JP2002281607A - 動力入出力装置 - Google Patents

動力入出力装置

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JP2002281607A JP2001081496A JP2001081496A JP2002281607A JP 2002281607 A JP2002281607 A JP 2002281607A JP 2001081496 A JP2001081496 A JP 2001081496A JP 2001081496 A JP2001081496 A JP 2001081496A JP 2002281607 A JP2002281607 A JP 2002281607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的損失の低減,省電力化及び小型化を課
題とする。 【解決手段】 いずれもモータジェネレータである第一
及び第二のモータ11,12と、トルクを出力する駆動
源13と、第一及び第二の遊星歯車機構20,30とを
備え、第一の遊星歯車機構20のいずれか二つの回転要
素を第二の遊星歯車機構30のいずれか二つの回転要素
と個別に直接連結し、これら連結されて四つとなった回
転要素をそれぞれ別々に第一のモータ11,第二のモー
タ12,駆動源のいずれかに直接接続し,残る一つの回
転要素を駆動出力部14とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力入出力装置に
係り、特に、複数の動力源を備えそれらの動力を合成し
て駆動軸に入出力する動力入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機と内燃機関を備えたハイブ
リッド車の方式としてはシリーズ方式やパラレル方式の
他に、特許第3050125号公報、特許第30501
38号公報、特許第3050141号公報、特許第30
97572号公報等に開示されているものがある。これ
らの公報に開示される動力入出力装置は、1つのプラネ
タリギアと2つの電動機を用いて内燃機関の動力を発電
機と駆動軸とに分割し、発電機で発電した電力を用いて
電動機を駆動し、駆動軸に設けた駆動輪を駆動すること
で内燃機関の動力をトルク変換している。
【0003】この従来技術では内燃機関の動作点を停止
を含めた任意の点に設定できるため燃費を向上すること
ができる。しかしシリーズ方式ほどではないが、十分な
駆動軸トルクを得るためには比較的大きなトルクを有す
る電動機が必要となるという欠点がある。さらに、これ
らの従来例ではLOWギア比域で発電機と電動機との間
での電力の受け渡し量が増加するため電気的損失が大き
くなるという不都合もあり、未だ改善の余地がある。
【0004】この点を解決する方法としては特開平11
−301291号公報に開示されるものがある。この従
来の動力入出力装置は、内燃機関の動力を複数のプラネ
タリギアへ分配し各々のプラネタリギアに電動機を接続
し、これら複数のプラネタリギアの出力を合成して駆動
軸に出力する方法を採り、LOWギア比域での電力の受
け渡し量が減少し電気的損失が小さくなり、その結果効
率を向上させることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、内燃機関の動力を歯車により各プラネ
タリギアの入力軸へ分配し、さらには、各プラネタリギ
アの出力を歯車により合成しているため、機械損失が増
加しその分の効率低下を招くという不都合があった。ま
た、歯車によりプラネタリギアへの動力分配及び合成を
行うため、重量及び形状が大きくなり広い設置スペース
を要するため車両搭載性上不利となる恐れがあるという
不都合もあった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、機械的損失の低減,省電力化及び小型
化を図ることを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、いずれもモータジェネ
レータである第一及び第二のモータと、トルクを出力す
る駆動源と、第一及び第二の遊星歯車機構とを備え、第
一の遊星歯車機構のサンギア,プラネタリーキャリア,
リングギアの内のいずれか二つの回転要素を第二の遊星
歯車機構のサンギア,プラネタリーキャリア,リングギ
アの内のいずれか二つの回転要素と個別に直接連結し、
これら連結されて一体を成す二組の回転要素と残る未連
結の二つの各回転要素とからなる四つの回転要素の内の
いずれか三つをそれぞれ別々に第一のモータの出力軸,
第二のモータの出力軸,駆動源の出力軸のいずれかに直
接接続し,残る一つの回転要素を駆動出力部とする、と
いう構成を採っている。
【0008】ここで、上記構成におけ駆動源とは、例え
ば内燃機関や外燃機関等のように自らがトルクを発生す
る機関の他に二輪車におけるペダルのような人力を入力
することで下流側にトルクを出力する機構も含むものと
する。
【0009】また、上記構成において、「直接連結
し」,「直接接続し」とは、伝達歯車や変速歯車等の介
在せしめる構成なしに連結又は接続することで同じ回転
速度で同時に回転させることを意味するものとする。
【0010】一般に遊星歯車機構は、サンギア,プラネ
タリーキャリア,リングギアの各回転要素の回転速度比
を共線図(図3〜13参照)で表すことが可能である。
この共線図では、サンギア,プラネタリーキャリア,リ
ングギアに個別に対応する回転速度軸がその順番で併記
されると共に各回転速度軸の間隔比が1:サンギアの歯
数/リングギアの歯数で描かれる。そして、遊星歯車機
構はその各回転要素の回転数が各回転速度軸に交差する
一直線で結ばれる関係となる。
【0011】上記発明の構成にあっては、第一及び第二
の遊星歯車機構の各々が有する三つの回転要素の内の二
つずつを選出して各遊星歯車機構間でこれらを個別に連
結することで、実質上四つの回転要素を構成している。
そして、各遊星歯車機構間で互いに二つの構成要素が連
結されているので、上記四つの回転要素については、各
々に対応する四本の回転速度軸を備えた共線図で表すこ
とができ、各回転速度も各回転速度軸に交差する一直線
で結ばれる関係となる。
【0012】本発明では、四つの内の三つの回転要素に
それぞれ第一のモータ,第二のモータ,駆動源を接続
し、残る一つの回転要素をトルク出力を行う駆動出力部
としているので、各回転要素の回転速度の上述の関係を
利用して各モータの回転速度を制御することで駆動源と
駆動出力部との間の変速比(いわゆるギア比)を可変調
節する無段変速機としての機能を持たせている。また、
各回転要素間ではトルク伝達が行われるので、駆動源か
らの出力トルク又は駆動出力から入力された入力トルク
を各モータに伝えて発電させたり、各モータからの出力
トルクを駆動出力部に伝えて駆動源のパワーアシストが
行われる。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の構成を備えると共に、四つの回転要素につ
いて各々の回転角速度を示す四つの回転角速度軸が並ん
で表記される共線図において両端に位置する二つの回転
角速度軸にそれぞれ対応する二つの回転要素に第一のモ
ータと第二のモータとをそれぞれ接続する、という構成
を採っている。
【0014】共線図において四本の回転速度軸の両端に
位置する二本の回転速度軸が前述した四つの回転要素の
いずれに対応するかは、各遊星歯車機構の各回転要素の
いずれを連結するか、また各遊星歯車機構のリングギア
とサンギアの歯数比により決定される。
【0015】そして、両端に位置する二本の回転速度軸
に対応する回転要素の各々に第一のモータと第二のモー
タとをそれぞれ接続すると、一方の電動機の回転速度を
