JP2002268898A - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP2002268898A
JP2002268898A JP2001072739A JP2001072739A JP2002268898A JP 2002268898 A JP2002268898 A JP 2002268898A JP 2001072739 A JP2001072739 A JP 2001072739A JP 2001072739 A JP2001072739 A JP 2001072739A JP 2002268898 A JP2002268898 A JP 2002268898A
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JP2001072739A
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Yasuhiko Okasaka
康彦 岡阪
Toru Morita
徹 森田
Hitoshi Nogi
均 野木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムソースの可読性が良好で、プログ
ラム開発効率の向上が可能な車両用制御装置を得ること
を目的とする。 【解決手段】 外部信号源5および制御対象としての外
部機器4との間の信号を授受するデバイスドライバ6
と、外部信号源5からの情報に基づき演算を行い、複数
の制御対象4に制御信号を与えて制御するマイクロプロ
セッサ1と、デバイスドライバ6およびマイクロプロセ
ッサ1を包含すると共に、複数の制御対象4を制御する
ためのタスクをイベントにより順次実行する管理手段と
を備え、制御対象4を制御するための一つの演算プログ
ラムが一つのタスクとして管理手段に実装されるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の制御
や自動変速機の制御など、各制御対象を制御するタスク
の管理をリアルタイムオペレーティングシステム上で行
う車両用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載された各種装置の制御をリア
ルタイムオペレーティングシステム上で行うものとして
は、例えば特開平10−105418号公報にその一例
が開示されている。この公報に開示された技術は、内燃
機関の各種センサから入力される信号情報に短時間に応
答して複数のタスクの遷移状態を制御するリアルタイム
オペレーティングシステムにおいて、内燃機関の制御ソ
フトに使用する一つの基本タイマと、各種センサからの
非同期系のイベントの他に基本タイマの出力を用いて種
々の周期を持つ同期系イベントに対してイベントフラグ
をセットおよびクリアして複数のタスクの遷移状態を制
御するイベントハンドラとを備え、イベントハンドラは
基本タイマのカウントのビット値を下位ビットに、その
カウント値のビット値を反転したものを上位ビット値に
設定したイベントフラグを形成し、このイベントフラグ
に設定されたビット値と予め設定されたビット値との理
論積を取ってタスク処理したいタイミングの決定を行う
ようにしたものである。
【0003】このように構成することにより、周期系の
複数のタスク毎にタイマーを設けることが不要になり、
装置の規模を低減することが可能とされている。また、
イベントハンドラはタイミングが決定されたタスクの処
理を開始する時間が遅れた場合には次回のタスク起動処
理を遅らせるようにタイミング補正し、この遅れ時間が
タスク処理周期を越える場合には自タスクの起動処理の
優先度を上げて遅れを防止し、次回のタスク起動処理の
タイミング補正を行う場合には次回の起動処理を早くす
ることにより次々回のタスク処理への支障を少なくする
ことができるとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の車両用制御装置においてはタスクの優先
順位が動的に変化するものであるため、プログラムの可
読性が良くないと言う課題を有するものであり、また、
新たにタスクを追加する場合には、処理タイミングの構
成を再構築する必要があるため、開発効率を著しく阻害
すると言う課題を有するものであった。
【0005】この発明はこのような課題を解決するため
になされたものであり、タスクの優先順位が動的に変動
しない構成とすることにより、プログラムソースの可読
性を向上させると共に、車両制御用のプログラム構成に
大幅な変更を加えることなく新たなタスクが追加できる
ようにし、プログラム開発効率の向上が可能な車両用制
御装置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車両用
制御装置は、外部信号源および制御対象としての外部機
器との間の信号を授受するデバイスドライバと、外部信
号源からの情報に基づき演算を行い、複数の制御対象に
制御信号を与えて制御するマイクロプロセッサと、デバ
イスドライバおよびマイクロプロセッサを包含すると共
に、複数の制御対象を制御するためのタスクをイベント
により順次実行する管理手段とを備え、制御対象を制御
するための一つの演算プログラムが一つのタスクとして
管理手段に実装されるようにしたものである。
【0007】また、管理手段にはタスク周期起動手段が
含まれており、イベントの発行が少なくとも一つのタス
ク周期起動手段によりなされるようにしたものである。
さらに、タスク周期起動手段が一つのイベントを発行
し、一つのタスクを起動するようにしたものである。さ
らにまた、タスク周期起動手段が複数のイベントを発行
し、複数のタスクを起動するようにしたものである。
【0008】また、イベントを発行するタスク周期起動
手段がタスク内に設定されており、発行されたイベント
が自タスクを起動するようにしたものである。さらに、
管理手段に最初に起動する初期化タスクが実装されてお
り、タスク周期起動手段がこの初期化タスクにより起動
され、イベントを発行するようにしたものである。さら
にまた、少なくとも一つのタスク周期起動手段によりイ
ベントの発行がなされ、タスク周期起動手段が管理手段
の起動時において、管理手段の起動が完了するまでに起
動するようにしたものである。
【0009】また、外部信号源および制御対象としての
外部機器との間の信号を授受するデバイスドライバと、
外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の制御
対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッサ
と、デバイスドライバおよびマイクロプロセッサを包含
すると共に、複数の制御対象を制御するためのタスクを
起動するタスク起動機能を有する管理手段とを備え、制
御対象を制御するための一つの演算プログラムが一つの
タスクとして管理手段に実装され、これらのタスクがタ
スク起動機能により順次起動されるようにしたものであ
る。
【0010】さらに、管理手段に最初に起動する初期化
タスクとタスク周期起動手段とが含まれており、タスク
周期起動手段が初期化タスクにより起動され、タスク起
動機能がタスク周期起動手段により起動されるようにし
たものである。さらに、タスク起動機能の起動が少なく
とも一つのタスク周期起動手段によりなされ、このタス
ク周期起動手段が管理手段の起動時において、管理手段
の起動が完了するまでに起動するようにしたものであ
る。さらにまた、タスクの動作優先順位を予め決めるよ
うにしたものである。
【0011】また、外部信号源および制御対象としての
外部機器との間の信号を授受するデバイスドライバと、
外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の制御
対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッサ
