JP2002273641A - 工作機械等の切削加工方法とその複合装置 - Google Patents

工作機械等の切削加工方法とその複合装置

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JP2002273641A JP2001076975A JP2001076975A JP2002273641A JP 2002273641 A JP2002273641 A JP 2002273641A JP 2001076975 A JP2001076975 A JP 2001076975A JP 2001076975 A JP2001076975 A JP 2001076975A JP 2002273641 A JP2002273641 A JP 2002273641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3ポート電磁弁の応答性による制約及び寿命に
より作動頻度を増やすことに問題があり、刃具の種類に
応じて油量を増減させることができない。 【解決手段】貯留油10aを油環流ライン15を介して
ベンチュリ機構5の吸引力で吸い上げ霧化することを繰
り返し循環させること並びにレベルスイッチ8の信号に
より油槽9からベンチュリ機構5に自動的に油を供給す
ることで、刃具への供給油量を最多化することができ
る。反対に、加工条件により更に刃具への油量を低減し
たい場合は、油返送ポンプ30を駆動させて加圧油槽8
の底部より大気圧油槽9に油を戻し、かつ、ベンチュリ
室6aに供給圧を導入することで、ベンチュリ機構5で
の油吸い上げの差圧を無くし霧化を停止することができ
る。従って、従来では油霧量を変化させるためにポンプ
の滴下数を変えていたが、本発明では、油霧の噴霧時間
を変えることで油霧量を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として工作機械
等の切削加工、研削加工、ドリル加工等に使用され、切
削面の劣化や焼き付きを防止し、加工能率の向上と工具
寿命を延ばすセミドライ加工用の霧化装置に供される切
削加工方法の改良に関し、更に詳しくは、微量の油霧を
単位時間当たり一定量を長期間に亘って供給し続けた
り、ベンチュリ機構での油吸引用の差圧を無くして霧化
を停止させることで、刃具の種類や加工条件に応じて油
量を増減することができる有用な切削加工方法とその複
合装置に存する。
【0002】
【従来の技術】従来、セミドライ加工用霧化装置は、霧
化に供する油量を油供給ポンプの作動頻度の増減を制御
することにより、発生油霧の増減を行っている。更に、
油量を増減する場合は、ベンチュリ(霧化機構)を通過
する圧縮空気量と、それに伴う油吸引用の差圧との発生
度合いに因っており、通過する圧縮空気量は、工作機械
の使用する刃具の油穴の大きさ、長さにかかる抵抗によ
って決定されている。
【0003】特に、実加工では、仮令、同じ条件の刃具
であっても、加工条件によって、セミドライ加工の有効
な効果を得るために油量を増減する必要が出てくるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の霧化装置では、油霧を多くする場合、油供給ポ
ンプの作動頻度を増やすことになるが、3ポート電磁弁
の応答性による制約及び寿命により作動頻度を増やすこ
とに問題があり、油霧発生量を多くすることができな
い。
【0005】また、従来の霧化装置(システム)では、
刃具の油穴だけによって設定される圧縮空気量を基本因
子とするため、刃具の種類や加工条件に応じて油量を増
減させることができないといった問題を有する。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、微量の油霧を単位時間当たり一定量を
長期間に亘って供給し続けたり、ベンチュリ機構での油
吸引用の差圧を無くして霧化を停止させることで、刃具
の種類や加工条件に応じて油量を増減することができる
有用な切削加工方法とその複合装置を提供することを目
的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気を供給
