JP2002278375A - 画像形成装置及び画像形成装置の操作部表示方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の操作部表示方法

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JP2002278375A
JP2002278375A JP2001079664A JP2001079664A JP2002278375A JP 2002278375 A JP2002278375 A JP 2002278375A JP 2001079664 A JP2001079664 A JP 2001079664A JP 2001079664 A JP2001079664 A JP 2001079664A JP 2002278375 A JP2002278375 A JP 2002278375A
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JP2001079664A
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Masami Kitahara
真佐美 北原
Masashi Amada
端思 天田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層構造をした画面を表示させて各設定を行
う場合、ユーザは煩雑な操作を行う必要があった。下位
階層の画面において微細な設定変更を行う際にも同様の
操作が求められ、多くの操作と時間を要していた。ユー
ザが頻繁に使用する下位階層の画面表示を容易な操作で
行い、また、設定変更を短時間に行うことができる多画
像形成装置の操作部表示方法を提供する。 【解決手段】 上位階層の画面にマーク選択ボタンを設
け、任意の下位階層の画面に前記マーク選択ボタンと対
応させたしおりマークを設け、上位階層画面の表示にお
いて、前記マーク選択ボタンを操作すると、途中の階層
画面表示を省略して、前記しおりマークを設けた下位階
層の画面を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におい
て、画面表示部によって行われる機能設定等の操作性を
向上させる表示及び制御動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には多岐にわたる機能が備
えられ、各機能ごとに多くの設定項目が設けられてい
る。前記画像形成装置は、例えばLCD等とタッチパネ
ルを積層させて構成した画面表示部に、各設定項目を示
した画面を表示し、また、この表示画面を直接指で押す
等の操作を行うことで設定入力するようにしている。あ
る機能について詳細に設定を行う場合は、画面表示を階
層構造として、各階層の表示画面において項目の選択、
または数値入力等を行いながら順次画面を切り替えるこ
とで、詳細な設定まで可能にしている。この階層構造を
した表示画面は、画像形成装置の電源投入時に表示され
る最上位の表示画面にて表示される各ボタンを押すこと
で機能を選択し、順次下位の設定画面が表示される。
【0003】図13、14に示す説明図は、従来の画面
表示に従って応用機能の設定変更を行う場合の一例を示
したものである。例えば、スタンプ/オーバーレイ機能
を選択し、画像形成装置を設定確認モードとした(ひと
とおりの設定は既に行われている)場合の設定変更は、
次の説明のように行われる。画面D1は設定確認モード
としたとき初めに表示される表示画面であり、ここで、
コピー部数、コピーモード(原稿片面−転写片面、原稿
両面−転写両面等)、コピー濃度、倍率、転写ペーパー
サイズ、紙(転写用紙)種類、出力モード(縦横の転写
方向)、排紙トレイ、原稿画質、特殊原稿、定型/不定
形原稿等の既存設定が表示される。
【0004】前記画面D1にて各設定の確認を行った
後、次画面を表示させるボタンB1を押すと、画面D2
に切り替えられ、既に設定されている応用機能が表示さ
れる。ここで表示されるボタンB2に、「スタンプ/オ
ーバーレイ」機能が設定されていることが表示され、さ
らにこの機能において「ページ」をスタンプする旨と、
記録紙「中央下」にスタンプする旨が表示される。例え
ば、ここでページのスタンプ位置を変更したい場合、ボ
タンB2を押す。すると画面D3に示すように、前記ボ
タンB2の表示が変化(ここで例示するものは、明暗反
転による白抜き字表示へ変化)し、この応用機能につい
て詳細設定が変更可能となったことが表示される。次
に、スタンプ/オーバーレイ機能の詳細設定を行うた
め、「設定変更」ボタンB3を押すと画面D4が表示さ
れ、ここに表示された既存の設定(ここではスタンプ
「ページ」機能)を示すボタンを押すことで、詳細な設
定について変更が可能になる。さらに表示画面が切り替
わり、画面D5が表示される。ここで再び「ページ」ボ
タンを押すと画面D6に切り替わり、この画面にてペー
ジ表示の形態(ページ種類)、文字の大きさ、表示位置
等の詳細設定を行う。
【0005】ページ番号の表示位置を具体的な数値量だ
け移動させたい場合は、画面D6において、「位置の微
調整」ボタンB4を選択して、画面D7を表示させ、数
値入力を可能にして表示位置を移動させる。
【0006】画面D7において、表示位置の移動を設定
した後、「OK」ボタンB5を押し、画面D6へ戻る。
さらに、画面D6にて「OK」ボタンB5を押し、画面
D5へ戻り、ここでも「OK」ボタンB5を押し、階層
表示を逆戻りして所定の上位階層画面(ここでは画面D
1、画面D2等)を表示させ、確認コピーを実行する。
または、画像形成装置を基本モードに切り替え、画像形
成を実行する。
