JP2002265924A - 親水化処理剤、その製法および塗膜の親水化方法 - Google Patents
親水化処理剤、その製法および塗膜の親水化方法Info
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Abstract
簡単に表面を親水化することができる親水化処理剤を提
供する。 【解決手段】下記式(1)で表わされるシリケート化合
物の加水分解物、ノニオン系界面活性剤、水および親水
性有機溶剤を含んでおり、上記ノニオン系界面活性剤
が、アルキレンオキサイドユニットを有しており、その
HLBが10〜15であって、上記水に対する量が0.
02〜10質量%である親水化処理剤。 【化1】 (式中、nは、1〜30の整数を表す;R1は、異なる
ものを表わしてもよく、置換基を有するか若しくは置換
基を有しない炭素数1〜8のアルキル基を表す)
Description
製法および塗膜の親水化方法に関する。
物質が付着し、その外観が損なわれる場合が多い。この
ため、シリケート化合物を添加して塗膜表面を親水化す
ることにより、塗膜の耐汚染性を向上させることが行わ
れてきた。例えば、特開10−140077号公報に
は、酸エポキシ硬化系の塗料にテトラメチルシリケート
及び/又はテトラエチルシリケートの縮合度2〜10の
低縮合物(シリケート低縮合物)を配合した自動車上塗
り塗料が開示されている。この塗料から得られる塗膜
は、その置かれた環境により、初期の耐汚染性が充分で
ないことがある。さらに、塗装ラインにおける補修の際
に、塗膜表面がポリッシュされて親水性を失い、その結
果、補修部分のみが耐汚染性が低下することによる外観
不良の問題点を有している。
には、シリコン化合物若しくはその加水分解縮合物
(a)、又は、(a)とシリコン化合物を加水分解でき
る触媒及び/若しくは有機溶剤との混合物を上塗り塗膜
上に塗布する上塗り塗膜の耐汚れ処理方法が開示されて
いる。しかしながら、この耐汚れ処理方法により表面に
形成される塗膜は、降雨により親水化されるものである
ため、初期の耐汚染性が不充分である。
は、テトラメトキシシランを水に配合して得られるハー
ドコート用組成物が開示されている。この組成物は、含
浸法により膜を形成することは可能であるが、スプレー
法では膜切れが発生する問題点を有している。また、こ
の組成物によって表面を親水化する目的については何の
記載もない。
レーなどの簡易で効率的な塗布によって、簡単に表面を
親水化することができる親水化処理剤を提供することに
ある。
で表わされるシリケート化合物の加水分解物、ノニオン
系界面活性剤、水および親水性有機溶剤を含んでおり、
上記ノニオン系界面活性剤が、アルキレンオキサイドユ
ニットを有しており、そのHLBが10〜15であっ
て、上記水に対する量が0.02〜10質量%である親
水化処理剤である。
1は、異なるものを表わしてもよく、置換基を有するか
若しくは置換基を有しない炭素数1〜8のアルキル基を
表す)上記シリケート化合物の加水分解物の含有量が
0.05〜10質量%であることが好ましい。
シリケート化合物を、水と親水性有機溶剤との混合溶液
中で加水分解するとともに、アルキレンオキサイドユニ
ットを有しており、そのHLBが10〜15であるノニ
オン系界面活性剤を添加することを特徴とする親水化処
理剤の製造方法である。
1は、異なるものを表わしてもよく、置換基を有するか
若しくは置換基を有しない炭素数1〜8のアルキル基を
表す)上記ノニオン系界面活性剤の添加が、上記加水分
解の前に行われるものであってもよく、上記加水分解の
後に行われるものであってもよい。本発明は更に、塗膜
表面に、上記の親水化処理剤を塗布することを特徴とす
る塗膜の親水化方法でもある。
ート化合物の加水分解物、ノニオン系界面活性剤、水お
よび親水性有機溶剤を含んでいる。上記シリケート化合
物の加水分解物は、上記式(1)で表わされるシリケー
ト化合物を加水分解して得られるものである。
整数を表す。30を超えると、シリケート化合物の粒子
性が高くなり、塗膜が白濁するなど外観に不具合が生じ
る。シリケート化合物の加水分解物を適度な粘度とする
観点から、1〜25が好ましく、5〜25がより好まし
い。
のを表わしてもよく、置換基を有するか若しくは置換基
を有しない炭素数1〜8のアルキル基を表す。炭素数が
8を上回ると、加水分解性が低下するため好ましくな
い。炭素数1〜4のアルキル基が更に好ましく、炭素数
1又は2のアルキル基が特に好ましい。最も好ましいも
のはメチル基である。
しない炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n
−アミル基、イソアミル基、ネオアミル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基等
