JP2002278300A - 電子写真装置のトナー供給方式 - Google Patents

電子写真装置のトナー供給方式

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JP2002278300A
JP2002278300A JP2001077440A JP2001077440A JP2002278300A JP 2002278300 A JP2002278300 A JP 2002278300A JP 2001077440 A JP2001077440 A JP 2001077440A JP 2001077440 A JP2001077440 A JP 2001077440A JP 2002278300 A JP2002278300 A JP 2002278300A
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toner supply
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JP2001077440A
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Hideaki Shibata
英明 柴田
Kazushi Terajima
一志 寺嶋
Satoru Moto
悟 本
Masanao Takahata
昌尚 高畠
Motoharu Ichida
元治 市田
Yasuhiko Kishimoto
靖彦 岸本
Tatsuo Nozaki
達夫 野崎
Masanobu Motoe
雅信 本江
Yutaka Nakajima
豊 中島
Tei Nishikawa
禎 西川
Akihiko Inamoto
彰彦 稲本
Satoshi Miyamoto
悟司 宮本
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高粘度で高濃度の液体トナーを用いる電子写
真装置におけるような、流れの悪い液体においても、簡
単な構成で装置の小型化を可能とし、かつ均一にトナー
を印刷幅全面にわたって供給することを目的としてい
る。 【解決手段】 現像ローラには、液体トナーは供給ロー
ラより行われる。さらに、この供給ローラに対して液体
トナーを供給するために、供給ローラ表面との間にスペ
ースをあけて配置すると共に、該スペースを密閉したト
ナー供給皿を備えて、そのスペースに液体トナーを供給
することにより行われる。また、スペース内部の圧力を
検知する手投を備え、トナーの供給による容器内部の圧
力上昇を検知して供給を停止するよう制御する。これに
より、せん断速度に依存して粘性の極端に変化するトナ
ーであっても、領域全体に対して確実にトナ−を供給す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性を示す高
粘度で高濃度の液体トナーを用いる電子写真装置のトナ
ー供給方式に関し、特に、現像ローラに均一な現像液を
印刷幅全面にわたって塗布できるようにするトナー供給
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンオイルなどに高濃度のトナー
を分散させることで構成される高粘度で高濃度の現像液
を用いる電子写真装置においては、液体トナーは現像ロ
ーラや現像ベルトに塗布し、これを用いて感光体上の静
電潜像を現像することになるが、高粘度で高濃度の液体
トナーは、均一にして現像ローラに塗布することが困難
であるという問題がある。
【0003】図10は、本発明において使用可能の液体
トナーが有する、高粘度で高濃度の特性の一例である。
図において、横軸はせん断速度[1/S]を表し、縦軸
は、上側の図においてはせん断応力[Pa]を、また下
側の図においては粘度[mPaS]をそれぞれ示してい
る。
【0004】高粘度で高濃度の液体トナーは、固形粒子
を液体キャリア中に分散させており、粘性特性が複雑で
ある。図10に一例として示す液体トナーは、せん断速
度の小さい領域では、トナー粘性は極めて高く見える。
低せん断速度域では、10000[mPaS]もあった
粘度が、高せん断速度域では、100[mPaS]に低
下する。これは、あるレベルの力が加わるまでは、硬く
見えるが、それを越えると突然流れ出す性質を表してい
る。降伏点が高く、フローが悪いということもできる。
【0005】このような特性を有する液体トナーの供給
