JP2002270298A - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

Info

Publication number
JP2002270298A
JP2002270298A JP2001066578A JP2001066578A JP2002270298A JP 2002270298 A JP2002270298 A JP 2002270298A JP 2001066578 A JP2001066578 A JP 2001066578A JP 2001066578 A JP2001066578 A JP 2001066578A JP 2002270298 A JP2002270298 A JP 2002270298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
fitting
connector holder
locking piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001066578A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Koyata
憲 小八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2001066578A priority Critical patent/JP2002270298A/ja
Publication of JP2002270298A publication Critical patent/JP2002270298A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ嵌合完了後に大きな押込み力を必要
とせずに、確実にコネクタホルダ内での雄コネクタの後
退を可能にする。 【解決手段】 雄コネクタ10は、コネクタホルダ14内で
の雄コネクタ10の後退を阻止する姿勢と、後退を許容す
る姿勢とに姿勢変更可能な係止片28を有している。雌コ
ネクタ12は、雄コネクタ10との嵌合過程で雄コネクタの
抜止め枠部36によって弾性変形させられ、嵌合が完了す
ると抜止め枠部36から開放されて元の状態に復帰する弾
性アーム46を有している。雄コネクタ10と雌コネクタ12
が嵌合する過程では、係止片28が後退阻止の姿勢を保っ
て雄コネクタ10がコネクタホルダ14内で後退するのを阻
止し、両コネクタ10、12の嵌合が完了すると、弾性アー
ム46が弾性変形状態から元の状態に復帰するときの弾性
復元力で係止片28の姿勢を後退許容の姿勢に変更し、雄
コネクタ10がコネクタホルダ14内で後退するのを可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば自動車の
インスツルメントパネルに予め取り付けられている第一
のコネクタと、センタークラスタに予め取り付けられて
いる第二のコネクタとがあり、インスツルメントパネル
にセンタークラスタに組み付ける際に、同時に第一と第
二のコネクタの嵌合も行われるように構成されたコネク
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のこの種のコネクタ装置は、例え
ば特公平6-97622号公報に示されているように、コネク
タホルダ(枠部材)に保持された第一のコネクタ(固定
側コネクタ)と、この第一のコネクタに嵌合する第二の
コネクタ(可動側コネクタ)とから構成されている。コ
ネクタホルダは第一のコネクタを保持した状態で固定体
(例えばインスツルメントパネル等)に取り付けられ、
第二のコネクタは組付け部材(例えばセンタークラスタ
等)に取り付けられる。組付け部材を固定体に組み付け
ていくと、まず第一のコネクタと第二のコネクタの嵌合
が進行し、両コネクタの嵌合が完了すると、コネクタホ
ルダによる第一のコネクタの保持が解除され、第一のコ
ネクタが後退可能となる。この時点ではまだ固定体への
組付け部材の組付けが完了していない。さらに組付け部
材の固定体への組付けを進めると、第一のコネクタが第
二のコネクタと嵌合したままコネクタホルダ内で後退す
るので、この後退過程で組付け部材の固定体への組付け
が完了するようになっている。
【0003】 このようにすると、第一と第二のコネク
タの嵌合が完了してから、組付け部材の固定体への組付
けが完了するようになるため、組付け部材を固定体に組
み付ける過程で確実に両コネクタを嵌合させることがで
きる。また固定体及び組付け部材のコネクタ嵌合方向の
寸法公差を、第一のコネクタの後退ストロークで吸収で
きるため、固定体及び組付け部材の寸法公差をゆるくで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従来のコネクタ装置
は、第一のコネクタに第二のコネクタを嵌合する段階で
は、コネクタホルダのアーム部によって第一のコネクタ
の後退を阻止し、両コネクタの嵌合が完了すると、第二
のコネクタの押込み力で前記アーム部を押し広げて(弾
性変形させて)第一のコネクタを後退させるようになっ
ている。このため次のような問題がある。
