JP2002267154A - ボイラ装置 - Google Patents
ボイラ装置Info
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- JP2002267154A JP2002267154A JP2001062186A JP2001062186A JP2002267154A JP 2002267154 A JP2002267154 A JP 2002267154A JP 2001062186 A JP2001062186 A JP 2001062186A JP 2001062186 A JP2001062186 A JP 2001062186A JP 2002267154 A JP2002267154 A JP 2002267154A
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- Japan
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- boiler
- evaporator
- air
- temperature
- heater
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボイラの燃焼用空気の温度を更に上昇させる
ことにより、灰中未燃分の低減を図り、より高効率の運
用を可能にすること。 【解決手段】 熱吸収による温度変化の比較的少ない加
熱器６を有するボイラ装置であって、加熱器６と並列接
続された風道蒸発器９を設け、空気予熱器２から送られ
た燃焼用空気を風道蒸発器９を通し温度上昇させてボイ
ラウインドボックス３に送給するボイラ装置。また、風
道蒸発器９は、加熱器６とその出入口を連絡管８で接続
され、連絡管に設置されたバルブ１０で流量調整される
ボイラ装置。
ことにより、灰中未燃分の低減を図り、より高効率の運
用を可能にすること。 【解決手段】 熱吸収による温度変化の比較的少ない加
熱器６を有するボイラ装置であって、加熱器６と並列接
続された風道蒸発器９を設け、空気予熱器２から送られ
た燃焼用空気を風道蒸発器９を通し温度上昇させてボイ
ラウインドボックス３に送給するボイラ装置。また、風
道蒸発器９は、加熱器６とその出入口を連絡管８で接続
され、連絡管に設置されたバルブ１０で流量調整される
ボイラ装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラ装置に関わ
り、特に石炭焚きボイラの灰中未燃分を低減するのに好
適なボイラ装置に関する。
り、特に石炭焚きボイラの灰中未燃分を低減するのに好
適なボイラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のボイラ装置を図２に示す。押込フ
ァン１より送られる空気は、空気予熱器２にて約３００
°℃程度に加熱され、ウインドボックス３に送られる。
ウインドボックス３より送られた燃焼用空気は、火炉４
にて燃料と共に燃焼し、過熱器５、蒸発器６、節炭器７
を通過し、空気予熱器２にて熱回収され、煙突に送られ
る。
ァン１より送られる空気は、空気予熱器２にて約３００
°℃程度に加熱され、ウインドボックス３に送られる。
ウインドボックス３より送られた燃焼用空気は、火炉４
にて燃料と共に燃焼し、過熱器５、蒸発器６、節炭器７
を通過し、空気予熱器２にて熱回収され、煙突に送られ
る。
【０００３】従来のボイラ装置は、空気予熱器２にて加
熱された燃焼用空気を直接にウインドボックス３に供給
する系統を備えたものである。
熱された燃焼用空気を直接にウインドボックス３に供給
する系統を備えたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、空気
予熱器２のみの加熱であるので、灰中未燃分の低減に有
効な燃焼用空気の温度上昇に関しての配慮がされていな
かった。
予熱器２のみの加熱であるので、灰中未燃分の低減に有
効な燃焼用空気の温度上昇に関しての配慮がされていな
かった。
【０００５】本発明の目的は、前記燃焼用空気の温度を
更に上昇させることにより、灰中未燃分の低減を図り、
より高効率の運用を可能にすることにある。
更に上昇させることにより、灰中未燃分の低減を図り、
より高効率の運用を可能にすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。熱吸
収による温度変化の比較的少ない加熱器を有するボイラ
装置であって、前記加熱器と並列接続された風道蒸発器
を設け、空気予熱器から送られた燃焼用空気を前記風道
蒸発器を通し温度上昇させてボイラウインドボックスに
送給するボイラ装置。
に、本発明は主として次のような構成を採用する。熱吸
収による温度変化の比較的少ない加熱器を有するボイラ
装置であって、前記加熱器と並列接続された風道蒸発器
を設け、空気予熱器から送られた燃焼用空気を前記風道
蒸発器を通し温度上昇させてボイラウインドボックスに
送給するボイラ装置。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るボイラ装
置について図１を用いて以下説明する。図１は、本発明
の実施形態に係るボイラ装置における概略的な煙風道系
統及び流体経路を示す図であり、１は押込ファン、２は
