JP2002279727A - 信号記録媒体とコンテンツ信号生成装置及びコンテンツ信号再生方法とコンテンツ信号再生装置 - Google Patents

信号記録媒体とコンテンツ信号生成装置及びコンテンツ信号再生方法とコンテンツ信号再生装置

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JP2002279727A JP2001076723A JP2001076723A JP2002279727A JP 2002279727 A JP2002279727 A JP 2002279727A JP 2001076723 A JP2001076723 A JP 2001076723A JP 2001076723 A JP2001076723 A JP 2001076723A JP 2002279727 A JP2002279727 A JP 2002279727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツ信号の再生の制限を容易に可能とす
る。 【解決手段】ディスク20に、再生を制限する再生制限
機能を働かせるか否かを示す制御信号を付加したコンテ
ンツ信号を記録する。再生時に暗号鍵生成部33で再生
制限機能を働かせることを示す制御信号が付加されてい
ることを判別したときには、再生許可条件を満たすか否
かを判別する。再生許可条件は、ディスク20から読み
出す。また、ディスク20に記録されていないときには
通信部45を介して入手する。再生許可条件を満たすと
きにのみ、正しい暗号鍵Kpを暗号処理部35に供給す
る。暗号処理部35では、暗号化されてディスク20に
記録されているコンテンツ信号を暗号鍵Kpで復号化し
て、正しく復号化されたコンテンツ信号を出力制御部3
6から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体とコン
テンツ信号生成装置及びコンテンツ信号再生方法とコン
テンツ信号再生装置に関する。詳しくは、コンテンツ信
号に再生を制限する再生制限機能を働かせるか否かを示
す制御信号を付加するものとし、再生制限機能が働いて
いるときには、再生許可条件を満たす場合にのみコンテ
ンツ信号の再生を可能とすることで、コンテンツ信号の
再生を制限可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像・音声・テキストなどの様々
なコンテンツの情報をディジタル化し統合的に取り扱う
ことが可能となりつつある。このように種々のコンテン
ツをディジタル化して配布する場合、例えば音楽や映画
等が記録された記録媒体を販売する場合、記録媒体には
コンテンツがディジタル信号として記録されていること
から、完全な複製を容易かつ無尽蔵に作成できてしま
う。これは利用者にとっては大きな利点であるが、著作
物を提供する側にとっては権利保護の面で問題となる。
したがって、ディジタル化されたコンテンツを配布する
際には、ディジタル情報としての特徴を損なわずにしか
も著作権を保護できるような仕組みが実用化されてい
る。
【0003】この著作権保護の仕組みとして、オーディ
オコンテンツに対しては、例えばディジタルオーディオ
テープ(DAT)やミニディスク(MD)において、S
CMS(Serial Copy Management System)と呼ばれるコ
ピー制御ビットを、コンテンツ信号に設けることが行わ
れている。このコピー制御ビットでは、コピー許可され
ているかコピー禁止とされているかあるいはコピーされ
たものであるかなどが示されており、このコピー制御ビ
ットによって、コピー動作が制御される。またビデオコ
ンテンツに対しては、例えば民生用ディジタルビデオ規
格(DVC)やDVD−VR(Video Recording)におい
て、CGMS(Copy Generation Management System)と
呼ばれるコピー制御ビットが設けられている。このコピ
ー制御ビットによって、コピー許可、1世代だけコピー
許可、コピー禁止あるいはコピーされたものであるかが
示されており、このコピー制御ビットによってSCMS
と同様にコピー動作が制御されている。さらに、DVD
−AR(Audio Recording)の規格化で検討されているC
QRTと呼ばれるコピー制御情報(CCI:Copy ControlInf
ormation)では、コピーを許可するか否かなどの情報だ
けでなく、オーディオの品質を制御する情報や関連する
コンテンツ信号のコピーを許可するか否かの情報等も示
されて、コピー動作をさらに詳細に制御する方法が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SCMCや
CGMS等のコピー制御は、コンテンツ信号のコピーを
許可するか否かを制御するものであることから、コンテ
ンツ信号の再生回数や再生期限等を制限することができ
ない。このため、市場に広く普及している記録媒体を利
用してコンテンツの提供を行う際に、例えば再生回数や
再生期限を制限してプレビューサービス等を行うものと
したり、再生回数や再生期限を制御することでコンテン
ツを安価に提供するなどのサービスを行うことはできな
い。そこで、この発明では、コンテンツ信号の再生の制
限を容易に行うことができる、信号記録媒体とコンテン
ツ信号生成装置及びコンテンツ信号再生方法とコンテン
ツ信号再生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号記録
媒体は、コンテンツ信号に、該コンテンツ信号の再生を
制限する再生制限機能を働かせるか否かを示す制御信号
を付加し、制御信号を付加したコンテンツ信号を記録し
たものである。
【0006】コンテンツ信号生成装置は、コンテンツ信
号の再生を制限する再生制限機能を働かせるか否かを示
す制御信号を供給する信号生成制御手段と、コンテンツ
信号に信号生成制御手段から供給された情報信号を付加
して、コンテンツ流通用のコンテンツ信号を生成する信
号生成手段とを有するものである。さらに、コンテンツ
信号の暗号化を行う暗号化手段と、暗号化手段でコンテ
ンツ信号の暗号化を行う際に用いる暗号鍵を、情報信号
と予め設定された暗号鍵とに基づいて生成する暗号鍵生
成手段とを有するものである。また、復号化が正常に完
了したか否かを判別可能とする検査データをコンテンツ
信号に付加する付加手段を有するものである。
【0007】コンテンツ信号再生方法は、コンテンツ信
号を再生する際に、コンテンツ信号がコンテンツ信号の
再生を制限する再生制限機能を働かせるか否かを示す制
御信号を有しているか否かを判別するものとし、情報信
号を有していると判別されたときには、コンテンツ信号
の再生を許可する再生許可条件を満たしたときに、コン
テンツ信号を出力するものである。
【0008】コンテンツ信号再生装置は、コンテンツ信
号がコンテンツ信号の再生を制限する再生制限機能を働
かせるか否かを示す制御信号を有しているか否かを判別
すると共に、情報信号を有していると判別されたとき
に、コンテンツ信号の再生を許可する再生許可条件を満
たしている場合、コンテンツ信号の出力を可能とする設
定信号を出力する設定信号生成手段と、設定信号生成手
段からの制御信号に基づきコンテンツ信号の出力処理を
行う出力処理手段とを有するものである。また通信手段
を有し、設定信号生成手段では、コンテンツ信号から条
件信号を抽出できないときに、通信手段を介して条件信