する少なくとも2ポート以上の空気切換弁の下流側を二
つに分岐した後、その一方をベンチュリ機構に、他方を
定量油供給ポンプにそれぞれ供給する工程と、圧縮空気
がベンチュリ機構を通過する際に、サイトドーム室を差
圧にして加圧油槽に流入する工程と、潤滑油が定量油供
給ポンプから定量油供給ラインを経てサイトドームに供
給された後、サイトドーム室からベンチュリ機構の中心
部に滴下する工程と、斯かる滴下油をベンチュリ機構を
流れる圧縮空気と混合させて油霧化する工程と、加圧油
槽内へ噴霧される際に、比較的粒径の大きな油霧が凝結
されて加圧油槽の下部に滴下する工程と、油霧が油霧選
別空間に流入し、この空間内に滞留中に油粒の大きな油
霧のみを自重で降下させて加圧油槽の下部に貯留する工
程と、微細な油霧を加圧油槽から吐出させて刃具等の潤
滑目的に噴霧する工程とを有する工作機械等の切削加工
方法において、加圧油槽の下部に貯留する油を、圧縮空
気が前記ベンチュリ機構を通過する際に発生する圧力油
槽側の圧力とサイトドーム内の圧力との差圧により、加
圧油槽の底部に開口した油還流ラインから前記ベンチュ
リ機構の還流油流入室内に強制的に戻しながら連続的に
霧化する工程と、加圧油槽の底部と大気圧油槽とを油返
送ポンプ及び油返送ラインを介して連通すると共に、前
記油返送ポンプを駆動する3ポート電磁弁等の空気切替
弁のOUT側を空気供給ラインを介して前記サイトドー
ム室内に連通し、前記油返送ポンプの駆動で大気圧油槽
に油を返送する工程と、サイトドーム室内に供給圧を導
入することで、ベンチュリ機構での油吸上げの差圧を無
くして霧化を停止する工程とを有する工作機械等の切削
加工方法に存する。
【0008】また、延いては、空気切換弁の下流側で分
岐した他方の圧縮空気を、プランジャポンプ作動用の3
ポート電磁弁に導入し、3ポート電磁弁のオン/オフ操
作による圧縮空気でプランジャポンプを作動させた後、
油槽から油槽内に設けられた油用フィルタで清浄された
定量の油を吸い上げる工程と、定量油供給ラインを経て
サイトドーム室に一定量の油を送給する工程と、サイト
ドーム室をベンチュリホルダの頂面により還流油流入室
と区分せしめ、かつ、同頂面に少なくとも一以上の油通
路を介してサイトドーム室に滴下する潤滑油を還流油流
入室に流下させる工程と、還流油流入室に流下する油と
油還流ラインからの還流油とを合流させる工程とを有す
るのが良い。
【0009】一方、この方法を実施するための切削加工
における複合装置は、濾過及び/又は圧力調整後の圧縮
空気をオン/オフする少なくとも2ポート以上の空気切
換弁と、該空気切換弁の一方側の支流に配設される油霧
発生装置と、同空気切換弁の他方側の支流に配設される
定量油供給ポンプとを備えてなり、かつ、前記油霧発生
装置は、加圧油槽の上位に取り付けられた油滴下監視用
のサイトドームと、該サイトドームの下位に取り付けら
れたベンチュリ機構と、前記加圧油槽の底部に溜まった
油を、再度、前記ベンチュリ機構に還流せしめる油還流
ラインとを備えてなり、かつ、前記加圧油槽の底部と大
気圧油槽とを連通する油返送ラインと、該油返送ライン
に介在された油返送ポンプと、該油返送ポンプを駆動す
るための3ポート電磁弁等の空気切替弁と、該空気切替
弁のOUT側の圧縮空気を前記サイトドーム室内に連通
せしめる空気供給ラインとを備えるのが良い。
【0010】また、前記空気供給ラインには、オリフィ
ス、逆止弁を介在しても良く、更に、前記ベンチュリ機
構は、サイトドーム室内に連通する少なくとも一以上の
油通路を有するベンチュリホルダと、前記油通路に連通
すべく同ベンチュリホルダ内に形成された還流油流入室
と、該還流油流入室の下位に組み付けられたベンチュリ
本体と、前記還流油流入室と油還流ラインとを連通せし
めるベンチュリ上部通路とを備えてるのが良い。
【0011】更に、前記定量油供給ポンプは、油槽と連
通されたプランジャポンプと、空気切換弁に連通された
3ポート電磁弁とからなり、該3ポート電磁弁のオン/
オフ操作による圧縮空気でプランジャポンプを作動さ
せ、油槽から油槽内に設けられた油用フィルタで清浄さ
れた定量の油を吸い上げ、定量油供給ラインを経てサイ
トドームに一定量の油を供給するのが良い。
