JP2002282074A - 仕切棚 - Google Patents

仕切棚

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JP2002282074A
JP2002282074A JP2001089044A JP2001089044A JP2002282074A JP 2002282074 A JP2002282074 A JP 2002282074A JP 2001089044 A JP2001089044 A JP 2001089044A JP 2001089044 A JP2001089044 A JP 2001089044A JP 2002282074 A JP2002282074 A JP 2002282074A
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JP2001089044A
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Takashi Tsuchida
隆 土田
Tsutomu Toki
力 土岐
Goro Ito
吾郎 井藤
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Tokai Riken Co Ltd
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Tokai Riken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば、ロッカーの内部空間やキャビネットの
隙間空間を物の置き場所空間として上下に容易に仕切る
と共に、それら内部空間や隙間空間の間口サイズに合わ
せて仕切ることを可能にした仕切棚を提供すること。 【解決手段】仕切棚1を構成する2つの棚部材10は、
基部11から延びる複数の凸部12と、基部11から垂
直に延びる脚部13を備えている。そして、2つの棚部
材10の各凸部12とそれらの間の凹部14とを互いに
向き合わせ、一方の棚部材10の各凸部12の先端部に
設けられた係合翼15を、他方の棚部材10の各凸部1
2に係合させることで、2つの棚部材10を同一平面内
で互いにスライド可能に組み合わせる。また、各棚部材
10の脚部13の外側面には、設置場所に固定するため
の固定部材18が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、ロッカ
ー内部や二つのキャビネット等の間の隙間空間を仕切分
けするのに使用される仕切棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、ロッカーの付属具と
して、特開平7−59620号公報に記載された荷物台
がある。図16に示すように、この荷物台100は、ホ
テルの個室に設置されるロッカー131等に使用され、
二つの櫛歯状部材112,122を互いに組み合わせて
構成される。この荷物台100は、櫛歯状部材112,
122を互いにスライドさせることにより、その上面の
載置面積を可変にしている。ロッカー131は、その底
部に棚132が設けられ、棚132の上方には、衣類の
収容空間134が設けられる。荷物台100は、この棚
132の上面に設置される。荷物台100は、一方の櫛
歯状部材112の基部111が棚132の上面に固定さ
れ、他方の櫛歯状部材122とその基部121を手前へ
スライドさせてロッカー131から張り出させる。これ
により、荷物台100の載置面積を拡大することがで
き、大きな荷物でも荷物台100上に安定して載せるこ
とができる。又、張り出し部分に、人が腰を掛けること
もできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
荷物台100は、ロッカー131の棚132の上面に設
置されるものであることから、そもそも棚132を持た
ないロッカーでは機能させることができなかった。ま
た、この荷物台100では、ロッカー131の手前へ張
り出させて機能させるので、例えば、幅方向の間口サイ
ズが異なる各種ロッカーに汎用させることはできず、間
口サイズの違いに合わせた異なるサイズの荷物台を予め
用意する必要があった。
【0004】一方、スチール製の個人用ロッカーにおい
ては、その内部に棚を持たないものもあり、収容される
荷物によっては、内部空間に棚が必要になる場合があ
る。例えば、ロッカーの内部空間に、汚れた靴ときれい
な鞄等を一緒に収容しなければならない場合がある。こ
の場合、鞄等を汚さないためには、靴と鞄を互いに接触
させないように収容する必要がある。又、ロッカーの間
口サイズも、その種類によって多少異なるものである。
【0005】或いは、ロッカーに限らず、例えば、二つ
のキャビネットの間の隙間空間を上下に仕切ることによ
り、異なる物の置き場所空間を構成することが必要な場
合がある。この場合にも、隙間空間の間口サイズは様々
