JP2002271251A - 車両内情報通知方法およびその方法を用いた車両内通信装置ならびに電子乗車券 - Google Patents

車両内情報通知方法およびその方法を用いた車両内通信装置ならびに電子乗車券

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JP2002271251A
JP2002271251A JP2001066687A JP2001066687A JP2002271251A JP 2002271251 A JP2002271251 A JP 2002271251A JP 2001066687 A JP2001066687 A JP 2001066687A JP 2001066687 A JP2001066687 A JP 2001066687A JP 2002271251 A JP2002271251 A JP 2002271251A
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Masayoshi Hashimoto
政義 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交通機関の車両内で利客に対して情報を通知
するための装置を簡素化することが可能な車両内情報通
知方法を提供する。 【解決手段】 まず、ステップs31で電子乗車券のR
FIDが読み取られ、乗車駅、降車駅および乗換駅が設
定される。ステップs32で、車両の現在位置を認識
し、ステップs33で、現在位置が利用区間外であるか
どうかを判定する。利用区間外であれば、ステップs4
0に進み、携帯電話3に対して通知が行われ、携帯電話
が振動レベル1で振動する。現在位置が利用区間外でな
ければ、ステップs34に進み、現在位置が目的駅の3
つ手前の駅であるかどうかを判定する。3つ手前の駅で
あればステップs37に進み、携帯電話に対して第一の
通知が行われ、携帯電話は、振動レベル3で振動する。
ステップs39で振動時間を30秒間に設定して、ステ
ップs32に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通機関の利用客
が有する電子乗車券の利用区間情報に基づき、車両内通
信装置から利用客が有する携帯端末に対して情報を通知
する情報通知方法およびその方法を用いた車両内通信装
置ならびに電子乗車券に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−69828号公報記載の下車
駅監視装置は、乗車料金支払済証が、車内の送信手段か
ら発せられる停車駅情報を受信し、記憶している目的駅
情報と比較して、停車駅が下車駅であることを告知す
る。これによって、必要なときに必要な乗客にだけ告知
することができる。
【0003】特開平6−138821号公報記載の携帯
端末装置は、駅の識別情報を受信し、時刻と組み合わせ
て時刻表情報を表示する。これによって接近中の駅にに
ついての情報を利用者に示すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−138821号公報記載の携帯端末装置は、駅に関
する情報を示すだけであって、利用者個人に合わせて乗
り過ごしを防ぐことはできない。また、特開平5−69
828号公報記載の下車駅監視装置は、受信機能、比較
機能および告知手段を切符および切符装着装置が全て備
えているため、装置が大型化することで乗客が所持する
のに不便であったり、コストアップが生じる。
【0005】本発明の目的は、交通機関の車両内で利用
客に対して情報を通知するための装置を簡素化すること
が可能な車両内情報通知方法およびその方法を用いた車
両内通信装置ならびに電子乗車券を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、交通機関の利
用客が所持する電子乗車券の利用区間情報に基づき、車
両内通信装置から利用客が有する携帯端末に対して情報
を通知する車両内情報通知方法であって、前記電子乗車
券の無線タグに前記利用区間情報と利用客が所持する携
帯端末の通知先情報とを書き込むステップと、利用客が
車両に乗車した際に、車両内に設置された車両内通信装
置の読取手段が、前記無線タグから前記利用区間情報と
通知先情報とを読み取るステップと、前記車両内通信装
置の記憶手段が、読み取った利用区間情報と通知先情報
とを記憶するステップと、前記車両内通信装置の認識手
段が、車両の現在位置を認識するステップと、前記車両
内通信装置の判定手段が、現在位置と記憶手段に記憶さ
れた利用区間とが予め定める1または複数の条件に一致
するか否かを判定するステップと、前記判定手段によっ
て、前記条件の1つに一致すると判定されたとき、車両
内通信装置の通知手段が、記憶手段に記憶された通知先
情報の携帯端末に通知するステップと、前記携帯端末の
