JP2002269439A - 情報提供サーバ、サーバにおける情報提供方法およびコンピュータに情報提供機能を実現させるプログラム - Google Patents

情報提供サーバ、サーバにおける情報提供方法およびコンピュータに情報提供機能を実現させるプログラム

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JP2002269439A
JP2002269439A JP2001065221A JP2001065221A JP2002269439A JP 2002269439 A JP2002269439 A JP 2002269439A JP 2001065221 A JP2001065221 A JP 2001065221A JP 2001065221 A JP2001065221 A JP 2001065221A JP 2002269439 A JP2002269439 A JP 2002269439A
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Japan
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computer
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Takahisa Sakaemori
貴尚 栄森
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
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    • G09B5/04Electrically-operated educational appliances with audible presentation of the material to be studied

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講費用を負担することなく、講義を受講で
きるオンライン教育システムを提供する。 【解決手段】 オンライン教育システムのサーバ100
は、講師用コンピュータ200からの要求に応答して、
講義データを作成するためのツールとPRデータとを送
信するツール送信回路と、講師用コンピュータ200か
らPRデータが含まれた講義データを受信して記憶する
記憶回路と、受講者用コンピュータ300からの要求に
応答して、PRデータを含む講義データを受講者用コン
ピュータ300に送信するデータ送信回路と、ツールの
採用状況に応じてスポンサーから徴収する広告料金を算
出して、算出された広告料金と講義データの受講状況と
に応じて講師へ分配する報酬料金を算出する算出回路と
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を用いた情報提供システムに関し、特に講師から受講者
に情報が提供されるオンライン教育システムにおいて、
講師が容易に講義データを作成でき、受講者が受講費用
を負担する必要のないシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの通信ネットワーク
が普及し、オンラインで講義を行なうことが実現されて
いる。このオンライン教育システムについて説明する。
講義を受講したいユーザは、電子決済方法などにより講
義を受けるためのクーポンを予め購入する。ユーザは、
そのクーポンを支払い、必要な講義をオンラインで受講
する。実際には、オンライン教育システムを運営するサ
ーバに蓄積された講義データをダウンロードしたり、通
信回線を常時接続してリアルタイムでインターネットを
用いて放送される講義内容を受信する。
【0003】このようなオンライン教育システムによれ
ば、講義を受講するユーザは、講義が行なわれる場所に
講義が行なわれる時間に、実際に出向く必要はない。そ
のため、地域的および時間的な制約を受けることなく、
サーバに用意された多くの講義の中から、ユーザが必要
とする講義データを受講することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
ンライン教育システムにおいては、講義を受講するユー
ザの負担が減るという長所が存在する一方、オンライン
で講義を行なう講師は、従来の講義で用いていた講義資
料をそのまま使用することができないという短所が存在
する。従来の講義資料に基づいてオンライン教育用の講
義データを作成するためには、コンピュータにおいて実
現される作成ツールまたは編集ツールを用いる。このよ
うな多くのツールがソフトウェアメーカなどにより開発
され、販売されている。一般的に、講師は、自己の講義
資料に適したツールを見つけることが困難である。その
ため、講師は、オンライン教育用の講義データを作成す
ることに消極的になる。その結果、オンライン教育シス
テムにおいて、多くの講義データを蓄積することができ
ない。また、現在開設されている多くのオンライン教育
システムにおいては、講義を受講するユーザが受講費用
を負担する必要がある。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、情報作成者である講師が容易に講
義データを作成でき、情報要求者である講義を受けるユ
ーザが受講費用を負担する必要のないオンライン教育シ
ステムなどに用いられるサーバ、サーバにおける情報提
供方法、およびコンピュータに情報提供機能を実現させ
るプログラムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るサーバ
は、ネットワークを介して情報を提供するサーバであ
る。ネットワークは、情報作成者のコンピュータと、情
報要求者のコンピュータとに接続される。情報作成者の
コンピュータは、情報作成者のコンピュータにおいて実
現されるツールを用いて情報作成者が作成した情報をサ
ーバに送信する。サーバは、ネットワークに接続され、
情報作成者のコンピュータから、ツールを用いて作成さ
れた情報を受信するための受信手段と、受信手段に接続
され、受信手段が受信した情報を記憶するための記憶手
段と、ネットワークに接続され、情報要求者のコンピュ
ータから、情報の要求を受信するための要求受信手段
と、記憶手段と要求受信手段とに接続され、情報要求者
のコンピュータから、要求を受信したことに応答して、
記憶手段に記憶された情報と、情報を作成するために用
いられたツールの広告主の広告を、情報要求者のコンピ
ュータにおいて出力するための広告情報とを、情報要求
者のコンピュータに送信するための送信手段と、ツール
を用いた情報作成者の数に基づいて広告主から徴収する
広告料金を算出して、算出された広告料金と情報の受信
を要求した情報要求者の数とに基づいて、情報作成者に
与える情報提供料金を算出するための算出手段とを含
む。
【0007】第1の発明によると、当サーバにおける受
信手段は、情報作成者がツールを用いて作成した情報を
情報作成者のコンピュータから受信し、当サーバにおけ
る記憶手段は、受信手段が受信した情報を記憶する。当
サーバにおける要求受信手段が情報の要求を受信する
と、当サーバにおける送信手段は、情報と、その情報を
作成するために情報作成者が使用したツールの広告主の
広告情報とを情報要求者に送信する。当サーバにおける
算出手段は、ツールを用いた情報作成者の数に基づいて
広告主から徴収する広告料金を算出し、情報要求者の数
に基づいて情報作成者に与える情報作成料金を算出す
る。これにより、情報作成者は、情報をツールを用いて
作成する。情報要求者のコンピュータにおいては、受信
した広告情報に基づいて出力される広告であって、情報
作成者が情報を作成する際に用いたツールの広告主の広
告が出力される。サーバは、この広告に対して広告主か
ら広告料金を徴収して、広告主から徴収した広告料金を
情報作成者に与えることができる。その結果、情報作成
者である講師が容易に講義データを作成でき、情報要求
者である講義を受けるユーザが受講費用を負担する必要
のないオンライン教育システムなどに用いられるサーバ
を提供することができる。
【0008】第2の発明に係るサーバにおいて、第1の
発明の構成に加えて、情報作成者のコンピュータは、ツ
ールを用いて情報作成者が作成した情報と、ツールの広
告主の広告情報とをサーバに送信し、受信手段は、情報
作成者のコンピュータから、情報と広告情報とを受信す
るための手段を含む。
【0009】第2の発明によると、情報作成者のコンピ
ュータは、広告主のコンピュータなどから広告情報を受
信して記憶する。サーバは、情報作成者のコンピュータ
から情報と広告情報とを受信して、受信した情報と広告
情報とを情報要求者に送信することができる。
【0010】第3の発明に係るサーバは、第1の発明の
構成に加えて、広告主毎に、広告情報を記憶するための
広告情報記憶手段をさらに含む。情報作成者のコンピュ
ータは、ツールを用いて情報作成者が作成した情報と、
ツールの広告主を表わす情報とをサーバに送信する。当
サーバにおける受信手段は、情報作成者のコンピュータ
から、情報と広告主を表わす情報とを受信するための手
段を含む。当サーバにおける送信手段は、要求を受信し
たことに応答して、当サーバにおける記憶手段に記憶さ
れた情報と、情報作成者のコンピュータから受信した広
告主を表わす情報により特定される広告情報とを、情報
要求者のコンピュータに送信するための手段を含む。
【0011】第3の発明によると、当サーバにおける広
告情報記憶手段は、予め広告主毎に、広告情報を記憶す
る。サーバは、情報作成者から、情報と、その情報を作
成する際に用いたツールの広告主を表わす情報とを受信
し、広告主を表わす情報により特定された広告主の広告
情報を広告情報記憶手段から読み出して、情報要求者に
送信することができる。
【0012】第4の発明に係るサーバは、第1〜3のい
ずれかの発明の構成に加えて、情報作成者のコンピュー
タにおいてツールを実現するためのツール実現情報を記
憶するためのツール記憶手段と、情報作成者のコンピュ
ータから、ツールの要求を受信するためのツール要求受
信手段と、ツール記憶手段とツール要求受信手段とに接
続され、情報作成者のコンピュータからツールの要求を
受信したことに応答して、ツール実現情報を、情報作成
者のコンピュータに送信するためのツール送信手段とを
さらに含む。
【0013】第4の発明によると、当サーバにおけるツ
ール記憶手段は、情報作成者のコンピュータにおいてツ
ールを実現するツール実現情報を記憶する。サーバは、
情報作成者からのツールの要求に応じて、ツール実現情
報を情報作成者のコンピュータに送信する。情報作成者
のコンピュータにおいては、受信したツール実現情報に
より、情報を作成するための、テキスト編集ツール、表
計算ツールおよび描画ツールなどが実現され、情報を作
成することができる。
【0014】第5の発明に係るサーバは、第4の発明の
構成に加えて、情報作成者毎に、ツールの要求があると
内容が書換えられるツール使用情報を記憶するための使
用情報記憶手段と、ツール送信手段と使用情報記憶手段
とに接続され、ツール使用情報が予め定められた条件を
満足していると、ツール実現情報を情報作成者のコンピ
ュータに送信するように、ツール送信手段を制御するた
めのツール送信制御手段とをさらに含む。
【0015】第5の発明によると、当サーバにおける使
用情報記憶手段は、情報作成者毎に、ツールを要求する
と加算されるクーポン情報などのツール使用情報を記憶
する。当サーバにおけるツール送信制御手段は、クーポ
ンの量が所定の量以下などである場合に、ツール実現情
報を情報作成者のコンピュータに送信する。これによ
り、無制限にツールが使用されることを回避できる。
【0016】第6の発明に係るサーバは、第4の発明の
構成に加えて、ツール要求を送信し、かつツールを用い
て情報作成者が作成する情報を送信していない情報作成
者のコンピュータに、ツールを用いて作成した情報を送
信するように要求するための要求手段をさらに含む。
【0017】第6の発明によると、サーバは、情報を作
成するためのツール実現情報を要求しているにもかかわ
らず、情報を作成していない情報作成者または情報を送
信していない情報作成者に、情報を送信するように要求
することができる。これにより、サーバは、情報作成者
が作成した情報を多く受信して、情報要求者に送信する
ことができる。
【0018】第7の発明に係るサーバは、第4の発明の
構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時的な使用の
要求およびツールの恒久的な使用の要求の2種類があ
り、算出手段は、ツール要求の種類が異なると、異なる
料金になるように広告料金を算出するための手段を含
む。
【0019】第7の発明によると、サーバは、情報作成
者が、一時的なツールの使用(試用)を要求する場合
と、恒久的なツールの使用(購入)を要求する場合と
で、広告主から徴収する広告料金を変えて算出する。こ
れにより、情報作成者が長く使用することにより広告が
多くの情報要求者に提示できるほど、広告料金を高くな
るようにできる。
【0020】第8の発明に係るサーバは、第1の発明の
構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時的な使用の
要求およびツールの恒久的な使用の要求の2種類があ
り、送信手段は、ツール要求の種類が異なると、異なる
内容になるように広告情報を変えて、情報要求者のコン
ピュータに送信するための手段を含む。
【0021】第8の発明によると、サーバは、情報作成
者が、一時的なツールの使用(試用)を要求する場合
と、恒久的なツールの使用(購入)を要求する場合と
で、広告情報を変えて情報要求者に送信する。これによ
り、情報作成者が長く使用することにより多くの情報要
求者に提示される広告と、情報作成者が短く使用するこ
とにより少ない情報要求者に提示される広告とを区別す
ることができる。たとえば、試用の場合には、広告情報