【0007】以上説明のように、ひとつずつ下位階層の
画面を表示させて各設定を行い、すべて設定を終えたな
ら、またひとつずつ上位階層の画面に表示を切り替えな
がら画像形成を実行する上位階層の画面まで戻るように
操作していた。
【0008】また、各応用機能を選択する表示画面で
は、現在設定されている応用機能は、設定されていない
他の応用機能と区別できるように表示される。図15
は、画像形成装置の画面表示部に表示される応用機能を
選択する画面の一例を示した説明図である。この画面表
示部も前記説明と同様LCDとタッチパネルを積層させ
て構成されたものである。図15(A)は応用機能を選
択する表示画面(画面D10)である。応用機能には大
きく分けて「ページ編集」機能と「画像応用」機能とが
あり、ここでは、例えば「画像応用」機能の「原稿位置
補正」ボタンB10を押して、この機能を選択する。す
ると画面D10は図15(B)に示す画面D11のよう
に表示が変化し、ここで選択された「原稿位置補正」ボ
タンB10と「原稿外消去」ボタンB11の表示が変化
(ここでは白抜き文字となるように明暗反転表示)し
て、この2つの機能が設定されていることが表示され
る。
【0009】このように、画像形成装置により、ある機
能に関連付けられた他の機能が自動設定されるように、
使い勝手を考慮して各項目ごとに決められており、選択
していない機能も同様に前記画面表示部に表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ある応用機能について
詳細な項目まで設定し、その後に、詳細な項目のみ設定
を変更したい場合、例えば、前記説明のページのスタン
プ位置をさらに微調整したい場合には、再び同様の手順
でひとつずつ下位階層の画面を表示させながら階層表示
を切り替える操作を行い、スタンプ位置を変更した後、
また上位階層画面へ逆戻りする操作を行う必要があっ
た。
【0011】このように、下位階層において設定される
項目について設定変更する場合には、途中の階層で設定
変更しない場合でも、その都度各階層の画面表示が行わ
れ、また各画面において、次の階層画面に切り替える操
作を行う必要があり、変更内容が微細な場合でも操作が
煩雑になり、設定変更に要する時間もかかることからユ
ーザの使い勝手に支障をきたしていた。
【0012】また、ある機能を選択した場合に、自動的
に設定される他の機能が、選択設定した機能と区別なく
表示されるため、無用な機能まで設定されて画像を形成
してしまうことが起こり、結果的に画像形成をやり直す
場合が生じていた。
【0013】そこで本発明は、頻繁に利用する下位階層
の設定画面において行われる、設定の変更操作を簡便化
するため、所望の階層画面を表示するまでの操作を簡略
化し、素早く前記所望の階層画面を表示する操作部表示
方法を提供することを目的とする。
【0014】また、ユーザが自ら選択して設定した機能
と、画像形成装置によって自動的に設定された機能とを
区別できるように表示する操作部表示方法を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
画像形成装置が備えるタッチパネルと表示手段から構成
された操作部に表示される画像形成に関する設定画面に
おいて、前記画像形成に関する設定画面を階層構成と
し、上位階層の画面にマーク選択ボタンを設け、任意の
下位階層の画面に前記マーク選択ボタンと対応させたし
おりマークを設け、前記上位階層の画面表示においてマ
ーク選択ボタンを操作することにより、途中の階層画面
表示を省略して前記しおりマークを設けた下位階層の画
面を表示することを特徴とするものである。
【0016】請求項3に係る発明は、画像形成装置が備
えるタッチパネルと表示手段から構成された操作部に表
示される画像形成に関する設定画面において、前記画像
形成に関する設定確認画面を階層構成とし、上位階層の
設定確認画面にマーク選択ボタンを設け、任意の下位階
層の画面に前記マーク選択ボタンと対応させたしおりマ
ークを設け、前記上位階層の設定確認画面表示において
前記マーク選択ボタンを操作することで、途中の階層画
面表示を省略して前記しおりマークを設けた下位階層の
画面を表示することを特徴とするものである。
【0017】請求項5に係る発明は、タッチパネルと表
示手段から構成された操作部と、この操作部に表示され
る画面を制御する制御部を設けた画像形成装置におい
て、前記操作部に表示される画像形成に関する画面を階
層構成とし、上位階層の画面にマーク選択ボタンを設
け、任意の下位階層の画面にしおりマークを設け、前記
上位階層の画面において前記マーク選択ボタンを操作す
ることで、途中の階層画面表示を省略して前記しおりマ
ークを設けた下位階層の画面を表示する制御を行い、ま
た、前記途中の階層画面表示を省略する制御の有無を設
定可能とした制御部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項6に係る発明は、画像形成装置が備
えるタッチパネルと表示手段から構成された操作部に表
示される画像形成に関する設定画面において、前記設定
画面の表示は、ユーザが選択した設定内容と、前記画像
形成装置によって自動選択される設定内容とを区別して
表示することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本実施の形態に係る画像形成装置
1の構成を、図1のブロック構成図に示す。図1では、
大きく本体2と操作部3とに分けて示しており、本体2
は、装置全体の動作、及び他の画像形成装置等との通信
に伴う処理など各制御を司るプロセッサ等から成る本体
制御部6と、各制御データ(制御プログラム)や入力さ
れた画像データ等を記憶する記憶部7と、前記図1を用
