JP2002270816A - バイポーラトランジスタ - Google Patents

バイポーラトランジスタ

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JP2002270816A
JP2002270816A JP2001063330A JP2001063330A JP2002270816A JP 2002270816 A JP2002270816 A JP 2002270816A JP 2001063330 A JP2001063330 A JP 2001063330A JP 2001063330 A JP2001063330 A JP 2001063330A JP 2002270816 A JP2002270816 A JP 2002270816A
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典朗 松野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベース−エミッタ間接合容量CBEの低減と高
い直流電流利得βを両立することにより最小雑音指数の
低減を図るバイポーラトランジスタの提供。 【解決手段】SiGeからなるベース層を有するバイポ
ーラトランジスタにおいて、ベース層とエミッタ層との
間にノンドープSiGe層7及びノンドープSi層6を
設け、SiGeベース層のエミッタ側のGe組成の少な
くとも一部をエミッタ側に向かって徐々に小さくなるよ
うに傾斜させ、ノンドープSiGe層のGe組成を、S
iGeベース層のエミッタ端におけるGe組成よりも小
さく設定するものであり、ノンドープSiGe層7を設
けることにより熱履歴によるボロンのエミッタ側への拡
散を抑制し、SiGeベース層のエミッタ端におけるG
e組成よりも小さくすることによりCBEを低減し、S
iGeベース層のエミッタ端におけるGe組成を所定の
値以上にすることにより直流電流利得βを向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、SiGeからなるベース層を有するバイポー
ラトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタの最小雑音指数
を低減するには、ベース−エミッタ間接合容量CBE
低減することと、直流電流利得βを向上させること、ベ
ース抵抗とエミッタ抵抗の和R+Rを低減すること
が必要である。ベースにSiGeを導入したSiGeベ
ースバイポーラトランジスタは、ベース材料であるSi
Geのバンドギャップがエミッタ材料であるSiもしく
はポリSiよりも狭いため、ベースの不純物濃度を上げ
てRを小さくしても充分大きいβを得ることが出来
る。また、ベースのGe組成をエミッタ側からコレクタ
側に向けて増加させる組成傾斜ベースとすることによ
り、CBEを小さくすることが出来る。従ってSiGe
ベースバイポーラトランジスタは、従来のSiホモバイ
ポーラトランジスタよりも最小雑音指数を低くすること
が出来る。
【0003】SiGeベースバイポーラトランジスタに
おいて、Ge組成プロファイルは最小雑音指数に大きな
影響を与える。図2乃至図4に従来技術により作成した
SiGeベースバイポーラトランジスタのベース付近の
プロファイルの例を示す。図中の10と18と26はn
型エミッタのドーパントであるヒ素の濃度を、11と1
9と27はp型ベースのドーパントであるボロンの濃度
を、12と20と28はn型コレクタのドーパントであ
るリンの濃度を、13と21と29はGe組成を示して
いる。また、14と22と30はエミッタポリSi領域
を、15と23と31はAs−depo状態ではp型
で、エミッタポリSiからのヒ素の拡散により最終的に
はn型になる単結晶Si領域を、16と24と32はS
iGe領域を、17と25と33はコレクタとなる単結
晶Si領域を示している。
【0004】図2の構造では、エミッタ−ベース接合に
おけるベースのGe組成が6%となっており、エミッタ
−ベース接合がヘテロ接合になっている。図3の構造で
はエミッタ−ベース接合におけるGe組成は0%となっ
ている。また、図4の構造では、SiGe領域内のGe
組成は12%で一定となっている。
【0005】ここで、直流電流利得βは、エミッタ−ベ
ース接合におけるGe組成が最も大きい図4の構造が最
