JP2002263998A - ポリシャ及び研磨方法 - Google Patents

ポリシャ及び研磨方法

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JP2002263998A
JP2002263998A JP2001389677A JP2001389677A JP2002263998A JP 2002263998 A JP2002263998 A JP 2002263998A JP 2001389677 A JP2001389677 A JP 2001389677A JP 2001389677 A JP2001389677 A JP 2001389677A JP 2002263998 A JP2002263998 A JP 2002263998A
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polished
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Makoto Miyazawa
信 宮沢
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性基材に貼り付けた研磨パッドが研磨中に
剥離し難く、研磨不良を発生させないポリシャ及びその
ポリシャを用いた研磨方法を提供する。 【解決手段】 弾性基材2の表面に研磨パッド3を強粘
着性接着剤層4を介して接着する。研磨パッド3に幅が
0.1〜5mmの通水溝5を設ける。研磨パッド3を多
角形のパッド31で構成する。被研磨物8の移動範囲領
域6を研磨パッド3がカバーするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリシャ及び研磨
方法に関し、特に、レンズ等の曲面の平滑化乃至鏡面化
に適したポリシャ及び研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラスチック製眼鏡レンズの
製造方法は、特開昭47−14776号公報に示される
ように、仕上げ寸法よりも肉厚の厚い一般的にセミフィ
ニッシュレンズと呼ばれる研磨加工前の眼鏡レンズを研
磨することにより行われる。このセミフィニッシュレン
ズを、一般的にアロイと呼ばれる低融点合金を用いて研
磨用の保持具に固定し、この保持具に固定したセミフィ
ニッシュレンズの眼球側(凹面側)の面を、装用者の処
方に応じた球面あるいはトーリック面形状に粗削りした
後、ラッピング加工に似た砂掛け加工と鏡面研磨加工が
施され、レンズの光学面を精密に仕上げることが行われ
ている。
【0003】砂掛け加工と研磨加工では、アルミニウム
や硬化プラスチック、発泡ウレタン等をその素材とした
曲面形状を有する硬質の研磨皿が用いられる。また、加
工の目的に応じて硬質の研磨皿表面に異なる種類の研磨
パッドを貼り付け、砂掛け加工および研磨加工を行って
いる。具体的には、砂掛け加工の目的は粗削りされた表
面をある程度の表面粗さになるまで平滑化するととも
に、粗削り時に発生した形状誤差を硬質の研磨皿形状に
合うように削りとることにある。その加工は、粒径10
〜20μm程度のシリコンジオキサイド、アルミニウム
オキサイド、シリコンカーバイド等の砥粒をその表面に
保持したファイニングパッドと呼ばれる砂掛け加工用の
研磨パッドを研磨皿の表面に貼り付け、水をかけながら
行われる。前記の粗削りの状態によって異なるが、最終
的にはRmaxで10μm以下の表面粗さが得られるま
で2回以上に分けて加工されるのが通常である。
【0004】続く鏡面研磨加工の目的は、砂掛け加工さ
れた表面を更に平滑にし所望の光学面に仕上げることに
ある。研磨加工では、砂掛け加工で使用した研磨皿かこ
れと同一形状の研磨皿表面に不織布でできた研磨加工用
の研磨パッドを貼り付け、砥粒を加工液中に分散させた
スラリを供給しながら行われる。
【0005】図4に、研磨皿を用いる鏡面研磨加工方法
を示す。図4(a)は研磨皿を用いてレンズ凹面を研磨
している状態を示す概略側面図であり、図4(b)は研
磨皿を上から見た上面図である。図4(b)に示すよう
に、ドーム状の研磨皿110の表面に花びら形の研磨パ
