に移動させる動作とを連
続的に連動させる連動装置たる位置調整機構7を具備し
てなる。この位置調整機構7は、前記ガススプリング6
と協働して座2の移動動作を前記背もたれ3及び足置き
部4の移動動作と連続的に連動させるものであり、本実
施の形態では、座2を上昇させた場合に、背もたれ3及
び足置き部4を前記座2と近付く方向に移動させ、座2
を下降させた場合に、背もたれ3及び足置き部4を前記
座2と離れる方向へ移動させるものである。すなわち、
パソコン作業等の天板上での執務作業に適するように座
2の高さ位置を設定すると、その位置に合わせて位置調
整機構7が、座2と足置き部4の間隔が着座者の膝下長
さに略合致し、座2と背もたれ3の間隔が膝上長さに略
合致した最適位置となるように、足置き部4の上下高さ
位置及び背もたれ3の前後位置を調整するものである。
【0024】位置調整機構7は、図4に示すように、背
支桿32の基端部たる下端部32b側及び足置き部4の
基端部たる連結部材41の後端部41a側を正逆方向に
回転可能に支持する回転支持部71と、一端たる後端部
72b側を前記回転支持部71から変位した位置にある
背支桿32の一部に正逆方向に回転可能に取り付け、他
端たる前端部72a側をガススプリング6のロッド62
に正逆方向に回転可能に取り付けた第1のリンク部材た
る第1リンクメンバ72と、一端たる下端部73b側を
前記回転支持部71から変位した位置にある足置き部4
の連結部材41に正逆方向に回転可能に取り付け、他端
たる上端部73a側をガススプリング6のロッド62に
正逆方向に回転可能に取り付けた第2のリンク部材たる
第2リンクメンバ73とを具備してなる。
【0025】回転支持部71は、前記背支桿32の下端
部32bに軸心方向を水平方向と略一致させて設けた軸
挿通孔321と、前記足置き4の連結部材41の後端部
41a側に設けた軸挿通孔411と、これら軸挿通孔3
21、411に挿通して前記背支桿32と足置き部4を
正逆方向に回転可能に支持する軸部pとから構成され
る。この回転支持部71は、脚5に固定された固定アー
ムkにより椅子本体1に対して固定されている。この軸
部pは、その軸心を略水平方向に一致させている。
【0026】第1リンクメンバ72は、薄板状のもの
で、前後方向に延出するように設けてある。そして、そ
の前後端部72a、72b側に前後挿通孔721、72
2を有している。
【0027】第2リンクメンバ73は、薄板状のもの
で、上下方向に延出するように設けてある。そして、そ
の上下端部73a、73b側に上下挿通孔731、73
2を有している。
【0028】そして、前記第1リンクメンバ72と前記
第2リンクメンバ73は、その前端部72a側と上端部
73a側を、軸qを介してガススプリング6のロッド6
2の上端部側に正逆方向に回転可能に取り付けられてい
る。具体的には、前記ロッド62の上端部に軸心を略水
平方向に一致させて設けた略円筒状の軸受部621が設
けてあり、この軸受部621に支持される軸qに、第1
リンクメンバ72の前挿通孔721と、第2リンクメン
バ73の上挿通孔731を挿通することにより、前記第
1、第2リンクメンバ72、73を正逆方向に回転可能
に支持させている。
【0029】一方、前記第1リンクメンバ72は、前記
後挿通孔722に、前記背支桿32に設けた軸受部32
3に保持させた軸部rを挿通することにより前記後端部
72b側を背支桿32に正逆方向に回転可能に取り付け
られている。前記軸受部323は、前記背支桿32の下
半部321の上下方向略中央位置の前面側に略水平方向
に軸心を一致させて設けた略円筒状のものである。
【0030】また、前記第2リンクメンバ73は、前記
下挿通孔732に前記足置き部4の連結部材41の前端
部41b側に設けた前挿通孔412から挿通した軸部s
を挿通することにより、前記足置き部4に対して正逆方
向に回転可能に取り付けられている。
【0031】なお、本実施の形態では、第1リンクメン
バ72の後端部72b側を背支桿32に取り付ける位置
を、この後端部72b側が前記前端部72a側よりも後
方且つ下方位置で支持されるように設定しているととも
に、第2リンクメンバ73の下端部73b側を足置き部
4に取り付ける位置を、この下端部73b側が前記上端