を情報要求者に送信しないようにしてもよい。
【0022】第9の発明に係るサーバは、第1の発明の
構成に加えて、情報作成者のコンピュータにおいて、ツ
ールのデモンストレーションを実現するためのツールデ
モンストレーション情報を記憶するためのデモンストレ
ーション記憶手段と、情報作成者からデモンストレーシ
ョンの要求を受信するためのデモンストレーション要求
受信手段と、デモンストレーション記憶手段とデモンス
トレーション要求受信手段とに接続され、情報作成者か
らデモンストレーションの要求を受信したことに応答し
て、ツールデモンストレーション情報を情報作成者のコ
ンピュータに送信するためのツールデモンストレーショ
ン送信手段とをさらに含む。
【0023】第9の発明によると、情報作成者からの要
求に応じて、ツールのデモンストレーションを実現する
ためのツールデモンストレーション情報が当サーバから
送信される。情報作成者のコンピュータにおいては、ツ
ールデモンストレーション情報に基づいて、ツールのデ
モンストレーションが行なわれる。これにより、情報作
成者はツールの内容を知ることができ、作成したい情報
に適しているか否かを判断できる。その結果、情報作成
者である講師が容易に講義データを作成でき、情報要求
者である講義を受けるユーザが受講費用を負担する必要
のないオンライン教育システムなどに用いられるサーバ
を提供することができる。
【0024】第10の発明に係るサーバは、第1〜9の
いずれかの発明の構成に加えて、ネットワークを介した
オンライン教育システムに用いられるサーバである。情
報作成者は、オンライン教育システムにおける講師であ
り、情報要求者は、オンライン教育システムにおける受
講者であり、情報は、講義データである。
【0025】第10の発明によると、オンライン教育シ
ステムにおいて、情報作成者である講師が容易に講義デ
ータを作成でき、情報要求者である講義を受けるユーザ
が受講費用を負担する必要のないオンライン教育システ
ムなどに用いられるサーバを提供することができる。
【0026】第11の発明に係る情報提供方法は、ネッ
トワークを介して情報を提供するサーバにおける情報提
供方法である。ネットワークは、情報作成者のコンピュ
ータと、情報要求者のコンピュータとに接続される。情
報作成者のコンピュータは、情報作成者のコンピュータ
において実現されるツールを用いて情報作成者が作成し
た情報をサーバに送信する。情報提供方法は、情報作成
者のコンピュータから、ツールを用いて作成された情報
を受信する受信ステップと、受信ステップにて受信した
情報を記憶する記憶ステップと、情報要求者のコンピュ
ータから、情報の要求を受信する要求受信ステップと、
情報要求者のコンピュータから、要求を受信したことに
応答して、記憶ステップにて記憶した情報と、情報を作
成するために用いられたツールの広告主の広告を、情報
要求者のコンピュータにおいて出力するための広告情報
とを、情報要求者のコンピュータに送信する送信ステッ
プと、ツールを用いた情報作成者の数に基づいて広告主
から徴収する広告料金を算出して、算出された広告料金
と情報の受信を要求した情報要求者の数とに基づいて、
情報作成者に与える情報提供料金を算出する算出ステッ
プとを含む。
【0027】第11の発明によると、受信ステップは、
情報作成者がツールを用いて作成した情報を情報作成者
のコンピュータから受信し、記憶ステップは、受信ステ
ップにて受信した情報を記憶する。要求受信ステップに
て情報の要求を受信すると、送信ステップにて、情報
と、その情報を作成するために情報作成者が使用したツ
ールの広告主の広告情報とが情報要求者に送信される。
算出ステップにて、ツールを用いた情報作成者の数に基
づいて広告主から徴収する広告料金が算出され、情報要
求者の数に基づいて情報作成者に与える情報作成料金が
算出される。これにより、情報作成者は、情報をツール
を用いて作成する。情報要求者のコンピュータにおいて
は、受信した広告情報に基づいて出力される広告であっ
て、情報作成者が情報を作成する際に用いたツールの広
告主の広告が出力される。サーバは、この広告に対して
広告主から広告料金を徴収して、広告主から徴収した広
告料金を情報作成者に与えることができる。その結果、
情報作成者である講師が容易に講義データを作成でき、
情報要求者である講義を受けるユーザが受講費用を負担
する必要のないオンライン教育システムなどに用いられ
るサーバにおける情報提供方法を提供することができ
る。
【0028】第12の発明に係る情報提供方法は、第1
1の発明の構成に加えて、情報作成者のコンピュータ
は、ツールを用いて情報作成者が作成した情報と、ツー
ルの広告主の広告情報とをサーバに送信し、受信ステッ
プは、情報作成者のコンピュータから、情報と広告情報
とを受信するステップを含む。
【0029】第12の発明によると、情報作成者のコン
ピュータは、広告主のコンピュータなどから広告情報を
受信して記憶する。情報提供方法は、情報作成者のコン
ピュータから情報と広告情報とを受信して、受信した情
報と広告情報とを情報要求者に送信することができる。
【0030】第13の発明に係る情報提供方法は、第1
1の発明の構成に加えて、広告主毎に、広告情報を予め
準備する広告情報準備ステップをさらに含む。情報作成
者のコンピュータは、ツールを用いて情報作成者が作成
した情報と、ツールの広告主を表わす情報とをサーバに
送信する。受信ステップは、情報作成者のコンピュータ
から、情報と広告主を表わす情報とを受信するステップ
を含む。送信ステップは、要求を受信したことに応答し
て、記憶ステップにて記憶した情報と、情報作成者のコ
ンピュータから受信した広告主を表わす情報により特定
される広告情報とを、情報要求者のコンピュータに送信
するステップを含む。
【0031】第13の発明によると、広告情報準備ステ
ップにて、予め広告主毎に、広告情報が準備される。情
報提供方法は、情報作成者から、情報と、その情報を作
成する際に用いたツールの広告主を表わす情報とを受信
し、広告主を表わす情報により特定された広告主の広告
情報を読み出して、情報要求者に送信することができ
る。
【0032】第14の発明に係る情報提供方法は、第1
1〜13のいずれかの発明の構成に加えて、情報作成者
のコンピュータにおいてツールを実現するためのツール
実現情報を予め準備するツール準備ステップと、情報作
成者のコンピュータから、ツールの要求を受信するツー
ル要求受信ステップと、情報作成者のコンピュータから
ツールの要求を受信したことに応答して、ツール実現情
報を、情報作成者のコンピュータに送信するツール送信
ステップとをさらに含む。
【0033】第14の発明によると、ツール準備ステッ
プにて、情報作成者のコンピュータにおいてツールを実
現するツール実現情報が準備される。ツール送信ステッ
プにて、情報作成者からのツールの要求に応じて、ツー
ル実現情報が情報作成者のコンピュータに送信される。
情報作成者のコンピュータにおいては、受信したツール
実現情報により、情報を作成するための、テキスト編集
ツール、表計算ツールおよび描画ツールなどが実現さ
れ、情報を作成することができる。
【0034】第15の発明に係る情報提供方法は、第1
4の発明の構成に加えて、情報作成者毎に、ツールの要
求があると内容が書換えられるツール使用情報を記憶す
る使用情報記憶ステップと、ツール使用情報が予め定め
られた条件を満足していると、ツール送信ステップを実
行するように制御するツール送信制御ステップとをさら
に含む。
【0035】第15の発明によると、使用情報記憶ステ
ップは、情報作成者毎に、ツールを要求すると加算され
るクーポン情報などのツール使用情報を記憶する。ツー
ル送信制御ステップは、クーポンの量が所定の量以下な
どである場合に、ツール実現情報を情報作成者のコンピ
ュータに送信する。これにより、無制限にツールが使用
されることを回避できる。
【0036】第16の発明に係る情報提供方法は、第1
4の発明の構成に加えて、ツール要求を送信し、かつツ
ールを用いて情報作成者が作成する情報を送信していな
い情報作成者のコンピュータに、ツールを用いて作成し
た情報を送信するように要求する要求ステップをさらに
含む。
【0037】第16の発明によると、情報提供方法は、
情報を作成するためのツール実現情報を要求しているに
もかかわらず、情報を作成していない情報作成者または
情報を送信していない情報作成者に、情報を送信するよ
うに要求することができる。これにより、サーバは、情
報作成者が作成した情報を多く受信して、情報要求者に
送信することができる。
【0038】第17の発明に係る情報提供方法は、第1
4の発明の構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時
的な使用の要求およびツールの恒久的な使用の要求の2
種類があり、算出ステップは、ツール要求の種類が異な
ると、異なる料金になるように広告料金を算出するステ
ップを含む。
【0039】第17の発明によると、情報提供方法は、
情報作成者が、一時的なツールの使用(試用)を要求す
る場合と、恒久的なツールの使用(購入)を要求する場
合とで、広告主から徴収する広告料金を変えて算出す
る。これにより、情報作成者が長く使用することにより
広告が多くの情報要求者に提示できるほど、広告料金を
高くなるようにできる。
【0040】第18の発明に係る情報提供方法は、第1
1の発明の構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時
的な使用の要求およびツールの恒久的な使用の要求の2
種類があり、送信ステップは、ツール要求の種類が異な
ると、異なる内容になるように広告情報を変えて、情報
要求者のコンピュータに送信するステップを含む。
【0041】第18の発明によると、情報提供方法は、
情報作成者が、一時的なツールの使用(試用)を要求す
る場合と、恒久的なツールの使用(購入)を要求する場
合とで、広告情報を変えて情報要求者に送信する。これ
により、情報作成者が長く使用することにより多くの情
報要求者に提示される広告と、情報作成者が短く使用す
ることにより少ない情報要求者に提示される広告とを区
別することができる。たとえば、試用の場合には、広告
情報を情報要求者に送信しないようにしてもよい。
【0042】第19の発明に係る情報提供方法は、第1
1の発明の構成に加えて、情報作成者のコンピュータに
おいて、ツールのデモンストレーションを実現するため
のツールデモンストレーション情報を予め準備するデモ
ンストレーション準備ステップと、情報作成者からデモ
ンストレーションの要求を受信するデモンストレーショ
ン要求受信ステップと、情報作成者からデモンストレー
ションの要求を受信したことに応答して、ツールデモン
ストレーション情報を情報作成者のコンピュータに送信
するツールデモンストレーション送信ステップとをさら
に含む。
【0043】第19の発明によると、情報作成者からの
要求に応じて、ツールのデモンストレーションを実現す
るためのツールデモンストレーション情報が送信され
る。情報作成者のコンピュータにおいては、ツールデモ
ンストレーション情報に基づいて、ツールのデモンスト
レーションが行なわれる。これにより、情報作成者はツ
ールの内容を知ることができ、作成したい情報に適して
いるか否かを判断できる。その結果、情報作成者である
講師が容易に講義データを作成でき、情報要求者である
講義を受けるユーザが受講費用を負担する必要のないオ
ンライン教育システムなどに用いられるサーバにおける
情報提供方法を提供することができる。
【0044】第20の発明に係る情報提供方法は、第1
1〜19のいずれかの発明の構成に加えて、ネットワー
クを介したオンライン教育システムに用いられるサーバ
における情報提供方法である。情報作成者は、オンライ
ン教育システムにおける講師であり、情報要求者は、オ
ンライン教育システムにおける受講者であり、情報は、
講義データである。
【0045】第20の発明によると、オンライン教育シ
ステムにおいて、情報作成者である講師が容易に講義デ
ータを作成でき、情報要求者である講義を受けるユーザ
が受講費用を負担する必要のないオンライン教育システ
ムなどに用いられるサーバにおける情報提供方法を提供
することができる。
【0046】第21の発明に係るプログラムは、コンピ
ュータに情報提供機能を実現させるプログラムである。
コンピュータは、ネットワークを介して情報を提供する
コンピュータである。ネットワークは、情報作成者のコ
ンピュータと、情報要求者のコンピュータとに接続され
る。情報作成者のコンピュータは、情報作成者のコンピ
ュータにおいて実現されるツールを用いて情報作成者が
作成した情報をコンピュータに送信する。プログラム
は、コンピュータを、ネットワークに接続され、情報作
成者のコンピュータから、ツールを用いて作成された情
報を受信するための受信手段と、受信手段に接続され、
受信手段が受信した情報を記憶するための記憶手段と、
ネットワークに接続され、情報要求者のコンピュータか
ら、情報の要求を受信するための要求受信手段と、記憶
手段と要求受信手段とに接続され、情報要求者のコンピ
ュータから、要求を受信したことに応答して、記憶手段
に記憶された情報と、情報を作成するために用いられた
ツールの広告主の広告を、情報要求者のコンピュータに
おいて出力するための広告情報とを、情報要求者のコン
ピュータに送信するための送信手段と、ツールを用いた
情報作成者の数に基づいて広告主から徴収する広告料金
を算出して、算出された広告料金と情報の受信を要求し
た情報要求者の数とに基づいて、情報作成者に与える情
報提供料金を算出するための算出手段として機能させ
る。
【0047】第21の発明によると、受信手段は、情報
作成者がツールを用いて作成した情報を情報作成者のコ
ンピュータから受信する。記憶手段は、受信手段が受信
した情報を記憶する。要求受信手段が情報の要求を受信
すると、送信手段は、情報と、その情報を作成するため
に情報作成者が使用したツールの広告主の広告情報とを
情報要求者に送信する。算出手段は、ツールを用いた情