である。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、例えば、ロッカーの内部空間
やキャビネットの隙間空間を物の置き場所空間として上
下に容易に仕切ると共に、それら内部空間や隙間空間の
間口サイズに合わせて仕切ることを可能にした仕切棚を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、第1の櫛状部を含む第1
のスライド板と、第1の櫛状部に整合する第2の櫛状部
を含む第2のスライド板と、両スライド板は、両櫛状部
での組み付けにより同一スライド平面内で互いにスライ
ド可能に設けられた棚板を構成することと、両櫛状部の
それぞれに設けられ、両櫛状部を互いにスライド可能に
係合させるための係合手段と、両スライド板のそれぞれ
に設けられ、各櫛状部の反対側でスライド平面に対して
垂直方向へ延びる脚部とを備えたことを趣旨とする。
【0008】上記の発明の構成によれば、棚板が、第1
のスライド板と第2のスライド板とを、互いにスライド
可能に組み付けたものであるので、両スライド板を同一
のスライド平面内でスライドさせることにより、棚板の
載置面積が変更可能である。しかも、両櫛状部を係合手
段で互いにスライド可能に係合しているので、スライド
させても両スライド板が分離せず、棚板としての機能が
保たれる。さらに、脚部が、両スライド板の各櫛状部の
反対側でスライド平面に対して垂直方向へ延びるので、
例えば、ロッカー内部の底板上に置けば、棚板が底板か
ら所定の高さ離れた位置に配置され、ロッカー内部が上
下に仕切られる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、両
櫛状部は、複数の凸部とそれら凸部の間の凹部とにより
構成されることと、係合手段は、両櫛状部の各凸部の上
面又は下面から側方へ突設された係合翼を含み、各櫛状
部の凸部の係合翼が他方の櫛状部の凸部の上面又は下面
にスライド可能に係合するものであることと、櫛状部の
凸部に設けられ、他方の櫛状部の凸部の係合翼の通過を
許容するための切込部とを備えたことを趣旨とする。
【0010】上記の発明の構成によれば、請求項1の発
明の作用に加え、両櫛状部の凸部から側方へ突設された
係合翼が、他方の櫛状部の凸部に係合する。ここで、例
えば、それらの係合翼が凸部の上面に設けられた場合に
は、係合翼が他方の櫛状部の凸部上面を上から押さえ合
うことになるので、両櫛状部が、スライド方向以外へ動
くことはない。また、櫛状部の凸部が、他方の櫛状部の
凸部の係合翼の通過を許容する切込部を備えるので、他
方の櫛状部の係合翼をその切込部に通すことで、両スラ
イド板が互いに組み付けられ、或いは、互いに切り離さ
れる。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明の構成
において、両脚部は、互いが離間する方向における表面
に他の物に結合するための結合手段を備えたことを趣旨
とする。
【0012】上記の発明の構成によれば、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、例えば、ロッカーの内部
やキャビネットの間の隙間等において、両脚部が互いに
離間する方向へ両スライド板をスライドさせて、脚部の
結合手段をロッカーの内壁やキャビネットの外壁等に結
合させることにより脚部が固定される。
【0013】上記目的を達成するために、請求項4に記
載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載
の発明の構成において、両脚部は、それらの長さを同様
に変更するための脚長変更手段を備えたことを趣旨とす
る。
【0014】上記の発明の構成によれば、請求項1乃至
請求項3の何れか一つの発明の作用に加え、脚長変更手
段によって、脚部の長さが変更されるので、棚板の下に
載置しようとする荷物等の大きさに応じて、棚板の下の
空間の大きさが変更される。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の仕切棚を具体化した第1の実施の形態を図面を参照
にして詳細に説明する。
【0016】図1及び図2に、第1の実施の形態の仕切
棚1の斜視図を示す。図1には、仕切棚1を最小幅にセ
ットした状態を示し、図2には、最大幅にセットした状
態を示す。また、この仕切棚1は、2つの棚部材10よ
り構成されたものであり、図3には、各棚部材10を分
離した状態を示す。さらに、図4には、棚部材10の平
面図を、図5には、棚部材10の側面図をそれぞれ示
す。
【0017】仕切棚1は、図1〜図3に示すように、断
面略L字形の板状の棚部材10を2つ組み合わせて構成
される。ここで、各棚部材10は、ABS樹脂により、
一体成形されている。各棚部材10は、図4に示すよう
に、図において網掛け表示した基部11と、基部11か
ら延びる3つの凸部12とを備え、図5に示すように、
基部11から垂直に延びる脚部13を備えている。そし
て、基部11は、図4に示すように、略長方形板状をな