部73a側よりも前方且つ下方位置で支持されるように
設定している。そのため、座2が上昇する場合には、そ
の上昇に伴って、背もたれ3は、前方へ移動し、足置き
部4も上方へ移動する。一方、座2が下降する場合に
は、その下降に伴って、背もたれ3は後方へ移動し、足
置き部4も下方へと移動する。したがって、着座者の体
格が小さい場合には、座2と背もたれ3と足置き部4と
を相対的に近づけて対応し、着座者の体格が大きい場合
には、座2と背もたれ3と足置き部4とを相対的に離し
て対応することができる。なお、ガススプリング6の前
記ロッド62は、その最大突出量が、第1リンクメンバ
72が略鉛直方向に沿うことになる位置まで突出しない
ように設定されている。
【0032】このような構成の椅子Aに、例えば図3に
示すような体型の小さい小学校低学年の生徒が着座する
場合には、座2の下方に位置する操作レバーBを操作し
てガススプリング6の作動端61を押すと、ロッド62
が突没可能となる。この時、座2にかかる荷重を小さく
してやると、図5中実線から想像線へと示すように、座
2は上方に移動し、この座2の上動に伴って第1リンク
メンバ72が前記背支桿32を上方へ引き上げようとす
る。この時、背支桿32は、前記回転支持部71を中心
にして前方へ回転移動し、背もたれ本体31は前方すな
わち座2に近付く方向へ移動することになる。さらにこ
の時、前記座2の上動に伴って第2のリンクメンバ73
が連結部材41の前端部41b側を引き上げ、足置き部
4は、回転支持部71を中心としてその前端側が上方す
なわち座2に近付く方向へ回転移動することになる。こ
のように、座2の上昇にともなって、背もたれ3は前方
へ、足置き部4は上方へ移動するため、座2と背もたれ
3間、及び座2と足置き部4間に形成されるスペースが
小さくなり、体型の小さい生徒でも、背を適正に背もた
れ3に支持されるとともに足を足置き部4に置いた状
態、すなわち体格にフィットさせた状態で着座すること
が可能である。
【0033】一方、例えば図2に示すように体型の大き
い小学校高学年の生徒が着座する場合には、前記操作レ
バーBを操作して座2にかかる荷重を大きくすると、座
2が図5中想像線から実線へと示すように、下方に移動
する。この座2の下降に伴って、第1リンクメンバ72
が前記背支桿32を下方へ引き下げようとする。この
時、背支桿32は、前記回転支持部71を中心にして後
方へ回転移動し、背もたれ本体31は後方すなわち座2
から離れる方向へ移動することになる。さらにこの時、
前記座2の下降に伴って第2リンクメンバ73が連結部
材41の前端部41aを引き下げ、足置き部4は、回転
支持部71を中心としてその前端側が下方すなわち座2
から離れる方向へ移動することになる。このように、座
2の下降に伴って、背もたれ3は後方へ、足置き部4は
下方へ移動するため、座2と背もたれ3間及び座2と足
置き部4間に形成されるスペースが大きくなり、体型の
大きい生徒でも、背を適正に背もたれ3に支持された状
態で、その足を足置き部4に置いた状態、すなわち身体
にフィットさせた状態で着座することが可能である。
【0034】なお、本実施の形態では、共に利用する天
板付き家具(図示せず)の天板面の床面からの高さ位置
が575mmに設定してある。そして、小学校低学年で
ある最小体格着座者の場合の天板面と座面の高さ位置の
差尺が150mm、座面と足置き部4の高さ位置の差尺
が235mm、座2の前端部から背もたれ3の前面まで
の奥行き寸法が260mmとなるように設定している。
また、小学校高学年である最大体格着座者の場合の天板
面と座面の高さ位置の差尺が215mm、座面と足置き
部4の高さ位置の差尺が360mm、座2の前端部から
背もたれ3の前面までの奥行き寸法が400mmとなる
ように設定している。
【0035】近年の調査により、特に、膝下から足にか
けての膝下長さ及び膝上から臀部にかけての膝上長さ
は、成長による体格の変化とともに、最も著しく変化す
ることが明らかになっている。一方、前述したようなパ
ソコン作業を行う場合には、腕を略直角に保持した姿勢
で、キーボードやマウスの操作を行うものであり、天板
面に対する座の位置変化は、体格の違いによってそれ程
大きくないことも前記調査で明らかになっている。