も高く、次に図2の構造が高く、図3の構造は最もβが
低い。一方、ベース−エミッタ間接合容量CBEに関し
ては、ベース内のGe組成に傾斜をつけた図2と図3の
構造ではほぼ同等で、ベース内のGe組成が一定である
図4の構造はCBEが高い。従って、最小雑音指数に関
しては、高いβと小さいCBEを両立できている図2の
構造で最も低い値が得られる。
【0006】また、SiGeベースバイポーラトランジ
スタの最上雑音指数を更に下げる技術として、B−E接
合部にノンドープ層を挿入し、CBEを低減する方法が
知られている。図2に示した構造を基に、B−E接合部
にノンドープ層を挿入した構造を図5に示す。34はn
型エミッタのドーパントであるヒ素の濃度を、35はp
型ベースのドーパントであるボロンの濃度を、36はn
型コレクタのドーパントであるリンの濃度を、37はG
e組成を示している。38はエミッタポリSi領域を、
39はAs−depo状態ではノンドープで、エミッタ
ポリSiからのヒ素の拡散により最終的にはその一部が
n型になる単結晶Si領域を、40はSiGe領域を、
41はコレクタとなる単結晶Si領域を示している。
【0007】B−E接合部にノンドープ層39を設ける
ことによりβは減少するが、ノンドープ層の厚さが数十
nm以下程度の領域ではβの減少よりもCBE減少の利
点の方が勝るため、結果として最小雑音指数は低くな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す構造を実現することは困難である。というのは、デ
バイス作製時の熱履歴により、ボロン35がエミッタ側
に拡散し、ノンドープ層39がp型ベースの一部になっ
てしまうからである。このときの様子を図6に示す。4
2はn型エミッタのドーパントであるヒ素の濃度を、4
3はp型ベースのドーパントであるボロンの濃度を、4
4はn型コレクタのドーパントであるリンの濃度を、4
5はGe組成を示している。46はエミッタポリSi領
域を、47はAs−depo状態ではノンドープの単結
晶Si領域を、48はSiGe領域を、49はコレクタ
となる単結晶Si領域を示している。
【0009】As−depo状態ではノンドープである
領域47は、デバイス作製時の熱履歴により、ベース側
はp型に、エミッタ側はn型に変化する。領域47のベ
ース側がp型になることにより、ベース−エミッタ接合
の位置がSiGe−Siヘテロ界面位置からずれる。こ
れにより、βの減少と最小雑音指数の増加を招いてしま
い、以上説明した従来技術では、CBEの低減と高βを
両立する図5のような理想構造を実現することは困難で
ある。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、ベース−エミッタ間接
合容量CBEの低減と高い直流電流利得βを両立するこ
とにより最小雑音指数の低減を図ることができるバイポ
ーラトランジスタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のバイポーラトランジスタは、n型コレクタ
層、p型SiGeベース層、ノンドープ又は低不純物濃
度のSiGe層及びSi層、n型エミッタ層の順に積層
した構造を有するバイポーラトランジスタであって、前
記p型SiGeベース層のGe組成が、エミッタ側の少
なくとも一部において、エミッタ側に向かって徐々に小
さくなるように傾斜した領域を有し、かつ、ノンドープ
又は低不純物濃度の前記SiGe層のGe組成を、前記
p型SiGeベース層のエミッタ端におけるGe組成よ
りも小さくしたものである。
【0012】また、本発明のバイポーラトランジスタ
は、n型コレクタ層、p型SiGeベース層、ノンドー
プ又は低不純物濃度のSiGe層及びSi層、n型エミ
ッタ層の順に積層した構造を有するバイポーラトランジ
スタであって、前記p型SiGeベース層のGe組成
が、エミッタ側の少なくとも一部において、エミッタ側
に向かってステップ状に小さくなる領域を有し、かつ、
ノンドープ又は低不純物濃度の前記SiGe層のGe組
成を、前記p型SiGeベース層のエミッタ端における
Ge組成よりも小さくしたものである。
【0013】本発明においては、ノンドープ又は低不純
物濃度の前記SiGe層及び前記Si層の合計の膜厚
が、5nm以上60nm以下であることが好ましい。
【0014】また、本発明においては、前記p型SiG
eベース層のエミッタ端におけるGeの組成比が、3%