と、デバイスドライバおよびマイクロプロセッサを包含
すると共に、複数の制御対象を制御するためのタスクを
順次起動して実行する管理手段とを備え、制御対象を制
御するための一つの演算プログラムが一つのタスクとし
て管理手段に実装されると共に、管理手段上にて動作す
る少なくとも一つのタスクが、同じ管理手段上にて動作
する他のタスク、または、ネットワークで接続された他
の管理手段上で動作する他のタスクと同一入出力処理手
段からデータの利用ができるようにしたものである。
【0012】さらに、制御対象を制御するための少なく
とも一つのタスクからイベントを発行し、他のタスクを
起動するようにしたものである。
【0013】また、外部信号源および制御対象としての
外部機器との間の信号を授受するデバイスドライバと、
外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の制御
対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッサ
と、デバイスドライバおよびマイクロプロセッサを包含
すると共に、複数の制御対象を制御するためのタスクを
イベントにより順次実行する管理手段とを備え、制御対
象を制御するための一つの演算プログラムが一つのタス
クとして管理手段に実装されると共に、タスクには動作
優先順位が付与されており、管理手段の起動時、また
は、リセット時において、管理手段が初期化された後に
全てのタスクが起動するようにしたものである。
【0014】さらに、管理手段にはタスク周期起動手段
が含まれており、イベントの発行が少なくとも一つのタ
スク周期起動手段によりなされるようにしたものであ
る。さらにまた、イベントが少なくとも一つのタスクか
ら発行され、他のタスクを起動するようにしたものであ
る。また、タスクの起動を管理手段の起動が完了するま
でに行うようにしたものである。さらに、最初に特定の
タスクのみが起動し、この特定のタスクが残りの全ての
タスクを起動するようにしたものである。
【0015】また、外部信号源および制御対象としての
外部機器との間の信号を授受するデバイスドライバと、
外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の制御
対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッサ
と、デバイスドライバおよびマイクロプロセッサを包含
すると共に、複数の制御対象を制御するためのタスクを
イベントにより順次起動して実行する管理手段とを備
え、制御対象を制御するための一つの演算プログラムが
一つのタスクとして管理手段に実装されると共に、タス
クには動作優先順位が付与され、管理手段の起動時また
はリセット時において、管理手段が初期化された後に早
期に演算処理を必要とするタスクを優先起動してイベン
ト待ちの状態とし、他のタスクは遅れて起動させるよう
にしたものである。
【0016】さらに、管理手段にはタスク周期起動手段
が含まれており、イベントの発行が少なくとも一つのタ
スク周期起動手段によりなされるようにしたものであ
る。さらにまた、イベントが少なくとも一つのタスクか
ら発行され、他のタスクを起動するようにしたものであ
る。また、早期に演算処理を必要とするタスクが管理手
段の起動が完了するまでに起動するようにしたものであ
る。さらに、優先して起動された早期に演算処理を必要
とするタスクのうちの少なくとも一つが、残りのタスク
を起動するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による車両用制御装置のシステム構成図、
図2は動作を説明するフローチャートである。図1に示
す車両用制御装置のリアルタイムオペレーティングシス
テム(以降RTOS、または管理手段と称す)は、マイ
クロプロセッサよりなる中央処理演算部(以下CPUと
称す)1と、このCPU1に実装されRTOSの機能の
核となるカーネル2と、カーネル2の起動時にCPU1
を初期化するCPU初期化手段3と、CPU1やこれに
実装されたカーネル2と後述するそれぞれのタスクとの
間、および、外部機器であるアクチュエータ・バルブ類
4や外部からの信号源であるセンサ・スイッチ類5との
間のデータや信号を授受するためのデバイスドライバ6
とから構成されている。
【0018】また、カーネル2はRTOS上に構成され
た後述するタスクの管理を行うスケジューラ7と、カー
ネル2がスタートしたとき最初に実行されるRTOS初
期化手段8とを有しており、CPU1はRTOSで扱う
カウンタを設定するためのタイマ9を有している。10
はRTOSのタスク同期化機能(以下イベントまたはイ
ベント機能と称す)を示し、11ないし20はRTOS
上で動作する車両制御用のタスクを示すもので、クラン
ク角処理タスク11や内部割り込みタスク12や通信タ
スク13など少なくとも一つの制御対象が一つのタスク
として構成されており、クランク角処理タスク11やタ
スクA14などの各タスクはイベント10を受けること
によりそのタスク処理が実行され、処理データをデバイ
スドライバ6とCPU1を介してアクチュエータ類4な
どの外部機器に出力する。
【0019】このような車両制御用RTOSにおいて、
図示しない電源が投入されるとCPU初期化手段3が動
作してCPU1を初期化し、続いてRTOS初期化手段
8がRTOS自体を初期化する。次にタスク11ないし
20が予め決められた手順で起動され、全てのタスク1
1ないし20がイベント待ちの状態になる。各タスク1
1ないし20はスケジューラ7に管理され、イベント機
能10が発生するイベントに応じたタスクが起動され、
処理を実行する。例えば、イベントによりタスクA14
が起動された場合、処理を行った後にその処理結果がデ
バイスドライバ6に伝達され、デバイスドライバ6から
制御対象となるアクチュエータ・バルブ類4のいずれか
のアクチュエータやバルブに伝達される。
【0020】また、外部システムからの信号源であるセ
ンサ・スイッチ類5からデータや信号が入力されるとC
PU1にて割り込み要求が発生し、これをデバイスドラ
イバ6が要求された外部割り込みタスクに送信すること
により外部割り込み処理が実行される。この処理は例え
ばタスクA14やタスクB15や内部割り込みタスク1
3などで実行され、処理された結果はデバイスドライバ
6を経由して外部に接続されたアクチュエータ・バルブ
類4のいずれかのアクチュエータやバルブに伝達され
る。
【0021】この動作を示したのが図2のフローチャー
トであり、図2の(a)に示すOSスタートのフローチ
ャートにおいて、電源が投入されてスタートするとステ
ップ101においてCPU初期化手段3によるCPU1
の初期化が行われ、続いてステップ102においてRT
OS初期化手段8によるRTOSの初期化が行われ、さ
らに、ステップ103においてスケジューラ7による各
タスク11ないし20の管理が実行可能な状態におかれ
る。
【0022】スケジューラ7が実行可能な状態におかれ
ると各タスク11ないし20が起動し、図2の(b)に
示すフローチャートのように、ステップ104にて初期
設定が行われ、ステップ105にてイベント待ちの状態
におかれる。いずれかのタスクがイベントを受け取ると
ステップ106にてイベントクリアを行い、ステップ1
07にて処理を実行する。処理が完了するとステップ1
05に戻ってイベント待ちの状態になり、以降はステッ
プ105からステップ107までのルーチンをイベント
により繰り返す。
【0023】センサ・スイッチ類5からデータや信号が
入力され、CPU1から割り込み要求が発生した場合に
は現在実行中のタスクの処理を一時中断し、図2(c)
のフローチャートに示すようにステップ108にて外部
割り込み処理を実行してこの処理が完了すると一時中断
していた元のタスクに制御を戻して処理を継続する。ま
た、あるタスクの実行中に他の優先度の高いタスクにイ
ベントがセットされた場合にも現在実行中のタスクの処