ッド100をその裏面に設けられている接着剤を利用し
て貼り付ける。プラスチック眼鏡レンズ研磨用として市
販されている研磨パッド100の多くは、ドーム状の研
磨皿110の曲面形状に馴染むように円形のパッドに放
射状の切欠部101を設けた花びら形状をしている。図
5に示すように、市販の研磨パッド100は不織布10
3の一面側に、プライマー層104を介して弱粘着性接
着剤層105が設けられている構造を有する。弱粘着性
接着剤層105によって研磨パッド100を研磨皿11
0に貼り付ける。研磨パッド100は研磨皿110の直
径よりごくわずか小さく、研磨パッド100が研磨皿1
10の表面をほぼ覆っている。そして、図4(a)に示
すように、被研磨物としてのレンズ8の凸面を低融点合
金等の接合材9を介して被研磨物取付部10に固定し、
このレンズ8の凹面に研磨皿110を押圧し、研磨皿1
10に回転を与え、被研磨物取付部10を介してレンズ
8に回転と揺動を与えながら研磨を行う。
【0006】ところが、近年では、眼鏡レンズの眼球側
の面に、装用者の処方に応じて軸対称非球面、非球面乱
視面、累進面、トーリック面と累進面とが合成された面
といった面形状を設ける高付加価値レンズも生産される
ようになってきている。これらのいわゆる自由曲面形状
はレンズの凹面側と同形状の凸面をもった剛体の研磨皿
では全面を連続的に摺り合わせることができない。
【0007】このため、図4に示した研磨皿110を曲
面形状の弾性基材に変更し、図4に示した花びら形状の
研磨パッド100を弾性基材に貼り付けた弾性ポリシャ
を用い、この弾性ポリシャをレンズの凹面に押し当てな
がら前記スラリを介在させて摺り合わせることにより、
鏡面仕上げを行っている。弾性基材は凹面の形状に追従
して変形しながら摺り合わせることが可能であるため、
自由曲面の研磨を行うことができる。このようなワーク
形状に倣って研磨加工を行う方法としては特開平8−2
06952号公報を例示できる。
【0008】このような弾性ポリシャを用いる場合、図
6に示すように、弾性基材2の大きさはレンズ8とほぼ
同じ径の研磨パッド100よりかなり大きくなる。その
理由は、弾性ポリシャの研磨速度が硬質の研磨皿より遅
くなるため、周速度を向上させて研磨速度を向上させる
必要があるからである。そのため、研磨パッド100の
外径は弾性基材2よりかなり小さくなり、被研磨物8の
運動範囲6をカバーするために、研磨パッド100は、
図6に示すように、弾性基材2の中心から偏心して貼り
付けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性基
材2の表面に従来から用いられている市販のプラスチッ
ク眼鏡レンズ研磨用の研磨パッド100を貼り付けた弾
性ポリシャを用いる研磨方法には、次のような問題点が
ある。
【0010】この研磨パッド100は、ワークを1つ加
工する度に貼り替える、いわゆるディスポーザブルタイ
プが一般的である。また、硬質研磨皿に貼って使うこと
を前提にしてあるため、剥がす際の作業性を考慮して接
着力を低くしてある。すなわち、少なくとも一回の研磨
加工に耐えうるだけの接着力があれば構わないわけであ
る。従って、このタイプの研磨パッド100を弾性基材
2に貼り付けた場合、その接着力の低さから下記の問題
が発生する。
【0011】まず、図6に示すように、レンズ8にある
研磨圧力で弾性基材2を押し当てながらレンズ8と弾性
基材2とを相対運動させながら研磨する際に、弾性基材
2がレンズ8の周縁で押されて変形し、レンズ8の鋭角
な周縁が花びら状の研磨パッド100の切欠部101や
端縁に潜り込み易い。そのため、レンズ8周縁が研磨パ
ッド100と弾性基材2との間に容易に入り込み、研磨
パッド100を剥ぎとってしまう。また、接着力が低い
が故に弾性基材2の形状変形に追従しきれず、研磨パッ
ド100が剥がれる場合が多々ある。
【0012】一部分でも研磨パッド100が剥がれる
と、剥がれた部分の研磨パッドが折り重なり、これが原
因で光学部品の研磨面にキズがつき、大抵の場合は所望
の外観品質を得ることができなくなり、研磨不良とな
る。よって、このように研磨耐久性が低い状態では安定
的に研磨加工を行うことが困難である。
【0013】更に、研磨加工中に弾性基材から部分的に
