JP2002267805A - レンズフィルム - Google Patents

レンズフィルム

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JP2002267805A
JP2002267805A JP2001064808A JP2001064808A JP2002267805A JP 2002267805 A JP2002267805 A JP 2002267805A JP 2001064808 A JP2001064808 A JP 2001064808A JP 2001064808 A JP2001064808 A JP 2001064808A JP 2002267805 A JP2002267805 A JP 2002267805A
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lens
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resin
coating material
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JP2001064808A
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Yasuo Uchimiya
康夫 内宮
Koichi Fujishiro
光一 藤城
Masanori Kono
正範 河野
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な表面凹凸形状を有する光学レンズフィ
ルムの提供。 【解決手段】 多数の凸状レンズが300μm以下のピ
ッチで設けられたフィルムにおいて、前記フィルム表面
に設けられたレンズが、感光性樹脂を含有するコーティ
ング材料を塗布し、現像工程を経ることなく、露光、熱
処理の工程により形成されたものであるレンズフィル
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレネルレンズフ
ィルム、プリズムフィルムなどの光学レンズフィルムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】小さなレンズ又は凹凸を有する光学レン
ズフィルムは、ビデオプロジェクションテレビジョンの
スクリーンやオーバーヘッドプロジェクター等に用いら
れるフレネルレンズフィルムや液晶ディスプレイのバッ
クライトユニットに用いられるプリズムフィルムとして
具体的に用いられる。従来、レンズシートの製造は透明
な熱可塑性樹脂のシートプレス加工、押し出し成形によ
り行われていた。しかし、熱可塑性樹脂は成形後の冷却
工程における収縮率が大きく、また、形状のファインピ
ッチ化が困難とされていた。近年、液晶プロジェクショ
ンテレビが普及し、その映像を観察するための透過型ス
クリーンが要求されるが、そこで用いられるレンズのピ
ッチもファインなものが要求されるようになってきてい
る。また、液晶ディスプレイのバックライトユニットに
用いられるプリズムシートも同様にファインピッチ化が
要求される。
【0003】そこで、熱可塑性樹脂に代えてファインピ
ッチ化が可能な紫外線硬化性樹脂を用いたレンズシート
が特開平9−258011号公報等に開示されている。
しかし、ここで例示されたレンズシートは金型を必要と
するものであった。したがって、レンズ凹凸を簡易な工
法で形成する工法の開発が望まれていた。
【0004】一方、特開2000−19309号公報に
は、フレネルプリズムを採光用途に用いる場合、公知の
リニアー型フレネルプリズムでは自然な採光が困難であ
るとの理由で、レンズ形成面の反対面に微細な凹凸形状
を設けることが提案されており、また、特開平11−5
9037号公報には、いわゆるバックライト式液晶ディ
スプレイに用いられるレンズフィルムのレンズフィルム
裏面を粗面化することが光学干渉縞等の問題に有効であ
り、その表面粗さを特定範囲にすることが更にレンズフ
ィルムを導光体や他のレンズフィルムと重ねた時の光学
的密着を防止し、サイドロープ光が増えるのを防止する
ことが記載されている。しかし、ここでの凹凸形成もロ
ール形成によるもので多大な設備を要するものであっ
た。
【0005】ところで、一般に光硬化性樹脂を用いたパ
ターニングは特開平11-183714号公報に示され
たようなフォトリソグラフィーによる方法が知られてお
り、また、IDW’96,p401にはCCD用マイクロレンズ