【0005】 1)コネクタホルダのアーム部は、第二の
コネクタを第一のコネクタに嵌合させるときの押込み力
では弾性変形せず、それより大きい押込み力が作用した
ときにのみ弾性変形するように設計される。このためコ
ネクタ嵌合完了後に大きな押込み力が必要となる。
【0006】 2)アーム部を含むコネクタホルダは一般
にプラスチック製であるから、温度変化によりアーム部
のばね弾性が大きく変化する。またアーム部の弾性変形
の度合いは、アーム部と第一のコネクタが接触する部分
の摩擦係数にも依存しており、この部分の摩擦係数は温
度や湿度の変化によっても変化する。このような不確定
要素を排除するためには、第二のコネクタの押込み力
が、第一と第二のコネクタを嵌合させる力よりも各段に
大きくなった場合にのみアーム部が弾性変形するように
設計する必要がある。そうしないと、第一と第二のコネ
クタの嵌合が完了しないうちに第一のコネクタが後退し
始めるケースが発生し、半嵌合の状態になりやすい。
【0007】 3)その結果、コネクタ嵌合完了後にきわ
めて大きな押込み力が必要となり、組付け部材の固定体
への組付けが困難になる。
【0008】 本発明の目的は、以上のような問題点に
鑑み、コネクタ嵌合完了後に大きな押込み力を必要とせ
ずに、確実にコネクタホルダ内で第一のコネクタを後退
可能にするコネクタ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明に係るコネクタ
装置は、コネクタホルダに保持された第一のコネクタ
と、この第一のコネクタに嵌合する第二のコネクタとを
備え、前記第一のコネクタは、コネクタホルダの係止部
に係合して第一のコネクタのコネクタホルダ内での後退
を阻止する姿勢と、コネクタホルダの係止部から外れて
第一のコネクタのコネクタホルダ内での後退を許容する
姿勢とに姿勢変更可能な係止片を有しており、前記第二
のコネクタは、第一のコネクタとの嵌合過程で第一のコ
ネクタによって弾性変形させられ、嵌合が完了すると第
一のコネクタから開放されて元の状態に復帰する弾性ア
ームを有しており、第一と第二のコネクタが嵌合する過
程では、前記係止片が後退阻止の姿勢を保って第一のコ
ネクタがコネクタホルダ内で後退するのを阻止し、第一
と第二のコネクタの嵌合が完了すると、前記弾性アーム
が弾性変形状態から元の状態に復帰するときの弾性復元
力で前記係止片の姿勢が後退阻止から後退許容の姿勢に
変更され、第一のコネクタがコネクタホルダ内で後退で
きるようになる、ことを特徴とするものである。
【0010】 また本発明のコネクタ装置において、前
記係止片は、コネクタ嵌合方向に長く、長さ方向の中間
を回転中心として回動できるように第一のコネクタに取
り付けられ、その先端部で弾性アームの弾性復元力を受
け、後端部でコネクタホルダの係止部に係合するように
なっており、先端部が弾性アームの弾性復元力を受けな
いときは後端部がコネクタホルダの係止部に係合して後
退阻止の姿勢を保ち、先端部が弾性アームの弾性復元力
を受けると後退阻止から後退許容の姿勢に回動して後端
部がコネクタホルダの係止部から外れるようになってい
ることが好ましい。
【0011】 また本発明のコネクタ装置において、コ
ネクタホルダの係止部はコネクタホルダに形成された穴
又は凹部であり、係止片の後端部には前記穴又は凹部に
入る突起が形成されていることが好ましい。
【0012】 また本発明のコネクタ装置において、コ
ネクタホルダの係止部はコネクタホルダに回動可能に取
り付けられたカムであり、係止片の後端部には前記カム
を回動させる接触子が設けられ、前記カムは係止片が後
退阻止の姿勢にあるときは前記接触子を後退しないよう
に受け止め、係止片が後退阻止から後退許容の姿勢に回
動するときに前記接触子により回動させられて前記接触
子の受け止めを解除するように構成することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0014】〔実施形態1〕 図1ないし図3は本発明
の一実施形態を示す。図において、10は雄コネクタ、12
は雌コネクタ、14は雄コネクタ10を保持するコネクタホ
ルダである。図1は嵌合前の状態、図2は嵌合途中の状
態、図3は嵌合完了後の状態である。雄コネクタ10は先
端側に雌コネクタ12を受け入れる嵌合空間16を有してお
り、この嵌合空間16内には雄端子18が突出している。雄
端子18には電線20が接続されている。雌コネクタ12内に
は雌端子(図示せず)が組み込まれており、雌端子には
電線22が接続されている。またコネクタホルダ14は例え
ばインスツルメントパネル等の固定体24に固定され、雌
コネクタ12は例えばセンタークラスタ等の組付け部材
(図示せず)に取り付けられている。
【0015】 雄コネクタ10には、嵌合空間16の周壁の
一部を切り欠いた切欠き部26に、係止片28が組み込まれ
ている。係止片28はコネクタ嵌合方向に長く、長さ方向
の中間を軸ピン30で雄コネクタ10に取り付けられ、軸ピ
ン30を中心として回動可能である。また雄コネクタ10に
は、係止片28の先端側を嵌合空間16に向けて押すように
バネ圧をかける板バネ32が取り付けられている。また雄