いて説明した原稿等を読取る画像読取り部10と、前記
記憶部7に記憶されている画像データに基づいて転写紙
等の記録媒体に画像を形成する画像形成部30と、他の
画像形成装置やネットワークを介して接続されるユーザ
端末等との通信を行う際に用いられる入出力ポート4a
によって構成されている。
【0020】操作部3は、画像形成装置の動作を設定す
る操作パネルに係るものであり、LCD等の表示手段と
指先等を接触させることで入力操作を可能にするタッチ
パネルを前記表示手段上方に積層させた画面表示部3a
と、前記画面表示部3aに表示する画面を制御し、ま
た、画面表示部3aを操作して入力された情報(具体的
には制御コマンドや各種データ等)を本体制御部6等へ
送信(または本体制御部6から受信)する操作部制御手
段3bと、画面表示部3aに表示する画像データや操作
部3の制御プログラム等を記憶している操作部記憶手段
3cと、前記入出力ポート4aと同様の機能を有する入
出力ポート4bによって構成されている。
【0021】ここで説明する画像形成装置1は、複数の
動作モードのなかから、ある動作モードを選択して画像
形成を行うものである。例えば、基本モードは、原稿の
画像を画像読取り部10によって光学的に読み取り、こ
れをデジタル形式の画像データへ変換して、操作部3に
て設定された画像形成に関する設定データとともに記憶
部7へ記憶し、この画像及び設定データに基づいて画像
形成部30が画像を形成するように本体制御部6が制御
する動作モードである。また、設定確認モードは、すで
に記憶部7に記憶された画像データを画像形成する前
に、画像データとともに記憶されている設定データを操
作部3の画面表示部3aに表示させ(また、必要に応じ
て「確認コピー」を行いながら)、所望の画像処理が行
えるように設定データの変更を行った後、画像を形成す
るように本体制御部6が制御する動作モードである。な
お、画像形成装置1の動作モードは前記基本モードと設
定確認モードの2種類に限定されるものではない。
【0022】ここでは、基本モード、または設定確認モ
ードの制御ソフトウェアが実行されている場合におい
て、操作部3の画面表示部3aに階層表示される画面の
切り替え操作を簡便に行う制御ソフトウェアの「しおり
機能」について説明する。この「しおり機能」は操作部
3の操作部記憶手段3cに記憶されているソフトウェア
プログラムであり、操作部制御手段3bによって、上位
階層の表示画面に設けられたマーク選択ボタンを操作す
ると、途中の階層画面の表示を省略して、予め、しおり
マークを(マークボタンを操作して)付した下位の階層
画面を画面表示部3aに表示する制御が行われる。
【0023】画像形成装置1において、前記しおり機能
を有効に設定するには、図2の説明図に示す「ヘルプ」
画面D12を画面表示部3aに表示させ(このヘルプ画
面は例えば、図3の概略図に示した画像形成装置1の操
作パネルPに設けられたヘルプボタンBhpを操作する
ことで表示される)、さらに画面D12左下に表示され
る「キーオペレータモード」ボタンB21を押すと、
「キーオペレーターメニュー」画面D13、が表示さ
れ、左下に表示されているボタンB22を押すことで、
画面D13の続きである画面D14が表示される。画面
D14において、「13 メモリースイッチ」ボタンB
23を押すと、画面D15が表示され、その表示中にあ
る「9 しおり機能」にカーソルを当てておき、「設定
内容の変更」ボタンB24を押して、しおり機能のオ
ン、オフ設定(「ON」、「OFF」の表示)を切り替
える。
【0024】詳しくは、しおり機能の「OFF」、「O
N(JOBごとに解除する)」、「ON(JOBごとに
解除しない)」の3つの設定が表示され、そのなかから
使い勝手に応じて選択する。この「JOB」とは、画像
形成装置1において、画像データと設定データとをひと
つにまとめて記憶し、画像形成して所定の記憶媒体に出
力するまでの処理、進行を「JOB」単位に管理する機
能である。
【0025】画面D15において、しおり機能「OF
F」を選択した場合はしおり機能が働かず、後述するマ
ーク選択ボタンを操作しても表示画面の切り替えは行わ
れない。「ON(JOB)ごとに解除する」を選択した
場合は、しおり機能の設定がひとつのJOBにおいての
み有効であり、その後に登録、処理されるJOBは、し
おり機能によって表示させる下位階層画面が設定されて
いない状態になり、新たに表示させる下位階層の画面
(選択)設定を行う必要がある。「ON(JOB)ごと
に解除しない」を選択した場合には、一度設定したしお
り機能が、そのままの設定で全てのJOBについて有効
に設定登録されるものである。
【0026】図4ないし図6は、前記画面表示部3aに
表示される画面を示した説明図である。画像形成装置1
の電源投入後、基本モードに自動設定されスタンバイ状
態となる。図4(A)は、このとき表示される基本画面
(画面D10)であり、この画面表示において画像を形
成する「JOB」の設定登録を行う。図4(A)に示し
たように、基本画面D10には、これから新たに設定登
録可能な「空きJOB」が複数表示されており、例え
ば、画面D10に表示されている「空きJOB10」ボ
タンを押すと所定の項目について設定が可能になる
(「空きJOB10」の「10」は画像形成装置1によ
って自動的に付される処理番号である)。また、図示し
た基本画面D10では、画面右側端に表示されている
「原稿設定」項目について設定可能な状態を例示してい
る。
【0027】基本画面D10において設定される「原稿
設定」の詳細設定は、例えば、ソート、ステイプルソー
ト等の出力処理について設定する「出力」設定ボタン
と、原稿の片面あるいは両面を読み込むか、また、記録