以上、好ましくは6%以上となる構成とすることができ
る。
【0015】また、本発明においては、前記p型SiG
eベース層のエミッタ端におけるGe組成が、該p型S
iGeベース層のGe組成の最大値の略1/5以上とな
る構成とすることもできる。
【0016】また、本発明においては、前記SiGe層
及び前記Si層が、不純物濃度1×1017cm−3
下のn型SiGe層及びn型Si層、又は、p型SiG
e層及びp型Si層からなる構成とすることができる。
【0017】また、本発明においては、前記SiGe層
及び前記Si層が、前記p型ベース領域の略1/50以
下の不純物濃度のn型SiGe層及びn型Si層、又
は、p型SiGe層及びp型Si層からなる構成とする
こともできる。
【0018】また、本発明においては、前記SiGe層
と前記Si層とからなる空間電荷領域のバンドギャップ
が、前記n型エミッタ層のバンドギャップと前記p型ベ
ース層のバンドギャップの略中間の値に設定されている
構成とすることもできる。
【0019】このように、本発明は上記構成により、ベ
ース領域におけるGe組成をエミッタ側に向けて小さく
したこと、及びエミッタ−ベース接合にノンドープ層を
挿入したことによりCBEが低減され、かつ、p型ベー
ス層のエミッタ端におけるGe組成を所定の値以上に設
定することにより直流電流利得βを向上させることがで
き、最小雑音指数の低減が図られる。
【0020】また、SiGe中のボロンの拡散係数はS
i中のそれよりも遙かに小さいという特徴を利用し、ノ
ンドープSiGe層をベース領域のエミッタ側端部を覆
うように広げることで熱履歴によるボロンのエミッタ側
への拡散を抑制し、かつノンドープSiGe層のGe組
成をベース領域のエミッタ端におけるGe組成よりも小
さくすることにより、ノンドープ層の一部をSiGeと
することによる特性劣化を抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るバイポーラトランジ
スタは、その好ましい一実施の形態において、SiGe
からなるベース層を有するバイポーラトランジスタにお
いて、ベース層とエミッタ層との間にノンドープSiG
e層7及びノンドープSi層6を設け、SiGeベース
層のエミッタ側のGe組成の少なくとも一部をエミッタ
側に向かって徐々に小さくなるように傾斜させ、ノンド
ープSiGe層のGe組成を、SiGeベース層のエミ
ッタ端におけるGe組成よりも小さく設定するものであ
り、ノンドープSiGe層7を設けることにより熱履歴
によるボロンのエミッタ側への拡散を抑制し、SiGe
ベース層のエミッタ端におけるGe組成よりも小さくす
ることによりCBEを低減し、SiGeベース層のエミ
ッタ端におけるGe組成を所定の値以上にすることによ
り直流電流利得βを向上させる。
【0022】以下に図1、図5及び図6を比較しながら
説明する。1と34はn型エミッタのドーパントである
ヒ素の濃度を、2と35はp型ベースのドーパントであ
るボロンの濃度を、3と36はn型コレクタのドーパン
トであるリンの濃度を、4と37はGe組成を示してい
る。5と38はエミッタポリSi領域を、6と39はA
s−depo状態ではノンドープで、エミッタポリSi
からのヒ素の拡散により最終的にはその一部がn型にな
る単結晶Si領域を、7はAs−depo状態ではノン
ドープで、ベースからのボロンの拡散により最終的には
その一部がp型になるSiGe領域を、8と40はSi
Geベース領域を、9と41はコレクタとなる単結晶S
i領域を示している。
【0023】図5の構造は従来技術で述べた構造であ
り、最小雑音指数を低くするための理想構造である。則
ち、ベース領域40におけるGe組成をエミッタ側に向
けて小さくしたこと及びエミッタ−ベース接合にノンド
ープ層39を挿入したことによりCBEが低減され、か
つp型ベース層40のエミッタ端におけるGe組成を6
%と高くすることにより直流電流利得βを向上させてい
る。このCBEの低減とβの向上により、最小雑音指数
の低減が図られている。しかしながら、従来技術のとこ
ろでも述べた通り、As−depo状態ではノンドープ
である領域47は、デバイス作製時の熱履歴により、ベ
ース側はp型に、エミッタ側はn型に変化する。領域4
7のベース側がp型になることにより、ベース−エミッ
タ接合の位置がSiGe−Siヘテロ界面位置からずれ
るため、この図5に示す構造を実際に作製することは出