0近傍にした場合にいわゆるLOWギア比(駆動源と駆
動出力部との間の変速比であって駆動出力部の回転速度
が小さくなる状態)を1以上とすることができ、他方の
電動機の回転速度を0近傍にした場合にいわゆるHIG
Hギア比(駆動源と駆動出力部との間の変速比であって
駆動出力部の回転速度が大きくなる状態)を1以下とす
ることができる。こられのとき、いずれか一方のモータ
の回転速度が0に近いのでその電力消費を低減すること
ができる。
【0016】以下、請求項3乃至8記載の発明は、第一
の遊星歯車機構と第二の遊星歯車機構との間での回転要
素の連結並びに四つの回転要素と各モータ,駆動源等の
接続について、具体的な組み合わせを示している。
【0017】即ち、請求項3記載の発明では、第一の遊
星歯車機構のプラネタリーキャリアと第二の遊星歯車機
構のサンギアとを連結してなる回転要素を駆動源の出力
軸と接続し、第一の遊星歯車機構のリングギアと第二の
遊星歯車機構のプラネタリーキャリアとを連結してなる
回転要素を駆動出力部とし、第一の遊星歯車機構のサン
ギアを第一のモータの出力軸と接続し、第二の遊星歯車
機構のリングギアを第二のモータの出力軸と接続してい
る。
【0018】請求項4記載の発明では、第一の遊星歯車
機構のプラネタリーキャリアを駆動源の出力軸と接続
し、第一の遊星歯車機構のリングギアと第二の遊星歯車
機構のプラネタリーキャリアとを連結してなる回転要素
を駆動出力部とし、第一の遊星歯車機構のサンギアと第
二の遊星歯車機構のサンギアとを連結してなる回転要素
を第一のモータの出力軸に接続し、第二の遊星歯車機構
のリングギアを第二のモータの出力軸と接続している。
【0019】請求項5記載の発明では、第一の遊星歯車
機構のプラネタリーキャリアと第二の遊星歯車機構のプ
ラネタリーキャリアとを連結してなる回転要素を駆動源
の出力軸と接続し、第一の遊星歯車機構のリングギアを
駆動出力部とし、第一の遊星歯車機構のサンギアと第二
の遊星歯車機構のサンギアとを連結してなる回転要素を
第一のモータの出力軸に接続し、第二の遊星歯車機構の
リングギアを第二のモータの出力軸と接続している。
【0020】請求項6記載の発明では、第一の遊星歯車
機構のプラネタリーキャリアと第二の遊星歯車機構のサ
ンギアとを連結してなる回転要素を駆動源の出力軸と接
続し、第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアを駆
動出力部とし、第一の遊星歯車機構のサンギアを第一の
モータの出力軸と接続し、第一の遊星歯車機構のリング
ギアと第二の遊星歯車機構のリングギアとを連結してな
る回転要素を第二のモータの出力軸に接続している。
【0021】請求項7記載の発明では、第一の遊星歯車
機構のプラネタリーキャリアを駆動源の出力軸と接続
し、第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアを駆動
出力部とし、第一の遊星歯車機構のサンギアと第二の遊
星歯車機構のサンギアとを連結してなる回転要素を第一
のモータの出力軸と接続し、第一の遊星歯車機構のリン
グギアと第二の遊星歯車機構のリングギアとを連結して
なる回転要素を第二のモータの出力軸に接続している。
【0022】請求項8記載の発明では、第一の遊星歯車
機構のサンギアを駆動源の出力軸と接続し、第一の遊星
歯車機構のプラネタリーキャリアと第二の遊星歯車機構
のプラネタリーキャリアとを連結してなる回転要素を駆
動出力部とし、第二の遊星歯車機構のサンギアを第一の
モータの出力軸と接続し、第一の遊星歯車機構のリング
ギアと第二の遊星歯車機構のリングギアとを連結してな
る回転要素を第二のモータの出力軸に接続している。
【0023】次に、請求項9記載の発明では、請求項1
乃至8記載の発明と同様の構成を備えると共に、駆動源
を一方向のみに回転可能とする規制手段を備える、とい
う構成を採っている。これにより、駆動源は一定方向の
回転のみを行う。また、請求項10記載の如く、規制手
段を、駆動源と連結される一回転要素を一方向のみに回
転可能とする向きに設置された一方向クラッチとしても
良い。
【0024】さらに、請求項11記載の如く、規制手段
として、各モータの出力トルク値を制御する動作制御手
段を備え、この動作制御手段が、駆動出力部に要求され
ている駆動トルク値及び各遊星歯車機構のサンギアとリ
ングギアのギア比から駆動源が接続された回転要素にお
けるトルク値を0とする各モータのトルク値を算出する
算出部と、各モータのトルク出力を算出部で算出された
各トルク値に設定するモータ制御部とを有する構成とし
ても良い。かかる構成の場合、駆動出力部から出力され
るトルクに対して各モータの出力トルクをバランス良く
設定することで駆動源と接続される回転要素のトルク値
を0とする。従って、正逆回転方向のいずれについても
回転を生じない。
【0025】本発明は、上述した各構成によって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) [全体概要]本発明の第1の実施形態を図1乃至図17
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態で
ある動力入出力装置10をハイブリッド車に適用する場
合の概略構成図である。この動力入出力装置10は、い
ずれもモータジェネレータである第一及び第二のモータ
11,12と、トルクを出力する駆動源としてのエンジ
ン13、第一及び第二の遊星歯車機構20,30と、各
モータ11,12の動作制御手段40とを備えている。
【0027】[各構成の接続状態]上記各遊星歯車機構
20,30は、サンギア21,31と二つのプラネタリ
ーギアを支持するプラネタリーキャリア22,32とリ
ングギア23,33とを回転要素として備えている。そ
して、第一の遊星歯車機構20のプラネタリーキャリア
22と第二の遊星歯車機構30のサンギア31とを連結
してなる回転要素をエンジン13の出力軸13aと接続
し、第一の遊星歯車機構20のリングギア23と第二の
遊星歯車機構30のプラネタリーキャリア32とを連結
してなる回転要素に駆動出力部14を設け、第一の遊星
歯車機構20のサンギア21を第一のモータ11の出力
軸11aと接続し、第二の遊星歯車機構30のリングギ
ア33を第二のモータ12の出力軸12aと接続してい
る。
【0028】各遊星歯車機構20,30の回転要素はい
ずれもその回転中心線が同一軸上に位置している。そし
て、エンジン13と第一の遊星歯車機構20との間に第
一のモータ11を配置しているので、当該第一のモータ
11の出力軸11aを中空としてエンジン13の出力軸
13aをその内部に通している。また、第一の遊星歯車
機構20のリングギア23と第二の遊星歯車機構30の
プラネタリーキャリア32とは連結軸15を介して連結
されている。この連結軸15もまた中空となっており、
その内部を通ってエンジン13の出力軸13aが第二の
遊星歯車機構30のサンギア31間で延設されている。
【0029】また、上述の駆動出力部14は、第一の遊
星歯車機構20のリングギア23の外周に形成された歯
車から構成されている。かかる駆動出力部14から動力
入出力装置10の外部にあるハイブリッド車の駆動輪
(図示略)にトルク出力を行っている。
【0030】第一の遊星歯車機構20と第二の遊星歯車
機構30との間における各回転要素の連結は変速歯車や
伝達歯車を介在させることなく行われており、また、各
回転要素と第一のモータ11,第二のモータ12,エン
ジン13との接続も同様である。このため、エンジン1
3,第一のモータ11,第一の遊星歯車機構20,第二
の遊星歯車機構30及び第二のモータ12を同一軸上に
並べて配設することができ、動力入出力装置10の小型
化が図られている。
【0031】[動作制御手段]動作制御手段40は、ハ