紙の片面あるいは両面に画像を形成するかを設定する
「両面選択(RADF)」設定ボタンと、画像を形成す
る際の明暗の濃さを設定する「コピー濃度」設定ボタン
と、原稿の画像を記録紙に画像形成する場合の倍率を設
定する「倍率」設定ボタンと、「サイズ選択」として
(A3、A4等の)サイズ又は紙質ごとに分別されて納
められた記録紙トレイの選択ボタンによって行われ、各
ボタンに該当する項目が設定される。また、この基本画
面D10は、後述する階層構成を成している各設定画面
の最上位階層の画面である。
【0028】さらに、基本画面D10には、「応用機
能」ボタンと、前記倍率の設定や記録紙サイズの設定等
によって最適に画像が形成されるように自動的に画像を
90度回転させて画像形成させる機能を無効にする「自
動画像回転解除」ボタンと、原稿読み込みを開始させる
「原稿読込」ボタンが表示される。前記「応用機能」ボ
タンを押した場合には、図4(B)の応用機能を選択す
る画面D11が表示される。このように、ある画面にお
いて設定項目を選択すると、その項目について、さらに
詳細な設定項目を表示する下位の画面に切り替わる階層
構成として、所定の内容を設定していく。
【0029】(基本モードのしおり機能)基本的に階層
表示される設定画面はひとつひとつ順次、1ステップご
と表示されるものであるため、所望の設定項目が表示さ
れるまで多くの操作を要する。そこで途中の階層表示画
面を表示させずに(途中の操作ステップを省略して)、
上位階層の表示画面から、予めしおりマークを付した下
位階層の画面をすぐに表示させるマーク選択ボタンB2
0(図中の「しおり選択画面へ」ボタン)を画面D10
の上側方に設けた一例を示す。
【0030】前記説明の画面D15において、予め画像
形成装置1のしおり機能を「ON」に設定し、画像形成
装置1の制御を基本モードとして当該機能を使用する場
合の、画面表示部3aに表示される画面、及び各制御部
の動作について、図4ないし図6の説明図と、操作部制
御手段3bが行う画面表示部3aの制御を示した図7の
フローチャートを用いて説明する。
【0031】まず初めに、画像形成装置1がしおり機能
を有効に設定されていることを判断する(ステップ10
1、以下ステップをSと記載する)。このとき、画面表
示部3bには基本画面D10が表示されている。しおり
機能が「ON」に設定されている場合には、画面D10
に設けられたマーク選択ボタンB20が操作されたか否
かを判断する(S102)。
【0032】例えば、初めてしおり機能を用いる場合な
どには、どの下位階層の画面にも、しおりマークが付さ
れていないので、ユーザがマーク選択ボタンB20を操
作しても、操作部制御手段3bは、しおり機能の処理制
御を正常に行うことができない。マーク選択ボタンB2
0の操作が行われた後、操作部制御手段3bは、しおり
マークがいずれかの階層画面に付されているかを判断す
る(S103)。どの階層画面にもしおりマークが付さ
れていない場合には、基本画面D10のすぐ下の階層画
面D11を表示する(S104)。
【0033】しおり機能が「ON」に設定されていない
場合(S101)や、マーク選択ボタンB20が操作さ
れていない場合(S102)と同様に、応用機能を選択
する画面D11を表示すると、この後の操作部制御手段
3bの制御は、各階層画面を順番に表示するように制御
し、また、ユーザは表示に従って各階層画面において設
定操作を行う。
【0034】例えば、図4(B)に示した画面D11に
おいて、ユーザが「スタンプ/オーバーレイ」ボタンB
20aを操作して、当該機能を選択すると、画面表示部
3bには、詳細設定としてスタンプ位置や、スタンプ表
示する文字の大きさ等の設定項目が各階層画面ごとに順
次表示される。操作部制御手段3bは、画面D11にお
いて「スタンプ/オーバーレイ」ボタンB20aが操作
されると、画面D11のひとつ下の階層画面である図5
(A)に示す画面D18を表示する。
【0035】画面D18では、「スタンプ/オーバーレ
イ」機能について、ページ番号を記録紙に付する機能が
既存の設定であることを示すため、「ページ」ボタンが
他の設定ボタンと異なる輝度または色調で表示している
(S105)。この画面D18においてユーザが「ペー
ジ」ボタンを操作すると、操作部制御手段3bは、さら
に下位階層の画面D19(図5(B))を表示し、「ペー
ジ」ボタンの表示を変化(図中では輝度が高く変化)さ
せて、「ページ」をスタンプする機能について、詳細設
定の変更要求が行えることをユーザに示す(S10
6)。ここで再びユーザが「ページ」ボタンを押すと、
操作部制御手段3bは、さらに下位階層の詳細設定を行
う図5(C)に示した画面D20を表示する(S10
7)。
【0036】画面D20では、スタンプされるページ種
類、文字の大きさ等が設定可能であり、例えば、ユーザ
がスタンプ位置を微調整したい場合は画面D20左下の
「位置の微調整」ボタンB27を操作し、図6(A)に
示す下位の階層画面D21を表示させる(S108)。
この画面D21に表示されている数値入力ボタン、上下
左右方向を指定するボタン等を操作して、ページ番号の
スタンプ位置を移動する方向及び距離を入力設定する。
【0037】ここで、ユーザは画面D21で行う設定を
頻繁に変更する(ページ番号のスタンプ位置の微調整を
行う)場合には、この階層画面D21に表示されている
マークボタンB29(「しおり選択」と表記されたボタ
ン)を操作し、しおりマークを設定する(S109)。
画面D21のマークボタンB29を操作すると、マーク
ボタンB29中の「しおり選択」表示の左側方に「レ」
点マークM1が表示され、これがしおりマークとなる。
【0038】図5(B)に示す画面D22は、画面21
に、しおりマークを付した表示画面である(S11