の難しさを、図11を用いて説明する。ある範囲(スパ
ン)、例えばA4幅、或いはA3幅でトナーを延ばそう
とする場合を考えると、チューブ管の内部を液体トナー
が進んでいく場合に、管の内部には、図11に示すよう
な速度プロファイルが形成されている。管壁面では速度
0、中心部で最大速度となっている。せん断速度とは、
速度プロファイルの横方向(y方向)の勾配であるか
ら、例示の場合には、壁面付近のせん断速度は大きく、
かつ中心部は小さくて、中心にはせん断速度0の部分が
存在する。このような管路に、高粘度で高濃度の液体ト
ナーを流すと、中心部はせん断速度が小さいために一体
となり、壁面のみが流れる”栓流”状態となる。
【0006】このような状態の液体トナーを、あるスパ
ンにわたって均一に供給するために、図12に示すよう
に、パイプに穴を等間隔にあけることが考えられる。
(a)に示すように、ニュートン流体であれば、その圧
力分布は、ポンプに近いほど高くなるものの一様になる
から、穴の大きさを調整することにより、あるスパンに
わたって均一に供給することは可能である。しかし、高
粘度で高濃度の液体トナーのように、非ニュートン流体
特性の強い(粘度が高く、そのせん断速度依存性の高
い)流体の場合、(b)に示すように、それぞれの穴か
ら出てくるトナーの量が不均一になってしまうという問
題がある。これは、トナーの流れによって、パイプ内の
圧力分布が不均一になってしまうからと考えられてい
る。
【0007】高粘度で高濃度の液体トナーは、せん断速
度に対する粘性の依存性が極めて高い。このようなトナ
ーを、ダイナミックな搬送経路に投入すると、前述した
とおりトナーの動きにより、搬送路内部の圧力分布が影
響を受け、結果として、トナーの吐き出し量に場所的な
差異を生じ、また時間的にも不安定なものとなる。これ
は、トナーの吐き出しによる運動エネルギーが圧力とエ
ネルギー交換する結果として、流出したところの圧力は
一時的に急低下し、その後回復することにより、一種の
スティック・スリップの振動系を形成するためと考えら
れる。
【0008】このような観点で、本出願人は、先に図8
に示すようなトナー供給方式を提案した(特開2000
−250318号公報)。図示したように、現像ローラ
15は、感光体10上に接触して液体現像液を供給す
る。この現像ローラ15の表面に現像液を広く伸ばし薄
層にして塗布するために、アプリケータローラ16及び
17と、ガイドフレーム18が備えられている。液体ト
ナーは、図示しないトナー容器から、トナー供給口11
を経て、2つのアプリケータローラ16、17とガイド
フレーム18により形成される空間に導入されて、そこ
の空間を液体トナーで充填する。このような構成によ
り、液体トナーは静的に閉じこめられて、圧力がトナー
全体に均一にかかる状態でトナーは、押し広げられ、印
刷領域全般に行き渡らせることができる。
【0009】しかし、図示の構成は、少なくとも2つの
アプリケータローラ及び複雑な形状のガイドフレームを
必要とする等、構成が複雑かつ大がかりなものとなり、
装置の小型化には障害となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みてなされたものであって、不揮発性を示す高粘度で
高濃度の液体トナーを用いる電子写真装置におけるよう
な、流れの悪い液体においても、簡単な構成で装置の小
型化を可能とし、かつ、均一にトナーを印刷幅全面にわ
たって供給することを目的としている。
【0011】また、本発明は、良好な画像を形成するの
に十分なトナーの供給を保証し、かつ現像器からのトナ
ー漏れ、トナーのよどみの無い構造を提供することを目
的としている。
【0012】また、本発明は、トナーの排出口を設け、
過大供給された場合においてもトナーを回収し、供給ボ
トルに循環させ、トナーの再利用を行うことにより、全
体的なトナーの消費量も抑えることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的な考え方
は、不揮発性を示す高粘度で高濃度のトナーのような複
雑な粘弾性挙動をもつトナーについて、その特性を詳細
に分析し、実験的にも検証することによって得られたも
のである。この問題を解決するため、トナーを静的に閉
じこめ、圧力がトナー全体に均−にかかる状態でトナー
を押し広げ、印刷領域全般に行き渡らせるために、トナ
ーを閉じこめるための特別な入れ物を設計し、その内部
に一定の圧力でトナーを充填していき、ある圧力に達し