の5〜20μmのレンズをフォトリソグラフィーで形成
する方法が示されている。しかし、ここに開示された方
法は、紫外線照射、現像、洗浄、熱硬化の工程が必要で
あり、現像工程を必須とするものである。したがって、
簡便な方法で光硬化性樹脂により表面に凹凸形状を形成
する方法が望まれていた。特開平11-248900号
公報には、露光、熱処理による簡易な方法で作られる拡
散反射板が記載されている。しかし、ここでの用途は、
金属膜を用いる用途のもので本発明との用途とは異な
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、簡便な方法で表面に凹凸形状が形成されたレンズフ
ィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の方法で形成
された表面凹凸形状を有するレンズフィルムが本発明の
目的に合致することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明は、多数の凸状レンズが
300μm以下のピッチで設けられた表面又は表面層を
有するフィルムにおいて、前記フィルム表面又は表面層
に設けられたレンズが、感光性樹脂を含有するコーティ
ング材料を塗布し、現像工程を経ることなく、露光、熱
処理の工程により形成されたものであることを特徴とす
るレンズフィルムである。また、本発明は、凸状レンズ
形成面の反対面に、感光性樹脂を含有するコーティング
材料を塗布し、現像工程を経ることなく、露光、熱処理
の工程により塗膜表面に凹凸段差が0.05〜10μm
の範囲にある凹凸形状が形成された樹脂層が設けられて
いることを特徴とするレンズフィルムである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
するが、請求項1に記載の発明から順に説明する。な
お、格別の誤解が生じることがないときは、本発明とい
うときもあり、この場合は請求項1〜5に記載の発明の
全部又は該当する請求項に記載の発明を含む意味に使用
する。
【0010】請求項1に記載の発明のレンズフィルム
は、多数のレンズが300μm以下のピッチで設けられ
たフィルムである。ここで、多数のレンズが設けられた
ものの例としては、フレネルレンズフィルム、プリズム
フィルム、レンチキュラーシート等が挙げられる。な
お、これらはレンズシートやプリズムシートと呼ばれる
ことも多いが、本発明においては、これらをレンズフィ
ルムと統一して呼ぶことにし、本発明でいうレンズフィ
ルムは、レンズシートやプリズムシート、プリズムフィ
ルム等を含む意味で使用するものとする。レンズ間のピ
ッチを300μm以下、好ましくは25〜200μmに
することにより、透過型スクリーンに用いた場合の液晶
プロジェクターの画素数の増大に応じた高精細化や、液
晶ディスプレイのバックライトユニット中のプリズムシ
ートに適したものとなる。
【0011】フィルム表面に設けられたレンズは、感光
性樹脂を含有するコーティング材料により形成すること
ができる。感光性樹脂を含有するコーティング材料を用
いることで、熱可塑性材料では発現できないファインピ
ッチが容易となり、また、冷却に伴う熱収縮も抑制でき
ることから精密な光学レンズとして適したものとなる。
【0012】フィルム表面に設ける凸状レンズの形成
は、感光性樹脂を含有するコーティング材料を塗布し、
露光、熱処理の工程により形成される。本発明によるレ
ンズ形成は、現像工程を経る必要がないことから簡便な
方法で形成可能である。このようにして形成されるフィ
ルムの表面層の断面は、頂角及び谷に大きな曲率を有す
る連続した凹凸形状をなしていることが好ましい。凸状
レンズの頂部は上記間隔の範囲であれば、ランダムに配
列することも可能であるが、規則正しく配列させること
が好ましい。例えば、列状の凸状レンズの頂部が直線
で、平行して、一定の間隔で並ぶように配列させること
が好ましい。また、同じパターンの波状に配列させても
よい。更に、点状レンズとし、この頂部を碁盤目のよう
に一直線上に、一定の間隔で並ぶように配列させること
もよい。このように配列した場合、頂部と底部が表れる
ように切断した表面層の断面は正弦波状の連続曲線を示
すことが好ましく、頂部(頂角)及び底部(谷)に大き
な曲率、例えば頂部と底部の距離(段差)の2倍以上、
好ましくは3〜15倍程度の曲率半径を有することがよ
い。
【0013】ここで、コーティング材料を塗布する基板
としては、その形態が平坦であることが好ましい。基板