理は一時中断され、優先順位の高いタスクが優先的に実
行され、優先順位の高いタスクの処理が完了後一時中断
していた元のタスクに制御を戻して処理を継続する。
【0024】このように一つの制御対象が一つのタスク
として構成されており、イベント機能を用いてタスクの
実行を行うようにしたので処理をマトリクス的に整理す
ることができ、要因分析を容易なものにすることができ
るものである。
【0025】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステム
構成図であり、この実施の形態による車両用制御装置は
図1に示した実施の形態1の車両用制御装置に対して管
理手段にタスク周期起動手段(以下アラームと称す)2
1を付加するようにしたものである。アラーム21は一
種のタイマーであり、アラーム21の満了によりイベン
ト10が発行され、タスクが実行されるように構成され
ている。イベント10の発行に伴うタスクの実行や割り
込みは実施の形態1の場合と同様である。
【0026】このように、イベントの設定をアラーム機
能を用いて行うことによりプログラムの記述が簡単とな
って設定が容易となり、プログラムの可読性を向上させ
ることができるものである。
【0027】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステム
構成図であり、この実施の形態による車両用制御装置は
図3に示した実施の形態2の車両用制御装置に対してタ
スク周期起動手段としての複数のアラーム25、26、
27を有しており、各アラームがそれぞれイベント2
2、23、24を設定するようにし、各アラームと各イ
ベントとが各タスク11ないし20に対応してタスクを
実行するようにしたものである。なお、アラーム26と
アラーム27との間には複数の図示しないアラームが存
在し、イベント23とイベント24との間にも図示しな
い複数のイベントが存在して各アラームが各イベントに
対応し、各イベントが各タスクに対応するように構成さ
れている。
【0028】イベントの発行に伴う動作は上記の実施の
形態1の場合と同様であるが、一つのアラームの満了と
共に一つのイベントが発行され、このイベントに対応す
るタスクが実行される。このように構成することによ
り、実施の形態2の構成に対してプログラムの可読性を
さらに向上させることができるものである。
【0029】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステム
構成図であり、この実施の形態による車両用制御装置は
図4に示した実施の形態3の車両用制御装置に対してタ
スク周期起動手段としての複数のアラーム28と29と
を有しており、アラーム28はイベント30に対応し、
アラーム29はイベント31とイベント32、および、
イベント31とイベント32との間に存在する図示しな
い複数のイベントに対応するように構成したものであ
る。
【0030】このように、アラーム29により複数のイ
ベント31〜32を発行するように構成することによ
り、実施の形態3と同様にプログラムの可読性を向上さ
せながら実施の形態3の構成に対してアラームの数を減
少させることができ、CPU1が使用するメモリの使用
量を減少させることができるものである。
【0031】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5によるRTOSを用いた車両用制御装置のタスク動
作のフローチャートを示すもので、この実施の形態にお
ける車両用制御装置は、図3に示した実施の形態2の車
両用制御装置とは異なり、イベント発生用のアラームの
設定とイベントの発行とが、イベントが設定される自タ
スク内にて行われるようにしたものである。
【0032】タスクの実行動作の説明を図6にて行うと
次の通りである。タスクがスタートするとステップ20
1にて初期設定が行われ、ステップ202にてアラーム
設定が行われるが、この設定はタスク内にて行われ、ア
ラームの満了時には自タスクにイベントが発行されるよ
うに設定される。ステップ203ではイベント待ちの状
態となり、アラームの満了時にイベントが発行されると
ステップ204にてイベントクリアを行い、ステップ2
05にて処理を実行する。処理が完了するとステップ2
03に戻ってイベント待ちの状態になり、以降はステッ
プ203からステップ205までのルーチンを繰り返
す。このように構成することによっても実施の形態2と
同様にプログラムの可読性の向上が可能になるものであ
る。
【0033】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態5によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステム
構成図、図8はタスク動作のフローチャートであり、こ
の実施の形態による車両用制御装置は図4に示した実施
の形態3の車両用制御装置に対して初期化タスク33を
付加するようにしたものである。初期化タスク33は図
示しない電源が投入され、スケジューラ7が実行された
後に起動し、アラーム25ないし27の設定を行うこと
によりイベント22ないし24を発行し、各タスク11
ないし20を起動するように構成されている。
【0034】この動作概要を図8にて説明すると次の通
りであり、図8において上記の実施の形態1の図2と同
一動作のステップには同一符号が付与されている。
(a)はOS始動の動作を示し、電源が投入されるかリ
セット信号が入力されるとプログラムがスタートし、ス
テップ101においてCPU初期化手段3によるCPU
1の初期化が行われ、続いてステップ102においてR
TOS初期化手段8によるRTOSの初期化が行われ、
さらに、ステップ103にてスケジューラ7が実行可能
な状態とされる。スケジューラ7が実行可能な状態にな
るとステップ301に進み、初期化タスク33が起動さ
れる。
【0035】初期化タスク33の動作は図の(b)に示
すように、まず、ステップ302にて各アラームの設定
を行い、ステップ303において各タスクを起動させ、
実施の形態1の図2にて説明したように各タスクの初期
化とイベント待ちの状態にさせる。このように、イベン
ト発生用のアラームの設定を最初に起動するタスクが行
うように構成することによりプログラムの可読性をさら
に向上させることができるものである。
【0036】実施の形態7.図9はこの発明の実施の形
態7によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステム
構成図、図10は動作を説明するフローチャートであ
り、この実施の形態による車両用制御装置は図4に示し
た実施の形態3の車両用制御装置に対してRTOS初期
化処理8とスケジューラ7の実行との間に初期化処理手
段34によるアラーム25ないし27の設定を介在させ
たもので、初期化処理手段34がアラーム25ないし2
7を設定し、タスク11ないし20の起動後にスケジュ
ーラ7が起動するように構成したものである。
【0037】図10によりこの動作を説明すると次の通
りであり、図10において上記の実施の形態1の図2と
同一動作のステップには同一符号が付与されている。
(a)に示したOS始動の動作は、電源が投入されるか
リセット信号が入力されるとプログラムがスタートし、
ステップ101においてCPU初期化手段3によるCP
U1の初期化が行われ、続いてステップ102において
RTOS初期化手段8によるRTOSの初期化が行われ
る。続いてステップ401では初期化処理手段34にて
アラーム25ないし27を設定する初期化処理が実行さ
れ、ステップ103においてスケジューラ7が実行可能
な状態とされる。
【0038】ステップ401での初期化処理は図の
(b)に示すとおりであり、ステップ402にて初期化
処理手段34によるアラーム25ないし27の設定がな
され、続くステップ403においてはタスク11ないし
20が起動してイベント待ちの状態におかれる。そして