【0036】前述したような構成の椅子Aであると、体
格の異なる着座者が、同じ天板付き家具と椅子Aを利用
してパソコン作業を行う場合にも、座2の高さ位置を変
えれば、それに合わせて背もたれ3及び足置き部4の位
置も連動して変化することになり、一回の操作で座2、
背もたれ3及び足置き部4を適正な位置に移動させるこ
とが可能となる。特に、体格の違いによって変化が大き
い膝下長さ及び膝上長さに対応させて、足置き部4の上
下高さ位置及び背もたれ3の前後位置を着座者の体格に
合わせて連続的に連動させることができるため、着座者
は、背と足を適正に保持した状態で作業を行うことが可
能となり、例えば、長期間パソコン作業を行っても、疲
労感を感じにくく、また、姿勢を良好に保って視力低下
等を招く恐れを有効に回避することが可能となる。
【0037】座2を上下方向に移動し得るガススプリン
グ6を具備してなり、前記位置調整機構7が、前記ガス
スプリング6と協働して座2の移動動作を前記背もたれ
3及び足置き部4の移動動作と連続的に連動させるもの
であるので、一回の操作で座2、背もたれ3及び足置き
部4を適正な位置に決定することが可能となり、特に座
2の昇降変化量に対応させて背もたれ3及び足置き部4
の移動変化量を適宜設定しておけば、容易に当該椅子A
を着座者の体格にフィットした状態とすることが可能で
ある。
【0038】位置調整機構7が、座2を基準にして背も
たれ3及び足置き部4の位置を決定するものであるの
で、体格の違いによって大きな差が生じる背もたれ3や
足置き部4の位置と比べ、体格の違いによってそれ程大
きな差が生じない、すなわち天板面との位置変化が少な
い座2を基準にすることで、連動する背もたれと足置き
部の位置決定のし易さを図ることが可能となる。
【0039】ガススプリング6を利用しているので、例
えば、作動端61を操作レバーBにより押圧してロッド
62の突没を促した状態で、座2にかかる荷重を調整す
るだけで容易に座2の位置を調整することができる上、
この座2の移動動作と連動して自動的に背もたれ3及び
足置き部4の位置を調整することが可能となる。すなわ
ち、ワンタッチ操作で座2、背もたれ3及び足置き部4
の位置調整を行うことが可能であり、小学校低学年でも
容易に操作を行い得るものとなる。また、座2、背もた
れ3及び足置き部4の位置調整を任意に行うことができ
る上、さらに、その際の移動動作をスムーズなものとす
ることも可能である。
【0040】本実施の形態の椅子Aは、天板近傍に該天
板と略平行な状態で位置する座2を基準にして背もたれ
3と足置き部4を連動させるようにしているので、特
に、天板面が一定高さ位置にあるテーブルや机等の天板
付き家具とともに良好に使用することが可能である。
【0041】位置調整機構7が、背もたれ3及び足置き
部4を正逆方向に回転可能に支持する回転支持部71
と、後端部72bを前記回転支持部71から変位した背
支桿32の一部に正逆方向に回転可能に取り付け、前端
部72a側を前記ガススプリング6のロッド62に正逆
方向に回転可能に取り付けた第1リンクメンバ72と、
下端部73b側を前記回転支持部73から変位した足置
き部4の一部に正逆方向に回転可能に取り付け、上端部
73a側を前記ガススプリング6のロッド62に正逆方
向に回転可能に取り付けた第2リンクメンバ73とを具
備してなるので、前述した作動を行い得るものを、部材
を可及的に少なくして簡素な構造で実現することが可能
である。また、このように簡素な構造であるので、リン
クメンバの位置設定等も行い易いものとなる。さらに、
リンク部材を利用しているので、摩擦部分を小さくして
動力の損失を少なくできる上、軽快な運動の伝達が可能
となる。
【0042】背もたれ3を正逆方向に回転可能に支持す
る回転支持部71が、足置き部4の基端部4a側を正逆
方向に回転可能に支持する回転支持部を兼ねているの
で、さらに部品点数を削減して構造の簡素化を図ること
が可能となる。
【0043】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、椅子の
構成や、位置調整機構の構成については上述したものに
限定されない。本実施の形態では、脚体がキャスタに支
持された脚羽根を有するものであったが、脚体の構成は