が平坦(平滑)性を有しないと、良好なコーティングが
できず、また、本発明が目的とする微細な表面凹凸形状
を形成することが困難となる。ここで、平坦(平滑)性
とは、JIS B 0601で規定されているRaが0.05μm以
下を指す。具体的には、ガラス基板、金属基板、プラス
チック基板等が例示される。好ましくは透明なプラスチ
ックフィルムである。コーティング材料の基板への塗布
厚みは、目的とするレンズの形状によって設定される。
平均塗布厚みは、0.05〜1.5mmの範囲が好まし
く、凸状レンズのピッチと前記段差により最適範囲が定
められる。なお、塗付厚みは均一であることがよい。本
発明のレンズフィルムは、凸状レンズが設けられた表面
又は表面層(A)を有するものであればよいが、基板フ
ィルム層(B)を有することが有利である。上記基板フ
ィルム層(B)は、それ自体の表面に凸状レンズが設け
られたコーティング材料の重合硬化物であることも可能
であり、また基板フィルム層(B)上に、凸状レンズが
設けられたコーティング材料の重合硬化物からなる表面
層を積層状態で有することも可能である。基板フィルム
層(B)にコーティング材料を塗布し、これを凸状レン
ズが設けられた表面層(A)とすることが簡便で有利で
あり、この場合、基板は透明性を有することが望まれ
る。しかし、液晶表示装置に用いられるバックライト方
式のユニットに用いられるプリズムシート用の場合のよ
うに、高度な透明性が必要ではない場合は、透明性にこ
だわる必要はない。
【0014】レンズ、すなわち凸状レンズが設けられた
表面又は表面層(A)は、透明樹脂により構成されること
が好ましく、硬化後の塗膜の光線透過率が70%以上の
ものがよい。このようなレンズに適した透明樹脂として
は、感光性樹脂を含有するコーティング材料を硬化して
得られるものであるが、コーティング材料には、アクリ
ル樹脂系やエポキシ樹脂系の樹脂又は樹脂形成成分を含
有させることが好ましい。なお、本発明で重合又は硬化
前の感光性樹脂等について、これらを樹脂又は樹脂形成
成分という場合があるが、この場合の樹脂又は樹脂形成
成分には樹脂の他、モノマー、オリゴマー等を含む意味
に解釈される。アクリル樹脂系としては、アクリル酸、
メタクリル酸等の置換アクリル酸、これらのメチルエス
テル等のアクリレート類から選択されるアクリル系のモ
ノマー、オリゴマー又はポリマーが挙げられるが、重合
性のモノマー又はオリゴマーが好ましい。アクリル樹脂
成分を例示すると、メタクリル酸メチル、アクリル酸メ
チル等の汎用のアクリレートや、多官能アルコールや多
官能エポキシ化合物から導かれる多官能アクリレートが
挙げられる他、ポリ(メタ)アクリル酸のようなポリマ
ー、そのオリゴマー等が挙げられる。また、感光性樹脂
と共にエポキシ樹脂成分を使用することもよい。エポキ
シ樹脂成分としては、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ジヒドロキシビフェニル型エポ
キシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂環式多官能エポキシ
樹脂等が挙げられる。本発明でいうエポキシ樹脂には、
エポキシ化合物が含まれる。
【0015】上記感光性樹脂の中でも、その骨格中にフ
ルオレン骨格を有するビスフェノールフルオレンのエポ
キシ樹脂又はそのアクリレートが高屈折率、耐熱性の発
現の観点から好ましく、これを50重量%以上含有する
ものがよい。そして、これらの感光性樹脂は1種若しく
は2種以上を併用して用いることができる。好ましく
は、多官能アクリレートとエポキシ樹脂の併用であり、
エポキシ樹脂1重量部に対し、多官能アクリレート2〜
10重量部程度である。
【0016】また、コーティング材料には感光性樹脂等
の樹脂成分と共に光重合開始剤を含有することが望まれ
る。光重合開始材は樹脂成分の光重合を開始又は促進す
るものであればよく、光ラジカル重合開始剤や光カチオ
ン重合開始剤から1種又は2種以上適宜選択して使用す
ることができる。
【0017】光ラジカル重合開始剤としては、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル等のベンゾイン類及びベ
ンゾインアルキルエーテル類、アセトフェノン、(2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−メチ
ル−1−(4−メチルチオ)フェニル−2−モルフォリノ
プロパン等、アセトフェノン類、2−メチルアントラキ