剥がれた研磨パッドを再生するには、接着剤で両者を貼
り合わせ直す必要がある等の問題点を有していた。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、弾性基材に接着した研磨パッドが研磨中に剥離し難
く、研磨不良を発生させないポリシャを提供することを
目的とする。
【0015】また、本発明は、弾性基材に接着した研磨
パッドが研磨中に剥離し難く、研磨不良を発生させない
ポリシャを用いた研磨方法を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため鋭意検討を重ねた結果、研磨パッドをプラ
イマー層、弱粘着性接着剤層を介して又は介さずに強粘
着性接着剤を用いて弾性基材に接着することにより、研
磨パッドのレンズ周縁による剥離等を有効に防止できる
ことを知見した。
【0017】また、従来の花びら形の研磨パッドでは切
欠部の幅が大きく、研磨パッドが存在しない切欠部は、
研磨パッドが存在する部分に比べて剛性が相対的に低い
ため、研磨加工中にレンズ周縁が入り込み易くなり、研
磨パッドが剥がれることを知見した。切欠部は、研磨く
ずの排出、研磨液の供給等の機能を有する通水溝として
研磨に必要であるため、かかる通水溝として、従来より
幅を狭くする、具体的には0.1〜5mm幅とすること
によって、レンズ周縁の入り込みを有効に防止し、研磨
パッドの剥離を防止できることを知見した。
【0018】通水溝の幅を狭くした研磨パッドとするに
は、幅の広い切欠部を埋めるようにパッドを配置するこ
とによって可能である。また、多角形のパッドを用いる
ことによって、曲面の弾性基材に対してパッドを互いの
隙間(通水溝)を小さくしながら弾性基材表面を覆った
研磨パッドとすることが可能である。
【0019】更に、研磨パッドを弾性基材表面に設ける
領域として、被研磨物を研磨する際に少なくとも被研磨
物が摺り合わせ運動する範囲を覆うことが好ましいこと
を知見した。これにより、レンズ周縁が入り込む端縁が
なくなり、更に剥離防止効果が高まる。
【0020】弾性基材は、曲面形状とすることで、曲面
形状を有する被研磨面への追従性を向上させることがで
きる。更には、弾性シートで構成することにより、内部
の圧力をコントロールすることで様々な形状を有する被
研磨面にも追従させることが可能となることも見出し
た。
【0021】研磨方法としては、弾性基材表面に設けら
れている研磨パッドを被研磨面に押し当てる方法を採用
することができる。弾性基材を弾性シートとすることに
より、内部の圧力をコントロールすることで様々な形状
を有する被研磨物にも追従させることが可能となること
も見出した。
【0022】従って、請求項1記載の発明は、弾性基材
の表面に研磨パッドが強粘着性接着剤層を介して接着さ
れていることを特徴とするポリシャを提供する。
【0023】請求項2記載の発明は、請求項1記載のポ
リシャにおいて、前記強粘着性接着剤層と研磨パッドと
の間にプライマー層及び/又は弱粘着性接着剤層が介在
していることを特徴とするポリシャを提供する。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のポリシャにおいて、前記研磨パッドに幅が0.1〜
5mmの通水溝が設けられていることを特徴とするポリ
シャを提供する。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項3記載のポ
リシャにおいて、前記通水溝が、前記研磨パッドに設け
られた切欠部と前記切欠部内に配置されたパッドとの間
に形成されていることを特徴とするポリシャを提供す
る。
【0026】請求項5記載の発明は、請求項3記載のポ
リシャにおいて、前記研磨パッドが、複数の多角形のパ
ッドから構成され、前記通水溝が、前記多角形のパッド
間に形成されていることを特徴とするポリシャを提供す
る。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項1〜5いず
れかに記載のポリシャにおいて、前記研磨パッドが、被
研磨物を研磨する際に少なくとも被研磨物が摺り合わせ
運動する範囲を覆って前記弾性基材上に設けられている