たときに供給を停止する手段を構築した。図9は、トナ
ーを静的に閉じこめた圧力容器内部の圧力分布を示す図
である。図示したように、圧力分布は閉じこめられた容
器内部では一定となる。
【0014】本発明の不揮発性を示す高粘度で高濃度の
液体トナーを現像ローラに供給する電子写真装置のトナ
ー供給方式は、現像ローラに接触して回転することによ
り液体トナーを該現像ローラに供給する供給ローラと、
該供給ローラの表面に液体トナーを供給する供給手段と
を備える。この供給手段は、供給ローラの幅方向長さを
越える長さと、該供給ローラの円周方向の一部を覆う幅
とを有し、かつ、該供給ローラ表面との間にスペースを
あけて配置すると共に、該スペースを密閉したトナー供
給皿を備えて、そのスペースに液体トナーを供給するよ
う構成される。さらに、スペース内部の圧力を検知する
手投を備え、トナーの供給による容器内部の圧力上昇を
検知して供給を停止するよう制御する。これにより、せ
ん断速度に依存して粘性の極端に変化するトナーであっ
ても、領域全体に対して確実にトナ−を供給することが
可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図1に、本発明を適用することので
きる液体トナーを用いる電子写真装置の全体構成を図示
する。図示したように、電子写真装置は主要構成部材と
して、感光体と、帯電器と、露光装置と、色毎の現像機
(2つのみ図示)と、中間転写体IMRと、バックアッ
プローラとを備える。
【0016】帯電器は、感光体を約700Vに帯電させ
る。露光装置は、780nmの波長を持つレーザ光を使
って感光体を露光することで、露光部分の電位が約10
0Vとなる静電潜像を感光体に形成する。
【0017】現像機は、通常、イエロー/マゼンタ/シ
アン/ブラックに対応付けて設けられ、約400V(E
1)にバイアスされ、かつ、トナー粘度が400〜40
00mPa・Sで、キャリア粘度が20cStを持つ液
体トナーを用いて、現像ローラに2〜3μmの厚さのト
ナー層を形成する。現像ローラは、感光体との間の電界
に従って、正に帯電しているそのトナー粒子を感光体に
供給することで、約100Vに帯電される感光体の露光
部分(あるいは未露光部分)にトナー粒子を付着させ
る。
【0018】中間転写体IMRは、約−800V(E
2)にバイアスされて、感光体との間の電界に従って、
感光体に付着されたトナーを転写する。この中間転写体
IMRは、先ず最初に、例えば、感光体に付着されるイ
エローのトナーを転写し、続いて、感光体に付着される
マゼンタのトナーを転写し、続いて、シアンのトナーを
転写し、続いて、ブラックのトナーを転写することにな
る。
【0019】中間転写体IMRに付着されたトナーは、
図示しない加熱装置により加熱されて溶融される。バッ
クアップローラは、溶融された中間転写体IMR上のト
ナーを印刷媒体に転写して定着させる。
【0020】図2〜図4は、現像ローラへのトナー供給
構成を例示する図である。図2は、トナー供給構成の全
体を断面図で示し、図3は、図2に示したトナー供給構
成からシールのみを取り出して示す図であり、そして、
図4は、トナー循環を説明するための図である。
【0021】現像ローラへの表面には、その接触部にお
いて表面が同方向に移動するパターンドローラから供給
される。パターンドローラ(例えばアサヒロールのアニ
ロックスローラ)は、例えば、円周方向に対して角度を
持った斜めの溝状ラインを、1インチ当たり100〜3
50線設けたライン状、或いはさらにそのラインに交差
する方向のラインをも加えて格子状にした細かいパター
ンのローラである。このようなパターンドローラの溝を
利用して搬送することにより、溝の数及び溝の大きさ
(断面積)のみにより制限される一定量のトナーを供給
することが可能となる。なお、溝に囲まれた領域をセル
と言う。このパターンドローラへのトナーの供給は、ト
ナー供給皿内のトナーから行われる。トナー供給皿は、
図示したように、パターンドローラの幅方向長さを越え
る長さと、該パターンドローラの円周方向の一部を覆う
幅とを有して、パターンドローラ表面との間にスペース
をあけて配置すると共に、該スペースを密閉した構成と
なっている。このスペースに液体トナーを供給すること
により、そこから、パターンドローラの表面にトナーが
供給される。
【0022】言い換えると、トナー供給皿の開口部の蓋
をするような位置関係でパターンドローラが配置され
る。また、スペースの密閉は、パターンドローラの周囲