イブリッド車の制御部から出力される後述する各運転の
レンジ情報,エンジン13の現在の出力トルク値,駆動
出力部14に要求されている駆動トルク値の入力を受け
てこれら及び各遊星歯車機構20,30のサンギア2
1,31とリングギア23,33のギア比A1,A2か
ら各モータ11,12のトルク値を算出する算出部41
と、第一のモータ11のトルク出力を算出部41で算出
されたトルク値に設定するモータ制御部としての第一の
インバータ42と、第二のモータ12のトルク出力を算
出部42で算出されたトルク値に設定するモータ制御部
としての第二のインバータ43とを備えている。各イン
バータ42,43の電源端子はバッテリー50に接続さ
れている。このバッテリー50は、各モータ11,12
の他にハイブリッド車のエアコン等の補機の電力を供給
するバッテリーであり、各モータ11,12の回生時に
は蓄電も行う。
【0032】[第一の実施形態の動作]次に、ハイブリ
ッド車の各動作状態における動力入出力装置10の動作
を図1乃至図13に基づいて説明する。図2はハイブリ
ッド車の各動作モードにおけるエンジン13,車両の挙
動及び運転のレンジの関係を示す図表である。なお、こ
こでいう運転のレンジとは、通常の自動車と同様にP
(パーキング),N(ニュートラル),D(前進走
行),R(後進走行)のように複数種あり、運転者が選
択的に入力設定するものである。
【0033】また、動作モードはハイブリッド車側の制
御回路に記憶されており、各動作モードにおけるエンジ
ン13の挙動はかかる制御回路により制御される。動作
モードは、停止状態,モータによる前進,モータによる
後進,エンジン運転時の発進,LOWギア比状態,中間
ギア比状態,HIGHギア比状態,エンジン運転時の車
両後進の各動作に分かれており、図4乃至図13は各動
作モードにおける動力入出力装置10の共線図を示して
いる。
【0034】以下に、これら各動作モードにおける動力
入出力装置10の動作説明を行う。動作説明の前提とし
て、ここで第一の遊星歯車機構20のギア比A1及び第
二の遊星歯車機構30のギア比A2は下記のように定義
する。
【0035】A=ZS/ZR =ZS/ZR ZS:第一の遊星歯車機構のサンギア歯数 ZR:第一の遊星歯車機構のリングギア歯数 ZS:第二の遊星歯車機構のサンギア歯数 ZR:第二の遊星歯車機構のリングギア歯数
【0036】ここで、図3により、互いの二つの回転要
素が連結された第一の遊星歯車機構20と第二の遊星歯
車機構30の合成した共線図を表すための手法を説明す
る。まず、一般に単一の遊星歯車機構にあっては共線図
において左から順番にサンギア,プラネタリーキャリ
ア,リングギアの各回転速度軸が並列して描かれ、当該
各回転速度軸の配設間隔比は[ZR:ZS]となる(Z
S:サンギア歯数,ZR:リングギア歯数)。
【0037】従って、第一の遊星歯車機構20の各回転
要素の回転速度を共線図で表すと、サンギア,プラネタ
リーキャリア,リングギアの各回転速度軸の間隔比は
[ZR :ZS]となりこれをA1で表すと[1/A
:1]となる。また、第二の遊星歯車機構30につい
ても同様に[ZR:ZS]となりAで表すと
[1:A]となる。
【0038】そして、第一の遊星歯車機構20のプラネ
タリーキャリア22と第二の遊星歯車機構30のサンギ
ア31とが連結され、第一の遊星歯車機構20のリング
ギア23と第二の遊星歯車機構30のプラネタリーキャ
リア32とが連結されているので、互いに連結される回
転要素に対応する回転速度軸を重ね合わせると、第一の
遊星歯車機構20の共線図と第二の遊星歯車機構30の
共線図とを、四つの回転要素に対応する四本の回転速度
軸が描かれた共線図に合成することができる。さらに、
合成された共線図の四本の回転速度軸の間隔比は、重ね
合わされた二本の回転速度軸の間隔を1とすると、[1
/A:1:A]となる。
【0039】なお、上記合成により表された共線図によ
れば、第一の遊星歯車機構20のサンギア21に対応す
る回転速度軸と第二の遊星歯車機構30のリングギア3
3に対応する回転速度軸とが四本の回転速度軸の内の両
端に位置することとなる。そして、第一の遊星歯車機構
20のサンギア21には第一のモータ11が接続され、
第二の遊星歯車機構30のリングギア33には第二のモ
ータ12が接続されている。従って、動力入出力装置1
0では、各モータ11,12に対応する各回転速度軸が
共線図において両端に位置するという特徴を備えている
ことが分かる。かかる特徴による特有の効果については
後述することとする。
【0040】さらに、図4乃至13において、左から一
番目の回転速度軸は第一のモータ11に対応し(MG1
と記す)、二番目の回転速度軸はエンジン13に対応し
(E/Gと記す)、三番目の回転速度軸は駆動出力部1
4に対応し(OUTと記す)、最後の回転速度軸は第二
のモータ12に対応している(MG2と記す)。また、
各図において、第一のモータ11の出力軸11aにおけ
るトルクをTmg1,第二のモータ12の出力軸12aに
おけるトルクをTmg2,エンジン13の出力軸13aに
おけるトルクをTe,駆動出力部14におけるトルクを
Toutとする。
【0041】そして、各共線図において、回転速度はエ
ンジン13の回転方向を正方向とし、四つの各回転要素
に入出力されるトルクはエンジン13のトルクTeと同
じ向きのトルクが入力される方向を正として定義する。
従って、駆動出力部14におけるトルクToutが正の場
合は車両を後方へ駆動しようとするトルクが出力されて
いる状態(前進時であれば減速、後進時であれば駆動)
であり、トルクToutが負の場合は車両を前方へ駆動し
ようとするトルクが出力されている状態(前進時であれ
ば駆動、後進時であれば減速)である。
【0042】また、以下の説明において、モータによる
発電や力行を行う場合、インバータやモータでの発熱に
よる損失が発生するため電気エネルギーと機械的エネル
ギーとの間で変換を行う場合の効率は100%ではない
が、説明を簡単にするため損失は無いと仮定して説明す
る。現実として損失を考慮する場合には、損失により失
われるエネルギーの分だけ余分に発電するように制御す
ればよい。
【0043】(1)停止状態 バッテリの充電量が十分ある状態でのNやPレンジでこ
の制御を行う。図4に停止状態の共線図を示す。エンジ
ン13は停止しており、各モータ11,12にはトルク
を発生させない。
【0044】(2)モーターによる前進 バッテリの充電量が十分ある状態でのDレンジで、要求
される駆動動力が小さい場合に、この制御を行う。この
状態での共線図を図5に示す。この図において、第二の
モータ12の出力するトルクTmg2により発生する反力
をトルクTmg1により受けるように第一のモータ11を
制御し、エンジン13の出力軸13aが逆方向に回転し
ないようにしている。このとき、第一のモータ11にお
けるトルクMG1はトルクの向きと回転方向とが逆であ
り発電状態となっている。この場合の各トルクの関係は
以下の式で表される。
【0045】 Tmg1=−(A/(1+(1/A)+A))Tout …(1) Tmg2=−((1+(1/A))/(1+(1/A)+A))Tout …(2)
【0046】従って要求される駆動トルクToutから上
式(1),(2)に従いトルクTmg1及びTmg2を算出して第一
のモータ11及び第二のモータ12を制御すればよい。
なお、要求される駆動トルクToutは、ハイブリッド車
の制御回路がアクセル開度及び車速の各検出手段の出力
から算出し、動力入出力装置10の動作制御手段40に
入力される。その一方で、動力入出力装置10の動作制
御手段40は、エンジン13を一定方向にのみ正回転さ
せて逆回転を防止する規制手段としての機能を有してい
る。
【0047】従って、このようにエンジン13が停止し