【0012】このように構成される本発明の工作機械等
の切削加工方法及び切削加工の複合装置は、圧縮空気が
ベンチュリ本体内を流れることで発生する差圧力を利用
して、加圧油槽の底部に貯留している油(以下、単に貯
留油という)を油還流ラインで吸い上げて還流油流入室
に戻し、再度、ベンチュリ本体の中央に通過させること
により(加圧油槽内に貯留油があり、かつ、圧縮空気が
供給されている間)、霧化が連続して行われることとな
る。
【0013】換言すれば、ベンチュリ機構で霧化される
油は、一度で全量が霧化されずに、一部は加圧油槽の下
部に油として貯留するが、この貯留油を油環流ラインを
介してベンチュリ機構の吸引力で吸い上げ霧化すること
を繰り返し循環させることで、油供給ポンプの作動頻度
を低くすることが可能となり、3ポート電磁弁の応答性
による制約及び寿命の問題を解消し、刃具への供給油量
を増加し得ることととなる。
【0014】また、油供給ポンプでの供給油量が多い場
合は、加圧油槽の底部に貯留油が多くなるが、加工条件
により更に刃具への油量を低減したい場合は、加圧油槽
の底部より油返送ポンプを介して大気圧油槽に油返送ラ
インで連通すると共に、油返送ポンプを駆動する空気切
替弁(例えば、3ポート空気電磁弁)のOUT側を、空
気供給ラインを介してサイトドーム室内に連通せしめて
いるため、油返送ポンプの駆動で大気圧油槽に貯留油を
返送し、かつ、サイトドーム室内に供給圧を導入するこ
とで、ベンチュリ機構での油吸い上げの差圧を無くし、
霧化を停止し得ることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る工作機械等の
切削加工方法について詳しく説明する。まず、濾過及び
/又は圧力調整後の圧縮空気を供給する少なくとも2ポ
ート以上の空気切換弁の下流側を二つに分岐した後、そ
の一方をベンチュリ機構に、他方を定量油供給ポンプに
それぞれ供給する。
【0016】具体的には、図1及び図2に示すように、
空気源からの圧縮空気をフィルタ・レギュレータ1を通
過させることにより、空気の濾過と圧力調整を行い、然
る後、2ポート電磁弁等の空気切換弁2より二つの通路
3,4に分岐させるのが良い。
【0017】また、フィルタ/レギュレータ1は、エア
の濾過供給と圧力調整をなすもので、インポートから供
給される清浄な圧力エアを、適宜圧力(MPa)に調圧
するものであることは云うまでもない。
【0018】次に、圧縮空気は、前記ベンチュリ機構を
通過する際に、圧力油槽側の圧力とサイトドーム内の圧
力とに差圧を発生させ、加圧油槽に流入される。具体的
には、前記一方の通路3を霧化装置のベンチュリ機構5
に直接的に連通し、斯かる通路3から送給される圧縮空
気を後述する狭路のベンチュリ本体5cに通過させるこ
とにより、その空気流速が増加する結果、サイトドーム
室6a内の圧力を低下せしめるのである。
【0019】次に、潤滑油は、定量油供給ポンプ、定量
油供給ラインを介してサイトドームに供給させた後、サ
イトドーム室からベンチュリ機構の中心部に滴下させ
る。換言すれば、油槽9内の潤滑油(オイル)10は、
定量油供給ポンプ12から定量油供給ライン13を経て
サイトドーム6に供給させ、サイトドーム6の頂部から
ベンチュリ本体5cの中心部に滴下させるのが良い。
【0020】定量油供給ポンプとしては、例えば、3ポ
ート電磁弁のオン/オフ操作による圧縮空気で作動する
プランジャポンプが挙げられる。
【0021】また、油槽からの定量油は、プランジャポ
ンプ12aが作動することにより、油槽9内に設けられ
た油用フィルタ11を介して清浄された油10のみを定
量に吸い上げ、配管17、定量油供給ポンプ12、定量
油供給ライン13を経てサイトドーム6に供給できるよ
うにシステム化するのが良い。
【0022】次に、サイトドーム室に滴下する油をベン
チュリ機構を流れる圧縮空気と混合させることにより油
霧に変性する。ベンチュリ本体5cを流れる圧縮空気と
効率よく混合させることが大事であり、油霧としてダイ
レクトに加圧油槽8内に噴霧させるのが良い。
【0023】次に、油霧が油霧選別空間に流入し、この
空間内に滞留中に油粒の大きな油霧のみを自重で降下さ
せて加圧油槽の下部に貯留させる。具体的には、油霧を