上述したものに限定されない。位置調整機構の構成も上
述したものに限定されず、例えば、座の上昇に伴って、
背もたれを後方に移動させるような構成を実現したい場
合には、さらにリンクメンバを増やすなどして、前記第
1リンクメンバの後端側の取付位置を両軌跡の接点より
も前方側へ位置させるようにしてもよい。また、足置き
部も同様に、座の上昇に伴って下降するものであっても
よい。さらに、本実施の形態では、回転支持部が固定ア
ームを介して脚体5に固定されたものであったが、これ
に限定されず移動可能なものであってもよい。また、本
実施の形態では、第1リンクメンバ72の前端部72a
或いは第2リンクメンバ73の上端部73aが、ガスス
プリング6のロッド62に取り付けられていたが、それ
に限られず、座の下面、座受部材、座の下面に設けたブ
ラケット等に取り付けられるものであってもよい。その
他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】すなわち、本発明は、座と、背もたれと、
足を置くための足置きとを少なくとも具備してなるもの
において、前記座を上下方向に移動させる座昇降動作
と、前記背もたれを前後方向に移動させる動作と、前記
足置きを上下方向に移動させる動作とを連続的に連動さ
せるようにしているので、一回の操作で座、背もたれ及
び足置きを適正な位置に移動させることができ、座、背
もたれ及び足置きの位置調整時の作業を簡易且つ円滑な
ものとすることが可能となる。
【0046】座を上下方向に移動し得る座昇降機構を具
備してなり、前記連動装置が、前記座昇降機構と協働し
て座の移動動作を前記背もたれ及び足置きの移動動作と
連続的に連動させるものであるならば、一回の操作で
座、背もたれ及び足置きを適正な位置に決定することが
可能となり、特に座の昇降変化量に対応させて背もたれ
及び足置きの移動変化量を適宜設定しておけば、容易に
椅子を着座者の体格にフィットした状態とすることが可
能である。
【0047】連動装置が、座を基準にして背もたれ及び
足置きの位置を決定するものであるならば、体格の違い
によって大きな差が生じる背もたれや足置きの位置と比
べ、体格の違いによってそれ程大きな差が生じない、す
なわち天板面との位置変化が少ない座を基準にすること
で、連動する背もたれと足置きの位置決定のし易さを図
ることが可能となる。
【0048】座昇降機構が、ガススプリングであるなら
ば、例えば、ガススプリングの作動端を操作レバー等を
利用して押圧して突没軸の突没を促した状態で、座にか
かる荷重を調整するだけで容易に座の位置を調整するこ
とができる上、この座の移動動作と連動して自動的に背
もたれ及び足置きの位置を調整することが可能となる。
すなわち、ワンタッチ操作で座、背もたれ及び足置きの
位置調整を行うことが可能であり、小学校低学年でも容
易に操作を行い得るものとなる。また、座、背もたれ及
び足置きの位置調整を任意に行うことができる上、さら
に、その際に動きをスムーズなものとすることも可能で
ある。
【0049】天板面を一定高さ位置に固定したテーブル
や机等の天板付き家具とともに使用されるものであるな
らば、天板近傍に該天板と略平行な状態で位置する座を
基準にして背もたれと足置きを連動させるようにすれ
ば、背と足を椅子により適正に保持した状態でパソコン
作業等を行うことが可能となる。
【0050】連動装置が、背もたれを正逆方向に回転可
能に支持する第1の回転支持部と、一端側を前記第1の
回転支持部から変位した背もたれの一部に正逆方向に回
転可能に取り付け、他端側を前記座昇降機構により上下
方向に移動可能に支持された座側又は足置き側の一部に
正逆方向に回転可能に取り付けた第1のリンク部材と、
足置きを正逆方向に回転可能に支持する第2の回転支持
部と、一端側を前記第2の回転支持部から変位した足置
きの一部に正逆方向に回転可能に取り付け、他端側を前
記座昇降機構により上下方向に移動可能に支持された座
側の一部に正逆方向に回転可能に取り付けた第2のリン
ク部材とを具備してなるならば、前述した作動を行い得
るものを、部材を可及的に少なくして簡素な構造で実現
することが可能である。また、このように簡素な構造で
あるので、リンク部材の位置設定等も行い易いものとな