0)。この画面D22は、しおり選択画面として操作部
記憶手段3cに記憶登録され、他の階層画面においてマ
ークボタンB29が操作され、しおりマークが他の階層
画面に設定されない限り、しおり選択画面として記憶保
持される。
【0039】ユーザが画面D22をしおり選択画面とし
て記憶させ、また、ページ番号のスタンプ位置を微調整
した後、画面D22に表示されている「OK」ボタンB
28を操作すると、上位階層の基本画面D10が表示さ
れる。しおり機能がOFFに設定されている場合には、
前記従来の技術で説明したように、「OK」ボタンB2
8を操作して、1つずつ上位の階層画面を(画面D21
→画面D20→画面D19→画面D18→画面D10の
ように順次)表示させ、階層を逆上りして最終的に画面
D10を表示させる。
【0040】この後、ユーザがページ番号のスタンプ位
置を、さらに微調整したい場合に、画面D10のマーク
選択ボタンB20を操作すると(S102)、しおりマ
ークが設定されているので(S103)、操作部制御手
段3bは、画面D11(S104)、画面D18(S1
05)、画面D19(S106)、画面D20(S10
7)の表示を省略して、しおりマークが付された画面D
22(操作部記憶手段3cに記憶されている、しおり選
択画面)を表示する制御を行う。
【0041】しおり機能を用いることによって、ユーザ
は、マーク選択ボタンB20を操作するだけで、下位階
層の画面D22を表示させることができ、また、即座に
ページ番号のスタンプ位置の微調整を行うことができ
る。
【0042】前記説明では、画面D22(画面D21)
をしおり選択画面として設定した場合を例示したが、画
面D18、画面D19、画面D20の各階層画面に設け
られたマークボタンB29(「しおり選択」ボタン)
を、画面D21の場合と同様に操作して、しおりマーク
を設定し、しおり選択画面として設定することができ
る。また、しおり選択画面は前記説明のように、階層画
面のうち、1つの画面が記憶されるものであり、複数設
定することはできない。前記説明では、しおり選択画面
D22はマーク選択ボタンB20が設けられている基本
画面D10と1対1対応となっており、また、しおり選
択画面は後優先として、最も新しく設定された画面が有
効となる。
【0043】また、画面D15において、しおり機能が
「ON(JOBごとに解除しない)」に設定されている
場合は、操作部記憶手段3cに記憶された、しおり選択
画面(しおりマークの設定)は、他のJOBでしおり機
能を用いた場合にも有効となる。「ON(JOBごとに
解除する)」が設定されている場合には、しおり選択画
面が設定されたJOBの処理が全て終了すると、操作部
記憶手段3cから、しおり選択画面の記憶内容が削除さ
れる。
【0044】(設定確認モードのしおり機能)設定確認
モードは、前記基本モードによって入力された原稿等の
画像データと、画像形成について設定された設定データ
をJOBとして記憶部7に記憶させた内容について、ユ
ーザが所望の画像形成を行えるものかを確認する機能を
備えた動作モードである。
【0045】設定確認モードは、例えば、図3に示す操
作パネルPに設けられた設定確認ボタンBchを操作す
ることで、画像形成装置1を基本モードから切り替え
る。
【0046】図8、図9は、画像形成装置1を設定確認
モードとした場合に、画面表示部3aに表示される画面
を示した説明図である。基本モードから設定確認モード
に切り替えると画面D16が表示される。ここでは、予
め「スタンプ/オーバーレイ」機能が設定されており、
この機能について詳細設定を変更する場合を例示して説
明する。詳しくは、しおり機能が有効(ON)に設定さ
れており、また、しおりマークが、どの階層の画面にも
設定されていない状態であり、ページ番号を記録紙中央
にスタンプするように詳細設定された状態である。
【0047】基本モードの場合と同様に、しおりマーク
が、どの画面にも付されていない場合には、1回目の詳
細設定の変更(及び、しおり選択画面の設定)として、次
のような手順で操作が行われる。画面D16には現在の
設定(コピー部数、RADF、コピー濃度等の設定)内
容が表示され、ユーザは画像形成前に、設定内容の確認
を行うことができる。この画面D16の左下にあるボタ
ンB25を操作すると、下位の階層画面である画面D1
7が表示され、既存の設定として「スタンプ/オーバー
レイ」機能が設定され、ページ番号のスタンプを記録紙
の中央下に印刷(画像形成)する設定であることが示さ
れる。
【0048】例えば、ユーザがページ番号のスタンプ位
置を変更したい場合には、画面D17の「スタンプ/オ
ーバーレイ」ボタンB26を操作し、さらに下位の階層
である画面D18を表示させる。この画面D18は、前
記説明のように、「スタンプ/オーバーレイ」機能の詳
細について設定を行う画面である。
【0049】この画面D18から下位の階層画面の表
示、及びその画面での操作等は前記基本モードのしおり
機能で述べた説明と同様であり、しおり選択画面の設定
(マークボタンB29の操作)についても同様である。
前記説明同様に画面D22に表示されているマークボタ
ンB29を操作するとしおりマークが付されて、画面D
22がしおり選択画面として設定される。この後、画面
D22に表示されている「OK」ボタンB28を操作す
ると、設定確認モードでは上位階層の画面D17が表示
される。しおりマークが設定された後、再びページ番号
のスタンプ位置を微調整したい場合(2回目以降の応用
機能の詳細設定)には、設定確認モードでは、マーク選
択ボタンとなる「スタンプ/オーバーレイ」ボタンB2
6を操作すると、途中の階層画面(画面D18、画面D
19、画面D20)の表示が省略され、画面D22が表