号を入手するものである。さらに、条件信号を記憶した
記憶手段を予め設けるものとし、設定信号生成手段で
は、コンテンツ信号から条件信号を抽出できないとき
に、記憶手段から条件信号を入手するものである。ま
た、動作状態を通知する通知手段を有し、出力処理手段
において、検査データによって復号化が正常に完了した
と判別されないときには、通知手段によってコンテンツ
信号の出力を行うことができないことを通知するもので
ある。
【0009】この発明においては、コンテンツ信号に、
このコンテンツ信号の再生を制限する再生制限機能を働
かせるか否かを示す制御信号が付加されると共に、この
情報信号と予め設定された暗号鍵とに基づいて生成した
新たな暗号鍵を用いてコンテンツ信号が暗号化される。
また、再生制限機能を働かせたときにコンテンツ信号の
再生許可条件を示す条件信号も付加されると共に、この
条件信号も用いて生成した新たな暗号鍵を用いてコンテ
ンツ信号が暗号化される。この制御信号や条件信号が付
加されている暗号化されたコンテンツ信号が、コンテン
ツ流通用の信号として記録媒体に記録されるあるいは通
信回線を介して配信される。さらに、コンテンツ信号に
は、復号化が正常に完了したか否かを判別可能とする検
査データが付加される。
【0010】また、コンテンツ信号の再生では、コンテ
ンツ信号の再生を制限する再生制限機能を働かせるか否
かを示す制御信号を有しているか否かが判別される。こ
こで、情報信号を有していると判別されたとき、コンテ
ンツ信号が有している再生許可条件や通信回線等を介し
て入手した再生許可条件を満たしている場合には、情報
信号と予め設定された暗号鍵とに基づいて生成した新た
な暗号鍵を用いてコンテンツ信号が復号化される。ま
た、コンテンツ信号が再生許可条件を有しているときに
は、この再生許可条件を示す条件信号も用いて生成した
新たな暗号鍵を用いてコンテンツ信号が復号化される。
さらに、復号化が正常に完了したか否かを判別可能とす
る検査データがコンテンツ信号に付加されている場合、
検査データによって復号化が正常に完了したと判別され
たときに、コンテンツ信号が出力されると共に、検査デ
ータによって復号化が正常に完了したと判別されないと
きには、コンテンツ信号の出力を行うことができないこ
とが通知される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明の実施の一形態について説明する。図1は例えばDV
Dオーディオにおけるコンテンツの構造を示している。
コンテンツは、ナビゲーション情報とメタデータ及びエ
レメンタリーストリームで構成される。ナビゲーション
情報は、コンテンツの目次やGUI等で構成される。ま
たメタデータは、演奏者名や歌詞などのようにコンテン
ツに付随した付加情報、及びコピー制御情報CCIで通
常構成される。また、エレメンタリーストリームは、リ
ニアPCMのオーディオデータやMPEG(Moving Pict
ure Experts Group)オーディオ規格に対応したオーディ
オデータ等で構成される。ここで、本発明では、コンテ
ンツ信号の再生を制限する再生制限機能を働かせるか否
かを示す制御信号である再生許可ビット(PBP:Playba
ck Permission bit)を、メタデータに付加する。さら
に、このメタデータには、再生許可条件を示す条件信号
である再生条件情報(PBC:Playback Condition infor
mation)を設けることも可能とする。
【0012】図2は、コンテンツ信号の信号記録媒体で
あるDVD(Digital Versatile Disc)のディスク構成を
示している。ディスクの最内周側にはリードイン領域が
設けられており、ディスクの物理的な仕様やコンテンツ
供給者の情報等が示される。このコンテンツ供給者の情
報は、後述するデータ領域に暗号化されて記録されてい
るコンテンツを復号化するために用いるディスクキーを
有している。また、リードイン領域には、BCA(Burst
Cutting Area)を設けて、ディスク固有の情報、例えば
ディスクのシリアルIDのようなデータをレーザカッタ
ーによってバーコード状に記録することが可能とされて
いる。リードイン領域の外周側はデータ領域とされてお
り、このデータ領域にコンテンツ信号が記録される。デ
ータ領域の外周側にはデータ領域の終了を示すリードア
ウト領域が設けられており、光ビームの照射位置が、リ
ードイン領域からリードアウト領域の範囲内で移動可能
とされる。
【0013】また、DVD規格では、追記や書き換え可
能なディスクである場合、UDF(Universal Disk Form
at)のファイルシステムが用いられる。また、再生専用
のディスクの場合には、CD−ROMの規格として用い
られているISO(International Organization for St
andardization)9660とUDF(Universal Disk Form
at)の両方の規格に対応するため、「UDF Brid
ge」と呼ばれるファイルシステムが用いられている。
【0014】ここで、コンテンツ信号がオーディオのコ
ンテンツである場合には、上述のファイルシステムにお
いて、コンテンツ信号がAUDIO−TSのディレクト
リ構成とされてディスクに記録される。例えば目次等が
AUDIO−TS.IFOのデータ、コンテンツに付随
した付加情報がATS(オーディオタイトルセット).
IFOのデータ、オーディオデータがATS.AOBの
データとされる。また、コピー制御情報CCIや再生許
可ビットPBP、再生条件情報PBCは、セクタ単位で
記録されたコンテンツデータのセクタヘッダ部に設ける
ものとしたり、ファイル化してデータ領域に記録する。
なお、コピー制御情報CCIや再生許可ビットPBP、
再生条件情報PBCの記録位置は上述の位置に限られる
ものではない。
【0015】ここで、AUDIO−TSのディレクトリ
の情報をディスクに記録して再生専用のディスクを生成
する場合には、CSS(Content Scrambling System)の
認証方法を用いるものとして、CPPM(Content Prote
ction for Prerecorded Media)と呼ばれる暗号方式でコ
ンテンツの信号の暗号化を行い、暗号化されたコンテン
ツ信号を用いてディスクを生成する。
【0016】図3はコンテンツ信号生成装置の構成を示
す概略図である。信号生成部11では、信号生成制御部
13から供給された制御信号MCSに基づいて、記憶装
置12に記憶されているオーディオデータやナビゲーシ
ョン情報及びコンテンツに付随した付加情報を読み出し
コンテンツを構成する信号CSaを生成する。また、コ
ピー制限や再生制限を行う場合には、信号生成制御部1
3からコピー制御情報CCIや再生許可ビットPBPを
信号生成部11に供給して、コンテンツを構成する信号
CSa内にこれらの信号を付加する。さらに、再生制限
機能を動作させた場合の再生許可条件も含ませる場合に
は、この再生許可条件を示す再生条件情報PBCも信号
生成部11に供給する。このようにして信号生成部11
で生成された信号CSaは暗号処理部14に供給する。
【0017】信号生成制御部13では、上述したように
信号生成部11に対して制御信号MCSや各種の情報等
を供給すると共に、信号生成部11で生成された信号C
Saの暗号化に用いる暗号鍵を生成するために再生許可
ビットPBPや再生条件情報PBCを暗号鍵生成部15