し、軽量化のために3ヶ所の孔20が設けられている。
この実施の形態では、3つの凸部12と、それらの間の
各凹部14との全体が、請求項1に記載の櫛状部に相当
する。また、上記櫛状部と基部11との全体が請求項1
に記載のスライド板に相当する。
【0018】また、各凸部12と各凹部14とは、図4
に示すように、基部11の一端が凹部14、他端が凸部
12となるように交互に配置され、各凸部12の先端部
の上面には、それぞれ係合翼15が一体に設けられてい
る。各係合翼15は、図4に示す下側の凸部12には凹
部14に面して1つ設けられ、それ以外の凸部12には
それぞれ2つずつ設けられる。そして、図5に示すよう
に、各凸部12の上面からその側方(図5中左右方向)
へ突設される。さらに、各凸部12には、図4に示すよ
うに、各係合翼15の基端に一致するように切込部16
がそれぞれ形成されている。
【0019】また、脚部13は、図1〜図5に示すよう
に、板状をなし、軽量化のための孔21が設けられ、そ
の下端には全体を支えるための曲げ部17が設けられて
いる。さらに、脚部13の表面の上下には、この仕切棚
1をその設置場所に固定するための一対の固定部材18
が設けられる。この固定部材18としては、例えば、板
状磁石や両面テープ等が用いられる。この固定部材18
が、請求項3に記載の結合手段に相当する。
【0020】さらに、図1〜図5に示すように、仕切棚
1の全体棚強度を上げるために、基部11や各凸部12
の裏面には、各所にリブ22が設けられている。これら
のリブ22は、基部11と脚部13との接続部において
は、他の部分より大きく、斜めに形成されている。
【0021】次に、上記のように構成された棚部材10
を2つ組み合わせて、仕切棚1を構成する方法を、図6
を使用して説明する。
【0022】まず、同形の棚部材10を2つ向き合わ
せ、その一方の各凸部12が、他方の各切込部16を通
過するように、下方から斜めに差し込む(図6中の手順
)。そして、各係合翼15が各切込部16を完全に通
過したら、互いの各凸部12が平行になるように傾きを
戻す(図6中の手順)。
【0023】このようにすることで、互いの棚部材10
の各凹部14に各凸部12がはまり、各係合翼15が、
隣り合う他方の棚部材10の各凸部12の上面に係合す
る。これにより、図1〜図2に示すように、2つの棚部
材10が互いに組み付けられて、1つの仕切棚1とな
る。このように組み付けられた状態で、2つの棚部材1
0の各基部11及び各凸部12によって構成される上面
が、請求項1に記載の棚板に相当する。一方、組み付け
られた仕切棚1に、上記の手順〜を逆に行うことに
より、図3に示すように、1つの仕切棚1が2つの棚部
材10に分離される。
【0024】次に、上記のように構成された仕切棚1の
使い方を説明する。仕切棚1を最大幅にしたときの平面
図と正面図をそれぞれ図7と図8に、また、最小幅にし
たときの平面図と正面図をそれぞれ図9と図10に示
す。これらの図に示すように、各棚部材10を互いにス
ライドさせるだけで、仕切棚1の幅は容易に変更できる
ので、設置場所の間口サイズに合わせて仕切棚1の幅を
設定することができる。また、脚部13の表面の固定部
材18によって、設置場所に固定することができる。
【0025】以上説明したようにこの実施の形態の仕切
棚1によれば、荷物を載置する棚板が、両棚部材10の
基部11と各凸部12によって構成されており、さら
に、両棚部材10の各凸部12同士が、スライド可能に
組み付けられている。従って、両棚部材10を互いにス
ライドさせることにより、棚板の載置面積が変更可能で
ある。しかも、両棚部材10の各凸部12が、他方の棚
部材10の係合翼15によって係合されているので、両
棚部材10をスライドさせても両棚部材10が分離せ
ず、仕切棚1としての機能が保たれる。さらに、脚部1
3が、基部11から垂直方向へ延びるので、曲げ部17
と棚板との間に、荷物等を収容する空間ができる。この
ため、例えば、図11に示すように、ロッカー30の内
部空間に仕切棚1を置いた場合や、図12に示すよう
に、2つのキャビネット31の間の隙間空間に仕切棚1
を置いた場合等に、それらの空間を物の置き場所空間と
して上下に容易に仕切ることができ、さらに、それら空
間の間口サイズに合わせて仕切ることができるようにな
る。
【0026】また、この実施の形態の仕切棚1によれ
ば、各凸部12に係合翼15が設けられて、他方の棚部
材10の各凸部12に係合される一方、各凸部12に平
行な方向へはスライドできる。また、各凸部12に各切
込部16が設けられているので、この各切込部16を通
して2つの棚部材10に分離でき、また組み立ても容易
である。これにより、仕切棚1は、2つの棚部材10に
分離して保管、運搬することができるので、多数の仕切
棚1を保管庫に保管したり、車両で運搬したりする場合
に、保管庫や車両において省スペース化を図ることがで
きる。
【0027】また、この実施の形態の仕切棚1によれ
ば、脚部13の表面に固定部材18が設けられているの