ノン、2−tert−ブチルアントラキノン等のアント
ラキノン類、ベンゾフェノン、4,4'−ジエチルアミノ
ベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、その他チオキサ
ントン類、ケタール類等が挙げられる。また、光カチオ
ン重合開始剤としては、公知のヨードニウム塩、スルホ
ニウム塩。ホスホニウム塩、及びフェロセン類等を用い
ることができ、その具体例としては、ジフェニルヨード
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、ジフェニルヨー
ドニウムヘキサフルオロホスフェート、トリフェニルス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニ
ルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート等が挙げら
れる。
【0018】本発明で用いるコーティング材料には、本
発明の効果を損なわない範囲であれば、他の成分を含有
してもよい。例えば、コーティング特性を向上させる溶
剤や界面活性剤が、熱重合を促進する熱重合開始剤が、
密着性向上のためにはカップリング剤が、光透過性を変
化させるためには顔料が使用できる。更に、エポキシ樹
脂を配合する場合は、硬化剤、硬化促進剤等を使用でき
る。溶剤としては、溶解性、コーティング性の面からエ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテートやプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、シク
ロヘキサノン、エチルエトキシプロピオネート、酢酸ブ
チル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、γ-ブ
チロラクトン等がよく、またこれらの溶剤の混合物でも
よい。
【0019】また、熱重合開始剤を用いる場合、アクリ
ル樹脂成分等の感光性樹脂成分やエポキシ樹脂等の成分
の熱重合を開始又は促進するものであればよく、有機ア
ミン化合物、イミダゾール化合物、酸無水物、有機ホス
フィン等が挙げられるが、保存安定性の面から最も好ま
しいものは有機アミン化合物やイミダゾール化合物であ
り、また、これらの数種類を混合して使用することがで
きる。有機アミンとしては、ビスジエチルアミノベンゾ
フェノン、イミダゾール化合物としては2メチルイミダ
ゾールが硬化性と保存安定性の面から好ましい。
【0020】コーティング材料の好ましい配合割合は、
樹脂及び樹脂形成成分の合計100重量部に対し、光重
合開始剤1〜15重量部、熱重合開始剤0.5〜10重
量部、溶媒100〜500重量部である。
【0021】コーティング材を調製する方法は特に限定
はないが、樹脂及び樹脂形成成分、光重合開始剤、溶
剤、熱重合開始剤、界面活性剤、カップリング剤等の種
類、配合量を適宜調整した後、ロールミル、ボールミ
ル、サンドミル、プラネタリミキサーなどの分散、混合
装置を用い、5〜70℃で1〜50時間程度撹拌混合を
行ない、均一な組成となるように分散させる方法を採用
することができる。
【0022】コーティング材料の塗布方法は、特に制限
されるものではなく公知の方法を適用できるが、具体的
にはスピンコートにより行うことができる。なお、塗布
されたコーティング材料は、紫外線照射前には通常60
〜120℃の温度で1〜10分程度予備乾燥し、溶媒が
ある程度除去された後、次工程の紫外線照射工程に移る
ことがよい。予備乾燥後の溶媒は全体の10重量%以下
とすることがよい。
【0023】本発明におけるレンズの形成は、光硬化と
熱硬化の硬化収縮率の差を制御することにより形成され
るが、具体的には、塗布されたコーティング材料にマス
クを介し紫外線を照射し、乾燥機などを用いて加熱処理
して成膜される。そしてこの際、表面のレンズ部となる
凹凸形状は、紫外線照射時に光透過部と光遮蔽部を持つ
マスクを使用し、露光部と未露光部を発現させ、次工程
である加熱処理時の露光部と未露光部の硬化収縮の差を
利用して形成するものである。光が当たって重合硬化し
た部分が凸部となり、未硬化部分は凹部となる。この理
由は定かではないが、硬化収縮の差に起因するものと考
えられる。
【0024】紫外線照射の際に用いられるマスクの形状
は、光透過部と光遮蔽部を有するもので、特に限定され
るものではない。マスクは、目的とするレンズ形状に応
じて適宜設計される。ファインピッチレンズを形成する