空気予熱器、３はウインドボックス、４は火炉・ケー
ジ、５は過熱器、６は蒸発器、７は節炭器、８は連絡
管、９は風道蒸発器、１０はバルブ、１１は汽水分離
器、をそれぞれ表す。
置について図１を用いて以下説明する。図１は、本発明
の実施形態に係るボイラ装置における概略的な煙風道系
統及び流体経路を示す図であり、１は押込ファン、２は
空気予熱器、３はウインドボックス、４は火炉・ケー
ジ、５は過熱器、６は蒸発器、７は節炭器、８は連絡
管、９は風道蒸発器、１０はバルブ、１１は汽水分離
器、をそれぞれ表す。
【０００８】図１の（１）において、押込ファン１より
送られる燃焼用空気は、空気予熱器２にて約３００℃程
度に加熱され、更に、風道蒸発器９にて更に加熱され
る。高温の燃焼空気は、火炉４にて燃料と共に燃焼し、
過熱器５、蒸発器６、節炭器７を通過し空気予熱器２に
て熱回収され、煙突に送られる。以上が押込ファンから
の空気の一連の流れである。
送られる燃焼用空気は、空気予熱器２にて約３００℃程
度に加熱され、更に、風道蒸発器９にて更に加熱され
る。高温の燃焼空気は、火炉４にて燃料と共に燃焼し、
過熱器５、蒸発器６、節炭器７を通過し空気予熱器２に
て熱回収され、煙突に送られる。以上が押込ファンから
の空気の一連の流れである。
【０００９】図１の（２）にボイラ水の流動経路を示す
が、蒸発器６と風道蒸発器９の接続関係は図示のとおり
である。風道蒸発器９は蒸発器６の出入口と連絡管８に
より接続されており、バルブ１０で流量調整する。そし
て、風道蒸発器９は蒸発器６入口より取り出した飽和蒸
気（約４００〜４２０℃）を熱源としている。風道蒸発
器９を通過した流体は、汽水分離器入口１１に戻され
る。
が、蒸発器６と風道蒸発器９の接続関係は図示のとおり
である。風道蒸発器９は蒸発器６の出入口と連絡管８に
より接続されており、バルブ１０で流量調整する。そし
て、風道蒸発器９は蒸発器６入口より取り出した飽和蒸
気（約４００〜４２０℃）を熱源としている。風道蒸発
器９を通過した流体は、汽水分離器入口１１に戻され
る。
【００１０】以上のように、押込ファン１より送られる
空気は、空気予熱器２にて約３００℃程度に加熱された
後、ウインドボックス３に投入される前に、蒸発器６入
口より取り出した飽和蒸気（約４００〜４２０℃）を熱
源とした風道蒸発器９にて更に加熱される。この際、空
気予熱器２にて約３００℃程度に加熱された燃焼用空気
は、風道蒸発器９にて更に２０〜３０℃加熱される。
空気は、空気予熱器２にて約３００℃程度に加熱された
後、ウインドボックス３に投入される前に、蒸発器６入
口より取り出した飽和蒸気（約４００〜４２０℃）を熱
源とした風道蒸発器９にて更に加熱される。この際、空
気予熱器２にて約３００℃程度に加熱された燃焼用空気
は、風道蒸発器９にて更に２０〜３０℃加熱される。
【００１１】ボイラに投入される燃焼空気温度は、高温
である程、灰中未燃分は低減される特性を持っており、
これにより高効率の運用が可能となる。図４に示したよ
うに燃焼用空気温度を２０℃上昇させると約１０〜１５
％程度の灰中未燃分が低下する特性となり、ボイラの高
効率運転が可能となる。
である程、灰中未燃分は低減される特性を持っており、
これにより高効率の運用が可能となる。図４に示したよ
うに燃焼用空気温度を２０℃上昇させると約１０〜１５
％程度の灰中未燃分が低下する特性となり、ボイラの高
効率運転が可能となる。
【００１２】ここで、燃焼空気温度の上昇は、ボイラ伝
面調整によるボイラ出口ガス温度上昇によっても可能で
あるが、この場合にはボイラ効率は低下する。しかし、
本発明では、空気予熱器出口側の空気を加熱することか
ら、ガス温度上昇によるボイラ効率低下もなく、効率向
上が可能となる。
面調整によるボイラ出口ガス温度上昇によっても可能で
あるが、この場合にはボイラ効率は低下する。しかし、
本発明では、空気予熱器出口側の空気を加熱することか
ら、ガス温度上昇によるボイラ効率低下もなく、効率向
上が可能となる。
【００１３】図３に或るプラントのＰ−Ｉ線図を示す
が、図示するように、圧力・温度域の特性上、蒸発器で
の昇温は、５〜７℃と少ないことから風道蒸発器を通過
した流体との温度差も小さくなる。ここで、蒸発器６を
通過する流体（水・蒸気）は、熱吸収してエンタルピが
上昇しても、温度変化が少ない特徴があることから、風
道蒸発器９を通過して蒸発器出口に戻る流体との温度差
も少なくボイラ特性への影響も殆どないと云える。
が、図示するように、圧力・温度域の特性上、蒸発器で
の昇温は、５〜７℃と少ないことから風道蒸発器を通過
した流体との温度差も小さくなる。ここで、蒸発器６を
通過する流体（水・蒸気）は、熱吸収してエンタルピが
上昇しても、温度変化が少ない特徴があることから、風
道蒸発器９を通過して蒸発器出口に戻る流体との温度差
も少なくボイラ特性への影響も殆どないと云える。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、灰中未燃分の低減が可
能となり、また、空気予熱器出口側の空気を加熱するこ
とから、ガス温度上昇によるボイラ効率低下もなく効率
向上が可能となる。
能となり、また、空気予熱器出口側の空気を加熱するこ
とから、ガス温度上昇によるボイラ効率低下もなく効率