油霧選別空間8aに流下させ、この空間8a内に滞留中
に油粒の大きな油霧を自重で降下せしめて加圧油槽8の
下部に貯留させるのが良い。
【0024】次に、加圧油槽の下部に貯留する油を、圧
縮空気が前記ベンチュリ機構を通過する際に発生する圧
力油槽側の圧力とサイトドーム内の圧力との差圧によ
り、加圧油槽の底部に開口した油還流ラインから前記ベ
ンチュリ機構の還流油流入室内に強制的に戻しながら連
続的に霧化する。
【0025】例えば、加圧油槽8の下部に貯留された油
10aを、圧縮空気がベンチュリ機構5内を流れること
で発生する差圧力により、加圧油槽8の底部に向けて開
口した油還流ライン15、メタリングオリフィス16、
ベンチュリ上部通路5dの順で吸い上げるのが良い(還
流油)。
【0026】尚、前記メタリングオリフィス16は、ベ
ンチュリ5の吸引能力に応じたオリフィスサイズである
が、このオリフィス(小孔)に限らず、内径の小さなチ
ューブであっても可能である。
【0027】そして、斯かる還流油をベンチュリ上部通
路5dを経て還流油流入室5bへと強制的に戻し、再び
ベンチュリ本体5cの中央を通過させることで、無駄な
く連続的に霧化するのが良い(図2参照)。
【0028】また、サイトドーム室6aは、ベンチュリ
ホルダ5aの頂面(上蓋)により還流油流入室5bと区
分し、同頂面に複数個の油通路5a1 ,5a1 を設け、
サイトドーム室6aに滴下する潤滑油は、斯かる油通路
5a1 ,5a1 を経て還流油流入室5bに流下し、還流
油と合流してベンチュリ本体5c内に流入、霧化され
る。
【0029】その結果、定量油供給ライン13から供給
された潤滑油は、噴霧潤滑装置Bの運転条件、又は油固
有の霧化率等に関係なく100%霧化され、2次側へと
吐出されるのである。
【0030】従って、ベンチュリ機構5が正常に作動し
ている限り、潤滑対象に送り込まれる潤滑油の絶対量
は、定量油供給ポンプ12からの供給量に等しいことに
なる。
【0031】因に、定量油供給ポンプ12の作動が正常
であるか否かは、サイトドーム6内を滴下する油滴をセ
ンサ(光センサ)等の常套手段により容易に監視できる
ことは云うまでもない。
【0032】更に、油通路5a1 ,5a1 は、下端側が
ベンチュリ本体5cの中心に向かうように傾斜させるこ
とにより、サイトドーム室6aに滴下する潤滑油が、斯
かる油通路5a1 ,5a1 を経て還流油流入室5bに流
下し、還流油と効率良く合流すべくベンチュリ本体5c
の中心に案内される。
【0033】また、一度、定量油供給ライン13を経て
サイトドーム6内に供給された潤滑油は、前述のような
循環通路(油還流ライン15、メタリングオリフィス1
6、ベンチュリ上部通路5d)により(加圧油槽8内に
吸い上げる油がある限り)、霧化が連続的に行われるの
である。
【0034】換言すれば、圧縮空気がベンチュリ本体5
c内を流れることで発生する差圧力を利用して、加圧油
槽8の底部に貯留している油を油還流ライン15で強制
的に吸い上げて還流油流入室5bに戻し、再度、ベンチ
ュリ本体5cの中央を通過させる還流方式で、霧化が連
続して行われることになり、加圧油槽内に貯留油がある
限り、油霧を供給し続けることができ、従来法の如く油
霧供給ポンプの作動頻度に対応した油霧の供給だけでは
なく、供給油霧量の増加を図ることができるのである。
【0035】次に、微細な油霧のみを潤滑装置から吐出
させて潤滑目的に噴霧する。前記油霧選別空間8a内で
は、微細な油霧だけが空気流によって潤滑装置の微細油
霧吐出口14aから吐出され、潤滑目的へと供給され
る。
【0036】更に、本発明方法では、加圧油槽の貯留油
を大気圧油槽に戻す油返送手段を付加している。具体的
には加圧油槽8の底部と大気圧油槽9とを油返送ポンプ
30及び油返送ライン34,35を介して連通せしめて
いる。油返送ポンプ30は、プランジャポンプ30a
と、該ポンプ30aを駆動するための3ポート電磁弁3
0bとを備えてなるものであり、オリフィス31、逆止
弁(チェックバルブ)32を介して空気供給ライン33
とも連通されている。
【0037】従って、定量油供給ポンプ12での供給油
量が多い場合は、加圧油槽8の底部に貯留油10aが多