ことを特徴とするポリシャを提供する。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項1〜6いず
れかに記載のポリシャにおいて、前記強粘着性接着剤
が、両面接着用テープであることを特徴とするポリシャ
を提供する。
【0029】請求項8記載の発明は、請求項1〜7いず
れかに記載のポリシャにおいて、前記弾性基材が、曲面
形状を有することを特徴とするポリシャを提供する。
【0030】請求項9記載の発明は、請求項1〜8いず
れかに記載のポリシャにおいて、前記弾性基材が、弾性
シートで構成されていることを特徴とするポリシャを提
供する。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項1〜9い
ずれかに記載のポリシャの表面に設けられている研磨パ
ッドを被研磨物の被研磨面に押し当てて研磨することを
特徴とする研磨方法を提供する。
【0032】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の研磨方法において、弾性シートで構成されるドーム状
の弾性基材に圧力流体で張りを与えながら研磨すること
を特徴とする研磨方法を提供する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリシャ及び研磨
方法の実施の形態について説明するが、本発明は以下の
実施の形態に限定されるものではない。
【0034】本発明のポリシャ及び研磨方法の対象とな
る被研磨物としては、平滑化乃至鏡面研磨を必要とする
好ましくは凹面状の被研磨面を有するものであれば、制
限はない。例えば、カメラレンズ、望遠鏡用レンズ、顕
微鏡用レンズ、ステッパー用集光レンズ、眼鏡レンズ等
に代表される光学レンズの他に、プラスチックレンズを
注型重合するためのガラス型、携帯機器のカバーガラス
等の光学部品を挙げることができる。以下では、プラス
チック眼鏡レンズを代表として説明を行う。
【0035】プラスチック眼鏡レンズの凹面(眼球側、
内面ともいう)には、球面、回転対称非球面、トーリッ
ク面、累進面、あるいはこれらを合成した曲面等の形状
が形成される。一方の凸面には、球面、回転対称非球
面、累進面等が形成される。殆どの場合、凸面は、注型
重合法の型の転写で形成される。凹面の形状は、数値制
御等による研削加工で形成される場合が多い。研削加工
後は、所望の光学面に鏡面研磨する必要がある。
【0036】図1は、本発明のポリシャの一実施形態の
構造を示すもので、(a)は断面図、(b)は上面図で
ある。
【0037】このポリシャ1は、弾性基材2の外面に研
磨パッド3を強粘着性接着剤層4を介して接着した構造
を有する。
【0038】弾性基材2は、図1(a)に示すように、
弾性シートで構成され、ドーム状に成形されたドーム状
部21と、ドーム状部21の周縁に一体に設けられてい
る外方に突出したリング状のフランジ部22とを有す
る。図1には示していないが、市販の研磨パッドを用い
るときは、強粘着性接着剤層4と研磨パッド3との間に
図5に示したプライマー層104及び/又は弱粘着性接
着剤層105が介在する。研磨パッド3は、同一の大き
さの複数の正六角形のパッド31の互いの辺を近接させ
て弾性基材2の表面を覆うように形成されている。パッ
ド31間の隙間はパッドが形成されていない通水溝5で
あり、所定の幅になるようにパッド31が貼り付けられ
ている。通水溝5は、砥粒や水の供給、研磨くずを排出
する通路として機能する。この研磨パッド3の通水溝5
は、中心近傍から端縁に至るまで、通水溝5が連通して
いる構造となっている。弾性基材2上の研磨パッド3の
形成領域は、ドットで示す被研磨物の移動範囲領域6を
覆っている。
【0039】本発明のポリシャ1に用いられる弾性基材
としては、被研磨面の形状に沿った曲面の表面を有する
ことが好ましい。例えば、眼鏡レンズの凹面を研磨する
ときには図1(a)に示すようなドーム状部21を有す
る形状とする。ドーム状部21は、図1(a)に示すよ
うに、弾性シートをドーム状に成形し、圧力流体の内圧
でドーム状の形状を保持するものが例示できる。あるい
は弾性素材をドーム状のブロックに形成したもの、ドー