向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係るボイラ装置における概
略的な煙風道系統及び流体経路を示す図である。
略的な煙風道系統及び流体経路を示す図である。
【図２】従来技術における概略的な煙風道系統及び流体
経路を示す図である。
経路を示す図である。
【図３】プラントのＰ−Ｉ線図の一例を示す図である。
【図４】空気温度と灰中未燃分との関係を示す図であ
る。
る。
１ 押込ファン ２ 空気予熱器 ３ ウインドボックス ４ 火炉・ケージ ５ 過熱器 ６ 蒸発器 ７ 節炭器 ８ 連絡管 ９ 風道蒸発器 １０ バルブ １１ 汽水分離器
Claims (2)
- 【請求項１】 熱吸収による温度変化の比較的少ない加
熱器を有するボイラ装置であって、 前記加熱器と並列接続された風道蒸発器を設け、 空気予熱器から送られた燃焼用空気を前記風道蒸発器を
通し温度上昇させてボイラウインドボックスに送給する
ことを特徴とするボイラ装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のボイラ装置において、 前記風道蒸発器は、前記加熱器とその出入口を連絡管で
接続され、前記連絡管に設置されたバルブで流量調整さ
れることを特徴とするボイラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001062186A JP2002267154A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | ボイラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001062186A JP2002267154A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | ボイラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002267154A true JP2002267154A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18921363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001062186A Pending JP2002267154A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | ボイラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002267154A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205188A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 廃熱利用の省エネルギー設備 |
| CN104864380A (zh) * | 2015-05-14 | 2015-08-26 | 张国银 | 一种立式燃油燃气蒸汽锅炉 |
| CN104913499A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-09-16 | 张国银 | 一种立式燃油燃气常压热水锅炉 |
| JP2020528535A (ja) * | 2017-07-27 | 2020-09-24 | スミトモ エスエイチアイ エフダブリュー エナージア オサケ ユキチュア | 流動床ボイラー設備及び流動床ボイラー設備において燃焼ガスを予熱する方法 |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001062186A patent/JP2002267154A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007205188A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 廃熱利用の省エネルギー設備 |
| JP4554527B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2010-09-29 | 株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス | 廃熱利用の省エネルギー設備 |
| CN104913499A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-09-16 | 张国银 | 一种立式燃油燃气常压热水锅炉 |
| CN104864380A (zh) * | 2015-05-14 | 2015-08-26 | 张国银 | 一种立式燃油燃气蒸汽锅炉 |
| JP2020528535A (ja) * | 2017-07-27 | 2020-09-24 | スミトモ エスエイチアイ エフダブリュー エナージア オサケ ユキチュア | 流動床ボイラー設備及び流動床ボイラー設備において燃焼ガスを予熱する方法 |
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