示される。
【0050】前記説明と同様に、画面D22において再
び(ページ)スタンプ位置の微調整を行った後、「O
K」ボタンB28を操作すると、上位階層の画面D17
の表示に切り替わり、この画面D17において「終了」
ボタンB31を操作すると、設定確認モードから基本モ
ードへ切り替えられ、図4に示した基本画面D10が表
示され、画像形成装置1はJOB待機状態になり、順次
JOB処理が行われ、記録紙等に画像が形成される。
【0051】このように、設定確認モードにおいても、
上位階層の画面D17の「スタンプ/オーバーレイ」ボ
タンB26(マーク選択ボタン)と下位階層の画面D2
2にしおりマークを付することで、前記双方の画面表示
を、途中の階層画面を表示させることなく切り替えるこ
とができる。
【0052】前記設定確認モードでは、複数の部数につ
いて画像形成する場合に、画面D16、D17に設けら
れた「確認コピー」ボタンB30を操作すると、画像形
成装置1は一部だけ画像を形成して出力し、ユーザはこ
の出力結果をみて各設定(画像形成)の良否を確認するこ
とができる。この確認コピーにおいて、その出力(画像
形成)結果を確認したユーザが、さらにページ番号のス
タンプ位置を微調整する場合に、しおり機能を用いる
と、確認コピーを出力させた後に画面表示部3bに表示
されている画面D17の「スタンプ/オーバーレイ」ボ
タンB26を操作することで、予めしおり選択画面とし
て設定した画面D22が(途中の階層画面表示が省略さ
れて)表示され、すぐにスタンプ位置を移動する数値入
力を行うことができる。このように、しおり機能を利用
すると確認コピーを実行しながら設定値の微調整を行う
場合の操作手順が簡単になり、操作の煩雑さを和らげ、
設定操作時間を短縮することができる。
【0053】また、前記基本モードのしおり機能で説明
した基本画面D10に設けたマーク選択ボタンB20
(「しおり選択画面へ」ボタン)を、応用機能の選択画
面D11に設け、画面D11と任意の下位階層の設定画
面との間で、しおり機能を利用できるようにしてもよ
い。さらに、例えば、画面D10に「しおり画面へ
1」、「しおり画面へ2」等のように複数のマーク選択
ボタンB20を設け、それぞれのボタンに対応させたし
おりマークを設定可能にすることで、表示させる下位階
層画面を複数設定できるようにしてもよい。
【0054】次に、しおり機能において、途中の階層画
面の表示を省略する制御動作について、予め画面D22
をしおり選択画面に設定し、上位階層の画面D10の表
示から、下位の階層画面D22を表示させる場合を例に
して図10のチャート図を用いて説明する。基本画面D
10においてマーク選択ボタンB20(「しおり選択画
面へ」ボタン)が操作されると、操作部制御手段3b
は、このマーク選択ボタンB20に対応させたコマンド
Aを本体制御部6へ送信する(S201)。本体制御部
6は、送られてきたコマンドAに対応する処理を行い、
次に表示する下位階層の画面(画面D11)を指示する
コマンドBを操作部制御手段3bに送信する(S20
2)。
【0055】通常であれば、コマンドBを受信した操作
部制御手段3bは、画面D11を表示するように画面表
示部3aを制御するが、しおり機能が有効に設定されて
いる場合には、画面表示部3aを新たに制御することな
く(画面D10を表示しながら)、画面11において
「スタンプ/オーバーレイ」機能が選択され、詳細設定
を行えるように操作された旨を示すコマンドCを本体制
御部6へ送信する(S203)。
【0056】コマンドCを受信した本体制御部6は、
「スタンプ/オーバーレイ」機能の詳細設定を行う下位
階層の画面D18を表示するように指示するコマンドD
を、操作部制御手段3bへ送信する(S204)。コマ
ンドDを受信した操作部制御手段3bは、画面D18を
表示する制御を行わずに、画面D18において「ペー
ジ」ボタンが操作され、さらに下位の階層画面D19の
表示が必要となる設定操作が行われた旨を示すコマンド
Eを本体制御部6へ送信する(S205)。このコマン
ドEを受信した本体制御部6は、画面D19を表示する
ように指示するコマンドFを操作部制御手段3bへ送信
する(S206)。
【0057】ここでも操作部制御手段3bは、画面D1
9を表示することなく、再び「ページ」ボタンが操作さ
れたものとして、さらに下位の階層画面D20表示が必
要な操作が行われた旨を示すコマンドGを本体制御部6
へ送信する(S207)。コマンドGを受信した本体制
御部6は、画面D20を表示するように指示するコマン
ドHを操作部制御手段3bに送信する(S208)。コ
マンドGを受信した操作部制御手段3bは、画面D20
を実際には表示する制御を行わず、画面D20におい
て、「位置の微調整」ボタンB27が操作された旨を示
すコマンドIを本体制御部6へ送信する(S209)。
コマンドIを受信した本体制御部6は、下位階層の画面
D22の表示を指示するコマンドJを操作部制御手段3
bに送信する(S210)。コマンドJを受信した操作
部制御手段3bは、操作部記憶手段3cや画面表示部3
a等を制御して(S211)、画面表示部3aに下位階
層のしおり選択画面D22を表示させる。このように操
作部制御手段3bは、本体制御部6と各階層表示を行っ
た如く各コマンドの送受信を行い、画面表示部3aに
は、画面D10と画面D22に挟まれた中間の階層画面
が表示されないように制御する。
【0058】また、下位の階層画面D22において、
「OK」ボタンB28が操作され、上位の階層画面D1
0を表示する(下位階層から上位階層画面へ遷移する)
場合の制御も、前記説明のように、途中の階層画面を表
示した場合と同様に本体制御部6との間でコマンド等の
送受信を行い、途中の階層画面の表示をすることなく、