報作成者の数に基づいて広告主から徴収する広告料金を
算出し、情報要求者の数に基づいて情報作成者に与える
情報作成料金を算出する。これにより、情報作成者は、
情報をツールを用いて作成する。情報要求者のコンピュ
ータにおいては、受信した広告情報に基づいて出力され
る広告であって、情報作成者が情報を作成する際に用い
たツールの広告主の広告が出力される。このプログラム
により情報提供機能が実現されるコンピュータは、この
広告に対して広告主から広告料金を徴収して、広告主か
ら徴収した広告料金を情報作成者に与えることができ
る。その結果、情報作成者である講師が容易に講義デー
タを作成でき、情報要求者である講義を受けるユーザが
受講費用を負担する必要のないオンライン教育システム
などに用いられるコンピュータに情報提供機能を実現さ
せるプログラムを提供することができる。
【0048】第22の発明に係るプログラムは、第21
の発明の構成に加えて、情報作成者のコンピュータは、
ツールを用いて情報作成者が作成した情報と、ツールの
広告主の広告情報とをコンピュータに送信し、受信手段
は、情報作成者のコンピュータから、情報と広告情報と
を受信するための手段を含む。
【0049】第22の発明によると、情報作成者のコン
ピュータは、広告主のコンピュータなどから広告情報を
受信して記憶する。情報提供機能が実現されるコンピュ
ータは、情報作成者のコンピュータから情報と広告情報
とを受信して、受信した情報と広告情報とを情報要求者
に送信することができる。
【0050】第23の発明に係るプログラムは、第21
の発明の構成に加えて、コンピュータを、広告主毎に、
広告情報を記憶するための広告情報記憶手段として機能
させるプログラムをさらに含み、情報作成者のコンピュ
ータは、ツールを用いて情報作成者が作成した情報と、
ツールの広告主を表わす情報とを情報提供機能が実現さ
れるコンピュータに送信し、受信手段は、情報作成者の
コンピュータから、情報と広告主を表わす情報とを受信
するための手段を含み、送信手段は、要求を受信したこ
とに応答して、記憶手段に記憶された情報と、情報作成
者のコンピュータから受信した広告主を表わす情報によ
り特定される広告情報とを、情報要求者のコンピュータ
に送信するための手段を含む。
【0051】第23の発明によると、広告情報記憶手段
は、予め広告主毎に、広告情報を記憶する。情報提供機
能が実現されるコンピュータは、情報作成者から、情報
と、その情報を作成する際に用いたツールの広告主を表
わす情報とを受信し、広告主を表わす情報により特定さ
れた広告主の広告情報を広告情報記憶手段から読み出し
て、情報要求者に送信することができる。
【0052】第24の発明に係るプログラムは、第21
〜23のいずれかの発明の構成に加えて、コンピュータ
を、情報作成者のコンピュータにおいてツールを実現す
るためのツール実現情報を記憶するためのツール記憶手
段と、情報作成者のコンピュータから、ツールの要求を
受信するためのツール要求受信手段と、ツール記憶手段
とツール要求受信手段とに接続され、情報作成者のコン
ピュータからツールの要求を受信したことに応答して、
ツール実現情報を、情報作成者のコンピュータに送信す
るためのツール送信手段として機能させるためのプログ
ラムをさらに含む。
【0053】第24の発明によると、ツール記憶手段
は、情報作成者のコンピュータにおいてツールを実現す
るツール実現情報を記憶する。情報提供機能が実現され
るコンピュータは、情報作成者からのツールの要求に応
じて、ツール実現情報を情報作成者のコンピュータに送
信する。情報作成者のコンピュータにおいては、受信し
たツール実現情報により、情報を作成するための、テキ
スト編集ツール、表計算ツールおよび描画ツールなどが
実現され、情報を作成することができる。
【0054】第25の発明に係るプログラムは、第24
の発明の構成に加えて、コンピュータを、情報作成者毎
に、ツールの要求があると内容が書換えられるツール使
用情報を記憶するための使用情報記憶手段と、ツール送
信手段と使用情報記憶手段とに接続され、ツール使用情
報が予め定められた条件を満足していると、ツール実現
情報を情報作成者のコンピュータに送信するように、ツ
ール送信手段を制御するためのツール送信制御手段とし
て機能させるためのプログラムをさらに含む。
【0055】第25の発明によると、使用情報記憶手段
は、情報作成者毎に、ツールを要求すると加算されるク
ーポン情報などのツール使用情報を記憶する。ツール送
信制御手段は、クーポンの量が所定の量以下などである
場合に、ツール実現情報を情報作成者のコンピュータに
送信する。これにより、無制限にツールが使用されるこ
とを回避できる。
【0056】第26の発明に係るプログラムは、第24
の発明の構成に加えて、コンピュータを、ツール要求を
送信し、かつツールを用いて情報作成者が作成する情報
を送信していない情報作成者のコンピュータに、ツール
を用いて作成した情報を送信するように要求するための
要求手段として実現させるプログラムをさらに含む。
【0057】第26の発明によると、情報提供機能が実
現されるコンピュータは、情報を作成するためのツール
実現情報を要求しているにもかかわらず、情報を作成し
ていない情報作成者または情報を送信していない情報作
成者に、情報を送信するように要求することができる。
これにより、情報提供機能が実現されるコンピュータ
は、情報作成者が作成した情報を多く受信して、情報要
求者に送信することができる。
【0058】第27の発明に係るプログラムは、第24
の発明の構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時的
な使用の要求およびツールの恒久的な使用の要求の2種
類があり、算出手段は、ツール要求の種類が異なると、
異なる料金になるように広告料金を算出するための手段
を含む。
【0059】第27の発明によると、情報提供機能が実
現されるコンピュータは、情報作成者が、一時的なツー
ルの使用(試用)を要求する場合と、恒久的なツールの
使用(購入)を要求する場合とで、広告主から徴収する
広告料金を変えて算出する。これにより、情報作成者が
長く使用することにより広告が多くの情報要求者に提示
できるほど、広告料金を高くなるようにできる。
【0060】第28の発明に係るプログラムは、第21
の発明の構成に加えて、ツール要求は、ツールの一時的
な使用の要求およびツールの恒久的な使用の要求の2種
類があり、送信手段は、ツール要求の種類が異なると、
異なる内容になるように広告情報を変えて、情報要求者
のコンピュータに送信するための手段を含む。
【0061】第28の発明によると、情報提供機能が実
現されるコンピュータは、情報作成者が、一時的なツー
ルの使用(試用)を要求する場合と、恒久的なツールの
使用(購入)を要求する場合とで、広告情報を変えて情
報要求者に送信する。これにより、情報作成者が長く使
用することにより多くの情報要求者に提示される広告
と、情報作成者が短く使用することにより少ない情報要
求者に提示される広告とを区別することができる。たと
えば、試用の場合には、広告情報を情報要求者に送信し
ないようにしてもよい。
【0062】第29の発明に係るプログラムは、第21
の発明の構成に加えて、コンピュータを、情報作成者の
コンピュータにおいて、ツールのデモンストレーション
を実現するためのツールデモンストレーション情報を記
憶するためのデモンストレーション記憶手段と、情報作
成者からデモンストレーションの要求を受信するための
デモンストレーション要求受信手段と、デモンストレー
ション記憶手段とデモンストレーション要求受信手段と
に接続され、情報作成者からデモンストレーションの要
求を受信したことに応答して、ツールデモンストレーシ
ョン情報を情報作成者のコンピュータに送信するための
ツールデモンストレーション送信手段として機能させる
ためのプログラムをさらに含む。
【0063】第29の発明によると、情報作成者からの
要求に応じて、ツールのデモンストレーションを実現す
るためのツールデモンストレーション情報が送信され
る。情報作成者のコンピュータにおいては、ツールデモ
ンストレーション情報に基づいて、ツールのデモンスト
レーションが行なわれる。これにより、情報作成者はツ
ールの内容を知ることができ、作成したい情報に適して
いるか否かを判断できる。その結果、情報作成者である
講師が容易に講義データを作成でき、情報要求者である
講義を受けるユーザが受講費用を負担する必要のないオ
ンライン教育システムなどに用いられるコンピュータに
情報提供機能を実現させるプログラムを提供することが
できる。
【0064】第30の発明に係るプログラムは、第21
〜29のいずれかの発明の構成に加えて、ネットワーク
を介したオンライン教育システムのコンピュータに用い
られるプログラムであって、情報作成者は、オンライン
教育システムにおける講師であり、情報要求者は、オン
ライン教育システムにおける受講者であり、情報は、講
義データである。
【0065】第30の発明によると、オンライン教育シ
ステムにおいて、情報作成者である講師が容易に講義デ
ータを作成でき、情報要求者である講義を受けるユーザ
が受講費用を負担する必要のないオンライン教育システ
ムなどに用いられるコンピュータに情報提供機能を実現
させるプログラムを提供することができる。
【0066】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0067】<第1の実施の形態>図1を参照して、本
実施の形態に係るオンライン教育システムは、コンピュ
ータにおいて実現されるテキストまたはグラフィックの
作成および編集のためのツールを用いて、講義データを
作成する講師が使用する講師用コンピュータ200と、
講師により作成された講義データを受講する受講者が使
用する受講者用コンピュータ300と、ツールのスポン
サーが使用するスポンサー用コンピュータ400と、こ
れらのコンピュータにネットワーク500を介して接続
されたサーバ500とを含む。
【0068】サーバ100は、講師用コンピュータ20
0からの要求に応じてツール実行ファイルを講師用コン
ピュータ200に送信する。このとき、ツール実行ファ
イルとともに、ツールのスポンサーの広告データである
PR(Public Relations)データが送信される。サーバ
100は、講師用コンピュータ200にて実行されたツ
ールを用いて講師が作成した講義データを受信して記憶
する。このとき、受信する講義データには、この講義デ
ータを作成する際に用いたツールのスポンサーのPRデ
ータが含まれる。サーバ100は、受講者用コンピュー
タ300からの要求に応じて講義データを受講者用コン
ピュータ300に送信する。このとき、送信される講義
データには、PRデータが含まれ、PRデータは受講者
用コンピュータ300のモニタにスポンサーの広告情報
として出力される。サーバ100は、受講者に講義デー
タを提供するという情報提供機能を実現する。
【0069】サーバ100は、ツールの使用状況に応じ
てスポンサーから徴収する広告料金を算出する。サーバ
100は、徴収した広告料金からサーバ100の運営費
用などを差し引いた金額を、講義データの受信要求状況
に応じて、講師に分配する報酬金額を算出する。このよ
うにして、受講者は無料で講義を受講することができ
る。
【0070】本実施の形態に係るオンライン教育システ
ムにおけるサーバ100における情報提供機能は、コン
ピュータにおいて、CPU(Central Processing Uni
t)により所定のプログラムを実行することにより実現
される。
【0071】図2に、情報提供機能を実現するサーバ1
00の一例であるコンピュータシステムの外観を示す。
図2を参照してこのコンピュータシステムは、FD(Fl
exible Disk)駆動装置106およびCD−ROM(Com
pact Disc-Read Only Memory)駆動装置108を備えた
コンピュータ102と、モニタ104と、キーボード1
10と、マウス112とを含む。
【0072】図3に、このコンピュータシステムの構成
をブロック図形式で示す。図3に示すように、コンピュ
ータ102は、上記したFD駆動装置106およびCD
−ROM駆動装置108に加えて、相互にバスで接続さ
れたCPU(Central Processing Unit)120と、メ
モリ122と、固定ディスク124と、他のコンピュー
タと通信するための通信インターフェイス128とを含
む。FD駆動装置106にはFD116が装着される。
CD−ROM駆動装置108にはCD−ROM118が
装着される。これらのFD116およびCD−ROM1
18には、ソフトウェアに対応した所定のプログラムが
格納されている。
【0073】既に述べたように、情報提供機能を有する
サーバ100は、コンピュータハードウェアとCPU1
20により実行されるソフトウェアとにより実現され
る。一般的にこうしたソフトウェアは、FD116、C
D−ROM118などの記録媒体にプログラムとして格
納されて流通し、FD駆動装置106またはCD−RO
M駆動装置108などにより記録媒体から読取られて固
定ディスク124に一旦格納される。さらに固定ディス
ク124からメモリ122に読出されて、CPU120
により実行される。
【0074】これらのコンピュータのハードウェア自体
は一般的なものである。コンピュータは、CPUを含む
制御回路、記憶回路、入力回路、出力回路およびOS
(Operating System)を含み、プログラムを実行する環
境を備えたものである。本発明のプログラムは、このよ
うなコンピュータを、情報提供装置として機能させるプ
ログラムである。したがって本発明の最も本質的な部分
は、FD、CD−ROM、メモリカード、固定ディスク
などの記録媒体に記録されたプログラムである。
【0075】なお、図2および図3に示したコンピュー
タ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説
明は繰返さない。