ム状の弾性シートの中空部を他の弾性素材で充填したも
のなどでも良い。弾性シートの厚みは0.1〜10m
m、特に0.2〜5mmの範囲が好ましく、JIS A
硬さ(タイプAデュロメータ)10〜100、ヤング率
102〜103N・cm-2の物性値を備えるものが好まし
い。弾性シートや弾性素材の材質は、天然ゴム、ニトリ
ルゴム、クロロプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NB
R)、シリコンゴム、フッ素ゴム等のゴム、ポリエチレ
ン、ナイロン等の熱可塑性樹脂、スチレン系、ウレタン
系等の熱可塑性樹脂エラストマーを例示することができ
る。
【0040】また、弾性基材2の直径は、研磨対象のレ
ンズの直径の1.1〜10倍、好ましくは1.5〜5倍
程度の大きさとすることが望ましい。研磨対象より弾性
基材の径を大きくすることによって、周速度を速くして
研磨速度を向上させると共に、弾性基材の形状追随性を
向上させることができる。
【0041】研磨パッド3は、例えばフェルト、不織布
等の布、ポリウレタン製等の多孔質素材で構成されるシ
ート、合成樹脂製のシートに短繊維が植毛されたものが
例示される。一般に市販されている硬質の研磨皿用の研
磨パッド100は、図5に示したように、不織布103
の一面側にプライマー層104、更に弱粘着性接着剤層
105が積層された構造を有する。本発明のポリシャ1
では、このような市販品の研磨パッド100を用いても
良い。この場合、プライマー層104のみ、または弱粘
着性接着剤層105のみを有する不織布103からなる
研磨パッドを用いても良い。なお、プライマー層104
はバインダー層と呼ばれる場合がある。
【0042】研磨パッドの形状は、ドーム状部21に貼
り付けることができるものであればどのような形でもよ
い。例えば図2(a)に示すポリシャ1bは、円形のパ
ッドに放射状に切欠部32を設けた花びら形の研磨パッ
ド3bが用いられている。この花びら形の研磨パッド3
bはドーム状部21の形状になじみ、ドーム状部21に
貼り付けたときに、放射状にほぼ一定の幅の通水溝5が
形成されるようになっている。この研磨パッド3bの弾
性基材2上における形成領域は、ドットで示す被研磨物
の移動範囲領域6を覆っている。花びら形の研磨パッド
3bの通水溝5の幅は、比較的広く、強粘着性接着剤層
4を用いたとしても、弾性基材2が変形するときにレン
ズ周縁で剥ぎ取られるおそれがある。
【0043】そのため、弾性基材2の上に接着される研
磨パッド3に設けられる通水溝5の幅は、0.1〜5m
m、好ましくは0.2〜3mm程度がよい。このように
通水溝5の幅を狭くすることによって、上記通水溝5の
機能を確保しつつ、レンズ周縁によって剥ぎ取られるお
それが無くなり、研磨パッド3の剥離による研磨不良の
発生を防止することできる。通水溝5は、上記通路とし
て機能するので、研磨パッド3の端から中央部に亘って
互いに連通していることが望ましい。
【0044】このように曲面上に接着する研磨パッドの
通水溝を狭くするには、例えば図2(b)に示すポリシ
ャ1cに用いられているような研磨パッド3cを例示す
ることができる。この研磨パッド3cは、図2(a)に
示した花びら型のパッド3bの幅の広い切欠部32にこ
の切欠部32を埋めるように細長いパッド33を設けた
構造を有する。通水溝5は、研磨パッド3cに設けられ
た切欠部32と切欠部32内に配置された細長いパッド
33との間の隙間として形成されている。
【0045】また、三角形、四角形、五角形、六角形等
の多角形のパッドを用い、これらの多角形の1種類又は
2種以上を組み合わせてそれらの辺を互いに近接するよ
うにして密集配置した研磨パッドに形成することにより
通水溝を狭くすることが可能となる。多角形のパッド
は、例えばロール状に供給されるパッドを裁断して切り
出すことで製造することができる。図1(b)に示した
ように、同一の大きさの複数の正六角形のパッド31の
互いの辺を近接させて弾性基材2の表面を覆うように形
成した研磨パッド3とすることができる。また、サッカ
ーボールの如く、五角形と六角形を組み合わせることも
有効である。
【0046】研磨パッド3を弾性基材2表面に設ける領