くなるが、その際は、斯かる油返送ポンプ30の駆動
で、大気圧油槽9に貯留油10aを返送することができ
る。
【0038】また、加工条件により更に潤滑目的(例え
ば、刃具)への油量を低減したい場合は、サイトドーム
6室内に空気供給ライン33を介して供給圧を導入する
ことで、ベンチュリ機構5での油吸い上げの差圧を無く
し、霧化を停止することができる。
【0039】このように構成される本発明方法では、従
来油霧量を変化させるためにポンプの滴下数を変えてい
たが、油霧の噴霧時間を変えることで油霧量を変えるこ
とができる。具体的には、切削加工が10秒間行われた
場合で、油霧量を減少させたい場合は、5秒間油霧を流
し、5秒間エアだけを流すことになる。
【0040】反対に油霧量を増加させたい場合は、10
秒間、油霧を流すことになるが油霧を流す時間とエアだ
け流す時間のパターンは多種行えることは云うまでもな
い。尚、前記オリフィス31を可変にすることで、循環
油量を可変することも可能である。
【0041】また、加圧油槽8には、切削加工時に消費
される以上の油量をレベルスイッチ18の信号で自動的
に定量油供給ポンプ12を作動させて自動的に供給する
ものである。
【0042】更に、切削加工では、例えば、小さな刃具
(TOOL)、中間刃具、大きな刃具など種々なサイズ
があるが、その刃具に応じたエア量と油霧量を供給する
必要があり、そのために排気弁、バイパス弁を装備し対
応している(図3参照)。
【0043】具体的には、小さな刃具の場合、刃具内の
油穴が小さくエアの通過流量が少ないため、ベンチュリ
機構5での差圧が小さく油を油霧化できないため、排気
弁(図示せず)をONし、エアを大気に放出しベンチュ
リ5の差圧を増やし油霧化を行う。
【0044】逆に、大きな刃具の場合は、バイパス弁
(図示せず)をONし、刃具側へ圧縮空気を供給する。
中間の刃具は、排気弁(図示せず)をバイパス弁ともO
FFし、ベンチュリ機構5のみを通過した圧縮空気で行
うようにしている。
【0045】以上のように、従来の潤滑霧化装置では、
3パターンで対応しているが、本発明方法では、図3に
示すように、排気弁とバイパス弁を共通化し、弁の固定
方法、換言すれば、電磁弁の向きを変えることで排気弁
2個だけの潤滑装置、バイパス弁2個の潤滑装置などに
変更可能であり、より広範囲な刃具に一台のセミドライ
潤滑装置で対応することができるのである。
【0046】次に、本発明に係る工作機械等の切削加工
における複合装置の実施の一例を図1〜図2を参照しな
がら説明する。図中Aは、本発明に係る切削加工の複合
装置であり、この複合装置Aは、図1に示すように、空
気を濾過及び圧力調整するフィルタ/レギュレータ1
と、圧縮空気をオン/オフする2ポート電磁弁等の空気
切換弁2と、該空気切換弁2の一方側の通路3に連通さ
れる油霧発生装置Bと、前記空気切換弁2の他方側の通
路4に配設される定量油供給ポンプ12とを備えてい
る。
【0047】フィルタ/レギュレータ1は、前述したよ
うに、エアの濾過供給と圧力調整をなすもので、インポ
ートから供給される清浄な圧力エアを、適宜圧力(MP
a)に調圧するものである。
【0048】油霧発生装置Bは、加圧油槽8の上位に取
り付けられた油滴下監視用のサイトドーム6と、該サイ
トドーム6の下位に取り付けられたベンチュリ機構5
と、前記加圧油槽8内の底部に取り付けられたレベルス
イッチ18と、加圧油槽8の底部に溜まった油を、再
度、前記ベンチュリ機構5に還流せしめる油還流ライン
15とを備えている。
【0049】また、前記ベンチュリ機構5は、図2に拡
大して示すように、サイトドーム室6a内に連通する少
なくとも一以上の油通路5a1 ,5a1 を有するベンチ
ュリホルダ5aと、前記油通路5a1 ,5a1 に連通す
べく同ベンチュリホルダ5a内に形成された還流油流入
室5bと、該還流油流入室5bの下位に組み付けられた
ベンチュリ本体5cと、前記還流油流入室5bと油還流
ライン15とを連通せしめるベンチュリ上部通路5dと
を備えている。
【0050】更に、前記定量油供給ポンプ12は、油槽
9と連通されたプランジャポンプ12aと、空気切換弁
2に連通された3ポート電磁弁12bとからなり、該3
ポート電磁弁12bのオン/オフ操作による圧縮空気で