タスク11ないし20が起動後に上記したようにスケジ
ューラ7が起動する。すなわち、この実施の形態ではア
ラームの設定がRTOSの立ち上げ中に行われることに
なり、このためにプログラムの可読性を向上させながら
メモリの使用量を減少させることができるものである。
【0039】実施の形態8.図11はこの発明の実施の
形態8によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステ
ム構成図、図12は動作を説明するフローチャートであ
り、この実施の形態による車両用制御装置は図1に示し
た実施の形態1の車両用制御装置に対して管理手段にタ
スク周期起動手段としてのアラーム35とこのアラーム
の満了により動作するタスク起動機能36とを付加する
ようにしたもので、タスク起動機能36は必要に応じて
各タスク11ないし20を起動するように構成されてい
る。
【0040】図12はこの動作の概要を示したもので、
上記の実施の形態1の図2と同一動作のステップには同
一符号が付与されている。図の(a)に示したOS始動
の動作は実施の形態1の場合と同様であり、電源投入で
スタートするとステップ101においてCPU初期化手
段3によるCPU1の初期化が行われ、続いてステップ
102においてRTOS初期化手段8によるRTOSの
初期化が行われ、さらに、ステップ103においてスケ
ジューラ7による各タスク11ないし20の管理が実行
可能な状態におかれる。
【0041】この状態においてアラーム35が満了にな
ると図の(b)に示すようにタスク起動機能36が実行
されてタスクが起動され、ステップ104において初期
設定がなされ、続いてステップ107においてタスクの
処理がなされ、処理が完了すると動作を終了し、再びア
ラーム35が満了するとタスク起動機能36が実行され
てタスクが起動し、一連の動作が実行される。
【0042】また、センサ・スイッチ類5からデータや
信号が入力され、CPU1から割り込み要求が発生した
場合には実施の形態1の場合と同様に、現在実行中のタ
スクの処理を一時中断し、図12(c)のフローチャー
トに示すようにステップ108にて外部割り込み処理を
実行してこの処理が完了すると一時中断していた元のタ
スクに制御を戻して処理を継続する。あるタスクの実行
中に他の優先度の高いタスクにイベントがセットされた
場合にも現在実行中のタスクの処理は一時中断され、優
先順位の高いタスクが優先的に実行され、優先順位の高
いタスクの処理が完了後一時中断していた元のタスクに
制御を戻して処理を継続する。
【0043】この実施の形態では以上のような構成と動
作とを有するもので、一つのアラーム機能によりタスク
起動機能36を動作させるのでアラーム機能に必要なメ
モリ容量を軽減することが可能になると共に、タスク起
動機能36が必要に応じて各タスクを起動するので、タ
スクを予め起動してイベント待ちの状態にしておく必要
がなく、イベント待ちの状態に必要なメモリの消費量を
軽減することが可能になるものである。
【0044】実施の形態9.図13はこの発明の実施の
形態9によるRTOSを用いた車両用制御装置のシステ
ム構成図、図14は動作を説明するフローチャートであ
り、この実施の形態による車両用制御装置は実施の形態
8の車両用制御装置に対し、初期化タスク33を追加す
ると共に、複数のアラーム37ないし39と複数のタス
ク起動機能40ないし42とを設けるようにしたもので
ある。初期化タスク33は図示しない電源が投入され、
スケジューラ7が実行された後に起動し、アラーム37
ないし39の設定を行い、アラーム37ないし39はそ
れぞれが満了することによりタスク起動機能40ないし
42が実行され、タスク起動機能40ないし42の実行
により各タスクが起動して処理が実施されるように構成
されている。
【0045】図14は以上の構成を有する車両用制御装
置の動作の概要を説明するもので、(a)はOS始動の
動作を示し、電源が投入されるかリセット信号が入力さ
れるとプログラムがスタートし、ステップ101におい
てCPU初期化手段3によるCPU1の初期化が行わ
れ、続いてステップ102においてRTOS初期化手段
8によるRTOSの初期化が行われ、さらに、ステップ
103にてスケジューラ7が実行可能な状態とされる。
スケジューラ7が実行可能な状態になるとステップ30
1に進み、初期化タスク33が起動される。
【0046】初期化タスク33が起動すると、初期化タ
スク33は図17の(b)に示すように、ステップ50
1にて各アラーム37ないし39の設定を行った後に終
了する。アラーム37ないし39の動作は上記したとお
り、各アラームの満了に伴い各タスク起動機能を実行さ
せるものである。このように、タスク起動機能を実行さ
せるアラームの設定を最初に起動する初期化タスクが行
うように構成することにより、実施の形態8の効果に加
えて実施の形態6の場合と同様にプログラムの可読性を
向上させることが可能になるものである。
【0047】実施の形態10.図15はこの発明の実施
の形態10によるRTOSを用いた車両用制御装置のシ
ステム構成図、図16は動作を説明するフローチャート
であり、この実施の形態による車両用制御装置は実施の
形態8の車両用制御装置に対し、RTOS初期化処理8
とスケジューラ7の実行との間にアラームを設定するた
めの初期化処理手段34を介在させると共に、複数のア
ラーム43ないし45と複数のタスク起動機能46ない
し48とを設けるようにしたものである。また、初期化
処理手段34は初期化処理によりアラーム43ないし4
5を設定し、この設定後にスケジューラ7が起動するよ
うに構成される。そして、アラーム43ないし45はそ
れぞれが満了することによりタスク起動機能46ないし
48が実行され、タスク起動機能46ないし48の実行
により各タスクが起動して処理が実施される。
【0048】図16はこの実施の形態の動作概要を説明
するもので、(a)はOS始動の動作を示し、電源が投
入されるかリセット信号の入力でプログラムがスタート
し、ステップ101においてCPU初期化手段3による
CPU1の初期化が行われ、続いてステップ102にお
いてRTOS初期化手段8によるRTOSの初期化が行
われる。続いてステップ601では初期化処理手段34
にてアラーム43ないし45を設定する初期化処理が実
行され、ステップ103においてスケジューラ7が実行
可能な状態とされる。
【0049】ステップ601での初期化処理は図の
(b)に示すとおりであり、ステップ602にて初期化
処理手段34によるアラーム43ないし45の設定がな
され終了する。すなわち、この実施の形態では実施の形
態7と同様にアラームの設定がRTOSの立ち上げ中に
行われることになり、このためにプログラムの可読性を
向上させながらメモリの使用量を減少させることができ
るものである。
【0050】以上に述べた各実施の形態において、タス
クの優先順位を予め決定しておけばプログラムの実行中
にタスクの優先順位が変わることがなく、このようにす
ることによりプログラムの可読性を向上させることがで
きる。
【0051】実施の形態11.図17はこの発明の実施
の形態11によるRTOSを用いた車両用制御装置のシ
ステム構成図である。この実施の形態においては複数の
車両用制御装置50と51とがネットワーク52により
接続されており、それぞれの車両用制御装置にはCPU
1とカーネル2とデバイスドライバ6と図示しないがC
PU初期化手段やRTOS初期化手段やスケジューラな
どの管理手段が設けられている。また、それぞれの車両
用制御装置はクランク角処理タスク11と内部割り込み
タスク12と通信タスク13とを有する他、一方の車両
用制御装置50は実施の形態1と同様に各タスク14な
いし20を有すると共に、タスクY53を有しており、
他方の車両用制御装置51はタスクZ54を有してい
る。
【0052】このような実施の形態11による車両用制
御装置において、車両用制御装置50のタスクY53と
車両用制御装置51のタスクZ54とは同一の入出力処