域として、被研磨物を研磨する際に少なくとも被研磨物
が摺り合わせ運動する範囲6をカバーすることが好まし
い。例えば、被研磨物を揺動運動させた場合にも、被研
磨物の被研磨面が研磨パッド3からはみ出さないように
研磨パッド3を弾性基材2上に設ける。これにより、レ
ンズ周縁が研磨パッド3の端縁をめくる余地が無くな
り、更に剥離防止効果が高まる。
【0047】本発明のポリシャ1で用いる強粘着性接着
剤層4は、例えば粘着力として、JIS Z 0237
による180度ピール強度が、1000g/25mm以
上、好ましくは1200g/25mm以上、最も好まし
くは1500g/25mm以上であることが望ましい。
高粘着力の接着剤を用いることにより、研磨パッド3と
弾性基材2との接着力が大きくなり、剥離し難くなる。
【0048】このような強粘着性接着剤層4を用いてパ
ッドを弾性基材2に貼り付けることにより、図6に示し
たような比較的切欠部101の幅が広い花びら形の研磨
パッド100が被研磨物の移動範囲領域6の一部に貼り
付けられている場合でも、十分に使用可能となる。
【0049】従来の硬質の研磨パッドに用いられていた
接着剤は、硬質研磨皿に貼って使うことを前提にしてあ
るため、剥がす際の作業性と糊残りを考慮して接着力を
低くしてあり、再剥離型に近い弱粘着性である。粘着力
は、JIS Z 0237による180度ピール強度が
750〜880g/25mm程度である。
【0050】強粘着性接着剤層4は、接着性や作業性を
考慮すると両面接着用テープとすることが望ましい。両
面接着用テープの基材としては、不織布、和紙、ポリエ
チレンフォーム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステ
ルフィルムなどを例示することができる。接着剤の種類
としては、上記粘着力を有すれば良く、制限はないが、
例えば天然ゴム系、SBR系、再生ゴム系等のゴム系接
着剤、アクリル系接着剤を用いることができる。その他
には、熱硬化性タイプのエポキシ樹脂系接着剤や瞬間接
着剤等が例示できる。
【0051】次に、図1に示したポリシャ1を用いて、
被研磨物として眼鏡レンズの凹面を研磨する方法を図3
を参照して説明する。
【0052】ポリシャ1は、取付治具7に取付け、研磨
工具として用いる。取付治具7は、ポリシャ1を保持す
ると共に、ポリシャ1の内面側を密封空間に形成し、ポ
リシャ1の中に圧力流体を導入する流路として機能す
る。更に、図示しない研磨装置に装着して固定する機能
を有する。
【0053】取付治具7は、取付治具本体71とリング
状の押さえ部材72とを有する。取付治具本体71は、
円筒状の筒状部711と、筒状部711の上端部の外周
部に一体に設けられている筒状部711の軸と直交する
方向に張り出した筒状部711と同軸のフランジ状のポ
リシャ取付部712とを有する。押さえ部材72は、下
面が平坦でポリシャ取付部712の外周とほぼ同じ外周
を有するリング状である。筒状部711の下端部には、
研磨装置に装着して固定するためのテーパー状の装着部
713が外方に突出して設けられている。
【0054】ポリシャ1を取付治具7に固定するには、
ポリシャ1のフランジ部22をポリシャ取付部712上
に載置し、押さえ部材72をポリシャ1のフランジ部2
2の上に載置した後、図示しないボルト等で押さえ部材
72とポリシャ取付部712とを固定し、ポリシャ1の
フランジ部22をポリシャ取付部712と押さえ部材7
2の間に挟んで固定する。その結果、ドーム状部21の
内面とポリシャ取付部712上面との間にはドーム状の
密封空間23が形成され、その密封空間23は筒状部7
11の空隙を介して外部と連通する。
【0055】被研磨物8の凸面には、例えば低融点金属
やワックスなどの接合材9を介して研磨装置のチャック
に装着して固定される被研磨物取付部10が接合され
る。図示しない研磨装置のチャックは、回転駆動され、
被研磨物8は所定の回転速度で自転する。また、チャッ
クは例えば空気圧が加えられ、被研磨物8をポリシャ1
に対して所定の研磨圧力で押し当てることができるよう
になっている。更に、研磨装置の被研磨物8を支持する
チャックは、被研磨物8の回転軸がドーム状部21の頂
点近傍と端部側とを往復する揺動運動を行う。