コネクタ10は、軸ピン30より後端側に係止片28を押える
ストッパー34を有している。このストッパー34は、係止
片28が板バネ32のバネ圧により図で時計回りに回動しよ
うとするのを押えて、係止片28の先端部28aの内面を後
述する抜止め枠部の内面と同レベルに位置させる働きを
する。
【0016】 また雄コネクタ10には、前記切欠き部26
の先端側に、抜止め枠部36が形成されている。前記係止
片28の先端部28aは、この抜止め枠部36の後ろ側に位置
している。抜止め枠部36の後端面はコネクタ嵌合方向に
対しほぼ垂直に形成されている。また係止片28の後端部
には外向きに曲がった係止突起38が形成されている。
【0017】 またコネクタホルダ14には前記係止突起
38が入る係止穴40が形成されている。雄コネクタ10と雌
コネクタ12が嵌合する前の状態では、図1に示すよう
に、係止片28の後端の係止突起38が、コネクタホルダ14
の係止穴40に入り、これによって雄コネクタ10がコネク
タホルダ14内で後退しないように保持される。またコネ
クタホルダ14の先端には内向きに位置決め凸部42が形成
され、この位置決め凸部42に雄コネクタ10の先端縁44が
突き当たるため、雄コネクタ10はコネクタホルダ14から
前方へ抜け出すこともない。
【0018】 一方、雌コネクタ12には、雄コネクタ10
の抜止め枠部36に対応する位置に、コネクタ嵌合方向に
長い弾性アーム46が形成されている。この弾性アーム46
は雌コネクタ12の先端側が固定端、後端側が自由端とな
っている片持ち梁状で、長手方向の中間部外面に抜止め
突起48が形成されている。抜止め突起48は、雌コネクタ
12の先端側の面が傾斜面に、後端側の面がコネクタ嵌合
方向に対し垂直な面に形成されている。
【0019】 図1の嵌合前の状態では、係止片28の係
止突起38がコネクタホルダ14の係止穴40に入り、係止片
28が後退阻止の姿勢になっているため、雄コネクタ10は
コネクタホルダ14内で後退できない。図1の状態から、
雌コネクタ12を雄コネクタ10の嵌合空間16に挿入してい
くと、雄端子18と雌端子との嵌合が進行し、その途中で
弾性アーム46の抜止め突起48が抜止め枠部36に押し下げ
られるため弾性アーム46が弾性変形する。図2は抜止め
突起48全体が抜止め枠部36の内側に入って弾性アーム46
が大きく弾性変形した状態である。しかしこの段階まで
嵌合が進んでも、係止片28は後退阻止の姿勢を保ってい
る。すなわち、図2は嵌合完了直前の状態であるが、こ
の状態でも係止突起38が係止穴40に挿入されたままであ
るので、雄コネクタ10は後退しない。
【0020】 図2の状態から雌コネクタ12を少し押し
込むと、図3に示すように、雄コネクタ10と雌コネクタ
12の嵌合が完了し、それと同時に抜止め突起48が抜止め
枠部36を潜り抜けるため、弾性アーム46が自己の弾性復
元力で瞬時に弾性変形前の状態に復帰する。これにより
係止片28の先端部28aが抜止め突起48に押し上げられ
(板バネ32のバネ圧は弾性アーム46の弾性復元力より小
さく設定されている)、係止片28が反時計方向に回動し
て、係止突起38が係止穴40から抜け出す。これで係止片
28は後退許容の姿勢となる。このため雄コネクタ10はコ
ネクタホルダ14内で後退可能となり、雌コネクタ12に加
えられる押込み力で後退する(図3の状態から雄コネク
タ10と雌コネクタ12がさらに左方に移動する)。
【0021】 雄コネクタ10が後退する間に固定体24へ
の組付け部材(雌コネクタ12が取り付けられている部
材)の組付けが行われるわけであるが、このときの雌コ
ネクタ12の押込み力(コネクタ嵌合完了後に雄コネクタ
10を後退させる力)は、コネクタ嵌合力より小さくて済
むので、組付け部材の固定体24への組付けは容易に行う
ことができる。
【0022】 弾性アーム46が図3の状態になると、抜
止め突起48と抜止め枠部36が係合するため、雌コネクタ
12は雄コネクタ10から引き抜けなくなる(嵌合状態が保
持される)。雄コネクタ10と雌コネクタ12の嵌合を解除
するときは、雌コネクタ12の弾性アーム46の自由端を例
えば手指などで押して弾性アーム46を弾性変形させる
と、抜止め突起48と抜止め枠部36の係合を解除できるの
で、この状態で、雌コネクタ12を引き抜けばよい。
【0023】〔実施形態2〕 図4ないし図7は本発明
の他の実施形態を示す。図4ないし図7において図1な
いし図3と同一部分には同一符号を付してあるので、重
複する説明は省略する。この実施形態が前記実施形態1
と異なるのは、係止片28の後端部をコネクタホルダ14に
係止する部分である。すなわち、コネクタホルダ14には
カム50が軸52を中心として回動できるように取り付けら
れ、係止片28の後端には前記カム50の溝54に入る接触子
56が取り付けられている。
【0024】 係止片28が図4に示すように後退阻止の
姿勢にあるときは、接触子56がカム軸52より若干外側に
あり、かつカム50の外側平面がコネクタホルダ14のカム
押さえ部58に当接しているため、雄コネクタ10に押込み
力が作用しても、カム50は回動できず、雄コネクタ10は
コネクタホルダ14内で後退できない。この状態で、雄コ