に供給する。また、信号変換部16には、リードイン領
域に記録するTOC(Table Of Contents)情報TCや、
信号変換動作を制御する制御信号MCFを供給する。
【0018】ここで、CPPMの暗号化を行う場合、暗
号鍵生成部15では、従来のようにディスク単位の暗号
鍵Keを暗号処理部14に供給するだけでなく、コンテ
ンツ信号の再生制限機能を利用するときには、暗号鍵K
e用いるだけでなく供給された再生許可ビットPBPを
用いた暗号化を行う。例えば、再生許可ビットPBPか
ら暗号鍵Kpbpを生成して、この暗号鍵Kpbpと従来より
用いられているディスク単位の暗号鍵Keとから新たな
暗号鍵Kpを生成して、この暗号鍵Kpを暗号処理部14
に供給する。
【0019】この新たな暗号鍵Kpの生成では、例えば
再生許可ビットPBPから予め定められたアルゴリズム
に基づいて暗号鍵Kpbpを生成して、この暗号鍵Kpbpと
暗号鍵Keを用いて所定の演算を行い暗号鍵Kpを生成す
る。このとき、暗号鍵Kpの鍵長を暗号鍵Keと等しくす
れば、従来の暗号化方式と鍵長の互換性を保つことがで
きることから、再生許可ビットPBPを追加するために
必要な変更点を少なくできる。また、新たな暗号鍵Kp
の鍵長を暗号鍵Keよりも長くすることにより暗号強度
を高めることも容易に行うことができる。また、暗号鍵
Kpの生成に用いたディスク単位の暗号鍵Keを、例えば
メーカー毎に割り当てられたマスター鍵Kmで暗号化し
て暗号鍵Ke'として信号変換部16に供給する。
【0020】また、再生条件情報PBCも用いてコンテ
ンツ信号を生成する場合には、この再生条件情報PBC
を暗号鍵生成部15に供給して再生条件情報PBCに基
づく暗号鍵Kpbcを生成し、暗号鍵Ke,Kpbpだけでな
く暗号鍵Kpbcも用いて新たな暗号鍵Kpの生成を行う。
【0021】暗号処理部14では、暗号鍵生成部15か
ら供給された暗号鍵Kpを用いて信号CSaの暗号化を行
い信号CSbとして信号変換部16に供給する。なお、
暗号鍵生成部15から、暗号処理部14に対して暗号鍵
Keや暗号鍵Kpbp,Kpbcを別個に供給して、暗号処理
部14では、それぞれの暗号鍵を用いた暗号化を繰り返
し行い、このようにして得られた信号を信号変換部16
に供給するものとしても良い。しかし、新たな暗号鍵K
pを生成して暗号化を行うものとすれば、新たな暗号鍵
の生成処理を追加するだけで、従来と同様に暗号化処理
を行うことができるので、再生制限機能を設けるものと
したときの変更部分を少なくできる。なお、暗号処理部
14では、信号CSaを暗号化して信号CSbを生成する
際に、信号CSbから再生許可ビットPBPや再生条件
情報PBCを分離可能に暗号化する。
【0022】信号変換部16では、暗号化された信号C
Sbと信号生成制御部13から供給されたTOC情報及
び暗号鍵Ke’などを用いてコンテンツ信号を生成する
と共に、このコンテンツ信号を記録媒体に応じたフォー
マットに変換して記録信号WAを生成する。この記録信
号WAを用いてマスターディスクを生成し、このマスタ
ーディスクを用いてスタンパーを形成することで、この
スタンパーを用いてコンテンツ信号の再生制限を行うこ
とができるDVDディスクを簡単かつ容易に生成でき
る。
【0023】追記あるいは書き換え可能なDVDディス
クでは、コンテンツ信号の記録機能を有するディスク装
置によって、例えばCPRM(Content Protection for
Recordable Media)と呼ばれる暗号方式で暗号化を行
い、暗号化された信号をディスクに記録する。ここで、
コンテンツ信号を記録する場合、ディスクには再生専用
ディスクのようにディスク単位の暗号鍵Keがマスター
鍵Kmで暗号化されて記録されているわけではない。こ
のため、例えば上述のリードイン領域に設けられたBC
Aに記録されているディスク固有の情報を利用して暗号
鍵Keを生成すると共に、この暗号鍵Keを用いて暗号化
を行う。あるいは、記録された楽曲を曲単位で保護出来
るようにトラック毎に生成した暗号鍵Ktも用いた暗号
化を行う。さらに、再生制御を行うときには、上述のよ
うに再生許可ビットPBPも用いて新たな暗号鍵Kpを
生成し、この暗号鍵Kpを用いて暗号化を行う。
【0024】また、上述のCPRMの暗号化では、再生
許可ビットPBPから生成した暗号鍵Kpbpを用いて暗
号鍵Kpを生成すると共に暗号鍵Kpを用いてして暗号化
を行うものとしたが、再生許可条件を設定してコンテン
ツの再生を制限する場合には、再生許可条件を示す再生
条件情報PBCをディスクに記録すると共に、この再生
条件情報PBCに基づく暗号鍵Kpbcを生成して、暗号
鍵Ke,Kpbpだけでなく暗号鍵Kpbcも用いて新たな暗
号鍵Kpの生成を行う。
【0025】次に、上述のように再生許可ビットPBP
や再生条件情報PBCも用いたコンテンツ信号の記録再
生を行うディスク装置の構成を図4に示す。DVDディ
スク20は、スピンドルモータ部21によって所定の速
度で回転される。なお、スピンドルモータ部21は、後
述するサーボ制御部26からのスピンドル制御信号Ssp
に基づいて、DVDディスク20の回転速度が所定の速
度となるように駆動される。
【0026】DVDディスク20には、光ピックアップ
22から光量をコントロールした光ビームが照射され
る。DVDディスク20で反射された光ビームは、光ピ
ックアップ22の光検出部(図示せず)に照射される。
光検出部では反射された光ビームに基づき光電変換や電
流電圧変換を行い、反射された光ビームの光量に応じた
信号レベルの電圧信号を生成してRFアンプ部23に供
給する。
【0027】RFアンプ部23では、光ピックアップ2
2からの電圧信号を用いて読出信号SRFを生成してリー
ドチャネル部30に供給する。また、トラッキング誤差
信号STE、フォーカス誤差信号SFEを生成して、サーボ
制御部26に供給する。さらに、ディスク装置が例えば
DVD+RWに対応するものであるときには、ウォーブ
ル信号Swbが生成されてデコーダ部27に供給される。
【0028】サーボ制御部26では、供給されたフォー
カス誤差信号SFEに基づき、レーザ光の焦点位置がDV
Dディスク20の記録層の位置となるように光ピックア
ップ22の対物レンズ(図示せず)を制御するためのフ
ォーカス制御信号SFCを生成してドライバ28に供給す
る。また、供給されたトラッキング誤差信号STEに基づ
き、光ビームの照射位置が所望のトラックの中央位置と
なるように光ピックアップ22の対物レンズを制御する
ためのトラッキング制御信号STCを生成してドライバ2
8に供給する。
【0029】ドライバ28では、フォーカス制御信号S
FCに基づいてフォーカス駆動信号SFDを生成すると共
に、トラッキング制御信号STCに基づいてトラッキング
駆動信号STDを生成する。この生成されたフォーカス駆
動信号SFD及びトラッキング駆動信号STDを光ピックア
ップ22のアクチュエータ(図示せず)に供給すること
で、光ビームが所望のトラックの中央位置で焦点を結ぶ
ように対物レンズを制御する。
【0030】また、サーボ制御部26では、レーザ光の
照射位置がトラッキング制御範囲を越えないように、光
ピックアップ22をDVDディスク20の径方向に移動
させるためのスレッド制御信号SSCを生成してスレッド
部29に供給する。スレッド部29では、このスレッド
制御信号SSCに基づきスレッドモータを駆動して光ピッ
クアップ22をDVDディスク20の径方向に移動させ
る。また、レーザ出力制御信号CPを光ピックアップ2