通信手段が、車両内通信装置からの通知を受信するステ
ップと、前記携帯端末の報知手段が、前記通知を受信し
たことを利用客に報知するステップとからなることを特
徴とする車両内情報通知方法である。
【0007】本発明に従えば、電子乗車券の無線タグに
前記利用区間情報と利用客が所持する携帯端末の通知先
情報とを書き込むステップと、利用客が車両に乗車した
際に、車両内に設置された車両内通信装置の読取手段
が、前記無線タグから前記利用区間情報と通知先情報と
を読み取るステップと、車両内通信装置の記憶手段が、
読み取った利用区間情報と通知先情報とを記憶するステ
ップと、車両内通信装置の認識手段が、車両の現在位置
を認識するステップと、車両内通信装置の判定手段が、
現在位置と記憶手段に記憶された利用区間とが予め定め
る1または複数の条件に一致するか否かを判定するステ
ップと、判定手段によって、前記条件の1つに一致する
と判定されたとき、車両内通信装置の通知手段が、記憶
手段に記憶された通知先情報の携帯端末に通知するステ
ップと、携帯端末の通信手段が、車両内通信装置からの
通知を受信するステップと、携帯端末の報知手段が、前
記通知を受信したことを利用客に報知するステップとか
らなるので、無線タグおよび利用客が所持する携帯端末
を用いることができ、交通機関の車両内で利用客に対し
て情報を通知するための装置を簡素化することができ
る。
【0008】また本発明は、前記条件は、現在位置から
記憶手段に記憶された利用区間の利用駅までの距離が予
め定める規定値以下であることを含むことを特徴とす
る。
【0009】本発明に従えば、条件は、現在位置から記
憶手段に記憶された利用区間の利用駅までの距離が予め
定める規定値以下であるので、利用客が乗り過ごすこと
を防ぐことができる。
【0010】また本発明は、前記規定値は、複数設定が
可能で、前記通知手段は、規定値ごとの判定に基づいて
複数種類の通知を行い、前記報知手段は、通信手段が受
信した通知の種類に応じて報知レベルを変化させること
を特徴とする。
【0011】本発明に従えば、規定値は複数設定が可能
で、通知手段は、規定値ごとの判定に基づいて複数種類
の通知を行い、報知手段は、通信手段が受信した通知の
種類に応じて報知レベルを変化させるので、利用客に対
してより詳細に情報を通知することができる。
【0012】また本発明は、前記条件は、現在位置が記
憶手段に記憶された利用区間外であることを含むことを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、条件は、現在位置が記憶
手段に記憶された利用区間外であるので、利用客が乗換
駅および乗り継ぎ車両を間違えたことに早急に気付くこ
とができる。
【0014】また本発明は、前記携帯端末は携帯電話で
あり、前記通知先情報は携帯電話の電話番号であること
を特徴とする。
【0015】本発明に従えば、携帯端末は携帯電話であ
り、前記通知先情報は携帯電話の電話番号であるので、
利用客に通知する際に特別な機器が不要となる。
【0016】また本発明は、前記車両内通信装置は、車
両の出入り口付近に設置されていることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、車両内通信装置は、車両
の出入り口付近に設置されているので、電子乗車券の無
線タグを確実に読み取ることができる。
【0018】また本発明は、無線電波を介して情報の読
み書きが可能な無線タグを備える電子乗車券であって、
前記無線タグは、交通機関の利用区間情報および利用者
が所持する携帯端末の通知先情報を有することを特徴と
する電子乗車券である。
【0019】本発明に従えば、無線タグは、交通機関の
利用区間情報および利用者が所持する携帯端末の通知先
情報を記憶することができる。
【0020】また本発明は、交通機関の車両に設置さ
れ、利用客が所持する電子乗車券の無線タグから情報を
読み取り、読み取った情報に基づいて利用客が所持する
携帯端末に通知を行う車両内通信装置であって、前記無
線タグから利用区間情報と携帯端末の通知先情報とを読
み取る読取手段と、読み取った利用区間情報と通知先情
報とを記憶する記憶手段と、車両の現在位置を認識する
認識手段と、現在位置と記憶手段に記憶された利用区間
とが予め定める1または複数の条件に一致するか否かを
判定するステップ判定手段と、前記判定手段によって、
前記条件の1つに一致すると判定されたとき、記憶手段
に記憶された通知先情報の携帯端末に通知する通知手段
とを有することを特徴とする車両内通信装置である。
【0021】本発明に従えば、車両内通信装置は、前記
無線タグから利用区間情報と携帯端末の通知先情報とを
読み取る読取手段と、読み取った利用区間情報と通知先
情報とを記憶する記憶手段と、車両の現在位置を認識す
る認識手段と、現在位置と記憶手段に記憶された利用区