ている情報をハイブリッド車の制御回路側から受けると
共に駆動トルクToutの要求を受けると、算出部41が
式(1),(2)に基づいてトルクTmg1,Tmg2を算出する。
そして、各インバータ42,43はそれぞれ第一及び第
二のモータ11,12をトルクTmg1,Tmg2となるよう
に制御する。
【0048】なお、エンジン13の逆回転を防止する規
制手段として、当該エンジン13の出力軸13a又はこ
れと接続される第一の遊星歯車機構20のプラネタリー
キャリア22若しくは第二の遊星歯車機構30のサンギ
ア31のいずれかを支持する一方向クラッチを設けても
良い。かかる一方向クラッチは、エンジン13の正回転
に対応する方向のみに回転可能な方向に向けて装備され
る。図6はかかる一方向クラッチを設けた場合の共線図
の例を示している。
【0049】この場合、第一のモータのトルクTmg1
と、第二のモータのトルクTmg2により発生する反力を
一方向クラッチで受けている。この場合の駆動トルクT
outは以下の式で表せる。
【0050】 Tout=(1/A)Tmg1−(1+A)Tmg2 …(3)
【0051】従って要求される駆動トルクに対して(3)
式を満足するようなトルクTmg1,Tmg2を算出すると共
に各々がそのようなトルクとなるように第一のモータ1
1及び第二のモータ12を制御すればよい。
【0052】(3)モーターによる後進 この状態での共線図を図7に示す。図5に示す場合に対
し、トルク及び回転方向が反転したのみであり、前式
(1),(2)からTmg1及びTmg2を算出して各モータ11,
12を制御すればよい。
【0053】(4)エンジン運転時の車両停止 バッテリ50を充電する必要がある状態やエンジン13
によりエアコン等の補機を駆動する必要がある状態であ
って、NやPレンジである場合にこの制御を行う。図8
にその共線図を示す。この場合、駆動出力部14におけ
るトルクToutは0のため、各トルクの関係は次の様に
なる。
【0054】 Tmg1=−((1+A)/(1+(1/A)+A))Te …(4) Tmg2=−((1/A)/(1+(1/A)+A))Te …(5)
【0055】この場合、第一のモータ11は回生となる
が、第二のモータ12はトルクと回転方向が同じため力
行となり電力を消費する。しかし、第二のモータ12の
消費電力より第一のモータ11の回生電力の方が多くな
るように各遊星歯車機構20,30の各々のギア比
,Aを設定することにより、充電可能である。
【0056】(5)エンジン運転時の発進バッテリ50
を充電する必要がある状態や、エンジン13によりエア
コン等の補機を駆動する必要がある状態でのDレンジで
発進する場合である。この時の共線図を図9に示す。こ
の場合、各トルクの関係は次の様になる。
【0057】 Tmg1=−((1+A)Te+A・Tout)/(1+(1/A)+A) …(6 ) Tmg2=−((1/A)Te+(1+(1/A))Tout)/(1+(1/A)+A) …(7)
【0058】この場合、バッテリ50への充放電が無い
場合、第二のモータ12は回生となり、この回生電力を
用いて第一のモータ11を力行させる。
【0059】(6)LOWギア比状態 エンジン13により走行し、第二のモータ12の回転速
度が0の状態である。この時の共線図を図10に示す。
この場合の各トルクの関係は上式(6),(7)で表せる。第
二のモータ12の回転速度は0であるため電力は消費し
ない。従って、バッテリ50への充放電が無い場合に
は、第一のモータ11で発電を行う必要はないため、T
mg1は0となる。また、エンジン13の回転速度と駆動
出力部14の回転速度の比(いわゆる変速比)は(1+
)/Aとなる。
【0060】(7)中間ギア比状態 エンジン13により走行し、第一のモータ11及び第二
のモータ12の回転速度が正の状態である。この時の共
線図を図11に示す。この場合の各トルクの関係も上式
(6),(7)なる。この場合、バッテリ50への充放電が無
い場合、第一のモータ11は回生となり、この回生電力
を用いて第二のモータ12を力行させる。
【0061】(8)HIGHギア比状態 エンジン13により走行し、第一のモータ11の回転速
度が0の状態である。この時の共線図を図12に示す。
この場合の各トルクの関係も上式(6),(7)となる。第一
のモータ11の回転速度は0であるため回生はしない。
従ってバッテリ50への充放電が無い場合には、第二の
モータ12での力行や回生は行わずTmg2は0となる。
またエンジン13の回転速度と駆動出力部14の回転速
度の比(変速比)は(1/A)/(1+(1/A))と
なる。
【0062】(9)エンジン運転時の車両後進 バッテリ50を充電する必要がある状態や、エンジン1
3によりエアコン等の補機を駆動する必要がある状態で
のRレンジでこの制御を行う。この場合の共線図を図1
3に示す。この場合の各トルクの関係も上記(6),(7)式
となる。
【0063】[第一の実施形態の効果]上述のように、
動力入出力装置10では、共線図において両端に位置す
る二つの回転角速度軸に対応する二つの回転要素に第一
のモータ11と第二のモータ12とをそれぞれ接続して
いる。このように両端となる二つの回転要素に各モータ
11,12を接続することから生ずる効果について、異
なる組み合わせとなる二本の回転要素に各モータ11,
12を接続した場合と比較して詳説する。
【0064】図1のように結合された各遊星歯車機構2
0,30の四つの回転要素に対するエンジン13,駆動
出力部14,第一のモータ11,第二のモータ12の接
続パターンは以下の4通りの場合が考えられる(第一の
モータ11と第二のモータ12とは特性が同じモータで
ある限り入れ替えても実質上同じなので区別しないこと
とする)。
【0065】(1)上述した動力入出力装置10の接続
パターンの場合 図14(A)に上記接続パターンにおける共線図を示
し、図14(B)にギヤ比の逆数と電力授受量との関係
を表す線図を示す。これによると、第一のモータ11の
回転速度=0のとき前進HIGHギア相当、第二のモー
タ12の回転速度=0のとき前進LOWギア相当とな
り、電力授受量=0のポイントが通常使用域(前進走行
域であって、ギア比が通常車でいうところの無限大〜H
IGHギアの区間)で2ヶ所ある。
【0066】(2)第二のモータ12と駆動出力部14
とを入れ替えた場合 図15(A)に上記接続パターンにおける共線図を示
し、図15(B)にギヤ比の逆数と電力授受量との関係
を表す線図を示す。これによると、第一のモータ11の
回転速度=0のときHIGHギア相当となるが、第二の
モータ12の回転速度=0のときでは駆動出力部14が
反対方向に回転し後退走行となる。従って電力の授受が
0となるギア比は前進におけるHIGHギアのときと後
退におけるのLOWギアのときとなる。従って(1)と
比較した場合、通常使用域では前進のLOW付近で電力
の授受が増大しその分電力損失が高くなってしまう。
【0067】(3)第一のモータ11とエンジン13と
を入れ替えた場合 図16(A)に上記接続パターンにおける共線図を示
し、図16(B)にギヤ比の逆数と電力授受量との関係
を表す線図を示す。これによると、第二のモータ12の
回転速度=0のときLOWギア相当となるが、第一のモ
ータ11の回転速度=0のとき駆動出力部14が反対方
向に回転し後退走行となる。従って電力の授受が0とな
るギア比は前進におけるLOWギアと後退におけるHI
GHギアとなる。従って(1)と比較した場合、通常使
用域では前進のHIGHギア付近で電力の授受が増大し
その分電力損失が高くなってしまう。
【0068】(4)第二のモータ12と駆動出力部14
及び第一のモータ11とエンジン13とを入れ替えた場
合 図17(A)に上記接続パターンにおける共線図を示
し、図17(B)にギヤ比の逆数と電力授受量との関係