2に供給して、DVDディスク20に照射されるレーザ
光の出力が所望のレベルとなるように制御される。
【0031】デコーダ部27では、ウォーブル信号Swb
に基づきディスク上の位置を示すアドレス信号Dadを生
成して動作制御部40に供給する。また、リードチャネ
ル部30では、供給された読出信号SRFのアシンメトリ
補正及び2値化を行いディジタル信号に変換して、デー
タ信号DRFとしてデータ処理部31と暗号鍵生成部33
に供給する。
【0032】データ処理部31では、データ信号DRFを
8/16復調すると共にRAM(Random Access Memor
y)32を用いてリードソロモン積符号による誤り訂正
処理等も行う。ここで誤り訂正処理がなされたデータ信
号は、データ信号RDSとして暗号処理部35に供給さ
れる。
【0033】設定信号生成手段である暗号鍵生成部33
では、供給されたデータ信号DRFに基づき、再生制限機
能を働かせるように設定された再生許可ビットPBPを
有しているか否かを判別する。ここで、再生制限機能を
働かせるように設定された再生許可ビットPBPを有し
ていると共に再生許可条件も満たしていると判別した場
合には、コンテンツ信号を正しく出力可能とする設定信
号、すなわち暗号化されているデータ信号RDSを正し
く復号化するための暗号鍵Kpを生成して、出力処理手
段を構成する暗号処理部35に供給する。また、再生制
限機能が利用されていない場合や再生許可条件を満たし
ていないときには、従来のディスク装置と同様に暗号鍵
Keを暗号処理部14に供給する。
【0034】図5は、暗号鍵生成部33の構成を示して
おり、暗号鍵生成部33の鍵情報抽出部331では、マ
スター鍵Kmで暗号化されている暗号鍵Ke’やBCA領
域に記録されているディスク固有の情報を抽出して鍵生
成部339に供給する。また、メタデータ抽出部332
では、コンテンツのメタデータを抽出してメタデータ解
析部333に供給する。
【0035】メタデータ解析部333では、抽出された
メタデータに基づいて、再生許可ビットPBPや再生条
件情報PBCの検出を行う。ここで、再生許可ビットP
BPが検出されて、この再生許可ビットPBPが再生制
限機能を働かせるように設定されているときには、スイ
ッチ制御信号SWCによってスイッチ334及びスイッ
チ335をオン状態とする。また、再生許可ビットPB
Pを有していないとき、あるいは再生許可ビットPBP
が再生制限機能を働かせるように設定されていないとき
には、スイッチ334及びスイッチ335をオフ状態と
する。また、再生条件情報PBCを有しているときに
は、スイッチ336の可動端子cを端子a側とすると共
に、再生条件情報PBCを有していないときには、スイ
ッチ336の可動端子cを端子b側に設定する。さら
に、メタデータ解析部333では、再生許可ビットPB
Pや再生条件情報PBCの検出結果を示す検出信号DT
aを動作制御部40に供給する。
【0036】スイッチ334の一方の端子は再生許可ビ
ット抽出部337と接続されると共に、他方の端子は鍵
生成部339と接続されている。また、再生許可ビット
抽出部337は、メタデータから再生許可ビットPBP
を抽出する。この抽出された再生許可ビットPBPは、
スイッチ334を介して鍵生成部339に供給される。
【0037】スイッチ335の一方の端子はスイッチ3
36の可動端子cと接続されると共に、他方の端子は鍵
生成部339と接続されている。スイッチ336の端子
aは再生条件情報抽出部338と接続されると共に、端
子bは後述する通信部45と接続される。
【0038】再生条件情報抽出部338では、メタデー
タから再生条件情報PBCを抽出すると共に、この再生
条件情報PBCで示された再生許可条件を満たすか否か
を判別する。ここで、再生許可条件を満たすと判別した
ときには、コンテンツ信号の再生を許可する許可信号E
Cを生成してスイッチ336,335を介し鍵生成部3
39に供給する。また、再生条件情報抽出部338で
は、再生許可条件を満たすと判別したとき、再生条件情
報PBCを鍵生成部339に供給しても良い。
【0039】また、スイッチ336に接続された通信部
45を介して外部から再生許可条件を示す条件信号ED
が供給されたときには、この条件信号EDをスイッチ3
36,335を介して鍵生成部339に供給する。
【0040】鍵生成部339では、マスター鍵Kmで暗
号化されている暗号鍵Ke’を復号化して暗号鍵Keを生
成する。あるいはディスク固有の情報に基づき暗号鍵K
eを生成する。また、再生許可ビットPBPが再生制限
機能を働かせるように設定されていると共に、許可信号
ECや条件信号EDによって再生が許可されているとき
には、再生許可ビットPBPに基づく暗号鍵Kpbpの生
成を行う。さらに、鍵生成部339では、暗号鍵Kpbp
が生成されていないときには、暗号鍵Keを暗号処理部
35に供給すると共に、暗号鍵Kpbpが生成されている
ときには、暗号鍵Keと暗号鍵Kpbpから新たな暗号鍵K
pを生成して暗号処理部35に供給する。なお、再生条
件情報抽出部338から再生条件情報PBCが供給され
たときには、この再生条件情報PBCに基づく暗号鍵K
pbcを生成して、この暗号鍵Kpbcと暗号鍵Keと暗号鍵
Kpbpから新たな暗号鍵Kpを生成して暗号処理部35に
供給する。このように、暗号鍵生成部33では、再生制
限機能を利用しているか否かおよび再生許可条件を満た
すか否かによって暗号処理部35に供給する暗号鍵を異
なるものとする。
【0041】暗号処理部35では、暗号鍵生成部33か
ら供給された暗号鍵を用いてデータ信号RDSの復号化
を行い、得られた信号をデータ信号RDとして出力制御
部36に供給する。ここで、再生許可ビットPBPを有
しており暗号鍵Kpで暗号化されたコンテンツ信号を再
生する際に、暗号鍵生成部33から暗号処理部35に暗
号鍵Keが供給されたときには、復号化が正しく行われ
ていない信号がデータ信号RDとして暗号処理部35か
ら出力制御部36に供給される。また、暗号鍵生成部3
3から暗号処理部35に暗号鍵Kpが供給されたときに
は、復号化が正しく行われた信号がデータ信号RDとし
て暗号処理部35から出力制御部36に供給される。な
お、再生許可ビットPBPを有していないコンテンツ信
号の再生では、コンテンツ信号の暗号化が暗号鍵Keを
用いて行われているので、暗号処理部35から正しく復
号化された信号が出力制御部36に供給されることとな
る。
【0042】出力制御部36では、データ信号RDが正
しく復号化が行われた信号であるか否かの判別を検査デ
ータ例えばパリティを用いて行い、正しい信号であると
きには、この復号化されたデータ信号RDからパリティ
を除いた信号をコンテンツ出力信号Doutとして出力す
る。
【0043】ここで、図3の信号生成部11には、コン
テンツ信号に復号化が正しく完了したか否かを判別可能
とする検査データを付加する機能を持たせるものとし
て、オーディオデータを圧縮して記録するときには、圧
縮単位例えばフレーム単位のデータ毎に検査データとし
て例えば上述のパリティを付加するように設定する。ま
た、リニアPCMのオーディオデータを記録するときに
も、オーディオデータを圧縮して記録する場合と同じ単
位毎でパリティを付加するように設定すれば、オーディ
オデータがどのような信号であるかに係らず図3に示す
信号生成部11や図6の出力制御部36を共用できる。
【0044】図6は、出力制御部36の構成を示してい