理手段により入出力が行われる。いま、例えばタスクY
53がタスク19のデータを使用する場合、タスクY5
3が出力手段からタスク19に対してデータ送信要求を
発し、タスク19がこの送信要求に基づいてデータを作
成し、タスクY53にデータを送信する。タスクY53
は入力手段によりこのデータを受信し、データの処理を
行うが、タスクY53とタスクZ54とは同一の入出力
処理手段により入出力が行われるので、タスクZ54も
タスク19のデータを利用することができる。
【0053】このように一方の車両用制御装置50のタ
スクY53と他方の車両用制御装置51のタスクZ54
とが同一の入出力処理手段により入出力が行われるの
で、一方の車両用制御装置50の制御プログラムを追加
したり変更したりするとき、その車両用制御装置50を
使用することなく、言い換えれば外部からプログラムの
追加や変更が可能になる。従って、この実施の形態によ
れば、プログラムの開発や追加・変更を容易なものとす
ることができることになる。
【0054】実施の形態12.図18はこの発明の実施
の形態12によるRTOSを用いた車両用制御装置のシ
ステム構成を示すもので、この実施の形態はタスク間に
てイベントの授受ができるようにしたものである。い
ま、例えばタスク14が実行されており、終了段階にな
るとタスク14は優先順位に従って例えばタスク15用
のイベントを設定する。この設定によりイベント待ち状
態にあったタスク15が実行されることになる。このよ
うにタスク間にてイベントの授受ができるようにするこ
とにより、容易にタスク間の同期を持たせることができ
るものである。
【0055】実施の形態13.この実施の形態は、CP
Uの初期化とRTOSの初期化とを行った後、全てのタ
スクを起動してイベント待ちの状態にするものである。
この状態を実施の形態1で用いた図2により説明する
と、電源が投入されてスタートするとステップ101に
おいてCPU1の初期化が行われ、ステップ102にお
いてRTOSの初期化が行われ、さらに、ステップ10
3においてスケジューラ7が実行される。スケジューラ
7の実行により全てのタスク11ないし20が起動され
るが、起動された各タスク11ないし20はステップ1
04において優先順位に従って初期設定がなされ、ステ
ップ105にて全てのタスクがイベント待ち状態にな
る。
【0056】このようにCPUとRTOSとの初期化を
行った後、全てのタスクを優先順位に従って起動し、イ
ベント待ちの状態にすることにより、システムの起動時
における処理が早くなり、迅速に車両を制御することが
可能になるものである。なおこのタスクの起動には実施
の形態2にて説明したようにアラーム21を使用してイ
ベントを発行することもでき、また、このイベントを実
施の形態12のように動作中のタスクが他のタスクのイ
ベントを設定したり、例えば初期化タスクなど特定のタ
スクを起動して、この特定のタスクが残りのタスクを起
動することもできる。
【0057】実施の形態14.図19はこの発明の実施
の形態14によるRTOSを用いた車両用制御装置の動
作を説明するフローチャートであり、この実施の形態
は、実施の形態13と同様にシステムの起動を速めるた
めに、車両用制御装置のCPU1とRTOSの初期化後
に全てのタスクを起動してイベント待ちの状態とするも
ので、図19によりこれを説明すると、(a)に示した
OS始動の動作は、電源が投入されるとプログラムがス
タートし、ステップ101においてCPU初期化手段3
によるCPU1の初期化が行われ、ステップ102にで
はRTOS初期化手段8によるRTOSの初期化が行わ
れる。続いてステップ401での初期化処理により、実
施の形態7の図9に示したようなアラーム設定を行って
図19の(b)に示すように全てのタスクを起動する。
また、続くステップ103においてはスケジューラ7が
実行可能な状態とされる。
【0058】タスクが起動すると図の(c)に示すよう
に、ステップ104にて初期設定が行われ、ステップ1
05にてイベント待ちの状態におかれ、イベントを受け
取るとステップ106にてイベントクリアを行い、ステ
ップ107にて処理を実行する。処理が完了するとステ
ップ105に戻ってイベント待ちの状態になり、以降は
ステップ105からステップ107までのルーチンを繰
り返す。この実施の形態においてもステップ401での
初期化処理により全てのタスクを優先順位に従って起動
してイベント待ちの状態にすると共に、タスク起動時の
アラーム設定がRTOSの立ち上げ中に行われることに
なるので、プログラムの可読性を向上させながらシステ
ムの起動時における処理を迅速に行うことができ、ま
た、アラームの設定を一つにすることによりメモリの消
費量を減少させることができるものである。
【0059】実施の形態15.図20はこの発明の実施
の形態15によるRTOSを用いた車両用制御装置の動
作を説明するフローチャートであり、この実施の形態
は、実施の形態9で示したような初期化タスクを用いる
ものにおいて実施の形態13と同様にシステムの起動を
速めるものである。図の(a)はOS始動のフローチャ
ートであり、電源が投入されるとプログラムがスタート
し、ステップ101においてCPU1の初期化が行わ
れ、続いてステップ102においてRTOSの初期化が
行われ、さらに、ステップ103にてスケジューラ7が
実行可能な状態とされる。スケジューラ7が実行可能な
状態になるとステップ301に進み、初期化タスク33
が起動される。
【0060】初期化タスクが起動されると図(b)のス
テップ303に示すようにタスク11ないし20が起動
され、タスクはステップ104にて初期設定が行われて
ステップ105にてイベント待ちの状態になる。この実
施の形態においても初期化タスクの起動により全てのタ
スクを優先順位に従って起動させることによりプログラ
ムの可読性を向上させながらシステムの起動時における
処理を迅速に行うことができるものである。
【0061】実施の形態16.図21はこの発明の実施
の形態16によるRTOSを用いた車両用制御装置の動
作を説明するフローチャートであり、この実施の形態は
車両制御のプログラムのうち、特に設定を急ぐタスクを
優先して起動するもので、OS始動のルーチンは、まず
ステップ101にてCPU1の初期化が行われ、次にス
テップ102にてRTOSの初期化が行われ、続いてス
テップ103にてスケジューラが実行に移されるが、C
PUとRTOSとの初期化が行われた後、スケジューラ
の実行と共にステップ103aにおいて、図の(b)に
示すように特に設定を急ぐタスクの立ち上げが行われ
る。
【0062】このタスクの立ち上げ手順は上記の各実施
の形態と同様であり、ステップ104での初期設定、ス
テップ105でのイベント待ちと続き、イベントを受け
ることによりステップ106以降に進む。この設定を急
ぐタスクは例えばエンジン始動ロックシステムなど、電
源投入直後に使用されるタスクであり、それら以外のタ
スクはスケジューラの実行後に立ち上げれば良く、この
ように構成することにより電源投入から車両の操作まで
の時間を大幅に短縮することができるものである。な
お、この実施の形態においても、実施の形態2のように
タスクの立ち上げにタスク周期起動手段、すなわち、ア
ラーム機能を使用したり、実施の形態12のようにタス
クからイベントを発行したり、特に設定を急ぐタスクが
起動後、そのタスクのうちの一つが残りのタスクを立ち
上げたりすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の請求
項1の車両用制御装置によれば、外部信号源および制御
対象としての外部機器との間の信号を授受するデバイス
ドライバと、外部信号源からの情報に基づき演算を行
い、複数の制御対象に制御信号を与えて制御するマイク
ロプロセッサと、デバイスドライバおよびマイクロプロ
セッサを包含すると共に、複数の制御対象を制御するた
めのタスクをイベントにより順次実行する管理手段とを
備え、制御対象を制御するための一つの演算プログラム