る。さらに、リンク部材を利用しているので、摩擦部分
を小さくして動力の損失を少なくできる上、軽快な運動
の伝達が可能となる。
【0051】第1の回転支持部が、足置きの基端部側を
正逆方向に回転可能に支持する前記第2の回転支持部を
兼ねているならば、さらに部品点数を削減して構造の簡
素化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図。
【図2】同要部を示す分解斜視図。
【図3】同側面図。
【図4】同側面図。
【図5】同作用説明図。
【符号の説明】
2…座 3…背もたれ 32b…基端部(下端部) 4…足置き(足置き部) 6…座昇降機構(ガススプリング) 7…連動装置(位置調整機構) 71…回転支持部 72…第1のリンク部材(第1リンクメンバ) 72b…一端(後端部) 72a…他端(前端部) 73…第2のリンク部材(第2リンクメンバ) 73b…一端(下端部) 73a…他端(上端部) A…椅子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 彰 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 小泉 正春 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 阿久津 正大 東京都稲城市平尾3−7−5 平尾住宅52 −404 Fターム(参考) 3B084 EA03 EB02 GA01 3B091 AA04 AB04 AD01 LA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座と、背もたれと、足を置くための足置き
    とを少なくとも具備してなる椅子において、 前記座を上下方向に移動させる座昇降動作と、前記背も
    たれを前後方向に移動させる動作と、前記足置きを上下
    方向に移動させる動作とを連続的に連動させることを特
    徴とする椅子。
  2. 【請求項2】前記座を上下方向に移動させる座昇降機構
    と、前記背もたれを前後方向に移動させる動作と前記足
    置きを上下方向に移動させる動作とを連続的に連動させ
    る連動装置とを具備してなり、前記連動装置が、前記座
    昇降機構と協働して座の移動動作を前記背もたれ及び足
    置きの移動動作と連続的に連動させるものであることを
    特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 【請求項3】連動装置が、座を基準にして背もたれ及び
    足置きの位置を決定するものであることを特徴とする請
    求項2記載の椅子。
  4. 【請求項4】座昇降機構が、ガススプリングであること
    を特徴とする請求項2又は3記載の椅子。
  5. 【請求項5】天板面を一定高さ位置に固定したテーブル
    や机等の天板付き家具とともに使用されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の椅子。
  6. 【請求項6】連動装置が、背もたれを正逆方向に回転可
    能に支持する第1の回転支持部と、一端側を前記第1の
    回転支持部から変位した背もたれの一部に正逆方向に回
    転可能に取り付け、他端側を前記座昇降機構により上下
    方向に移動可能に支持された座側又は足置き側の一部に
    正逆方向に回転可能に取り付けた第1のリンク部材と、
    足置きを正逆方向に回転可能に支持する第2の回転支持
    部と、一端側を前記第2の回転支持部から変位した足置
    きの一部に正逆方向に回転可能に取り付け、他端側を前
    記座昇降機構により上下方向に移動可能に支持された座
    側の一部に正逆方向に回転可能に取り付けた第2のリン
    ク部材とを具備してなることを特徴とする請求項2、
    3、4又は5記載の椅子。
  7. 【請求項7】第1の回転支持部が、足置きの基端部側を
    正逆方向に回転可能に支持する前記第2の回転支持部を
    兼ねていることを特徴とする請求項6記載の椅子。
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