で、両棚部材10を互いにスライドさせて設置場所の間
口サイズに合わせた後、固定部材18を設置場所の壁面
に固定できる。例えば、図11において、固定部材18
をロッカー30の両側内壁に固定したり、図12におい
て、固定部材18を2つのキャビネット31の外壁に固
定したりすることができる。これにより、様々な間口サ
イズの設置場所に対応させて固定することができ、安定
して使用することができる。
【0028】また、この実施の形態の仕切棚1によれ
ば、脚部13に曲げ部17が設けられているので、他の
仕切棚1の上に安定して重ね置きすることもできる。例
えば、図11、図12に2点鎖線で示したように、曲げ
部17を基部11の上に重ねることで、仕切棚1を他の
仕切棚1の上に安定して載せることができる。これによ
り、2つの仕切棚1のそれぞれの棚板により、上下2段
に空間を仕切ることができる。
【0029】[第2の実施の形態]次に、本発明の仕切
棚を具体化した第2の実施の形態を図面を参照にして詳
細に説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態と
各棚部材10の脚部13が異なるのみであるので、他の
部分については同じ符号を付して説明を省略する。図1
3は、第2の実施の形態の仕切棚の棚部材61を示す斜
視図である。
【0030】図13に示すように、この第2の実施の形
態の棚部材61の脚部62には、その内側の上下中間部
分に一条のV溝63が水平に設けられている。このV溝
63の底部では、脚部62が薄肉となっている。そし
て、脚部62は、図13に実線で示す第1の状態では、
長めの第1の長さT1となる。この脚部62は、図13
に2点鎖線で示すように、V溝63で内側へ折り曲げる
ことにより第2の状態となり、短めの第2の長さT2と
なる。この実施の形態では、V溝63が、請求項4に記
載の脚長変更手段に相当する。
【0031】以上説明したようにこの実施の形態の仕切
棚によれば、V溝63により、脚部62の実質長さを変
更することができ、従って、棚板の高さを変えることが
できるので、棚板の下に置かれようとする荷物等の大き
さに応じて、棚板の下の空間の大きさが変更される。こ
のため、棚板を高さの条件にも対応させることができ、
仕切棚の汎用性を高めることができる。
【0032】[第3の実施の形態]次に、本発明の仕切
棚を具体化した第3の実施の形態を図面を参照にして詳
細に説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態と
各棚部材10の脚部13が異なるのみであるので、他の
部分については同じ符号を付して説明を省略する。図1
4は、第3の実施の形態の仕切棚の棚部材71を示す斜
視図である。
【0033】図14に示すように、この第3の実施の形
態の仕切棚では、棚部材71は、棚部材本体72と脚部
材73とから構成される。そして、棚部材本体72の脚
部74には、6つの均等な大きさの孔75〜80が、上
下二段に等間隔に設けられており、脚部材73の外表面
には、4つの結合凸部81〜84が設けられる。これら
の結合凸部81〜84は、上記の6つの孔75〜80の
うち、両側の4つの孔75〜78に対応して嵌合可能と
なっている。
【0034】ここで、孔75と76との間隔及び孔77
と78との間隔は、それぞれ結合凸部81と82との間
隔及び結合凸部83と84との間隔と等しく構成され
る。さらに、この実施の形態では、第1、第2の実施の
形態で、脚部13,62の表面に設けられていた固定部
材18のうち、下側の固定部材18を廃して上側の固定
部材18のみとし、脚部材73の結合凸部82,84の
表面に固定部材85,86が設けられる。
【0035】この棚部材71を使用するときは、脚部材
73の結合凸部81,83を脚部74の孔76,78に
はめ込む。これにより、図15に実線で示すように、脚
部74の実質長さを長めの第1の長さT3とすることが
できる。一方、脚部材73の結合凸部81,83を脚部
74の孔75,77にはめ込む。このとき、結合凸部8
2,84が脚部74の孔76,78に、同様にはめ込ま
れる。これにより、図15に2点鎖線で示すように、脚
部74の実質長さを短めの第2の長さT4とすることが
できる。この実施の形態では、各孔75〜78と各結合
凸部81〜84が、脚長変更手段に相当する。さらに、
上記の両方の場合で、結合凸部82,84の表面の固定
部材85,86及び脚部74の固定部材18を設置場所
の壁面に結合させることにより、棚部材71を固定する
ことができ、仕切棚を安定して使用することができる。
【0036】以上説明したようにこの実施の形態の仕切
棚においても、脚部74の実質長さを2段に切り換え
て、棚板の高さを変更することができる。従って、棚板
の下に置かれようとする荷物等の大きさに応じて、棚板
の下の空間の大きさが変更される。このため、棚板を高
さの条件にも対応させることができ、仕切棚の汎用性を
高めることができる。