を表す線図を示す。これによると、第二のモータ12の
回転速度=0のとき後退のLOWギア相当となり、第一
のモータ11の回転速度=0のとき後退のHIGHギア
相当となる。従って電力の授受が0となるギア比は後退
のLOWギアと後退のHIGHギアとなる。即ち、電力
の授受が0となるポイントが全て後退側となる。
【0069】この場合、駆動出力部14の逆回転時に車
両が前進するように設定することにより後退側を通常使
用域とすることができる。従って、(1)と比較した場
合電力の授受に関しては同等と見なすこともできる。し
かし、図17(A)の共線図からわかるように、第一の
モータ11,第二のモータ12がてこの支点に相当する
ことになり、第一のモータ11及び第二のモータ12に
必要なトルクはエンジン13のトルクと駆動出力部14
のトルクの和となるので、大型のモータが必要となる。
これを回避するためには、各モータ11,12の出力を
減速すれば、モータのトルクは小さくても足りるが、減
速ギアが新たに必要となり、その結果、部品点数の増
加、装置の大型化、機械損失の増加等の面から(1)と
比較して不利となる。
【0070】以上のように、上記動力入出力装置10で
は、共線図上で両端に位置する二つの回転要素に各モー
タを接続することにより、部品点数の増加,装置の大型
化,機械損失の増加等の不利益を被ることなく、ギア比
の使用頻度の高い通常使用域での電力授受量を低減する
ことができ、当該動力入出力装置10を装備することに
より、ハイブリッド車の燃費向上を図ることが可能とな
る。
【0071】[その他]図1に示す動力入出力装置10
では、エンジン13の出力軸13aを,中空にした第一
のモータ11の出力軸11aに貫通させることで当該第
一のモータ11に隣接してエンジン13を配置している
が、図18に示すように、第二のモータ12の出力軸1
2aを中空としてその内部をエンジン13の出力軸13
aを貫通させることで、第二のモータ12に隣接してエ
ンジン13を配置しても良い。かかる図18の構成の場
合も図1と同様に機能することとなる。
【0072】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態たる動力入出力装置10Aを図19及び図20に基づ
いて説明する。図19は動力入出力装置10Aの概略構
成図であり、図20は動力入出力装置10Aの二つの遊
星歯車機構20及び30を合成した場合の共線図の各回
転速度軸の間隔比を表す説明図である。この動力入出力
装置10Aについて前述した動力入出力装置10と同一
の構成については同符号を付して重複する説明を省略す
るものとする。
【0073】この動力入出力装置10Aでは、第一の遊
星歯車機構20,第二の遊星歯車機構30の結合状態並
びに各遊星歯車機構20,30に対する第一のモータ1
1,第二のモータ12,エンジン13の接続状態及び駆
動出力部14の配置が動力入出力装置10と異なり、そ
の他の構成については同様である。
【0074】即ち、第一の遊星歯車機構20のプラネタ
リーキャリア22をエンジン13の出力軸13aと接続
し、第一の遊星歯車機構20のリングギア23と第二の
遊星歯車機構30のプラネタリーキャリア32とを連結
してなる回転要素に駆動出力部14を設け、第一の遊星
歯車機構20のサンギア21と第二の遊星歯車機構30
のサンギア31とを連結してなる回転要素を第一のモー
タ11の出力軸11aと接続し、第二の遊星歯車機構3
0のリングギア33を第二のモータ12の出力軸12a
と接続している。
【0075】この場合の動力入出力装置10Aの共線図
は図4〜図13に示す共線図とは各回転速度軸間の間隔
比(図4〜図13では、L1:L2:L3=1/A
1:Aとなっている)が異なり、以下の式で表される
比となる。
【0076】 L1:L2:L3=1/A:1:A(1+(1/A))…(8)
【0077】ここで L1:共線図において左から一番目(第一のモータ)と
二番目(エンジン)の回転速度軸の間隔 L2:共線図において左から二番目(エンジン)と三番
目(駆動出力部)の回転速度軸の間隔 L3:共線図において左から三番目(駆動出力部)と四
番目(第二のモータ)の回転速度軸の間隔
【0078】式(8)で表される比の関係は、前述した動
力入出力装置10における図3による説明と大体同様に
して求められるが、第一の遊星歯車機構20と第二の遊
星歯車機構30との間で連結される回転要素の組み合わ
せが異なるのでこれによる若干の差異を生じる。順を追
って説明図すると、まず、第一の遊星歯車機構20及び
第二の遊星歯車機構30の共線図上の各回転速度軸の間
隔比は次式(9),(10)で表される(S1:サンギア21,
S2:サンギア31,C1:プラネタリーキャリア2
2,C2:プラネタリーキャリア32,R1:リングギ
ア23,R2:リング33とする。以下同じ。)。
【0079】 S1とC1との間隔:C1とR1との間隔=1:A=1/A:1…(9) S2とC2との間隔:C2とR2との間隔=1:A…(10)
【0080】この例の場合、S1とS2、R1とC2が
結合されるので L1:L2=1/A:1 …(11) L1+L2:L3=1:A …(12)
【0081】上式(11)より L1=L2/A …(13) 上式(12),(13)より L3=(L1+L2)A =L2(1+(1/A))A …(14)
【0082】従って L1:L2:L3=L2/A:L2:L2・A(1+(1/A)) =1/A:1:A(1+(1/A)) となり式(8)が導出される。
【0083】一方、前述した式(1)〜(7)はL1,L2,
L3により、次式(1)’〜(7)’で表すことができる。
【0084】 Tmg1=−(L3/(L1+L2+L3))Tout …(1)' Tmg2=−((L1+L2)/(L1+L2+L3))Tout …(2)' Tout=(L1・Tmg1−(L2+L3)Tmg2)/L2 …(3)' Tmg1=−((L2+L3)/(L1+L2+L3))Te …(4)' Tmg2=−(L1/(L1+L2+L3))Te …(5)' Tmg1=−((L2+L3)Te+L3・Tout)/(L1+L2+L3)…(6)' Tmg2=−(L1・Te+(L1+L2)Tout)/(L1+L2+L3) …(7)'
【0085】従って、式(8)を上式(1)’〜(7)’に代入
することで、動力入出力装置10Aは前述した動力入出
力装置10の各動作時における各回転要素のトルク及び
回転速度を算出することができ、同様の動作を行うこと
が可能である。従って、この動力入出力装置10Aは前
述した動力入出力装置10と同様の効果を奏することと
なる。
【0086】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態たる動力入出力装置10Bを図21及び図22に基づ
いて説明する。図21は動力入出力装置10Bの概略構
成図であり、図22は動力入出力装置10Bの二つの遊
星歯車機構20及び30を合成した場合の共線図の各回
転速度軸の間隔比を表す説明図である。この動力入出力
装置10Bについて前述した動力入出力装置10と同一
の構成については同符号を付して重複する説明を省略す
るものとする。
【0087】この動力入出力装置10Bでは、第一の遊
星歯車機構20,第二の遊星歯車機構30の結合状態並
びに各遊星歯車機構20,30に対する第一のモータ1
1,第二のモータ12,エンジン13の接続状態及び駆
動出力部14の配置が動力入出力装置10と異なり、そ
の他の構成については同様である。
【0088】即ち、第一の遊星歯車機構20のプラネタ
リーキャリア22と第二の遊星歯車機構30のプラネタ
リーキャリア32とを連結してなる回転要素をエンジン
13の出力軸13aと接続し、第一の遊星歯車機構20
のリングギア23に駆動出力部14を設け、第一の遊星
歯車機構20のサンギア21と第二の遊星歯車機構30