プランジャポンプ12aを作動させ、油槽9から油用フ
ィルタ11を介して清浄された定量の油10を吸い上
げ、定量油供給ライン13を経てサイトドーム6に一定
量の油を供給するものである。
【0051】また、前記加圧油槽8には、レベルスイッ
チ18が付設されており、ベンチュリ機構5に自動的に
油を供給することができる。
【0052】更に、前記加圧油槽8の底部と大気圧油槽
9とを油返送ポンプ30及び油返送ライン34,35を
介して連通している。油返送ポンプ30は、プランジャ
ポンプ30aと、該プランジャポンプ30aを駆動する
ための3ポート電磁弁30bとからなり、かつ、該電磁
弁30bOUT側の圧縮空気を前記サイトドーム室6a
内に連通せしめる空気供給ライン33を備えている。
【0053】また、前記空気供給ライン33には、オリ
フィス31、逆止弁(チェックバルブ)32が介在され
ている。
【0054】このように構成される本発明の複合装置
は、ベンチュリ機構5で霧化される油は、前述したよう
に、一度で全量が霧化されずに、一部は加圧油槽8の下
部に貯留されるが、斯かる貯留油10aを油環流ライン
15を介してベンチュリ機構5の吸引力で吸い上げ霧化
することを繰り返し循環させること並びにレベルスイッ
チ8の信号により油槽9からベンチュリ機構5に自動的
に油を供給することで、刃具への供給油量を最多化する
ことができる。
【0055】反対に、加工条件により更に刃具への油量
を低減したい場合は、油返送ポンプ30を駆動させて加
圧油槽8の底部より大気圧油槽9に油を戻し、かつ、ベ
ンチュリ室6aに供給圧を導入することで、ベンチュリ
機構5での油吸い上げの差圧を無くし霧化を停止するこ
とができる。
【0056】従って、従来では油霧量を変化させるため
にポンプの滴下数を変えていたが、本装置では、油霧の
噴霧時間を変えることで油霧量を変えることができる。
具体的には、切削加工が10秒間行われた場合で油霧量
を減少させたい場合、5秒間油霧を流し、5秒間エアだ
けを流すことになる。油霧量を増加させたい場合は、1
0秒間、油霧を流すことになる。当然のことながら、油
霧を流す時間とエアだけ流す時間のパターンは多種行え
ることとなる。尚、オリフィス31を可変にすること
で、循環油量を可変することも可能である。
【0057】また、 切削加工では、小さな刃具(T
OOL)、中間刃具、大きな刃具など種々なサイズ
があるが、その刃具に応じたエア量と油霧量を供給する
必要があり、そのために排気弁、バイパス弁を装備し対
応している(図3参照)。
【0058】具体的には、小さな刃具の場合、刃具内
の油穴が小さくエアの通過流量が少ないため、ベンチュ
リ機構5での差圧が小さく油を油霧化できないため、排
気弁(図示せず)をONし、エアを大気に放出しベンチ
ュリ機構5の差圧を増やし油霧化を行う。
【0059】また、中間の刃具の場合、排気弁(図示
せず)をバイパス弁(図示せず)ともOFFし、ベンチ
ュリ機構5のみを通過した圧縮空気で行うようにしてお
り、大きな刃具の場合は、バイパス弁をONし、刃具
側へ圧縮空気を供給する。
【0060】以上のように、従来までの潤滑装置では、
この3パターン()で対応しているが、本発明の
複合装置では、図3(C)に示すように、排気弁とバイパ
ス弁を共通化し、弁の固定方法を変える(向きを変え
る)ことで排気弁2個だけの潤滑装置、バイパス弁2個
の潤滑装置などに変更可能であり、より広範囲な刃具に
一台のセミドライ潤滑装置で対応できるものである。
【0061】尚、本発明に係る切削加工の複合装置A
は、本実施例に限定されることなく、本発明の目的の範
囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明はそれ
らの全てを包摂するものである。
【0062】また、油定量吐出ポンプ12から供給され
る油は、油還流ライン15と合流する前に(油のみで空
気との混入が無い状態で)サイトドーム室6aで滴下す
るため、このサイトドーム6に滴下検出用センサ(図示
せず)を設置することで、油定量吐出ポンプ12の作動
を確認しても良い。
【0063】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、圧縮空