【0056】研磨に際しては、図3に示すように、ポリ
シャ1を取付治具7を介して図示しない研磨装置の回転
台に装着し、所定の圧力の水や圧縮空気等の流体をドー
ム状部21の内面とポリシャ取付部712との間の密封
空間23に送り、密封空間23を所定の圧力に維持し、
ドーム状部21に張りを与える。また、取付治具7の筒
状部711の中心軸を回転軸として回転させる。そし
て、弾性ポリシャ1に所定の圧力の内圧で張りを与えな
がら所定の回転数で自転させつつ、被研磨物8を所定の
回転数で自転させながら所定の研磨圧力で弾性ポリシャ
1に押し付けると共に、被研磨物8に揺動運動を与え、
ノズル12から研磨剤を含むスラリー13を弾性ポリシ
ャ1表面に供給しながら研磨を行う。
【0057】このような研磨方法によれば、研磨パッド
3が高粘着性接着剤層4を介して弾性基材2に接着さ
れ、研磨パッド3に設けられている通水溝5の幅が狭
く、しかも、被研磨物8の移動範囲領域6を研磨パッド
3がカバーしているので、レンズ8の周縁が研磨パッド
3と弾性基材2の間に食い込むことを有効に防止でき
る。そのため、研磨パッド3が弾性基材2から剥離し難
く、剥離による研磨不良の発生を抑制し、歩留まり良く
研磨を行うことができる。
【0058】(実施例)以下に、一例として、プラスチ
ック眼鏡レンズで、凸面側が成形型で光学的に仕上げら
れ、凹面側を所望の曲面形状に切削加工した後に、本発
明のポリシャを用いて研磨加工し鏡面化する場合につい
て説明する。
【0059】まず、従来同様プラスチック眼鏡レンズ成
形工程を経て、所望のセミフィニッシュレンズ成形を行
う。次に、成形されたセミフィニッシュレンズをブロッ
ク冶具(接合材)9に貼り付け、続いて形状創成工程で
セミフィニッシュレンズの凹面を顧客の処方を満足する
形状に削り出す。本実施例では、切削により曲率半径1
09.09mmの球面に創成されたセミフィニッシュレ
ンズ(以降、ワーク8と呼ぶ)を図示しない研磨装置に
取り付けた。前記研磨装置には、プライマー層および弱
粘着性接着剤層を有する不織布からなる研磨パッドが、
弾性シートからなる弾性基材2の表面に、強粘着性接着
剤層4を介して担持されている構成のポリシャ1が取り
付けられている。研磨パッドは、図2(b)に示す研磨
パッド3cで、研磨加工の際の摺り合わせ運動でワーク
8が接触する範囲6全てに研磨パッド3cが存在してい
る。
【0060】研磨パッド3cとしては、(株)スリーエ
ム社製の不織布タイプの研磨パッド・商品名:ブルーパ
ッドを、また、強粘着性接着剤層としては、(株)積水
化学社製の両面接着テープ・型番#595(基材が和紙
で、アクリル系粘着剤層を備え、粘着力は1000g/
25mmである)を、弾性基材2としては、曲率半径8
0mmの球の一部を切り出した中空形状で厚さ3mm、
JIS A硬さ(タイプAデュロメ−タ)60のニトリ
ルゴムを用いた。
【0061】図3に示したように、弾性基材2の内側
に、0.6Kgf/cm2の圧縮空気を供給して形状を
コントロールした。また、砥粒を分散させた加工液13
を図示しない加工液供給手段によりワーク8とポリシャ
1との間に供給した。砥粒としては中心粒径が1.2μ
mのAl23を使用した。
【0062】これらの条件のもと、ワーク8を10rp
m、弾性ポリシャ1を300rpmでそれぞれ回転する
と共に図示しない運動機構により相対的に揺動させ、ま
た図示しない加圧手段により15kgfの研磨圧力を付
加することにより約8分間研磨加工した。
【0063】同一条件のもと、ワーク8を10枚研磨加
工したが、ワーク8の周縁部が研磨パッド3cと弾性ポ
リシャ1との間に入り込むことなく、すなわち研磨パッ
ド2cが剥がれることなく研磨加工を完了し、10枚と
も所望の光学面を得ることができた。
【0064】
【発明の効果】本発明のポリシャは、弾性基材に接着し
た研磨パッドが研磨中に剥離し難く、研磨パッドの剥離
による研磨不良を発生させず、高い歩留まりで研磨を行
うことができる。
【0065】本発明の研磨方法によれば、弾性基材に接
着した研磨パッドが研磨中に剥離し難いポリシャを用い
るので、研磨パッドの剥離による研磨不良を発生させ