の直鎖状又は分岐状のものが挙げられる。これらの中で
も、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基が好ましい。より好ましくは、メチル
基及びエチル基であり、特に好ましいのはメチル基であ
る。上記アルキル基の置換基としては限定されず、例え
ば、クロロ、ブロモ等のハロゲン;メトキシ、エトキシ
等のアルコキシ基、シアノ基、ジメチルアミノ基等を挙
げることができる。上記置換基を有する場合であって
も、アルキル基の炭素数は1〜8であることが好まし
い。
基を有しない炭素数1〜8のアルキル基であるシリケー
ト化合物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、
テトラ−iso−プロポキシシラン、テトラ−n−ブト
キシシラン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テトラ
−tert−ブトキシシラン、テトラ−n−ペントキシ
シラン、テトラ−iso−ペントキシシラン、テトラネ
オペントキシシラン等;それらの1種又は2種以上の縮
合物等が挙げられる。好ましくは、メチルシリケート及
び/若しくはその縮合物、又は、エチルシリケート及び
/又はその縮合物であり、最も好ましいのがメチルシリ
ケートの縮合物である。
例えば、「MKCシリケートMS51」、「MKCシリ
ケートMS56」、「MKCシリケートMS60」(い
ずれも商品名、三菱化学社製)等の市販品が挙げられ
る。上記エチルシリケートの縮合物としては、例えば、
「エチルシリケート28」、「エチルシリケート4
0」、「エチルシリケート48」(いずれも商品名、コ
ルコート社製)等の市販品が挙げられる。
有するアルコキシシリル基と当量以上の水と上記シリケ
ート化合物とを反応させることにより得られる。反応は
室温で進行するが、必要に応じて加熱することができ
る。好ましくは、触媒の存在する大過剰量の水中にシリ
ケート化合物を添加して放置しておくことにより、上記
シリケート化合物の加水分解物を得ることができる。上
記触媒としては、一般的に加水分解反応に用いられるも
のが使用できる。例えば、塩酸、酢酸、硝酸、ギ酸、硫
酸、リン酸などの無機酸;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、
シュウ酸、パラトルエンスルホン酸、安息香酸、フタル
酸、マレイン酸などの有機酸;水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等のアルカ
リ触媒;有機金属;金属アルコキシド、例えばジブチル
スズジラウリレート、ジブチルスズジオクチエート、ジ
ブチルスズジアセテート等の有機スズ化合物、アルミニ
ウムトリス(アセチルアセトネート)、チタニウムテト
ラキス(アセチルアセトネート)、チタニウムビス(ブ
トキシ)ビス(アセチルアセトネート)、チタニウムビ
ス(イソプロポキシ)ビス(アセチルアセトネート)、
ジルコニウムテトラキス(アセチルアセトネート)、ジ
ルコニウムビス(ブトキシ)ビス(アセチルアセトネー
ト)及びジルコニウムビス(イソプロポキシ)ビス(ア
セチルアセトネート)等の金属キレート化合物、ホウ素
ブトキシド、ホウ酸等のホウ素化合物等を挙げることが
できる。上記触媒の量は特に限定されないが、通常、上
記シリケート化合物に対して、0.1〜5質量%とする
ことができる。
る溶解性が充分でないため、効率的に加水分解反応を進
行させるためには親水性有機溶剤を加えて、系を均一化
することが好ましい。このような親水性有機溶剤として
は、水に自由に混和するものが好ましく、例えば、アル
コールとしてはメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等;またグリコール誘導体としてはエチレン
グリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノn−ブロピルエーテル、エチレングリコール
モノn−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル等;アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類;ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類が使用できる。上記親水性有機
溶剤の添加量は、上記シリケート化合物が溶解する量以
上であれば特に限定されない。
することにより、アルコキシシリル基に基づくピークが
消失していることを確認することができる。すなわち、
上記シリケート化合物の加水分解物は、先の式(1)に