来ない。
【0024】これに対し、SiGe中のボロンの拡散係
数はSi中のそれよりも遙かに小さいことが知られてい
る。この特性により、ノンドープSiGe層7を設けた
図1の構造では、熱履歴によるボロンのエミッタ側への
拡散を抑制することができる。則ち、図5に示した構造
と異なり、図1に示した構造は実際に作製することが可
能である。
【0025】図1に示す構造の領域8におけるGe組成
プロファイルは、コレクタ側は図5に示す構造の領域4
0におけるGe組成プロファイルと同じである。異なる
のは、図1の構造ではノンドープ層のうちの領域7をS
iGeとしていることであり、これにより図1に示す構
造の領域7におけるバンドギャップは、図5に示す構造
のこれに相当する領域のバンドギャップよりも狭い。し
かしながら以下に示す理由により、この領域7における
バンドギャップの違いはデバイス特性に影響を与えな
い。
【0026】領域6、7、39のノンドープ領域は、デ
バイス動作時には空間電荷領域となる。空間電荷領域内
では伝導帯、価電子帯ともバンドギャップが位置と共に
大きく変動する。則ち、電子に対するポテンシャルはエ
ミッタ側に行くほど急激に低くなり、逆にホールに対す
るポテンシャルはベース側に行くほど急激に低くなる。
従って、この空間電荷領域のバンドギャップがエミッタ
のバンドギャップとベースのバンドギャップの中間の値
であれば、キャリア輸送に悪影響を与えない。
【0027】これに対し、空間電荷領域のバンドギャッ
プがエミッタのそれよりも広かったり、あるいは空間電
荷領域のバンドギャップがベースのそれよりも狭かった
りすると、電子輸送を妨げるポテンシャルバリアが現れ
たり、ホールに対するポテンシャルバリアが下がったり
し、電流利得βや実効的なCBEに悪影響を及ぼす。図
1に示す構造では、領域7におけるバンドギャップはベ
ースのそれとエミッタのそれの中間の値を取っており、
かつGe組成が0%から6%へと連続的に変化している
ため、図5に示す理想構造と同等のキャリア輸送特性が
得られる。則ち、図1に示す構造では、図5に示す理想
構造と同等の最小雑音指数が得られる。
【0028】以上述べてきたことの検証として、図7に
デバイスシミュレーションにより求めた図1の構造の予
測特性を、また、図8にデバイスシミュレーションによ
り求めた図5の構造の予測特性を示す。横軸はコレクタ
電流密度JC、左軸には遮断周波数fTと最大発振周波
数fmaxを、右軸には電流利得hFEと最小雑音指数
Fminを示す。図7と図8の比較より、図1の構造と
図5の構造で同等の特性が得られることが分かる。
【0029】以上をまとめると、図1に示す構造では、
ベース領域8におけるGe組成をエミッタ側に向けて小
さくしたこと、及びエミッタ−ベース接合にノンドープ
層6、7を挿入したことによりCBEが低減され、かつ
p型ベース層8のエミッタ端におけるGe組成を所定の
値以上にすることにより直流電流利得βを向上させてい
る。このCBEの低減とβの向上により、最小雑音指数
の低減が図られている。
【0030】また、SiGe中のボロンの拡散係数はS
i中のそれよりも遙かに小さいという特徴がある。図1
の構造ではこの特徴を利用し、ノンドープSiGe層7
を設けることで熱履歴によるボロンのエミッタ側への拡
散を抑制している。かつノンドープSiGe層7のGe
組成をベース領域8のエミッタ端におけるGe組成より
も小さくすることにより、ノンドープ層の一部をSiG
eとすることによる特性劣化を抑制している。
【0031】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0032】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るバイポーラトランジスタについて、図9を参照し
て説明する。図9は、第1の実施例に係るバイポーラト
ランジスタの不純物濃度、Ge組成の深さ方向分布を示
す図である。図中の50はn型エミッタのドーパントで
あるヒ素の濃度を、51はp型ベースのドーパントであ
るボロンの濃度を、52はn型コレクタのドーパントで
あるリンの濃度を、53はGe組成を示している。54
はエミッタポリSi領域を、55はAs−depo状態
ではノンドープで、エミッタポリSiからのヒ素の拡散
により最終的にはその一部がn型になる単結晶Si領域
を、56はAs−depo状態ではノンドープで、ベー