のサンギア31とを連結してなる回転要素を第一のモー
タ11の出力軸11aと接続し、第二の遊星歯車機構3
0のリングギア33を第二のモータ12の出力軸12a
と接続している。
【0089】この場合の動力入出力装置10Bの共線図
は各回転速度軸間の間隔比が以下の式で表される比とな
る。
【0090】 L1:L2:L3=1/A:1:(A/A)−1…(15)
【0091】式(15)で表される比の関係は以下のように
して導かれる。この例の場合、S1とS2、C1とC2
が結合されるので、前述した式(9),(10)を参照すると、 L1:L2=1/A:1 …(16) L1:L2+L3=1:A …(17)
【0092】式(16)より L1=L2/A …(18) 式(17)及び式(18)より L3=L1・A−L2 =(A/A−1)L2 …(19)
【0093】従って L1:L2:L3=L2/A:L2:(A/A−1)L2 =1/A:1:A/A−1 となり式(15)が導出される。
【0094】従って、式(15)を前述の式(1)’〜(7)’に
代入することで、動力入出力装置10Bは前述した動力
入出力装置10の各動作時における各回転要素のトルク
及び回転速度を算出することができ、同様の動作を行う
ことが可能である。従って、この動力入出力装置10B
は前述した動力入出力装置10と同様の効果を奏するこ
ととなる。
【0095】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態たる動力入出力装置10Cを図23及び図24に基づ
いて説明する。図23は動力入出力装置10Cの概略構
成図であり、図24は動力入出力装置10Cの二つの遊
星歯車機構20及び30を合成した場合の共線図の各回
転速度軸の間隔比を表す説明図である。この動力入出力
装置10Cについて前述した動力入出力装置10と同一
の構成については同符号を付して重複する説明を省略す
るものとする。
【0096】この動力入出力装置10Cでは、第一の遊
星歯車機構20,第二の遊星歯車機構30の結合状態並
びに各遊星歯車機構20,30に対する第一のモータ1
1,第二のモータ12,エンジン13の接続状態及び駆
動出力部14の配置が動力入出力装置10と異なり、そ
の他の構成については同様である。
【0097】即ち、第一の遊星歯車機構20のプラネタ
リーキャリア22と第二の遊星歯車機構30のサンギア
31とを連結してなる回転要素をエンジン13の出力軸
13aと接続し、第二の遊星歯車機構30のプラネタリ
ーキャリア32に駆動出力部14を設け、第一の遊星歯
車機構20のサンギア21を第一のモータ11の出力軸
11aと接続し、第一の遊星歯車機構20のリングギア
23と第二の遊星歯車機構30のリングギア33とを連
結してなる回転要素を第二のモータ12の出力軸12a
と接続している。
【0098】この場合の動力入出力装置10Cの共線図
は各回転速度軸間の間隔比が以下の式で表される比とな
る。
【0099】 L1:L2:L3=(1+A)/A:1:A …(20)
【0100】式(20)で表される比の関係は以下のように
して導かれる。この例の場合、C1とS2、R1とR2
が結合されるので、前述した式(9),(10)を参照すると、 L1:L2+L3=1/A:1 …(21) L2:L3=1:A …(22)
【0101】式(22)より L3=L2・A …(23) 式(21)及び式(23)より L1=(L2+L3)/A =((1+A)/A
L2 …(24)
【0102】従って L1:L2:L3=((1+A)/A)L2:L2:L2・A2 =(1+A)/A:1:A となり式(20)が導出される。
【0103】従って、式(20)を前述の式(1)’〜(7)’に
代入することで、動力入出力装置10Cは前述した動力
入出力装置10の各動作時における各回転要素のトルク
及び回転速度を算出することができ、同様の動作を行う
ことが可能である。従って、この動力入出力装置10C
は前述した動力入出力装置10と同様の効果を奏するこ
ととなる。
【0104】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態たる動力入出力装置10Dを図25及び図26に基づ
いて説明する。図25は動力入出力装置10Dの概略構
成図であり、図26は動力入出力装置10Dの二つの遊
星歯車機構20及び30を合成した場合の共線図の各回
転速度軸の間隔比を表す説明図である。この動力入出力
装置10Dについて前述した動力入出力装置10と同一
の構成については同符号を付して重複する説明を省略す
るものとする。
【0105】この動力入出力装置10Dでは、第一の遊
星歯車機構20,第二の遊星歯車機構30の結合状態並
びに各遊星歯車機構20,30に対する第一のモータ1
1,第二のモータ12,エンジン13の接続状態及び駆
動出力部14の配置が動力入出力装置10と異なり、そ
の他の構成については同様である。
【0106】即ち、第一の遊星歯車機構20のプラネタ
リーキャリア22をエンジン13の出力軸13aと接続
し、第二の遊星歯車機構30のプラネタリーキャリア3
2に駆動出力部14を設け、第一の遊星歯車機構20の
サンギア21と第二の遊星歯車機構30のサンギア31
とを連結してなる回転要素を第一のモータ11の出力軸
11aと接続し、第一の遊星歯車機構20のリングギア
23と第二の遊星歯車機構30のリングギア33とを連
結してなる回転要素を第二のモータ12の出力軸12a
と接続している。
【0107】この場合の動力入出力装置10Dの共線図
は各回転速度軸間の間隔比が以下の式で表される比とな
る。
【0108】 L1:L2:L3=(1+A)/(A−A):1:A(1+A)/( A−A)…(25)
【0109】式(25)で表される比の関係は以下のように
して導かれる。この例の場合、C1とS2、R1とR2
が結合されるので、前述した式(9),(10)を参照すると、 L1:L2+L3=1/A:1 …(26) L1+L2:L3=1:A …(27)
【0110】式(26)より L1=(L2+L3)/A …(28) 式(27)より L3=(L1+L2)・A …(29) 式(28)及び式(29)より L1=L2(1+A)/(A−A) …(30) L3=L2・A(1+A)/(A−A)…(31)
【0111】従って L1:L2:L3=L2(1+A)/(A−A):L2 :L2・A(1+A)/(A−A) =(1+A)/(A−A):1 :A(1+A)/(A−A) となり式(25)が導出される。
【0112】従って、式(25)を前述の式(1)’〜(7)’に
代入することで、動力入出力装置10Dは前述した動力
入出力装置10の各動作時における各回転要素のトルク
及び回転速度を算出することができ、同様の動作を行う
ことが可能である。従って、この動力入出力装置10D
は前述した動力入出力装置10と同様の効果を奏するこ
ととなる。
【0113】(第6の実施形態)本発明の第6の実施形
態たる動力入出力装置10Eを図27及び図28に基づ
いて説明する。図27は動力入出力装置10Eの概略構
成図であり、図28は動力入出力装置10Eの二つの遊
星歯車機構20及び30を合成した場合の共線図の各回
転速度軸の間隔比を表す説明図である。この動力入出力
装置10Eについて前述した動力入出力装置10と同一
の構成については同符号を付して重複する説明を省略す
るものとする。
【0114】この動力入出力装置10Eでは、第一の遊
星歯車機構20,第二の遊星歯車機構30の結合状態並
びに各遊星歯車機構20,30に対する第一のモータ1
1,第二のモータ12,エンジン13の接続状態及び駆
動出力部14の配置が動力入出力装置10と異なり、そ
の他の構成については同様である。
【0115】即ち、第一の遊星歯車機構20のサンギア
21をエンジン13の出力軸13aと接続し、第一の遊