の隙間を、図2或いは図3に示したようなシールによっ
て、前後左右から行われる。そして、トナー供給皿を内
部のトナー圧力に抗する方向に、バネ等の弾性体を用い
てパターンドローラに対して押し付けている。
【0023】ただ、単にシールするのみでは、トナーの
過剰供給により内圧が上昇し、シールから零れ落ちた
り、パターンドローラを供給ローラとして使用している
場合にトナーを過剰供給したり傾けたりすると、均しブ
レードとパターンドローラのセルの間からトナーが染み
出し、そこでトナー溜まりを形成し次回の印刷画像に影
響を与えることがある。さらに、供給皿にためておく方
式では、時間の経過とともにトナーのよどみが発生し、
画像品質にも悪影響を与える。
【0024】そこで、スペース内部の圧力を検知して、
トナー供給を制御する。圧力検知手段として、例えば発
光ダイオードとホトダイオードから成る光学センサを用
いることができる。図示したフロート式の光学センサ
は、そのホース(一部のみ図示)が、トナー供給皿内部
の圧力を検知するようにトナー供給皿の適宜の個所にあ
けた穴に結合されている。トナー供給皿内部の圧力が上
昇すると、図示のフロートが上昇し、次に、フロート先
端部が、発光ダイオードとホトダイオードから成る光通
路を遮断するよう構成されている。光信号のオフによ
り、トナー供給皿へのトナー供給を停止するよう制御す
ることができる。このように、トナーの供給による容器
内部の圧力上昇を検知して供給を停止する手段を設ける
ことにより、印刷に必要なだけのトナーを供給すること
が可能となる。
【0025】トナー供給皿を密閉する横造としてのシー
ル1〜3について、図3を参照してさらに説明する。ト
ナー供給皿とパターンドローラの間に形成される開口部
のうち、シール1とシール2は、その前後方向をシーリ
ングし、そして、シール3は、左右方向からシーリング
を行う。シール3はシート状にして、パターンドローラ
の回転部分と、その両側に位置して回転部分を支える固
定フランジとの間に挿入される。このようなシーリング
により、トナーにローラ幅方向へ圧力的な延伸の力を与
えることにより、容器内へのトナーの充填を保証するこ
とができる。
【0026】シールの材料として、耐磨耗性と密閉精度
を保証するために硬度60°以下のウレタンゴムを使用す
ることができる。また、シールの材料として、密閉精度
を保証するためにスポンジを使用することができる。た
だし、この場合、トナーの染みだしを防ぐために、独立
発泡のスポンジを使用することが望ましい。また、シー
ルの材料として、ローラとの摩擦の少ないポリエステル
シートを使用することができる。
【0027】パターンドローラ上において、トナー供給
皿からの出口側には、均しブレードを設け、ばね弾性に
より一定の圧力でパターンドローラに装着される。これ
によって、現像ローラ上にトナーを均一に搬送・供給す
ることができる。
【0028】次に、トナー循環について、図4を参照し
て説明する。図示したように、トナー供給皿の両サイド
部にトナーを流す排出口を設けると共に、中央部から供
給口が設けられる。トナー注入による供給部の圧力を検
知して、供給部が一定圧力以上になると排出口からトナ
ーを排出し、圧力を一定に保つ。この余分に排出された
トナーは、トナーボトルに戻し、循環させることにより
トナーの消費量を軽減することができる。このように、
トナー供給皿中央部からトナーを注入し、液体トナーの
流動性と搬送ローラの回転を利用して、現像ローラに広
域に渡ってトナーを供給することができる。トナー供給
皿内のトナー通路として、パターンドローラと供給皿の
ギャップ間のほかに、供給皿の底にローラ幅方向に溝を
掘って、トナーの流動性をより高めた構造にすることが
できる。
【0029】図5は、トナー供給皿の構成を例示する図
である。図示の例は、断面円弧形状にして、パターンド
ローラとは一定のギャップを形成するように配置され
る。図示したように、トナー供給は、必ずしも供給皿の
中央から行う必要はなく、左右両端部のうちのいずれか
の端部において、幅方向の一端の底面もしくは側面から
供給して、反対の端部において底面もしくは側面から排
出することができる。
【0030】電子写真装置は、色毎の現像機、色毎のト
ナー供給構成を有しており、これら複数の装置を狭いス
ペースに取り付ける必要がある。そのために、トナー供
給皿の全てをトナー供給ローラ下部に水平に取り付ける
というのは困難である。本発明では、トナーのよどみを
なくすためトナーを循環させ、現像ローラへ均一で安定