スからのボロンの拡散により最終的にはその一部がp型
になるSiGe領域を、57はSiGeベース領域を、
58はコレクタとなる単結晶Si領域を示している。
【0033】ベース領域57におけるGe組成をエミッ
タ側に向けて小さくしたこと及びエミッタ−ベース接合
にノンドープ層55、56を挿入したことによりCBE
が低減され、かつp型ベース層57のエミッタ端におけ
るGe組成を4%とすることにより直流電流利得βを向
上させている。このCBEの低減とβの向上により、最
小雑音指数の低減が図られている。またノンドープSi
Ge層56を設けることにより、熱履歴によるボロンの
エミッタ側への拡散を抑制している。また、ノンドープ
SiGe層56のGe組成をベース領域57のエミッタ
端におけるそれよりも小さくすることにより、ポテンシ
ャルバリアの発生に伴う特性劣化を抑制している。
【0034】なお、p型ベース層のエミッタ端における
Ge組成は、βを向上させるためには高いほど好ましい
が、本願発明者の実験によれば、3%以上、また、ベー
ス層の最大値の1/5以上であれば本願発明の効果が得
られることを確認している。また、ノンドープSiGe
層とノンドープSi層との合計膜厚は薄すぎるとベース
層に注入される不純物がデバイス製作時の熱履歴により
エミッタ側に拡散してしまい、厚すぎると直流電流利得
βの減少が大きくなることから所定の範囲内に設定する
必要があり、本願発明者の実験によれば、5nm〜60
nmの範囲であれば、本願発明の効果が得られることを
確認している。
【0035】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るバイポーラトランジスタについて、図10を参照
して説明する。図10は、第2の実施例に係るバイポー
ラトランジスタの不純物濃度、Ge組成の深さ方向分布
を示す図である。図中の59はn型エミッタのドーパン
トであるヒ素の濃度を、60はp型ベースのドーパント
であるボロンの濃度を、61はn型コレクタのドーパン
トであるリンの濃度を、62はGe組成を示している。
63はエミッタポリSi領域を、64はAs−depo
状態ではノンドープで、エミッタポリSiからのヒ素の
拡散により最終的にはその一部がn型になる単結晶Si
領域を、65はAs−depo状態ではノンドープで、
ベースからのボロンの拡散により最終的にはその一部が
p型になるSiGe領域を、66はSiGeベース領域
を、67はコレクタとなる単結晶Si領域を示してい
る。
【0036】ベース領域66におけるGe組成をエミッ
タ側に向けてステップ状に小さくしたこと及びエミッタ
−ベース接合にノンドープ層64、65を挿入したこと
によりCBEが低減され、かつp型ベース層66のエミ
ッタ端におけるGe組成を6%と高くすることにより直
流電流利得βを向上させている。このCBEの低減とβ
の向上により、最小雑音指数の低減が図られている。ま
た、ノンドープSiGe層65を設けることにより、熱
履歴によるボロンのエミッタ側への拡散を抑制してい
る。また、ノンドープSiGe層65のGe組成をベー
ス領域66のエミッタ端におけるそれよりも小さくする
ことにより、ポテンシャルバリアの発生に伴う特性劣化
を抑制している。この構造ではGe組成を連続的に変化
させた構造は取っていないため、デバイス作製が容易
で、かつ均一性も容易に高められるという利点がある。
【0037】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
に係るバイポーラトランジスタについて、図11を参照
して説明する。図11は、第2の実施例に係るバイポー
ラトランジスタの不純物濃度、Ge組成の深さ方向分布
を示す図である。図中の68はn型エミッタのドーパン
トであるヒ素の濃度を、69はp型ベースのドーパント
であるボロンの濃度を、70はn型コレクタのドーパン
トであるリンの濃度を、71はGe組成を示している。
72はエミッタポリSi領域を、73はAs−depo
状態では不純物濃度の低いp型で、エミッタポリSiか
らのヒ素の拡散により最終的にはその一部がn型になる
単結晶Si領域を、74は不純物濃度の低いp型SiG
e領域を、75はSiGeベース領域を、76はコレク
タとなる単結晶Si領域を示している。
【0038】デバイス作製時にはp型ベース層75を堆
積した後に領域73、74を堆積するため、領域73、