が一つのタスクとして管理手段に実装されるようにした
ので、処理をマトリクス的に整理することができ、要因
分析を容易なものにすることができるものである。
【0064】また請求項2に記載の発明によれば、上記
の管理手段にタスク周期起動手段が含まれており、イベ
ントの起動が少なくとも一つのタスク周期起動手段によ
りなされるようにしたので、プログラムの可読性を向上
させることができるものである。さらに、請求項3に記
載の発明によれば、タスク周期起動手段が一つのイベン
トを設定するようにしたのでプログラムの可読性をさら
に向上させることができるものである。
【0065】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、タスク周期起動手段が複数のイベントを設定するよ
うにしたので、タスク周期起動手段の数を減少させるこ
とができ、CPU1が使用するメモリの使用量を削減す
ることができるものである。また、請求項5に記載の発
明によれば、イベントを発生するタスク周期起動手段が
タスク内に設定されており、発生するイベントが自タス
クを起動するようにしたのでプログラムの可読性の向上
が可能になるものである。
【0066】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
管理手段に最初に起動する初期化タスクが実装されてお
り、初期化タスクによりタスク周期起動手段が実行さ
れ、イベントを設定するようにしたのでプログラムの可
読性を向上させることができるものである。さらにま
た、請求項7に記載の発明によれば、少なくとも一つの
タスク周期起動手段によりイベントの設定がなされ、タ
スク周期起動手段を、管理手段の起動時において、管理
手段の起動が完了するまでに起動するようにしたので、
メモリの使用量を減少させることができるものである。
【0067】また、請求項8に記載の発明によれば、外
部信号源および制御対象としての外部機器との間の信号
を授受するデバイスドライバと、外部信号源からの情報
に基づき演算を行い、複数の制御対象に制御信号を与え
て制御するマイクロプロセッサと、デバイスドライバお
よびマイクロプロセッサを包含すると共に、複数の制御
対象を制御するためのタスクを起動するタスク起動機能
を有する管理手段とを備え、制御対象を制御するための
一つの演算プログラムが一つのタスクとして管理手段に
実装され、これらのタスクがタスク起動機能により順次
起動されるようにしたので、タスクのイベント待ち状態
がなくなり、イベント待ちに必要なメモリの消費量を軽
減することが可能になるものである。
【0068】さらに、請求項9の発明によれば、請求項
8において管理手段に最初に起動する初期化タスクとタ
スク周期起動手段とが含まれており、タスク周期起動手
段が初期化タスクにより設定され、タスク起動機能がタ
スク周期起動手段により起動されるようにしたので、請
求項8の効果に加え、プログラムの可読性を向上させる
ことができるものである。さらにまた、請求項10の発
明によれば、請求項8においてタスク起動機能の起動が
少なくとも一つのタスク周期起動手段によりなされ、こ
のタスク周期起動手段が、管理手段の起動時において、
管理手段の起動が完了するまでに起動されるようにした
ので、メモリの消費量をさらに軽減することが可能にな
るものである。また、請求項11の発明によれば、タス
クの動作優先順位が予め決められるようにしたのでプロ
グラムの可読性を向上させることができるものである。
【0069】さらに、請求項12の発明によれば、外部
信号源および制御対象としての外部機器との間の信号を
授受するデバイスドライバと、外部信号源からの情報に
基づき演算を行い、複数の制御対象に制御信号を与えて
制御するマイクロプロセッサと、デバイスドライバおよ
びマイクロプロセッサを含み、複数の制御対象を制御す
るためのタスクを順次起動して実行する管理手段とを備
え、制御対象を制御するための一つの演算プログラムが
一つのタスクとして管理手段に実装されると共に、管理
手段上にて動作する少なくとも一つのタスクが、同じ管
理手段上にて動作する他のタスク、または、ネットワー
クで接続された他の管理手段上で動作するタスクと同一
入出力処理手段からデータの利用ができるようにしたの
で、プログラムの開発や追加・変更を容易なものとする
ことができるものである。
【0070】さらにまた、請求項13の発明によれば、
制御対象を制御するための少なくとも一つのタスクがイ
ベントを発行し、他のタスクを起動するようにしたの
で、タスク間の同期を容易にとることができるものであ
る。
【0071】また、請求項14に記載の発明によれば、
外部信号源および制御対象としての外部機器との間の信
号を授受するデバイスドライバと、外部信号源からの情
報に基づき演算を行い、複数の制御対象に制御信号を与
えて制御するマイクロプロセッサと、デバイスドライバ
およびマイクロプロセッサを包含すると共に、複数の制
御対象を制御するためのタスクをイベントにより順次実
行する管理手段とを備え、制御対象を制御するための一
つの演算プログラムが一つのタスクとして管理手段に実
装されると共に、タスクには動作優先順位が付与され、
管理手段の起動時またはリセット時において、管理手段
が初期化された後に全てのタスクが起動されるようにし
たので、システムの起動時における処理が早くなり、迅
速に車両を制御することが可能になるものである。
【0072】さらに、請求項15に記載の発明によれ
ば、請求項14において管理手段にタスク周期起動手段
が含まれており、イベントの起動が一つのタスク周期起
動手段によりなされるようにしたので、請求項14の効
果に加え、プログラムの可読性を向上させることができ
るものである。さらにまた、請求項16に記載の発明に
よれば、請求項14においてイベントが少なくとも一つ
のタスクから発行され、他のタスクを起動するように構
成したので、請求項14の効果に加え、タスク間の同期
を容易とすることができるものである。
【0073】また、請求項17に記載の発明によれば、
請求項14において、タスクの起動が、管理手段の起動
が完了するまでになされるようにしたので、システム起
動時における処理を速めると共に、メモリの消費量を軽
減することが可能になるものである。さらに、請求項1
8に記載の発明によれば、請求項14において最初に特
定のタスクのみが起動し、この特定のタスクが残りの全
てのタスクを起動するようにしたので、請求項14の効
果に加え、プログラムの可読性を向上させることができ
るものである。
【0074】また、請求項19に記載の発明によれば、
外部信号源および制御対象としての外部機器との間の信
号を授受するデバイスドライバと、外部信号源からの情
報に基づき演算を行い、複数の制御対象に制御信号を与
えて制御するマイクロプロセッサと、デバイスドライバ
およびマイクロプロセッサを包含すると共に、複数の制
御対象を制御するためのタスクをイベントにより順次起
動して実行する管理手段とを備え、制御対象を制御する
ための一つの演算プログラムが一つのタスクとして管理
手段に実装されると共に、タスクには動作優先順位が付
与され、管理手段の起動時またはリセット時において、
管理手段が初期化された後に早期に演算処理を必要とす
るタスクを優先して起動してイベント待ちの状態とし、
他のタスクは遅れて起動させるようにしたので、システ
ムの起動時における処理が早くなり、迅速に車両を制御
することが可能になるものである。
【0075】さらに、請求項20に記載の発明によれ
ば、請求項19の構成に対し、管理手段にはタスク周期
起動手段が含まれており、イベントの起動が少なくとも
一つのタスク周期起動手段によりなされるようにしたの
で起動処理を早めると共に、プログラムの可読性を向上
させることができるものである。さらにまた、請求項2
1に記載の発明によれば、請求項19の構成に対してイ
ベントが少なくとも一つのタスクから発行され、他のタ
スクを起動するようにしたので、起動処理を早めると共