ず、高い歩留まりで研磨を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリシャの一実施形態を示すもので、
(a)は断面図、(b)は上面図である。
【図2】(a)は本発明のポリシャの一実施形態を示す
上面図、(b)は他の実施形態を示す上面図である。
【図3】本発明のポリシャの一実施形態を用いてレンズ
の凹面を研磨する方法を示す断面図である。
【図4】(a)は硬質の研磨皿を用いてレンズ凹面を研
磨している状態を示す概略側面図であり、(b)は研磨
皿を上から見た上面図である。
【図5】市販の研磨パッドの構造を示す断面図である。
【図6】弾性基材に市販の研磨パッドを貼り付けた状態
を示す上から見た上面図である。
【符号の説明】
1、1b、1c ポリシャ 2 弾性基材 21 ドーム状部 22 フランジ部 3、3b、3c 研磨パッド 31 パッド 4 強粘着性接着剤 5 通水溝 6 被研磨物の移動範囲領域 7 ポリシャ取付治具 8 被研磨物(レンズ) 9 接合材 10 被研磨物取付部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性基材の表面に研磨パッドが強粘着性
    接着剤層を介して接着されていることを特徴とするポリ
    シャ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリシャにおいて、 前記強粘着性接着剤層と研磨パッドとの間にプライマー
    層及び/又は弱粘着性接着剤層が介在していることを特
    徴とするポリシャ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のポリシャにおい
    て、 前記研磨パッドに幅が0.1〜5mmの通水溝が設けら
    れていることを特徴とするポリシャ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のポリシャにおいて、 前記通水溝が、前記研磨パッドに設けられた切欠部と前
    記切欠部内に配置されたパッドとの間に形成されている
    ことを特徴とするポリシャ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のポリシャにおいて、 前記研磨パッドが、複数の多角形のパッドから構成さ
    れ、 前記通水溝が、前記多角形のパッド間に形成されている
    ことを特徴とするポリシャ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれかに記載のポリシャ
    において、 前記研磨パッドが、被研磨物を研磨する際に少なくとも
    被研磨物が摺り合わせ運動する範囲を覆って前記弾性基
    材上に設けられていることを特徴とするポリシャ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれかに記載のポリシャ
    において、 前記強粘着性接着剤が、両面接着用テープであることを
    特徴とするポリシャ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7いずれかに記載のポリシャ
    において、 前記弾性基材が、曲面形状を有することを特徴とするポ
    リシャ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8いずれかに記載のポリシャ
    において、 前記弾性基材が、弾性シートで構成されていることを特
    徴とするポリシャ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9いずれかに記載のポリシ
    ャの表面に設けられている研磨パッドを被研磨物の被研
    磨面に押し当てて研磨することを特徴とする研磨方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の研磨方法において、 弾性シートで構成されるドーム状の弾性基材に圧力流体
    で張りを与えながら研磨することを特徴とする研磨方
    法。
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