間とが予め定める1または複数の条件に一致するか否か
を判定するステップ判定手段と、判定手段によって、前
記条件の1つに一致すると判定されたとき、記憶手段に
記憶された通知先情報の携帯端末に通知する通知手段と
を有するので、利用客に応じて、利用客が所持する携帯
端末に情報を通知することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある車両内情報通知方法を実現する車両内情報通知シス
テムの構成図である。車両内情報通知システムは、車両
内通信装置1、電子乗車券2および携帯端末である携帯
電話3から構成される。電子乗車券2は、無線タグであ
るRFID22を有し、このRFID22には、記憶情
報21として乗車駅、降車駅および乗換駅からなる利用
区間情報、利用客が所持する携帯電話の通知先情報であ
る電話番号および住所、氏名などの利用客情報が記憶さ
れている。RFID22は、高周波の無線電波によって
識別情報が読み書き可能であり、シート状に形成可能で
あるので、従来の乗車券と同じ薄さ、大きさで電子乗車
券を実現することが可能である。
【0023】車両内通信装置1は、各車両に設置され、
制御部10、車両進行認識部11、通知情報判定部1
2、情報記憶部13、RFID通信部14および携帯電
話通信部15から構成される。RFID通信部14は、
電子乗車券2のRFID22から利用区間情報、携帯電
話番号および利用客情報などを読み取る読取手段であ
る。情報記憶部13は、車両内通信装置1が動作するた
めに必要な情報を記憶し、個人情報記憶部131は、R
FID通信部14が読み取った利用区間情報、携帯電話
番号および利用客情報などを記憶する記憶手段である。
車両進行認識部11は、車両の現在位置および次駅の情
報などを取得するとともに、取得した情報を車両内のテ
ロップなどで表示する認識手段である。通知情報判定部
12は、車両進行認識部11が認識した車両の現在位置
と、個人情報記憶部131に記憶されている利用駅(乗
車駅、降車駅、乗換駅など)との距離を算出し、その距
離が予め定める規定値以下であるかどうかを判定する判
定手段である。たとえば、規定値を3駅とすると、降車
駅(目的駅)から3つ手前の駅に到着すると、距離が規
定値以下であると判定される。携帯電話通信部15は、
通知情報判定部12において現在位置と利用駅との距離
が規定値以下であると判定されたときに、個人情報記憶
部131に記憶されている携帯電話番号に電話を掛けて
通知する通知手段である。これらの各部位は、制御部1
0によって制御される。
【0024】携帯電話3は、制御部31、報知部32、
通信部33、表示/入力部34および通常電話通信部3
5とを含んで構成される。通信部33は、車両内通信装
置1の携帯電話通信部15からの通知を受信する通信手
段である。報知部32は、通信部33が通知を受信した
ときに、利用客に対して通知を受信したことを報知する
報知手段である。報知する方法としては、振動を起こし
たり、音を発したり、光を点灯、点滅させるなどの方法
がある。携帯電話3を所持している利用客は、この報知
によって利用駅に近づいていることを知ることができ
る。表示/入力部34は、液晶モニターと複数のキーか
らなり、数字キーによって電話番号を入力したり、メニ
ューキーなどを入力すると入力した数字や機能の一覧な
どが表示される。通常電話通信部35は、基地局と無線
通信を行い、電話回線網を通じて通常の音声通話を行
う。車両内通信装置1の携帯電話通信部15からの通知
に用いられる無線電波に通常電話通信部35で受信可能
な電波を使用すれば、通信部33と通常電話通信部35
は共通としてもよい。これらの各部位は、制御部31に
よって制御される。
【0025】また、通知情報判定部12は、複数の規定
値を設定することが可能であり、利用客が乗り過ごすこ
とがないように段階的に現在位置を報知することができ
る。図2は、目的駅までの距離によって3段階の報知を
行う方法を説明する図である。規定値を1,2,3駅と
して判定を行う。まず目的駅から3つ手前の駅(A駅)
の時点で第一規定値の3駅以下であると判定され、携帯
電話3に第一の通知が行われる。携帯電話3が第一の通
知を受信すると振動を起こして利用客に報知する。この
ときはまだ3駅離れているので振動の強さを弱く(レベ
ル3)、振動時間は30秒間とする。次に2つ手前の駅
(B駅)の時点で第二規定値の2駅以下であると判定さ
れ、携帯電話3に第二の通知が行われる。携帯電話3が
第二の通知を受信すると振動を起こして利用客に報知す
る。このときは、振動の強さを普通(レベル2)で、振
動時間は30秒間とする。最後に1つ手前の駅(C駅)
の時点で第三規定値の1駅以下であると判定され、携帯
電話3に第三の通知が行われる。携帯電話3が第三の通
知を受信すると振動を起こして利用客に報知する。この
ときは、振動の強さを強く(レベル1)、振動時間は目
的駅に到着するまでとする。このように、複数の規定値