ネクタ10の嵌合空間16に雌コネクタ12を押し込んでいく
と、雄コネクタ10が後退できないので、図5のように嵌
合が進行する。
【0025】 雄コネクタ10と雌コネクタ12の嵌合が完
了すると、図6のように係止片28の先端部28aが弾性ア
ーム46の抜止め突起48により押し上げられるため、係止
片28が反時計まわりに回動し、その後端の接触子56がカ
ム50を時計まわりに回動させる。その結果、接触子56が
カム軸52より内側にくるため、係止片28はカム50による
後退阻止が解除され、雄コネクタ10の後退を阻止できな
くなる。このため、さらに雌コネクタ12が押し込まれる
と、図7に示すように雄コネクタ10がコネクタホルダ14
内で後退する。したがって実施形態1と同様な効果が得
られる。
【0026】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
第一のコネクタに係止片を設け、この係止片が、第一と
第二のコネクタが嵌合する過程では、第一のコネクタが
コネクタホルダ内で後退するのを阻止し、第一と第二の
コネクタの嵌合が完了すると、第一のコネクタがコネク
タホルダ内で後退するのを許容するようになっているの
で、コネクタ嵌合完了後に大きな押込み力を必要とせず
に、確実にコネクタホルダ内で第一のコネクタを後退さ
せることができる。したがって第一のコネクタを取り付
けた固定体に、第二のコネクタを取り付けた組付け部材
を組み付けるときに、第一と第二のコネクタを半嵌合状
態にすることなく適正に嵌合させながら、容易に組付け
作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコネクタ装置の一実施形態を、
嵌合前の状態で示す断面図。
【図2】 図1のコネクタ装置の、嵌合途中の状態を示
す断面図。
【図3】 続いて、嵌合が完了した状態を示す断面図。
【図4】 本発明に係るコネクタ装置の他の実施形態
を、嵌合前の状態で示す断面図。
【図5】 図4のコネクタ装置の、嵌合途中の状態を示
す断面図。
【図6】 続いて、嵌合が完了した状態を示す断面図。
【図7】 続いて、嵌合完了後に雄コネクタが後退した
状態を示す断面図。
【符号の説明】
10:雄コネクタ 12:雌コネクタ 14:コネクタホルダ 24:固定体 26:切欠き部 28:係止片 28a:先端部 30:軸ピン 32:板バネ 34:ストッパー 36:抜止め枠部 38:係止突起 40:係止穴 46:弾性アーム 48:抜止め突起 50:カム 52:カム軸 56:接触子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタホルダに保持された第一のコネ
    クタと、この第一のコネクタに嵌合する第二のコネクタ
    とを備え、 前記第一のコネクタは、コネクタホルダの係止部に係合
    して第一のコネクタのコネクタホルダ内での後退を阻止
    する姿勢と、コネクタホルダの係止部から外れて第一の
    コネクタのコネクタホルダ内での後退を許容する姿勢と
    に姿勢変更可能な係止片を有しており、 前記第二のコネクタは、第一のコネクタとの嵌合過程で
    第一のコネクタによって弾性変形させられ、嵌合が完了
    すると第一のコネクタから開放されて元の状態に復帰す
    る弾性アームを有しており、 第一と第二のコネクタが嵌合する過程では、前記係止片
    が後退阻止の姿勢を保って第一のコネクタがコネクタホ
    ルダ内で後退するのを阻止し、第一と第二のコネクタの
    嵌合が完了すると、前記弾性アームが弾性変形状態から
    元の状態に復帰するときの弾性復元力で前記係止片の姿
    勢が後退阻止から後退許容の姿勢に変更され、第一のコ
    ネクタがコネクタホルダ内で後退できるようになる、 ことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記係止片は、コネクタ嵌合方向に長
    く、長さ方向の中間を回転中心として回動できるように
    第一のコネクタに取り付けられ、その先端部で弾性アー
    ムの弾性復元力を受け、後端部でコネクタホルダの係止
    部に係合するようになっており、先端部が弾性アームの
    弾性復元力を受けないときは後端部がコネクタホルダの
    係止部に係合して後退阻止の姿勢を保ち、先端部が弾性
    アームの弾性復元力を受けると後退阻止から後退許容の
    姿勢に回動して後端部がコネクタホルダの係止部から外
    れるようになっていることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 コネクタホルダの係止部はコネクタホル
    ダに形成された穴又は凹部であり、係止片の後端部には
    前記穴又は凹部に入る突起が形成されていることを特徴
    とする請求項2記載のコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 コネクタホルダの係止部はコネクタホル
    ダに回動可能に取り付けられたカムであり、係止片の後
    端部には前記カムを回動させる接触子が設けられ、前記