星歯車機構20のプラネタリーキャリア22と第二の遊
星歯車機構30のプラネタリーキャリア32とを連結し
てなる回転要素に駆動出力部14を設け、第二の遊星歯
車機構30のサンギア31を第一のモータ11の出力軸
11aと接続し、第一の遊星歯車機構20のリングギア
23と第二の遊星歯車機構30のリングギア33とを連
結してなる回転要素を第二のモータ12の出力軸12a
と接続している。
【0116】この場合の動力入出力装置10Eの共線図
は各回転速度軸間の間隔比が以下の式で表される比とな
る。
【0117】 L1:L2:L3=(A−A)/A:1:A1…(32)
【0118】式(32)で表される比の関係は以下のように
して導かれる。この例の場合、C1とC2、R1とR2
が結合されるので、前述した式(9),(10)を参照すると、 L2:L3=1/A:1 …(33) L1+L2:L3=1:A …(34)
【0119】式(33)より L3=L2・A …(35) 式(34)より L3=(L1+L2)・A …(36) 式(35)及び式(36)より L1=L2(A−A)/A …(37)
【0120】従って L1:L2:L3=L2(A−A)/A:L2:L2・A =(A−A)/A:1:A となり式(32)が導出される。
【0121】従って、式(32)を前述の式(1)’〜(7)’に
代入することで、動力入出力装置10Eは前述した動力
入出力装置10の各動作時における各回転要素のトルク
及び回転速度を算出することができ、同様の動作を行う
ことが可能である。従って、この動力入出力装置10E
は前述した動力入出力装置10と同様の効果を奏するこ
ととなる。
【0122】なお、各遊星歯車機構20,30間での各
回転要素の連結及び各回転要素に対すエンジン13,第
一のモータ11,第二のモータ12の接続並びに駆動出
力部の配置のパターンは前述の各実施形態だけに限定す
るものではなく、共線図で表したときに両端に位置する
二つの回転速度軸に対応する回転要素に各モータを接続
した他の接続方法でも良い。
【0123】
【発明の効果】本発明は、第一の遊星歯車機構と第二の
遊星歯車機構との間における各回転要素の連結は変速歯
車や伝達歯車を介在させることなく行われており、ま
た、各回転要素と第一のモータ,第二のモータ,駆動源
との接続も同様としているため、駆動源,第一のモー
タ,第二のモータ,第一の遊星歯車機構及び第二の遊星
歯車機構を同一軸上に並べて配設することができ、装置
の小型化が図られている。従って、本発明を車両等に搭
載した場合であっても配設スペースが小さくて済み、車
両全体の小型化を図ることも可能である。また、歯車に
よる機械的損失の排除、部品点数の増加、歯車分の装置
の大型化を防止することができる。
【0124】また、共線図に表される四本の回転速度軸
の内の両端に位置する各回転速度軸に対応する回転要素
に第一のモータと第二のモータとを接続する構成として
場合には、一方のモータの回転速度を0近傍にした場合
のギア比(エンジン回転速度と駆動出力部の回転速度の
比)であるLOWギア比を1以上、また、他方のモータ
の回転速度を0近傍とした場合のギア比であるHIGH
ギア比を0以上1以下とすることができ、かかる使用頻
度の多い領域で第一のモータと第二のモータとの間での
電力の授受を少なくすることができ、燃費を向上するこ
とができる。
【0125】また、駆動源の出力軸の逆方向の回転を規
制する規制手段を設けることにより、駆動源の逆回転に
よって発生するさまざまな不具合(例えば駆動源をエン
ジンとした場合における当該エンジンの潤滑不良等)を
防止することができる。
【0126】さらに、規制手段として一方向クラッチを
用いることにより、モーターによる前進時に一方のモー
タの反力を一方向クラッチにより受けることができるた
め駆動出力部のトルクを大きくすることが可能となる。
さらに、他方のモータのトルクも駆動出力部に出力する
ことができる。
【0127】本発明は、以上のように構成され機能する
ので、これにより従来にない優れた動力入出力装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態である動力入出力装置をハイブ
リッド車に適用する場合の概略構成図である。
【図2】ハイブリッド車の各動作モードにおけるエンジ
ン,車両の挙動及び運転のレンジの関係を示す図表であ
る。
【図3】第一の遊星歯車機構と第二の遊星歯車機構の各
共線図を合成する手法を説明するための説明図である。
【図4】ハイブリッド車の動作モードが停止状態のとき
の動力入出力装置の共線図を示す。
【図5】ハイブリッド車の動作モードがモータによる前
進状態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図6】ハイブリッド車の動作モードがモータによる前
進状態であって一方向クラッチを備えている場合の動力
入出力装置の共線図を示す。
【図7】ハイブリッド車の動作モードがモータによる後
進状態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図8】ハイブリッド車の動作モードがエンジン運転時
の車両停止状態のときの動力入出力装置の共線図を示
す。
【図9】ハイブリッド車の動作モードがエンジン運転時
の発進状態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図10】ハイブリッド車の動作モードがLOWギア比
状態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図11】ハイブリッド車の動作モードが中間ギア比状
態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図12】ハイブリッド車の動作モードがHIGHギア
比状態のときの動力入出力装置の共線図を示す。
【図13】ハイブリッド車の動作モードがエンジン運転
時の車両後退状態のときの動力入出力装置の共線図を示
す。
【図14】図14(A)に図1の接続パターンにおける
共線図を示し、図14(B)にそのときのギヤ比の逆数
と電力授受量との関係を表す線図を示す。
【図15】図15(A)に比較する他の接続パターンに
おける共線図を示し、図15(B)にそのときのギヤ比
の逆数と電力授受量との関係を表す線図を示す。
【図16】図16(A)に比較するさらに他の接続パタ
ーンにおける共線図を示し、図16(B)にそのときの
ギヤ比の逆数と電力授受量との関係を表す線図を示す。
【図17】図17(A)に比較するまた別の接続パター
ンにおける共線図を示し、図17(B)にそのときのギ
ヤ比の逆数と電力授受量との関係を表す線図を示す。
【図18】図1の動力入出力装置のエンジンの配置を変
えた例を示す概略構成図である。
【図19】第2の実施形態の概略構成図である。
【図20】第2の実施形態の二つの遊星歯車機構を合成
した場合の共線図の各回転速度軸の間隔比を表す説明図
である。
【図21】第3の実施形態の概略構成図である。
【図22】第3の実施形態の二つの遊星歯車機構を合成
した場合の共線図の各回転速度軸の間隔比を表す説明図
である。
【図23】第4の実施形態の概略構成図である。
【図24】第4の実施形態の二つの遊星歯車機構を合成
した場合の共線図の各回転速度軸の間隔比を表す説明図
である。
【図25】第5の実施形態の概略構成図である。
【図26】第5の実施形態の二つの遊星歯車機構を合成
した場合の共線図の各回転速度軸の間隔比を表す説明図
である。
【図27】第6の実施形態の概略構成図である。
【図28】第6の実施形態の二つの遊星歯車機構を合成
した場合の共線図の各回転速度軸の間隔比を表す説明図
である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C,10D,10E 動力