とそれに対応した複数種類の通知によって、報知レベル
を変化させてより詳細に利用客に対して情報の報知を行
うことができる。
【0026】さらに、通知情報判定部12は、車両の現
在位置と個人情報記憶部131に記憶している利用区間
情報とを比較して、現在位置が利用区間外であった場
合、携帯電話3に第三の通知が行われる。これによっ
て、利用客は乗換駅を間違えたり、乗り継ぎ電車を間違
えたりしたことを早急に気付くことができる。
【0027】図3は、本発明の車両内情報通知方法によ
る現在位置情報通知処理を示すフローチャートである。
まず、ステップs31でRFID通信部14によって電
子乗車券2のRFIDが読み取られ、個人情報機器億部
131に記憶され、比較のために乗車駅、降車駅および
乗換駅が設定される。ステップs32で、列車進行認識
部11が車両の現在位置を取得する。ステップs33
で、現在位置が利用区間外であるかどうかを判定する。
利用区間外であれば、ステップs40に進み、携帯電話
通信部15から携帯電話3に対して第三の通知が行わ
れ、携帯電話3の報知部32は、振動レベルを1に設定
して振動させる。ステップs41では、継続時間を停止
指示があるまで継続するように設定する。ステップs4
2で利用客からの入力などによって振動の停止が指示さ
れると、ステップs43振動を停止し、ステップs44
で処理を終了する。
【0028】現在位置が利用区間外でなければ、ステッ
プs34に進み、通知情報判定部12は、現在位置が目
的駅の3つ手前の駅であるかどうかを判定する。3つ手
前の駅であればステップs37に進み、携帯電話通信部
15から携帯電話3に対して第一の通知が行われ、携帯
電話3の報知部32は、振動レベルを3に設定して振動
させる。ステップs39で振動時間を30秒間に設定し
て、ステップs32に戻る。3つ手前の駅でなければス
テップs35に進み、通知情報判定部12は、現在位置
が目的駅の2つ手前の駅であるかどうかを判定する。2
つ手前の駅であればステップs38に進み、携帯電話通
信部15から携帯電話3に対して第二の通知が行われ、
携帯電話3の報知部32は、振動レベルを2に設定して
振動させる。ステップs39で振動時間を30秒間に設
定して、ステップs32に戻る。2つ手前の駅でなけれ
ばステップs36に進み、通知情報判定部12は、現在
位置が目的駅の21手前の駅であるかどうかを判定す
る。1つ手前の駅であればステップs40に進む。ステ
ップs40以降は上述の通りの処理動作であるので省略
する。1つ手前の駅でなければ、ステップs32に戻
る。
【0029】以上のように、本発明の車内情報通知方法
によれば、RFIDおよび携帯電話などの携帯端末を利
用して情報の通知を行うので、システムの構成を簡素化
することができる。
【0030】本実施例において、車両内通信装置1の携
帯電話通信部15は、携帯電話番号を用いて通知する構
成になっているが、携帯電話3にBluetoothな
どの近距離無線通信用の通信部を備えていれば、RFI
D22に予め通信用IDを記憶させておき、携帯電話通
信部15は、この通信用IDに基づいて携帯電話3に通
知しても良い。また、車両内通信装置1の設置場所につ
いては、RFID22を読み取るための距離を短く、か
つ全員のRFID22を読み取ることができるように、
車両の出入り口付近に設置するのが好ましい。
【0031】また、車両内通信装置1から携帯電話3に
対する通知について、上記では通知信号を発信して、携
帯電話3の振動機能を動作させるような構成としたが、
これに限らずたとえば、電子メール、ショートメッセー
ジなどでメッセージを送信して通知したり、携帯電話3
に電話を掛けて音声にて通知したりする構成でも良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、交通機関
の車両内で利用客に対して情報を通知する際に、無線タ
グおよび利用客が所持する携帯端末を用いることがで
き、そのための装置を簡素化することができる。
【0033】また本発明によれば、利用客が乗り過ごす
ことを防ぐことができる。また本発明によれば、利用客
に対してより詳細に情報を通知することができる。
【0034】また本発明によれば、利用客が乗換駅およ
び乗り継ぎ車両を間違えたことに早急に気付くことがで
きる。
【0035】また本発明によれば、利用客に通知する際
に特別な機器が不要となる。また本発明によれば、電子
乗車券の無線タグを確実に読み取ることができる。
【0036】また本発明によれば、無線タグは、交通機
関の利用区間情報および利用者が所持する携帯端末の通
知先情報を記憶することができる。
【0037】また本発明によれば、車両内通信装置は、
利用客に応じて、利用客が所持する携帯端末に情報を通
知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である車両内情報通知方