る。データ信号RDは、パリティ分離部361に供給さ
れて、コンテンツ信号に付加されているパリティPの分
離が行われる。このパリティPは、上述したようにコン
テンツ信号に対して所定単位毎に付加するように設定さ
れているので、パリティ分離部361では、データ信号
RDからパリティPに相当するデータを分離して比較値
算出部362に供給する。また、パリティPに相当する
データが除かれたデータはスイッチ364に供給する。
ここで、暗号処理部35で正しい暗号鍵を用いた復号化
が行われたときには、パリティ分離部361では、正し
くパリティPが分離される。また、暗号処理部35で正
しくない暗号鍵を用いた復号化が行われたときには、パ
リティ分離部361で分離されたデータは、所定単位毎
に付加したパリティPとは異なったものとなる。
【0045】比較値算出部362では、あるデータが与
えられた時、このデータに対応する数値を求めることが
できる信号処理関数を用いて比較値RQを算出する。例
えばハッシュ関数を予め設定しておくものとして、この
関数にパリティ分離部361で分離されたデータを代入
することで比較値RQを算出して判定部363に供給す
る。
【0046】判定部363には、後述する動作制御部4
0から正しいパリティPを用いて求めた初期値RSが供
給されており、この初期値RSと比較値算出部362か
ら供給された比較値RQが等しいときには、スイッチ制
御信号SWDによってスイッチ364をオン状態とす
る。
【0047】すなわち、出力制御部36では、パリティ
分離部361でパリティとして分離されたデータが、コ
ンテンツの信号に付加したパリティと等しい場合に、暗
号処理部35で正しい暗号鍵を用いた復号化が行われた
ものと判別する。このとき、パリティが除かれた信号が
コンテンツ出力信号Doutとして出力制御部36から出
力される。
【0048】また、初期値RSと比較値RQが等しくな
いときには、暗号処理部35で正しくない暗号鍵を用い
た復号化が行われたと判別して、スイッチ364をオフ
状態とすることにより、正しくないコンテンツ信号が出
力制御部36から出力されてしまうことを防止する。さ
らに、初期値RSと比較値RQが等しくないことを動作
制御部40に通知して、動作制御部40によって後述す
る表示部42にコンテンツ信号の再生が制限されている
ことを表示する。なお、コンテンツ信号の再生が制限さ
れていることは、音声等を利用して通知するものとして
も良い。このように、コンテンツ信号の再生が制限され
ていることを通知することで、ディスク装置の異常によ
ってコンテンツ信号の再生が行われない場合との区別を
容易に判断できる。
【0049】次に、コンテンツ信号を記録する場合、コ
ンテンツ信号Dinが供給されると、この信号Dinは入力
処理部38に供給される。入力処理部38では、上述し
たように、コンテンツ信号Dinに対して所定単位毎に検
査データであるパリティPを付加する。また、動作制御
部40から再生許可ビットPBPや再生条件情報PBC
が供給されたときには、これらの信号をコンテンツ信号
に付加して、DVDディスク20に記録するコンテンツ
信号WDとして暗号処理部35に供給する。
【0050】暗号鍵生成部33の鍵生成部339には、
再生許可ビットPBPや再生条件情報PBC等が動作制
御部40から供給されて、上述のCPRMの暗号方式で
示したように、ディスク固有の情報を利用した暗号鍵K
eとトラック単位毎の暗号鍵Ktや再生許可ビットPB
P、再生条件情報PBCを用いて新たな暗号鍵Kpを生
成して暗号処理部35に供給する。
【0051】暗号処理部35では、供給された暗号鍵K
pを用いてコンテンツ信号WDの暗号化を行い、コンテ
ンツ信号WDSとしてデータ処理部31に供給する。デ
ータ処理部31では、データ信号DRFからデータ信号R
DSを生成する処理とは逆の処理を行い、コンテンツ信
号WDSから記録信号Dwを生成して記録駆動部39に
供給する。記録駆動部39では、記録信号Dwに基づき
レーザ駆動信号LDを生成して光ピックアップ22に供
給する。光ピックアップ22では、このレーザ駆動信号
によってレーザ光の出力を制御することにより、コンテ
ンツの信号をDVDディスク20に記録する。
【0052】動作制御部40には、操作部41や表示部
42が接続されており、操作部41のからの操作信号P
Sに基づき制御信号CTを生成して各部に供給すること
により、操作部41の操作に応じた動作を行わせる。ま
た、表示部42に表示信号PDを供給して、DVDディ
スク20に記録されている情報の表示やディスク装置の
動作状態等を表示する。また、動作制御部40では、コ
ンテンツ信号の暗号化や復号化及び暗号鍵の生成等の動
作、及び通信部45を介した再生許可条件の入手動作、
初期値RSを出力制御部36に供給して正しいコンテン
ツ信号のみを出力させる動作等の制御を行う。
【0053】通信部45では、DVDディスク20やデ
ィスク装置が再生許可条件を有していないときに、通信
回線を介して再生許可条件の入手を行う。また、通信回
線を介して種々の情報の通信を行う。さらに、ディスク
装置は、不揮発性メモリ46を有しており、この不揮発
性メモリ46に再生許可条件やコンテンツ信号の再生に
関する情報を保持することが可能とされている。
【0054】次に、再生許可ビットPBPや再生条件情
報PBCを用いたコンテンツ信号の再生動作について説
明する。まず、再生制限機能を働かせるように設定され
た再生許可ビットPBPを有していると共に、再生条件
情報PBCを有していない場合の動作について説明す
る。この場合には、再生条件情報PBCを入手する処理
を行い、再生許可条件を満たすか否かを判別し、再生許
可条件を満たすと判別されたときに再生許可ビットPB
Pに基づく暗号鍵Kpbpを生成して、この暗号鍵Kpbpを
用いて正しい暗号鍵Kpを生成する。
【0055】例えば、コンテンツ信号の再生時に、通信
部45を介してコンテンツ提供者側あるいはコンテンツ
の配布を管理するコンテンツ管理者側に対し再生許可条
件の要求を行う。コンテンツ提供者あるいはコンテンツ
管理者は、コンテンツ信号再生装置と通信を行い、いず
れの装置でどのようなコンテンツ信号の再生が行われる
かを判別して、コンテンツ信号の使用状況を管理する。
また、要求のあったディスク装置側に供給する再生許可
条件として、コンテンツ信号の再生を許可する信号を条
件信号EDとして供給する。この供給された条件信号E
Dは、スイッチ336及びスイッチ335を介して鍵生
成部339に供給される。鍵生成部339では、条件信
号EDによってコンテンツ信号の再生が許可されている
ことから、再生許可ビットPBPに基づく暗号鍵Kpbp
を生成すると共に、この暗号鍵Keと暗号鍵Kpbpを用い
て暗号鍵Kpを生成して暗号処理部35に供給する。こ
のため、暗号鍵Kpを用いてコンテンツの復号化を正し
く行うことができる。また、コンテンツ提供者あるいは
コンテンツ管理者はディスクに再生許可ビットPBPを
設けておくことで、ディスク装置側でのコンテンツ信号
の再生を管理することが可能となり、コンテンツ信号の
再生に対して課金することができる。なお、コンテンツ
の使用料の徴収は電話料金に加算しても良く、また別個
に請求するなど種々の方法が考えられる。
【0056】また、再生条件情報PBCを有していない
場合には、再生条件情報PBCを入手する処理が行われ
るので、例えば通信部45を介して再生条件情報PBC
を供給することにより、コンテンツ信号を流通させてか