入出力装置 11 第一のモータ 11a 出力軸 12 第二のモータ 12a 出力軸 13 エンジン(駆動源) 13a 出力軸 14 駆動出力部 20 第一の遊星歯車機構 30 第二の遊星歯車機構 21,31 サンギア(回転要素) 22,32 プラネタリーキャリア(回転要素) 23,33 リングギア(回転要素) 40 動作制御手段 41 算出部 42 第一のインバータ(モータ制御部) 43 第二のインバータ(モータ制御部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月22日(2001.3.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれもモータジェネレータである第一
    及び第二のモータと、トルクを出力する駆動源と、第一
    及び第二の遊星歯車機構とを備え、 前記第一の遊星歯車機構のサンギア,プラネタリーキャ
    リア,リングギアの内のいずれか二つの回転要素を前記
    第二の遊星歯車機構のサンギア,プラネタリーキャリ
    ア,リングギアの内のいずれか二つの回転要素と個別に
    直接連結し、 これら連結されて一体を成す二組の回転要素と残る未連
    結の二つの前記各回転要素とからなる四つの回転要素の
    内のいずれか三つをそれぞれ別々に第一のモータの出力
    軸,第二のモータの出力軸,駆動源の出力軸のいずれか
    に直接接続し,残る一つの回転要素を駆動出力部とする
    ことを特徴とする動力入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記四つの回転要素について各々の回転
    角速度を示す四つの回転角速度軸が並んで表記される共
    線図において両端に位置する二つの回転角速度軸にそれ
    ぞれ対応する二つの前記回転要素に第一のモータと第二
    のモータとをそれぞれ接続したことを特徴とする請求項
    1記載の動力入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリー
    キャリアと前記第二の遊星歯車機構のサンギアとを連結
    してなる回転要素を前記駆動源の出力軸と接続し、 前記第一の遊星歯車機構のリングギアと前記第二の遊星
    歯車機構のプラネタリーキャリアとを連結してなる回転
    要素を前記駆動出力部とし、 前記第一の遊星歯車機構のサンギアを前記第一のモータ
    の出力軸と接続し、 前記第二の遊星歯車機構のリングギアを前記第二のモー
    タの出力軸と接続したことを特徴とする請求項2記載の
    動力入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリー
    キャリアを前記駆動源の出力軸と接続し、 前記第一の遊星歯車機構のリングギアと前記第二の遊星
    歯車機構のプラネタリーキャリアとを連結してなる回転
    要素を前記駆動出力部とし、 前記第一の遊星歯車機構のサンギアと前記第二の遊星歯
    車機構のサンギアとを連結してなる回転要素を前記第一
    のモータの出力軸に接続し、 前記第二の遊星歯車機構のリングギアを前記第二のモー
    タの出力軸と接続したことを特徴とする請求項2記載の
    動力入出力装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリー
    キャリアと前記第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャ
    リアとを連結してなる回転要素を前記駆動源の出力軸と
    接続し、 前記第一の遊星歯車機構のリングギアを前記駆動出力部
    とし、 前記第一の遊星歯車機構のサンギアと前記第二の遊星歯
    車機構のサンギアとを連結してなる回転要素を前記第一
    のモータの出力軸に接続し、 前記第二の遊星歯車機構のリングギアを前記第二のモー
    タの出力軸と接続したことを特徴とする請求項2記載の
    動力入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリー
    キャリアと前記第二の遊星歯車機構のサンギアとを連結
    してなる回転要素を前記駆動源の出力軸と接続し、 前記第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアを前記
    駆動出力部とし、 前記第一の遊星歯車機構のサンギアを前記第一のモータ
    の出力軸と接続し、 前記第一の遊星歯車機構のリングギアと前記第二の遊星
    歯車機構のリングギアとを連結してなる回転要素を前記
    第二のモータの出力軸に接続したことを特徴とする請求
    項2記載の動力入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリー
    キャリアを前記駆動源の出力軸と接続し、 前記第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアを前記
    駆動出力部とし、 前記第一の遊星歯車機構のサンギアと前記第二の遊星歯
    車機構のサンギアとを連結してなる回転要素を前記第一
    のモータの出力軸と接続し 前記第一の遊星歯車機構のリングギアと前記第二の遊星
    歯車機構のリングギアとを連結してなる回転要素を前記
    第二のモータの出力軸に接続したことを特徴とする請求
    項2記載の動力入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の遊星歯車機構のサンギアを前
    記駆動源の出力軸と接続し、 前記第一の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアと前記
    第二の遊星歯車機構のプラネタリーキャリアとを連結し
    てなる回転要素を前記駆動出力部とし、 前記第二の遊星歯車機構のサンギアを前記第一のモータ
    の出力軸と接続し、 前記第一の遊星歯車機構のリングギアと前記第二の遊星
    歯車機構のリングギアとを連結してなる回転要素を前記
    第二のモータの出力軸に接続したことを特徴とする請求
    項2記載の動力入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動源を一方向のみに回転可能とす
    る規制手段を備えることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7又は8記載の動力入出力装置。
  10. 【請求項10】 前記規制手段は、前記駆動源と連結さ
    れる前記一回転要素を一方向のみに回転可能とする向き
    に設置された一方向クラッチであることを特徴とする請
    求項9記載の動力入出力装置。
  11. 【請求項11】 駆動源の回転を規制する規制手段とし
    て、前記各モータの出力トルク値を制御する動作制御手
    段を備え、 この動作制御手段は、前記駆動出力部に要求されている
    駆動トルク値及び前記各遊星歯車機構のサンギアとリン
    グギアのギア比から前記駆動源が接続された回転要素に
    おけるトルク値を0とする前記各モータのトルク値を算
    出する算出部と、前記各モータのトルク出力を前記算出
    部で算出された各トルク値に設定するモータ制御部とを
    有することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7又は8記載の動力入出力装置。
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