気がベンチュリ内を流れることで発生する差圧力を利用
して、加圧油槽の底部に貯留している油を油還流ライン
で強制的に吸い上げて還流油流入室に戻し、再度、ベン
チュリの中央を通過させる還流方式で、霧化が連続して
行われることにより、加圧油槽内に貯留油がある限り、
油霧を供給し続けることができるため、刃具への供給油
量を増加でき、また、油供給ポンプでの供給油量が多い
場合、換言すれば、加工条件により更に刃具への油量を
低減したい場合は、油返送ポンプの駆動で加圧油槽内の
貯留油を大気圧油槽に返送し、かつ、サイトドーム室内
に供給圧を導入することで、ベンチュリ機構での油吸い
上げの差圧を無くし、霧化を停止させることができると
いった優れた効果を奏するものである。
【0064】このように本発明に係る切削加工方法及び
切削加工の複合装置は、微量の油霧を単位時間当たり一
定量を長期間に亘って供給し続けたり、ベンチュリ機構
での油吸引用の差圧を無くして霧化を停止させることで
(刃具の種類や加工条件に応じて)油量を増減すること
ができるものであり、また、構成が単純であるため大量
生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に提供でき
るなど、本発明を実施することはその実益的価値が甚だ
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工作機械等の切削加工における複
合装置の説明図である。
【図2】同の複合装置のベンチュリ機構部分を示す拡大
図である。
【図3】図3(a)は排気弁が2個の場合、図3(b)はバ
イパス弁が2個の場合、図3(c)は通常の場合を示す説
明図である。
【符号の説明】
A 切削加工複合装置 B 油霧発生装置 1 フィルタ・レギュレータ 2 2ポート電磁弁 3 通路 4 通路 5 ベンチュリ機構 5a べンチュリホルダ 5a1 油通路 5b 還流油流入室 5c ベンチュリ本体 5d ベンチュリ上部通路 6 サイトドーム 6a サイトドーム室 7 油霧衝突機構 8 加圧油槽 8a 油霧選別空間 9 油槽 10 潤滑油(オイル) 10a 貯留油 11 油濾過用フィルタ 12 定量油供給ポンプ 12a プランジャポンプ 12b 3ポート電磁弁 13 定量油供給ライン 14 油霧搬送ライン 14a 微細油霧吐出口 15 油還流ライン 16 メタリングオリフィス 17 配管 18 レベルスイッチ 19 エアバイパス調整ニードル 30 油返送ポンプ 30a プランジャポンプ 30b 3ポート電磁弁 31 オリフィス 32 逆止弁(チェックバルブ) 33 空気供給ライン 34 油返送ライン 35 油返送ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 兼二 東京都板橋区高島平9−27−9 タコ株式 会社内 Fターム(参考) 3C011 EE08 EE09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気を供
    給する少なくとも2ポート以上の空気切換弁の下流側を
    二つに分岐した後、その一方をベンチュリ機構に、他方
    を定量油供給ポンプにそれぞれ供給する工程と、圧縮空
    気がベンチュリ機構を通過する際に、サイトドーム室を
    差圧にして加圧油槽に流入する工程と、潤滑油が定量油
    供給ポンプから定量油供給ラインを経てサイトドームに
    供給された後、サイトドーム室からベンチュリ機構の中
    心部に滴下する工程と、斯かる滴下油をベンチュリ機構
    を流れる圧縮空気と混合させて油霧化する工程と、加圧
    油槽内へ噴霧される際に、比較的粒径の大きな油霧が凝
    結されて加圧油槽の下部に滴下する工程と、油霧が油霧
    選別空間に流入し、この空間内に滞留中に油粒の大きな
    油霧のみを自重で降下させて加圧油槽の下部に貯留する
    工程と、微細な油霧を加圧油槽から吐出させて刃具等の
    潤滑目的に噴霧する工程とを有する工作機械等の切削加
    工方法において、 加圧油槽の下部に貯留する油を、圧縮空気が前記ベンチ