【0076】図4を参照して、本実施の形態に係るサー
バ100の固定ディスク124で記憶されるスポンサー
データベースについて説明する。図4に示すように、ス
ポンサーデータベースは、サーバ100で管理されるス
ポンサーを一意に特定するためのスポンサーID(Iden
tification)ごとに、スポンサーの電子メールアドレス
と、スポンサーにより供給されるツールを一意に特定す
るためのツールIDと、それぞれのツールIDに対応す
るツールの種類を表わすツール種類と、それぞれのツー
ルIDに対応してツールのデモデータファイル名を表わ
すデモデータ名と、ツールの試用期間と、ツールの実行
ファイル名と、スポンサーIDごとのPRデータとを含
む。
【0077】電子メールアドレスおよびPRデータはス
ポンサーIDごとに、ツール種類、デモデータ名、試用
期間およびツール実行ファイルはツールIDごとに記憶
される。スポンサーIDとツールIDとの組合せは、サ
ーバ100で管理されるツールを一意に特定することが
できる。
【0078】PRデータは、スポンサーごとに設定さ
れ、スポンサーのロゴを表わした「sponsor001_LOGO.j
pg」、スポンサーの広告情報を画像で表わした「sponso
r001_CM.jpg」、広告情報をテキストで表わした「spon
sor001_CM.txt」などが記憶される。
【0079】図5を参照して、サーバ100の固定ディ
スク124に記憶されるユーザデータベースについて説
明する。図5に示すように、ユーザデータベースは、サ
ーバ100で管理されるユーザを一意に特定するための
ユーザIDごとに、ユーザの電子メールアドレスと、ユ
ーザの講義分野と、講師経験年数と、講義データと、発
行クーポンと、購入クーポンと、残クーポンと、使用し
たツール(スポンサーID/ツールID)と、PR義務
のあるスポンサーIDとを含む。
【0080】使用したツール(スポンサーID/ツール
ID)については、ツールの使用形態により、購入およ
び試用の2種類がある。購入は、無期限にツールの使用
が可能であり、試用は、図4に示す試用期間内において
のみ使用が可能である。
【0081】発行クーポンは、講師用コンピュータ20
0からサーバ100へ講師登録を行なうと発行されるク
ーポンである。購入クーポンは、講師登録されたときに
発行されたクーポンとは別にユーザが購入したクーポン
である。残クーポンは、発行クーポンに購入クーポンを
加算したクーポンの量から使用クーポンを差し引いたも
のである。なお、このクーポンは、ツール購入要求、ツ
ール試用要求およびツール質問要求を行なうたびに、所
定のクーポン量が減算される。
【0082】PR義務のあるスポンサーIDは、たとえ
ばユーザIDが「user001」で特定されるユーザの場
合、第1の使用ツールとして、スポンサーIDが「00
1」であってツールIDが「002」で特定されるツー
ルを購入している。ツールを購入すると、そのツールの
スポンサーIDにより特定されるスポンサーIDに対し
てPR義務が生じる。そのため、ユーザIDが「user00
1」で特定されるユーザについては、スポンサーIDが
「001」で特定されるスポンサーのPRデータを含め
て講義データを作成する義務が生じる。
【0083】図6を参照して、サーバ100の固定ディ
スク124に記憶される請求金額データベースについて
説明する。図6に示すように、請求金額データベース
は、スポンサーIDおよびツールIDごとに、講師用コ
ンピュータ200で採用されたツールの数と、採用比率
と請求金額とを含む。採用数は、購入数と試用数とを区
別して算出される。採用数の合計は、購入数に、試用数
の50%を加算して算出される。その採用数の合計に対
して、採用比率がスポンサーIDごとに算出される。請
求金額は、採用比率に一定の金額を乗算して算出され
る。たとえば、スポンサーIDが「001」で特定され
るスポンサーの場合、購入ツール数と試用ツール数とを
加重平均(試用数は購入数の50%)した採用数が、全
体の採用数に対する採用比率が6.1%であり、請求金
額が61万円と算出される。
【0084】図7を参照して、サーバ100の固定ディ
スク124に記憶される報酬金額データベースについて
説明する。図7に示すように、報酬金額データベース
は、ユーザIDごとに、講義データと、受講者数と、受
講者比率と、報酬金額とを含む。報酬金額の合計欄は、
前述の図6の請求金額データベースの請求金額合計欄の
60%とする。これは、請求金額の合計額の40%が、
このサーバ100を運営する運営者の費用とされるため
である。受講者比率は、それぞれのユーザIDごとに、
すべての受講者に対して、そのユーザIDの講義データ
を受講した受講者の比率である。その受講者比率に報酬
金額の合計額を乗算して、そのユーザIDの報酬金額と
して算出される。たとえば、ユーザIDが「user001」
で特定されるユーザの場合、総受講者数12723人中
2176人がこのユーザの講義データを受講したため、
受講者比率が17.1%、報酬金額が102万6000
円と算出される。
【0085】図8を参照して、スポンサー用コンピュー
タ400からサーバ100へ送信されるスポンサー登録
要求データについて説明する。図8に示すように、スポ
ンサー登録要求データは、ヘッダ、電子メールアドレ
ス、第1のツール種類、第1のツールデモデータ、第1
のツール試用期間、第1のツール実行ファイル、第2の
ツール種類、第2のツールデモデータ、第2のツール試
用期間、第2のツール実行ファイル、…、およびPRデ
ータを含む。このスポンサー登録要求データを、スポン
サー用コンピュータ400から受信したサーバ100
は、固定ディスク124に、図4に示すスポンサーデー
タベースにデータを登録する。
【0086】図9を参照して、サーバ100からスポン
サー用コンピュータ400に送信されるスポンサー登録
完了データについて説明する。図9に示すように、スポ
ンサー登録完了データは、ヘッダ、およびスポンサーI
Dを含む。スポンサーIDは、サーバ100で管理する
スポンサーを一意に特定できるように、サーバ100に
より付与される識別符号である。
【0087】図10を参照して、講師用コンピュータ2
00からサーバ100へ送信される講師登録要求データ
について説明する。図10に示すように、講師登録要求
データは、ヘッダ、電子メールアドレス、講義分野、お
よび講義経験年数を含む。講師用コンピュータ200か
ら講師登録要求データを受信したサーバ100は、固定
ディスク124に、図5に示すユーザデータベースにデ
ータを登録する。
【0088】図11を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200に送信される講師登録完了データ
について説明する。図11に示すように、講師登録完了
データは、ヘッダ、ユーザID、および発行クーポンデ
ータを含む。ユーザIDは、サーバ100で管理される
講師を一意に特定するために、サーバ100により付与
される識別符号である。発行クーポンデータは、講師登
録が完了すると、講師用コンピュータに送信されるクー
ポンであって、講師登録完了時に1回のみ送信される。
このとき、送信されるクーポンに対する対価を、講師が
支払う必要はない。
【0089】図12を参照して、講師用コンピュータ2
00からサーバ100へ送信されるツール購入要求デー
タについて説明する。図12に示すように、ツール購入
要求データは、ヘッダ、ユーザID、および購入ツール
ID(スポンサーID/ツールID)を含む。講師用コ
ンピュータ200からツール購入要求データを受信した
サーバ100は、図4に示すスポンサーデータベースの
中のスポンサーIDおよびツールIDに基づいて、ツー
ル実行ファイルを特定したり、PRデータを特定したり
することができる。
【0090】図13を参照して、講師用コンピュータ2
00からサーバ100へ送信されるツール試用要求デー
タについて説明する。図13に示すように、ツール試用
要求データは、ヘッダ、ユーザID、試用ツールID
(スポンサーID/ツールID)を含む。試用ツールI
Dは、前述の購入ツールIDと同様、スポンサーIDお
よびツールIDにより、このサーバ100で管理される
ツールを一意に特定することができる。講師用コンピュ
ータ200からツール試用要求データを受信したサーバ
100は、図4に示すスポンサーデータベースにおい
て、スポンサーIDおよびツールIDにより、ツール実
行ファイルおよび試用期間を特定することができる。
【0091】図14を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200へ送信される購入ツール送信デー
タについて説明する。図14に示すように、購入ツール
送信データは、ヘッダ、ユーザID、ツール実行ファイ
ル、およびPRデータを含む。図14に示す購入ツール
送信データは、図12に示すツール購入要求データに応
答してサーバ100が講師用コンピュータ200へ送信
するデータである。
【0092】図15を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200へ送信される試用ツール送信デー
タについて説明する。図15に示すように、試用ツール
送信データは、ヘッダ、ユーザID、ツール実行ファイ
ル、試用期間を含む。図15に示す試用ツール送信デー
タは、図13に示すツール試用要求データに応答して、
サーバ100が講師用コンピュータ200に送信するデ
ータである。サーバ100から送信された試用ツール送
信データを受信した講師用コンピュータ200において
は、試用ツール送信データに含まれる試用期間内に限
り、ツール実行ファイルを実行することができる。
【0093】図16を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200に送信されるクーポン通知データ
について説明する。図16に示すように、クーポン通知
データは、ヘッダ、ユーザID、および残クーポンデー
タを含む。前述の説明のとおり、残クーポンデータは、
発行クーポンに購入クーポンを加算したものから使用ク
ーポンを減算したクーポンを表わすデータである。
【0094】図18を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200に送信される追加クーポン通知デ
ータについて説明する。図18に示すように、追加クー
ポン通知データは、ヘッダ、ユーザID、追加クーポン
データ、および残クーポンデータを含む。この追加クー
ポン通知データは、ネットワーク500に接続された電
子決済サーバを用いて、講師が追加クーポンを購入する
と送信される。講師が追加クーポンを購入すると、電子
決済サーバは、サーバ100へ追加して購入されたクー
ポンデータが送信する。サーバ100は、電子決済サー
バから受信したデータに基づいて、追加クーポン通知デ
ータを、講師用コンピュータ200に送信する。
【0095】図19を参照して、講師用コンピュータ2
00からサーバ100へ送信される講義データ登録要求
データについて説明する。図19に示すように、講義デ
ータ登録要求データは、ヘッダ、ユーザID、ツールI
D(スポンサーID/ツールID)、および講義データ
を含む。図19に示す講義データには、この講義データ
を作成する際に、購入したツールを用いた場合には、P
Rデータが所定の頻度で含まれる。
【0096】図20を参照して、受講者用コンピュータ
300からサーバ100へ送信される講義要求データに
ついて説明する。図20に示すように、講義要求データ
は、ヘッダ、一般ユーザID、ユーザID、および講義
分野を含む。一般ユーザIDは、このオンライン教育シ
ステムにおける受講者を一意に特定するための識別符号
である。ユーザIDは前述の説明のとおり、このオンラ
イン教育システムにおいて講師を一意に特定するための
データである。講師は、1つの講義データをサーバ10
0に登録しているため、ユーザIDにより、講義データ
を一意に特定することができる。
【0097】図21を参照して、サーバ100から受講
者用コンピュータ300へ送信される配信データについ
て説明する。図21に示すように、配信データは、ヘッ
ダ、一般ユーザID、および講義データを含む。サーバ
100から送信された講義データを受信した受講者用コ
ンピュータ300においては、受信した講義データに基
づいて、受講者用コンピュータ300のモニタに講義内
容が表示され、講義を受講することができる。このと
き、講義データにPRデータが含まれる場合には、その
PRデータが広告情報として、受講者用コンピュータ3
00のモニタに表示される。
【0098】図22を参照して、サーバ100からスポ
ンサー用コンピュータ400へ送信されるスポンサー請
求金額通知データについて説明する。図22に示すよう
に、スポンサー請求金額通知データは、ヘッダ、スポン
サーID、購入数、試用数、採用比率、および請求金額
を含む。スポンサー請求金額通知データは、図6に示す
請求金額データベースに記憶された内容に基づいて生成
され、それぞれのスポンサー用コンピュータ400に送
信される。
【0099】図23を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200へ送信される報酬金額通知データ
について説明する。図23に示すように、報酬金額通知
データは、ヘッダ、ユーザID、講義データ、受講者
数、受講者比率、および報酬金額を含む。報酬金額通知
データは、図7に示す報酬金額データベースに記憶され
たデータに基づいて生成され、それぞれの講師用コンピ
ュータ200に送信される。
【0100】図24を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、スポンサー登録処理に関し、以下の
ような制御構造を有する。
【0101】ステップ(以下、ステップをSと略す。)
100にて、CPU120は、スポンサー用コンピュー
タ400から、図8に示すスポンサー登録要求データを
受信したか否かを判断する。スポンサー用コンピュータ