にトナーを供給するだけでなく、現像ローラへトナーを
安定に供給する供給ローラとトナー供給皿の密封性を高
めたために、図6に示すように傾斜させて、任意の位置
に、供給皿を取り付けることができる。これによって、
装置の小型化を達成することができる。
【0031】また、パターンドローラを使用した場合
に、そのセルと均しブレード間からの漏れに対しては、
図7に示すようにその回転方向で下流側にもうひとつの
ブレードを用意することにより、パターンドローラのセ
ルから漏れ出したトナーを掻き取り、画質への影響を防
ぐことができる。
【0032】さらには、供給ローラとしてセルを持った
パターンドローラを使用する場合に、均しブレードから
漏れ出すトナーをもトナータンクに戻し、循環させるこ
とにより、トナー消費量を最小限に抑えることができ
る。
【0033】また、パターンドローラは、回転開始タイ
ミングを制御して、印刷開始前から単体で回転させ、均
しブレードとパターンドローラセルとの間から漏れ出し
たトナーを、所定の時間後に現像ローラに接触させて移
し、現像ローラの回収ブレードで除去するよう構成する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、供給ローラと供給皿を密閉す
ることにより、感光体に対しての現像機の配置角度も広
がり、装置構成の自由度をあげることができる。
【0035】本発明は、トナー供給を循環式とすること
により供給皿内の圧力の上昇を防ぎゴムやスポンジなど
の弾性体シールからのトナー漏れを防ぐとともに、トナ
ーのよどみをなくし、画質のムラをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用することのできる液体トナーを用
いる電子写真装置の全体構成を示す図である。
【図2】トナー供給構成の全体を示す断面図である。
【図3】図2に示したトナー供給構成からシールのみを
取り出して示す図である。
【図4】トナー循環を説明するための図である。
【図5】トナー供給皿の例を示す図である。
【図6】トナー供給構成を傾斜させて取り付けた例を示
す図である。
【図7】もうひとつのブレードを備えたトナー供給構成
の例を示す図である。
【図8】本出願人が先に提案したトナー供給方式を示す
図である。
【図9】トナーを静的に閉じこめた圧力容器内部の圧力
分布を示す図である。
【図10】高粘度で高濃度の液体トナーの粘弾性挙動を
示す図である。
【図 11】チューブ管の内部を液体トナーが進んでいく
場合の速度プロファイルを示す図である。
【図12】(a)ニュートン流体の吹き出し状態と、
(b)非ニュートン流体の吹き出し状態を示す図であ
る。
【符号の説明】 10 感光体 11 トナー供給口 15 現像ローラ 16 アプリケータローラ 17 アプリケータローラ 18 ガイドフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本 悟 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 高畠 昌尚 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 市田 元治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 岸本 靖彦 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 野崎 達夫 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本江 雅信 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 中島 豊 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 西川 禎 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 稲本 彰彦 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 宮本 悟司 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 2H074 AA03 BB02 BB06 BB32 BB65 BB72 CC01 CC12 CC22 CC26 CC28 CC64 EE01 EE07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性を示す高粘度で高濃度の液体ト