おけるアルコキシシリル基がシラノール基に加水分解さ
れた構造を有していると考えられる。このシラノール基
を有していることで、塗布直後から親水性が発現するも
のと考えられる。ただし、上記加水分解物は、アルコキ
シシリル基が全てシラノール基に加水分解されていなく
てもよい。通常、触媒を含む均一な系では、室温で12
時間以上放置することで、目的とする加水分解物を得る
ことができる。このようにして得られる加水分解物は、
単離する際に、加水分解物間での縮合反応が進行してし
まう恐れがあるため、加水分解を行って得られた溶液の
まま使用することが好ましい。
化処理剤中における含有量は、上記加水分解前のシリケ
ート化合物として、0.05〜10質量%に相当する量
が好ましい。0.05質量%未満であると、充分な親水
性を付与することができず、10質量%を超えると得ら
れる膜の外観が低下する恐れがある。更に好ましくは、
0.1〜5質量%であり、特に好ましくは0.1〜3質
量%である。
オン系界面活性剤は、水の表面張力を低下させることに
より、塗布手段に依らずに親水化処理剤の均一な塗布を
可能にする。一方、カチオン系界面活性剤やアニオン系
界面活性剤では、親水化処理剤の安定性が低下したり、
均一な塗布ができない場合がある。
性基としてアルキレンオキサイドユニットを有している
ものが用いられる。このようなものとしてはポリアルキ
レングリコールモノアルキルエーテルが好ましい。上記
ノニオン系界面活性剤の親水性と疎水性とのバランスの
指標であるHLBは、10〜15である。これらの範囲
外では均一に塗布することができない恐れがある。なお
上記HLBは、ノニオン系界面活性剤全体の分子量をア
ルキレンオキサイドユニット部の分子量で割った値を2
0倍して得られる値である。
としては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、テトラメチレンオキサイドが挙げられ、この中でエ
チレンオキサイド及びプロピレンオキサイドが好まし
い。また、上記アルキレンオキサイドユニットの繰返し
数は7〜10であることが好ましい。また、アルキルエ
ーテルのアルキル基の炭素数は12〜18であることが
好ましい。
中における含有量は、親水化処理剤中に含まれる水に対
して、0.02〜10質量%である。0.02質量%未
満であると、親水化処理剤を均一に塗布することができ
ず、10質量%を超えても効果の向上が認められず、塗
膜性能に劣る場合がある。より好ましくは、0.1〜5
重量%である。
および親水性有機溶剤を含んでいる。親水性有機溶剤と
しては、先に挙げたものが使用できるが、揮発性や溶解
性を考慮すると、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコールが特に好ましい。水と親水性有機溶剤との
質量比は、特に限定されないが、例えば、5/95〜9
5/5とすることができる。
ることにより得られるが、上記シリケート化合物の加水
分解を行って得られる溶液、又は加水分解を行う前の溶
液に、所定量のノニオン系界面活性剤を加える方法によ
っても得ることができる。これらの場合、各成分が所定
の濃度になるように配合することが好ましいが、シリケ
ート化合物の加水分解を行って得られる溶液に対して、
水及び/又は親水性有機溶剤で希釈することにより、所
定の濃度に調整することもできる。なお、この方法で得
られる親水化処理剤は、加水分解に用いられた上記触媒
を含んでいる。
りしない限り、種々の基材に対して塗布が可能である。
特に塗膜上に塗布することにより、その表面を親水化す
ることができ、その塗膜に耐汚染性を付与することがで
きる。本発明の塗膜の親水化方法は、塗膜表面に上記親
水化処理剤を塗布することを特徴とするものである。塗
布の対象となる塗膜は特に限定されず、一般的には、建
築用、自動車用、工業用などの各種分野の上塗り塗膜を
挙げることができる。これら上塗り塗膜は溶剤系、水
性、粉体、UV硬化系など種々の塗料により形成するこ
とができる。また、塗布により耐汚染性が付与されるこ
とから、屋外で使用される物品上に形成された塗膜であ
ることが好ましい。より好ましくは、自動車ボディ用の
上塗り塗膜である。上記上塗り塗膜は、親水性又は親水
化可能な塗膜であっても、通常の塗膜であっても構わな
い。上記上塗り塗膜が親水性又は親水化可能な塗膜であ
る場合には、上記塗膜の親水化方法は親水性付与の補助
的手段となり、一方、上記上塗り塗膜が通常の塗膜であ
る場合には、上記塗膜の親水化方法は塗膜への新しい機
能付与手段となる。上記上塗り塗膜への塗布は、ライン
またはライン外での補修時に行われることが好ましい。
例えば、スプレー塗装、ロールコーター法、刷毛塗り、
浸漬塗装、ワイプ塗装等を挙げることができる。上記塗
布した後の乾燥方法としては、室温で乾燥するまで放置