    ュリ機構を通過する際に発生する圧力油槽側の圧力とサ
    イトドーム内の圧力との差圧により、加圧油槽の底部に
    開口した油還流ラインから前記ベンチュリ機構の還流油
    流入室内に強制的に戻しながら連続的に霧化する工程
    と、 加圧油槽の底部と大気圧油槽とを油返送ポンプ及び油返
    送ラインを介して連通すると共に、前記油返送ポンプを
    駆動する3ポート電磁弁等の空気切替弁のOUT側を空
    気供給ラインを介して前記サイトドーム室内に連通し、
    前記油返送ポンプの駆動で大気圧油槽に油を返送する工
    程と、 サイトドーム室内に供給圧を導入することで、ベンチュ
    リ機構での油吸上げの差圧を無くして霧化を停止する工
    程とを有することを特徴とする工作機械等の切削加工方
    法。
  2. 【請求項2】空気切換弁の下流側で分岐した他方の圧縮
    空気を、プランジャポンプ作動用の3ポート電磁弁に導
    入し、3ポート電磁弁のオン/オフ操作による圧縮空気
    でプランジャポンプを作動させた後、油槽から油槽内に
    設けられた油用フィルタで清浄された定量の油を吸い上
    げる工程と、定量油供給ラインを経てサイトドーム室に
    一定量の油を送給する工程と、サイトドーム室をベンチ
    ュリホルダの頂面により還流油流入室と区分せしめ、か
    つ、同頂面に少なくとも一以上の油通路を介してサイト
    ドーム室に滴下する潤滑油を還流油流入室に流下させる
    工程と、還流油流入室に流下する油と油還流ラインから
    の還流油とを合流させる工程とを有する請求項1に記載
    の工作機械等の切削加工方法。
  3. 【請求項3】濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気をオ
    ン/オフする少なくとも2ポート以上の空気切換弁と、
    該空気切換弁の一方側の支流に配設される油霧発生装置
    と、同空気切換弁の他方側の支流に配設される定量油供
    給ポンプとを備えてなり、かつ、前記油霧発生装置は、
    加圧油槽の上位に取り付けられた油滴下監視用のサイト
    ドームと、該サイトドームの下位に取り付けられたベン
    チュリ機構と、前記加圧油槽の底部に溜まった油を、再
    度、前記ベンチュリ機構に還流せしめる油還流ラインと
    を備えてなり、かつ、前記加圧油槽の底部と大気圧油槽
    とを連通する油返送ラインと、該油返送ラインに介在さ
    れた油返送ポンプと、該油返送ポンプを駆動するための
    3ポート電磁弁等の空気切替弁と、該空気切替弁のOU
    T側の圧縮空気を前記サイトドーム室内に連通せしめる
    空気供給ラインとを備えてなることを特徴とする工作機
    械等の切削加工における複合装置。
  4. 【請求項4】前記空気供給ラインには、オリフィス、逆
    止弁が介在されることを特徴とする請求項3に記載の工
    作機械等の切削加工における複合装置。
  5. 【請求項5】前記ベンチュリ機構は、サイトドーム室内
    に連通する少なくとも一以上の油通路を有するベンチュ
    リホルダと、前記油通路に連通すべく同ベンチュリホル
    ダ内に形成された還流油流入室と、該還流油流入室の下
    位に組み付けられたベンチュリ本体と、前記還流油流入
    室と油還流ラインとを連通せしめるベンチュリ上部通路
    とを備えてなることを特徴とする請求項3に記載の工作
    機械等の切削加工における複合装置。
  6. 【請求項6】前記定量油供給ポンプは、油槽と連通され
    たプランジャポンプと、空気切換弁に連通された3ポー
    ト電磁弁とからなり、該3ポート電磁弁のオン/オフ操
    作による圧縮空気でプランジャポンプを作動させ、油槽
    から油槽内に設けられた油用フィルタで清浄された定量
    の油を吸い上げ、定量油供給ラインを経てサイトドーム
    に一定量の油を供給することを特徴とする請求項3に記
    載の工作機械等の切削加工における複合装置。
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