上位階層画面を表示する制御を行う。
【0059】(自動設定された機能のマーキング表示)
画像形成装置1に備えられた機能には、単独の機能とし
て用いるものや、複数の機能を組み合わせることが可能
なものがある。また、画像形成装置1は使い勝手を考慮
して、ある1つの機能をユーザが選択すると、その機能
と組み合わせることで、より好ましい画像形成が可能に
なる機能を、画像形成装置1(詳しくは本体制御部6)
が自動選択し、同時に設定する。
【0060】一例として、ユーザが「原稿位置補正」機
能を選択すると、本体制御部6は自動的に「原稿外消
去」機能も併せて設定する。このとき画面表示部3aに
表示される画面を図11の説明図に示す。また、操作部
制御手段3bが行う制御を図12のフローチャートに示
す。
【0061】図11(A)に示す画面D50は、応用機
能を選択する画面であり、ここではまだ何も選択されて
いないため、すべての機能選択ボタンが高輝度で同様に
表示されている(S301)。ユーザが、図中右上端に
表示されている「原稿位置補正」ボタンB50を操作す
ると、操作部制御手段3bは、本体制御部6にボタンB
50が操作され、応用機能の「原稿位置補正」が選択さ
れた信号を送信する(S302)。この後、本体制御部
6は記憶部7に記憶された内容に基づいて、応用機能の
なかから、「原稿位置補正」機能に対応させた「原稿外
消去」機能を選択し、この二つの機能が設定された旨を
示すように操作部制御手段3bに指示(信号)を送る。
この指示を受信した操作部制御手段3bは、図11
(B)に示した画面D51を表示する制御を行い(S3
03)、画面D50を画面D51の表示に切り替える。
【0062】このとき、「原稿位置補正」ボタンB50
は、例えば白黒反転表示のように変化し、画面D51で
は白抜き文字として表示され、ボタン全体の表示輝度が
低くなる。すると、左隣に設けられた「原稿外自動消
去」ボタンB51も、同様に表示輝度が低くなり、当該
機能が自動選択されたことが示される。これだけの表示
では、前記「原稿位置補正」ボタンB50と同様の表示
に変化しただけなので、原稿外自動消去機能が自動選択
されたことが不明確である。
【0063】そこで、一例として画面D51では、自動
選択された機能を示す「原稿外自動消去」ボタンB51
の左側方に、複数のドット状マークを縦一列に並べたマ
ークM2を付して表示し、前記「原稿位置補正」ボタン
B50の表示と区別できるようにしている。
【0064】画像形成において、例えば、原稿の所定範
囲外の位置に記載された事項を消去しないで画像形成し
たい場合など、自動設定された原稿外自動消去機能が不
要の場合には、当該ボタンを押し、「原稿外自動消去」
ボタンB51が高輝度表示となるようにして(同時に前
記マークM2の表示も消去される)機能設定を解除し、
この後、ユーザは、前記説明のように所定の操作を行っ
て画像形成処理を実行させる。
【0065】また、画面表示部をカラー表示可能に構成
した場合には、前記マークM2に代えて、ユーザが選択
した機能と、画像形成装置によって自動選択された機能
の各ボタンを異なる表示色とする。図11(C)に示す
画面D52では、選択(設定)されていない機能を示す
各ボタンを輝度の明るい色彩(例えば、イエロー系の色
彩)で表示し、ユーザが選択した機能を示す「原稿位置
補正」ボタンB50を輝度の暗い色彩(例えば、ダーク
ブルー系の色彩)で表示し、自動選択された機能を示す
「原稿外消去」ボタンB51aを、前記ボタンのいずれ
とも異なる色彩(例えば、オレンジ系の色彩)で表示す
る。
【0066】このように、各機能を示すボタンを色別に
表示して、ユーザが設定した機能と、自動選択された機
能とを判別できるようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の操作部表示方法
によれば、上位階層の画面表示においてマーク選択ボタ
ンを操作することにより、途中の階層の表示を省略して
しおりマークを設けた下位階層の画面を表示するように
したので、ユーザが頻繁に使用する下位階層画面を容易
に表示させることができる。
【0068】また、本発明の画像形成装置の操作部表示
方法によれば、上位階層の設定確認画面表示においてマ
ーク選択ボタンを操作することにより、画像形成装置の
設定を確認しながら、容易に下位階層の画面を表示さ
せ、設定を変更することができる。
【0069】また、本発明の画像形成装置によれば、上
位階層の画面においてマーク選択ボタンを操作すること
で、途中の階層画面表示を省略してしおりマークを設け
た下位階層の画面を表示する制御を行い、また、途中の
階層画面表示を省略する制御の有無を設定可能としたの
で、ユーザの使用態様に合わせた画面表示を行うことが
できる。
【0070】また、本発明の画像形成装置の操作部表示
方法によれば、ユーザが選択した設定内容と、画像形成
装置によって自動選択された設定内容とを区別して表示
するようにしたので、ユーザの望む画像形成と異なる画
像出力を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示すブロック構成図である。
【図2】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図3】 操作パネルを示した概略図である。
【図4】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図5】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図6】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図7】 操作部制御手段の制御を示したフローチャー