らでも、再生許可条件の設定や変更を自由に行うことが
可能となり、コンテンツ信号の再生制限動作の自由度を
高めることができる。
【0057】さらに、暗号鍵生成部33では、コンテン
ツ信号に再生制限機能を働かせるように設定された再生
許可ビットPBPが付加されている場合、自動的にコン
テンツ信号の再生を許可するものとし、コンテンツ信号
の利用状態を示す利用情報、例えばコンテンツ信号の再
生回数や再生時間をコンテンツ毎に改竄できないように
不揮発性メモリ46に記憶するものとしても良い。ここ
で、コンテンツ提供者あるいはコンテンツ管理者は、不
揮発性メモリ46に記憶されている利用情報を所定期間
経過毎に通信部45を介して読み出すものとすれば、上
述の場合と同様にコンテンツ信号の再生に対して課金す
ることができる。
【0058】また、使用料を先払いして、支払った使用
料分だけコンテンツの再生を可能とすることもできる。
例えばコンテンツ信号の再生可能回数が購入料金に応じ
て設定されているプリペードカードを設けると共に、こ
のプリペードカードの情報の読み取りや更新を行うこと
ができるカード処理部(図示せず)をディスク装置に設
ける。ここで、再生制限機能を働かせるように設定され
た再生許可ビットPBPを有しているコンテンツ信号を
再生する場合、プリペードカードを購入してカード処理
部(図示せず)に装着させる。カード処理部では、コン
テンツ信号の再生回数毎に、プリペードカードの使用可
能残り回数情報を順次更新するものとし、使用可能回数
が無くなったときには、暗号鍵生成部33において正し
い暗号鍵Kpの生成を禁止することで、コンテンツ信号
の再生を購入料金分だけに制限することもできる。
【0059】次に、再生制限機能を働かせるように設定
された再生許可ビットPBPと再生条件情報PBCを有
している場合の動作について説明する。ここで、再生条
件情報抽出部338では、コンテンツ信号から再生条件
情報PBCを抽出して、再生許可条件を満たすか否かを
判別するものとし、再生許可条件を満たすと判別したと
きには許可信号ECを鍵生成部339に供給して、鍵生
成部339で正しい暗号鍵Kpの生成を行う。また、再
生許可条件を満たすと判別されないときには鍵生成部3
39への許可信号ECの供給を停止して、鍵生成部33
9によって正しい暗号鍵Kpが生成されることを禁止す
る。
【0060】例えば、再生条件情報PBCで再生回数が
示される場合、ディスク装置では、再生制限機能を働か
せるように設定された再生許可ビットPBPを有したコ
ンテンツ信号の再生回数情報を、ディスク固有の情報や
ディスクのタイトル固有の情報と対応付けて不揮発性メ
モリ46に保持させる。ここで、再生制限機能を働かせ
るように設定された再生許可ビットPBPを有するコン
テンツ信号の再生が行われたとき、不揮発性メモリ46
に保持されている再生回数が再生条件情報PBCで示さ
れた再生回数に達していないときには、許可信号ECを
鍵生成部339に供給して正しい暗号鍵Kpを暗号処理
部35に供給させる。また、不揮発性メモリ46に記憶
されている再生回数に「1」を加算して、再生回数情報
を更新する。その後、再生回数が再生条件情報PBCで
示された回数に達したときには、鍵生成部339への許
可信号ECの供給を停止して、暗号処理部35に正しい
暗号鍵Kpが供給されることを禁止する。
【0061】このように、再生条件情報PBCで再生回
数を指定することにより、コンテンツの再生回数が指定
された再生回数で制限されるので、再生回数を制限した
状態でプレビューサービス等を容易に行うことができ
る。
【0062】また、記録可能な領域を有するディスクを
用いる場合には、この領域に再生回数を示す情報を書き
込むものとしても良い。この場合には、不揮発性メモリ
46に再生回数を示す情報を記憶させておかなくとも、
コンテンツの再生回数をコンテンツの再生条件情報PB
Cで示された回数に制限できる。
【0063】さらに、再生条件情報PBCは、再生回数
だけでなく再生可能期間を設定するものとしても良い。
例えば、再生条件情報PBCでは、使用開始から所定日
数だけコンテンツ信号の再生を許可するものとすると共
に、ディスク装置では、正しい暦情報及び時刻情報を入
手して、この正しい暦情報及び時刻情報を用いて動作を
行うものとする。
【0064】ここで、コンテンツ信号の再生が最初に行
われたときには、正しい暦情報及び時刻情報を用いて、
ディスク装置の不揮発性メモリ46やディスクの記録可
能領域にコンテンツ信号の利用開始時を登録する。その
後、コンテンツ信号の再生毎に、登録されている利用開
始時から再生条件情報PBCで示された期間が経過して
いるか否かを判別して、再生条件情報PBCで示された
期間が経過したとき鍵生成部339への許可信号ECの
供給を停止する。すなわち、再生条件情報PBCで示さ
れた期間までは、正しい暗号鍵Kpを生成して暗号処理
部35に供給する。その後、期間が経過したときには、
正しい暗号鍵Kpの生成を禁止して暗号処理部35で復
号化が正しく行われることを防止することにより、コン
テンツ信号の使用を所定期間内に制限することができ
る。
【0065】また、上述の実施の形態では、DVDディ
スクに記録されているコンテンツ信号を再生する場合に
ついて説明したが、記録媒体はDVDディスクに限られ
るものではなく、他の光ディスクあるいは磁気を利用し
た記録媒体や半導体素子を用いて構成された記録媒体で
あっても良い。
【0066】さらに、再生制限を行うコンテンツ信号
は、記録媒体に記録されているコンテンツ信号だけでな
く、無線あるいは有線の伝送路を介して配信されるコン
テンツ信号であっても良い。この場合にも、コンテンツ
信号にコンテンツ信号の再生を制限する再生制限機能を
働かせるか否かを示す制御信号や再生制限機能を働かせ
たときにコンテンツ信号の再生許可条件を示す条件信号
を付加することで、上述の場合と同様にコンテンツ信号
の再生を制限することができる。この場合のコンテンツ
信号再生装置を図7に示す。なお、図7において、図4
と対応する部分については同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0067】図7において、通信部45を介して供給さ
れたコンテンツ信号CSは、ハード・ディスク装置や半
導体メモリ等を用いて構成されたコンテンツ記憶部50
に蓄積される。コンテンツ信号の再生時には、コンテン
ツ記憶部50から所望のコンテンツ信号CSが読み出さ
れて信号処理部51や暗号鍵生成部33に供給される。
【0068】信号処理部51では、コンテンツ信号CS
がデータ圧縮されているときに伸長処理等を行い、伸長
処理後の信号RDSを暗号処理部35に供給する。暗号
鍵生成部33では、コンテンツ記憶部50から読み出し
たコンテンツ信号CSあるいは信号処理部51から出力
された信号RDSが、再生許可ビットPBPや再生条件
情報PBCを有しているか否かを検出する。さらに、検
出結果及び再生許可条件を満たすか否かを判別して暗号
鍵の生成を行うことで、上述の場合と同様に出力制御部
36からのコンテンツ信号の出力を制御して、配信され
たコンテンツ信号CSに対しても再生制限を行うことが
できる。
【0069】また、上述の実施の形態では、コピー制限
機能を高めるために暗号化されたコンテンツ信号に対し
て再生制限を行い、暗号化されたコンテンツ信号の復号
化で用いる暗号鍵の生成や正しく復号化が行われたか否
かによって、正しいコンテンツ信号の出力を制限した