400からスポンサー登録要求データを受信すると(S
100にてYES)、処理はS102へ移される。一
方、スポンサー用コンピュータ400からスポンサー登
録要求データを受信しないと(S100にてNO)、処
理はS100へ戻され、スポンサー用コンピュータ40
0からのスポンサー登録要求データの受信を待つ。
【0102】S102にて、CPU120は、サーバ1
00で管理するスポンサーを一意に特定するスポンサー
IDを取得する。S104にて、CPU120は、S1
00にて受信したスポンサー登録要求データに含まれる
データおよびS102にて取得したスポンサーIDに基
づいて、固定ディスク124に記憶されるスポンサーデ
ータベース(図4)に所定のデータを記憶する。
【0103】S106にて、CPU120は、スポンサ
ー用コンピュータ400へ、図9に示すスポンサー登録
完了データを送信する。スポンサー登録完了データを受
信したスポンサー用コンピュータ400において、スポ
ンサーは、スポンサーIDを受信することにより、スポ
ンサー登録が完了したことを知ることができる。
【0104】図25を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、講師登録処理に関し、以下のような
制御構造を有する。
【0105】S110にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200から図10に示す講師登録要求データ
を受信したか否かを判断する。講師用コンピュータ20
0から講師登録要求データを受信すると(S110にて
YES)、処理はS112へ移される。一方、講師用コ
ンピュータ200から講師登録要求データを受信しない
と(S110にてNO)、処理はS110へ戻され、講
師用コンピュータ200からの講師登録要求データの受
信を待つ。
【0106】S112にて、CPU120は、サーバ1
00で管理されるユーザを一意に特定するためのユーザ
IDを取得する。
【0107】S114にて、CPU120は、S110
にて受信した講師登録要求データおよびS112にて取
得したユーザIDに基づいて、固定ディスク124に記
憶されるユーザデータベース(図5)に所定のデータを
記憶する。
【0108】S116にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200へ図11に示す講師登録完了データを
送信する。講師登録完了データを受信した講師用コンピ
ュータ200において、ユーザは、ユーザID、発行ク
ーポンデータを受信することにより、登録が完了したこ
とを知ることができる。
【0109】図26を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、ツール要求処理に関し、以下のよう
な制御構造を有する。
【0110】S200にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200から、ツール購入要求データまたはツ
ール試用要求データを受信したか否かを判断する。ツー
ル購入要求データは、図12に示すデータ、ツール試用
要求データは、図13に示すデータである。講師用コン
ピュータからツール購入要求データまたはツール試用要
求データを受信すると(S200にてYES)、処理は
S202へ移される。一方、講師用コンピュータ200
からツール購入要求データおよびツール試用要求データ
を受信しないと(S200にてNO)、処理はS200
へ戻され、講師用コンピュータ200からのツール購入
要求データまたはツール試用要求データの受信を待つ。
【0111】S202にて、CPU120は、ツール購
入要求データまたはツール試用要求データを送信してき
たユーザIDについての残クーポンを、図5に示すユー
ザデータベースに基づいて算出する。この残クーポンの
算出は、現在の残クーポンから、ツール購入またはツー
ル試用の対価としてのクーポンを減算して、残クーポン
が算出される。このとき、ツール購入とツール試用とで
は、減算されるクーポンの量が異なる。
【0112】S204にて、CPU120は、残クーポ
ンが所定量以上であるか否かを判断する。残クーポンが
所定量以上である場合には(S204にてYES)、処
理はS206へ移される。一方、残クーポンが所定量未
満である場合には(S204にてNO)、このツール要
求処理を終了する。
【0113】S206にて、CPU120は、図5に示
すユーザデータベースの内容を更新する。このとき更新
される内容は、クーポン、使用ツール、PR義務を表わ
すそれぞれのデータである。ツール購入要求データに応
答して、PR義務スポンサーIDがセットされる。S2
08にて、CPU120は、図6に示す請求金額データ
ベースを更新する。
【0114】S210にて、CPU120は、要求され
た内容が、ツール購入要求であるかツール試用要求であ
るかを判断する。ツール購入要求である場合には(S2
10にてツール購入)、処理はS212へ移される。一
方、ツール試用要求である場合には(S210にてツー
ル試用)、処理はS214へ移される。
【0115】S212にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200へ、図14に示す購入ツール送信デー
タを送信する。S214にて、CPU120は、講師用
コンピュータ200へ、図15に示す試用ツール送信デ
ータを送信する。
【0116】S216にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200へ、図16に示すクーポン通知データ
を送信する。
【0117】このようにして、講師用コンピュータ20
0からツール購入またはツール試用の要求があるたびに
残クーポンが算出され、残クーポンが所定量以上である
場合には購入ツール送信データまたは試用ツール送信デ
ータが、講師用コンピュータ200へ送信される。
【0118】図27を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、ツール質問処理に関し、以下のよう
な制御構造を有する。
【0119】S220にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200から図17に示すツール質問データを
受信したか否かを判断する。講師用コンピュータ200
からツール質問データを受信すると(S220にてYE
S)、処理はS222へ移される。一方、講師用コンピ
ュータ200からツール質問データを受信しないと(S
220にてNO)、処理はS220へ戻され、講師用コ
ンピュータ200からのツール質問データの受信を待
つ。
【0120】S222にて、CPU120は、残クーポ
ンを算出する。このとき、現在の残クーポンから、ツー
ルに対する質問の対価としてのクーポンが減算される。
S224にて、CPU120は、S222にて算出され
た残クーポンが所定量以上であるか否かを判断する。残
クーポンが所定量以上である場合には(S224にてY
ES)、処理はS226へ移される。一方、算出された
残クーポンが所定量未満である場合には(S224にて
NO)、このツール質問処理を終了する。
【0121】S226にて、CPU120は、図5に示
すユーザデータベースの残クーポンのデータを更新す
る。
【0122】S228にて、CPU120は、S220
にて受信したツール質問データに含まれる質問データ
を、スポンサーIDにより特定されるスポンサーの電子
メールアドレスに転送する。このとき、図4に示すスポ
ンサーデータベースに記憶された電子メールアドレスが
使用される。
【0123】S230にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200へ図16に示すクーポン通知データを
送信する。電子メールを受信したスポンサーは、質問に
対する回答を講師に送信する。
【0124】図28を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、追加クーポン通知処理に関し、以下
のような制御構造を有する。
【0125】S300にて、CPU120は、ネットワ
ーク500に接続された電子決済サーバから追加クーポ
ン処理要求を受信したか否かを判断する。電子決済サー
バから追加クーポン処理要求を受信すると(S300に
てYES)、処理はS302へ移される。一方、電子決
済サーバから追加クーポン処理要求を受信しないと(S
300にてNO)、処理はS300へ戻され、電子決済
サーバからの追加クーポン処理要求の受信を待つ。
【0126】S302にて、CPU120は、電子決済
サーバから受信したデータに基づいて、追加するクーポ
ンの量を検知する。S304にて、CPU120は、追
加されたクーポンを考慮して、残クーポンを算出する。
S306にて、CPU120は、図5に示すユーザデー
タベースの、購入クーポンおよび残クーポンのデータを
更新する。
【0127】S308にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200へ、図18に示す追加クーポン通知デ
ータを送信する。
【0128】図29を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、講義データ受信処理に関し、以下の
ような制御構造を有する。
【0129】S400にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200から、図19に示す講義データ登録要
求データを受信したか否かを判断する。講師用コンピュ
ータ200からは講義データ登録要求データを受信する
と(S400にてYES)、処理はS402へ移され
る。一方、講師用コンピュータ200からは講義データ
登録要求データを受信しないと(S400にてNO)、
処理はS400へ戻され、講師用コンピュータ200か
らの講義データ登録要求データの受信を待つ。
【0130】S402にて、CPU120は、講義デー
タの中に含まれるPRデータを抽出する。S404に
て、CPU120は、図5に示すユーザデータベースか
ら、講義データ登録要求データを送信してきたユーザI
DのPR義務スポンサーIDを読出す。
【0131】S406にて、S402にて抽出されたP
Rデータは、S404にて読出したスポンサーIDおよ
びPR頻度を満足するか否かを判断する。このPR頻度
とは、予め定められた頻度であって、講義データの中に
含まれるPRデータの頻度をいう。PR義務スポンサー
IDが登録された講師は、このPR頻度を満足するよう
に、講義データの中にPRデータを含めなければならな
い。抽出されたPRデータがスポンサーIDおよびPR
頻度を満足する場合には(S406にてYES)、処理
はS408へ移される。一方、抽出されたPRデータ
が、スポンサーIDまたはPR頻度を満足しない場合に
は(S406にてNO)、処理はS416へ移される。
なお、講師が試用ツールにより講義データを作成した場
合には、PR義務スポンサーIDはセットされておら
ず、このS406は、常にYESと判断される。
【0132】S408にて、CPU120は、残クーポ
ンを精算する。S410にて、CPU120は、図5に
示すユーザデータベースを更新する。S412にて、C
PU120は、受信した講義データを無料公開エリアに
登録する。S414にて、CPU120は、講義一覧の
表示(新規講義)を更新する。これにより、一般ユーザ
は講義一覧の表示が更新され、新たな講義が無料公開エ
リアに登録されたことを知ることができる。
【0133】S416にて、CPU120は、講義デー
タがPR義務を満足していないので講義データを受理で
きない旨の電子メールを、講師用コンピュータ200に
送信する。このとき、図5に示すユーザデータベースの
電子メールアドレスが使用される。
【0134】図30を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、講義データ配信処理に関し、以下の
ような制御構造を有する。
【0135】S500にて、CPU120は、受講者用
コンピュータ300から図20に示す講義要求データを
受信したか否かを判断する。受講者用コンピュータ30
0から講義要求データを受信すると(S500にてYE
S)、処理はS502へ移される。一方、受講者用コン
ピュータ300から講義要求データを受信しないと(S
500にてNO)、処理はS500へ戻され、受講者用
コンピュータ300からの講義要求データの受信を待
つ。
【0136】S502にて、CPU120は、図7に示
す報酬金額データベースを更新する。S504にて、C
PU120は、講義要求データを送信してきた受講者用
コンピュータ300に、図21に示す配信データを送信
する。
【0137】S506にて、CPU120は、講義一覧
の表示(受講者数)を更新して表示する。これにより、
一般ユーザは、講義ごとに受講者数を知ることができ
る。
【0138】図31を参照して、サーバ100で実行さ
れる講義集計処理は、以下のような制御構造を有する。
【0139】S600にて、CPU120は、図5に示
すユーザデータベースを読出す。S602にて、CPU
120は、講義分野別に登録された講義データを集計す
る。S604にて、CPU120は、集計した講義デー
タが一定数以下の講義分野を抽出する。
【0140】S606にて、CPU120は、S604
において抽出された講義分野において、その講義分野に
登録し、ツール購入要求データまたはツール試用要求デ
ータを送信し、かつ講義データを送信していない講師に
講義データの送信を依頼する旨の電子メールを送信す
る。
【0141】S608にて、CPU120は、S604
にて抽出された講義分野についての講師を募集する情報
を掲示する。
【0142】これにより、講師データが少ない講義分野
については、講義データを送信していない講師に対し
て、講義データの要求が送信されるとともに、その講義
分野についての講師募集が行なわれる。
【0143】図32を参照して、サーバ100で実行さ