【0037】尚、この発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で以下のように実施することができる。
【0038】(1)前記各実施の形態では、凸部12や
凹部14の数を3としたが、大きさや要求される強度に
よって、それらの数を変更してもよい。
【0039】(2)また、前記各実施の形態では、基部
11、各凸部12、及び脚部13等を略板状としたが、
棒状部材を組み合わせることによって構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
ロッカーの内部空間やキャビネットの隙間空間を物の置
き場所空間として上下に容易に仕切ることができると共
に、それら内部空間や隙間空間の間口サイズに合わせて
容易に仕切ることができるという効果がある。
【0041】請求項2に記載の発明の構成によれば、請
求項1の発明の効果に加え、仕切棚を2つの棚部材に分
離して保管、運搬することができるので、多数の仕切棚
を保管庫に保管したり、車両で運搬したりする場合に、
保管庫や車両において省スペース化を図ることができる
という効果がある。
【0042】請求項3に記載の発明の構成によれば、請
求項1又は請求項2の発明の効果に加え、脚部の結合手
段を設置場所の壁面に結合させて固定することができ、
安定して使用することができるという効果がある。
【0043】請求項4に記載の発明の構成によれば、請
求項1乃至請求項3の何れか一つの発明の効果に加え、
棚板を高さの条件にも対応させることができ、汎用性を
高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る仕切棚の最小幅の状態
を示す斜視図である。
【図2】同じく、仕切棚の最大幅の状態を示す斜視図で
ある。
【図3】同じく、仕切棚を2つの棚部材に分離した状態
を示す斜視図である。
【図4】同じく、棚部材を示す平面図である。
【図5】同じく、棚部材を示す側面図である。
【図6】同じく,棚部材を2つ組み合わせて仕切棚を構
成する方法を示す説明図である。
【図7】同じく、仕切棚の最大幅の状態を示す平面図で
ある。
【図8】同じく、仕切棚の最大幅の状態を示す正面図で
ある。
【図9】同じく、仕切棚の最小幅の状態を示す平面図で
ある。
【図10】同じく、仕切棚の最小幅の状態を示す正面図
である。
【図11】同じく、ロッカーの内部空間に仕切棚を置い
た状態を示す斜視図である。
【図12】同じく、2つのキャビネットの間の隙間空間
に仕切棚を置いた状態を示す斜視図である。
【図13】第2の実施の形態に係る仕切棚の棚部材を示
す斜視図である。
【図14】第3の実施の形態に係る仕切棚の棚部材を示
す斜視図である。
【図15】同じく、仕切棚の棚部材を示す正面図であ
る。
【図16】従来例の荷物台を示す斜視図である。 1 仕切棚 10 棚部材 11 基部 12 凸部 13 脚部 14 凹部 15 係合翼 16 切込部 18 固定部材 63 V溝 75〜78 孔 81〜84 結合凸部
フロントページの続き (72)発明者 井藤 吾郎 岐阜県武儀郡武芸川町谷口599番地 東海 理研株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の櫛状部を含む第1のスライド板
    と、 前記第1の櫛状部に整合する第2の櫛状部を含む第2の
    スライド板と、 前記両スライド板は、前記両櫛状部での組み付けにより
    同一スライド平面内で互いにスライド可能に設けられた
    棚板を構成することと、 前記両櫛状部のそれぞれに設けられ、前記両櫛状部を互
    いにスライド可能に係合させるための係合手段と、 前記両スライド板のそれぞれに設けられ、前記各櫛状部
    の反対側で前記スライド平面に対して垂直方向へ延びる
    脚部とを備えたことを特徴とする仕切棚。
  2. 【請求項2】 前記両櫛状部は、複数の凸部とそれら凸
    部の間の凹部とにより構成されることと、 前記係合手段は、前記両櫛状部の各凸部の上面又は下面
    から側方へ突設された係合翼を含み、前記各櫛状部の凸
    部の係合翼が他方の櫛状部の凸部の上面又は下面にスラ
    イド可能に係合するものであることと、 前記櫛状部の凸部に設けられ、他方の櫛状部の凸部の係
    合翼の通過を許容するための切込部とを備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の仕切棚。
  3. 【請求項3】 前記両脚部は、互いが離間する方向にお
    ける表面に他の物に結合するための結合手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仕切棚。
  4. 【請求項4】 前記両脚部は、それらの長さを同様に変
    更するための脚長変更手段を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の仕切棚。
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