に、タスク間の同期を容易とすることができるものであ
る。
【0076】また、請求項22に記載の発明によれば、
請求項19の構成において早期に演算処理を必要とする
タスクの起動が、管理手段の起動が完了するまでになさ
れるようにしたので、起動処理を早めると共に、メモリ
の消費量を軽減することが可能になるものである。さら
に、請求項23に記載の発明によれば、請求項19の構
成において、優先して起動された早期に演算処理を必要
とするタスクのうちの少なくとも一つが残りのタスクを
起動するようにしたので、起動処理を早めると共に、プ
ログラムの可読性を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車両用制御装
置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による車両用制御装
置のタスク動作のフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態6による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による車両用制御装
置のタスク動作のフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態7による車両用制御装
置のシステム構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7による車両用制御
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態8による車両用制御
装置のシステム構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態8による車両用制御
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態9による車両用制御
装置のシステム構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態9による車両用制御
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態10による車両用制
御装置のシステム構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態10による車両用制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態11による車両用制
御装置のシステム構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態12による車両用制
御装置のシステム構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態14による車両用制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態15による車両用制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態16による車両用制
御装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ、2 カーネル、3 CPU初
期化手段、 4 アクチュエータ・バルブ(外部機器)、 5 センサ・スイッチ類(外部信号源) 6 デバイス
ドライバ、 7 スケジューラ、 8 RTOS初期化手段、 9、21、25〜29、35、37〜39、43〜45
タイマ、 10、22〜24、30〜32 イベント、 11〜20、53、54 タスク、 21、25〜29、35、37〜39 タスク周期起動
手段(アラーム)、 33 初期化タスク、34 初期化処理手段、 36、40〜42、46〜48 タスク起動機能 43〜45 タスク周期起動手段(アラーム)、 50、51 車両用制御装置、52 ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 374 F02D 45/00 374A (72)発明者 野木 均 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3G084 DA00 EB02 EB03 EB05 EB24 5B098 AA05 GA04 GC03 GC05

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部信号源および制御対象としての外部
    機器との間の信号を授受するデバイスドライバ、前記外
    部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の前記制
    御対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッ
    サ、前記デバイスドライバおよび前記マイクロプロセッ
    サを包含すると共に、複数の前記制御対象を制御するた
    めのタスクをイベントにより順次実行する管理手段を備
    え、前記制御対象を制御するための一つの演算プログラ
    ムが一つのタスクとして前記管理手段に実装されたこと
    を特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段にはタスク周期起動手段が
    含まれており、前記イベントの発行が少なくとも一つの
    前記タスク周期起動手段によりなされることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記タスク周期起動手段が一つのイベン
    トを発行し、一つのタスクを起動するように構成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の車両用制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記タスク周期起動手段が複数のイベン
    トを発行し、複数のタスクを起動するように構成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の車両用制御装
    置。
  5. 【請求項5】 イベントを発行する前記タスク周期起動
    手段がタスク内に設定されており、発行されたイベント
    が自タスクを起動するように構成されていることを特徴
    とする請求項2に記載の車両用制御装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段に最初に起動する初期化タ
    スクが実装されており、前記タスク周期起動手段が前記
    初期化タスクにより起動され、イベントを発行するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用制御装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つの前記タスク周期起動手
    段によりイベントの発行がなされ、前記タスク周期起動
    手段が、前記管理手段の起動時において前記管理手段の
    起動が完了するまでに起動するよう構成されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載
    の車両用制御装置。
  8. 【請求項8】 外部信号源および制御対象としての外部
    機器との間の信号を授受するデバイスドライバ、前記外
    部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の前記制
    御対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッ
    サ、前記デバイスドライバおよび前記マイクロプロセッ