れるスポンサー料金請求処理は、以下のような制御構造
を有する。
【0144】S700にて、CPU120は、図6に示
す請求金額データベースを読込む。S702にて、CP
U120は、スポンサーごとに請求金額を算出する。こ
のとき、算出される請求金額については、購入数と試用
数とを加重平均した採用数の合計から、それぞれのスポ
ンサーの採用数の比率(採用比率)に一定金額を掛けた
ものが算出される。
【0145】S704にて、CPU120は、スポンサ
ーごとに、図22に示すスポンサー請求金額データを送
信する。
【0146】サーバ100からスポンサー請求金額デー
タを受信したスポンサーは、電子決済サーバにより、請
求金額を電子決済する。これにより、サーバ100の運
営者は、スポンサーから請求金額を収受することができ
る。
【0147】図33を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、講義報酬金額通知処理に関し、以下
のような制御構造を有する。
【0148】S800にて、CPU120は、図6に示
す請求金額データを読込む。S802にて、CPU12
0は、総請求金額に基づいて、総報酬金額を算出する。
たとえば、総請求金額の60%を総報酬金額として算出
する。
【0149】S804にて、CPU120は、図7に示
す報酬金額データベースを読込む。S806にて、CP
U120は、ユーザごとに総報酬金額を分配する。この
とき、総受講者数に対して、自己の講義データを実行し
た受講者数の比率(受講者比率)に準じて、報酬金額が
算出される。
【0150】S808にて、CPU120は、ユーザご
とに、図23に示す報酬金額通知データを送信する。
【0151】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、サーバ100の動作について説明する。
【0152】[スポンサー登録動作]スポンサーがスポ
ンサー用コンピュータ400を用いて、スポンサー登録
要求データ(図8)をサーバ100に送信すると、サー
バ100はスポンサー登録要求データを受信する(S1
00にてYES)。サーバ100は、スポンサーIDを
取得し(S102)、図4に示すスポンサーデータベー
スに、所定のデータを記憶する(S104)。サーバ1
00は、スポンサー登録要求データを送信してきたスポ
ンサー用コンピュータ400へ、スポンサー登録完了デ
ータ(図9)を送信する(S106)。
【0153】このような動作により、サーバ100の固
定ディスク124には、図4に示すスポンサーデータベ
ースにデータが蓄積される。
【0154】[講師登録動作]講師が、講師用コンピュ
ータ200を用いて、講師登録要求データ(図10)を
サーバに送信すると、サーバ100は講師登録要求デー
タを受信する(S110にてYES)。サーバ100
は、ユーザIDを取得し(S112)、図5に示すユー
ザデータベースに所定のデータを記憶する(S11
4)。サーバ100は、講師登録要求データを送信して
きた講師用コンピュータ200へ、講師登録完了データ
(図11)を送信する(S116)。
【0155】このような動作により、サーバ100の固
定ディスク124には、図5に示すユーザデータベース
にデータが蓄積される。
【0156】[ツール要求動作]講師が、講師用コンピ
ュータ200を用いて、自己が使用したいツールの購入
要求データ(図12)、ツール試用要求データ(図1
3)をサーバ100に送信すると、サーバ100は、そ
れらのデータを受信する(S200にてYES)。ツー
ル購入またはツール試用に対するクーポン量を減算した
残クーポンが算出され(S202)、残クーポンが所定
量以上である場合には(S204にてYES)、図5に
示すユーザデータベースおよび図6に示す請求金額デー
タベースがそれぞれ更新される(S206、S20
8)。
【0157】要求がツール購入要求である場合には(S
210にてツール購入)、講師用コンピュータ200へ
購入ツール送信データ(図14)が送信される。このと
き、講師用コンピュータ200へは、図14に示すよう
に、ツール実行ファイルとともにPRデータが送信され
る。
【0158】要求がツール試用要求データである場合に
は(S210にてツール使用)、講師用コンピュータ2
00へ、試用ツール送信データ(図15)が送信され
る。このとき、講師用コンピュータ200へは、図15
に示すように、ツール実行ファイルとともに試用期間を
表わすデータが送信される。
【0159】図14に示す購入ツール送信データを受信
した講師用コンピュータ200においては、無期限にツ
ールを使用することができる。ただし、購入ツールに対
して、PR義務が生じるため、このツールを用いて作成
される講義データの中にPRデータを一定以上の頻度で
含める必要がある。
【0160】試用ツール送信データ(図15)を受信し
た講師用コンピュータ200においては、試用ツール送
信データを受信してから試用期間が経過するまで、ツー
ルを使用することができる。
【0161】[ツール質問動作]ツールを使用している
講師が、そのツールについての質問をしたい場合、講師
用コンピュータ200を用いて、サーバ100にツール
質問データ(図17)を送信すると、サーバはツール質
問データを受信する(S220にてYES)。ツール質
問に対するクーポン量を減算した残クーポンが算出され
(S222)、残クーポンが所定量以上である場合には
(S224にてYES)、図5に示すユーザデータベー
スの残クーポンが更新され(S226)、質問データが
スポンサーIDにより特定されるスポンサーの電子メー
ルアドレス宛に転送される(S228)。スポンサー用
コンピュータ400においては、質問データを含む電子
メールアドレスを受信すると、回答を作成して講師用コ
ンピュータ200に送信する。
【0162】このようにして、ツール使用中に質問をし
たい講師は、サーバ100を介してスポンサーに質問す
ることができる。
【0163】[追加クーポン通知動作]講師用コンピュ
ータ200を使用して講義データを作成しているユーザ
が、多くのツール購入要求を行なったり、多くのツール
使用要求を行なったり、多くのツール質問要求を行なう
と、残クーポンが少なくなる。そのとき、ユーザは、ネ
ットワーク500に接続された電子決済サーバに対し
て、追加クーポンの購入を行なう。ユーザが電子決済サ
ーバに対して追加クーポンの決済を行なうと、サーバ1
00は、電子決済サーバから追加クーポン処理要求を受
信する(S300にてYES)。サーバ100は、追加
クーポンの量を検知して(S302)、残クーポンを算
出する(S304)。サーバ100は、図5に示すユー
ザデータベースを更新して(S306)、講師用コンピ
ュータ200へ、図18に示す追加クーポン通知データ
を送信する(S308)。
【0164】このような動作により、講師登録時のクー
ポンの残量が少なくなった場合であっても、電子決済サ
ーバにおいては、追加クーポンを購入することができ、
さらにツール購入要求、ツール使用要求およびツール質
問要求を行なうことができる。
【0165】[講義データ受信動作]講師が、講師用コ
ンピュータ200から講義データ登録要求データ(図1
9)をサーバ100に送信すると、サーバ100は、そ
のデータを受信する(S400にてYES)。サーバ1
00は、受信した講義データの中のPRデータを抽出
し、図5に示すユーザデータベースからPR義務スポン
サーIDを読出す(S404)。
【0166】抽出されたPRデータが、スポンサーID
およびPR頻度を満足している場合には(S406にて
YES)、残クーポンが精算され(S408)、図5に
示すユーザデータベースが更新される(S410)。サ
ーバ100は、受信した講義データを無料公開エリアに
登録し(S412)、一般ユーザ向けの講義一覧の表示
(新規講義)を更新する(S414)。
【0167】このような動作により、一般ユーザは、サ
ーバ100に新たな講義データが登録されたことを知っ
て、講義データの要求を行なうことができる。このと
き、講義データは無料公開エリアに登録されているた
め、受講者が受講に対する対価を支払う必要はない。
【0168】[講義データ配信動作]受講者が、受講者
用コンピュータ300を用いて、サーバ100に講義要
求データ(図20)を送信すると、サーバ100は、講
義要求データを受信する(S500にてYES)。サー
バ100は、図7に示す報酬金額データベースを更新し
て(S502)、講義要求データを送信してきた受講者
用コンピュータ300に配信データ(図21)を送信す
る(S504)。
【0169】このような動作により、受講者は、無料公
開エリアに登録された講義データを、対価を支払うこと
なく受信することができる。
【0170】[講義集計動作]サーバ100は、一定時
間間隔で、図5に示すユーザデータベースを読出し(S
600)、講義分野別に登録された講義データを集計す
る(S602)。集計された講義データが一定数以下で
ある講義分野が抽出され(S604)、抽出された講義
分野に登録し、ツール購入要求データまたはツール試用
要求データを送信し、かつ講義データを送信していない
講師に対して、講義データの送信を依頼する旨の電子メ
ールが送信される(S606)。また、抽出された講義
分野の講師募集情報が掲示される(S608)。
【0171】このような動作により、講義データが多く
登録されていない講義分野についても、講義データおよ
び講師を募集し、多くの講義データを登録することがで
きる。
【0172】[スポンサー料金請求動作]サーバ100
は、一定時間間隔で、図6に示す請求金額データベース
を読込む(S700)。たとえば、1ヶ月ごとに請求金
額データベースが読込まれる。
【0173】読込まれた請求金額データベースに基づい
て、スポンサーごとに請求金額が算出され(S70
2)、スポンサーごとに、スポンサー請求金額データ
(図22)が送信される(S704)。
【0174】このような動作により、スポンサーに対し
て、講義データに含まれるPRデータを受講者に見せる
ことに対する広告料金を、スポンサーから収受すること
ができる。
【0175】[講義報酬金額通知動作]サーバ100は
一定時間間隔で、図6に示す請求金額データベースを読
込む(S800)。たとえば、1ヶ月ごとに請求金額デ
ータベースが読込まれる。
【0176】総請求金額に基づいて、総報酬金額が算出
され(S802)、図7に示す報酬金額データベースが
読込まれる(S804)。読込まれた報酬金額データベ
ースと算出された総報酬金額とに基づいて、総報酬金額
を分配し、ユーザごとに報酬金額を算出する(S80
6)。算出された報酬金額に基づいて、ユーザごとに、
報酬金額通知データ(図23)が送信される。
【0177】このような動作により、サーバ100は、
スポンサーから徴収した広告料金からサーバ100を運
営するための費用を差し引いた総報酬金額を、受講者数
に対応させて講師に分配することができる。
【0178】以上のようにして、本実施の形態に係るオ
ンライン教育システムにおけるサーバは、ネットワーク
に接続された講師用のコンピュータからの要求に応答し
てツール実行ファイルを送信する。そのときPRデータ
も送信する。講師は、サーバから受信したツールを用い
て講義データを作成する際に、PRデータを含ませる。
PRデータを含む講義データは、サーバの固定ディスク
に記憶され、受講者用コンピュータからの要求に応答し
て、サーバが受講者用コンピュータに送信する。受講者
用コンピュータにおいては、受信した講義データがモニ
タに出力され、講義内容とPRデータとが表示される。
この受講者に対するPRデータを出力した対価として、
サーバは、スポンサーから広告料金を徴収する。徴収さ
れた広告料金は、講義データを作成した講師に、講義デ
ータの受講者数に準じて分配される。その結果、講師が
ツールを用いて容易に講義データを作成でき、受講者は
受講費用を負担する必要のないオンライン教育システム
などに用いられるサーバを提供することができる。
【0179】<変形例>上述した第1の実施の形態にお
いては、サーバ100が、ツール実行ファイルおよびP
Rデータを記憶し、講師用コンピュータ200が送信し
てきたツール購入要求データに応答して、その講師用コ
ンピュータ200に送信したが、以下のようにしてもよ
い。
【0180】ツール実行ファイルおよびPRデータを、
サーバ100以外のコンピュータであって、ネットワー
ク500に接続されたコンピュータ(たとえば、スポン
サー用コンピュータ400)に記憶させる。講師用コン
ピュータ200は、ツール購入要求データをこのコンピ
ュータに送信し、ツール実行ファイルおよびPRデータ
を受信する。講師は、講師用コンピュータ200を用い
て、このコンピュータから受信したツール実行ファイル
により実現されるツールにより、PRデータが所定の頻
度で含まれた講義データを作成する。講師用コンピュー
タ200は、作成された講義データをサーバに送信す
る。このとき、ツールを特定するためのスポンサーID
およびツールIDをサーバ100に送信し、サーバ10
0は、受信したスポンサーIDおよびツールIDに基づ
いて、スポンサーデータベース(PR義務のあるスポン
サーID)および請求金額データベースを更新する。
【0181】さらに、第1の実施の形態では、ツール試
用要求では、PRデータがないものとして説明したが、
ツール購入要求とツール試用要求とで、PRデータの内
容を変更してもよい。また、ツール購入要求とツール試
用要求とで、講義データに含める義務のあるPRデータ
の頻度を変更するようにしてもよい。
【0182】さらに、第1の実施の形態のS606にお
ける処理に代えて、抽出された講義分野に登録し、かつ
講義データを送信していない講師に、講義データの送信
を要求するようにしてもよい。ツール購入要求およびツ
ール試用要求を送信したか否かにかかわらず、講義デー
タの送信を要求する。
【0183】さらに、第1の実施の形態においては、残
クーポンが所定量以上でないと、ツール購入要求、ツー
ル試用要求、ツール質問要求に応答しないようにした