場合、各レンズ凸部の間隔が300μm以下、好ましく
は25〜200μmの範囲となるように設計することが
適切である。
【0025】紫外線照射の条件としては、300〜45
0nmの紫外線を50〜10000mJ/cm2の範囲で照射す
ることが好ましく、熱処理条件としては、120〜25
0℃で15〜60分の範囲で行うことが好ましい。紫外
線照射の条件がこの範囲以下では、光による硬化が不十
分となり目的とするレンズが形成できず、この範囲以上
では光の回折による遮蔽部への光の回り込みが発生し、
適切な形状が形成できなくなるので好ましくない。ま
た、熱処理の条件がこの範囲以下では、十分な熱硬化が
行われず適切なレンズ形状が形成できなくなり、この範
囲以上では熱処理による樹脂劣化が認められるので好ま
しくない。通常のフォトリソグラフィーによる方法によ
れば、紫外線照射後、現像及び洗浄の工程を要するが、
本発明の方法によれば、この工程を省略でき紫外線照射
後すぐに熱処理工程に移ることができ煩雑な製造工程を
経る必要がない。なお、紫外線の照射には、超高圧水銀
ランプやメタルハライドランプなどのランプを用いるこ
とができる。
【0026】このようにして成膜されたレンズフィルム
は、微細な表面凹凸形状を有する透明硬化膜となる。透
明硬化膜の表面に形成されたレンズの凹凸形状は、マス
クによる露光部(膜厚X)と未露光部(膜厚Y)からな
り、各部の厚さの比(Y/X)が0.50〜0.95の
範囲にあり、段差が5μm〜1mm、好ましくは5μm
〜50μmの範囲であることが好ましい。ここで、成膜
された塗膜表面の凹凸形状は、上記したマスクを介した
紫外線照射の際の用いられるマスク(露光部)の形状や
紫外線照射条件、及び熱処理条件等を適宜調整すること
により制御することができる。この値が、大きくなりす
ぎると、現像工程を必要としない上記凹凸形成方法に適
しないことがある。
【0027】請求項3に記載の発明は、凸状レンズ形成
面の反対面に、感光性樹脂を含有するコーティング材料
を塗布し、現像工程を経ることなく、露光、熱処理の工
程により塗膜表面に凹凸段差が0.05〜10μmの範
囲にある凹凸形状が形成された樹脂層(以下、マット層
ともいう)が設けられていることを特徴とするレンズフ
ィルムである。
【0028】この発明のレンズフィルムは、凸状レンズ
が設けられた表面層(A')を有すると同時に凹凸形状が
形成された樹脂層(C)を有するものであればよいが、
中間に基板フィルム層(B)を有することが有利であ
る。以下、凸状レンズが設けられた表面層(A')をレン
ズ層(A')と、凹凸形状が形成された樹脂層(C)をマ
ット層(C)ともいう。上記のとおり、基板フィルム層
(B)にレンズ層(A')を直接形成してもよいし、接着
させてもよい。同様にマット層(C)も、レンズ層
(A')とは反対面の基板フィルム層(B)に直接形成し
てもよいし、積層させてもよい。ここで、レンズ層
(A')については、先に説明した凸状レンズが設けられ
た表面層(A)と同じであっても、異なっていてもよい
が、凸状レンズのピッチ(各凸部間隔)、凹凸段差等は
先に説明した範囲にあることが好ましい。また、その製
法は先に説明した方法に限定されず、従来公知の方法が
適宜使用し得るが、請求項1に記載の発明の方法が有利
である。
【0029】凸状レンズ形成面の反対面に、凹凸段差が
0.05〜10μmの範囲にある凹凸形状が形成された
樹脂層(マット層)を設ける場合、凸状レンズ形成面の
反対面に直接コーティング材料を塗布して、露光、熱処
理を行ってもよく、また、単独で形成されたレンズフィ
ルムを予め準備しておき、別工程で形成した特定範囲の
微細凹凸段差を有するマット層を接着層等を介して張り
合わせてもよい。ここで、レンズ層(A')とマット層
(C)間には任意に基板フィルム層(B)等を介してもよ
い。
【0030】この発明におけるマット層は、前記凸状レ
ンズ形成と同様の方法でその微細凹凸を形成することが
できる。つまり、望ましくは平坦な基板上に前記したよ
うなコーティング剤を適当な範囲で塗布し、マスクを介
した露光、熱処理により微細凹凸が形成される。ただ
し、このマット層(C)は前記レンズ層(A')とは使用
目的が異なることから、使用されるマスク形状、形成さ
れる凹凸段差等は当然に範囲が異なる。
【0031】マット層形成に用いられるマスクは、凸部
間隔が請求項1記載の発明よりも狭ピッチとなるように
設計されたものを用いる。マット層上に形成される凹凸
形状[マスクによる露光部(膜厚X)と未露光部(膜厚
Y)]は、硬化後の凹凸段差で、0.05〜10μmの