トである。
【図8】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図9】 画面表示部に表示される画面を示した説明図
である。
【図10】 階層画面表示を省略する制御を示すチャー
ト図である。
【図11】 画面表示部に表示される画面を示した説明
図である。
【図12】 操作部制御手段の制御を示すフローチャー
トである。
【図13】 従来の表示画面を示した説明図である。
【図14】 従来の表示画面を示した説明図である。
【図15】 従来の表示画面を示した説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 本体 3 操作部 6 本体制御部 7 記憶部 10 画像読取り部 30 画像形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 B41J 29/00 T Fターム(参考) 2C061 AP04 BB10 CQ04 CQ05 CQ14 CQ24 CQ29 2H027 GA12 GA20 GA23 GA33 GA34 GB14 GB15 GB16 5B069 JA06 JA10 5C062 AA05 AB20 AB25 AB46 AB49 AC05 AF16 BA00 5E501 BA05 CA04 CB05 CB13 DA12 EA10 EB05 FA02 FA22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置が備えるタッチパネルと表
    示手段から構成された操作部に表示される画像形成に関
    する設定画面において、 前記画像形成に関する設定画面を階層構成とし、上位階
    層の画面にマーク選択ボタンを設け、任意の下位階層の
    画面に前記マーク選択ボタンと対応させたしおりマーク
    を設け、 前記上位階層の画面表示においてマーク選択ボタンを操
    作することにより、途中の階層画面表示を省略して前記
    しおりマークを設けた下位階層の画面を表示することを
    特徴とする画像形成装置の操作部表示方法。
  2. 【請求項2】 前記画像形成に関する階層構成の設定画
    面は、電源投入後に表示される基本画面を最上位階層の
    画面として前記マーク選択ボタンを設け、任意の詳細設
    定画面を下位の階層画面として前記しおりマークを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の操
    作部表示方法。
  3. 【請求項3】 画像形成装置が備えるタッチパネルと表
    示手段から構成された操作部に表示される画像形成に関
    する設定画面において、 前記画像形成に関する設定確認画面を階層構成とし、上
    位階層の設定確認画面にマーク選択ボタンを設け、任意
    の下位階層の画面に前記マーク選択ボタンと対応させた
    しおりマークを設け、 前記上位階層の設定確認画面表示において前記マーク選
    択ボタンを操作することで、途中の階層画面表示を省略
    して前記しおりマークを設けた下位階層の画面を表示す
    ることを特徴とする画像形成装置の操作部表示方法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成に関する階層構成の設定確
    認画面は、設定された応用機能を確認する画面を上位階
    層の画面として前記マーク選択ボタンを設け、任意の前
    記応用機能の詳細設定画面を下位の階層画面として前記
    しおりマークを設けたことを特徴とする請求項3に記載
    の画像形成装置の操作部表示方法。
  5. 【請求項5】 タッチパネルと表示手段から構成された
    操作部と、この操作部に表示される画面を制御する制御
    部を設けた画像形成装置において、 前記操作部に表示される画像形成に関する画面を階層構
    成とし、上位階層の画面にマーク選択ボタンを設け、任
    意の下位階層の画面にしおりマークを設け、前記上位階
    層の画面において前記マーク選択ボタンを操作すること
    で、途中の階層画面表示を省略して前記しおりマークを
    設けた下位階層の画面を表示する制御を行い、また、前
    記途中の階層画面表示を省略する制御の有無を設定可能
    とした制御部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置が備えるタッチパネルと表
    示手段から構成された操作部に表示される画像形成に関
    する設定画面において、 前記設定画面の表示は、ユーザが選択した設定内容と、
    前記画像形成装置によって自動選択される設定内容とを
    区別して表示することを特徴とする画像形成装置の操作
    部表示方法。
  7. 【請求項7】 前記設定画面の表示は、前記画像形成装
    置よって自動選択された設定内容を示す表示ボタンにマ
    ークを付して表示し、ユーザが選択した設定内容を示す
    表示ボタンと区別することを特徴とする請求項6に記載
    の画像形成装置の操作部表示方法。
  8. 【請求項8】 前記設定画面の表示は、前記画像形成装
    置よって自動選択された設定内容を示す表示ボタンの表
    示色と、ユーザが選択した設定内容を示す表示ボタンの
    表示色を異なる表示色として区別することを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成装置の操作部表示方法。
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