74の堆積時にも成長チャンバ内にp型ベース層を堆積
する際に用いたドーパント供給源のガスが残留し、領域
73、74は低濃度のp型となる場合がある。しかしな
がら、本願発明者の実験によれば、その不純物濃度が所
定の値以下又はベース領域の不純物濃度に対して所定の
割合以下であれば実質的にノンドープ層と同等に作用す
ることを確認している。具体的には、不純物濃度が1×
1017以下、又は、ベース層の不純物濃度に対して1
/50以下であれば本願発明の効果を得ることが可能と
なる。
【0039】則ちベース領域75におけるGe組成をエ
ミッタ側に向けてステップ状に小さくしたこと及びエミ
ッタ−ベース接合に不純物濃度のごく低いp型層73、
74を挿入したことによりCBEが低減され、かつp型
ベース層75のエミッタ端におけるGe組成を6%と高
くすることにより直流電流利得βを向上させている。こ
のCBEの低減とβの向上により、最小雑音指数の低減
が図られている。またp型不純物濃度の低いSiGe層
74を設けることにより、熱履歴によるボロンのエミッ
タ側への拡散を抑制している。またp型不純物濃度の低
い領域74のGe組成をベース領域75のエミッタ端に
おけるそれよりも小さくすることにより、ポテンシャル
バリアの発生に伴う特性劣化を抑制している。
【0040】この構造ではベース領域75におけるGe
組成を連続的に変化させた構造は取っていないため、デ
バイス作製が容易で、かつ均一性も容易に高められる。
またp型不純物濃度の低い領域74ではGe組成を連続
的に変化させているが、これはこの領域のベース寄りの
領域におけるGe組成を極力高くしてボロン拡散を抑制
し、かつGe組成を連続的に0に近づけることでポテン
シャルバリアの発現を抑制できるという利点がある。ま
た、このp型不純物濃度の低い領域74は、デバイス動
作時には空間電荷領域に含まれるため、この領域におけ
るGe組成プロファイルはさほど厳密に制御する必要が
ない。従ってベース領域75のGe組成を連続的に変化
させるのに比べると、実現は容易である。
【0041】[実施例4]次に、本発明の第4の実施例
に係るバイポーラトランジスタについて、図12を参照
して説明する。図12は、第4の実施例に係るバイポー
ラトランジスタの不純物濃度、Ge組成の深さ方向分布
を示す図である。図中の77はn型エミッタのドーパン
トであるヒ素の濃度を、78はp型ベースのドーパント
であるボロンの濃度を、79はn型コレクタのドーパン
トであるリンの濃度を、80はGe組成を示している。
81はエミッタポリSi領域を、82はAs−depo
状態ではノンドープで、エミッタポリSiからのヒ素の
拡散とコレクタ形成時のリンイオン注入により最終的に
はn型になる単結晶Si領域を、83はAs−depo
状態ではノンドープで、コレクタ形成時のリンイオン注
入により最終的にはn型になるSiGe領域を、84は
SiGeベース領域を、85はコレクタとなる単結晶S
i領域を示している。
【0042】領域82、83はコレクタ形成時のリンイ
オン注入により低濃度のn型となる場合がある。しかし
ながら領域82、83の不純物濃度は図12に示すとお
りベース領域の不純物濃度の1/100程度と低いた
め、実質的にはノンドープ層と同様の作用をする。
【0043】則ちベース領域84におけるGe組成をエ
ミッタ側に向けて小さくしたこと及びエミッタ−ベース
接合に不純物濃度のごく低いn型層82、83を挿入し
たことによりCBEが低減され、かつp型ベース層84
のエミッタ端におけるGe組成を4.7%と高くするこ
とにより直流電流利得βを向上させている。このC
の低減とβの向上により、最小雑音指数の低減が図られ
ている。またn型不純物濃度の低いSiGe層83を設
けることにより、熱履歴によるボロンのエミッタ側への
拡散を抑制している。
【0044】またp型不純物濃度の低い領域83のGe
組成をベース領域84のエミッタ端におけるそれよりも
小さくすることにより、ポテンシャルバリアの発生に伴
う特性劣化を抑制している。この構造ではベース領域8
4におけるGe組成を連続的に変化させることでデバイ
ス特性のより一層の向上を図っている。かつデバイス特
性に影響を及ぼさない領域83のGe組成は均一とし、
デバイス構造の単純化を図っている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバイポー
ラトランジスタによれば、ベース領域におけるGe組成