法を実現する車両内情報通知システムの構成図である。
【図2】目的駅までの距離によって3段階の報知を行う
方法を説明する図である。
【図3】本発明の車両内情報通知方法による現在位置情
報通知処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両内通信装置 2 電子乗車券 3 携帯電話 10 制御部 11 車両進行認識部 12 通知情報判定部 13 情報記憶部 14 RFID通信部 15 携帯電話通信部 21 記憶情報 22 RFID 31 制御部 32 報知部 33 通信部 34 表示/入力部 35 通常電話通信部 131 個人情報記憶部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通機関の利用客が所持する電子乗車券
    の利用区間情報に基づき、車両内通信装置から利用客が
    有する携帯端末に対して情報を通知する車両内情報通知
    方法であって、 前記電子乗車券の無線タグに前記利用区間情報と利用客
    が所持する携帯端末の通知先情報とを書き込むステップ
    と、 利用客が車両に乗車した際に、車両内に設置された車両
    内通信装置の読取手段が、前記無線タグから前記利用区
    間情報と通知先情報とを読み取るステップと、 前記車両内通信装置の記憶手段が、読み取った利用区間
    情報と通知先情報とを記憶するステップと、 前記車両内通信装置の認識手段が、車両の現在位置を認
    識するステップと、 前記車両内通信装置の判定手段が、現在位置と記憶手段
    に記憶された利用区間とが予め定める1または複数の条
    件に一致するか否かを判定するステップと、 前記判定手段によって、前記条件の1つに一致すると判
    定されたとき、車両内通信装置の通知手段が、記憶手段
    に記憶された通知先情報の携帯端末に通知するステップ
    と、 前記携帯端末の通信手段が、車両内通信装置からの通知
    を受信するステップと、 前記携帯端末の報知手段が、前記通知を受信したことを
    利用客に報知するステップとからなることを特徴とする
    車両内情報通知方法。
  2. 【請求項2】 前記条件は、現在位置から記憶手段に記
    憶された利用区間の利用駅までの距離が予め定める規定
    値以下であることを含むことを特徴とする請求項1記載
    の車両内情報通知方法。
  3. 【請求項3】 前記規定値は、複数設定が可能で、 前記通知手段は、規定値ごとの判定に基づいて複数種類
    の通知を行い、 前記報知手段は、通信手段が受信した通知の種類に応じ
    て報知レベルを変化させることを特徴とする請求項2記
    載の情報通知方法。
  4. 【請求項4】 前記条件は、現在位置が記憶手段に記憶
    された利用区間外であることを含むことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1つに記載の車両内情報通知方
    法。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末は携帯電話であり、前記通
    知先情報は携帯電話の電話番号であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両内情報通知方
    法。
  6. 【請求項6】 前記車両内通信装置は、車両の出入り口
    付近に設置されていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載の車両内情報通知方法。
  7. 【請求項7】 無線電波を介して情報の読み書きが可能
    な無線タグを備える電子乗車券であって、 前記無線タグは、交通機関の利用区間情報および利用者
    が所持する携帯端末の通知先情報を有することを特徴と
    する電子乗車券。
  8. 【請求項8】 交通機関の車両に設置され、利用客が所
    持する電子乗車券の無線タグから情報を読み取り、読み
    取った情報に基づいて利用客が所持する携帯端末に通知
    を行う車両内通信装置であって、 前記無線タグから利用区間情報と携帯端末の通知先情報
    とを読み取る読取手段と、 読み取った利用区間情報と通知先情報とを記憶する記憶
    手段と、 車両の現在位置を認識する認識手段と、 現在位置と記憶手段に記憶された利用区間とが予め定め
    る1または複数の条件に一致するか否かを判定するステ
    ップ判定手段と、 前記判定手段によって、前記条件の1つに一致すると判
    定されたとき、記憶手段に記憶された通知先情報の携帯
    端末に通知する通知手段とを有することを特徴とする車
    両内通信装置。
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