    サを包含すると共に、複数の前記制御対象を制御するた
    めのタスクを起動するタスク起動機能を有する管理手段
    を備え、前記制御対象を制御するための一つの演算プロ
    グラムが一つのタスクとして前記管理手段に実装され、
    このタスクが前記タスク起動機能により順次起動される
    よう構成されていることを特徴とする車両用制御装置。
  9. 【請求項9】 前記管理手段に最初に起動する初期化タ
    スクとタスク周期起動手段とが含まれており、前記タス
    ク周期起動手段が前記初期化タスクにより起動され、前
    記タスク起動機能が前記タスク周期起動手段により起動
    されることを特徴とする請求項8に記載の車両用制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記タスク起動機能の起動が少なくと
    も一つの前記タスク周期起動手段によりなされ、このタ
    スク周期起動手段が、前記管理手段の起動時において前
    記管理手段の起動が完了するまでに起動するよう構成さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の車両用制御
    装置。
  11. 【請求項11】 タスクの動作優先順位が予め決められ
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれ
    か一項に記載の車両用制御装置。
  12. 【請求項12】 外部信号源および制御対象としての外
    部機器との間の信号を授受するデバイスドライバ、前記
    外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の前記
    制御対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッ
    サ、前記デバイスドライバおよび前記マイクロプロセッ
    サを包含すると共に、複数の前記制御対象を制御するた
    めのタスクを順次起動して実行する管理手段を備え、前
    記制御対象を制御するための一つの演算プログラムが一
    つのタスクとして前記管理手段に実装されると共に、前
    記管理手段上にて動作する少なくとも一つのタスクが、
    同じ管理手段上にて動作する他のタスク、または、ネッ
    トワークで接続された他の管理手段上で動作する他のタ
    スクと同一入出力処理手段からデータを利用できるよう
    構成されていることを特徴とする車両用制御装置。
  13. 【請求項13】 前記制御対象を制御するための少なく
    とも一つのタスクがイベントを発行し、他のタスクを起
    動するよう構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用制御装置。
  14. 【請求項14】 外部信号源および制御対象としての外
    部機器との間の信号を授受するデバイスドライバ、前記
    外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の前記
    制御対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッ
    サ、前記デバイスドライバおよび前記マイクロプロセッ
    サを包含すると共に、複数の前記制御対象を制御するた
    めのタスクをイベントにより順次実行する管理手段を備
    え、前記制御対象を制御するための一つの演算プログラ
    ムが一つのタスクとして前記管理手段に実装されると共
    に、前記タスクには動作優先順位が付与されており、前
    記管理手段の起動時またはリセット時において、前記管
    理手段が初期化された後に全てのタスクが起動されるこ
    とを特徴とする車両用制御装置。
  15. 【請求項15】 前記管理手段にはタスク周期起動手段
    が含まれており、前記イベントの発行が少なくとも一つ
    の前記タスク周期起動手段によりなされることを特徴と
    する請求項14に記載の車両用制御装置。
  16. 【請求項16】 前記イベントが少なくとも一つのタス
    クから発行され、他のタスクを起動するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項14に記載の車両用制御装
    置。
  17. 【請求項17】 前記タスクの起動を前記管理手段の起
    動が完了するまでに行うことを特徴とする請求項14に
    記載の車両用制御装置。
  18. 【請求項18】 最初に特定のタスクのみが起動し、こ
    の特定のタスクが残りの全てのタスクを起動するよう構
    成されていることを特徴とする請求項14〜請求項17
    のいずれか一項に記載の車両用制御装置。
  19. 【請求項19】 外部信号源および制御対象としての外
    部機器との間の信号を授受するデバイスドライバ、前記
    外部信号源からの情報に基づき演算を行い、複数の前記
    制御対象に制御信号を与えて制御するマイクロプロセッ
    サ、前記デバイスドライバおよび前記マイクロプロセッ
    サを包含すると共に、複数の前記制御対象を制御するた
    めのタスクをイベントにより順次起動して実行する管理
    手段を備え、前記制御対象を制御するための一つの演算
    プログラムが一つのタスクとして前記管理手段に実装さ
    れると共に、前記タスクには動作優先順位が付与され、
    前記管理手段の起動時、または、リセット時において、
    前記管理手段が初期化された後に早期に演算処理を必要
    とするタスクを優先起動してイベント待ちの状態とし、
    他のタスクは遅れて起動させることを特徴とする車両用
    制御装置。
  20. 【請求項20】 前記管理手段にはタスク周期起動手段
    が含まれており、前記イベントの発行が少なくとも一つ
    の前記タスク周期起動手段によりなされることを特徴と
    する請求項19に記載の車両用制御装置。
  21. 【請求項21】 前記イベントが少なくとも一つのタス
    クから発行され、他のタスクを起動するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項19に記載の車両用制御装
    置。
  22. 【請求項22】 前記早期に演算処理を必要とするタス
    クが前記管理手段の起動が完了するまでに起動すること
    を特徴とする請求項19に記載の車両用制御装置。
  23. 【請求項23】 優先して起動された前記早期に演算処
    理を必要とするタスクのうちの少なくとも一つが残りの
    タスクを起動するよう構成されていることを特徴とする
    請求項19〜請求項22のいずれか一項に記載の車両用
    制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723831B1 (ko) * 2004-12-09 2007-05-31 한국전자통신연구원 시스템 온 칩 설계를 위한 하드웨어/소프트웨어 스케쥴링방법 및 이 기능을 실현하는 기록 매체
JP2007253792A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Denso Corp 車両用電子制御装置のソフトウェアシステムおよびその設計方法
JP2010521616A (ja) * 2007-03-13 2010-06-24 リカード インコーポレイテッド フレキシブル燃料パワートレインの最適化
JP2012247850A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Denso Corp マイクロコンピュータ

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