    カムは係止片が後退阻止の姿勢にあるときは前記接触子
    を後退しないように受け止め、係止片が後退阻止から後
    退許容の姿勢に回動するときに前記接触子により回動さ
    せられて前記接触子の受け止めを解除するようになって
    いることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装置。
JP2001066578A 2001-03-09 2001-03-09 コネクタ装置 Pending JP2002270298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066578A JP2002270298A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001066578A JP2002270298A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 コネクタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002270298A true JP2002270298A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18925045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001066578A Pending JP2002270298A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 コネクタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002270298A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109620296A (zh) * 2019-01-14 2019-04-16 深圳英美达医疗技术有限公司 一种双模探头的对接机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109620296A (zh) * 2019-01-14 2019-04-16 深圳英美达医疗技术有限公司 一种双模探头的对接机构
CN109620296B (zh) * 2019-01-14 2023-09-12 深圳英美达医疗技术有限公司 一种双模探头的对接机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3754086B2 (ja) 枢軸ロックを有する電気コネクタ
US7108542B2 (en) Connector apparatus with a mating detecting member called connector position assurance
US5613876A (en) Body-mounted connector
JP3002940B2 (ja) レバー式コネクタ
US8221142B2 (en) Lever-type connector
JP3643283B2 (ja) コネクタの連結装置
US6325656B1 (en) Lock structure for locking male and female connector housings together
US5611703A (en) Lever-type connector
JP2007179860A (ja) コネクタ
JP2000091014A (ja) 端子金具
JP2001023729A (ja) コネクタ
US20020182928A1 (en) Connector
US6572391B2 (en) Compact connector system with engagement lever having increased rotation
US6863551B2 (en) Connector, set of connectors and method of connecting a connector
US6234819B1 (en) Mechanism for detecting an unlocked state of connectors
JPH11504155A (ja) 電気コネクタ
JP3882135B2 (ja) レバー式コネクタ
US6840790B2 (en) Connector for preventing half fitting condition
JP2002270298A (ja) コネクタ装置
EP0996201A2 (en) Electrical connector
JP4413718B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP3243954B2 (ja) コネクタ
JP2916573B2 (ja) コネクタの嵌合表示機構
JPH10261464A (ja) コネクタ装置
US6132262A (en) Electrical connector with improved contact reliability