してもよく、40〜100℃で1〜30分程度加熱する
ことにより行ってもよい。上記親水化処理剤の乾燥膜厚
としては、0.01〜10μmが好ましい。0.01μ
m未満であると、長期にわたり耐汚染性を得ることがで
きない場合があり、10μmを超えると、塗膜の透明性
に劣ったり、ワレ等が生じたりする恐れがある。より好
ましくは、0.01〜5μmである。
シリケートの縮合物、SiO2含有量51%;式(1)
におけるnは平均値として5)100gにトリス(2,
4−ペンタンジオナート)アルミニウム10%エタノー
ル溶液2.5gを加えて溶解させた。この混合液1.5
gにポリエチレングリコールモノラウリルエーテル(エ
チレンオキサイドユニットの繰返し数10;HLB1
4.1)0.0114g(水に対して0.02質量%)
を加え、エタノール41gに溶解させた。ついで水57
gを徐々に加えて撹拌し、室温で一夜放置して親水化処
理剤Aを得た。
剤の製造 実施例1において、ノニオン系界面活性剤として、表1
に示した種類及び量のものを用いたこと以外は同様にし
て、親水化処理剤B〜G及び比較用親水化処理剤a〜d
を得た。
わりに「MKCシリケートMS60」(三菱化学社製の
メチルシリケートの縮合物、SiO2含有量60%;式
(1)におけるnは平均値として26)100gを用
い、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテルの量
を0.318g(水に対して0.56質量%)としたこ
と以外は同様にして、親水化処理剤Hを得た。
水化方法 ユニポン400HKタキシエロー(日本ペイント社製、
アクリル・ポリエステルポリオール/イソシアネート硬
化系)を磨き鋼板に、乾燥膜厚45〜55μmになるよ
うにスプレー塗装し、90℃で20分焼き付けて硬化塗
膜を得た。この塗膜上に実施例1〜8及び比較例1〜4
で得られた親水化処理剤A〜H及びa〜dを、スプレー
を用いて、乾燥膜厚0.1〜0.5μmとなるように塗
装した後、60℃で5分乾燥した。得られた塗膜表面に
ついて、目視および指触で観察すると共に、協和界面科
学社製CA−A型接触角測定装置を用いて、その水接触
角を測定した。なお、親水化処理剤を塗布しないものを
比較例9とした。結果を表2に示す。
には、いずれにも指触のない透明で均一な膜が形成され
ており、その水接触角は耐汚染性が良好とされる50度
未満であった。これに対して、ノニオン系界面活性剤及
びその量が、本発明の範囲から外れたものを用いた比較
例では、膜切れが発生して塗膜全体を塗装することがで
きなかったり、ノニオン系界面活性剤が表面に浮き出て
きたりして、満足のいく結果を得ることができなかっ
た。
よりなるので、スプレーなどの簡易で効率的な塗布によ
って、簡単に表面を親水化することができる。本発明の
親水化処理剤の製造方法は、容易に目的とする親水化処
理剤を得ることができる。本発明の塗膜の親水化方法
は、もともと親水性を有さない塗膜に対して、容易に親
水性を付与し、耐汚染性塗膜を形成することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】下記式(1)で表わされるシリケート化合
物の加水分解物、ノニオン系界面活性剤、水および親水
性有機溶剤を含んでおり、前記ノニオン系界面活性剤
が、アルキレンオキサイドユニットを有しており、その
HLBが10〜15であって、前記水に対する量が0.
02〜10質量%である親水化処理剤。 【化1】 (式中、nは、1〜30の整数を表す;R1は、異なる
ものを表わしてもよく、置換基を有するか若しくは置換
基を有しない炭素数1〜8のアルキル基を表す) - 【請求項2】前記シリケート化合物の加水分解物の含有
量が0.05〜10質量%である請求項1記載の親水化
処理剤。 - 【請求項3】下記式(1)で表わされるシリケート化合
物を、水と親水性有機溶剤との混合溶液中で加水分解す
るとともに、アルキレンオキサイドユニットを有してお
り、そのHLBが10〜15であるノニオン系界面活性
剤を添加することを特徴とする親水化処理剤の製造方
法。 【化2】 (式中、nは、1〜30の整数を表す;R1は、異なる
ものを表わしてもよく、置換基を有するか若しくは置換
基を有しない炭素数1〜8のアルキル基を表す) - 【請求項4】前記ノニオン系界面活性剤の添加が、前記
加水分解の前に行われるものである請求項3記載の親水
化処理剤の製造方法。 - 【請求項5】前記ノニオン系界面活性剤の添加が、前記
加水分解の後に行われるものである請求項3記載の親水
化処理剤の製造方法。 - 【請求項6】塗膜表面に、請求項1又は2の親水化処理
剤を塗布することを特徴とする塗膜の親水化方法。
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