が、コンテンツ信号は暗号化された信号に限られるもの
ではない。例えば、暗号化されていないコンテンツ信号
に対しては、再生制限機能が有効とされて再生許可条件
が満たされている場合にのみ出力を行うものとすること
でも、コンテンツ信号の再生を制限できる。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、コンテンツ信号に、
このコンテンツ信号の再生を制限する再生制限機能を働
かせるか否かを示す制御信号が付加されると共に、この
コンテンツ信号の再生時には制御信号が付加されている
か否かが検出される。このため、制御信号によって再生
制限機能を働かせることによって、コンテンツ信号の再
生を制限することができる。
【0071】また、再生制限機能を働かせたときにコン
テンツ信号の再生許可条件を示す条件信号が付加される
と共に、このコンテンツ信号の再生時には再生許可条件
を満たすか否かが判別されて、再生条件を満たすときに
コンテンツ信号の再生が行われる。このため、再生許可
条件を変更することで、コンテンツ信号の再生の制限を
自由に変更することができる。
【0072】また、再生制限機能を働かせたとき、コン
テンツ信号に再生許可条件を示す条件信号が付加されて
いないときには、コンテンツ信号の再生時に、再生許可
条件が入手されて、この入手された再生許可条件を満た
すときにコンテンツ信号の再生が行われる。このため、
再生許可条件を付加することができないようなコンテン
ツ信号に対してもコンテンツ信号の再生を制限できる。
また、コンテンツ信号を流通させた後からでも、自由に
再生許可条件を設定することができるので、様々な再生
制御動作を行うことができる。さらに、コンテンツ信号
の再生を制限するために制御信号を付加するだけ良いこ
とから、コンテンツ信号の再生を制限できるように既存
の信号フォーマットを容易に対応させることができる。
【0073】また、コンテンツ信号は、再生制限機能を
働かせるか否かを示す制御信号と予め設定された暗号
鍵、あるいは制御信号と暗号鍵と再生許可条件を示す条
件信号を用いて生成された暗号鍵によって暗号化される
と共に、このコンテンツ信号の再生時には、再生許可条
件を満たすときに、制御信号や予め設定された暗号鍵及
び条件信号を用いて暗号化に用いた暗号鍵が生成され
て、この生成された暗号鍵で復号化が行われる。このた
め、既存の暗号化方式を用いて暗号鍵の生成方法を変更
するだけで、暗号化されたコンテンツ信号に対しても簡
単にコンテンツ信号の再生を制御することができる。ま
た、制御信号や条件信号を用いて暗号鍵が生成されるの
で、制御信号や条件信号が改竄されたときには正しい暗
号鍵を得ることができないと共に、制御信号や条件信号
をそのまま用いて復号化を行うものでもないことから、
制御信号や条件信号は暗号化しなくとも良い。すなわ
ち、暗号化する信号が増加するものでないことから、従
来のコンテンツ信号の暗号化におけるフォーマットを大
きく変更することなく利用できる。
【0074】さらに、コンテンツ信号の再生が制限され
たときには、表示や音声によって通知されるので、コン
テンツ信号の出力が行われない原因が再生装置の異常で
あるか再生制限が行われたことによるものか容易に判別
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツの構造を示す図である。
【図2】DVDのディスク構成の一例を示す図である。
【図3】コンテンツ信号生成装置の構成を示す図であ
る。
【図4】ディスク装置の構成を示す図である。
【図5】暗号鍵生成部の構成を示す図である。
【図6】出力制御部の構成を示す図である。
【図7】配信されたコンテンツ信号の再生装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
11・・・信号生成部、12・・・記憶装置、13・・
・信号生成制御部、14・・・暗号処理部、15・・・
暗号鍵生成部、16・・・信号変換部、20・・・DV
Dディスク、21・・・スピンドルモータ部、22・・
・光ピックアップ、23・・・RFアンプ部、26・・
・サーボ制御部、27・・・デコーダ部、28・・・ド
ライバ、29・・・スレッド部、30・・・リードチャ
ネル部、31・・・データ処理部、33・・・暗号鍵生
成部、35・・・暗号処理部、36・・・出力制御部、
38・・・入力処理部、39・・・記録駆動部、40・
・・動作制御部、41・・・操作部、42・・・表示
部、45・・・通信部、46・・・不揮発性メモリ、5
0・・・コンテンツ記憶部、51・・・信号処理部、3
31・・・鍵情報抽出部、332・・・メタデータ抽出
部、333・・・メタデータ解析部、334,335,
336,364・・・スイッチ、337・・・再生許可
ビット抽出部、338・・・再生条件情報抽出部、33
9・・・鍵生成部、361・・・パリティ分離部、36
2・・・比較値算出部、363・・・判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA13 FA24 GA11 GB37 JA01 JA21 KA01 KA08 KA16 KA24 LA14 5D044 AB05 AB07 BC03 CC06 DE50 DE53 EF05 FG18 GK08 GK17 HL08 HL11 5J104 AA16 EA02 EA04 EA22 NA02 PA14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ信号に、該コンテンツ信号の
    再生を制限する再生制限機能を働かせるか否かを示す制
    御信号を付加し、 前記制御信号を付加したコンテンツ信号を記録したこと
    を特徴とする信号記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ信号には、前記再生制限
    機能を働かせたときに前記コンテンツ信号の再生許可条
    件を示す条件信号も付加して記録したことを特徴とする
    請求項1記載の信号記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ信号は、 前記情報信号と予め設定された暗号鍵とに基づいて生成
    した新たな暗号鍵を用いて暗号化した信号であることを
    特徴とする請求項1記載の信号記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ信号は、 前記情報信号と予め設定された暗号鍵と前記条件信号に
    基づいて生成した新たな暗号鍵を用いて暗号化した信号
    であることを特徴とする請求項2記載の信号記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ信号は、復号化が正常に
    完了したか否かを判別可能とする検査データを付加した
    信号であることを特徴とする請求項1記載の信号記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 コンテンツ信号の再生を制限する再生制
    限機能を働かせるか否かを示す制御信号を供給して、コ
    ンテンツ信号の再生制限動作を設定する信号生成制御手
    段と、 前記コンテンツ信号に前記信号生成制御手段から供給さ
    れた情報信号を付加して、コンテンツ流通用のコンテン
    ツ信号を生成する信号生成手段とを有することを特徴と
    するコンテンツ信号生成装置。