をエミッタ側に向けて小さくしたこと、及びエミッタ−
ベース接合にノンドープ層を挿入したことによりCBE
が低減され、かつ、p型ベース層のエミッタ端における
Ge組成を所定の値以上(具体的には3%以上)に設定
することにより直流電流利得βを向上させることができ
る。このCBEの低減とβの向上により、最小雑音指数
の低減が図られている。
【0046】また、SiGe中のボロンの拡散係数はS
i中のそれよりも遙かに小さいという特徴を利用し、ノ
ンドープSiGe層をベース領域のエミッタ側端部を覆
うように広げることで熱履歴によるボロンのエミッタ側
への拡散を抑制している。かつノンドープSiGe層の
Ge組成をベース領域のエミッタ端におけるGe組成よ
りも小さくすることにより、ノンドープ層の一部をSi
Geとすることによる特性劣化を抑制している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバイポーラトラン
ジスタの不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示す
図である。
【図2】従来のバイポーラトランジスタの不純物濃度及
びGe組成の深さ方向分布を示す図である。
【図3】従来のバイポーラトランジスタの不純物濃度及
びGe組成の深さ方向分布を示す図である。
【図4】従来のバイポーラトランジスタの不純物濃度及
びGe組成の深さ方向分布を示す図である。
【図5】従来のバイポーラトランジスタの理想的な構造
における不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示す
図である。
【図6】従来のバイポーラトランジスタの問題点を説明
するための不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示
す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るバイポーラトラン
ジスタについてのデバイスシミュレーション結果を示す
図である。
【図8】従来のバイポーラトランジスタの理想構造につ
いてのデバイスシミュレーション結果を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係るバイポーラトラン
ジスタの不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示す
図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るバイポーラトラ
ンジスタの不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示
す図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係るバイポーラトラ
ンジスタの不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示
す図である。
【図12】本発明の第4の実施例に係るバイポーラトラ
ンジスタの不純物濃度及びGe組成の深さ方向分布を示
す図である。
【符号の説明】
1、10、18、26、34、42、50、59、6
8、77 n型エミッタのドーパントであるヒ素の濃度 2、11、19、27、35、43、51、60、6
9、78 p型ベースのドーパントであるボロンの濃度 3、12、20、28、36、44、52、61、7
0、79 n型コレクタのドーパントであるリンの濃度 4、13、21、29、37、45、53、62、7
1、80 Ge組成 5、14、22、30、38、46、54、63、6
8、77 エミッタポリSi領域 7、56、65、74、83 ベースからのボロンの拡
散によりその一部がp型になるSiGe領域 8、16、24、32、40、48、57、66、7
5、84 SiGeベース領域 9、17、25、33、41、49、58、67、7
6、85 コレクタとなる単結晶Si領域 6、15、23、31、39、47、55、64、7
3、82 エミッタポリSiからのヒ素の拡散によりn
型になる単結晶Si領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n型コレクタ層、p型SiGeベース層、
    ノンドープ又は低不純物濃度のSiGe層及びSi層、