範囲にあることが必要であり、更に、各部の厚さの比
(Y/X)が0.50〜0.95の範囲にあることが好
ましい。凹凸段差等の凹凸形状が上記範囲を越えると光
が拡散して光の利用効率が低下し好ましくない。また、
マット層はこの程度の凹凸が形成可能であればよいこと
から、コーティング材料の好ましい塗布厚みは、0.5
μm〜20μmである。また、マット層は単層である必
要はなく、PETフィルムなどのプラスチックフィルム
に上記コーティング材料を塗布し、前記工程により凹凸
が形状されたものでもよい。
【0032】マット層も透明樹脂から形成されることが
望ましく、1mm厚での光線透過率が70〜95%の範
囲である樹脂により形成することがよい。光線透過率が
この値に満たない樹脂によりマット層を形成した場合、
光利用効率が低下し好ましくない場合がある。本発明の
好ましい層構造を示せば次のようなものが例示される。
なお、(A)は請求項1記載の発明で得られる凸状レン
ズが設けられた表面層(A)を、(A')は請求項3記載
の発明で得られるレンズ層(A')を、(B)は基板フィ
ルム層(B)を、(C)はマット層(C)を、(D)は接着剤
層を意味する。また、(A)と(A')は同様なものであ
ることが好ましい。なお、上記のとおり基板フィルム層
(B)は、表面に凸状レンズが設けられたコーティング
材料の重合硬化物自体であってもよく、また、マット層
(C)を有するコーティング材料の重合硬化物自体であ
ってもよく、これは厳密な意味での層構造を有しないた
め例示されないが、好ましい態様の一つである。 (A)、(A)/(B)又は(A)/(D)/(B)、 (A')/(B)/(C)、(A')/(B)/(B)/(C)、(A')/
(B)/(D)/(B)/(C)、(A')/(D)/(B)/(C)、(A')/
(B)/(D)/(C)又は(A')/(D)/(B)/(D)/(C)、
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。図1は、本発明のレンズフィルムを製造する工程を
説明するための模式図であり、基板フィルム1の表面に
コーティング材料2が塗付され、マスク3を介して紫外
線4が照射され、露光部が重合硬化され、その後加熱処
理され、溶媒除去、重合硬化が完了する。それにより露
光部が凸状レンズの頂部(膜厚X)となり、未露光部が
谷部(膜厚Y)となる。図1の例によれば、凸状レンズ
の頂部と谷部は大きな曲率を有し、且つ、連続的に正弦
波状に厚みが変化している望ましいレンズが得られるこ
とを示している。
【0034】各種の特性の評価は以下の方法で測定し
た。 [段差]:表面粗さ計を用いて図1に示す膜厚XとYを測
定し、その差を段差とした。膜厚は200μm幅の凹凸の平
均値とした。また、各部の厚さの比(Y/X)を計算で
求めた。 [ピッチ]:形成された各レンズの凸部間の間隔を表面
粗さ計を用いて測定した。
【0035】表1に示した配合割合で、2種類のコーテ
ィング剤(1)及び(2)を調整した。表中の各成分は
次に示すものである。 多官能アクリレート :ジペンタエリストールヘキサア
クリレート BPAエポキシ樹脂 :ジャパンエポキシレジン社製エピ
コート828 溶媒 :プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート
【0036】
【表1】
【0037】実施例1 コーティング剤(1)を、脱脂洗浄した厚さ2.0mm
の平坦なメタクリル酸樹脂基板上にスピンコーティング
で硬化後の厚みが約30μmとなるように塗布して、8
0℃の温度で2分間予備乾燥した後、凹凸を形成するた
めの石英マスク(幅50μmのラインを100μm間隔で
クロム蒸着したもの)を通して500Wの高圧水銀ラン
プを用いて波長365nmの照度が10mW/cm2の紫外線を
50秒間照射した。その後、乾燥機を用いて200℃で
30分間加熱処理を行ない、フィルム表面の凹凸が、そ
の頂角及び谷に大きな曲率を有し、かつその断面が連続
した正弦波状の凹凸をしたプリズムフィルムサンプルを
作成した。このサンプルの凹凸部の段差は10μmであ
り、露光部(膜厚X)と未露光部の膜厚(膜厚Y)の比率
(Y/X)が0.66となった。また、本発明のプリズ
ムフィルムを外光にかざしたところ、虹模様も見えず、
良好な散乱を発現した。
【0038】実施例2 コーティング剤(2)を、脱脂洗浄した厚さ2.0mm
の平坦なポリカーボネート樹脂基板上にスピンコーティ
ングで硬化後の膜厚が約30μmとなるように塗布し