が、残クーポが所定量未満であっても、講師の要求に応
答して、その後、電子決済サーバによりそれぞれのクー
ポンに対応する対価を請求するようにしてもよい。
【0184】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施
の形態に係るサーバ100は、前述の第1の実施の形態
におけるサーバ100におけるツール要求処理におい
て、送信されるデータが異なる。サーバ100から送信
されるデータは、ツール実行ファイルではなく、第2の
実施の形態ではツールデモデータである。これ以外につ
いては、前述の第1の実施の形態と同じである。したが
って、それらについてのここでの詳細な説明は繰返さな
い。
【0185】図34を参照して、講師用コンピュータ2
00からサーバ100へ送信されるデモ要求データにつ
いて説明する。図34に示すようにデモ要求データは、
ヘッダ、ユーザID、デモツールID(スポンサーID
/ツールID)を含む。スポンサーIDおよびツールI
Dにより、講師用コンピュータ200から要求されるツ
ールのデモデータ名が、サーバ100で管理されるデモ
データ名の中から一意に特定される。
【0186】図35を参照して、サーバ100から講師
用コンピュータ200へ送信されるデモ送信データにつ
いて説明する。図35に示すように、デモ送信データ
は、ヘッダ、ユーザID、デモデータを含む。このデモ
データは、図4に示すスポンサーデータベースに登録さ
れたデモデータ名により特定されるデータである。
【0187】図36を参照して、サーバ100で実行さ
れるプログラムは、デモデータ送信処理に関し、以下の
ような制御構造を有する。
【0188】S900にて、CPU120は、講師用コ
ンピュータ200から図34に示すデモ要求データを受
信したか否かを判断する。講師用コンピュータ200か
らデモ要求データを受信すると(S900にてYE
S)、処理はS902へ移される。一方、講師用コンピ
ュータ200からデモ要求データを受信しないと(S9
00にてNO)、処理はS900へ戻され、講師用コン
ピュータ200からのデモ要求データの受信を待つ。
【0189】S902にて、CPU120は、デモ要求
データを送信してきた講師用コンピュータ200へ、図
35に示すデモ送信データを送信する。
【0190】講師は、講師用コンピュータ200におい
て実現されるツールを選択するにあたり、サーバ100
からデモデータを受信することができる。サーバ100
から受信したデモデータは、講師用コンピュータ200
において、ツールのデモンストレーションを出力する。
出力されたデモンストレーションに基づいて、講師は、
ツールを選択することができる。
【0191】以上のようにして、本実施の形態に係るオ
ンライン教育システムにおけるサーバは、講義データを
作成する講師に、講義データを作成するためのツールを
容易に選択させることができる。
【0192】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るオンライン教育シ
ステムの全体構成図である。
【図2】 図1に示すサーバを実現するコンピュータの
外観図である。
【図3】 図2に示すコンピュータの制御ブロック図で
ある。
【図4】 固定ディスクに記憶されるスポンサーデータ
ベースを示す図である。
【図5】 固定ディスクに記憶されるユーザデータベー
スを示す図である。
【図6】 固定ディスクに記憶される請求金額データベ
ースを示す図である。
【図7】 固定ディスクに記憶される報酬金額データベ
ースを示す図である。
【図8】 スポンサー用コンピュータからサーバに送信
されるスポンサー登録要求データを示す図である。
【図9】 サーバからスポンサー用コンピュータに送信
されるスポンサー登録完了データを示す図である。
【図10】 講師用コンピュータからサーバに送信され
る講師登録要求データを示す図である。
【図11】 サーバから講師用コンピュータに送信され
る講師登録完了データを示す図である。
【図12】 講師用コンピュータからサーバに送信され
るツール購入要求データを示す図である。
【図13】 講師用コンピュータからサーバに送信され
るツール試用要求データを示す図である。
【図14】 サーバから講師用コンピュータに送信され
る購入ツール送信データを示す図である。
【図15】 サーバから講師用コンピュータに送信され
る試用ツール送信データを示す図である。
【図16】 サーバから講師用コンピュータに送信され
るクーポン通知データを示す図である。
【図17】 講師用コンピュータからサーバに送信され
るツール質問データを示す図である。
【図18】 サーバから講師用コンピュータに送信され
る追加クーポン通知データを示す図である。
【図19】 講師用コンピュータからサーバに送信され
る講義データ登録要求データを示す図である。
【図20】 受講者用コンピュータからサーバに送信さ
れる講義要求データを示す図である。
【図21】 サーバから受講者用コンピュータに送信さ
れる配信データを示す図である。
【図22】 サーバからスポンサー用コンピュータに送
信されるスポンサー請求金額通知データを示す図であ
る。
【図23】 サーバから講師用コンピュータに送信され
る報酬金額通知データを示す図である。
【図24】 本発明の実施の形態に係るスポンサー登録
処理を示すフローチャートである。
【図25】 本発明の実施の形態に係る講師登録処理を
示すフローチャートである。
【図26】 本発明の実施の形態に係るツール要求処理
を示すフローチャートである。
【図27】 本発明の実施の形態に係るツール質問処理
を示すフローチャートである。
【図28】 本発明の実施の形態に係る追加クーポン通
知処理を示すフローチャートである。
【図29】 本発明の実施の形態に係る講義データ受信
処理を示すフローチャートである。
【図30】 本発明の実施の形態に係る講義データ配信
処理を示すフローチャートである。
【図31】 本発明の実施の形態に係る講義データ集計
処理を示すフローチャートである。
【図32】 本発明の実施の形態に係るスポンサー料金
請求処理を示すフローチャートである。
【図33】 本発明の実施の形態に係る講義報酬金額通
知処理を示すフローチャートである。
【図34】 講師用コンピュータからサーバに送信され
るデモ要求データを示す図である。
【図35】 サーバから講師用コンピュータに送信され
るデモ送信データを示す図である。
【図36】 本発明の実施の形態に係るデモデータ送信
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 100 サーバ、102 コンピュータ、104 モニ
タ、106 FD駆動装置、108 CD−ROM駆動
装置、110 キーボード、112 マウス、116
FD、118 CD−ROM、120 CPU、122
メモリ、124 固定ディスク、128 通信インタ
ーフェイス、200 講師用コンピュータ、300 受
講者用コンピュータ、400 スポンサー用コンピュー
タ、500 ネットワーク。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報を提供するサ
    ーバであって、前記ネットワークは、情報作成者のコン
    ピュータと、情報要求者のコンピュータとに接続され、
    前記情報作成者のコンピュータは、前記情報作成者のコ
    ンピュータにおいて実現されるツールを用いて前記情報
    作成者が作成した情報を前記サーバに送信し、 前記サーバは、 前記ネットワークに接続され、前記情報作成者のコンピ
    ュータから、前記ツールを用いて作成された前記情報を
    受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段が受信した前記
    情報を記憶するための記憶手段と、 前記ネットワークに接続され、前記情報要求者のコンピ
    ュータから、前記情報の要求を受信するための要求受信
    手段と、 前記記憶手段と前記要求受信手段とに接続され、前記情
    報要求者のコンピュータから、前記要求を受信したこと
    に応答して、前記記憶手段に記憶された情報と、前記情
    報を作成するために用いられたツールの広告主の広告
    を、前記情報要求者のコンピュータにおいて出力するた
    めの広告情報とを、前記情報要求者のコンピュータに送
    信するための送信手段と、 前記ツールを用いた情報作成者の数に基づいて前記広告
    主から徴収する広告料金を算出して、前記算出された広
    告料金と前記情報の受信を要求した情報要求者の数とに
    基づいて、前記情報作成者に与える情報提供料金を算出
    するための算出手段とを含む、サーバ。
  2. 【請求項2】 前記情報作成者のコンピュータは、前記
    ツールを用いて前記情報作成者が作成した情報と、前記
    ツールの広告主の広告情報とを前記サーバに送信し、 前記受信手段は、前記情報作成者のコンピュータから、
    前記情報と前記広告情報とを受信するための手段を含
    む、請求項1に記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、広告主毎に、前記広告情
    報を記憶するための広告情報記憶手段をさらに含み、 前記情報作成者のコンピュータは、前記ツールを用いて
    前記情報作成者が作成した情報と、前記ツールの広告主
    を表わす情報とを前記サーバに送信し、 前記受信手段は、前記情報作成者のコンピュータから、
    前記情報と前記広告主を表わす情報とを受信するための
    手段を含み、 前記送信手段は、前記要求を受信したことに応答して、
    前記記憶手段に記憶された前記情報と、前記情報作成者
    のコンピュータから受信した前記広告主を表わす情報に
    より特定される広告情報とを、前記情報要求者のコンピ
    ュータに送信するための手段を含む、請求項1に記載の
    サーバ。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、 前記情報作成者のコンピュータにおいて前記ツールを実
    現するためのツール実現情報を記憶するためのツール記
    憶手段と、 前記情報作成者のコンピュータから、ツールの要求を受
    信するためのツール要求受信手段と、 前記ツール記憶手段と前記ツール要求受信手段とに接続
    され、前記情報作成者のコンピュータから前記ツールの
    要求を受信したことに応答して、前記ツール実現情報
    を、前記情報作成者のコンピュータに送信するためのツ
    ール送信手段とをさらに含む、請求項1〜3のいずれか
    に記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、 前記情報作成者毎に、前記ツールの要求があると内容が
    書換えられるツール使用情報を記憶するための使用情報
    記憶手段と、 前記ツール送信手段と前記使用情報記憶手段とに接続さ
    れ、前記ツール使用情報が予め定められた条件を満足し
    ていると、前記ツール実現情報を前記情報作成者のコン
    ピュータに送信するように、前記ツール送信手段を制御
    するためのツール送信制御手段とをさらに含む、請求項
    4に記載のサーバ。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 前記ツール要求を送信し、かつ前記ツールを用いて前記
    情報作成者が作成する情報を送信していない情報作成者
    のコンピュータに、前記ツールを用いて作成した情報を
    送信するように要求するための要求手段をさらに含む、
    請求項4に記載のサーバ。
  7. 【請求項7】 前記ツール要求は、前記ツールの一時的
    な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求の
    2種類があり、 前記算出手段は、前記ツール要求の種類が異なると、異
    なる料金になるように前記広告料金を算出するための手
    段を含む、請求項4に記載のサーバ。
  8. 【請求項8】 前記ツール要求は、前記ツールの一時的
    な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求の
    2種類があり、 前記送信手段は、前記ツール要求の種類が異なると、異
    なる内容になるように前記広告情報を変えて、前記情報
    要求者のコンピュータに送信するための手段を含む、請
    求項1に記載のサーバ。
  9. 【請求項9】 前記サーバは、 前記情報作成者のコンピュータにおいて、前記ツールの
    デモンストレーションを実現するためのツールデモンス
    トレーション情報を記憶するためのデモンストレーショ
    ン記憶手段と、 前記情報作成者からデモンストレーションの要求を受信
    するためのデモンストレーション要求受信手段と、 前記デモンストレーション記憶手段と前記デモンストレ
    ーション要求受信手段とに接続され、前記情報作成者か
    ら前記デモンストレーションの要求を受信したことに応
    答して、前記ツールデモンストレーション情報を前記情
    報作成者のコンピュータに送信するためのツールデモン
    ストレーション送信手段とをさらに含む、請求項1に記
    載のサーバ。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、ネットワークを介した
    オンライン教育システムに用いられるサーバであって、 前記情報作成者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る講師であり、 前記情報要求者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る受講者であり、 前記情報は、講義データである、請求項1〜9のいずれ