    ナーを現像ローラに供給する電子写真装置のトナー供給
    方式において、 前記現像ローラに接触して回転することにより液体トナ
    ーを該現像ローラに供給する供給ローラと、該供給ロー
    ラの表面に液体トナーを供給する供給手段とを備え、 該供給手段は、前記供給ローラの幅方向長さを越える長
    さと、該供給ローラの円周方向の一部を覆う幅とを有
    し、かつ、該供給ローラ表面との間にスペースをあけて
    配置すると共に、該スペースを密閉したトナー供給皿を
    備えて、そのスペースに液体トナーを供給するよう構成
    し、 該スペース内部の圧力を検知する手投を備え、トナーの
    供給による容器内部の圧力上昇を検知して供給を停止す
    るよう制御する、 ことから成る電子写真装置のトナー供給方式。
  2. 【請求項2】 前記スペースの密閉は、スペース周囲に
    おいて前記トナー供給皿に備えたシールにより行う請求
    項1に記載の電子写真装置のトナー供給方式。
  3. 【請求項3】 前記シールの材料として、硬度60°以下
    のウレタンゴムを使用した請求項1に記載の電子写真装
    置のトナー供給方式。
  4. 【請求項4】 前記シールの材料として、独立発泡のス
    ポンジを使用した請求項1に記載の電子写真装置のトナ
    ー供給方式。
  5. 【請求項5】 前記シールの材料として、ローラとの摩
    擦の少ないポリエステルシートを使用した請求項1に記
    載の電子写真装置のトナー供給方式。
  6. 【請求項6】 前記スペース内部の圧力を検知する手投
    は、トナー供給皿に装着したフロート式の光学センサで
    ある請求項1に記載の電子写真装置のトナー供給方式。
  7. 【請求項7】 前記トナー供給皿のサイド部にトナーを
    流す排出口を設け、供給部が一定圧力以上になると排出
    口からトナーを排出し、圧力を一定に保つよう構成した
    請求項1に記載の電子写真装置のトナー供給方式。
  8. 【請求項8】 前記排出口から排出されたトナーをトナ
    ー供給ボトルに戻し、循環させることによりトナーの消
    費量を軽減した請求項7に記載の電子写真装置のトナー
    供給方式。
  9. 【請求項9】 前記トナー供給皿中央部からトナーを注
    入し、液体トナーの流動性と搬送ローラの回転を利用し
    て、現像ローラに広域に渡ってトナーを供給する請求項
    7に記載の電子写真装置のトナー供給方式。
  10. 【請求項10】 前記トナー供給皿サイド部からトナー
    を注入し、他方のサイド部から排出して、液体トナーの
    流動性と搬送ローラの回転を利用して、現像ローラに広
    域に渡ってトナーを供給する請求項7に記載の電子写真
    装置のトナー供給方式。
  11. 【請求項11】 トナーを均一に搬送かつ供給するため
    の均しブレードを、ばね弾性により一定の圧力で前記供
    給ローラに装着した請求項1に記載の電子写真装置のト
    ナー供給方式。
  12. 【請求項12】 前記供給ローラとしてパターンドロー
    ラを使用し、トナーの供給圧により均しブレードとパタ
    ーンドローラセルの間から漏れ出したトナーを掻き取る
    ブレードを下流側に備えた請求項1に記載の電子写真装
    置のトナー供給方式。
  13. 【請求項13】 前記ブレードにより掻き取ったトナー
    をトナータンクに戻し、循環させることにより、トナー
    の消費を最小限に抑えた請求項12に記載の電子写真装
    置のトナー供給方式。
  14. 【請求項14】 前記供給ローラとしてパターンドロー
    ラを使用し、印刷開始前にパターンドローラを単体で回
    転させ、均しブレードとパターンドローラセルの間から
    漏れ出したトナーを現像ローラへ移し、現像ローラの回
    収ブレードで除去するための回転開始タイミングを制御
    する請求項1に記載の電子写真装置のトナー供給方式。
  15. 【請求項15】 トナー供給皿の底に幅方向に溝を掘り
    トナーの流動性をより高めた構造を有する請求項1に記
    載の電子写真装置のトナー供給方式。
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