て、80℃の温度で10分間予備乾燥した後、凹凸を形
成するための石英マスク(半径10μmの円形をランダ
ムにクロム蒸着したもの:平均ピッチ30μm)を通し
て500Wの高圧水銀ランプを用いて波長365nmの
照度が10mW/cm2の紫外線を50秒間照射した。そ
の後、乾燥機を用いて230℃で30分間加熱乾燥処理
を行ない、マイクロレンズフィルムサンプルを作成し
た。このサンプルの凹凸部の段差は10μmであり、露
光部(膜厚X)と未露光部の膜厚(膜厚Y)の比率(Y/
X)が0.7となった。また、本発明のマイクロレンズ
板での光指向性は良好であった。
【0039】実施例3 コーティング剤(1)を、脱脂洗浄した厚さ2.0mm
の平坦なポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム上に
スピンコーティングで硬化後の膜厚が約3.0μmとな
るように塗布して、80℃の温度で2分間予備乾燥した
後、凹凸を形成するための石英マスク(幅50μmのラ
インを100μm間隔でクロム蒸着したもの)を通して
500Wの高圧水銀ランプを用いて波長365nmの照
度が10mW/cm2の紫外線を50秒間照射した。その
後、乾燥機を用いて200℃で30分間加熱乾燥処理を
行ない、表面に凹凸形状を有するマット層を作成した。
このサンプルの凹凸部の段差は1.0μmであり、露光
部(膜厚X)と未露光部の膜厚(膜厚Y)の比率(Y/
X)が0.66であった。
【0040】次に、実施例1で得られたプリズムフィル
ムと、実施例3で得られたマット層を設けたフィルム
を、プリズム層とマット層が両表面に表れるように張り
合わせ、複合プリズムフィルムとし、これをエッジライ
ト式液晶ディスプレイのプリズムシートとして用い、エ
ッジライト型面光源を作成した。この複合プリズムフィ
ルムは導光板との光学的密着もなく、面光源用レンズフ
ィルムとしての特性を満たしていた。
【0041】
【発明の効果】本発明のレンズフィルムは、光学シート
・フィルム材料として適しており、レンズ形状の作成を
現像工程を必要としない簡便な方法で形成可能なことか
らその工業的利用価値は高い。特に、微細な表面凹凸形
状を有し、高効率の光利用が要求される透過型液晶ディ
スプレイ等のバックライトに用いるプリズムレンズフィ
ルムに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレンズフィルムの製造工程を示す模
式図
【符号の説明】
1 基板フィルム 2 コーティング材料 3 マスク 4 紫外線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 正範 千葉県木更津市築地1番地 新日鐵化学株 式会社電子材料開発センター内 Fターム(参考) 2H021 BA22 BA32 2H091 FA21Z FA32Z FB02 FC10 FC22 FD06 LA12 2H097 CA12 FA02 GA45 HB03 LA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の凸状レンズが300μm以下のピ
    ッチで設けられた表面又は表面層を有するフィルムにお
    いて、前記フィルム表面又は表面層に設けられたレンズ
    が、感光性樹脂を含有するコーティング材料を塗布し、
    現像工程を経ることなく、露光、熱処理の工程により形
    成されたものであることを特徴とするレンズフィルム。
  2. 【請求項2】 フィルム表面又は表面層に、頂角及び谷
    に大きな曲率を持つ凹凸形状を有する請求項1記載のレ
    ンズフィルム。
  3. 【請求項3】 凸状レンズ形成面の反対面に、感光性樹
    脂を含有するコーティング材料を塗布し、現像工程を経
    ることなく、露光、熱処理の工程により塗膜表面に凹凸
    段差が0.05〜10μmの範囲にある凹凸形状が形成
    された樹脂層が設けられていることを特徴とするレンズ
    フィルム。
  4. 【請求項4】 透明基板フィルム層を有する請求項1又
    は3記載のレンズフィルム。
  5. 【請求項5】 基材表面に感光性樹脂を含有するコーテ
    ィング材料を塗布し、現像工程を経ることなく、露光、
    熱処理の工程により表面に凹凸形状を有するレンズフィ
    ルム又はレンズフィルム層を形成することを特徴とする
    レンズフィルムの製造方法。
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