    n型エミッタ層の順に積層した構造を有するバイポーラ
    トランジスタであって、 前記p型SiGeベース層のGe組成が、エミッタ側の
    少なくとも一部において、エミッタ側に向かって徐々に
    小さくなるように傾斜した領域を有し、かつ、ノンドー
    プ又は低不純物濃度の前記SiGe層のGe組成を、前
    記p型SiGeベース層のエミッタ端におけるGe組成
    よりも小さくしたことを特徴とするバイポーラトランジ
    スタ。
  2. 【請求項2】n型コレクタ層、p型SiGeベース層、
    ノンドープ又は低不純物濃度のSiGe層及びSi層、
    n型エミッタ層の順に積層した構造を有するバイポーラ
    トランジスタであって、 前記p型SiGeベース層のGe組成が、エミッタ側の
    少なくとも一部において、エミッタ側に向かってステッ
    プ状に小さくなる領域を有し、かつ、ノンドープ又は低
    不純物濃度の前記SiGe層のGe組成を、前記p型S
    iGeベース層のエミッタ端におけるGe組成よりも小
    さくしたことを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】ノンドープ又は低不純物濃度の前記SiG
    e層及び前記Si層の合計の膜厚が、5nm以上60n
    m以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    バイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】前記p型SiGeベース層のエミッタ端に
    おけるGeの組成比が、3%以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一に記載のバイポーラトラ
    ンジスタ。
  5. 【請求項5】前記p型SiGeベース層のエミッタ端に
    おけるGeの組成比が、6%以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一に記載のバイポーラトラ
    ンジスタ。
  6. 【請求項6】前記p型SiGeベース層のエミッタ端に
    おけるGe組成が、該p型SiGeベース層のGe組成
    の最大値の略1/5以上であることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか一に記載のバイポーラトランジス
    タ。
  7. 【請求項7】前記SiGe層及び前記Si層が、不純物
    濃度1×1017cm−3以下のn型SiGe層及びn
    型Si層からなることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか一に記載のバイポーラトランジスタ。
  8. 【請求項8】前記SiGe層及び前記Si層が、前記p
    型ベース領域の略1/50以下の不純物濃度のn型Si
    Ge層及びn型Si層からなることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか一に記載のバイポーラトランジス
    タ。
  9. 【請求項9】前記SiGe層及び前記Si層が、不純物
    濃度1×1017cm−3以下のp型SiGe層及びp
    型Si層からなることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか一に記載のバイポーラトランジスタ。
  10. 【請求項10】前記SiGe層及び前記Si層が、前記
    p型ベース領域の略1/50以下の不純物濃度のp型S
    iGe層及びp型Si層からなることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか一に記載のバイポーラトランジス
    タ。
  11. 【請求項11】前記SiGe層と前記Si層とからなる
    空間電荷領域のバンドギャップが、前記n型エミッタ層
    のバンドギャップと前記p型ベース層のバンドギャップ
    の略中間の値に設定されていることを特徴とする請求項
    1乃至11のいずれか一に記載のバイポーラトランジス
    タ。
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