    かに記載のサーバ。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して情報を提供する
    サーバにおける情報提供方法であって、前記ネットワー
    クは、情報作成者のコンピュータと、情報要求者のコン
    ピュータとに接続され、前記情報作成者のコンピュータ
    は、前記情報作成者のコンピュータにおいて実現される
    ツールを用いて前記情報作成者が作成した情報を前記サ
    ーバに送信し、 前記情報提供方法は、 前記情報作成者のコンピュータから、前記ツールを用い
    て作成された前記情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップにて受信した前記情報を記憶する記憶
    ステップと、 前記情報要求者のコンピュータから、前記情報の要求を
    受信する要求受信ステップと、 前記情報要求者のコンピュータから、前記要求を受信し
    たことに応答して、前記記憶ステップにて記憶した情報
    と、前記情報を作成するために用いられたツールの広告
    主の広告を、前記情報要求者のコンピュータにおいて出
    力するための広告情報とを、前記情報要求者のコンピュ
    ータに送信する送信ステップと、 前記ツールを用いた情報作成者の数に基づいて前記広告
    主から徴収する広告料金を算出して、前記算出された広
    告料金と前記情報の受信を要求した情報要求者の数とに
    基づいて、前記情報作成者に与える情報提供料金を算出
    する算出ステップとを含む、情報提供方法。
  12. 【請求項12】 前記情報作成者のコンピュータは、前
    記ツールを用いて前記情報作成者が作成した情報と、前
    記ツールの広告主の広告情報とを前記サーバに送信し、 前記受信ステップは、前記情報作成者のコンピュータか
    ら、前記情報と前記広告情報とを受信するステップを含
    む、請求項11に記載の情報提供方法。
  13. 【請求項13】 前記情報提供方法は、広告主毎に、前
    記広告情報を予め準備する広告情報準備ステップをさら
    に含み、 前記情報作成者のコンピュータは、前記ツールを用いて
    前記情報作成者が作成した情報と、前記ツールの広告主
    を表わす情報とを前記サーバに送信し、 前記受信ステップは、前記情報作成者のコンピュータか
    ら、前記情報と前記広告主を表わす情報とを受信するス
    テップを含み、 前記送信ステップは、前記要求を受信したことに応答し
    て、前記記憶ステップにて記憶した前記情報と、前記情
    報作成者のコンピュータから受信した前記広告主を表わ
    す情報により特定される広告情報とを、前記情報要求者
    のコンピュータに送信するステップを含む、請求項11
    に記載の情報提供方法。
  14. 【請求項14】 前記情報提供方法は、 前記情報作成者のコンピュータにおいて前記ツールを実
    現するためのツール実現情報を予め準備するツール準備
    ステップと、 前記情報作成者のコンピュータから、ツールの要求を受
    信するツール要求受信ステップと、 前記情報作成者のコンピュータから前記ツールの要求を
    受信したことに応答して、前記ツール実現情報を、前記
    情報作成者のコンピュータに送信するツール送信ステッ
    プとをさらに含む、請求項11〜13のいずれかに記載
    の情報提供方法。
  15. 【請求項15】 前記情報提供方法は、 前記情報作成者毎に、前記ツールの要求があると内容が
    書換えられるツール使用情報を記憶する使用情報記憶ス
    テップと、 前記ツール使用情報が予め定められた条件を満足してい
    ると、前記ツール送信ステップを実行するように制御す
    るツール送信制御ステップとをさらに含む、請求項14
    に記載の情報提供方法。
  16. 【請求項16】 前記情報提供方法は、 前記ツール要求を送信し、かつ前記ツールを用いて前記
    情報作成者が作成する情報を送信していない情報作成者
    のコンピュータに、前記ツールを用いて作成した情報を
    送信するように要求する要求ステップをさらに含む、請
    求項14に記載の情報提供方法。
  17. 【請求項17】 前記ツール要求は、前記ツールの一時
    的な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求
    の2種類があり、 前記算出ステップは、前記ツール要求の種類が異なる
    と、異なる料金になるように前記広告料金を算出するス
    テップを含む、請求項14に記載の情報提供方法。
  18. 【請求項18】 前記ツール要求は、前記ツールの一時
    的な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求
    の2種類があり、 前記送信ステップは、前記ツール要求の種類が異なる
    と、異なる内容になるように前記広告情報を変えて、前
    記情報要求者のコンピュータに送信するステップを含
    む、請求項11に記載の情報提供方法。
  19. 【請求項19】 前記情報提供方法は、 前記情報作成者のコンピュータにおいて、前記ツールの
    デモンストレーションを実現するためのツールデモンス
    トレーション情報を予め準備するデモンストレーション
    準備ステップと、 前記情報作成者からデモンストレーションの要求を受信
    するデモンストレーション要求受信ステップと、 前記情報作成者から前記デモンストレーションの要求を
    受信したことに応答して、前記ツールデモンストレーシ
    ョン情報を前記情報作成者のコンピュータに送信するツ
    ールデモンストレーション送信ステップとをさらに含
    む、請求項11に記載の情報提供方法。
  20. 【請求項20】 前記情報提供方法は、ネットワークを
    介したオンライン教育システムに用いられるサーバにお
    ける情報提供方法であって、 前記情報作成者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る講師であり、 前記情報要求者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る受講者であり、 前記情報は、講義データである、請求項11〜19のい
    ずれかに記載の情報提供方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータに情報提供機能を実現さ
    せるプログラムであって、前記コンピュータは、ネット
    ワークを介して情報を提供するコンピュータであって、
    前記ネットワークは、情報作成者のコンピュータと、情
    報要求者のコンピュータとに接続され、前記情報作成者
    のコンピュータは、前記情報作成者のコンピュータにお
    いて実現されるツールを用いて前記情報作成者が作成し
    た情報を前記コンピュータに送信し、 前記プログラムは、前記コンピュータを、 前記ネットワークに接続され、前記情報作成者のコンピ
    ュータから、前記ツールを用いて作成された前記情報を
    受信するための受信手段と、 前記受信手段に接続され、前記受信手段が受信した前記
    情報を記憶するための記憶手段と、 前記ネットワークに接続され、前記情報要求者のコンピ
    ュータから、前記情報の要求を受信するための要求受信
    手段と、 前記記憶手段と前記要求受信手段とに接続され、前記情
    報要求者のコンピュータから、前記要求を受信したこと
    に応答して、前記記憶手段に記憶された情報と、前記情
    報を作成するために用いられたツールの広告主の広告
    を、前記情報要求者のコンピュータにおいて出力するた
    めの広告情報とを、前記情報要求者のコンピュータに送
    信するための送信手段と、 前記ツールを用いた情報作成者の数に基づいて前記広告
    主から徴収する広告料金を算出して、前記算出された広
    告料金と前記情報の受信を要求した情報要求者の数とに
    基づいて、前記情報作成者に与える情報提供料金を算出
    するための算出手段として機能させるためのプログラ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記情報作成者のコンピュータは、前
    記ツールを用いて前記情報作成者が作成した情報と、前
    記ツールの広告主の広告情報とを前記コンピュータに送
    信し、 前記受信手段は、前記情報作成者のコンピュータから、
    前記情報と前記広告情報とを受信するための手段を含
    む、請求項21に記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、広告主毎に、前記広告情報を記憶するための広告情
    報記憶手段として機能させるプログラムをさらに含み、 前記情報作成者のコンピュータは、前記ツールを用いて
    前記情報作成者が作成した情報と、前記ツールの広告主
    を表わす情報とを前記情報提供機能が実現されるコンピ
    ュータに送信し、 前記受信手段は、前記情報作成者のコンピュータから、
    前記情報と前記広告主を表わす情報とを受信するための
    手段を含み、 前記送信手段は、前記要求を受信したことに応答して、
    前記記憶手段に記憶された前記情報と、前記情報作成者
    のコンピュータから受信した前記広告主を表わす情報に
    より特定される広告情報とを、前記情報要求者のコンピ
    ュータに送信するための手段を含む、請求項21に記載
    のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記情報作成者のコンピュータにおいて前記ツールを実
    現するためのツール実現情報を記憶するためのツール記
    憶手段と、 前記情報作成者のコンピュータから、ツールの要求を受
    信するためのツール要求受信手段と、 前記ツール記憶手段と前記ツール要求受信手段とに接続
    され、前記情報作成者のコンピュータから前記ツールの
    要求を受信したことに応答して、前記ツール実現情報
    を、前記情報作成者のコンピュータに送信するためのツ
    ール送信手段として機能させるためのプログラムをさら
    に含む、請求項21〜23のいずれかに記載のプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記情報作成者毎に、前記ツールの要求があると内容が
    書換えられるツール使用情報を記憶するための使用情報
    記憶手段と、 前記ツール送信手段と前記使用情報記憶手段とに接続さ
    れ、前記ツール使用情報が予め定められた条件を満足し
    ていると、前記ツール実現情報を前記情報作成者のコン
    ピュータに送信するように、前記ツール送信手段を制御
    するためのツール送信制御手段として機能させるための
    プログラムをさらに含む、請求項24に記載のプログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記ツール要求を送信し、かつ前記ツールを用いて前記
    情報作成者が作成する情報を送信していない情報作成者
    のコンピュータに、前記ツールを用いて作成した情報を
    送信するように要求するための要求手段として実現させ
    るプログラムをさらに含む、請求項24に記載のプログ
    ラム。
  27. 【請求項27】 前記ツール要求は、前記ツールの一時
    的な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求
    の2種類があり、 前記算出手段は、前記ツール要求の種類が異なると、異
    なる料金になるように前記広告料金を算出するための手
    段を含む、請求項24に記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記ツール要求は、前記ツールの一時
    的な使用の要求および前記ツールの恒久的な使用の要求
    の2種類があり、 前記送信手段は、前記ツール要求の種類が異なると、異
    なる内容になるように前記広告情報を変えて、前記情報
    要求者のコンピュータに送信するための手段を含む、請
    求項21に記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記情報作成者のコンピュータにおいて、前記ツールの
    デモンストレーションを実現するためのツールデモンス
    トレーション情報を記憶するためのデモンストレーショ
    ン記憶手段と、 前記情報作成者からデモンストレーションの要求を受信
    するためのデモンストレーション要求受信手段と、 前記デモンストレーション記憶手段と前記デモンストレ
    ーション要求受信手段とに接続され、前記情報作成者か
    ら前記デモンストレーションの要求を受信したことに応
    答して、前記ツールデモンストレーション情報を前記情
    報作成者のコンピュータに送信するためのツールデモン
    ストレーション送信手段として機能させるためのプログ
    ラムをさらに含む、請求項21に記載のプログラム。
  30. 【請求項30】 前記プログラムは、ネットワークを介
    したオンライン教育システムのコンピュータに用いられ
    るプログラムであって、 前記情報作成者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る講師であり、 前記情報要求者は、前記オンライン教育システムにおけ
    る受講者であり、 前記情報は、講義データである、請求項21〜29のい
    ずれかに記載のプログラム。
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