  7. 【請求項7】 前記信号生成制御手段では、前記再生制
    限機能を働かせたときに前記コンテンツ信号の再生許可
    条件を示す条件信号の生成も行うものとし、 前記信号生成手段では、前記条件信号も付加して前記コ
    ンテンツ流通用のコンテンツ信号を生成することを特徴
    とする請求項6記載のコンテンツ信号生成装置。
  8. 【請求項8】 コンテンツ信号の暗号化を行う暗号化手
    段と、 前記暗号化手段で前記コンテンツ信号の暗号化を行う際
    に用いる暗号鍵を、前記情報信号と予め設定された暗号
    鍵とに基づいて生成する暗号鍵生成手段とを有すること
    を特徴とする請求項6記載のコンテンツ信号生成装置。
  9. 【請求項9】 コンテンツ信号の暗号化を行う暗号化手
    段と、 前記暗号化手段で前記コンテンツ信号の暗号化を行う際
    に用いる暗号鍵を、前記情報信号と予め設定された暗号
    鍵と前記条件信号に基づいて生成する暗号鍵生成手段と
    を有することを特徴とする請求項7記載のコンテンツ信
    号生成装置。
  10. 【請求項10】 復号化が正常に完了したか否かを判別
    可能とする検査データを前記コンテンツ信号に付加する
    付加手段を有することを特徴とする請求項6記載のコン
    テンツ信号生成装置。
  11. 【請求項11】 コンテンツ信号を再生する際に、 前記コンテンツ信号が、前記コンテンツ信号の再生を制
    限する再生制限機能を働かせるか否かを示す制御信号を
    有しているか否かを判別するものとし、 前記情報信号を有していると判別されたときには、前記
    コンテンツ信号の再生を許可する再生許可条件を満たし
    たときに、前記コンテンツ信号を出力することを特徴と
    するコンテンツ信号再生方法。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツ信号が、前記再生制限
    機能を働かせたときに前記コンテンツ信号の再生許可条
    件を示す条件信号を有しているとき、 前記条件信号で示された条件を満たしたときに、前記コ
    ンテンツ信号を出力することを特徴とする請求項11記
    載のコンテンツ信号再生方法。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツ信号が、前記再生制限
    機能を働かせたときに前記コンテンツ信号の再生許可条
    件を示す条件信号を有していないとき、 前記再生許可条件の入手を行い、入手した再生許可条件
    を満たしたときに、前記コンテンツ信号を出力すること
    を特徴とする請求項11記載のコンテンツ信号再生方
    法。
  14. 【請求項14】 前記再生許可条件は、通信手段を介し
    て、あるいは予め再生許可条件を記憶した条件記憶手段
    から入手することを特徴とする請求項13記載のコンテ
    ンツ信号再生方法。
  15. 【請求項15】 前記再生許可条件を満たしたときに
    は、前記制限信号と前記コンテンツ信号が有する鍵情報
    に基づいて暗号鍵を生成し、 前記暗号鍵を用いて復号化が行われたコンテンツ信号を
    出力することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ
    信号再生方法。
  16. 【請求項16】 前記再生許可条件を満たしたときに
    は、前記制限信号と前記コンテンツ信号が有する鍵情報
    と前記条件信号に基づいて暗号鍵を生成し、 前記暗号鍵を用いて復号化が行われたコンテンツ信号を
    出力することを特徴とする請求項12記載のコンテンツ
    信号再生方法。
  17. 【請求項17】 前記コンテンツ信号は、暗号化された
    信号であると共に復号化が正常に完了したか否かを判別
    可能とする検査データを付加した信号である場合、 前記復号化を行い前記検査データによって復号化が正常
    に完了したと判別されたときに、前記コンテンツ信号を
    出力することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ
    信号再生方法。
  18. 【請求項18】 前記検査データによって復号化が正常
    に完了したと判別されないときには、コンテンツ信号の
    出力を行うことができないことを通知することを特徴と
    する請求項17記載のコンテンツ信号再生方法。
  19. 【請求項19】 コンテンツ信号が、前記コンテンツ信
    号の再生を制限する再生制限機能を働かせるか否かを示
    す制御信号を有しているか否かを判別すると共に、前記
    情報信号を有していると判別されたときに、前記コンテ
    ンツ信号の再生を許可する再生許可条件を満たしている
    場合、前記コンテンツ信号を正しく出力可能とする設定
    信号の生成を行う設定信号生成手段と、 前記設定信号生成手段からの設定信号を用いて前記コン
    テンツ信号の出力処理を行う出力処理手段とを有するこ
    とを特徴とするコンテンツ信号再生装置。
  20. 【請求項20】 前記設定信号生成手段では、前記コン
    テンツ信号から前記再生許可条件を示す条件信号を抽出
    し、前記条件信号で示された再生許可条件を満たしたと
    きに、前記設定信号を出力することを特徴とする請求項
    19記載のコンテンツ信号再生装置。
  21. 【請求項21】 通信手段を有し、 前記設定信号生成手段では、前記コンテンツ信号から前
    記条件信号を抽出できないときに、前記通信手段を介し
    て前記条件信号を入手することを特徴とする請求項20
    記載のコンテンツ信号再生装置。
  22. 【請求項22】 条件信号を記憶した記憶手段を予め設
    けるものとし、 前記設定信号生成手段では、前記コンテンツ信号から前
    記条件信号を抽出できないときに、前記記憶手段から前
    記条件信号を入手することを特徴とする請求項20記載
    のコンテンツ信号再生装置。
  23. 【請求項23】 前記設定信号生成手段では、前記条件
    信号で示された条件を満たしたときに、コンテンツ信号
    を正しく復号化する暗号鍵を設定信号として出力するも
    のとし、 前記出力処理手段では、前記コンテンツ信号の出力の際
    に前記暗号鍵を用いた復号化を行うことを特徴とする請
    求項19記載のコンテンツ信号再生装置。
  24. 【請求項24】 前記コンテンツ信号に復号化が正常に
    完了したか否かを判別可能とする検査データが付加され
    ている場合、 前記出力処理手段では、前記復号化を行い前記検査デー
    タによって復号化が正常に完了したと判別されたとき
    に、復号化された前記コンテンツ信号を出力することを
    特徴とする請求項23記載のコンテンツ信号再生装置。
  25. 【請求項25】 動作状態を通知する通知手段を有し、 前記出力処理手段において、前記検査データによって復
    号化が正常に完了したと判別されないときには、前記通
    知手段によってコンテンツ信号の出力を行うことができ
    ないことを通知することを特徴とする請求項24記載の
    コンテンツ信号再生装置。
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